【魂禍】混沌のとばり

赤坂

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シナリオID:1764

オープニング

●
 後の歴史書に“辺獄戦役”と記されるシグモル火山の異変は、その日初めて記録の上に登場した。
 しかし、その前兆は既に表れた後……。

●
「聞いての通り、シグモル火山の地下、“辺獄”と呼ばれる地にクリーパーが大量に現れ、魔獣と争っている。
 このクリーパーは、殺した相手の魂を喰らい、自分の力に変えてしまう厄介な力を持つ。クリーパーが魔獣と争うのは、その魂を我が物とする為だ。放置すれば今にも地下を平らげ、地上をも貪り尽くす程の怪物となるだろう。
 元来コイツは、私が封じていた存在なのだが――」

 さる冬の日、幾つかの仕事が冒険者ギルドに依頼された事を、歴史的な事件として当地のギルド員が伝えている。
 その理由は、依頼主が神様だったからだ。

「倒さず封印した理由は単純だ。奴は私でも倒し切れなかった。だから封じる他なかったのだ。ところで、肝心の依頼内容だが」
 少女の姿をした火神(ボルガニスク)は口元に弧を描き、事も無げにこう続けた。
「このクリーパーを、倒して貰う。最終的にはな。だが、方々の妙な動きも無視出来まい。従って、まずはこれら全てに対処し、戦果を挙げて来い。……期待しているぞ?」

●
 灼熱の大河が流れていた。
 それは赤銅色の光で洞穴の岩肌を照らす。鍾乳洞の背後に伸びた長い影が、大河のうねりに合わせて揺らめいた。
 影は、一定のリズムで踊るように揺らめくが、中には不規則な動きをするものがあった。蛇のように、蝙蝠のように、音もなく洞穴の中を這いずり回る影がある。
 それは、影の如き漆黒の身体を持つ、何かであった。
 何かの這いずる先には、必ず生命があった。二足歩行をする巨大な蜥蜴がいた。自律移動し腐肉を漁る樹木がいた。蝙蝠の翼を持つ亜人のような獣がいた。何かは、それらの足元に忍び寄ると急激に身体を膨張させ、肉体を丸呑みにしてしまう。暴れるそれらの肉体を何かが完全に飲み込んでしまうと、そこには……。

●
「聞こえますな?」
 振り向いた男の顔には、緊張の色がありありと浮かんでいた。額を滴る脂汗の理由は、“辺獄”内部の高温だけではないのだろう。
 男に問われるまでもなく、冒険者の耳にも激しい物音が届いていた。男が洞穴の奥を指差すと、戦いを繰り広げる数頭の魔獣の姿が遠巻きに見えた。先ほどから聞こえていた騒音は、魔獣同士が争う音であったようだ。
「辺獄の魔獣が争うのは茶飯事です。この世界は地上の常識とは隔絶されている。それでいて、生命の本質を表しているようでもあるため、我々シグモルの民は畏敬を以って見守り続けた……。しかし此度の争いには、異物が混じっているようです」
 男に促されるまま冒険者達が目を凝らすと、魔獣の中に漆黒の体を持つものがいた。それはシルエットこそ他の魔獣と変わらぬが、全身が黒い泥状であり、体表に浮かび上がる奇妙な結晶体が見て取れる。
 その異様な何かは、姿かたちこそ魔獣と同じだが、その本質が全く別物である事を見るものに直感させた。
「あれがクリーパーです。先日から現れ、魔獣どもを片っ端から喰らっている……」
 その男はシグモルの民であると共に実力ある授恵者でもあった。実に樹の幹ほども太い腕を持つ豪傑だ。しかし、そんな男でさえも目の前のクリーパーは恐ろしいらしく、その声色に恐れを滲ませている。
「千年の過去より生き永らえたクリーパー……その分け身ですよ。本体はもっと巨大な姿だと伝えられておりますが、今は地底深くにいるので姿を見る事はありません。代わりにああして分け身に魔獣を襲わせ、その魂を奪い、本体のもとに送り届けさせる……。そうやって力を増し、地底から這い出ようとしているのです」
 クリーパーの本体はボルガニスクでさえ倒し切れない怪物であったという。そんな存在が、こうしている間にも魔獣の魂を取り込んで力を増している。辺獄よりも遥かに生命に溢れる地上にこのクリーパーが這い出たらどうなってしまうのだろう?
「今回の皆様の仕事は、あのクリーパーの分け身の退治です。では、始めましょう」
 言うが早いか、男は物陰から姿を晒し、エーテルの燐光を帯びる。シグモルの授恵者は冒険者ギルドのそれとは違った体系であるらしく、徒手空拳で肉弾戦の構えを見せながらも、放つエーテルは魔法的であった。
 次の瞬間、男はクリーパーと魔獣のもとへ突撃していた。両者の激しい争いのただ中に飛び込む格好であるため、極めて危険ではあるが、万が一にもクリーパーを取り逃すわけにはいかないため、ここで介入しない選択肢はなかった。冒険者達も、これに続いて躍り出る。
 男と冒険者達の突貫を、クリーパーと魔獣は二重の咆哮によって出迎えた。三つ巴となったその場が、にわかに闘争の熱を帯びる。
 しかし、そこで不測の事態が起きる。
「――――!?」
 横合いから轟炎が放たれ、シグモルの男の全身を包んだ。
 炎は火柱となって天井を舐め、やがて霧散する。炎と煙が晴れた後には、苦悶の表情で膝をつく男の姿があった。
「ちゃくちゃちゃちゃだん着弾かくかかかかくくかくににに確認しままた」
 全員の視線が炎の発射地点に集まる。そこには、数人のヒトが立っていた。
 それは、確かにヒトである筈だ。シルエットも、姿かたちも、間違いなくヒトのそれである。しかし、その表情には一切の感情を写さず、言葉も流暢ではない。まるで人形(マリオネット)のようにぎこちない動きで、横穴の暗闇から続々と姿を現す。
「てきてててき敵せんりょりょりょりょりょく減退たいたいたいたいたい攻撃まます」
 突如現れた謎の集団の一人が宣言すると同時に、クリーパーと魔獣も行動を再開する。
 四つ巴の戦い。
 混沌とした状況下だが、それでも冒険者は決断と行動を求められる。果たして戦いの先で何を得て、何を知り、何を失うのだろうか。

