出撃! オルセン軍・北伐隊(100)
広大野人
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シナリオID:3080
オープニング
偵察と調査を命じられた先遣隊は、極北山脈の縁付近で南下してくるクリーパーの存在を確認していた。
「氷……なのか?」
兵士の一人が目を凝らす。
大小様々な形をした氷を取り込んだというべきか、あるいは氷を模しているのか分からないが、遠くから見ていると伝え聞く流氷のようでもある。
「動きはゆっくりしているみたいだが、数だけは無駄にあるな……」
手を翳しながら別の兵士が呟く。
見渡す限りの氷、氷、氷……それらはクリーパーなのだ。
「なんだか……寒くね?」
「やっぱりそうだよな。あのクリーパーは寒さを呼び込む可能性もあるな……おい、アレ見ろよ!」
指差した先に、数頭の熊型魔獣がエーテルに寄られて氷クリーパーに近づいていた。
沢山の餌がやって来たとでも思っているのだろうか。
兵士達が見守る中、1体の熊型魔獣は丸太のように太い腕を振った。その威力は相当なものがあっただろう。生身の兵士であれば一瞬に肉塊になるのは間違いない。
案の定、まともに喰らった氷クリーパーは砕け散った。
「う……わ……」
兵士は絶句する。
他の氷クリーパー共が一斉に攻撃を開始したのだ。体当たりは勿論、他のクリーパーに当たる事を気にしない氷の射撃が襲い掛かり、一瞬のうちにその魔獣は肉片となってしまう。
その様子に残った魔獣共が恐れおののき、逃げようとするが、1体が突如、倒れ込んで地面の上を藻掻く。
「脚が氷で地面と繋がれているのか?」
「これは厄介だな……」
身動きが取れなくなった個体は、必死の抵抗を試みるが数の暴力に圧し潰されてしまった。
兵士達は頷き合うと報告の為、急ぎ陣へと戻るのであった。
●北部鎮守都市オルセン
オルセン軍にとって騎馬隊は大きな戦力の一つだ。
広大な大地を自由自在に走り回り、弓による攻撃を合わせた機動戦術は自軍の損害を減らしつつ最大限の火力を併せ持つ……のだが、今回の敵に関してはその戦術を用いる事はできそうになかった。
「偵察隊の報告……馬の脚程度では簡単に氷漬けされて機動力が封じられるのは、ほぼ確定だろう。そこで、即席の防御陣地を造り、積極的な攻勢防御を展開する」
オルセン太守コンラート・マフダルはそのように宣言した。
幸いな事に氷クリーパーの進撃速度は遅い。その為、築陣の準備を行える時間的な余裕はありそうだ。
そこへ、両手に抱えきれない程の資料を持った側近の一人が報告する。
「北伐の準備にも追われておりまして、人手が不足しております。築陣についても動ける専門家がいない状況で……」
「最低限の準備ぐらいはやり遂げるように。それと……そうだな、冒険者には、それ込みで依頼するべきか」
冒険者の中には様々な経歴を持っている者や得意分野を持つ者がいる事をコンラートは知っていた。
現状は、手掘りと盛土による防御機能になりそうだが、細かいアレンジは冒険者に託した方が良いと判断した。幸い、オルセン近郊で迎え撃つ関係で物資はそれなりに使える。
「希望すれば冒険者一人につき、50人~100人程度を付けるように」
築陣や後方支援には人手も必要だろう。もちろん、組織を率いる事が苦手な冒険者もいるだろうから無理強いはできない。しかし、頭数が必要な時もあるものだ。
側近は太守の言葉に頭を下げて応えると準備の為、慌ただしく走り出した。
●水源調査
トレイシーとイグシィ=スタスの二人は試作地の高原に足を運んでいた。
理由は試作地の水源にもなっている川の事だ。
「……という訳で、その冒険者の話からも、この川については調べた方が良いかも。温かい以外、人体にも植物にも害が無い事は確認済みなんだけどさ」
悩んだような表情を浮かべるトレイシー。
極北山脈のどこかから流れてくる川は基本的には雪解けや地下水であり、かなり冷たい……はずなのだが、二人の目の前に流れる川の水は明らかに温かいのだ。
「授恵者であればエーテルの影響があるかどうか分かるのだろうけど……火山由来であれば他にも似たような川が近くにあっても不思議ではない、か……確かに、一度は調査した方が良いかもしれない」
研究所の事務方ではあるが、イグシィは元々、文官肌だ。
頭の片隅に『ある事象』が呼び起こされているものの、確定する材料がない。川を遡って調査すれば何か分かるかもしれないが、魔獣やクリーパーが出現する可能性が高いので一般人である彼には危険なのだ。
トレイシーが極北山脈を見つめる。
「それじゃ、冒険者を雇って調べて貰うかな」
「手配はしておく」
短く応えたイグシィの視界の中、見知った人物がキョロキョロと不審全開気味で歩いている所を見つけた。様子を見守っていると、トレイシーとイグシィに気が付いて、手をぶんぶんと振る。
「どうもぉ~」
それは頭のおかしい武芸者、ファンゾムだった。
