【聖祭】雪夜のぬくもり【屍涯】【血旗】
炙りとろ左門
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シナリオID:1728
オープニング
キーリは寝台に横たわって眠っているロヴェルの手をそっと握る。自分よりも、ロヴェルの消耗の方が大きい。少し痩せた。そんな気がする。
このまま彼と共にハーヴェンへ——とは、いかないらしい。彼は王国騎士と取引をしていて、シュナイデル曰く、それが償いになるのだと。
連れて行ってほしい、とも言えない。自分はこの人の帰る場所を、きちんと守っていく必要がある。再びの別れは程なくやってくるだろう。
「……伯爵、」
キーリの呼びかけで眠りから覚めたのか、薄らと目を開けたロヴェルが体を起こそうとする。それを、キーリはやんわりと押しとどめた。無理をしてほしくないのもあるが、そう、目覚めてしまえば、彼は行ってしまうだろうから。
「私はどれほど……眠っていた?」
「2日です。まだお休みになっていてください」
キーリの制止を聞かず上体を起こしたロヴェルは、わずかに顔をしかめた。
「どこか痛むところが?」
「いや——」
問題ない、とロヴェルが続けると同時に、部屋の扉が叩かれた。許可を待たず、シュナイデル卿が入ってくる。
「シュナイデル卿、私は『どうぞ』とは一言も」
キーリが眉を顰めるのも、シュナイデルには大して響いていないようだ。そのように軽んじられることに、キーリは嫌悪感を露わにする。
「失礼。伯爵が目覚めたようなのでな。まったく、君の妻はお転婆に過ぎる。さすがに肝を冷やしたぞ」
心にもないことを、とキーリは思う。とはいえ、シュナイデルにとってキーリはまだ使い道のある駒だ。想定外の事態で喪われるかもしれないとなれば、焦りもするのだろうが。
「貴公は、私に惜しむ命があると考えていらっしゃるようだが——」
しかしロヴェルはシュナイデルの言葉を無視して、目を細める。
「彼女を利用し、危険に晒すというのであれば、私にも考えがある」
「考えと呼べるものでもなかろうに。浅慮は寿命を縮めるぞ……いや、惜しくはないのだったな」
2人の間に火花が散った。どうやらロヴェルは、キーリがベレスまで赴いたことをシュナイデルの差し金だと思っているらしい。
「あ、あの。伯爵。これは私の」
「……ん?」
キーリは慌てて訂正しようと口を開いた。と、ロヴェルが瞬きを一つして、膝の上を見下ろす。
キーリもなんだろうと視線の先を追うと、そこには。
ふわふわとまるい、雪だまのようなうさぎがいた。
「……え?」
一体どこから?
その場にいた全員が同じ疑問を抱く中、それは何もないところからぽんぽんと現れてロヴェルのそばに寄ってくる。
「な、なんだ?」
疑問が解決されるのを待たず、それはもぞもぞと集まり、次の瞬間、急にその場の空気が冷え込んだ。まるで吹雪の中に放り込まれたようだ。
「さ、寒い……!?」
キーリは思わず身を縮こまらせる。ロヴェルは何かに気付いたのか、うさぎを1羽捕えると引き離した。すると、局地的な寒波はすっと収まる。
「こ、れは……妖精か何かか?」
戸惑うロヴェルの手の中で、うさぎがうごうごと身じろぎする。それを見て、シュナイデルは顎をさすった。
「そういえば、聞いたことがある。この辺りに住んでいる雪兎の精は、その寿命が尽きる時、人肌や火の温もりを求めるらしい」
「は?」
「そういえば、伯爵は炎の魔法を得意とする魔術師だったな。あるいは、伯爵のエーテルが心地よいのかもしれない」
そう言っている間にも、うさぎたちは現れ続ける。そしてわらわらと集ってきていた。
「凍えそうなのだが」
「雪の精だからな。まあ、満足すればエーテルに還るだろう。明日の朝にはいなくなっているさ」
「……キーリ、離れていなさい」
すっかり、ロヴェルは白いふわふわのうさぎたちにたかられている。なんだこの光景。
かなり寒いはずだが、どうやら授恵者のスキルを使って耐え忍んでいるようだ。それでも微妙に震えている。それを見て、シュナイデルは笑いを堪えきれなかったのか吹き出した。
「ははは。では彼らに頼もう。ひと晩、ひとり1、2羽引き取ってもらえばいいか?」
● 雪夜のぬくもりを求めて
雪うさぎ妖精の最期を見届けて欲しい——冒険者ギルドに、そんな内容の依頼がその日のうちに張り出された。
「3羽までなら大丈夫です。4羽揃うと局所的に零下になるので、十分に気をつけてください」
