辺境伯(の家令長)からの依頼~北方辺境領蠢動編~
弓月 蒼
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シナリオID:1186
オープニング
アーチボルト辺境伯領第一の都市。王国と旧帝国の国境に聳える『王国の北壁』
王国北方の山岳地帯に築かれた天然の要害である。
帝国との通商における要所として発展した商都の為、物資の保管、保有、保存能力に優れる。
その都合上、役割としては兵站基地の側面を持ち、堅牢な城塞は戦に十分耐えうる物。
とあるクリーパーとの激戦を通してその一部が破損していた時期も有ったものの。
北方全域から集められた建築職人達の手によってかつてより一層の頑健さを得るに至っている。
そんな――――王国最北端の街には同領の領主。
『アーチボルト辺境伯』メルヴィン・トマス・アーチボルトが座す辺境伯領執政府が存在する。
優れた執政者として知られると同時に対帝国戦線の英雄として名を馳せたメルヴィンは。
現在では帝国奪還を目的とした遠征軍。即ち王国軍の司令官として日夜最前線で活動していた。
――――その、辺境伯の突然の帰国。確かに南部都市ヴィント奪還作戦は無事成功を遂げた。
とはいえ、現在はその事後処理の真っ最中。幾ら内政や調整に長けた部下が現地に居るとしても。
本来であれば、軍の司令官が帰国するにはタイミングとして早過ぎる。
何せドワーフ王国主導による帝国東部奪還作戦もまた始動の兆しを見せている。そんな時期なのだ。
●辺境伯の苦悩
「――――伯、本当に戻ってらして宜しかったのですか」
「良いも悪いも無い。幸いと言うべきか、遠征軍にはノイマンも居る。
何より例え前線に立っていようとも。私は領主としての本分を忘れた事は片時も無いつもりだよ」
本来、勝利後の凱旋。となれば凱旋式典の1つもあるもので。
それは領民達の息抜きも兼ねる為にメルヴィンとてこれまで蔑ろにしたことは無かった。
であれば、此度の帰国が正規の手段を取っていないことは言うまでも無く。
そうまでして緊急に帰国する必要があったからこそ、彼は今執政府の自らの机に座っている。
広げられた資料はこの1ヶ月弱の間、執政府職員が死に物狂いで揃えた領内の"作物産出量"を示すもの。
一瞥しただけでも分かる。例年に比べ農作物の育ちが悪く、畜産に用いる飼料も軒並み痩せている。
それだけでも、土壌のエーテル保有量が他国と比較にならない王国に在っては極めて珍しい事態だ。
が、それ以上に。隣に立つ黒鎧の騎士。ガレス・コーニッシュから差し出された留守中の"事件記録"。
辺境伯領第二の都市。兵站都市『アーグルーン』で起きたとされる出来事を並べると。
事態の深刻さは座して見守れる物だとは到底言えない事が分かる。――――緊急事態、だ。
「……状況はどう推移している」
「至急王都に報告を兼ねて食料の確保を打診しましたが、領民全体に行き渡る程となると一朝一夕には」
王国の食糧事情には余裕がある。其方の物資を買い集めれば当面は賄えるだろう。
けれど問題は輸送だ。帝国奪還で限られた通商路はその殆どを大商人が押さえている。
ガレスからの報告もまた決して色好い物とは言えない。しかし……最悪までは行っていない。
いや、兵站都市で内々に進行していただろう事態を加味すれば何とか間に合った、と言うべきか。
完全に主導権を握られた後であれば嫌が応も無かった筈だ。だが、今なら未だ判断の余地がある。
「『黒鋼竜』――――か。ガレス、卿ならどうする」
「中央から北方への輸送ルートの約半数強は現在、『黒鋼竜』傘下の商人が抑えています。
助勢か、解放か、いずれを要求するにしても代償は手痛い物になりますね……」
元は、貴族派からの支援物資を輸送すると言う名目で抑えていた筈の通商路だ。
それが、此処に来て予期しない意味を持って来ている。
