【竜盤】【帝国】何か怪しい帝都周辺調査依頼
紀藤トキ
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シナリオID:1616
オープニング
アポイントもなく、護衛を引き連れて突然やって来たドン・ゴーフルの開口一番の言葉に、ヴィルジニア・テレーザ・セルッティは白目を剥きかけた。言うに事欠いて、なんという弾を持ち出すのか。駆け引きの手練手管を尽くしてくるかと思えば、こういう予想外の事を持ち出すのがこのゴブリンの怖い所だ。
「……まあ、レイウェスト殿下が喜ぶだろうね、きっと」
とりあえず、当たり障りのない感想を述べる。どんな手でそれを為すのか。何の目的でやろうというのか。聞きたい事は幾らでもあるのだが、それを見せるのは下策だ。そう考えたヴィルジニアへ、ゴーフルはククッと喉奥で笑いを零した。
「そこをあの坊主には、伏せて話を動かしてェんだ。ああ、待て。理由はあるからよォ。ところで客に茶と菓子も出無いのか?」
帝都に忍び込ませるのは、ドン・ゴーフルの手下となったとあるゴブリン――元メドゥの指先の幹部である『アダム』だと彼は言う。帝国皇子の元に帝都の情報を伝えるとして、その情報源が悪党のゴブリンであるのは外聞が悪かろう。さらには、試してみなければ出来るかどうかの確証がないとも。
「前に行ったことがあるとは言うんだがな。今、行けるかはわからんとさ」
「なるほど、ぬか喜びさせるのも可哀想、ってかい? 随分お優しい事だね」
「信用ねェなあ。俺ァ餓鬼には優しいんだぜ? おっと、こいつはなかなか美味い。いい菓子屋使ってるな」
「はいはい。後で包ませるよ。それにしても、わざわざ顔を見せてそんな話に来たのは理由があるんだろ? アタシに何をしろっていうのさ」
ゴーフルが依頼したのは、冒険者ギルドを使う事。それも、集まってくる冒険者のみならず受け付けるギルド職員にも情報を伏せて……、だ。ギルドの依頼では必要に応じて依頼主が受ける相手への情報を制限する事はあるが、基本的に職員は知らされている事が望ましい。依頼など二度と出さないような者ならともかく、今後も冒険者ギルドとつきあいが続くだろうゴールディが渡るのは、それが明るみに出た場合を考えるといささか危ない橋と言える。それ故に、トップに話をつけに来たということだろう。
依頼としては、あくまで帝都近郊への偵察であり、内部へアダムを送り込むことは伏せる。まあ、アダムも有名人なので姿を見られれば何かあると察する可能性はあるが。
「なあに。出発までバレなきゃイイんだよ。あの皇子に事前に伝わるのだけは避けてェ。話がややこしくなる予感しかしねぇからな」
「……やりかねないね。殿下は年の割に計算ができる方だけど、欲も深い。帝都に近づける機会があるなら、それだけでは終わらないだろうね。吹っ切れているようには見えはするが、近衛騎士への執着もあるだろうし」
帝都の中まで見に行くのだと言えば、同行を主張される可能性があるとゴーフルは言い、ヴィルジニアは懸念を認めた。彼女が口車に乗せたとはいえ、皇子自ら征竜に会いに極北の地へ向かった話は記憶に新しい。彼が必要だと思えば、乗り込んでくる可能性はある。
「依頼の表向きは、帝都の遠くで例の黒い霧って奴の範囲を調べ、ついでに化け物を狩るってとこだな。アダムの奴を送り込むのは、物のついでって事だ」
「ついででンな事やられちゃ、たまらないね。で、実際は何を企んでるんだい」
ジト目で睨む美女に、ゴーフルは少し口ごもったが、肩をすくめて降参の意を示した。
「帝都にな。もしかしたらドワーフ連中がやりあってる奴らとの戦いに効くもんが落ちてるかもしれねぇってんだ。それを拾いに行くって事よ」
「それこそ何で伏せるのさ。ゴールディの名前でドワーフに大々的に恩を売れば……って、そこも同じ理由か」
「おうよ。あいつを使える事も、使ってることも表沙汰にはしたくねェ。まだ、な」
同盟都市の市長としてのヴィルジニアから見ても、ドワーフ王国の混乱は程々にとどまって欲しい。ゴーフルの目が嘘をついていないか睨みながらも、理由がそれであるならば、協力するのもやぶさかではないと思った。
しかし、胸中は穏やかではない。
ドン・ゴーフルの帝国への協調は広く知られるところだ。ゴールディがリブラネスタなどの他の勢力に比べて帝国への寄与が過大であるならばともかく、現状で彼が外聞を気にしている、というのは糊塗の類いだろう。
しかし、此処で『切り札』を切る以上、ドンがこの仕掛けに茫漠な価値を見出しているのは間違いない。
メドゥの指先幹部だからこそ知っている何かが帝都にあり、それが今、最も高値で売れると見込んでいるというのならば――狙いは、言葉通りにドワーフ王国なのか。
商人としての直感は懸念を覚えているが、情報が足りず、的を絞れない。
一方で、ドンにとって帝国の趨勢は生命線でもある。
ヴィルジニアの妨げにはなりがたいのは確かであった。
「……気に食わないけど、乗るよ。詳細を詰めようじゃないか」
●
『帝都周辺の調査:黒い霧の効果範囲の淵で状況の変化を確認する。夕刻に現地入りし、野営の後翌朝に撤収の予定。クリーパーの襲撃が予想される』
『現地にてゴブリンの協力者と合流する。彼の調査にも協力する事』
『依頼者:冒険者ギルド』
翌日に、冒険者ギルドに掲示されたのは以上のような内容だった。
