【堕天】ケンタウロス連続失踪事件
おおくまねこ
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シナリオID:3079
オープニング
『集落が丸ごと消えた、ですって?』
『ああ、そうなんだ。最初はレンドラ。次はポウの集落が消えた』
とあるケンタウロスの集落にて。いくつかの部族の長が集まり、会議をしていた。議題はここ一週間の間で二件連続で起こった、ケンタウロスの連続失踪事件だ。一夜にして、部族の者達が丸ごと消えたのだという。
『……住民だけが消えるのか?』
『そうだ。決まって雨の日にな。だが、怪奇現象の類ではない。集落には外から来たケンタウロスの足跡や、血痕も発見されている。建物に刺さった矢もな。これは事件だ』
『一体何が起こっているのだ……一夜にして村を丸ごと消えるなど』
沈痛な表情で黙る族長達。その時、レミーラの後継者である若き族長、ランランが口を開いた。
『犯人はおそらく『メドゥ族』です。墓守の部族を襲い、レミーラ様の亡骸を持ち去った者達が犯人でしょう』
『なんだと! それはまことか、ランラン! そいつらは何が目的でケンタウロスを攫う!?』
『いなくなった者達は無事なのか!?』
矢継ぎ早にランランに質問を浴びせるケンタウロス達。ランランは行方不明になったケンタウロス達の末路について検討がついていたが、それを口にすることは憚られた。当然だ。『おそらく全員が殺されており、ゾンビになっていると思われる』などということが、どうして言えるだろうか?
『それはまだ、わかりません。ですが、敵は冒険者族や帝国族とも敵対している部族です。冒険者族に協力を呼びかければ、彼らはきっと応援に来てくれるでしょう』
ランランはかろうじてそう答えた。
『また冒険者族の力を借りるつもりなのか……よく人間にそう何度も頭を下げられるな、ランラン』
ある年配の部族の長が、皮肉げにランランに言った。すると、若い族長が口を挟んだ。
『まあまあ、ランラン殿は冒険者族と強いパイプをお持ちだ。そうおっしゃるなら、彼女に任せた方が早いでしょう』
『うむ、敵に回せば恐ろしい連中だが、奴らは強い。利用できるのなら、利用してやればいい』
『ところで、帝国族と冒険者族はどう違うのかね? 儂にはよくわからんのだが……』
少し話は脱線したが、最終的にケンタウロスの各部族からの出資を募り、ランランが冒険者達に調査の依頼を出す、という方向で話はまとまった。
『体よく調査を押し付けられた形だが……いいのか、ランラン』
族長会議が終わった後、同伴していた墓守の部族の生存者スーホはランランに問いかけた。ランランは静かにコクリと頷く。
『ええ。メドゥの連中はレミーラ様の亡骸を奪いました。私が取り戻さねばなりません』
その瞳には、篝火のように彼女の決意が揺らめいていた。
●幕間
「『レミーラ』のテストも、ケンタウロスの死体集めも順調ね。狩りは次で最後にしようかしら。早く会いに行ってあげないとウィリアムがきっと待ちくたびれているわ」
「グリゼルダ様、アタシ、道案内スル。ココカラ南ニ、ケンタウロスノ村、丁度イイ大キサ、アル!」
「ポウ、あなたはいい子ね。ケンタウロスだけど死霊術の才能もあるし、とても賢いわ。何より、乗り物にもなるのがとても素敵よ」
「グリゼルダサマ、褒メラレル、嬉シイ! ポウモ、イッパイ殺ス!」
「ええ、次の雨の日も、がんばりましょうね、ポウ」
解説
マスターより
リプレイ
「眠りについた人を、みんなが見送った人を、別物にして連れまわすとはね……睡眠は大事だよって教わらなかったのかな、邪魔しちゃ駄目だよ」
ディレイン・オールドケイジは誰にもともなく、ぽつりとつぶやいた。
「……墓を暴き、亡骸を弄ぶのは決して許される事でございません。ランラン様や一族の皆様の嘆きや怒りは、痛い程に」
レティシア・レインフィールは集落につくとまず、ランラン達にお悔やみの言葉を述べた。
「部族単位で失踪か、指先どもめ、レミーラ婆さんのゾンビを頭に人馬ゾンビの騎兵隊でも作る気か?」
ベルク・オスマットはギリッと歯を噛み締める。メドゥの指先自体がろくでなしの集団だが、外法使いである死霊術師はその中でも特に許しがたい連中だ。
「ケンタウロスの足でも逃げ延びた人が居ないとなると、襲撃者も並外れた機動力を持っているということね」
ランランから話を聞いたロゼットは沈痛な表情で言った。
「墓の襲撃と消えた死体。十中八九死霊術師、死霊術師といえばメドゥ。まったく嫌になる程お決まりだ」
ローザリカ・L・ディオールはため息をついた。
「……何故『雨の日の夜』限定なのだろう? 夜はまぁ解るとして、雨には何か理由があるのだろうか」
レピド・クロサイトが首を捻っていると、博識なストレガ・L・リベルガストラがこの疑問に答えてくれた。
「恐らく、雨の日を選んでいるのは死霊術の都合なのだ。墓を掘り起こすのに、地面が柔らかい方が都合が良いのだろう。夜を選んでいるのは、単純にアンデッドは夜目が効くからであろうな」
「あるいは、雨の日というのは足跡や血を隠す脳のないゾンビ共の痕跡を少しでも消そうとしてのことかもしれないな」
ローザリカもレピドの疑問にコメントした。
「ああ、なるほど。そういう理由なのか」
いずれにせよ、思ったよりも物理的な都合っぽい。レピドはポンと手を打った。
●
「ランラン。ケンタウロスが消えた集落に案内してくれ。できればまだ無事な周辺の集落の位置も知りたい」
「分かりましシタ。これは、冒険者族以外には絶対見せないで下サイネ」
ベルクが協力を呼び掛けると、「冒険者以外には情報を渡さない」ことを条件に、ランランは付近のケンタウロスの集落の位置を記した地図を書いてくれた。ケンタウロスは帝国とは現在「休戦中」の状態だ。ケンタウロスの聖地内の集落の位置についての情報が帝国に漏れることは、種族の存亡に関わる死活問題ということだろう。それについては帝国もお互い様なのだが(帝国一般国民のケンタウロスへの反感は未だ根強く、ケンタウロスに帝国の詳細な地図などを渡せば、その者は国賊として罵られることは想像に難くない)。冒険者達はランランの条件を承諾し、ケンタウロスの集落の分布図を見せてもらった。そして、まずは現場検証をすべく、消えた二つの集落へと向かった。
●
「生存者は、いないわね……」
ロゼットの表情にはくやしさがにじんでいた。
「雨でぬかるもうとも人馬族の足跡や血痕がそうそう消えるわけがない、部族単位ならそれこそ雨程度で痕跡は早々消えん……と思っていたが、予想通りだな」
