【彩都】秋香る褪野の散歩道

炙りとろ左門

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シナリオID:1431

オープニング

 開け放した窓から、金木犀の香りが風に運ばれてくる。真偽の程は定かではないが東方原産とも言われている樹木の香りに、レヴィル=ストゥルルソンはおやと顔を上げた。
「良い香りでしょう。父が植えましたの」
 フェイデン子爵ノーキスが、凝り固まった肩の筋肉をほぐしながら言葉を紡ぐ。
 ノーキスの両親は冒険者であった。不幸にも冒険中に命を落としたが、行く先々で手に入れた品を持ち帰っては、ノーキスに見せていた。
「皆もいい香りだと言うから、近くの森にも植えて……そう、もうそんな時期ですのね」
「夏の暑さもずいぶん引きましたね。過ごしやすくなりました」
 そろそろ衣替えの時期ということもあって、使用人たちの動きも慌ただしい。
「ヴィラールはどう過ごしていますの?」
「彼なら工房に」
「……それは昨日も一昨日も聞きましたわ。工房以外には出向かないの?」
 ノーキスが呆れ気味に訊ねると、レヴィルは言いにくそうに目を逸らす。
「集中を乱されたくない、と仰って。仕事のこととなると大変熱心な方のようです。ですが、工芸部門のダリル親方も心配されては……いますね」
 新しく設計した炉を使って、すでに採取済みの玻璃花(クリスタルリリー)を砕き作ったガラス工芸品の数々を、レヴィルは目にしている。「ヴィラール=サージェス」の腕は実に申し分ない。しかし、この褪野(フェイデン)で「ヴェルクリエの職人の作品」を売り出しても意味がない。
「いい機会ですね」
「何がですの?」
 首を傾げるノーキスの目の前から、レヴィルは未決済の書類を片付けた。
「これよりも優先度の高いお仕事です。ノーキス様にはお休みを、ヴィラール氏にはこのフェイデンについて、知っていただきましょう」


 ヴィラール=サージェスは悩んでいた。
 彩都開拓団の工芸部門を取り仕切るダリル親方が、ヴィラールの作品に納得しないのだ。
「確かに技術はある。出来栄えも申し分ない。さすが天才と謳われるだけある。あんまり若いんでびっくりしたが」
「よく言われます」
 だが、ヴェルクリエでは年齢など関係ない。実力が全てだ。サージェス家にしても、そんなヴェルクリエで「家門」を名乗るくらいの酔狂を行う以上、実力を示せなければ容赦なく放り出される。
 今「ヴィラール」に扮する少女エスティも、生きるために血の滲むような努力をしてきた。だが両親が必要としていたのは兄で——兄が死んでからも、それが変わることはなかったのだ。
 だから、褪野(ここ)ならば、ヴェルクリエから、サージェス家の物差しから解放されると期待した。少し、ほんの少しの、諦められる期待だったが。
「ああ、いや、違うんだ。そう落ち込むな。お前さんが実力不足だって言ってるわけじゃねえ」
 ダリル親方がわしわしとヴィラールの灰色の髪を撫で回す。
「お前さんには、ここでしか作れねえものを作ってもらいたい。それは単に、玻璃花(クリスタルリリー)を材料とすればいいってことじゃねえんだ。だからほら……うまく言えねえが……ええい、ここ数日工房に籠りきりだしな、ちょっと外歩いてこい!」
「わっ」
 仕事着のまま、ヴィラールは工房の外に放り出される。久しぶりに陽の光をまともに浴びて、ヴィラールは目を細めた。
 高く、青く澄んだ空。涼しい風に乗って流れてくるこの香りは……なんだろう?

解説

鉱山も奪還され、ヴェルクリエよりガラス職人を招致することも叶いました! ここでレヴィルはノーキスに息抜きをしてもらいたいと考えているようで…… ちょうど褪野を訪れていた冒険者たちにも声がかかりました。 【1/散策】ピクニック ノーキスは政務疲れで甘味と癒しを欲しています。 金木犀の香りがする森を散策しましょう! 【2/農業】畑仕事を手伝う りんご、もも、ぶどう。いずれの果樹を植えるか、 農業部門のロゴ親方は悩んでいるようです。 用土の改良は出来るものとして、 どの果樹がいいかアドバイスしてあげましょう! 【3/畜産】ひつじたちをお世話する 森の近くの丘では牧羊が行われています。 褪野再建のために買われてきた彼らですが、 褪野にまだ馴染みきれていない様子…… お世話をしてあげましょう! ■開拓団について フェイデン子爵領の再興と発展のため、冒険者を中心として構成された組織です。 開拓団にはそれぞれ、【農業】【採掘】【漁業】【工芸】【畜産】の小部門が用意されています。 これらには子爵領の職人たちが親方として配属されており、技術指導を行います。 今回より開拓団に参加を希望されるPCは、プレイング冒頭に「【開拓団参加希望:◯◯】」(◯◯は小部門名)とご記入ください。 ※開拓団所属者の判定が有利になったり、未所属者の判定が不利になったりする、などということはありません。あくまで開拓依頼をより楽しむためのフレーバー要素です。 ■NPC ★ノーキス=フェイデン  種族:ヒューマン 年齢:19歳  フェイデン子爵であり、今回の依頼主です。見た目は深窓の美少女ですが、結構言葉遣いが大胆です。今回はピクニックを満喫しています。 ★レヴィル=ストゥルルソン  種族:ヒューマン 年齢:23歳  フェイデン子爵領を担当する王国査察官です。高い背丈と寡黙な性格からくる威圧感で誤解されがちですが、割と良い人です。今回は畑仕事を手伝っています。 ★ヴィラール=サージェス  種族:ハーフビースト(ロップイヤー) 年齢:16歳  事故死した双子の兄に代わり、「ガラス職人ヴィラール=サージェス」を名乗る男装女子です。正体については、ノーキスとレヴィル、そして関わった冒険者しか知りません。今回は羊の世話を手伝っています。 ・プレイングで指定しなければ、NPCはリプレイには登場しません。 ・字数の都合でNPCとのやりとりがカットされる場合もございます。ご了承ください。