解説
マスターより
リプレイ
「昔の休憩所か。酷い物だが施設は残っているんだな」
ルチル・プルメリア・グレイハーツの栗鼠が身を隠せる樹はないにせよ、馬に水を与える為と思しき井戸が残っているのは僥倖だ。あるいは、だからこそ冒険者ギルドがキャンプ地として指定したのだろうか。小さな小屋は倒壊しており、かつてはあったかもしれない寝具などは残っていない。冒険者であれば風邪を引く事は無いにせよ、一晩過ごすには寒々とした景色だった。
「手伝ってください、ゲルを立てますよ!」
「では、隣に私のゲルも設置しますね」
アルマ・ヴァレンタインが荷馬車からゲル一式をおろしてくると、コルネリウス・アーラも持参していたゲルの杭を打つ。野営の交代時に用いる予定のようだ。ゼラルム・エルホワイトは少し離れた場所にゲルを出し、野営セットを広げている。
「私のゲルは、共有いたしませんよ?」
「あ、うん。そう言っておこうね、ゼー君」
自分の領域という物に拘りのあるゼラルムからすれば、安息の場を共有する事が信じがたい。連れのサニー・フォン・オルライトは彼のそういう傾向と共に旅する間の平民的な常識も分かっており、波風立たぬように周りへ事前に話しておいた。
「では、私は調理用具を用意しておこうか」
「手伝うよ」
「お肉もあるので、馬車から持って行ってくださいね! 交代の合間に焼いて食べてもらいましょう」
シルヴィア・A・カペルが野営セットを取り出し、海神・江流が手を貸しているところへアルマが声を掛けた。
「僕は夜に活動しますので。ひとまず休ませてもらいましょうか」
向こうでは早々に夜番を決め込んだキーゼがワインを傾け始めている。イズレンディル・パラリムは偏りが出ないよう、周囲に役割や時間帯の分担を提案した。
「調査や索敵には、漏れが無いようにしたいですからね」
「この後は夜ですから眼だけでなく、耳も澄ませて索敵にあたりましょう!」
お任せください、と胸を張るハルハン・ツァガーンナルの他、多くの冒険者が暗視やサーマルアイを用意し、超聴覚や超視覚といった感覚強化も準備していた。しかし、闇夜を見通す視力を強化しても、深い黒霧を見通すことはできない。
「久方ぶりに、帝都を遠目にでも見る事ができるのかと淡い期待を抱いておりましたが……ふむ、案の定、黒い霧で良く見えませんね」
予想はしていたのだろう、セロンガード・シュタインドルフの声に落胆の響きはさほどなかった。ヴィントに比べても巨大な筈の帝都だが、自然ならざる濃霧に覆われその城壁すら見えぬ。ましてや、中央にそびえているらしい幽界樹など輪郭すらもつかめなかった。
「世界を変えてしまった木は……見えないか」
この世界の危機にも手を出さぬ理由が征竜にはあるのだろう。あるいは征竜ですら手をこまねく何かがあそこにあるのか。征竜を信奉するアリオン・リューはその知識を求めてこの依頼を受けている。依頼内容が調査であるため、他にもテーマを決めて観察する者もいた。
「やっぱり幽界樹は、樹木っぽいのでしょうか……?」
クリーパーなので外見が似ているだけの筈なのに、とツァガーンナルが不思議そうに思う。『幽界樹の仔』は『実』と呼ばれる物を植え付けて寄生していたようだが、もしかしたら『幽界樹の果実』などもあるのかもしれない。などと言えば、その味が多少なりと気になるのは、この場ではアルマ位であろうか。
「できれば、霧の内外や場所ごとの温度変化も確認したかったのですが……」
困り顔でイズレンディルが言う。ヴィントで対した霧と同じく、踏み込めば弱き者から力が抜けていく効果に加え、霧としての物理的な存在感もあるようだ。現地に来てみた感触では、夜霧の中へサーマルアイのみを頼りに踏み込むにはいささか不安があった。
「そういう事なら、各々で確認した情報を共有すれば助かるんじゃないかな?」
押しつけがましくはならぬよう気を付けつつ、アリオンが提案する。
「それなら偵察の時に気を付けるようにするね」
「それは良いね。俺も帝都に向かう際に気に留めておく」
ならば、と暗視と合わせ持っていたララベル・サン・ディーベルとヨル・スレイマンが請け負った。そんな打ち合わせの様子を、エルゼリオ・レイノーラはもの言いたげに見ている。
(調査って簡単に言うけど、具体的には何をするんだろう? 皆が言うように黒い霧の効果とか、幽界樹の確認とか? ……何かハッキリしないよね~)
(……何だか色々と腑に落ちない所もありますが、今は目の前に集中しますか)
同様に不可解な事を感じていたヴィルヘルミナが、それでもと切り替えたところにそれが音もなく現れた。
●
「……合流しタゾ」
先ほどまでは居なかった筈の建物の陰から歩み出て、そう言葉を発した人影に一部の冒険者達の動きが止まる。
「アダムか?」
耳元でルチルに囁かれたギャメルは、ぎくしゃくと頷いた。かつては敵として対し、その後ドン・ゴーフルの元にあると言う話を聞いていた者もいる。ギャメルの様に、そうなってからを知る者もいる。
(やはり『アダム』か……。サウゼルでの決戦以来会ってはいないが)
それ以後を知らぬナハティガル=ラーから見れば、どこか不自然な気配がある。健康状態ではない。あれだけ豊かだった表情が失せているのだ。
「ドン・ゴーフル様の護衛となられたとはお伺いしておりましたが、以前とあまりにもご様子が……」
(俺達の事は憶えているのか……?)