「痕跡からして、敵は真っ向勝負を仕掛けたようだ。罠などの痕跡はない」
ベルクとテテリカは襲撃の痕跡をつぶさに調べ、他の冒険者達にも共有した。冒険者達が消えた集落に赴いたところ、そこには確かにケンタウロスの集落と、戦闘の痕跡があった。具体的には明らかに外から来た者の足跡と、村のあちこちに残る血の跡。そして、壁や地面に残された矢の跡や、壊れた武具の跡だ。足跡は二種類あった。一つはヒールの跡。もう一種類は、大量の馬の蹄の跡だ。そして、村から出ていく蹄の足跡は、外から来た足跡よりも明らかに多かった。そして、一際冒険者達の目を惹いたのは、『貫通衝撃射』や『タイダルストリーム』によく似た、数件の民家の壁をまとめて貫通する、巨大な破壊の痕だった。
「おおかた予想通りだな。グリゼルダがケンタウロスのゾンビを連れてこの村を襲撃し、殺した連中も手勢に加えて村を出ていったんだろう」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングが「神隠し」の真相をそう予測すると、冒険者達は頷いた。現場検証を終えた後、冒険者達は襲撃者の去った方向をヒントに、次の襲撃予測地点を絞り込み、襲撃が予想される村に警告を促すべく急いで出発の準備をした。
●
そして雨の日。冒険者達は集落の手前で死霊術師達を迎撃すべく、行動を開始した。
「では、出発しまショウ」
ランランが立ち上がった時、パヴェル・A・サムルガチェフは静かにランランに語りかけた。
「なあ、ランラン。レミーラ婆さんに次の長を頼まれたんだよな。亡骸探しは、俺たちに任せてくれねぇか。見つかったら一緒に持ち帰ればいい」
「嫌デス。私も行きマス。こないだの敵がケンタウロス達を襲っているナラ、私が行かなければなりまセン」
ランランは彼女にしては珍しく、強い拒絶の意思を示した。
「……ランラン、少し昔話を聞いてくれるかい? 昔、半獣の男が息子を異形の屍の魔物に変えられた事があった。婆さんもゾンビになっちまって、お前さんを襲うかもしれねぇ。婆さんの本心でなくても、な」
パヴェルはゾンビについてのエピソードを語り、静かにランランを説得する。
「俺は何人かの婿の1人だが、嫁であるお前さんの命をまもりてぇ。婆さんなら今を生きてる同胞を守れと叱咤するはずだ。婆さんの方に行くってんなら。お前さんを気絶させてでも止める」
「ケンタウロスの集落、また、2つ、も、襲われた。……ランランさん。一人、で、先走ったらダメ、だから、ね?」
エルも静かに、ランランのメイド服の裾をギュッと掴んだ。
「敵は間違いなく死霊術師なのだ。人馬を狙っているのはその方が動向を掴みにくく且つ纏まっていて強力な素体にできるからなのだ。ランラン殿は近寄ってはならない。今貴殿が死ぬと人馬族は統率が取れずに全滅する」
ストレガはランランに冷静に諭す。人類に友好的なケンタウロスはそう多くない。ランランが死んでしまえば、グリゼルダに聖地のケンタウロスが絶滅させられることすらあり得ると、ストレガは危惧していた。
「俺もパヴェル達に賛成だ。ランラン、貴女はグリゼルダと戦うべきではない」
テテリカはそう告げた後、死霊術の概要をランランに説明した。死霊術の仕組み上、レミーラに対して説得することは意味をなさない。ランランが現場にいても、対レミーラ戦において、こちらに有利に働くことはないだろう。
「貴女まで亡くなれば一族は混乱に陥る。族長の貴女は安全圏で皆を指導してくれ。レミーラの亡骸と尊厳は俺達冒険者が取り戻す。これは通訳の才を持ち冒険者族と友好を築いた貴女だからこそ選べる解決策だ。信じてくれ」
「……分かりまシタ、貴方達が、そこまで言うのナラ」
ランランのしっぽはシュンと垂れ下がったが、彼女は婿候補や友たちの説得に応じ、前線には出ないことを承諾してくれた。
●
「パヴェル、ランランのことは頼むぞ」
「ランランさんのこと、よろしく、お願いします」
「おう、任せろぉ」
テテリカとエルの言葉に力強く頷くパヴェル。万が一のためにパヴェル一人をランランの護衛に残し、冒険者達はグリゼルダを迎え撃つべく、平原へと出撃していった。
●
夜の帳がすっかり降り、雨も降る中、冒険者達は襲撃予想地点の村から少し離れた平原で五感に神経を集中していた。ヴィルヘルミナとレティシアは木の上によじ登り、エーテルを目に集中させて警戒している。ゲルダ・クラインは耳にエーテルを集中させ、雨音の中に蹄の音や鎧の擦れる音が混ざっていないかを確認していた。
「敵……まだ来ていません」
エルはエーテルを飛ばし、隠れて近づいてきている敵がいないかを警戒し続けていた。
そして……。
「……来たようだ」
木に擬態して潜伏しながら、遠方を観測していたテテリカは笛を吹き、冒険者達に合図を送った。
パカラ。パカラ。
雨音に馬の蹄が混ざるのにゲルダも気づいた時、地平線の果てに、黒い津波のようなものが見えた。横一列に並んだ、ケンタウロスの群れだ。冒険者達が目を凝らすと、ケンタウロスの上半身にはクリーパーや魔獣のものと思しき、怪物の胴体と頭が載っていた。
「おいでなすったようだな。グリゼルダ。……ありゃ、もしかして生きてるケンタウロスか?」
天眼を持つハヤトは隊列の後方に陣取り、生きているケンタウロスの背に跨った三本腕の女を睨み付けた。もしランランがこの場にいれば、そのケンタウロスが消えた二つ目の集落の族長『ポウ』であることを一目でわかっただろうが、今、それを知る者はこの場にはいなかった。
●
夜の平原を駆けてくるのは異形の集団。ケンタウロスの下半身とクリーパーの上半身を持つ異形のゾンビ。後ろからついてきているのは三本腕の死霊術師グリゼルダと、彼女を背に乗せ、傘を差しているケンタウロスの女。そして先頭を駆けているのは、生前の面影を残しつつも、異形の怪物となり果てたレミーラだった。
「来たね。敵の指揮官はやはり『青の親指』グリゼルダだ」
王国に仇なす敵(被害は第二王子に集中しているが)の姿を捉えたジュスト・ヴェルジーは神材の杖を握り締め、魔力を高めていく。
「あら、なんだか見たことがある人達ね。敵だったかしら? それとも味方だったかしら? 残念だけれど、貴方達に用はないの。私とアランの結婚式に来たいならちゃんと招待してあげるから、さっさとおうちに帰りなさいな」
冗談で言っている口調ではない。グリゼルダはそれがさも当然とばかりに、冒険者達を窘めるようにそう口にした。
●
(出やがったな、グリゼルダ!)
