【帝国】帝国皇帝の帝冠
おおくまねこ
コメント 20
シナリオID:3371
オープニング
「私達はヨゼフ皇帝の露払いをするよ。帝都に近づくクリーパー達を薙ぎ払うんだ」
「はい、イネス様」
イネス・コンテスティが語りかけると、女達は頷いた。彼女達はシルトラース帝国宮廷の生き残りであり、ヨゼフ皇帝の配下である。征竜と同盟を組み、帝都で待つイダに攻勢をかけるヨゼフを援護するべく、帝都の西の城壁付近に陣取っていた。ヨゼフ陣営には幽界樹の黒い霧に対抗できる【凝黒紋具】はない。したがって、イネス達は帝都へは突入せず、城壁の外でクリーパー達を引き付けて撃破する役割を命じられていた。
(今更派閥もクソもないご時世だが、国を滅ぼしたイダだけは許せない。それに、皇帝は征竜と組んだ。征竜が人類の数を減らすつもりなら、皇帝の側にいるのが一番マシだ。他の狂信者共のようにヨゼフの為に命を捧げるつもりはないが、今更どうしようもない)
「はっ! せいっ!」
「イネス様! 下がって下さい! 魔法を撃ちます!」
イネスは征竜の骨で出来た青龍偃月刀を振るい、部下達と共に襲いかかってくるクリーパーたちをひたすら倒し続けた。そして、倒した数がそろそろ五十に届こうかという頃――。
――ドゥン!
イネス達は凄まじい爆発音を聞いた。
「なんだ!? 下から!?」
イダが繰り出してきた刺客か――。イネス達が陣形を組み、爆発音がした方に駆けていくと、そこには巨大な地下への空洞が広がっていた。
「おい! 魔女! どうなってんだ! ここは帝都も外じゃねえか!」
「む? どうやら方角を間違えたようだな」
「オイ!」
「エルフとゴブリン?」
イネスは空洞から飛び出してきたゴブリンの集団と、エルフの魔女――ラピスラズリ・ファーレンハイトを見て目を丸くした。
(あのエルフはキャスターだな。帝都に地下から侵入するためのトンネルでも掘ってたのか? ここに出ちまったところを見ると、失敗したみたいだけど)
「おい、あいつらヨゼフの兵隊だぞ。どうする、魔女よ」
「む? そうなのか。別に連中に用はない。とっととお暇させてもらおう。地下に戻って穴を掘り直す。連中と坊やは休戦中だと聞いている」
ラピスラズリはさっさと地下に戻ろうとした。イネス達も今ラピスラズリやゴブリンたちに構ってる余裕はないので、無視して見送ろうとした。だが、その時――。
ズシン!
「「なんだっ!?」」
帝都の城壁の上から、何か人型の巨大なものが飛び降りてきた。豪奢な冠を頭に被り、四本の腕に巨大な両手剣を携えた、禍々しき魔人だった。
(イダの刺客か!)
その場に居合わせた者達はすぐさまクリーパーに対して迎撃態勢を取る。通常、クリーパーは武器を扱う知性は持っていない。にも拘わらず、剣を手にしているということは、こいつは明らかに特別製だ。
「ギシシ」
クリーパーはニヤリと笑うと、忽然とその場から消えた。そして次の瞬間には、恐るべき速度でゴブリンの一体へと突進し、彼女の胴を薙ぎ払っていた。
「チッ!」
ラピスラズリはすかさずクリーパーへと大火球を放った。しかし、クリーパーはまるで素通りするかのようにラピスラズリの火球を回避し、今度はイネスの部下の方へと突進した。
「こいつ、見境なしか!」
イネスは舌打ちした。ここはゴブリン達と共闘した方が好都合なのだが、果たして向こうが乗ってくれるかどうか――。
アオーン……。
その時、荒野から狼の姿をしたクリーパー達がまっすぐに突進してきた。
間の悪いことに、野生のクリーパー達まで戦場にやってきてしまったようだ。帝国に雇われた魔女とゴールディのゴブリン。帝国過激派の女官たち。そして、イダのクリーパーと、幽界樹に招き寄せられた野生のクリーパー。様々な勢力の者達が入り乱れ、戦場はますます混迷を極めていく。
「おい、サム! ひとっ走りして、冒険者達を呼んでこい!」
「へい!」
その時、ゴブリンの一人が近くを哨戒しているはずの冒険者達に危機を知らせに行った。
(さて、どうする。この場はこいつらにクリーパーを押し付けてトンズラするか?)
