【大遠征】始まりの地へ
おおくまねこ
コメント 20
シナリオID:2997
オープニング
「では、このプロジェクトは決定ということでいいですね」
サチコが円卓に着いた黒服達に問いかけると、黒服達は皆頷いた。ゴールディを支配するマフィア組織『ブラックデス』は、頭目だった『名もなき小鬼』を失ってからというもの、ゴールディにとって重要なことは幹部による会議にて決定するようにしていた。とはいえ、ブラックデスの相談役サチコは『名もなき小鬼』の実子。彼女に『ノー』と言えるブラックデスの幹部など皆無であった。
「それでは、今月末より『サウゼル樹海への大遠征計画』を実行します。……会議を進めてください」
サチコは満足そうに頷くと、会議の進行を司会に返し、大人しくなった。
……。
会議が終わった後、幹部達は今日の感想を口々にした。
「オレ達ゴールディ・ゴブリンの『始まりの地』である、『大脱出』以前の拠点を見つける大遠征計画か……ずいぶん大がかりな計画を立てたモンだな」
「確かに、見つかりゃスゲエ事だが……『始まりの地』はゴールディができてから、誰一人発見することができなかったらしいじゃねえか。本当に見つかるのか?」
「それよりも、俺はサチコお嬢様自らが調査隊のリーダーを務めるってとこが心配なんだが。大丈夫なのか? 場所が場所だけに、鉄砲玉より危ねェかもしれねえぞ」
「まあまあ。護衛はちゃんと付くし、プロも十分な人数を雇うはずだ。お嬢は『名もなき小鬼の娘』だったらしいからな。好きにさせてやろうや。オヤジがついぞ帰れなかった実家を探してやろうなんて、なんとも健気じゃねェか……」
●ゴールディのギルドにて
数日後。首都シルバードの冒険者ギルドに大口の依頼が張り出された。依頼内容は『サウゼル大樹海への大遠征』。その目的は、ゴールディ開闢以来、現在も所在不明となっている『名もなき小鬼』の『大脱出』以前の拠点を見つけ出すことである。
「二百年前、『名もなき小鬼』を含むオレ達の先祖達……『混ざりもの』は十年の歳月をかけてサウゼル大樹海の奥地から脱出を果たし、このシルバードにゴブリンの国家を築いた。それが『大脱出』だ。だが、ゴールディができてから今の今まで、ゴブリン発祥の地……『始まりの地』は見つかっちゃいねェ。お嬢……サチコはそれを探す旅に出る。アンタ達冒険者にはそのサポートを頼みてぇ」
サチコのボディガードの男が集まった冒険者達にそう告げると、サチコはコクリと頷いた。
「もちろん、一か月やそこらでその場所が見つかるとは考えてねェ。何しろ、何回調査隊を送っても、二百年間誰も見つけられなかった場所だからな。『アダム』の野郎や『メドゥの左腕』の騒ぎの時にオレ達が保護した樹海の『古ゴブリン』達にも心当たりがあるか聞いてみたものの、『大脱出』の途中の拠点の場所しかわからなかった。
ちなみに古ゴブリンってのは、『大脱出』に参加しなかった『混ざりもの』の子孫のことだ。亜人同然の状態の所をゴールディで保護して、ちょっとずつ人類のルールを教えてたとこだったんだが……例の光を浴びてから、なんか急に賢くなってきた。……まあ、これは余談なんだが。話を戻そう。んなわけで、『始まりの地』の場所は、せいぜい前よりはちょっとヒントがある程度だ」
ボディガードは嘆息した。
「あとは、これは切実なお願いなんだが……調査のついでに、加工したら面白そうな魔獣や植物、鉱石なんかを見つけたら、ぜひ持って帰ってきてくれ。この調査計画の費用はシルバードの税金や、各国のVIPの資金援助で賄ってる。飯の種にならねえんじゃ、街の連中やスポンサーが納得しねェだろうからな」
そう言うと、ボディガードはサチコの方をチラリと見た。サチコは特に感情を見せることなく、ぼうっと立っていた。ゴールディ・ゴブリン始まりの地ともなれば、ゴブリン的には重要文化財の宝庫だろう。しかし、遺跡調査には文化的には価値はあるものの、それだけではゴブリン達の腹は膨れないため、この調査を通じて、商業価値の高い新素材を発見することをブラックデスは強く要望している。
サウゼル大樹海は独自の生態系を構築しており、『妖艶香』や『母蜘蛛糸』など、ゴールディを代表する特産品の材料となっているものも多い。もし、樹海の奥地でこれらに匹敵する画期的な素材が見つかれば、ゴールディも万々歳というわけである。なお、目的地である『始まりの地』の発見までにはどんな幸運に恵まれたとしても数か月はかかると考えられているため、少しずつ拠点を作りながら、樹海を進んでいく計画だ。
「今回は記念すべき第一回目の『大遠征』だ。できる限り樹海の奥まで進んで、いい感じの素材を探しつつ、次の調査の拠点となるベースキャンプを作ってきてくれ。それじゃあ、お嬢を頼むぜ、冒険者達」
解説
マスターより
リプレイ
「たくさんの方が集まりましたね。皆さんのご協力に感謝します」
二十人ほど集まった冒険者達の顔ぶれを見て、サチコはいつも通りの無表情で頷いた。
「こちらこそだ、サチコ。樹海案内を生業とするゴブリンの一人として、この仕事に関われて光栄に思う」
