【聖祭】政治討論部と孤児院訪問
紀藤トキ
コメント 15
シナリオID:1675
オープニング
ダンテ家に縁のある孤児院の催しの補助と参加を、政治討論部の部活動兼年末の慰安もかねて行う予定だ。
参加資格は特にない。部員でなくとも当日のみの参加も歓迎する。正副顧問も参加している。
現地の催しは持ち寄った手作りの品の販売と、夕食会。販売利益は孤児院へ寄贈するものとする。
いわゆるチャリティイベントだ。現地で販売用の軽食や菓子などを作る事も可能。基本的な材料は用意する。
宿泊については孤児院に部屋の用意があるが庭に天幕を張るなど各自で行っても可。
現地の孤児院の情報は別記する。当日は客として楽しんで貰っても良いし、手伝いについても歓迎する。
トマス・ダンテ』
●
……と、言う話ができあがるまでには多少の紆余曲折があった。そも、トマスが『法を司るダンテ家の中立』を誇りと思うようになったのは何時の頃であったか。家庭教師に歴史を習う頃には既に意識の中にあった。とすれば、物心つく前に父か家中の者に説かれていたのだろう。同年生まれのチー家の子に『この子がお前の腹心となるのだ』と言われて顔を合わせたのは6歳の時で、その時には既にそうだった。
「……思えば、世の中にそこまで傷の無い物などある訳がない、という事だな」
少年はこれまで、ダンテ家は揺るがず一つの信念のもとにずっと歩んできたと、根拠もなく信じていたのだが。聞けばトマスの曾祖父と祖父の間には溝と言うより深い断絶があったようだ。そして、自分が与えられた教育の偏りからすれば、父は祖父の行動を快く思ってはいなかったのだろう。そんな事も知らずに生きて来たということは、トマスの心中に恥じる気持ちと共に憤りをも生んでいた。
「教えてくれなかったと怒るよりは、知ろうとしなかった自分を恥じるべきだとは、分かっているのだが」
分かったからと言ってそう思いきれるほど、18歳は大人ではない。今までうまく自分を誘導してきた父への苛立ちと、祖父が結果として『中立』を手放さずに立ち回った事への興味と、会ったことも無い曾祖父のこれまで聞いていた像への疑念と。
「……それに、あの老人か」
ヘルベルト・リヴァマス老への軽侮の念は、事の真相を聞いてもまだ消えない。むしろ、何故今の様に無為に過ごしているのだと思う。だが、少なくとも、一方的に敵視してきたのは間違いだとは理解していた。幼い彼の視野にあったように、『法の中立を守ろうと奮闘するダンテ家』の『理想をないがしろにする敵』としてあったわけではないのだ、と。理解ができても、それで切り替えれる程にも18歳は大人ではなかった。
「悪いと思ったら謝ればいい。院長先生はいつもそう言ってた」
「……何が悪かったのかも分からぬのに、口先であれこれ言っても仕方があるまい」
カナンの言葉にトマスはため息を吐く。きつく当たって申し訳なかった、とは思う。しかし、彼を軽蔑し嫌っている点は以前のままなのだ。謝罪しても心など伴わないと自覚があるだけに、どうしてよいか分からなくなっていた。だが、間違いがあって頭を下げようと思って下げられるのは学生の間だけだ。貴族はそう簡単に頭を下げるわけにもいかない。
「ではまず、こちらから譲歩を見せて相手の対応を観察しては如何でしょう」
「譲歩、だと?」
何のことかと問うトマスに、タイコモは机の上の別の書簡を指さす。冒険者たちに届けてもらった返書とたまたま同じ日に届いた、同じ孤児院からの手紙だ。例年通りに孤児院で開催するささやかな催しへの招待状は、きっと幾日も前に出されたもので、つまり同じ日に届くことに他意などある筈もないのだが、トマスはそんな偶然にすら少し面白くない気分ではあった。
「孤児院の、例年の催しだろう? それがどうかしたか」
「小耳にはさんだのですが、毎年あの御老にも招待状は届いているそうです。ただ、ダンテ家の私達が行くので遠慮しているのだとか」
「私も院長先生から聞いたことがありますね」
そんな話をどこで聞いてくるのか、タイコモの言葉を、紅茶を運んできたシオンが裏付けた。
「……しかし、私が『今年は孤児院へ遠慮せず行くと良い』などと伝える訳にも……。いや、待てよ。そうとも言えない、か?」
考え込んだトマスだが、そういえばかの老人とトマスの間には因縁以外にも関係性ができていた。ヘルベルト老は政治討論部の正顧問として名前が載っており、つまりクラブ活動の一環として顧問に同行を依頼するという形式が取れる。直接に対話をせず、トマス側の意識の変化をそれとなく伝える事が可能だ。
「……と、いう事は部活動として申請する必要も、あるわけか」
さすれば、部員である皆々とも顔を合わせねばならず、トマスとしてはそれもまた気まずい事ではあった。だが、そこで逃げ隠れできるほどに立ち回り上手な少年でもない。
「では、今年の孤児院の聖祭は賑やかになりますね」
「皆が来るなら、楽しくなりそう」