「……屯田の仕事を途中で放り投げて、どこに行っていたのですか」
冷たく言い放ったイグシィの台詞に、ファンゾムはササっとトレイシーの脇へと隠れる。
「サボった訳じゃないのよぉ。むしろぉ~、結果的にはぁ仕事してるというかぁ~」
「もっと詳しく説明して下さい」
「そうねぇ~。クリーパーを退治しているのよぉ。最近、北の方からも多いしぃ。だから、ちょっとだけ、また行って来るわぁ」
グイっと拳を握ってみせたファンゾムの言葉。
人が住んでいないようなところで、人知れずクリーパーを退治しているのだろうか……という疑問をイグシィは浮かべた。
「冒険者の護衛は必要ですか?」
「今回は大丈夫よぉ~。戻る予定だからぁ」
そして、手をヒラヒラとさせながらファンゾムは極北山脈に向かって去っていくのであった。
解説
マスターより
リプレイ
オルセンの城壁が遠くぼんやりと見える中、ベルク・オスマットは即席の見張り台から集まった工兵らに発破を掛けていた。
「さて、ここにいる者に、今から行われる事の重要性が分からん痴れ者はいないと信じている。この陣地が抜かれるという事は、オルセンが直接の損害を被る事と同義である」
工兵らはオルセンの住民らしく各々が土木用具を握り締めていた。
士気の高さは十分だが、やる気は幾らあっても良いのだ。ベルクは力強く宣言する。
「我らの働きが、この陣地の背に生きるオルセンの民の明日の礎となるのだと心に刻み、各々の役割を果たす事を期待する。では、総員工事開始!」
呼び掛けに応えるように大きな歓声が上がった。その数100人を超える。授恵者はいないが、工事現場でこれだけの人手は頼りになるものだ。
工兵らは10人前後の班に分かれ、指定された持ち場へと向かった。
「何とか……と言った所か」
時間的に間に合うかどうか分からない。
ただの土塁と堀の防御陣地ではなく、稜堡を組み合わせた形となるのだ。それを提案したのはアルマ・ヴァレンタインだった。
「本当は星形にしたかったんだけどね。工事の方はお願いだよ、ベルクさん」
「他の機構はヴァレンタイン殿に任せた」
そう応えてベルクはエーテルを高めながら堀の中へと飛び込んだ。
短く気合を入れ直すとアルマは陣地を改めて見渡す。
工期的な問題で星形要塞にする事は出来ず、オルセン方向にやや開く形状となった。回り込むような知恵のある敵ではないので問題はないが……少し不安にもなる。
「氷の射撃は痛そうだけど進軍はゆっくりー……なら、他にも良い考えがある!」
死角が出来ない様に幾本かの稜堡を構築するのだが、土塁直下は高さを盛れば盛る程、死角が生じる。
他の工兵達に呼び掛けて、土塁を補強する柵や杭の作成を依頼した。土塁は厚さを重視し、斜堤を堀の外側に設ける。
「曲射メインで複数方向から射掛ければ、兵隊さん達の消耗も抑えられる……といいなあ。あ……そうだ、ハヤトさんから頼まれていた事があったんだ」
思い出したようにアルマはポンと手を叩き、様々な防御兵器を作成しているアリア・ティーダに声を掛けた。
「……兵士が滑って移動できるような板? 難しそうだね」
アルマから概要を聞いたアリアは苦笑を浮かべる。
自身が持てる最大限の鼓舞で工兵隊の士気と信頼を勝ち取ったアリアは今、可動式の大盾を作成中だった。投石器作りと並行して行われており、職人達がトントンカンカンと賑やかな音を立てていた。
「そういえば、兵隊さん達って板に乗って滑れるのかな?」
「さぁ、どうだろう? 練習している時間はなさそうだけど……要は足が凍って動けなくなるのが困るから、板に乗って滑るって事なのかな?」
アリアの質問にアルマは小さく頷いた。
クリーパーの特殊能力で裸地に足がついていると接地面が凍ってしまうのだ。板に乗っていれば凍らない可能性は大いにある。
「試しに可動式の大盾を改造しようかな」
思案しながらアリアは見本用に作成した一台の可動式大盾に視線を向ける。土塁を上がってきたクリーパーを押し出す為に作成したものだ。土塁の上から堀に向かって、やや急な斜面を降りる事になる。
「あれに乗るの?」
アルマは塞門刀車のような可動式大盾を見て首を傾げたが、アリアには既にアイデアが閃いているようであった。
「いや、流石に沢山の人は乗れないだろうからね、だから――」
ごにょごにょと耳元で楽しそうに告げるのであった。
●
沢山の竈に集められた人々。
陣地後方に備えられたここでは、オルセン北伐隊の給養を行っていた。ストレガ・L・リベルガストラは給養達への指導と調理に勤しんでいる。
「後方部隊の尽力あってこそ、前線部隊は奮起できる。されど己の健康管理が一番大事。業務を分担・整理を行い、適切に休む事が出来る事が大事」
給養隊を率いる将に説明すると、必要な書類を渡した。
やるべき事は山積しているのが現状だ。大規模な野戦……それも陣地を構えての戦闘となると色々と勝手が違って来るもの。
「穀物、肉や野菜はもちろん、水分と塩分をバランスよく取らせる。食事時間が不規則になる可能性も高いので、保存性の高い食料・保管容器の確保も必要だ」
