花と翠の音楽祭
崎田航輝
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シナリオID:2994
オープニング
花々と翠に薫る風に――優しくも軽やかなメロディが響いてきた。
それは道角で町人が鳴らす蛇腹楽器。
そこに打楽器でリズムを加える者もいれば、歌を乗せる者もいる。楽しげに踊る子供がいれば、それを微笑ましげに眺める人々もいて。
「やっぱり、音楽はいいな――」
そんな景色を眺めながら……青年町長サンドロは笑みを見せていた。
リーンエス王国西部の町、エルセント。
時に歌声、時に楽器の音が聞こえる……そんな町並みのそこは、“音楽の町”として近隣でも親しまれる存在だ。
定期的に演奏会が開かれ、楽器職人が作る作品も評判。
歩めば音楽が耳に触れて――日々楽しい眺めを目にする事が出来る。
町長のサンドロは、自身の治める町がそんな景色である事がとても嬉しくて……町を散策しては、聞こえる音色に耳を澄ませていた。
「けど、もっともっと盛り上がって欲しいな」
と、こぼすのはそんな言葉。
今、世界では各地で大きな動きが続いているという。
時に心を慌ただしくしたり、傷つけてしまったりする者もいるだろう。
そんな時にこそこの町の事を知ってもらい……音楽を聴いて、体験して、楽しい気持ちになってほしかったから。
「――大きなお祭りでも開こうか」
サンドロがそう決めるのに、時間はかからなかった。
そうしてエルセントではすぐに、音楽祭が計画された。
メインは、町の中心に据えられた舞台での演奏会。楽器の演奏に唄に踊り、好きな演目で人々を楽しませ、楽しむ事が出来るものだ。
道角で演奏をして歩みゆく人々へ音楽を贈るのも良い。自分で道を歩んでも、様々な音楽に出会えるだろう。
また、町のホールでは舞踏会を開き――踊りも演奏も楽しめるようにする。
「それから、と」
サンドロは小さなものから大きめのものまで、沢山のベルを職人に作ってもらう事にした。
祭りに来た人々に配り、町に飾ったりお土産にしてもらう為だ。
勿論、町ならではの食も沢山ある。
そうして最後に――
「色んな場所から、色んな人に来てもらいたいな」
思いから、サンドロは“彼ら”を招待する事に決めた。
過去、町で音楽を奏でてくれた者もいる。はじめて訪れて、音楽の町の良さに触れてくれる者もいるだろう。
きっと皆が祭りを楽しみ、楽しませてくれる――それは他でもない、冒険者達の事だ。
そうして音楽に彩られる町へ、冒険者達は訪れた。
そこで音楽を奏でても、耳で楽しんでも構わない。
楽器作りや演奏の体験会、グルメを味わっても無二のひとときを過ごせるはずだ。
祭りは爽やかな朝から、穏やかな夜にまで続いてゆく。
その中で、冒険者達は――
解説
マスターより
リプレイ
「――ああ」
花と翠の美しい広場へ、ゲルダ・クラインとナハティガル=ラーは訪れていた。
東屋のような一角で演奏体験が催されており……ゲルダの誘いで、そこへ参加しようと決めての事。
早速、人々の試し弾きの輪に入ると――ゲルダは「弾いた事の無いものを」とヴィオラ・ダ・ガンバに触れてみる。
「とても良い音色……」
そっと奏でると、艷やかな音が響く。
するとナハティガルが耳を傾ける仕草をするから、ゲルダは弾きながらふと尋ねた。
「ナハティガル様は、楽器の演奏はされたことありますか?」
「いいや。幼い頃からその様な環境下とは無縁だったからな」
それでも、「強いて言うなら」とナハティガルは続ける。
「『声』が楽器代わり――歌唱の心得がある位だろうか?」
「まあ、歌を?」
「昔取った杵柄だ」
応えるその視線は、一度遠景に向けられる。
「……もう随分と長い間歌ってはいないが」
それはナハティガルが少年時代に仕込まれた、生きる術の一つだった。
脳裏に浮かぶのは、今は亡き幼馴染の少女。
河原で共に、気晴らしに歌った事を想い出す。
――自分の楽器を持つ事も出来ない俺達にあるのは、この身一つだけ。
旋律と心が、その頃のまま蘇るようで。
「……」
ゲルダはその表情を見つめ、目を伏せる。
改めて認識する思いだったのだ――自身と彼の間にある距離を。
(でも)
この距離は無理に詰めていいものじゃないとも思う。
きっと、自分と彼だけにある大切な距離だから。
故にゲルダはただ美しい音色を奏でる。
そのメロディに――ナハティガルはふと思い立った。
「即興で歌っても良いだろうか」
ゲルダの伴奏に乗せたいのだ、と。
その提案をゲルダは快諾。心の痛みには、気づかないふりで――慣れた鍵盤楽器で流麗な和音を響かせた。
ナハティガルはそこに歌を重ねる。
『光る物の全てが黄金とは限らない
私の全てを捧げて咲いた
小さな小さな赤い花
私達の大切な花
どうぞいつまでもこの胸に』
祈る様に、囁く様に、口遊むのは追憶の歌。
これからを生きていく為に……過去を思い、未来を望むメロディだった。
(この歌声がジーナ様の元に届いていたら――)
願いと共に、ゲルダも音色を紡ぐ。
二人の旋律は伸びやかに、穏やかに――花と翠を揺らしていた。
「綺麗に出来ましたね!」
「うん、そうだねー」
工房にて、エヴァン・ピオネロとアルマ・ヴァレンタインは楽器制作に参加。一緒にデザインを考えて……丁度完成した所だ。
エヴァンは皮と布で蛇腹を張った鍵盤楽器。
アルマは艷やかな塗装の弦楽器で――どちらも美しく、音色も満足行く仕上がりで。
「弾きに行こうか!」
「はい!」
頷き合った二人は広場の演奏体験へ。
子供を中心に賑わう輪に加わって……早速試奏。エヴァンが清らかな和音を奏でると――アルマも弓を滑らせ、元気な音色を乗せた。
響くのは踊るような旋律。
その明るさに子供達も『すごい!』と興味を抱くから――
「みんなで楽しめるほうがいいし、教えてあげようか」
「そうですね」
二人で笑みを交わし、望む者へ手ほどき。
「弓はこうやって持つんだよー」
と、アルマが丁寧に教えれば……隣でエヴァンも、鍵盤へ空気を送るコツを伝授。
子供達が音を出せるようになると――二人はそれに手拍子を送りつつ。
