会戦! オルセン軍・北伐隊(92)
広大野人
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シナリオID:3204
オープニング
北伐隊は領境に本陣を構えた。
北上を続けなかったのは先日、偵察隊がクリーパーと次々に遭遇した為だ。幸いにも冒険者の活躍により、大きな被害が出なかったものの、かなりの範囲に軟体クリーパーが出現する事が分かった。
その為、太守コンラート・マフダルは出現位置を探りながら敵を誘引し、圧倒的な射撃で殲滅するという地味ながらも被害を抑える方法で戦っていたのだが……。
「問題が発生している」
太守の言葉に連戦連勝を続けて余裕の表情があった北伐隊の幹部達は反省するように項垂れる。
当初、軟体クリーパーとの戦いは順調だった。
騎馬隊が出撃し、地中より出現したクリーパーを誘導。弓隊による一斉射撃で損害らしい損害は無かったのだ。クリーパーはすぐにでも殲滅し、北伐隊は移動を開始できるだろう……と思っていた。
「気が付いている者もいるだろうが、敵の数が減らない。いや、むしろ、索敵範囲を広げれば広げる程、多くのクリーパーが出現している。それも、同じクリーパーが、だ」
基本的にクリーパーは、クリーパー同士で共闘しない。
南下してきた氷塊クリーパーのような群れは、群体と呼ばれており、今回の軟体クリーパーも『群体』と見られる事は判明している。
コンラートが言った問題は規模の事だった。
「時間を掛けていると冬が到来する。恐らく、一か月か二か月しか残されていない。極北の地の厳しさは、言うまでもない……そこで、大掛かりな作戦を行う」
そう宣言したコンラートは視線を作戦参謀へと向けた。
参謀は一礼してから幹部達の前に出ると、ボードに大きな紙を貼る。兵士達が資料を配り出した。
「作戦を説明致します。これまでは敵を誘導、防衛ラインで弓隊による射撃戦にて敵を殲滅していました。今作戦はその流れを維持しつつ、幾つかの戦闘部隊を広く展開し、各部隊で戦闘を行います。手が負えない場合、防衛ラインまで下がり弓隊の援護を受けながら戦う事も可能となります」
盤に見立てたボードの紙に印をつけていく参謀の説明は続く。
「部隊の編制は、索敵と戦闘を主体とした戦闘部隊と、防衛ライン上まで下がってきた味方を掩護する射撃部隊、必要な時に適宜戦力を投入する事となる遊撃部隊に分かれます。冒険者にも依頼予定です」
真剣な表情で作戦を聞く幹部達から幾つかの質問や確認を交えながら、会議は終了となった。部隊の編制は慎重に行う事になるだろうし、準備には多少なりとも時間が掛かるからだ。
●
本陣近くに設けられた土塁の上で弓兵達が待機していた。
味方部隊が誘引してきた軟体クリーパーを一斉射撃する為だ。
「……なんだお前、新入りか?」
古参の兵が緊張を隠せない補充兵を心配して声を掛ける。
補充兵は細かく首を縦に振りながら応えた。
「は、はい! こ、これが初陣に、なります!」
「まぁ、誰でも最初は通る道だ。あんまり気張るな」
ポンポンと補充兵の肩を叩く古参。
緊張のあまり、矢が明後日の方向に飛んでいくだけならまだしも、味方に当たっても困るというものだ。
「初陣という事は敵をまだ見た事がねぇか」
「はい……ぐねぐねしているクリーパーって聞きましたが……」
「軟体型のクリーパーだ。大きさは様々で、分裂したり合体したりするようだが……俺らは気にせず、目標に対して矢を放てばいい」
弓兵は幾つかの小隊に分かれており、小隊長の指示する目標に向かって一斉に射撃する事になっている。無制限の射撃命令が出れば個々に撃つ事になるが、よほど接近された時に限られているだろう。
小隊長同士でも意思疎通を図り、複数の小隊が同目標を狙う事もあり、その時の矢の本数は正に雨のようで壮観だった。
「が、頑張ります! 何か注意する事ありますか?」
「うーん。そうだな……敵の中には時折、頑丈な個体がいるって事だな。俺らにはあんまり関係ねぇかもしれないが、なんでも授恵者の力が上手く発揮できねぇとかなんとか、な」
非授恵者でも倒せる事は間違いないので、敵が持っている能力の解明は後回しになっているらしい。
「おっと。お喋りしている間に、お出ましだぜ」
弓兵達の視線の先、味方部隊が引き連れてきた軟体クリーパー共の不気味な姿が見えた。
●
「つ、つまり……エクエス君は、名も無き神の一人だって事なのかい!?」
トレイシーの驚いた声が拠点の一室に響いた。
ちらりと剣士の冒険者を見る……エクエスは視線をやや落としていた。本人なりに自覚があったのだろう。確信は無かったにせよ……。
エクエスの正体について言及したのはファンゾムだった。彼女はトレイシーの反応を楽しみつつも、その疑問に答える。
「正確にはぁ『神だったぁ』というべきところねぇ~。どうしてそうなったのかぁ分からないけどぉ~。剣である事はぁ、変わらない訳だしぃ」
「強引に封印を解くには神と等しい力が必要……そして、エクエスにはその力があるという事か……」