次から次へと改善点を出していく、ストレガ。
北伐隊の戦いは今回で終わりではない。これから先の事も考えれば、絶対に避けては通れない事であるのは確かだ。
「これだけ寒いと食中毒の心配はあまりないようだが……」
吹き込んで来た北風の冷たさに、ストレガはクリーパーがいよいよ近づいてきているのではないかと感じるのであった。
●
「これは見事なものだな」
本部の一角に設けられた部屋に入ったコンラート・マフダルが開口一番、アウレーリア・フォン・ネーベルベルクを称えた。
「これだけの軍勢を思うように動かすのは、とても大変な事ですから」
今、彼女の手に握られているのはペンだった。
兵站部門を本幕から切り離し、独立した部署として立ち上げ、人員と物資の流れを管理する――それは北伐隊の命運さえも左右する重要な業務であり、本来は太守直属だ。
「ネーベルベルク家とは直接の面識はないが、『門番』と謳われる力はあると信じた私の決断は正しかった訳だ」
今回、築陣にもかなりの物資や人的資源を投入している。それらを無駄なく、かつ、十分に活かそうと思えば思う程、裏方の仕事が増えていくのだ。
「ご期待にお応えできたようで」
「私の馬車も使っていい。戦場には不要なものだ」
「それでは遠慮なく」
アウレーリアは早速、運行表を見直す。
太守用の馬車は豪華な造りで積載量はあまりないが、今は一台でも欲しい所だ。
噂によると特殊な馬車を販売している帝国商人もいるらしいが、縁がなかった以上、手が届く範囲で行うだけだった。
●
冒険者達一行は、岩場や崖に阻まれながらも順調に温かい川を遡っていた。
川の性質に由来するのか不明だが、水棲の魔獣に襲われたが、無事に撃退。リューイ=ヴァレンゴルトは魔獣にトドメを差して汗を拭うと水袋を口に含んだ。
「ゴブリンのウォーリアだからって、戦いしかできないって訳じゃない」
探検には脅威が付き物だが、全員が冒険者。然したる危険にはならなかった……が、戦闘をすれば当然、エーテルや体力は消耗する。
そういう意味で言えば、戦闘に特化して参加した甲斐があったというものだ。
「まぁ、このくらいなら踏破はできるか」
横目でチラリと他の冒険者達を見る。
難所を過ぎたと思えば、新たな難所である湿地帯にぶち当たったからだ。
「活火山などが近くにあるという話……でも、ないんですよね?」
湿地に溜まった温水に手を当てるミア=リゼル。
水草が入り組んでおり、川の境界線があやふやなのだ。エーテルを用いて能力を発動させ、周囲を確認していたクレア・エクレールが頷く。
「イグシィの欲しい情報が見つけられると良いんだけど」
湿地の地形は何か辿れるようなものではないし、特段、硫黄の臭いもしない。
手掛かりが遠くなっていくが、ここは『彼』の期待に応えたい所だ。
ミアは溜め込んだ息をゆっくりと吐き出す。
「一先ず、出来るだけの事はしましょう。植生の調査はトレイシーさんがしてくれていると思いますから……」
か細く言った言葉にクレアは首を傾げた。
「ルベアさんと何かあったの?」
「な、な、何もないですよ! ただ……私が気の利いた事を言えないだけで……わ、私、空から、み、見てきます!」
分かりやすい動揺を見せつつ、ミアは【幽体離脱】を行うのであった。
ミアが見た湿地帯の全容を共有しつつ、セロンガード・シュタインドルフとキオルティスの二人は現地を直接、確認しに行く。
「湿地帯に流れ込む一番大きな川……ですが、明らかにこの先、動植物の数が違います」
授恵者としての能力を活かし、生物環境を観察していたセロンガードがそのように分析した。
手を触れてみると温かさは消えているようだ。
水流の流れを視ていたキオルティスは湿地帯に振り返ると、『結果』を口にする。
「温度も違う……という事は、この川ではなさそうだね」
一本川なら遡る事は容易だった。
だが、入り組んだ岩場や幾本もの支流が合流する所だと、本物を選ぶのに骨が折れる。特に湿地帯だと生い茂る水草や足場の不安定さも合わさって、大変の一言だ。
「少なくとも十本以上の支流。全てを直接見て回るしかありません。ただ、帰りの事も考えれば残された探索時間は少ないです」
「各自、分かれて動植物の状況と支流の温度を直接確認しながら、本物を探すしかないか」
植物の育成状況が良い場所やセロンガードが把握した生き物の種類などの情報を元に人海戦術で当たりを探す事になるだろうか。
キオルティスとセロンガードの二人から探索の目安を聞き、ルベア・ベルニは授恵者としての能力を活かしつつ、該当する川を探していた所、ルイドと鉢合わせた。
「この辺は『情報通り』のようだな」
淡々とした様相でルイドは邪魔な草木を踏み倒してルベアに告げる。
ルベアは流れ込んでくる川の温度を確かめた。
「火山由来だけじゃない気がするのよね……ただの予感だから、外れるかもしれないけど」
「当てがあるのか?」
