【灰葬】灰の湖都の鎮魂祭
炙りとろ左門
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シナリオID:1206
オープニング
「ここはハーヴェン、安息の地。
愛という悲しみにうちのめされ、魂の番を喪い取り残された者よ。
灰の湖へと漕ぎ出しなさい」
それは、「置き去りにされた者たち」すべてへの慰めの歌。
城から立ち上る一筋の煙。
鳴り響く弔いの鐘。
湖へ漕ぎ出す船と、棺。
命のあるものにはあまねく、終わりと別れがやってくる——。
● 死灰の守り人たち
鐘撞き番のリリーは、ふうと息をついた。これで、次のお勤めは2時間後である。釣鐘を鳴らすというのは意外にも体力のいることなのだ。とんとんと肩を叩きほぐしながら、リリーは鐘楼から対岸へと視線を向けた。
この鐘の音は、きちんと岸辺の人々に届いているだろうか。故人を偲び、泣き伏せる人々のもとへ。
「リリー=シュヴァーベン」
「ひゃいぃっ!」
突然背後からした声に、リリーは飛び上がる。鐘撞堂の入り口を振り返ると、そこにはリリーの主人がいた。
ロヴェル=ハーヴェン伯爵。どこか物憂げな美丈夫——リリーら〈死灰の守り人〉たちをとりまとめる、この地の領主である。
「御領主様! いかがなさいましたか?」
「いや……少し様子を見にきただけだ。君のような若い娘にとって、鐘撞きは重労働だろう」
ロヴェルは表情ひとつ動かさずに、静かに話す。ともすれば威圧感すら滲み出る態度だが、声音は優しくリリーを労わるものだ。身寄りのないリリーはそんな慈悲深いロヴェルのことを、実の父親のように慕っている。
「いいえ、まだまだいけますよ! それにこれは、大切なお仕事ですから」
「……そうか」
リリーの屈託のない笑顔にロヴェルは軽く目を伏せて、それから軽く手招いた。
「休憩しよう。皆、下で休んでいる」
鐘楼を降り、食堂のある棟へと向かうと、そこにはすでに数人が集まって食事をしていた。皆一様に黒い長衣を身に纏っている。
〈死灰の守り人〉と呼ばれる彼らの仕事は、一般的に言うなら「墓守」である。地域差はあれど、本来であれば街のはずれに追いやられた老人が押し付けられるような職であるにも関わらず、ここハーヴェンでは公職であり、皆から畏敬の念を抱かれる存在である。
リリーは幼い頃、彼らの服装を「辛気臭い」と思っていた。だが、同じ服を纏うようになった今は違う。死者のために祈ること、心を砕くこと、遺族の悲しみを和らげること——それらが、このハーヴェンに安寧を求めて訪れた人々への慰めとなる。リリーは自分の仕事に誇りを持っていた。
「旦那、やはり人が足りませんわ」
だが、彼らを取り巻く現実は厳しい。軽く挨拶を交わして談笑しつつ、〈守り人〉のなかで最も年嵩のあるサミュエルが、ため息と共にぽつりと漏らした。
「鐘撞き番はハンスからリリーに引き継がれても、火女の後継がまだ決まっておりませんで」
〈守り人〉たちは数十人存在するが、「鐘撞き番」や「火女」といった特別な役職には「力あるもの」が就くことがならわしとなっている。しかし帝国崩壊以降、授恵者はその数を増やしているものの、彼らは冒険者ギルドに所属し任務に従事する必要があるため、ハーヴェンを出て行かざるを得ないのだ。
「それは早急になんとかしよう。それまでローラひとりに任せてしまう形にはなるが……」
「あらあら。旦那様、私の火は衰えておりませんのよ。2人分の働きくらい、どうってことありませんわ」
「……すまない。火葬の際には私も手伝おう」
ハーヴェン伯爵領での葬儀は少々特殊である。基本的に土葬文化であるロスガリアにおいて、ハーヴェンでは「遺骸がアンデッドに堕ちぬように」と火葬が選択される。
まず岸辺から「灰の湖」の中心にあるバーレン城に棺を渡し、火女の魔法によって遺骸を焼く。それが終わったら、鐘撞き番が鐘を鳴らして、火葬が恙無く済んだことを岸辺で待つ遺族に伝える。遺灰は壺に納められ、湖を渡って遺族の元に届けられ——そして湖の周辺に広がる墓地に、それぞれ埋められるのだ。ハーヴェンの領主がいるバーレン城とその一帯が、「灰の湖都」と呼ばれる由縁である。
「しかし、葬儀そのものはなんとかなるとして。そろそろアレもありますから、どうしたものか」
サミュエルが難しい顔で腕を組む。彼の心配事は、半月後に迫る鎮魂祭のことである。
ハーヴェン伯爵領では毎年この時期、死者の魂を弔う祭りが開催される。派手なものでこそないが、愛する人や、死に別れた故人と向き合う、領民にとっては重要な行事である。その主導も〈守り人〉たちの仕事なのだが、今年はやや人手不足が否めない。
「あ、それなんですけど……」
リリーはおずおずと手を挙げた。この中では最も年若いとあって、意見を述べるのは緊張する。だが〈守り人〉たちはリリーを決して軽く扱わない。話すのをやめ、少女の顔を注視した。
「冒険者さんに手伝ってもらうのは、どうかな〜って……」
「冒険者に?」
ふむ、とロヴェルは頤に指をかけて考え込む。それに、リリーは続けた。