イネスはこの状況をどう切り抜けるか思案する。その時、部下の一人が魔人の顔を見てあっと叫んだ。
「イネス様! あのクリーパーが被っている冠はまさか、皇帝の帝冠では!」
「なんだって!?」
皇帝の帝冠。それはヨゼフ皇帝が帝都崩壊の日、帝都から持ち出しそびれた正真正銘の国宝である。ただの装飾品で魔力こそないが、征竜の虹宝剣と並ぶ、皇帝の権威の象徴だ。帝都崩壊の際に失われたとばかり思っていたが、まさか、イダが隠し持っていたとは。それがクリーパーの頭の上に乗っかっているあたり、イダにとってはさほど重要なものではないのかもしれない可能性は高いが。
「おい、そこのエルフ! あのクリーパーに攻撃魔法は使うな! 奴の被っている冠はシルトラース帝国の国宝だよ!」
イネスは思わず叫んだ。
(あの冠は流石に見逃せない! 皇帝へのいい手土産になる! あと、もしうっかり破壊したと知られれば何をされるか分からない)
「そんなことは知るか! あのクリーパーは強敵だぞ!」
ラピスラズリは怒鳴った。
「いいからあいつは後回しにしてくれ! レイウェストだってあの冠は欲しいだろ!」
「ぐぬぬ……」
「オーイ、援軍を呼んできたぞ!」
その時、逃げたゴブリンが冒険者達を引き連れて戦場に戻って来た。
「……さてこの状況、どうしたものでしょうか……?」
イネスは駆けつけてきた冒険者の方を見て、困ったように微笑んだ。
解説
マスターより
リプレイ
「間に合ったか! お前達、ゴールディから来たんだろう!?」
リューイ=ヴァレンゴルトは大地を駆けながら、ゴブリン達へと問いかけた。
「そうだ! ……いや、違うか。俺達は移民組だ」
「いいさ、アンタ達を守るのに変わりはない! 不用意に動かず、お互いを守る隊形を取れ!」
「わかりやした!」
ゴブリン達はリューイの言葉に安心したのか、一か所に固まり、お互いの身を守り始めた。
――『名もなき小鬼』が行った政策の一つに、ゴールディのゴブリンの帝国への大量移民計画がある。地下道を掘っていたゴブリン達は移民政策により、帝国に移り住んだゴブリン達だったのだ。
「今度はデーモンか。いいじゃねえか。やっぱりそろそろこれくらいの奴が相手じゃねえと面白くねえな。……なーンか、よく分からねえやつがいるな。誰だ、ありゃあ?」
4本の剣で武装した魔人型クリーパーを見上げ、アーテミシアはニヤリと笑った。そして、すぐそばに、帝国の紋章が入った服を着た女たちがいることに気付いた。
「イネス・コンテスティ! どの面下げて俺の前に現れた!!」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトはイネスに向かって叫んだ。
「現れたのはあなた方の方では?」
イネスはアルベルトの言葉を涼しい顔で受け流した。
「ヨゼフの手下共か! こんな時に!」
ベルク・オスマットは歯を剥き出しにし、ギロリとイネス達を睨み付ける。「害虫」とか「汚物」とか、罵詈雑言を思わず口走らなかったのは、彼女の頭の片隅にレイウェストとヨゼフの休戦協定があったからだろう。
(……駆けつけてみたら、こんな出会いがあるなんて。偽りの巫女、イネス・コンテスティ……貴方は私のことなんか知らない、知るはずない)
ラティア・ミゼリアは思わずイネスに見惚れていた。「第三の征竜の巫女」としてディズル大湿地帯に現れ、ギシュム族をはじめとした多くのリザードマン達を惑わした女、イネス。彼女の工作は成功し、ヨゼフはレイウェストを初めとした各国の注意が湿地帯に向いている隙に極北へと向かい、征竜との同盟を為した。そして、湿地帯ではイネスと共に現れた帝国近衛兵達によって雲霞鳥の大氾濫が引き起こされ、多くの者が死んだ。
(でも私は、貴方の話を聞いて、貴方に憧れた。ただ身体が大きくて目立つだけの私と違って、その美貌で、その弁舌で、リザードマンを陥れた傾国の美女に)
「イネス様! 下がって下さい! この連中は危険です!」
「レイウェスト派とは休戦中だけど、戦ろうってんなら、こっちも容赦しないよ!」
「落ち着きなさい。今、ここで彼らと争うべきではありません。敵はクリーパー達です」
いきり立つ女官達を得物で制し、イネスは冒険者達に微笑みながら告げた。
「一つ言っておきます。あのクリーパーの頭に載っているのは本物の帝国皇帝の帝冠のようです。壊してしまうと、お互いに困るかと……」
●
「その女の言ってることは恐らく本当だ。こいつらも攻めあぐねている。帝冠とやらが偽物なら、クリーパー相手に手加減してやる理由はないはずだ」
ラピスラズリはため息をついた。
(帝冠だと!? 放置してたということはヨゼフはあれが要らんということだな! 捨て置かれたものをこっちが回収して有効活用しても文句言われる筋合いはないな!)