「これは、プレゼントです」
楽器を持たない子供に、エヴァンは作った蛇腹楽器を贈る。
その子供は嬉しさに、満面の笑顔でお礼をいうから……二人も笑顔を交わして。皆へ手を振って、散策へ歩み出した。
そこは遠くから音楽の聞こえる美観。
「初めての街だけど、いい感じのお散歩スポットだね」
「ええ」
アルマにエヴァンも頷き、爽やかな風を楽しむ。
愛おしい時間。それを愉しみながら――「そうだ」とエヴァンは隣に向いた。
「延び延びになってましたが、今度、ぼくの故郷に行きませんか?」
「エヴァくんの故郷?」
「はい」
そこで両親にも会って欲しい、と。
「アルマはぼくの自慢ですから。歓迎してくれます」
その言葉に、アルマは笑顔で頷いて。
「ボクからもエヴァくんのご両親に挨拶したい」
「それじゃあ、OKですか?」
「もちろんOKだよ!」
アルマはそう伝えて、YESのキス。
エヴァンもそのままアルマを抱きかかえ……暫し見つめ合って笑みを交わした。
「今日、とっても楽しかったね。いつか家族でオーケストラなんかできたらステキかも」
「オーケストラですか。何人位でしょう?」
アルマに、エヴァンはそう声を返す。
「賑やかな家庭も良いですね」
未来に期待する、そんな言葉に――アルマもうん、と頷いて。音楽を背景に、二人はゆるりと歩んでいった。
舞踏会場のホール。
瀟洒なその空間へ――ララベル・サン・ディーベル、アルラ・ニグラス、テュリン・ヴィングの三人は訪れていた。
「素敵な所ね」
ドレスを着てきてよかったわ、と。
自身を見下ろすアルラのドレスは前と後ろが大胆に開いたデザインで。
「ベルは好きよね? この格好」
「え、えっと――」
ララベルは赤らむばかりだから……そんな姿にアルラはくすり。
ララベルはそれにもまた照れてしまうから――
「と、とにかく行こうか」
自制するように前を向き、二人をフロアへエスコートする。
ダンスや歓談に興じる人々を、テュリンはへえ、と見回した。
「皆楽しそうね。私、こういう場所で踊る事ってないんだけど――」
「大丈夫だよ」
ララベルは言って手を引く。
ここは男らしくリードをするつもり。
ならばとテュリンもお言葉に甘えて……共にステップを踏み始めた。
音楽が緩やかな事もあり、ダンスは順調。
けれど、それで終わらないのがララベル達。不意に慣れないターンがやってくると、テュリンがつまずきかけて。
「わっ、危ない!」
慌てて支えたララベルが、勢い余ってテュリンの胸を鷲掴み。
「ご、ごめん!」
「――ええ、いいわ。もう。こうなるとは分かってたもの」
お約束からは逃れられない……テュリンは何かを悟ったような表情でそう語るのだった。
ただ、それで落ち着いたせいもあってか、テュリンは緊張が取れ――その後はダンスにも慣れて一頻り楽しむ。
「次はわたしの番ね?」
と、交代でララベルの横に歩むのはアルラ。
こちらもエスコートに身を任せて踊り始めるけれど――その最中、感じるのはララベルの視線だった。
「やっぱりこのドレス、気になる?」
「えっ、いっ、いや!」
ララベルは焦って、強くアルラを引き寄せてしまい……その胸に大きく触れる。
当然ララベルは驚き声を上げかけるけれど――
「騒いじゃだめよ」
こういう場だもの、と。アルラは人差し指を唇に当てて声を止める。
胸には触れたままだから、ララベルは更に顔を赤くするけれど……場を乱さぬのが優先、と。アルラは微笑んで、そのままステップを続けるのだった。
ダンスを終えると、ララベル達は食事へ。
上品さと、大衆向けの空気を兼ねたレストランで……楽師達の演奏が響く中、三人はおすすめの品を注文した。
「食べるのがもったいない位、良く出来てるね」
「ええ」
ララベルの言葉にテュリンも頷く。
クリームの層が五線譜を描くケーキは、果実が音符代わり。テュリンは一緒に踊ってもらったお礼にと、それをララベルの口元へ。
「はい」
「あ、あーん」
ララベルが照れつつ頂くと……確かに美味。
「こっちも美味しいわよ」
と、アルラが差し出すのはパフェのアイス。
「ありがとう」と、ララベルは口で受け取りながら……こちらもお礼にと、二人にもケーキを食べさせてあげて。
「舞踏会の料理も美味しかったし、グルメも楽しめる町ね」
テュリンが言えば二人も頷いて――暫し甘いひとときを送った。
お腹もいっぱいになれば、三人で夕暮れの中を散策。貰ったベルは、アルラとテュリンがララベルへ贈った。
「プレゼントよ」
「いいの? ありがとう」
受け取ったララベルは、笑顔と共に――二人へ寄り添って。
「今日は泊まって行こ……」
送る口づけは、ベルの音と共に。
りん、りんと響く音色の中、甘い時間は続いていく。
カイン・ステラと海神 江流は並んで食べ歩き。
まずは露店で、弦楽器を模したチュロスを味わいつつ――カフェを見つければそこでメニューを吟味し始めた。
「音符チェリーにケーキか。さっきの店もだけど、甘いものがおすすめなのかな」
江流の言葉にカインも頷く。
「どれも凝ってそうだ」
「なに食べる?」
「折角だし、色々と食べてぇな」
という事で、カインは小さめのケーキやタルト、ミルクレープを選択。
「じゃあ俺もケーキと……少し塩気も欲しいかな」
と、江流はパイを注文する事にした。
飲み物を決める段で、カインはふと江流を見る。
「江流だとお酒なん? 俺はまだ呑める年齢じゃねぇけど――」
「そういう時もあるけど」
言いつつ江流は緩く首を振った。
「目の前にいる友人を置いて一人で楽しむのは、粋じゃないねぇ」
酒がないと楽しめない程、枯れた人生でもないし、と。
江流はメニューに視線を落とす。
王国式に楽しむなら――
「今日は、濃いめに淹れた紅茶にしようか」
「そっか。じゃあ俺もフルーツティーを。ジュースも」
注文を終えると……早速品々がやってくる。
ケーキはクリームの層が楽譜のようで、タルトはさくらんぼやベリーが沢山。ミルクレープも楽器を象った果実が瑞々しくて。
「うまいな。甘すぎない」
「うん。紅茶も良い香りだ」
その美味に、二人は柔く笑みを交わす。