「出て行っちゃった子たちを冒険者として一時的に呼び戻すことも、もしかしたらできるかもしれないし、ほら、結構良心的な価格で雇えますし。今後のためにも冒険者ギルドとは仲良くしておいた方が……いいんじゃないかな〜って……」
リリーが懐から取り出したメモを、〈守り人〉たちが顔を近づけたり離したりして覗き見る。
「旦那、どうしましょうか」
「大婆様に相談してからだな。だが、良いと思う」
● 灰の湖都からの依頼
その日、冒険者ギルドに大口の依頼が寄せられた。
場所はリーンエス王国南部、ハーヴェン伯爵領。依頼人は領主ロヴェル=ハーヴェン。近く、同領で催される鎮魂祭の手伝い人を募集している、というものだった。どうやら人手が足りないようだ。
ハーヴェン伯爵領は、昔々その領主が愛妻を喪った悲しみのため、「ここを安息の地としよう」と作り上げたものだという。みなしご、未亡人、男寡といった者たちを積極的に受け入れ、彼らが心穏やかに暮らせるよう取り計らっている——そんな話を、君は聞いたことがあるかもしれないし、まったく知らないかもしれない。
領主が依頼人ということもあって、報酬は多め。君はこの依頼を受けてもいいし、受けなくてもいい。
解説
マスターより
リプレイ
鐘の音が鎮魂祭のはじまりを告げる。それを聞き、ロイ・アウレアはバーレン城の大鐘楼を振り返る。
「……マーガレットは、葬送のために特別に育てているのですか?」
湖に浮かべられる花冠は、マーガレットを編んだものだ。花屋の取り扱いのなかにもそれを見つけて、ロイは年老いた売り子に尋ねる。老婆は顔の皺を深めて微笑み、鷹揚に頷いた。
マーガレットの花言葉は、「秘めたる想い」そして「真実の愛」。愛しい人を亡くしたものたちは、花に想いを託す。その花を育てることで、過ぎ去りし日々と、最愛の人を偲ぶのだ。
「今は植え付けの時期だから、満開になる秋頃にまたおいでなさい」
「ありがとうございます。覚えておきましょう」
この街の雰囲気にあてられてか、ロイもふと、過去に想いを馳せていた。エルフとしてはまだまだ先は長いものの、すでに見送った友らがいる。豪快な笑い声、軽快な冗句、空になったいくつもの酒杯、弱々しそうに丸まった背中の、しかしその瞳に宿る確かな光——今も鮮明に思い出せるそれは、この先も積み重なっていくだろう。
思い耽りながら、ロイは湖に向かって歩き出した。
● 弔いの宴
「何を作っていらっしゃるんですか?」
白い生地を捏ねるストレガ・L・リベルガストラに、リサ・ベイカーは尋ねる。ストレガは生地を麺棒で伸ばしながら答えた。
「麦切なのだ。この時期、冷たくても美味いものなのだ」
二人は宴が催されるという場所で、屋台の手伝いをしていた。リサは隣でスープ用の野菜を切っていたのだが、ふとストレガが何やら麺を茹で始めていて気になったのだ。
ストレガは茹で上がった平麺をざるにあけて氷水で締める。そして椀に一束麺をいれると焦茶色のつゆをかけ、リサに差し出した。
「昆布出汁を醤油で調整したものなのだ。シャルガネで習って研鑽したのだ」
「シャルガネの! どうりで珍しそうだと思いました」
「あっ、忘れてたのだ、これもなのだ」
リサが受け取った椀の中に胡瓜とトマトを添える。香ばしいつゆの匂いに豊かな彩りが加わって、食欲をそそる。
「味見してほしいのだ」
「わかりました。……んんっ、おいしい……!」
二人はそのまま長椅子に座り、並んでうどんを啜りながら小休憩に入った。
その視線の先には、飲んだり食べたりしながら、泣いたり、笑ったり忙しい人々の姿。リサはそれを眺めながら、ふと亡くなった母のことを思い出していた。
(そろそろお母さんのお墓参りに行かないと……忙し過ぎて行けてないけど、報告したいことはたくさんあって)
手元のうどんに視線を落とす。さすがにうどんを一緒に作ったことはないが、並んで台所に立って、笑って。
「ゴブリンにも死者を弔う文化があるのだ」
ストレガが静かに語り出し、リサはそれに耳を傾けた。
「埋葬できなかった仲間たちの分まで墓を作って、宴を催し騒いで弔ったと」
目の前の光景に、ストレガも思うものがあったのだろう。
「鎮魂は、生者が折り合いをつけるための儀式なのだ。どうしたって終わりは来る」
「そうですね……」
「そして、生きているのなら腹が減る」
ずずっとうどんを一口。空になった椀を片手に語るストレガに、リサはふっと笑みをこぼした。
「じゃあ、食べ歩きしませんか?」
「うむ。そうしよう」
リサの誘いに、ストレガは満足げに頷いた。
リサとストレガが屋台を巡っていると、どこからか物悲しげな、しかし前向きな調子で歌われている旋律が聞こえてきた。
酒に酔った面々が肩を組んで歌い出し、それに加えて踊るものが現れたらしい。
思い思いにリズムを取る中、それを主導するのはエミリア・シバ、そしてイーヤ・レプリス。
「東方だったかしら……どこかの文化だったと思うのだけれど、死者を供養するために皆で踊るってことがあるらしいの」