話を纏めるようにイグシィ=スタスが言った。
この剣士が言うには、神だった頃の記憶は無いという。王国と帝国の境となっている山に建てられた塔の地下で眠っており、それを冒険者達が発見したのだ。
ファンゾムは流れ出るエーテルから、エクエスが名も無き神だと看破した。神同士、人知の超えた何かがあるのかもしれない。
「もし、エクエスさんの力で封印を解いたとして、ただで済むのだろうか?」
「済まないと思うわぁ~。エーテルを使い果たしたらぁ、そのまま消滅よぉ」
今のエクエスの身体は剣そのものだ。
力を全て出し切ったら、身体が維持できず塵となって消滅するだろう。
「私には、まだやりたい事が、夢が……あります」
エクエスが静かに告げた台詞にファンゾムは頷く。
「まぁ、そうよねぇ。別に知り合いって訳でもないしぃ。君が『剣』に成った理由もぉ、何かある事だからぁ」
「ですが、ファンゾムさんが神としての使命を果たすつもりなら……という気持ちもあります」
封印から解かれたらクリーパーと戦う。彼女の戦力は今の帝国にとって、いや、人類にとって、有益なのは間違いない。
「何か方法はないのかな?」
トレイシーの質問にファンゾムは少し思案した後、答えた。
「そうねぇ~。持ち手との親和性だったりぃ、神材の武器とかぁ、強い冒険者がいればぁ……エーテルを出し切る必要はぁ無いと思うわ~。運が良ければぁ、消滅を遅らせる事が出来るかも~」
「どの位でしょうか?」
「状況によるだろうけどぉ~。50年とか60年とかぁ」
ファンゾムからの話を聞いてエクエスは穏やかな笑みを浮かべた。
それだけあれば十分と思っているようだ。
「イグシィさん、私は協力します。なので、ファンゾムさんの封印を解くかどうかの判断を、冒険者の皆さんに委ねていただいて大丈夫です」
「……分かりました。ただし、最終判断と責任は、僕が持ちます。ファンゾムさんもそれで良いですね?」
「もちろんよぉ」
封印を解除した事により環境の変化で試作耕作地も影響を受ける可能性がある。トレイシーの研究を続けさせるには誰かが責任を背負わなければならないのだ。
解説
マスターより
リプレイ
「少し試してみたいことがあるんです」
ロゼットはそう言って、騎馬隊で編成された部隊に同行していた。
幾度かの攻防の末、戦域の端に到着。敵がこちらの足音を感知できる範囲は限られているので、今の所、安全は確認できているが、ここから先は未到達の地域なので、ロゼットが試みようとしている結果がよく分かるはずだった。
「クリーパーの出現を狙って起こせれば、戦い易くないかなと」
行使したのはサウンドボマーだ。自身の足音を増幅させる力だが……効果はすぐさま現れた。
「3つ、4つ……5つも出て来たようですね。距離はかなり離れていますが」
未到達の広い範囲から数体の軟体クリーパーが姿を現したのだ。
サウンドボマーは使用した本人の足音しか響かない。つまり、騎馬隊全員で突っ込んだら、数倍のクリーパーに襲われていた事になる。
「あらかじめ、出現位置が把握できれば戦い方も工夫ができそうです」
出現したクリーパーがゆっくりとした足取りでロゼットに向かって来た。
時間も稼げるので、迎撃態勢も取りやすいし囲まれる心配もない。状況によってはサウンドボマーを使って敵を誘引できそうなので、戦術の幅も広がるはずだ。
「確実に倒していきましょう」
その言葉に騎馬隊の面々は頷いた。ロゼットの活躍もあり、損害も少なく大きな戦果を挙げる事ができたのであった。
●
クリーパーに叩き込んだ三連撃の手応えをルベア・ベルニは確かに感じていた。
借りてきた数人の弓兵の隊長が周囲を警戒しながら、ルベアを賞賛する。
「やっぱり、冒険者はすげぇな。一撃だもんな」
「援護があったからよ……それにしても……いや、流石にこれは気のせいよね……」
首を傾げたルベア。
授恵者の能力がうまく発揮できないという意味がどうにも引っ掛かっていた。三連撃は想定通りの威力を発揮したと思うのだが……悩むルベアに思わぬヒントを隊長が意図せず発する。
「範囲攻撃でたまに生き残る個体は矢が当たってなかったからな」
「もしかして、それかも……倒しきれた個体と倒せなかった個体、与えた威力に差が生じている」
原理までは分からないが、倒しきれた場合の手応えに違和感はない。けれど倒せなかった個体はダメージの通りが悪かったのだ。非授恵者である弓隊の威力は変わらない以上、授恵者のエーテルを用いた攻撃の場合に発生する仕組みなのかもしれない。
「試してみる価値があるかも。クリーパーの数もキリがないしね」
苦笑を浮かべながら弓隊の隊長に告げるルベアだった。
●
斬り伏せた軟体クリーパーが塵と化して消えていく様子をフリーダ=ブロムヴィストは見届けていた。
戦闘の経過は順調だった。突出しないで味方との連携を図りながら戦った事で消耗を抑えられた事もある。
「かなり仕留めているはずなのですが……出現数が変わらないというのは奇妙な話ですね」
音を立てて剣を納刀しつつ、周辺を見渡す。
それなりの敵の数を倒しているのだが、終わりが見えない沼のようだ。