ベルクはほくそ笑み、帝国過激派の女官達と交戦中だった魔人型クリーパーへと突進した。
(あの帝冠を皇子殿下に届けることができれば、旧来の帝国からの継承国家として領土主張と正当性を示しやすくなるとともに、諸外国が正式にヨゼフ派ではなくレイウェスト派を正当政府として支持する大義名分が生まれる! 逆にあれをヨゼフに回収されたらいらん大義名分をヨゼフに与えることになる)
帝冠の価値を瞬時に把握しつつ、ベルクは魔人の背後へと回る。すぐさま帝冠に手を出したいのは山々だが、人類より遥かに上背があるデーモンの頭はベルクの手の届く高さにはない。ベルクは冷静に、魔人の背中を二本の刃で切り刻んだ。刃は固い皮膚を貫き、魔人の背中から黒い血が噴き出した。ベルクはすぐさま大地を蹴り、大剣の間合いの外へと逃れる。
「ギシッ」
グレーター・デーモンは振り向き、ベルクを追う。
(速い! だがこれでゴブリン達からこいつを引き離せる)
ベルクは大剣を振り上げながら突進してきたデーモンの斬撃を躱すべく、身構えた。しかし、気が付いた時には、ベルクは胴を薙がれていた。
「なんだと……?」
(斬られたのか……? 今、奴の太刀筋が全く見えなかった)
思い出したようにごふ、と血を吐くベルク。デーモンは既に剣を振り終わった姿勢になっている。さらに、デーモンはベルクを輪切りにせんと、残る三本の腕を振りかぶった。ベルクは頭蓋が沸騰するような痛みに耐えながらなんとか身をよじり、残る三連撃を回避した。
「隙だらけです」
いつの間にかデーモンの背後に迫っていたイネスはすっと目を細めると、「征竜刀」をデーモンへと叩きつける。爆撃のような炸裂音と共にデーモンの背中の肉が爆ぜたが、デーモンの動きが鈍る様子はない。
「ジョイラ! すぐに治すわ」
ヒーラーの女官はすでに負傷していた剣と盾の女官に接触し、回復魔法をかけた。みるみるうちにジョイラの傷は塞がっていく。
「イネス、怪我人が増えるだけよ。仲間にデーモンは避けるよう指示を出して!」
ロゼットはイネスに声をかけつつ、狼型クリーパーとゴブリンの間に立つ。さらに、倒れているベルクにヒールをかけた。
「では、半分は狼の対処に当たらせてもらいますね。エリン、エクスペリア、リィンは狼の相手をお願い」
イネスが命じると、イネスの部下のキャスター二人とヒーラーがロゼットの近くに移動していった。
「……こんな状況でなければ、あの人に教えを請いたかったです。でも今は、それどころじゃ……」
ラティアはちらりとイネスの方を見つつ、近づいてくる狼型クリーパーの群れに向けて炸光矢を放った。群れの手前で炸裂した光の破片は、6体の狼たちを巻き込んだが、宝石のような皮膚を持つ狼たちは、みなラティアの一撃に耐えた。
「ガウガウガウ!」
狼達は牙を剥き出しにし、突進してきた。狼たちはゴブリンを最初に狩るつもりなのか、先頭を走っていた6体が、立ちはだかるロゼットとラピスラズリに三体ずつ襲い掛かった。
「痛っ!」
三体に噛みつかれたロゼットは短く呻いた。しかし、ダメージはほとんどないようだ。
「ぐっ!」
ラピスラズリはエーテルバリアを使い、狼の攻撃を凌いだ。しかし、二体に噛みつかれ、手痛いダメージを負った。
「まあ、ここは一時休戦だ。あのグレーター・デーモンを倒すぞ!」
アルベルトは大きな声でそう告げると、グレーター・デーモンへと向かった。
(俺としては、できればここで過激派達の数も減らしておきたい。帝冠目当てで過激派達がこいつに殺到したら、俺は下がる)
アルベルトは突進してデーモンとの間合いを詰め、黒剣を全力で振り抜いた。デーモンは、アルベルトの暴風のような斬撃に反応が間に合っていない。しかし、アルベルトの一撃はデーモンをすり抜けるように空を切った。
「!?」
確実に捉えたはずの一撃が外れ、アルベルトは表情をこわばらせる。
(こいつ、攻撃をすり抜けただと!?)
「帝都がこれだけ真っ平になって、今更帝冠も何もないでしょう。その程度で私が怯むと思っているなら、舐められたものね」
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクはそう呟くと、デーモンへと籠手を向けた。その瞬間、周囲のエーテルがアウレーリアの腕に収束していく。
ドウッ!
