【竜盤】死を想え(邪竜討伐)
DoLLer
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シナリオID:1574
オープニング
アイオーンは術式を確認しながら、浮遊感のような、寂寥感のような、そんな感覚に胸を焼かれていた。
この感覚が沸き起こるのは昨日今日の話ではない。おそらくバイアーディスに負けたあの日から。
その戦いのことはあまり記憶にない。記憶にないが、ただバイアーディスが心に焼き付いて離れなった。好悪などの感情とは異なる。あれが分かたれた己と思える感覚は、言葉にしたくとも適当な言葉が見つからないのだ。
ただ、ただバイアーディスに寄与し、尽くしたい。そんな感じが胸をさまよい、時折こうして顔を出す。
そうしてテンゼンの草原をかけわたる風に身を任せていたアイオーンの耳に、ワイバーンの危急を知らせる声が届いた。それから一気呵成の鬨の声。
監視塔からそちらを見ればドワーフ王国軍の旗が見えた。もう並び立つ旗にはアトレーの守兵隊の紋様だ。ここテンゼンまでにはいくつかの要衝が控えていたはずだが。
「土竜が多い場所なだけあるな……秘密の径でもあったか、作ったか……陸戦隊を遣わせろ」
茫洋としていたアイオーンの目が瞬く鉄火を映して、輝きを取り戻した。
「陸戦隊を向かわせろ。テンゼンの命を奪わせるな」
その命は全てバイアーディスに捧げるものなのだ。
鬨の声を響かせる一軍にドワーフ王国の王シグルランの姿を見つけ、アイオーンはワイバーンの群れに指示を出した。
「一つずつ薙ぎ払ってくれる。……!?」
ワイバーンが動くと同時に、シグルランが率いる一団とは別の方角突撃してくる一軍の姿を見てアイオーンの脳裏に本能的に危機を察知する。
「王自らが陽動で、こちらが本隊か……!」
咆哮を挙げてワイバーンを呼び戻したが、そちらではもう戦端は開かれてしまっている。こちらには5体舞い戻ってきただけだ。
「アイオーン!!!」
突撃してくる者たちに向き直り、アイオーンは大きく翼を広げて応えた。邪竜と呼ばれるものとしては随分細く、小さく、弱弱しいものではある。
それでも、一匹で一軍と対峙する邪竜であることには変わりない自負がそうさせた。
「この世は大地より生まれた者同士で命を食らいあう。すべての命は一に帰れば無暗な同族争いもなくなる。この命とて還れると思えば空しくもない。死を想え」
解説
マスターより
リプレイ
アイオーンの咆哮は打ち付ける豪雨のようだった。顔を上げることすら難しいと思わせる圧。
「死を想え、かぁ。死を想う為には誰かが生きてて生を実感しなきゃあならない」
アリア・ティーダがそれでも顔をあげるように、その圧に負けるような冒険者はいなかった。
「だからさ、ボクは生きるよ」
「アイオーンが先頭。それに追随するようにワイバーンが5体。一直線に向かってきますね」
狙っているのは轟かす者だろう。イズレンディル・パラリムは天眼で察知すると弓を手にしながらも、胸の中ではすでに魔法の準備を始めていた。
「まとめて狙えるなら好都合です。轟かす者、バリスタ・レーヴァテイン発射準備。敵数を減らすことだけ考えてください。閃光塗弾。準備。その他、傷を負って落ちた竜の処理を」
冷たく光るキーゼの眼は目元を隠す外套から竜を射抜く。
「あの邪竜がただ無策に突撃してくるとは思えまないですけどね」
アクティオンは対峙した経験と洞察からあの突撃に意味があるのではと感じさせていた。
「閃光弾発射!」
「喉元に熱源感知!! ブレスがきます!!」
ヴィルヘルミナが閃光弾発射の合図の言葉を発すると同時に、イズレンディルはそう警告を挙げてクレイネスウォールを発動させた。
「「光縛封!!!」」
同時にアリアとシルヴィア・A・カペルが光縛封を打ち立てる一方、海神・江流、アリシア・リターナーらが閃光塗弾を発射した。
起こるのは強烈な光、灼熱、爆風。それらが同時に冒険者たちを襲った。
「まとめて飛ばしてくるであろう矢をまとめて焼き飛ばしてしまう魂胆だったわけですか。これはお相子でいいですかね」
閃光と土煙が薄らぐ中でアイオーンの巨体が光縛封を砕きながら着地した姿をみたヴィルヘルミナはそう独り言ちた。ワイバーンといえば散開して上空へと退避していた。
「ワイバーンを守るための編隊飛行だったんだ。お相子じゃない。被害ゼロでアイオーンを兵器群の前に降ろしてしまった」
ルチル・プルメリア・グレイハーツの耳から風切り音からワイバーンはかなりの近距離で飛行していることから、今の突撃が一番防御力のあるアイオーンを先端にして、ワイバーンの被害を抑える目的がありありと伝わってくる。
「いやぁお相子だ。墜ちるまでは護衛組かと思ったが、そっちから降りてきてくれたなら助かる」
やることができた。そんな輝きのこもった笑顔を浮かべたベルク・オスマットは早速、二振りの短剣を抜き放ってアイオーンへと駆け出した。
「翼さえ潰してしまえば……」
「危ないっ」
瞬発力を活かしたベルクがアイオーンに真っ先にとびかかろうとした瞬間、ロゼットが声を上げた。同時にベルクの視界の真横で輝甲の輝きが閃いた。
「!!」
ついで衝撃。
ベルクは反射的に衝撃に乗るようにして跳び、ダメージを殺したがそれでも刃物のように鋭い爪の一撃は皮膚を破る。
「アイオーンに近づかせないようにワイバーンが護衛しているのよ!」
ロゼットの言う通り、四方八方からアイオーンに攻撃が寄せられるが、それごとにワイバーンがヒット&アウェイの要領で攻撃を加えていく。そしてワイバーンに狙いを定めようとすると、間近にいるアイオーンに危険をさらすことになる。
「さすがドワーフ王国を左右する一戦ね。でも、私が居る限り竜の炎に焼かれる人は出さないわよ!!」
今目の前の相手は戦術家としては驚くような相手だ。だがボルガニスク神殿の神官として、神徒として。この程度を破れない程度の教練は受けていない。その自負がロゼットにそう叫ばせた。
「作戦は変わりなし。相手が連携するならこちらも連携で対応するまでだよ!」
ワイバーンを倒してアイオーンの翼を奪う。そして討伐を完了させる。この流れは基本変わらない。シルヴィアはその事をすばやく認識して口に出すことでドワーフ兵の少なくない混乱を払しょくさせた。
「生を実感する戦いになるかもだけど、死なせはしないさ」
かすり傷じゃすまないだろうけど、命は絶対落とさせやしない。
これが死を想えってやつか。アリアは不敵に笑った。
「了解。それじゃもう一働きいきますか」
ケン・Z・ブラッドリーの言葉に全員が再び立ち上がった。
●
兵器に向かって腕を振るうアイオーンに冒険者の猛攻が始まった。
「兵器運用とかは向いてないし、ちょうどよかったよね」
ややのんびりとした口調でアスティン・ヴェルラインはそう言うと、ダマスカス鋼の強弓をアイオーンの翼に狙いをつけて放った。
「グラヴィティボルトっ!」
だが強力な重力波のエーテル力場を宿らせた矢は、アイオーンの背筋に甲高い音を立てて弾かれた。視界外から狙ったつもりだが、それでも当てさせてくれないし、鱗は鋼鉄以上ではないかと思わせる。
「素のままじゃやっぱりダメか」
他の冒険者も突撃や弓矢で攻撃をするが、ワイバーンの妨害にあったり、硬い鱗に弾かれたりで、ほとんど無傷だ。
そんな中、アイオーンの尾の一振りでドワーフ兵が吹き飛んだ。バリスタを死守すればこそ、ドワーフの命はその頑健な体で衝撃を受けとめるしか他になかった。
その光景にナキルの金髪が逆立った。
「テメェ……っ!!」
どれだけ。どれだけ命を散らせば気が済むのか。ナキルはなりふり構わずチャージングで間合いを詰めた。
コハクから制止する声が聞こえたがナキルは止まらなかった。剣が届かなければ無為に散らされる命を止められもしない。ならば、ならば。剣を届かせに行かなきゃならない!!
