【ロモズ歩兵団】隊長選抜考査
革酎
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シナリオID:773
オープニング
帝国難民キャンプ、ロモズ旧村。
その旧村長宅の応接間にて、ホレイス・ゼイロノフ男爵子息はリーヴァー・シュランドル子爵に対し、唾を飛ばす程の猛烈な勢いで抗議の台詞を並べていた。
「私が重兵総長ではなく、単なる一部隊の長に過ぎんとは、一体どういう了見ですかなッ!?」
「……まずは経験を積んで下さい。お話はそれからです」
リーヴァー子爵の対応は実に素っ気無く、まるで相手にもしていない。その中性的な美貌は、無表情そのものであった。
ホレイス男爵子息はリーヴァー子爵よりも十歳以上の年長だが、戦闘能力や部隊指揮能力といった面に於いてはリーヴァー子爵の足元にも及ばない凡庸な人物だった。
逆にリーヴァー子爵はまだ若く、シュランドル家の家督を継いで一年にも満たない若輩者だが、その実力は対メドゥの指先戦略技術の雄たる父テレンスから直々に鍛えられただけあって、帝国貴族の中でも折り紙付きであるといって良い。
この度、リーヴァー子爵はロモズ歩兵団の運用に先立ち、部隊編成と人材確保に着手していた。
ロモズ歩兵団は現在、およそ千人という大所帯になりつつある。これを重兵、遊兵、弓兵の三つの兵種に編成し直し、各隊の隊長及び副長の選抜行程に入ろうとしていた。
重兵とはいわゆるウォーリア的な兵種で、重装備に身を包み、正面主力として敵と激突する任に当たる。兵員数はおよそ400。部隊数は20を予定している。
逆に遊兵はいわゆるシーフ的な兵種で、軽装備をまとって遊撃的に戦場を駆け巡る。兵員数はおよそ300。部隊数は15を予定。
そして弓兵とはずばりシューター的な兵種で、飛び道具を駆使して長中距離からの攻撃を担当する。こちらも兵員数はおよそ300で、部隊数も15を予定。
ホレイス男爵子息は重兵1番隊の隊長を打診された。それも彼の実力からではなく、男爵子息という立場にリーヴァー子爵が忖度しての、最大限の譲歩に過ぎない。本来であればホレイス男爵子息は隊長どころか、副長に就任出来るかどうかも怪しい実力の持ち主であった。
重兵1番隊はロモズ歩兵団の総司令を務めるリーヴァー子爵の直参部隊であり、単独で最前線に出る機会は極めて限定的である為、ホレイス男爵子息が隊長であっても然程に不都合は生じないというのがリーヴァー子爵の判断であった。
更にリーヴァー子爵は、冒険者からも隊長或いは副長を募ると明言した。彼らの実力をよく知っているからこその決断である。
尤も、この募集には選抜考査が伴う。つまり、手を挙げたからといって無条件に隊長就任が叶う訳ではないということであった。
「ご安心下さい。ホレイス男爵子息には選抜考査は課しません。無条件で重兵1番隊長に就任頂きます」
「ふん……そ、それなら今回はその案を呑みましょう。しかし功成った暁には、重兵総長の椅子をご用意頂くこともお忘れ無き様に頼みますぞ」
肩を怒らせて旧村長宅を飛び出してゆくホレイス男爵子息。
しかし部隊単独で最前線に出ることもないのに、どうやって功績を挙げるのか。そういった辺りに意識が及ばないからこそ、リーヴァー子爵の直参部隊として手元に置かれるのだということを、本人は全く理解していないらしい。
リーヴァー子爵は苦笑を浮かべつつ、冒険者ギルドに依頼する隊長選抜考査貼り出し広告の最終チェック作業へと戻った。
●冒険者、募集
シルトラース帝国の難民がリーンエス王国との国境付近に流入してから、早数カ月。
彼らはそこかしこで難民キャンプを形成しており、ロモズ旧村もまた、それら難民キャンプのひとつとして稼働している。そしてこのロモズ旧村に於いては過日、難民を主兵力とする歩兵団が発足した。
その名もロモズ歩兵団。
近い将来、帝国奪還戦が実施されるであろうことを想定し、一部の有志が難民という立場でありながらも歩兵候補として入団したのが始まりではあったが、入団数は日増しに右肩上がりとなり、既に千名に及ぼうかという数の難民が歩兵訓練を受ける毎日を過ごしていた。
このロモズ歩兵団は、現在では近隣一帯の中でも屈指の精強さを誇る戦闘集団として認知されつつある。今や立派な民兵集団としてその地位を確たるものにしようとしていた。
そして十分な訓練を施された初期入団歩兵は周辺山岳の哨戒任務や、人里に害を為す魔物或いは亜人討伐の補助戦力としての派兵任務に、度々就任する様になっていた。
数日後。
ロモズ旧村から徒歩、或いは馬の足で数日以内に移動が可能な町の各冒険者ギルドに、ロモズ歩兵団の隊長選抜考査への応募用紙が配布された。
