【黄金像】【甘壇】カカオ農園から愛をこめて
おおくまねこ
コメント 30
シナリオID:2807
オープニング
「工場長、チョコレートの仕上がりのペースが遅いじゃない。今年は去年よりも豊作だったと聞いているのだけど?」
「すみません、領主様。不眠不休で作業に当たっているのですが、これ以上のペースアップは難しく……」
ブタのハーフビーストの工場長はぺこぺこと領主に頭を下げた。領主――ブルボン・ゴールドコーストは村長の鼻をピシッと指で弾き、苛立たし気に溜息を吐く。
「まったく、エドゥノーグのチョコが不作になった今こそが大儲けのチャンスなのに……。領民に急いでチョコを作るように伝えなさい! さもなければ、カカオ農園は取り上げます。あなたたちの代わりはいくらでもいるし、納期は命より重いのよ!」
「はい、申し訳ございません!」
この地を治める地主、ブルボン・ゴールドコーストはヒステリックに叫んだ。ここゴールドコースト領は田舎ではあるが、良質なチョコレートの産地として、エラトゥーン都市同盟では一定の存在感を持つ土地だ。ゴールドコースト家は先祖代々伝わる良質なカカオ農園を有しており、歴代の当主は高額の賃貸料を取り、それを農民達に貸し与えることで、私腹を肥やしてきた圧政者の一族であった。
領主ブルボンは「農民なんていくらでも代わりはいる」と思っているが、実際にはこの土地のチョコの品質を支えているのは、経験豊富な農民達であり、彼らなくして「ゴールドコーストのチョコ」は成立しない。しかし、土地の所有権を領主が抑えている以上、農民達は領主の圧政に耐えながら生きていくしかないのであった。
だが、長きに渡って続いた続いたゴールドコースト家の繁栄は、今夜、不意に終わりを告げることになった。このカカオ農園の良質なチョコレートに目を付けた邪悪なる者が、領主の館に迫っていたのだ。
その日の深夜。ガシャン、とガラスが割れる音が聞こえ、領主は目を覚ました。ベッドから身を起こした領主が固まっていると、ドン、ドンという大きな音を共に、衛兵たちの悲鳴が館に響き渡り、やがて静かになった。
「今のは、衛兵の悲鳴……? 盗賊でもやってきたのかしら……?」
領主は怯え、鍵をかけて自室に引き籠もる。しかし数分後、突然ドアに数本の線が走ったかと思うと、ドアは綺麗にくりぬかれ、賊がぬっと顔を出した。それは、赤い瞳と蒼ざめた顔を持つ、夜会服を着た男だった。
「きゃあああああ! 吸血鬼!?」
悲鳴を上げるブルボンへと、吸血鬼はニッコリと笑う。
「いかにも。私は『美食の探求者』フジーヤと申す者。この土地のチョコレートは素晴らしい。故に、私が農園ごと譲っていただくことに決めました」
そして、フジーヤと名乗った吸血鬼は領主を自らの眷属へと変え、土地の支配者に収まると、カカオ農園をゾンビで封鎖し、全てのチョコを独占したのである……。
●
「久々の空の旅はどうだった? ラミアス」
「どうもこうも……怪鳥の下にぶら下げられた籠に乗って空を飛ぶなど……何度試しても生きた心地がしませんよ」
ウィリアムに肩を貸された状態でビッグオウムの籠から出て来たラミアスは青ざめた顔で返答した。ラミアスは若い頃、ウィリアムに付き合う形で冒険者ギルドに登録はしたのだが、国外の依頼を受けたことはほとんどない。というのも、ラミアスはビッグオウムが苦手なのであった。ラミアスのつれない返事に、ウィリアムはやれやれと肩を竦める。
「それはともかく、のどかな場所ですね。そこらにぽつぽつ生えている木は、カカオでしょうか」
ラミアスはきょろきょろと辺りを見回した後、静かにウィリアムへと問いかける。
「それで、今回の『仕事』は何をやるんです。相手は山賊? それともクリーパーですか?」
ラミアスが今回ウィリアムに同行し、都市同盟までやってきたのはウィリアムから「僕もパーシア生徒会長の黄金像に寄付をしてあげたくてね。王家のお金を僕の一存で使いこむわけにはいかないから、ギルドの仕事の報酬を財源にしようと思う。簡単な依頼を受けるから、君も手伝ってくれないか?」
と誘いを受けたからだ。ラミアスは当初「いや、プロの冒険者に頼んで下さいよ」と断ろうと考えたが、当の生徒会長は先日資金繰りの為にかなりの無茶をしたと聞いたことを思い出し、ウィリアムの話に乗ることにしたのだった。
「ああ、この先にもう少し進めばゴールドコースト領のカカオ農園に入る。そこは今、吸血鬼が不法占拠しているらしいんだ」
ウィリアムがにこやかに告げると、ラミアスはがしっ! とウィリアムの胸倉を掴んだ。