マスターより

初めましての方は初めまして。こんにちは、炙りとろ左門です。 彩都開拓団の素焼きピンバッジができました! どんな感じかは、ノーキスのギャラリーをご覧ください。 システム的にまだアイテム付与はできないのですが……! 本シナリオは「【褪野】」シリーズのサブストリーム、「【彩都】」の第2話です。【褪野】/【彩都】を知らなくても問題ありませんが、第1話「【褪野】今からでも頼れる冒険者がいるんですの!?」OPにフェイデン領の情報がありますので、フェイデンってなんぞやという方はどうぞ。 本依頼にはOPにも登場したNPC「ノーキス=フェイデン」および「レヴィル=ストゥルルソン」が関連づけられており、挨拶をしたり、必要に応じて応答します。質問の際はコメント冒頭に【Q】をつけてください。 NPCによる質疑応答については、OPや解説において判断に迷う表現があった場合のみで、基本的にはOPや解説に書かれていることが全てとなります。【ご質問の内容によってはお答えできない場合がございますが、書かれていないことで判定を行なったりすることはありませんので、そこはご安心ください】。 それでは、皆様のプレイング、お待ちしております!

リプレイ

 ライオネル・ギシュムから「その提案」を聞き、レヴィルは目を瞬く。
「仮装、ですか」
「うん! 関係者同士、親交を深めるためのレクリエーションとして……どうかな?」
「そうですね……開拓団の皆さんにはお仕事も頼んでいますから、それの邪魔にならない程度の装飾であれば。とはいえ、まずはノーキス様にもお話を」
 レヴィルが言い終わらないうちに、その後ろからひょっこりとノーキスが顔を出す。
「私(わたくし)を呼んだかしら?」
 ノーキスは簡素なワンピースに身を包んでいる。どこにでもいる村娘——とは流石にいかないが、むやみに飾り立てない部分が『らしい』と言える。
 レヴィルから軽く説明を受けたノーキスは、楽しそうですわね、と微笑んだ。
「冒険者風に着替えてみようかしら」
「そのままでお願いします」
 先日、ベイントン鉱山の奪還作戦にてノーキスが勝負服として着てきたものだ。その時のことを思い出したのか、レヴィルは即座に却下する。
「仕方ありませんわね……。ライオネル、提案、感謝しますわ。フェイデンを楽しんでくださいな。……ではジャミラ、行きましょう」
 リザードマンの冒険者、ジャミラ・アサド・ディヤーを呼んで、ノーキスは金木犀の香る森へと向かう。2人の手には、軽食が入っているのであろうラタンバスケットがあった。

● 褪野を彩る果実のために
 ヨル・スレイマンは、ねこみみカチューシャとねこしっぽのアタッチメントアクセサリーを手にナハシュに近づき、流れるような動作で装備させる。ゴブリンの青年は、ゴブリンキャットになった。
「うんうん、絶対似合うと思ったんだよね。君は猫っぽいし」
 ヨルは満足げに頷く。ナハシュは黒いねこしっぽをつまみあげた。
「ああ、なんか言ってたな、交流だかなんだか」
 そしてどこからかおもむろに、三毛猫のねこみみカチューシャとねこしっぽを取り出す。
「え」
「お前の分な。等価交換だ」
 こうして2匹の猫が出来上がる。
「大丈夫? 変じゃない??」
 大丈夫大丈夫、と適当に返事をするナハシュとともに、ヨルはロゴ親方のもとへ向かう。
「おお、よく来たな……どうした、その格好」
「仮装して関係者同士親交を深めてくれってことらしいぞ」
 そう答えるナハシュの猫耳を一瞥したあと、ロゴ親方は「まあ作業の邪魔にはならなそうだしいいか」と判断したのか、頷く。
「果樹園を作ろうと思うんだが、植える樹について悩んでてな」
「作れんのか? 果樹園なんて」
 フェイデンは痩せた土地であり、故に「褪野」と呼ばれている。燕麦でさえ収穫量が心許ないというこの地に、果たして果樹など育つのか。
「すぐには難しいだろうが、何事もやらなきゃはじまらん。それにあんたたちが連れてきた羊、あいつらがいい肥料を提供してくれるんでな」
 用土の改良も果樹の育成も、年単位の試行錯誤が必要だ。始めるのなら早いほうがいい、ということだろう。
「育てるものが決まらんと土を用意できんからな。んで候補としては、林檎か葡萄か桃なんだが……」
 悩むロゴ親方を見て、ヨルはナハシュをつっつき声を潜める。
「ナハシュ。果樹ってどう育つんだ? ここで何かするとにょきっと生えてくるのか?」
 ナハシュは目を瞬く。
「マジかお前。えーと、果物の中に種が入ってるだろ」
「種は知ってる。果物の食えない部分だ」
「それが地面に埋まって樹が生えて実がなる」
「まじか……」
 あんな小さな種が大きな木に成長する様が想像しにくいらしい。だが、ヨルはそれを感嘆を以って受け止めた。
「今日植えたら、いつ木になるんだ? 明後日くらいか?」
「種からじゃ数十年かかるが、普通は苗木を植えるから数年じゃねえか? 来年には成るかもな」
 それから2人は、加工物として酒を推しつつ、林檎と葡萄を候補に挙げた。
「工芸部門と連携して、硝子細工の綺麗な瓶にしてさ。いや俺が飲みたいからではなく。飲みたいけど」
「はっは。正直でいいねえ」
 ヨルの提案はロゴ親方の興味を特に引いたようだった。2人はそのまま、農園の土を耕す仕事に移る。


