【鉄鱗】マザキヤ 夏の海パンまつり
大和気 いぐる
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オープニング
この麦酒はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
何? 未成年? じゃあ麦茶でも、どうぞ。
うん、『また』なんだ。済まない」
飲み物を差し出しつつ、妙な口調でギルド支部長は語りはじめた。
●釣りですか?
「えー、困っているのか、この街にまでヴィントへの食料支援要請が来た。
正直遠くね? まあ、別にいいんだが……。
でも、タダっていうのも街のお偉いさん的にはな。
というわけで、冒険者諸君には、ちょっとした仕事を頼みたい」
仕事っていうのはなんだ。
マザキヤなら、まつりでパンを貪り食ったり、皿を割るんじゃないのか。
そのような質問が飛び出した。
「それは前のイベントのネタだ。『また』とか言ったのもネタだ。
……あっ、ごめんなさい、帰らないで。
簡単なお仕事だから、話だけでも聞いてって」
支部長の顔色と声色は、くるくる変わる。
「実はな、妖精さんの機嫌をとってもらいたいんだ。
……しえんようせいだけに!」
妙な空気が冒険者ギルド支部に流れた。
「うぉっほん!」
まあ、なんだ。咳払いでは何も、ごまかせていない。
「ちょっくら困ったことになっててな」
支部長はこめかみを揉みながら、事情を説明した。
春のパンまつりが終わってしばらくした時のこと。
マザキヤの街は、近場に『雪の妖精』が住み着くという珍事に襲われた。
一時期は、街が雪に閉ざされるのでは、などと騒ぎになった。
しかし、冒険者たちの力を借り、ひとまず彼らとの交渉に成功した。
住人たちは、妖精と共生することを選んだのだ。
それだけでなく、商魂たくましい彼らは、ひとつの副産物を得ていた。
妖精たちに『冷やしたい荷物を預ける』ことに成功したのだ。
これは超大型の冷蔵紋具を所有するのに等しい。
しかも代償は、たまに訪ねていって寒がってみせるだけ。
「だがなあ。この代償ってのが、曲者だったんだよなあ……」
どういうことか? と尋ねると、支部長は生ぬるい笑みを浮かべた。
「……まあ、行く面子は大体いつもおんなじ。
当然、防寒着とか着てくから、リアクションもヌルくなりがちなんだよ。
しかも、どいつもこいつも似たようなオッサンばかりだしな。
で、妖精さんたちは、最近ご機嫌ななめってワケさ。
退屈してるってだけで、別に本気で怒っちゃいないけどな」
なるほど、だいたい事情はつかめた。
「だからちょっくら行って、珍しい面子で寒がってやってくれないか。
ほれ季節柄、薄着で行けば丁度いいんじゃないか。水着でもいいぞ。
あ、スキルは使ってもいいけど、演技でもいいから寒がってくれよな」
●ところで、タイトルは何なのさ。
「……ん? ああ、『海パンまつり』が何かって話か?」
もっともな疑問に、支部長はまつりの歴史を説明しはじめた。
マザキヤといえば、何かというと、パンまつりを開催している街。
そんな印象を抱いている方も多いだろう。
言っちゃなんだが、そのとおりである。
冬のパンまつりは、聖祭の準備祭。(もちろん聖祭もやる)
春のパンまつりは、若者たちの恋のまつり。
そして夏のパンまつりは、納涼祭である。
夏の暑さに耐えかねて、マザキヤの民は海を欲する。
だが悲しいかな。マザキヤは内陸の街なのである。
仕方がないので、近くにある小さな湖で涼む。
新小麦粉で出来たパンなぞ持ちよって、みんなで騒ぐ。
元気の有り余っている若い連中は、泳ぐ。
湖畔には度胸だめしにピッタリな崖なんかもある。
そうして生まれたのが『夏の海パンまつり』である。
海はないけど、水着で気分だけは味わいたいのである。
ちなみに、初期はその名のとおり男性のみの祭りだったそうだ。
だが、近年は女性も思い思いの水着で参加するようになったという。
もう、海パン関係ないんじゃないかって?
一応、売られるパンは海産物を象ったものだから、そこはね。
実際に干物を使った惣菜パンなんかもあるぞ。
例のごとく白いお皿がもらえるスタンプラリーも。
「ああ、それから。
さっき言った妖精の氷室があるからな。
今年は、湖の側で冷えた麦酒が飲めるはずだぞ~」
支部長は嬉しそうな顔で言った。
何だかんだで、まつりが賑わうのは嬉しいのだろう。
「限界まで冷えたのが飲みたいなら、氷室で飲んでもいいけどな。
まあ、仕事が終わったら自由に楽しんでってくれ!