「……おい王子、私の聞き間違いですか? 今吸血鬼と聞こえた気がするのですが?」
ラミアスは額に青筋を立てている。簡単な依頼とは一体何だったのか。
「うん、そうなんだ。まずは敵の戦力を確認しておきたくてね。君、斥候、得意だろう?」
●
「やあ、みんな! 元気かい? 最近、パンクリアース学園で素晴らしい事業が進んでいると聞いてね。僕も冒険者ギルドの報酬から少し寄付がしたいんだ。君達も手伝ってくれないか?」
目が死んでいるラミアスと共に、踊る子熊亭に姿を現したウィリアムは爽やかに笑い、自分は今カカオ農園を占拠した吸血鬼を討伐する依頼を受けているのでぜひ手伝ってほしいと、集まって来た冒険者達に語った。
「斥候の調査によれば、吸血鬼は二体。『親』であるフジーヤと、その眷属のブルボンだ。ブルボンは元々カカオ農園の領主だったんだが、残念ながら彼女を救う術はない。もはや倒してあげることだけが救いだ」
吸血鬼に変えられた者は生前の人格が破壊され、親吸血鬼への忠誠心が上書きされる。そして、吸血鬼にされた者を元に戻す術はないのだと、ウィリアムは補足した。
「だけど、いい知らせもある。領民の大半は殺されることも、吸血鬼の眷属に変えられることもなく、カカオの収穫やチョコレートの加工作業に従事させられているようだ。彼らについては、ぜひ救助してあげたい。そちらの指揮については、ラミアスに任せようと思う」
ここでウィリアムにウインクされ、ラミアスは説明を引き継ぐ。
「今回の作戦は二面作戦で行います。ウィリアム王子と共に領主の館に突入し、親吸血鬼を討つチーム。もう一つは、王子達が暴れて領主の目を惹きつけている隙に、私と共に農民達を救出するチームです。農園の下見は済んでいます。彼らは夜になると、領内の宿舎に集まり、寝食をしているようです。全員の居所が分かっていた方が作戦には好都合ですから、作戦決行は『夜』に行う予定です。元領主のブルボンは宿舎を見張っているようですから、こちらも吸血鬼と戦闘になることは避けられません」
それはつまり、夜の帝王である吸血鬼に対し、あえて夜に挑むということだ。危険な作戦だが、ウィリアム達には勝算があるのだろう。
それともう一つの問題は、かなり危険な任務の割に、報酬の大部分がウィリアム巨大黄金像建造予算としてパンクリアース学園に寄付されてしまうことである。つまるところ、この依頼を受ける者は、冒険者の中でもかなりの変わり者ということになるだろう。それでも作戦決行に十分な人数が集まると踏んでいるのは、ウィリアムが自己肯定感の塊だからかもしれない。
「危険な任務ではあるけど、僕たちならきっと吸血鬼からカカオ農園を取り戻せるはずさ。みんな、頑張ろう!」
説明を終えたウィリアムはキラリと歯を見せた。
解説
マスターより
リプレイ
「僕と一緒に領主の館に向かうのは十二人かな?」
ウィリアム王子は冒険者達に向け、爽やかなともうさんくさいとも言われる笑みを向けた。
「ええ、頑張りましょう、ウィリアム王子! アイオーラ会長! 黄金像完成を成功させるために頑張ります! 成功を祈っていてください!」
ダニエル・ヘリントンは威勢よく王子に応答した。
(彼がウィリアム王子……パーシアさんは彼のどこがいいのでしょう???)
パーシアへの(お肉の)恩義を返す為に参戦したリディリディ・トゥラ・イェレミースは首を捻っていた。以前恋愛経験豊富なエルフを自称したこともあるリディリディ的には、ウィリアム王子にはまったく良い所が見当たらないようだ。特に王子なのにふらふらと出かけているのがアヤシク思えて減点が大きい模様。
「お前がウィリアムか。ちゃんといいビームをだせよ。像に負けねえビームをな!」
ナハシュは王子に臆することなく、割と失礼な言葉を投げかけた。その言葉に、ウィリアムは苦笑する。建前上、ウィリアム王子が冒険者として活動している際は彼は一人の男『冒険者ウィル』だ。冒険者達との間に身分の違いなどない。
「ビーム? そういえば僕の像はビームが出るんだってね。まあ、遠距離攻撃も問題ないよ」
「なんで君がいるんだ、ジーク。今頃、黄金像の為に工房で頑張ってるはずじゃなかったの?」
つんつんと肩をつついてきたイズル・M・ヴォルゴールの言葉に、ペルゼィックは眉を吊り上げた。
「は? 作ったガラスは冷却期間中だ。他の連中はまだ頑張ってるし、少しでも像の報酬関わる仕事は乗っとかないとな」
「ふーん」
「では王子、また後で。皆さんの健闘を祈ります」
「ああ、ラミアス。君も気を付けて。みんな、ラミアスをよろしく頼むよ」
(これは愛し合っているな)
(これは愛し合っていますね!)