エミリアが単純明快なリズムでステップを踏む。子供たちが元気いっぱいにそれを真似し、老齢の者たちも座ったまま足で地面を蹴って拍を刻む。地域によっては眉を顰められるような騒がしさも、このハーヴェンであれば許される。
涙も悲しみも、胸を焦がす過ぎ去りし日々の思い出も、すべて歌に乗せてしまおう。それに通りがかった〈死灰の守り人〉たちも加わって、やいのやいのの大騒ぎ。
(残してきた人たちがずっとくよくよしていたら、亡くなった方達も安心できないものね)
俺たちは元気でやっている。そう伝えるように、空まで声が届くように歌う。その様子は本当に健気なもので。
生者の悲しみが少しでも紛れるように、エミリアは舞い続ける。
「見事なもんだなぁ」
そこへ、近くに座っていたヴァンゲルス・ロッドが酒杯を掲げた。エミリアは一度踊るのをやめて息をつく。
「アナタもお手伝いに?」
同じ金色の瞳がかち合う。ヴァンゲルスは頷き、一口、水で割った蒸留酒を呑んだ。その隣には、泣き疲れたか酔い潰れたかという様子の男が机に突っ伏しており、フリューリングスルフト=ティエラが介抱している。
「飲み比べ?」
「話を聞いてたんだよ。聞いてもらいたそうにしてたからな。……たまにゃあ送り酒ってのも、悪かねえ」
机の上には屋台で購入したつまみたち。ホワイトソースとチーズをかけて焼き上げた芋——シンプルだが外れのない組み合わせだ。
「こんな歳まで冒険者なんてやってりゃ、出会いも別れも幾らだってある。そんなモンをいちいち嘆いているようじゃ、こんな仕事なんざやってられねえよ」
ヴァンゲルスの言葉は、ともすれば鎮魂祭に従事する人々を否定するものにも聞こえるが、しかし。酒杯を揺らすヴァンゲルスの目にも、声音にも、嫌悪の色はなく。
「俺にできることと言やぁ、こうやって酒を飲みながら……時折思い返してやるくれえさ」
忘れないこと。それが、ヴァンゲルスにとって——別れてきた人々への、餞なのだ。
「この枝、もらっていいさぁ?」
机に突っ伏す男の背を撫でている途中で、ちょうどいい枝棒を見つけたフリュー。白い花が可愛らしいその枝に鈴をくくりつけ、舞台に上がる。
(皆の声や、涙が届くように……)
ゆったりとした足運びで、フリューは滑るように踊る。しゃんしゃんと鳴る鈴が、空気を静謐なものへと変えていく。喧騒の波は落ち着き、やがて皆が静かに、フリューの姿に見入っていた。
● 墓地を綺麗にしよう
〈灰の湖都〉が擁する墓地の規模は、かなり大きい。こういった催し物がある故に、そして領主家への信頼故に、首府に墓を備えたいという者が多いためだ。しかしそれだけに〈守り人〉たちの数が少なくなる昨今、墓地の管理事業は人出が足りておらず——。
「こう、なっておりまして」
〈鐘撞き番〉の少女、リリー=シュヴァーベンは掃除道具を両手に提げ、苦笑まじりに冒険者たちを出迎えた。丘の上、その背後に広がる墓地は、荒れ放題……とまでは行かないものの、先日までの長雨も手伝ってか、青々と草木が茂っている。
「お恥ずかしながら、お力添え頂けましたら幸いです」
ぺこり。頭を下げるリリーに、宴会から墓地の整備にやってきたフリューが話しかける。
「フリューって呼んでさぁ。リリーさんと呼んでもえぇかな? お手伝い、力仕事は任せてさぁ」
ぐっと拳を握るフリューに、冒険者たちは頷き、それぞれ道具を手に墓地へと入っていく。
「うちんとこも火葬やったけど、墓は残さん習わしやったんさぁ」
「そうなのですか?」
驚いた様子のリリー。それに、フリューは頷く。
「どこかひとつところに留まらない生活だったんでさぁ。魂は神様のもとに、体は自然に還すってことだったんね」
なるほど、とリリーは空を見上げる。その拍子に石に蹴躓いたのを、脇からフリューと海神・江流が支える。
「あ、ありがとうございます。お二方」
「石も退けないとね。気をつけて」
「そうさねぇ。道の石、脇に集めておくさぁ」
フリューがしゃがみ込んで石を片づけ出す。その横で、江流は墓地全体を眺めるように首を巡らせた。
「王国の中でもここは特別、なんだろうな」
「そうですね。辛気臭いとか、恐ろしいところとか言われてます」
「……そうかな。静かで、穏やかな場所だと思う」
それは慰めでもなく、本心からの言葉だ。江流は嬉しそうにはにかむリリーを振り返った。
「ここの流儀を教えてくれるかな? 無作法があるといけないから」
「東の方ですよね。やっぱり、弔い方も違うんですか?」
「うん。うちの家だと、玉串を捧げたりするんだけど、それはやっても大丈夫かな?」
「たまぐし……? についてはよく分かりませんが、大事なのは気持ちだって御領主様も言ってました」
許可を得た江流は礼を述べ、リリーからハーヴェンの葬祭の話を聞きつつ、作業を始めた。
墓石の周りの草をむしり、墓石の汚れを軽く落とした後、打ち水をして清める。
「シャルガネだと線香を焚くところだけど、うちは神式だったから」
鞄から材料を取り出し、玉串を作って墓前に捧げる。その様子を、リリーは興味深そうに覗き込んだ。
(……こういう風に世界を見て周りたかった、か?)