テテリカはサチコと握手し、感慨深げに言った。樹海案内を生業とするテテリカだが、当然サウゼル大樹海の全てを知っているわけではない。ゴールディ・ゴブリンの『始まりの地』の探索は彼にとっても未知への探求だ。それでも、並みのゴブリンよりはるかに豊富なサバイバル知識と土地勘を道標に、テテリカは調査隊の先頭を歩いていた。
「よっしゃ!俺達のルーツを知る為の大調査か! こいつはワクワクすんな!!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングは興奮を隠せなかった。目標となる場所は偉大なる『ガラン』が生きた時代の場所だ。もしかしたら、本人の遺品だって見つかるかもしれない。逸る気持ちを抑え、ハヤトはクンクンと鼻を鳴らした。
「大脱出以前のゴールディ・ゴブリンの故郷か……すげぇロマンだぜ」
ギャメルはサチコの少し前を歩いていた。本人の戦闘力は高く、冒険者とは別に護衛も連れてきているとはいえ、サチコは大事な依頼人だ。その安全には常に気を配る必要がある。
「調査が今迄進んでないのも無理はないのだ。サウゼルの魔獣は依然強力である。祖先を襲い『大脱出』の切掛になったゴリラ達でさえ厄災の尖兵に過ぎない。用心すべし」
先祖伝来の古文書の内容を知るストレガ・L・リベルガストラは仲間達に警告した。そもそも、二百年以上前に、『大脱出』せざるを得ない、何かがあったはずなのだ。それが今もなお残っている可能性は十分ある。
「『始まりの地』……無事に、辿り着けると良いですね。どのような場所なのでしょうか?」
ゲルダ・クラインは油断なく盾を構えながら言った。ゴブリン文明発祥の地……なんとなくだが、神秘的なイメージがある。
「『始まりの地』には何があるか……情報屋らしく調べに行くとするかね」
ルチル・プルメリア・グレイハーツは分身した相棒の栗鼠と共に周囲に目を光らせていた。古ゴブリンの集落の跡地までの地図は一応存在するが、あまり精度は高くない。ルチルはラトの視覚や宗波使い達と相談しながら、移動ルートのマッピングをしていた。
「過去を知りたい、その気持ちはわかる気がする」
レピド・クロサイトは宗波で周囲の気配を探りつつ、ぽつりとつぶやいた。
「さすが大樹海、立派な木がたくさん育ってるわね……」
ロゼットは大自然そのものの様相の大樹海を前に唸る。樹齢百年を軽く超えている木もいくらでもありそうだ。
(下手に歩いたら、すぐに方角も見失ってしまいそう……この調査は偉大な創始者が居なくなった後の、最初の大仕事ということね。何となくだけど、この遠征がゴールディの大きな節目になりそう)
大自然そのものであるサウゼル大樹海は極めて視界が悪い。テテリカは相棒の大鼬と手分けし、木々の奥にも目を配りながら、捜波を使って隠れている魔獣やクリーパーがいないか注意した。
「ここも大丈夫だな。変温動物もいるから過信はできないが」
熱源探知で動物の体温を感知するテテリカ。虫や植物など温血動物以外の脅威の存在も留意する必要がある。授恵者は生命力にあふれているが、それは全く病気にかからないことを意味しない。危険な原生生物だけではなく、食中毒や感染症などにも十分に警戒する必要がある。
「急ぎましょう。古ゴブリンの集落の跡地までは、比較的安全です」
最初の古ゴブリンの集落までは、以前ゴールディが到達している。宗波で地形と地図を見比べながら駆け足で進んだ冒険者達は特に危機に陥ることもなく、数日で古ゴブリンの集落にたどり着いた。
●
古ゴブリンの集落にたどり着いた冒険者達は、集落の調査がてら、調査の拠点となるベースキャンプを作成することにした。ここから先は地図も存在しない。真の意味での調査の始まりだ。この先はぽつぽつと拠点を作りながら、少しずつ前進していくことになる。冒険者達はまず、ビッグオウムの発着所にちょうどよさそうな場所を探すことにした。
「うむ、ここをそのまま流用して問題なさそうなのだ。ビッグオウムの発着場については、すぐ近くの丘の上の森を開拓すれば作れそうなのだ。では、具体的な作業だが……」
「待った!」
ギャメルは作戦会議を始めようとしたストレガを制止した。
「?」
「拠点を作る前に、神様に一言断っておいた方がいいと思うんだ。このショバを仕切る土地の神への仁義を欠くと、後が怖ぇからな」
「なるほど……具体的にはどうすれば?」
すると、サチコがギャメルに問いかけてきた。
「うちの地元の形式でよければ、オレが儀式をするよ」
「分かりました。ではギャメルさん、お願いします」
ギャメルは神妙な顔をすると、持参した酒を捧げ、木々を斬り倒す許しとビッグオウムの発着場の安全を天地に祈った。ギャメルの地元に伝わる地鎮祭だ。サチコはギャメルの所作を、興味深そうに見つめていた。
「ビッグオウムの発着場が必須ということは、丘などある程度高いところが良いでしょうか? もしくは、発着場を丘の上に、拠点をその近くの場所、特に水場の近くに設置するとか?」
トーラはビッグオウムの発着所に必要な条件について、仲間達に確認してみた。
(ただ、水場は原生生物も集まるので安全確保のために少し離れた場所がいいかも)
トーラの頭には、ビッグオウムと巨大なワニが激しく戦っている姿が浮かんだ。