推しカプのやり取りを見て、一部ドゥジン教徒たちはとても元気が出た。打ち合わせを終えた後、冒険者達は二手に分かれてカカオ農園へと向かった。
ウィリアム王子率いる冒険者達は領主の館を目指し、森の中を進んでいく。うまく巡回のスケルトンをやり過ごした冒険者達は、無傷で領主の館まで辿り着いた。
「ラミアスの話によると、吸血鬼は一階の厨房にいるはずだ。普通は領主の部屋とか謁見の間とかにいるんだけど……ちょっと変わった吸血鬼だね。さて、どうする?」
ウィリアムは冒険者達へと問いかける。すると、聞き耳を立てていたペルゼィックが声を上げた。
「あちこちに見張りがいるぜ。鎧の音がする」
「敵だな。中にもいると思うぜ。そう数は多くはねえと思うが。ちょっと待っててくれ、屋敷の見取り図を作る」
「相手は吸血鬼……お一人では危険です。私もご一緒しましょう」
ナハシュは領主の館に宗波で見取り図を作るつもりだ。彼女の後ろからは護衛役のレティシア・レインフィールがくっついて行く。しばらくすると、二人は戻って来た。
「動いてるやつは一階に集中してるな。外にスケルトンがいたから、中にいるのも多分アンデッドだろ。あと二階にも人がいるみてえだが、動きがねえからメイドとかじゃねえかな。夜中だし」
「なるほど。では厨房の方はどうだ? ラミアス先生が言うには吸血鬼は厨房に籠っているといるという話だが」
ローザリカ・L・ディオールが問いかけると、ナハシュは頷いた。
「ああ、厨房にも一人いる。やけに警備が厳重だし、ただのコックじゃねえだろうな」
ナハシュがそう答えると、エフィルミアが元気よく挙手した。
「なら私は厨房に窓から潜入します! パーシアさんにも暗殺得意ってアピールしましたし! ここで私がびしっといいとこ見せないと!」
「では、俺は御令嬢の露払いを」
「俺もそっち行くわ。あんまり人数少ねえと押し負けるかもしれねえし」
すると、イズルとペルゼィックも手を上げた。
「ん。エフィは裏から行くのか。じゃ俺は正面だな。挟撃の形にしねえと奇襲にならねえし」
ナキルが正面突破を提案すると、ジュスト・ヴェルジーが頷いた。
「吸血鬼が厨房にいるなら、窓と正面からの挟撃が良さそうかな? 吸血鬼を討つ時に此方が挟撃される恐れがあるし、スケルトンは吸血鬼の元に行く前に各個撃破した方が良さそうだ」
「ふむ、じゃあ外にいるスケルトン達を受け持つ者が必要だな。僕とジュストが引き受けよう」
ローザリカはスカートを翻し、シュシュシュっとヒールでキックの素振りをした。
「俺もそっちに回るぜ! 腕がいっぱいあって面白そうだしな!」
ナハシュも外のスケルトンの対応班に挙手した。
「了解した。じゃあ僕達は正面からの侵入に合わせて仕掛けようか」
(ロゼには後で話が必要だな……)
王子の前でスカートを平気で翻すローザリカの素行に、苦言を呈したいジュストであった。
作戦会議の結果、作戦は厨房の窓からの奇襲にエフィルミアとイズル。ナハシュ、ジュスト、ローザリカは外の見張りのスケルトン。そして、ウィリアムを含む残りの8名は正面から館に突入し、厨房を目指すということになった。
●VSブルボン(1)
「ラミアス先生、お疲れ様です……」
既にちょっと疲労の色が出ている顧問へと、コルネリウス・アーラは労いの言葉をかけた。ラミアスは冒険者に先行し、敵の戦力を明らかにするために単身で吸血鬼の領域に潜入してきたのだという。新聞部が発足して間もない内にいきなり顧問の死亡記事を書くことにならなくて本当に良かった。
「黄金像の為に今回も頑張りましょう! ラミアス先生とウィリアム王子が一緒にいる所をもっと見たかったですけど(ドゥジン的な意味で)、同じ目的の為に敢えて別行動を取るのも絆を感じられていいですよね……!」
シェルリア・リトヴァールはラミアスに生暖かい視線を注いでいた。冒険者達は知らないが、もし彼女がビッグオウムが苦手なラミアスに肩を貸しているウィリアムを見たら、狂喜していたに違いない。
(黄金像云々を抜きに、吸血鬼や働かされている人たちを放置するわけにはいかないですし……頑張りたいですね……)
ラティア・ミゼリアは目立たないように酒場の隅っこに座り、冒険者達の様子を伺っていた。挙動不審な態度だが、スパイとかではなくちゃんと雇われた冒険者である。単に人見知りなだけであった。同じ人見知りのリディリディとは何度か目が合ったが、二人共自分から話しかけることはなかったため、結局二人が会話することはなかった。
「では、作戦会議をしましょうか。農園側には吸血鬼化した元領主と、スケルトンとコアラのゾンビがいます。そして、こちらの目標は宿舎にいる領民の方々の救出です。さて、どう攻めます?」
ラミアスが冒険者達へと尋ねると、ストレガ・L・リベルガストラが挙手した。
「助ける前に全て排除すればよし。問題ないのだ。だが、人質に取る頭はあるであろう、元領主だけは抑えたい」
「うむ。相手は農民の価値を理解していない馬鹿たれなのであろう? なら早急に宿舎から引きはがさんと領民達を巻き込む恐れがあるな」
ストレガの言葉にベルク・オスマットも頷いた。
「吸血鬼……ブルボン様を引き付ける役が必要ですね。私がやりましょう」
すると、ゲルダ・クラインが吸血鬼の相手に名乗り出た。
「領民の救出は俺がやろう。寝ている所を叩き起こすことになるが、パニックにならないよう、そこはうまくやるよ」
救出役に名乗り出たのはヨル・スレイマンだ。彼は演説やら扇動には慣れている。救出役には適任だろう。
「では、コアラの引き付け役は私が」
「では我もコアラと骨の相手をするか。吸血鬼と連携されると面倒だ」
「……」(スッ)
コルネリウスとベルクはコアラの相手に志願した。ラティアも無言だったが、こっそりと便乗して手を上げていた。
「時にラミアス殿、クルスロード家で解放後のこの農園を買収することは可能か?」
ベルクがラミアスに尋ねると、ラミアスは渋い顔をした。
「流石に難しいですね……まず、『仮想敵』である王国の貴族が都市同盟の土地を買い上げるのは邪魔が入る可能性が高いです。あとは、この件にウィリアム王子が介入していることも逆にマイナス要因になりえます。……まあ、感謝はされるでしょうから、学園が優先的にチョコレートを購入する権利ぐらいはもらえるかもしれませんが」
