寿司とライトと時限装置
九蓮宝燈
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オープニング
春、夏と続いた特需も、テラリウムのランタンが街々を彩った収穫祭も落ち着き、『神匠』ヴィンダールヴルはようやくながら作業をしないで食事をとれるようになった。
(これ以上は腹に何か入れねぇと考えがまとまらん)
ヴィンダールヴルが今頭を悩ませているのは、冒険者たちのための新しい道具のこと。
閃光塗弾の開発の途中、冒険者の意見を集めたところ、閃光塗弾に盛り込むことはできなかったが、捨てるには惜しいアイデアがたくさん出ていた。
その中で今からでも別の道具として拾い上げられる手立てはないか。
少し余裕のできたヴィンダールヴルは、そのように考えていたのだ。
需要が見込まれ、かつ実現の可能性が高いとヴィンダールヴルが見ているのは大きく二つ。
まず一つ目は『高性能照明』。
既存の照明では実現の難しそうな、オンオフの瞬時の切り替えは優先度が高いと思ってよいのではないかとヴィンダールヴルは考えている。
そして、光の色の変更。光は色を変えると性質が変わるのだとヴィンダールヴルに教えてくれた者がいた。そして、光を使った信号という手法。それを使うにも、色を変えられると都合がいい。
ここまでを一個にまとめるのは、高額化・大型化・重量化というデメリットさえ呑めれば実現は可能そうだというのがヴィンダールヴルの見立てである。
しかし、それらと同時の実現は不可能なものの、希望する意見が多かった機能があった。
手元がフリーになる形状。つまり、腕輪や鉢巻きのように、ベルトで体の一部に固定する『小型』の照明という案である。
そして指向性。光を全方位に拡散させては敵に見つかるリスクが高まる。使用者が意図した方向・範囲だけ照らしたいのだ、という意見があった。
そこからさらに踏み込んで、投げるなどして体から離して視界を確保しつつ、使用者自身は闇に紛れるようにしたい、という意見もあった。
つまるところ、高性能照明を実現するのに必要なのは機能の取捨選択、組み合わせである。
単体のアイデアであれば既存の照明で代用できそうなものもあるが、大事なのは組み合わせなのだ。
例えば身から離して使うだけなら既存の照明でいいが、夜煌石では光量が足りず、ランタンでは破損や火災の可能性があり、そしてそのどちらも任意の色にはしづらい。
指向性をもたせるだけなら使用者の工夫でなんとかなるが、瞬時にオンオフは難しい。
そういった問題点を解決したくて、新しい照明器具が望まれている。そういう話である。
もう一つは『時限式爆破装置』。
もっとも、ロスガリア大陸の今の技術力では、敵にダメージを与えられるような爆弾は作れない。
もともとは閃光塗弾を時間差で爆発させられないかというアイデアだった。
機構が複雑化するため、閃光塗弾に盛り込もうとすると大型化が避けられなかった。なので、『手投げできるようにしてほしい』という意見のほうが通って小型化が優先されたのだ。
が、『どうやって爆破させるか』さえクリアできれば、外付けで閃光塗弾にそういう機能をつけるのは可能ではないかとヴィンダールヴルは考えた。
それに、別に閃光塗弾にしか使えないというわけでもないだろう。
冒険者たちなら思いも寄らないような面白い使い方をしてくれるだろう、と考えると、ヴィンダールヴルは期待を止められなくなってしまうのだ。
どちらを実現するか。いや、どちらを先に手をつけるか……。
それがヴィンダールヴルの目下の悩みである。
街に出たヴィンダールヴルは足の向くまま適当に歩き、とうとう港まで来ていた。
そこで見慣れない食事どころができているのに気づく。
興味を引かれたヴィンダールヴルは、天井近くから手ぬぐいのような布が垂れているだけで門扉が開け放たれている入り口から中へと入ってみた。
「へいらっしゃい」
店内では黒髪のヒューマンの料理人がカウンターの中で魚をさばいていた。
調理場に置かれたたらいの中ではまだ魚か何かが生きているのか、かすかに水音が聞こえる。
「珍しい雰囲気だな。ここは何を出す店なんだ」
「寿司というシャルガネの料理を出す店でさァ。見ての通り、開店したばかりでまだ流行ってはおりやせんけどね」
なるほど、ヴィンダールヴル以外にまだ客の姿はない。ヴィンダールヴルが席に着くと、料理人が温かい緑の茶とおしぼりを出してくれた。
「寿司っつうもんは初めて食うな。どういったもんか想像もつかねぇから適当にオススメで頼む。それと料理にあわせて酒も見繕ってくれや」
