政治討論部とこれからの世界

紀藤トキ

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シナリオID:3475

オープニング

 トマス・ダンテが政治討論部を立ち上げてからの数年、ロスガリアは激動の時代を過ごしてきた。正確に言えば、シルトラース帝国の滅亡によって授恵者が増大した事からあれこれあって政治討論部が立ち上がったのだから、因果関係は逆。激動の時代はそれ以前に動き出している。そして、帝都が奪還され様々な約定が期限を迎える今年以後こそが、政治の激変という意味では本番になるはずだ。

「今年、卒業していく者も多い。所属する国家や組織によっては、これが今生の別れとなる者もいるのだろうな」

 政治討論部は、学園内で身分や立場を忘れると言うお題目をかなり強烈に体現している場だが、卒業後にはそうはいくまい。対立することもあるだろう。せめて卒業前、対立を考えなくて良い題材が欲しいと思った。例えば、平和だ。世界が平和を維持する為に、居場所や立場に関わらずできることはあるだろうか。平和について考えれば、この数年の混乱の中心地が思い浮かんだ。

「……新生シルトラース帝国がこの先どうなるかによっては、平和は破れるやもしれないな」
「私としては、そうならないで欲しいけれどね」
「そうならないために、それぞれの立場で出来ることを考える、というのはどうだろう」
「トマス君にしてはやけに大雑把じゃないか」

 テオドールが肩をすくめた。家中の調整が済んだテオドールはこの春に侯爵当主に就くことが決まっており、常勤は難しいために教員から講師となったが、いまだ副顧問として部に残っている。なお、元はお互いの風除けだったはずのサラ・ドルトン男爵令嬢との婚約は、取りやめの話が出ない辺りからすると、なんだかんだで仲良くやっていたようだ。

「人間同士の戦争なんて勘弁して欲しいのだけど。侯爵として兵を率いよ、とか言われても陸のことは何も分からないよ、私は」
「戦地が帝国なら、海戦の出番は無いと思う。というか、国同士のまともな戦争にはならないんじゃないか」

 レイウェスト新皇帝のもと、旗揚げされる新たな帝国は国家としては破綻している。額面上の国土は人口に対して広大すぎ、防衛どころか入植することすら近日中には不可能だ。本来ならば地方都市に過ぎないオルセンの存在感が大きすぎることも不安を招く。何しろ、オルセン以外の旧来の住民を合計してもオルセンの半分ほどにしかならないのだ。そこにゴブリンの移民が加われば人口は増えるだろうが、よそ者が増えすぎれば政情はさらに予期できない物となるだろう。

「政治的に言うならば、オルセンを組み込んでいない方が戦後の身動きは取りやすかっただろうが……」
「帝都奪還の為に共闘してなければ、戦後の世界が無かったかもしれないし。それは仕方が無いよ」

 ヴィントを中心としたレイウェストの政権を維持する為だけならば、オルセンは独立させて諸国の復興支援をヴィントの復興にのみあてた方がマシだったろう。が、臣従を受け入れた以上、レイウェストにはオルセンの民を維持する義務が生じた。限られた資金を広く薄く使うのは愚策だが、そうしなければ統治者として鼎の軽重が問われる。

「ヨゼフ前皇帝が本拠地としていただけあって、西方はほぼ手つかずか。隣接するフィルエス大森林のエルフも、ディズル大湿地帯のリザードマンもこの機会に勢力を広げようとはしないだろうな」
「それでいえば、南東のドワーフ王国も領土欲しさにどうこうって言うお国柄じゃ無いね。辺境都市も同盟も、戦争を仕掛けるよりは経済的な乗っ取りの方が好きそうだよ」

 簡単に言えば、今のシルトラース帝国には他国が戦争を仕掛けるほどの旨みがない。オルセン、ヴィント、エスタルといった拠点周辺とそこを繋ぐ狭い区域以外は人類の支配地では無く、魔獣やクリーパーや亜人の占めている荒野のようなものだ。それでも社会の歪みが限界を超えれば、破滅的な事態が起きる可能性はある。政治的にか、武力によるか、権力闘争か、革命か。どんな形であれ、ひとたび帝国内で争いが起きれば、王国やゴールディをはじめ支援関係にある各国もずるずると巻き込まれかねない、とまでトマスは悲観している。

「本来なら、持て余す国土を切り売りして金に換えるべきだろうがな。買い手がいるかどうかが怪しい」
「リーンエス王家が大きな釘を刺しているからね。王国について言えば、貴族はお手上げだろうなあ」
「衝動的に動きそうな連中は軒並み力を落とすか、廃絶されている。残った者は慎重に動かざるを得まい」

 新帝国の後ろ盾としてのリーンエス王家の存在感が、尻の軽い王国貴族の軽挙妄動を事前に挫いていた。王女が嫁いでいる、という意味は大きい。だが、新帝国の側からすると、窮した際に資金を得られる可能性が一つ潰されていることにもなる。では、外部の支援無しで帝国がやっていける可能性を、テオドールは考えてみた。