カインは「そういや」と、酒の話を続けた。
「呑める年齢になったら、俺の故郷の村長が、うちが作ってたって言う果実酒のレシピ教えてくれるって言ってた」
「故郷のお酒か。見てみたいね」
「その時になったら自分で造ってみるつもり。それで江流にも、お……にいさんとお……ねえさんにも呑んでほしいなって」
カインの言葉に、江流は少し首を傾げる。
「ん? 俺には兄姉は居ないけど――」
と、言う途中で気づいた。
(親父と母さんの事か。……優しい男だね、彼は)
小さく笑んで江流は頷く。
「楽しみにさせてもらうよ」
「ああ。……その頃には情勢、落ち着いてくれねぇかな」
カインは呟き、空を見る。
風は平和を思わせる穏やかで――それが続けばいい、と思った。
「色んな所から音楽が聞こえるさぁ~♪」
響くリズムに、快活なメロディ。
歩むほどに聞こえる音色に――フリューリングスルフト=ティエラは笑顔を浮かべていた。
耳を澄ますだけだけでも楽しい道。
けれどこんな景色に、祭り好きの血が騒がぬはずもなく。
「うちらも参加しよか、イュン!」
子兎のイュンも鳴き声を返すから……フリューは鼓を手に広い一角へ。人々が奏でる弦楽器や管楽器に、軽やかなリズムを加えた。
彼らも呼応して軽快なメロディを返すから――
「ぽんぽん、ぽんぽこりん。ぽこぽこぽこぽぽんがぽん♪」
フリューも鼓と共に明るい歌声を重ねる。
「ぽこぽん、ぽんぽこ、ぽんぽん、ぽぽぽ――」
弾む声音に、観衆も自然、体を揺らすと……フリュー自身もひらり。高い跳躍からアクロバティックな踊りを披露した。
天も地も、赤い風には自由に踊れるステージ。
歓声が響く中、フリューは歌い踊り、舞い、立ち止まった人々に手拍子を誘う。
人々が応えてくれると、フリューも一層旋律を生き生きとさせて。
「ねぇイュン、楽しいね♪」
イュンが耳を動かして応えると、フリューも笑顔で――歌と踊りとに酔いしれていった。
「素敵な通りね」
ロゼットは町の中心から離れた道を訪れていた。
演奏会から距離を置いたそこでは、人々もゆったりと過ごしている。オープンカフェがあり、そこに座る客達も――
「賑わいから一息入れにきたのね」
ちょうど良さそう、と。
ロゼットはそんな道角に……アップライトのピアノを設置して座った。
今日は寛ぎの音色を奏でるつもり。故に、そっと鍵盤に指を置き――静かな和音と共に、歌を紡ぎ始める。
『――』
生み出すのは、ゆるりと流れるような旋律。
賑やかさより、落ち着きを与えるメロディで。緩やかに変遷する伴奏に、寄り添うような歌で優しい風合いを感じさせる一曲だった。
それは穏やかな昼下がりによく合う曲想で――通りがかった人々やカフェの客は、そっと耳を傾けて音色と歌に心を委ねる。
それが何よりの癒やしになったろう、演奏を一段落させると、穏やかな拍手が響く。
ロゼットもそれに静かに応えつつ。
「それじゃ、私もカフェでケーキを食べていきましょ」
自分も午後の癒やしを、と。
カフェに立ち寄って……果実たっぷりのケーキと紅茶で美味な時間を過ごしていった。
「へえ、ケーキか」
ナハシュは食べ歩きを始めた所。
町人にお勧めを聞くと、ケーキが人気らしいから……まずは教えて貰った店で注文した。
クリームの層が五線譜に見えるそれは、果実も沢山の一品。
「なるほどな」
さくらんぼが浮かんだワインにも、ご満悦になりつつ……食べたケーキは果実が瑞々しい。
他の店でも、弦楽器を象った果実が目を引くケーキを味って――
「よし、このあたり買ってくか」
どちらかと言えば、ケーキは元々自身の好みというよりお土産用。
故に、包んで貰ったそれをマジカルポケットに入れると――ナハシュは屋台を見つけてそちらを巡り出す。
「お、肉もあるな!」
串焼きを見つけると、早速その滴る肉汁を楽しみつつ……近くで始まった管楽器の演奏に耳を傾けた。
「賑やかでいいな。よし」
頷くナハシュは、串を加えたまま――演奏へ飛び入り。
「食いながら鳴らすのはゴブリンの十八番だ!」
自身もまた賑やかにドラムを鳴らして……人々の拍手をかっさらってゆくのだった。
広場での演奏体験に、ネーヴェ・グラヌローザとアルフィー・リッパーは訪れていた。
「ここか」
響く音色に、アルフィーは期待感を浮かべる。
というのも以前、任務で仲間が演奏し、自身が歌を歌った経験があって。
「ヴァイオリンとか弾いてるあいつらがかっこいいな、って思ってみてたんだ」
「そうだったんですのね」
微笑むネーヴェに、アルフィーは目を向ける。
「ネーヴェはこういうの得意そうだな」
「私は――歌は得意なのですけれど、楽器はあまり触れたことが御座いませんの」
「そうか。なら、一緒に初めてを体験できるな」
「ふふっ。『初めて』仲間ですわね」
二人で笑みを交わすと……早速楽器選びへ。
ネーヴェは歌のお供に出来るものをとピアノを選択。片手で指使いを確認すると――次に両手でシンプルな曲に挑戦した。
「最初はゆっくり、ですのね」
教えに従い、一音一音じっくりと進めていく。
そんな隣では、アルフィーが憧れのヴァイオリンに挑戦中。
まずは正しく構える事が重要だけれど。
「顎で安定させるのか……こう、か?」
それに少々苦戦。
弾く段階になると、今度は音程を捉えるのが大変で。
「……あいつみたいに優雅に弾けたらと思ったけど、やっぱりうまくはいかないな」
ただ、弓で弦を撫でると美しい音が響く。
慣れると、少しずつ音階を追えるようになって――楽しさも増してきた。
「ネーヴェの方はどうだ?」
「実際に弾けると嬉しいですわね」
答えるネーヴェも幼児向けの短い曲をこなしている。
弾むリズムに歌も合わせると、周りの子供達が楽しげに手拍子を始めるのだった。
「アルフィーさんがヴァイオリンを弾く姿は、様になっていますわね」
格好良いですわ、という言葉に……アルフィーは礼を述べつつ、まだまだ自身の腕には不満。
「街から聞こえるみたいな、綺麗な音色にしたいからな。……悔しいから、今日から音楽の勉強もする」