ハヤトは異形の美女の姿を認めると、いったん気配を消し、パーティから離れた位置に移動した。極力死角に身を隠し、隙を突いてグリゼルダに奇襲を仕掛けるつもりだ。多分に趣味が混ざった作戦だったが、グリゼルダに一発もらえばハヤトとて一撃で真っ二つすらあり得る。これは死を賭した、崇高な囮作戦なのだ。たぶん。
(今回こそは揉みしだいてやんぜ!)
「やはりグリゼルダの手に墜ちていたか、レミーラ婆さん」
「ランランには悪いが婆さんを放置するわけにはいかん、必ずこの場で完全に滅さねば、被害が増えることになる」
ベルクはレミーラの魂を解放すべく、大地を疾走する。
(このスピードならあと5秒ほどで――)
「何!?」
突然、数十メートル前方にいたレミーラが眼前に出現し、ベルクは驚愕した。人類を超越した超脚力でベルクの予想よりも遥かに早く間合いを潰してきたレミーラは、魔力の籠った右手の杖を槍のように突き出し、ベルクを一突きした。
「ガッ!?」
咄嗟にエーテルを眼球に注ぎ込み、反応速度を強化してなお、レミーラはベルクの稼働速度を上回った。レミーラの杖で腹を刺し貫かれたベルクは衝突の勢いで吹き飛ばされ、ゴロゴロ後方へと転がっていった。
「ベルクがやられた!? ケンタウロスとは、これほどまでに速く動けるのか!」
レピドは人馬ゾンビの一体に肉薄すると、漆黒の短刀を喉元へと突き立てた。人間なら間違いなく即死であろう大きな穴が空いたが、相手はゾンビ。おかまいなしに突進してくる。
「レミーラさんまでゾンビに……。ウィリアム王子にちょっかいをかけている内は良いのですが、ここまでの事をするのであればもう見過ごせませんね……!」
トーラは王国の偉い人に聞かれたら怒られそうなことを口にしつつ前へと飛び出し、ケンタウロスのゾンビ達を迎え撃つ。
「死霊術から解放してあげます!!」
武器を持たない逆腕の方からケンタウロスのゾンビに近づいたトーラは、すれ違いざまに両手の短剣を振り抜いた。『セルリアンエッジ』と『シアンブレード』……。トーラのエーテルによって形作られた空色の光の刃による三連斬は、ケンタウロスのゾンビを上半身と下半身に容易く分断し、一合で活動停止へと追い込んだ。
「やはり貴方だったのねグリゼルダ。それにレミーラ……」
ロゼットは一瞬レミーラに悲しげな視線を向けた後、グリゼルダへと近づいていく。そして、彼女に近づこうとしていたゲルダへと防御の加護を与えた。
「やはりあなたでしたか、グリゼルダ。恐らく此度の行いは殿下襲撃の準備の為なのでしょう。何故、他者の痛みを顧みず己の欲のみ優先されるのですか」
レティシアは静かな闘志で王国の敵を見据えると、黄金色のエーテルの波動を解放した。レティシアのエーテルに包まれ、グリゼルダの接近しつつあった仲間達のエーテルは強壮さを増した。
「貴女達こそ、どうして私とアランの仲を引き裂こうとするの? 私達はこんなにも愛し合っているのに!」
不思議そうに返してきたグリゼルダの返答に、レティシアはため息を吐く。
「これ以上、死者を弄ぶことは許さん」
テテリカは静かな怒りを籠め、魔弓でグリゼルダを狙う。テテリカの放った矢はケンタウロスのゾンビと仲間達の隙間を抜けて見事にグリゼルダの眉間に飛んだが、グリゼルダは軽く首を動かし、矢を回避してしまった。
「ありゃ、グリゼルダの手下か? 被害者にしては様子が変だな」
ギャメルはグリゼルダの側に生きているケンタウロスの女――ポウを見ていた。
「おい、ケンタウロスの女! アンタ、大丈夫か!?」
ダメ元でギャメルは女に話しかけてみた。
(ランランがいれば名前も分かったかも……なんとなく偉いケンタウロスっぽいぞ)
ギャメルは以前レミーラの生前葬で多くのケンタウロスを見たことがある。今退治しているケンタウロスと直接であったかどうかは思い出せないが、身に着けている装飾品のゴージャスさからすると、どうもこのケンタウロスはどこかの『族長』のような気がする。
「ナンダ、小鬼」
(反応した!)