「……お目に掛かったことは無いけど、レイウェスト新皇帝は、父親……、じゃなくて祖父だったか。祖父のヨゼフ並みに政治手腕が優秀なのかな?」
「私も拝謁したことは無いが……。ヨゼフ・バルダスと比べるのは無茶だろうが、王女を嫁がせるのだから、王家の目に叶いはしたのだと思う」

 世界制覇という帝国の国是を成し遂げる一歩手前まで、国力と兵力を増強させたヨゼフの内政手腕は異常だった。エフレムとイダ・バルダスという規格外の超越者が揃って盤面をひっくり返さなければ、帝国が世界を制覇した可能性は低くない。その怪物と政治の分野で比較できるような才能を持っていないことは責められるような事では無いだろう。

「では、母親譲りのカリスマで、何があっても国民が一致団結する、みたいな?」
「いや。そういった異能を持つという話は、聞いたことがない」

 テオドールの疑問に、トマスは首を振る。レイウェストにイダのような異能があればそもそも反乱など恐れるに足るまい。

「とすると、やはりしばらく外部に頼ることになるのかな」
「いつまでもその余裕はないだろうし、援助に頼らねば成り立たぬ国家など独立国とは言えまい」

 エーテル地理的に、王国は豊かな国家だ。しかし、度重なる内乱で内情の余裕は以前ほどにはない。同盟とて、エスト・ポーラとリブラネスタが衝突したり、有史以来最大級のクリーパーに襲撃を受けたりしたばかりだ。帝国復興に構う余裕が無くなりつつある。言い方は悪いが、今の形では新シルトラース帝国は持て余されることになるのではないかと、トマスは思っているのだ。そこまででは無いにせよ、テオドールも問題意識は持っている。

「……と言う辺りを踏まえて。そのような最悪の未来を迎えぬ為に、我々は今後の世界で、何を為すべきだろうか。個人として、あるいは組織の一員として」
「つまり帝国への接し方が次の議題、かな?」
「誰かに仕える場合は上へ提案することもある。事前に予測し、考えを纏めておいて悪い事は無いだろう。無論、帝国の側の意見があるならそれも聞きたい。ここは身分と立場を越えた話が出来るパンクリアース学園、だからな」

 果たして、帝国とは復興を待つ魅力的なフロンティアか、火種が燻る内戦まったなしの危険地帯か。投資をするのか、介入するのか、警戒するのか、観察するのか、当事者として自ら汗を流すのか。これから先の世界の、ある意味中心地になるだろう帝国について、トマスは今年の政治討論部最後の議題とするようだ。

解説

解説文は微改変しつつ再利用しています。 政治討論部という大げさな名前が付いていますが、何か聞きたいことがあったらPCの誰かかNPCが答えてくれるお茶会です。 他のMSのシナリオとかあのNPCは、みたいな要素は原則としてお答えできません(連動シナリオなど多くの人が知っているような事件や人であれば答えられる場合もあります)。他のことであれば世界観的に見た一般論をお答えします。あくまで一般論ですので、世界の真理とか神とは何か、みたいなNPCの手に余るテーマはお答えできません。 関連NPCが一杯書いてありますけれど、別に誰と知り合いでなくとも飛び入り参加できますので、聞きたいことがあれば遠慮無くどうぞ。 普段参加上限の半分くらいしかいない過疎シナリオなので、誰かの椅子を取っちゃうような心配も無いですよ!(ダイナミック宣伝) ●関連NPC タイコモ・チー(18) トマスと一緒につるんでいたヒーラー。いません。 シオン、カナン(18) シオンがウォーリアで政治討論部部長。カナンがシーフ。孤児院出身のトマスの側仕えです。その辺に居ます。 彼らは授恵者歴がPCよりも長い&その後も研鑽をサボってないのでレベル高めの設定でしたが、くぐった修羅場の差からさすがにPCトップ層には追いつかれました。 サラ・ドルトン(15) 男爵令嬢。己を磨く系意識高め女子。テオドールと婚約中。 テオドール・ディンドルフ(テオ)(28) 討論部副顧問。筋金入りのハフビ大好きなくせに貴族の子。五男。学園派にも公平に当たる。サラと婚約中。 ルカ(20)ラナ(16) 砂漠のオアシスの小部族の兄妹。 リヴァマス老は伯爵の仕事に戻ったので学園にいません。 ※いつもの注意書き え、今からでも入れる部活があるんですか? 政治討論部の入部希望者はプレイングでその旨をお書き下されば、称号を付与いたします。 入部は聴講生でも、初参加の方でも大丈夫です。 ●政治討論部って何するとこ? 名前は政治討論ですが政治に限らず、いろいろ質問したり回答したり意見を募ったりできるような場所です。 今回もそんな感じですが、基本的に部室で喋ってるだけみたいなシナリオが多いです。 関連NPCにトマス(部長)やリヴァマス(顧問)が良くついてきます。 もっと詳しくという方は少し前のシナリオ「政治討論部の新年へ向けて」に質疑がありますので宜しければご確認くださいませ。