「そうであるな。空から着陸する場所が見やすいよう、ある程度高さがあった方がいいだろう。だが、角度があったり凸凹だったりするとビッグオウムが転ぶかもしれないのだ。発着所はなるべく平坦な方がいいと思う」
「了解しました! 木や岩が多少あってもどけてしまえばいいので、ある程度高さがあって平坦な場所があればよいということですね。伐採した木は木材として利用すれば一石二鳥ですね」
ストレガが説明をすると、ゲルダは元気よく頷いた。
「拠点が水場の近くであることは必須でしょうね。飲料にするには勿論、料理したり衣服や身体を洗ったりするには必須ですから」
リディリディ・トゥラ・イェレミースも頷いたが、神妙な顔でこう付け加えた。
「といっても、水辺というのは魔獣や動物の寄り合いみたいになっている可能性もあります。そこを占有するというのは心苦しいです。拠点の中に囲い込むよりは、ある程度距離を保った方がいいかと。魔獣は兎も角として、動物とは共生していきたい……。いえ、共生しなければなりません」
●
「とりあえず、この辺りに危険な生物の巣はないと思う」
古ゴブリンの集落の周囲をぐるっと探索してきた海神 江流は、仲間たちにそう告げた。他の捜索組とも結果は一致している。サチコ達は古ゴブリンの集落の跡地をベースキャンプに改造することに決めた。
「じゃ、持ってきた資材を出すか。とりあえずここに置くぞ」
ギャメルはマジカルポケットにしまっていた木材を取り出し、空き地に置いた。
「では俺も」
出発前にエーテルイミライトでギャメルのマジカルポケットをコピーしていたレピドもどさどさと資材を取り出した。マジカルポケットで資材を用意していた冒険者達は他にもたくさんいたので、あっというまに空き地には大量の資材が積み上がった。
「防柵・堀もそうだが、伐採・製材所、食料保管庫、燻製小屋、調理設備、廠舎など建てるべきものは沢山ある。焦る調査ではない。コツコツ進めていくのだ」
ストレガは拠点完成のイメージの絵を広げ、仲間達に示した。
「とりあえず優先順位が高いのは、最低限のインフラ整備と外敵対策だな。ビッグオウムの発着場と宿泊施設、あとは防衛柵と物見櫓を優先して作ろう。設計図は後詰のゴブリン達の為に残しておく」
ナハティガル=ラーは頷いた。
(『名もなき小鬼』と共に〝より良き明日〟を信じて旅立った俺達の先祖達……自らのルーツを知る為にも、先祖達の歩んできた道程を知りたい)
ナハティガルは慎重に一軒一軒住居に入り、資料に使えるものがないか調べていく。すると、書物の類は無かったが、集落のあちこちで原始的な壁画や絵が見つかった。古ゴブリン達が出立する際に解除したのか、罠の類はなかった。
「集落跡地には特に危険はなさそうだな。我は周辺を巡回してくる」
「分かった。栗鼠もついて行かせるよ」
ベルク・オスマットは集落周辺のさらなる調査に志願した。ナハティガルとルチルは集落に残り、拠点の設営を手伝うことにした。
●
「このトカゲ、なんか珍しい匂いだな」
ギャメルは木をよじのぼっていたトカゲを『神霊達の腕』で窒息させ、虫かごに捕獲した。このトカゲに果たして商業価値があるのはどうかは定かではないが、繁殖させたいのなら、生け捕りは必須である。
「ギャメル様、そのトカゲは恐らく新種ではないかと。珍しい種類でしたら、たとえ革や体液などに利用価値がなくとも、高額で売れますよ。富裕層には珍しいペットが好きな方は多いですから」
事前にゴールディの生物図鑑や魔獣図鑑を確認してきていたレティシア・レインフィールが微笑むと、ギャメルは笑顔になった。
「お、そうなのか! じゃあ一杯捕まえないとな!」
●
「ここなら発着所を作るのにちょうどいいのではないでしょうか」
地質学の知識を駆使し、ヴィルヘルミナは拠点から少し離れた場所に建設予定地の目星を付けていた。ここは地盤が適度に硬く、水場も近い。周囲の木や邪魔な岩をどければ広い拠点が作れそうだ。
「邪魔な石や木は私がどけましょう」
ヴィルヘルミナは太刀を振り回し、地形破壊の極意で木々をなぎ倒し、草を刈り、岩を砕きまくった。伐採した木と草は植物素材に。砕いた岩は鉱物素材になるので、障害物の破壊は一石二鳥だ。しばらくすると、広い円形のビッグオウムの発着所が出来上がった。あとは柵で囲い、目印に旗でも立てれば完成だ。
「あとは外敵対策の柵と、目印に旗でも立てておきましょうか。ついでに鳴子や落とし穴も作っておきましょう」
「ビッグオウムの発着所なら、広くないといけませんね!」
「おりゃー!」
ビッグオウムの発着所建設予定地にて。ゲルダとギャメルの薙ぎ払いにより、複数の木がまとめて切り倒された。
「長いと運びにくいので、適当なサイズに切り分けますね!」
ゲルダはギャメルが斬った木に太刀を振り下ろし、かまぼこのようにスパスパと木を小分けした。あっという間に伐採された木を大量の材木に変えたゲルダはアリよろしく、自分の体より大きな木材の束を軽々と担ぎ、拠点へと運んでいく。
「お疲れ様です、テテリカ様」
「ああ」
資材を担いできたゲルダが通過していくのを、テテリカは軽く頷き、見送った。テテリカの役割は拠点の見張りだ。作業中に危険な原生生物に襲われることを防ぐため、テテリカはベニテングと共に見張りについていた。