手加減なしどころか、全力以上の出力で放たれた光弾はクリーパーの上半身を飲み込まんばかりの大きさとなり、デーモンへとまっすぐ飛んでいった。アルベルトの攻撃を凌いだ謎の力は今は使えないのか、アウレーリアの放った光弾はデーモンを見事貫いた。デーモンはぶすぶすと身を焦がしながらも魔弾に耐えきったが、頭の上に載っていた帝冠は跡形もなく消滅していた。
(消し飛んだ……まあいいわ。少なくとも過激派の手に渡り帝位継承権争いが長引く位なら、帝都に砕けた事にしてしまう方がマシでしょう)
アウレーリアは嘆息した。
「あの女、やりやがった!」
イネスの嘆きが聞こえたが、アウレーリアは無視し、逆腕でさらなる追撃を放つ。もう一発放たれた魔弾は、デーモンの肩に命中したが、引き千切るまでは至らなかった。
「くそっ……! 帝冠が壊れた! ヨゼフ皇帝にバレたら処刑されるかも……!」
「黙ってたら分かんないわよ! 見なかったことにしましょう! 鑑定したわけじゃなし!」
「貴方達、それでも宮廷の女官ですか! 皇帝陛下を謀るなど!」
女官達は口々にわめきながら、自分たちの方に向かってくる狼の迎撃へと動く。女官達は距離をとったまま狼達をつるべ撃ちにし、三体の狼をまとめてバラバラに砕いた。
「来いよ。頑丈さには自信があるからな!」
リューイは剣を一閃し、縦に並んでいた狼の二体を衝撃波で貫いた。ラティアの攻撃ですでに傷ついていた狼たちはこの攻撃に耐え切れず、二体とも砕け散った。
「さあ、腕試しと行きますかね」
アーテミシアは全力疾走し、デーモンとの距離を詰めた。デーモンはアーテミシアにも気づき、迎撃態勢を取ろうとしている。今、デーモンはアーテミシア、アルベルト、ベルク、イネスの四人に囲まれている。これだけ前衛がいれば、しばらくは足止めできるだろう。
(帝冠は壊れましたか。恐らく、あれが我々とヨゼフ派をいがみ合わせるためにわざと、そうしたのでしょうが……思惑通りにはいかなかったようですね。……主は違えど、どちらも帝国の民には違いあるまいよ。少なくてもあれに比べれば、だがね)
グレイブ・ヤードが祭祀刀を掲げると、巨大な光の魔法陣が大地へと広がっていく。魔法陣から放たれた癒しの光はクリーパー以外を分け隔てなく癒し、ベルクとジョイラ、ロゼット、ラピスラズリの傷が塞がっていった。
「ラピスラズリ、貴方は狼たちの相手を。まずは数を減らしましょう」
リコリス・アデュラリアはラピスラズリにそう呼びかけ、自身も彼女の隣に回り込んだ。すぐさま前方に光の障壁を貼り、狼たちの侵入を防ぐ。
(帝冠は破壊されたようですね。まあ、帝冠の処遇で過激派達と揉めるぐらいなら、これでよかったかもしれません)
「リコリスか! よく来てくれた!」
ラピスラズリは笑いながら、狼たちの群れを光の雨で撃ち抜いた。この攻撃でロゼットにまとわりついていた三体の狼と、リューイの攻撃から逃れていた狼の、4体の狼が死んだ。
「皆さん、援護します! だらし無ぇクリーパーを倒しましょう!」
ダニエル・ヘリントンはデーモンと戦っている味方の近くに移動しながら、エーテルを解放した。ダニエルの力強いエーテルがベルクとアルベルトを包みこむ。帝国過激派達は動向が読めないからか、ダニエルは支援魔法の対象から外していた。
●
「帝冠は砕けたか。まあいい。オスマットに政治は分からぬ」
戦線復帰したベルクは跳ね起きながら、デーモンにさっきのお返しとばかりに脚を切り刻んだ。
(帝冠がなかったらなかったで、帝冠の消失によってヨゼフが皇帝を名乗る資格を喪失したと主張できる。ここは過激派に渡らんかっただけでもよしとしておこう)
「……私は狼の方に回りますね。ジョイラも下がりなさい。ロゼットのお言葉に甘えてこの化け物の相手は冒険者の方々にお任せしましょう」
イネスは微笑むと、すすっと後退していった。女官達も彼女に倣い、後ろに下がっていく。
(こいつを俺達に押し付けて逃げる気か! そうはさせんぞ!)
アルベルトはデーモンから視線を切らぬようにしながら、すさかずイネス達の方向にダッシュした。幸運なことに、デーモンは逃げたアルベルトを追って来た。
「ギシッ」
「ぐっ!」
デーモンの二本の剣が風を切り裂いて唸り、十字に裂かれたアルベルトは片膝をつく。しかし、空手になったデーモンの拳と、もう一本の剣はイネスへと襲い掛かっていた。エーテルで瞬時に身を固め、デーモンの攻撃になんとか耐えたイネスは舌打ちしながら、デーモンへと反撃した。
(やれやれ、あまり離れられると回復が大変なのですがね)
グレイブは肩を竦め、移動したデーモン達を追った。
●
ズドドドド!!