目の前の墓石は、死んだ妹のものではない。だがこの旅の先、再び見えることが叶ったならば——そう思わずには、いられないのだ。
「私たちも良いだろうか?」
「僕たちもここの作法のことを聞きたいのだけれど」
サマエラ=フォリウムとルカ・アインス・シュテルンがリリーに話しかける。リリーは嬉しそうに頷いた。
軽い説明を聞き終わった二人は、礼を述べて、とりわけ手入れの行き届いていない場所へと足を向ける。
「墓守さんたちもご高齢とのことだから、手入れが大変そうな古いお墓とか……不安定な場所から掃除していこうと思う」
短いがしっかりと祈りを捧げたルカに倣い、サマエラも祈りを捧げる。
「そうだな。……こうも多いと、中には無縁仏もおられるだろう」
木の根が伸張して掘り起こされてしまった場所や、地面が割れているところ。そういう場所に崩れてしまった墓石を元の位置に戻し、無秩序に進出している草をむしる。
「お墓は基本的には大切にされているみたいだけれど、物陰に隠れちゃって見えないままになってたみたいだね」
「そうだな。……ん、ルカ、そっちには寄らない方がいい」
湖畔が近いからだろうか、地面に水が滲出している。サマエラはそれをめざとく見つけると、雨などで土と一緒に墓石まで流されることのないよう、位置を調整した。物陰に倒れてしまっていた墓石も、おそらく悪戯ではなく自然にそうなってしまったのだろう。
「わかった」
ルカは慎重に墓石を運び出す。そして二人で、布やブラシで墓石を丁寧に磨いていく。
(お前たちも、縁者がいないのだな)
名が刻まれていないのは、削れたのか、最初から名もなき者達だったのか。掠れてはいるが手向けの言葉がわずかに残っているのを、サマエラは指でなぞる。
「この領には初めて来たけど、不思議と懐かしいというか、落ち着くねぇ」
ふと、ルカが手を動かしながらそう呟いた。サマエラは顔を上げる。丘の上から見下ろす街並みは、灰色。鮮やかな色は見えないが、それ故に郷愁を呼び起こすのか。
「少し、寂しさも感じさせる」
「うん。だから……これで少しでも、安らかに」
一帯を綺麗に整備して、二人は息をついた。
「……生の中に、死の先に」
「安寧があらんことを」
地に捧げる二人の祈りは、果たして死者に届いたか。揺れる木々の葉がさわさわと音をたてていた。
リディリディ・トゥラ・イェレミースは、草むしりを一時中断して空を見上げた。日は傾き始めているが、まだまだやるべきことは残っている。続いて麻袋いっぱいの草を見やって、リディリディは息をついた。
リリーによれば、ハーヴェンでこそ墓守は公職だが、地域によっては老人や病人にその仕事は押し付けられ、町外れに追いやられてしまうのだという。今までその土地やそこに住まう人々を守り育ててきた先人たちにそのような扱いをするなど、リディリディの感覚ではあり得ない事態だ。
そして墓守は、先人を誇りに思い、その意志を後世に伝える尊い職業である。墓守であるからと追いやられることがあってはならないのに——そんな想いを吐露するリディリディに、リリーはどこか諦めたような笑みを浮かべていた。
「『死は、恐ろしいものだから』」
リディリディはリリーの言葉を反芻する。リリーやハーヴェン伯爵領の領民の多数を占めるヒューマンは、エルフよりも寿命が短い。当然、「死」に対する感覚も違うのだろう。
この地では、死は受け入れられている。だが、皆が皆、そう泰然としてはいられない。
そして死は、いずれ、リディリディにも平等に訪れる。
リディリディはしばらく、伸びる墓石の影を見つめていた。
「では、本業と参りましょうか」
仮面をつけ、フードを目深に引き下げた男——グレイブ・ヤードの本業は、奇しくも墓守である。すなわち勝手は分かっており、リリーから説明を受ける冒険者達の脇をすり抜ける。
黙々と。粛々と。まずは大雑把に背の高い草を取り除きマジカルポケットへ放り込む。景観がある程度すっきりしたところで墓石を清掃し、荒れた大地を均す。そうして大方整えたあとは、細かいところに手を入れていく。
1箇所に集めた雑草を生活魔法で燃やしながら、グレイブはあたりを見回す。
「誰の墓か分からなくなっているものがいくつかありますね……」