ざっくり注文して手持ち無沙汰になったヴィンダールヴルは、鞄から先ほどの書類を取り出し、なんとはなしに眺めていた。
すると表で人の気配が。
ふと見ると、冒険者らしき通行人が数人店の前を歩いていた。
ヴィンダールヴルは入り口の布――暖簾というらしい――をめくって声をかけた。
「よぅ。お前ら、飯をおごってやるからなんかいい案出してくれや」
とはいうものの、中には連れが後から来る者もいた。グループのうち一人だけ誰かにおごってもらうというわけにはいかないので、冒険者は断ろうとした。
「なに。十人二十人になっても構わねぇよ。俺ァ、宵越しの金は持たねぇ主義なんだ」
ヴィンダールヴルは料理人に革袋を渡した。
「その金で食えるだけ、これから来るヤツ全員に料理を出してやってくれ」
ヴィンダールヴル、ノリで貸切宣言。
店の座席はあと二十超ほど。果たして、これから誰が来るか……。
解説
マスターより
リプレイ
踊る子熊亭のピンチョスからもうかがえるように、ここリブラネスタは海鮮を名産物としている。
寿司とはシャルガネに起源を持つ海鮮料理である。
「おー、これが寿司かぁ。よく知らんが、生魚の切り身を主食と一緒に食うのだろう? 生魚を食ったことないわけではないが、あれは上手く捌かねば食えたもんじゃないからなぁ」
ヴィンダールヴルに呼び込まれた冒険者の一人、エルフの傭兵シグルド・オルセンが席に着く。
シグルドが話していると、先に店に来ていたヨル・スレイマンの前にその解説通りの料理が運ばれてきた。
「生の魚をご飯に乗せて食べるのってちょっと勇気いるね⋯⋯」
魚は傷みやすく、下手な食べ方をすると腹を壊すもの。鯛だという、紅を差した白身の寿司をおそるおそる口に運ぶ。
「わ、美味しい」
ヨルの口の中に魚の旨味と歯ごたえ、そしてそれを引き立てるピリリとして清涼感のある香辛料と、甘酸っぱく味付けされた飯の味が広がった。
「食中りの可能性がある以上は生食は忌避されるべきものであるが、水揚げされたばかりの魚で鮮度を保ち、酢を米に混ぜることで腐敗を防いでいる。他にも秘訣があるだろう」
食の探究者ストレガ・L・リベルガストラは小皿に醤油を垂らして周囲の冒険者たちの前に配りつつ解説を加える。
「あ、魚脂は緑茶で落ちるのだ。次を食べる前に飲むといいのだ」
店主が珍しい緑色の茶を出している理由はそれらしい。
「お寿司って、港町のエスト・ポーラでも新鮮な魚介使ってできそうですね……ちょっとお義母様に提案してみようかな?」
エスト・ポーラの商家の令嬢で、現在はパンクリアース学園の生徒会にて庶務を務めるリサ・ベイカーがつぶやく。
「おや、リサさんですか。こんなところで会うとは奇遇ですね」
試しに受けた編入試験に合格し、リサと同じくパンクリアース学園生となったヴィルヘルミナが挨拶した。
「ヴィルヘルミナさんもお食事ですか?」
「ええ。多少料理を嗜む者としては気になります」
リサが隣の席を空け、ヴィルヘルミナがそこに腰を下ろす。
「僕も丁度、お寿司をいろいろ食べてみたかったんだ!!」
ララベル・サン・ディーベルは壁に掛かっている板に書かれた具材の名前を眺める。
「雲丹といくら、お願いします!」
好みのネタを注文し、おしぼりで手を拭って待つ。
「奢り……結構な人数だな。宵越しの金、本当になくなってしまうのでは……」
続々と招かれて入ってくる冒険者を見て、サマエラ=フォリウムがヴィンダールヴルの財布を心配した。
「いや、構わないと言われているのに、遠慮するのも失礼か。私もありがたく、頂くとしよう」
しかしヴィンダールヴルの侠気に敬意を表して、ツブ貝、鮃、鮟肝を注文。
ベルク・オスマットは別にやけ酒でもないが、せっかくなのであれこれと注文していた。
「酒! 寿司! ただ酒! ただ飯! 食わずにはいられない!!」
ベルクのお父さんもこんな感じだったのかはさておき。
●高性能照明
「ご馳走になります」
エヴァン・ピオネロがヴィンダールヴルと板前に深々とお辞儀。
一緒に入ってきたアルマ・ヴァレンタインが、挨拶のあと冒険者に聞き取りをしてイメージ映像を店の壁に次々と念写。
話し合いは投影された画像をもとにある程度の共通認識をもってすすめられた。
バーネット・フォーサイスはあとから見返せるように議事録をつけてくれていた。
最初の話題は『高性能照明』について。
最も希望が多かった機能は、手早いオンオフ、次に指向性。
「個人的には指向性を持たせた、オンオフつきは魅力的ですね。どうやるか? ですけど……」
リサが話を切り出すと、次々と意見が出てきた。
「従軍経験者・学者としての知見を新型照明開発に活用したく参じた」