デーモンの繰り出した四本の剣による斬撃がアーテミシアへと降り注いだ。一撃でさえもベルクを瀕死に追い込んだ剣がアーテミシアに四発直撃する。しかし、エーテルで金属のように皮膚を硬化させていたアーテミシアには、傷一つなかった。
「なんだ、そんなもんかよ」
アーテミシアは戦槌を振り上げ、デーモンの腹を撃ち抜く。だが、戦槌は皮膚で弾かれ、アーテミシアの腕の方が痺れた。アーテミシアは舌打ちしつつ、横目でイネス達の方を見る。
「イネス様、もう少し辛抱を!」
女官達はデーモンから距離を取り、遠距離攻撃で狼達を攻撃していた。まとめて攻撃されるのを避けるためか、全員が広範囲にちらばっている。デーモンは時折移動を挟みつつ、接近戦を挑んでいるアルベルトとアーテミシア、ベルク、攻撃力の高いアウレーリア、そしてイネスを攻撃していた。
敵は腕の本数が多い分、手数も多かったが、突出して頑丈なアーテミシアが積極的に前に出ることで、被害はなんとかグレイブ、ダニエル、エクスペリアでフォローできる範囲に収まっていた。なお、グレイブはクリーパー以外は分け隔てなく癒しているが、ダニエルとエクスペリアはそれぞれ自分の陣営だけを治癒していた。
「ギギギ!」
突然、デーモンの体が発光し、急速に破損した体が修復していく。そして、なんとデーモンは無傷の状態にまで戻っていた。アウレーリアが破壊した帝冠だけは、もはやその頭の上にはなかったが。
「ギシッ」
冒険者の間をすり抜け、アウレーリアの元に到達したデーモンは4本の大剣を振り下ろした。アウレーリアはシーフもかくやという機敏な動きでデーモンの大剣を見事躱し切った。
「長期戦になりそうですね! 諦めずに頑張りましょう!」
ダニエルはアルベルトの傷をサイドヒールとヒールで癒しながら、叫んだ。
「マジかよ。化け物が」
アーテミシアは毒づきながら、戦槌をクリーパーの足に叩きつけた。振り出しに戻ったが、アーテミシアもまだダメージはない。
(金属化が切れるまでに仕留められるかと思ったが……無理そうだな、こりゃ)
「『時間』だ! こいつは時間を操っているに違いない!」
アウレーリアの援護の為、クリーパーに突進しながらアルベルトが叫んだ。鍛え抜かれた戦術眼でデーモンの様子をつぶさに観察していた彼はクリーパーの能力の本質を悟ったのだ。
「厄介な能力ですが……いくらなんでも、無制限に時間を操れるわけではないでしょう。波状攻撃で自己再生が追い付かないほど仕掛けるのが妥当かと思います」
グレイブは回復の魔法陣をかけ直し、『味方』を癒しながらながら、そう口にした。
「分かったわ。このまま続けても、倒しきるまでにエーテルが切れるかも。手数が増えるのを待ちましょう」
アウレーリアはエーテルの消耗を抑え、狼側の駆逐が完了するのを待つことにした。幸い、何度かの移動でデーモンと狼の位置はかなり離れている。このまま今の小康状態を続けることはできそうだった。
「では、私達もそのように。このクリーパーを帝都に入れたくないのは私達も同じですから」
イネスも、そう言って頷いた。
●
「閃光塗弾を使います」
リコリスはピンを抜いた閃光塗弾を狼の群れに向かって放り投げた。その数秒後、白い閃光が炸裂し、狼たちの視界を塗り潰す。女官達も閃光塗弾のことは知っていたのか、全員閃光をやりすごしたようだ。
「チャンス、ですね……ありがとうございます」
ラティアはここぞとばかりに貫通衝撃射を放った。矢は狼たちの群れの真っただ中で炸裂し、まとめてバラバラに粉砕した。
(イネスさんは、無事ですね……)
ラティアはイネスが気になるのか、チラチラとイネスの方を気にしていた。イネスは果敢にデーモンと戦っているが、女官達とグレイブのサポートもついているので、とりあえず問題なさそうだった。
(彼女がもしピンチになったら、私は……)
●
「みんな、お待たせ! 狼たちは全員倒したわ!」
最後の狼を祭棍で粉砕し、ロゼットは高らかに叫んだ。
「お前達は絶対あいつに近づくなよ!」
「わかりやした! ご武運を!」
リューイが告げると、ゴブリン達は全力で地下道へと走り去っていった。憂いが消えさり、狼の相手をしていた冒険者達は次々とデーモンの元へと駆けていく。イネスの部下達も、イネスを援護すべく、デーモンに近づき始めた。ここにきて、デーモンは総勢19名の凄腕の授恵者達に包囲されることとなった。ほぼ一分ごとに完全な再生を続けていたデーモンだが、さすがに討伐者の数が倍以上になれば、旗色が悪いのは明白だった。
「毒婦の手先め。このまま仕留めてくれる」
ベルクはクリーパーの背中を四度切り刻み、すばやく距離を取った。デーモンは苛立たし気に後ろを振り向くが、すでにベルクは遥か後方まで離れていた。