レティシア・レインフィールが眉を顰め、ナハティガルも懸念を顔に浮かべた。そんな様子に首を傾げつつも、ミーミル・ロッポラは笑顔で歩み寄る。事情を知らない彼女は(気まずそうなのは協力者が冒険者ではないからかな?)程度の気持ちだった。
「今回は一緒に頑張ろうね。よろしくね!」
「そうダナ」
固くなっていたかつてのアダムを知る者たちも、それを機にアダムへ言葉をかけ始める。レティシアの様に挨拶を交わす者もいれば、イズレンディルのように一瞥を向けて特に干渉しない者もいた。
「帝都に何を探りに行くのかは知らんが、一つ聞く。エフレム殿に要らん入れ知恵をしてこの事態を引き起こしたのはメドゥの指先ではなかろうな? 貴様らが関わっていたなら貴様が出歩けるのに納得しかできんのだが」
「俺は知らナイ」
睨め上げるベルク・オスマットへ、アダムは無表情のままそう答えた。ベルクはそのままじろじろとアダムの様子を伺うも、反応らしい反応が無い事にため息を吐く。
「かつて至近でやりあったから誰なのかはよくわかるが、よくドンはこやつを制御できているな」
「へぇ、この人がアダムさん」
周りの話を聞いて、このゴブリンが『元メドゥ幹部のゴーフルの部下』と認識したエルゼリオは、彼を送り込んできたゴーフルに裏の意図があるのだろうと感じていた。
「ゴブリンの実力者……なるほど、そういう事でしたか」
ざわついた様子に、セロンガードも興味深げな視線を送る。
(あいつを人前に出してまで調査するとなると、よほど重要な目的があると見えるね。意味深に伏せていた辺り、冒険者ギルドへも話は通ってるって事かい)
ルチルはギルドやゴーフルがまだ何かを秘密にしたいという事情を考慮しつつも考察は進める。そこまでして成そうとする目的は、いったいどういう物なのか。怪しみ、あるいは値踏みするような大勢の視線を感じていない筈もないが、アダムはそのすべてを黙殺して無頓着に立っている。
(アダムが利用されてるのは知ってる。けど、ドンはゴブリン全体の事を考えてくれてる気がすんだよな……)
異常なアダムの様子を見て悲しくなりながらも、ギャメルはその事を言い立てる気はなかった。その罪悪感を隠すように、ギャメルは温めたチョコや毛布を手にアダムへ話しかける。話しかけながら、その反応を伺ってもいた。
(エーテルによる大概の影響は授恵者なら時間が過ぎて解けるはず。でもこの様子はまともじゃないぜ。少なくともオレの知ってるような魔法に寄らない、催眠か暗示の類だな)
ギャメルの魔法知識で言えば有りそうにない状態だが、『特殊な魔術』が無いとは言い切れない。ナハティガルは、透徹した目でギャメルとアダムを見つめていた。
(アダムを動かす以上、ドンはこの依頼を通して何かを企んでいるのだろうが――)
彼らがドンを信じる所以は、彼が口にした『安住の地を作りたい』と言う願い。アダムの姿を見てもなお、ドンへの信頼はまだ揺らいでいなかった。
(ドンはきっといい人だよ。前にボクが作ったスイーツを美味しく食べてくれたから……)
2人のゴブリンを悩ます難しい話はさておいて、やはりドンとの接点があるアルマも個人的な理由で彼を信じる事にした。アダムの事情はさておき、依頼は依頼で進まねばならない。その為の相談へ話題は動いていく。
「まあ、これもお仕事だからね。確認しておきたいんだが、『君の調査への協力』とは具体的に何をすればいいのかな?」
「ココの確保と、陽動ダ」
ヨルにそう問われ、アダムは少しばかり長めの長い言葉を返した。帝都に侵入すれば、目的が達成できようと出来まいとアダムは疲弊する筈だ。調査の成功率をあげるために突入前後の消耗を減らすことと、戻ってきた際に場合によっては必要となる安全な場の確保を求めているという事らしい。
「影渡りをなさるのに光が必要な時は仰ってください」
「要らナイ」
レティシアの問いには、明るい月灯りがあればそれで十分だと言う。むしろ帝都に近づいてからは灯りを消した方が良いらしい。だいぶ離れたこのキャンプ地はともかく、城壁に近づけば監視役のクリーパーがいる。以前に侵入したときはそうだったと言われれば、そうなのだろうと思うしかなく。
「という事はあたいはお留守番が良さそうだね。ラトを出すのも不安だし」
仕方が無くルチルがキャンプ地の守りに回り、それ以外にアダムに同行を希望したのは10名。キャンプの守りと周辺での調査を残る面々が受け持つ分担となった。相談の間にキャンプ地周辺の狭い範囲の探査を済ませたララベルが、少しの間だけ一同を先導する。
●
早番にはそのまま起きている事になったルチルと若年層が当たる事となった。イズレンディルと共に後に回る事となったコルネリウスは仮眠を少し遅らせて食事の支度をしている。