ナタリア・フィッツジェラルドは、寿司が目当てというだけではないようだ。
「サーモン、欲を言えば鮭を使ったものはないか?」
ナタリアは板前に注文する。鮭は今が旬で、脂がのって美味である。それだけではなく……。
「我が先祖の地の伝承には、鮭を食せば異界の知識が得られるという話がある。相談で有意義な知恵を提供するための縁起担ぎだ」
ナタリアと同行してきた友人のハルハン・ツァガーンナルも、ナタリアに倣って鮭の寿司を注文。
程なくして、海苔で作った筒の中に細かく刻まれた鮭の身と卵を和えたものを盛り、柚子の皮と炒った榛の実のかけらで飾った寿司が運ばれてきた。
この鮭は衛生上の理由から一度凍らせて削ったものらしい。
「うっ……! 何か鼻にツーンときました……!」
ツァガーンナルが鼻を押さえる。
「でも美味しいです! シャルガネ特有の薬味でしょうか。ナタリアは、平気ですか?」
「これは山葵というものだね」
ナタリアはお茶を飲んで口の中を流していた。
「これの濃くて丸い部分って、少し眼に似ていますよね」
ツァガーンナルが寿司の具を見て言う。
「照明も、このイクラや眼みたいに、一部だけ穴を開けた形状なら、指向性を。照明のオン・オフは、目蓋を閉じるように蓋をできれば、光を閉じ込めてオフにできるでしょうか?」
「筒状の内部によく磨いた金属片で鏡のようにした四角錐か円錐を入れて、その前に発光塗料を入れるとか?」
リサが言うと、アルマがイメージを投影。筒の開口部の片方にカップ状の構造物をはめ込むのだ。テカりで光を反射させて一方向に集め、指向性を持たせるというもの。
「蓋はボタンで跳ね上げる形式なら、できる気がします。発光体使い捨て、取り替え式なら連続使用は短くとも、ある程度は実用できるかな? と」
イメージにパカパカ開閉する蓋が追加される。
リサのアイデアそのままのものを、シルク・メイプルリーフは具体的な形に思い描いていた。
シルクが提案したのはミニマグロ型照明『魚ライッ』。寿司屋だけに。
メッキでテカらせた筒に光源を入れ、口が開閉するマグロのぬいぐるみに仕込むというアイデアだ。
光源そのものはつけっぱなしで、蓋の開閉にてオンオフを切り替えるというもの。
「この方法なら素早くオンオフできて地面に投げてもぬいぐるみの綿で壊れません」
「奇抜な案かと思やぁ、実用性のある話じゃねぇか」
ヴィンダールヴルはシルクにご褒美とばかりにお酌。『もっきり』という、枡に杯を入れ、杯のほうにこぼれるほどになみなみと酒を注ぐ作法である。
酒が大量の寿司とともに消滅した。シルクの体のどこにこれだけの寿司が入ったのか。
そして、この一杯があんな事態を引き起こすなんて……。
バーネットの注文の品が運ばれてきた。
卵焼き、煮穴子、茹で蟹といった加熱された食べやすいものと、人気ネタの鮪やハマチのシンプルな握りの盛り合わせと米酒である。
「このジュースはなかなか悪くないぜ」
ヴィンダールヴルが横からコメント。バーネットがキュッとあおると、ワイン程度の強さの酒の味が。
「ぷはぁ、米の酒……っと、ジュースも悪くないな」
板前は、子供じゃないよな? というような不安げな視線をチラリとバーネットに向けつつ、寡黙に寿司を握り続けた。
「いい飲みっぷりだな!」
「奢りってことなら是非もなし。まぁ、飯代くらいの貢献はするさ」
バーネットはヴィンダールヴルが見ている横で紙に図を描く。
複数の羽による回転式ブラインドを取りつけ、その開閉でのオンオフや光量調整する仕組みだ。
「開閉でオンオフや光量調整ができるって寸法だ」
「ほう。蓋をパカパカするよりは本体外の余白を必要としねぇのがいいな」
「光源を消さなくてもいいから、小型化もしやすい……と思う」
複雑な機構であるが、そういう構造の目を持った生物を参考にすれば形にはできるかもしれない。
サマエラは口の中に残る味を熱い茶で流して意見を出した。
彼女の希望は、水中で使える照明が最優先。現時点では夜煌石という選択肢があるものの、読書を前提とした道具であるため、手元をほのかに照らすぐらいの光量しかないのだ。
「目も耳も、体の感覚も、地上とはやはり全く違ってくるので……多少でも行動しやすさに繋がるものは、非常に助かりそうだ」
そして何より、水中ではしゃべれないというのが、味方同士で連携をとる上で大きな問題である。
「その意味では、味方との連絡手段になり得る要素も、あれば嬉しい」
なので次点の希望は色の変更であるとヴィンダールヴルに告げる。
ストレガも似た意見だった。