 何処かで、笑い声が響いた気がした。

解説

●目標 クリーパーの撃破 ●状況 クリーパーと魔獣の争いに冒険者たちが介入しようとしたところ、ヒトと思しい謎の第三戦力による横槍を受ける。 随伴していたシグモルの民は生命を大幅に削られている。 光源や足場の問題はなし。 ●敵戦力 ・クリーパー「とっとと死ね太郎(仮)」の分け身×1 二足歩行をする蜥蜴のシルエット。全身真っ黒。体表に謎の結晶体を持つ。 初動では冒険者達の方に突撃してくる。 物攻↑↑ 生命↑↑ 抵抗↑↑ 《飲み込み》メイン。大口を開いて対象を飲み込む。命中が低いが命中すると行動不能を付与し、高い持続ダメージを与え、自身は回復する。 《噛み付き》メイン。物理3回攻撃。高命中。 《薙ぎ払い》メイン。自分中心範囲(1)。物理攻撃。 《激昂》リアクション。生命が一定値以下で使用。2回行動が可能になる。 《流動》リアクション。攻撃に対応し肉体を軟化・硬化させる。軟化状態では物理に強く、硬化状態では魔法に強い。1Rに1回まで使用。初期は軟化状態。 ・魔獣「ラバサウルス」×5 二足歩行する蜥蜴。初動ではクリーパーを敵対者として見ているが気性が荒い。 物攻↑ 防御↑ 回避↓ 《噛み付き》メイン。物理3回攻撃。高命中。 《薙ぎ払い》メイン。自分中心範囲(1)。物理攻撃。 《激昂》リアクション。生命が一定値以下で使用。2回行動が可能になる。 ・謎の第三勢力×5 ヒトだと思われるが、肌の血色が悪く、皆一様に頭部に謎の結晶を埋め込んでいる。 授恵者であるらしく、キャスター×2・ウォーリア×3という構成。 基本的には冒険者達を狙う。 ●味方戦力 ・ゴウガイ×1 シグモルの民。「神徒」と呼ばれる授恵者で、魔法的な格闘術を操る。 初動では生命力が大幅に低下している。 物防↑ 魔攻↑ 魔防↓ 回避↑↑ INI↑  《胆力》メイン。3対象に注目付与。 《気功》メイン。1対象を回復。射程3。 《反連》リアクション。攻撃回避時に2回攻撃。

マスターより

【魂禍】の主幹を務めます、赤坂です。 私は裏方の作業を優先しますので、シナリオをリリースする機会は多くないかも知れません。そのぶん、他のMSさん方はメチャクチャ面白いシナリオを考える事に集中して下さっているので、是非ご注目ください。 それはそうと、今回はシナリオをリリースしました。 混沌とした状況ですが、良い感じでやっちゃってください。冒険者は強いから大丈夫。ヨシ!

リプレイ

●
 僅かな静寂。冒険者たちはその一瞬で意思を徹す。

 先んじたのは十字を切るヨル・スレイマン。肉質な腕はいっそ嫋やかに奔る。その手は、居並ぶ冒険者たちをなぞるように揺れ、
「はー、これは……思ったより忙しいな」
 そうして彼らへと蒼火(エーテル)が結ばれる。それを受け、小さな影が疾駆。ゲルダ・クラインだ。ウォーリアらしからぬ軽快な身のこなしで眼前――分け身へ。
「行きます……っ!」
 裂帛の気迫が、身に纏う光輝と共に衝撃を生んだ。不壊を思わせる分身の黒体が、その勢いに押されて声もなく弾かれる。
「ロゼットさん!」
「ええ!!」
 高らかに応じた女――ロゼットは聖盾を掲げつつ前進。ゲルダが魔獣たちの方へと吹き飛ばした分け身が着地するのに合わせ、大地に棍を打ち立てる。
 女の裡で、理想が熱を生んでいた。相対する分け身は、ロゼットの憧憬である二代目シグモルの、仇敵だ。
「ここで、必ず打ち倒してみせる……!」
 祈りは六角の柱に転じ、
「――あとでね!」
 封と為す(光縛封)。ロゼットは難敵を魔獣たちと共に封じ、軽やかに転身した。

「へぇ……」
 ルチル・プルメリア・グレイハーツは横目で推移を見守りながら、同時に第三勢力である人型の動向を見張っていた。分け身の異常事態であっても、動きは無い。闖入者が分け身に連なるものであれば、こちらの策は当たった現状、何らかの反応を示す公算が高かったが……。
「動かないか。ならまあ」
 弓を構え、待つ。
「それならそれで、アタイたちが食っちまうけどねぇ」
 仕掛けはまだ、終わっていない。
 女(ルチル)の傍らを影が抜けた。ナハティガル・ラー。瞬影と化した男が向かうのは、第三勢力の術者たち。
 ――分け身に連なる傀儡でなくとも、脅威には違いない。
 術者殺し(シーフ)の魔刃を滑らせる先、即応したウォーリアたちが見える。それでも、銀鬼は止まらなかった。
「邪魔をするなら容赦はしねぇ……!」
 咆哮と共に、前衛(ウォーリア)にエーテルが絡む。アーシェル・G・クラインのシーザーロアが、敵前衛の注視を引く。さらにもう一手で、片割れの前衛もナハティガルから引き剥がす。
 残る壁はウォーリア一人。
 だが、これも障害にはなり得なかった。ナハティガルの突入の寸前に、ゲルダが敵を引きつけていたからだ。
 こうなると造作もない。ナハティガルは防御に掲げられた腕を切り飛ばし、弾き上げる。残る一呼吸を以て、額に埋め込まれた結晶へと一撃を打ち込む――や否や、殷々と音が響いた。
 硬質な手応えを感じつつ後退する男(ナハティガル)。入れ替わるように矢が奔る。ルチルの精密射撃はナハティガルの一閃を弾いた額の結晶に吸い込まれるように走り、撃ち抜いた。割れず。しかし、衝撃は術者の脳を揺らしているのか、痛打に膝をつく。
 ――硬い、か。
 結晶の不自然な硬質さに目を細めるルチルの眼前、
「お、ァ」
 術師は絶命の寸前にエーテルを紡がんとし――そして、弾かれて彼方へと散った。
 ヴィルヘルミナの超腕力で放たれた一矢が、防御の術を無くしていた術師の胴を穿ち、引き千切り、四散させたためだった。
「意外と脆いですね」
「……身体はね(そうさね)」
 ヴィルヘルミナの所感の正しさは認めつつ、埋め込まれた結晶、なにか仕掛けがあるのかね、とルチルは胸に留めておく。
「この調子だと、後衛は手早く済みそうですね」
 少女(ヴィルヘルミナ)の言う通り。暴力(パワー)が通じるのは善哉だ。