ギャメルはポウがやはり生者であることを確信した。
「俺達はグリゼルダの敵だ! あんたが無理やり従わされてるなら、こっちに協力してくれ!」
ギャメルは叫びながら、範囲を拡大した攻撃力強化の魔法をグリゼルダ対応班に付与した。
「? 何、ワカラナイ、死ネ」
だが女はランランほど人語は堪能ではなかったのか、攻撃の手は止めず、持っていた傘をギャメルに向け、エーテル弾を飛ばしてきた。
「ぐっ」
エーテル弾を腹に食らい、ギャメルは歯を食いしばった。
●
「集落には、近づけさせません」
エルはケンタウロスのゾンビに近づくと、重力弾を叩きこんだ。ゾンビはレミーラのゾンビほど器用ではないのか、重力波をまともに浴び、ガクンと動きが鈍くなった。
「あのケンタウロス……もしや自分の意志でメドゥ側についているのだ?」
ストレガはポウをよく観察したが、判断はつかなかった。こちらは全員が人類だ。ランランの部族と交流が乏しい部族の出ならば、ケンタウロスの敵と判断されてもおかしくはない。力で従わされている可能性も捨てきれないので、現時点で判断することは難しい。
「ケンタウロスは足が速い。まずは機動力を削がねば。『雷蛇大禍』」
ストレガの魔導書から稲妻が迸り、蛇のようにケンタウロス達にまとわりつく。脚を雷の蛇に絡めとられたケンタウロスのゾンビ達は、一様に速度を落とした。
「あれがレミーラか! ベルク君!」
ディレインは地面に転がっているベルクにヒールをかけた。傷は深く完治には至らなかったが、幾分傷が小さくなり、ベルクは意識を取り戻したようだ。
「くっ、不覚。一瞬意識が飛んでいたか……」
(一瞬でも気を抜くと死にそうだ。不用意に前には出ないようにしよう)
「つらいよね。嫌だよね。だから……行かせない」
ラケルはレミーラの足に向けて光の槍を放り投げた。しかし、レミーラは光の槍をひらりと躱した。
「ホムンクルスとゾンビの違いは、なんだろ」
エーテルを練りながら、ラケルはふと思う。誰が辛いのか。恐らく、生者も死者も、どちらも辛いだろう。だから止めると、ラケルは決めていた。
「出ましたね、グリゼルダ。こないだの借りを返します!」
コルネリウス・アーラは自身の身に防御の魔法をかけた。以前帝国の暗黒領域で相対した時にグリゼルダの身体能力の高さは身に染みている。アレを『キャスター』だと思ってはならない。
「あなた、上半分をケンタウロスの上にくっつけたらちょうど良さそうね!」
グリゼルダは正拳突きのような動きでコルネリウスへと殴り掛かってきた。グリゼルダの動きは速い。コルネリウスは避け切ることは不可能だと判断した。
(ここです!)
ゴッ!
コルネリウスはあえてグリゼルダの元に一歩踏み込むことでインパクトのタイミングをずらし、額でグリゼルダの拳を受け止めた。額からはだくだくと血が垂れてきたが、闘志は微塵も萎えていない。
「人馬のゾンビ……早めに倒しておいたほうがよさそうです」
ヴィルヘルミナはストレガの雷蛇大禍に捕まっている人馬の眼前に飛び出すと、衝撃刃を飛ばした。大きな弧状の剣閃が飛び、人馬のゾンビの一体が縦に真っ二つになった。
(……アンジェ、にも、できることがあれば……)
アンジェはエーテルの波動を解放し、近くでケンタウロスのゾンビの足止めをしている冒険者達を蒼白い光で包み込んだ。自身もケンタウロスのゾンビの一体の前に進み、誘うような動きで対峙する。
「レミーラ……悪いが、破壊させてもらう!」
アンジェのエーテルに包まれたナハティガル=ラーは動き出した。ナハティガルはケンタウロスの隙間に身を隠しながら、レミーラへと近づいていく。
(レミーラゾンビの戦力は脅威だ。正直今回討つのは厳しいかもしれない。まだ力の底が見えない……)
ジュストは相手とこちらの戦力を見極めようと、冷静に分析していた。レミーラは恐るべき速度に加え、同世代の冒険者でも指折りの機動力を誇るベルクに一撃で戦闘不能級のダメージを与えた。あるいは、グリゼルダ本人より厄介かもしれない。
「それならば、俺はグリゼルダを抑える」
(反撃されても一撃ぐらいなら、俺でも耐えられる。ウィリアム王子のように彼女と白兵戦とはいかないが……!)
ジュストはグリゼルダとの距離を詰め、光の壁を展開した。
「――捉えた」
イズル・M・ヴォルゴールの放った白銀と黄金のオーラがレミーラへとまとわりつき、踊るようにくるくると周囲を旋回し始めた。『招霊呪怨縛【冥月】』の呪い。これでレミーラはしばらくの間、こちらの妨害からの自然回復ができない。
「コルネリウス様が……! グリゼルダ様を他の方から引き離さないと……!」
ゲルダはグリゼルダへと突進すると、そのまま盾で思い切りグリゼルダをぶん殴った。
「きゃあああああ!」
小柄なゲルダからは想像できないほどのパワーが盾の表面で炸裂し、グリゼルダは六十メートルほど後方まで吹っ飛んでいった。
「このままあの方を孤立させます!」
「レミーラさん! 貴女をグリゼルダの死霊術から開放します!!」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトはレミーラへと突進すると、稲妻のように鋭い斬撃を放った。しかし、その閃光のような一撃をレミーラは超人的な脚力で回避してしまった。
(速い! 攻撃に全霊を注がなければ触れることすらできそうにない!)
「強敵だな……油断するとあっという間に戦線が崩壊しそうだ!」
ローザリカはケンタウロスゾンビを足止めすべく前に出ながら、起き上がろうとしていたベルクにヒールをかけた。卓越した魔力量を持つローザリカのヒールの威力は高く、ベルクの傷は瞬く間に完治した。
●
「くそ、生前と同じだな……! なんと足の速い婆さんだ!」
レミーラを攻めあぐね、ぼやくベルク。レミーラとの戦いは膠着状態となっていた。レミーラは決して一か所にとどまらず、とてつもない速度で走り回りながら、杖から放つ魔法の矢で攻撃してくる。シーフのナハティガルやベルクでさえも、彼女に追いつくのがやっとだった。レミーラは戦闘領域を遠くからぐるぐる旋回しながら、魔法攻撃でまんべんなく冒険者達を攻撃してきた。グリゼルダと交戦していた冒険者達は集団から離れていたため、レミーラには狙われなかったが、レミーラ以外の人馬の対処に当たっていた者達は、レミーラの射撃の餌食となった。零距離でないと破壊力が弱まるのか、最初にベルクがやられた一撃ほどには威力がないのがまだ救いだが。
「……」
レミーラはベルクへと、左腕の竜の顔を向けた。口を開いた竜の口内が蒼く輝き、膨大な量のエーテルが収束していく。
「まずい!」
ドウッ!
