【学乱】仮装舞踏会で名を上げよう
青猫格子
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シナリオID:1121
オープニング
その日、イアン・ランボヴィルが目を覚ますと寮の自室が大量の反物で埋まっていた。
「お坊ちゃまー! ああ、生き埋めになっておらず良かったです!」
イアンのメイド、アンジェラが慌てて布をかき分け駆けつけてきた。
「ああ、大丈夫だよ。ところでアンジェ、これはもしや……」
「はい、フェルナンド様の使いが今朝この手紙とともに、部屋に運んできたのです」
イアンは手紙を受け取って読む。
手紙の主は予想通りイアンの父、フェルナンド・ランボヴィルだった。
『イアンよ。
知っての通り我がランボヴィル家はここしばらく地理的な問題で王国の中央に不干渉であった。
かといって今は他の者に領地を任せられる状況ではない。
しかし、今やお前が学園にいる。学園は今新たな節目を迎えようとしている。
次世代のリーダーが誰かを見極め、人脈を作っておくことこそがお前の将来のためにもなるのだ。
というわけで、このランボヴィル領産の生地の中でも上質な物を厳選して送るのでうまく使ってほしい。
具体的にはリーダー候補の婚約者にドレスを仕立てて贈ったりするといいぞ。
良い報告を待っている』
手紙を最後まで読んだイアンは深く溜息をついた。
彼の父、ランボヴィル侯爵は若い頃は『付け届のランボヴィル』とも言われるほど要人への贈り物を欠かさないことで有名だった。
贈り物によって貴族の間で名を知られるようになったので、その手腕は間違っていなかったとも言える。
だが、家を継ぎ領地経営に専念すると以前のように細やかな贈り物やパーティへの参加が出来なくなってしまったらしく、政治からは遠のいてしまった。
「父上のいつもの行動と言えばそうだけど」
イアンは冷めた様子で布の山を見る。ドレス数着どころの量ではない。色も柄も様々だ。
彼は今のところ学園では派閥にあまり関与せず、中立を保っていた。
それが急にドレスを配って回ったらどんな印象を持たれるだろうか。
今まではお菓子等の、食べたら無くなるもので済んでいた。しかしドレスは残るものだ。
(『やはり息子も付け届のランボヴィルというわけか』とか、噂されるのかな……)
そう思うと、父の意向には従いたくないと思えてしまう。
授業に向かうイアンはあまり布のことを考えないようにすることにした。
●2年教室
「イアンくん、だよね? あなたのクラスの友人から話を聞いたんだけど」
放課後、帰ろうとした所、隣のクラスの少女が突然イアンに話しかけてきた。
イアンは驚く。栗色のミディアムヘアの少女。彼女の名はアンネリー・ゼンゲル。
噂によるとイアンのクラスのリーダー的存在、ラルス・ダンネベルクの婚約者であるという。彼女もまた隣のクラスでは女子の中心的存在であり、派閥を問わず友人が多いらしい。
しかし、イアンは特に彼女話したことはなかった。なぜ急に声をかけてきたのだろう。
「僕に何か用?」
「あなたの寮に大量の布が運び込まれていたって聞いたの」
噂が流れるのが早い。あんなに大量の布を運んでいたら仕方ないとも言えるが。
「もしよければ、私が計画している催しに布を分けていただけないかしら?」
「それは……」
布をどうするか悩んでいた彼にとっては朗報でもあるが、イアンは少しためらった。
アンネリーもラルスも貴族派貴族の家柄である。彼女たちに布を提供するのは周りから貴族派に近寄っていると取られるのではないだろうか。
「……実はね、この間考えさせられる出来事があったの」
適当な椅子に座り、少女は話し始める。
以前、王党派も含んだ友人たちで自分の領地へピクニックへ行った所、何者かの襲撃をうけたこと。
それはおそらく過激派貴族が仕掛けたものであると思われること。
「そんなことが……」
「私思ったの。今までは派閥を問わず色々な人が仲良くしていくことで、少しでも良い学園になればと思ってたけど、それを良くないと思う人達もいるんだって。ならばもっと、一人一人が意識して学園を変えていこうと行動しないと」
「それって、貴族派っぽくないんじゃない?」
学園が変わることを許容するようなアンネリーの言動にイアンは疑問を示す。
「そうかもね。私としては、生徒が自分の意志で選んだのなら、学園がそのままでも、変わっていくのでも受け入れられる。でも、学園外の勢力による力で決定されるのは良くないと思うの」
新学園長による王党派貴族の動きも、それに抵抗する貴族派貴族も学園の外から来た動きだ。
だがそれで学園の生徒達はただ黙って見ていればいいのだろうか。
そうではない、とアンネリーは考えた。
「それで、生徒会選挙に向けて『仮装舞踏会』を行おうって考えたの」
「ちょ、ちょっとよく分からないんだけど!?」
彼女の発想についていけず、イアンは戸惑った。今までの話のどこから舞踏会につながるのか。
「仮装を考えて作る、または誰かに作ってもらう。それってセンスを持っているか、人を動かせる器が必要なのよ。すなわちいい衣装を調達できる人は生徒会を任せられる器があるわけ」
「なるほど。いや、そうかなあ?」
イアンは服にそこまで拘ったことがなかったが、アンネリーにとっては大事なポイントらしい。