同時に、広告も貼り出されている。そこには、冒険者を20名~25名程度、即戦力としての隊長として迎える旨が記されていた。
選抜考査は主に面接、及び技能評価が実施され、特に人物面が詳しく審査されるとの由。
帝国奪還に向け、難民達が一致団結して動き出そうとしている。そこに冒険者という異なる風を吹き込ませることで、全体の底上げを狙うというのが今回の隊長選抜考査の目的のひとつでもあった。
果たして、応募に手を挙げる冒険者は居るのだろうか。
解説
マスターより
リプレイ
春の陽射しが暖かくなってきたロモズ旧村。
この日、大勢の冒険者達が姿を見せた。ロモズ歩兵団の隊長選抜考査を受験する為であった。
既に何名かの冒険者はリーヴァー・シュランドル帝国子爵による直接面談と軽い実技確認を終えており、コルネリウス・アーラとイズレンディル・パラリムの両名も、緊張から解放された様子で旧村長宅の玄関テラスから柔らかな陽射しの中へと歩を踏み出してきていた。
「にゃ! コルネにイズ! ふたりも試験受けに来てたの?」
集落道から旧村長宅の敷地へと入ってきたサフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブが、両手をぶんぶんと振りながら嬉しそうに声を上げた。
「私達はつい先程、終わったところです」
コルネリウスの安堵感漂う笑顔を受けて、イズレンディルも満足そうに深く頷く。
「言葉だけで説明するのは中々難しいですね」
ふたりは共に重兵希望だったが、コルネリウスが隊長、そしてイズレンディルが同隊副長を志願した為、両者纏めての面談が実施されたのだ。
強調したのは盾としての部隊。それも魔法防御を特に重視した異色の防御歩兵という立ち位置であった。
コルネリウスが心情面と意気込みを、そしてイズレンディルが技術面と戦術面での説明を担当したのだが、リーヴァーは両者から滲み出る静かな情熱と、全く想像していなかった論点にひたすら唸るばかりであった。
結果、ふたりは即決で重兵3番隊の隊長及び副長を拝命し、面談後、その足ですぐさま部下となる隊員達との顔合わせに向かおうとしていた。
「隊員の皆さんと初めてのご挨拶……これはこれで、ちょっと緊張しますね」
隊長として、ひととして、多くのことを共に学び、成長したい。仲間として受け入れられるかという不安も無くは無かったが、コルネリウスの中では期待感の方が大きい。
「戦闘技術的には何ら不安は無いでしょう。問題は戦術眼ですね。全体を俯瞰する包括的な視点を養って頂かないと」
イズレンディル自身は参謀としての役割を自身に課している。装甲能力で前に出るコルネリウスと、後方で全てを見渡すイズレンディル。
有能な冒険者ふたりを抱える重兵3番隊は、屈指の盾隊として機能するだろう。
「わぁ、おめでとう! あたしも負けてらんないぞぉ!」
コルネリウスとイズレンディルから残り福を貰ったと意気込むサフィラ。彼女の面談時刻は、もう間も無くであった。
そのサフィラよりひとつ前の順番で、アーシェル・G・クラインとロイ・アウレアのふたりが応接間のソファーに腰を下ろしていた。
アーシェルは重兵、そしてロイは遊兵での隊長就任を希望しており、一見すれば何の接点も無い様に思われたが、意外なところで繋がりがあった。
ホレイス・ゼイロノフ男爵子息である。
「重兵1番隊はシュランドル家の従者だけで編成されているのですか」
ロイはホレイスがお飾り的に隊長に就任した部隊の素性に、軽い驚きを覚えた。リーヴァーは彼らにホレイスを監視する様にと命じている。
「どうやらホレイス殿はヴァンティール子爵と裏で繋がっていた……或いは現在も繋がっている節がありましてね」
リーンエス王国貴族ブラギス・ヴァンティール子爵については、アーシェルもロイも余り詳しくはない。が、リーヴァーが警戒感を滲ませているということは、好意的な相手ではないと考えて良さそうだ。
「更に加えて、ホレイス殿は噂によれば、女性に対してかなりだらしない人物の様でして」
中性的な美貌に苦笑を浮かべるリーヴァーに、アーシェルは成程と頷く。彼もまた帝国貴族に生を受けたものとして、リーヴァーとホレイスの関係性に思うところがあった。逆にロイは何のことかよく分からないといった調子でふたりの顔を覗き込んでいる。
「おふたりを信用して改めて白状しますが、私は女です。こんな身なりをしていますがね」
「ホレイスがあんたの素性を知ったら、今度はすり寄ってきて鬱陶しいだろうな」
アーシェルの幾分呆れた声に、ようやくロイも合点がいった。リーヴァーは対ホレイスという点に於いて、相談相手を探していたのかも知れない。
アーシェルは歩兵達に命の大切さを説きたいと語り、同時にリーヴァーの秘密は公言しないと約束した。その一方でロイは敢えてホレイスの件について踏み込み、信用を得たという格好であった。