「休憩中に食べてくださいね」
そう言いおいてから彼女が眠りについてしばし。日は完全に沈み、月明かりがぼんやりとあたりを照らしている。黒い霧が濃くなる帝都側は相変わらず何も見えない。
「霧の中から不意打ちなんてされたくないよね」
ミーミルが耳をそばだてることしばし、帝都の方角から地響きに似た足音が聞こえてきた。ツァガーンナルもほぼ同時に警告を発し、サラとルチルがエーテル波で正体を探る。
「まだ遠い、な。ジュジュにも、探って来て貰う、ね」
「それじゃラトは別方向だ」
ペットの大鼬と栗鼠が地を駆けて暗がりの中に別の視点を確保した。あちらが気が付いているかは不明だが、クリーパーの進路上にキャンプ地があるようだ。ここまで引き込んで戦う理由もない。暗がりに慣れぬルチルと耳の良いミーミル、ツァガーンナルをキャンプ側の守りに残し、残りの半数ほどが迎撃に出た。
「来たみたい!」
「相手が一体なら、私が引き受けます」
ララベルが声をあげ、ゲルダ・クラインが相手の意識を自分へ向ける。普通の中型であれば、甘く見てよい敵ではないにせよ、この面々で十分対処できる相手だ。
「皆、頑張ろうね!」
アルマの掛け声と共に、エーテル波動が解放され、冒険者たちの身体から青白い光が立ち上った。ついでエンライトで周囲を照らすと、霧の中から姿を見せたクリーパーがはっきり見て取れる。鎧を着た四足獣の如き外見に、背から生えた四本の触手が蠢いていた。
「あれ、根っこじゃない、かな」
見咎めたサラの言葉が仲間に警戒を促す。ヴィントを攻めた時に見た『寄生体』よりも、ダルトートの『分かたれし幽界樹の仔』の方が仕上がっていた。今回の敵はダルトートの仔に近い性能のようで、本体と触手が別個に攻撃を加えてくる。が、防御に意を向けたゲルダの堅い守りを抜くことはできず、身を揺すったところへサラが放った矢が刺さった。続いてララベルが触手へ切りつけると、緑っぽい体液を噴き出す。
「一気に叩くよ!」
アリオンが渾身の一撃を叩き込むと、鎧が砕けたクリーパーは獣のような咆哮をあげた。その声はキャンプ地に残った面々の耳へも届く。その時、ルチルが鋭い声をあげた。
「新手だよ。あっちにいた小型の群れが向きを変えたみたいだね。今の声を聞いたのか……? 叩けるかい?」
「任せてください!」
力強く頷くミーミルと共に、ツァガーンナルもルチルの示す方向へ駆け出す。小型と言っても大型犬程のサイズのクリーパーが3体。2体はツァガーンナルの張った殺界に突っ込み、仲間の勢いが削げたのを見て進路を変えようとした1体にはミーミルの挑発が刺さった。
「大丈夫? 栗鼠に怪我はなかった?」
「お陰様でね。感謝するよ」
「そっか、良かったよ」
背後のルチルの返事に頷き、ミーミルは駆け抜けていく栗鼠に微笑みかける。たかが小型3体など、彼女たちの敵にはならない。前線で中型が倒れるよりも早く片付けた。――が、そこで別口の足音が聞こえてくる。
「今のと同じ方角。結構近くまで来てるみたい!」
ミーミルの声に頷き、ツァガーンナルが殺界の構えを継続する。第三波は中型2、小型4の混成だった。
「一匹も通しません!」
行く手を阻むツァガーンナルへ中型の片割れと小型クリーパーが突進してくるも、斧槍を支えに防ぎとめる。中型1体を引き受けたミーミルも地に足のついた守りを見せた。ルチルの放った矢が頑丈そうな装甲の間に突き立つ。小型の群れは、ツァガーンナルが『シルーン・サルヒ』を縦横無尽に2度振り回すと屍に変じた。
「お待たせ! 皆もすぐに来るから!」
快足を飛ばして戻ってきたララベルがミーミルと対峙した中型へ切りかかる。続いて仲間たちが合流したところで一気に形成は決した。
「追加は……、聞こえませんね」
「僕、周りを見て回ってくるね」
耳を澄ませるツァガーンナルに、一声残してララベルが哨戒に出る。小柄ながら鉄壁の守りで中型を制したゲルダ、体力に余裕のあるツァガーンナルに比べてミーミルのダメージが大きい。
「ひとまず終わったみたいですし、私が立っていますから。座ってくださって構いません」
「ありがとう。……思ったより大きかったけど、ボクでも何とかなって良かったよ」
「回復するよ!」
ゲルダが声を掛けると、ミーミルはホッとしたように座りこんだ。アルマとゲルダで手分けして、大きな傷から癒していく。
「じゃあ僕は見張りに立つよ」
「では、ジュジュも。あっちの方へ行って、ね」
アリオンが言い、サラが大鼬を別方向へ向かわせた。とはいえ暗視ができる動物ではないので、ルチルの栗鼠同様察知はもっぱら耳に頼る形だ。幸い、この3連戦のあとは敵の襲撃の無いまま、交代の時間を迎えた。