「参加はどの派閥からでも可能。各々が考えた仮装で周囲にインパクトを与え、選挙に向けて名前を覚えてもらう、というのが会の趣旨よ。みんなで服を作って発表する、平和な戦いをするのよ」
「そういうことか……」
イアンは考える。特定の派閥に肩入れしないというのなら、かえって好都合かもしれない。
「それなら、協力してもいいよ。他に何かすることはある?」
「ありがとう。あとは会場の飾り付けとか……」
二人は今後の計画を話し合う。
こうして、生徒会選挙に興味を持ってもらうための『仮装舞踏会』の準備が始まった。
解説
マスターより
リプレイ
パンクリアース学園。
その日は空き教室の一つが貸し切られて、生徒たちや冒険者が思い思いに仮装の準備に励んでいた。
そこへ、ロゼットが大量の本を抱えて部屋へ入ってくる。
「さすが学園の図書館ね。ドレスとかの裁縫の資料もちゃんと揃っていたわ」
「ありがとう、ロゼット」
アンネリーがやってきて一緒に本を中央のテーブルに置いた。
彼女の友人たちは、アンネリーと一緒に仮装舞踏会で着るための衣装を一緒に考えていたが、資料を前にして興味深そうに話し合う。
「まあ、初夏のお祭りの衣装ですって。これをドレスにアレンジするのはどうかしら?」
「この服も着てみたいなあ……」
「そのデザインなら、資料のこの型紙をベースにしたらどうかしら」
ロゼットが別の本を開いて彼女たちに見せる。少し古い裁縫の本だが、型紙が詳しく描かれていた。
布は沢山あるため、型紙を試作しながら服を作っても十分足りるだろう。
(アンネリーさん、元気そうで良かった……)
リゼット・ブランはロゼットとアンネリーたちと一緒に作業をしていた。
まさか彼女たちと素晴らしい布に囲まれて服を作れるとは。
「少し触っても良いですか?」
布を見てうっとりするリゼット。彼女にとっては宝の山そのものだ。
「ところで、衣装の演出なのですが、早着替えなんてどうでしょうか?」
少しでも多くの衣装を魅せるために、彼女はアンネリーに提案する。
相反する二つのモチーフのドレスを用意して一瞬に切り替える演出をするのだ。
「面白そうだけど、できるかしら?」
「一着はキモノのように羽織って、帯と紐を解いてぱっと脱ぐんです。これなら特別な練習はいらないですよ」
楽しそうにアンネリーに案を語るリゼット。
「なるほど、面白そう。そんなことが思いつくなんて、本当に服や布が好きなのね。あなたが着たら服も喜んでくれるんじゃない?」
「そうですか? ううん、私としては誰かに着てほしいです」
笑顔で答えるリゼット。
いつかは特注のドレスを着たいと夢見てはいるが、貴族の集う仮装舞踏会で表に立つにはまだ勇気がない。もっとふさわしい人がいるはずだ。
「ところで、サイラスさんは何を作っているんですか?」
ロゼットが少し離れた机で作業していたサイラスに声をかける。
鍛冶師のサイラスは鎧を作ることもある。それは金属だけではない。
革鎧や鎧の一部として革製品を作ることもある。
その際に余った素材を利用して衣装をつくることにしたようだ。
「ああ、ヴァンパイアをテーマにしようと思ってな。それにドラゴンの要素を加えたら面白いやん?」
黒のカソックに竜をイメージした赤い革のマントを羽織った衣装はよくできており、仮装にありがちな安っぽさがない。厳かな雰囲気さえ感じられる。
「これは、本格的な衣装ですね!」
ロゼットは衣装を見て感心した声を上げる。
「だろう? それに吸血鬼といえば血を飲んでいてもおかしくない。それっぽくするためにずっとワインを飲んでいてもお咎めなしなわけよ」
すでに衣装とともにワイングラスが用意されていた。当日飲む準備までしている。
もちろん、彼とて選挙と無関係に飲み食いしたいだけではない。
吸血鬼の姿に惹きつけられた者たちに、選挙に興味を持ってもらえるように誘いかけるつもりだ。
(しかし、どこが勝っても俺には関係ないし、早く決着付けばいいのにな)
心の中ではそう思っていても、今は学生たちの手伝いに徹しお祭りを楽しむことにするサイラスであった。
●花の王子たちと歌姫
アンネリーたちの隣のテーブルでは、アンネエルカ、クレア・エクレール、アーシェル・G・クラインが衣装のデザインを考えていた。
「布で作ったお花を衣装に取り入れるのはどうかしら?」
アンネエルカは布で花を作りながら、積極的に色々な案を出している。衣装を作り上げ、舞踏会が盛り上がれば生徒の投票率も伸びるはずだ。
そのために仲間と良いアイデアを出し合おうとしていた。
「ボクならそうだな……こんな感じで王子様っぽい衣装を着てみたいかも!」
クレアがスケッチブックに描いたのは、二種類の王子の衣装。
一つは、白と青を基調とした衣装、もう一つは赤と黒を基調とした衣装。細部は異なるが、それぞれウィリアムとレイウェストの衣装を彷彿とさせるものだ。
「あら、どちらも素敵ですね」
隣にいたアンネリーはアンネエルカの花と、クレアのスケッチを見てその出来栄えに喜ぶ。
「二人共流石だな」
アンネリーに褒められた二人を見て何故か得意げな顔をするアーシェル。
「アーシェルは何か思いついた?」
「ああ、テーマはもう決まってるぜ。アンネとクレアの魅力を最大限に引き出すデザインだ」
クレアの質問に彼は当然だというように答える。
「二人の案を取り入れて……二人が花の王子になるというのはどうだろう?