「アーシェル殿は短期決戦型の突入部隊、ロイ殿は成功率と生還率を重視した機動部隊としてそれぞれの隊を運用するということですね」
ふたり共、隊長の資質は十分だとリーヴァーが太鼓判を押した。アーシェルには重兵11番隊長、そしてロイには遊兵4番隊長の座が用意されることとなった。
「あんたが俺の器を認めてくれたことは、絶対に後悔させねぇよ」
「謹んでお受け致します。それから男爵子息のことも、しっかり見ておきますから」
ふたりの応えにリーヴァーは穏やかに微笑んだ。化粧っ気は欠片も無いが、間近で見ると相当な美人である。ホレイスが変な気を起こすかも知れないというのも、あながち間違いではなさそうだ。
面談を終え、隊長資格を得たアーシェルとロイが応接室を出ると、待合室の木椅子にサフィラがちょこんと腰かけていた。ふたりから僅かに遅れて顔を出したリーヴァーが、サフィラを招き入れる。
「それではサフィラ殿、お入り下さい。斥候特化型の遊兵部隊を率いたいとのことでしたね」
「うん、そうだよ! あ、でね、もし良かったらホレイス男爵子息と集団模擬戦とかやりたいな!」
技能試験として自らの力量を見て欲しいというサフィラに、リーヴァーはそれは駄目だとかぶりを振る。
「ホレイス殿の実力では話になりません。後程、私がお相手しましょう」
思わぬ展開に、サフィラは目を白黒させた。
●旧い顔ぶれ
ロモズ旧村郊外の練兵場は、元々は牧草地だったところを訓練用に整地し直した空間である。
そこに遊兵6番隊と8番隊が整列しており、ナハティガル=ラーとアウレーリア・フォン・ネーベルベルクのふたりが彼らと相対する形で佇んでいた。
ナハティガルは遊兵6番隊長、そしてアウレーリアは遊兵8番隊長として、就任挨拶の口上を述べた。
「ナハティガル=ラーという。宜しく頼む。指揮経験は無いが、遊兵の機動力と火力を活かし、敵の背後や側面を衝く近接遊撃部隊として共に戦っていきたい」
やや朴訥だが、経験を積んだ冒険者としての立ち居振る舞いに遊兵達は尊敬の眼差しを送っている。何より、彼らと共に切磋琢磨していきたいと願う言外の雰囲気に、彼らは密かな感動を抱いた。
逆にアウレーリアは少しばかり様子が異なる。彼女はロモズ歩兵団の立ち上げからブートキャンプ、実地での戦闘引率等、これまで幾度と無く彼らと関わってきた。彼女を教導官殿と呼んで慕う者も多く、隊長拝命以前からアウレーリアの薫陶を受けて育ってきた者が少なくない。
「私の目的は単なる戦力増強ではありません」
将来的には軍制改革へと繋げたい、とアウレーリアは淡々と語った。
実力主義の帝国軍に於いても、一部の種族や階級が特権的存在である風潮が根強いと彼女は考える。しかし現在のこの国難に際しては生存者から出自を問わず取り立てる国民軍体制こそが必要であり、軍の門戸をより広く民衆に開放すれば帝国軍はより精強たり得る。
「どん底の難民が随一の精兵となり、祖国奪還を成す……あなた達が新時代の帝国軍を築くのです」
インペリアルドリームの体現。その言葉には空虚な響きは無く、歩兵団員の全てを奮い起こす熱い炎が宿っていた。
鬨の声が上がる。遊兵達の意気は上限知らずの勢いで一気に燃え盛った。
「しかし、子爵が俺を知っていたのは意外だった」
盛り上がる遊兵達の前で、ナハティガルは小首を捻った。リーヴァーはナハティガルを以前から知っていたらしく、技能試験は免除、面談も数分程度で済んだ。
それはアウレーリアも同様だったが、彼女はナハティガルに意外な台詞を放った。
「ご存知なくて? 貴方、この近辺では優秀な冒険者として有名なのですよ」
「俺がか?」
ナハティガルは心底驚いた様子だった。
有名人といえば、実は他にも居る。
ルチル・プルメリア・グレイハーツとノックス・マグナの両名だ。ふたりはいずれも弓兵隊への参加を希望してリーヴァーとの面談に臨んだが、矢張りというべきか、技能試験は免除の上、面談も短時間で終わった。
「まぁ、ここではお互い知った顔ですしね」
「それにノックス、いきなり教導官って呼ばれてたじゃないか」
澄まし顔のノックスに、ルチルが例の頭蓋面の奥から低く笑いかけた。ふたりは練兵場での弓兵達との顔合わせを終え、遅い昼食を取る為に集会場へと足を運んでいる最中だった。
ブートキャンプではそれなりに厳しく鍛えた筈だが、それでも弓兵達がノックスに最大限の敬意を示し、彼が弓兵3番隊長を名乗った際に、部下となる者達が歓声を上げて迎えてくれたのはノックス自身にとっても嬉しい話であった。
「それにしても、ルチルさんは敢えて副長を志願されたそうですね」
「まぁね。あたいも色々思うところがあってさ」