●
アダムと共に帝都へ向かった面々は、順調に進んでいた。
「霧の範囲は、夜も昼も大差ないかな。動きは無し。温度も普通、と」
ヨルは霧の状態を確認しつつ、時折サーマルアイで敵の姿を警戒する。キャンプ地に着くまでもそうだったのだが、予期していたほどクリーパーに遭遇する事は多くない。
「どうやって霧を突破するのかと思いきや、まさかの力業たぁね……」
ナハシュが呆れたように言う。濃さを増していく黒い霧は、冒険者たちの活力を蝕む毒のような物だ。ヴィント攻略の頃とは見違えるように強くなった彼らでも、一歩帝都へ近づくごとに手足が少しづつ萎えていく感覚がある。それをアダムがどう凌ぐのか、ナハシュは興味を持っていたのだが何のことはない。実力に物を言わせて耐えるだけらしい。
「まだ、動きに影響が出る程ではない、か。ギャメルはどうだ」
「オレもまだいける、ぜ……」
ナハティガルの問いに、ギャメルが強がって見せた。アダムの先導はまっすぐではなく、よく観察すれば多少の起伏があったり何かの残骸が残っている場所を伝っている。
「できるなら平穏な時に初めて来たかったものだな」
暗視があっても見通せぬ先から現れた城壁を見て、ベルクはそう呟いた。難攻不落と謳われた威容をそのままに、城壁は人の気配が絶えた帝都を守っている。進むうちに視界よりも有効な手段と変わったシルヴィアの超聴覚が、遠くから何かが近づいてくる音を察知した。
「ようやくお出迎えのようだね」
「……中型が一体。歩哨役か?」
「とりあえずは追加もなさそうです」
ナハティガルとセロンガードがエーテル波で敵を探る間に、江流がアダムへ侵入ルートを確認する。
「侵入できるのはこの先か?」
「壁の切れ目がアル」
クリーパーが来るのは、目指す方角とは逆だ。このまま進んだ先に敵がいれば挟み撃ちを受ける可能性もある。シルヴィアと江流はこの場に残って敵を迎え撃ち、あわよくばそのままこの場を確保して帰りを待つ事を提案した。
「城壁まであと少しの、この辺りが今の俺たちの無理のない限界点だね。印でもつけておこうか」
江流は周りを見回したが、良い目印が無く仕方なく地面を刻む。次に帝都を訪れる頃には消えているかもしれない。そろそろ疲労が大きくなりそうなギャメル、ベルクとレティシアにセロンガードも残る側に回る。霧の効果範囲に余裕を持ちたかったナハティガルも、ここで待つ事にした。
「――アダム。武運を祈る」
「そうカ」
同胞の激励にも揺れることなく、アダムは歩き始めた。ついていくのはエルゼリオとナハシュ、ヨルの3人だ。エルゼリオが周囲を漂う霧の重みを感じつつ、口を開く。
「ボクとキミ達で実力にさほどの差はないと思うんだよね。一線を越えたら重圧が一気に大きくなるのかな……?」
ヴィントの黒い霧の時も、外縁部で一般人は身動きできない状況を駆け出しの授恵者は意に介さず動けていた。奥に踏み込めば踏み込むほど高位の授恵者でなくば支障をきたす、というのは以前と同様のようだ。
「残念だけど、幽界樹を見るのは無理そうだね」
ヨルが城壁の切れ目から覗き込んでも、帝都中央は見通せない。代わりに霧が動く気配がした。ヨルの手が十字を切り、同行者たちの力を増す。
「回復は任せて。アダムさんは……」
エルゼリオが目を向けた先、影へとどぷりと沈む姿が見えた。ナハシュは僅かに悩んだが、諦めたように暗針を抜く。
(このまま影法師で隠れてついてっても、すぐに身動き取れなくなるだろうしな……)
ヴィントの数倍の面積を誇る帝都の、外周までを包む霧の量はいか程になるのか。そして、自分たちが圧を感じる状況でも意に介していなかったアダムの授恵者としての強さは、少なくとも頭一つは上にあるらしい。
●
「顔色が悪いですよ。早めに交代しましょう」
キャンプ地にて、コルネリウスがサラを気遣っている。サラは霧の浅い位置でとどまるようにしていたので、実際に体力が消耗しているというよりは緊張による消耗かもしれない。
「霧を出入りすると、随分……、動きが変わった、よ。あの辺りの、少し濃くなった所が、境目だった、ね」
効果範囲の縁を見定めるべく試していたサラは、自分が受けた影響が強くなった辺りを指し示した。キャンプ地からもほど近い場所だ。
「もう少し濃い場所だと、ボクも普段より動きにくかったかな?」
「会心の一撃だと思ったのに、入りが浅くなった気はするよ」
ミーミルとアリオンも、キャンプ地から離れて迎撃した際の事を思い出す。コルネリウスが聞き出した内容を、イズレンディルが逐一拾って記録していた。黒い霧の影響は授恵者としての経験によって変動するようで、動きが落ちるのは経験が浅めな者のようだった。イズレンディルやコルネリウスはキャンプ地周りでは特に変化を感じないので、貴重な証言と言えよう。