「アルフィーさんは努力家さんですもの、きっと出来ますわ。いつか二人でセッションも出来たら素敵ですわね」
「ああ」
それを楽しみに、一度休憩に歩くと……人のいない一角を見つけて。
「せっかくだ、ここで一曲踊らないか?」
「――ええ、喜んで」
差し出された手を、ネーヴェはそっと取る。
背景は、町に響く穏やかな音楽。ネーヴェとアルフィーは、それに乗せてステップを踏み――二人きりの舞踏会を過ごしていった。
「ゆったりしていて、良い空気ね」
「ああ」
柔い風に、穏やかなメロディが響いてくる。
そんな道を歩むアウレーリア・フォン・ネーベルベルクに――ナタリア・フィッツジェラルドも同じ心で頷いていた。
今日は休暇旅行。
この頃は特に仕事も増え、休める機会自体が貴重。故にこそ、二人で存分に楽しもうと思っての事で。
「皆、楽しそうだ」
「本当ね」
顔を見合わせてから向き直る。
道角を見れば、居るのは陽気に演奏を楽しむ人々の姿。だから二人はまた視線を合わせて――
「私達も、参加させてもらいましょ」
それにナタリアも頷いて、弦楽器を手に取る。そしてそっと弓を弦に当てて……流れる旋律にハーモニーを加えた。
「素敵ね」
音色を愉しみながらも、アウレーリアは軽い足取りで輪の中へ。リズムに合わせて、一つ、二つ、ステップを踏み始める。
曲は、弾むようなリズムのタンゴ。楽器を奏でる人々を、ナタリアが旋律で導くようにして始めていたのだ。
(折角の休日だからな)
仕事も責務も忘れて、ただの主人と従者として愉しむ時間。
だから自身の好む、情熱的な曲想を選んだのだ。
それはアウレーリアも同じ。
学園生として社交ダンスの心得はあるし、仕事として踊った経験もあるけれど……今日はただ楽しむ為、浮かれて踊りたい気分だった。
だから優雅なワルツより、この曲はぴったりで。
靴音でリズムを奏で、くるりとターンして――演奏者達だけでなく、周囲の人々の目や心を掴んでみせる。
「こういう場所で踊るのも良いものね?」
「そうだな」
こんな時にしか味わえない嗜好だから、と。
タンゴが一段落すれば、ナタリアは少々雰囲気を変えてポルカを演奏。愉快な舞曲で、平和な休日にぴったりな空気を演出した。
そんな楽しさに身を委ね、人々は酒も手にして盛り上がる。
そうして皆が微酔いになれば、穏やかになったメロディに合わせ――アウレーリアはターンに合わせて裾をふわりと仄かに踊らせる。
――いつまでもお子様じゃありません、なんてね。
振り撒く上品な色気に、道行く人々まで惹きつけてみせながら。
ナタリアもそこに一層美しい音色を加えて……二人の時間は続いていく。
「町はあれから一層、音楽に満ちています」
「そっか。良かったよ」
と、サンドロの話にルーンス・ラグネルは笑顔を返していた。
町長邸へと訪ね、近況を聞いている所。平和も続いているようで、それがルーンスには喜ばしい。
ただ、ルーンスの用向きは今回、それだけではなく。
「『楽しいひと時のための弦楽』――楽譜を借りても良いかな。音楽会で使いたくて」
案を伝えると、サンドロは「楽しそうです!」と快諾してくれた。
ありがとう、と受け取るルーンスは――
「そうだ。前に言った曲の進捗って、あるかな?」
「ええ。町の作曲家や住人達で形にしました」
それは失われた音楽を取り戻した町と、音楽を巡る旅、それらを未来へ伝えていくための物語を表現した曲。
「骨組みはシンプルで、どんな楽器でも演奏できるものになっています」
「それも今度、やってみたいね」
何かあったらまた力になる、と伝えつつ――ルーンスはマーチングドラムを提げて。
「一緒に行こう」
「是非!」
サンドロが頷くと、ルーンスは外へ。
ドラムを奏でて宣伝をしながら――開催を待つ舞台へ向かった。
そのリズムが聞こえる、町の隅。
「私達も行きましょう! エルセントの笛吹きエルナリターンズです!」
と、エルナ・クルプファルツも宣伝と案内を兼ね――笛を吹き始めていた。
それに応えるのは、リスのプリニウス。
メロディに合わせて元気いっぱい、踊るように進み……集まってきた子供や大人達を先導して行進し始める。
五人、十人、二十人。
いつしか行列となった人々は、期待を高めて舞台を目指す。
そうして会場に着くと――エルナは一礼してさっと裏へ。オレンジの薔薇で装飾した仮面をつけて早着替えを済ませた。
それは他でもない、楽団“The Masked Ball”の衣装。
そこへテテリカもやってきて……孔雀の魔獣モチーフの仮面をつけている。
「楽団のメンバーとしてまた活動できるとはな」
「そうだな」
自分も嬉しく思う、と。
言ったのはレピド・クロサイト。表情は変わらず静かだが、言葉は心からのもので……自身もまた鴉の仮面をつけていた。
「久しぶりの共演だな」
シルヴィア・A・カペルも声音に喜びを湛えれば、セラフィナ・M・ベイリーも「ええ」と頷く。
そう、今日はメンバーも揃って――
「The Masked Ball、久々の公演ってね」
ヴィナスが緑の薔薇で飾った仮面をつければ、イズル・M・ヴォルゴールもヴァイオリンを手に舞台を見やった。
「始めようか」
「うん」
キオルティスも応えて壇上へ。
楽団を知る客もいるのだろう、皆の登場を、人々は歓声で迎えた。
The Masked Ballの演奏が始まると……人々はまず、はっとした。
それは聴こえたのが、馴染みあるメロディだからだろう。
「そよ風と薔薇の踊り」。町で知られる軽やかな曲を――シルヴィアがフィドルで奏でていたのだ。
仮面に紅の薔薇を挿したシルヴィアの装いは、此度も『紅薔薇』。
五月の予祝祭をイメージしたドレスにも、薔薇をあしらっているのは……今日の演目が薔薇をテーマにした組曲だからに他ならず。
イズルも、白い林檎の花のついたマスクを着けながら――胸には緑の薔薇。上品さを保ったまま、ピチカートで楽しげな空気も加えた。
場が盛り上がり始めると――
「さあ、皆も手を」
と、シルヴィアが観客へ手拍子を誘う。
それに人々が応えれば……次に響くのは、一層明るい音色。
「どんどん行きますよ!」
と、エルナが笛を吹き始めていたのだ。