曰く、自由な立場、己の意思で動き回れる地位が良い、とルチルは笑う。弓兵としての指南役、情報屋としての単独行動、そしてリーヴァーの間者として敵性勢力内への潜入工作等を考えれば、隊長では縛りが大き過ぎるのだ。
そこで与えられた立場が、弓兵1番隊副長の座であった。
「成程。ルチルさんらしい発想ですね」
不意に横合いの路地から、聞き慣れた声が響いた。キーゼである。
「何だい、もうフード被ってるのかい」
「いやいや、流石に子爵の前では脱ぎますよ」
ルチルの指摘に苦笑を返すキーゼ。リーヴァーとの面談の際には礼儀作法を重視し、フードも脱いだキーゼだったが、弓兵5番隊長を拝命した今はいつものスタイルに戻っている。
意外にも、キーゼはリーヴァーとまともに言葉を交わすのは、今回が最初だった。尤も、過日のカルケル集落奪還戦等、話題には事欠かなかった為、初対面とは思えない程に和やかな時間を過ごすことが出来たのだが。
そしてルチルはキーゼと共に面談に臨んだのだが、自由な立場を望むルチルとは異なり、キーゼは弓兵隊の戦術論と活用法についての持論を展開した。
弓兵の持つ可能性についてはリーヴァーも気づいていなかった点が多く、この日の面談は実りが多かったといって良い。
「そいやぁ、優秀な副長が欲しいんだって? 難民上がりの中でもリーダー格がどうとか」
「あ、それなら私も同じですね。副長には自発的な人物が希望です」
ルチルのキーゼへの問いかけに対し、ノックスが半ば便乗する形で同意の念を示した。幸い、弓兵3番隊と5番隊にはノックスがブートキャンプで鍛えた良い人材が居る。その中から選任することになるだろう。
隊長と副長、三者三様の立場だが、共通しているのは改めて弓兵として始動し、そして徹底的に鍛え上げるという点であろう。
「まぁ、例のブートキャンプですか? それに耐え抜いたのなら、大丈夫でしょう」
制圧射撃、多段射撃、そして弓無しでも生き残る戦闘術。数え出したら、きりが無いだろう。
●自らに課す想い
合否に関係無くロモズ歩兵団を見学したいという希望を出していたアスカ・タチカゼは、面談前にまず部隊の実情を知っておいて貰った方が話もし易いだろうとのリーヴァーの判断から、先に練兵場を歩いて回ることになった。
アスカが希望を出している重兵は、板金と革を組み合わせた鎧を着込み、木製の剣や槍等で集団戦の修練に励んでいた。どの重兵も既に素人の域を脱しており、移動や武器捌きのいずれに於いても、十分に実戦で通用するレベルに達していた。
(成程……これが集団戦かぁ)
個人での戦闘能力には自信のあるアスカも、集団戦に必要な技術や知識には決して明るい方では無い。だがこうして実際に見てみると、やって出来ないことも無さそうだ。
(思った以上にずんずん前に出るひとが多そうだね)
そんなことを考えながら集落道から旧村長宅へ足を運ぶと、ケン・Z・ブラッドリーとフリーダ=ブロムヴィストの両名が一緒に面談を受けるということで、アスカと椅子を並べてリーヴァーと相対する形を取った。
「まぁ何だ……こういった経験を積んでいきたいし、丁度良いかな、ってね」
ケンの口上に、アスカはおやっと小首を傾げる。自分と同じく集団戦や隊長職については未経験な戦士が、他にも居たのである。
そのケンは、斬込隊的な運用を考えており、矢張り重兵を希望していた。
前に出て臆さず、気骨があり、家柄や身分で他者を判断しない仲間が欲しいと素直に伝えたが、その点については心配無いとリーヴァーは薄く笑った。もともと難民出身兵で組織される歩兵団なのだ。ケンが気にかける様な問題点はひとつも無いと断言していた。
「私は走攻守のバランスが取れた部隊への成長を考えています」
とはフリーダの言。攻撃なら攻撃、防御なら防御等、何かに特化した部隊の方が有効に働く局面もあろうが、変に偏りの無い部隊もまた十分に重宝される筈である。
このフリーダの理論にも、リーヴァーは肯定して頷いた。尚、フリーダも重兵希望である。
そしてアスカも正直に自身の希望を打ち出した。
「あたしは、そうだな……個人単位での立ち回りを考えるのは勿論出来るし、経験も積んでるよ。けど集団戦ってなると初めてだから、何ていうか、クレバーなヒトっていうの? そういう人材が一緒だと良いのかなと思うんだ」
この点についても問題は無さそうだった。というのも、ロモズ旧村には旧帝国兵の難民も含まれており、そういった面々が積極的に歩兵団に参加している。集団戦の知識や経験も豊富な彼らを補助につければ、アスカの心配点もすべからく解消出来る筈だ。
面談の結果、ケンは重兵4番隊長、フリーダは同7番隊長、そしてアスカは同12番隊長をそれぞれ拝命することとなった。
(や……やりましたッ! 遂に、隊長ですッ! あぁ、何という素敵な響きでしょう。英雄を目指す過程としては良い肩書ですねッ!)