ハメの外しすぎには気をつけてな!」
解説
マスターより
リプレイ
まさに『海パンまつり』日和であった。
このまま湖に飛び込めば、さぞや気持ちが良いだろう。
だが、ひとまず冒険者諸君。お仕事なのである。
●
街を離れ、妖精の居住地へ近づくにつれ、冷気は強まった。
日差しは夏のままなのに、空気は秋から冬のものに。
律儀に薄着、または水着の者の中には、早くも震えだす者もあった。
めげずにスフェーンは居住地を目指す。
他の者たちも後に続いた。
沢山の冒険者たちを迎え、居住地は一気に賑やかになった。
白い雪玉のような妖精たちが、ぽつぽつと枝の上に姿を見せはじめた。
●
大らかすぎるでしょ。さすがマザキヤ。
というのが、アルマ・ヴァレンタインの感想だった。
水着で街をうろついても誰も気に止めやしない。
この時期にはよくあること、らしい。
しかし自分と同感覚の冒険者もいたようで。
更衣室代わりに野営セットを使えば、頼ってくる者もそれなりにいた。
以前、共に妖精との交渉に望んだ城崎・織枝もその一人。
アルマは快く応じながら、挨拶を交わした。
「元気でやってる?」
「ええ。お互い、張り切ってまいりましょう」
「またまた~コッチ目当てなんでしょ?」
杯をあおる仕草でからかうと、織枝はニッコリ笑った。
「もちろん!」
●
水着。それは新たな防具。
ぴたっと肌に吸い付く感触は、悪くない。
まだ水中での具合は確かめていないが、動きやすそ――寒い。
サマエラ=フォリウムの思考は、唐突にぶつ切れた。
寒いなら移動すれば良さそうなものだが、それも思いつかない。
少々の寒さくらいなんとも――寒い。
というか、この震えはまずい類の――寒い。
寒い。ねむ――あ、本格的にまずい。
危機を感じて、すぐ側のフワフワしたものに触れた。
藁にもすがる、とはこのことである。
(わたし、ねむい。ねたら、しぬ。ようせい、きゅうじょ、よーせー……)
別にダジャレではない。
それに妖精は寒さの元凶。二重の意味でシャレにならなかった。
「早速凍えてる人が!?」
声の主が誰なのか、もはやサマエラには分からなかった。
●
エル=バ=ノイアンは、妖精を前に目を細めていた。
傍目から見ると、睨みつけているように見える。
何かと怖がられがちな彼なのだが……。
(かわいい……かわいい……!)
実のところ、可愛らしい小動物には滅法弱いのである。
まあ、今回の相手は妖精なのだが。
時々青白く光る以外は、ほぼ小鳥みたいなものだし。
なにより、見た目でこちらを怖がらないのが有り難い。
苦手な言葉を尽くさなくても、わかって貰えるし。
動物のお世話セットを取り出せば、気持ち良さそうに身を委ねてくれる。
人知れず、ノイアンは幸せを噛み締めていた。
もはや寒さも、さして気にならない……。
いや、本当は気になるけど。我慢できる。
『いや、それでは困るのだが……』
妖精たちの王にツッコミを貰い、ノイアンは密かに恐縮した。
そういえば、そんな依頼だった。
その後はなんとか意識して、妖精ウケを狙ってはみたものの。
生来の仏頂面が邪魔をして、あんまり上手くはいかなかった。
でも、いいのだ。それでも幸せなのだ。ヨウセイチャンカワイイ……。
●
パヴェル・A・サムルガチェフは、惜しげもなく寒風に肌を晒していた。
鍛え上げた肉体美はキレキレ。
限界まで攻めた水着もパツパツだった。
「むん……ッ!」
力を込めれば、筋肉が盛り上がり、湯気が上がる。
通りがかった冒険者がノリ良く声をかけてゆく。
「ちぎりパンかと思ったら腹筋かい!?」
アルマの言う通り、腹筋は見事な分割具合。
「カニの裏みたいな腹筋ですね……」
エシギもしみじみ言って、去っていった。
「三角チョコパイみたいな肩だ……!」
スヴァン=ウォルフ=ユーウェンも、同樣に褒め称える。
食欲を刺激されたのか、懐から出したチョコに齧りついている。
評判は上々。
しかしだ。肝心の妖精の反応は今ひとつ。
遠巻きに眺められている気がする。
「いい仕上がりだと思うんだが……なあ?」
やっぱり、種族が違うと感じ方も違うのだろうか?
ペットの猫に呼びかけるも、気のない返事。
寒いのか、パヴェルの脛にすり寄ってきた。
その様を見てか、妖精たちが舞い降りてくる。
「そういや、寒がらないといけないんだったな……!」
こいつは、うっかりしていたぜ。
パヴェルは胸板の下部で手を組み、震える振りをする。
妖精たちは、ジュリジュリと特徴的な囀りをあげ、喜んだ。
●
妖精たちと大喜びで戯れる冒険者たち。
エシギは、それをジト目で眺めた。
無条件に愛でられる存在に、つい僻み根性が出る。
さらに冒険者には立派な体格の者が多い。
これもまた、エシギの劣等感を刺激した。
(どーせ僕は、可愛くないし貧相……いえ、今は仕事、仕事)
なんとか気を取り直し、アルマ提供の簡易更衣室を出る。
水着で寒くないのかって?