高らかに伸びるそれは、元気いっぱい、舞台に花を咲かせるような旋律。
嘗ての旅で聞いた音をイメージした曲で――彩り豊か、且つわくわくとした展開で人々を引き付けていく。
(ここが最初の山場だね)
キオルティスはその流れに沿い、足首の鈴でリズムを取る。すると観客も手拍子を合わせ、存分に“ノリ”を楽しんだ。
そこに程よい間を取って、一歩歩むのがセラフィナ。
白薔薇を飾った幽霊の仮面と、白い衣装。儚げで、けれど確かな存在感も感じさせながら……歌を紡いだ。
『――』
声音は幽玄で美しい。
楽しい空気の中に、神秘さというスパイスを加えるそれは……曲を華やかに飾り、人々の心をぐっと掴んでみせる。
そうして展開が一段落すると――次の曲に移るのがキオルティスだった。
その衣装は黒猫の仮面に白薔薇。
黒い衣装は、その花が際立つためのもので……竪琴の音色が響くと、人々は自然とそちらに注目する。
そのまま、キオルティスはまず寂しげな旋律を奏でた。
暗い印象すら与えるそれは、しかし徐々に色彩を帯びていく。
イメージは白薔薇の花言葉の一つ、『約束を守る』。
季節は廻り、待ち遠しい春はまた来る――そう示してみせるように。加速度的に、いつしか曲は華やかになっていた。
キオルティス自身も、足の鈴も鳴らして舞うように。ゆっくりとした動きから、弾むようなステップを踏み始めていく。
観客も魅了され、自然と肩でリズムに乗るから……レピドは横笛で、テテリカは孔雀の魔獣を象った擦弦楽器の音色で、爛漫な音色を加えて盛り上げた。
その印象を保ったまま、新たな舞曲へとリードするのが――ハーディングフェーレで鮮やかな音を紡ぐヴィナス。
(ここからも大事だね)
場の流れ、音の繋がり、仲間の舞い。
全てがスムーズに展開するよう、旋律を途切れさせぬまま……軽やかさの中に艶やかさも加えていた。
聴く者に彷彿させるのは、やはり薔薇。
詩でもそれを描くよう、ヴィナスは歌も乗せる。
Roi du rose
夏薔薇をどうぞ
これは約束の証
あなたへ華やぐ輝きを贈りましょう
Mademoiselle du rose
冬薔薇を贈りましょう
これは誓いの証
あなたの華やぐ輝きを守りましょう
Roseraie
約束の薔薇は夏を歌う
Roseraie
誓いの薔薇は冬を歌う
約束と誓い結ぶ薔薇の歌
輝く薔薇を歌いましょう
それは快い高貴さと共に、リズムも耳を惹く一曲。
『――』
ヴィナスに合わせ、セラフィナも歌にハーモニーを重ねれば……踊りだしたくなるメロディに、シルヴィアがダンスで応え始めていた。
ドレスの裾をふわりと広げる様は、花のよう。
身振りは指先まで靭やかに。薔薇色の爪紅の鮮やかさを、人々の印象に残していく。
アドリブでセラフィナの手を取ると、セラフィナは仄かにだけ目を見開くけれど――
(合わせるくらいは、わけないですよ?)
自分も舞台を経験してきた身なのだから。
シルヴィアの紳士的なエスコートに、寧ろ観客の女性が興奮して倒れてしまわないかと心配になりながら――セラフィナ自身は惑わずステップを踏んでいた。
二輪の踊りは、清らかで優雅。
そのダンスに人々が酔いしれるまま……曲は次のパートへ。
また一つ、新たな色の花が開いたように――レピドが横笛で明るい音を添えていた。
人々の心を引き付けながらも、自身が主張し過ぎぬそれは……ダンスをする面々を映えさせるメロディだ。
(上手く調和しているな)
確認しながら、演奏を続けるレピドの衣装は愛用の黒外套に、オレンジの薔薇を一輪添えたもの。
他でもない、オレンジの薔薇に「絆」の意味があると聞いたからだ。
それは今、レピドの心にあるものと同じ。
先輩冒険者から貰ったこの横笛が繋いだ縁。
初めて知った音楽の楽しさ。
それらを余さず曲に詰め込めるように。音の溢れるこの場所で、今の自分に出来る精一杯の音を重ねよう、と。
その思いは――確かに音色に現れていた事だろう。仲間の踊りは一層生き生きとして、観客達は一層楽しげだったから。
(綺麗な曲だ)
と、イズルも思いを抱きながら……ヴァイオリンでサポート。低めの音域とふくよかな音色で曲に色艶を与えていた。
そうして次の展開に移った曲に――ふと、色濃い自然の香りにも似た印象が加わる。
それは、テテリカの紡ぐメロディ。独特な音の運びで、エキゾチックな空気を演出し始めたのだ。
テテリカの薔薇飾りは、瞳の色に合わせた淡い紫。
美しさの中に、無二の力強さを感じさせるもので……曲の印象もそれに違わない。
時折挟まれるリズミカルな一節に、品の良い可愛らしさを含ませながら――植物の生命力を表現した旋律が特有の魅力を放っていた。
(そろそろクライマックスか)
思いつつ、テテリカは仲間と視線を交わしてハーモニーを密にする。
――仮面の楽団。
テテリカはそれを最初、依頼を果たす手段だと割り切っていた。敵に目的が悟られたら、という不安もあったろう。
けれど今は心穏やかに、演奏に打ち込める。
楽団の仲間の熱意や音楽の才。それにも良い影響を受けられたと思うから。
「合わせていこう」
「勿論」
言葉にイズルが応え、駆け上がるような旋律を奏でると――皆も歌と舞い、演奏に一層のエネルギーを注ぎ、大団円。
高らかな和音で、組曲のフィナーレを迎えた。
「見事なもんだな!」
観客席は拍手喝采。
舞台を鑑賞していたナハシュも、率先して歓声を送っていた。
そこにはカインや江流も立ち寄っていて――
「次の曲もあるのか」
「みたいだね」
改めて二人で見やる。
すると舞台上では……皆が最後に「楽しいひと時のための弦楽」を演奏する事を告げていた。
「この演奏を多くの名も無き作曲家達と、まとめ上げた作者に捧げます」
と、まずヴィオラを構えるのがイズル。
そっと弓を操り……静やかな旋律から奏で始めた。
仲間達がハーモニーを加えていくと、キオルティスも鈴で彩を添える。
町でも馴染み深いこの曲は、秘境に奏でられた自然の音が元となった楽曲。
冷たく鋭い氷、晴れやかな鳥の声。多様な表現に満ちたメロディは、聴くものに前向きな楽しさを与えてくれるから。