一体何処までが『竜』の謀略か読めない点も含めて薄気味悪いと言う他無い。
或いは、残された通商路を最大限活用して領内への食糧分配を進めると言う手も無いではないが……
「冬までに間に合うかはかなり危うい……と言ったところだな」
「唯でさえ昨年以降辺境は難事続き。その上、先日の赤の薬指の襲撃です。
遠方まで食料を運んで旅したい商人がどれほど居るか。価格も平時の2倍、或いは3倍と言う事も」
北方辺境伯領は王家からの支援もあり、決して領民が貧困に喘ぐ様な運営はされていない。
しかし一方で、そこまで蓄えに余裕がある訳でも――――無い。
「領民に苦難を強いるか、貴族派に頭を垂れるか」
「何を要求されるかわかった物ではありません。くれぐれも慎重な――――御決断、を」
語っていた黒騎士がぐらりと揺れると壁に手を付き、驚いたメルヴィンが立ち上がり鈴を鳴らす。
すぐさま、扉の外に控えていた白鎧の女騎士と辺境伯直属の家令長とが部屋へ駆け込んだ。
「ちょ、ガレス大丈夫!? なに、誰かに何かされた!?」
「失礼致します……む、これは――――」
「何だ、私が留守の間に何が有った……!」
突然騒がしさを増した執務室で、問題ありません、と頭を振ったガレスの額に手を当てた。
家令長のアルバートが厳かに。はっきりと。そしてあまりにも明瞭に事態の本質を断言した。
「過労ですな。コーニッシュ殿、怒らないので誠実にお答え下さい。
――――我々が遠征している間、無休で 一体 何連勤 なされました?」
――――――――沈黙が、落ちる。
●90連勤の部下を水遊びに連れて行って欲しい
「あの主にしてこの部下ありって言うかさあ……!」
結局大層叱責を受け、執務室から放り出されたガレスは凡そ丸一日泥の様に眠った。
そうして目が覚め、気分を新たに執政府へ出勤したら自由意志無視で勝手に連休扱いになっていた。
休憩室で項垂れていた彼を発見した上司の発言が冒頭である。あまりではないだろうか。
「何と言う不甲斐無さ……あの程度の執務で健康を損ねるなど鍛錬が足りない……」
「いや、第一位の発言間に受けんの止めなよ、人生損してるって」
『白騎士』アストリッドがドン引きする。幾ら授恵者が心身ともに割と頑丈であると言っても。
私生活を犠牲にして90日連続勤務何てしていたらあっという間に老後だ。
「ま、あれだね。丁度季節も良いし、雪溶け水で湖もまだ綺麗だろうし。
遠出して水遊びでもして来たら? 遊泳用の衣類もちょっと街に出たら簡単に手に入るでしょ」
「湖……? この、辺境伯領が揺れている、この時期に? まさか、正気ですか?」
「正気かってお前が言うかよ……」
部下からの敬意が感じられない……と、愕然とするアストリッドに、真顔失礼なガレスであるが。
それもこれも互いに日頃の行いの結果であるとすると、自分の事は分からない物である。
そうして喧々囂々と言い合いまるで不毛な対話に決着が付きそうもない……と、両名が悟った頃になって。
執務室から出て来た辺境伯付きの家令長が――――厳かに告げた。
「これはまたしても、冒険者の出番ですな」
――――――そう、丸投げである。
解説
マスターより
リプレイ
北方辺境伯領、城塞都市『ノストガルデン』――――辺境伯執政府。
執政府の職員――――まともな内務文官は、とある事情から『王国』では基調な人材とされる。
そして唯人至上主義が蔓延している同国内では、森の民が政に関わる機会は皆無に近い。
辺境伯の執務室の真下にある作業場で無数の、果て無い様に見える公的文書の山に溺れかかっていた職員達は。
当初、突然自らの職場に踏み入って来たイズレンディル・パラリム達を見て肩を落とした。
彼らはエリートであり、辺境伯府は激務で知られる国防の中枢だ。素人が関われる仕事など無い。
今、突然未経験者に割り込んで来られても――――と、そんな空気が漂いかけた。