ルイドの質問にルベアは小さく頷き、自信なさげに答える。
「エーテルが作用して自然を変容させてるんじゃないかなって……」
「だとしたら、この先で待っている存在は、相当なエーテルを保持してるって訳だ」
妙に納得した雰囲気でルイドがそんな台詞を口にした。
それこそ、何か『当て』があるのかもしれない……が、ルイドは同業者の様子の方を指摘する。
「余計な世話だろうが、顔に出ているぞ」
その一言でルベアはハッとして自身の顔をパンパンと叩いた。
「私に原因があるのは百も承知なんだけど……彼女にどう応えたらいいのか分からないから」
ルベアの告白に浮き沈みあるのが人間関係というものだ――とルイドは思ったが口にはしなかった。なぜなら、自分自身も『ある人物』とこれから向き合う事になるのだから。
●
一行は湿地帯から更に先へと進んでいく。川の熱量はどんどん上昇していき、もはや熱湯と言っても過言ではない温度は、湯気で辺りを包んでいた。
濃霧のような中、先頭を行くリューイがうっすらと何かを見つける。
「これは……洞窟……だけじゃねぇな」
そびえ立つ崖の中腹にぽっかりと空いた穴と明らかな人工物。
整然とした石造りの壁は、所々、崩れ落ち、雑草に包まれているが、どこかしら荘厳な雰囲気を放っていた。
セロンガードも近寄って確認する。
「間違いなく、何らかの遺跡です。時代の特定はできないですが、相当古いものではないでしょうか」
「川は洞口の奥から流れてきているようだな」
湯気の先を見定めようと目を細めるリューイ。
相当な湯量が流れ出ているようだ……その様子にセロンガードは違和感を覚える。人工物は川の流れを考慮した形にデザインされていないからだ。
「元々、川は流れていなかったかもしれません。地殻変動か何かで地下水が湧き出て来たのかも……」
洞窟の中に入って詳細を調べようとした所で、セロンガードの足が止まる。
一行が見守る中、洞窟の奥から一人の女性が姿を現したからだ。各々が臨戦態勢に入る中、クレアがパッと表情を変えた。
「このエーテルどこかで……あ、酒場で情報くれたヒト!」
「お久しぶりぃ~。『彼』とは上手くいっているのかしらぁ」
特徴ある間延びする声の持ち主はファンゾムだった。微笑を浮かべて洞窟から出ると、一行の前に跳ねるように降り立つ。
「なんでこんな所に?」
クレアの質問に続くように、キオルティスも疑問を投げかける。
「何故、此処に居るのか? この場は特別な所なのか?」
「フフ。そうねぇ~私に勝ったら~教えてあげてもぉ……と思ったけど、なんだかそんな雰囲気でもなさそうなぁ?」
ファンゾムの視線が気まずそうにしているミアとルベアの二人へと向けられる。
「な、なんの事でしょうか……」
「う……わ、私達の事はいいから」
「困ったわねぇ~。そんなんじゃ戦いになってもぉ、望むような結果にならないわぁ」
ヒラヒラとした動きで適当な岩に腰を下ろすファンゾムに、キオルティスが尋ねる。
「望むような結果というのは?」
「この時代の授恵者にはもっと強くなって貰わないと困るからよ」
それはどのような意味なのか――という言葉がミアとルベアから出掛けたが台詞が重なりそうになって慌てて二人とも黙り込む。
沈黙の中、ルイドが正面からファンゾムに近づいた。
「よぉ、思ったより早く会えたな。在るところってのは、この先か?」
「いつもながら、察しがいいのねぇ~。ルイド君はぁ」
艶めかしい仕草を魅せて応えるファンゾムをルイドは強い視線をジッと向けた。
ファンゾムは観念したように両手を挙げる。
「ここはねぇ~。私が封じられている所なのぉ。ずぅっと昔からぁ、私は此処に……」
「俺達の前にいるお前は、分体とかそんな所か。そして、分体では封印が解けない訳だ」
「強引に封印を解く手段は一つ……神に近しい力で破る事よぉ」
冒険者達は互いに視線を向き合った。偶然にも神材で造られた武器を持つ者もいるからだ。けれど、ファンゾムは首を横に振る。
「それを使うのならぁ、もう少し、持ち手が強くないといけないわねぇ」
「授恵者に戦いを挑んでいたのは成長させる為だったというの?」
ルベアの問いに、この頭のおかしい武芸者は大いに頷いた。
「それもあるけど、この時代の授恵者は数が少ないからね。だったらぁ~、一人ひとりぃ、強くないとぉ」
過去を知ったようなファンゾムの台詞にミアが前のめりに訊ねる。
「まさか……ファンゾムさんは……」
「そう~。私は貴女達がぁ、名も無き神と呼ぶ、その一柱よ」
衝撃的な答えだったがルイドは気にした様子を見せなかった。相手が誰でもあってもやるべき事は変わらないのだから。
「封印を守って貰いたいのか? それとも封印を破って欲しいのか?」
「その選択も含めてぇ、私を守って欲しいのぉ」
か細く消えるような声ファンゾムは静かに告げるのであった。
●
クリーパーの情報を得る為にトーラは偵察に赴いていた。
大地を埋め尽くす氷……それがゆっくりとした速度ではあるが、確かに南下してきている。