「僕にはこれがありまぁす!
どーだ、ちっとも寒くな……寒ぅい!!」
秒でエシギは崩れ落ちた。
まだ紋具作成の最終工程は教わっていない。
すなわち、自信作は未完成。
「フン……今回は僕の負けでいいですよ……。
あとやっぱかわいいですね触ってもいいですか」
寒さに涙をちょちょ切らせつつ、エシギは妖精をモフった。
妖精が大喜びしたのは、言うまでもない。
●
ちょっと体を震わせるだけで、大げさなくらい妖精は喜ぶ。
(面白いものじゃ……)
実のところ妖精の側も同樣の感想なのだが、夕霧はそれには目を瞑った。
それにしても、何の準備もなく水着は無謀だったかも知れない。
何かで暖を取りたいところだが……。
遭難の時の対処方法が頭をよぎる。
すなわち、肌と肌との触れ合い。。
(いや、流石に知り合いもおらんのに、無理があろうな……)
少しばかり、冷静になる。
かといって妖精に触れても冷たいばかりだし。
(ん? ……いや待て?)
すなわち、冷たくないものをモフればいいのでは?
ペットを連れてる冒険者も何人かいる。
挨拶しつつ、触らせてもらえれば……。
幸い、この作戦はうまく行った。
「いいぞ! こいつはフーアっていうんだ!」
パヴェルは快く猫に触れさせてくれた。
なかなかモフりがいのある猫だった。
「まあ、いいですけど」
エシギは自分の猫にじっとりとした視線を向けていた。
なぜ、そんなにも悔しそうな顔をしているのだろう。
「ククルに? 食べさせないぞ」
スヴァンは懐疑的なようだったが、触るだけと知ると応じてくれた。
「……どうぞ」
ノイアンは、無表情のまま兎を差し出した。
兎も嫌がらないところを見ると、慣れているのかもしれない。
さてはこの御仁、動物好きか?
目論見どおり、上手く暖を取ることができた。
次は噂の氷室の酒でも飲みにいってみようか?
●
大陸北部の出身者にとって、寒さは馴染みのもの。
むしろ夏の暑さの方がが堪える。
コハクもそんな者の一人で、それ故に。
「ひゃっほー」
妖精の群れへと突撃した。
無表情だが、二股の大きな尾が忙しなく揺れている。
妖精に触れて頬ずり。ひんやり気持ちがいい。
「コハク氏、仕事も忘れずに」
同じく無表情のままキーゼが釘をさした。
「もちろん覚えてる。おー寒い」
セリフは棒読みで、あまり上手く寒がっているようには見えない。
けれども数匹の妖精は、楽しそうに纏わり付いていた。
「コハクさんの尻尾が、珍しいみたいですよ」
妖精を指に止まらせながら、ネーヴェ・グラヌローザが言った。
「特別にフカフカしてもいーよ」
どこか得意そうなコハク。
ネーヴェが意を伝えてやると、妖精の数はさらに増えた。
「……趣旨は違いますが、喜んでいるなら良しですか」
キーゼも外套の前を合わせる仕草をしたが、こちらは全く人気がない。
全く寒そうに見えないせいだろうか。
「こうですよ」
ネーヴェは苦笑し、自らの肩を抱いて身を震わせて見せた。
妖精が喜んで、肩や頭で飛び跳ねる。
冷気が一際強くなった。
ネーヴェも比較的寒さには強いつもりであった。
しかし薄手のワンピースは少々やりすぎたかもしれない。
水着でなければ、というのは甘い考えだったかも。
「妖精の力は凄いんですのね」
目を閉じれば、まるで真冬。
呟く声も震え始めている。
「あら?」
ふと、辺りの冷気が消え、ネーヴェは目を開けた。
さっきまでいたキーゼの姿もない。
「仕事を忘れるのも良くありませんが、頑張りすぎもどうかと」
髪を結ったリボンの辺りから声がした。
「え……」
彼に後ろから抱きすくめられ、外套で包まれていることを悟る。
「ひゅーひゅー」
コハクに真顔で冷やかされ、ネーヴェは赤面した。
「も、もう大丈夫です……っ」
「そうですか? でも僕は寒いので」
しれっとしたキーゼの声色は涼しいもので。
「もう……」
ネーヴェは黙り込むしかないのだった。
●
「豊穣神の使徒として、全力で寒がりましょう!」
シルク・メイプルリーフは、水着から零れ落ちそうな立派な胸を張った。
う~ん、けしからん。
その身体はエーテルで高い温度に保たれている。
これなら体が冷えることはない。他の人を温めることもできる。
まさに一石二鳥!
だが外気との落差で寒さは感じる。
どこか風邪の時にも似た妙な感覚に、シルクは二の腕を擦った。
妖精たちは、その様子を見て、うれしそうに飛び跳ねる。
(あとは……冷え切った人がいたら、助けてなくては!)