(やっぱり良い曲だ)
イズル自身も弾きながら実感する。
今にも羽の音や鳥達の鳴き声が聞こえてくるようで。
曲を探した日をありありと思い出せる。あの時も、そして今も――「楽しいひと時」が確かに心の中にあった。
キオルティスが竪琴でハーモニーを加えると、エルナも笛を手にとった。
その衣装も仮面も、青薔薇と青い鳥の装飾を施したものに替えてあって。
「さあ、楽しく行きましょう!」
高く音色を鳴らすと、皆も楽器を重ねて曲を一周。
それをお手本として――
「もしよかったら皆さんも一緒に演奏しませんか?」
イズルが演奏を止めず、舞台を移動しながら観客を誘い始める。
するとカインと江流が頷き合って。江流が竹笛でシャルガネ風の響きを、カインが打楽器でリズムを加えた。
まだ迷う者がいれば――
「皆で楽しもう」
何よりそれが大事だからと、思いと共にヴィナスも観客席を巡り、一人、また一人と演奏者を増やす。
そこへルーンスも加わってドラムを演奏。手拍子の参加も誘い……ぐるりと会場を巡って盛り上げた。
(ああ、これはいい曲だな……)
レピドが思いと共に、笛の音を重ねれば……テテリカも管楽器の柔らかな音色で補佐。メロディーは、セラフィナが美しいソプラノでリードする。
セラフィナが踊りもしてみせると、シルヴィアも共にステップを踏み……観客を踊りにも誘うのだった。
――種族も歳も関係なく、音楽は皆を幸せに出来る。
セラフィナの実感はきっと真実。
人々は終わりを惜しむように……その音楽を、笑顔でいつまでも楽しんでいたのだから。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2023年06月08日 10時14分01秒 公開
参加者
相談掲示板
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 >「The Masked Ball」の皆へのお誘い 崎田航輝さんの【演装】シリーズに参加していた皆、もし良かったら一緒に「1.音楽会」にThe Masked Ballとして参加しないかい? レーザム子爵領もエルセントも王国西寄りの地域らしいから、楽団について知っている観客もいるかもしれないなと思って。勿論仮面をつけてのパフォーマンスになる。 タグは【仮面】にするつもりだ。 この依頼の参加の都合がつかない人や、他に用事がある人もいると思う。難しい場合は気にしないで欲しい。 検討、是非ともよろしく頼むよ。
レピド・クロサイトだ、よろしく頼む。 >お誘い 元々会場のどこかで演奏しようとは思っていたし、折角だから【仮面】に参加しようかと思う。 お誘い感謝だ。
>【仮面】 レピド、お誘いの快諾本当にありがとう。 また仲間と共演する機会が出来て嬉しいよ。 今回もよろしくね。 今回も舞台のテーマがあると良いかな? 五月だから、個人的には予祝祭のイメージが強いかな。夏の豊穣を予祝するお祭りで、農作物がよく育つよう精霊に願うんだ。私の故郷では夏を表す少女と冬を表す少年が踊って、互いが持つ薔薇を交換する事でその土地の人々を祝福したりする。春らしい踊りに演奏や歌唱を組み合わせられれば良いかなって。 勿論別のテーマも大歓迎。やりたいテーマがあれば遠慮なく言って欲しい。
テテリカ。よろしく頼む。 >【仮面】 また共演できれば嬉しい。 バラか。たしか、これぐらいの時期に見頃を迎える花だったな。 季節感があっていいように思う。
キオルティスだよ。今回は宜しくね。 >【仮面】 勿論、再度共演は喜んで! テーマもシルヴィが挙げてくれたもので問題無いよ。 薔薇の色や数で色々な意味を持たせてお話を膨らませるのも良いかもね!
ヴィナスだよ、よろしくね。 >【仮面】 シルヴィア、手紙ありがとう。 俺も是非共演したいな。 季節の花だし、薔薇のテーマでいいと思うよ!
エルナです!みなさまよろしくお願いしますね! >【仮面】 シルヴィアさんお誘いありがとうございます! よろしければ私も是非是非! 薔薇のテーマも良いと思います!
>【仮面】 皆、お誘いにOKしてくれた事に心からの感謝を。 The Masked Ballの皆ともう一度共に舞台に立てる日が今から楽しみだ。 テーマを「薔薇」にすること、私も賛成だよ。季節の花だし、色々とパフォーマンスも考えられそうだね。 キオが言ってくれたように薔薇の色や本数で意味を持たせるのも素敵だと思う。春を祝う歌ならピンク、恋愛曲なら赤、冒険譚ならオレンジの薔薇を演出に使うとか……舞台の雰囲気ががらっと変わりそうだ。 とり急ぎ仮の共通プレを。 字数的に劇の脚本や歌詞を詳しく書くのは難しいと思うから、今の所は踊りメインにさせて貰っているよ。これからの相談次第で変更していくつもり。 どんな曲調にするかや、やってみたい演出等、話していけたら嬉しい。 ―――――― 【仮面】 1.音楽会にThe Masked Ballとして参加 仮面や衣装は各自プレ参照 テーマは「薔薇」 春らしい踊りを主体に歌や演奏を交える ――――――
セラフィナです。よろしくお願いします。 >【仮面】 シルヴィアさんお誘いありがとうございます。 私もThe Masked Ballの一員として、皆さんと一緒に舞台に立てたら嬉しいです。 テーマの薔薇もいいですね、春らしく華やかで。
イズル・ヴォルゴールです。 よろしくお願いします。 >【仮面】 カペル嬢、お誘いのお声掛け、感謝します。 ただ今回、私はどうしても弾きたい曲があり、私がその曲を弾くことを許していただけるなら参加しようと思います。
失礼、伝わりづらい言葉と感じました。 どうしても弾きたい曲と弾きたい状況があります。舞台での連携プレイング優先なら今回は見送らせてください。
>イズル 俺的には一曲だけ披露ってイメージもないから、いいんじゃないかって思うけど……、こちらも織り込めるなら織り込みたいし、どういう曲なのか教えてもらっていいかな。
>イズルさん もしかして『楽しいひと時のための弦楽』でしょうか! 演奏されるなら私も協力しますよ!