「ゴウガイ。立てるかな」
「恩に着ます」
 シルヴィア・A・カペルが施した治癒(リヴァーオブヴァイタル)で瞬く間に快復したゴウガイが拳の感触を確かめるように打ち鳴らす。
「援護を頼むよ。先に外堀を埋めておきたい」
「心得ました。しかし……」
 ゴウガイは汗を拭いながら、太い笑みを浮かべた。
「見事なものだ。ここまで流れを引き寄せるとは」
「……初手で出し切ったのは大きいね。行こう」
 8人が8人ともリソースを出し切って掴んだ戦況と情報の価値は、最善と言っていいだろう。軍刀を抜きながら、シルヴィアは前進する。
 ちり、と。首筋に凍えるものがある。漂う冒涜の気配が、シルヴィアの心を静かに猛らせていた。
 さて、 眼前。アーシェルとゲルダが敵前衛たちを引きつけている。
「いきききききる、るるるるるる」
 生き残っていた術師が雷炎を放射。敵前衛を抜くようにしてゲルダ、アーシェルを撃ち抜かんとする。ゲルダは回避したが、アーシェルには痛打となった。元々、ウォーリア2枚を抱えるアーシェルのほうが負担は大きいところにひと押しをもらった形、だが。
「ハッ! 足りねえな……!」
 獰猛に牙を剥き、アーシェルは嗤った。咄嗟の防御(硬化)と頑強さで余さず受け切った。流血は止まないが、其の身を盾と為すと決めたのだ。同時に、相対する前衛の虚ろな表情や幼稚さを、嗤い飛ばす。死者のようなのに紛れもなく生者である歪さを嗤い飛ばしながら、それらをアーシェルはその脳裏に焼き付ける。赫々たる胸糞の悪さと共に。
「元気の出しすぎで倒れないでくれよ」
 苦笑の気配を漂わせたヨルが治療を施す中、ロゼットが前進。
「ここはシグモルの土地よ!貴方たちは何者なの!?」
「撃撃(げげ)撃退すすすす」
 ロゼットの誰何の声に虚ろに答える戦士はアーシェルへと得物を振るう。自らの負傷にも斟酌はしていないようだった。
 ――生きているのに、人形のよう……。
 思索しつつ、ロゼットはエーテルを込めた棍で戦士の側頭を打ち抜く。痛打のはずだが、昏倒には至らない。動きは単調だが、授恵者に相違ない身体能力だった。
「こちらの会話に応じる知性はなさそうだ」
「ええ……」
 どこか飄然としたシルヴィアの言葉には、冷めた決意があった。
「私達で削りきろう。ゴウガイ。こちらは大丈夫そうだ。溢れた魔獣を抑えていてくれ。すぐに行くよ」
「心得ました」
「……」
 視界の端。生き残っていた術師へと殺到する銀鬼と精密射撃、強矢を捉えながら、シルヴィアは嘯くように告げた。
「こうなると、終わらせてあげるのが私達の務めだろうね」
「長引かせるのも可哀想だね」
 応じたのは、砂漠を思わせるヨルの声。シルヴィアは微かに頷きを返して、軍刀を構えた。

●
「待ってるねえ」
 宣言どおりに闖入者を平らげたルチルは光縛封に閉じ込められた黒い獣からの昏い怒りにくつくつと笑った。押し寄せてきた魔獣たちはゴウガイが押し留め、冒険者たちの元には至っていない。魔獣らに対して魔弓を引きながら、まだ余裕はあると見てルチルはシルヴィアに視線を転じる。
「どんな感じだい」
「……暗くて深い絶望と、嘆きだけだね」
「それはそれは……」
 今まさに絶命せんとする戦士に手をかざしていたシルヴィアの報告(エンパシー)に、ルチルは微かに目を細めた。彼らの装備。彼らの状況。彼らの感情。想起される組織はそう多くない。
「クリーパーが生んだとも思えねぇ。きっと胸糞悪ぃコトが眠ってんだろうが……後で、だな」
 魔獣を大剣で叩き潰すアーシェルの視線の先。ついに、光柱が溶けるように消えていく。


●
 びょう、と。熱気を払うように矢が放たれた。ヴィルヘルミナの剛弓。泥状の身体が硬化した分け身の前脚へと突き立つが、影響は小さいか。
「……やはり、頑丈ですね」
 様子を伺っていて、辺獄の獣たちの攻撃をものともしなかったことは了解していたが、少しばかり落胆が滲む。それでも一定の威力を発揮しているのだから、凄まじいの一言に尽きるのだが。
「気張っておくれ。……前衛はそいつの『口』には気をつけるんだよ。丸呑みにされちまうと手が無い」
 ルチルの言に応じるように、冒険者たちは立ち位置を変えた。分け身は今、先の分断の影響により魔獣たちを狙っている。冒険者たちは前進する分け身を特に遮るでもなく、ゲルダとナハティガル、ゴウガイを魔獣たちに対する前衛として、ロゼットは魔獣を削りつつ、物魔両面の火力を担うヴィルヘルミナ、ルチル、ヨルを後衛に置き、両翼にシルヴィアとアーシェルが展開していた。

 分け身は脇目も振らずに魔獣へと突進。泥のような身体に口らしきものが生まれると、ゴウガイに傾注する魔獣を後方からひと呑みにする。
「傷が癒えてますね……」
 大きく見上げて言うゲルダに、ナハティガルは「そうだな」と短く応じ、
「放っておいて喰われるのも都合が悪いか。俺も先に魔獣をやる。そちらは任せる」
「……はい! 任されます!」
 続いた言葉に(託され)、ゲルダは大きく頷いた。眼前、咀嚼する分け身の動向に即応するべく、盾を構えていると、ルチルの魔弓から放たれた矢が先程のヴィルヘルミナのそれよりも深く突き立つ様が確認できた。
 尤も、それすらもすぐに癒えてしまうのだが。
「面倒な。早く食べきってくれませんかね」
 ヴィルヘルミナの非情な声が後ろから届くが、ゲルダとしても激しく同意であった。