「そうか……まあ、あの王子だしな……」
「……ウィリアムが外国に嫌われているという話ではないのですが?」(ニコッ)
●VSフジーヤ(2)
「みんな準備はいい? じゃ、始めようか。『ハウリング・オブ・ブルーフレア』」
ルーンス・ラグネルは正面から館に侵入するメンバーへと、支援魔法を付与した。青い炎となったルーンスのエーテルが冒険者達を包み込み、そのエーテルを強壮なものにする。
「行くぞ、ロゼ! ナハシュ! 蜜は其処に。融かせ、侵せ、吸い尽くせ、翡翠蝶!」
ジュストは屋敷の外を巡回していたスケルトンの一体へと蝶型クリーパーの群れを召喚し、けしかけた。纏わりつかれた蝶にエーテルを吸われ、スケルトンの動きがぎこちないものへと変わっていく。
「!」
ジュストが放出したエーテルを感じ取り、屋敷の外を巡回していたスケルトン達がカチャカチャと音を立て、一斉に集まってきた。
「よっしゃ! 喰らえ!」
韋駄天の如く駆け出したナハシュは、腕の六本あるスケルトンへと飛び掛かった。ナハシュは敵の骨の繋ぎ目を狙い、三本の腕を見事に切り落とした。
「さっさと片付けて王子達を追おう!」
ローザリカは体操選手ばりの華麗な前転でスケルトンとの距離を詰め(婚約者は青ざめた)、ひれ伏せとばかりにローキックを放った。ジュストの召喚術で防御力を削がれていたスケルトンは大腿骨を砕かれ、ガシャン、と膝を付く。
「行くぞ! みんな!」
ウィリアムは館の正面玄関の扉目掛け、大剣を一閃した。木製の扉は一撃で木っ端微塵となり、ウィリアムは館の内部へと侵入を果たした。すでに騒ぎに気付いていたのだろう。厨房へと続く廊下からは、外のものと同じように、腕が六本ある三体の骸骨兵が詰め寄ってきていた。
「邪魔するヤツは叩きのめすぜ!」
ナキルは蒼剣アルサリアを一閃し、衝撃刃を飛ばした。狙うはスケルトンではなく厨房の扉。扉を破壊することで背面から奇襲を仕掛けているエフィルミア達と連携を取りやすくするのが狙いだ。数十メートルの距離を飛んだ衝撃波は扉も苦もなく破壊し、厨房にいる吸血鬼フジーヤを白日の元に晒した。
「!? なんだ?」
パーティの後方にいたダニエルは天井からぼとぼとと三つのチョコレート色の塊が降って来たことに気付いた。チョコレートは盛り上がり、スライム型ゴーレムとなって冒険者達の行く手を塞ぐ。
(そうではないかとは思っておりましたが、殿下はやはり最前線に立たれるのですね)
レティシアは先陣を切って館に突入してしまったウィリアムの身を慮りつつ、スライムの一体へと白銀色の杖を向けた。月の意匠を持つ杖から放たれた光の矢はスライムへと命中し、その一部を消し飛ばした。
「吸血鬼フジーヤ! 貴様を討つ!!」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトは吸血鬼へと宣言すると、真っすぐに廊下を駆け抜けた。雑魚は無視し、吸血鬼フジーヤに挑む狙いだ。スライムは膨張し、アルベルトを押し返そうとしたが、アルベルトはチャージングでスライムの一体を強行突破した。しかし、抵抗によって本来の速度が出せなかった為、吸血鬼まであと十数メートルの距離を残している。
「狭い場所で迎撃してくれるなら好都合ですね。さっさと終わらせて焼肉に行きましょう」
リディリディが杖を向けると、空間が爆砕し、スケルトンとスライムが一体ずつ吹き飛んだ。ちなみに終わったら打ち上げがあるという話はまだ未定であり、焼肉は彼女の願望である。
「ギョギョギョ!」
生き残っているスライムはハリセンボンのように形態変化し、冒険者達を串刺しにせんと膨れ上がった。その攻撃でアルベルト、ウィリアム、ナキルの三名が体を抉られる。しかし、ダニエルがナキルにヒールをかけ、その傷を癒した。
「何事だ!? まさか、どこぞの盗賊が私の新作スイーツを盗みに来たのか!?」
厨房でスイーツ作りに没頭していたフジーヤは手を止め、厨房から飛び出そうとした。しかし、その時、コトリ、と静かに窓が開き、鍵をこじ開けたエフィルミアが静かに厨房へと這入ってきた。イズルとペルゼィックもエフィルミアの後を追い、厨房への侵入を果たす。ナキルが破壊した扉の向こうにいる冒険者達を見ている吸血鬼は、まだ三人の存在に気付いていない――。
●VSブルボン(2)
「向こうは始まったみてえだな」
「ああ、俺にも聞こえた。誰かが派手な魔法でも使ったのだろう」
ルイドとレタラの鋭敏な聴覚は領主の館から響いてきた大爆音を捉えていた。
「よし、今の内に領民達の救出を急ごう」
月灯りを頼りに森の中を進んでいた冒険者達は、領民達のいる宿舎へと急ぐ。
「変わった生き物だな! 珍獣か?」
夜目が利くベルクは木の上に潜んでいたクマほどの大きさの巨大コアラのゾンビの姿を正確に捉えていた。木の上を素早く駆け上がったベルクはコアラに飛び掛かり、コアラを何度も斬り付けながら地面へと着地した。
「吸血鬼は……あそこか!」
宿舎の屋根の上に立ち、敵襲に備えていたブルボンの姿を捉えたヴィナスは、閃光塗弾のピンを抜くと、ブルボンへと力いっぱい投げつけた。閃光がブルボンの視界を白く塗りつぶし、ブルボンの視界を奪う。
「まずは手下を片付けるか」
シャドウは農園を徘徊していたスケルトンの一体にDASHで接近すると、目にも止まらぬ早業で三度切りつけた。耐久力はさほどなかったのか、直撃を受けたスケルトンは一瞬でバラバラになった。
「さて、吸血鬼が降りて来る前に手早く済ませよう」
ヨルは雑魚の相手は仲間達に任せ、宿舎を目指して全力疾走していた。ブルボンはヴィナスの閃光で目が見えなくなっていたため、ヨルは彼女に見づかれることなく宿舎への侵入を果たした。
「チャンス! ブルボン様、お覚悟!」
ゲルダは宿舎目指して突っ走りながら大剣をフルスイングした。剣から放たれた衝撃波はブルボンに直撃し、胴を貫いた。
「ガオオオ!」
コアラたちは威嚇するように吠えると、木から飛び降りて冒険者達の迎撃に出てきた。
「こっちに来なさい!」
(コアラってこんな鳴き声でしたっけ?)