「体から離して使え、水中で使えるもの。泳ぎながら照らすことはできないのだ。それに、暗い中で水中に入ることもあるかもしれないのだ」
ストレガはサマエラが頼んだのと同じ鮟肝の寿司を指す。鮟鱇は光の届かない深い海に住むという。冒険者はそのような場所で戦うこともある。
「むぐ、だいじょうぶ、ちゃんと意見出しはするよぉ」
ヨルが寿司を嚥下した。彼に届けられたのは烏賊の三種盛り。酒にあいそうな沖漬けなどを食べながらも、今までの流れをきちんと聞いていた。
「どれに特化しても需要ありそう。最終的にシンプルなほうが使い勝手はよさそうな気はするね」
冒険者の仕事は多岐にわたる。複雑な機能を盛り込むよりは単純なものを工夫して使うほうが応用が利くというのはよくあること。
「色信号は便利だけど、明滅パターンで連絡もできなくはない」
ラモンがヨルの意見に同意を示し、より具体的にする。
「誰かに向かって光を当てる、遮る、当てる。この光の長さで、遠くの方に意図を伝えることが可能になるのではと。例えばこれなら『要救助』とか」
ラモンがおしぼりを筒に見立て、手で先端を叩いて見せた。光る時間の長短・休止の組み合わせで、視覚を使って声の届かない場所に連絡するという方法だ。
「蓋の開閉での手動ならなんとかなるかもしれんな」
戦略的には細かい符丁のほうが詳しく情報を伝えられるが、戦闘中に使うことを想定するなら色を変えるほうが早くて便利ではある。五秒もあれば行動が一巡するからだ。
「それにしても……ふむ、独特の香りがありながらも濃厚……実に、美味です」
ラモンが雲丹の寿司をぱくりと口に入れて味わい、飲み込んで一言。
「いやはや、冒険者とはとっても美味しいお仕事ですね」
カウンター席のエル=バ=ノイアンは鮃の縁側が気に入ってそればかりを食べていた。
「信号を出すのと手元をフリーする、か……。指向性を持たせるのは今回切り捨てだな」
「そうか? 俺は指向性はあったほうがいいな。即時のオンオフは賛成だけどな」
隣に座っていた海神・江流が、熱い緑茶を飲みながら相づちを打つ。
江流の前の板には鰤、ハマチ、そして鯵の握りが載っていた。
「俺たちの場合は暗視やエンライトがあるから視界確保より、光を認識させて、信号に使えそうに思うんでね」
江流が言う。
ノイアンは湯気の立つ茶を飲んでつけ加える。
「信号……。腕輪か首飾りの形で円盤状の……ボタンを押すとシャッターが閉じるようにすれば、明滅は再現できるだろうか」
二人の後方のテーブル席にシルヴィア・A・カペルがいた。
(以前食べたなめろうは美味しかったな)
と、鯵と白米酒を注文するために振り返ったところ、見知った者がいたので合流しようとした。
「前言ってたことについてなんだけどさ」
「ん?」
「惚れてしまったんだからしょうがないってやつ」
ノイアンが咽せる。
「江流、声を……声をもう少し小さく」
ノイアンが止めるも、すでにそれはシルヴィアの耳に入ってしまっていた。
(惚れてしまった?)
ノイアンが、誰に!?
シルヴィアは声をかけずに元の席に戻る。ちょうど酒が届いたので、落ち着くために一口。
男二人はシルヴィアに気づいていないのか、会話を続けている。
「……俺だって、気恥ずかしく思うことくらい、ある」
「あそこまできっぱり言い切れるなら応援したくなったかなぁ」
シルヴィアの徳利を持つ手が震えた。
(江流が、応援……それだけ本気ということ?)
「応援、か。まあ、彼女と親しい人間にそう言われるのは心強いな……」
ノイアンが追加情報をもたらすが、シルヴィアは特定にはいたらない。
(候補が……多い!)
性別で絞れるとはいえ、江流の交友関係は広かったからだ。
その中でノイアンの意中の人は誰なのか、頭が真っ白になってしまったシルヴィアには思いつけなかった。
しかし以前、シルヴィアは江流にノイアンとの関係について相談していたのだ。
(いや、でもひょっとして……都合のいいように考えると……いやまさか……でも……)
江流と親しい女性という条件は自分にも当てはまる。
鯵の寿司が運ばれてくるが、シルヴィアはこれ以上この場にいることにとても耐えられそうになかった。
「すまないが、包んでもらえない……かな」
シルヴィアは紙に何かを書きつけると、慌てて席を立った。
「ん、誰か腹痛か?」
その気配にノイアンが振り返る。その誰かはすでに立ち去ったあとだった。
「シルヴィだよ」
こともなげに江流が言うと、ノイアンは目を白黒させた。
「!? 江流、お前気づいてたな……!?」
「あーら、言わなかったっけか?」
ころころと笑う江流。
ふと、シルヴィアがいた席に何かあるのがノイアンの目に留まった。
(忘れ物か?)
