【呑竜】パーシア・愛の試練(弐)【堕天】
おおくまねこ
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シナリオID:3191
オープニング
「ウィリアムったら、今度ばかりは許せないわ! 私の気を惹きたいばかりに、たくさんの女性と婚約するなんて!」
帝国と王国の国境を強行突破し、王国に侵入したグリゼルダは追撃してきた警備隊を振り切り、見事行方をくらますことに成功していた。国境突破の際に手持ちのゾンビは『一騎』を残して使い切ってしまったが、問題はない。死体なんて墓地を漁ればいくらでも手に入るし、その気になれば自分でも作れる。単独で都市国家すら滅ぼしうる、死の暴風――それが『青の親指』グリゼルダである。
「王国で派手に暴れると『赤の中指』がうるさいのだけど――とにかく、私はアランの目を覚ましてあげなければいけないわ。ウィリアムの妻はこの私一人。側室なんて、絶対に認めないわ! 悪い虫は、一人ずつ殺して回りましょう。とりあえず、バデーニ家の女と、黄金像の女を殺せば、ウィリアムも自分の間違いに気付くかしら?」
グリゼルダが最優先抹殺対象と定めたのは、ウィリアムが臣籍降下する公爵家の令嬢――つまり、第一夫人内定者のエルヴィラと、王都に巨大ウィリアム像を建てたパーシアであった。とりあえずこの二人を殺しておけば、他の『悪い虫』も、人の男に手を出した過ちを認め、悔い改めるであろう、という狙いである。
「この二人が一か所に集まる機会があればてっとり早いのだけど……赤の中指はそこまで世話を焼いてくれなかったわ」
手指幹部である『赤の中指』はメドゥの指先の後方支援を担当する存在だが、無秩序に暴れ回るグリゼルダとはあまり仲が良くない。活動資金の提供と、王国での活動拠点を提供してくれただけで、「あとは勝手にやってくれ」というスタンスだ。故に、グリゼルダは襲撃計画などは自力で用意する必要があるのだが……。婚約者候補たちの周りには王家の密偵がウロウロしており、グリゼルダでも容易に襲撃することはできなかった。平民の木端愛人候補程度なら簡単に暗殺できそうなのだが、それで警戒されて本命を殺せないようでは、意味がない。
「やっぱり王城に乗り込んでウィリアムに直談判しようかしら!」
グリゼルダはしばらく「見」に回ることを余儀なくされ、そろそろ痺れを切らそうとしていたのだが……。ある日、差出人不明の不思議な手紙が届いていた。
そこには、グリゼルダが欲しかった情報――エルヴィラとパーシアが一同に会する場所と日時を記した紙片、そして、二人の肖像画が同封されていた。
「まあ! 親切な人もいるものね。これは、私とウィリアムの愛を祝福してくれている人からの手紙に違いないわ! 待っていて、ウィリアム! あなたに近づく悪い虫は、全部私が殺してあげるわ! さあ、行くわよ、『レミーラ』! 私の最高傑作! ちょっと腕が壊れてしまったけど、新しい腕を付けてあげたんだから、今度は負けないでね!」
「……」
グリゼルダが声をかけると、帝国から連れてこられたグリゼルダの最高傑作は、むくり、と立ち上がった。
●
「やあ、久しぶりだね。今日は君達に、僕の花嫁達の護衛の依頼を頼みたいんだ」
王都の冒険者ギルドに現れたリーンエス王国第二王子、ウィリアム・リーンエスは爽やかに言った。
「僕が最近『婚活』をしていることは君達ももちろん知っていると思う。これは自慢話なので聞き流してもらってもいいのだけど、僕はモテるんだ。輝ける地上の星だからね。年頃の女性がそんな僕に憧れるのは無理のないことだ。それはいいんだが……残念ながら、僕の輝きは、時にはよくないものも呼び寄せてしまうようだ。ストーカーだけは、僕も怖いと感じることがある……」
ウィリアムは目を伏せた。冗談めかしてはいるが、勇猛果敢で知られるウィリアムが「恐れ」を口にするのは珍しい。
「さて、本題に入ろう。僕のストーカーである『青の親指』グリゼルダが王国に潜伏しているらしい。その知らせが入ったのは僕の臣籍降下を発表してからすぐのことだから……恐らく彼女は、また僕に会いに来たのだろう。それならまだマシなんだけど、問題は、彼女の狙いが僕自身では無い場合だ」
ウィリアムはその整った顔立ちをほんの一瞬だけ歪めた。
「僕の花嫁達には王家の密偵が付いている。グリゼルダもそうそう簡単に襲撃はできないはずなんだが……どこかで彼女は暴発するだろう、というのが僕とメアリーの予想だ。そこで、彼女の襲撃があり得そうなイベントには、万全を期したい。そこで、君達の出番だ。一週間後、バデーニ領の領都で開かれるパーティで、正室予定のエルヴィラと側室予定のパーシアが顔合わせをする。このイベントは残念ながら僕自身はスケジュールの都合が付かず、参加できないので……君達には僕に代わり、パーティ会場の護衛と、現地まで移動するパーシアの護衛をお願いしたい」
ウィリアムは一気に言い切ると、真剣な眼差しで冒険者達を見つめた。
「杞憂で終わればそれが一番いいと思う。だけど、万が一のことがあった場合、その一時は、このウィリアム・リーンエスの誇りを君達に預ける。僕に代わって、花嫁達を守ってほしい」
解説
マスターより
リプレイ
がしゃあああああん。突然、天窓の硝子が砕ける音が響き、パーティ会場は静まり返った。
「皆様、安全のため、避難を――」