「わっ! 危ない!」
手に持っていた杖を落とさないようにぐっと握り、クリーパーの氷射撃を避ける。
一直線に打ち出された氷を避けるのは苦労しないが、数が多いとどうしても避け損ねてしまう。
「こういう時の!」
シーフとしての能力を活かして間合いを確保。
どうやら、直線での射程距離はクリーパーの方が上のようだ。個体差あるものの、おおむね、その威力は一般兵士には十分、脅威にはなる事が分かった。
「射撃が直線と分かったのは良かったです」
これら情報は築陣や戦闘において役立つからだ。
陣地の中でも最前線に突出している稜堡に太守コンラート・マフダル以下、精鋭部隊が陣取っていた。
迫って来る氷クリーパーの大群をコンラートは即席の高台から見つめており、その隣にシルヴィア・A・カペルが控えている。
「今はまだ『手札』を切る時ではないと分かります。だからこそ、乗り切る為の作戦が?」
敵に視線を向けつつ、シルヴィアが尋ねた。
「冒険者達は期待に応えた。それで十分です……そして、貴女には余計なものを背負わせてしまった」
「そんな事はありませんよ」
シルヴィアは首を振る。
『人類の盾』を自認するオルセンは、『その時』が来たら、その役割に殉ずるとコンラートは言ったのだ。シルヴィアはその矜持を理解しつつも……生きていて欲しいと思う。
作法に則った動きで弓を構えるシルヴィア。
「私は貴方の弓術をもっと学びたいのです」
「ならば、背負わせた対価を払わないといけませんね」
目にも止まらぬ速さで太守は弓を手に取るのであった。
稜堡の上に仁王立ちしたダニエル・ヘリントンが、いよいよ迫って来る氷クリーパー共に対して啖呵を切っていた。
「貴様の様な『だらし無ぇ輩』に負けるわけにはいかない! 僕の『歪み無い心』で貴様を倒す!」
もっとも、相手はダニエルの台詞をまともに理解できる知能が無いクリーパーではあるが……形から入るというのは、味方にはある種、頼もしいようにも映るものだ。
ダニエルの意気込みに、緊張気味なオルセン軍の兵士達が声を発する。
「おう! 兄ちゃん、頼んだぞ!」
「ババっとやっちまってくれ!」
声援に応えるようにダニエルは高々と手を挙げた。
「はい! 皆さんを援護します!」
「「「攻撃せんのかーい!」」」
兵士達のツッコミと緊張が解れた笑顔が広がる。
授恵者であるダニエルの本分は援護や回復だ。兵達もそれは分かっているからこその、微笑ましいやり取りなのかもしれない。
治癒の力があるかないかは、士気に大きな差を生むのだから。
戦闘は冒険者達による援護魔法と氷クリーパーの射撃から開始された。
斜堤のおかげで堀外からの直線的な攻撃は稜堡で備える兵士達の遥か頭上を飛んでいく。奴らは直線的な射撃しかできないのだ。
「これなら曲射で十分な対応ができますね」
リディリディ・トゥラ・イェレミースが預かった兵達を守るように稜堡の上に立ち、弓兵の指揮を執る。太守が弓の名人なだけあって、弓兵らの練度は高かった。
「合図と共に斉射をお願いします」
エーテルを高め、出現させたのは魔法の障壁。
兵の消耗を抑えつつ、長期間耐え忍ぶのが防衛戦の肝だ。また、安全策を取る事で集中して弓を撃てるという利点にも繋がる。
天に向かって真っ直ぐに伸ばした腕をリディリディはしなやかな動きでクリーパーへと向けた。
「射撃戦、開始です!」
直後、弓手達の気合の声と共にザァーと音を立てて矢が放たれた。
大人数による曲射は面の制圧だ。高々と飛翔した矢が大地に向かって落ちる時の衝撃は相当の威力を発する。
無数の矢が直撃した氷クリーパーは成す術もなく、溶けるように消滅するが……敵の数は計り知れない程多い。新しく出来たスペースにどんどん押し寄せてくるのだ。
斜堤を登り切り、堀へと落ちていくクリーパーに対して、ロゼットが短杖を振るって魔法を放ちつつ、兵達に呼び掛けた。
「焦らず近くの敵から狙いなさい!」
堀の中は稜堡の土塁に近すぎる為、曲射し難い。その為、弓兵らは各々の指揮者の指示に従い、斜堤を進み続ける敵か、堀に侵入した敵かを狙う事になる。
ロゼットはどちらかを狙うか迷わずに命令を下した。
防衛戦の泣き所は攻撃と違って心の動きが離心傾向にあるが、前もって暖をしっかりと取り、援護魔法を掛け、かつ、身体を張って成すべき事を示したロゼットに、兵達は黙々と応じる。信頼関係が成り立っているとも言えよう。
「怪我をしたら遠慮なく言ってよね!」
いつでも回復魔法が行使できるようにエーテルを高めつつ、ロゼットは出来る限り魔法攻撃を放った。
陣地に稜堡を築いたのは、側面から敵を攻撃する為。
ロゼット達の隣稜堡にはレティシア・レインフィールが弓兵を率いて陣取っていた。これにより、稜堡と稜堡の間の敵は十字砲火を浴びせる事が出来るのだ。
「接近されるまで出来るだけ敵の数を減らしましょう」
矢の雨を降らせて『面』で攻撃すると、多少の打ち漏らしは発生する。