ハグしてあげれば、自分も相手も温かい。
薄着同士なら、さらに効果もあるだろう。
シルクはスリスリする気満々で、他の者の様子を伺った。
別に邪な意図はない。
あくまでこれは豊穣神の使徒としてのつとめなのだ……。
●
(やっぱり防寒着が必要だったかな……)
ライオネル・ギシュムは、水着で来たのを後悔しかけていた。
「うっ!」
思ったより寒い。尻尾の先から冷気がシンシンと這い上がってくる。
そんな彼を見て、妖精が数匹、嬉しそうに寄ってきた。
「可愛い! フワフワだ……これが噂の……」
セリフは最後まで言えなかった。
妖精たちが尻尾に集り始めたのである。
「うわぁぁぁ、もう無理ー!!」
限界を迎えたライオネルは、たまらず駆け出した。
どむん。
躓きかけ、何かにぶつかる。
でも痛くない。とても柔らかくて……。
(お……温かい。何だこれ……はっ!!)
見上げれば、そこには友人の顔。
すなわち、この、すべすべして良い香りのするものは……。
「うわぁぁぁぁ、ごめん!!」
ライオネルは真っ赤になり、慌てて離れようとした。
が、身体が動かない。というかホールドされていた。
「ちょ、シルクさんー!?」
「まあまあまあ。いいじゃないですか。
ん~、あったか~い。 しばらく暖をとらせてください」
シルクは終始笑顔で、スリスリし続けた。
もう寒いとかいう騒ぎではない。
あれ? でも、これって役得というヤツでは?
ってか、やわらか……あったか……もう少しだけ……
いや、ダメだダメだ! 俺は何を!? 煩悩退散!!
その後、少年は煩悩を払うため、湖畔の滝に打たれ続けたという。
まあ、あんまり効果はなかったんだけどね。
仕方ないよね。
●
ナタリア・フィッツジェラルドは、妖精に興味津々だった。
運良く、以前妖精と交渉したというアルマを捕まえて話を聞けた。
「では、どの程度寒がれば?」
「じゃあ、やってみせるね!」
アルマは「サムゥイ!」と大声をあげる。
さらに転げ回ったり、素早くマントを開け閉めしたり。
正直大げさな演技にも思えたが……。
しばらくすれば、妖精たちが小山のように集まってくる。
なるほど、人間向けの演技ではないということか。
「よし! 私もやってみよう! こうかな……サムゥイ!」
「おっ、なかなかいいね! 負けないよ!」
クールそうに見えて、ナタリアは知識欲が強く柔軟なクチである。
こんな面白そうな体験、放っておけるわけがない。
ヴィントへの食料支援という名目は、どこへやら。
遊び回るうち、立派な王冠のついた個体も発見した。
『……いやその、もういいか?』
『もう少し! 君たちの生態についてなんだが……』
メモする手が震え出すまで、ナタリアの質問攻めは続いた。
●
ほわほわの羽毛に包まれた可憐な姿。
懐っこく指先に留まる、妖精をモフれば――。
「冷たッ!? なんでその風体で!?」
見た目を裏切る感触に、ヨル・スレイマンは悲鳴をあげた。
まるで雪玉だ。
「何で躊躇なくモフれるんだ。寒くねえのか」
連れのナハシュが、ガタガタ震えながら言った。
「いや寒いよ! でも可愛いし」
「ってやめろこっち持ってくんなおい」
寒さを甘く見積もりすぎた。
水着でなんか来るんじゃなかった。
蹲っても、何の足しにもならない。
「そうだ、これ着なよ」
ヨルは上着を差し出した。ナハシュの水着の付属品だ。
何故か押し付けられたので、ヨルが持っていたのだが……。
「イヤだ」
「ちょ、流石にそれは」
「絶対に着ない」
妙に頑なだ。何か拘りがあるらしい。
しかし、ナハシュの唇は青黒くなりつつある。
ヤバいんじゃないの、これ?