「啓示では『理論上、2の16乗体で止まるはずです』との事ですが、流石にそこまで待っていられません」
それはそれで膨大な数だけど。
フリーダが発した言葉に応えたのは怪我を押して依頼に参加していたナハティガル=ラーだった。
「これだけの規模、発生しているのなら、一体何処から湧いて来るんだ?」
「確かに、地面の中から湧いては来ますが、それ以外の事は判明していないですよね」
顎元に手を当てて思案するフリーダ。
一方、ナハティガルは大地に手を触れた。戦闘中は無理せず、索敵と戦術を駆使して仲間達との連携を主体としていたが、それでも、敵の根本的な所は分からなかった。
「地中の龍脈と関係しているのかも知れんな」
大地は草木がなく、枯れているようにも見えた。エーテルが枯渇しているか少ないのかもしれない。
普段、地面の中に居るのは、そこでエーテルを奪っているからという事も考えられた。それなら、人の足音に反応して出現する理由にもなる。
「全容の把握には、まだ時間が掛かりそうだな」
「今回の大規模攻勢で果たして全て倒せるのでしょうか?」
そんな疑問の声をフリーダは挙げた。
今回、北伐隊に加え、数多くの冒険者達が依頼に参加して戦っている。それでも倒しきれそうにないという事は、大きな不安材料だ。
「わからん。だが、一つ言える事は……これほどの規模の話になると、俺達が戦っている相手は、相当、危険な存在の可能性もあるはずだ」
「だとしたら、今の内、一体でも多く倒しておきたい所ですね」
視界の中、新たなクリーパーの出現に気が付き、フリーダは剣の柄に手を掛けた。
(せめて、啓示通りの数にはなりませんように)
数万体が一斉に襲い掛かってきたら、北伐隊はおろか、オルセンも危機に瀕する事になるだろうから。
●
澱嵐にて敵を足止めし、範囲魔法による攻撃で幾体かのクリーパーをアウレーリア・フォン・ネーベルベルクは撃破していた。
個体差により倒しきれなかった場合は貸出された兵達がトドメを差していく。彼らの士気や装備類の状態はパッと見ただけでも問題はなさそうだった。
「たまにですが、前線の様子を見に来て良かったですわ」
北伐隊の兵站システムに関わった身として、現地の状況を直に確認する意味は大きい。兵士達が好むもの、消耗が特に大きいものを肌身で感じられるからだ。
(さて、私は……)
偵察と掃討を同時に行う、今回の戦闘依頼は理に適っていると言えよう。だからこそ、アウレーリアは調べておきたい事があった。
敵の出現数は、此方の人数と相関関係がある事は分かった。無限湧きは現実的ではないので、いつかは根本から倒さなければならないだろう。
「……巨大な群体が細かい群体に分裂していくのでしたら、その『逆』もあり得そうですわ」
群体として分裂していくだけでは弱体化してしまう。けれど、エーテルを効率良く得る為に分裂するのであれば、集まるトリガーがあっても不思議ではないのだから。
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数十人からなる一団を率いて戦場に立つローザリカ・L・ディオールの姿は、帝国風に言うのであれば首刈帝の如くと表現されるべきものだった。
被害を最小に抑えつつ、長く戦線に留まれるように戦い続けられたのは、的確な戦術とスキルセット、そして、多くの命を預かっているという彼女の気概が呼び込んだものだ。
「君はこれ以上、無理をしてはいけない。先に退避するんだ」
回復魔法だけでは全快しなかった一人の兵に、ローザリカは淡々と告げた。
兵士は何か言いたそうだったが、その言葉に頷いて、大人しく従う。
護衛の兵と共に本陣へと帰還する後ろ姿を見届けながら、ローザリカはため息をついた。兵に対してではない。
大怪我しているのに依頼に参加している馬鹿者に、だ。
(……女々しくしてしまったじゃないか)
涙流して掛けた台詞は、愛の告白にも似て――愛しているからこそ、当然なのだが、それでもなお、依頼に参加するとは、馬鹿者と言っても足りない位。
大馬鹿だ。大馬鹿。
――と、我に返ったローザリカは自身の頬を叩き、気持ちを入れ替えた。
兵士達を引き連れて、戦いはまだまだ続くのだから。
●
戦闘の音を聞きつけ、トゥーリが駆ける。
北伐隊の一部がかなりの数のクリーパーと戦っていた。どうやら、複数の隊と出現した敵がそれぞれ合流したようだ。
「援護するんだよ!」
自身のエーテルを解放し、兵士達に付与していく。
これだけでも非授恵者である彼らにとっては違うはずだ。
立て続けに、練ったエーテルを杖の先端に集中させた。トゥーリの魔法攻撃は手傷を負ったクリーパー共を確実に倒していく。
「ここにも特異個体の姿は見えないかな?」
効率良く敵を倒しつつ、トゥーリは群体の特異個体がいないか探していた。
結論から言うと、現時点において特異個体の確認はできなかった。大きさに大小はあるものの、異なる性質を持っている個体とは遭遇しなかったのだ。
(それが分かっただけでも、一つの成果だよね!)