 レイヤ・ダライ=カホールとナキルのふたりは、ヨルとナハシュに先んじて農園の土を耕していた。
「このミニビヒモーさん、なんだかやる気に満ちてますね。それにしても一体どこから……?」
 レイヤが首を傾げて見つめる先には、謎のミニビヒモー。本来ならその生息地は帝国であるはずだが……。上機嫌にその背に堆肥を詰めた袋を乗せて運んだり、農具をひいて畑を耕したり。いわゆる牛耕、というやつである。
「ただの荷物運びよりもこういうのが好きなんでしょうか?」
 ミニビヒモーが耕したあとを、ナキルが鍬(くわ)で丁寧に掘り返して土に空気を含ませる。
「たまにはこういうのも、いい運動になる、って」
 ナキルはそこまで言って、ざくっと鍬を土に突き立てたまま大きく息をついた。
「思うけど……結構重労働なんだなあ」
 ナキルはハーフリングである。ゆえに、ヒューマンが使うような農具はやや手に余る。レイヤは見かねて、休憩を申し入れた。
「っはー。農業甘く見てたかもしれねえ」
「重労働なので、動物に手伝ってもらったりするんですよ」
「なるほどな……」
 レイヤから水筒を受け取り、畑を耕すミニビヒモーを見つつ、ナキルは中身を呷った。冷たい水が喉を滑り落ちていく。
「あれ、親方がどれ植えるかってやつ。アンタは何を勧めたんだ?」
「日持ちの問題を考えて、林檎か葡萄を、と。どっちもお酒になりますしね!」
 清潔で新鮮な水を安定的に、そして大量に確保できない場合、酒という存在は頼りになる。尤も、フェイデンにおいては飲用水は確保できているようなので、売り物にするのが主になるだろう。
「あとは気候ですね。林檎は暑さに弱くて、葡萄は……水捌けが良い土がいいんでしたっけ。土の改善が要りますね」
「ははあ……大変だ」
 と、ナキルとレイヤが話しているところへミニビヒモーが戻ってきた。そしてレイヤの背中を頭でぐいぐいと押す。
「わ、何ですか……その目は、止まってないで仕事しろってことですか!? まったく、ヒト使いの荒いビヒモーですね!?」
 ミニビヒモーが一声鳴き、ふたりは再び、農作業へと戻っていく。


 エフィルミアは「かっこいい執事」姿で農園に現れた。「それも仮装か?」とロゴ親方に訊かれ、エフィルミアは胸を張る。
「はい! 男装です!」
 農作業には向いていないが、今回ロゴ親方が皆を呼んだのは意見を募るためだ。さっそく、ロゴ親方はエフィルミアに助言を求める。
「どれも必要な生育環境は似てるので問題ないのですけどっ。運搬のしやすさから林檎がいいと思います!」
「ほう。葡萄や桃は向いていない、と?」
「はい。街道がまだきちんと整備されていないので、ぼこぼこ道なのですよね。桃はすぐ潰れちゃいますし、葡萄は収穫してすぐが食べごろなので、整備されていない街道を運ぶのは時間が掛かりすぎます」
 確かに、ここが流通や隊商拠点だった頃はともかく、今の街道はやや荒れている。多くの果物を運ぶ際に積み上げる必要も出てくるとなれば、潰れる心配の少ない林檎、というのは説得力があった。
「なので、比較的運搬しやすく、収穫後の追熟も出来て日数に余裕がある林檎が最適かなっと! あと単純に私はりんごが好きなので。お酒にしてもジュースにしても美味しいですし」
「なるほどなあ」
 プリンやチーズケーキに入れても……と、エフィルミアはめくるめくお菓子の世界へと入っていく。上手くいったとしても収穫ができるのは来年以降だが、楽しみは多い方がいいだろう。


 海神(ウミガミ)・江流(エル)とガルシアのふたりは、堆肥作りを行なっていた。野菜くずや果物、卵の殻やパンくずなどの生ごみを集め、天日に晒してまず水気を切る。それらを樽に入れ、上から土を被せてよく混ぜる。あとは放置である。
「こんなものでしょうか。半月ごとに掘り返したり足したりして、2ヶ月くらいで完成です」
「一朝一夕とはいかないんだな」
「ええ。手伝ってくれてありがとうございます、海神様」
 樽に蓋をして、江流はうんと伸びをする。
「最近、何かと付き合ってくれてるからな。たまには手伝うさ」
 江流が生活魔法で水を生み出し、汚れた手を綺麗に濯ぐ。ガルシアは濡れた手をタオルで拭うと、使った農具を荷車に載せた。
「産業や運搬の面では、林檎や葡萄がよさそうに思ったけど」
 と、江流は切り出す。先ほど、皆が林檎や葡萄を勧める中、ガルシアはロゴ親方に桃を勧めていた。
「桃は栄養価が高いうえ吸収も早い。さらに弱った身体でも吸収に負担をかけないので、疲弊した兵士さん達の救護食として優秀なんです。林檎や葡萄程生産力はなくとも、一日一人半個あれば十分ですから、少量だけ植えても充分効果的かと」
「へえ……ガルシアさん、農業に関しての知見が深いんだな。ちょっと意外だったわ」
 江流は農具を載せた荷車を押す。
「どれかひとつに絞り込まないといけないって訳じゃないのなら、内需を満たす程度の規模で棲み分けてみるのは、意義がありそうだね」
 水捌けが良い土を好むのは林檎、葡萄と桃は水捌けと水もちのバランス良い土を好み、いずれも、その条件さえ満たせばどんな土でも育つ。大切なのは肥料だ。
 また、生育条件が似ており、畑が確保できるのなら2種でも良いのではないかというのは、ヨルやナハシュも言及していた。もちろん、まずは1種類からというロゴ親方の慎重さもわかる。
「最終的に決めるのは親方ですからね。いずれにしても、苗木の確保や生育についても準備をしなければ……」
 どこか楽しそうなガルシアを見て、海神はふっと頬を緩めるのだった。