アンネは『清楚で可憐で可愛らしく』、白い花の王子に。
クレアは『過度ではない露出で艷やかに美しく』黒い花の王子だ」
アンネエルカの花とクレアの王子の案を組み合わせたのだ。
「私たちが王子の姿に? たしかに意外だけど悪くないかもね。でも、それだとアーシェルさんはどうするんですか」
「俺は引き立て役でいい。必要なら仮装しても構わないが……」
アンネエルカと話していたアーシェルは、近くを通りかかったリゼットに声をかける。
「リゼットは仮装しないのか?」
「えっと、まだ考え中です……」
「そうか。俺は『華やかで愛らしい歌姫』とかどうかなと思ったが、もっといい案があるならそっちのほうがいいかもな」
リゼットはどちらかというと今は仮装をするより、他の人の衣装を考えたいと思っていた。
(でも、『歌姫の衣装』を誰かが着るというのは悪くないかも……)
花の王子の格好をしたアンネエルカとクレア、二人と一緒にいる歌姫を想像するリゼット。
まるで歌劇の世界のようだ。
それは自分であるかもしれないし、違うかもしれないけれど。
華やかな世界を想像してうっとりするリゼットであった。
「王子ならマントも作らないとね。そうだ、桔梗の花言葉は『誠実』や『清楚』なの。白と紫のマントにするのはどうかしら」
「いいね。仕立ては……アンネのお父さんかお母さんにお願いできるかな?」
アンネエルカとクレアたちはその間にも、王子の衣装の案について話しながら盛り上がっている。
●探偵と怪盗~今夜、珍しい鳥を頂きに参ります~
こちらはアルト=ミルドレッド=バ・ロッサ、ギャメル、ハーヴィの三人が作業しているテーブル。
(衣装作りね……私だけで大丈夫かな?)
普段は手伝いなどは使用人に任せているアルト。だが今日は珍しく自分で全部作ることにしていた。
「うーん、作りたいものは決まってるんだがなあ」
ギャメルも、普段着や小物程度ならともかく、衣装づくりは難しく感じているようだ。
「大丈夫だよ、こう見えて裁縫は得意なんだ」
ハーヴィが二人にアドバイスしながらなんとか作業を進めていた。
その間にハーヴィも何かの衣装を作っている。
「そういえば、それって何の衣装? 普通のタキシードに見えるけど」
アルトがハーヴィの作っている衣装を覗き込む。
タキシードにシルクハット、そしてマントまでは普通だが、仮面舞踏会のようなパピヨンマスクまである。
「実は最初『仮装舞踏会』という字を見た時、『仮面舞踏会』に勘違いしちゃったんだよね。なので正統派な怪盗の衣装を作ってみようと思ったんだ」
『正統派の怪盗』については、人によって解釈の違う所だろうが、ハーヴィが考えたのはタキシードと仮面を着けたスタイルだった。
「なるほど。あれ、こっちにもデザインがあるけど、これは……?」
アルトは怪盗の衣装とはまた別のデザイン画の存在に気づく。
「うん、せっかくなら怪盗とセットの探偵の衣装も作ろうと思って用意してたんだ」
「へえ。あ、これならケープと帽子だけ作ればいいから結構簡単かも! あたしが作っていい?」
アルトの言葉にハーヴィは快く承諾し、ケープの型紙を手渡す。
慣れない様子で型紙通りに布を切るアルト。少し危なっかしい所もあったが、ハーヴィの助けでなんとかケープを縫っていく。
「よし、大体できたぜ!」
その間にギャメルはいつの間にか衣装を完成させていた。
「もうできたの? 早いね」
「ベースは既製品を使ったからね」
上下緑のスーツ、白いシャツ、ベスト、手袋。
それらに加えて、タイには赤い羽毛が飾られ、上着には羽を模した布が飾り付けられていた。
「なかなか派手だね。でもなんの意匠だろう?」
ハーヴィは衣装を見て首を傾げる。衣装の出来は問題ないが、モチーフが何かよくわからなかった。
「南国の鳥だ! 踊ったときにきっとキレイだぜ」
ギャメルが衣装を羽織って袖を広げる。たしかに羽を広げた鳥のようだ。そう思うとなんとなく彼の姿が小さなビッグオウムに見えるような気がしてきた。
しばらくしてケープを縫い上げたアルトは、羽織った姿を二人に自慢気味に見せる。
「ま、私もやれば案外出来るって事よ!」
ケープはしっかり縫い上げられており、初めてにしては上出来だ。途中で少し指を怪我してしまったが、それはそれ。
「完成おめでとう! 帽子も作っておいたよ」
ハーヴィがそれまでに作っておいた探偵の帽子をアルトに渡す。これで探偵と怪盗、そして南国の鳥が揃った。もしかしたら珍しい鳥を狙った怪盗とそれを阻止する探偵……なのかもしれない。
●社交界の蝶と花
「カワイイ柄の布がこんなに……! コレ自由に使って良いの!?」
ベアトリーチェ・カロッサは机の上の布に目を輝かせた。
イアンが持ち込んだ布だけでも相当な量がある。色や模様も様々だ。
見ているだけで、作ってみたいドレスや髪飾りの案が浮かんでくる。
ベアトは早速デザインを作り、衣装を試作することにした。