風化して割れた墓石や墓碑銘が削られてしまったもの。ずいぶん花も手向けられていないのを見ると、縁者もとうにないのだろう。
燃やした雑草を片付けて、グレイブは一度リリーの元へと戻った。誰の墓なのか、台帳と照らし合わせたほうがいいと助言しつつ、崩れていた墓の位置を教える。
「墓地は人が頻繁に来るところではないですから……このように草が伸びれば、虫だけでなく獣も出るかもしれません。お気をつけくださいね」
慣れた仕事とはいえ、しかし、そこに「作業」という感覚があってはならない。そうして一仕事終える頃には、西の空が染まり始めていた。
「俺のいたところじゃ、死んでも焼かねえし、こういう……墓石? を作ったりもしねえんだよな」
墓石をしげしげと眺めながら、スー・ルーは呟く。その脇でイヴェール・イリュジオンが慣れた手つきで次々と雑草を抜いていた。
「ううん、雑草め、際限がないですね。どうせならここ一帯花畑にしてしまいたいくらいです」
「これも、今日だけやって終わりじゃねえからなあ」
スーは井戸から汲んできた水で墓石を洗い流した。イヴェールは一度手を止めて、近くにあったちょうどいい岩に腰掛ける。
「そうですね。継続して手入れのできる人がいるのが、保全の前提になるでしょうし」
「いないから、こうなってるんだろうしな」
多くの人々にとって、ここが安息の地となるのであれば、今後のことも考える必要がある——イヴェールは今腰掛けているような石も、せめて邪魔にならないような場所に退けておかないと、と頭の中のやることリストに登録する。
「さきほどの話ですが」
「ん?」
「ルーさんのいたところでの話です」
「ああ……」
スーは傾いた墓石を直し、木陰に腰を下ろした。
「狩りでもなんでも、絶対死なねえって事はねぇしよ。ガキなんかはよく死ぬだろ。そこいらに置いとけば腹減った動物どもが勝手に持っていくか、食うか。それで終わりだ」
だけど、とスーは言葉を紡ぐ。
「弔う、ってのは……そうだな、馴染みはなくても、大事なもんだってことは分かる」
「……ええ。気づきましたか? あなたが洗っていたその墓石に刻まれているもの……ひとつひとつ、捧げられた詩が違うんです」
イヴェールの台詞に、スーは墓石を振り返る。そして眉根を寄せた。
「読めねえんだよな……」
「読み上げましょうか。いずれも、素敵な詩です」
歌うように、慰めるように。イヴェールの声が、静かに夕闇を導いていく。
「人雇ってまで整備するのも一苦労だろうによ。よくやるよなぁ」
「整備しないと朽ちるからね。この広さの墓地なら、冒険者を雇うのも無理はない」
ナハシュとヨル・スレイマンは力仕事を引き受けることにした。とはいえ草むしりも墓石の掃除も体力勝負だが——ヨルは苔生した墓石を水で濡らし、ブラシでこすり落としていく。
「火葬、珍しいけどなんかいいよね、自由な感じ」
この墓石の下には、遺灰が眠るのみだという。遺体がアンデッドとなるのを防いだり、場所の確保も目的ではあるだろうが、合理性だけではない理由もある気がする。
「……よし。こっちは……うんうん、綺麗。ご家族が大事にしてくれてるんだ。良かったねえ」
隣の墓に手向けられた花は瑞々しい。墓石も綺麗だが——それは、最近に亡くなったということも意味する。ヨルが祈りの代わりに一人ずつ声をかけるのを、近くで草むしりをしていたナハシュが、胡乱な者を見る目で眺めた。
(何してんだこいつ)
ナハシュは死者を悼んだこともなければ、そもそも「悼む」という気持ちがよく分からない。故に、今まで墓所に縁などはなかった。
「ナハシュには必要ないかもしれないけど、」
そんなナハシュの胸中を読んだように、ヨルはうんと伸びをして言葉を紡いだ。
「関わりの深い人が死んだら、墓は作っておくといいよ。頭の片隅にでも、さ」
墓は残された人のためのものだ。たとえナハシュがそれを解さなくても、先々のために伝えておく。
しかしナハシュはどこか得心したような様子で、頷いた。
「つまり、お前が先に死んだら墓を作ればいいのか……」
「は、俺の墓!?」
ふうん、と顎を撫でるナハシュの言葉に、ヨルは思わず声を上擦らせた。
(それじゃまるで、俺が『関わりの深い人』みたいな……言い方なんだけど)