ベルクは渾身のエーテルを脚に注ぎ込み、レミーラの砲撃を回避した。だが、ベルクの遥か後方で爆発した光球はアルベルトを巻き込んで大爆発を起こした。
「くそっ……みんな、無事か!?」
凄まじい威力の砲撃に巻き込まれながらも、エーテルで全身を硬化させていたアルベルトはまだ両の足で立っていた。
「アルベルト君、すぐに治す。今は前に出たらだめだ」
「すまん」
ディレインはアルベルトの傷の深さを見て取ると、すぐにヒールをかけた。
「この距離なら……!」
ラケルはギリギリまでレミーラに近づくと、目掛けて青白い光の槍を投擲した。真後ろからの攻撃だったため、レミーラは光の槍を避け損ね、大きく速度が下がった。
(やはりあの左腕が奥の手だったか!)
ナハティガルは大爆発の土埃に紛れて移動しながら、レミーラの元へと飛び込む。暗殺剣は使わず、渾身のエーテルを注ぎ込む。レミーラは他のアンデッドとは違う。ナハディガルの『暗殺』は最初の一度しか通じなかった。
「――左腕だけは貰って行くぞ……!」
限界を超えたエーテルが注ぎ込まれ、眩しく輝くナハディガルの短剣がレミーラの左腕へと落ちる。するり、と通り抜けた白刃は、竜の頭を見事に切り落としていた。
「まあ! 私の自信作になんてことをしてくれるのかしら! ポウ! あの銀髪をやっておしまいなさい!」
その時、グリゼルダのヒステリックな怒声が戦場に響いた。彼女の命令を受けてか、ナハディガルの周囲にケンタウロスが集まろうとしている。ナハディガルは今の一太刀に全力を籠めたため、態勢が崩れている――。
「ナハティガル!」
レピドはキメラゾンビの注意を引くべく叫んだ。声に反応したのか、キメラゾンビ達はレピドの方へと寄って来た。しかし、レピドの前方にはぬかるみがあり、キメラゾンビの何体かは自重で態勢を崩してしまった。
●
「その乳、貰い受ける!」
背後からグリゼルダへと接近していたハヤトは突進し、その豊満な胸へと手を伸ばした!
ぎゅいん!
しかし、背中の第三の腕がハヤトに反応し、大鎌でカウンターを放った。
「うおおっ!?」
ハヤトは態勢を崩し、大鎌を回避して、姿勢の立て直しを余儀なくされた。またしても、グリゼルダの胸には触れなかった。
「くそっ! ガードが堅え!」
「きぃいいー!! なんて汚らわしいのかしら! その腕、切り落としてあげる!」
グリゼルダはヒステリックに叫び、汚物を見る目でハヤトを睨み付ける。
(よし、おっぱいは触れなかったが囮役としては成功だぜ!)
(あとでおしおきな、ハヤト)
「にゃ! また出たな! グリおば!」
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブはハヤトと反対方向から戦線の側面を迂回し、グリゼルダの前へと飛び出した。ゲルダのドラゴンチャリオッツ連発により、でグリゼルダは今孤立している。畳みかけるチャンスだ。サフィラは空気を噴射して距離を稼ぐと、後ろからグリゼルダの腕の腱を狙って思いっきり殴りつけた。ボグッ。鈍い衝撃音と共にグリゼルダのエーテルに穴が空き、黒い炎が不安定になった。サフィラは素早くその場から離脱し、グリゼルダの間合いから逃れる。
「今のうちに……」
ロゼットはゾンビのコントロールを乱すべく、ジャマーを使ってみた。すると、レミーラ以外のケンタウロスのゾンビ達の動きが若干鈍くなった。しかし、グリゼルダはそのことに気付いていないのか、全く反応していない。むしろ狼狽した様子を見せているのは、グリゼルダの側にいるポウの方だ。
「ゾンビ達はこっちのケンタウロスが操っているのね!」
ロゼットはポウを攻撃せんと、彼女に向かって走った。
「レミーラ様が厄介ですが……私もここを離れるわけには……」
レティシアは遠くから魔法の矢を射かけてくるレミーラに一瞬目をやったが、コルネリウスにサイドヒールを、自身に防御強化魔法をかけた。グリゼルダの動きは素早く、ハヤトとトーラ以外はグリゼルダが万全の状態だと回避は危うい。回復の手を止めれば、すぐに死人が出るだろう。
「あのケンタウロスも死霊術師なのか!」
(脅されてるのか? どんな気持ちでグリゼルダに従っているんだ?)
ギャメルはポウの立ち位置に思いを馳せつつも、魔矢をポウへと射かけた。矢はポウに命中し、ポウの腹から血が噴き出した。
「グリゼルダ! ここから立ち去りなさい!」
コルネリウスはグリゼルダへと祭刀を一閃する。グリゼルダは腕で剣を受け止め、服に血がにじんだ。
「あのケンタウロスを仕留めれば、ゾンビ達の動きが止まるかも……舞い踊れ、『焔舞鳥』」
ジュストはポウへと杖を向ける。杖から放たれた火の鳥は、ポウの全身を包み、黒焦げに焼き焦がした。その瞬間、レミーラ以外の全ての人馬が動きを止めた。人馬のケンタウロスを抑えていた冒険者達はグリゼルダがキメラゾンビ達を再起動させる前に葬るべく、動き出した!