仕方ない。早々に退散させてもらおう。
もはやヨルも限界だった。
●
「この子たちが、妖精だよ」
テス・クラルスへと、ロイ・アウレアは微笑んだ。
肩に小鳥を止まらせている姿は、エルフらしく優美だ。
……小刻みに震えていなければ、の話だが。
寒さを防ぐ術もあるが、今回はあえて使っていない。
「か、かわいい! 誘ってくれてありがとう!」
妖精の姿にテスは釘付けだ。
寒さに躊躇いつつ、羽織った毛布を開く。
その下は、とっておきのオシャレな水着。
冷気に身を震わせれば、一斉に妖精たちが集まってくる。
ふわふわの羽毛が、腕に、頭に……なんて愛らしいのだろう。
テスは時を忘れ、妖精たちと戯れた。
ロイも、恋人の無邪気な様子に目を細める。
やっぱり、誘って良かった。
しかし次第に、温度視覚越しの彼女の姿は、黄色から青、紫へ――。
「テス!?」
ロイは慌てて彼女を抱きとめ、毛布で包む。
意が伝わったか、妖精たちも離れていった。
「幸せ……寒い……なんだか眠……」
「寝るなーっ、寝たら死ぬぞーーっ!」
薄れる意識の中、テスは『妖精の王』の声を聞いた。
『やれやれ、凍える前にさっさと密着すればよかろうに。
……番同士、仲良くな』
●
「沢山いるな!」
寒さも忘れ、ギャメルは元気よく妖精の群れへ走り寄った。
もちろん気合の入った水着姿だ。
「坊っちゃん、寒かないですか」
苦笑しながらオゴスが声をかける。
「へっちゃらだぜ!」
おっと、それじゃダメなんだっけ。
「……違った! 寒い、しにそーだ!」
思い出して叫べば、妖精たちは嬉しがって寄ってきた。
ギャメルの大きな瞳が、キラキラ輝く。
楽しくて堪らないのだろう。妖精と一緒に駆け回っている。
オゴスは強面を緩めて、しばし見守ることにした。
しかし――。
「……さ、さむ……サムイナー……」
次第にギャメルの声が小さくなっていくではないか。
終いには、黙り込んで蹲ってしまった。
「どうしました?」
慌てて駆け寄れば、ギャメルは涙目になっている。
「……お腹痛い」
「そいつぁ、いけねえ!」
『すみませんっ。お暇させていただきます!』
立派な王冠のついた『王』に一礼。
ギャメルは健気にも妖精たちに手を振っている。
彼を背負い、毛布で括り付け、オゴスは居住地を後にした。
●
『チョコパン? 知らん』
妖精の王との念話に、スヴァンは衝撃を受けていた。
以前チョコパンを堪能した記憶は何だったのか。
『チョコパンはないのか……』
『氷室に甘い物はあるようだが……』
「何だと!? ククル、震えている場合か! 行くぞ!」
スヴァンは、ペットを小脇に抱え、駆け出した。
大陸北部生まれの彼は、この寒さでも元気である。
●
氷室前の出店は、まだまだ元気な冒険者たちで賑わいを見せていた。
「チョコパンをよこせ!」
開口一番、スヴァンは要求した。
出店を構えていた商人は、面食らった様子だった。
「チョコ? 一応、ほんの少し使ってるのならあるよ」
店に並んでいたのは見慣れぬパンだった。
海産物を扱ったパン……ではないようだ。
クリームが挟んであり、それを妖精に見立ててある。
目・嘴・足の飾りがチョコだ。
早速一つ買い求め、口の中に放り込む。
「あら、かわいい。それ、美味しいですか?」
珍しいメニューを見つけた織枝が、話しかけてくる。
食べるのに忙しいスヴァンは、無言でこくこくと頷いた。
「お酒目当てでしたけど……パンもいいですね」
言いつつ、冷えた麦酒も確保しているのは流石である。
「これは……持ち帰りできるのか?」
ノイアンが商人に質問している。
可愛らしいパンは、いかにも土産に良さそうに思えたのだ。
「乳脂使ったから、おすすめできないね。
すぐ悪くなるから、湖じゃなくて氷室で売ってる」
「む……残念だ」
「街でカカアが、似た見た目の菓子パン作ってるよ」
「そうか、後で訪ねてみよう」
それはそれとして、このパンも味くらいは見ておきたい。
しかし、食べるのを躊躇する可愛さだ……。
そう思った者は他にもいたようで。
「しかし良いのか?
自分を模した菓子では、妖精が気を悪くしそうな気もするが」
ナタリアが商人に尋ねた。
「一応、王サマに話は通してるよ」
「それなら、まあ、かまわんか……ひとつ貰おうか」
「くふ、それなら心配はいらんな!」
夕霧もパンにかぶりついた。
「おお、なかなか美味じゃ!」
それを見て、思い切ってノイアンも一口。
「これは……食べたことがない……!」
「何それ。もう少し具体的に……。
おいしいとか、おいしいとか、おいし……」
ツッコミを入れたルベア・ベルニも、語彙を喪失していた。
「チョコが少ないのは残念だが、このクリームは悪くない。
柑橘系の香りがいいな。少ないチョコを邪魔せず引き立たせている」
なぜか代わりにスヴァンが食レポを担当していた。
「意外と、お酒ともあいますよ。
この白麦酒はわりとフルーティーなので……」
「いや、俺はあいにく下戸で……」
「では、わらわが試してみようかの……」
「ここまで冷えた酒ははじめてだ!」
「おい、チョコ味は作る気はないのか」
「うーん、茶色い妖精がいたら考えるかなあ……」
賑わいは、もう少し続きそうだった。
●
『お久しぶり!』
エミリア・シバは、『妖精の王』を見つけ、声をかけた。
以前の依頼で、意思疎通の手段は把握済だ。
『よく来たな。ずいぶん大勢のようだが』
『そのほうが楽しめるでしょ? ぜひ歓迎してあげて。
みんなキャーッていうわよ。特に女のコたちはね!』
騒ぐ理由については、言わぬが華。
知ってか知らずか、寄ってきた妖精たち。
実際に歓声があがったのは確かだ。
エミリアの連れ、ラティア・ミゼリアとララノアである。
「聞いてたとおりですね……!」
「……か、可愛い……ぁ、違った、震えてしまいましゅ」
ラティアがお近づきの印にと菓子を差し出す。
食べてくれるか心配だったのだが、杞憂だったようだ。
啄む姿は小鳥そのものだ。
「連れて返っちゃダメなんですよね……」
「そうね、こう見えて魔獣カテゴリ、らしいし」
「……こんなに、か、かわいいのに……」
しばし三人で、集まった妖精たちに菓子を与える。
(ちょっぴり自分たちで摘んだりもした)
そうこうしているうち、気がつくと菓子を持つ手の感覚が既にない。
水着はやめておいたが、手袋くらいあれば良かったか。
ふと見れば、ララノアの身体も小刻みに震えている。
「フフフ、フワフワでしゅ……」
別に笑っているのではなく、歯の根が合わないのである。
寒すぎちゃってDOしよう♪ 可愛くってDOしよう♪
歌っても、気はまぎれるが解決はしない。
三人は身を寄せ合い、互いの肌を擦りあった。
そういえば、冒険者の助っ人とやらがいたんだっけ?