コルネリウスはコアラの吐き出した毒液を浴びつつも一体へと果敢に接近し、闘気を浴びせかけた。すぐ後ろにいたラティアはコルネリウスへと突っ込んできたコアラ目掛け、グラヴィティボルトを叩き込む。
「コアラの相手は任せて下さい!」
「……私もコアラの相手を。なるべく早く敵の数を減らしたいですね……」
「私も援護します! 暗い所で見ると怖いですね、コアラ……」
首飾りの照明で光源を確保していたシェルリア(顔がライトアップされてホラー)はコルネリウスへと解呪をかける。抵抗力が増加したコルネリウスは、コアラの毒を体から追い出した。
「カカオの木はここの人達の財産なのだ。傷つけないようにしないとなのだ」
ストレガはコアラとスケルトンの移動先を狙い、雷蛇大禍を叩き込む。広範囲に展開され、蛇のようにうねる無数の稲光がアンデッド達を待ち受ける。低級アンデッドには魔法の設置物を避けるような知能はない。あとは放っておいても勝手に突っ込んで来るだろう。
「もう、なんなんですの!? 私の領地に土足でずかずかと! 楽に死ねるとは思わないことね!」
屋根の上のブルボンはヒステリックに怒鳴った。まだ視力は回復していない。ブルボンはきょろきょろと辺りを見回している。
「奴はまだこちらが見えていない。チャンスだな」
レタラはブルボン目掛けて濃煙炸弾を打ち込んだ。エーテルの霧が屋根の上に立ち込め、ブルボンはますます混乱した。
「親玉はもたついてんのか。先に雑魚を片付けられるかもしれねえな」
ルイドは冒険者達の気配を察知し、向かってきているスケルトンの一体へと魔矢を放った。直撃だ。あばらを砕かれ、スケルトンは動かなくなった。
●VSフジーヤ(3)
「おのれ、ネズミ共め! 私の芸術には指一本触れさせんぞ!」
フジーヤは窓から入ってきたエフィルミア、イズル、ペルゼィックに気付いていない。外の見張りはナハシュ、ジュスト、ローザリカによって抑えられており、こちらが背後を取られる心配はない。
三人はハンドサインでタイミングを合わせ、後ろからフジーヤに攻撃を仕掛けた!
ドンッ!
「はご!?」
ペルゼィックの魔矢がまずフジーヤの後頭部に着弾した。その直後、イズルの無拍子での戦槌の一撃が頭蓋骨を打ち砕く。さらにエフィルミアのタナトスバイトが吸血鬼の心臓を抉り、フジーヤはドサリ、と地面に崩れ落ちる。
「やったか?」
死体(?)を見下ろすペルゼィック。
「やってないとも!!」
ほとんど死体だったフジーヤはガバリ、と跳ね起きると、『英雄再起』を彷彿とさせる再生力で破壊された体を再生し、魔力で創り出したチョコレートの槍を構えながら三人へと向き直った。
「この下郎共が! ここが貴様らの墓場だ!」
「ギョギョギョ!」
残り二体となったスライムは再びハリセンボンのように変形し、ウィリアム、ナキル、アルベルトの三名を串刺しにした。だが、ダニエルのヒールとレティシアのヒールが飛び、アルベルトとウィリアムの傷はすぐ癒えた。
「回復ありがとう。あっちももう始まっているね。僕達も急ごう!」
ウィリアムはスケルトンの一体に肉薄すると、雷光の如き一撃を叩き込んだ。大剣の分厚い刃はスケルトンを叩き潰し、一撃で半壊状態へと追い込んだ。
「ここは通してもらうぜ! 轟けダウ・ジャール!」
ナキルはスケルトン・チャンピオンへと手甲で体当たりした。スケルトンは吹き飛び、厨房へと突っ込んでいった。吹き飛ばされなかったスケルトン達は剣を振り上げ、ナキル、アルベルトへと襲い掛かる。
「タケノコ、キノコ、切り株とかのが良かったのにハリセンボンとはねー……センスない吸血鬼だ、チョコレートを侮辱しているとしか」
ルーンスはフジーヤへの駄目出しをしつつ、ウィリアムへと輝刃をかけた。
「貴様ッ! 我が芸術を愚弄するか!」
フジーヤは激怒し、ルーンスを睨み付ける。
「フジーヤ! 覚悟しろ!」
アルベルトは再びチャージングでスライムを強行突破し、厨房まで踏み込んだ。
「スライムはさっさと倒してしまいましょう。ストーンブラスト……は味方も吹き飛びますね。この位置関係だと」
リディリディはメテオライトを放ち、ウィリアムに襲われていたスケルトンとスライムの二体を仕留めた。
●VSブルボン(3)
冒険者達の目論見通り、吸血鬼ブルボンと手下のアンデッドの分断は成功した。屋根から引きずり降ろされたブルボンはゲルダ、ラミアス、レタラ、シェルリアに包囲され、交戦中。ブルボンの手下達はアンデッド達はベルク、シャドウ、コルネリウス、ラティア、シェルリア、ストレガ、ルイドによって抑えられている。開戦初期にうまく宿舎に滑り込んだヨルとヴィナスは領民達をこっそりと起こし、彼らに避難を促した。
「助けに来た。でも今は静かにね。今外に出るのは危険だから、合図をしたら俺達と共に来てくれ」
「しかし、領主は逃げれば殺すと……」