「この一撃で仕留める!」
アルベルトは黒剣を一閃し、キメラゾンビを腰から真っ二つに両断した。
「……!」
アンジェはキメラゾンビを祭刀で斬りつけた。だらり、と千切れかかるキメラゾンビ。そこにすさかずローザリカが飛び込み、軸足を中心に半回転する。
「淑女神拳ケレス流! 『天岳颯衝』!」
ローザリカ渾身のハイキックが直撃したキメラゾンビは上半身が丸ごと吹き飛び、後方へと吹き飛んでいった。
「ごほんごほん」
婚約者の淑女とは程遠い益荒男ぶりに、ジュストは思わず咳払いした。
「魔錆をかけるのだ! 誰か追撃を!」
ストレガはキメラゾンビの一体に防御力低下のエーテルを浴びせた。
「一撃で潰す……!」
イズルは起こりを消し去った動きでそのキメラゾンビに接近すると、神材の戦鎚を振りかぶり、キメラゾンビの胴を薙いだ。ノーガードだったキメラゾンビの胴体は千切れ、二つに分かれて地面に転がった。
「よくも、私のペットのポウを! 覚えてらっしゃい!」
グリゼルダはギロリと冒険者達を睨み付けると、レミーラと合流するべく大地を駆けた。目にも止まらぬ速さでレミーラの背に飛び乗ったグリゼルダは、振り返らずに雨の中に消えていった。
●
冒険者達はランランと合流し、グリゼルダを追い返したことを説明した。そして、やはりレミーラはグリゼルダの手によってキメラゾンビへと変えられていたことも。また、ナハディガルが切り落としたレミーラの腕は、一応冒険者ギルドまで持って帰ることにした。冒険者達がランランに事の次第を説明している横は、ハヤトがサフィラに詰められていた。
「ところでハヤト、さっきグリおばに何しようとしてたの」
「いえ、あれはその、作戦でですね」
(まずい、何とかナイスな言い訳を考えないと……)
「何がまずいのかな? 言ってみ?」
(心を、読まれている……!?)
●
「ずっと向こうで、ケンタウロス達の死体が野晒しになってる。せめて、埋めてあげて」
訥々と、ラケルが言った。
「すまない。レミーラの死体は取り返せなかった」
テテリカはランランに頭を下げる。
「イエ……。全員無事で何よりデス。この集落を守ってくれて、ありがとうございまシタ」
ランランは、冒険者達に深く頭を下げた。
マスターコメント
イベントシナリオ非常に難しい 報酬:多い23 / 10〜25人
2023年07月18日 00時34分36秒 公開
参加者
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! レミーラさんをはじめとしたケンタウロスの死体をゾンビにとか、本当に酷いことをしますね! 魂は別とのことですし、肉体だけでも解放しましょう。 早期に発見できれば草原での迎撃が可能とのことですけど、機動力のある相手を障害物の少ない場所で迎え撃つとなると、正面からのぶつかり合いになるでしょうか……? 一体一体が強力なのでしっかり準備をして迎え撃ちたいところです。
キャスターのジュストだ、よろしく。 夜で雨で平原ということで視界も足場もあまりよくなさそうな環境だね。 しかし早期に相手を発見できないと戦場が集落付近になりそうだし、索敵が得意な方々の力が必要な状況だ。 トーラ嬢の言うように平原での迎撃は正面からのぶつかり合いになる可能性が高いが、オブジェクト召喚系スキルや付与系、吹き飛ばしや引き寄せなどの効果があるスキルを使えば向こうの強みである機動力を削ぐことが出来ると思っている。 それこそこちらの索敵がうまくいって、尚且つ向こうに気取られなければ向こうが接近するまで時間があれば少しは仕込みも出来るかもしれない。 たとえば交戦想定場所に穴掘り紋具で穴を開けておくとかね。 指揮官級はともかく通常のソンビ人馬達は感覚機能が死んでいて、エーテルの気配で生者を感知しているとのことだから単純な罠でも足を取られたりするかもという希望的観測なんだけれど。 グリゼルダに関してはどうしたら良いものか悩み中。 積極的に手を出すべきか否かってところでね。 あと個人的に懸念はランラン殿で、戦闘が始まったら極力レミーラ殿だったゾンビに近づこうとするとあったので制止するなり声掛けするなり誰かが随行するなりしないと身の安全が保障できないなって。
キャスターのパヴェルだ。よろしくな。 一応花婿候補の俺としちゃぁ、敵さんの殲滅よりも、ランランの嬢ちゃんをなんとしても守りてぇから。それに集中するような行動をしてもいいもんかね。 かといって離れた場所に誘うってのも危険な気もするもんでな。まだ案は浮かばねぇが助言があったら遠慮なく言ってくれ。
テテリカ、シューターだ。よろしく頼む。 >敵の機動力 すでに意見が出ているが、移動へのデバフやオブジェクトの設置で妨害できればと思う。 殺界やZOCを活用する手もあるな。 エーテル放射が遠距離攻撃や範囲攻撃だとすると、高機動力の敵にこれを自在に使われるのは怖い。 なんらかの対策はしておきたいな。 >ランラン 放置するのは非常に危険だな。 パヴェルのように冒険者が護衛についてくれるのならありがたい。 味方のスキルや認識が届かないほど離れるのは危険が大きいように思う。 味方から孤立しない程度に、激戦地や近距離戦の間合いから引いたところにいるのが無難だろうか……? 俺は護衛専任ではなく索敵か攻撃を予定しているが、少しランランに話しかけたい。 死霊術について説明し、レミーラのゾンビに呼びかけても元に戻らないことをわかってもらえればと思う。 通訳のケンタウロスには言葉での説得を試みたい。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジだ。よろしく。 夜なら視界の確保が必要かなと思ったんだけど、明かりつけてるとこっちが先に見つかりそうだね。 逆に誘導できそうでもあるかな。 暗視は持ってくつもり。 あと、ヒーラーが今のところ2人だし、回復もバフも手分けできればってとこ。
澱嵐や移動阻害で機動力を奪いつつ迎撃という事ですね。 早期発見のための索敵ですけれど、テテリカさんの他に予定されている方はいますでしょうか? わたしも行って良いんですけど、装備的に隠蔽の値が高いので隠密行動が得意な方がいればお任せ出来たら助かります。
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 索敵か、なら俺もそちらに参加しよう。 情報収集は大事だしな。