「……なるほど、これは」
だが、イズレンディルがテーブルにばら撒かれた――と、彼には見えた――資料の数々を一瞥して。
その中から目的の物を探していたのだろう職員が木の板に挟んでいた綿紙の束を見た上で。
全ての書類を除け、転がっていた木箱を机に並べ始めた時。混沌という他無かった部屋の空気が明確に変わった。
「良いですか、各資料に時系列順で番号を振り箱に分けて行って下さい。
要決済、課題、指示、報告と4分類、急がなくても良いですから確実にお願いします」
明朗な声と共にてきぱきと自ら纏めた書類のリストを眺めながら指示が飛ぶ。
その声に応じて辺境伯の手伝いに来た冒険者達が動き出すと、執政府の職員達も慌ててそれに従い動き出す。
「後学の為に、学べる事が有れば……と思っていたが、それどころでは無さそうだな」
どうも、執政府に泊まり込んでいるらしい部屋の隅で屍人の如く伏せる幾人かの職員を眺め。
一瞬意識が遠のきかけていたエル=バ=ノイアンが主に捺印を必要とする陳情書を集め出す。
彼が属するロモズ歩兵団はいわゆる貴族主動の義勇兵団であり、人が集えば当然事務仕事も発生する。
まさに書類と格闘しているイズレンディルからして重兵3番隊の副隊長である。
勿論、兵士である以上実働戦力として期待される側面もあるが、幸いというべきか。
この場に集った面々はそういった兵団の管理職でも事務に明るい者ばかりだった。
「いや、我が隊の副長は事務仕事も得意で頼もしいよ」
「……そんな、大したことはしていない。できる限りで手助けするだけだ」
少しでも助けになればと。纏めるべき書類を分類分けしていたシルヴィア・A・カペルと。
同じ書類に伸ばしたノイアンの指が僅かに触れ、思わず視線を逸らし呟くも。
恐らく彼自身は、縁もゆかりも無い、ただ困っているだけの人間に"出来る限り手を貸す"ことが。
果たしてどれほど尊いことなのか。恐らくはまるで分かっていないのだろう。
此方は視線を逸らすこと無く、触れた指を見ていたシルヴィアがその青玉の瞳に僅か笑みを浮かべる。
気恥ずかしいのはきっと大差なくとも。彼女は貴族だ。表情を繕うことには慣れていた。
けれど貴き者を称しながら、その役割を十全に果たすこと無く身内で貶め合い潰し合う者たちが居る。
それを知っている彼女からすれば――――その、純朴という他ない善性が、どれほど好ましい物か。
きっと、その1割でも伝わっていたなら。お互いに、気恥ずかしいでは済まないだろうに。
そんな感情にすら蓋が出来てしまうことを、今更に勿体なくも思いながら。
辺境伯執政府は真夏の陽射しの中、真夏以上に火が付いて炎上した激務の真っ只中に在り。
●湖畔に陰らう攻防戦
「お久しぶりねガレスちゃん。おねえさんのことは覚えてるかしら?」
「一度面識を持った相手を忘れるのも不義理という物です、シバ殿」
果たして何処から持ち込んだのか。シャルガネの露店でもなければそうは見かけない大きな傘。
その下で読書に興じるガレスを見つけ、白い水着に身を包んだエミリア・シバが隣に座る。
当のガレスはと言えば一応水着こそ着込んでいるものの。まるで水に入る気配はなく。
隣に既知の女性が座ったとしても、視線が書から離れることはない。
「なら、あの時のことを踏まえているから言うんだけれど……ガレスちゃん、休みを取るのは義務よ。
人間寝ないとパフォーマンスが落ちて効率が逆に悪くなるわ」
その言は、事実として休む間を奪われた事で追い詰められた黒騎士には痛烈に響き。
思わず頁を捲る手が止まると、嘆息する様に息を吐く。
「シバ殿、私とて休む事を殊更厭うている訳ではない。
ただ、今辺境伯領は危機的状況なのです。優先順位は、付けねばなりません」
「上が休まないと下は休めないもの。それこそ一度身体を動かして昼寝でもしたら如何かしら。