「ナハティガル様、木材ここに置いときますね」
「ああ、ありがとうゲルダ」
ゲルダが木材を資材置き場に置く際に声をかけると、ナハティガルは微笑んだ。
●
「はっ!」
ロゼットは集落跡地に生えていた邪魔な木を戦槌でへし折った。
「よし、この太さなら柵を作るのにちょうどよさそうね、ビッグオウムの発着所と拠点全体を囲うなら、まだまだ必要かしら」
「おっす、お疲れ、ロゼット」
「あら、ナハシュ。お疲れ様。大物を獲ったわね」
「おう! 角すげえだろ!」
偵察から戻ってきたナハシュに声をかけられたロゼット。ナハシュの肩には、立派な角をしたシカが担がれていた。
「木は足りるか? あっち丁度いいのがあったぞ」
「ええ。そろそろ近場の木だけは足りないかも。ゲルダとヴィルヘルミナがすごい勢いで切り倒してたから」
「そうか。なら伐採組にも知らせてくるぜ」
●
「このあたりならきっと、食べられる山菜が……ありました!」
トーラはタケノコによく似た植物を掘りおこし、ニッコリと笑った。
「お、タケノコだな。肉ばっかじゃ体に悪そうだし、取れるだけ取って――」
ハヤトはそこまで言いかけると、右手をサッと上げた。
「ストップ。何か近づいてくるぜ。獣の匂いだ」
ハヤトが警告すると、トーラとテテリカは立ち止まり、臨戦態勢を取った。
「! あっちです。敵意を感じますね」
捜波で敵の居場所を探り当てたトーラが言った。
ガササッ!
木の陰から飛び出してきたのは、グリズリーほどの大きさの、スマートな哺乳類だった。
「グルルルルル……」
「クマか? それにしちゃあなんか細いけどよ」
ハヤトはいつでも飛び掛かれるように重心を低くし、謎の獣と睨み合っている。
「『クズリ』だな。こんな大きなクズリは初めて見るが」
同じく武器を構えながら、テテリカが言った。その直後、木の上からエーテルの光弾が降り注ぎ、クズリの顔面で小さな爆発を起こした。テテリカのペットのベニテングだ。クズリは唸り声をあげ、逃げ出そうと二本足で立ち上がった。だがその隙を見逃さず、三人は動き出していた。
「うらぁ!」
神材を鍛えたハヤトの双刀『紅狗璃』が閃き、クズリの分厚い首を易々と切り裂いた。クズリは苦し紛れに腕を振るうが、ハヤトはすでに間合いの外へと離脱していた。
「お手柄だぞ、ベニテング」
テテリカはクズリの顔を狙い、魔弓を引き絞る。矢は見事にクズリの眉間を射抜いたが、クズリはまだ倒れない。
(頭蓋骨を射抜いたはずだが。タフな奴だ)
「とう!」
しかし、その直後、背後に回り込んでいたトーラがテテリカの矢と同じ位置に短剣を突き立てた。さすがにこれには耐えられず、クズリは大きな音を立て、地面に倒れた。
「よし、こいつも素材にできそうだな」
「ああ、幸い首から下には傷もついていないし、毛皮は高く売れるだろう」
「やりましたね! 拠点で解体しましょう!」
ハヤトはニッと笑い、巨大クズリの死体をマジカルポケットにしまった。
●
「……」
(あと十個柵を作ったらおやつの干し肉を食べましょう)
リディリディは切り株に腰掛け、黙々と木工に勤しんでいた。
「こっちにログハウスを作ろうと思う。スィーリーンも手伝ってくれ」
「はい」
ナハティガルと打ち合わせをし、建築材をてきぱきを作っていくスィーリーン。スィーリーンはナハティガルの用意した設計図を基に、寸分の狂いなく、見事な建築材を作りだしていった。スィーリーンは木工と手芸の達人なのだ。スィーリーンはテーブルや椅子、食器などの生活雑貨を凄まじい速度で次々とこしらえていく。スィーリーンとしては手慣れたものだが、平均所得が非常に低いゴールディ・ゴブリン達にとっては、高級品レベルの家具が次々と生まれていった。スィーリーンは鼻歌を歌いながら、家具や建築材作りをこなしつつ、余った時間には、より強固な家を作るための乾燥材の製造にも着手した。
「今後も続く遠征・調査ですものね。住みよい拠点にしないと」
「ここらの木は思ったより質がよさそうだ。これならすぐに家が建つだろう。古ゴブリンの家もリフォームすれば住めそうだしな」
そして、ナハティガルは凄腕の土木・建築技術の持ち主であった。のんきに数か月もかけて家を作っている暇はないので簡素な作りではあったが、確かな技術を持つナハティガルは、下手なゴブリンの村より立派な家を石や木で次々と製作していった。
「さて、せっかく立派な拠点になりそうなんだ。アタイもがんばるとしよう」
ルチルは鳴子や落とし穴の製造に着手していた。仮装敵は強盗ではなく、魔獣やクリーパーなので、誤って人間がひっかからないよう、文字で区別しやすくしつつ、巧妙な罠を作成した。トラップの一部にはこのあたりに生息している生物を模した疑似餌を用意し、ある程度自動で食料になりそうな生き物も捕獲できるように工夫した。
「川は近くにありますが、井戸も掘っておいた方がよいでしょうね。備えあれば憂いなしです」
ヴィルヘルミナはとっておきの紋具、「グレイウォッシャー」を取り出した。これは設置した箇所から直径1mほどの穴を作成し、10mほど深部へと掘り進めることが出来るという優れものだ。岩盤は流石にぶち抜けないが、井戸掘りのサポートとしては有用な道具である。
ガガガガガガ!