●
 分け身がきっちりと魔獣たちを食べ尽くすまで、暫し。

 冒険者たちが殴り続け(試行錯誤し)ていたにも関わらず、黒泥の身体に欠損らしい欠損はなかった。微妙に上手くは行かなかったが、それはそれ。しかし――、
「種や仕掛けは兎も角、コイツの具合は分かったね」
「物理攻撃が続くと体表が硬化し、魔法攻撃が嵩むと軟化する。面倒ですが……」
 後衛、ルチルとヴィルヘルミナは作業のように延々弓を引いていたが、至極残念ながら、それこそが最適解だった。物理攻撃が主となる面々と、魔法攻撃を主とする面々での交互の攻撃が、もっとも効率良くこの分け身へと痛打を与えることができる。
 ただしそれも、その突出と猛攻を抑えられてこそ。

 ――その点で、ゲルダとナハティガルの壁は厚かった。

 回避を主とし、既に警戒している大技は全力で回避を図る。彼女たちは敢えて分け身の鼻面を抑えるリスクを取ることで、その他の面々への影響を徹底的に押さえていた。魔獣に執着する程度の知性では二人の意図を読めるべくもなく、加えて、ロゼットやシルヴィア、ヨル、ゴウガイと治療や支援も厚かった。時間を掛けて削らねばならない現状において、消耗戦への備えが十全であったことが何よりも大きい。
「後はコイツを片付けるだけだなァ!」
 多少の痛打をものともしないアーシェルは分け身の後背へと周り、前衛としての役割を転じた(スイッチ)後、尾へと痛撃を見舞い続けている。時折豪快に吹き飛ばされているが、気にもとめていない。
「――これはもともと、魔獣と同族だったのかな?」
「さて。クリーパーであるならば、生まれは違うでしょうが……同郷(辺獄育ち)であるならば、『とっとと死ね太郎』が真似た可能性は、あるでしょうな」
 軍刀を振るうシルヴィアに、ゴウガイが太く笑って答えた。この神徒、初期こそ異形異質のクリーパーを畏怖していたようだが、殴って倒せる目が見えたためか随分と笑みが増えた。
「上手く立ち回る知恵がないなら、獣狩りよりも容易いね」
 ヨルの昏い声に曳かれるように、噛み切った指の傷からアカイロが呪(シュ)に転じ、黒い泥のような分け身へと絡みつく。
「君の中にはもう、救うべき魂も無いようだから」
 眼前。数多の攻撃が届いては黒泥を裂き、貫いていく。身じろぎ一つしない異形の存在(クリーパー)の脅威は、刻々と削られている。

 結果から見れば、冒険者たちが初手で盤面を整え、その後の備えまでも出来ていた時点で、勝敗は既に決していた。更にはその後の役割までもが適切に定められていては、如何ともし難い。それだけのことだった。

 故に。

「■■■■!!」
 突如、軋むような、罅割れた怒声が響いたとしても。
 分け身の全身が波打ち、怒気を孕んだエーテルが周囲を打ち付けるようになったとしても、冒険者たちは慌てることはなかった。
「――もう一息ね。一気に攻め落とすわ!」
 ロゼットは気勢とともに、攻撃に専念しているヴィルヘルミナとルチルが優先される中で、分け身は益々猛り続けている。
「させない……!」
 尾を分断しようとしているアーシェルに対して大口を開けて突撃しようとしていた分け身をゲルダが弾き飛ばすと、ナハティガルは銀影と化して追撃を仕掛けていく。
 体勢と崩された分け身に、次から次へと攻撃が降りかかる。
 ヴィルヘルミナとルチルの矢。アーシェルとシルヴィアの剣閃。ゴウガイの拳打に、ヨルの模造銀貨――攻撃は止まず、さらにはロゼットの支援で次々と重くなっていく。
 やがて、分け身の身体を構成していた泥が、蜥蜴のような身体の肚からぼとぼとと崩れ、辺獄の大地へと落ち始めた。泥濘をつくることもなく、輪郭を失って溶けるように消えていく。
「■、■■、■――!!」
 ゆるり、ゆるりと。解けていく。落ちていく。

 ――ああして分け身に魔獣を襲わせ、その魂を奪い、本体のもとに送り届けさせる……。

 ゴウガイがかつて語ったように。
 この分け身にはもう、何一つ残っては居ないことを表すように。

「……命を冒涜した罰だ。甘んじて受け入れるといい」
 こぼれた女(シルヴィア)の言葉を結ぶように、ヴィルヘルミナの矢がその頭部に突き立った。
 それを最後に、分け身を形どる黒泥の全てが消え果てる。
 後には、闖入者たちの亡骸と――分け身の身体に生えていた黒い結晶だけが、残されていた。


●
「やけに入り組んでいるが……さて。この奥に何が潜んでいるのやら」
「彼らにあの感情を植え付けた者たちがいるのだろうね」
 闖入者たちが現れた方角を見やり後続を警戒していたルチルに、シルヴィアは白皙に陰の滲ませて、呟いた。彼らが元よりああだったのか、ああ成ったのか。いずれにしても、尋常ならざるものが潜んでいることだけは、間違いない。
 ――帝国、かねえ。
 ルチルがそんな推察を口元で転がしながら彼らの遺骸を眺めていると。
「彼らも、連れて帰ろうか」
「手伝う」
 その遺骸を抱え上げたヨルに並ぶように、アーシェルが術師二人分を抱えあげる。軽く、細い少女たちであった。ハーフビーストの証の兎耳が垂れ下がる様に、小さく舌打ちを零した。
「……」
 体躯ゆえに手伝うことに難があるゲルダが痛ましげに見守っていると、ナハティガルが無言で残る戦士たちの亡骸を肩に抱えた。
「戻るぞ。ゴウガイ、案内を頼む。ゲルダは殿を」
「……はい!」