● ひつじたちの秋
 牧羊区画はそこそこ、広めに土地が用意されているらしい。畜産部門の長であるバスチアン親方の周りにはぱらぱらと冒険者が集まりはじめている。開拓団の面々もいれば、フェイデンへ足を運んだついでという者も。

 エミリア・シバは開拓団の採掘部門所属だが、まだ鉱山まわりのことは調整中ということもあり、羊の世話を手伝うことにした。
 とはいえ、羊の世話は初めてである。バスチアン親方が集めた羊たちはどこかそわそわとしていて落ち着かない様子だ。
「まずは状態の確認。耳や顔、脚といった部分に吸血虫がついていないか。耳の裏を見れば貧血かどうかがわかる。綺麗なピンク色なら大丈夫だ。それから毛を切ったり梳いたりして虫や汚れを取りながら、皮膚に腫れがないかを確認する」
 エミリアはしっかりそれを記憶した。羊たちは冒険者たちの持つ手入れ道具——特に毛刈りの鋏に怯えているようだったので、声帯模写で鳴き声を真似しながら触れ、敵ではない、仲間だと念じ伝える。
 そうしているうちに、エミリアの周りには手入れの順番待ちができていた。
(見た目は可愛いからぎゅってしたいけれど……)
 手入れを施した後の羊毛は、ふわふわというよりはつやつやだ。せっかく整えたこともあり、抱きつくのは我慢して、エミリアは次の羊を呼んだ。


「どうしてボクがこんなことしなくちゃいけないンだよぉ……」
 一方、アシュリー・レドルナンは苦戦していた。ぶつぶつ文句を言い、嫌々ながら羊の世話をしている。
「もう! この羊、2、3匹連れて帰って売っ払っちゃおうかな」
 ブラシで毛を梳くまではいいのだが、鋏を取り出すと嫌がられてしまう。追いかけっこをしているうちに体力を削られ、アシュリーはへたり込んだ。
 ちら、と周囲の様子を見る。同様に苦戦するものもあれば羊に好かれているものも。
 周囲の目があるうちは連れ去るのは現実的ではないと諦め、アシュリーは一旦鋏をしまって羊たちを誘導する。世話の上手い奴に押し付けるのだ。
「ほら! キミも売り飛ばされたくなかったら早く進んでよね」
 ぺちぺちと羊の背を叩くと、羊たちはじっとアシュリーを見つめ、その後ろに並ぶようにした。
「ちょ! ちょっと待ってよ、ボクを追っかけ回せって言ってるんじゃないよー! そ、そこで見てないで止めてー!」
 アシュリーが逃げると羊が後を追う。さっきとは立場がすっかり逆転してしまい、アシュリーは手近な人物(ヴィラール)に助けを求めた。


 ヴィラールは羊に追い回されているアシュリーをぼんやりと眺めていたが、呼ばれてはっと我に返った。
「だめだよ、困ってるでしょ……あれ?」
 ヴィラールが羊たちを宥めている間に、アシュリーはどこかへ退散してしまったようだ。そこへ、牧羊犬代わりの狼を連れたアスティン・ヴェルラインが通りがかる。
「あなたは……」
「あの時ぶりかな」
 ヴェルクリエで誘拐されたヴィラールを助けた冒険者のひとりが、アスティンである。ふたりは手分けして羊たちの世話をしつつ、言葉を交わした。
「褪野はどう? ヴェルクリエとは違うところも多いと思うけど」
「そう、ですね。のどかで……穏やかな時間が流れていて……好ましいとは。でも、仕事はそんなに、上手くはいってなくて」
 ぽつり、ぽつりと事情を話すヴィラールに、アスティンは考え込む。
「弓矢の材質や構造とかも、部族や地域、環境で違うものになるから。褪野を見て触れて……他の誰でもない君が感じたそれを、作品に込めて欲しいんじゃないかな」
 それを聞いたヴィラールは顔を上げて、周囲の風景へと意識を移す。
「……ありがとうございます。ここは、ヴェルクリエじゃない。それは、僕自身が一番望んでいたことなのに……」
 吹き抜ける秋の風を追って、アスティンも眼下に広がる風景に目を細めた。


 ルベア・ベルニは鋏をしまい、切り落とした羊毛を集めて袋に詰める。糸を紡ぐことはできないが、洗って乾燥させ、わたや芯材として使うのだという。
 その横で、ヴィラールもまた同じ作業をしていた。袋いっぱいに羊毛が集まると、2人はそのまま近くのベンチに腰を下ろす。
「誰かの作った型に嵌められた生き方って、苦しくない?」
 ルベアはふと、そう切り出す。
「ありのままの自分に自信が持てないから、っていうのなら、それは私も同じだから、気持ちは分かるんだけど……」
 そこまで言って、ルベアは言い淀んだ。余計なお世話かもしれない、と。ヴィラールを見ると、空色と金色が混じる不思議な色合いの瞳が、静かにルベアを見つめていた。
「今アナタがここにいるのは、アナタが自分で選択してきたもので、皆それをこうして受け入れているんだから、そこにはちょっとは自信持って良い……と思うのよね」
 心臓がうるさい。どうにも緊張してしまう。
「その上で型からはみだしても、この領地の人は文句は言わないと思うし、もっと気楽に考えてもいいと思うわ」
 言えた。しばしの沈黙を挟んで、ヴィラールは「ありがとうございます」と小さく呟いた。彼女は、どこかほっとした表情をしていた。