おねえさんも適当に涼む予定だから、膝枕ぐらいしてあげるわよ?」
冗談めかして掛けた誘いは、けれど僅かな笑みで躱されて。
眠ることで得られる物より、眠ることで失われる物の方が多いのだと。
呼吸と共に命でも零すように、静かに語られた言葉は想像よりも相当に無自覚なもので。
そのつれない態度に、やや不満そうなエミリアの視線が刺さっていたが。
「黒騎士殿は休暇に不慣れと見た」
ルチル・プルメリア・グレイハーツがそんな両者の前に酒瓶を置く。
日陰だからというのも有るのだろうが。確かに、黒い騎士の肌は土気色をして見えた。
凡そ健康とは言い難く。より突っ込んで言えば、恐らく数ヶ月単位で室内から殆ど出ていまい。
「どうしました藪から棒に。そも、私が休んだ所で誰も得をしませんから」
そんな事を真っ当に言っているのらしいと感じ取れば。これは駄目だと嫌でも分かる。
――――そして、重症者に対して外様の人間が取れる策は思う以上に少ない。
幸いその内1つを携えている人間が居ると見て、余り心配はしていなかったが。
ルチルから見たこの青年の持つ空気は限りなく"死者"に近い。或いはそこに惹かれる者も居ようが。
余程生命力に満ちてでも居ない限り普通は距離を取るだろう。何処と無い不安が付き纏う。
「損、得、その考え方は嫌いじゃないが、そこしか見ないと足を掬われるもんだ」
「……恐れもまた、失くす物があればこそかと」
韜晦めいた呟きは、けれど割入って来た半獣人ベルク・オスマットに阻まれる。
その手には、やはりシャルガネ伝来と思わしき水を飛ばす遊具がある。
「たとえ羊皮紙の本でもインクは滲むし、最悪カビて読みようがなくなるでしょうなぁ」
くっくっく、と過剰に悪ぶったベルク。だが、実はこの両名既知の間柄だ。
入団試験の頃はまともな冒険者だと思っていたのに……という憐憫の眼差しを向けられて。
不本意な評価に思わずベルクが半目を向ける。そも"まともな冒険者"なんて今日日そうは居ない。
全員一列に並べたなら我は真っ当な方だよ。と思うものの敢えて口には出さず。
「今は私的な時間だろう、休め。浜辺で寝てるか遊ぶかしろ」
「貴女がそれほど他人に世話を焼くタイプとは知りませんでした」
嘆息を零すと濡らされては構わないと。本を掌の下に隠したか。
一瞥してよしよしと頷いたその後ろから。ひょこっと顔を出したのはベイカー家のお嬢様である。
「ガレス様、適度に身体を動かしたほうが心身ともリフレッシュ出来ますよ?」
全く初対面のリサ・ベイカーの誘いに視線を向けてみれば。
身体を動かす、という単語から想像出来る白い上司が意気揚々と愛用のボールを掲げていた。
恐らく、騎士団に属する人間であれば先ず100%誘いに乗っては来ないと知ってか知らずか。
「いえ、今もオスマット殿に休めと言われたばかりですので」
相手が冒険者を利用するならば己もまた。と、慣れた様に受け流そうとしたその瞬間。
当のベルクが獲物を見つけた野良狐の如く視界に入った白騎士へ突っ込んで行く。
「以前のリベンジ! お相手ねが――――っぶなっ!」
「あっはっは、あたしに歯向かうとは良い度胸だ! すぐさま外野送りにされても泣くなよお!!」
「外野送り!?」
回避爆上げしてなかったら即死だった……と言うボールの一撃に黒騎士が無責任に視線を逸らせば。
気付けばルチルすら巻き込まれ軍配らしきものを持たされている。逃げ場無しである。
「冒険者の皆様も、それほど休むのが得意そうには見えないのですが」
「あはは……あ、でもですね。ガレス様が参加され無いと、うちの先輩が参加し辛らそうで……」
そう言って目線を映したリサの視線の先。岩場に隠れて先輩なる人物が居るらしく。
(ほら、折角一緒に選んだのではないですか! 見てますよ! 見られてますよっ!)
(って……さい、もう……し、……の、心の準備が……!)