「……様子を見れる動植物が、居れば良かったのだけど」
黒い霧の影響を観察しようと思っていたコルネリウスがため息を吐く。飢えたクリーパーに文字通り根こそぎやられたのか、キャンプ地に辿り着くまでの道のりも見事に荒野であった。一応、小動物が掛かりそうな罠も置いて寝たのだが空振りである。
「温度についても、周囲の気温と同様のようですね……」
早番の中で遠くまで踏み込んで哨戒していたララベルの証言をまとめても、黒い霧には温度的に特筆した異常は無いようだ。廃墟の様子から見ると、腐食能力なども持っていないと思われる。
「そういえば、クリーパーがもっといると思ってたんだけど、あまりいなかったかな?」
黒い霧が濃い場所にいるのでは、と探りを入れても空振りばかりだったとララベルは言う。あるいは、城壁の外にはさほどクリーパーがいないという事なのかもしれない。
「逃げ出すクリーパーがいれば、逃げる先を調べたかったのですが、機会がありませんでした」
閃光塗弾を準備していたツァガーンナルが肩を落としていたが、実際のところ、逃げようとしたとしても逃げるだけの余裕はなかったかもしれない。
「目的が読めん」
一方、少し早起きしたゼラルムはゲルの中で交代までの時間を潰しつつ、現在の状況について考えていた。帝国滅亡には何者かの意図があると感じていたのだが、理屈が合わない事が多すぎるのだ。
「あのゴブリン? ってことは無いか」
示唆したサニーが、自分で発言を否定する。ゼラルムが怪しんでいるのは、第八皇子から実質の次期皇帝に立場の変わったレイウェストだった。帝国を滅ぼす幽界樹を討てば神格化も叶おう。しかし、帝国の国土がここまで荒れ果てては本末転倒だ、とも思う。
「うーん。帝国なんてどうでも良かった? 皇位も目的じゃなく、別の何かの為に……とか」
言葉に出してはみたものの、サニー自身確証はない。ゼラルムの疑念とて、単なる憶測だ。一方、キーゼは自身の就寝中に出た敵について確認している。
「なるほど、中型と遭遇。その後立て続けに小型や中型から2度ほど襲撃を受け、今はまた静かになっている、と」
事前には小型が歩哨、斥候と踏んでいたが話を聞くと中型がその役割を果たしているようだ。そして、見つかった後の襲撃パターンを考えるに外縁部の守りはそれほど力を入れていないのだろう。歩哨の呼び声に応じて駆け付けたのが僅かに2波、お代わりも無いという体制は随分と甘い。
(大型が不在な理由は、樹の直援か……。或いは離れると維持できない、辺りでしょうか)
そもそも大型がいない可能性もある。ここはついこの間まで人類で最も栄えた場所の一つで、クリーパーの影も無かったのであるから。思考を巡らせつつも、キーゼは耳を澄ませていた。交代を終え、早番の面々が眠りについてからしばし。
「なるほど、確かに耳の方が察知が早いですね」
「あなたも聞こえましたか?」
身を起こしたキーゼに、ヴィルヘルミナが追随する。遅れて他の面々も敵が来る方角へ目を向けた。イズレンディルが高速で魔力を高めていく。後番の多くは夜闇に眼が慣れていないが、キーゼがエンライトを設置して不利を補った。
「光を」
現れたのは早番の面々が遭遇したという、触手付きの中型クリーパーだった。目が眩む様子があるかと観察していたキーゼだが、耐性があるのか視力に頼っていないのか、自失した様子はない。そのままキーゼが念を込めると、冒険者のエーテルが活性化した。期せずして前半のアルマの初手と同じであったが、キーゼの術は独自の工夫で身体からの発光を抑えているようだ。
「まずは足を止めさせてもらおう」
ゼラルムの手中に光の槍が生まれ、そのまま手を振るえばクリーパーへと刺さる。炸裂した光が相手の動きを縛った。小癪な攻撃を加えた人間を威嚇するように吠えるも、サニーが油断なく間に入っている。
「私も足止めに入ります。倒すのは任せました」
コルネリウスが見えざるエーテルの花を宙に編み、勢いの落ちたクリーパーの行く手を阻んだ。駆け寄ったヴィルヘルミナが『銀月』を大きく振るうと、伸びてきた触手ごと背部が断たれた。イズレンディルが杖から放った魔力の一撃が鎧に覆われた体躯を撃ち抜く。ケン・Z・ブラッドリーが更に踏み込み、痛打を与えた。
「動きは鈍いが、体力だけはあるようだな」
「前半に出たのと同じだとすると、今頃応援を呼んでいるかもしれません。注意を」