トマスの内心を知ってか知らずか、シオンとカナンはそう言って笑った。
●
「……はて、これは」
キョトンとした様子で、リヴァマス老は学園から回ってきた申請書を見つめていた。『宿泊を伴う部活動への顧問の同行依頼の申請書』である。本来、魔法使いの塔の住人はそう簡単に外へは出られないのだが、今のリヴァマスを縛る鎖は相当に緩い。というか、顔色をうかがう必要のあった帝国の有力者は既に亡く、塔に住む必要すらなくなって久しい。まかりなりにも塔の住人が、非常勤とはいえ学生向けの講師などできているあたりからもお察しである。
「ふむ。嬉しいのかね、我が友ヘルベルト」
「そうさなあ。キャサリン様にお会いするのは久しぶりではある。吾輩はかくも皺だらけだが、あの方はまだまだお美しかろうなあ」
遊びに来ていた死霊術師に問われ、リヴァマスは懐かしそうにそう答えた。歴史から消されたような立場の兄について、共に語れる相手などこの世にはもうあまり残っていないのだ、とも。
「陛下もまあ、兄をよくご存じではあるが。さすがに昔話をさせて頂くのは恐れ多い故な」
「ほほう。王妹殿下であれば気安いと? これは我が友も存外隅に置けぬ」
「そういう話ではないぞ。いや、まあ。しかし……、そうだな。吾輩も、教え子に悪く思われるばかりなのは寂しい物ゆえ、何か心変わりがあったのなら嬉しいものじゃよ」
自分が直接教える事は無かったものの、トマスの筆跡を老人は知っていた。この申請書を、彼が直接書いたのだと思えば頬も緩む。そんな『友』の様子を見ていたグレゴールは、なるほどと言うように首肯した。
「まあ、私はついぞそう言った催しに招かれた事などないが、楽しんでくると良い」
「いやいや、君は招きもしなくても吾輩の部屋へやってくるであろうに」
茶の時間がお陰で賑やかになった、と微笑むリヴァマス老を、実年齢では年上なのに若々しいグレゴールは一抹の寂寥を込めて見つめる。
「君もいずれ私より先に逝くのであろう。その時が別れとなるなら、その方が良かろうな。願わくば実り多き良い人生を、我が友よ」
「吾輩は以前より君の『友』になるとは思っておらぬのだがな。それはそれとして君とは友人でおるつもりじゃよ」
2人の老人は午後の紅茶を優雅に楽しんでいた。
解説
マスターより
リプレイ
「こんな日は皆さまもお休みするべきです。さあ、こちらはお任せください」
厩舎に向かったイヴェール・イリュジオンは、修道士たちに一日代行を申し出た。最初は遠慮していた彼らだが、イヴェールの手際が意外と良い事に気が付くとありがたく申し出を受ける事にしたらしい。相談の上、卵集めや乳しぼりは大勢で早めに仕上げることとし、羊や牛を囲いへ出した後の厩舎掃除を引き受ける事にした。
「ま、俺も手伝い位はするけど、何したらいいかね?」
あまり忙しく立ち働くのはしたくないけれど、というサイラスも一緒に引っ張られていく。授恵者が2人も居れば、厩舎の掃除や力のいる仕事はお手の物だ。サイラスは念動力を使ってあちらこちらの掃き掃除を手伝うことにしたらしい。
「あまり汚れるのはあとが面倒だけど、直接触らないならまあ」
「働かざる者食うべからずです。活きの良い鶏は美味しいからいいですよね」
縄張りの中に入って立ち働く見慣れぬ者を蹴り飛ばそうと近づいてきた雄鶏が、イヴェールに捕まえられた。夕食用に何匹か締めると聞いていた枠の、最初の一匹が決まったようだ。鶏舎から朝の卵を集め終えた子供たちが出てくるところへ、イベントでの売り物を考えていたロゼットがやってくる。
「乳や卵はここで調達できるかしら?」
そう尋ねれば、人の良さそうな修道士に了承を受けた。何を作るのか興味津々の子供たちを、「暖かくて甘ーい飲み物よ。良い子にしていたら、後で飲めるわ」と送り出す。
「牛乳はそちらの建物にありますよ」
「ありがとう、イヴェール! 後で貴女も飲みに来てね?」
脇の小屋に向かいかけた所で、顔見知りが来るのに気が付いた。リサ・ベイカーとヴィルヘルミナも材料を探しに来たらしい。
「リサも卵を取りに来たの?」
「材料は何があるでしょう。鶏肉と野菜があれば、お醤油を使ってお鍋を作りたいのですが」
「鶏肉はこれからですね。活きの良い鶏が居ますよ」
と、観念した様子の雄鶏を手にイヴェールが出迎える。これも彼女の隙を伺っていた雄鶏だが、見慣れぬサイズのサイラスを見て戦意を喪失したらしい。
「私は売り物に出来そうなお菓子を少々作って、それから夕食に掛かろうと思います」
「そうなのね。私はエッグノッグとグリューワインを売るから、よろしくね!」
来場者にはヴィルヘルミナの菓子を手に、ロゼットの飲み物で温まってもらおう。そんな話に、実は甘味好きのサイラスも耳をそばだてていた。料理ができない訳ではないが、誰かが作ってくれているなら食べる側に回りたい。
「まあ、その分働かない訳でもないし? 荷物運びとか、掃除位なら手伝うぞ、と」