マスターより

お久しぶりです、紀藤です。 平和とは? などと言いつつ帝国を取り巻く状況をだいぶ悲観的に見るトマス(とハフビ大好きテオドール)。 と言うわけで珍しく本当に政治的な話題を持ってきてみました。 新シルトラース帝国はかなり歪な国家なので、PCの手助けやテコ入れが無いと破綻しそうだと思うのです。 が、予測される悲劇とか問題とかをぶっ壊すのってPCの得意な分野ですよね!!! 支援を継続できる理屈づけとか、オルセンを上手に取り込むとか、人口対策や開拓のテコ入れ。 あるいは帝政からの変革も長期的には考えられるかも? 帝国外なら自国の得意分野で支援や根回しとか。 むずかしい事は分からねぇが、俺は頑張るぜ! みたいな意思表示も良いですね。 エンディング以後のロスガリアも良い感じに続いていくのだろうな、と思わせてくれるようなプレイングを期待しています。 なお、私の中では奇妙な三勢力が戦っており、エフレムが寂しそうに見ているようです。 レイウェスト一神教→陛下がいれば余裕ッス ウィル×レイ過激派→皇子が曇れば王子が来るので勝つる レイ×メア純愛派→人口不足?愛の力でこれから人口爆発ですが何か? 皆様の描く素敵な未来図をお待ちしております。

リプレイ

●
「部の活動はこの先も続きますが、春は一つの節目でございますねえ」
「そうだね。卒業してしまう学生もいるし、冒険者を辞めてしまうと聴講生としても来れなくなるから」

 そんな話をしながら、平民ハフビのハリーヌ・ヨツユビと王国貴族家のエルゼリオ・レイノーラが仲良くお茶とお菓子の準備を進めている。もう幾度目か分からぬほどとあって、軽食にショートブレッドとポテチ、飲み物に紅茶と果実水を手配するエルゼリオは手慣れたものだ。

「もちろん、来年もおられる先生方や学生の皆様には今後とも宜しくお願いしたいのでございますが。ワタクシとしてはご卒業される皆様にも、是非また遊びに来ていただきたいところでございます」
「さすがに難しい人も居るとは思うけれど、そうだね。ボクもそう思うよ」

 ハリーヌの希望に、エルゼリオは少し考えてからそう答えた。王国を出て他国に就職する者は距離的にも立場的にも難しくなろう。それに学園の独立性を考えるならば、卒業後の貴族関係者は用向き無く学園内に入るのは難しいかもしれない。文化祭などの開かれた場であれば、遊びに来る機会もあるだろうか。

「リヴァマス先生が領主としてラマスに戻ったからね。理由である自分としては、先生との縁になったこの部に報告にあがるのが筋かな、……と思って来たのだけど。うん、ここは相変わらずの雰囲気だね」

 入り口でそんなことを呟く海神 江流は、暫し教室内を見回してから知り合いの顔を見つけて軽く手を挙げた。リヴァマス老の養子になろうと考えた、そもそもの起こりにも関わる顔がそこにいる。

「ひとまずはおめでとう。これからが大変だろうけれどね。もちろん、これは色々な意味でのこれからだ。応援しているよ?」

 シルヴィア・A・カペルが、珍しくにまにました笑顔で笑っていた。人の色恋にむやみに首を突っ込むのは褒められたことでは無いが、彼女に関しては江流の恋路に首どころか全身どっぷり浸かっている。そもそも、じれったい空気に背中を押したて火をつけた身なれば、多少楽しむこと位は許されよう。にまにま。江流はそんな友人の笑顔から視線を外し、周囲の顔ぶれへ目を向けた。

「これからはこうしてここに顔を出すのも難しくなるだろうな。……ああ、アウレーリアさんにも一歩前進したことを報告したいと思っていたんだ。ここで会えたのは運が良かったのかな?」
「そうでもないわ。このような興味深い議題であれば、私に参加しない選択肢はないから」

 アウレーリア・フォン・ネーベルベルクはこの部活を知らぬでは無い。学園入学試験対策の際に世話になったことに始まり、その後に厄介ごとを解決する際の助力で借りを返した。それ以来、特に参加はしていなかったが、議題に興味があれば訪れることもやぶさかではない。新皇帝のレイウェストより伯爵家の当主と認められたばかりの彼女にとって、王国側の人物がどう帝国を見ているのか、さらにいえばどのように手を組めるかは焦眉の問題である。

(なるほど……。そういえば彼女とも、今後の事を話していたようだし)