>エルナさん そう。良くわかったね。 『楽しいひと時のための弦楽』を弦楽で演奏したいんだ。 なので、一人の時の選択肢は3予定でした。 でも、楽団になるとそれは難しいだろうから悩んでました。
>『楽しいひと時のための弦楽』 ああ、弟が参加してたな。 俺はいいと思うよ。エルセントの曲だしね。 でも、折角だから、町長に提案して、ラストに全員で奏でるのはどうかな。 独占するのは何だか勿体ない過程で生まれた曲だし、その方が楽しいひと時になるんじゃないかと思うんだけど。
セラフィナも参加してくれてありがとう。 今回もよろしくね。 >【仮面】 『楽しいひと時のための弦楽』はエルセントに関わる楽曲だったかな。この街で弾きたい気持ちはよく分かる。 もし良かったら、ヴィナスに提案して貰っているように、音楽祭のラストに『楽しいひと時のための弦楽』を街の人々を含めた皆で演奏するのはどうかな? 私は【音旅】に参加していなかったけれど、曲を教えて貰えれば一緒に演奏出来ると思う。
判りました。 音楽祭ラストにみんなで演奏する形でいいです。
イズル、提案を了承してくれてありがとう。 エルセントの人々にとって馴染みの曲だと聞いているし、音楽祭のラストに最も相応しい曲だと思う。私もフィドルで参加させて貰いたい。 >この依頼に参加している皆へ 音楽祭のラスト、一緒に『楽しいひと時のための弦楽』を奏でないかい? プレに一言【弦楽】と書いて貰えれば参加完了という形にしたいと思っている。 もちろん参加は強制ではないし、比重は各々の好みでいいと思う。 検討、是非ともよろしく頼むよ。 >【仮面】 【仮面】の共通プレにも【弦楽】に参加する旨を書かせて貰えたら嬉しい。 上記と同じく、比重は各々の好みで。 ―――― 【仮面】 1.音楽会にThe Masked Ballとして参加 仮面や衣装は各自プレ参照 テーマは「薔薇」 春らしい踊りを主体に歌や演奏を交える 【弦楽】に参加 ―――― ―――― 【弦楽】 開催前に町長に提案 音楽祭のラストに、街の人も含めた皆で『楽しいひと時のための弦楽』を奏でる ―――― 共通プレを二つ作ってみたよ。 【弦楽】の方は、『楽しいひと時のための弦楽』やエルセントの依頼と関わりが深い誰かに書いて貰えると有難い。
ルーンス・ラグネル。 よろしくね。 エルセントには以前依頼で縁があったことだし、町長に会いに行くつもりでいたのだけど、音楽祭で『楽しいひと時のための弦楽』を皆で奏でるんだ。 ふむ。 それなら、僕も一枚噛ませてもらうよ。 【弦楽】のプレは僕の方で引き受けるよ。町長に会いに行くのが本命なので、演奏はふわっとになっちゃうとは思うけど。 町長へ以前会った時に提案した新曲の進捗話以外にも音楽祭のラストに皆で奏でるよう提案もしておくよ。 楽譜とかの問題もあると思うし、その辺も聞いておくね。 >『楽しいひと時のための弦楽』 シリーズ知らない人もいるかもしれないので、解説。 このエルセントでは馴染みの曲とされる曲。舞踏会などでも弾かれる。 エルセント近郊にあるさる秘境の環境音(自然が織りなす音楽)より着想を得られているもの。 過去に諸々あった為失われていたものだけど、依頼を通して復元されたよ。
>『楽しいひと時のための弦楽』 ああ、あの時の!あの時は音楽を嗜む者としてなかなか有意義だったね。 そんなワケで俺も参加してたし、一枚噛ませて貰えれば。 楽譜だけでなく、あの時の情景も皆で共有出来ると良いね。 もし演奏場面が少し詰めたものになっても良いなら、情報共有の為に 【弦楽】タグの楽曲解説をちらりと書いておくことも出来るけど…どうだろう。 >【仮面】 薔薇の色に合わせた衣装とかも良いかもね。 さて、どんな舞台にしようか。予祝祭は勿論として、それ以外でも 各自、やりたいことと薔薇の色と本数が決まっていた方が良さそうだよね。 白か…虹色か…お約束的に赤や青、黄色なんかも良くて、目移りしそうだ。
何度も書き込みして削除してごめんなさい。 とりあえず、一旦考えまとめ直したらまた発言します
>【仮面】 ちょっとメタを言うとプレイングの文字数的なあれそれ(専念したとしても書ききれない問題)があると思うから、かっつり決めちゃうより、薔薇をイメージした曲で統一した後は各々演奏や歌、踊りとかを表現したらどうかな。 曲の流れとして良いように表現してくださるかなと思う。 仮面は薔薇(色数の問題もあるし造花の方がいいかな)を添えるとか良さそうだよね。
まず最初に、相談卓を騒がせて申し訳ない。 俺は、弦楽奏をしたくて参加した。 楽譜に忠実に演奏された『楽しいひと時~』を俺は知らない。 それを聴きたいし弾きたくて参加した。 それを話した上で申し訳ないが出発まで詰めた方がいい事を考えた。 俺としては曲の…どう表現したらいい?序奏・提示部・展開部か? わかりやすそうでもっと崩して言うなら、AメロBメロサビ?それを一通り楽譜に忠実に演奏し、客に声掛けしつつ弦楽奏から合奏に大きくしていくのはどうだろうか。 いきなり「みんな一緒に!」は知ってる曲でも難しいのに、特にこの街以外では滅多に演奏されない曲を練習なしじゃ無茶だと判断される可能性もある。 まず、この曲の長さは?正式な演奏形式は? 何もわかってないならタグでもプレでも簡単に指向性つけるのは必須だと俺は思ったが? 意見は出してもらって構わない。 皆で演奏する際の音頭はどのタイミングで?誰が? 決めずにMS任せで行くのかは決めた方がいいと思う。 あとはその指向性を誰のタグ行動に織り込むか? タグ説明書く人は勿論だけど、文字数関係や挙手がいなかったら俺が埋めるのは構わない。 あと、(可能ならの)弦楽奏部分は元楽団員限定で言えばヴァイオリン三本は多すぎる。 俺がその時だけヴィオラ持ちだして「なんちゃって弦楽三重奏」程度には持ち込むつもりではある。 他の弦楽器持ちは自主的な参加でもMSにお任せでも。
シルヴィアさんはタグの準備ありがとうございます! ルーンスさんもご参加!お久しぶりですね!タグの受け持ちありがとうございます!よろしくお願いしますね! >『楽しいひと時のための弦楽』 ふむふむ、イズルさんはこの曲の正式な形式での演奏をしたかったのですね! でしたら2回演奏するのはどうでしょうか! 一回目を第1楽章として、本来の形式での演奏! 二回目を第2楽章として、みんなが参加できる形での演奏! 二回目は徐々にみんなが参加して盛り上げる形でも、はじめからどんと演奏をする形でも良いかなと思っていたりします!