握った拳に力が入るフリーダ。ついつい頬が緩んでしまう。しかしどのような動機であれ、隊長としての任務を精一杯こなす意思があることには変わりは無い。
それはケンとアスカも同様である。興味がある、或いは経験を積みたい。どんな動機でも構わない。兎に角も先ずは隊長として働こうという意思を持つことが重要なのだ。
(案外、正直にいってみるもんだな)
思った以上にすんなりと結果が出たことに、ケンは内心で驚きを禁じ得ない。
だが兎に角も、大きな期待を抱かせる三人の新隊長誕生の瞬間であった。
ティトと共に遊兵隊の隊長、及び副長の選抜面談に臨んだセロンガード・シュタインドルフは挨拶を終えた後の開口一番、いきなり歩兵団の存在意義を否定した。
「私はどちらかというと、難民が戦場に出るのは反対だったのですが……」
しかしティトに説得されて、こうして足を運んできたのだという。そのティトは、
「ぼくは生き残れる兵士を養成したい」
との持論を述べた。そのティトの言葉を、セロンガードも難民を死なせない為には鍛えるしかないと思い至ったという経緯を説明した。
リーヴァーはしかし、決して嫌な顔は見せない。セロンガードの様に考える者が居ても当然だ、と静かに頷き返す。勿論、難民を戦火に巻き込まないのが理想だろうが、しかし現実は思った通りには進まない。何より、ヴァイセントラフ砦の帝国軍将兵が難民の戦力化を望んでいる。仮にロモズ歩兵団が組織されずとも、難民兵の戦地投入は時間の問題であったろう。
早い段階から彼らに戦場での生存能力を叩き込むのが、ロモズ歩兵団の存在意義のひとつだ、とリーヴァーは静かに語った。その理論にはセロンガードもティトも同意せざるを得ない。
「ぼくは客観的に見て、まだ若輩で頼りない、と思う。それでも、何かを変える為には前に出ないと……」
当たり前のことを当たり前に出来る部隊を運用したい。それがティトの望みだ。
そのティトを補佐する為に、セロンガードが彼女の隊で副長を務めたいということらしい。そのセロンガードは戦場で究極の二択を迫られた時の答えを、再び見つける機会を得たいと応じた。
「任務か、部下か……そのどちらを選ぶのか。いずれ選択肢を迫られる時が来ると思っています」
「悩むのはひととして当然のことです。しかし、決してひとりで背負い込まぬ様に」
リーヴァーの、ひとりではない、との指摘にセロンガードは思わずティトを見つめた。甘えることもあるかも知れないと語っていたティトだったが、それはセロンガードも同様なのだ。
「おふたりの生き様を見せて頂きましょう。遊兵7番隊の隊長と副長をそれぞれお任せします」
ティトとセロンガードは、改めて身が引き締まる思いだった。これで事実上、二十名の遊兵達の命を預かることになったのだ。最早、下手なことは出来ない。
●無能と有能の境界線
重兵5番隊の隊長に任ぜられたエルゼリオ・レイノーラと、同8番隊を率いることとなったパヴェル・A・サムルガチェフの前に、思わぬ人物が現れた。
重兵1番隊長を務めるホレイス・ゼイロノフ男爵子息である。エルゼリオとパヴェルが歩兵団の事務局に当てられている民家で隊長としての登録手続きを取っていると、突然ホレイスが現れ、どの様な面談だったのかを根掘り葉掘り聞き出そうとしてきたのだ。
「えぇと、ボクは正面決戦兵力としての運用とか、ボク自身の治癒師としての役割とかを説明して、後は軽く実技の披露ぐらいで終わったかな」
「俺は魔と武を融合させた特色ある部隊運用ってなとこかな。志願理由はまぁ、俺自身の生き方に箔が付くっつぅか、まぁ意味のある人生を送りてぇなってところを話したぐらいか」
エルゼリオとパヴェルの応えに、ホレイスは何故か偉そうに、且つ上から目線で成程と頷いている。一体何がしたいのか、よく分からない。
「私は重兵1番隊を任されている。これは栄誉なことだと覚えておけ。ついでに、お前達の働きにも期待しておいてやるからな」
いいたい放題である。各隊の部隊番号には優劣は無く、単に受付順に過ぎない、とリーヴァーから説明があったのだが、ホレイスは何を勘違いしているのだろうか。
呆気に取られるふたりを置き去りにして、ホレイスは豪放に笑いながら事務局を後にした。
「……何がいいたかったんだろう」
「いや、俺にもよく分からん」
後で聞いた話だが、ホレイスは他の新隊長達にも同様に色々訊いて廻っているらしい。もしかすると、効果的な部隊運用について他の隊長の思想をそのまま丸パクりしようと考えているのではという疑惑も浮上した。
しかしながらエルゼリオの治癒師として全体を俯瞰する戦術論や、パヴェルの魔術師らしからぬ体躯を前面に押し出した万能的な強みは、このふたりだからこそ実現可能な運用方法であり、ホレイス如きが真似出来る様な話ではない。
「俺らの話でも、参考になるところがあんのか……?」
「さぁ……本人がどう思ってるか次第だと思うけど」
忖度で隊長の座を与えられたホレイスと、実力と熱い想いで隊長の座を勝ち取ったエルゼリオ、パヴェルとは全てに於いて天地の差があるだろう。
それをホレイス自身が一番理解していないというのが何より恐ろしい。エルゼリオもパヴェルも、重兵1番隊の苦労を考えると、同情心が湧き起こって仕方が無かった。
お肉は好きですか?