心の中でトゥーリはそう自分に言い聞かせると、神材の杖を掲げて宙に陣を描くように振ると、エーテルを込める。
調べたい事は終わったのだから、後はひたすら敵を討つのみ。トゥーリは兵士達の戦いが有利に進むよう、積極的に攻撃魔法を撃ち続けた。
●
授恵者の力が発揮できないクリーパーという話は、アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトが振るう漆黒の剣には関係の無い話だった。
それでも無為に突出する事は無い。仲間との連携を重視しつつ、堅実に戦う様子は猪武者でなく、優れた冒険者だ。
「シュタールシュヴェーアト卿に負けてはいられませんね」
そう告げたのはコンラート・マフダルだった。
この太守が率いる精鋭部隊にアルベルトは同行していたのだ。
「今回はマフダル卿と動きを合わせだけだ」
「皇子の剣とも言える貴方が同行しているのは、頼もしい限りです」
アルベルトの活躍もあって、精鋭部隊はほぼ無傷のまま経過しているし、コンラートの心労も少しは和らぐ事にはなるだろう。
太守が次の目標に向かって矢を番えたのを確認してから、アルベルトは剣を正眼に構えた。
「倒して倒して倒しまくるぜ!」
圧倒的な力で打ち倒してしまえば、授恵者によるエーテルを用いたスキルでの攻撃に対する耐性は意味を成さない――依頼の後、他の冒険者が調べた事を合わせ、そう明らかになるのである事を、アルベルトは知らぬまま、剣を振り続けるのであった。
●
どこまでも続く荒野の中で、キオルティスが授恵者としての力を行使して、地中に隠れ潜んでいるクリーパーを探していた。
「行くよ、アステル」
「敵の誘き出しだね」
名を呼ばれて元気に応えたアステルはクリーパーの奇襲を警戒しつつ、兄であるキオルティスと共に荒野を進む。
直後、地面の中から軟体のクリーパーが2体、姿を現した。
けれど、二人は間合いを詰める事はせずに、北伐隊の小隊が待ち構える所までゆっくりと後退する。
「やっぱり、人数に応じた数が出現するようだ」
多少の誤差はあるものの、ほぼ確実だ。
ただし、これには地中に潜んでいる事が確認できる時……つまり、探知系のスキルを持つ場合に限られた戦い方だ。いくつかの群体が、たまたま、足音を感知できる範囲に複数存在すれば、出現する数は増える事にもなる。
「出現数を上手くコントロールできれば、被害を抑えながら戦い続けられるって事だよね」
アステルが言葉にした通り、今の所、同行している小隊に大きな損害は無い。
ちなみに、キオルティスがエアーライドで空を移動した際には、クリーパーの出現がなかったので、足音に反応するという情報も確定したもので間違いはない。
引き寄せたクリーパーと相対しつつ、兵士達の方へ行かせないようにキオルティスは牽制を続ける。
エーテルを行使したスキル攻撃に耐性のようなものがあるが、非授恵者の攻撃や、授恵者の通常の攻撃は、通じていた。
「弱点らしい弱点までは調べきれなかったかな」
足音の数に応じて地中から姿を現す以外には、特段、変わった所は無い……いや、あるとしたら、倒しても倒しても、キリがないという事だろうか。
兵達の援護に合わせてアステルが大太刀を横一文字に振った。
クリーパーの丈夫さは個体の大きさに左右されるようで、人ぐらいのサイズであれば、それほど時間を掛けずに倒す事ができた。
「攻撃も通させないよ!」
軟体クリーパーが兵士に向かって塊を射出したが、アステルは冷静にカバリングを行使して攻撃を受ける。
大事には至らないが……クリーパーの攻撃力は無視できるものでは無いようだ。ちなみに攻撃力も個体の大きさに影響を受けるみたいだった。
キオルティスは細剣と短剣をそれぞれの手に持ち、三連撃を叩き込む。
「アステル、トドメは頼んだ」
「うん、任せて!」
息の合った兄妹の連携と兵士達の攻撃の前に、出現した軟体クリーパーはあっという間に倒されてしまうのであった。
●
貸出要請を行った訳でもないのに、ベルク・オスマットの下に工兵らが集まっていた。
なんでも、太守コンラートから築陣を手伝う様に命令されたらしい。
「戦闘の合間を見ながら、防塁と空堀の整備を行う」
即席ながらも本陣の左右にちょっとした防御機能が作られていく。前回から続けての築陣作業だ。
ただ、全体の完成にはまだ少し時間が掛かりそうだった。それでも有ると無いとでは雲泥の差だろう。
「できれば投石機やバリスタも整備したいところだが、さすがに費用が掛かりすぎるから、今は単純な設備整備が限界だな」
ベルクはスコップ片手に極北の大地を見つめた。
不気味なほどの静けさが、ピリピリとした空気を運んでいる。
「帝国の国力が健在なら、もっと高度な準備ができたのだろうが……」
極北から帝国領内に南下してくるクリーパーに対し、オルセンが盾となっているのが現状なのだ。オルセンが勝手にやっていると言えばその通りだが、帝国民の為に奮闘しているのは間違いない。
「……作業に戻るか」
ないものねだりしていても仕方ない。ベルクは気持ちを入れ替えると手にしたスコップに力を込めた。
●
ファーシル・クリスティアが遭遇したのは負傷者の一団だった。
たまたま幾つかの戦闘部隊が現地で合流し、その際、負傷者に僅かばかりの護衛をつけて退避させていたのだ。
「回復魔法を使います。皆さん、一か所に集まって下さい」
声を掛けると、数名の重傷者を中心に兵士達が集まった。
強力な力で殴打されたのだろう。重傷者のほとんどが四肢を潰されて原型を留めていない。軟体のクリーパーと聞くが、やはり、非授恵者が近接で相手するには無理があるようだ。
「助かったぜ」
怪我を負いながらも負傷者達を護衛していた兵士が感謝を告げた。
歩けない者を担架に乗せての移動となるので、行軍は遅いし、いつクリーパーが出現するか分からない状況なので心細かっただろう。
「本陣に戻るまで同行します」
ファーシルの申し出に兵士達は安堵の声をあげる。
無事に帰れると喜ぶ彼らの気持ちを壊さないように微笑を浮かべながら、ファーシルは周囲への警戒を怠らない。
(あれは……他の部隊が誘引している間にはぐれてしまった個体でしょうか?)