「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ワイバーンが狙っている。ナキルに影が落ちたことがそれを知らせていた。だが、それで止まっていては最大限の一撃など与えられはしない。脇腹ぐらいえぐられる覚悟でナキルは走ったその瞬間。
「戦乙女隊、怯むな! 今こそ好機じゃ。盾となれ!!」
アリシアの言葉に従い、露出が多めの鎧を身に着けた一団がナキルとワイバーンの間に割って入った。肌色多めの肉体ながらもアリシアのサークルプロテクションと決死の覚悟でワイバーンの大爪をがっちりと受け止める。これぞまさしく水着鎧戦乙女隊(ビキニアーマーワルキューレ)。
そのサポートを受けてナキルはアイオーンに強打を叩き込むと鱗がへしゃげた。少なくとも無傷ではないはずだ。
「アリシア。兵器の護衛するんじゃ……」
「そもそもアイオーンの立ち位置が護衛範囲内じゃ。そんなことよりチャンスじゃぞ」
水着鎧姿のドワーフ乙女達が離脱しようとするワイバーンを悩殺、というかみんなでワイバーンに飛び掛かって圧殺しそうな勢いで足止めをしていた。
「任せときな。パイルバンカー!!」
頭蓋骨の下から「したり」と目を輝かせルチルが手を挙げると、真横に控えていたパイルバンカーの大槍がぐるりとそちらに穂先を向けた。
「水着鎧戦乙女隊退避ください!」
水着鎧戦乙女隊がクモの子を散らすように散逸した。ワイバーンが、水着鎧戦乙女隊を追いかけるように、そしてパイルバンカーを破壊せんと突撃した。
それを止めたのは退避を指示したイズレンディルのクレイネスウォールだった。光の壁に戸惑ったその一瞬を見逃さずパイルバンカーが火を噴けば、ワイバーンの頭、固い頭蓋と邪竜ほどではないが硬い竜鱗に覆われたそれを貫き、ワイバーンはその場で絶命した。
その威力に唖然とするのはドワーフ兵の方が多かった。授恵者でもないのに一撃でワイバーンを仕留めた。その事実は確かな衝撃であったようだ。
「え、えっおー!!」
だからこそララノアはいち早く勇気を振り絞って声を上げた。
「み、皆様のお力が集まったおかげでワイバーンを倒せましたよ。この調子です!」
「おおおおおおお!!!!!!」
ドワーフ達はその一言にようやく現実を受け止め、大きな喝采を挙げた。押されがちだったドワーフ達の顔つきに、行動に、火が入る。
「……流れが変わったわ。ララノア。もういいのよ」
飛び切り明るい顔を浮かべていたララノアの横をドワーフ兵が通り過ぎたあと、エミリア・シバが彼女の肩をたたいた。
痛いことの応酬になる。ララノアにとって、それが敵であろうと味方であろうと辛くないはずがないことをエミリアはよく知っていた。
「ううう、エミリア様……ひっ」
顔が泣きべそにかわろうとしたその瞬間、ナキルが二人の横に吹き飛ばされて土煙を作り、ララノアが慌てて癒しにかかる。
「死なんて、いつも隣り合わせよ。だから今を楽しむのよ、お姉さんは」
だから。押し付けないでくれる? その考えも、それから痛みも。
エミリアは迷うことなくメテオライトを発動させるとアイオーンに叩き込んだ。
「そのようなものそよ風よ」
「あら、あなたにとってはそうかもしれないけど、お仲間にとってはそうじゃないみたいよ」
わざわざ範囲攻撃であるメテオライトを選んだのはアイオーンの頭上を飛んでいたワイバーンにダメージを与えるためだ。そしてついでに死を想えという言葉への意趣返しも含めて。
そんなエミリアの意図が通じたのか、ラティア・ミゼリアはすかさずエーテルを収束させた重撃射で貫いた。
「私みたいな凡人は、言われずともいつだって死に怯えていますし、死なないために戦っているんです……」
今だって怖い。ラティアの高身長などはきっと竜にはよく目立っていることだろう。目立ちたくない。できるなら静かに、穏やかに。でも、それが叶わないのなら。
ラティアはそう言って、二の矢を番えて、まっすぐワイバーンを見据えた。そして。
「押していますね。アイオーンの突撃作戦にこちらの方針も柔軟な対応を余儀なくされましたが、対応策は見えましたね。ワイバーンもこのまま落とせそうです」
「まだ2体だけですよ。被害も軽くない」
アクティオンの言葉にキーゼは視線だけをそちらによこした。指示の系統もまだ乱れがあるし、こちらも全体の把握ができなくなっている。油断はならない。
「アイオーンを攻撃すればワイバーンが支援しにやってくる。逆もまたしかり。アイオーンを攻撃するメンバーと、ワイバーンを攻撃するメンバーが連携すれば引きつけや待ちも不要です」
「簡単に言ってくれますね?」
「できると思うから伝えたまでです……それに少しだけなら、アイオーンの意識を緩めるくらいはできるかもしれません」
アクティオンは真顔でそう言い、アイオーンの姿を見上げた。
「……わかりました。試してみましょう。チェーンソーブレードの所持者、攻撃を。それに反応したワイバーンを全力で仕留めます。見破られたら次はないと思ってください。まずはアイオーンを引きつけるところから。バリスタ・レーヴァテインを上空ワイバーンへ」
「よーっし、バリスタ準備。私も狙うわよ!!」
ロゼットの元気いっぱいの声に、バリスタ・レーヴァテインを操るドワーフ兵が腕を上げて応えた。
「いっけぇーーーー!!」
ロゼットの魔弓での一撃を先頭にして、バリスタ・レーヴァテインから矢の雨が一斉に上空のワイバーンを襲った。
「させぬ」
それに反応してアイオーンが前進し、その翼と体で矢を受け止めようとしたその瞬間、海神・江流、カズマ クレセントブラッドがチェーンソーブレードを持って一斉に走り出した。
「空を飛べるのは、そちらさんだけの特権じゃないんだぞ」
エアーライドで空中を駆ける江流は真っ先にその翼に刃を振りかざした。ぎしっという音と共に、高速回転していた刃の動きが鈍るのが伝わってくる。多少の生物なら真っ二つにできる自負はあったのだが。