会場の警備員が参加客に避難を呼びかけようとしたその時、バサバサとやかましい羽音と共に、大量の巨大な蝙蝠が天窓から会場へと降ってきた。そして、蝙蝠達に紛れて降下してくる、三本腕の女が一人。
「ここね! ウィリアムの婚約者を名乗る勘違い女がいるのは! でてらっしゃい! エルヴィラ・バディーニ! バラバラにしてあげるわ! ウィリアムのあの瞳も、魂も、全て私のものよ! 誰にも渡さないわ!」
「ひゃあああ!?」
名指しで抹殺宣言されたエルヴィラ・バデーニ公爵令嬢は悲鳴を上げた。
「エルヴィラ様! 早くお逃げ下さい!」
「皆様! 直ちに避難してください! 走って! 逃げ遅れれば殺されます!」
エルヴィラは警備員達に手を引かれ、出口へと一目散に走っていく。事前にレティシア・レインフィールが「グリゼルダやテロリストが来た場合は避難誘導に専念してください」と言い含めていたため、蛮勇を発揮する警備員はおらず、全員が避難誘導に当たった。ちなみにレラ・F・ギュンターが変装してみたが、体格がかなり違うため、グリゼルダが本物の肖像画を入手しているならすぐバレそうだった。
「グリゼルダだ!」
「殺される!」
「押さないで下さい!」
エルヴィラ以外のパーティ参加者達も警備員の誘導に従い、出口を目指して我先にと走っている。蝙蝠達は黒い風となって広がり、手あたり次第に参加者や冒険者の女性に襲い掛かろうとしている。グリゼルダもエルヴィラを追おうとしたが、その前に冒険者達が動き出していた。
「やはり出たか、妖怪……! 人死になど出すわけにはいかん! ここで始末させてもらう!」
ベルク・オスマットは素早くグリゼルダの死角へと移動し、机の下に身を隠した。グリゼルダは白兵戦においてはウィリアムすらも上回る。ベルクはグリゼルダを暗殺する気だった。
「やはり来てくれたんだねマイハニー!」
机の下から飛び出したハヤト=ガラン=ヴォルファングはグリゼルダに甘い声で囁いた。ハヤトは今、エーテルを用いた変身術を使い、ウィリアム王子そっくりに化けているのだ。
「さあ、僕の胸に飛び込んでおいで!」
ハヤトは大きく両手を広げた。
「蝙蝠多いな! こいつを喰らえ!」
ナハシュは蝙蝠のキメラゾンビの群れを撃墜すべく、閃光塗弾を空高く放り投げつけた。天井の近くで白い光が炸裂し、飛び回っている蝙蝠達を包みこんだが、蝙蝠達のゾンビは全く怯む様子を見せなかった。
「くそっ! 効かねえのかよ!」
「ウィリアム! そこにいたのね! 今行くわ!」
グリゼルダは逃げていくエルヴィラには目もくれず、偽ウィリアムに恐るべき速度で突進した。
(よし、かかったな! ――ハッ!?)
ぞくり。
死神の気配を感じたハヤトは全神経を回避に集中し、後ろに飛び抜く。直後、一瞬前までハヤトの頭があった位置をグリゼルダの鎌が通過した。
「どうしたんだい、マイハニー!?」
「貴方こそ何故よけるの!? この浮気者! 貴方には改造が必要だわ!」
(くそ、この方法なら今度こそうまくいくと思ったんだが! 本物でもためらいなく首を獲りに来るのかよ!)
ハヤトはウィリアムに心の底から同情した。
「グリおばの注意はちゃんと引きつけてくれてるみたいだけど、ハヤト大丈夫かにゃ?」
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブは彼ピの身を案じつつ、パーティ会場の天井に向かって母蜘蛛糸のロープを飛ばした。空を自在に舞う蝙蝠を仕留めるにはこちらも機動力が要る。サフィラは糸と空気噴射で強引に軌道を変えながら、三体の蝙蝠を順番に攻撃した。一体には回避されたが、二体には手傷を負わせることができた。
(くそ、でかい分硬い。ゾンビだから急所もなさげだし)
巨大蝙蝠のキメラゾンビは十体。「女性は全て殺せ」と命じられていた蝙蝠達の内、五体は女性冒険者達に襲い掛かった。しかし、残る五体は、会場にいる女性達に無差別に襲い掛からんと飛び回っている。会場の警備員達は後方につき参加者達を守ろうとするが、飛行能力を持ち、頭上から襲い掛かってくる蝙蝠のゾンビ達相手では、守り切ることは難しいようだ。
「きゃあああ!」
「エルヴィラ様……お逃げ下さい……」
「来ないでえええ!」
そして、一名の女性と、女性を庇った警備員の一人が巨大蝙蝠の牙を背中に突き立てられ、無惨な屍となった。
●VSレミーラ(1)
「ちょっと狭いですが、辛抱してくださいね、パーシアさん、アイオーラ伯爵、ラズリーさん」
「うむ、構わん。安全第一だ」
コルネリウス・アーラの言葉に伯爵は頷いた。冒険者九名とアイオーラ親子、そして使用人のラズリーを乗せた二頭立ての馬車は、エルヴィラが待っているパーティ会場への道へ急ぎ、高速疾走している。すでにパーティ会場にはグリゼルダが出現していたが、この時点で冒険者達がそれを知る術はなかった。
パカラ……パカラ……。
「ん? 馬の蹄の音……空から……? まさか!」
ソレの接近にいち早く気付いたのは、御者台にいたディレイン・オールドケイジだった。ディレインは馬を全速力で走らせるよう鞭を入れながら、馬車の中にいる仲間達に向かって叫ぶ。
「みんな! 敵だ! 上から来る!」
ディレインは手綱を引っ張り、馬車の速度を落とそうとした。ディレインの警告を聞いた冒険者達も立ち上がりパーシアと伯爵、ラズリーを背後に庇おうとする。その時、激しい衝撃が馬車を襲った。
バキィッ!