キーリがロヴェルの体から雪うさぎ妖精を引き剥がして冒険者に手渡す。最初はいやいやとぐずっていた妖精たちは、しかし冒険者の手に渡るとぬくそうに目を細めた。
「シュナイデル卿の話では、朝にはエーテルに還るそうです。一晩、そばで温めてあげてください」
「……すまない」
暖炉の前でいまだ妖精たちにたかられているロヴェルは、言葉少なにそう言った後、小さく溜息をつくのだった。
解説
マスターより
リプレイ
依頼人が待つ雪見宿の一室に入るなり、スー・ルーは呆れた声を上げた。ロヴェルは返す言葉もないというように瞑目する。
「毎度、世話になる」
「ていうか、ちゃんと食ってんのか?」
ロヴェルはふと考え込む仕草をした。
「いや悩むところかそれ。あぁでも、寝てたから食ってねぇだろ。何か買ってきてやるよ」
スールはそう言いながら、雪うさぎ妖精を2羽引き取り、1羽を頭の上に載せた。
「ロヴェル様、ご無事で何よりでした。キーリ様もどうぞ、ご無理をなさらないように」
その横でスィーリーンも挨拶をしつつ、雪うさぎ妖精を1羽——少し考えてから2羽を引き取った。
「感謝する、スィーリーン嬢」
「いえ。仲間がいてくれたほうが寂しくないかもしれませんから。……可愛いですね、雪うさぎ」
腕のなかでもぞもぞとみじろぎする妖精たちのもふもふ具合に、スィーリーンは目を細める。
しかし2人が妖精を合わせて4羽引き取っても、ロヴェルの周りにはまだまだ数がいる状況だ。キーリもなんとかさばこうとするのだが、キーリが他の個体を引き取ろうと抱っこするのをやめると、またロヴェルのもとへと戻ってしまう。
(可愛い……)
雪うさぎ妖精にたかられているロヴェルを見て、シェルリア・リトヴァールはそんな感想を抱きつつ、モフモフの山から2羽を引き出す。
「……じゃなかった、えっと、寒いのは大変ですよね! 私も引き取りますねっ」
「ありがとうございます、シェルリアさん」
キーリの言葉に、お任せください、とシェルリアは妖精たちを毛布でくるみ、退室した。スールとスィーリーンもそれに続く。
「……こう言っては驚くかもしれないけれど。司法取引は、私にとっては嬉しいことだ」
部屋に残ったシルヴィア・A・カペルはそう声を潜める。
ロヴェルは愛する者の命を奪った者、それに関わった者を殺し、復讐を果たした。しかしどのような相手であれ人の命を奪ったことは消せない罪である。斬首か絞首かの違いでしかないであろう裁判結果が見えていた状況でも、しかし、シルヴィアは法に委ねて罪の償いを願った。
司法取引——謎の死霊術師集団〈屍涯宮〉への潜入と情報提供。それがロヴェルに課せられた償い。
「君には、生きて欲しいからね」
シルヴィアは雪うさぎ妖精を1羽、抱きあげた。
「うわ。話には聞いてたけど……ふふっ、なんだか可愛く見えてきちゃって……おかしい!」
シルヴィアと入れ替わりに入ってきたのは、ライオネル・ギシュムだ。ロヴェルが失踪し、キーリは攫われ、駆けつけられなかったぶん心配していたのだが——雪うさぎ妖精に囲まれて震えるロヴェルを見た瞬間、なんだか気が抜けてしまったのだ。
「良かった。無事で」
ひとしきり笑った後、ライオネルは微笑む。
「ちゃんと生きて、ここにいてくれる。ちゃんと俺たちの気持ち、届いてたんだね」
ロヴェルは軽く目を伏せた。しかし顔を上げ、腕を伸ばしてライオネルの頭を軽く撫でた。
「君の直ぐな色は——とても眩しい。君の未来が、健やかなものであるように」
「うん」
なんだか気恥ずかしくなって、ライオネルはぷるぷると頭を振る。
「とりあえずロヴェルさんが凍えない様に、1羽——うわぁふわふわもこもこ! 可愛い! 可愛いね〜! うんうん、そうだ、露店でなにか暖かいものを買おう!」
雪うさぎ妖精を抱えあげたライオネルは、そのふわもこ加減に目を輝かせ、もはやめろめろといった様子だ。それに、ロヴェルは表情を和らげた。
「おや、ライオネルか。来ていたんだな」
ライオネルがふわもふに顔を埋めていると、サマエラ=フォリウムが部屋を訪れた。
「なんというか……可愛らしいことになっているな、ロヴェル」
「四十路を前にしてそんなことを言われることになるとは、思わなかったな」
「はは。……ほら、ロヴェルにばかりしがみ付いていないで」
サマエラは苦笑しつつ、雪うさぎ妖精を3羽、ひょいひょいと腕の中へ抱き上げる。
「よしよし……一度落ち着けば、あとは大人しいようだな」