シルヴィアが置いていった紙片には、彼女の筆跡で『手元がフリーになる・照らす方向に指向性がある高性能照明がほしい』と書かれていた。
そんな騒動からやや離れたところ。雲丹とイクラを食べ終えたララベルはオススメの海鮮巻きに取りかかっていた。
「開発の方はいろんな意見が出てて、目移りしちゃうね……でもこの中だと、オンオフができて色を変えられるというのが、使い方の幅もあってよさそうな気がする。水中でも使えるとなおいいかな」
どちらかというとララベルもシンプル派。
ヴィント迷宮の存在もあり、水中という意見も人気のようだ。
「試作一号は極力汎用性重視、オンオフ機能と指向性のみを採用するべきだと思う」
ナタリアが炙り鮭の握りを受け取りながら言った。
「革新的技術は既存技術の研磨の反復にあり。言わば将来の試行錯誤のための叩き台だ。色の変更や水中はデータがとれてからでいいのではないか」
ヴィンダールヴルもいろいろな意見が出、そして全ての意見を採用しきれるはずもないことは覚悟していた。
「そうだな。最低限でいいからすぐほしいのか、それとも時間がかかってもいいから高機能にしたいかは意見が割れそうだ」
しかし拡張性を持たせてるとして、外づけで機能を持たせようとすると、持ち込む物品の数が増えて鞄を圧迫するのが難点か……。
●時限装置
悠人・ラドルファスの前にはすでに数枚の板が重ねられていた。悠人は最初こそ定番の鮪や鮭を食べていたが、後半は鰻ばかりを注文していたことが、上のほうの板にタレが付着していることからわかる。
(あの爺さんいつも元気だな)
遠慮なく寿司を頼みながら、冒険者たちの席を回っていろいろと聞き出しているヴィンダールヴルを遠目に眺めていた。
待っているとヴィンダールヴルが来て、悠人にも意見を求めた。
「お前はどんなものがほしい?」
「あるものよりないもののほうを優先してほしい」
照明自体はすでにいくつかのバリエーションが流通しているが、時限装置は現在類似品が存在しないことから、時限装置のほうを先に作ってほしい、と悠人は言う。
「ついでに、爆発の威力を加減することはできる?」
敵に単体でダメージを与えることはできないと聞いていたので、強くすることは無理だろうが、弱くする方向ならできるのではないか、と悠人は考えた。
「蒸留酒の袋に穴を開けてこぼして引火させる罠に利用したい」
「貴重な酒を、もったいねぇ話だな」
蒸留酒はあまりにもアルコール度数が高いので火がつくという話がある。
「閃光塗弾の塗料の代わりに油でも仕込めば焼くことはできそうですが」
酒がダメなら、とヴィルヘルミナが代案を出す。
「もっと可燃性が高ければちょっとした火花でも燃えあがりそうです。需要と言われると怪しいですけど」
「決戦だったら燃える水が使えることもあるからな。全く使いどころがねぇというわけでもない」
ヴィルヘルミナの仮定にヴィンダールヴルが答えた。燃える水が使えれば、フランベどころではない火力でそれを実行することができるだろう。
ちなみにヨルは水を入れて消火用途で考えていたので言いにくそうにしていた。
「俺個人的には時限装置めちゃくちゃほしいなー、できるだけシンプルに何にでも使えると、悪戯しがいがありそうだ」
苦笑しながらそれだけ言った。
「煙とかは? シューターのスキルにあるような」
と、ヴィルヘルミナ。
「他にもそれ自体で木の板に穴開けられるといいかもね。外から施設内に強襲するときにのぞき穴みたいにできそうだし」
悠人の構想をすぐ近くで聞いていたララベルが加わってきた。
「ハンマー状のものでセットしたものをぶっ叩く仕掛けならできそうだね!」
ララベルは用途ではなく構造のほうを考えていた。こちらも応用を考える上で重要な要素だからだ。
エルシー・サリバンとネーヴェ・グラヌローザは定番の握り寿司ではないものに目星をつけていた。その理由は、エルシーはいろいろな種類の魚介を食べたかったから。
「海苔も好きなの……海鮮巻き、海鮮丼もいい? 山葵をきかせてね!」
「ふふ、お寿司を頂くのは初めてですわ」
注文してしばらく待つと、魚の切り身や海老や貝、大葉の千切りや刻み海苔がちらされた海鮮丼が到着した。
「これは何と言うお魚ですの? ……鮪、ですか? 綺麗な赤身……」
ネーヴェが濃い赤色の魚肉について尋ねると、板前はそう答えた。
「私もいつか獲ることができるでしょうか……」
板前によると鮪はとても大きな魚だそうだ。ネーヴェの細腕で釣れるのかと思われるが、授恵者はとても力持ちなのできっと大丈夫だろう。
「海鮮丼でしたら私たちにも作れそうですね。エル、今度睡狼でも作ってみませんか? お魚は私が獲ってまいりますわ」
「ネネの釣った魚で!」
ネーヴェの勇ましい宣言にエルシーはこくこくと頷く。
エルシーは、席を回ってきたヴィンダールヴルのぐい呑みに米酒をお酌。
「ヴィンダールヴルさん太っ腹! まさに大人だよ!」
なみなみと注がれた酒を一気に飲み干し、ヴィンダールヴルはエルシーたちにも意見を聞く。