むずむずする。くすぐったい。きっと、自分は今、嬉しいと思っている。
だがそれを真正面から受け止めるのは少し気恥ずかしくて——考え込むナハシュの横顔から視線を外し、ヨルは墓石洗いに戻った。
「静かだね」
掃除を終えて汗を拭い、セヴラン・クアルトは暮れなずむ世界に目を細める。
こうして墓が並ぶのも、弔いの鐘が鳴るのも。森に還し森と共にある自分達とは違う、けれど、この形も好ましい。セヴランは一箇所にまとめられた雑草に火をつける。
今、セヴランに親しくしてくれる仲間達は、皆同族ではない。エルフの長い記憶に埋もれていく、だが、そうさせたくはない、人々。
しかし彼らも、自分のそばを去って行く時が来る。場合によってはこのように火に焼かれ、灰となり、煙となり。二度と言葉を交わすことは叶わなくなる。
(それでも……別れたあとでも、できることがあるのなら)
天へ向かって伸びて行く煙に想いを寄せ。セヴランは小さく歌い始める。丘の上から、人々が気づくか気づかないか、それくらい微かに。眠る人、送る人、未来で彼らを見送る自分に捧げる、鎮魂の曲を。
墓地に夜の帳が下りはじめる。リリーの一声で冒険者達も道具を手に立ち退いていく中、オゴスはひとり立ち止まって、赤い光に照らされる墓石を見つめていた。
赤い、紅い、あかい、世界。
「……墓で眠れる悪党は、少数派でしょうね」
誰に向けるわけでもなくこぼれたのは、そんな実感で。
自分もどこかで野垂れ死ぬ最期だろう、自業自得だと、確信していて。
墓石を綺麗にしていく間も、胸の裡では自嘲と羨望が渦巻いていた。
「墓で眠れるくらい真っ当な人たちには、敬意を払わねば」
そう、思いながらも。
オゴスはこれまで仕事で殺めてきた命を思い返す。あとで罪悪感を抱くような相手にはそもそも危害を加えることなどない、手にかけたのはろくでなしばかり——そんな言い訳も薄汚れているという自覚はある。なぜなら自分もまた、そのひとりだから。
オゴス自身が殺されかけたこともある。まだ授恵者ではなかった頃。襲撃によって命を落としたボス。赤く、霞む世界。
「あの野郎。俺が殺しに行くまでは——」
唇を噛む。
赤く美しい世界から、赤く血塗られた世界へ。
そうしてオゴスは、一時の夢から、現実へと帰っていく。
● 花に託される想い
スィーリーンは苦戦していた。手先は割と器用だと自負していたが、乾燥花を編むのはなかなか難しい。力加減を間違えると茎は折れ、花びらが散ってしまう。
「んんん、難しいね……!」
スィーリーンの胸中を、隣で同じく花冠作りに従事しているアルマ・ヴァレンタインが代弁する。
「ボク、ちょーっとだけど手細工には自信があったんだけどな……!」
「私もです」
そうは言うものの、二人とも今のところ派手な失敗はない。最初にできあがったものはやや不恰好だったが、味があると言えるレベルで、今し方完成したものはそれなりに見える。
「遺体を焼くのと、乾燥花と。何か関係があるのでしょうか」
「命を終えた、ということなのかもしれないね」
ヴィントでも他でも弔事に関わることが多かったと語るアルマに、スィーリーンは頷きを返す。
「住む地が異なれば弔いの方法も変わるんですね」
日が落ちて暗くなっていく空を見上げ、スィーリーンがバーレン城から立ち上る煙に目を留めると、アルマもそれに倣った。
「煙となって天に昇るのも……〈天に溶けし征竜〉様になぞらえてのことでしょうか」
「そうかもしれないね」
しばらく揺れる煙を見つめたあと、二人は花冠作りに戻る。お互いにコツを教え合いながら、箱いっぱいに花冠を詰めて、湖の畔へと運んでいく。そこでは人々が様々な表情で、湖に花冠を浮かべていた。
携える聖印は、死者の導きとなるだろうか。祈りは、残された人々の心を慰めてくれるだろうか。
様々な思いが帰来する中、二人はそれぞれ、出来上がった花冠を湖に浮かべる。
(亡くなられた方々が安らかに眠れるよう。そして、残された方々が穏やかに暮らせるよう……)
スィーリーンが祈りを捧げる傍らで、アルマがランタンに火を灯した。
その、少し前。
シルヴィア・A・カペルとライオネル・ギシュムもまた、花冠を作っていた。
「花冠を作るのは初めてなんだけど……」