いやいやとロヴェルにしがみついていた妖精たちは、サマエラの温もりを感じると皆大人しくなる。それに、サマエラは笑みをこぼした。
ロヴェルの膝の上にはすでに3羽が集うのみで、ロヴェルもようやく寒さから解放されたようだ。それを、キーリが毛布でそっと包む。
「……ロヴェルもキーリも、ゆっくり休まなくてはな」
キーリも誘拐に遭ったばかりだ。サマエラの心遣いに、キーリは小さく頷いた。
「お気遣い、ありがとうございます。このあと休ませていただこうかと」
そして、キーリはいそいそとロヴェルの隣に潜り込もうとする。
「キーリ?」
サマエラも驚いたが、一番戸惑ったのはロヴェルだ。何かの冗談かと思えば、キーリは「眠いんです。今すぐにでも寝たいんです」とぶつぶつ言いながら横たわると、直ぐに寝息を立て始めた。相当疲れていたらしい。
「やあ、お邪魔するよ、伯——」
そこへ、セヴラン・クアルトがやってきて、固まる。
「うん本当に邪魔したね」
「誤解だセヴラン殿」
扉を閉めかけたセヴランだったが、サマエラがいるのだから疚しい現場ではないだろうと考え直す。
「落ち着いたら夫人が寄り添って温めてあげるといい、とは考えたけどね」
「……年頃の娘がすべきことではない」
いつの間にか結婚して夫婦となっていたことを、ロヴェルは起きて知ったばかりだ。そのような経緯もあり、ロヴェルはまだ、キーリの扱いに悩んでいるようである。
「……そういうところ。貴方が、まだ貴方のままで安心したよ」
そう言って、セヴランは残る3羽のうち2羽を預かった。
「さて、これでだいぶ平和かな」
「ああ。他の冒険者たちにも礼を……伝えてもらえるだろうか」
セヴランは頷き、サマエラもまた部屋を後にする。
── ○ ──
ロヴェルは眠るキーリの方まで毛布を引き上げてやると、白い頬にかかる髪を除けた。
「……君以外に誰かをそばに迎えることはないと、思っていたのだが」
まだ幼さの残る寝顔に、ロヴェルは誰かを重ねることはしない。ロヴェルは伸ばした手を、そのまま1羽残った雪うさぎ妖精を撫でることで誤魔化した。
● 雪見宿でのひととき
ベルク・オスマットは上機嫌であった。雪うさぎ妖精を引き取りに近づいた時はあまりの寒さに凍えるかと思ったが、1羽引き取って膝の上に載せ、宿の暖炉の火にあたっていると、これがどうして心地よい。
「もふもふだ……もふもふ……」
毛布を三重にしてくるまり、暖かな空間でもふもふと妖精毛玉を堪能する。妖精も居心地がいいのか、すりすりとベルクの手に顔を寄せていた。
「お待たせしました」
と、宿の給仕がホットココアを持ってやってくる。もう片手には、串マシュマロが。
「おお、ありがとう。お前は食べられるかな……マシュマロ」
暖炉の火で炙ったマシュマロをひとくち、ベルクは頬張る。続いてホットココアを口に含んでマシュマロを溶かすようにすると、幸せの味が広がった。
「……ぬくぬく。お前も暖かいか?」
妖精の体は相変わらずひんやりとしている。おそらく彼らが温もりを得る時が、彼らの最期なのだろう。
「そばにいるからな」
ベルクの言葉に、妖精は満足そうに目を閉じた。
ジュスト・ヴェルジーは雪うさぎ妖精を膝の上に、自分は暖炉前で安楽椅子に腰掛けていた。妖精はジュストのぬくもりと暖炉の火のあたたかさにすやすやと寝息を立てている。
と、ジュストは視界の端で見慣れた髪色が揺れていることに気づいた。腐れ縁のローザリカ・L・ディオールだ。ローザリカはこわごわといった手つきで妖精を抱え、足音や揺れを抑えるようにして暖炉に近づいてきていた。
「君には向かない仕事だと思ったんだけど?」
ジュストはやや身を起こしてローザリカに話しかける。ローザリカはそこでようやくジュストに気がつき、少しの間その言葉の意味を考えた後、不機嫌そうに目を眇めた。
「何を知ったような口を」
妖精たちは朝には消えてしまう。それを、ローザリカが受け入れられるのかどうか。あることを知らなければ、ジュストも心配などしなかっただろう。……まあ、本人はそこそこローザリカを気にかけているのだが。
「君の兄君に聞いたんだよ。どこかの誰かさんが隠れて猫を飼っていたけど、病気ですぐ逝ってしまって大泣きしたってね」
ローザリカの表情がこわばる。いつもの調子で反論できなかったのは、ジュストがからかいのために発した言葉ではなかったからだ。ローザリカをじっと見据える瞳は、ただ見定めるような色をしている。
ローザリカは少し間隔をあけて、暖炉の側の椅子に座った。いつもの調子なら、当然のように遠慮なく隣に座れただろうに。