竪穴を掘ったヴィルヘルミナは穴の底に降りると、愛用の太刀を構える。
「この岩盤の奥に地下水脈がありそうなのですが……なかなか骨が折れそうですね」
その日の会議でヴィルヘルミナが井戸掘りの結果を報告すると、翌日、力自慢のゲルダが派遣された。
「「はああああああ!」」
ドカッ! ブシューーーー!
「やった!」
「やりましたね!」
ゲルダとヴィルヘルミナは『ハンマーブレイク』で強引に岩盤をぶち破り、見事に井戸を開通させたのだった。
●
「例えゴブリンで200年前の移動経路であろうと、大勢が移動したのだ。踏み固められたり切り開かれた跡が少しでも見つかる可能性がある」
ベルクはストレガと共に、拠点からさらに先の奥地に捜索の手を伸ばしていた。宗波で地形を確認しつつ、移動に使われたであろう道の痕跡を探した。
「大脱出は十年がかりで、我らの祖先は何度も拠点を変えながら、少しずつ大樹海の外に移動していったのだ。ゆえに、我らゴブリンは二百年間一度も始まりの地を見つけることができなかったのだ」
「なるほどな……いくつの拠点を経由したのかも分からんし、移動ルートも一本道ではないと……」
(これは思った以上に骨が折れそうだ)
ベルクは既に自然に飲まれているであろうことを考えて、草の質や生えている木々の若さ、不自然に整った木々の間隔などがないかを探した。十年単位でさえも、廃村は急速に自然に飲まれていくのだ。二百年前なら、ほぼ間違いなく今はジャングルに埋もれているに違いない。
「いずれにせよ、水場に近い場所にあるはずなのだが……」
「うむ。緊急避難的な仮の拠点もあっただろうが、定住するなら水場の近くにしていたはずなのだ」
……。
「これは……横穴か?」
「これは大脱出の際に使用されたものではないだろうか。我々のご先祖様は大脱出の際、横穴も利用して移動していたのだ。ゴブリンは小柄の者も多い故」
二人は慎重に横穴を通過し、それからしばらく歩いた。すると、獣道の奥に、廃墟となっている集落の跡地を見つけた。
「ここは、古ゴブリンの拠点か」
「うむ。始まりの地ではないだろうが、ここも調査が必要なのだ。ご先祖様の遺骨が出てきたら、弔いもせねば。後で人を借りてくるとしよう」
●
「鉄色の蜘蛛……クリーパーでしょうか?」
「そのようですね。作りかけの拠点に来られでもすると困ります。退治しておきましょう」
ビッグオウムの発着場の建造も終わりに近づき、足りなくなった木材を切りに出かけていたゲルダとヴィルヘルミナは、樹海の中で謎の生物に出くわした。それは、明らかに原生生物とは異なる、鉄で出来た蜘蛛のような生き物だった。ゲルダ、ヴィルヘルミナは太刀を構え、鉄蜘蛛と対峙する。クリーパーも冒険者達の敵意に気付いたのか、シュルシュルと不気味な唸り声を上げ始めた。
シュルルルッ!