「この子たちの結晶とは、色や材質が違うのね」
 分け身から結晶を回収したロゼットが、少女たちの額や眼球に埋め込まれたそれと見比べ、呟いた。
「分け身にとっても重要そうだったけれど……自然に出来た結晶とは思えないわ」
「泥の身体と違い特に変容はしていなかったようですが、分け身のこれは少し脆そうですね」
 ヴィルヘルミナが触れたように、振る舞いは違っていたし地質学の知識と照らし合わせても該当するものは無い。少女たちに植え付けられた者は、人の加工(手)が入っていると知れる。おそらく、魔術的に。そしてそれは、彼女らの有り様と深く関係していたであろうことも。
 ロゼットは小さく、祈りを切った。

 辺獄に再び静寂が落ちた。
 その魂に、せめて安らぎがあるようにと。
 ひと時の祈りと共に。

(代筆:ムジカ・トラス)

マスターコメント

完璧な作戦、完璧な装備、完璧なスキル、完璧な段取りでした。 相談卓もとても素晴らしかったですね! 執筆していて、とても楽しゅうございました。喜んでいただけたら幸いです。 (運営より) 代筆対応にて納品させていただきました。 大変長らくお待たせいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
ショートシナリオ

ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人

2022年02月10日 19時50分43秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ロゼット

    ヒーラーの神官戦士ロゼットよ。よろしくね。 故郷に危険が迫っているとあっては見過ごせないわっ。 四つ巴の面倒くさい開始状況ね。 こういうのだと敵同士を戦わせるように仕向けるって 良く聞くけど、今回のクリーパーと魔獣は可能かしら? >敵同士を戦わせる? クリーパーが「初動では」冒険者の方に来るらしいから、 この初動を止めるか、逸らすかして、魔獣がクリーパーを 攻撃し始めれば、クリーパーと魔獣を戦わせられるかな? 私なら「光縛封」でクリーパーを囲ってから、魔獣の中に 置き去りにして、謎の勢力と戦いながら距離を取るとか。 で、謎の勢力を倒してから、残った相手を倒すか。 >二手に分かれる? もしくは「謎の勢力」と「クリーパー&魔獣」対応で、 戦力を割って戦うか、こっちは戦闘そのものは厳しいけど、 シンプルではあるわね。基本は、対応する相手だけだし。 幸い前衛やヒーラーが多めって顔ぶれで、NPCの加勢も あることを考えると、出来なくはない?とも思ってるわ。 あとは…。 魔獣はクリーパー狙いではあるけど、気性が荒いらしいから、 攻撃してしまうと、冒険者狙いに変わりそう。 思いつくのはこれぐらいかな。長々と失礼しましたっ。

  2. ゲルダ・クライン

    ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いします。 >とっとと死ね太郎(分け身)さん そうですね。わたしも同じことを思っておりまして、ドラゴンチャリオッツで魔獣側に吹き飛ばしてしまおうかな、と。 光縛符も、とっても有用だと思います! ……ドラゴンチャリオッツで吹き飛ばした後に魔獣もろとも封じ込めてしまう……なんて、どうでしょうか? >敵授恵者 頭に埋められている【謎の結晶】、とっとと死ね太郎さんの分け身さんにも同じようなものが埋め込まれているようですので、とっとと死ね太郎さん側の戦力かなと。 上記の光縛封でとっとと死ね太郎さんの分け身を囲う場合、敵キャスターによる魔法攻撃で壊されてしまう可能性が高いかな、と思いました。 ですので、撃破最優先は敵キャスター2名。 敵ウォーリアにカバリングを使われると厄介ですが、カバリングは射程が短いので……ウォーリアをシーザーロアやドラゴンチャリオッツで孤立させてからキャスターを狙う……という形になるでしょうか。 >魔獣 そうですね。なるべくこちらからは刺激しないように、……後は敵の攻撃をわざと当てる、なんてこともできそうかなと。

  3. ヴィルヘルミナ

    ヴィルヘルミナです。よろしくお願いしますね。 少しごちゃごちゃしている状況ですが、一度に相手するのは厳しいですし優先順位はある程度は決めておきたい所ですか。 分け身に魂を奪われれば本体の力が増すそうなので、本来はあまり静観し過ぎるのも良くはないのでしょうが。 とりあえず横から邪魔してきた方達は早く片付けるに限りますね。 クリーパー対魔獣は放っておけばクリーパーが《流動》で物理耐性重視への変換と《飲み込み》で粘り勝ちしそうです。 二面作戦でいくか、一つ一つ片づけるかは作戦次第ですか。 キャスター狙うなら私は弓を持つ選択も出来ますね。 炸光矢などの範囲攻撃ならカバリングされても巻き込めそうですし。 前衛の枚数が減るのと、ハリケーンウォールなどの可能性が問題ですが。 あと、ゴウガイさん結構傷を負っているので余裕があれば回復しておいた方が良さそうです。 自力でも回復できるようなので、後ろに下がって貰うのも手ですが。

  4. シルヴィア・A・カペル

    シルヴィアだ。今回はよろしくね。 >作戦について ロゼットやゲルダが言ってくれているように敵同士戦わせたい。ドラゴンチャリオッツで吹き飛ばした後に光縛封で魔獣もろとも封じ込めてしまうというのも面白い案だと思う。実行するなら協力するよ。 >謎の第三勢力×5 クリーパーは「魂を鹵獲する、入手した魂の持ち主の姿や能力を模す」だったか。体表に結晶体を持っているし、おそらく亡くなった方を模しているクリーパーの戦力かな……。 敵キャスターを優先して倒すというのも賛成。 >ゴウガイ 面白いスキルを持っているよね。《胆力》は敵の分断(謎の勢力を引きつけ、クリーパーと魔獣から引き離す等)にも使えそうだ。初手で回復して、連携して貰いたいな。