「ギゴゴゴ!」
デーモンは出鱈目に四本の剣を振るい、周囲に群がる授恵者達を薙ぎ払う。前衛のアルベルト、イネス、アーテミシア、リューイが斬撃に巻き込まれたが、倒れた者はいない。
「化け物でも焦るのか? 振り方が雑になってるぞ」
アーテミシアは嘲るように告げ、デーモンに戦槌を打ち込む。長期戦で硬質化が解けたおかげでアーテミシアも無傷ではないが、ガントレットと自前のヒールで十分にカバーできる範囲の怪我だ。
「所有者に無断で持ち出しとか、そんな手癖の悪い腕は断たせていただきませんと」
祭刀を構えたグレイブの腕から光の鎖が伸び、ガシャガシャとデーモンの体へと巻き付いていく。腕の一本を絡めとられたデーモンは、なんとか鎖を引き千切ろうともがき始めた。
「そのまま固定しておいて」
「アウレーリアさん……合わせ、ますね」
アウレーリアは鎖で縛られた腕に向けて魔弾を放つ。二発連続発射するほどのエーテルはもう残ってはいないが、正確に腕の真芯を捉えたアウレーリアの光弾は、見事クリーパーの腕に穴を開けた。少し遅れてラティアの放った巨大な光矢が同じ腕へと飛び、クリーパーの腕は手首ごと千切れ、落ちた大剣がザクッと地面に突き刺さった。
●
「オオオオ……」
それから四十秒ほどでデーモンは限界を迎え、塵となって消滅した。あとに残されたのは、デーモンが持っていた無骨な四振りの大剣のみ。帝冠は粉砕したため、もう無い。だが、ゴブリンにも誰一人死者は出ていない。冒険者達とクリーパーとの戦いはひとまず、「勝利」と呼んでいいだろう。帝国過激派達にも、一人も死者は出ていないが。
「怪我をしている方はすぐに治療をします!」
ダニエルは負傷している冒険者の治療を始めた。
「こいつらを守ってくれてありがとうな」
リューイがラピスラズリに礼を言うと、ラピスラズリは「縁のあった連中だからな」と答えた。すると、リコリスもラピスラズリに声をかけた。
「ラピスラズリ、貴方が不法占拠していた学園の図書館はちゃんと片付けたのですか」
「ん……? ああ、もちろんだ。親切な学生達が手伝ってくれたのですぐ片付いたぞ」
「……そうですか」
リコリスは若い連中にちやほやされているラピスラズリの姿を想像し、ため息をついた。
「……」
「……」
アウレーリア、アルベルト、ベルクは帝国過激派の女官達と睨み合っていた。アーテミシアも戦槌を持ったまま、彼女らの動きを注視している。クリーパーとの戦いは終わったが、彼らが停戦協定を反故にして襲い掛かってくる可能性はないとは言い切れなかったからだ。征竜と組んだヨゼフはもはや「人類の敵」といっても状態であり、「信用」にこだわる必要はほとんどないのだから。
「……」
その時、グレイブはすっと祭刀を掲げた。一同に俄かに緊張が走ったが、イネスの傷口が光り、跡形もなく消えた。グレイブが回復魔法をイネスに使ったのだ。
「傷で貴方がたの主を心配させるものでもありませんからね。我々は常のように世界の異物たるクリーパーを排除していただけのこと」
グレイブは顔をフードで隠したまま微笑む。彼女達が帝国過激派であることも、彼にとっては救護しない理由にはならなかった。
「クリーパー掃討に協力してくれたことにはお礼を言います。では、私達はこれで……」
イネスは軽く一礼し、踵を返した。
「待って!」
ロゼットは立ち去ろうとしたイネス達を呼び止めた。
「近衛連隊の切り捨てを見て、自分もああなるとは考えないの? 皇子に付くことができないなら、せめて離脱するべきだわ。善悪の問題じゃない。貴方たちに未来があるかの問題よ」
ロゼットは真摯に彼女達にそう訴えた。皇帝に切り捨てられた帝国近衛兵達とは違い、イネスはディズル大湿原での惨劇の主犯だ。たとえ降伏したところで、極刑は免れまい。しかし、ロゼットは彼女達の身を案じずにはいられなかった。
「お前達に何が分かる! イネス様にはむ――」
女官の一人が反論しようとすると、イネスはそれを制し、左手の手袋を取った。その下には、ヒルルクやレイウェストが征竜に刻まれたものとは異なる、赤色の紋章が輝いていた。
「それ、偽の、征竜の紋章、ですよね……?」
ラティアはためらいがちに口を挟んだ。
「そうです。これはメドゥの右腕に刻まれた偽の紋章。そして、私の罪の証です。皇帝の元を離れても私に居場所などありはしない」
イネスはそう口にすると、冒険者達に背を向けた。
「親切のお礼に、一つだけ忠告をしてあげましょう。宰相……バルバスティンを見たらすぐに逃げなさい。あの老人はエフレム、マクシミリアンと並び、帝国の三強と呼ばれた程の男です。戦っても、殺されるだけです。……さようなら。もう二度と、お会いしないことを祈っています」