蜘蛛のクリーパーは銀色の糸を二人に向かって吐き出した。二人は糸に絡まってしまったが、気にせずにクリーパーに突進し、左右から力任せに太刀を叩きつける。ベコン、バコンと一太刀ごとに蜘蛛の体に凹みができてくるが、なかなかしぶとい。蜘蛛は腐食性の粘液を吐き出し、果敢に二人に反撃した。しばらく乱戦が続いたが、ゲルダの鋭い一太刀が蜘蛛の頭を切り飛ばし、軍配は冒険者側に上がった。
「量産は難しそうですが……貴重な鉱物系の素材です。これも持ち帰りましょう。ハンマーとかの材料に使えるかもしれません」
「や、やりましたね!」
肩で息をしつつ、ヴィルヘルミナとゲルダは勝利を喜び合った。
●
「サチコ君はずいぶん変わったな……俺も思い出せないんだが、きっと前と違うのだろう」
ヨル・スレイマンは以前よりも覇気のないサチコを心配していた。ヨル自身も『名もなき小鬼』についての記憶を失っているのでぼんやりとしか思い出せないのだが、サチコは以前、名もなき小鬼について、ずいぶん饒舌に語っていたことがある……ような気がするのだ。
(仕方のないことだろうけど。せめて始まりの地を見つけてあげられたらいいな)
「サチコ様、あまり根を詰め過ぎませんように。あなたは真面目な方ですから」
「はい、ありがとうございます」
レティシアが休憩中にココアを飲んでいたサチコに話しかけると、サチコは無表情に頷いた。
「サチコ様、あなたはゴールディの首領にはならなかったのですね」
「はい。私にはあまり向いていませんので。それに他にやりたいことがありますので」
「サチコ、少し良いだろうか」
その時、レピドが口を挟んだ。
「答えたくないから答えなくてもいいんだが……サチコ自身のこの遠征の目的はなんなんだ?」
レピドは旅の途中、ずっと気になっていたことをサチコに尋ねてみた。ゴブリン種族の始まりの地を見つけ出す。それはゴブリンにとっては大変に価値のあることなのだろうが、どうも、サチコが頑張る理由はそれだけではない気がするのだ。
「ゴールディに名もなき小鬼の神殿を作りたいのです」
サチコは無表情のまま、そう答えた。
「神殿? 神を祀る、あの神殿か?」
レピドの問いに、サチコはコクリと頷いた。
「はい。私は、帝国事変が終わったら、『神』となった名もなき小鬼に仕える巫女になるつもりです」
それを聞いたレティシアはサチコへと微笑んだ。
「お父上の為に力を尽くしたいお気持ちは、私もよく理解出来ます」
(……私は決して、お父様に愛される事も、認められる事も無いのだとしても)
●
「なあ、レピド。この肉は食えそうか?」
「試してみよう」
レピドはハヤトが狩ってきた謎の生物の肉に火を通し、一口かじった。
「……」
「……」
ハヤトと遠巻きにこちらを見ているリディリディが見守る中、レピドは肉をもぐもぐした。
「問題ない」
「よっしゃ!」
レピドが頷くと、ハヤトとリディリディはニッコリした。
●
「というわけで……夜行性の魔獣の迷い込んだかもしれない」
見張り中に、キャンプのすぐ近くで生物の痕跡を発見した江流は、ぽつりとつぶやいた。発見したのは木の上らへん。人間の子供ほどの大きさの生き物が拠点を横切ったのを発見したのだ。
「ちょっと狩りに行きたいんだけど、付き合ってくれる?」
江流は、ヨル・スレイマンとナハシュへと問いかけた。
「木の上か……蝙蝠かフクロウあたりかな? うん、追いかけようか」
「おう! レアな素材なら持って帰ると喜ばれそうだしな!」
ヨルがそう返答すると、ナハシュも頷いた。
「ありがとう。逃げた方角は覚えてるから、そっちを探索しよう」
「分かった。拠点に来ないように俺達も警戒しておく」
「追撃は任せたぜ!」
拠点の夜警を担当していたレピドとギャメルは、討伐に赴いた江流達の背を見送った。
……。
江流達は江流の首飾りの光源を頼りに、ナハシュの宗波も駆使し、周辺の地形を記録しながら、夜行性モンスターの後を追った。
「ギシャー!」
昼寝の邪魔をされた巨大蝙蝠は威嚇するように翼を広げ、冒険者達へと襲い掛かった。運のいいことに、ここは洞窟内だ。入り口さえ塞いでしまえば、上空には逃げられない。
「動きが速い! 生け捕りは無理だな!」
江流は叫ぶと、間合いを詰めて蝙蝠へと斬りかかった。二本の刀が蝙蝠の毛皮を切り裂くが、蝙蝠は絶叫し、不可視の超音波で江流の内臓を揺さぶってきた。
「超音波か! 厄介だな」
ヨルは耳から血を吹きだしている江流にヒールをかけた。
「喰らえっ!」
ナハシュは江流に気を取られている隙に背後から不意打ちをしかけ、蝙蝠の左右の翼膜を切り裂いた。地面に落下した蝙蝠はもはや的に過ぎず――十秒とかからずに冒険者達に葬り去られた。
「けっこう手ごわかったな……群れで生活するタイプだったら危なかったかも。特異個体かな? 素材は拠点に持ち帰って丁寧に解体しよう」
耳の血を吹きながら、江流は息を吐いた。
●
「まずはベースキャンプ周辺でどんな貴重な素材が取れるか、確認だ。スポンサーに具体的に示せる成果も必要だからな。ユニスの指示に従うよ」
「ええ、任せて。私はスポンサーへの配慮みたいな機微はよくわからないけれど。エルフとして森の狩りの心得はあるから」
「お二人がお怪我をされた時は私が癒しますが、ここはもう人類の文明圏ではありません。慎重に行動いたしましょう」
リューイ=ヴァレンゴルトとユニス・ソロアーヌ・アクエリリーア、そしてレティシアは素材探しの狩りに出ていた。今回は大所帯の為、拠点で設備強化を担当する冒険者と、素材や食糧を調達する班が分かれている。リューイ、ユニス、レティシアは本日の食糧担当チームの内の一つだった。腕利きの冒険者が多数いるとはいえ、調査隊はかなりの大所帯。全員分の食糧を確保するとなると、それなりの量の獲物が必要となってくる。拠点の近場にどんな生物が生息しているのか調査することは、急務の一つであった。