 ちょうど自身の婚約者の事が話題になったこともあり、江流はアウレーリアが彼女の父と人材のやり取りについて交渉していたらしいと思い出した。世の中には表に出来ることと出来ぬことがあるが、うまく進めば王国にもその民にも益がある話はいずれ他にもあるのだろう。願わくば、遣り手の婚約者の隣に立つことを許してくれたこの国や民へ恩を返すべく、彼自身がなにがしかを行うために、独自に周辺事情を把握しておきたいと思う。それは養子に迎えてくれた老人へ約束したことでもあった。

(節は曲げず、敵も増やさぬよう立ち回るには、情報がまずは必要だな……。それに、今後への布石も)

 まずは信を置ける戦友を頼ろうと、江流はとりあえず厨房へ向かった。

●
「シルトラース帝国のこれから……難しい問題、ですよね」
「接し方にせよ、時勢を読むのも容易ではないですしね。確かに難しいものです」

 今回の部活のメインテーマについて、ゲルダ・クラインとヴィルヘルミナがそう口にする。

「数年、問題はあれど各国が手を取り合えたのは前皇帝に皇妃、征竜といった共通の敵の存在が大きかった。その懸念が消えた今後、帝国の扱いは確かに問題となるでしょう」

 レティシア・レインフィールが問題がいま発生している理由を端的にまとめた。これまでであれば一致団結して支援できたかもしれないが、今後はそうは行くまい。しかし、帝国が自力で立つにはまだ時間が掛かると言うのも現実だ。

「帝国のために私個人が出来ることは、今は余りないのが残念ですね……」

 集団を率いる立場に立ったこともあるが、コルネリウス・アーラは結局、自分の手の届く範囲を護ることが自分の性にあっているのだと思う。

(これからの長い時間を活用し、帝国も含めて世界が変わる様子を観察・記録していくつもりはあります。ですが、私は私の大切なひとが絆ぐ命やその平和を護ることを選びましたから)

 王国に腰を据えるのであれば、帝国の事情に介入することは難しい。何かを選ぶということは、何かを諦めねばならないということの裏返しなのだから。

「王国としては、極力早期に支援なしで回ってくれる程度に成長して欲しい。が、それで今までの投資が無になるのも望まない、という所かな?」

 卒業後は王国管理のエリートコースに乗るであろうジュスト・ヴェルジーが、自国の立ち位置をそう分析する。負担については減ることが望ましいが、帝国への現状の発言力は維持せねばならない。長期で介入する口実を維持する為には、今後もある程度の力と金を継続して割く必要はあるだろう。現在は正妃を出している友好国とはいえ、先の様々な可能性を考えれば貸しは多い方が良い。

「逆に帝国が王国の属国的位置から脱却したいのなら、その余地をなくさないといけないが、人、土地、金、資源……数世代、百年単位はかかるだろう」

 俺達の世代はこれからが大仕事になる、と真面目な顔で言うジュストだが、実際にウィリアム王子に馬車馬の如く働かせる旨を言われているらしい。適性を見て財務を提案されているそうだが、どのポジションに就こうとも帝国との関係性は職務に大きな影響を及ぼすだろう。

(働き始める前なのにすでにジュストから哀愁が漂っている気がするのだが僕の気のせいか……?)

 ローザリカ・L・ディオールは、そう語るジュストをテーブルから眺めていた。紅茶片手に婚約者の真面目な横顔を楽しみつつ、自分も妻となって支えねばなるまいと気持ちを新たにしつつ。気になるのはその王子とのやり取りである。

(王子が財務を提案したのは、僕も数字面でサポートできるからと言う事だと思うのだが、そんなに嫌だったのだろうか)

 個人の性格を見ずに適正だけを考えるなら、実はローザリカは社交の方が伸びる可能性もあった。十全にその魅力を発揮すれば、現ケレス侯爵のように立ち回ることも可能だろう。が、いかんせん彼女は女の魅力を武器にするには初心であったし、ジュストの方も妻に何かあれば冷静さを失いかねない。海千山千の外交官と渡り合う外務や、王国貴族の狸や狐とやり合う内務にこの二人が回されればどうなるか。そこまで考えれば、笑顔で財務を勧めたのは王子の純粋な善意であるのかもしれない。真実は腹黒王子のみが知るところであった。