「翼だけでもこの硬さか……!」
刃が絡まるような感覚に歯噛みした瞬間、背後にワイバーンの気配を感じる。エアーライドを使おうが弾き飛ばされることを見越して狙っているのがありありとわかるが故に。
江流が口元に笑顔を浮かべた。
「なんてな」
背後から狙っていたワイバーンはそう言ったアスティンの矢が貫いていた。
「失敗すれば海神をも貫いちゃう可能性もあったけど、心配じゃなかったの?」
「俺の目指す仙人っていうのは、まず感情を安定させるんだそうだ。肝を太くしなきゃならないってことなら、今のは良い修行だったぞ」
よく言う。
アスティンは江流の言葉に苦笑いを浮かべた。
「それに外さないだろ?」
仕事になれば冷静でドライな面を見せるアスティンなら、たとえその危険があったとしても『迷って、被害を大きくさせる』なんて判断はしない。
「すごいなぁ。俺も仙人目指してみようかな」
どうして見抜かれたのかと一瞬驚いたアスティンだったが、いつも通りの温和な笑顔で冗談を返した。
一方。
「俺の故郷の平和を取り戻す。それがクレセントブラッドの……いや、俺の今したい事だな!」
江流が空を駆けるのに合わせるように地面から腹部を狙って走ったのはカズマだった。
親父達ならまず邪竜に荒らされたっただけでブチギレてただろう。ドワーフと邪竜の因縁はそれだけ深いことはよく知っている。だが、それよりも今は。
「陽動とはいえ、鱗の1枚や2枚は剥がさせてもらうからな」
カズマは踏み込む瞬間、ワイバーンがその行く先を防いだ。だが、カズマは戦闘態勢をとるどころか、さらに勢いを強めた。
「任せたぜ」
それはカズマの背後で弓を引くセリオス・オーガストに対するものだった。
「簡単に信頼するんだな」
口を真一文字に結んだままセリオスは狙いをつけて矢を放った。
「信頼しなきゃまず始まらないからな。交易だって同じだぜ」
「交易……したことないからな」
ガンガンと進むカズマに対して、執拗に追ってくるワイバーンにセリオスも追いかける。
「仲間が助けてくれる。そしてその分、俺も助けていく」
爪、顎、突撃。ワイバーンの攻撃を確実によけながら、カズマがセリオスに笑みをよこしたがセリオスの表情は変わらなかった。
「難しいか?」
「援護が来るぞ。全力で走れ」
セリオスの無表情が少し気になって声をかけたカズマは、その返答に勢いを上げてアイオーンに走った。それを追いかけようとしたワイバーンは……。
「攻撃を集中している個体に攻撃を合わせるくらい知ってるぞ」
突然の豪雨のような矢嵐に巻き込まれて悲鳴を上げるばかり。バリスタ・レーヴァテインの攻撃がワイバーンだけを正確に射抜いたのだ。
その隙を待っていたかのようにセリオスは鋭射でワイバーンを仕留めた。
「それそれ。それが信頼。信頼があればなんだってできる!」
「そんなものか……?」
セリオスの考える信頼からすれば多少安売りな気がしないでもないが、仲間が喜んでいることだけは実感していた。
「さて、アイオーンよ。あなたとは随分長い付き合いになりました」
アクティオンはアイオーンの前に立ってそう語りかけた。
「邪竜二体で襲撃する。子供をわざと奪い返させる。随分な知略に驚かされたものです。今でも何か裏があると思っていますよ」
「ならば解き明かしてみよ。その命が闇に沈む前にな」
視線が、向いた。
アクティオンに気を取られたというわけでもないが、一瞬アイオーンの視線がアクティオンに注がれたその瞬間を、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは見逃さなかった。
「お望み通り、やってやんぜ!!」
言葉がアイオーンに届いた瞬間にはもう、ハヤトはアイオーンの翼の前でチェーンソーブレードを高らかに掲げていた。そして全力での一撃。
「邪竜の意思は私も確認したい。その為には対等な位置であることは重要だよ。なので江流。よろしく頼む」
同時にシルヴィアは江流に輝刃をかけ、自らも軍刀をおろす。
「神仙でなければいずれ堕ちる運命、とな」
エアーライドで再び宙を舞った江流は反対側の翼、先ほど自らが傷をつけたその翼にもう一度刃を振り下ろした。
「いけーっ」
同時にロゼットの号令と共に、轟くものがアイオーンをかばおうとするワイバーンを撃墜する。
「欲しいならくれてやるわ。その代価はもらってくれる」
引き裂かれる痛みも相当なものだろうにアイオーンはそう言うと破れた翼を宙を舞う二人に叩きつけた。
「ワイバーン全滅を確認しました。アリアさん、ララノアさん、二人の治療を」
イズレンディルの指示が響き、仲間たちがよりアイオーンに集中する中、アクティオンはまだアイオーンの前に立っていた。
「命をもくれてやる代わりに、自分たちをここで止める、か。アイオーン。貴方、最初から命を捨てるつもりで動いていますね。つまり自分が死んでも目標は達成できる。戦力を少しでも削ることに執心している」
「バイアーディスはあなたをも置いて何をしようとしているんですか?」
アクティオンの語り掛けにトーラも質問を投げかけた。
「誰も置いてなどいない。そもそも命がこの大地に溢れること自体が誤りなのだ。貴様も我が命とてここにあれば些事で傷つき、食われ、失うもの」
哀れみにも似た、虚無主義にも似たその瞳にトーラは顔を曇らせた。
「だから絶対の強者に迎合……? 迎合ですらないですよね」
なぜ土地を支配しだしたか。なぜ、種族差別を乗り越えようとメルトウォールに説いたか。なぜそれにも関わらず、それらをぶち壊すような虐殺を始めたのか。
トーラは震える声で言った。
「だから絶対の強者に吸収されようとしている」
全てがバイアーディスを生かす命となればすべてが説明がつく。
「生老病死、あらゆる命に対する命題は最初から間違っているのだよ。命は命としてある以上死ぬ。命という体をなくした時、差別も、死の恐怖も解決される」
命をかけよ!