  5. アーシェル・G・クライン

    ウォーリアのアーシェルだ。 よろしく頼む。 >ドラチャリ&光縛封 良い作戦だな。 初動から潰し合ってくれれば第3勢力に戦力を割けて短時間での撃破を目指せそうだ。 >第3勢力 キャスターを優先的に倒すのに賛成だ。 それにウォーリアのカバリング対策に範囲攻撃は有効だと思う。 ハリケーンウォールが適応されるのはヘクス外からの間接物理攻撃にだよな。 範囲魔法攻撃に対しては無効だと解釈してるんだが、間違ってないか? 間違ってないなら各種範囲魔法攻撃やウォーリアの衝撃波でダメージを与えられそうだ。 >ゴウガイ 《気功》の自己回復がどれほど生命を回復出来るか未知数だから、初動でヒーラーの誰かが回復してくれると安心だと思う。 回避が高いタイプらしいし《胆力》のスキルは敵の高命中攻撃対策になりそうだな。 物理防御も低くないからもしも被弾しても瀕死にはならなさそうだろうか? 現時点でのステータスで回避が高いゲルダやナハティガルがゴウガと連携したら敵を翻弄出来そうだと思った。 >2面作戦や各個撃破か 個人的にはクリーパーが魔獣を食い過ぎるのは危険だと思う。 本体にたくさんの力を送られるのは避けてぇし、分け身自身が魔獣を食う度に強化されたら厄介だ。 初動は第3勢力に多めに戦力集中して、次Tからは第3勢力対応と魔獣・クリーパー対応に分かれるのはどうだろうか? または第3勢力の撃破数や光縛封が破られたら……の条件にするのもいいんじゃねぇかと思った。 >《流動対策》 初めは《軟化》らしいな。 見た目も変化するのなら《軟化》時の肌の様子から変質したら《硬化》と判断出来るかもしれねぇな。

  6. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    情報屋のルチルだ。 クラスはシューター、よろしく。 >作戦 初動はドラチャリ&光縛封で魔獣とクリーパーを分断、先ずは乱入した授恵者者集団の対処で賛成だ。 魔獣は刺激しなくともこっちを巻き添えにする事は厭わないだろうし、物理的に干渉できないよう暫く切り離しておくのはいい手だね。 ゴウガイの治癒は本職ヒーラーに一気にやってもらった方がいいからそっちに任せるつもりだ。 >謎の第三勢力 キャスターから撃破で異論はないよ。 ウォーリアがカバーに入るだろうから範囲攻撃で仕掛けるのがいいだろうね。 こちらも、《流動》の対処を見越して魔弓の所持を検討中だ。 見てくれの通り自我どころか生者かすら怪しいが、大元のクリーパーが力を分け与えた存在ならあの結晶が核だったりするのかね。 一撃で戦闘不能に至らなくとも、狙う価値はあるだろうなと考えている。 >2面作戦や各個撃破か 破壊された場合を除き、光縛封の持続時間は3T。この期間に授恵者達の撃破に力を注ぐくらいなら丁度いい頃合いじゃないだろうかね。 クリーパー自体を手に負えないくらい強化させてはいけないってのは尤もだし、どの道光縛封一回ではずっとクリーパーを戦場から切り離す事もできない。 3Tで第三勢力を全て無力化できると軽めに見積もる訳ではないが、クリーパーの方に戦力を回すなら目安はこれぐらいかと。

  7. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    長くなってしまったので切り分けた。まあ2投目で終わりだ。 >《流動》 見た目で判別できるならわかりやすいし、そうではなくともリアクションとあるから直前にされた攻撃で目星を付ける事もできるだろうね。 回数は1Rに1回と決まっているから誘発用の攻撃→本命って感じで対策はできるだろう。 魔獣が生きているなら、物理攻撃しか使わないしそれで状態を決めさせるのも一手ではある。 ともあれ、第三勢力が生きていると落ち着いて見比べる事も難しくなりそうだし…間の悪いタイミングで第三勢力の攻撃が《流動》を発動させる可能性も否めないから、やはりさっさと撃破しておきたいね。

  8. ロゼット

    私はヒーラーだけど、耐久力を優先して上げているから、 一応は壁役も多少はできると思うわ。 >光縛封 光縛封は1スクエアしか囲めないから、魔獣は1~2体を 一緒に閉じ込めるのが限界そうだけど、それでも良いかしら。 考えようによっては、アーシェルが懸念してる 「魔獣を食われすぎる」への予防にもなりそうだけど…。 ゴウガイの回復も初動のうちに済ませたいなら、 光縛封の使用者とは別の人にした方が良いかしら。 私は光縛封の役は可能よ。もちろん、こだわらないわ。 >クリーパー 《流動》は、魔法攻撃の使い手も居そうだし大丈夫そうね。 《飲み込み》には回避しかなさそうだけど、素でいく? ヒーラーの範囲回避強化を、どこかで使う手もあるけど。 シルヴィアやヨルの意見次第かな? >アーシェル ハリケーンウォールは「間接物理攻撃」回避だから、 範囲魔法は届くわね。 >今の作戦案?(方針:第三勢力を先に撃破する) 1.ドラチャリでクリーパーを魔獣方向へ吹き飛ばす   →光縛封の射程が6なので吹飛距離を合わせる 2.光縛封でクリーパーと可能なら魔獣1~2体を共に囲う   →クリーパーと魔獣達、お互いに敵意を向けさせる 3.NPCゴウガイの生命値を回復   →初動の光縛封役とゴウガイ回復役は別人で? 4.その間に冒険者は第三勢力への攻撃に注力する   →ウォーリアの壁を抜いてキャスター撃破を優先する 5.第三勢力撃破、光縛封消失を境にクリーパー&魔獣討伐   →戦況により一時的に、残る第三勢力との2面戦闘はある 6.全部勝つ!