「できた! さっそくドレスの試作をしようっと」
「ねえ? おねえさんは縫えないから、もしよろしければこれも作ってくれないかしら?」
机に向かって作業していたベアトに声をかけたのはエミリア・シバ。どうやら考えてきたデザインを他の人に作ってもらえないかと協力者を探していたようだ。
「もちろんです!」
色々な服を作れて嬉しいベアトは快く応じる。
よかった、といいながら彼女はデザイン画をベアトに手渡した。デザイン画には男女のデザインが描かれている。
「これは、ドレスと仮面ですね」
「そう、舞踏会に参加する学生用のデザインを考えてみたの」
女子のデザインモチーフは蝶。これから華やかに社交界を舞うイメージを表現している。
そして男子のデザインはそんな蝶を射止めようとする花の蕾がモチーフに組み込まれていた。
「最初、仮面舞踏会と間違えちゃったのよねぇ。でも、仮面っていいと思うのよ」
仮面をつけている限り、その人が縛られている立場から一時的にでも離れられる。
貴族社会で度々仮面舞踏会が行われるのはそういった理由も一つにはある。
どの派閥でも参加できる仮装舞踏会には、ふさわしい衣装なのかもしれない。
「素敵だと思います。私のドレスができたらその後作りますよ」
ベアトのデザインは水色のワンピースドレスと蝶の髪飾り。偶然にも蝶のモチーフが一緒だった。エミリアのデザインに合わせてみるのもいいかもしれない。
彼女はそう思いながら、色とりどりの布を型紙に合わせて切り、縫い合わせていく。
布から蝶と花が生まれていくのを楽しみながら、衣装を作る様子をエミリアも興味深そうに眺めていた。
●会場準備~花を飾ろう~
場所は変わってここは貴族寮のイアンの部屋。
イゴールとイアン、そして冒険者たちはここで、会場の飾り付けの用意をしていた。
こちらにもたくさんの布がまだ置かれており、何人かはここで衣装の準備もしている。
「舞踏会の飾りって、どんなのがいいのかな?」
イゴールは庶民なので、舞踏会にこれまでほとんど縁がなかった。
図面をつくることはできるが、飾りの案は皆のアドバイスを聞きたいという。
「イアン様、飾り付けにも布を提供いただけますか?」
ゲルダ・クラインが何か思いついたようで、イアンに尋ねた。
「もちろんいいよ!」
「ありがとうございます。イゴール様、綺麗な布で作られた薔薇や百合があれば、きっと目を引くと思うんです」
布で様々な造花を作って会場を飾るというのが彼女の案だ。
枯れないので事前に準備もしやすいし、これだけの布があればたくさんの種類の花を作り会場を華やかにできるだろう。
「私たちも花づくりの手伝いをしたいと思います」
セロンガード・シュタインドルフとティトも造花作りに参加することにした。
「図面ってどうやって作るのか、気になる……」
ティトが興味深そうにイゴールの図面を描く様子を観察している。
イゴールは定規と鉛筆で会場の図に図鑑で見た花を描き込みながら必要な数を割り出していた。地味な作業だがティトは飽きずに見ている。
「ティト、布を取ってきてくれないか?」
セロンガードがティトに声をかける。イゴールもじろじろ見られては作業しづらいだろうという気持ちもあった。本人はさほど気にしていない様子だが。
ティトは頷くと、布の山の中から造花に必要な布を探すことにした。
「こういう感じで、糊で貼り合わせれば完成です」
ゲルダが試作品を作りながらセロンやイアンたちに作り方の説明をする。
作り方の手順書も作成しており、大勢で作れば量産は難しくなさそうだ。
「これがあれば問題なさそうです」
セロンは手順書を見て自分でもできそうだと安心した。ティトも問題なく作業できるだろう。
「うん、まかせて……」
イゴールが必要な数を計算した後は全員で布を切り、造花を作っていくことにした。
花びらをたくさん作ってから貼り合わせて花を作っていく。
百合、薔薇、向日葵、チューリップなど同じ季節に一度に見ることがない花が会場に飾られ、仮装舞踏会にふさわしい幻想的な飾りになるだろう。
●花の衣装と夜煌石の飾り
「わあ、素敵ですね」
エフィルミアが様々な花の造花を見て声を上げる。この花々が会場に飾られたら、きっと素晴らしい光景になるだろう。
丁度、彼女が制作している衣装も花の妖精をイメージしたものであった。
デザイン画には桜、ツツジ、紫陽花、チューリップ、金木犀など様々な花をイメージした衣装が描かれている。
「あら、もしよかったら、この布の花を飾りに使いますか?」
ゲルダがデザインを見て提案する。
「本当! でも、花が足りなくなってしまうのでは……?」
エフィルミアは喜んだが、花は先ほど会場の大きさに合わせて必要な数を出していた。
衣装に使ったら花が足りなくなってしまうのではないだろうか。
「大丈夫。必要な数より余裕をもって作っていますから」
「それなら、このチューリップの飾りを使ってもいいですか?」