遠くの方に幾体かの軟体クリーパーが見えたので、危険を避けるように、ファーシルは兵士達を本陣へと導くのであった。
●
物資の調達・補給については兵站システムが順調だった為、大きな問題にはならなかったが、負傷者に対する対応自体に問題が発生した。
前回の大掛かりの戦は街の近くだったので露呈しなかったのだが、今回、負傷者を受け入れる街は無い。救護室はあっという間にいっぱいになって、怪我人は雑魚寝状態だった。
「環境を整備する者が必要なのだ」
ストレガ・L・リベルガストラの提案により、負傷者の為の洗濯や掃除を専門に行う者達が編成された。
ベッドも足りないので即席の寝床を様子する為、木箱や毛布などを追加したリストを商人に渡して発注する。
「薬草や包帯の消耗は激しくなるだろうから、これらも合わせて」
とにかく、着の身着のまま転がしておく訳にもいかない。戦場で生き延びても傷口から感染症を起こして死んでしまっては意味がないのだから。
「ストレガさんのおかげでこっちも休み無しだよ。あぁ、そうだ、重傷者の搬送も任せてくれ」
もちろん、それは別費用になる訳だが……今の所、支払いは滞っていない事を確認にストレガはゆっくりと頷いた。
「ヒトを動かすには、やはり金であるのだ」
それで命が救えるのであれば安い買物……なのかもしれない。
●
戦闘部隊の一つにダニエル・ヘリントンは同行していた。
目的は、彼らの支援だ。
「お出ましだ! 頼むぜ、冒険者の兄ちゃんよ!」
十数人からなる部隊の一つを預かる隊長がダニエルに叫んだ。見れば、進行方向先の地面から軟体クリーパーが幾体、出現していた。
「皆さんを援護します!」
ダニエルは意識を集中。強力なエーテルの波動を解き放った。
使用回数が限られている支援魔法ではあるものの、初動が大事。
冒険者からの援護を受けているという心理的なフォローは、支援魔法の効果時間が過ぎても、彼らの支えになるのだ。
「負傷しても回復魔法を行使します。その為、隊列が乱れないように」
「聞いたか、お前ら! 腕や足の一本二本、動かなくなった程度で逃げ出すなよ!」
ダニエルの台詞に応えた隊長の良い方に兵士達が気合の入った声を挙げた。
頼もしい回復役がいるからこそ、兵達は最前線に立つ事ができるのだから。
そして、ダニエルが同行した部隊は大きな損害を出す事なく、無事に課せられた討伐数を果たした。
●
部隊の人数と想定される足音から会敵した敵の出現数を記録していたレティシア・レインフィールは日が暮れてからコンラートを訊ねた。
太守は戦闘から帰って来たばかりだが休む間もなくデスクワークに取り組んでいる。
「レインフィール卿。遊撃部隊としての活躍、耳に入っていますよ」
「コンラート様からお借りした方々が優秀だったからでございます」
昼間の間、レティシアは弓兵らと共に遊撃部隊として陣近くで獅子奮迅の活躍を見せていた。的確な支援と回復でギリギリ救われた部隊も多かったのだ。
「戦闘の話、ではないようですね」
「はい。クリーパーの事で――」
大規模な罠、あるいは敵の拠点があるのでは……とレティシアは当初、考えていたがデータを取ってみると、どうも違うようだったのだ。それについて資料を用いて説明する。
「――範囲と規模、これらの計算が正しければ、分体の勢力は北伐隊を大きく超えます。その規模は……」
その台詞にコンラートは重々しく頷いた。
なぜなら、レティシアが導き出した答えは、『大型』を意味したからだ。
●
遺跡の奥、一番広い玄室にファンゾムの本体が安置されていた。
授恵者であれば封印は一目で理解できた。七色に輝くエーテルドームが彼女を包んでいたからだ。
「グダドワさんも、塔でエクエスさんに関わるなにかを見つけたっていうし、こんなところで消滅なんてさせないんだよ」
アルマ・ヴァレンタインが真剣な眼差しで封印を調べながら、そう告げた。
冒険者達からの意見を聴き、イグシィ=スタスはファンゾムの封印を解除する事を選択したのだ。アルマとしては封印解除の鍵となるエクエスの負担をできるだけ減らしたい所だった。
「封印の要みたいな狙い所が見つかったらと思ったけど……」
ムムムと考えるアルマにブレイドも一緒になって封印の周辺を確認する。
「物理的な罠や作動する仕掛けはないようだ。俺はキャスターじゃねぇから詳しくはないが、これは魔法陣の類かもしれない」
ブレイドはシーフとしての力を行使してみたが、結界の起点となるような物体は発見できなかった。
「封印解除でしくじれば最悪、消滅……とは、かなりのバクチではあるな。更紗さんの方は何か分かったか?」
「そうですね……想像でしかありませんが、宙に描いた魔法陣を幾重にも重ねているよう……とでも表現できそうな……そのような結界ですね」
キャスターである東雲・更紗の目にはその様に映った。
試しに神材の杖で叩いてみたが、けっこうな強度があるような音が返ってくる。
「解除を力づくでとなると相応の無理を押す形となりますが、ご本人もその気ですしアルマさんも手伝うとなれば全力を尽くしたいです」
3人は視線を合わせると力強く頷いた。
ここまで来て、最悪の結果は見たくない。やるからには最善の結果に至りたいもの。
最終確認の様子を眺めながらミア=リゼルが宣言するようにエクエスに言った。
「もっとも親しい人の意見なしに決めてしまうのは憚られますが、あなたが覚悟を決めたのなら……」