「さむいわぁ~……助けて! マザキヤ仮面!」
「助けてマザキヤ仮面さん!」
「たしゅけてーーマザキヤ仮面しゃまーー!」
「お待たせしました」
しかし声に応えたのは、ただの商人だった。
「あれ……?」
戸惑う三人に構わず、彼は湯気の立つ杯を差し出した。
香ばしく温かい飲み物が入っている。
確かに、飲めば寒さをしのげそうだが……。
「お忙しいのでしょうか……」
ララノアがちょっぴり拍子抜けしながら杯を受け取る。
しかし、商人はすまして言った。
「あちらのお客様からです」
示された先には、キラリと歯を光らせる仮面のパン職人!
「ま、マザキヤ仮面しゃま……!」
「おかわりを居住地の入口に用意しているぞッ!
また辛くなる前に、早めに休憩に来たまえ!」
高笑いをあげ、マザキヤ仮面は去っていった。
「う~ん……キンキンに冷えたのを飲みにきたはずなんだけど」
苦笑しながら、エミリアは杯に口をつける。
「……あら?」
悪くない。というか、イケる。
温葡萄酒ならぬ温麦酒か。
加えてあるハーブ類の香りも良い。
「これ、冷えたのと交互に飲むのもイイかも……」
思いついちゃったのだから仕方ない。
エミリアはいそいそと、氷室の方へと向かいはじめた。
「エミリアさんったら……」
「待ってくだしゃいよ~」
ラティアとララノアも、その思いつきに付き合うのだった。
●
「酷い目にあった……」
居住地の入口で温麦酒を飲み干し、サマエラは愚痴った。
辺りには休憩に来たのか、杯を手にした冒険者が集まっている。
「そういえば……私を救助してくれたのは誰だ?」
居合わせたアルマと織枝がその疑問に答えた。
「ロイさんだよ!」
「温度を視て気づかれたとか」
「後で礼を言わねばな……」
「んーでも、もうちょっと後にしたほうがいいかもよ?」
「そうですねお連れ様がいましたし。
ひとまず、もう一杯いかが? 暖まりますよ」
サマエラは、織枝が差し出した杯を暫し見つめた。
まあ、もう少しくらいいいか。中々美味かったし。
「いただこう」
アルマが何か言いたげにしていたが、サマエラは気づかなかった。
その意図に思い当たったのは翌朝のことである。
織枝は、うわばみであった。
調子に乗って同じペースで飲んだりするんじゃなかった……。
●
「あったけぇ……」
居住地を離れて人心地ついたのか、オゴスの背から呟きが聞こえた。
「そりゃ、エーテルで肌を温めてますから」
ギャメルの返答はない。首を振る気配がした。
そういうことを聞きたいのではない様だった。
「……オレ、こういうの知らなくて」
彼らしくない、か細い声。
それでやっと得心がいった。
ギャメルの父は、あまり良い親でなかったと聞く。
「……念の為、湖までこのままで行きますね」
「……うん」
結局オゴスは、別のことを話題にするしかなかった。
暖かい気持ちと、得体の知れぬ罪悪感で胸が一杯だった。
気の利いたことの一つも言えない自分が嫌だった。
しばし無言で歩いていると、湖とその周りの出店が見えてきた。
「出店で買い物しますか? 干物のパンがあるとか」
「オレ、カメの形のパンがいいな。行きに見たんだ。
あと、みんなへお土産も買おう!」
「おや。坊っちゃんにしては、贅沢ですね」
「だって、沢山買うと皿が貰えるんだぞ!」
この分なら、もう毛布は無用だろう。
けれどギャメルは、背から離れようとしなかった。
オゴスもそれを口には出さなかった。
●
湖畔の出店は、なかなかの賑わいだった。
「漁好きとしては、どうなんです?」
ネーヴェが買い込んだ数々のパンを見て、キーゼが聞いた。
「形が楽しくて、干物だけより楽しめそうですね。
日保ちすれば、もっと良さそうです。
……えっ、まだ飲むんですか?」
いつの間にかキーゼの両手は、麦酒の杯で埋まっている。
ネーヴェは目を丸くした。
たしか居住地にも葡萄酒を持ち込んでいたのに。
「ええ。暑い所でも飲みたくて」
彼の無表情が、どことなく嬉しそうに見える。
ネーヴェはクスリと微笑んだ。
●
あつい。
コハクは木陰の岩場でノビていた。
妖精の居住地に永住したい。
でもキーゼとネーヴェが止めるので仕方ない。
こう見えてコハクは友人を大切にしている。
「コハク氏、冷たい飲み物を買ってきましたよ」
「パンも沢山ありますよ!」
そら。彼らが土産を手に戻って来た。
冷たいパンが売っていたとか。それは珍しい。
やはり、持つべきものは友なのだ。
●
「あれ……」
テスが意識を取り戻したのは、温い水の中だった。
「無事でよかった」
ロイが心配そうに覗き込んでいる。
「ここ、湖? 運んでくれたんだ?」