チューリップの形のスカートに小さなチューリップの飾りをつけたら、シンプルだが華やかなドレスになるだろう。
そこへ、材料の買い出しへ行っていたナキルとララノアがやってきた。
「それにしても、武闘会じゃなかったのは残念だな」
「そ、それは別にありますからね……はぁはぁ……」
ララノアはさほど荷物が多いわけでもないのになぜかすでにぐったりしている。
実は買い出しの前、武闘会だと思っていたナキルが張り切って行っていたウォーミングアップに付き合っていたのだ。
「はは、ワリーワリー。気合い入れすぎたな。水飲むか?」
ナキルはテーブルにあった水差しからコップに入れた水をララノアに差し出す。
「ナキル様、ありがとうごじゃましで……」
微妙に噛んでしまった彼女だが、水を飲んで落ち着いたようだ。すぐに買ってきた材料で飾り付けを作ることにした。
作るのは薄いとりどりの布を天井から何枚も垂らし、夜煌石で照らす飾りである。
昼でも美しく、夜は幻想的に輝くだろう。
「そうだなあ、オレは大雑把なヤツを作るかな。細かいのよりは楽しいし」
ナキルはエフィルミアとゲルダたちの花づくりの様子を横目で見ながら考え込む。
「毒物作成以外にも出来るモンあったのか……」
「毒物って!? あれは薬草汁だからね!」
こっそり呟いたつもりだったが、ドレスを作っていたエフィルミアにはしっかり聞こえていた。
とにかく、細かな花びらをたくさん作って貼り付けていくよりは、力作業や高い所での飾り付けを担当したい。
「では、この布を適当に細く切ってくださいますか? 束ねて壁に飾りつけましょう」
ララノアの言葉にそういうのなら任せておけ、と早速布を切り始めるナキル。
長い布も楽々と切って作業が進んでいく。
「『弟』というものがいたら……このような気持ちなのでしょうか……」
一生懸命作業に取り組むナキルの姿を見て、微笑ましく呟くララノア。
「な、なんだよそれ……」
ナキルは彼女の言葉に照れくさそうに反応する。不快ではないがなんとなく落ち着かない。
とりあえず作業に集中することにした。
●世界の料理を味わおう
貴族寮の食堂ではそのころ、冒険者たちが舞踏会の企画を考えるために集まっていた。
なぜ食堂なのかというと、それは食に関する企画を考えている者が多かったからだ。
「先日はちゃんとご挨拶できずに失礼致しました」
食堂へやってきたアンネリーたちに丁寧に挨拶するリサ・ベイカー。
この前の襲撃事件のときは急だったが、今日はゆっくり話すことができそうだ。
リサとレティシア・レインフィール、アウレーリア・フォン・ネーベルベルク、シルヴィア・A・カペルたちは、食堂のテーブルで本を広げて話し合いをしている途中であった。
「立食パーティのメニューを考えていたのですね」
「はい。こちらの本をご覧ください。王都のものだけでなく、地方や他の国の様々な料理を出せたら良いのではないかと話し合っていたのです」
レティシアがアンネリーに本を見せながら説明する。
帝国南東部の武家貴族ネーベルベルク伯爵家の末子、アウレーリアも帝国風レシピの案を出すために参加していた。
「生徒たちに帝国の文化を知ってもらう良いきっかけになると思うわ」
料理、というものは異文化の中でも比較的受け入れやすい。
王国に帝国文化を広め、外国の生徒が溶け込みやすい環境を作ることが彼女の目的だ。
本番では料理を手伝いつつ、対外開放推進の観点で選挙公報を行う予定だった。
「面白そうだな。俺も参加させてくれ。チョコを布教するための良い機会だ」
料理と聞いてスヴァン=ウォルフ=ユーウェンが話に加わる。
「もちろんお願いします。でも、布教とは? チョコはもう十分有名になったのではないでしょうか」
アンネリーが首を傾げる。馴染みのない外国の料理と違って、チョコはすでにブームが落ち着いたとはいえよく知られたスイーツの一つだった。
「学園……いいや、貴族たちにとってチョコという黒い宝石、否、食べ物は当たり前の代物だろう。しかし、だからこそお前たちはチョコレートを軽んじ過ぎている。チョコの良さというものを何もわかっちゃいない」
スヴァンは彼女のことを非難しているわけではないが、貴族たちがチョコを当たり前だと思っている態度は良くないと思っていた。
チョコが無い世界、それがいかに寂しいものであるか。
スヴァンは貴族が多い学園でチョコの良さを正しく理解する者が増えることこそ、学園そして王国をより良くすることに他ないと考えているようだ。
「桜チョコも作る予定だからそこは安心してほしい」
シルヴィアの言葉にスヴァンは少し顔を緩める。
「それは良かった。しかし、桜味か……今の時期には珍しいな」
「ああ。これはシャルガネ風味のスイーツなんだよ」
彼女は以前作った桜プリンと、そのときに提案されたチョコをシャルガネ風のスイーツとして出すためにレシピを作っていた。
他にも故郷のラズベリーのクラフティとジャムを添えたスコーンを出すことも考えている。