馬車の屋根が突き破られ、槍のようなものが馬車の床まで突き抜けた。バキバキという音と共に、馬車そのものが真っ二つに裂ける。御者台にいたディレインは暴れる馬達をなんとか制御しようとしたが、馬車の横転は避けられなかった。
ギャリリリリ!
馬車に乗っていた冒険者達とパーシア、そして伯爵と秘書のラズリーは馬車から勢いよく投げ出された。パーシア達はレミーラの攻撃のショックからは守られたものの、馬車が破壊され、外に投げ出されることまでは防げなかったのだ。馬車に乗っていた者の中で唯一非授恵者だったラズリーは背中を地面に打ち付け、地面に倒れた。だが、馬車が少し速度を落としかけていたことが幸いしたのか、命に別状はないようだ。
(くそ、先制を許したか……! まずは状況を確認しなければ……)
空中に投げ出されたナハティガルは超人的な体捌きで転ばずに大地へと着地した。レミーラはすぐに見つかったが、ナハティガルはすぐには仕掛けず、木の陰に身を隠し、気配を断った。
「……」
馬車を襲った槍兵の正体――レミーラは地面に降り立ち、きょろきょろと周囲を見渡す。そして、伯爵に抱きかかえられたまま馬車から投げ出され、地面に倒れていたパーシアをキロリと睨み付けた。
●VSグリゼルダ(2)
「う、わっと! すばしっこいなあ、もう!」
サフィラは蝙蝠二体の攻撃を器用に回避し、地面に着地した。
(集中しないと! 蝙蝠達を引き付けるんです!)
ゲルダ・クラインは棒立ちのまま、無防備な状態で一体の蝙蝠の攻撃を受け、額から血を流した。
(この程度の、痛みなど)
「いたっ」
レティシアとレラも蝙蝠の攻撃を受け、軽傷を負った。
「そこまでだ、グリゼルダ! これ以上の狼藉は許さん!」
王家から派遣された若き王国騎士は、グリゼルダに背中から斬りかかった。しかし、グリゼルダは後ろに目が付いているかのように騎士の攻撃を回避し大鎌でカウンターを叩きこんだ。痛烈な一撃を受け、騎士は激しく傷ついたが、まだなんとか二本の足で立っている。
(王国騎士の方に癒しを。彼女を戦線から離脱させるとさらにこちらが不利になります)
「グリゼルダ様、どうやってこの会場を知ったのですか?」
レティシアは王国騎士にヒールをかけながらグリゼルダに尋ねた。
「私とウィリアムの愛を応援してくれる人は大勢いるの! 名前なんていちいち覚えていられないわ!」
(どこのどなたかは分かりませんが……この口ぶりだと協力者がいることは間違いなさそうですね……)
「さあ、早く逃げるですよ!」
レラは出口を目指して走る出席者達を守るべく、すでに蝙蝠にたかられている女性に向かって闘気塊を発射した。真後ろから飛んだ闘気塊は蝙蝠の三体を巻き込んで炸裂し、蝙蝠達を激しく傷つけた。
「殿下の為にもストーカーにはそろそろ退場願いたいものだね」
ジュスト・ヴェルジーはハヤトの方に注意を向けているグリゼルダを狙い、金色の儀礼剣を向けた。ハヤトと王国騎士の連続攻撃でグリゼルダは今隙を晒している。動きの素早いグリゼルダに魔法を当てるチャンスだ。
「精霊の礫」
周囲のエーテルをかき集めて放たれた巨大な礫はグリゼルダの脇腹を撃ち抜いた。
「今のは痛かったわ!」
グリゼルダのドレスが破け、傷だらけになっていたものの、まだまだ余力があるようだ。
「……死霊術による強化が凄まじいな。今のを食らってまだ動けるとは……」
●VSレミーラ(2)
「そうだよな……王子が結婚となったら来るよなグリゼルダ……」
レピド・クロサイトはある種の諦観を抱きつつ、レミーラへと疾駆した。最初に馬車を破壊されたことで冒険者達は散り散りに分断されてしまった。敵は単騎のようだが、レミーラは凡百のゾンビとは桁違いの戦闘力を誇る怪物だ。ともかくレミーラを止めねばならない。
「これで弱らせる……!」
レピドは走りながらレミーラに向けて刀を一閃する。まだ距離はあったが、光印がレミーラの方に命中し、レピドのエーテルがレミーラの体に纏わりついた。
「生徒会長とお父さんは下がってください。あれは危険です!!」
トーラは地面に倒れている二人に叫ぶと、攻撃が当たる間合いまで駆け抜けた。
「とうっ!」
トーラが全霊を籠めて放ったエーテルの糸がレミーラの足に絡みつく。レミーラは青いエーテルを滾らせ、糸を振りほどこうとしている。