「吸血鬼化した領主とは今、俺の仲間達が戦っている。うろついていたスケルトン達ともね。今は俺達を信じてくれ」
(領主が斃れればこの土地の政治は確実に混乱するだろう。領民達の生活にも影響は出るだろうが、今は言う必要はないな)
「わ、分かった」
状況を把握した領民達はヨルとヴィナスと共に逃げることを了承した。
「流石に四人だと少しきついですね。クラインさん、リトヴァールさん、まだいけますか?」
「「はい、大丈夫です!」」
シーザーロアをかけたおかげでブルボンの集中攻撃を受けているゲルダと、ヒーラーのシェルリアへとラミアスが問いかけると、二人は力強く返答した。
「クソッ! このブタ共がぁ! 調子に乗るなよ!」
ブルボンは苛立たしげに吠えながらゲルダへと矢を放つ。ゲルダは矢に合わせて瞬間的に体を硬化させ、ダメージを最小限に抑えた。
「小娘ひとり、倒せないんですか?」
「むきー! コアラ達は一体何をしていますの! こいつらを片付けなさい!」
ブルボンは怒鳴るが、コアラ達は冒険者達に抑えられており、ブルボンの救援ができる状況ではなかった。
「アンデッドが片付けば他の連中も応援に来てくれる。それまでの辛抱だ」
レタラは領主に再び濃煙炸弾を浴びせ、視界を封じてアンデッド達との連携を阻止した。
●VSフジーヤ(終)
「おのれ、芸術を理解せぬ者共が……!」
護衛のスケルトン・チャンピオンとスライムを蹴散らされ、十名の冒険者に包囲されたフジーヤは苦々し気に叫ぶ。厨房が戦場となったことで、すでにフジーヤが作成していたスイーツは見る影もなくぐちゃぐちゃであった。そして、フジーヤの自身の命運も尽きつつある。リディリディのスタンブラストで身動きがとれなくなったフジーヤへと、冒険者達が集中攻撃を仕掛けたからだ。
「こいつで沈め! レグ・フルグス!!」
「おのれぇえええええ! 我が覇道が、このようなところでぇええええ……」
ナキルの剣が心臓へと突き立てられ、フジーヤは塵となって霧散した。
「お疲れ様、ナキル君」
「おう、お疲れ。ミアは無傷か。流石だな」
所々服に穴が空いたままのナキルは、吸血鬼の返り血で濡れたエフィルミアと微笑みを交わした。
●VSブルボン(終)
「待たせたな! ブルボンよ、ここで討ち取らせてもらう!」
「ゲルダさん、お待たせしました!」
「年貢の納め時なのだ、ブルボン」
ベルク、コルネリウス、ストレガ。コアラとスケルトンを始末した冒険者達は続々とブルボン側に集まってくる。もはやブルボンの敗色は濃厚だ。
「そろそろいいだろう。ヨル、ヴィナス、頼む!」
レタラはオカリナを取り出すと、警笛のような音を鳴らした。宿舎の中の二人への合図だ。
「! 合図だ! ここから逃げるぞ!」
「慌てないように。全員で脱出するんだ」
ヨルとヴィナスは宿舎の裏口から、安全に領民達を連れ出した。
「お、のれ、らぁ~!」
「うるっせぇなぁ。ヒステリックに騒ぐんじゃねぇよ、歳か?」
ルイドはブルボンを挑発しつつ、灰色の鞘を向ける。
「終わりだな、諦めるがいい」
背後からブルボンを奇襲したシャドウの恐ろしく速い短剣が脚を切り裂き、ブルボンは転倒した。
「くそっ……! フジーヤ様ぁ――!」
光弾に心臓を穿たれたブルボンは主の名を叫びながら、塵となって消えた。
●エピローグ
かくして、カカオ農園は吸血鬼の魔の手から解放された。農園は次の領主が決まるまでは、農民たちによる自治となるようだ。冒険者達が手に入れた報酬は当初の予定通り、大部分がウィリアム黄金像の件増費用として学園に寄付された。
「ラミアス先生、これチョコレートです! 日頃のお礼です! 決して賄賂じゃないですよ!」
戦いが終わってギルドに帰還した後、シェルリアはラミアスへとチョコレート(シェルリアの手書きのイラスト付き)を贈った。
「おや、これはどうも。ありがとうございます、リトヴァールさん」
ラミアスはニッコリと微笑んだ。なお、ラミアスの担当教科である魔法生物学のシェルリアへの成績評価には全く影響はなかったことは追記しておきたい。
「――ルーン、頼まれたラミアスの今回の語録は後でまとめてドゥジケット準備会に送っておくよ。生徒会長にも」
「ありがとう、助かるよ。僕も王子の言動をまとめたものを準備会に送るから、貴重な資料として喜ばれるはずだ」
「うちの商会の連中には送らない方がいいだろうな。信仰の違いで揉めそうだ」
「そうだね」
ヴィナスとルーンスはヒソヒソ話をしていた。
「ウィリアム王子。僕『達』からもチョコレートです。ジュストがどうしても(連名にしろ)と言うので……」
ローザリカはちらりとジュストを見遣ってから、ハート型の小瓶をおずおずと王子へ渡した。
(うちの新商品、気に入って貰えるだろうか)
ローザリカはそわそわし、ウィリアムの反応を待つ。
(待つんだロゼ、その言い方だと俺が王子にチョコをあげたいみたいじゃないか! あと一体なんだその表情は!?)