  9. シルヴィア・A・カペル

    ロゼットは作戦案の纏め感謝だ。とても分かりやすいよ。 >ゴウガイの回復 一応INIを高めにしてるから、初手でゴウガイにリヴァーオブヴァイタルを使おうかと思っている。こだわりは無いから変更も可能だよ。 >範囲バフ ハウリング・オブ・ブルーフレアが欲しいね。持って行くのは構わないんだけど、私が使うとしたらおそらく2ラウンド目以降になるからヨルとロゼットと要相談で。 物理魔法何方も対応出来るようにしていきたい。範囲攻撃のメテオライトも持って行く予定だ。

  10. ゲルダ・クライン

    ロゼット様、作戦のまとめありがとうございます。とってもわかりやすいです……! >敵ウォーリアさんのカバリング その……範囲攻撃についてですが、カバリングは範囲攻撃でも問題なく庇えてしまいますので、あまり有用ではないかな、と。 ※詳しくはワールドガイドQ&A「■スキル・アイテム・ルールについて」の「カバリング」の項目をご参照ください ですので、ウォーリアさんを惹きつけたり、間に入って殺界をしたりして、分断したりが必要かなと。 初手に……は、難しいですが、2ラウンド目以降でしたらシーザーロアでの執着付与ができると思います。 ですが、サブ・メインの両方で使用しても最大2ラウンドは掛かってしまうので、複数人で対応したほうが良いかな、とも……。 >個人行動 迷っているところではありますが、……まず初手にとっとと死ね太郎さんの分け身さんにドラゴンチャリオッツ。 その後は敵ウォーリアさんに対してシーザーロア(状況に応じて最大2人まで) 光縛封が切れた後は、敵ウォーリアさんの攻撃を避けながら第三勢力を倒せるまでの間、とっとと死ね太郎さんの分け身さんをドラゴンチャリオッツで吹き飛ばして二面戦闘を避けるような動きができたらいいなと思います。 >物理魔法云々 シーザーロアとドラゴンチャリオッツを持っていく都合上、ウォーリア武器と盾で主武器・服武器が埋まってしまうので、物理方面でしかお役に立てなさそうです。 軟化状態の時に積極的に攻撃していく、という形になるかなと思います。

  11. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 ロゼット君はまとめありがとう。とても助かる。 >スキル 光縛封、ブルーフレアは共に持っていける。 光縛封、リヴァーオブバイタル、ブルーフレアは分けた方がいいと思うし、ブルーフレアは俺が持って行こうか。直径3hex、そんな大きくないからね。初手初番で使っておかないと全員を範囲内にするの難しいかも。 >流れ 魔獣と死ね太郎君を戦わせておくのは面白いね。 第三勢力撃破後はクリーパー撃破を狙うのが、魔獣の攻撃も期待できるあたり良さそうだと思うね。 何より今回の目標は「クリーパーの撃破」だから、依頼の内容的にも間違いじゃない。 >2面戦闘 アーシェル君がいうように、光縛封解除以降こちらも手を分けるので賛成かな。 謎の第三勢力が謎なのも少し怖い。元々死体を動かしている場合とか、撃破が遅くなる可能性も無くはないし、ちょっと柔軟に構えておく方が安全な気がするね。 >個人 回復多めで積んでいくのがいいかな、とは思っている。攻撃は多分魔法寄りになるかな。 物魔撃だとあんまり気にせず毎回ほどほどダメージを差し込めるかもしれないけど、スキルを持っていけるかはちょっと悩ましいね。

  12. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    ロゼットはわかりやすいまとめありがとう。 言葉が足りなかったが、範囲攻撃にカバリングを使わせれば実質2倍のダメージを狙える、カバリングの回数消費を狙える意味でもあった。 ともあれカバリングそのものを使わせないならシーザーロアや殺界で分断した方が確実だろうね。 2人いれば盤石だろうし、魔法攻撃の使い手はゴウガイもいるから特性スキルを発揮できるように装備を選んでもらった方がよさそうか。 >個人行動 ハリケーンウォールを抜いて攻撃する手段はあるし、第三勢力の結晶を狙ってみようと思う。 何か意味がある線は否定できないからね。 欠点として普段以上に火力が乏しくなるな。

  13. ヴィルヘルミナ

    >カバリング 範囲攻撃でも庇えますが、 「カバリング使用者は自分が対象となったダメージ判定に加え、カバリング対象者のダメージ判定も行うこととなります」 とあるので、早期にウォーリアを沈めるという意図であれば有効だと思います。 >《流動》 どの道、自分は物理しかできないので《軟化》の時に叩くのが有効なのでしょうね。 魔法の方が有効なら、構わず叩いて状態を保持させるのも手なのでしょうが。 >個人行動 大太刀持つか、弓持つか考えていますが、基本的にアタッカーですね。 射線が通るなら、キャスター狙いで弓でも…という感じですか。

  14. シルヴィア・A・カペル

    ヨルはブルーフレアを、ロゼットは光縛封をありがとう。改めてよろしく頼むよ。 >個人行動 初手でゴウガイにリヴァーオブヴァイタル。 回復後のゴウガイには、ゲルダの支援に行って欲しいと頼もうかと思っている。第三勢力のウォーリアへの《胆力》(注視付与)だね。 私自身も第三勢力の撃破に注力。ただしロゼットの光縛封消失時も第三勢力が健在な場合、今度は私がクリーパーと、出来たら魔獣も光縛封で囲もうと思っているよ。第三勢力の撃破後はクリーパーと魔獣を倒しに行こう。

  15. ロゼット

    >シルヴィア、ヨル なら私が光縛封、シルヴィアがリヴァーオブバイタル、 ヨルがブルーフレアで分担にしておきましょうか。 ヨルが初手ブルーフレアなら、行動順を調整しておくわ。 >個人行動 まずはゲルダのドラチャリ後に連携して光縛封ね。 あとは前衛型の技能にして、第三勢力のウォーリアを 「物魔撃」で、キャスターを物理で叩いておくわ。 クリーパー戦は近接が強そうだし、攻撃強化のバフ系で 味方アタッカーを援護しようかな?とか。思案中で。

  16. ナハティガル=ラー

    ――すまん、顔出しが遅くなった。 シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 >作戦 初動はドラチャリ&光縛封で魔獣とクリーパーを分断し、謎の第三勢力5名の対応に当たる方向で異論はない。 >戦闘 俺はホライゾナルジャンプで敵前衛を飛び越え、キャスターへの近接物理攻撃を試みる予定だ。 光縛封解除orキャスター撃破後は、クリーパー&魔獣方面に移動した方が相性的に良いかも知れない。