イネスは振り向かずに告げると、部下達と共に引き上げていった。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 6〜10人
2023年12月15日 17時25分56秒 公開
参加者
相談掲示板
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな! レイウェスト殿下に帝国皇帝の帝冠をお届けするぜ! それにしても、大勢のリザードマンを騙した過激派のイネス・コンテスティは・・・、残念だ『グレーター・デーモンの大剣による攻撃を受けて過激派女官7名もろとも戦死してしまう』とはな、本音を言えば俺がこの手で倒したかったのだが。(棒読み)まあ、ヨゼフ一派とは休戦中だしな
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 ヨゼフの奴、帝冠を持ち出し損ねておいて皇帝でございしてたのか…。 実質上放棄したとみなしてレイウェスト様にお届けしても文句言われる筋合いないな!よし、回収しよう! 殿下の将来の戴冠式にも威厳が出るし、こっちの帝位正当性の主張にも弾みが付く、諸外国もこっちが正当と認める大義名分も付くのでいいことづくめだ! ヨゼフ派組?休戦中だから【こっちから】手を出す気は無いがこっちで回収した物品を引き渡す謂れは無いので知ったことじゃないな! むろん助ける謂れもな。(ニッコリ)
シューターのラティア・ミゼリアです、よろしくお願いします…… 不謹慎とわかってはいますけど、イネスさんみたいな所謂傾国の美女っていうのは、少し憧れもするんですよね……私なんかは、無駄に体が大きいだけですし…… それはさておいて、大物を相手取れる自信はないので……ダイアモンド・ウルフ主体に相手をしようと思います。 「攻撃の際は三体以上で一斉に獲物に襲い掛かる」とのことなので、逆に言えば常に固まっているから範囲攻撃で数を減らしやすい……です……よね?
ウォリアーのアーテミシアだ ・・・・ん? 王冠の無事は成功に関係すンのか? するならまあ、気にはするけど。 とりあえずデーモンと遊んどくか。必中も回避もデバフもオレには意味ねえし
ヒーラーのロゼットよ。 他の人の動き方にもよるけど、グレーター・デーモンにあたる 前衛がいるなら、私はダイアモンド・ウルフを抑えましょうか。 キャスターやシューターがウルフに直接、狙われないように。 >王冠 >成功に関係する? シナリオの成功・失敗の条件にはならないと思うわ。 まあベルクの言うように、箔付けにはなるから兵の士気や、 決戦に勝てたとして、その後のお披露目には役立つかしら。 デーモンの頭に吸着してる、とあるから戦闘中に取り外すのは 難しいかしら。頭部を無事に残した撃破が必要になる、かな。 >ラティア えと、ラティアも十分に美人さんだと思うわよ。ええ本当に。 (…ラティア(色気Lv9)に言われると他の女性の立場がね…(汗)
ウォーリアのリューイだ。 ゴブリンロードとして、「ゴブリン穴掘り部隊」への救援に向かおうかと。 相手自体はダイヤモンド・ウルフになるかな。 攻勢に回る人数は足りてそうなので、味方(NPC)の損害を出さない方向に回ろう。
ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 デーモンの能力が少しばかり厄介ですね。 長期戦を覚悟するべきでしょうか 王冠はまあ、努力目標かなとも思います。 大事といえばそうですが、旧権の象徴と言えなくもないですし。
キャスター、アウレーリアです。宜しく。 (誤字修正) 回避型の私にとっては、必中攻撃が厄介過ぎますね。カウンターフラッシュで再判定しても、必中は必中なのでしょうか。そもそも近付かない・近付かせない、という行動になりそうです。 狼の掃討に専念しても良いのですが、戦力はデーモン偏重気味の割り振りでないとキツそうな気がします。 ので、一応デーモン対応に手を上げておきましょうか……。 >王冠 私は積極的に確保しようとは思わないですね。もし取れたら、使い道は幾つかありますけど。 グレイブの言う通り、旧体制のレガリアに縋る以外にも権威の立て方は幾らでもありますので。 寧ろ、過激派の手に渡るくらいなら破壊してしまう方がマシでしょう。 壊さないよう加減して、デーモン討伐に手こずるのも面倒臭いですし。