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 >方針案 敵の全部を撃破できれば理想ではあるけど、 グリゼルダとレミーラ様のゾンビで優先をつけるなら、 レミーラ様の撃破に力を入れるべきかしら。 グリゼルダ戦は耐久重視で引き延ばして、ポウの撃退、 レミーラ様と人馬のゾンビ撃破を試みる、という感じ? >ランランへの対応 いっそ狙われている集落に駆けてもらって、住人に避難なりを 呼びかけてもらった方が安全で、合理的とも思うのだけど。 ランランとしては、レミーラ様の亡骸を使ったキメラゾンビの 肉体を取り戻さないと、彼女の気持ちが済まないのでしょうね。 >明かりの使用 戦闘開始まで控えても良いけど、あまり意味はないかも。 身を隠すような場所はないし、ゾンビはエーテルの気配で知覚、 グリゼルダもキメラであれば暗視ぐらいは使いそうだわ。 だったら冒険者側の戦いやすさのために、明かりを使うのも 間違いではないと思うけど、どうかしら。 >ディレイン >回復とバフの手分け もちろん構わないわ。まだ行動は決めかねているけど。
なら俺はランランの嬢ちゃんに同行して、狙われている村での避難の呼びかけに向かおうか。とはいえ、お前さんらと離れた状態で、直接レミーラが村に現れたら少し厳しいかもしれねぇけどなぁ。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 とりあえず索敵にまわる。 私的な優先順位は レミーラ婆さん>ポウ>グリゼルダ>その他になるかな? 婆さんは放置というかここで奪還しておけないと、更なる改造で厄介に成りそうなので優先的に潰しておきたい。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺もレミーラさんのゾンビを優先的に撃破しようと思う。
被害を受けた集落の調査と、雨の日の警戒にあたろうと思う。 一応戦闘にも参加するが文字数はあまり割けていない。 敵を先に発見するために俺は暗視を使っているが、戦闘中に光を灯すのはありだと思う。 調査や警戒の具体的な内容はこのとおりだ。 仲間と連携するうえで変更した方がいい点があれば検討する。 ■調査 被害集落で足跡や戦闘の痕跡を調査 ・どの方角から来て去っていったか ・凡その数 ・攻撃手段 ・特徴的な個体の有無 ・奇襲や罠を用いた様子はあるか ■警戒 雨の日、夕方からフェイクウッドで隠れて平原を警戒 敵襲方角に見当がつけばそちらを厳重に 超視覚、暗視、ホークアイで索敵 敵発見時は笛で合図
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 グリゼルダをそのままにも出来ないでしょうし、耐久重視で抑えに留めるのでしたら、私はこちらに回ります。 レミーラ様の撃破が出来るよう味方を護るようにサポートするような方向で考えていますが、ご意見ありましたら仰って頂ければと思います。
テテリカさんに加えてレピドさんとベルクさんも捜索をして貰えるなら安心ですね! わたしはその分ケンタウロスゾンビの解放に注力させて頂きます!
私は、とりあえずグリゼルダ迎撃を主に支援しようかしら。 「光縛封」を持ち込んで、グリゼルダの本気モードが こちらを圧倒するなら、回復して立て直す時間を作ろうかと。 >パヴェル 敵が集落に現れた時点で、私たちは敗北してるでしょうから、 そうならないように全力を尽くす、としか言えないわね。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
んじゃ、おじさんは対レミーラに行きますかね。 バフと回復に専念する形になりそう。 高出力のエーテル放射と、10ヘクスの移動で回り込まれるのがちょっと怖いかなあ。 >明かり あーなるほど。 エーテルで判断してるってとこ、見落としてたねえ。 腰にランタンぶら下げててもよさそうだ。
…あの、…アンジェ、です。ヒーラー…、です。 よろしく、お願いします…。(ぺこり) 分かれるなら、アンジェ、の行先は、ケンタウロスゾンビのところ…? …光縛封で1体足止めするのと。 バフと回復に専念するのと、どっちにするか…、少し考えます…。
>テテリカの兄ちゃん おぅ。助かるねぇ。 俺も己自身の言葉で伝えてみるぜ。 >ロゼットの嬢ちゃん そうか。そっちの手伝いはできねぇが、武運を祈ってるからなぁ。
……ラケル。キャスターだよ、よろしく あんまり戦略的動きに慣れてないから、して欲しいこととかあれば言ってくれると助かる 火力かデバフ……アタッカー多そうだから、私個人の動きはデバフが良いかも、とちらっと思ってる。付与ガン盛りできるよ(フンスッ
ヒーラーのイズル・M・ヴォルゴールです。よろしく。 気になるのはグリゼルダと、戦闘的にやれそうなことが浮かぶのはレミーラかな。 ヒーラー少ないみたいだから多少は移動できるようにしておくけど、回復量はそこまで高くないから期待しないでもらうと助かる。
>方針 レミーラ殿のゾンビはグリゼルダを上回る戦闘力とのことで今回撃破しきれるかが不安なところではあるね。 倒しきれない場合でもグリゼルダとポウが撤退すれば一緒に撤退してくれると思うけれど。 >個人行動 グリゼルダの方に回ろうかな。 傍にはポウもいるだろうから、そちらへの対応も込みで。 レミーラ殿の動きを抑える役が不足するようならそちらへの移動も検討するね。
>レミーラ戦 サブアクションの移動が脅威すぎるから、【束縛】とアーケインを効果終了ターンを被せないよう交互に付与、相手の移動に常時制限をつけて対応。 バステ付与前に可能なら【呪い】付与。 呪いはバステの自動回復無効だから攻撃と防御のバステやスリップを重複しないように尚且同時切れの事態を避けつつできる限り付与、仲間のバフも合わせ攻撃効果最大化狙う。っていうが最初に思いついた戦法かな。 レミーラとグリゼルダ達の距離感が分からないが、レミーラのサブアクションが生きてたら隣接可能と想定してる。 ボスクラスの敵だから付与が主力みたいな時点でいい作戦とは言えないけどね。 ※バステ内容にミスあり再投稿しました。
>ラケル 今の魔法攻撃を強化した状態で、範囲魔法を人馬ゾンビに 撃っていくのでも良いと思うし、デバフならLv30特性の スネアージャベリンで人馬の移動を妨害しても良いかな。 あとクレネルウォールで、味方に壁を作っても良いかなと。 ゾンビは生き物がいる方向に向かっていくだけだから、 壁とかあると戦いやすいと思うわ。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
>ロゼット 指針示してくれてありがとう。 んー……まだ迷ってる。ただちょっと戦闘長引くだろうなって思った。から、火力特化で行こうと思う。付与特化装備だと、付与値60越えれるけど、魔攻がかすっかすだから……。アクセとパッシブを付与寄りにしてもいいけど。その場合は付与値50前後になると思う。 >イズル いい案だと思う、けど。人員(人数?)的に難しい気もしちゃう…… >行動先 レミーラか、人馬ゾンビ集団迎撃。どっちか人員が足りなそうな方へ行くね。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ボスクラスが2体に機動力の高ぇゾンビ8体&裏切り者か…なかなか厄介だな! まず、索敵は俺もやれっから使ってくれや! 迎撃戦についちゃあどこに回るか悩んだがグリゼリダの奴の乳は前回揉みそびれちまってっからな← 今回も奴の気を引き付けとく意味でも狙って(意味深)みんぜ!! >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