「ああ。慌ててこっち来ちゃったけど……休憩所で良かったか」
随分気を揉ませてしまったようだ。
「冷えてたから、水が風呂みたいだね」
ロイが苦笑いする。
「おふろ……」
つがい。
あの台詞のせいか、妙な想像をしてしまった。
「あれ、顔色良くなった?」
ロイはこちらの気も知らず、ホッとした顔をしている。
「う、うん。麦酒でも飲めば、もっと血が巡るかも」
「ああ、いいね! 出店で買おうか」
赤い頬は酒のせいにしてしまおう。
テスは、そっと目を伏せた。
●
湖畔でパンをかじるのも、なかなかオツなもの。
あまり馴染みのない干物のパンは、少し固め。
噛みしめるたびに干物の味が出て、おいしい。
「水着の海パンかと思ったら、海パン?
……いや、両方にかけてあるのかな?」
ルベアは一人ごちた。
文字通り一人である。
カップルなぞを見れば、我が身と比較して虚しさがよぎらないでもない。
だが、それ以上に一人は気楽なのである。
別に強がりではない。
「よし、泳いでみようかな」
一人なら、こんな気まぐれを起こしても問題ない。
それから、体の傷痕も見られずに済むし。
飛び込みによい崖があると聞いていたので、そこまで行ってみる。
なるほど高すぎず、低すぎず、深さもありそうだ。
「はっ!」
掛け声と共に崖を蹴る。
ルベアは空中で捻りを入れて回転した。
その後は、波もたてずに、するり水中へと。
「はーっ……気持ちいい!」
水上に顔を出し、一息つくと……。
岸辺で獣人の少年と目があった。
エシギである。
「……見てたの」
しまった、まるで咎めるような言い方になってしまった。
しかしエシギから返ってきたのは予想外の言葉だった。
「……綺麗でした」
「えええ!?」
聞き慣れない褒め言葉に、思わず上擦った声が出る。
「あ、いえ! そ、その、姿勢!
姿勢のことで……!」
気まずい雰囲気を、無愛想同士が立て直せるわけもなく。
「すみません……」
「こちらこそ……」
二人は、お互いに黙り込むしかないのであった。
●
這々の体で湖畔へと退散したヨルとナハシュ。
横たわって陽光に身を晒すこと暫し。
ようやく汗と喉の乾きが蘇るまでに回復した。
「どうだーい、氷室から持ってきたばかりの麦酒だよ!」
丁度よく、商人が冷えた麦酒を売り込みに来た。
「え? あー、いや、禁酒中で……」
「もっちろん! いただくぜ!」
口ごもるヨルを押しのけて、ナハシュは飛びついた。
あの妖精のように冷えた杯に口をつける。
疎ましかった冷気が、今は最高に心地よい。
「くあーっ! うまい!! すんげえ贅沢!」
ナハシュが満足そうに叫び、ヨルをちらりと見た。
何を言うでもなかったが、ヨルの心はぐらりと揺れた。
くっそう、なんて美味そうに飲むんだ。
「ねーナハシュ、一口。一口ならノーカン……」
「やっと飲む気になったか、一安心だぜ。何時死ぬのかと思ってたからな」
笑いながら杯を差し出すナハシュ。
「はーーおいし!!」
なるほど、こいつは最高に贅沢だ。
キンキンに冷えた麦酒。夏の日差し。湖畔の風。
それから、居心地の良い相手。
一口だけのつもりが、杯の中身は随分と減っていた。
●
こうして少々奇妙な依頼と、ささやかな休暇は終わりを告げた。
妖精たちは大喜び。
荷車には小麦粉と乾パンと麦酒がたっぷり。
復興に忙しいヴィントにとっては、またとない援軍となるだろう。
冒険者たちは、意気揚々とマザキヤの地を後にした。
かわいい妖精、あるいは美味い酒とパンの思い出を胸に――。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:多い25 / 4〜25人
2021年08月05日 17時03分47秒 公開
参加者
相談掲示板
No.1
普通にさむがるだけで喜ぶとは可愛い妖精さんじゃないですか。 連れて帰れないのは残念ですが
シマエナガチャン…………
この地獄のような夏に舞い降りた天使(雪の妖精)に会いに来たわんこです、どうぞよろしく。 超さむがる。
シマエナガチャン…………
No.6
す、すげえ胡乱な集団が形成されてるッス。 よろしくお願いするッス
No.7
とはいえ寒いことには寒いので一緒に身を寄せあってガタガタしてくれる方いませんかね? ほら肌温調節でちょっと体温高めにしておきますので
『なぁお?』
とうッ!! マザキヤ仮面参上ッ! ハハハ、諸君! 元気でやってるかね? え? 呼ばれもしないのに何で来たのかって? そりゃ、文字通り顔見せだ。そういうもんだろう? では、引き続き出発まで歓談を楽しんでくれたまえ! 現地は、寒暖の差も激しかろうしな!