他者が困るとの申し出に黙考したガレスの様にリサが困ったように視線を巡らせ。
そのSOSらしき気配を受け取ったノックス・マグナが間髪入れず一計を案じた。
「宜しいですかガレス卿。
ここで一緒に避球に参加して頂けないと、私達の依頼の成否に影響してしまいます」
「アルバート殿はどんな無理難題を……いえ、分かりました。仕方有りませんね」
感情に訴えるより理詰めの方が納得を引き出しやすいだろう。
というノックスの発想は功を奏した様で。諦めたように腰を上げたガレスの姿に。
拳を挙げたリサを見て当の黒騎士は怪訝の色を浮かべたが。
ともあれ、どうも岩場の誰かの主義主張は置き去りになったようだった。
●執政府苦戦中
「難しい事務仕事はできないけど、猫ちゃんのお世話は任せて!」
なー、と鳴いた灰色の仔猫がエルぜリオ・レイノーラの持ち込んだエノコロ草にじゃれつく。
右、左、右、左とぺしぺし放たれる猫拳に。
思わず相貌を崩しながらも、思わず視線が向くのは執務室の扉である。
以前、執務中毒気味なことを注意した事はそれほど昔の話でも無いが。
先に質問を投げた際ずっと書類を気にしていた辺境伯は、どうも相変わらずのように見えた。
加えて、彼が投げた問もまた王国の機密に関わる物らしく。詳しい話は聞けなかったが……
(『秘文』は葬られた王国史の断片……か)
端的に伝えられたその言葉からは、やはり単一でどうこう出来る物ではない様に感じる。
……けれど本当に? エルゼリオの脳裏に以前、死の場面に立ち会った男の断末魔が過ぎる。
信じたい、と言う想いはある。けれど辺境伯が語っている事はきっと真実全てではなくて。
「可愛らしいお猫様ですね」
考えに浸っていたエルゼリオが声に気付いて見上げると。
其処に立っていたのは水色の髪のエルフ、イデア。手に動物のおやつを持って軽く振ると。
一心不乱に猫拳を繰り出していた辺境伯の飼い猫もまた現金なことに駆け寄っていく。
どうも、見た目こそ美人猫ながら気質は随分と人懐っこいらしい。
遠慮無く与えられたおやつに噛みつきぶらーんとぶら下がる様からは。
恐らく辺境伯には相当に甘やかされているのだろうことが何となしに見て取れる。
「……休暇を取られるべき、とは上申したのですが」
淡々と漏らしたその一言に、エルゼリオが自分に向けられた言だと気付き視線を向ける。
メルヴィンはイデアの助言を袖にする様な人間ではない。確かに理解の色は示していた。
しかし、それが彼の行動に反映されるかと言えば。それは少なからず難しいのだろう。
辺境伯の気質を横に置いたとしても、王国は国防に割くことが出来る人間が少な過ぎる。
「人は無理矢理でも動きますが……続ければいつかは壊れる」
その呟きはきっと、唯の独白だったのだろうけれど。
おやつで口を一杯にした灰色猫が転がるのを眺めながら。エルゼリオもまた内心で頷く。
例え、辺境伯の正体が何者であれ――――彼が、王国に必要な事に変わりはないのだから。
「――――時が悪かったな、何か手伝えることはあるか」
執務室内。箱で持ち込まれた書類の束に目を通すメルヴィンを眺めていたナハティガル=ラーが問う。
「いえ、私が目を通す類の書類を冒険者に任せる訳にもいきませんから」
観察した限りこの辺境伯という男は呆れる程に正攻法だ。
常人であれば処理出来ず、その為必ず手を抜くべき所を類稀な能力の高さで強行突破する。
如何にも、『黒鋼竜』が手元に置きたがりそうな人間だが。
「それで、先の兵站都市での一件。アンタはどう捉えている」
「――――『竜』と『狸』の権力闘争、十分に有り得る話でしょう。
ただその場合。私は……いや、王党派は確かな証拠無しに『狸』を排除出来ません」
その返答は、凡そ想定の通りであり。しかし問題はその原因の方だった。
王党派は明らかに『竜』を強く警戒している。一方で、『狸』に対する警戒は如何にも甘い。
或いは、執政府内部で情報操作でもされているのかと疑いも抱いていた訳だが。
「バルヴィック侯爵家は貴族派の中で最も有力な、王党派との折衝窓口だからです」