だが、そこを狙うと折角の火力が活かしきれない。堀を突破し、土塁を登り出した敵は近接職に任せ、弓兵は役割を全うさせる事にとレティシアは仲間達に呼び掛けたのだ。
「次の斉射目標を示します。私に御続き下さい」
土塁の上でクリーパー共の動きを観察していたレティシアが弓にエーテルを込めて放つ。輝く光跡を残し、クリーパーの一角に着弾。弓兵達がそこを目標に番えた矢を撃った。
前情報通り、個体差はあるものの単体で見れば脅威ではなく、一連の攻撃だけで倒す事はできた。だが……。
「……やはり、数が多いようでございますね」
大地を埋め尽くす氷クリーパーの襲来は止まる事なく続いている。明らかに防御側の殲滅力を上回っているのだ。土塁に取りつかれるのも時間の問題かもしれない。
その予想通り、一部の土塁では既に氷クリーパーが登って来ていた。それ以上の侵攻を止めるようにナハティガル=ラーが授恵者としての能力を発揮しながら迎撃に当たる。
「経験上、氷クリーパーの様な不定形型には『コア』がある場合が多かったが……」
当初は稜堡からの射撃がよく通る方向へと誘導して戦っていたのだが、流氷の如く迫って来る敵に誘導が困難となってきていた。
「手を止めるな。正念場だぞ」
遮蔽物に隠れつつ、射撃を繰り返す弓兵らに声を掛けた。
ここで弓兵らが瓦解してしまうと、氷クリーパーの大群に陣自体が飲み込まれてしまう。それは作戦の失敗を意味するのだ。
敵を弓兵に接近させないように立ち回りつつ、ナハティガルが衝撃刃を放った。
「増援が来るぞ。弓隊、斉射準備!」
ナハティガルは戦場の動きに弓兵達に指示を下した。
直後、土塁の一部を占拠していた氷クリーパー共がまとめて粉砕される。
真っ先に姿を見せたのはアステルだった。
「土塁に上がった氷クリーパーは私達が倒します!」
彼女の声は戦場によく響いた。
グッと構え直した大剣にエーテルを込めると高く跳躍。叩きつけるように次々と敵を文字通り薙ぎ払う。
「このまま、押し通りますね!」
「それでいいが、氷漬けにされると厄介だな……囲まれないよう、十分気を付けよう」
近接して戦うアステルを援護するように、後方からライナ・フレイヴァルツが姿を見せた。
仲間達を守る為に【聖盾】を設置。それは同時に兵士達にとっては遮蔽物となる。
「アステルさん、大き目の個体に仕掛ける。トドメを」
「分かったわ!」
周囲の氷クリーパーより一際大きな個体。特別な能力は持っていないようだが、巨大なだけあって耐久力は高いようだ。幾本も刺さった矢の状況に、それが容易に想像できた。
兵士達がどんなに頑張っても授恵者との決定的な差は埋められない。
強力過ぎる個体には、彼らの攻撃力では大きなダメージが与えられないのだ。だからこそ、冒険者達の存在が大きな意味を成した。
「動きを止める手段はこちらも持っているのだぞ」
極限まで高めたエーテルを解き放つライナ。
クリーパーに纏わりつき、その動きを阻害させる。周囲よりも大きいからこそ、動きを止められた事で周囲の敵はスペースに入り込む事が出来ず、停滞する。
そこへ跳ねるように土塁の上を駆け抜けたアステルが一気に間合いを詰めた。
「たぁぁぁぁ!!」
気合の掛け声と共に振り下ろす大剣。
圧倒的な威力の前にクリーパーが四散して消えていった。兵士達から歓声が挙がると共に、開いた空間に次々に新手が押し寄せる。
アステルはクルリと敵の射撃を避けつつ、転がるように姿勢を整えて大剣を構え直した。
エーテルを込めた一撃を放つ……その前に、ライナが放った無数の深闇色の弾がクリーパー共に襲い掛かる。
「片付けて、次の土塁へと向かうぞ」
「わかったわ!」
ライナの魔法攻撃によって半崩れした所を、アステルが大剣を叩きつけ、戦線を押し戻すのであった。
クリーパーの射撃が土塁を盾にしている兵達に飛んでくる状況になりつつあった。
その理由を別の稜堡から駆け付けたフロマーシュ・ダイヤドロップは一目で理解する。
「堀が……クリーパーで埋まっているのでしょうか?」
高低差はそれなりにあったはずであるが、斜堤の高さまで堀の中がクリーパーでいっぱいなのだ。
冒険者達とオルセン軍の準備はほぼ万全に近かったが、相手が想像の域を超えてしまった。敵が液体や軟体……いや、生物であれば、このような事態にはならなかっただろう。
「しかも、数の多さだけでなく、こちらの動きを止めてくる……」
土塁の高さまで積み上がってしまえば、もはや防御機構は意味を成さない。フロマーシュは危機的状況に、仲間達が応援に来るまで、単騎で足止めへと向かった。
「みんなが被害を受けないように、何とかしないと……!」
フロマーシュが敵の一角を崩すようにエーテルの刃を放ちつつ、踏み込む。
新しい獲物が飛び込んで来たと思ったのか、周囲のクリーパーが一斉に攻撃してくるが、それでもフロマーシュの想いは止まらない。
殺界を発動させるのに適切な位置へと辿りつくと、全身からエーテルを放った。