リーヴァーとの面談の最中、まさかの問いかけに即答で大好きですと答えてしまったリディリディ・トゥラ・イェレミースは、相手のリサーチ力に恐怖さえ覚えた。
どうやらリーヴァーは面談に先立ってコルネリウス、イズレンディル、更にはケン辺りからリディリディの好物について入念な聞き取り調査を実施していたらしい。
そしてリディリディが冒険者ギルドの勧めを受け、仕方無しに弓兵希望で応募してきたことも、彼女の気乗りしない表情から見抜かれていたと考えられる。
「いや、実は私もラム肉の林檎ソース和えが大好きでしてね。あのじゅわっと滲み出る旨味たっぷりの肉汁なんかはもう、最高ですよね。では弓兵2番隊副長で」
しれっと決定事項をいい渡されてもラム肉のイメージしか頭に残っていなかったリディリディは、自身が副長に任命されていた事実を、旧村長宅を出た後に知ったという有様であった。
「シュランドル子爵……お、恐るべしですわ」
この様な形で副長を任ぜられるとは思っても見なかったリディリディだが、その経緯を聞いたらしいホレイスもリディリディに対してだけは何のヒアリングもしてこなかった。
トゥーリとサマエラ=フォリウムのふたりは、練兵場近くの厩舎でホレイスに捕まった。
ホレイスの人格についてトゥーリはよく知っていたが、サマエラは初対面である為、彼が男爵子息という肩書を持っていること以外には然程の情報を持っていない。それでもサマエラがホレイスに対し、内心で警戒を抱くことが出来たのは、トゥーリの塩対応を見たからである。
ここでもホレイスはリーヴァーとの面談について細かく聞き出そうとしたが、トゥーリは無表情を装い、当たり障りの無い対応に終始した。
大した収穫は得られないと判断したのか、ホレイスはぶつぶつとぼやきながらふたりの前から去った。
「……遊兵で良かったよ。あんなのと一緒に居たら、何いわれるか分かったもんじゃないね」
いつもなら元気一杯のトゥーリも、相手がホレイスとなると話は別だ。リーヴァーに対しては自身の出自や被差別種族について包み隠さず話したが、ホレイスだけには絶対に本心を明かす気にはならなかった。
「リーヴァー子爵は私の言葉にも親身に耳を傾けてくれたが、あの御仁は己の主張を語るばかりで相手の心情を知ろうともしない輩の様だな」
サマエラも、やれやれとかぶりを振る。難民達の想いを汲んで隊長を志願したサマエラの心意気を、リーヴァーは高く評価してくれた。だがホレイスは、仮にサマエラが本心を打ち明けたとしても真逆の態度を取るだろうと思われた。
「あんなのに邪魔されたくないよね」
トゥーリは難民達に仕事の場を、そして子供達には勉強の場を準備出来る環境を整えたいと訴え、リーヴァーはそれを実現する為の歩兵団だと請け合った。そして実力主義の帝国貴族らしく、出自や種族ではなく、実力と本人の意思こそが重要だ、とも答えてくれた。トゥーリはリーヴァーのその言葉を信じたい。
だがホレイスは、どう見ても駄目だった。保身と名誉しか頭に無い利己主義的な人物。それが、トゥーリとサマエラが共通して抱いたホレイスへの評価である。
今回トゥーリは遊兵2番隊長、サマエラは重兵10番隊長をそれぞれ拝命したが、それは自己の利益の為ではなく、純粋に難民達を想っての前向きな就任である。リーヴァーはふたりの想いを大事にする様にと語ったが、ホレイスは絶対にそんなことはいわないだろう。
「この歩兵団がみんなの希望になれたら良いな」
「安寧を得、心穏やかに過ごせる未来は、善き者誰しもに訪れるべきだ」
だから、自分達が精一杯頑張るしかない。トゥーリとサマエラは心から、そう思った。
●出揃った役者達
弓兵4番隊長を務めることとなったアスティン・ヴェルラインは早速、練兵場へと足を運び、同隊の面々と挨拶を交わした。
協調性と隊員間の信頼関係を重視するアスティンとしては、隊長に任命された以上は一分一秒でも早く、彼らとの繋がりを持ちたいと考えたのである。
リーヴァーとの面談の席上では信頼関係を築く為ならば時間も手間も惜しまないと宣言したのだが、早速その言葉を実行に移した格好である。