「私は恵まれていました。目が覚めた時、皆さんが居てくれましたから。だから、今度は私の番です」
「……わかりました。私も全力を尽くしますね」
エクエスにとって大切な人とお別れなんて絶対にさせないとミアは心の中で誓うと細剣をスラリと抜いた。
封印を解除する為には、本来は正式な手順に沿って行わなければならない。今回は強引にぶち破るのだ。
ファンゾム――の分体は冒険者達が手にしている武器を興味深そうに見ていた。
「これならぁ、なんとかなるんじゃないかしらぁ」
そんな事を口にした彼女にトーラが訊ねる。
「ファンゾムさんは封印が解除されたら、一番に何がしたいですか?」
「そうねぇ~」
人差し指を口元に当てて彼女は考えを巡らせていた。
とりあえず、彼女が征竜の味方になる事は無いと、先程、確認済みだ。というよりも、征竜に全く興味が無いようだった。
「真っ先にぃ、山向こうからジメジメやってくるクリーパーを倒したいわねぇ」
「山向こう……」
トーラは首を傾げた。
どっち方向の山向こうか分からないが、北側は極北になる。位置的には北伐隊が陣を構えている所になるだろうか。もっとも、かなりの距離があるので、北伐隊が遭遇しているクリーパーと同じかどうかは分からないけれど。
そこへ、話を聞いていたジュスト・ヴェルジーが訪れた。
「ファンゾム殿があるべき姿と力を取り戻し、共に戦ってくれるのなら有難い」
最近は敵が多くてどこも手が足りない状況だ。おまけに敵は強い存在ばかり。ここでファンゾムが冒険者達の仲間になってくれるのであれば、心強いというもの。
「あらぁ~。今日はあの子は休みなのぉ? それとも、『譲って』くれたのかしら」
小悪魔のような笑顔を浮かべたファンゾムにジュストはさらりと返す。
「今頃、ファンゾム殿が望んでいる事をやっているさ」
「それは、羨ましいわねぇ」
フフっと笑って彼女は北の方角をみつめる。
当然のように、そこは玄室の壁だ。けれど、その目はどこか遠くの風景を見ているようであった。
ルイドがズンズンと進むと封印に触れた。水紋のようなものが広がっていく。
「今のファンゾムとそこで寝てるファンゾムが変わらねぇんなら、どっちでもいいが、外部要因で解け得る封印の影響ありきってのも、研究に将来的不安が残っちまうってのがな」
その台詞に応えたのは封印解除を見届けに来ているイグシィだった。
「新たな研究を進めるだけだ」
「……なんか今後手伝えることありゃ教えてくれ」
意見として封印解除を推した以上、多少なりとも責任は感じる。全てをイグシィが背負うと言っても、はいそうですかとは容易には認めたくないものだ。
冒険者達は封印であるエーテルドームを囲むようにそれぞれが配置についた。
ハヤト=ガラン=ヴォルファングが隣に並び立ったエクエスに拳を突き出す。
「エクエスがやろうとしている封印解除に手を貸すぜ!」
「よろしくお願いします、ハヤトさん」
ペコっと軽く頭を下げてから突き出された拳に、自身の拳を当てて応えるエクエス。
ハヤトはギリッと視線をエーテルドームに向ける。
「それで、具体的にはどうすりゃいいんだ?」
「イメージとしては石割りみたいなものです。皆さんの攻撃が杭で、私は槌……ですね」
普通の石割りと違うのは、ポイントとなる石目がどこになるのか分からないという事だ。幾重にも複雑に積み重なった封印は見極めが難しい。ファンゾムの話によると対クリーパーを想定とした封印なので一筋縄ではいかないそうだ。
全員の準備が整ったと判断し、シルヴィア・A・カペルがエーテルを高めながらリュートの弦を鳴らす。
絶望を貫く我らの祈りが光芒となり
輝ける魂は我らと共に希望を歩む
黄金の剣士は約束し、それに光芒は応じた
光芒は願った。いつか約束の果てに、同じ場所に旅立つと
――故にその眩き刃、真直ぐの意志は、あらゆる枷を解き放つ
かつて、ヴォーンの街でシルヴィアが奏でた鎮魂歌にアレンジを加えた。
願いを込め、エーテルに乗せて。
●
先陣を切ったのはハヤトだった。二振り一対の双刀による三連撃。
「かっ、てぇぇぇ!!」
手がしびれそうになる程の衝撃が自身に返って来た。
幼い頃に大岩を割ろうとして斬りかかった時の感触に似ている。
『その時』が来るまで待っている手筈のエクエスが踏み出そうとしたが、ハヤトは視線で制した。
出来る限りの事は行ってから――エクエスの出番はそれからで良いのだから。
そこにアルマの声が響いた。
「ブレイドさん! 更紗さん!」
仲間達に支援魔法を掛けた後、超説法を神材武器で叩き込む。
今の所、エーテルドームの見た目に変化は見られない。ヒビが入ればまだ分かりやすいものだが……。
「複数狙う場所が無いってだけで、だいぶとやりやすいけどな」
左右に持った神材武器でブレイドは攻撃を繰り出していた。厳密に言うと同一個所を狙う必要もなく、求められているのは冒険者達による圧倒的な火力のみだ。
「封印に悪影響は与えられないようですね」
更紗は身体の周囲にエーテルを纏いながら、神材の杖に力を込めていく。
小細工の必要がない以上、用いる事ができる最大火力を打ち込むしかない。
「大きく負担をかけることなく、封印解除ができればと思います」
「やり遂げてみせようじゃないか」
仲間二人の言葉にアルマは大いに頷いた。
チラリとエクエスの姿を見る。ここまで共に来たのだ。ここで終わらせたくはない。その気持ちをエーテルに練り込めた。
「盛大に立ったフラグ、ボク達が叩き折るよ!」