間一髪……という所だろうか、足止めは僅かであったが、そのおかげで首の皮一枚繋がった。フリーダ=ブロムヴィストとアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトの二人が敵を蹴散らせながら到着したのだ。
「見れば見る程氷にしか見えない敵ですね。一斉掃射されたら危なそうです」
囲まれると危険な為、他の冒険者や弓兵らと足並みを揃えながら、フリーダが氷クリーパー共に攻撃を打ち込んでいく。
こういう時、範囲攻撃が出来る手段はとてもありがたい。
「啓示によれば『障害物で射線を切りつつ戦うのが大事』との事です。注意して行動しましょう」
弓兵にそう呼び掛けつつ、退路が囲まれていない事を確認し、フリーダは剣を振り続け、切り開いた所にアルベルトが強引に身を投げ込んだ。
「来い! 氷クリーパー共! ここが貴様らの墓場だ!!」
漆黒の剣が振るわれる度に、小さい氷クリーパーが霧散していく様子は、崩れかけた兵士達の士気を保つには十分だった。
確保した土塁の上に立つと、見える範囲に荒れ狂うように衝撃の刃を放つ。
「オルセンの街を、帝国の民を護るためにも氷クリーパー共はここで殲滅する!!」
3人のウォーリアが土塁の上を完全に確保すると、弓兵らが適切な持ち場に戻り、組織的な射撃戦へと移行する。
問題は、堀を埋めてしまった氷クリーパー共の存在だ。
幾ら手練れの冒険者三人とはいえ、多勢に無勢だ。どんなに強くとも、一人の人間が出来る事には限りがある。
「せめて、きっかけがあれば良いのですが……」
フロマーシュの台詞にフリーダは頷いた。
「足並みを揃えるのは、何も私達だけでは無いという事です」
大事なのは連携。そして、その為の稜堡……星形に似せた要塞なのだから。
意図を汲み取ったアルベルトが剣を高く挙げると大きく叫ぶ。
「今こそ、押し返す時だ!」
その声は左右の稜堡に居たそれぞれの冒険者達に届いた。
射程が届く限界の所へリディリディが澱嵐を発生させる。敵の足が乱れればそれだけ、時間は稼げるからだ。
「後は範囲攻撃でしょうか」
「それは任せて下さい」
応えたのはトーラだった。彼女は偵察の後は遊撃的に戦い続けていたのだ。
倒したクリーパーが居た空間が新手に埋められる前に、アステルとライナ、ナハティガルが続く。
「振れば当たるって事だけは楽だけど!」
「そうね。だが、深追いは危険だ」
「反撃が来るぞ!」
突出した冒険者達に氷クリーパーからの射撃攻撃。
一発一発のダメージは低いものの、やはり、積み重ねは脅威だ。けれど、すぐに仲間達から回復魔法が飛ぶ。
「距離に限界がありますね」
シルヴィアが言った通り、魔法には射程が存在する。有効距離までは持ち場を離れなければならないのだ。
距離を詰めたがロゼットが兵達に告げる。
「なるべく、土塁の陰に伏せて!」
回復対象が分散すると、ヒーラーの負担が増えるからだ。端的に言えば、攻撃を受けるのは頑健な冒険者の方が良い。
戦力を一時的に集中したおかげで堀を埋め尽くした敵をやや崩した。更に攻勢を加えて一掃したい所だが、堀の中で足が氷漬けにされて移動する事ができなくなると、かなり危険だ。
誰しもそう思った矢先、ガラガラと音を立てて数台の『可動式の大盾』が土塁に姿を現した。巨大な押し車のようで幾人もの兵士達が続いている。あれで突撃するつもりなのだろうか。
ダニエルはグッと身を乗り出し、レティシアが誓銀の月を握り締めた。
「しっかり援護するからやって来い!」
「あれは……ただの盾車ではないようですね」
ヒーラー達が見守る中、先頭の盾車の横にハヤト=ガラン=ヴォルファングが立つと土塁を上がろうとした剣士の冒険者に手を貸す。
「エクエス! 俺に続きな!!」
「はい! それにしても壮観ですね」
当初、ハヤトは木板を用意させて滑走するつもりだったのだが、アリアの協力により、想った以上のモノが出来上がったのだ。
「だな! しかも、ちょうど良いタイミングだぜ!」
戦場に流れる勢いをハヤトは見事に掴んでいた。冒険者達の反撃によって、盾車を通すだけの道が開かれた。今なら多少強引ではあるが、盾車を堀の中へ降り進める事ができるだろう。
ハヤトの合図と共に複数台の盾車が氷クリーパーを文字通り押しのけながら進み――かつ、背部から木の板が排出されていく。それらは繋がれており、あっという間に木板の道が出来たのだ。
「これで足止めの心配はねぇ! あとは叩くだけだ!」
氷クリーパーの足止め能力は『裸地に足がついている全ての生物』が対象だ。けれど、木板が敷かれていれば、それは『裸地』とは呼べない。
ハヤトの機転とアリアの工夫によって呼び込んだ戦機は、戦線を立て直すのに十分な切っ掛けとなるのであった。
持ち直したオルセン軍はその後、冒険者達の奮戦もあり、南下してきた氷クリーパーを防衛戦にて殲滅する事に成功するのであった。
【100⇒93】
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:多い25 / 4〜25人