大勢の食材を運ぶのは結構手間なので、マジカルポケット持ちの彼は重宝されそうだ。
「夕食の相談はここか。私も手伝いたい。余り物で簡単に作れるつまみのようなものを考えているのだが」
「ジャガイモがあるならガレットと、後はお肉を焼いたり煮たりで品数を増やしましょう」
サマエラ=フォリウムは仕込みなどのいらない料理にするようだ。厨房に入る前は他の所を手伝いに回るつもりだという。ヴィルヘルミナとサマエラは調理番の修道士とも打ちあわせつつ、てきぱきと昼夜の献立を立てていった。
「食べ過ぎて夕食に支障が出ないように、お菓子は程々にしたほうが良いでしょうか」
「子らだけでなく、村の方々も甘い物を一杯食べれる機会などあまりありません。売り物であれば遠慮は無用ですぞ」
「そうなんですね。あ、私はお菓子作り、あまり分からないのですけれど……。ヴィルさん、お手伝いしてもいいですか?」
「もちろんです。お菓子作りは工程が多いので助かります。何をお願いしましょうか……」
お菓子作りの方はあまり経験がないリサは軽食や夕食を作る事よりも、甘味を作る方に身構えている。おずおずと申し出る姿にヴィルヘルミナは微笑をこぼした。
「今回はクッキーやフィナンシェだから、そんなに難しく考えなくても大丈夫ですよ」
「ヴィルさんは簡単に言うけれど、ううん」
と、ヴィルヘルミナに言われるも、リサの苦手意識は簡単にはなくならないようだ。
●
「宗派を伺うなんて、その節は失礼いたしました」
「あらあら、ご丁寧に」
謝罪に訪れたシャロン・ラ・モリエールに、院長は鷹揚に首を振った。この修道院は宗派問わずである為、むしろ最初に確認しておくのが大事なのだという。
「誰かにとって尊い物が、他の誰かの禁忌である事もあります。食物にせよ、嗜好にせよ」
何やら深い話なのかもしれないが、シャロンには良く分からない。同じく院長に挨拶に訪れたらしいトマスに後は譲って、中庭の店を出す場所を確認する。
「食べ物の近くなら、ハンカチをお勧めできますし。衣類のような嵩張る物のお店はないですか? じゃあお土産になりそうなお菓子を扱う場所の近くは?」
刺繍入りのハンカチと、小袋を手作りしてきたシャロンは売れる場所探しに余念がない。院長と話をしてきたトマスは難しい顔で戻ってきた。
「お、アンタがトマスか? 直接会うのは初めましてだな! 俺はナキル。こないだはありがとうな!」
「ああ。此方こそ、先日は面倒な依頼を引き受けてもらい、感謝する。しかし、ありがとう、とは?」
怪訝そうな様子のトマスに、ナキルは笑みを見せる。
「間接的にだけどさ、お陰で色々指針も定まったからよ。サンキューな」
「ふむ……。君が何か実になる事を得たのなら、それは君自身の功だとは思うが、気持ちは受け取った」
「そっちは報告書を読んで、何か掴めたか?」
ナキルの問いには、トマスは眉間の皺を深くして首を振った。院長に挨拶をと歩いてきたエルゼリオ・レイノーラが、悩まし気なトマスに声を掛ける。
「詳しい事情は全く分からないけど――。トマス君がリヴァマス老への今迄の態度に悶々としてるって事は、本心では仲直りして仲良くしたいって思ってるって事でしょ?」
「……いや。特にそういう事はない。かの御仁の事情は理解したが、それでも私は敬意を抱けないのだ」
「本当に軽蔑してるんなら悩んだりもしない筈じゃない?」
エルゼリオはなお疑問のようだが、トマスがリヴァマス老について悩むのはむしろ彼の思考が理解できない所にある。しかし、それを理解する為に更に踏み込むべきかと言えば、その気にはなれない。深入りする事で、またも知りたくない真実に直面する事、それに伴う変化を恐れていると自分でも理解はしていた。自らの信念を疑わざるを得ない変化が良き物であるとは、限らないのだから。
「……しかし、君のような冒険者の視点ではかの御仁をこそ評価する話も聞く。何が正しいのか。どうあるべきか。悩ましい事ではあるのだが、簡単に得心できる正解はないのだろう。きっとな」
考え込んだ様子の彼に、それ以上の言葉は掛けられず、エルゼリオは院長の元へ向かった。簡単な修繕や大工仕事を請け負うという彼に、院長はことのほか喜んだものの急を要する補修などは終えて年の瀬を迎えている。つまり、頼みたいのは必要ではないができればやっておきたい類の物だった。
「本棚の修繕? どんな本が置かれているのかな?」
「気になったら、読んで頂いても構わないですよ。ふふふ」
棚が壊れてしまってから何年も経つのだが、子供たちを優先していたのでなかなか修理できなかったのだと嬉しそうに言う院長に、エルゼリオは張り切って引き受ける事にする。――その途中、積まれていた危険物を手に取ったかどうかは、神のみぞ知る事であった。
●
「折角だから手伝いにと思って。人手は多い方が……、ん?」