その一撃は玄室に爆音を響かせたるのであった。
金薔薇歌を正面に構え、ジュストがエーテルを練る。
練り過ぎたのか、一瞬、意識が飛びそうになりつつも耐えきった。ここが敵味方入り乱れる戦場でなくて良かった。なぜなら、余計な事を考えずに火力を絞り出す事だけに専念できるからだ。
「どこまで通じるか、だね」
「成果が見えない事がもどかしいです」
トーラがシアンブレードを手にしつつ、スキル全開でエーテルドームを見つめる。
全身から放たれるエーテルが霧散してしまわないように操りながら、ジュストの一撃を待つ。
「全力で行きましょう!」
「もちろんだ!」
高めに高めたエーテルの奔流をジュストは放った。
並みの冒険者でも数人は吹き飛ばせる圧倒的、威力――間髪入れずにトーラが続いて三連撃を叩き込んだ。
ミアは仲間を支援しつつ、エーテルドームに攻撃を加えていた。キャスターやシーフのような派手なスキルは無いが、それでも何かの足しにはなるはずだから。
「これは人の世を守る戦い……全力でいきます!」
ファンゾムはクリーパーを相手に戦うと宣言している。
本体が分体より弱いという事はないだろうから、彼女の存在はクリーパーに苦しめられている人々にとってなくてはならないはずだ。
(それに……)
エクエスもイグシィも己の命を掛けている。二人とも、大切な人が居る事も。
だからこそ、目的を果たす必要がある。きちんとした成果があれば、イグシィも厳しく責任を問われる事はないのだろうから。
ルイドが大剣を叩き込む所まで見届け、シルヴィアは満を持してエクエスとハヤトに合図するように視線を向けた。
「エクエス……私は、ファンゾムが何かに有益だから、なんて理由で解除する気は無い……飲み交わした君に死んで欲しくないだけだ」
「シルヴィアさん……」
「東の地で言ってくれたじゃないか。式には来てもらわないとね」
微笑んだシルヴィアにエクエスは頷いた。
そして、ハヤトに向かって自身を手渡した。
「いくぜぇ!」
太陽のように眩しい光を刀身全体から発する。驚くほどのエーテルが柄を通して流れ込んでくる。その流れに飲まれないように気合の掛け声を入れるとハヤトは高く跳躍した。
「こいつでどうだぁ!!」
玄室の天井を足場にして、光芒を突き出すと乾いた音と共にその剣先がエーテルドームを貫いた。
直後、冒険者達が撃ち込んだ個所から無数のヒビがビシっと音を立てて広がる。
それは徐々に大きくなり、七色の光と共に玄室全体に広がり――割れるような音と共に粉々に砕け散った。
直後、全員の視線がハヤトの持つ『剣』に集う。
『剣』は――変わらぬ輝きを発していた。
分体としての姿はいつの間に消え、安置されていたファンゾムがスッと上体を起こす。
そして、キョトンとした顔で一同を見渡した。
「……封印はちゃんと解除されたわぁ。エクエス君も……まぁ、大丈夫なようねぇ」
ルイドが台座に寄った。見た感じは分体の時と変わらない。強いて言えば、全身から発せられる雰囲気が強くなったというべきだろうか。
「本来のお前か」
「そうねぇ。そういう意味なら、はじめましてぇかしらぁ?」
不敵な笑みで拳を掲げたみせた彼女にルイドは笑って応えるのであった。
「そんじゃ、また機会見て、手合わせ願うわ」
――と。
【92⇒89】
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い24 / 4〜25人
2023年09月25日 23時38分37秒 公開
参加者
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 行き先をどうしようか迷っているのですけど、ファンゾムさんの封印を解くのでしたら人手は必要でしょうか? エクエスさんとの交流はありませんけれど、神材の武器はあるので必要そうでしたら【遺跡対応】へ行こうかと思います。
ヒーラーのロゼットよ。 オルセン軍の方は、討伐数が求められている以上、 【戦闘部隊】の方も増強した方が良さそうかしら。 人数が多い方が、クリーパーの出現する率が高そうな様子だし、 私はオルセン軍が出す戦闘部隊のどこかに加えてもらおうかな。
ヒーラー、ミア=リゼルです。よろしくお願いしますね。 私は【遺跡対応】に向かう予定です、が…ファンゾムさんの解放の是非は参加者間で相談して決めておいてほしいということ、でしょうか。それとも個々に送信したプレイングを見てMSが判断するのか…いずれにせよ、神材装備は用意しておきますね。 私は深い関係でこそありませんが、共に食事をしたりおしゃべりもしましたし、何よりエクエスさんには信頼する大切な人もいらっしゃいます。少しでもお力になれたらと。
ウォーリア、ルイド。良しなに。 【遺跡対応】参加予定。 封印解除の是非はどっちでも、なスタンス。 強いて言や、封印による影響ありきの研究を続けるよりは、環境を自然な状態に戻して研究し直した方が……とは思うんだが。 食糧事情改善が一時後退すんのは間違いねぇしな、特に解除に拘るつもりはねぇ。 ひとまず解除の場合に備えて俺も結界殴る準備はしておくわ。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 俺もエクエスとはそれなりに付き合いは長ぇ方だしな。 本人が封印を解くのに力を貸してぇってんなら手伝うまでだな。 ってことで【遺跡対応】に行かせて貰うぜ!!