「レイウェスト新皇帝も、支援に関わる問題を思案はしていると思うのだけれど」

 と、一応の断りを入れるルベア・ベルニは卒業後はオルセンに向かうという。王国官吏のジュストらとは逆側の当事者であり、今回の議題は他人事では無い。

「レイウェスト様のお人柄については伝え聞いてはいるけれど、人柄だけでは国は成り立ちません」

 が、ゲルダがきっぱりと言うように、国家を回すにはやはり先立つものがいるのも事実。

「まずは新生帝国が自立する為の最低限の土台は必要……ってなると、国家や同盟規模じゃなくとも援助は要ると思う」

 ルベアの目線から見ても、帝国の現状はまだ頼りなかった。が、助力を受けるのは何も国家や同盟規模でなくとも良い、というのが彼女の意見である。

「自立した後に利益を返すという前提で、広く投資を募るのも良いと思う」
「その話は、私も同意するわ。行政官としては、どうにかして資金と人材を呼び込みたいもの」

 ルベアの提案に、アウレーリアが我が意を得たとばかりに頷いた。帝国で彼女が治める場所からすれば、他国との貿易や投資を呼び込めるならばそれが最良だ。何より、国家規模の支援となればどうしても窓口も国家になるが、民間投資ならば彼女の裁量でどうにでもなる。そんなアウレーリアの思案を耳に、ルベアは自身の提案の説明について補足していく。

「自立した後で、となると長い目線の話にはなると思うけれど……。それでも利益を返すという約束がある事が投資には大事だと思う」

 民間投資には国家に無い問題もあると、ルベアは予測していた。代替わりである。親が利益度外視で熱心に関わっていた案件を、子どもがドライに引き上げると言うケースはそれなりに聞く。世代交代でそういう問題が生じるのは国家支援でも同じ事だ、とルベアは懸念していた。今は『無償の支援』があるかもしれないが、利益が返ってこないのであれば帝国を支えようという機運もしぼんでいくだろう。復興はいつ目処が付くか分からず、おそらくは彼女たちの世代では終わるまい。世界が滅ぶ瀬戸際を見た現世代はまだしも、次の世代になってもまだ帝国復興のために世界が支援を考えるかと言えば疑問符がつく。

「その意味で、どこかで支援ではなく取引に意識を変えるのが無難かなって。支援を否定する物ではないから、いま受けている支援とは別に考えるのが良いと思う」

 そう考えを纏めたルベアに、アウレーリアはなるほどと頷きつつもピンと指を立てた。

「一つ、訂正させて。利益を返すのは完全に自立してからで無くとも良い筈よ。もっと短期的にも利のある『商売』が出来ると、私は思っているわ。実際に帝国の土地を経営するならばリスクは大きいでしょうけれども、短期の収益分配であればそれほど長い視座はいらない」

 外部からの助力を受けて復興を為すという枠組みは変わらないにせよ、アウレーリアは帝国中央に頼らず、自らの領地で自活することを重視していた。そのためには、自力での投資の獲得が必要だ。生きていくための最低限を超える余剰の全てを再生産に回せば、確かに復興は早くなるだろう。が、幾分かを利益として配分しても問題は無い。その利益を配当として、投資を呼び込みたいと言うのが彼女の考えであろう。

「なるほど。同額の資金を得て初年度の成果が同等だと仮定した場合、利益配分に回した分だけ翌年以降の復興の速度は遅れるかもしれないが、現場で臨機応変に資金を動かせる利点はそれを上回る程に大きいかもしれん。どうなるかは現場側の能力にもよるし、おそらくやってみないと分からないところだろうな」

 トマスが結論を留保したように、これはいずれが優れているというわけでは無くやり方の違いに過ぎない。そして王国貴族ほどに領政の自由は無いにせよ、帝国もある程度の代官の裁量を認めている。成功している限りにおいてだが、成功する程度の能力があると見なされて代官についているのが、能力主義の帝国という国家の有り様の筈だ。では投資する側、商人としての視点ではどうか。

「実際のところ、国を動かすためには、国の中でお金を動かす必要がありますよね。多く投資を受けるには、シルトラース帝国が他国と対等に取引するための独自の『産業』が必要……でしょうか」

 ゲルダはそう思案した。アウレーリアは行政官であり、つまり領地経営をして利益を出す立場だ。もちろん努力すれば利益は出せるだろうが、領地で生産できるものであればエーテルにより豊穣が約束された王国に投資する方が魅力的だ。労働力を安価にするなどの手立てで一時的には対抗できても、長い目で見れば独自の魅力が必要になるというゲルダの言にも一理ある。

「問題は、どんな産業がいいか……ですよね。需要があって、安定して外貨を獲得できるもの……。ぱっと思いつくのは、現状の冒険者業と似たような形での軍人や傭兵の派遣業?」

 彼女自身も含め、冒険者を辞めて別の身分に就く者は多い。他方で帝国奪還は為されたものの、魔獣やクリーパーといった脅威は世界にまだ多いと、ゲルダは需要と供給の面のアンバランスについて言及した。人口が少ないのに人間を商材にするというのは矛盾するようではあるが、ロスガリアは一騎当千が実現する世界だ。

「確かに、今の帝国はとにかく人手が足りないので、能力に自信があるなら一旗あげようとする人が目指すかもしれませんね」
「ああ、冒険者や学者の取り込みは強そうと感じたな……」

 ヴィルヘルミナがそう言うと、帝国魔導院の人材募集を念頭にローザリカが首肯した。政治に無関心な『冒険者らしい冒険者』にとっては、開拓や未知への挑戦は魅力的に映るだろう。