「……あの時は、兄様を煩わせてしまった」
泣いたことで、ではない。ローザリカは俯いた。ジュストなら、ローザリカの表情から全てを悟ってしまうだろう。
ローザリカは妖精の背を撫でる。暖炉の火の熱が、あるいはローザリカのぬくもりがうつったのか、気持ちあたたかく感じる。
この命は、奪われることなく終わる命だ。
(もし……逝きつく先で、私が可愛がったせいで殺された、あの子に会うことがあったら……)
ごめんなさいと、伝えてほしい。
「……そろそろ、叔父様方にはご挨拶に伺うよ」
ジュストはそんなローザリカの様子を見ながら呟く。ローザリカは俯いたまま、ふっと笑みをこぼした。
「僕も君の妹君に会いに行かせて貰おうかな。ちょうど渡したいものもあるんだ。……まあ、年末年始まで君と顔を突き合わせているのは御免だけどね」
● ぬくもりとともに
海神・江流は星の見えない夜空を見上げて息を吐いた。場所は鍛冶屋の屋根の上。屋根に伝わる炉火の暖かさを期待してのことだ。
(一晩は厳しいかな……)
江流はマントの上から羽織った毛布の衿を合わせる。その腕の中には、雪うさぎ妖精のつがいが寄り添っていた。
「最期の夜に、離れ離れは寂しいもんな」
妖精がどこまで人語を解するのかはわからない。だが、妖精たちは幸せそうだ。
——自分の最期には、隣に誰かが居てくれるだろうか。加えて、共に逝けるような……そんな幸運が。
江流の眼裏にはひとりの少女の姿が浮かんでいた。しかし、それを直ぐに振り払う。
江流の進む道は、人ならざるものへ至る道だ。そんな自分が人として真っ当な幸福や終焉を望むのは……未練と、言ってよいものかもしれない。
だから、せめて自分の周囲の幸福は守りたい。それくらいは、許されるだろうか。
江流はつがいをもう一度優しく撫でて、目を閉じた。
雪合戦大会が行われている公園の隅。そこで、ヨル・スレイマンとナハシュは焚き火にあたっていた。ナハシュが枯れ枝を集めて生活魔法で火をつけると、3羽の雪うさぎ妖精がその周りを回り始めた。
「上機嫌だね。ほら、ナハシュもあたたかくして。……ああ、耳カバーとか角カバーとかもあったほうが良かったね」
「そんなの洒落た奴しかしてねえって」
ヨルはコートやマフラーを用意し、ナハシュに着せるつもりで近づく。ナハシュは火がつくまではと好きなようにさせていたが、そこそこ火が大きくなってくると、「暑い」と言って妖精たちを包むのにそれらを使った。
「ああっ」
「雪だるまじゃなくて布だるまになっちまうって。あんまりしつこいと焚べるぞ」
「うう……まあ、妖精たちが暖かいならいいか」
ヨルはワインを取り出すと小鍋に注ぎ、スパイスと艶香の蜜花を混ぜて火にかける。その間、ナハシュが妖精たちを見ることになったのだが、あたたかくしてくれるナハシュを気に入ったのか、妖精たちはナハシュの体によじのぼったり匂いを嗅いだり、頭を腹に擦り付けたり。
「はは。これはちょっと珍しい画だね」
もふもふの妖精たちに囲まれるナハシュを見て、ヨルは笑みをこぼす。そしてホットワインが出来上がると酒杯に注ぎ、ナハシュへ差し出した。
「大事にしてあげてね」
「大事も何も……朝には消えちまうんだぜ? 飲んでねえうちから酔ってんのか?」
ヨルは自分の酒杯にもホットワインを注ぐと、それを一口含む。優しい甘さとスパイシーな香りが広がった。
「消えてなくなるからこそ、かな」
しんみりとしたヨルの一言に、ナハシュは無言で杯を傾ける。
「っはー! この寒さの中で飲む一杯、やっぱ最高だな」
ちらつく雪の中、ナハシュの明るい声に、ヨルは「気を遣わせたかな」と——口には出さず。ただ黙って酒杯を寄せた。
「乾杯」
「おう、乾杯」
器が触れ合って小さく鳴る。
夜はまだ、長い。
シェルリアは雪うさぎ妖精を両肩に載せて、うきうきと露店を巡っていた。妖精たちは雪のように軽く、まるで重さを感じない。時折心配になって手で触れてみると、妖精たちはすりすりとシェルリアの手に頬擦りをした。
「か、かわいい〜……いっぱいモフモフしちゃお……」
シェルリアのもう片手には、露店で買った食事が詰まっている。近くのベンチに座り、シェルリアは紙袋からそれらを取り出した。
具沢山のスープに、串焼き。できたての蒸しパン。蒸しパンならあげてもいいものか、そもそも妖精はこういうものを食べるのか——シェルリアは迷いつつ、蒸しパンを小さくちぎって、膝の上に移動した妖精たちの口元に近づける。