「くそ、分断されたか……!」
馬車の破壊により、冒険者達の戦列はガタガタだ。今なら、空を飛ばずともレミーラは容易に護衛対象達を攻撃できる。ディレインは舌打ちしながら、一番自分の近くにいたトーラに支援魔法をかけた。しかし、効果範囲に巻き込めたのはトーラと自分のみ。かなり効率の悪い一手だったが、レミーラが高速走行する騎兵である以上、全員集合するのを待っている暇はなかった。
「レミーラさんの身体、返してもらい、ます」
エルはレミーラ目掛け、鈍足化の呪いを籠めた矢を放つ。しかし、レミーラはエルの矢を軽々と回避した。
(速い……! 正面から攻撃しても、当たらない、かも)
「パーシアさん、急いで馬車の残骸の陰に!」
コルネリウスは一瞬、馬車から投げ出されて十数メートル吹き飛ばされたパーシアを庇いに行くか、レミーラを食い止めるべきか迷ったが、後者を選んだ。
(レミーラ様に穏やかに眠って欲しいと願う人も多くいます。今度こそ、終わりにしましょう)
コルネリウスは盾を構え、雄たけびを上げながらレミーラへと突っ込んでいく。突進の勢いのままにレミーラに剣を叩きつけたが、振り下ろした剣は虚空を切るのみで、レミーラには当たらなかった。
「パーシアさん! アイオーラ伯爵! ご無事ですか!」
シルク・メイプルリーフは地面に転がっていた伯爵にヒールをかけながら、レミーラへと近づいていく。伯爵がクッションになったため、パーシアは伯爵よりも軽傷のようだ。
「う、うむ……パーシア! 大丈夫か!」
アイオーラ伯爵はまだ転んだままのパーシアを助け起こそうと、全速力で走った。
「パーシア会長はやらせないぞ! 皆さん、援護します!」
ダニエル・へリントンはレミーラへと近づこうとしているアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトに支援魔法をかけた。効果範囲に巻き込めたのは自分とアルベルトだけだった。ダニエルはパーシア達の位置を確認しつつ、アルベルトを追いかけた。だが、ダニエルの位置からレミーラの位置はまでは遠い。おそらく、自分がチャージングで移動しているアルベルトに追いつく前に、レミーラには逃げられると直感していた。
「レミーラさん。ここで貴女をグリゼルダから解放します」
アルベルトはレミーラに突進すると、全霊を籠めて黒剣を一閃した。レミーラは驚異的な反応でアルベルトの閃光の一撃を回避しようとしたが、レミーラの脚の鎧は切り裂かれ、ドロリ、と黒い血がこぼれた。
「ぱーしあ、殺ス」
ギン、とレミーラの赤い瞳が光る。次の瞬間、レミーラは左腕の突撃槍を構え、エーテルの炎を纏って突進した。
「通しません! ぬおおおおお!」
突進を止めようとしたコルネリウスは吹き飛ばされ、盾を握り締めていた手に鈍い痛みが走った。レミーラは多少減速したものの、パーシアの元まで一気に駆け抜けていった。
「パーシア! 逃げろ!」
物陰で隙を伺っていたナハティガルは大声でパーシアへと退避を促した。レミーラに不意打ちするために身を隠していたナハティガルだが、もはや位置が特定されることを気にしている場合ではない。
「え」
父に助け起こされていたパーシアは反応できず、ランスを構えて突っ込んでくるレミーラの姿を呆然と見つめている。
「パーシア!!」
ドン、と何かがパーシアの体を突き飛ばした。
「いったぁ!」
「がふっ」
パーシアの代わりにレミーラの突撃を受けた伯爵はゴミのように吹き飛び、近くに生えていた木に激突した。
●VSグリゼルダ(3)
「背中の攻撃にも反応している。奴に死角はないのか?」
イズル・M・ヴォルゴールはグリゼルダの動きを目の端で追いながら、蝙蝠へと短杖を向け、発射した光弾で蝙蝠の一体を撃ち抜いた。しかし、一撃で撃墜するには至らず、蝙蝠のゾンビはそのまま参加客に向かって飛んでいった。
(蝙蝠の相手をしながら、隙を見てグリゼルダに呪いをかける!)
「あなた方の狙いは! ここです!!」
ゲルダは爆音を轟かせた。彼女が無防備で蝙蝠の攻撃を受けていたのは、爆音に集中するためだったのだ。しかし、爆音に怯えた蝙蝠のゾンビ達は、反射的にゲルダから離れるように動いた。
(しまった、逆効果……! 動物のゾンビだから大きな音は怖がるんですね……!)