「ゴールディならば人を送るだけでなく、土地の買い取りも希望するのでは? 大密林の開拓が始まったとは言え、ゴールディが手狭なのは事実だ」
「それは最後の手段になるだろうな。今はまだ、その段階ではあるまい」

 ナハティガル=ラーが、資金を得るためにもっとも効果的な手段を口にする。トマスもその手段を否定はしないとはいえ、国土の切り売りは最悪の事態で取る手段という認識だ。王国としては、まだそこの段階までは至って欲しくないと考えているだろう。そして、そもそも王国官僚ジュストの妻としてのローザリカから見れば、王国という国家が帝国に支援する意義は、現状の影響力を維持するというだけでも良かった。

「正直、恩を仇で返す真似さえされなければ今はそれで十分ではある。クリーパー等を留めてくれる防波堤としての役割を果たしてくれればこちら目線でも利はあるからね」

 ローザリカの言葉の後半に、ドワーフ王国の統治者目線を持たねばならぬヴィルヘルミナと、この数年で貴族側となったエルゼリオが頷いた。自分の治める場所に被害が来ない、予防の面からの支援というのはまともな為政者にとってはむしろ理解しやすい。

「そもそも、管理しきれない国土が無法地帯化する事は他国も望んでない筈だよ。その辺を理由にした支援要請なら、王国以外とも利害は一致するんじゃない?」
「手つかずの土地が多いとバルバロイやらの潜伏場所になりそうな感じもしますしね。交易をするにも、治安が維持できなければ難しい」

 王国のように将来の帝国に関わる綱引きの意図が無かろうとも、世界の混乱を望まぬ国家は多いだろうとエルゼリオは言い、ヴィルヘルミナは帝国が存在することそのものが抑止するものごとをあげた。情けに縋るという意味の支援では無く、現状の平和を守るための支援に意味を見いだせれば良いのだ。その意味では、各国が支援疲れにならぬように言葉を尽くすことも必要かもしれないと、トマスが議題を締めくくる。

●
 支援について以外にも、新帝国には内外に抱える問題が存在した。次の議題はまず外交面だ。

「王国との間の問題といえば、今すぐにはどうということはないでしょうが、聖剣の継承については火種として残るのでは無いかと思います。次代、あるいはその次の代に返還が求められることもあるかと」

 新皇帝と新皇妃と共に帝国に渡る聖剣は、本来ならば揉め事の種になるところが、聖剣自身の一声によってうやむやになった経緯がある。メアリーの次の継承者に渡った時点で、おそらくは王国側がその継承者を婚姻政策で手に入れようとすると、レティシアは推測していた。平和裏に取り返そうというならば穏当な方法ではあるのだが。

「もし聖剣の返還を将来的に行うのなら、その取り扱いを、春の婚姻前に決めておくことは必要ではないでしょうか」

 地位なり物なりに振り回される不本意な婚姻を後で押しつけられるというのは、幸せには繋がらないのでは無いかとレティシアは思う。それは、自身の境遇に照らした想いでもあった。だが、国家間の約定には時間が掛かる。婚姻前というのはさすがに間に合うまい。将来に備えて考えておく、というのならば良いかもしれないのだが……。

「しかし、聖剣というのは初代国王陛下の父君なのだろう。我が国で、その意向に異を唱えられる者がいるだろうか……?」

 継承者に婚姻を無理強いするならば王国には二度と戻らぬ、などと本人(本剣)に言われてしまえばそれまでな気もすると、トマスが言う。以前は滅国の皇妃、エフレムやヨゼフと言った超越者に振り回され、今後は聖剣に振り回されるのだろう帝国の後継者というのは大変な地位のようだ。そして、外交と対になる内政でも火種が一つ。

「もう一つ、問題と言えばオルセンのことがあったっけ。軍事・経済的な同盟を残した自治区……みたいな方向でオルセンには遅かれ早かれ独立して貰うしかないんじゃないかな」
「独立……。そう簡単に、いくものかしらね」

 エルゼリオのそんな分析に、異論を唱える帝国政府側の人間はここにはおらず、アウレーリアはそう言って考え込む。彼女が将来の自領に望むものも独力での自活である。中央が倒れての総崩れという事態を目の当たりにしたアウレーリアは、今後の帝国のありように悲観的であった。もっとも、レイウェスト政権下で復興を始めたばかりのネーベルベルク領の状況は、旧帝国時代の体制や資産をほぼ温存したオルセンとは程遠く、彼女としてもすぐに自活が実現すると考えているわけではない。

「オルセンの太守一族が統治権を新皇帝に譲渡する、とかなら話は別なのかもだけど。――そんな事はまずあり得ないよね?」

 そうはなるまい、とエルゼリオは見ている。最初期こそクーネの助力を受けたとは言え、その後は自力で危機を乗り切った実績を持つマフダル一族の支持は高かろう。クーネであればともかく、レイウェストに対する信頼もそこまで高くはあるまい。