「一晩しか一緒にいられないのは、寂しいですけど……来年、また会えるといいですねっ」
妖精たちはあたたかな蒸しパンを頬張りつつ、嬉しそうに耳を動かすのだった。
「聖霊節だから、特別に付き合ってあげる!」
雪うさぎ妖精を2羽引き取ったエフィルミアとナキルは、手を繋いでデートに繰り出した。露店で温かい飲み物をまず購入し、それからシナモンのかかった焼き林檎や木の実のパイを買う。
「ふふっ、ナキルくんと私の身長差は〜雪うさぎさん何羽ぶんかな?」
「ちょ、ちょっとは縮まってるはずだからな!」
「あっ、背伸びはずるいよ! ちゃんと踵を地面につけて!」
じゃれあいながら進むこと。ふと、ナキルが何かを見て気がついたように瞬きし、それからエフィルミアを振り返った。
「……ちょっと自由行動しよーぜ! 時計台集合な!」
「えっ? せっかくのデートなのに?」
エフィルミアの手が宙を掻く。すり抜けていった小さな手に、なんだか胸が締め付けられて。
「もーーーーいいもん! 私だけでたくさん飲んで食べるんだから!」
妖精たちを抱きしめて、エフィルミアはむくれるのだった。
「あと1日の命……こんなに可愛いのに」
アルフィー・リッパーは雪うさぎ妖精を膝の上に、広場のベンチに座っていた。
アルフィーは、たくさんの別れを経験してきた。両親、育ての親、大切な友人たち……覚悟ができていた別れなど、どれほどあっただろう。
そしてこの妖精は、出会った時からすでに最期がわかっている。
「……どうして」
胸を締め付ける想いを払拭しようと、アルフィーはぷるぷると首を振る。
どうやっても助けられないのなら、せめて。その最期の瞬間まで、あたたかく幸せな思い出を。
アルフィーは上着の中に妖精をしまうと、優しく抱きしめた。
そのアルフィーの耳に、静かな音色が届く。演奏会が始まったのだ。
露店で購入したホットワインで身体を温めたあと、セヴランは妖精たちと共に広場へ来ていた。準備中の楽団に加わり、セヴランは用意された椅子に腰掛け、楽器を取り出す。
「さあ、寒いからね、皆ちゃんとそばにいて」
妖精たちはセヴランのフードの中に入る。相棒の栗鼠は左肩に。
そうしてゆっくりと弦を滑らせる。
寄り添う恋人たちに祝福を、子供たちとその家族に健やかな祈りを——舞降る雪と音に想いを乗せて。
(今度は、雪原で会えるといいね)
この妖精たちの儚い一時を共に過ごせることに、セヴランは感謝の祈りを捧げる。
この音は彼らのために捧げられるもの。その夜明けが訪れる時まで——。
エルゼリオ・レイノーラもまた、雪うさぎ妖精を引き取るこの依頼を受けていた。
1羽ずつ両のポケットに、1羽を肩に載せて、両手には露店で買った温かい飲み物食べ物を。それを少し分けてやりながら、広場を通りかかったところ、どうやら演奏会が始まったようだった。
「聞いて行こうか?」
名手でもいるのか、リードする主旋律は美しく、心に響く。妖精たちも興味を示しているようだ。
「……君たちはどうして、最期の刻に、人や火のぬくもりを求めるんだろうね」
音楽には、葬送の歌や別れの曲などもあるが——彼らにはそれは似合わない気がした。エルゼリオは演奏に聞き入りながら、しばし思考に沈んだ。
ゲルダ・クラインもまた、演奏会の聴衆のひとりだった。
ベンチに座り、膝の上の雪うさぎ妖精が寒くないように、上着の袂を合わせる。そうしてふわふわの背中を撫でてやると、妖精はふるふると身じろぎした。
自分にできることは限られている。消えゆく命をながらえることも、とどめることもできないのなら、せめてこのひとときが、このうさぎにとって幸せなものであったら良い——ゲルダはそう、願った。
死したものの魂はマトリクス界に至り、神より祝福を受けてエーテルに還る——それが、どこまで真実であるかはわからない。だがその旅路が、どうか穏やかなものであるように。
「……わたし、忘れません。あなたがいたこと」
悲しい。だが、涙は流さない。溢れそうになる感情は、言葉にはせず、ただただぬくもりにかえて。
演奏が静かに途切れた。ゲルダは顔を上げる。皆、時計台の方を見つめていた。
沈黙の後、真夜中を知らせる鐘が鳴った。厳かに夜空に響き渡るそれは、規則正しく12回。その間、誰ともなく人々は手を組み、祈りを捧げていた。
● 我らが望みに鐘を鳴らして
雪うさぎ妖精を2羽引き取ったギャメルは、時計台に向かっていた。しかしその道すがら、どこか懐かしい香りに気づく。
(ゴールディではよく……オゴスか?)