「ようやくお出ましか、寵愛を受ける者の集いに呼ばれもしないとは哀れだね」
ローザリカ・L・ディオールは吐き捨てるように呟くと、グリゼルダへと近づきながら、扇を一扇ぎした。すると、ハヤトの全身が一瞬だけ光り輝いた。
(彼の役割が一番危険だからね。もしものための保険だ)
「この先には行かせんぞ」
ルイドはグリゼルダの進路妨害をするように位置取りをしながら、闘気を放って蝙蝠達を威嚇した。女性冒険者達の中で唯一ローザリカだけが蝙蝠に襲われなかったのは、ルイドの近くにいたからである。
(蝙蝠のジャマが入らんなら、一体多数で叩ける)
ルイドは大剣を一閃した。風を裂いて鋭い剣圧が飛んだが、グリゼルダはルイドの斬撃を回避してしまった。
(蝙蝠共は、初めから参加客狙いか? 数が多すぎる)
グリゼルダは抑え込めているが、エルヴィラを守る上では蝙蝠達の存在が厄介だ。蝙蝠は飛行できるため、冒険者の壁の意味がほとんどない上、動きも素早い。おまけに、過半数が冒険者ではなく参加客の方を狙っている。
(だが今、ここを離れるわけにはいかんな)
今、グリゼルダがエルヴィラを追おうとすれば、ルイドとローザリカを抜く必要がある。そして、それをやろうとすれば背中からハヤトがグリゼルダに斬りかかるだろう。蝙蝠の攻撃ですでに被害が出ているが、今グリゼルダを自由にさせるわけには行かなかった。
(乳は揉めそうにねえが、ウィリアムのフリは続けた方がいいよな)
「捕まえてごら~ん!」
ハヤトは観客と反対方向にグリゼルダを誘導すべく、壁に向かってダッシュした。
「逃がさないわよ! ウィリアム! 喰らいなさい!」
グリゼルダはすぐにハヤトを追いかけ――急にハヤトの視界から消えた。
「なっ!?」
気が付いた時には、ハヤトはグリゼルダの燃える手刀で肩口から胴を一気に切り裂かれていた。遠くの方で、サフィラが自分の名を呼ぶ声が聞こえる。
だが、ハヤトが致命傷を負った瞬間にその全身が光り輝き、傷が一気に塞がった。ローザリカの『ライフアンカー』が効果を発揮したのだ。
「なんて乱暴な! ……これじゃあ僕の方が花嫁に相応しい」
(誰の、とは言わないが)
ローザリカは臨死体験をした偽ウィリアムを援護するべく、吐き捨てるように言った。
「は?」
グリゼルダは眉を吊り上げると、背中の鎌を一閃した。巻き起こった真空がローザリカのドレスを切り裂き、ローザリカのドレスが血に染まる。
(いいぞ、来い! 避難が完了するまではなんとしてもあの女を食い止める!)
「ここだ!」
ベルクは机の下から飛び出すと、グリゼルダに背中から斬りかかった。
(今ならば、躱せまい!)
しかし、グリゼルダは背後からの奇襲にも完璧に反応し、ベルクの攻撃を躱してしまった。
「貴様、後ろにも目があるのか!?」
ベルクが歯ぎしりすると、グリゼルダはこともなげに答えた。
「私の背中にはアランが憑いているのだもの。死角なんて無いわ」
「すぐに治療を!」
レティシアはローザリカにヒールをかけた。グリゼルダの攻撃力は一流のウォーリア以上だ。頑丈なローザリカでも、回復なしでは二発と保つまい。
「ここだ!」
イズルはまた蝙蝠を狙うフリをしながら、グリゼルダに向けて【魔蝕】を放った。フェイントが功を奏したのか、魔蝕はグリゼルダに命中し、彼女のエーテルを乱れさせた。
「勘違いして貰っては困る。彼女は俺の花嫁だ」
防御と回復に集中し、グリゼルダの猛攻に耐えている婚約者の身を案じつつ、ジュストは再び魔法の礫を放った。今度は警戒されていたのか、グリゼルダはジュストの魔法を避けきってしまった。
(ロゼ、無理はするなよ!)
(やはりハヤト一人では危ないな、ならば)
ルイドは黒水晶の大剣を水平に一閃し、途中で跳ね上げるように軌道を変えた。幻惑する軌道での斬撃はグリゼルダに命中し、彼女の肩を切り裂いた。
「僕よりそんな奴を構うのかい?」
ハヤトはついに隠し持っていた双刀を抜いた。一気に距離を詰めてグリゼルダへと斬りかかったが、闘気に覆われたグリゼルダの体は異常に硬く、びくともしなかった。
(くそっ! か、硬え!)
「……? あなた、偽物だったのね!」
グリゼルダは怒り、拳を突き出した。ハヤトは攻撃を飛び退いて躱したが、エーテルで巨大化した拳が後ろの壁に大きな穴を開けた。
「あと、あなたもさっきから邪魔よ!」
「!」
グリゼルダはルイドに向かって拳を叩きつけた。バキバキと凄まじい音がし、直撃を受けたルイドは壁際まで吹き飛ばされた。
「さっさと数を減らさねえと……!」
多勢に無勢にも関わらず、優勢なグリゼルダを横目で見ながら、ナハシュは双剣を蝙蝠へと走らせる。三度光が閃き、レラに傷つけられていた三体が瞬く間に真っ二つになった。
「閃光塗弾が効かないのは計算外だよ! 早く逃げてっ!」
サフィラは自分を襲っていた蝙蝠を振り切り、警備員を襲っていた蝙蝠の前方に回りこんだ。糸を使って飛び上がりながら三発の斬撃を食らわせ、頭上から参加客に襲い掛かっていた一体を斬って捨てる。これで残る蝙蝠は、六体。
巨大蝙蝠達、はギィギィと呻きながらパーティ会場を飛び回り、会場の参加客を襲っている。参加者を守るべく警備員が身を挺して奮闘しているが、蝙蝠達の集中攻撃を受け、また一人警備員が倒れた。そしてさらに、血の匂いで興奮した蝙蝠のキメラゾンビが口を大きく広げ、立ちすくんでいる女性客へと襲い掛かる。
「させません!」
レラは再びカバーに入り、闘気を纏った戦槌を振り回した。ぶうん、とレラのエーテルに横殴りにされ、三体の蝙蝠が吹き飛んだ。
「――っ、もうこれ以上、誰一人、傷付けさせませんっ」
ゲルダは棒高跳びの要領で高く飛びあがると、闘気を全開にして槍を大きく振り回した。ザンッという斬撃の音と共に空を飛んでいた三体の蝙蝠が切り払われ、地面にぼとりと落下した。
●VSレミーラ(3)
「「伯爵!」」
ディレインとシルク、ダニエルは伯爵の元に急ごうとした。
「まだ息があります!」
一番近くにいたシルクが叫んだ。
「彼の治療は俺に任せて。絶対に死なせない!」
「分かりました!」
「伯爵をお願いします! ディレインさん!」
ディレインの言葉にシルクとダニエルは頷く。伯爵の命が危うい状況だが、ヒーラーはこの場に三人しかいない。全員で伯爵の治療をするわけにはいかない。この場には、重傷を負っているラズリーもいるし、レミーラもまだ健在なのだ。
「ぱー、しあ」
獲物を仕留めそこなったレミーラはぐりんと首を傾け、パーシアの方を向いた。その瞬間、真後ろからレミーラに忍び寄っていたナハティガルが、レミーラの首と心臓を狙って双剣を振り抜いた。
「何度腕を付け替えようと同じ事。――今度こそ解放する……!」
ギチチチィ!