「もしも現状のままオルセンを抱えるとすると、いずれシルトラースに立てるだろう中央政府ではオルセンで生き残っている官僚や指揮官を登用しない理由がない。が、その比率によっては内側からオルセンに乗っ取られかねないか」

 トマスはそう嫌な分析をする。オルセン側にその野心があるかどうかに関わりなく、人が集まれば閥はできるものだ。ヴィント解放以来、レイウェストと辛苦を共にしてきたバルディオンや冒険者らと、オルセン出身者で対立構造でもできようものなら目も当てられない。

「そうね。バルディオン将軍やレイウェスト皇帝はそういう人では無いとは思うけれど、周りのせいで良からぬ流れにならないといいわね」

 ルベアがそう溜息を吐いた。せっかく勝ち得た平和を、人間同士の争いで台無しにするようなことは誰も望んでは居るまいが、派閥抗争で国を割りかねなかったリーンエス王国の様子を思えば、将来はどうなるか不安もある。

「それは心配だね。うーん、緩やかに連立するとしたら、将来的には皇家との婚姻政策とかあり得るのかな?」
「世界平和のための婚姻……でございますか。レイウェスト様とメアリー様には山のようにお子様を儲けていただき、他国の親戚をどんどん増やしていただきたいでございますねぇ」

 更にその先を見越したエルゼリオの発想を耳にしたハリーヌは、そこから更に話を広げていった。トマスが苦笑を浮かべつつ、頷く。

「まあ。話題としては少し踏み込みすぎかもしれないが、一理はある」
「学園でお貴族様方を見てまいりましたところ……、家と家を繋ぐため、和を齎すため、時には人質を交換するように婚姻が為されるでございましょう? 帝国にとって、何が必要かと考えたときに、庶民であるワタクシにはそれくらいしか思いつきませんでした」

 ハリーヌは真面目に良い手だと考えていたため、小さい手足を振り回して強く主張する。実際、弱小国が命脈を保つ手段としては婚姻は有効だ。外向きにもであるが、内向きにも。それこそ、レイウェストが側室を取ることを王国が認めるのであれば、オルセンというのは現状ですら国内の和のための一つの選択肢となりうる。

「……まあ、その可能性までは論じるまい。さすがに、学園の部活動では分に合わない」

 確かに政治の課題ではあるのだが、その場合の第一子が誰になるかなど、センシティブ過ぎるのでトマスは逃げた。閨房に踏み込まずとも、内部の権力争いに関わる以外の課題も、まだ大きい。

●
 次の議題は、内政についてである。支援の話でもその辺りは触れられてはいたが、ここにも課題は山積みであった。

「国力が目に見えて落ちていますし、しばらくは足元を固める事にはなるかと思いますが……、ふむ」

 その足場を固めるにも足りぬものが多いとヴィルヘルミナは考え込む。いつかは国家を背負う立場を目指す覚悟のヴィルヘルミナにしてみれば、為政者の苦労は他人事でもなかった。ドワーフ王国も、理由は帝国と全く異なるにせよ、何か一つ間違えれば破綻しそうな残念国家ではある。主に国民性のせいで。

「他国からの入植者を積極的に受け入れて人口を増やして行く他ないだろう」
「そうですね。一時的ではなく、根本的に人口を増やさない事には開拓もままなりませんよね」

 ナハティガルの意見は移民として帝国の地を望む同族寄りの見方かもしれないが、間違ってはいない。コルネリウスが応じたように、帝国に圧倒的に不足しているのが人口だ。

「余所者が増えれば政情不安につながるという懸念は分かるが……背に腹は代えられん。人の数はそのまま国力に直結するからな」
「移民が増えればその分統治者も必要になるでしょうし、能力のある人を育てるには帝国にも学園のような学びの場所もあれば良いなと思うのですけれど……。難しいでしょうか」
「難しいだろうな。帝国には高等教育を行うだけの余裕と蓄積がない」

 議論から考えを一歩進めたコルネリウスに、トマスが首を振る。帝都も瓦礫になった今、かつての帝国に存在した文書書籍の類いは殆ど残っていないだろう。教える側に足る人材も、明日のために教壇に立つよりも現場に立たねば今日が回らぬのが帝国の現状だろうと分析する。現実的といえば聞こえが良いが、何かというと悲観的な事をいう後ろ向きな青年であった。

「人材を育成することも独力では成せぬのが今の中央政府。この状況がどれくらい続くのか、溜息がでるわね」
「さっきも言っように、百年単位の話になると思うよ。人材育成にせよ、技術開発にせよ帝国単独では難しい内容は、複数の国家で調整して進めるにしても王国主導にならざるを得ない、かな」