振り返ると、飛び出した雪うさぎ妖精を慌てて抱え上げるオゴスの姿があった。オゴスはギャメルが自分を見ていることに気づくと、気恥ずかしそうに視線を逸らす。
「今日ぐらいは、言い争いは御法度な」
「……そうですね。彼らの最期の晩ですから」
夜に出歩くギャメルが気になり尾行していたのだが、特に治安が悪い街でもないため普段通り香水をつけていたのだ。失敗したなと思いつつ、2人は並んで歩き始める。
「授恵者のエーテルが心地良いんでしょうか?」
肌音調節で妖精を温めてやりつつ、オゴスは少し目を伏せる。
「俺のエーテルはきっとロクなもんじゃない。看取るのが俺なんかで申し訳ないです」
爪で傷つけないよう、腕の中の妖精をそっと撫でる。それを見て、ギャメルは「エーテルの好みはともかく、」と前置く。
「オゴスの大きな手、オレは安心するけどな」
それに、オゴスは口角を上げた。悪事に汚れた手に安心するとは——しかし、そんな卑屈さが表情に出てしまったようだ。ギャメルはそれを察すると、片手を差し出す。
「冷えてきた。片手、貸してくれよ。アンタの手が心地良いのは、わかってんだぜ」
オゴスは戸惑いがちに手を持ち上げた。しかしすぐに引っ込めようとしたそれを、ギャメルは握り込む。
——血管の浮いた腕、皮の厚い手のひら。この手で、ギャメルを、あるいは他の誰かを守るために戦ってきたのだろう。
ギャメルから無骨な手を労わるように撫でられ、オゴスは戸惑う。
武器を扱い慣れていない、華奢な手。少し力を込めれば、握りつぶせてしまいそうなそれは、少しひんやりとしている。
そのとき、鐘が鳴った。
「坊ちゃんに看取られて死ぬのも、そう悪くなさそうです」
「あ?」
鐘の音にかきけされたと思ったその呟きは、しっかりと拾われていた。
「オレはこれでもヒーラーだぞ。そう簡単には死なせないからな」
「……残念だ。断られちまいましたねえ」
2人は鐘の音を聞く。その鐘の音が終わる直前に、ギャメルは願った。
「……どんなに大変でも、オレはオゴスといっしょに生きてたいよ」
「ナキルくんなんて知らなーい! 私を放って何をしてたの!」
時計台でナキルを待つエフィルミアは、すでに不機嫌な酔っ払いと化していた。可愛らしくラッピングされた緑の紙袋を後ろ手に隠し、ナキルは狼狽える。
「あ、いや、悪かったって、ホント」
不機嫌そうな顔も、しかしナキルに見せてくれた新たな表情だと思ってしまうと、なんだか口元が緩んでしまう。それに、エフィルミアはますますむくれる。
「えっと、ごめん。ちゃんと……準備して渡したかったんだけど」
さっとナキルは紙袋をエフィルミアに差し出す。それに、エフィルミアはきょとんと目を瞬いた。
「プレゼント」
ナキルは紙袋の中から、チョーカーネックレスを差し出す。
「……これ、ミアに似合うと思って、買いに行ってた」
石の色は随分と迷った。瞳の色、髪の色、思いつくものはいくつもあったけれど。
「つけてもいい、かな」
エフィルミアが小さく頷いたのを見て、ナキルは一度深呼吸してから、それをエフィルミアの首元に飾った。
「うん、似合ってる。……今夜は、ミアだけを見ていたいな」
「も、もう! ナキルくんたら!」
エフィルミアは照れ隠しにナキルの頭をわしゃわしゃと撫でる。
「……ありがとう。大切にするね」
── ○ ──
スールは何の気なしに歩き、気付くと時計台に上がっていた。暖かい空気は上にのぼる、というのをどこかで聞いたことがあったからだ。きっと塔の上は地上より暖かいに違いない。
「あ?」
「ん?」
その最上階。窓辺には先客がいた。
「あ〜、この間も会ったね」
「そうだな」
金色の髪、銀色の瞳。橙色の百合の花——色々あるがまあ、やたら小難しい話をしてくるやつ。スールの中ではそんな印象だ。
「依頼手伝ってくれたんだろ、ありがとよ」
「礼を言われるのは変な感じだな。あれは取引だったからね」
「取引?」
「俺たちを追わないって。だから手伝った」
「なんだ、連れてくのか。なんか伝言あるか?」
「夜明け前に出るよ、と」
スールは肩を竦めてみせる。であればなるべく土産を買うのは早い方が良さそうだ。
「次は君か」
セウェルスの姿を見つけると、声をかけるよりも先にセウェルスの方が反応した。スィーリーンは雪うさぎ妖精を抱えたまま目を瞬く。
「他の方も?」
「さっき、ハーフビーストの子がね。ロヴェル君に伝えることはないか、って。君は?」
「お姿が見えましたので」
「それでわざわざ? 暇だな君も」
けらけらと笑うセウェルスの手元には酒らしきものがある。
「あなたも、飲んだりするのですね」
「普段は全然。今日は特別」