アイオーンの咆哮は決戦を意味した。
「町の扉が開きました。増援がきます」
イズレンディルの言葉にすかさずロゼットが近場に置いていた濡れた毛布をはぎ取った。延焼対策の毛布の下にあったのは竜殺酒ヤシオノシコミ。それらを次々馬で牽くカタパルトに渡していく。
「アイオーン様と共に戦え。我らが骸、差別をなくす足場になればそれでいいと思え!!」
「……斉射!」
増援が上げる鬨の声にロゼットは一瞬唇をかみしめながら発した掛け声によってカタパルトに乗せた竜殺酒が一斉に弧を描き、たちまち強烈な酒の匂いが立ち込めた。
「こ、れ、は……」
増援の威勢が急激に弱まる。そこにミツキ・アインツホルンが狙いを定めてスタティックフィールドを展開した。
「悪いけど、先にも後ろにも進ませないわ」
目の前で壊滅した己の帝国の部隊のことをちらりと思い出しながら、ミツキはメルトウォール兵の前に立ちはだかった。
あの時破滅の前でこうして部隊を止めていたら。そんなことすら頭によぎる。だが今守るべきは自分の背にいる仲間たち。
「これが何なのかバイアーディスに伝えられないよう徹底的につぶします」
ミツキの声に合わせてエミリア、ララノア、セリオス、アリシアらが一斉に魔法や矢を叩き込んだ。
「こっちも大詰めいかせてもらうぜ。因縁を断ち切らせてもらう」
増援との戦いに背を向ける形でハヤトが武器を持ち換えた。
「何度傷つけられようが!」
ハヤトに向かって叫んだアイオーンには絶対の自信があったのだろう。翼を切り刻まれようとも致命傷でないことは承知していた。
だからこそその絶対の防御力、絶対の生命力にかけて、一人ずつ倒していく算段はあったのかもしれない。
「強すぎるってのも困りものですね。真正面からぶち破れば全部すむと考えてしまうところが」
ハヤトの背後でヴィルヘルミナ、アリアが閃光塗弾のピンを引き抜いた。
強烈な閃光が世界から色を奪う。
「!!!」
「強すぎる光で、色も影も吹き飛ばすあたり、あんたんところの考えそっくりかもね。でもこっちはそれすら準備の一つさ。対竜弾、発射!!!」
閃光で目を焼かれて、声にならない悲鳴をあげるアイオーンに向かって、ルチルは頭蓋の下で笑みを浮かべた。
アイオーンにとっては衝撃がどこからきたのか。それが鱗をどうして傷つけたのか、そしてその次の強烈な焼けただれる痛みの正体がなんなのか。視認すらできないだろう。
「その鱗、ことごとくはぎ取らせてもらうぜ!」
視界と鱗を奪われながらも自分たちのいる場所に顎を振りまわすアイオーンに対して、ハヤトは真上から飛び掛かるとチェーンソーブレードを薙ぐようにして鱗を削り飛ばした。
酸が効いているのかありありとわかる感触。痛みで跳ねる体の巻き添えを食らわないように即座に空中に逃げるハヤトの代わりにセリオスとアクティオンがエーテルをまとわせた矢を叩き込んだ。
「もう一撃」
黒茶けた体液があふれだすその場所に向かって全力でエーテルを込めた矢が杭のようにねじ込まれるとボロボロの翼が大きく天に開いた。
「これ以上来られたら、被害とか大きくなるし、そこでじっとしてもらいたいなー」
続いてアスティンがグラヴィティボルトでその動きを制している間に、イズレンディルとトーラ、エミリアがストーンブラストで、大翼骨の根元に向かってたたきつける。
「飛ばせないですよ!」
嵐のように舞い狂うストーンブラストに、翼がおかしな方向に向いた。
「その翼、もらった」
ストーンブラストの嵐からベルクが刃をふるい、朽ちかけた翼を地面へと切り落とした。
それでも、それでも。
もはや断末魔か怒りのそれかわからないアイオーンは地に伏せたまま顎をドワーフ兵たちに向けた。
「ブレスです!」
アイアンウォールをすばやく立てたが、全部は守り切れない。ヒールの数もそろそろ限界に近い。耐え忍ぶしかないと決意を固めるイズレンディルの横をナキルが跳んだ。
「これ以上……誰もやらせるかっ!!!」
一瞬でも遅れれば竜殺酒の燃焼もありえたはずだが、ナキルはまったく恐れず強打でその鼻頭から顎に向かって強打を叩き込んだ。遅れて吹き出た炎は半分はイズレンディルの壁に防がれ、残りは制御を失い砕けた部分から吹き出て、アイオーン自身の顔面を焼いた。
「おしまいだよ……その首狩らせてもらうぜ。アイオーン!!!」
立ち上る爆炎の中、ケンがアイオーンの砕けた鼻先へと走りこんだ。まだ止まらない灼炎の中をペインキルで封じながら、通常の刃では届かない最奥へ。首元へと肉薄して、刃を振り上げた。
「雲耀の一閃、くらゐて逝けよ、その魂の休まる地へ」
●
裂けたアイオーンの頭蓋にアリアとシルヴィアが手を触れて目を閉じていた。エンパシーや残留思念感応で彼の思念を探るつもりでいた。
「……あれ、これ古い傷だね。昨日今日の戦いのものじゃないや」
アリアが手を触れようとしたときに見つけた傷はかなり大きなものだった。喉元から胸にかけて大きく湾曲している。
「数多ある命の否定。バイアーディスが人を襲い始めたこと。アイオーンはとうに、アイオーンでなくなっていたのかも、ね」
シルヴィアは生きている時分にエンパシーができなかったことにため息をつきつつ、アリアが見つけた傷跡に触れて、そこから導き出せるものに想いをはせた。
「バイアーディスに還れることに安らぎすら覚えていたのかも」
それがどういうことなのか、判断がつきかねる様子で唇に手を当てていたシルヴィアにトーラはぽつりと呟いた。
「お肉を食べたら体で消化されて、その人の栄養になります。もしかしたらエーテルも同じようになったり、しませんか?」
「それはできないはずよ。エーテルは普通散逸して世界に還元されるはず……いや、でも」
キャスターであるミツキはいったん否定した後考え込んだ。
「エーテルを閉じ込め、順序良く流し込むような何かがあれば可能かもしれない。理論とかはわからないけれど」
「それならすべて納得がいく。口ぶりからしても初めからバイアーディスの餌場に過ぎなかった可能性がありますし」
ヴィルヘルミナは呆れたようにアイオーンの遺骸を見下ろした。
そんな技術がどうやって発明されたのかしらないが、アイオーンもこの古傷をつけられた際にエーテルを、魂を構成するものをバイアーディスに喰らわれ、囚われたのだとしたら。
「とんだ道化です」
「そ、そんなことあるものか。アイオーン様は、アイオーン様は種族差別をなくしてみせるって……」
ヴィルヘルミナの横で投降したメルトウォール兵は叫んでいたが、狼狽しているのは明らかだった。