「皆、気合入ってるねー」
隊を離れ、事務局での手続きに向かおうとしたアスティンにアリア・ティーダが笑いかけた。アスティンが部下達に対して仲の良さと馴れ合いは別だと釘を刺したのに対し、弓兵達が勿論ですと一斉に敬礼を返す場面を遠目に眺めていたのだという。
そのアリアに対し、アスティンは儀礼服から普段着に着替えていることを指摘すると、アリアはえへへとはにかんだ笑みを浮かべながら頭を掻いた。
「まー、何っていうか、馬子にも衣裳ってことで、一応相手が相手だからね」
「いや、結構似合ってたよ」
決してお世辞ではなく、本心から語ったアスティンの言葉に、アリアは想定外だとばかりに目を白黒させていた。
「ところで、重兵6番隊の隊長を務めるんだったね。どんな隊にするつもり?」
自身の目指すところは明確だが、他隊の方針も気にならない訳ではない。アスティンはアリアにもアリアなりの思想がある筈だと考えた。
実際、アリアにも部隊運用の方針はある。奪還した土地を如何なる地形でもあっても最大限に活用し、継戦能力に優れた部隊を目指すというのがアリアの考えるコンセプトだ。激動の時期に授恵者として覚醒した以上、何をすべきかとアリアなりに考えた結論であろう。
「そうはいってもこのご時世、就職出来るだけでもありがたいんだけどね」
「就職か……見方を変えればそうなるか」
アリアの独特の表現に、アスティンは苦笑を返した。冒険者といえば聞こえは良いが、穿った見方をすれば定職を持たない何でも屋、或いは自由業ともいえる。
そういう意味ではロモズ歩兵団という組織に属することは、色々な意味でプラスに働くだろう。
「後はどこまで出来るか、だね」
アスティンは再度、練兵場の方角にそっと視線を流した。
小規模とはいえ、部下を持ち、彼らの命を預かるのだ。生半可な決意では務まらないだろう。
最後の面談者は、シルヴィア・A・カペルであった。
彼女はリーンエス王国カペル侯爵家の令嬢であり、王国民第一主義者であることを素直に告げたが、リーヴァーは不問のひと言でのみ応じた。
「聞けば、リュシエンヌ嬢ともお知り合いだとか」
「驚いたな。そんなことまでご存知とは」
立場上、情報収集には抜群の能力を発揮するのがシュランドル家だということを、シルヴィアはこの時改めて知った。立場といえばシルヴィア自身も思うところはある。だがそれは貴族として民を第一に考える優しさから湧き出る泉の様な想いだ。シルヴィアの一途さはカペル家の義理堅さも相まって、難民出身兵達には非常に心強い受け皿となってくれるだろう。
「リュシエンヌとは初心者同士、頑張っていこうと約束したからね」
「あの方らしいですね。優しいだけではなく、芯の強さがある……善き人物と知己を得ましたね」
シルヴィアは遊兵9番隊長の任を受ける運びとなった。
回復技術を持つ遊兵を多く育てたいと気合を入れるシルヴィア。早速登録手続きの為に旧村長宅を辞して事務局へと向かう彼女だが、途中、ギーゼラとアルマ・ヴァレンタインのふたりと出会った。
ギーゼラは重兵9番隊長、そしてアルマは遊兵5番隊長をそれぞれ拝命しており、いずれも治癒師としての高い能力を見込まれての就任だったらしい。
「シルヴィアさんで最後ってことは、これで全員が希望の隊で働くことになったんだね」
アルマは本心からいえば組織での行動は苦手だったが、難民のことを考えれば隊長にならざるを得ないと自らに課していた。そういう意味ではシルヴィアとも同じ志を持つ者同士ともいえるのだが、一方でギーゼラはふたりとはまるで立場を異にしていた。
ギーゼラは純粋に戦術理論を買われていたのである。
「恐れを支配する、か。本当に出来そう?」
「えぇ、僕が指揮を執ることで可能になります」
アルマに問われ、ギーゼラは薄く微笑んだ。だがその大人しそうな面の裏では、
(何より傷を癒してくれる僕がそばに居るのは、隊員の心の支えになるでしょう。僕の為に傷ついて、私を求めてくれるくらいにッ!)