  17. アーシェル・G・クライン

    >ロゼット 作戦のまとめをありがとな。 6の全部勝つ!で締めてんのが最高だ。 ハリケーンウォールについても教えてもらえて助かった。 >範囲攻撃とカバリング ゲルダは指摘してくれてありがとな。 勘違いしたまま依頼に挑む所だった。 ルチルの言うように使用回数を減らすのを狙ってカバリングを使う手もありだな。 >謎の第3勢力 埋め込まれてる結晶とクリーパーの体表の結晶体にはきっと関係があるんだろうな。 討伐後に両方の結晶を持ち帰れたら、今後の戦いに活かせるだろうか。 >《流動》 リアクションスキルなのを見落としてた。 1ラウンドに1回しか使えない弱点を利用して、誘発攻撃と本命攻撃を仕掛けるのに賛成だ。 >飲み込み対策 低命中だが食らうと行動不能のバステ付きか……厄介だな。 元々回避の高いメンバーなら回避バフなしでもほぼ当たらないんじゃねぇかと思うんだが、回避バフをかけてもらえるなら体を張るぜ。 >行動 壁兼攻撃役に立候補させてくれ。 攻撃手段は祭刀を装備していけば物魔どちらもいける。 物理か魔法か選べる衝撃波を持ってけばキャスターのハリケーンウォールの影響を受けずに攻撃可能だ。 祭刀だとシーザーロアが使えなくなるが殺界は使える。 ゲルダがシーザーロアを使ってくれるみたいだから、ヴィルヘルミナの希望次第で武器を変えていこうと思う。

  18. ヴィルヘルミナ

    >行動 前に出る方が多そうなので、私は弓を持って後ろに回りましょう。 私は回避が低いのでクリーパーとの戦いで前に出るのは得策ではありませんし。 >第三勢力 組み合わせを考えるとウォーリアのスキル構成は防御系なのかなと思い意見を出していましたが、攻撃系だった場合も一応想定しておきます。 クリーパーや魔獣と違って、キャスターが炎の魔法を放ってきたくらいしか情報がないですし。 カバリング持ちだった場合は対象が射程1以内にいないといけないので動きでわかるとは思いますが。

  19. ロゼット

    プレイングは提出したわ。 私は光縛封消失かキャスター撃破後も、 第三勢力の撃破を優先しておくわね。 ナハティガルなら《飲み込み》も回避できそうだし、 良いんじゃないかな。《噛み付き》には気をつけて。 クリーパーも魔獣も、《激昂》後は2回行動で下手すると 2倍の攻撃を受けるから、弱ったのから減らしていきましょう。

  20. アーシェル・G・クライン

    取り急ぎで悪ぃ。 ヴィルヘルミナは弓で行くんだな、了解だ。 俺はウォーリア武器装備にしてシーザーロア2をゲルダと担当させてもらうな。 物理だけになっちまうから《流動》で魔法攻撃しか効かない時はよろしく頼む。

  21. ナハティガル=ラー

    >行動 そうだな。特に《噛み付き》には警戒する事にする。<ロゼット 光縛封消失orキャスター撃破後に関しては、魔獣とクリーパーで潰し合っているなら引き続き第三勢力への攻撃続行。 魔獣とクリーパーの意識が俺達に向く場合は魔獣とクリーパーの対応に移行しようと思う。 弱った個体から優先撃破していく方針で了解した。

  22. アーシェル・G・クライン

    >個人行動 謎の集団を殲滅するまではそちらの対応で動こうと思う。 初手でウォーリアにシーザーロア2。 ゲルダと共にウォーリア達を引き付けてキャスターと分断する。 物理範囲攻撃はキャスターにハリケーンウォールで防がれる可能性があるから、ウォーリアへの攻撃に専念させてくれ。 可能な限り体力を削っとく。 先に発言したが、キャスター撃破または光縛封消失後も謎の集団の殲滅に専念する。 シルヴィアを同じように動く……よな? 勘違いしてたら悪ぃ。 恐らくウォーリアは魔防が低い筈だ。 俺が壁になるから後から魔法攻撃をぶちかましてくれ。 可能な限り早く撃破して魔獣やクリーパー対応の加勢に向かえるよう力を尽くすつもりだ。 俺自身は回避が低いから《飲み込み》すらくらって迷惑をかける可能性がある。 魔獣の標的が冒険者になっているならそちらの討伐に当たる。 魔獣がクリーパーへの攻撃を続けているようなら《飲み込み》を喰らわないように気をつけつつクリーパーへの攻撃に参加したいと思う。 クリーパーの他の攻撃に対しては防御集中&重点硬化で耐え切ろうと思うが、死にそうになったら回復を頼む。

  23. アーシェル・G・クライン

    悪ぃ、ナハティガルとロゼットもキャスター撃破または光縛封消失後も謎の集団への対応を続行だったな。 ナハティガルは状況次第ではクリーパーや魔獣に向かう、と……。 光縛封が消失したらシルヴィアが再構築してくれるし、ゲルダが再度のドラチャリでクリーパーを吹き飛ばしてくれるからとても心強いが、こちらに魔獣が向かってきた時にナハティガルの他に対応に向かう予定の奴はいるか? いないなら俺が対応しようと思う。 発言してくれてるのに見落としてたら悪ぃな。

  24. ロゼット

    >アーシェル 魔獣対応の挙手はなかったと思うから、お願いできれば。

  25. シルヴィア・A・カペル

    >個人行動 アーシェルが言ってくれたように、私は第三勢力の殲滅(キャスター>ウォーリア)に専念する予定。第三勢力殲滅後にクリーパーと魔獣の対応に行くつもりだ。 「キャスター優先撃破。守りが薄い方を狙う 行動遅延しウォーリアが庇えないタイミング狙い破鎧砕 BS罹患した敵狙い仲間とタイミングや距離角度ずらし結晶狙い斬撃 ウォーリアはアーシェルが盾になってくれている間に刀で魔法攻撃」 ……と書かせて貰っているよ。「第三勢力側に別勢力来たら対応」とも。 スキルはリヴァーと光縛封、天眼とエンパシー。アクションは解呪、ヒール、破鎧砕とメテオライトだ。メテオライトは敵が纏まっている時に使うね。回復については仲間の生命半分以下でヒール、三割以下でリヴァーをするよ。

  26. アーシェル・G・クライン

    >魔獣対応 了解だ。 ロゼットは教えてくれてありがとな。 >シルヴィア 存分に盾にしてくれ。 BS治療や回復をしてもらえるんだ、早々にくたばらねぇ様に気合い入れねぇとな。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0