 帝国人ながらも政権へ批判的な意を言葉に込めるアウレーリアに、ジュストが言葉を返す。王国としてはそれくらいの間は帝国の面倒を見ねばならぬと覚悟している、という意味でもあった。

「元々の帝国人と新参者の入植者を平等に扱うのは、様々な面で難しい。――が、過剰な格差は不満を呼び、争いに発展する。それを抑える為にも労働への対価は今迄以上に公正に分配するしかない」

 そうナハティガルが述べたのは、理想論である。実際の政治に足を突っ込みつつあるアウレーリアにせよジュストにせよ、あるいはトマスにせよ。そうできれば良いとは思うが、無尽蔵に富があるわけでは無いので諦めざるを得ない部分でもあった。

「叶うならば、入植者や社会的弱者を掬い上げる福祉を施行し、少しでも格差を埋め、不満を抑える政策が必要になってくるかと」
「言うは易く行うは難し、だな。帝国に比べれば栄えている王国ですら、そうはなっていない。その方向に行こうと理想を掲げても、現実は厳しい」
「だが、為そうとしなければ何も変わらない」

 体制側のトマスの言に、ナハティガルは厳しい目を向けた。今まさに革新しようとしている貴族を知る身としては、やりもせずに諦めているような口ぶりに思うところはあるだろう。言い方を変えれば、それは守るべきものがある側と、もはや後が無い側の差でもある。確かなことは、王国という国家がその両者を併存させられるほどに豊かであると言うことだ。数十年、百年の後にどちらが実を結ぶのか、あるいは互いに手を取り合うようになるのか。今の帝国にはそんな先を見据えて居られるほどの余裕がない。

(……国の在り方や未来について出来ること、在るべき形というのは難しいものですね。まだ学ぶことが沢山あると実感しますから、この部に入って良かった)

 立ち位置としては、革新を目指す側に立つコルネリウスだが、今回の議論に関してはやや俯瞰した位置で聞く側についていた。彼女のような長命種族にしてみれば、百年先にならないと結果が分からないことの正否をいま決める必要はない、とも思うのだろう。実際、この討論部で何か結論を出したとしても、それが現実の政治に繋がるわけではないのだから。

●
 議論が進む中、静かに言葉を交わしている者が居た。

「どうだろう、加減は如何かな?」
「ああ、薄からず濃からず、結構な点前だよ。ありがとう。作法には合わないかもしれないが、そうだな……、お茶請けにこれはどうかな?」

 江流が手ずから供した煎茶を楽しみ終え、シルヴィアは持ち歩いていた薔薇の砂糖漬けを勧めた。この部活動では忌憚ない会話もできるとはいえ、貴族としての振る舞いで言えばガードが甘すぎるのは望ましくない。周囲に悟られずに意を交わせるならばそれが上策だ。互いの大事なものを提供し合うことで、二人は『今後もこれまで同様の信頼関係を続けよう』と形にしたこととなる。

「そうだ。カペルはウィリアム殿下に請い、集権派への所属替えを認められたよ」
「それはおめでとう、でいいのかな」

 江流の婚約者は貴族派の侯爵家であり、王家よりのカペル家とは立場を異にする。それはそれとして、とシルヴィアは言葉を続けた。

「派閥はどうあれ『蒼玉』は王家に忠義を尽くす家だ。今後とも、全ての王国の民の為に働くつもりだよ」
「……全ての王国の民のため、か。それは良い事だね」

 貴族派としての江流に軽々しく協力は出来ないが、王国への恩返しをしたいのであれば協力する、と。シルヴィアの言外の意を受けて、江流は周囲には分からぬ程度に僅かに頭を傾けた。

マスターコメント

こんな感じで、最後の政治討論部はずっと真面目に政治について語っておりました。タイトルに偽りがない……。 当初はロスガリアのややこしい世界観や国家の設定が難解な部分をNPCが質問を受けて解説するようなリプレイだったのに、皆様同士であれこれと天下国家を論じるものを書くようになったのが、とても感慨深いです。この連作が皆様の世界観把握やロールプレイのお役に立ったのならば嬉しく思います。あ、もちろんこの連作自体を楽しんで貰えていたなら、それもとても嬉しいです。 最後もMVPを決めるような内容では無いし、そもそも誰が優れているという優劣がつかないものと思いますので、大成功でお返ししつつMVPの選定は行いません。 トマスと政治討論部を書くのは、これが本当に最後になるかと思います。最後までトマスは面白くない回答ばかりの奴でしたが、法務は前例主義だしこんなものでしょう(偏見)。作ったときには色々と頭の中で展開を考えていたのですが、関連NPCにはあれこれ起きるがこいつ自身については何の起伏も無く終わって無傷だったのは残念なような、それで良かったような。 ともあれ、今までご参加ありがとうございました!
イベントシナリオ

イベントシナリオ普通 報酬:標準13 / 10〜25人

2024年03月06日 13時57分46秒 公開

大成功

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アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0