「こっちね」
先頭の行くのはシューターであるユニスだ。リューイは、獲物を探してせわしなく頭を振っているユニスの後ろ姿をじっと見つめていた。
(この調査は俺達ゴブリンにとっては価値のあるものだが、ユニスにとってはそうではないと思う。なら、俺は俺に付いてきてくれたユニスを守りたい。ユニスの心の傷を舐めたり寂しさを埋めるため、ゴブリンである俺を便利な男として選んだのだとしても、構わない)
「……獣のフンよ。きっと近いわ」
大きな動物のフンを見つけたユニスは一度立ち止まると、二人にそう警告した。そして足跡をたどり、獣を追いかけ、樹海に分け入っていく。
(ゴールディがまだ発見していない種の素材ならば、商業的価値は高いかもしれません。珍種に巡り合えればいいのですが……)
レティシアはゴールディの魔獣図鑑を思い出しながら、慎重に二人の後を追った。そして、幸運にも、三人は珍しい魔獣と遭遇することができた。
「!」
ユニスは手で二人を制止した。木陰に立ち止まり、体を休めていたのは、非常に美しい毛並みを持つ、大きな銀色の狼だった。
「クルルルル」
もう逃げるつもりはないらしい。銀色の狼は牙を剥き出しにし、三人と対峙した。
「やるわよ! リューイ!」
ユニスは弓を引き絞り、攪乱射撃をお見舞いした。矢は狼に命中し、狼は怒りの吠え声を上げた。今にも飛び掛かってこようとした銀狼だったが、それよりもレティシアの放った魔矢が狼に突き刺さり、リューイも神材の剣で一太刀を入れた。狼は激しく抵抗したが、レティシアのヒールによる支援もあり、大きな犠牲は出なかった。
「この狼は新種かしら?」
「ええ、私の知る限り、このような種はゴールディでは知られていないかと」
ユニスが尋ねると、レティシアはたおやかに微笑んだ。
「よし、こいつの毛皮なら高く売れそうだな。サチコ達にも見せてやろう」
リューイはいそいそと、倒した魔獣をマジカルポケットにしまい込んだ。ユニスは弓を降ろし、リューイの横顔をじっと見ていた。拠点を持ち帰った遺体を解体したところ、銀狼は魔獣ではなく、クリーパーだった(生物らしい外見のクリーパーと魔獣を外見で見分けることは困難である)。
しかし、ゴールディでオークションにかけられたところ、銀狼の毛皮は王国貴族が落札し、高い値段で売れた。
●
「カレーのおかわりください、お肉大盛りで」
「うむ、召し上がれ、リディリディ殿。この気温だと明日の朝まで保たせるのは無理なのだ。みんなで残さず食べるのだ」
ウキウキした様子で五皿めの皿を受け取るリディリディ。今夜の晩御飯は樹海イノシシ肉入りのジビエカレーだ。冒険者達はみな日中は重労働しているため、食事の時間はみんなの数少ない癒しの時間である。
「私も、カレーのおかわりをください」
「うむ、召し上がれ、サチコ殿」
サチコもイノシシ肉入りジビエカレーをおかわりした。サチコが鍋を覗き込みながらかき混ぜると、もうだいぶ具が少なくなっていることに気付いた。
「この大鍋にはイノシシ一頭分の肉が入っていたはずなのですが……妙に肉の残りが少ないですね……」
●
「ずいぶん、拠点も出来てきましたな。今回はこのあたりで引き上げましょうや。あまり長くゴールディを不在にすると、叔父貴達が心配しやすぜ」
サチコの護衛の一人は、安楽椅子でくつろいでいたサチコにそう進言した。
「そうですね。今回はこのぐらいにしておきましょうか」
冒険者達が出発してから半月ほど経過した頃、サチコは撤収を宣言した。帰りも徒歩だが、ここまでの道のりは地図が用意されている。急げば3日とかからずに引き返せるだろう。
この先の作業はいったん、ゴールディに引き継がれる。最重要施設であるビッグオウムの発着所は完成したし、井戸もあったり、建築物や家具がやたら凝っていたりと、インフラも急造拠点にしてはかなり整っている。なんなら、立地的に強盗の恐れが皆無な分、下手なゴールディの村より治安が良くて暮らしやすいかもしれない(その代わり、クリーパーや魔獣に襲撃されるリスクもあるし、物資はゴールディからの輸送と狩猟・採集頼みだが)。
また、拠点には防御柵もしっかりと用意してある。それに、周辺の詳細な地図や魔獣の生息の分布を調査したデータ、そして、建築材備蓄、そして、防御策の整備用マニュアルや建築用の設計図もあるので、後からビッグオウムでやってくるゴブリンの開拓団もスムーズに拠点の運営を開始できるだろう。
「おかえり、冒険者諸君。サチコお嬢様は無傷だったようだな。それに、ずいぶん立派な拠点を作ってくれたそうだな。下手な村より立派らしいから、思い切って定住してくれる奴も募集しようかと思う。感謝するぜ。
アンタらが捕まえてくれた虫とか植物とか、鉱物は学者の研究待ちだな。時間はかかるだろうが、いくつかは新商品の開発に使えると信じたい。あとは、クリーパーの毛皮とか、魔獣の甲殻とか、分かりやすく武器とか鎧とかに使えるモンはそのままオークションに出させてもらうぜ。『次』はあんたらが作ってくれた地図を頼りに、もっと奥まで潜ろうと思う。次もできたら、よろしく頼むぜ」
「冒険者の皆さん、ありがとうございます。しばらくは部下達に拠点の整備をさせます。落ち着いたら、また調査継続の依頼を出そうと思います。よろしくお願いします」
見送りに来たサチコとブラックデスの幹部達に見送られ、冒険者達はシルバードを後にしたのだった。
マスターコメント
イベントシナリオ(50人)普通 報酬:標準20 / 6〜50人