「……ロヴェル様でしたら、ここには来ないと思いますけれど」
「俺が待ってる人は来ないよ」
スィーリーンに背を向け、街を睥睨するセウェルスの表情は見えない。いつも尊大な態度である彼の後ろ姿に、どこか親の迎えを待つ子供のそれが重なった。
「……お一人では寂しいでしょうし、雪うさぎ妖精と戯れては如何です?」
スィーリーンは1羽をぽんとセウェルスの頭の上に載せる。
「もふもふだ。ちょっと冷たいけど」
「朝までしっかり面倒を見てあげてください」
「……はぁい」
少し間を挟んで、セウェルスはフードを被せて雪うさぎ妖精を包んだ。
ロヴェルとティツィについて、シルヴィアは考えていた。より正確には2人を通して、己の未来を。
ロヴェルの道を誤らせたのはセウェルスだが、シルヴィアがこの先同じような状況で判断を誤らずにいられるか。そうでなくとも、身を裂くような決断を下さなければならない場面にもきっと出くわす。その時、自分は——。
「そういう時、良い子ちゃんは扱いやすいだろうね」
シルヴィアはセウェルスに微笑む。
「私のミドルネームは祖父の名だ。祖父のような人間になれと名付けられた」
祖父のように、いや、「祖父」になろうとして、無理だとわかった。目指すことでより鮮明になったのは、シルヴィアという個だった。
「どうして私を祖父の名で呼んだのかな」
「成り損ない同士、思うところがあったから……というと、少し感傷的に過ぎるかな?」
「……わるいひとだね」
「今更だろう?」
セウェルスは笑った。その瞳に、嫌悪の色を覗かせて。
「こんばんはさぁ、セウェルス」
時計台の上。壁歩きで外壁からひょっと顔を出し、フリューリングスルフト=ティエラは笑った。
「いやどこから来たの?」
「三つ編みいじらせて!」
フリューは開放窓から時計台の中に入ると、雪うさぎ妖精を差し出しながらにこやかに要求する。
「えーと……うん、いいけど」
セウェルスはフリューから預かった妖精をフードの中にしまう。すると、首元に2匹の妖精が顔を出す形となった。ちょっと可愛い。
フリューはセウェルスのやや斜め後ろに膝をつくと、長い三つ編みを解き始める。
「こないだは協力ありがと。名前覚えててくれたの?」
「まあ、君はなんというか、印象的だしね」
セウェルスがあまり目を合わせようとしないので、フリューはちょっと首を傾げた。
「……まだ怒ってる?」
セウェルスの表情の消えたあの一瞬。フリューは少し、怖いと思ったのだ。
「名前呼ぶのってさ、花を贈るのに似てるなって思うんよ」
真夜中を知らせる鐘が鳴った。同時に、フリューは白い花を肩越しにセウェルスに差し出す。
「綺麗やろ? あげる」
ぱち、と銀の瞳が瞬いた。
「風の疾さと陽の如くどこまでも、この緋は必ず君の前で輝いてみせる——逃がさんから覚悟するん……」
言い終わらないうちに、セウェルスが花を持つフリューの手首をとる。そして、そこに軽く口付けた。
「誰を逃さないって?」
鐘が鳴り止む。セウェルスはそっとフリューの手を離し、小さく笑った。
● 消えるあなたのぬくもりに
「……逝ったか」
サマエラが預かった妖精たちは、最後にサマエラの周りをぐるぐると飛び跳ね——きっとそれは彼らなりの、感謝の気持ちの表現だったのかもしれない。最後にいっそう高く跳ぶと、そのままエーテルの光となってほどけた。
きらきらと余韻のように残るエーテルの輝きは、雪の煌めきに似て。サマエラはそれに手を伸ばし、ゆるく握り込んだ。
アルフィーもまた、別の場所で妖精たちを見送っていた。
「……幸せに、してあげられたかな」
アルフィーはすんと鼻を啜る。先ほどまで手の中にあった彼らの気配は、もうどこにもない。最期にアルフィーの手に口づけをくれた妖精たち。アルフィーはその手を抱くようにして、小さく背を丸めた。
エルゼリオは時計台から街を見下ろした。眼下に広がる光のひとつひとつがゆらめく様は、とても美しい。それは、地上に星が煌めくようで。
「多分キミ達は消えるんじゃなくて――還るべき処へ還るんだよね?」
妖精たちはエルゼリオの腕の中でそれぞれ寝息を立てている。夜明けまではまだ時間があるが、もう体力が少ないのかもしれない。もともと重さなどほとんど感じないが、腕の中の命が今にも儚く消えてしまいそうで、エルゼリオは僅かに声を震わせる。
「もしそうなら……其処で、ボク等の事を見守っていて」
去りゆく命を引き止めることなどできない。腕の中から、するりとエーテルが解けていくのを感じる。反射的にそれらを強く抱きしめようとして——エルゼリオはゆっくりと腕を解いた。
エーテルの光がゆっくりと空へ立ち上って、消えていく。エルゼリオはしばらくの間、妖精たちが消えた空を見上げていた。