これでチョコもうまく取り入れつつ、様々な地方の料理を味わえる立食ができそうだ。
●より良い舞踏会を目指して
レシピがまとまってきたので、レティシアたちとアンネリーの友人たちは厨房で試作品を作ることにした。スヴァンもチョコを作るのを手伝うことにする。
アンネリーとアウレーリアは選挙公報として他の冒険者たちと食事以外の企画を話し合うことにする。
できれば生徒たちが選挙に興味を持ってもらえるような、魅力的な企画を出したい。
「選挙に対する興味を学生たちに持ってもらうために、寸劇方式で思想信条や選挙公約をアピールするとか……どう?」
踊り子のザザ=ステルヴィナは、仮装衣装に身を包んだ各派閥の代表たちが寸劇でアピールするのが良いのではと考えていた。
「良い考えですね。ですが、少し準備が大変かも……」
アンネリーは少し難しいと感じているようだ。舞踏会の準備と並行して脚本を作成することや、寸劇の練習をするのは少し負担になるのではないか心配しているのだろう。
「では、パンフレットを作って配布するのはどうかしら?」
人の集まる場所で各派閥の方針をわかりやすくまとめた冊子を配布するのだ。
これなら予め作っておけば当日は配るだけだし、皆が選挙について理解し興味を深めるのに丁度いいだろう。
アンネリーはそれなら、と同意する。原稿をザザとアウレーリアが作成したら、彼女が木版印刷する費用を出すという形になった。
「服を用意する費用はほとんどイアン君が負担しているようなものだから、これくらいは任せてね。でも印刷は版を作るのに時間がかかるから締切をちゃんと守ってね」
「わかったわ」
ザザたちは早速パンフレットの内容を考えることにした。
「私としては得意な音楽で舞踏会を演出したいですね」
ノックス・マグナは得意の弦楽器で舞踏会の音楽を演奏するつもりだった。
あまり堅苦しくならないような曲を選びつつ、帝国と王国の両方で演奏されている曲を混ぜるようだ。
「音楽は国境を超えると言いますからね」
彼も帝国生まれであり、かつては祖国を嫌っていた。しかし、今は学園、そして王国に帝国の人々が受け入れられるよう、自分の知っている文化や弦楽器を活用できればと思っている。
選んだ曲の候補をアンネリーたちに演奏して聴かせるノックス。
その音楽には華やかさがあり、舞踏会の音楽としてふさわしく感じられた。
演奏が終わるとアンネリーたちの間から自然と拍手が発生するが、本人はまだ本番ではないですと謙遜する。
「料理も音楽も、国を超えて愛される可能性があるという部分は同じかもしれないわ」
アウレーリアは彼の考えや音楽を聞いて共感するところがあったようだ。
王国と帝国の双方の音楽が奏でられる舞踏会は、ロマンチックなものになるだろう。
●しばし休憩・試食会と雑談
料理の試作ができたようで、休憩を兼ねた試食会をすることになった。
どこから話を聞きつけたのか、先ほどまで服を作っていた者や飾りを作っていた者たちまで食堂にやってきてもはやちょっとした催し物のようになっている。
「ゆっくり話し合うには、ちょっとにぎやかになってしまいましたね」
リサがアンネリーと一緒に試食しながら苦笑する。
「おいしい! これは食べやすくて良いわね」
アンネリーの友人の一人が、クラッカーに載った料理を手にする。
アウレーリアが考案した帝国風の料理の一つだ。
「ええ、これは特産品のビヒモーの乳を使っているのよ」
クラッカーの小麦粉も帝国産だという。立食に適するように彼女がアレンジした料理だ。
その他にもスイーツなどを用意していたが、食用の花を散らすなど見た目にも気を使っていた。
花の飾りや花をモチーフにした衣装を作っている者が多いようなので、それに合わせて料理も華やかに仕上がっている。
アンネリーが料理を食べていると、エル=バ=ノイアンとシルヴィアがやってきて彼女に挨拶をした。
この前の禁足地での襲撃事件で、アンネリーは彼らに助けられていた。
「それにしても、面白い企画を考えたね。あれから問題はないかい? ラルスとは仲良くやってる?」
シルヴィアが桜チョコと桜プリンの試作をテーブルに置いて席につく。
「はい。彼は前とあまり変わらないというか……」
アンネリーの無事を確認したときは流石にほっとした顔をしていたが、いつの間にか前とさほど変わらない態度になっていたという。
「俺も彼に挨拶したかったな。あれから大事はないかとか話し合いたかったのだが……」
ノイアンは少し残念そうにしながら、桜チョコを口に入れる。
アンネリーの話によると事件の後、王党派やアンネリーを狙った襲撃はないとのことだが、襲撃を仕掛けた教師、リュシアンは行方不明のままだ。
そしてどうやら不在の間に教師の座は剥奪されたらしい。
「結果的に、穏健派が過激派を切り捨てるきっかけの一つになってしまったのだな」
「そうですね……」
シルヴィアの言葉にアンネリーは深刻な顔になる。