ジュストとしては義理とは言え、婚約者がウィリアムにチョコを贈るのが気に入らなかったので、臣下一同の連盟という形にしたかったのだ。しかし、肝心のローザリカに誤解されそうな言い回しになってしまったことに、ジュストは頭を抱えた。
「可愛い婚約者がいるのに僕にチョコレートを? 君も罪な男だな、ジュスト」
ウィリアムはローザリカに流れ弾を放ちつつ、ジュストに爽やかな笑顔を向けた。
「いえ、王子、決してそういう意味ではなく!」
「ふふ、愛は人の数だけあるんだ。恥じることはないよ」
ジュストは慌てて弁解したが、ウィリアムにはいつものうさんくさい笑みで誤魔化された。
「! まさかジュスト先輩も王子のことを!? しかも婚約者公認ですって!?」
「――これは新作を出せなばなるまいな」
「今度メアリー王女にも教えてあげないといけませんね!」
シェルリアとレタラは思わぬ新ネタの降臨に瞠目し、ウィリアムとジュストに熱い視線を注いでいた……。
「殿下。黄金像事業へのご協力の感謝いたします」
レティシアはウィリアムに改めて礼を述べた。
「なに、僕の黄金像だからね。僕が手を貸すのは当然だろう?」
「パーシア様に激励のお手紙を送られてはいかがですか? きっと喜ばれるかと」
レティシアはパーシアに手紙を贈ることを提案した。実現すれば、熱狂的なウィリアムファンである彼女ならさぞ喜ぶだろう。もしかしたら生徒会室の壁に飾るかもしれないが……。
「うん、そうだね。彼女からも城にチョコレートと宝石が届いていたし。ところで君は、チョコはくれないのかな?」
「私からは恐れ多いので……」
爽やかな笑顔で自身に水を向けられたレティシアは、そっと視線を逸らした。
●特別編・アルベルトVSウィリアム
「ウィリアム王子、せっかくの機会です。ぜひ手合わせを願いたい」
アルベルトはお辞儀をし、ウィリアムに稽古を申し出た。ウィリアムは天才と謳われるウォーリアにして、アルベルトと同じ両手剣使い。勝てはせずとも、自分とどのぐらい差があるのかを知りたかったのだ。
「いいとも。一本先取でいいかな?」
「ありがとうございます」
ウィリアムはアルベルトの挑戦を受け、真剣を構えた二人は対峙した。
「うおおおおっ!」
アルベルトはウィリアムへと突進し、渾身の一刀を叩きつけた。ウィリアムはアルベルトの一撃を剣で受け止めると、力任せに軌道を逸らし、ガラ空きの胴へと大剣を一閃する。剣の腹で胴を叩かれたアルベルトは強烈な衝撃にくらりとし、片膝をついた。
「……完敗です」
「悪くない一撃だったよ。少し腕が痺れた」
ウィリアムが差し出した手を、アルベルトは悔しげに握り返した。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:少ない23 / 8〜25人
2023年03月02日 15時57分31秒 公開
参加者
相談掲示板
……。 (王子から目を逸らし) キャスターのジュストだ、よろしく。 ええと、今回は ・王子と共に領主の館に突入し、親吸血鬼を討つチーム。 ・王子達が暴れて領主の目を惹きつけている隙に、ラミアス先生と共に農民達を救出するチーム。 に分かれる必要があるみたいだね。 求められる内容的に農民救出側の方が人手は必要そうな印象だけれど、ひとまずは各々希望を挙げていって良いのかなと思った。 チョコレートスライムは物理攻撃が効かないみたいだし、俺はひとまず領主館側を希望しておくよ。
シューターのラティア・ミゼリアです、よろしくお願いします…… ひとまず私は、農民救出のために農園の方へ…… 館に行っても、スライムに手が出ませんし……
シューターのレタラ・スマリ、宜しく頼む。 そうだな、まずは希望を述べていく形で良いと思う。オレも農民救出に回るつもりだ。 屋根の上から見張っているということは、こちらの動きはほぼ筒抜けになってしまうのが厄介か……だが、逆に言えば居場所はハッキリしているということでもあるから、濃煙や閃光塗弾で目眩しさせてからの不意打ちも出来るかもしれないな。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 物理無効とか言われたら、農園に行くしかないのだ(物理脳筋 閃光弾による目つぶしは確かにありかもしれんな。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、物理攻撃特化だが敢えて館に行こうと思っている。 敵もスライムだけじゃなくフジーヤやスケルトンチャンピオンが居ることだしな。
ヒーラーのシェルリア・リトヴァールといいます、よろしくお願いします! 私は農園側を希望しておきますねっ。 魔法で回復や援護を行なうつもりです。
ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 私は農園側で救出に回れたらと思っています。
ヒーラーのイズル・M・ヴォルゴールです。 よろしく。 俺は領主館へ行こうと思う。 攻撃と回復、どっちに寄せるかは集まった人次第で決めます。
ウォーリア、ルイド。良しなに。 一旦俺も領主館側希望しとくわ。偏るようなら移動も可能。 今んとこ生命や魔法防御確保して壁役やりつつ、余裕ありゃ魔法攻撃でも支援しようかなと。 フジーヤが迎撃のため廊下へ出てきた後に窓からも侵入してやりゃ、挟み撃ちの形にも持っていけんのかね? 外のスケルトン・チャンピオンが邪魔してきそうなんで、先に倒すなり足止めするなりは必要になるかもしれねぇが。
ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 僕は領主館側を希望する。あまり偏るようなら移動は可能だ。 横幅1へクスの狭い廊下でスライムの攻撃が直径3へクスの範囲攻撃だから、 こちらも範囲で回復して対抗できるようハイパーヒーリングオーラは持ちこもうと思っている。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 そしたら一応領主側に回っておくかな。スライムは全般的にお任せするが、それ以外のヤツや突入前に多少の索敵やなんかは出来るだろうぜ。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 そしたら農民救出の方に行っておこうかな。攻撃と回復はバランス良く持ちつつ、領民の誘導を重めに取れるように考えておきたい。 BS回復に真サルベーションは持って行っておくよ。 今のところの宣言はこんな感じかな。間違いなどあったらごめんね。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー)
シャドウだ。よろしく。 俺は農民救出の方へ。
すまん。貼り忘れ。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ)