子供達が集う一角にやってきたヨル・スレイマンは、部屋の入り口で思わず足を止めた。ヴィルヘルミナの預けていったカカポが室内から彼をじっと見つめているが、それが原因ではない。
「案外、手が足りてたりする?」
「足りてなっ、足りてないでしよ!」
普段の人見知りも何のその、必死に手を振って所在をアピールするララノアは、小さな子供達数人にきゃっきゃと飛び掛かられ、降ろしてはよじ登られる無限ループに陥っていた。
「あ。わ。危ない。わ」
ルベア・ベルニは手を出していいのか、出していいならどうすればいいのか分からず、あたふたと見守るしかできていない。何が楽しいのか分からないがテンションマックスな子供たちは、うっかりどこかぶつけてしまわないかドキドキものである。
「おお、元気だね。よし、こっちにも来るといい」
今日はトレードマークの骨兜を外したヨルは、幼子達に泣かれることも無い。もっと大きなタワーの登場に、幼児たちのテンションはうなぎ上りだった。
「え、えねるぎっしゅでしね……。普段からこんな遊びを、しているのですか?」
「ううん。いつもはもっとおとなしい、です」
「そう、なのね……」
少し年長の痩せた少年は、ララノアを心配そうに見守っていたのだが見守る以上の事ができなかったようだ。もみくちゃだったララノアが案外元気なのを見てルベアともどもホッとしたようだった。
(私も孤児のような物、だったけれど。ここの子供は明るいわね)
ルベアが喜んでいる間に、ララノアが少年へ話しかけている。子供が相手であれば、常の人見知りは出ないようだった。
「皆さんはいつもどのような遊びをしているのでしょうか……? 私に教えて貰いたいですっ」
「え? うーん、あの子たちは普段は外遊びかなあ。鬼ごっことか。今日は禁止なんだ」
外部の人も来ているので、万一があったら大変だ。と言われれば仕方がないが、若い力を持て余すのでああいう結果になったらしい。引き継いだヨルはといえば、よじ登ってくる子供を捕まえて高い高いしたり、筋肉を隆起させてびっくりさせたりとなかなか芸達者だった。
「なるほど、そうなのね。そういえば、アナタが持っているのは、何の本?」
「絵本なんだけど、僕には良く分からなくって……。あ、お姉さん、海って知ってる?」
ルベアの問いに、少年はパタンと本を閉じて表紙を見せる。人魚と王子の恋物語の絵本だったのだが、子供たちは最初の『海』で詰まっていたらしい。もう少し大きな子ならわかるのだろうけれど、もっと年長の子は年長の子で忙しい日だった。
「海。広くて、塩辛くて、先が見えない水たまり、ね。色は青、でも時々黒かったり、灰色の時もあるわ」
ルベアは思いつくことを説明してみたが、やはりイメージしがたいのか少年は首を傾げていた。そういえば、と髪飾りのコレクションから珊瑚や貝殻を取り出すと、そんなものが住んでいる場所と言うのがますますわからなくなったが、興味は深まったらしい。
「体が良くなったら、いつか。見に行こうと思います」
「……そう。アナタは強いのね」
「え? そんな事は無い、ですけど……」
連れて行って欲しいでもなく、行きたいでもなく。親がない彼らは、自分の力で生きようとしている。ルベアは思わず少年を賞賛してしまったが、言われた当人はきょとんとした様子だった。
「せっかくの絵本、私が読んで差し上げましょうか?」
ララノアが勇気を絞って言うと、少年はにっこり笑う。
「ホント? おーい、みんな。眼鏡のお姉さんが絵本読んでくれるって!」
「お。あっちで何か始まるみたいだぞ? そぉれ、競争だ!」
ヨルの掛け声に釣られてどたどたと集まった幼児は7名。少年は身体が弱いので子守を仰せつかったらしい。
「へぁ、あの。先ほどは、ありがとう、ございまし」
ララノアの礼に鷹揚に頷き返すヨルに子供たちは遠慮なく凭れ掛かる。ララノアの澄んだ声で物語を聞いているうちにうとうとと船をこぎ始めたようだ。
●
御昼寝の幼児たちから離れ、ルベアは休憩室へ向かう。さきほど、そちらに向かう副顧問を見かけ、以前の事を思い出して心配になったのだ。
(不審がられたり、子供に怖がられたりするのは可哀想だから……)
何気に酷い事を思いつつ部屋に向かうと、部員のサラとお茶を傾けている所のようだった。
「おや、ルベアさんだったかな。良ければ一緒にどうだい。ああ、僕の理性の為に座る場所はサラ君の隣にしてくれたまえ」
「……ええと」
予想よりまともに誘われたのを意外に思いつつ、喉も乾いたのでご相伴にあずかる。どうも、この孤児院には異種族自体あまりいないらしい。孤児院側が何かしているというより、王妹殿下の修道院ということで勝手に周囲が忖度した結果だという。
「平民なら子供の頃から色々な種族に触れておくのは良い事だと思うからね。王都に帰ったら僕の方から少し提言するつもりだよ」
「聞いたからと言って、私にどうできる訳でもないのだけど。でもこの部活で貴女達ともお話して、区別じゃない差別は良くない気がするのよね……」