「閃光塗弾にタイマーをという案が出てるよね? 缶のピン部分をゼンマイ式に変更して、半回転なら五秒、五回転なら五十秒とか、巻き数で時間調整できたら便利だと思うの、どうかな?」
「時計やオルゴールの機構だな」
時計はドワーフ王国や辺境都市群などの工芸品として存在している。エルシーの言う機構は技術的には不可能ではない。
エルシーとネーヴェはハイタッチして、ここから先はネーヴェが引き継ぐ。
「さらに、ですけれど。そのゼンマイを巻く取手部分をスイッチとしては如何でしょうか?」
アルマが来て、ヴィンダールヴルが持っていた懐中時計を参考にイメージを投影してくれた。
「刺さった状態ですと機能せず、抜くとカウントダウンを開始する仕組みにすれば取り扱いやすいかと。再度挿せばまた止まるという機構にすれば事故防止にもなりましょうか」
たしかに閃光塗弾は暴発すれば味方が不利になり得る道具である。事故防止機能はあるにこしたことはない。
「嬢ちゃんたちの言うことはできるっちゃできるんだが、それを採用した場合、爆弾にしたら泣きたくなるような値段になりそうだな……」
そういった機構は熟練工の血と汗の結晶である。
ベアトリーチェ・カロッサは別のアプローチを考えていたが……。
「タイマー機能がある紋具を装着すればいいのでは……と思いましたが、お値段の問題は解決しませんね」
ナタリアも紋具という手段を考えていた。
「紋具で遠隔操作して起爆ということも、技術面ではなく値段の面で厳しいか」
店に置くとしても売る気のない値段になってしまうかもしれない。きっとポピーは仕入れてくれないだろう。
「ゼンマイ式なら、細かい時間調整はできんだろうが、ピンとネジを繋ぐ紐の長さでおおまかになら調整できそうだと思ったが」
板前から河豚の握りと鰭酒を受け取りながらベルクが考えこんだ。
「まぁ一番簡単なのは長めの導火線をつけて容器の中に仕込む方式だろうな。油を浸した導火線なら火も消えにくくできるだろうが」
「そうだな。そっちのほうが現実的だろうな。糸なり線香なりを仕込んで……その長さで時間もある程度調整できるかもしれんが、まぁ機能が多くなると開発も大変になるからな……」
ヴィンダールヴルは考えこんだ。
「時限となると仕掛ける側に高度な技術が必要なのだ。無策だと悪戯にしかならないのだ」
ストレガの異議は的を射ていた。
「そいつはそのとおりだなぁ」
「蔓やロープで相手を引っ掛けて使うトラップと選択できると確実だな」
冒険者の希望はなるべく多く容れたいが、機能が多くなればそれだけ多くの依頼を発注せざるを得なくなり、冒険者に負担となって返ってくる。バランスが難しいと感じている。
●その他
「私、常々考えていたんですよね」
話題が途切れたとき、ゼラルム・エルホワイトが湯飲みを卓に置きながら切り出した。
「ビッグオウムによる既存の人員輸送は些か効率が悪いな、と」
つまり、人を降ろすために着陸・再離陸という工程が必要で、時間がかかるのみならず、そのことがオウムを危険にさらすとされ、激戦区での使用が禁止されていることを問題視しているのだ。
そこでゼラルムが考案したのは『落下傘』である。
上空で乗員が降りる方法ならば、オウムは着陸せずに高所で反転すればいいだけ。
危険な方法ではあるが、使用者を頑丈な授恵者のみに絞って想定し、要所要所に新素材『母蜘蛛糸』を使うことで故障のリスクを軽減させればどうか、という提案である。
「ここぞと言うときにのみ使用するならば高額化も取るに足らないでしょう。ギルドが所有して大規模な作戦を敢行するときに貸与してくれればいいんです」
ゼラルムが語った内容は今までロスガリアに存在しない概念だった。
「斬新な発想だな。理解を得るのは難しいかもしれねぇな……」
勇気ある個人が試すならともかく、製品として開発するには地盤がなさそうだ。
湯飲みを置いて、食べ終えたシグルドが口を開いた。
「さて、何か更に案を出せばいいのか?」
シグルドがほしいと思ったのは動物に牽かせる少人数用のソリのようなもの。帝国の報奨の荷馬車ほど大きくないものだ。
「それくらいのものだったら、お前らで持ち込まずとも依頼者やギルドが貸してくれることもあるんじゃねぇか?」
ありふれた日用品であれば、事前準備が可能な依頼なら貸与申請が認められることもある。
夕霧はバーネットがつけていた議事録を借りて読み、一声。
「ふむ、面白い考えであるな!」
すでに出た案を整理するだけで、新アイテムの開発には十分に思えた。
なので、夕霧はヒカリゴケの塗料の活用を提案した。
「時間で発色・退色するインクがあれば、およそじゃが太陽が見えないところでも時間を知ることができる……なんて面白いのではあるまいか」
依頼において分担して何分後に集合という話になっても、正確な時間を計るすべが冒険者にはないからだ。
「あるいは、一定時間で書いた内容が消えてしまう塗料なぞも使い道はいろいろと考えられそうであるな!」