2023年07月25日 13時50分36秒 公開
参加者
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 1.【対クリーパー】に参加しますね。 エアーライドで地に足を付けずに戦闘することも考えましたが、無難に杖を持って魔法で攻撃しようと思います。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 今のところ2の【築陣及び兵站関係】で参加よてい 建築・土木と戦術眼に工兵さんを貸してもらって 「私にいい考えがある!」な星型要塞(〇稜郭…?)でもこさえるか 調理で「ああ…しっかり食え」とか「おかわりもいいぞ!」な炊き出しと 医療・薬学と回復魔法で「メディーック!」のどっちかでもやってようかなと
シーフのクレアだよ、よろしくよろしくー! ボクは3.【水源調査】に参加するね。川を最後までちゃんと追跡できるようなスキル構成にしていくつもりだよ。
ウォーリアのリューイだ。 俺は3.【水源調査】に向かおう。 有用そうなスキルを積み、万一の戦いへの備えもしていこう。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は1.【対クリーパー】に参加するぜ。 抵抗は低くないからどうにかなるだろう
ヒーラのアリアだよっ! 久々の大規模戦闘参加だけど…宜しくお願いしますっ! 行先は2【築陣及び兵站関係】にしようかなとっ。 これでも工兵活動には自信が多少あるからっ。 本格的な築城、システム作りはアルマ氏が表明してくださってるから…いざ戦闘が始まった際の可搬式の大盾やカタパルトなんかで、個々の兵士の消耗を抑えられる工夫が出来ないかなーと考えてますっ!
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 1.【対クリーパー】に参加するよ。歩兵と一緒に戦うつもりだ。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 2【築陣及び兵站関係】で食事作ってるのだ。
シューターのセロンガードです。 よろしくお願い致します。 3.【水源調査】へ参ります。
No.10
ウォーリアのアステルです。宜しくお願いしますっ! 1.【対クリーパー】に参戦予定だよ。
ヒーラーのダニエル・ヘリントンです。 僕は1.【対クリーパー】に参加します。
ウォーリア、ルイド。 3.【水源調査】参加予定だ。良しなに。
No.13
キャスターのリディリディです・・・。 よろしくお願いします。 では私は1の【対クリーパー】に向かいます。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 とりあえずは1.【対クリーパー】への参戦を予定しています。
シーフのキオルティス。 俺は3.【水源調査】へ参加を予定しているよ。宜しくね。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 【築陣及び兵站関係】に参加する。 内容としてはアルマ殿の建てた計画を元に工事の指揮になるか?
ヒーラーのロゼットよ。 【対クリーパー】に加勢させてもらうわ。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 俺は【1.対クリーパー】で暴れ回る予定だぜ!! 可能かどーかわからねぇが即席でスケートみてぇなもんが作れねぇか【築陣及び兵站関係】チームの手先が器用な面子に頼もうかと思ってんぜ! 無理なら木の板かなんかをボード代わりにして滑りながらクリーパー共を蹴散らしに行くのも面白ぇかと思ってんぜ!!
ライナ・フレイヴァルツ、キャスターだ。宜しくな。 私は【対クリーパー】に行きたいと思う。
対クリーパーに行きますけど、一度偵察に出て攻撃の射程やクリーパーの移動速度等を調べて来ますね。 討伐では範囲魔法を撃って数を減らしていきます。
ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申しますっ。 皆様よろしくお願いいたしますっ! 私も【対クリーパー】に向かい、そちらに向かわれる皆様をお守りしたいと思いますっ!
ヒーラー、ミア=リゼルです。水源調査に赴く予定です。よろしくお願いしますね。
キャスター、アウレーリアです。宜しく。 それでは、【築陣及び兵站関係】で物資の交通整理を担当いたしましょう。
シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 俺は【対クリーパー】に向かおう。
明日出発だねー 問題なさそうだったので築陣めいんと 手のまわる範囲で1で必要な準備があればお手伝い な内容でプレイング出してるよ