紅茶を優雅に飲みつつ、サラもそんな事を言っていた。社会の為の区別は必要であるとも思っているようだが、さほど忌避意識はないようだ。少し奥の部屋では、年長の少女たちが華やいだ声をあげていた。寄贈や手作りの服はバリエーションが多い訳ではないとはいえ、晴れの日に何を着ていくかは一大事である。
「この服だったら、もう少し明るい色合いが似合いますねー! こっちのリボンはどうでしょうか。うん、バッチリです!」
ここぞとばかりにおしゃれさん振りを発揮したエフィルミアが、コーディネートを指南している。向こうでは別の少女がコルネリウス・アーラに花飾りをつけてもらい、うっとりした顔をしていた。
「色々な髪形、試してみませんか?」
「皆様でもできるよう、お教えいたしますよ」
ゲルダ・クラインとレティシア・レインフィールは、少女たちの髪を整えている。妹の面倒を見るので慣れたジュスト・ヴェルジーも髪結いやおしゃれを手伝おうかと思ったのだが、おしゃまな少女たちは素敵なお兄さんには仕上がった後の自分達を見て欲しいらしい。
「うん、素敵だね。丸い瞳はお月様、君にはお星様も瞬いているのかな?」
そばかすを気にした少女にはそんな言葉を返し、一重瞼の子には切れ長の涼し気なまなざしを誉める。不思議なもので、自信が出て背筋を伸ばせばそれだけでも魅力が数割増しだ。ララベル・サン・ディーベルの周りで午後のお店巡りの相談をしていた少年たちが、ちらちらと視線を向けている。
「女の子と一緒に回るのでもいいと思うよ? 一緒に遊びたい子がいるなら、男の子が誘いに行かなきゃね」
恋人達が耳にしたら、意味深な笑顔を向けられそうな事を言うララベルに背を押され、お澄まし少女たちにおずおずお伺いを立てる少年。そわそわしつつも行かない別の少年は、どうやら近所の村の子が気になっているのだとか。
「男の子も、おめかししたい子はいらっしゃい?」
「そうですよ! せっかくの楽しい日なんですから、遠慮してたらもったいないです」
コルネリウスに手招きされ、やる気満々のエフィルミアに手を掛けられれば男子陣もキリリと引き締まる。お互いの顔を見て、びっくりしたように瞬きしたり、何か壺に入ったのかゲラゲラ指さして笑い合ったりと賑やかだ。
「特に決まったお相手がいないお嬢様は、私と一緒に回りましょうか?」
「よし、僕と一緒にお店探検する人、この指とーまれ!!」
おめかし少女達はジュストの誘いに花のような笑顔を浮かべ、色気より食い気や探検の少年たちはララベルの元へ集まっていく。昼食が終わったら、いよいよバザーが始まる時間だ。
●
人の多い場所は嫌いな子らは、引き続き屋内に残っている。比較的年長の少年少女へ、シルヴィア・A・カペルが聖霊節の物語を語っていた。
「どうしてジド・ルウは大穴を塞ごうと思ったのかな?」
「世界を救うため!」
そう習っていたのだろうが、世界はちょっと大きい。もう少し身近なところで守りたい大事な物はと問えば、この孤児院や友達、修道士らの名前が返る。
「では、その大事な物を思いながら、聞いて貰おうかな」
リュートをつま弾くと、たぶん子らは聞きなれた説話なのだろう。エフィルミアの歌声に時に合わせ、時に歓声をあげながら物語へと引き込まれていく。歌声に惹かれて覗きに来たナキルと目が合うと、聞いていくかというようにエフィルミアはにっこり笑った。
(へぇ……歌声キレイなんだな……。でも、俺も頑張らなきゃ)
こんなときでも一生懸命な彼女の傍でのんびりしたら、かえって落ち着かなさそうだ。誰か困った事でもないか、できる事を探しに行こうかと踵を返した。
●
さらに年長、もうすぐ孤児院を卒業しそうな少女たちを連れたジュストは、トマス達を見つけて声を掛ける事にした。
「初めまして。俺はジュスト・ヴェルジー……っていう話し方で良いかな?」
「ヴェルジー伯家の方だろうか。ダンテ家のトマスだ。こちらこそ、お初にお目に掛る」
お互い中立寄りの家の跡取りだが、気取ったサロンでもない。それならと気楽に片目をつぶり、トマスの連れとも言葉を交わす。
「政治討論部は前から気になってたんだ。なかなか楽しいところだね」
「私達の妹たちが、ありがとうございます。ちょっと、貴女達!」
「汚れるから、食べながら歩くのは駄目」
この孤児院出らしいトマスの護衛の2人とも挨拶を交わしたところで、ジュストは見慣れた横顔を見つけた。
「この菓子を5つ、あれも5つ……」
「お姉ちゃん、そんなに食べて大丈夫?」
「喉が詰まるわよ。良ければエッグノッグも一緒にどうかしら?」
「なに、すぐに食べるのではないよ。友人と共にいただこうと思ってね……」
売り子の子供やロゼットに心配されつつ買物しているのは、ジュストの従姉のローザリカ・L・ディオールだ。どうやら孤児院の足しになればと思ううちについつい、数が増えているのだろう。大人買いと顰蹙を買う程ではないのだが、両手がどっさり埋まっているのにまだ買ってしまいそうだ。