硬質の衝突音と共に、ナハティガルの斬撃がレミーラの体を通り抜ける。しかし、レミーラは気配に反応したのか、ギリギリでナハティガルの照準をずらし、致命傷を回避していた。
「GRYYYY」
ちぎれかかった首でレミーラはナハティガルの方を見る。生物ならば即死のはずの傷だが、ゾンビであるレミーラは問題なく動くらしい。一応心臓と首を狙ってはみたものの、首を刎ねたからと言って止まる保証はない。
(どこまでも生者を愚弄した術だ)
ナハティガルは舌打ちし、身を翻してレミーラから距離を取った。
「速い……! 伯爵は無事なんだな!?」
「伯爵! ご無事ですか! パーシアさんには手出しさせません!」
レピドとトーラは全力疾走でパーシアの元へと駆け寄ろうとした。
「くそ、速い! 追いつくのがやっとか!」
なんとかレミーラの間合いにまで踏み込んだレピドは舌打ちした。馬以上の脚力を誇るレミーラは恐るべき速さだ。あのスピードで移動されては、ヒット・アンド・アウェイどころか、攻撃すらままならない。
「GYYYY」
エーテルでの加速で武器の射程圏内までレミーラに近づいたトーラは、振り子を振り回し、レミーラへと投げつけた。ゴン、と衝突音と共にレミーラに輝石が命中し、エーテルがレミーラの体を侵蝕していく。
「もう、眠ってください」
エルはレミーラの背中に向けて再び矢を放つ。今度は命中し、レミーラの動きがガクンと鈍くなった。
「パーシアさん! 逃げてください!」
「レミーラさん、倒させてもらいます!」
コルネリウスとアルベルトは全速力で走り、レミーラになんとか追いついた。ダニエルも二人の後ろを走り、なんとかレミーラに近づこうとしているが、コルネリウスにヒールをかける余裕は無かったようだ。
「レミーラ様……先日お会いした時より随分とお変わりなられて……後のことは我らに任せてゆっくりお休みいただけるようお手伝いさせていただきます」
シルクは神に祈りを捧げ、レミーラの周りに集まってきた冒険者達に加護を与えた。
「!」
パーシアは立ち上がり、コルネリウスとアルベルトの方へと走る。すると、レミーラはレピドがかけていた光印を弾き飛ばし、ぐりんとパーシアの方を向いた。
「カッ!」
レミーラは奇声と共に魔力弾をパーシアに向けて放つと、パーシアと反対方向に向かってダッシュし、冒険者達から距離を取った。冒険者に囲まれつつあることに気付いたのだろう。
「ぐっ……!」
レミーラの魔力弾を胸で受け止めたコルネリウスは吐血したが、まだ、倒れない。
●VSグリゼルダ(4)
「そうだ! エルヴィラは!? 偽物に構っている暇なんてないわ!」
(あの王子の醜聞は本当は大歓迎なのだが、あの王子がレイウェスト殿下の義兄となる以上は醜聞を潰さねばいかんのがツラい……などと言っている場合ではないな。この女はもはや生かしておけん!)
「ほれ、よそ見している暇はあるのか? 正面の無駄に垂れそうな胸がお留守じゃぞ?」
「ハッ。持たざる者は哀れだこと。私がウィリアムに愛されているのを嫉妬しているのね?」
ベルクは背後から斬りかかりながらグリゼルダを挑発してみたが、攻撃はかわされた挙句、耐え難い侮辱を受けた。
(コイツ! こ、殺す!)