「大丈夫。教えるよ。故郷は花が名産でね、扱いには慣れているんだ」
おずおずと切り出すライオネルに、シルヴィアは微笑み、マーガレットの乾燥花を一束つまむ。
「壊れやすいから気をつけて」
「大切に育てたんだもんね。そおっとそぉっと……」
こわごわと両手で花を受け取るライオネルに、シルヴィアは悪戯っぽく笑いかけた。
「そうだな……女性を気遣うように触れると良いよ」
「じょ、女性を気遣うようにってどんな感じなの!?」
赤面するライオネルに、シルヴィアは「可愛らしいね」とコメントする。ライオネルはからかわれたと気づき、むうっとむくれた。
「そんな事言われたらやりづらいよ、もう! 美人は悪い顔も画になるからずるいなあ」
シルヴィアは謝りつつ、花を編んでいく。
「心を込めて作るんだ。花は人の想いに敏感だから」
「心を込めて、かぁ……」
ライオネルはこれまでの戦いで喪った同胞たちを思った。
「みんながちゃんと迷わず輪廻転生できますように」
その言葉に、ほんのわずかな瞬間、シルヴィアの手が止まる。だがそれは、本当に一瞬のことだった。
日が落ちる頃、シルヴィアとライオネルは湖へ向かう。水面に揺れる花冠を見つめるシルヴィアの憂いを帯びた瞳を見て、ライオネルは、余計なことかもしれないがと思ったが、声をかけずにはいられなかった。
「シルヴィアさんの事情は、よく知らないけど、でも」
シルヴィアにはエルフの師がいる。いた。シルヴィアの祖父の転生を望んだそのエルフは、祖父に生き写しのシルヴィアをどう扱ったか。
そんな由を知るわけもないライオネルだが、しかし。
「魂は消えないよ。シルヴィアさんの想いは、きっと伝わるよ」
その言葉は、直ぐな眼差しは確かに、シルヴィアの心に届いたのだ。
「……ああ、そうなんだね」
シルヴィアは安堵のため息を漏らし、目を閉じた。
祖父を含め、亡くなった人たちの魂が、安らかであるように、と。
ごめんなさい、という啜り泣きを聞いた。
アーシェル・G・クラインは顔を上げ、声の主を探す。それは意外と近くにうずくまっていた。
湖の畔で跪く人々から少し離れたところに、その子供はいた。
——ごめんなさい。俺が死ぬべきだった。ごめんなさい。
譫言のように繰り返される言葉。それは、自分自身に向けたもの。
それに、アーシェルはひどく動揺し、同情した。握り込んだ手の中で、花冠が音を立てる。
(この子は、俺だ)
兄がおかしくなったのも、両親の命を奪ったのも、全て自分のせい。
(なのに俺は、兄貴を——)
これは祈りではない。ただ、赦しを乞いたいだけ。
アーシェルは物陰で泣きじゃくる子供のそばに膝をつく。
「許してやれ、……自分のことを。これからは、幸せを望んで生きていい」
どの口が。だが、それはアーシェル自身の切なる願いでもある。
アーシェルは子供を連れて湖の畔まで行くと、一緒に花冠を湖に浮かべる。その間も、心の中で家族に謝罪をしながら。
「アーシェル」
湖を眺めてどれほどの時間が経ったのか。ひとりとなったアーシェルに、セヴランが声をかける。
「どうしたんだい、そんな顔をして」
聞き慣れた声にアーシェルは安堵し——弱々しく微笑む。
ああ、聞いてくれ、セヴラン。
「……兄貴の命を奪ったのは……俺なんだ」
絞り出した声は、情けなく震えていた。
セヴランは嗚咽を漏らすアーシェルのそばに跪き、その頭をそっと抱く。そして再び、歌を口ずさむ。今は亡き魂のため、残された者のために。
ルベア・ベルニの心は沈んでいた。
崩れないように慎重に花を編みながら、しかし、頭では別のことを考えている。
(救えなかった)
否。
(救わなかった!)
それは、護れたかもしれなかった子供達を見殺しにしたこと。
生き残った子供達は、しかし、死んだも同然の状態で。
(私に、これを作る資格があるの?)
弔いの花冠。だが、彼らを見捨てた自分が、「弔い」などと言える立場か。
かつてルベアが魔獣に襲われた時、ルベアの父は囮となり、そのまま行方不明になった。
父は授恵者などではなかった。ただ、ルベアの父であったという、それだけで。だからこそルベアは祝福を手にした時、父のようになろうと思った。
それなのに。
(贖罪のため?)
自己満足の。
(誰のため?)