(生憎、茶会の予定も語らう友の用意もないが。何、後から用意すれば嘘をついたことにも……)
「へぇ、ロゼにそんなに『お友達』がいたとは初耳だ。素敵な淑女なら是非ご紹介に預かりたいね」
内心の声を聞いていたかのようなタイミングで声が掛かり、飛び上がりかけた心臓を淑女の心得で抑えた。ことさらゆっくりと横を向くと、こんなときに顔を合わすとは思っていなかった従弟の整った顔がある。
「ああ、素敵な友人だとも。君に教えないくらいなんだから間違いないだろう?」
「……一つ位なら貰ってあげないこともないよ?」
見透かしているかのように言う従弟から視線を横へずらせば、随分かわいらしい淑女たちを連れている事に気が付いた。
「こほん。こんなに美味しそうなものを独り占めしては寛大な神も目を吊り上げてしまう。どうだろう君達、少し受け取っては貰えまいか?」
「いいんですか? 嬉しい!」
バザーの売り物に甘味を使う事はあっても、そんなに口に入る物でもないのだろう。お淑やかさを横に、子供らしくもぐもぐと頬張る様子に微笑しつつ。手にしたもう一つをずい、とジュストの胸元へ。
「……そら、君の分だ。学友という肩書に感謝するんだな」
「じゃあ物々交換ってことで」
視線を合わせない従姉の赤い頬に苦笑しつつ、ジュストは先ほど買っていた匂い袋を代わりに手渡した。
●
長めの曲を演奏し終えたエフィルミアとシルヴィアはしばし休憩中だ。喉と指を休めながら互いの技量と心根をたたえ合ううちに、初対面の頃の話になった。
「君は初めて会った時から春の様な子だったね。初対面だった私にも明るく話しかけてくれて」
「シルヴィアさんは初めて会った時からかっこよくて素敵なお姉さんで……。私の憧れです」
などと言われると、お互いにくすぐったくもある。なんなら本当の姉妹のように、とどちらともなく提案すれば、互いの笑顔に嬉しさも増した。
「もし良かったらエフィと呼んでも良いかな?」
「はい! エフィと呼んでください! シルヴィ姉様っ」
「ではエフィ。そろそろ第二幕だね」
幼い観客が結成したての姉妹の演奏を待っている。流れ出した曲を耳に、中庭で売り子をしていたリヴァマスは懐かし気に目を細めた。
「ここは変わらぬのう。どうかね、この蛇の抜け殻は。なかなかのお宝じゃぞ?」
「……隊長先生、一つ位は売れた?」
子供と一緒に童心に返って端から店を制覇しているララベルでも、今日のこの日に売る物としては微妙なのではないかと思わざるを得ない。が、案外好事家と言うのはいるらしくちょくちょく売れるのだとか。その節には隣のシャロンのブースで小袋を買うまでがセットである。
「お時間を頂ければ、イニシャルや小さい蛇を刺繍しますよ!」
老人の小物と案外好評なシャロンの追加サービスは時価で、要するに子供にはタダであるらしい。それならと、綺麗な鱗や牙の飾り物などを選んだ少年たちを見送ったところで。
「お久しぶりです、先生。実は……」
夕食の準備が一段落したリサが挨拶に来ていた。彼女が生徒会の役員になったと聞いて暢気に驚くリヴァマスを見ていると、多少の不安が薄れるような気もする。
「これから、学園は少しづつ変って行くと思います。そして、良くも悪くも揺れると思うんです」
「なるほどのう。じゃが、若いうちの冒険は良い物じゃ」
「ふふ、そうですね。もしも、何かの折には、先生のご助力をお願いできますか?」
「うむ。この老体にできる事であればのう」
などと話していると、ふらりとヨルが通りがかった。彼は彼で、最近老人が巻き込まれたゴタゴタなどを心配していたらしい。
「ありがたい事に、ピンシャンしておるよ」
「なら良かった。元気そうで何よりだ」
二つ、三つ言葉を交わすついでに2人にも蛇の飾りを押し付けて、老人はボチボチ店じまいのようだ。
●
厨房にいたヴィルヘルミナやリサをはじめ、手すきの者も配膳などを手伝って夕食の時間。今日は思い思いのメニューを選ぶビュッフェスタイルだ。孤児院らしくそれぞれの神へ祈りをささげてから、子供たちが勢いよく列に並んだ。
「待ってました! そもそも俺はこの為に来たんだよね。他の事はついでだな、ついで」
子供の列の最後尾、大人の先頭に並んだサイラスは並ぶメニューを制覇する気満々である。忙しく立ち働いていた彼が食べるのを咎めるものなどいる筈もない。イヴェールの手に掛った鶏の脚を片手に卓へ戻る姿は、さながら王者の凱旋である。彼の後ろに並んだヨルは、テーブル端のおつまみに目が向いていた。
「いや、さすがに子供もいるところで飲むわけにもなあ」
「過ごさなければ問題は無いと思うが、確かに自分で決めるべき事柄だな」
サマエラの用意したニンニクや唐辛子のふんだんに入ったアヒージョは修道士たちにも好評で、一杯だけ、などと言いつつ飲んでいる者もいる。子供向けには辛くない物もあるので、大人の真似をして欲しがる子への対応もばっちりだ。