「そりゃあ全部食われたら差別する相手もいなくなるよね。間違いではない」
「違う。違う!!」
がむしゃらに否定を繰り返すメルトウォール兵をちらりと見て、アリアはアイオーンを見上げた。
「そっか……」
自分というものはどこにあるのだろうか。アリアは優しくアイオーンの額を撫でた。
「それでもそいつが命を奪ったことは変わりない」
ナキルの言葉にラティアはたどたどしく言葉を紡いだ。
「多分ですけど、アイオーン自身、肉体なんて命の入れ物くらいの認識で、それをまとめた方がきっと不和も減ると考えたんじゃないですかね」
どこからアイオーンの考えで、どこからバイアーディスの思想だったのか、今となってはよくわからない。
だが、メルトウォールに差別のない世界をもたらそうと声をあげ、取りまとめていたのはアイオーンだけでバイアーディスはほとんど関知しなかったらしい。
「全てが無に還れば傷つけあうこともない……それは誰よりも優しいからの考えでしょう。どこかで、考えを歪められたのかも……」
ワイバーンを守るように先陣を切り、傷を受けたアイオーンの姿をふと思い出しながら、震えるララノアに対して、エミリアが優しく彼女を抱きしめた。
「その結論は街中を探索している他の冒険者が見つけてくれるわ。今は……」
エミリアとラティアの横でちぢこまっていたララノアがへたりこんだ。
「死ななくて良かった……」
けが人は多かった。
それでも死なないために、より多くの誰かの死を取り払うことができた。死を想うがこそ、今日の戦いを乗り越えることができたのだ。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:標準23 / 4〜25人
2021年11月13日 15時45分59秒 公開
参加者
相談掲示板
さて、よろしくお願いします。 ひとまず彼我戦力は こちらが冒険者最大参加で25名 混成軍(NPC)が20名程度 バリスタ・カタパルト・パイルバンカー各2機 竜殺酒ヤシオノシコミ・拡酸対竜弾各5発 敵戦力は アイオーン1 ワイバーン5 メルトウォール増援未知数 ですか。 とりあえず、ですが。 ひとまずアイオーンを地に落とすことが第1段階 アイオーンを孤立、あるいは冒険者で集中できる状態にするのが第2段階 アイオーン討伐が第3段階 ですかね。 強力な航空戦力に加え、増援部隊まで来られたら、少々分が悪い。さらに、飛ばれていたらこちらの攻撃も制限されます。 なるべく早く、アイオーンを対応できる状態にしたいところではあります。 ワイバーンが遊撃か、あるいはアイオーンの盾か、で多少変わるでしょうが。 基本序盤はカタパルト、バリスタを中心。可能な限り手早く相手の翼を奪うところでしょうかね。 出し惜しみして本体を潰されて撃てない、となるよりは。 早期に敵を弱体化させる意味でも、竜殺酒・拡酸対竜弾はこの時点から極力使いたいところです。 但し、下手にワイバーンに中てて効果がばれたり警戒を生むと後が詰まるので、初手、ではなく敵がこの程度か、ぐらいに感じる2,3手ぐらいが理想でしょうか。 ただ、竜殺酒は敵増援が地上部隊だった場合、こちらに対して有効打になりえるので使いどころは慎重に、ですね。
シューターのアクティオンです、よろしく。 アイオーン……比較的理性的というか、こちらの手を読んでくるタイプでした。 ここで勝負をかけにきていることは見て分かるでしょうから、言われているように少なくとも初手から決め手を打つのは怖いですね。 最初は冒険者+バリスタあたりでワイバーンから削るように見せてワイバーンに遊撃的な行動を取らせて散らす、そこからアイオーンに本命……で異論なく。 ただ、アイオーンにそれなりのダメージを与えたとして、周りがカバーに入ろうとするとは思うので、バリスタ・カタパルト等はそのままワイバーン攻撃・牽制を続けてもらう形でしょうか。 冒険者から特殊武器の護衛をどれだけ割くか……
ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いしますね。 飛ばれると有効な攻撃が限られますので落とすのは同意です。 バリスタ・レーヴァテインでの弾幕辺りが妥当なところ…でしょうか。 あとは投石機に弓。魔法は射程が弓の半分程度なので飛行高度にもよりますか。 兵器群に炎を撃ち込まれると目も当てられないので、その前にどうにかしたいかなとは。 アイオーンを追い詰めてもバリスタ・リジルでの酸を上手く撃ち込まないと厳しい戦いになりそうです。 邪竜の鱗は非常に頑強ですしね。有効打が与えづらくなりますし。 竜殺酒は炎上させれば敵増援の足止めにも使えますが、酩酊目的とどちらに使うかは戦況や戦術次第ですか。 とりあえずもう少し人手が欲しい所ですね。どれくらい集まってくれるのか。 他の都市の解放作戦も並行して募集されているので、分散しているのかもしれませんが。
ヒーラーの神官戦士ロゼットよ。参加させてもらったわ。 理想的なのは、こんな感じかしら。 1.バリスタ(弩砲)、カタパルト(岩弾)で対空攻撃 2.アイオーンが攻撃、兵器破壊に距離を詰めてきたら、 引き付けて(竜殺酒)(拡酸対竜弾)を当てる。 3.酩酊状態でアイオーンが着地したら地上戦に持ち込む バリスタ、カタパルトの存在自体は空から見ればバレると 思うから、弩砲と岩弾は最初から撃って良いんじゃないかな。 竜殺酒と拡酸対竜弾は切り札っぽいから、ふたつは できればアイオーンに、初撃で当てたいなって思うわ。 >竜殺酒は燃える これ下手すると、アイオーンのファイアブレスで兵器ごと、 大火事になりかねないから、気をつけた方が良いわね。 >メルトウォールの増援召喚 具体的に何が来るのかは、分からないってことよね。 地上戦力なら、冒険者もまだ戦えるから竜殺酒は アイオーン優先の方が良いかなって思うわ。 特殊武器の説明が文章多くて把握が大変だけど。 ・バリスタ1(弩砲)小さな矢を散弾みたく、たくさん撃つ。 ・バリスタ2(拡酸対竜弾)酸で鱗を溶かす。物魔防御低下。 ・カタパルト1(岩弾)岩を遠くに飛ばす。遠距離攻撃。 ・カタパルト2(竜殺酒)匂いで酔わせる。よく燃える。 ・パイバンカー(機械槍)土台で撃ちだす大槍。近接攻撃。 ・チェーンソーブレード(機械剣)一般兵でもダメージ通る。 …すごく大雑把な解釈としては、こんな感じかな?