シーフのナハティガル=ラーだ。――今回も宜しく頼む。 【戦闘部隊】に参加予定だ。 しかし依頼で重体を貰ってしまった為、索敵と後方からの魔法攻撃が主体となる。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー エクエスさんとは戦友?みたいな感じなので 封印解除の場合に備えて【遺跡対応】のほうにいってくるねー
キャスターのジュストだ。 【遺跡対応】に向かうつもりなのでよろしく。 重体の身ではあるけれど、封印解除が交戦ではなく封印に一方的にダメージを与えるだけなら手伝いは可能だ。 個人的には封印は解除する方向で同意するつもりだけれど、遺跡対応に集まる皆の意見次第になるかな、とは。
シーフのキオルティス。宜しくね。 ずっと遺跡関連に居たけれど、今回は役に立てそうもないので 【戦闘部隊】で参加予定をしているよ。 索敵+誘導もしくは遊撃で迷い中だけれど、他に【戦闘部隊】で 参加する方々が居れば、その意見も聞きたいな、と思うので どんどん意見してくれれば嬉しいかな。
ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 現状【戦闘部隊】が少ないように見えたので僕はそちらに行こうか。 索敵は不得手なのでシーフの皆の力を大いに頼らせて貰いたいが、 その分前で暴れて敵を減らせるよう尽力するつもりだ。 闘気槌での範囲攻撃と、サイドヒール、範囲回復が主な行動予定。 兵を借りられるようだから、範囲回復で支えつつ共闘できたらと思っている。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我は【支援部隊】で活動予定だ。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 【遺跡対応】へ向かうよ。封印解除については同意するつもり。エクエスを死なせぬよう尽力しよう。
封印解除の方が多そうですね。 ではわたしも解除の方へ回りますけれど、ファンゾムさんが解放されたらどうするかを確認させて下さい。 それと、どなたか魔法攻撃7をエーテルイミテイトで模倣させて貰えないでしょうか? ダメージを出すために魔法攻撃に寄せて行こうかと。
あっ…今回の依頼目的は「(敵勢力の討伐及び)ファンゾムの封印解除の是非」ということだったので、解放後どうするかは結果をみて次回考える、ということだと思っていました。ファンゾムさんにも、封印解放後の影響はわからないそうですし……。 少なくとも、 ・封印から解かれた直後に温かい川が唐突に消える訳ではない(推測) ・ただし変化に伴う対応は必要 こんな感じでした。 封印解除の責任はイグシィさんが取ると仰っていますが、彼は太守様から任されていることもありますし、兵站の備倉が整わないうちに引責というのも避けたいところ。 今回できることがあるとすれば、そのあたりへのフォローでしょうか… 何かとんちんかんなことを言っていたらすみません!
>トーラ嬢 魔法攻撃7なら俺のを模倣して構わないよ。 >封印解除後 ファンゾム殿自身は神の使命としてクリーパーと戦うつもりのようだから、俺としてはそれで構わないと考えていた。 具体的な共闘体制や、試作耕作地への影響対応などは次回以降に考えるという認識だった。
あ。これはわたしの言い方がおかしかったですね(汗) 下の発言はファンゾムさんへ個人的な確認をさせて貰うという意味でした。 具体的にはオルセンは今後『征竜の盾』となる可能性があるので、その時ファンゾムさんはどう動くかの確認をさせて貰おうかと。 ジュストさんは申し出ありがとうございます!
はっ…!なるほど、了解です。 明日出発ですが、よろしくお願いしますね!
シーフのルベアよ、ギリギリになっちゃったけど宜しく。 これまでは(NPCの絡みで)遺跡の方で動いていたけど… 神材装備がないから、あまり遺跡対応でやれることがないのよね。 だから今回は【戦闘部隊】で索敵メインで動くつもり。