「そういえば、トマス様に夕食後にお時間を頂きました。事情をご存知の方だけでお話に上がった方が良いかもと思いまして」
意向を聞いた所、「面倒に巻き込んでしまった訳だしな。色々と言いたいことがあるのは分かるし、一度で済むならその方が良い」などと言っていたらしい。
「そうなのですか? では、私も宜しければご一緒させていただいても?」
ゲルダが提案した事に、レティシアは少し驚いたようだった。とはいえ、特に偶然を装わずとも、話ができる機会があるならそれに越したことはない。思う所のあったシルヴィアとコルネリウスも首肯する。
「私はゲルダちゃんが戻ってくるまでに、寝る場所の準備をしておきます」
リサは夜の女子会の準備に回るようだ。問題のトマスはといえば、修道院へ向かう道を歩いていた。幼い子達へララノアとエフィルミアが歌う子守唄が夜風に乗って漂う。
「……あの頃より、近くなった……かな」
耳は歌声に、眼は夜空に。屋根の上に寝転がったナキルは遠い星へ手を伸ばす。前よりも近くなったのか、それとも遠くなったのか。歌い声が途切れ、戸惑う耳に聞きなれた揶揄い声が聞こえた。
「眠れずに迷子なら、お姉さんが子守唄を歌ってあげましょうか?」
まさか自分に、と屋根から下を見れば、窓を開けたエフィルミアが夜道を行くトマスに声を掛けていたらしい。エフィルミアの方へ目を向けていたトマスの視線が少し上のナキルに気づく。
(……やっべ! 黙っててくれ、頼む!)
屋根で寝るなど子供のようで少し気恥ずかしく、必死に口元に指をあてるとトマスは察したように苦笑した。
「生徒会長か。いや、東方のことわざによれば、馬に蹴られるらしいのでな。遠慮しておこう」
「シャルガネっぽいですね! 馬ですか? 何のことでしょう?」
考え込むエフィルミアにおやすみと一声かけて、トマスは歩み去っていく。
●
夜分、人の来ない場所として用意されたのは、前回に院長とも話した修道院側の一角だった。場所貸しはトマスが依頼したらしい。
「……あまり他に聞かれたい話題でもない故、立ち話もしたくはない。さりとて人目のない場で貴女達と会う訳にもいかない。ゲルダ嬢の申し出は渡りに船ではあった。まず、面倒な件に巻き込んだ事を詫びたい」
開口一番、トマスは渋面のまま頭を軽く下げる。それもあって人のいない場が欲しかったのかと理解し、レティシアは謝意は無用というように首を振った。
「私は王妹殿下のお話を伺う機会を下さった事、感謝しております。まだ私自身の考えは纏まってはいないのですけれど、きっと、知らないで居るよりも知った方が良かったのです」
「知らないでいるよりも、か。私としては知りたくはなかったが、知らねばならぬなら今で良かったのやもしれんな……」
コルネリウスは、依頼の報告で会ったときに伝えたことを、まだ悩んでいる様子の彼にはもう一度言わねばならないと思う。
「善悪を定めるのは他者でも、是非を決めるのは己です。自覚した非を是に変えるのは、命あるうちは間に合います」
「間に合うかどうか、といえばいつでも良いのだろう。だが、な」
「……貴方はいつも、核心に直接触れる事を避けているように見えます。解らないから何をすべきか悩むのでは?」
「分かったようなことを、とは言うまい。貴女は私の悩みを理解はできると思う」
しかし、己の身に実際に起きた時に踏み出せるかと言えばまた別だとトマスは言う。悩んだことを特に恥じるようでもなく、淡々と。
「コルネリウス嬢の掲げた異種族の融和は、父の薫陶と育った環境により培ったものと聞いた。手放しで賛同はしないが、良き志だと思い票を投じさせてもらったよ」
「え、ありがとう、ございます……?」
突然話がそれたことに驚くコルネリウスだが、その父が述べた言葉が思い浮かぶ。
「私の父は良く『想いは口にして、直接伝えなさい』と言いました。疑問も、謝罪も、言葉にして伝えればよいのです」
「うむ……。かの御老には一度話をしよう。局外者である冒険者諸氏が彼を評価するのだ。やはり何か私の思い違いがあるやもしれぬ」
ならば良し、とコルネリウスは頷く。トマスの眉間の皺はまだ深いが、彼女にとっての懸念は晴れたのだろう。
(私にとっての父や祖父、曾祖父は国の為に己を無にして働く忠良の徒であった。コルネリウス嬢が父君に敬意を向けるのと同じく、その背を無心に見倣いたいと思っていた。貴女はその過去が偽りであった時、いささかも迷う事無く立てるのだろうか)
揶揄と言う訳ではなく、ある意味の同類としてトマスはそれを尋ねたかった。しかし、トマスの置かれた状況を自分に照らしたら、という思考は彼女にはなさそうだ。その善良さをトマスは羨ましく思う。
「……中立って、難しいですね」
「そうだな。裏で何が蠢いていたとしても。我が家は中立であり続けたのは確かだ」