>翼を奪う ここは、物理的に奪うのか、空を飛ぶことに対するメリットをデメリットで補うのか、ですね。 バリスタ、カタパルトによる痛撃が可能なら、対空攻撃の痛手により地上中心にすることもできますが。この有効打がどれほどか、ですので。 アクティオン氏のあげるよう、空にいるアイオーン、ワイバーンを中心とした対空射撃に移行するかと。 >初手に竜殺酒、対竜弾使用 ここはワイバーンが射線妨害しない、という状況になるまでは厳しいかと。 早々使い、効果と種が割れた場合、対策を取られます。 >地上戦力 邪竜相手にあまり余分なところで手を割きたくないですからね。 元々が面に対する効果が高いようですから、対群ならば、1,2個使った方がいいかと。 ギミック一つで相手の足を止める、群れを弱体化できるなら、使わない手はないですから。 >ワイバーン ここの処理が、序盤の要ですかね。 OP内でも ”アイオーンはワイバーンの群れに指示を出した。 「一つずつ薙ぎ払ってくれる。(後略)” とありますし、集団の使い方は恐らく知恵が回るでしょう。 遭遇経験のあるアクティオン氏の言からもそれは見える。 恐らく集団で、一箇所ずつ確実に潰してくる気がします 流れとしては。ロゼット氏と多少変わりますが。 1.バリスタ、カタパルトを基本としてワイバーンを優先処理 2.アイオーンに高確率で当てられる状態を作り、竜殺酒・対竜弾の運用を開始 3.増援出現時はギミックを増援に優先、冒険者はアイオーン 竜殺酒は出来るなら、翼を狙いたいところですね エーテルで飛ぶのか物理的飛行かにもよりますが、一枚奪えれば状況は傾けやすいかと。
ヒーラーのアリアだよっ。 アイオーンには同じくご縁があってお邪魔しますっ…! >決戦兵器たちの使い方 かなり賢い相手だし、序盤で例えアイオーンに効いても、他の戦線や下手したらバイア―ディス方面に対策ごと情報伝達とかされそうだし…なるべく止めの入りに使いたいに一票かなっ。 特に、キーゼ氏の上げてる「竜殺酒」「対龍弾」はっ。 >作戦 まずはワイバーンをどうにかしつつ、それからアイオーンの流れは賛成っ。 以前会った際も個体戦闘も凄いけど、それよりも兵の運用に長けてるって感覚だったし。 相手の長所をまずは減らしていきたいなって!
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! ワイバーンを先に倒すなら、わたしは杖か弓での攻撃をやろうかと思います。
情報屋のルチルだ。 クラスはシューター。よろしく。 確実に切り札を当てるため、まずは相手側の出方を伺うためにもカタパルトとバリスタで様子を見てからの好機に竜殺酒、対竜弾に異論はない。 飛空戦力というのは、相手の布陣を無視して狙いたいものが潰せるというだけで厄介だからね。 最悪、逃げて決戦兵器について情報を持ち帰られる可能性もあるから翼は物理的に潰したい。 流れというか、進め方と兵器の使い方については特に言う事がないね。 アイオーンを地に落とす事ができたなら、竜殺酒で手早く増援部隊との連携を断った方が詰めやすい。 地上戦に持ち込めばパイルバンカー、チェーンソーブレードの使用の目が出てくるがこれらはどう使う? 非授恵者でも邪竜軍勢に痛打を与えられる武器ではあるが、アイオーン辺りに使おうとするとNPCの非授恵者が一網打尽にされる可能性もある。 ・冒険者が地上戦の初撃に用いて装甲を剥がす ・パイルバンカーは降下したアイオーン、ワイバーンを即反撃されぬよう抑えた上で側面へ 一応、この辺りがリスクの少ない使用法として思いついた例だ。 無理して使う物でもないが、上手くやればそこそこの痛打にはなれそうかと。
>翼を奪う >>物理的に奪うのか、空を飛ぶことに対するメリットをデメリットで補うのか 「こちら(冒険者側)が何を嫌がるか」を考えれば、切り札が切り札足りえなくなること。 であれば、アイオーンに龍殺酒等の特殊武器が通用したとして、アイオーンにとって「こちらの特殊武器を念頭に置いた戦略・戦術を練ることができる」逃走のメリットはかなり大きい。 そう考えると、物理的に飛行能力を奪うところまで考えるのが確実、という気がしますね。 ただ、アイオーンとしては最終的に邪竜側が勝てるのならば情報を持ち帰るのは自分でもワイバーンでも構わない気がするので、ワイバーンともども、となりますが。 >地上 >>パイルバンカー、チェーンソーブレード チェーンソーブレードはここで無理に一般兵に使わせる必要はないのでは? 邪竜アイオーンが今回の突出した戦力ですが、「一般兵でも竜にダメージを通せる」を活かせる場面は邪竜以外の竜にもある。危険度・損耗量が高くなるところに強引に使うよりは、伏せておくのも手かな、と。 パイルバンカーの方は、運用する人を守れるなら使いたい気もしますが……(逆に下級竜に使う場面が少なくなりそうなため)
>パイルバンカー、チェーンソーブレードの使用 今のところ冒険者で兵器の操作志願は居ないから。 ドワーフ兵の授恵者に使ってもらって、対竜での地上戦用は? 落としたワイバーンにトドメを刺してもらうのでも。 冒険者をなるべくアイオーンに集中させたいなら。 で、バリスタとカタパルト各2機の操作は、ドワーフ兵の 非授恵者にお願いして、対空と増援対応を優先してもらうと。
あっ、個人の行動予定を書いてなかった…! ので失礼しますっ。 早い方がいいよねっ。 ボクは対アイオーンで、バフとヒールメインで動こうかとっ。 アイオーンに向けて使う兵器の使用者にもバフかけれないかも試そうと思ってます!