 リゼット・ブランは羊の他に、ある人物を探していた。自分と同郷の職人がいると聞いて牧羊地まで来たのだ。
 灰色の髪に、垂れたうさぎ耳。目当ての人物を見つけ、リゼットはぱっと笑顔になる。
「ヴィラールさん、はじめまして。リゼットです! 此処でお会い出来てとっても嬉しいです」
 ヴィラールはリゼットがヴェルクリエ出身で同い年だと聞くと、緊張気味の表情を和らげた。
「不安もあると思いますけど、素敵なもの沢山見つけて大好きになって、作品に活かして下さいね」
 作品を作る。作品を売る。2人の仕事(やくわり)は異なるが、しかしどこかお互いに、似たような何かを感じていた。リゼットの「好きなものに対する情熱」が、ヴィラール(エスティ)が諦観を覚えつつ仕舞い込んでいる理想に、うつったのかもしれない。言葉を交わすうちに、ヴィラールはどこか高揚感を覚えていた。
「あっ。すみません、私ったら……そろそろお仕事に取り掛からないと!」
「そうだね」
 そうして、2人は牧羊地の掃除を始める。羊の糞を隅に集めて草地を綺麗にし、藁を盛る。リゼットの柔らかな歌声が、秋空に高く溶けた。


 アルフィー・リッパーは羊を前に固まっていた。羊たちがここに早く慣れるように世話をするつもりで来たが、いまいち勝手がわからない。
 ちょうど通りかかったヴィラールに「俺にもやり方教えてくれよ」と助けを求めたアルフィーは、2人でもくもくと羊たちの毛の手入れをした。
「ガラス職人なんだって?」
 アルフィーは細工物が好きだ。ヴィラールがガラス細工を手がける工芸師だと分かると、アルフィーは目を輝かせる。
「作品とか……作ってるところ、見たいな」
「あんまり面白いものじゃ……」
「面白いって! 職人が作品に込める想いとか、技術とか。完成するまでの過程全部ひっくるめて、作品だと思う」
 身を乗り出したアルフィーに、ヴィラールは顔を上げて目を瞬く。
「本当に好きなんだね」
「お、おう」
 少し気恥ずかしくなって、アルフィーは手元に視線を落とした。
「いいよ……といっても、工程の見学は、ダリル親方に聞かないとだけど。僕の作ったもの、見るくらいなら」
「ほんとか!? じゃ、じゃあ……さっさと終わらせないとな!」


 羊たちに紛れて、大きなもこもこが牧羊地を闊歩する。
「バクの耳と羊の耳って、なんか似てるよね」
 そう呟くのは、羊の着ぐるみを着込んだメアだ。もこもこで動きにくいかと思いきや、割と快適に羊たちの世話ができている。周囲の羊も「ちょっと体大きいけど仲間っぽいな」と寄ってくる。ブラシがけとトリミングを施した羊たちに囲まれ、動物好きのメアはうっとりとしていた。
「この場所に慣れるには……やっぱり美味しい食べ物かな?」
 その時、一頭の羊がメアの服を食(は)んで引っ張った。どこかに連れて行こうとしているようだ。
「えっ、どうしたの?」
 ぞろぞろと羊たちが移動する。ついていくと、そこはクローバーの群生地だった。メアを誘導した羊は「この草おいしい! 食べていいよ!」と言わんばかりの目で見つめてくる。 
「ふふっ」
 少しクローバーの味が気になってしまった。
 羊たちは食事を終えると、その場に寝転がってうたたねをしだす。メアもごろりと転がった。
「おひさまの匂い……」
 もこもこに囲まれて見る夢は、きっと心地よいものだろう。


「寝てるねー」
「そうですね……」
「気持ちよさそうだね」
 そんなメアの様子を覗き込むのは、アルマ・ヴァレンタインとヴィラール、そしてライオネルだ。
 羊の世話が大体終わり、皆がそれぞれ昼休憩に出かけ始めていた。すると牧羊地の隅に何やら大きいもこもこがいるので呼びに来た、というわけだ。
「ところで気になっていたんですけど……なんだか皆さん、その……普段とは違う格好をされていますよね」
 メアは羊の着ぐるみ、アルマはブランケットを頭からかぶり、目元を抜いた「おばけ」、そしてライオネルは「お姫様(ロングのカツラ付き)」であった。
「冒険者さん特有の何か、勝負服……? とか」
「ではないね」
 ヴィラールが何か誤解しそうだったのを、アルマが否定する。ちなみにライオネルの女装はアルマ(おしゃれさん)のメイキングである。
「ヴィラールさんも何か着てみない? 異性の視点から物事を見るのも勉強になるよ!」
「は、はあ……」
 釈然としない様子のヴィラールに、ライオネルはそっと耳打ちする。
「っていう体で、女の子に戻って楽しんでもらいたくて。これなら自然に楽しめるでしょ?」
 ヴィラールは少し驚いたようだった。いや、でも、と口の中でもごもごと呟く。
「今だけは、仮装っていう名目で、気を張らずに楽しんでほしいんだ」
 散々悩んだ末、ヴィラールはメアの頬をふにふにしていたアルマを振り返る。
「僕がヴィラールだって分からないくらいまで、別人に変身させられますか?」
「耳とか尻尾とかは誤魔化せないだろうけど、お化粧でできる範囲なら?」
 アルマが動物のお世話セットをしまい、メイクセットを取り出す。
「ボク、結構自信あるよ(おしゃれさん Lv.5)」
「それはすごいですね……」
「着替えたら俺がエスコートするから! 午後はフェイデン観光、いっぱいしよう!」
「あ、その前にアルフィーさんを工房に……」
 ひとまず3人はメアを起こし、バスチアン親方のもとへ向かう。午後は観光だという子供達に、バスチアン親方は小遣いを握らせ、連れ立って歩く背中を見送るのだった。

● 午睡の森は甘やかな香り
 領主館近くの森には金木犀が多く植(うわ)っている。ノーキスの両親は生前冒険者であり、その際に旅先から持ち帰ってきたもののひとつだ。最初は若々しい苗木が一本だけだったのだが、良い香りだということで領民たちの間で話題になり、挿木で増やされた。この季節になると上品な花の香りを風に乗せ、秋の訪れを教えてくれる樹木である。