ウィリアムが偽物であることに気付いたグリゼルダはエルヴィラを追撃しようとしたが、冒険者達が必死にグリゼルダを妨害したため、エルヴィラは無事に建物から脱出を果たしていた。十体いた蝙蝠も残り一体まで追い込まれており、掃討は目前だ。
「ええい、どいつもこいつもうっとおしいわね、私の邪魔ばかりして! エルヴィラもいなくなってるし! 今日はここまでね!」
グリゼルダは苛立たしげに叫ぶと、後方に飛び退き、壁を破壊した。
「ウィリアムに伝えなさい。二人だけで逢瀬をしましょうと」
グリゼルダはそう言い残し、どこかへ走り去っていった。
「あのスピードじゃ、シーフしか追いつけねえ。追撃は無理だな。サフィラ! 俺もそっちに行く!」
「あ、グリおばまた逃げた! 了解! けっこうタフだから気を付けて!」
ハヤトはウィリアムへの変装を解き、蝙蝠と戦っているサフィラに加勢した。
「こいつで最後か」
ルイドは蝙蝠の一体に駆け寄ると、一撃で両断した。
「怪我をしている者はいるか! 僕達が治療する!」
「すぐに治療します! 助かりますから心配しないで」
「我々は癒し手です。命あるならば、必ず繋いでみせます」
ローザリカ、イズル、レティシアは手分けし、蝙蝠に襲われて倒れていた人々の治療を始めた。
●VSレミーラ(4)
冒険者達がパーシアの近くに集まったことで、もはやパーシアだけを狙うのは無理があると考えたのか、レミーラは先に冒険者を始末する方向にシフトしたようだ。レミーラは冒険者に近づかれるたびにダッシュで距離を取り、強力な魔法攻撃で射撃攻撃を加えてきた。しかし、陣形が整ったことで冒険者達は連携が取りやすくなり、最初の伯爵への一撃以外は、護衛対象への攻撃を許すことはなかった。
「お休みの時間です。レミーラさん」
ガッ!
トーラの輝石が千切れかけたレミーラの首にヒットし、レミーラの首がもげた。千切れた首はゴロゴロと遥か遠くまで転がっていく。
――やったか?
満身創痍の冒険者達は緊迫した表情でレミーラの様子を伺うが、首を喪ったレミーラは前足を大きく振り上げると、空を踏みしめ、いずこかへと立ち去っていった。
「諦めたのか……レミーラさんの首だけはなんとか取り戻せたが」
アルベルトは空を見上げると、剣をしまった。胴体から切り離されたレミーラの頭の方はもう動いていない。胴から切り離されたことで機能停止したようだ。
「レミーラさん……」
エルはレミーラの首に駆け寄ると、彼女の目をそっと閉じさせた。
「コレにてお勤め終了です。お疲れ様でした」
シルクはレミーラの冥福を祈り、天に祈りを捧げた。
「お父様!」
パーシアは倒れている伯爵へと駆け寄る。すると、ディレインが険しい顔で言った。
「治せるところはヒールで治した。だが、まだ意識は回復していない。誰か、馬を探してきてくれ!」
「分かった! 探してくる!」
「私も探してきます!」
レピドとトーラは呼吸を整える暇もなく、馬を探しにいった。
「そうだ、ラズリー副部長は……!?」
「私は大丈夫です、パーシア様と伯爵を……」
ダニエルは姿が見えなかったラズリーを探しに行こうとすると、木の陰からラズリーが現れた。
伯爵の息があるのを確認した後、レピドはパーシアに声をかけた。
「あの王子と添い遂げるという事は、この先同じような事が何度も起きるという事。パーシア嬢、改めて聞きたい。その覚悟はあるか?」
「ええ、もちろんです。きっとお父様も覚悟の上でしょう」
パーシアは迷いのない顔で答えた。
「ラズリー、あなたは嫌なら実家に残ってもいいのよ?」
「いいえ、私もパーシア様に御供いたします。パーシア様は私抜きだと奥様方の間で孤立するのが目に見えているので」
「……ならば改めて応援しよう、出来る限り」
レピドは無表情のまま、力強く頷いた。
●エピローグ
その後、アイオーラ伯爵は意識を取り戻したが、脚を骨折しており、しばらく休養するとのことだった。パーシアとラズリーは馬車から投げ出された時に怪我をしただけで軽傷だったが、学園には王都が落ち着くまで登校を控えるとのことだった。
グリゼルダと蝙蝠キメラゾンビに襲撃された、もう一人の花嫁であるエルヴィラは無傷でパーティ会場から脱出することに成功した。しかし、会場にいた一般参加客の女性が一名と、警備員の二名が死亡した。
「……報告はギルドから聞いているよ。君達は最善を尽くした。よく、あのグリゼルダから僕の花嫁達を守ってくれたね」
ウィリアムは集まった冒険者達にいつものように微笑みかけた。だが、冒険者達には、その微笑みはいつも以上に作り笑いのように見えた。
「グリゼルダは、無理にでも、あの時王都で倒しておくべきだったかもしれない……犠牲が出てしまったことは僕の甘さが原因だ」
ウィリアムは歯を食いしばり、拳を握り締める。
「次に会いまみえた時、どんな手を使ってでも僕はグリゼルダを討つ。その時は、君達も力を貸してくれ」
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い20 / 10〜25人
2023年09月16日 15時25分32秒 公開
参加者
相談掲示板
No.1
豊穣の使徒シルクです。 今回はアイオーラ伯爵の馬車の護衛につきたいと思います。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回俺は【B:移動中の馬車】に参加するぜ。 レミーラの遺体ををグリゼルダから解放するためにもレミーラを倒すぜ!