そういえば先日ショップで追加された閃光塗弾がありますが、これをバリスタなどに合わせて投げ込むのはどうでしょうか? 突然の発光で怯んでくれれば隙を作れるとは思うのですけど。初見殺しみたいなものなので、何度も通用する手ではありませんが。 チェーンソーブレードは未完成品なので使用するにしても一回きりなのが注意点ですね。 相手が相手なのでそう何度も使えるかという点では欠点といえるか怪しい点ではあるのですが。 一般兵が使うなら弱った所での追い討ちでしょうね。 個人の動きで言えばアタッカーなのですが刀を使うか弓を使うか考え中です。
>閃光塗弾 序盤に攪乱で使えば竜殺酒のミスリードにもなるかもね。 対処法を勘違いさせれば切り札を当てやすくなると思うさ。 >決戦兵器 NPC達には飛行中の敵や増援部隊の対処中心になるかね。 パイルバンカーは対ワイバーンへの詰めに使うならこちらから使用について指示出しをしようか。他にやりたい者がいれば任せるが。 >>チェンソーブレード これに関しては非授恵者を取り付かせるのは危険だから、冒険者で使って対竜弾以外に初撃に恒久的な防御力の減衰を狙う手段にしようという意図で発言したね。 説明を見る限り一回こっきりの使い捨て兵器のようだが鱗に効果的に斬撃を与えられるというのは中々のメリットじゃないかと。 相手側へ手の内の開示を控えるのも作戦だが、アイオーンは消耗で単純に弱体化してくれる相手ではない気がしてね。撃破にかける時間を短縮できるなら自分はそうしたい。 まあ、個人ではアウトレンジ攻撃が主体になるんで使うメリットがない。だから取り付きに行く現場の判断に任せる事になるが。
途中での参戦になったがアリシアじゃ。クラスはヒーラー。一人でも肉の壁や回復がおった方がよかろ?ついでにテンゼンでビキニアーマーの流行を画策しておる。職人通りに流通しないかな……。 まあ、よろしゅうに。 >閃光塗弾 あれ、めちゃくちゃ強力だと思ってわしも買ったわ。とりあえず敵の中に放り込めばいいんじゃな?
>チェーンソーブレード >>冒険者で使って対竜弾以外に初撃に恒久的な防御力の減衰を狙う手段 そういう意図であれば、使用するメリットも明確ですしデメリットもさほど大きくないと思うので、前衛役の方が使うならありですね。 自分は射撃型なので使う機会はなさそうなのでなんですが……
今回は弓持ちにしておくわ。幸い回復魔法には支障ないから。 >閃光塗弾 現実でもそうだけど、閃光は敵味方無差別なのよねえ…。 難易度の高い戦闘だと、味方にも影響(目が潰れる)する 判定がありそうで、私は大規模戦闘では使用を迷うわ。 >ルチル ならパイルバンカーの指示はお願いしようかな。 私はキーゼがまとめてた、バリスタやカタパルトの ワイバーン優先の指示や流れを方針として転載しておくわ。
>チェーンソーブレード 使うならば、これこそ序盤。 近接勢が攻撃を当てられるタイミングで、でしょうね。したがって、序盤といっても地上戦移行後でしょうが。 極力序盤に使う理由はルチル氏が触れたとおりですが。 >閃光塗弾 やるなら、パターン化しましょう 初手では恐らく引っかかってくれるでしょうから。 ここで追い打ちに竜殺酒や拡酸対竜弾を当てやすいタイミングを作ることが可能です。 2手目以降は相手も対策を立てるでしょうから、その対策を見極める意味でも2,3、使用。 相手の対策方法を逆手にとって、さらに竜殺酒や対竜弾、かと。 あまり序盤から使うと効果が薄れますからね。酒や対竜弾の射程に入り始める頃合いがよろしいかと。 >パイルバンカー これ、無理に使おうとすると間違いなく犠牲が増えますからね。 使えるタイミング、でいいかと。あるいは、邪竜相手の切り札で残しておく、というのも有りですが。 問題は、それまで遊び続けるこれをどう誤魔化すか、でしょうか……そうですね、故障中で修理している、と見せかけるのはありかと。
さて、まとめておきますか 【方針】 彼我戦闘距離と対空戦闘を考慮した段階的戦闘 1.航空勢力に対しバリスタ、カタパルトを利用しての対空射撃 -敵数の利を減らすため、ワイバーン優先排除 2.対竜弾、竜殺酒射程接近に合わせ、閃光塗弾を始めとした陽動と本命の対竜弾、竜殺酒邪竜に使用 3.物理的、あるいは精神的に飛行を抑制、地上戦移行時、総力戦 4.敵増援地上部隊時は竜殺酒の範囲使用を視野 こんな感じでこちらに書いておきます
と、個人の予定を言ってませんでしたね。 前に出る方も多いでしょうから、僕は後ろで全体を見ていようかな、と思いましたが… ロゼット氏と被りそうですし、どうしますかね
出遅れすまない。シーフの海神江流だよ。 作戦のここまでの流れは概ね把握できた。と思う。 弓を持った方が攻撃機会は増えそうかとも思ったけれど、チェーンソーブレードを冒険者サイドで使った方が能率良さそうなら俺、やってみようかな。 ウォーリアみたいな基礎攻撃力はないけど、そこに頼らなくても効果のある武器みたいだし、疾風足とあわせて後方から一気に距離を詰めて強襲をかける感じなら、事前に警戒もされづらいと思う。 仕掛けのタイミングとかは自前の戦術眼と天眼で戦況から読み取ってみるよ。 閃光塗弾は一斉にやるなら用意は可能。 上記の仕掛けの前のタイミングだろうし、此方も参加可能だと思う。
ウォーリアーのケンだ おくれてすまん 作戦や動きは理解したよ 俺もチェーンソーブレードは最初に投入するほうがいいと思うぜ できればそれでヤツの翼をバッサリやれれば再度飛べられなくてすむしな ま・・・俺はアイオーンの首狙いで動くつもりだ
キーゼさん方針まとめありがとうございます。 わたしは閃光塗弾に合わせて魔法を打つようにしますね。 持っていこうとしたら重量制限に引っ掛かって持てくて……。
遅くなっちまってすまねぇ! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 色々と提案と纏めあんがとな! 作戦は了解したぜ!! んじゃ、せっかくだし俺もチェーンソーブレードとやらを使わせて貰って初っ端に死角から回り込んでアイオーンの羽を斬り飛ばす感じで狙ってみんぜ。 飛べなくさせられるだけでもだいぶ戦いやすくなんだろーしな!