ケンが舌打ちする。キーゼが背後を気にしつつ、新手の可能性を警告した。出てくる前に倒してしまえとばかりに、前衛が武器を振るう。ゼラルムが相手の装甲をエーテルで侵蝕したところを、ヴィルヘルミナが『銀月』で刺し貫いた。断末魔にのたうつクリーパーをイズレンディルが今一度、魔力の弾で射抜き、沈黙させる。
「魔力と物理、どちらに弱いかは……。魔力の方が、弱いですかね?」
後番の面々は先に立った若い衆に比べて索敵に劣るが戦闘力には秀でていた。中でもヴィルヘルミナとイズレンディルは共に火力が高く、キーゼの目で見てもどちらも痛打であるとしか分からない。とはいえ、クリーパーに堅牢な鎧がある以上は物理に強いのだろうと推測はできた。時間を要さず圧殺した勢いのまま、冒険者たちは新手へと向き直る。
「来ました。複数ですよ」
キーゼが警告した直後に、中型3体と小型5体の群れが霧の中から飛び出してきた。が、先鋒はコルネリウスの展開していた『花』に絡めとられる。慌てて迂回した中型はケンとヴィルヘルミナがそれぞれ頭を押さえた。
「一気に片づけてしまいましょう!」
「そうですね。……光弾よ、敵を射貫け」
ヴィルヘルミナが叩き付けた光の槌と、イズレンディルが放った無数の光弾が敵の数を一気に減らす。残る中型へゼラルムがまたも光の槍を投げつけた。今度はサニーが駆け寄り爪と細剣を閃かせてから再びゼラルムの位置へと飛び下がる。断たれた触手が宙に舞った。
「どこが首だか分からんが、その首置いて逝け!」
ケンが死に体の中型に止めを刺し、残りは2体。火力に優れた面々が削りに入り、頑強なコルネリウスが相手の動きを抑える。意外と長く伸びる触手も、後衛までの距離は埋められず形勢は初手の勢いのまま決した。
「……やはり、斥候が周囲の敵を呼び集めていますか。もう少し数がいたら脅威ですが」
今の程度であれば各個に撃破されて終わりだ、とキーゼは分析する。何が何でも侵入者を排除する、というような殺意は感じられないのはクリーパーの本質を考えると不思議ではあった。あるいは、そもそも戦力が足りていないのか。それとも。予測を確証とするには情報が少ない。
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城壁近くでアダムを見送ってから、数時間が過ぎた。こまめに水分補給をしていたシルヴィアと江流はともかく、他の面々には疲労が重くのしかかる。ヒーラーが多い構成故、数戦経ても生命力と言う意味ではまだ危なげがないのが救いだった。手足に纏わりつく重みは、やはり帝都へ向かって距離を詰めなければ変化が無いようだ。
「……大丈夫かな、アダムさん」
「さあな」
呟くエルゼリオに、言葉少なくベルクが答える。ヨル、ナハシュもアダムを見送った後で後退し、城壁を守る組へ合流していた。最初の遭遇戦のあと、ここにいる事を知っているかのように数度敵が襲ってきたが、今はすっかり凪いでいる。
「何か、来るね。……上だよ!」
耳を澄ませていたシルヴィアが、鋭く警告を発する。セロンガードが短弓を構え、魔術を使えるものはそれを準備した。
「待て。俺ダ」
先手を取って攻撃を仕掛けようとした所で、思わず顔をしかめてしまうような大声が掛けられる。霧を裂いて姿が見えたのは、大型の飛行生物……、いや、クリーパーだった。
「エフレム殿……!」
クリーパーの上にその姿を認めたベルクが呻くようにその名を呼ぶ。アダムは彼らの驚きを意に介さず、言葉をつづけた。声こそ普段通りだが浅からぬ怪我をしている様子に、ギャメルが息を呑む。
「俺は、コノままエフレムとドワーフ王国へ行ク。イダ様がしばしクリーパーを止メタ。今のうちに去レ」
今宵、最も多くの言葉を発したアダムを載せて、エフレムのクリーパーは再び高度を上げていく。連絡を落とす間に何かを問えば届いたかもしれないが、この場にいた者でエフレムの登場を予期していたり、彼へ向ける言葉を用意していた者はいなかった。その後、エフレムとアダムはキャンプ地へは寄らずに立ち去ったらしく、今回の依頼に同行した全員がアダムの調査の結果を知ったのは、引き返してきた別動隊との合流後の事となる。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準25 / 10〜25人
2021年11月17日 16時36分35秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのギャメルだぜ。よろしくな。 ふむふむ、「冒険者ギルドからの依頼」だな、ヨシ! オレはこの「ゴブリン協力者」って人の手伝いを優先すっか。 活動時間がほぼ夜間で、光源か暗視の用意がいるな。 普通に行動すんなら昼間の方がなにかと便利だと思うんだけど、なんか理由でもあんのかな?
シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 現地で合流する『ゴブリンの協力者』とは、一体誰の事なのだろうか…?(棒) 取り敢えず、俺もこの人物の調査に協力する予定だ。 >夜間の理由 昼間よりも夜間の方が紛れ込…調査し易いからかも知れない。
僕はウォーリアのアリオン。皆、よろしくね。 とりあえずやらないといけないのは『ゴブリンの協力者』の調査を手伝うことと、自分達での調査、キャンプの護衛になるのかな? せっかくの帝都付近だし、それぞれ思惑もあるのかな。
シーフの海神江流だよ。今回は宜しくね。 『ゴブリンの協力者』は帝都に忍び込むって事でいいんだよな。 敵の襲撃も十分考えられる場所だと思うんで、途中まで同行して退路確保をしようと思う。 多分、帝都の入り口あたりが行動圏になると思うんで、周辺調査も兼ねてって事で。 まぁ、中に入る人手が足りないなら同行でも構わんけど、希望者増えそうだし、一先ずの所って事で。 一応、シルヴィが同行してくれる事になってる。 あちらが超聴覚、俺が超視覚と暗視で周囲警戒予定。 ホライゾナルジャンプを用意しているんで、敵に追われての脱出になったとしても、俺が殿をやればいくらかリスクは減らせると思う。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 先に言って貰った通り、『ゴブリンの協力者』に途中まで同行して、江流と一緒に退路の確保をしようと思っている。超聴覚と超視覚を組み合わせて索敵するつもりだ。あ、私も暗視を持って行くね。 特性スキルは緊急用の光縛封とリヴァーオブヴァイタルの予定。
エルフのキャスター、イズレンディル・パラリムと申します。 宜しくお願い致します。 『帝都周辺の調査:黒い霧の効果範囲の淵で状況の変化を確認する』をメインに動く予定です。 時刻は夕方~翌朝迄、クリーパーの襲撃も在る、との事ですので、 「状況変化の確認」「見張り」で分担しつつ、各々が仮眠を取れるよう時間帯も分担したいですね。 もし良ければ一緒に協力させて下さい。 私自身は人数次第ですが「状況変化の確認」を中心にと思っております。
情報屋のルチルだ。よろしく。 さーて、現地に危険域までついていけるゴブリンの実力者がいるとは驚きだな(棒) まあ、その協力者についていこうか。同時に栗鼠を周辺の警戒に回す予定だ。
調査の方は、不要かもとは思いましたが簡単にタグを作成致しました。 もしも利用できそうでしたらお使いください。 私自身は調査中心で実施する予定にしております。 *** 【踏査】 夕刻~早朝までの周辺状況を調査 各員で調査/索敵/野営等の役割を分担し様々な変化を収集 時間帯を分担し交代で休憩を行う
コルネリウスです、よろしくお願いします。 私も【踏査】のタグを使わせて頂いて、調査をメインに行う予定です。
ゲルダです。よろしくお願いします。 ゴブリンの方々の事情にはあまり明るくなくて……「帝都周辺の調査:黒い霧の効果範囲の淵で状況の変化を確認する」予定でいました。 ですので、……その、イズレンディル様とコルネリウス様がよければ、わたしも【踏査】のタグに参加させていただけると嬉しいです。 暗視・天眼を持って、見張りと襲撃したクリーパーの迎撃が主な行動になるかなと。
とりあえずクリーパーに邪魔されると調査も儘ならないでしょうし、私はそちらの排除を優先しようと思います。
もう出発日になってた…ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 【踏査】タグどうもありがとー 暗視で見張りとか、あと戦闘の対応とかをする予定だよ
コルネさん、ゲルダさん、アルマさん、ご協力出来て嬉しいです。宜しくお願い致します! タグ参加は自由にして頂いて大丈夫ですので、もちろん歓迎です。 私はサーマルアイを所持していきますので、暗視と差別化も出来そうですね。頼りにさせて頂きます。 調査中心になりますのでヴィルヘルミナさんに敵を排除して頂けるのもありがたいです。 その分、調査を頑張るように致しますね。