件の家には王家に対する功績が無数にあり、その実績で以て他家の追従を赦さない。
『狸』の口利きを通せば未然に防げる内紛は多く。それは不審な動きを加味して尚、上回る。
「……だから、『黒鋼竜』と手を結ぶわけにもいかないわけか」
王国という国は雁字搦めだ。それが健全でないことは外様であるナハティガルにすら分かる。
さぞ窮屈だろう。例え辺境伯という人間が幾ら優秀で、どれほど必死に藻掻こうとも。
仕組みに組み込まれた歯車では、仕組みその物を変えられる訳が無いのだから。
●夏空の下の死闘
「どうかしら? パヴェルさん。この水着、ちょっと派手過ぎると思う?」
さて、此度の依頼は黒騎士の慰安を兼ねる物ではあるがそれはそれ。
冒険者達にも羽根を伸ばす時間は必要であり。ザザ=ステルヴィナもまた例外ではない。
「んん? ……いや。鮮やかな、水着、似合ってる。周りが振り返るぐれぇさ」
気分転換に湖畔で泳ぐ。季節柄も有りこれ以上に分かりやすい休息も無いだろう。
自らも艶やかな水着を纏い並んで泳ぐパヴェル・A・サムルガチェフから見ても――――
日頃から何かと背負い込むザザが無理をしていないかは、一瞥しただけで分かる物ではない。
ならば尚更、今日一日ぐらいは目一杯に英気を養おうと。
両者揃って透き通る湖へ潜っては、流れに身を任せるように力を抜き。
揃って顔を出した瞬間に、ふと思いついた様にザザが声を上げた。
「お昼は湖でお魚を捕まえて、バーベキューなんてどうかしら?」
「いいねぇ、やろうか。とっておきの大人の味をご馳走するぜ?」
それは楽しみ、と柔らかく微笑むその表情からは無駄な力がすっかり抜けている様に見え。
パヴェルもまた、思わず釣られたように朗らかに微笑むのだった。
――――と、湖畔の中辺ではそんな穏やかな時間が流れていた同時刻。
浜辺では、当事者にも原因不明な死闘が繰り広げられているのだからもう何も信じられない。
「はぁーっはっはっは! あたしの球を恐れない奴はかかって来ーい!!」
「受けるか避けるか……いえ、あの球速を受けるのは無理ですわね……!」
「そう簡単に当たってたまるかっていうの……!」
轟音を立てて炸裂した皮製のボールが砂地を窪地に換える。白騎士の投擲は手加減抜きだ。
全く洒落になっていないと一瞬の判断で跳ねたネーヴェ・グラヌローザが砂を諸に被り。
ルベア・ベルニがその反射神経の全てを賭して地面すれすれに跳び込みかわす。
砂地で跳ねた筈なのにその球威はまるで衰えを知らず、向かう先はリサの真正面。
「こ、こっちへ来ますか! ええい、ここは気合と根性で――――きゅう」
両手の手首で弾こうと試みたものの、勢いを殺しきれず球を額で受けたリサが湖畔に沈む。
人は何故、遊興に来てまで争うのか。其処に果たして正義は在るのか。
――――とか。割と現実逃避に片足を突っ込んでいたノックスが隣を見ると。
其処には昼前から蒸留酒をかっくらっている黒衣の駄目男が居た。
「皆さん立派なボールをお持ちで」
「この光景を見ての感想がそれですか」
決して浅くない関係の筈のネーヴェが悲鳴を上げながら白騎士に追いかけられているが。
どうも助ける兆しは見られない。態々木陰に隠れている辺り故意犯である。
回転を掛けられた球が謎の歪曲軌道を描いてキーゼの方へ飛んで来るも。
絶対に見学に徹していたら狙われると確信していた男は慌てず騒がず『光縛封』。
「ちぃ――――小賢しい……!」
「絶対来ると思ってたんですよねえ」
弾かれて明後日の方へ跳ねた先。ルベアがしれっとボールをキャッチしているものの。
これ以上見ていると大事な酒がぶちまけられると悟ったキーゼ、逃げの一手。
何にせよ酷い話では――――あるが。
「避けてみなさいよ……!」
「む、無理です……!」
砂場に足を取られてあわあわ逃げようとするレティシア・レインフィールに襲いかかる。
ルベアの妙に堂に入った下手投げ。球遊びなど無縁な貴族令嬢には次元が高過ぎる。
しかし其処に滑り込んだイヴェールが跳躍受け。村育ちは伊達ではなく。
「レティシアさんには指一本触れさせません……私が、彼女の盾です――――!」
(やられる……!?)