ダニエル・ヘリントン、ヒーラーです。 【B:移動中の馬車】に向かいます。 パーシア会長をお護りします。
ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 現状偏りがあるのですが、私も【B:移動中の馬車】へ向かうのを希望です。 最終的にバランスが悪いようでしたら調整での移動も検討します。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 レミーラとの再戦かなって思ったんだけど、偏りあるならどちらでも。 おじさんとしては、いのちを守れるならそれで。
エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 希望、は、レミーラさんの方、です、けど。移動、しても、構わない、です。
ヒーラーのイズル・ヴォルゴールです。よろしく。 レミーラ再戦で参加しましたが、グリゼルダに向かおうと思います。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 俺は【A:パーティ会場】でグリゼリダを相手取るつもりでいんぜ! 今度こそ秘策を使ってあの胸揉みしだいてy...ゲフンゲフン←
キャスターのジュストだ、よろしく。 【A:パーティ会場】へ向かうよ。 出来ればそろそろ悪質なストーカーには消えて頂きたいところだが。 蝙蝠型キメラゾンビを抑える人がいなければそちらを対応するし、対応する人が足りるならグリゼルダ対応で。 第三の腕もある以上、接近戦が得意な人でもソロでは有効打を与えるのが難しそうだからね。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我は一旦保留で。 本音はレミーラ婆さんの方に行きたいが、あまり偏るようだと問題なのでな。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ 保留 ベルク(盗)
(◉︎ɷ◉︎ )(ハヤトの方をじっと見ている) はっ!いけないいけない! シーフのサフィラだよっ! みんなよろしくねっ! ひとまずAで蝙蝠キメラを引き付けながら 殲滅して行こうかなって考えてるよっ! N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ 保留 ベルク(盗)
ヒーラーのローザリカだ、よろしくたのもう。 僕はAのパーティ会場へ。 2回も行動するグリゼルダと戦う者の回復支援は厚くていいだろうしね。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ 保留 ベルク(盗)
シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 俺はレミーラとの再戦を希望したい。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) 保留 ベルク(盗)
戦闘に関する発言します。 >A 私個人は初手からグリゼルダに行こうと思っていて、回復もですが、前回と同じくデバフを中心に回していこうかなと思っています。 現状スキルは未定ですが、回復とデバフを中心に乗せようと計画しています。 まだ行き先の宣言が出きってないですが、人数的に蝙蝠型ゾンビ対応に不安があるならメテオライトを乗せて蝙蝠型殲滅後に移動でも構いません。
>A 手強い相手だしイズル殿のデバフは心強く有難く思う。 僕は対グリゼルダで盾を持って前に出ようと思っている。 引き付け役がいた方がハヤト殿が動きやすいかもしれないと思ってね。腕が多いのもあるし。 支援としては初手でのインフィニティロアでの全体バフと、ヒール。 あとは近接攻撃が主体の予定だ。
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 気持ち的にパーシア嬢の防衛に動きたいのでそちらで……片寄りすぎるようなら移動は可能だ。 ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ 保留 ベルク(盗)
ギュンタのお名前はギュンターと申します。ウォーリアです。どぞ、よしなに。 人数差を考慮致しまして【A:パーティ会場】へ行くつもりです。 蝙蝠型キメラゾンビの相手をしながらカバリングで出席者を守りますっ。 ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ 保留 ベルク(盗)
(発言被ったんでまとめ修正) ウォーリア、ルイド。良しなに。 Aに入ってグリゼルダの抑えを手伝うわ。範囲攻撃警戒で、最前線に出るか一歩引くかは状況見つつ判断する予定。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) ルイド(戦) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ 保留 ベルク(盗)
皆様、私とウィリアムの愛を祝福していただきましてありがとうございます。出発は明日の朝8時となります。お忘れ物にはご注意下さいませ。
シーフのトーラです。 遅れてすみませ……何か居ますよ!!? (グリゼルダに聞かれないように) わたしはBに行きますね。 回避も高そうですし、BSで回避や魔法攻撃を下げていこうと思います。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) ルイド(戦) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ トーラ(盗) 保留 ベルク(盗)
大体配分が決まったようだな……(二度見) なんかいるがまぁいいか(良くない) ああ、我はグリゼルダのほうにいこう。 めんどくさいがあの王子の醜聞の種は消さないといかん (レイウェスト殿下の義兄となるので) N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) ルイド(戦) ベルク(盗) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ トーラ(盗)
>A グリゼルダに対してのアタッカーが不足している気がするので、そちらを主体にしようかと思う。 一応前衛が吹き飛ばされたり、立て直しが必要な時に備えてグラビティも用意しておくね。
かかかお出しが遅れて申し訳ありません……! ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 ええと、パーティー会場の方を守る必要がありますし、わたしもAに向かいますね。 主に蝙蝠型キメラゾンビの対応に回る予定です。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) ルイド(戦) ベルク(盗) ゲルダ(戦) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ トーラ(盗)
同じく遅くなってすまないな!シーフのナハシュだ。よろしく。 とりあえずAの方に入っておくぜ。たぶんグリゼルダの方に行くかな。大丈夫そうならキメラに回るつもりだ。 N:NPC ※移動可能 【A:パーティ会場】 N:護衛騎士レイア(戦) N:警備兵十数名 イズル(癒) ハヤト(盗) ジュスト(魔) サフィラ(盗) ローザリカ(癒) ギュンター(戦) ルイド(戦) ベルク(盗) ゲルダ(戦) ナハシュ(盗) 【B:移動中の馬車】 N:アイオーラ伯(癒) シルク(癒) アルベルト(戦) ダニエル(癒) コルネリウス(戦)※ ディレイン(癒)※ エル(射)※ ナハティガル(盗) レピド(盗)※ トーラ(盗)
役割表明を忘れていたな。 グリゼルダ相手に撹乱を担おうと思う。 具体的には死角から奴の第三の腕を狙って切り落とせないか試してみようと思う。