 エリック・ハルトマンとルーカ・ルンガルディエールの2人は、共にピクニックを楽しむために来た。エリックは事前に日当たりの良い場所を調査し、ルーカをエスコートする。
「ここ、探すの色々苦労したんやでー、多分他の人達はこの場所わからないはずや」
 森林官やあちこち歩き回るのが好きなノーキスはともかくとして。
 そこは色とりどりの小花が咲き乱れる、小さな花園だった。
「綺麗ですね」
 優しい金木犀の香りがする。2人は木陰に腰を下ろした。ルーカは事前に用意した弁当を広げる。エリックはそれをわくわくと覗き込んだ。
 旬の果物を使ったフルーツサンドをメインに、甘く焼いた卵焼き、ハムにチーズ。彩りにゆでたアスパラガスを添える。
「さぁエリック。あーん♪」
 ルーカは一口大に切り分けたフルーツサンドを手に取り、エリックの口元へ運ぶ。エリックは慣れた動作でそれを口にし、頬を綻ばせた。
「……お味はどうでしょうか?」
 エリックの表情を見れば、聞くまでもないことはわかる。しかし、言葉にしてもらいたいというのが欲というものだ。
「ルーカ、これとても美味しいで♪ いつもおおきにな」
 そしてエリックは、いつもルーカの欲しい言葉をくれるのだ。
 大切な人を想って作ったものを、大切な人と分け合って食べる。その尊さを噛み締めながら、甘やかなひとときは過ぎていく。
「あ、」
 と、ルーカは声を上げた。金木犀の小さな花がいくつか、エリックの髪についているのに気がついたのだ。
「どした?」
「……いえ、なんでもありません」
 ルーカは、それを払おうと伸ばした手を引っ込める。これはこれで綺麗だ。エリックは不思議そうにしていたが、引っ込んだルーカの手を取り、木漏れ日に目を細める。
「もう少し、ゆっくりしてこか」
「ええ」


 ゼラルム・エルホワイトとサニー・フォン・オルライトの2人もまた、両人だけでのんびりと午睡を楽しんでいた。
 日当たりの良い草地にごろりと寝転がり、柔らかな陽光を浴びる。
「あー、マジ楽。無駄に働こうとする奴らの気が知れんわ」
 ゼラルムは「人間、楽ができる時は楽をした方がいい」という考えのもと、だらだらと過ごすつもりでいた。隣に座るサニーは苦笑する。
「いやまぁ、君がいいならそれで全然構わないけど」
 ゼラルムが他人と関わろうとするなどとは最初から思っていないし、むしろ可能な限り避けるだろうというのが、サニーのゼラルム評である。
「しなくていい仕事にまで手を出す必要ないだろうにな」
 まあ、開拓団とやらに所属している面々には仕事をする理由もあろうし、そうでなくても手伝えば給金もでるということだから、要は、のんびりしたいかどうかなのである。
「何か作ってくればよかったかな? お弁当とか」
 一応ここに来るまでに一緒に食事を済ませているため、空腹というわけでもないのだが、なんというか、雰囲気である。
「機会があれば? ま、たまには日光浴もいいだろうさ」
「そうだね……」
 きっと、普段のゼラルムを知る人なら驚くであろうこんな態度は、サニーにとっては日常で。
 だからこれは、なんてことはない、2人の当たり前で。
 木漏れ日と金木犀の花が踊る風景の中、2人はしばらく、目を閉じていた。


「——わぁ、金木犀の良い香りがするねぇ」
 エルゼリオ・レイノーラは感嘆の息を漏らす。マジカルポケットの中には、早朝から頑張って作ったお弁当と、そして農園で分けてもらった果物、敷布をまとめた鞄が入っている。褪野(フェイデン)のことはよく知らなかったが、ここに来るまでに見た風景、すれ違った人々との会話の中でも十分に土地の雰囲気を味わうことができた。そして、この金木犀の森である。
 ノーキスやジャミラ、シルヴィア・A・カペルやサマエラ=フォリウムもバスケットを持っているが、エルゼリオが手がけた弁当は、レヴィルから密かに教えてもらった「玻璃姫の好物詰め合わせ」である。きっと驚くだろうな、と期待を胸に、ノーキスを振り返る。
「ノーキスさん、お弁当食べるのに丁度良い場所とか知ってますか?」
「確か、この先ですわ」
 ノーキスが上機嫌に指さした先は、小川のほとりだった。
 せせらぎに混じる小鳥たちのおしゃべり。揺れる木漏れ日とひらりひらりと落ちる金木犀の花。それは、絵画を切り取ったような光景だった。
「……美しいな」
 サマエラもまたそれに見入っていた。差し出した手のひらに、ひらりと金木犀の花が舞い降りる。
「金木犀の花は香りは、精神鎮静に役立つと……それだけではなく、白葡萄酒に漬け込む混成酒もあるとか」
 シルヴィアがへえ、と声をあげる。
「飲んでみたいな。サマエラは?」
「飲んだことはない。機会があれば味を見てみたいところだ」
 そんな話をしている傍らで、エルゼリオがマジカルポケットから敷布を取り出して広げる。
「まあ、エルゼリオ。あなたもお弁当を?」
「そう! 見て見て」
 エルゼリオが弁当の蓋を開けると、覗き込んだノーキスの目が輝く。それを見た弁当持参者も、敷布の上に弁当や飲み物を準備していく。
「ちょっとしたパーティみたいですわね。ところで、」
 準備ができたところで、ノーキスが後方の木陰に向かって声を上げる。
「アルト、いらっしゃいな」
「無理無理無理無理ーーーー!!」
 アルト=ミルドレッド=バ・ロッサは、金木犀の木に隠れて首を横に振る。彼女が身に纏っているのは、異国情緒あふれる衣装——リーンエス王国南西に住まう、ある砂漠の民が宴の席で着る、紗である。

〜回想はじめ〜

『ふぅん、皆で仮装して楽しもうってわけね……いいんじゃないかしら? けどあんまりおかしなのは嫌よ私は、皆がしてる分には、見てる分にはいいけど、私がおかしな恰好するのは嫌よ』
『そうですね、ではこちらを。私の故郷では、宴の席では必ず巫女が踊るのですが、その衣装です』