等と、ふたりが聞けば顔色を変えそうなことを平然と考えていた。無論、言葉には出さない。ギーゼラとて相手の想いや空気を読むことは出来る。
だが恐らくリーヴァーは、ギーゼラの嗜好を見抜いていたのだろう。だからこそ重兵の中でも特に血気盛んな9番隊をギーゼラに任せたともいえる。
尤も、隊長に就任した以上は三人共、やるべきことはやると己に誓っていた。
ロモズ歩兵団は仲良しこよしの遊興団体ではない。戦場に赴き、命を懸けて戦う武闘集団なのだ。
その夜。
隊長或いは副長に任命された冒険者達は旧村長宅前の広場に呼び集められた。
「諸君。今後は私の部下として働いて貰う以上、容赦はしない。戦場ではひとりの犠牲者も出さぬ覚悟で臨むことを切に願う。以上だ」
今、この瞬間より各隊の隊長及び副長達は、リーヴァーの傘下に入った。
戦いの幕開けは、もう間も無くであった。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:無し25 / 4〜25人
2021年04月15日 20時23分21秒 公開
参加者
相談掲示板
シルヴィアだ。よろしく。 遊兵隊の隊長に応募してみようと思ってるよ(副隊長に変更する可能性もあるけど)。
にゃ!シーフのサフィラだよっ! あたしも遊兵隊に応募するよっ! 隊長やるか平隊員にやるかはまだ決めかねてるかなぁ?
キャスター、アウレーリアよ。宜しく。 なぜか遊兵隊が人気ね、私も隊長で志望する心算よ。
シューターのノックスです。よろしくお願いします。 私は弓兵の隊長を志望するつもりです。
さて、よろしくお願いしますね 弓兵が今のところ主ですかね、僕の場合ですと
シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 俺も遊兵隊の隊長を志望する予定だ。
ヒーラーのギーゼラです。よろしくお願いします。 重兵の隊長を志望する予定です。 いいですねぇいいですねぇ!僕が隊長になれば好きに盾を配置出来ます! 僕の為に傷ついて、私を求めてくれる盾を手に入れられるなんて! 隊長職は最高ですねぇ!!
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 重兵の隊長、または副隊長を志望する予定です。
ヒーラーのアリア。お邪魔しますよー! このご時世、就職できるってありがたそうだし、何より この機に帝国の歴史を最前線で見に行くのもいいかなと思って 宜しくお願いします、だねっ! ヒーラー隊…は無いから、重兵部隊さんの隊長さんか副隊長さんに立候補させてもらおうかな…?
キャスター、パヴェルだ。よろしくなぁ。 今んところ志願先は重兵か遊兵か迷っている所だ。 心持ち俺自身を知るための腕試しの意味合いが強えかな。 ま、気楽に頼むぜぇ?
No.11
あの・・・、キャスターのリディリディです・・・。 よろしくお願いします。 弓兵で参加させて貰えればと思っています。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 それじゃーボクは遊兵のほうに。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラだよ。 今回は宜しくね! んーっと。ボクは重兵か弓兵の隊長に志願する予定。
にゃ!人数出そろったかなっ? 選抜試験だからあんまり必要ないかもだけど 今のところの希望まとめとくねっ ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ (志望順、敬称略)
アスカだよーよろしく! 大々的というか本格始動の為の準備って感じなのかな……個人的には腕試し感覚だよ。 希望は一緒に動きやすいと思うので重兵、折角だから隊長副隊長どっちか志願するつもり! サフィラはまとめありがとね、後から合流だから助かるよー。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ (志望順、敬称略)
ロイ・アウレアです。よろしくお願いします。 纏めをありがとう! まだ、遊兵か弓兵かの希望を絞れてないので出発まで考えます。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ (志望順、敬称略)
ティトです。お世話になって、ます。 まとめ、ありがとうございます… とても見やすい、です。 ぼくは、遊兵隊にしようと思う、よ。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ (志望順、敬称略)
情報屋のルチルだ。 隊長って柄じゃないが、縁があるし技術指南役で混ざればといった感じだな。 弓兵隊で副長辺りを目指せればいいか。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル (志望順、敬称略)
お、まとめで見やすくなってるねぇ。ありがとうさん。 良い塩梅にばらけてるんじゃねぇかい? 引き続き動向は見守っとくぜ。
アーシェルだ。よろしく頼む。 まとめをありがとな。 わかりやすくて助かる。 役職はまだ決めかねてるが、希望は重兵隊だ。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ アーシェル ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル (志望順、敬称略)
コルネリウスです、よろしくおねがいします。 私は重兵隊の予定です。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ アーシェル コルネリウス ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル (志望順、敬称略)
シューターのアスティン。よろしく。 まとめもありがとう。 俺は弓兵隊かな…。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ アーシェル コルネリウス ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル アスティン (志望順、敬称略)
エルフのキャスター、イズレンディル・パラリムと申します。 顔出しが遅くなってしまいました。 私は重兵で参加予定です。魔防重視の護りの隊が出来ればと思います。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ アーシェル コルネリウス イズレンディル ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル アスティン (志望順、敬称略)
シューターのセロンガードです。 まとめありがとうございます。 遊兵隊の副隊長をすることになりました。 よろしくお願いします。 ◎重兵隊 ギーゼラ フリーダ アリア パヴェル エルゼリオ アスカ アーシェル コルネリウス イズレンディル ◎遊兵隊 シルヴィア サフィラ アウレーリア ナハティガル パヴェル アルマ ロイ ティト セロンガード ◎弓兵隊 ノックス キーゼ リディリディ エルゼリオ ロイ ルチル アスティン (志望順、敬称略)