── ○ ──
夜明けを迎えた、朝。
やはりキーリはひとりで目覚めた。眠る前にそこにあったはずの体温を探しても、冷えたシーツがあるだけだ。何もかもが、夢だったのかと思えるほど。
「……あれ?」
キーリは左手首をさする。そこに結んでいたリボンがない。ロヴェルに贈ろうと見繕ったものだ。キーリは慌てて書物机の上を見る。そこにあったはずの香り灯篭もなくなっていた。それも、冒険者の助言を得て以前買ったもので——。
と、背中にもふりとした感触があった。振り返ると、雪うさぎ妖精が枕元の封筒をてしてし叩いている。
手紙には、キーリの贈り物の礼と、スールの差し入れへの礼が書かれていた。他にも紙幅が許す限り、彼と関わった冒険者の名や感謝が綴られている。
『君たちを忘れないために貰っていく』
そう締め括られた手紙を読み終える頃、最後まで残っていた妖精もまたエーテルに還った。
朝日の中で手紙を抱きしめてから、キーリは冒険者たちにそれを見せるために、身支度を始めた。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準21 / 4〜25人
2021年12月19日 20時59分51秒 公開
参加者
相談掲示板
「ナキルだ、よろしくな!どこ行くかは未だだけどなー… とりあえず この、うさ…ぎ?うさぎっぽい妖精…小さいもんな。 頭の上とか肩にも載せられそうかな。」
…久しぶりだな、冒険者殿。集まってくれて感謝する。思い思いに過ごしてほしい、とのことと……1点。 「依頼を受ける場合は3羽以上妖精を引き取らないようご注意ください」とあるが、少々紛らわしく。3羽までなら大丈夫だ。なお、誰かと共に行動する場合は、あわせて4羽揃わないように注意したまえ。 ……あくまで推奨だから、凍えることもできるそうだが。
スィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 ロヴェル様はご無事で何よりでした。 注意事項、有難うございます。 雪うさぎ、私も引き取らせて頂きますね。
「>ロヴェル お、サンキューな!…全部で何羽いるってのは気にしなくても大丈夫かな…。 (…ミアが2羽持ってたらアレだな)…1羽が無難か、ふむ。」
シェルリア・リトヴァールといいます! よろしくお願いします! 雪うさぎ妖精さん達可愛い~! いっぱいモフモフしちゃいますね! 黒髪のお兄さんは忠告ありがとうございます!
>スィーリーン 久しいな。貴方も元気そうでよかった。 妖精たちはそこそこ懐っこい。よろしく頼む。 >ナキル そうだな、総数はあまり気にしなくていい。 こう…MSがいい感じにする(いいかんじにする) >シェルリア こちらこそ、MSが紛らわしい書き方をしてしまってすまないな。 妖精たちとともに、良い1日を過ごされよ。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 ロヴェルは注意事項ありがとう。君もキーリも元気そうで本当に良かった。 雪うさぎ妖精、引き取らせて貰うね。行先は考え中だけど楽しませて貰うよ。
シーフのフリューリングスルフト、長いからフリューって呼んでさぁ♪ ロヴェルさんは注意事項ありがとうさぁ♪ ……んふふっ、もてもてやったねぇ(OPの様子を聞いて微笑みが止まらない←) うちも1~2羽ほど雪うさぎ妖精さん引き取りに行く予定さぁ あとは…………アンちゃん、えっと、セウェルスに会いに(あの三つ編みを今日こそはいじらせてもらいに←)行こうと思うさぁ
海神江流だよ。 雪うさぎ妖精は…番がいるなら1組。2匹を引き取ろうかな。 朝まで自分が参っちまわないようにはしとかないと、だね。
No.10
スール、キャスターだ 雪うさぎ妖精、ってのはうさぎとは違うのか……? ハーヴェンに捌いて持ってってやろうかと思ったけど、食えなさそうだよな。 まあ、小さいらしいからどっちにしてもあんまり腹の足しにはならねぇか。 小さい奴だから、多分何匹かいても大丈夫そうだ、 とりあえずふたつくらい持ってけばいいか? どこに行くかは決まってねぇな。 誰かと一緒にいるって話もしてねぇからよ、適当にしてると思うぜ
>フリュー (凍えている) 貴方も、気をつけてほしい…(若干震えている) っと…書き忘れていた。質問の受付は【14日いっぱい】までだ。まあ、特には大丈夫だと思うのだが… 白紙にも気をつけてほしい。特に朝方…5時ごろは提出時にエラーとなることがある。その場合、少し時間をおいて提出してくれ。
ギャメルだぜ。よろしくな。 寒いのは苦手だけど、ウサギを連れて一晩過ごすぜ。