〜回想終わり〜

「あら、そんな服あったかしらと思ったら……ストゥルルソンの持ち物だったのね」
「着替えるわ!!!」
「とても似合っていますわよ」
「そ……そう?」
 ちょろい。
 ちなみにサマエラとシルヴィアも仮装をしている。サマエラは落ち葉を髪飾りのようにたくさん付けて「マンドレイク」を表現し、シルヴィアはシャルガネに伝わる「天狗」の装束に身を包んでいる。
「ノーキスは着物が似合いそうだね」
「キモノって、東方文化のアレですの?」
 そう、と答えて、シルヴィアはノーキスの耳に紅葉の簪を挟む。
「館に帰ったら着てみてくれないかい?」
「是非。シャルガネは父母のお気に入りの行き先でしたの」
 ノーキスは父母との思い出を振り返る。今はもう、会えない人たち。
「よければご両親と……それからご祖父母とのことを聞かせてほしい。君の幸せの形であり、フェイデンの一族が目指した『褪野』の姿が、そこにあると思うんだ」
 シルヴィアはそう言いつつ、オレンジパウンドケーキを皿の上に並べ、ローズティーの茶葉を入れた缶を取り出す。
「これは君に。我が領では……薔薇は特別な意味を持つ。お守りとして、そして友好の印として受け取って欲しい」
「まあ……ありがとう。でもこんなに、なんだか悪いですわ」
 エルゼリオ特製のベリータルトを切り分けつつ、ノーキスは少し照れているようだ。
「気にしないで。君は可愛くて面白い、仲良くなりたいんだ」
「もう……調子のよろしいこと」
 サマエラのフルーツサンドの爽やかな甘味に、ノーキスは微笑む。
 皆のリクエストに応じて、アルトが木漏れ日の下で歌や踊りを披露し、料理と歓談を楽しみながら、玻璃姫の休日は穏やかに過ぎてゆく——。
 

 冒険者たちに連れ添われて領主館に戻る頃には、日が暮れていた。サマエラが身につけていた落ち葉を、苦笑しつつ取り除くノーキスに、エルゼリオは提案する。
「金木犀を褪野の宣伝に利用できないかな? あんなに良い香りに、綺麗な景色だもの。『金木犀の森』みたいな感じで」
「そうですわね……でも、それはできませんの」
「おや、なぜだ? ……ああ、思い出の場所、というやつだろうか」
 サマエラはそう訊ね、すぐにぽんと手を打つ。
「それもありますけれど。あの森には多くの小さな動物たちが住んでいますの。たしかに、領地が賑やかになるのは良いことですけれど、小さなものたちへの配慮もまた、なされるべきでしょう?」
「なるほど」
 サマエラは眩しそうに目を細める。夕日に染まる森は香りと共に鮮やかさを増して、それぞれの記憶に焼きついた。

マスターコメント

お疲れ様でした!(9・ω・)9今回はプレイングや行動の優劣を競うシナリオではないので、MVPの選出はありません。 ちょっとどこに挿れるか悩んで結局書けなかったのですが、農園にはまず「りんご」が植るようです。 2種栽培したりという声もいただきましたので、葡萄と桃はおいおい… 羊さんたちも皆さんのおかげでご機嫌のようです。今回集めた羊毛くずの活用もどこかでしたいですね。 ピクニックも大成功です! お弁当いっぱいでほっこりしました 開拓団に所属の方向けのお知らせとしては、各部門はルーティンで取り上げていく予定ですので、採掘、工芸、漁業の方はもうしばらくお待ちください…! 次の【彩都】はお料理です。その次にメインストリームの【褪野】を予定しております。 今回はご参加ありがとうございました! それではまた、お会いしましょう〜
イベントシナリオ

イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人

2021年09月28日 10時27分06秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ノーキス=フェイデン

    誤字がありますわよ!!!(MS<お恥ずかしい…見つけても見て見ぬふりをしてね) …こほん。いわゆるピクニックですわね。 楽しみにしていますわ! 何か質問があればできる限り答えますから、遠慮なくおっしゃって?

  2. ライオネル・ギシュム

    ライオネルだよ!よろしくね。 突然なんだけど、みんなー!女装か男装しない? ヴィラールさん…正しくはヴィラールさんの替え玉になった双子の妹さんなんだけど。 ヴィラールさんのふりをするようになってから、気を抜いた事なんてなかったんじゃないかな? だから今日くらいは普通の女の子として楽しんでほしくて…。 でも周囲に正体をばらすわけにもいかないから、みんな女装や男装をしてる体にして ヴィラールさんに女の子に戻ってもらおう!って考えた! 勿論やりたくない人もいるだろうし、予定がある人もいるだろうから無理にとは言わないよ。 面白そうだな、のってやるぜ!って思ったらやってもらえると嬉しい! 【装】 男性は女装、女性は男装をして楽しむ! ってタグを作っとくので、のってやるぜ!って人は自由に使っちゃってー!

  3. シルヴィア・A・カペル

    ノーキスは丁寧な挨拶ありがとう。 シルヴィアだ。今回はよろしく頼むよ。 【1/散策】でノーキスとピクニックをする予定だ。料理は不慣れだからお茶やお菓子を持っていこうと思っているよ。 私の場合、普段とあまり変わり映えしないかもしれないけれど……【装】にも参加させてもらおう。当日会ったらよろしくね。

  4. アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ

    アルトよ …特に予定なく入ったから、ギシュムの話に乗ってもいいけど…私じゃむりじゃない???()

  5. アスティン・ヴェルライン

    アスティン。よろしく。 一応、牧羊係だからそっちにで参加しようかな、と考え中。 <男装・女装 …え、これどういう名目でやるの? 「関わった冒険者しか知りません」ってなってるから ヴィラールの件は、直接当時の依頼を受けた冒険者しか知らない、ってことだよね。 それを勝手に冒険者仲間に広めるとか、信頼関係が崩壊するから気軽に触れられないよ? 不自然じゃなく、かつ、ヴィラールが自発的に自然に参加できる名目と 周囲に絶対気が付かれない準備がないときつくない?