ゲルダです。よろしくお願いしますね。 とても悩みますが、農民救出の方でブルボン様の惹きつけ対応をしようかなと思います。 弓も使うとのことですので、農民の方へ攻撃が向いてしまうと危険かなと。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア)
ヴィナスだよ、よろしくね。 農民救出側に回ろうと思うよ。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
No.17
あ、あの・・・。リディリディです。 キャスターしています。よ、よろしくお願いします。 あ、その・・・・、私は領主館側に参加させてもらいます。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
「ナキルだ、よろしくな。 前回手伝い損ねたし、今回は間に合ったな、と。 さて 面白そうだから領主の館の方にでも行こうと思うぜ。」 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
ヒーラーのダニエル・ヘリントンです。 今回僕は領主の館の方に行こうと思います。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ヘリントン(ヒーラー) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
ペルゼィック。キャスター(←挨拶 ぎりぎりの参加でわりぃな。 とりあえず領主の館に手を挙げとく。移動はできる。 で、行先表明だけでいいのか? そこの人(ルイドさん)が言ってる挟撃には興味あるが、特に作戦ないなら攻撃魔法のほかにウォール系積んで敵の退路塞ごうと思ってるぜ。 あとはこっちが挟撃されないように警戒しとくつもりだ
●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ヘリントン(ヒーラー) ペルゼィック(キャスター ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
>領主館 ナハシュ殿は索敵あありがとう。 スケルトンチャンピオンは可能なら先に倒しておいた方が此方が挟撃されるリスクを減らせそうかなと思った。 その上で吸血鬼を挟撃できるならしてみたいね。 わざわざ窓ありと書いてくれているわけだし。 ただ決して広くは無さそうだから、厨房側からアプローチするのは少数に限られそうかな。 俺は廊下側の方から攻める方に。 王子も此方で派手暴れて貰った方が良いと思った。 キャスターは今のところ3人いるし、スライムには威力高めの単体魔法でそれぞれ攻撃してもいいし、一体ずつ集中撃破しても良い。 ただ同時に他の敵も存在する状況も十分有り得るし、識別可能な範囲魔法も持っていくつもりだ。
ヒーラーのルーンス。よろしくね。 領主の館側に回るよ。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ヘリントン(ヒーラー) ペルゼィック(キャスター) ルーンス(ヒーラー) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
シーフのエフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 それでは私は領主の館に回りますね。 厨房側の窓からさくっと倒せる様に狙ってみます! ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ルイド(ウォーリア) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ヘリントン(ヒーラー) ペルゼィック(キャスター) ルーンス(ヒーラー) エフィルミア(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ)
若干館側が厚めになったか。んじゃ一応、俺は農園の方に移動しとくわ。 >農園 領民は脱走察知されると襲われるってことなら、とりあえず敵全滅させてから連れ出せば楽になりそうな気がするんだが、それだと何か支障ありそうかね? 戦闘音に驚いて宿舎の外に出ないよう、事情説明はしておいた方が良いかもしれねぇが。 いずれにせよ、今んとこ宿舎周りの敵から優先して減らしていこうかと思ってる。必要そうならブルボンの抑えにも。 >領主館・挟撃 あぁ、確かにこっちが挟撃される可能性もあんのか。 外の敵はやっぱ先に対処しておいた方が良さげだな。 ●領主の館 ジュスト(キャスター) アルベルト(ウォーリア) イズル(ヒーラー) ローザリカ(ヒーラー) ナハシュ(シーフ) リディリディ(キャスター) ナキル(ウォーリア) ヘリントン(ヒーラー) ペルゼィック(キャスター) ルーンス(ヒーラー) エフィルミア(シーフ) ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ) ルイド(ウォーリア)
皆様、お集まり頂きありがとうございます。ウィリアム王子に代わってお礼を。いよいよ出発は今夜23時となります。忘れ物のないようご注意を。
>農園 ものすごくギリギリになってしまった。 ルイド君の言うように、基本は敵の排除からでいいと思う。ブルボンも早々に動きそうだし、両方相手取ることにはなりそうだね。 救助対象の誘導をすると言っていたので、先に救助対象へ接触して外に出ないようにすることも合わせてやっておくことにするよ。 当日はよろしく。上手くいくといいね。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 殲滅すれば問題なかろう了解なので農園へ。 ●農民救出 ラティア(シューター) レタラ(シューター) ベルク(シーフ) シェルリア(ヒーラー) コルネリウス(ウォーリア) ヨル(ヒーラー) シャドウ(シーフ) ゲルダ(ウォーリア) ヴィナス(シーフ) ルイド(ウォーリア) ストレガ(キャスター)
>農園 ヨルの領民への対応了解だ、ありがてぇ。なら、接触の邪魔になりそうな敵は最優先で相手取るようにするな。 そんじゃ、あとは現地でも良しなに。
遅い反応ですみません。 領主館の挟撃の宣言が、ルイドさんの移動とペルゼィックとエフィルミア嬢の2人しか明確な宣言が出てないので俺もそっちに参加します。 ペルゼィックの各種スキルによる準備とエフィルミア嬢が多分隠蔽からの暗殺狙うと想定して攻撃の全面に出る形で行きます。 回復についてはサイドヒールと通常ヒールで二人の回復を優先していこうと思います。