ヒカリゴケの一定時間で光を失う性質を利用しようという案だ。その考えにベアトリーチェが賛同した。
「秘密のインクがほしいなと思っていました」
ベアトリーチェの案は、ヒカリゴケの光る成分を抽出した透明なインク。
暗いところに置くなどすると文字が浮かび上がり、秘密のメッセージをやりとりできるというものだ。
「なるほどな。しかし内緒のやりとりをしてぇんなら、いつでも店で買えるよりかは、もっと入手手段が限られているほうが効果的じゃねぇか?」
今のところ予定はないが、どこかの機会に限定品として配るほうがいいのではないか、というのがヴィンダールヴルの考えだ。
ベアトリーチェの色とりどりの桧扇貝の握りと、夕霧の茶碗蒸しが到着。
「奢りの寿司、ありがたく頂くのである」
夕霧がヴィンダールヴルにお礼を言った。
「おぅ。腹いっぱい食ってくれな」
「口の中でほぐれて甘みもすごいです」
エヴァンは旬の車海老の握りを堪能中。
成長期であるエヴァンは、冒険者にも人気の雲丹イクラを始め、鮑や石鯛など高級食材を次々注文。二貫ずつ盛られたそれらを、友達感覚な恋人のアルマと一貫ずつ分けあっている。
ここの寿司はプロ顔負けの調理の腕と味覚をもつアルマも大満足の味だった。
アルマがエヴァンの口元を拭いていたら、握りたての大トロが二人の前に置かれた。
「マグロ! ご期待ください!」
アルマが何かの広告のような冗句を飛ばしていると、ヴィンダールヴルが回ってきて彼らの順番になった。
エヴァンは図に書きつつ、既存の閃光塗弾のアレンジを提案。
「内袋に仕切りをつけたり、一の袋の破裂の衝撃や突起物を仕込むなどして二の袋が破裂するような、二回発光する仕掛けは可能でしょうか?」
「できあがった閃光塗弾に手を加えるのは難しいから、やるとしたら外づけで解決することになるな」
エヴァンは合図としての用途を想定していたので、照明とやや競合するとも言える。
「ボクの提案は時限発動を仕込んだ装置をカタパルトなりで打ち上げてパーッと光る花火!」
アルマが念写でイメージを映しながら提案する。
「形にもこだわれるならお貴族サマの紋章とか彩るようにしたらウケもよさそうな感じ?」
実現すれば祭りを彩る華となりそうだ。
「花火は実は紋具の分野で、俺の守備範囲外なんだよな」
ヴィンダールヴルは申し訳なさそうに言った。絶対に無理ではないものの、別の人間に引き継ぐことが必須となる。
パヴェル・A・サムルガチェフは、ヴィンダールヴルと会うのは久しぶりだったかもしれない。
「いやぁ。作る武器も、爺さんの生き方も渋くて、格好いいねぇ」
と、ヴィンダールヴルのファンであると伝え、褒めつつ清酒を摘まんで笑う。
「ありがたいねぇ。で? お前がほしいものはなんだ?」
ヴィンダールヴルが酌を返しつつ問うと、パヴェルは苦々しく切り出した。
「昔、ハーフビーストってだけで冒険者の身分を伝えてもわかってくれねぇ奴がいてよ……」
よって、冒険者という身分を証明できるような装飾品がほしい、と言う。
「紙だと粗悪になりやすいしよ。エーテルで正偽判定ができるようなアクセサリーだと嬉しいんだが」
実は、冒険者には登録の際に『冒険者登録完了証』が発行されている。ギルド支部に置いてある紋具にかざすとギルドの印章が浮き出る仕組みで、証書自体の正偽判定は可能だ。紙ではあるが、パヴェルの希望に近いものは存在するのだ。
しかし、技術的に持ってきた本人と登録者が一致しているか調べる方法はない。そもそも身分が疑われている状況なら、どうせ盗品だろうと言われてしまっては反証できないという程度のものなのだ。
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ヴィンダールヴルは枡を卓に置いて髭をなでた。
「特別なことをしなくても今ある手札で作れるのは、開閉する蓋のついた指向性のある照明だな。たいして時間がかからねぇヤツからまず作るというのはどうだ? 追加の機能についてはおいおい考えよう」
彼がこれを決断したのはナタリアの言が響いたためである。
「これだけなら、そうだな……三つほど依頼を受けてくれりゃ量産が可能だ。機能を追加したいなら……解決すべき技術的な問題があるからな。一つにつき依頼も一つほど増える。増やせるのは、色を替えるキャップと水中で使えるようにする機能の二つだ」
色替えキャップは既存の色ガラスでは透明度が足りず、新素材が必要で、探しに行かねばならない。
水中ではヒカリゴケより夜煌石のほうがいくらかマシである。いずれにしても光量がやや不足気味で、色替えキャップ前提ならなおさらである。そしてできれば体から離しても使えるような、新しい光源用素材が必要だ。
つまり、最低限の機能を持たせるなら依頼三つ。フルスペックなら依頼五つ以上ということだ。
「追加の二つを発注してほしいかは、最初の三つをこなしながらゆっくり考えてくれりゃぁいい」