にゃ!シーフのサフィラだよっ! みんなよろしくね! で、ハヤト…誰の乳を揉みに行くって? (笑顔で血管ビキビキ←) あたしもハヤトのお目付け…しゃなくて グリゼルダ迎撃に向かうね! >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ ・その他(ランラン同行等) パヴェル 16時間前 ラケル
ハヤトさん……(手を合わせる)
……ハヤト殿に敬礼(ピシッ)
よし、ラケルはレミーラの対応する。 倒し切れるか怪しいなら、とにかくデバフで行動阻害することにした。時間稼ぎ。 スネアージャベリン撃つタイミングは、前衛と接敵してからのがいいかな?そこを迷ってる。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
仮ですがレミーラゾンビに手を上げます。 個人的にはグリゼルダ、そのそばにいるポウの相手をしたいのですが、依頼人のランラン嬢がレミーラゾンビに突っ込んでくる危険性があるなら、その対策も考えてこっちにしようと思います。
人馬ゾンビの抑えがちょっと弱い、かな…? >ラケル >前衛と接敵してから そうね。ベルクやアルベルトが距離を詰めようとしたら、 離れてエーテル放射しそうだから、そこで足を縛るみたいな? >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
そういえば索敵後の事をまだこちらで出していなかった……索敵が終わり次第人馬ゾンビの抑えに回る。 ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド ・その他(ランラン同行等) パヴェル
>サフィラ Σ(゚д゚;)!!?
少しでも人手が多い方がいいかと思って遅くなったが参加した。 ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 耐久力には多少覚えがあるし、単に数も多いから人馬ゾンビ対応にまわろうか。 近接攻撃をメインに、必要に応じて回復支援も行うつもりだ。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
…人、増えると、助かります…。 ええと、スキル、光縛封とハウリング・オブ・ブルーフレアにしようかと思います…。 ヒールは単体だけになるけど、足止めの方が重要かなって…。
遅参申し訳ない。 シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 >行動 現地到着後は血痕や襲撃者の足跡などの痕跡を戦術眼による戦術的観点で分析し、 襲撃者の襲撃方向や襲撃の時間帯を予測できないか試みるつもりだ。 襲撃者が出現したら、レミーラゾンビ>ポウ>グリゼルダの優先度で迎撃予定だが―― 戦況次第で臨機応変に対処できればと思っている。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 人馬ゾンビ迎撃にいくのだ。 範囲重視でアーケインストリームに、スネアジャベリンで4体の足止めを狙おうと思うのだ。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
個人行動は、俺もデバフ(防御低下、【呪い】【束縛】)とスリップ付与でレミーラゾンビの行動制限に注力しようと思う。 ライフアンカーはランラン嬢の即死回避に用意したが、多分ランラン嬢の視認範囲にレミーラが入れば体を取り戻す為に参戦してきそうな雰囲気なので他にできそうなことも考えておく。 回復やデバフのない手番は攻撃に参加して、左腕を使用不能に出来るようにスキル+攻撃集中を考えてる。 なにか意見あったらよろしく。
レミーラ迎撃組も増えたねえ、ありがたい。 おじさんはブルーフレアで範囲バフしてからの、ブルーフレアにはない攻撃力アップのために輝刃のばらまきかな。 合間に単体ヒールと、念のため範囲ヒールも持ってくね。
ヒーラーのギャメルだ。オレも参加するぜ、よろしくな! ヒーラーの人数的にグリゼルダ迎撃にいこうかな。 最初に、コモンブラッドで輝刃4を範囲化して攻撃メインの仲間を支援する予定! あとはヒール系と魔矢を持ってく。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ、ギャメル ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
ランランデス。皆さん、よろしくお願いしマス。出発は明日の朝デス。
遅く、なり、ました。 エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 人馬ゾンビ迎撃、に、行こう、と、思い、ます。 >各自の主な行動(複数可) ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ、ギャメル ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ、エル ・その他(ランラン同行等) パヴェル
ぎりぎりですが、お邪魔しますね。 グリゼルダ様の攻撃は「並みの授恵者では十秒と保たない」とありますので、壁は複数枚あってもいいかなと思いまして。そちらにお邪魔しますね。 ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ、ギャメル、ゲルダ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ ・その他(ランラン同行等) パヴェル
ご、ごめんなさい! 発言が被ってしまいました……!! ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ、ギャメル、ゲルダ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ、エル ・その他(ランラン同行等) パヴェル
締め切り近くですが、お邪魔します。 私は人馬ゾンビの方に行きますね。 ・襲撃者索敵 テテリカ、レピド、ベルク、ハヤト、ナハティガル ・グリゼルダ迎撃 コルネリウス、ロゼット、ジュスト、ハヤト、サフィラ、ギャメル、ゲルダ ・レミーラゾンビ迎撃 ベルク、アルベルト、ディレイン、ラケル、イズル、ナハティガル(臨機応変に対処) ・人馬ゾンビ迎撃 トーラ、アンジュ、レピド、ローザリカ、ストレガ、エル、ヴィルヘルミナ ・その他(ランラン同行等) パヴェル