私の方こそ相談を騒がせて申し訳ない。 イズル、やりたいことを丁寧に伝えてくれた事に感謝を。 まず第一に、折角のイベシナだから、イズルのやりたいことを思い切りやってほしい。 その中でイズルの都合と合えばThe Masked Ballに参加して貰えたら嬉しいなと考えていた。 『楽しいひと時のための弦楽』というタイトル自体長いから、曲の合奏についてタグにしておけばその分君の文字数の負担も減るかなと。というのも、君はこの曲を弦楽器で弾くことで何か表現したいロールがあって、其方に文字数を使いたいのではないか?と思っていたんだ。早とちりしてすまない。 楽譜に忠実に再現された『楽しいひと時のための弦楽』をする事については、お祭りの事前準備に復活した楽譜を街の人に共有して貰って練習する事は可能だと思う。当日のみになるならイズルが言ってくれたように一通り楽譜に忠実に演奏し、客に声掛けしつつ弦楽奏から合奏に大きくしていくのも良いと思うし、ワンフレーズだけでも重ねることは出来る。 もし君が曲の演奏について音頭を取る人や指向性を決めたいなら、挙手してくれたルーンスには申し訳ないけれど君に【弦楽】を書いて貰えたら有難いよ(町長への打診はルーンスにお願いする形でも良いと思う)。
>【仮面】 曲調についてはセラフィナと同じく、春らしい華やかなものが良いと思った。 字数の関係で踊りメインが良いかと思ったけれど、確かに薔薇をイメージした曲で統一した後は各々演奏や歌、踊りをするのが良さそうだね。個性が出るし、きっとMSさんが其々のパフォーマンスを上手く絡めて素敵な描写をしてくださるだろう。共通プレも修正してみるよ。 衣装でお揃い要素を出すなら……男女ともにつけられるのは、既に言ってもらっている薔薇の造花かな?それぞれ好きな色で、仮面に飾るでも、コサージュのように胸辺りに着けるでも。 >【弦楽】 街に来る観光客はこの曲に詳しくないだろうし、キオが楽曲解説をしてくれるなら助かるよ。ぜひともお願いしたいな。
本当にいいのなら、【弦楽】の指向性の部分は俺がプレで補うので全体タグ説明部分はそのままルーンスさんが担当して下さい。 演奏形式はエルナさんの意見を骨子に考えてみます。 【仮面】は参加の方向でプレを組みますが衣装に触る以外がどうなるかわからないです。
ざっくりとだが、俺の行動予定だ。 孔雀の魔獣をモチーフにした仮面と擦弦楽器を主に使用。予備の楽器もあり 瞳の色に合わせた淡い紫のバラの飾りをつける 【仮面】では、ツル薔薇の芽吹きと成長をイメージした楽曲を弦楽器で演奏 【弦楽】では、参加者の使用楽器のバランスに応じて、打楽器や管楽器に変更する
>【弦楽】 町長は皆が楽しんでもらうことを趣旨として僕達を招待してるんだし、一粒で二度美味しい的でいいじゃない。 忠実に再現した曲を楽しんでもらった後、今度は皆でやろうよっていうのは十分ありだし、町長も喜ぶんじゃないかな。 音楽の基本は音を楽しむこと、だしね! それぞれの楽しさは違ってて当たり前なんだし、楽しみの幅が広がるエルナの案、僕はいいと思うよ! まあ、僕は当初の予定通り、町長にやっほーしに行くので、その辺りはやっておくよ。
>【弦楽】 イズルさん、ルーンスさんありがとうございます! 指向性やタグ説明等々お願いしますね! 何かプレイングで分担できるところなどありましたら言っていただければ、明日のお昼位までなら対応できるかなと思います! >【仮面】 私の仮面につける造花はオレンジの薔薇にしようかなと思います! 最後の【弦楽】での演奏の時には青薔薇と青い鳥の飾りの仮面に付け替えてみたりしたいですね!
【仮面】と【弦楽】のタグありがとうございます。 私は弦楽器は演奏出来ないですが、歌は事前に楽譜を見れば対応出来ますので 皆で歌う際の音頭を取る人が必要であれば対応出来ます。 明日は一日、ぎりぎりまで対応出来ますのでお声掛け頂ければ。 【仮面】については白薔薇モチーフで行きたいなと考えています。
二回演奏案についても触れたつもりが書き込みから抜けていた、ごめん……!( 両方の形式を楽しめるのは良いね。エルナは妙案ありがとう。 イズルは【弦楽】の指向性の部分を、ルーンスは共通部分をよろしく頼むよ。 >【仮面】 テテリカの楽曲イメージ、格好良いね。【弦楽】での楽器変更も有難い。 奏でる曲によって仮面を変えるのも楽しそうだ。音頭についてはイズルの反応待ちかな。 取り急ぎ共通プレを。主体のパフォーマンスを決めなくなったというだけだけど念のため載せておくね。 ―――― 【仮面】 1.音楽会にThe Masked Ballとして参加 仮面や衣装は各自プレ参照 テーマは「薔薇」 各々の演奏や歌、踊りを合わせる 【弦楽】に参加 ―――― 私の仮面は今までの公演と同じく紅薔薇を付ける予定。 衣装もそれに合わせようかなと思っているよ。
>【仮面】 あ。俺は自分のパートで歌も入れるよ。 薔薇は色々あるし、皆それぞれで自身の薔薇を表現してもいいんじゃないかと思って。 一応歌詞だけ載せるよ。 Roi du rose 夏薔薇をどうぞ これは約束の証 あなたへ華やぐ輝きを贈りましょう Mademoiselle du rose 冬薔薇を贈りましょう これは誓いの証 あなたの華やぐ輝きを守りましょう Roseraie 約束の薔薇は夏を歌う Roseraie 誓いの薔薇は冬を歌う 約束と誓い結ぶ薔薇の歌 輝く薔薇を歌いましょう
>【仮面】 素敵な歌詞だね。予祝祭の要素も入れて貰って感謝しきりだ。 当日のヴィナスの歌も楽しみにしているよ。
【仮面】と【弦楽】のタグ、助かる。感謝を。 >【仮面】 いつもの鴉の仮面に、エルナと被ってしまうがオレンジの薔薇を添えようかと。意味が気に入ったので。
直前でごめんね。 【弦楽】だけ参加させてもらおうかな。 竹笛で音を添えさせてもらうね。