その点は、誇るべきなのだろうとトマスは言い、ゲルダは言葉を選ぶようにかみしめながら続けた。
「物事の側面だけを見ただけでは分からないことも多くて。実際はもっと複雑に絡んでいたり、思わぬところに別の何かが隠れていたり」
「……」
「だから、……決めつけないこと。考えることをやめないことが、大切なんじゃないかって思うんです」
途切れる間にも言葉を差しはさまず、最後まで聞いてトマスは一言「そうだろうな」とつぶやく。
「その。きっと、……すごく、難しいことですけど」
「そうだな。おそらく。在りたいように生きるという事は難しいのだろう」
行動せよとコルネリウスは言い、考え続けよとゲルダは言う。そのいずれも、停滞を許さないのはなかなか手厳しく、しかし冷たい叱咤では無かった。
「法を蔑ろにすれば国は荒れる。けれど人道を見失えば法の意味がない」
ダンテ家ら官僚は、法の陰で動く事もあるカペル家と信条は異なるやもしれぬ。しかし、シルヴィアの語る人としての原則論はまた別だ。
「誰もが納得する裁きは無い。だから君自身の信念が必要だと思う」
「……家名に拠らず、か」
国家の為に中立足らんとする事。自身の中のそれには揺らぎが無いと、彼は再確認したように呟く。悩みの根幹は、軽蔑する相手に頭を下げ、納得もなく弱みを作るようでは信念を全うできるのかという疑念。そして係累の過去を知る事で、自分の信じる所が揺らがないかという疑念。
「私こそが、自分に信を置いていなかったという事か。迷いが晴れた、とは言わないが五里の先が半里程まで見通せた気がするな」
ひとまず、かの老人と面談しようとトマスは言った。和解するでも謝罪するでもない一歩だが、迷っていた背を押したのは彼女達であろう。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準20 / 10〜25人
2021年12月18日 09時45分01秒 公開
参加者
相談掲示板
む……。今回も、よろしく頼む。 (ご参加ありがとうございます。解説にコピペ修正し忘れがありましたのでご連絡いたします サラ・ドルトン男爵令嬢は同行してますが観客はしてません)
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 今のところ【子守】(聖霊節の物語の弾き語り)と【NPC】を考えているよ。 皆、良い一日になりますように。
「ナキルだ!よろしくなっ! トマスには聞いてみたいコトあったし、丁度良い機会だったから来たぜっ それ以外はどうするかな… 【NPC】意外だと【子守】か【手伝】かな… あと、テント持参OKって事は屋根もアリかな…あそこ眺めよかったからなー」
コルネリウスです、よろしくおねがいします。 今のところは【子守】か【手伝い】かでちょっと悩んでいますね。 あとはトマスさんとお話が出来たらな、と思っています。 皆さん良い1日をお過ごしください。
No.5
サイラスだ、よろしくなー 何か【食事】出来るから来ただけだし気にしなくて問題ないわー、【手伝】くらいはするけど
ヴィルヘルミナです。よろしくお願いしますね。 私は【調理】していると思います。
ロゼットよ。よろしくね。 チャリティなら寄付の代わりに【売子】をしようかな? 寒い日だろうし、何か温かい飲み物を作って売ってるわ。
リサです、よろしくおねがいします。 ちょっと迷ってますけど、【調理】でヴィルさんのお手伝いしますかね。 ほか、何かやりたいですが、ちょっと考えます。
ヒーラーのヨル。 【子守】をしようかな、と思ってる。余裕があれば【食事】もできたらいいな。
えと、ヒーラーの…ララノアでし! 今のところは…お子様たちと一緒に遊べたらと… が、がんばりましっ(ぺこー
エフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 【子守】で子供達に歌を披露したり、【NPC】でトマスさんとちょっとお話をしたいなーって思ってます!
イヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) 私は【手伝】で牧場作業をしてきます。 それほど種類も頭数もいないと思いますが、毎日の世話は大変ですから…
出発ギリギリの顔出し、ごめんなさい……! 【NPC】でトマス様とお話をしたいなと思っています。 現状はそれだけで字数が埋まってしまう可能性しか感じませんが…… 字数に余裕があれば、【子守】で大きな子のおめかしのお手伝いができたらいいな、と。
ごきげんよう。 レティシア・レインフィールと申します。 私も遅くなり大変失礼致しました。皆様、よろしくお願い致します。 私も【NPC】でトマス様と少々お話をさせて頂く予定でございますね。 あとは恐らく【子守】でお手伝いをさせて抱こうかと。
「…(トマスのヤツ、案外大変そうだな…)」