ハンズフリーはベルトにつるすなどでおのおの工夫してもらうことになるかもしれない。
「時限装置だが、ゼンマイ式や紋具式は価格が高くなりすぎる。数も生産できねぇから、使い捨てにするのは望ましくねぇな」
不可能ではないが、量産して店で売れるほどの数と価格にはできなさそう。
「狐の嬢ちゃんが言ってた、糸か線香かを燃やして時間差で内部の装置を起動するようなものなら現実的だな。途中で止めるというのはできねぇが」
と、すると、どうしても原始的な仕組みになってしまうので、提案された機能のうち高度な技術が必要なものは実装が難しい、ということになってしまう。
「俺からお前らに聞きたいのは三つ。提案よりも機能がショボくなるのを受け入れられるか。着火から起爆までの時間がどれくらいほしいか。それと、ロープの罠や爆発力の調整の機能がほしい場合、照明と同じように依頼が増えるが、受けてくれるかどうかだ」
そして、閃光塗弾のように状況に応じて機能を切り替えるにしても、基本と発展の二通りの使い方が限度だろうとヴィンダールヴルは付け加えた。
「すまねぇがこれは各々持ち帰って、後日もう一度聞かせてくれ。照明の依頼のついでに聞かせてもらえりゃ助かるぜ」
かくして会合はお開きとなった。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:無し25 / 4〜25人
2021年11月27日 00時09分43秒 公開
参加者
相談掲示板
タダ飯と聞いて飛び出すラモンと申します。お気軽にモンチョとお呼びください。 もしかして冒険者とはとっても美味しい職業だったのではと考える今日この頃。よろしくお願いしますね。 SU★SHI……ライスの上に生魚を乗せたシャルガネの料理……生魚と聞くとお腹がきゅっとなる私ですが、ええ、おごりとなれば話は別。勇気を出していただきましょう。……すみません、ウニというものを一つ。 ……。 …………。 ……はっ、もちろん依頼の内容は理解しております。アイディア出しですよね。ええ、ええ、無い頭から捻りださせていただきますとも(つまりはノーアイディア)。
エヴァン・ピオネロです。よろしくお願いします。 ぼくもウニとイクラが食べたいです! ……と参加してから、鮮"魚"じゃないかも…?と自己突っ込みをしてます。 新アイデアが無くても、既存の案へのアドバイスで良いようですから ノーアイデアでも気にせずですよー。
ヴィルヘルミナです。よろしくお願いしますね。 何だか奢ってくれるようで、役得ですね。
えんがわ
…は。すまない。 ウォーリアのノイアンだ。つい好きなネタが先に出てしまった。 友人らと寿司を食べ…いや、案を出しにきた。まだどういうふうにするかは、相談中だが…よろしく頼む
No.6
え、いいアイデアが出ないのならば スシと照明器具をかけた大喜利大会を始めるしかないじゃぁないですか
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 シャルガネで食べたなめろうは美味しかったなぁ。今回もアジが食べたい。 ……っとと、友人達とお寿司を食べながら案を考えるつもりだよ。当日会ったらよろしくね。
シグルドだ。よろしく頼む。 とりあえず寿司!
海神江流だ。宜しく頼むな。 俺はブリとかはまちとか。 酒より濃い目の茶がほしいとこだね。
ナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 寿司と聞いたのだが、サーモン……欲を言えば鮭が欲しい所だな。 ……無論、学者にして戦術家として、時限装置に関する意見も出すぞ(
エルシー・サリバンだよ。ヨロシクね。 海鮮巻きとか色々と楽しめて好きだし、炙りも…良いな(うっとり) 新アイデアは考え中~ 『高性能照明、時限装置に関する意見を言う』ここを頑張る予定だよ。
ブリ(゚∀゚)ハマチ♪ アルマだよ、どーぞよろしくねー 戦闘に使うのは以前に出したから今回は日常?で使えそうなのを提案しようかなと
バーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 そんじゃま、俺も米のソフトドリンク飲みつつ、意見だしするとするかね。 一応、高性能照明も時限装置も、意見があると言えばあるし。
米酒、米酒甘くて美味しい……。 あっはいヨル・スレイマンです宜しくね。 いっぱい寿司を奢って貰えると聞いてきた。魚の種類はよくわからないけど、美味しいものはだいたい好きだよ。
おっす。パヴェルだ。 「すし」?魚を使った握り飯か……うまそうだな、 ってちょっとまてフーア。飛び出すなよぅ(小一時間追いかける) ……ああ、で 次に開発するアイテムってか。 「冒険者身分や所属(学園とかな)を(シナリオ内で)証明できる物」が欲しい。 (ようは"此方の世界"でいうIDカードってやつだな) お。清酒はうめぇぞ~。俺も一杯もらおうかねぇ(胡座)