キャスターのリコリス・アデュラリアと申します。 よろしくお願いします。 対デーモン時に邪魔をされない為にも 先ずはウルフの数を減らした方が良さそうですし 私はこちらの対処に回りましょう。 無論、巻き込めそうならデーモンも範囲攻撃に巻き込みます。 状況次第ではデーモン方の援護に回りますが。 >王冠 あくまで今回はデーモンとウルフの殲滅が目的ですから それに支障が出ない範囲内であれば入手しようとする動きに反対はしません。 戦闘後、それの行き先で揉めたり騙し討ちだの暗殺だの面倒な事になるくらいなら 戦闘中に壊してしまった方が面倒は少ないとは思いますけど。 仮にも停戦協定を結んでいる勢力の者を殺してしまっては 皇帝側に不要な大義名分を与えてしまいかねませんし 皇子の今後にも相応に影響があるでしょう。 どんな相手であれ、皇子が直接手を下していなくとも 一度協定を裏切った相手及び勢力を信用出来るかと言われれば難しいですし。
>帝冠 まぁこれは余裕があれば回収で問題はない。 他の人も言っているが、有れば使い道が有るだけで、無くても別に問題ないしな。 壊れたら壊れたで旧ヨゼフ体制以前の帝国の断絶とレイウェスト殿下体制による新帝国の継承国家発足と宣伝することも出来る。 ヨゼフに渡る方が問題になるしな。 あ、我はデーモンに行く。 帝冠の対応も考えねばならんしな。
まあ帝国がどうだの影響がどうだの何て知ったこっちゃねえしな… とりあえず、オレはデーモンの真ん前に立って攻撃を引き付けとくか。物理攻撃なら多分そこまで怖くねえだろ シーザーロアなしだから全部の攻撃吸うのは無理かもしれねえけど。
まあ王冠だなんだのは、勝てればの話ね。 キャスターは、アウレーリアとリコリスの2名だから、 初期はデーモン戦とウルフ戦に分かれる形で良いのじゃない? >デーモンの能力 確信はないけど、攻撃回避は「1ラウンドに~回まで」系で、 限度はあると思うわ。なるべく多数で攻撃を仕掛けることかな。 大技の攻撃スキルには攻撃回避を合わせてくるでしょうね。 スロウでデバフをかけて、自己再生でダメージを回復して、 戦闘を長引かせて、私たちを消耗させて勝つ狙いかしら。 >主な初期配置の参考 ・グレーター・デーモン戦 アーテミシア ベルク アウレーリア ・ダイアモンド・ウルフ戦 リコリス リューイ ロゼット ラティア
では私はグレーター・デーモン戦に回るとしましょう。 回復系はそろえておきますが、長期戦となるとそれを踏まえた選び方も必要ですね。
>ロゼットさん そ、そうですか……?自分ではいまいちピンとこないんですが…… それと、すいません…… 個人的には放っておくのもなにかあったとき良心は痛みますけど、帝国とは停戦であって同盟ではないので、安否を気遣う友軍はラピスラズリさんとゴブリンのみなさんだけで十分……って認識で、あってますかね……?
>ラティア 自信を持って良いと思うけど、控え目なのも美徳かな。 本当に傾国してしまわないように、気をつけてね。 >気遣うのは友軍だけで十分 私には答えにくいけれど…友軍を優先せざるを得ない、わね。 せめて過激派にデーモンから離れろ、ぐらいは言ってみるわ。 冒険者で王冠が取りたい人にも利益になるでしょうから。
>帝冠 最悪、ヨゼフの手に渡らなければ良いという考えだな。 殿下の手に渡ればベストなんだが >イネスや過激派 こちらから積極的に干渉するつもりは無いさ 但し『うっかりグレーター・デーモンの正面に出てしまったイネス』がグレーター・デーモンに倒されてしまうのは【仕方ない】よな? 別に、【攻守同盟】の関係には無いんだから助けてやる義理も無いんだし >主な初期配置の参考 ・グレーター・デーモン戦 アーテミシア ベルク アウレーリア グレイブ・ヤード アルベルト ・ダイアモンド・ウルフ戦 リコリス リューイ ロゼット ラティア
まあぶっちゃけ王冠壊しても過激派のせいにすりゃいいンだからいいだろ。 理想は連中が欲にかられて突っ込んでデーモン削りつつ全滅してくれりゃいいンだけど。 ま、オレも前に立つ前に少し様子見してみるか。 …どうせイニシアティブ的に最後の方だろうしな
僕はグレーター・デーモン戦に加わらせていただきます >主な初期配置の参考 ・グレーター・デーモン戦 アーテミシア ベルク アウレーリア グレイブ・ヤード アルベルト ダニエル ・ダイアモンド・ウルフ戦 リコリス リューイ ロゼット ラティア
>過激派に関して あえて、あえてではありますが。 必要な時には助けることで「お前らはその程度の存在だ」と序列付け(恩の押し付けもとい振る舞いで主の格の差をつけろ)という手段もあります。 まぁあちらも取りそうな手段ですがね。 私としては状況が状況ですし、あれを討つための手数はいくらあってもよいという考えですので「デーモン戦完了までは」同様の支援を行います。
皆様、お久しぶりですね。いよいよ明日の朝8時出発です。忘れ物にはご注意下さい。これが今生の別れとならないことを祈っています。