仮装舞踏会が成功しても、学園がどう変化するかはまだ分からない。
学園に貴族派が多いとはいえ、その実態はこれから変わっていくことは避けられない気がした。
レティシアはそんな彼女を励ますように声をかける。
「学園は学びの園で在るべきで、外部の政治介入は好ましくありません。貴方の考え方は間違ってはおりませんよ」
彼女は学園派として、アンネリーの生徒が自ら主体的に学園のことを決めていくべきだという考えに共感を示していた。
学園派は学園を能力がある者が身分を問わず入れる場所へしたいとしており、貴族派とは対立する場合もある。しかし、アンネリーたちとは比較的良好な関係であると見ることができた。
「君がどの派閥に票を入れようとも、それが君自身の意思での投票であるならば学園派の目的と同じだ。まぁ本音としてはお誘いしたけど……」
シルヴィアが少し冗談めかして言う。
彼女も学園派として選挙を盛り上げていこうとしていた。
その時。
食堂の扉が急に開き、男子生徒たちがなだれ込んできた。
「お、お前ら〜! 彼女たちが真面目な話をしているんだからおとなしくしてろって言っただろが!」
と、叫んだのはラルス・ダンネベルク。入口になだれ込んできたのは彼の友人たちだった。
「だ、だって珍しい料理があるって言うからさ……」
どうやら料理が気になって覗いていたようだが、我慢できずに開けてしまったらしい。
「ふ、ふふ……」
急に食堂の雰囲気が変わって、思わず笑みをこぼしてしまうアンネリー。
ラルスはそんな彼女を見て、笑われてしまった……! と顔を青くしているが、当のアンネリーは気にせずラルスたちに声をかける。
「皆さんも、よかったら試食して感想を教えてください。本番のために料理をより良くしたいですからね」
友人たちは喜んで席につくが、ラルスはこっそり帰ろうとする。
見かねたノイアンが声をかけて引き止めた。
「お互い立場というものがあるとは思うが、遠目に見ているだけでは、守りたい時に守れない……と思う」
先日のようにな、と最後に付け足すとラルスは考え直したようで席についた。
仮装舞踏会の準備はまだ続きそうだが、皆がそれぞれの思いを実現させたい、あるいは行事を楽しみたいなどの気持ちで一生懸命作業に取り組んでいる。
(この様子なら、本番もうまく行きそうね)
密かに心の中でアンネリーは手応えを感じていた。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年07月20日 18時56分37秒 公開
参加者
相談掲示板
ハーヴィだよ、宜しくね。 服飾系は得意だから仮装デザインと試作をしたいなって思ってるよ。良かったら他の人のも手伝わせて欲しいな。
「ナキルだ、よろしくな! 武闘会か、楽しそうだな!(素振り) さーて、軽くアップでもしてくるか!(外でランニング)」 PL(仕様なのでお気になさらず)
Σへぅっ!?? なななナキル様!!たたた闘う方ではございませんでしゅよ!! ぁぁぁ、ぁの…!ララノアでしっ 皆様よ、よそしゅくお願いいたしましでッッ(がばちょーっ な、ナキル様!お待ちくだしゃいましぇぇぇ!!!(追いかけていく
おっ、なんだか楽しそうにドタバタやってるな! さて、オレはギャメルだ。よろしくな。仮装のデザインをする予定だぜ。 >ハーヴィ 手伝ってもらえると助かるぜ。よろしくお願いしまっす! 手伝い希望者が複数いれば、プチ裁縫教室みたいになりそうだな。
可愛いドレスが作れると聞いて! ベアトリーチェだよ♪ アタシも皆が着るドレスとか、髪飾りを作る方に行くつもりだよ! 柄とかデザインとか、希望があれば言ってねー♪
(隣をすれ違い走っていく姿を横目にスルーして() アルトよ、よろしくね ……て、あ、あれ? 私裁縫とか使用人にしか任せたことないし、使用人がついてきてくれるわけじゃない……?() デザイン……?あんまり考えたことない…わね……… …あれ?私必要だった…?((( ………い、いや!私だって!やれば裁縫の1つくらい案外できるかもしれないわ!!() 手伝えそうな事があれば遠慮なく言ってちょうだい 私にかかれば(多分)なんでもこなしてみせるわ()
No.7
サイラスだ、よろしくなー 縫製あるし服は自前で作るわ。持ち込める材料もあるしね
エミリアよ、よろしくね。 デザインとかにちょっとかかわってみたいと思うのよねー。 と言っても自分では縫えないから、ほぼ起案だけになりそうだけれども。
>ギャメル わ、声掛けてくれて嬉しいな。任しといて。一緒に良いもの作ろう! >アルト わぁ、頼もしいな! ふふ、良かったら一緒にどう?
ロゼットよ。よろしくね。 お裁縫は好きだから、作る方に専念しようかな。 デザイン専念したい人の試作を請け負うわよー。
あらハーヴィ 久しぶりじゃない えぇ、勿論構わないわよ それで私は何を手伝えばいいのかしら?