Σへぅっッ!??(突然の仮面の人に驚きつつ) えぇと…ぇぇと…ら、ララノアでし……ッ ゆゆゆきの、ようせいしゃんを…見にきました! よろしゅくおねがいいたしまし!!!!(がばちょー
っと、うちの猫、フーアがすまんな。 改めてパヴェルだ。 >マザキヤ仮面 現地の様子がよくわからねぇんだが。過ごしやすい気候のなか寒い振りをする っつうことで間違いねぇか……まさか、水着だと寒い場所、だったりするのかい?
うぉー! マザキヤ仮面だ!! パンのいい香りがするぜー!!! おっと、挨拶しに来たんだった。ギャメルだ。よろしくな! オレは水着装備で妖精さんのところにいくぜ。 オシャレな水着なら羽織る上着もついてるし、余裕よゆー! 体が冷えて腹が痛くなったりもしねぇだろ!
>パヴェルくん マザキヤは始めてのようだね! ここは概ね温暖で、ぶっちゃけ夏はマジで暑い。 ……んだが、まあOPで支部長が言ってたように事件が起きてな。 町外れのエーテル溜まりのあたりだけ涼しい。 妖精が住んでるあたりになると真冬並みだ。 氷室があるのもそこだ。 とはいえ局所的なものだから、限界を超えるようならさっさとその場を離れてもらえれば大丈夫だ。
ライオネルだよ!よろしくね。 可愛い雪の妖精を見に来たよー! ま、豆キュアがシマエナガに取り込まれてる…!? 大変だー!助けてマザキヤ仮面ー!( >シルクさん 俺寒いの苦手だから、くっついてもいい?
ナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 妖精と聞いて参じた。 テレパスは持っているが、動物交感が無いのが悔やまれるな……
No.17
いいですよー
シマエナガチャン…………(感染) …はっ、意識が。 コハクはコハクで動物交感あるからナタリアとコハクで翻訳試してみる? 永遠に寒ければいいのに…やはり連れて帰るか(ぼそ)
シマエナガチャン…………(二か月半ぶり二回目) アルマだよ、どーぞよろしくねー。 前回は厚着だったので今回は水着で寒がってくるねー
シマエナガチャンは初めて見る生き物だから、 動物交感とテレパスで意思疎通を試みるか…… 俺は寒がらないが、代わりにニワトリ(ペット)に寒がってもらおう。 マザキヤ仮面…? こいつにも動物交感が効くだろうか(人間です)(多分)
……。 (……きこえますか……冒険者たちよ……マザキヤ仮面です……今…… あなたの……心に……直接…… 呼びかけています…… プレイングです……忘れず早めにプレイングを書くのです……ところで、これはテレパスだな……)
シマエナガチャン……(便乗 城崎織枝と申します。 前回妖精さんと関わったのと、今回は麦酒が飲めてパンも味わえると聞きました。
……はっ。 何やら感じた気がするけど何もわからない(テレパス持ちではない為)
むっ…………! チョコレートはお早めにお召し上がりください……だそうだ。
チャン ガ シマエ ナ ……
すまん、なにか聞こえたような気もするが、気のせいだ。きっとな。 >マザキヤ仮面 成る程。詳細有りがとうな。準備の参考にするぜ。
シマエナガチャン‥‥‥‥? まあ涼めるなら何でもいいや。ナハシュだ、よろしく。
シマエナガチャン…チョコレート…メッチャハヤクタベル… ん? 不思議な電波が… テス・クラルスです 麦酒も楽しみだ♪ よろしくね
シマエナガチャン… ……はっ、私は一体なぜを。 挨拶した気だけしてできてなかったわ。 ルベアよ、宜しく。
合言葉が必要だった!? シマエナガチャン…シマエナガチャン… キコエマスカ…イケニエヲ…タクサンオモチシマシタヨ… 泳ぎます。ヨロシク!
シマエナガチャン…?あ、エシギです、涼めると聞いて参加しました。 マザキヤ仮面さんからの電波も受信してしっかり準備完了です。 よろしくお願いしますね。