  6. ヨル・スレイマン

    ヨル・スレイマン。宜しくね。 農場で何かをすると果樹の木が増えるらしい。奇跡か? 気になるので見学がてら手伝いに行くつもりだよ。 >【装】 仮の名目を用意するなら例えば、収穫祭の余興の予行練習とか、関係者同士の親交を深めるためのレクリエーションとかかな? 楽しそうだなー! でも俺はちょっと見た目の絵面が相当やばくなるから、予定と相談しつつ考えます。連れはそういうの上手いんだけどな。タグの作成ありがとうね。

  7. ライオネル・ギシュム

    タグについてのお返事ありがとー! 実は誰も乗ってくれなかったらどうしようって、ドキドキしてたから嬉しい…! >シルヴィアさん わー!ありがとー!シルヴィアさんは男装も似合いそうだよね。 イケメンオーラ出てる!! >アルト ありがとー!タグ修正するから是非参加よろしく! >どういう名目でやるのか 工芸師としての見分を広めるために異性の気持ちになってみよう!とか言うつもりだったけど ヨルさんの収穫祭の余興の予行練習とか、関係者同士の親交を深めるためのレクリエーションって言う方が良さそうかも!ありがとー! >ヴィラールさんの件 俺は依頼を受けた冒険者だから知ってるんだけど、冒険者仲間にヴィラールさんの性別について広めるつもりはなくて…! ヴィラールさんが女の子として楽しむにはどうしたらいいかって考えた時に みんな異性の恰好してる事にすればいいんじゃないかな!ってぶっ飛んだ発想にたどり着いたんだよね。 皆が女装男装してるなら、ヴィラールさんが女の子の恰好してても女装って思って貰えるしって。 戸惑わせてごめん…! >タグについて 女装男装だけに絞ると参加しづらい人も多いって事に気付いたので! 仮装にしちゃうとかどうだろ? ヨルさんのレクリエーションの話で思い出したんだけど どこかの地方では秋に仮装するお祭り(ハロウィン)があるらしいし、それの真似をして フェイデンを盛り上げるための余興!って感じで冒険者が仮装してみる感じ! …というわけでタグを修正して 【装】 フェイデンを盛り上げる余興として仮装して楽しもう! って感じでどうだろ?

  8. シルヴィア・A・カペル

    ふむ……仮装の理由を書くとしたら、個人的にはヨルが言ってくれた「収穫祭の余興の予行練習」「関係者同士の親交を深めるためのレクリエーション」のどちらかが良さそうだなと思う。「フェイデンを盛り上げるための余興」としては、今回は息抜き依頼だし規模が小さいかなって(収穫祭がハロウィンかな?とも)。 仮装は楽しそうだし賛成だ。ヴィラールが馴染むきっかけになると良いね。 >ライオネル オーラ……が出ているかどうかは分からないけど、そう言って貰えると嬉しいよ。 それなら私は当日シャルガネの男性用の衣装でも着てみようか。 ノーキスにも何かの仮装を勧めてみるよ。

  9. レイヤ・ダライ=カホール

    レイヤ・ダライ=カホールです。 よろしくお願いしますね。 フェイデン子爵領もだいぶ盛り上がってきたみたいですね! 仮装も楽しそうですけど、わたしは畑仕事の手伝いをしにいこうと思います。 ミニビヒモーのエクレアさんを連れて耕したり、運んだり。いろんなお手伝いがしたいです。

  10. ライオネル・ギシュム

    俺がポンコツなばっかりに、タグが迷走してごめんなさいー!(土下座) シルヴィアさんもアドバイスありがと! ではヨルさんのアイデアを頂いて…。 【装】 関係者同士の親交を深めるためのレクリエーションとして仮装を提案! って感じにしとくね!

  11. ヨル・スレイマン

    なるほど、仮装なら確かにいろいろ気にしなくてもいいね。 そしたら折角だし俺もタグ借りていこう。 畑にも行くから、動きやすくていつもと違う、くらいにしておくといいかな。 案外冒険者だとわかりやすくていいかもしれないよ。 ヴィラール君の事情は知らないけど、楽しい息抜きになるといいね。 当日は宜しくだ。

  12. エフィルミア

    シーフのエフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 【2/農業】でりんごを勧めに行こうと思います! りんご、もも、ぶどう、どれも必要な生育環境は似てるので問題ないとして…。 単純に運搬のしやすさからりんごを選びましたっ。 街道がまだきちんと整備されていないので、多分ぼこぼこ道なのですよね。 ももはすぐ潰れちゃうので難しいですし ぶどうは収穫してすぐが食べごろなので、整備されていない街道を運ぶのは時間がかかり過ぎます。 なので比較的運搬しやすく、収穫後の追熟も出来て日数に余裕があるりんごが最適かなっと! 勿論これは私の意見なので、皆さんそれぞれ好きなものを勧めて大丈夫ですよー! 【装】は楽しそうなので私も参加しますね! かっこいい男装をお見せしましょう!

  13. メア

    僕はメア、よろしくね。 僕は羊のお世話を手伝おうと思うよ。 せっかくだし仮装も参加しようかな。 ライオネル君は提案ありがとう。 楽しい一日になるといいね

  14. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 【畜産】部門に参加させてもらってるので 【3/畜産】でひつじさんのお世話をする予定だよ 仮装も面白そうなので【装】タグで参加させてもらうねー

  15. アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ

    オッケー 了解したわ

  16. ライオネル・ギシュム

    【装】タグ参加ありがとー!嬉しい! フリータグなので皆じゃんじゃん使っちゃってー!

  17. エルゼリオ・レイノーラ

    エルゼリオ・レイノーラです。 今回はヨロシクね! ボクは【1/散策】でピクニックする予定だよ~。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0