ごきげんよう。レティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 私は仮装舞踏会の際、立食形式の軽食の提供を提案させて頂こうかと存じます。 出来たら王都の物だけではなく地方や他国の料理 それも貴族向けや庶民向けの物といった様々な料理があるとよろしいのではないかと。 調理に関しては料理人の方やお料理が得意な方に大半をお任せする事になりますけれど 私もどのような物がよろしいのか、調べ物や簡単なお手伝いをさせて頂きます。 もし他にもお料理にご興味がある方がいらっしゃいましたら 気軽にお声掛けをして頂けると嬉しく存じます。 故郷のお料理などを教えて頂けるだけでも大変有難いです。
1年3組リサ・ベイカーです。よろしくお願いします。 わたしは、料理でも、と思ってました。 と言う事で、レティシア先輩、参加させて下さい! レシピが有れば、料理はそこそこ行けると思います!
>アルト うん、久しぶり。元気そうで何よりだよ。 そうだなぁ、あんまり経験無いって言ってたし、まずは型紙通りに布を裁断するとか、どう? 何ならそのまま縫うのも教えるよ。覚えとくと何かと便利だよー。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 立食形式の軽食の提供、とても良い案だと思う。私は料理は不慣れだけど調べ物や手伝いなら出来るかな。レティシア、良かったら私も参加させてほしい。 故郷の料理……お菓子でも大丈夫かな? クラフティとか、スコーンとか。今の季節ならラズベリーやブルーベリーを使いたいな。リサもよろしく頼むよ。
ゲルダです。よろしくお願いします。 個人的に、どの派閥に投票をするべきかはまだ悩んでいまして。……仮装の参加やお手伝いは、難しいかなと。 ですので、飾りつけの方でお手伝いができたらな、と。 現状では、ですが……布がたくさんあるそうですので、布を使って飾りつけ用のお花を作ろうかなと考えています。 お花の色や種類、数についてはイゴール様とご相談しながらになるかなと思いますが、……綺麗なものに可愛いもの、会場が少しでも華やかになるようなお手伝いができるよう、がんばりますね。
>ハーヴィ そうねぇ…やってみるわ!
リサ様にシルヴィア様、ご協力して下さるのであれば大変有難く存じます。 軽食はお菓子も含めて問題はございませんので色々と提案して頂ければ、と。 そして他にも参加希望の方がいらっしゃるかもしれませんので 僭越ながら【軽食】タグを使用させて頂きますね。 内容としては現時点では以下の物を想定しておりますが 何かご意見などがございましたら遠慮なく仰って下さいませ。 【軽食】 貴族・庶民向けの王都の物だけではなく、地方や他国の様々な軽食を 立食形式での提供をアンネリー様に提案 レシピ収集・作成班と調理班に分かれて作業
「…武闘会じゃなかった…(戻って来た)」
す、すまない、顔出しが遅れ…(忙殺されている 依頼で関わりがあったアンネリーの様子を見るために入ったんだが、それ以外はどうしようか迷っていて。白紙にはならないようにするつもりだが…取り急ぎ挨拶だけ…
ノックスです。よろしくお願いします。 演奏について少しばかり案を出そうと思っています。
ナキル、おかえり。字がちょっと違ったね(苦笑 >レティシア 快諾感謝だ。改めてよろしくね。 タグの用意もありがとう。軽食についても了解だ。先述通り、私はレシピ収集・作成班として動くね。王国以外の軽食も調べてみるよ。
「>シルヴィア おう、ただいまだぜ! いやー…早合点しちまったなーははは… さーて… 大人しく飾り付けってヤツを手伝うとするぜ!」
>ハーヴィ、アルト ハーヴィに教わりながら、鳥モチーフの衣装作りにチャレンジする予定だぜ。手伝ってくれてありがと! 一緒に作るアルトもよろしく! >ノイアン (ペットにうさぎを連れているのを見て) うさぎイメージの紳士服とか、ちょっとステキかなって思ったぞ。 どうするかはノイアンの自由だし好みもあるだろうから、ちょっと言ってみただけ! 楽しもうなー!
エフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 【1】に参加予定です! 裁縫は得意じゃないですけど、アイデアを出していけたらいいなって思ってますっ。 インパクトを与えるのが目的なので、派手なやつを用意したいですね!
スヴァンだ。 【1】or【3】……?の参加予定でいる。よろしく頼む。
>ギャメル ギャメルじゃないか。久しぶりだな。 あ…、このうさぎは…(別の依頼で非常食として持ち込んでいた)…うさぎイメージの紳士服、か、なるほど。ありがとう、参考にさせてもらおう。
ぜぃ…はぁ…はひ…はふ…ッ… も、もう…無理でございまし……(よろよろへたり込み な、ナキル様……飾りつけ…… ちょっと、休憩を…所望いたしましゅよ…ッッ 休んでから…まいりま…し……(ぱたり
アウレーリアよ、宜しく。 折角ですから、私も【軽食】に参加しましょう。 簡単な帝国料理なら私にも出せる筈です。
ご挨拶が遅くなりました リゼット・ブランです。 お裁縫は得意じゃないですけど、 持ち込まれた布を拝見しながら衣装の案を出せたらいいなって。 よろしくお願いしますっ
出発当日の挨拶で悪ぃな。 アーシェルだ。よろしく頼む。 友人達と【1】で仮装のアイディアを話し合う予定だ。 仮装に限らず皆が出してるアイディアがとても楽しみだな。