独りよがりの墓標。
思考が渦を巻き、後悔だけが重く凝る。いつの間にか手は止まっていた。噛んだ唇に血が滲む。
「……冒険者殿、大丈夫か?」
誰かの声がする。視界は滲み、気を抜けば涙がこぼれそうなほど。何でもないと、呟くのが精一杯で。
花冠を湖に——そんな勇気はなかった。
◆─◆─◆
夜になり、冒険者たちによる手伝いが一段落した頃、湖の畔でロイのフルートが響く。魂を弔う優しい祈りの旋律は、人々の哀しみに沁み渡る。諦めず生き続けた先の終着点としての「死」、そして別れ——それを、受け入れられるように。
その様子を少し離れたところから見守るハーヴェン伯爵ロヴェルに、メアは歩み寄った。
「なぜ、ここまで領民に寄り添うのですか」
祭りが始まってからずっと、ロヴェルはそこで領民たちの話を聞いていた。頷き、慰め、励まし。その憂いを帯びた瞳が気になった。
「この地を治めるものとして当然のこと……というのは、いささか退屈に聞こえるかな?」
ロヴェルは自重気味に笑む。
「幼い頃に両親を喪ってね」
「僕も、」
メアは反射的に顔を上げて、そして慌てて俯いた。
「……もう、亡くなっているだろうと」
「そうか」
メアは膝をつき、湖に花冠を流す。それを、ロヴェルもまた見送った。
「死者に安らかな眠りを。生者に優しい夢を……」
今はもう、会えない人々の魂に、残された人々に安寧を。
メアの祈りのあと、ロヴェルが籠の中から真新しいオイルランプを取り出し、差し出した。
「もう暗い。火を灯していきなさい。これはそのまま、君にあげよう」
星柄の、夜をイメージしたオイルランプだ。柔らかな光がメアの足元を照らす。
途切れぬ祈りと、終わらぬ嘆き。
その狭間で光が、夜闇に溶けていく——。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:多い25 / 4〜25人
2021年07月31日 18時52分41秒 公開
参加者
相談掲示板
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 「1)花冠を作る」に参加する予定だ。
セヴラン・クアルトだよ 墓場の整備を手伝って 時間と字数に余裕があれば鎮魂曲を 捧げたいと思っているよ。 宜しくね
イーヤよ、よろしく。 2で動くのを予定してるわ。
グレイブ・ヤードです。 3を行う予定です。
ヴァンゲルス・ロッドだ。 2で動くつもりだ。
スィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 1で花冠を作ろうと思います。
フリューリングスルフトっていうさぁ、長いからフリューって呼んでね! うちは、そうやねぇ……3の墓地の整備に行こうかなぁ思ってる 余裕と……許可をもらえたら、鎮魂の踊りするやもしれん。文字数次第やね!(
ルベアよ、宜しく。 1で花冠を作るつもり。
ハーヴェン伯爵、ロヴェルだ。これほどまでの助力を得られたこと、感謝に堪えぬ。 年に一度の祭りではあるが、それゆえ領民にとっては大切な行事だ。よろしく頼む。 <お集まりいただきありがとうございます。「マスターより」にもあるとおり、質問の際はコメント冒頭に【Q】をつけてください。ただし内容によってはお答えできない場合もございますので、ご了承ください。また、質問は出発前日の29日12時までといたします。よろしくお願いいたします!>
海神江流だよ。今回は宜しくね。 俺は3で墓地の整備かな。 草むしりなり墓石磨きなり。
僕はメア。よろしくね。 1の花冠を作る予定だよ。
No.12
リディリディです。 よ、よろしくお願いします。 私は・・・、3で動こうかと思っています。
オゴスと申します。どうぞよろしくお願いいたします。 3で墓石を綺麗にしましょうかねえ。
No.14
スールだ、よろしく頼むぜ 俺ぁ墓の整備ってのをするつもりだ。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 2でやる予定なのだ。
イヴェール・イリュジオンと申します。 どうぞ宜しくお願い致します(ぺこり) 私は3の方に行かせて頂きますね。
んむむむむむ………よし。 【Q】 こんにちは、です、ロヴェルさん……さま? し、失礼な物言いしたらごめんなさいさぁ! えっと、質問!……です。うちの故郷の、鎮魂の踊り、とかしても平気さぁ?……じゃなくて、ですか?(頑張って敬語を使って話す)
ロイ・アウレアです。 4で町の方々と話しとかてみたいな、ヨロシク。
【A1】 …楽にして構わない。 舞踊、か。良いのではないかと思う。ありがたいことに鎮魂曲を捧げてくれる者もいることだ、貴公らの心遣いに感謝する。 どこで披露するかは任せよう。
ああ、ハーヴェン伯 僕の事にまでありがとうございます。 現地(プレイング)でお伺いするつもりだったので 他の行動に字数を使えますね 祈る人々の邪魔にならない様に気をつけますよ フリューさんも切欠をくれてありがとう。
…それはよかった。 まあなに、筆記者が上手くやるから、多少のことは心配いらない。 それでは、よろしく頼む。
ご回答ありがとうございますさぁ!そっか、良かった! (クアルトさんにも笑顔を向けて小さく会釈)広く気にかけて答えてくださったロヴェルさ、まのおかげやけど、お役に立てれたんなら良かったさぁ♪
ライオネルだよ。よろしくね! 俺は【1】で花冠を作る予定。 花冠を作るのは初めてだけど、大事な花を崩さないように頑張ってみる!
…明日の昼に出発となる。 皆、行動計画の提出忘れのないように。 そしてこのたびの尽力、誠に感謝する。 それでは、しばしの慰めの時を——
遅くなっちゃった。ルカだよ、よろしくね。 僕も【3】に参加させてもらおうと思うよ。