>閃光塗弾 私含めて現状三人ですか、多分これだけあれば足りるでしょうか。あまり多くてもやり過ぎ感ありますし。 竜殺系統の弾の補助に使う方針で異論はありません >チェーンソーブレード 授恵者用に調整された代物ではないので、スキルの使用は【武器の装備条件を問わないスキルのみ】使用可能という感じになると思います。 バリスタの改良依頼の時の話でしたが、パイルやチェーンソーもおそらく当てはまるかと。 不発でスキル枠潰すのも悲しくなりそうなので、一応挙げておきます。 もし使えたら……うーん?という感じではありますが。 >パイルバンカー 好機がくるまで温存でいいかなと。 ワイバーンを上手く撃ち落とせなかった場合、バリスタの方に近づいてくる事も考えられますからそういう時にでも使えばいいと思うので。 必ずしもこちらのペースで事が運べるとも限りませんし。 >個人の行動 今回は近接でいきます。衝撃刃3二枚挿しなのでガチガチに殴り合うという感じではないと思いますが。
遅い参加になってしまいすみません。 エルフのキャスター、イズレンディル・パラリムと申します。 宜しくお願い致します。 作戦の流れは承知いたしました。私からも特に異論などは無く賛成です。 今のところ手が不足していそうなのは…パイルバンカー(に限らず兵器群でしょうか)に炎を狙われた場合の対処、でしょうか? 兵器群が狙われた場合の対処として、銃眼光壁を展開しようかと思います。 位置的に後方になりますので、NPCに対応頂く予定の敵増援時の対応の指示出し等も出来そうではあります。他のご担当がいらっしゃらなければこちらでやってみますね。 私自身の装備は弓と杖になりそうですね。位置的にも遠距離主体になると思います。 他に対応した方が良さそうな事がありましたらご教示くださいね。
まあ、わしのやることは肉壁と回復(バフ含む)じゃ。 難しいことはおぬしらに任せたわ。 >兵士 出発まで24時間切ったが彼らの扱いはどうするのじゃ? 特に異論なければ数人を兵器防衛隊として組織するが。そしてビキニアーマーを標準装備させるぞ。
おや、お久しぶりですね、パラリム氏。頼もしい限りです >兵士 武器運用と移動、護衛を兼ねて各箇所に配置、でよろしいかと
しゅみません…最終日の顔出しになってしまいました(あせあせ ヒーラーのララノアでしっ ワイバーンさんの対応に行きたいと思いましっ 回復とブルーでの支援に 兵器が狙われた場合の撃退もしておこうとおもいましゅ(がばっ よろしくお願いいたしまし!
>パイルバンカー ではアタイが指示出しする方向で。二台あるし、距離を離して片方別の者が運用する形でもいいのだが。 確か土台はバリスタと同じ物を使っているという話だったな。その近くに組み立て準備中という形で置いておこうかと。 ワイバーン辺りに取り付かれそうになった時の護衛手段にも使える。 >イズレンディル キャスターのオブジェクトスキルは逆立ちしても使えないからね。 展開してもらえると助かる。
二十四時間切ったねぇ。 万全尽くして、互いの健闘と生存を祈ろうか。 兵器の直接護衛と陣地作成の具体案が出たならばボクも少し行動に手を加えて。 バフは初手で前衛にレゾナンスオブヴァロー。その後兵器の射手に輝刃バフ。 直接迎撃してくれる人もいるから、自身はそのままヒール2/3で兵器の周囲で回復をメイン。 突破された際の万が一の手段に、光縛封の壁とそれを回避か破られた際の閃光弾(周囲に警告) の二段構えの防御行動を用意しておくね。
遅くなりました……すいません。 シューターのラティアです。 せっかくの弓ですし、ワイバーン相手をメインにしようと思っています……アイオーンは相手取れる気がしないので。
全体取りまとめでプレイングがだいたい埋まるので、各種兵装の詳しい運用や細かいところは皆さんにおまかせする形になりますね。 ロゼット氏もバリスタ、カタパルトは引き受けてくださるようなので。ひとまず各担当は出来ましたかね。 後方から手が空けば弓、後は後退する負傷者回復などをする予定です
ごめんなさい、最終日の顔出しになってしまったわね。 今回は魔法装備に切り替えてワイバーンや増援召喚できた相手対応メインに回ろうかと思うわ。
ギリギリでの参加で申し訳ない。シルヴィアだ、今回はよろしくね。 キーゼは方針の纏めありがとう。 個人行動としては……アリアがレゾナンスを、ララノアがブルーフレアを使ってくれるから、私はその効果切れ後、前衛にブルーフレアを付与したいと思っているよ。 序盤はワイバーン狙い。江流のアイオーン強襲後は彼の援護をするつもりだ。追撃で確実に翼を破壊しに行きたい。その時点で翼が破壊されていたら鱗かな。光縛封も持って行くよ。
「見落としてたぜ、ナキルだ。よろしく頼むぜっ!! 遅参だけど全体の方針は見て加勢させてもらうぜ!!」
誰からもツッコミ入らないので味方NPCにはビキニアーマー装備させるぞ。 わしはサークルプロテクションからの堅甲、輝刃でバフをかけ、中盤以降はヒーリングオーラとヒールで戦線を維持する感じじゃ。閃光弾は1発。 攻撃は皆に任せる。
キーゼさん、ご無沙汰しております。こちらこそ頼りにさせて頂きますね。 >パイルバンカー ルチルさん、指示出し宜しくお願い致します。 銃眼光壁の1枚はパイルバンカー使用の際に敵の手前に配置してみようかと思います。 壁越しに攻撃して頂ければ安全に接近も攻撃も出来ると思いますので。 >NPCの服装 私はよく知らないのですが、戦力低下が無ければビキニアーマーで大丈夫だと思いますよ。 見た目は防御力が無さそうで心配ですけど、水着でもちゃんと防御力がありますしね。
え?ドワーフの男衆にビキニアーマー着せるの? まぁ・・・・ドワーフ的にはいつもよりアーマーがある分防御力上がりそうだよな・・・・・
超ギリギリ飛び入り参加だぜ! 鱗剥ぎに行きます