2023年06月12日 06時16分25秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのロゼットよ。 何となくだけど、この遠征がゴブリンの、 ゴールディの大きな節目になりそうな感じね。 >やること サチコの護衛は、精鋭授恵者が付いているから 優先度はそれほど高くなさそうね。 住居跡に設置する、ベースキャンプについて。 ・ビッグオウムが発着可能な、安全な広場を作る ・外敵対策にキャンプを柵や土嚢、石積み等で囲う この辺りが優先かしら。ジャングルだから伐採できれば、 木材は豊富そうだし、できるだけ人員はあてたいかなと。
ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いします。 できる事は多岐に渡るようですね。 戦闘は避けられなさそうなので、それに加えて何をするかですか。 こちらは地質学などを用いて周辺調査でもしてみようかと考えていますが。
ヒーラーのギャメルだぜ。みんな、よろしく! マジカルポケットがありゃ、物資を多めに持ち込めるかな。 空っぽになった後は、土嚢や木材を運搬するのにも活用できそうだ。 ビッグオウムが安定して発着できるようにっつーと木々がない広いスペースが必要になるか。 どのみち木材はほしいし、樹海を切り開く用意をしていくのが無難だろうな。
No.4
キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします。 キャンプの設置と、魔獣やクリーパーの素材入手が目的なのですね・・・。 魔獣・クリーパーは生死問わずということですが、連れ帰っても良いのでしょうか。 えっと・・・。 私はキャンプの設置を重視して動くことにします。
ウォーリアのリューイだ。 俺は魔獣の狩猟をメインに行動しよう。 この探検行のスポンサー達へのアピールになる何かは獲得しておきたい。
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 地形把握に宗波、後は毒物の知識はいくらかあるから倒した魔獣とか拾った鉱石に危ない毒がないかとかを調べられれば。 それと夜警に備えてショートスリーパーを持っていこうかと。 >ギャメル 良かったらなんだが、エーテルイミテイトでマジカルポケットをコピーさせて貰ってもいいだろうか……? 大量の荷物が予想されるから、マジカルポケットは多い方がいいのかなと思って。
キャスターのスィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 手細工や木工が得意ですので ベースキャンプ設置をメインに動こうと考えています。
>レピド うん! もちろんOKだぜ! 毒の調査や警戒もありがてぇ。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 俺は廃墟の調査と素材集めをメインに動くつもりでいんぜ!! 樹海の珍しい植物や果実、それ以外にも魔獣や鉱石なんかもあるなら片っ端から採取してみるつもりだ!
私はキャンプの設置メインに動かせてもらうわね。 伐採でキャンプ周辺の樹木を、木材に変えていくわ。
テテリカ、シューター。よろしく頼む。 俺は樹海移動時とキャンプ設置時の警戒にあたろうと思う。 これで不意打ちを防げればよいのだが……。 木々の多い樹海で弓の射線が通るかは微妙ではあるが、飛行する魔獣やクリーパーに対応するつもりだ。
>ギャメル 快諾、感謝する。 よい結果になるようにお互い頑張ろうな。
遅参申し訳ない。 シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 俺は【建築・土木】を使用し、ベースキャンプの設営をメインに行なうつもりだ。 不要な樹木の伐採や建築物等の撤去と並行しつつ、必要な施設の設計図を引く予定。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我は周辺調査と少しでも古い移動跡の痕跡を探してみるとしよう。
ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますねっ その、調査方面ではあまりお役に立てないかもしれませんが、 木の伐採でしたり、伐採した木の運搬でしたり 主に力仕事が必要そうなところのお手伝いをさせていただこうかなと思っています。 はっ、戦闘もがんばりますっ
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 拠点にビッグオウムの発着場が必須ということは、丘などある程度高いところにあった方が良いでしょうか? もしくは、発着場を丘の上に、拠点をその近くの場所、特に水場の近くに設置するとか?
オレの個人行動はこんな感じ! マジカルポケット(資材を持ってくる。木材や土嚢運び。素材の持ち帰り) 超嗅覚(警戒。素材探し) 木を切ったり戦闘向きのスキルも少し用意 あとはあれだ、オレは母さんの影響で、わりと信心深かったり迷信深かったりする。 樹海の中を切り開いて発着場を建てるんだし、その土地の神さまにご挨拶しとくか。 サウゼル大樹海の神に安全祈願しとく!
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 とりあえず樹海の探索や資材の現地調達、素材探し辺りで考えてるぜ。 簡単なものでもいいから周囲の地図や頒布図なんかも作れたらいいな。
調査は明日出発となります。みなさん、よろしくお願いします
伐採と建築・土木で、柵の囲い作りに専念してるわ。 >トーラ ベースキャンプは、かつての住居跡に設置するらしいわよ。 発着場もそこに作るわ。ビッグオウムは安全な場所にしか 着陸できないから、魔獣がビッグオウムを襲わないように、 私はキャンプを柵で囲うとかで対策するつもり。