下手投げの体勢のまま固まったルベアの肩越しに、イヴェールからは通りがかった黒騎士が見えた。
「あっちでなんか楽しそうなことやってるけど、行かないの?」
「何が悲しくて私的な時間にわざわざ他人とつるまなきゃならん」
浅瀬に爪先を浸しながらぱしゃぱしゃと脚を遊ばせていたサニー・フォン・オルライトに。
楽が出来る時は楽をするべき。とばかりに岩場に背を預けるゼラルム・エルホワイト。
前者は未だ何時でも泳げる黒い水着に身を包み臨戦態勢ばっちりではあるが。
後者はこれでもかと陽射しを避ける完全防備。湖畔で遊ぶ気など指先僅かすらない。
「まぁ、そう言うと思ってたけど……」
それはまあ。普通に泳いだり遊んだりする格好で湖畔などに来ているのだ。
折角だから一緒に――――と思うのは当然の感情ではないかとサニーは思う訳だが。
嫌だ、動きたくないし無駄な汗も掻きたくない。めんどいめんどいめんどい――――と。
あくまでサニーに対する防波堤以上の役割を求めないゼラルムからすれば労力は必要最小限。
こんな暑い季節に態々身体を陽に晒して体力を浪費する人間の気が知れない……と。
桜色のカーディガンで確り手首まで隠したまま、持ってきた水筒で喉を潤す。
互いのことはこれ以上良く知っているにも関わらず、どうにもズレているのは今更の話で。
仕方無いから1人で少し泳ごうかな……とサニーが踵を返したその瞬間。
イヴェールから全力で投げられた球はルベアの顔の横を擦り抜けガレスの眼前へ。
そして投じた勢いのまま――――立ち上がりつつあったレティシアの上着を引っ剥がす。
こんな裏切りが待つとは微塵も考えていなかったレインフィールのご令嬢から上がる悲鳴。
やっぱりあっちへ近付かなかったのは正解かー……と。サニーとゼラルムが顔を見合わせる。
●執政府炎上中
「効率を上げるためにも休みは必要です。お茶を淹れますよ」
数名が頭を抱えて倒れ伏し、イズレンディル、ノイアン、シルヴィアの激闘続く作業場。
書類を運び終えて昼を過ぎた事に気付いたコルネリウス・アーラが手を叩いて合図する。
延々定形業務を続けていると注意力も落ちるし混乱も生じる。結果無駄な時間が発生する。
分類分けや目録作成というのは実は立派な重労働だ。
誰にでも出来る一方で、効率化を図らないと何の語弊もなく無限に時間を浪費する。
「食糧事情の悪化が内政へ思った以上に負荷を掛けていますね……これは最早一種の攻撃です」
「そうですか……確かに、重要度の高い報告書がこんなに多いのは異常ですよね」
運んだ焼き菓子を食む傍ら、並べられた箱を一瞥したイズレンディルの横顔を眺め。
コルネリウスが柳眉を寄せて頷く。積み上げられた書類の量はそれだけ追い詰められている証だ。
「……貴族の。それも、外部交渉に強い貴族の良く使う手口ではありますが」
「凶作の分布は帝国領との接点を中心に北方領全域に広がりつつあるみたい。
先手先手を打って領内の食糧の標準化を進めないと、いずれ暴動が起きるでしょうね」
声に主は部屋の入口。様子を見に来たメルヴィンの後ろから、顔を出したのは金の髪の赤頭巾。
アウレーリア・フォン・ネーベルベルクはこちらはこちらで別室に陣取り書類仕事に従事していた。
食糧事情改善に焦点を絞った彼女の視界に映ったのは想像を遥かに超えた大飢饉だ。
恐らく影響が大きかった筈の『ノストガルデン』が大商都で在ったことが災いしている。
食糧事情が極端に安定している同都では農作業従事者が少ない。澱が不自然に痩せても気付けない。
既に後手に回っていると言う認識で動いた方が良く。それでも尚、致命的までは至っていない。
「これが人為的なら驚くべき話ね。ええ、それを成立させ得るのが頂点の住人だということは。
……嫌が応にも、分かっているつもりだけれど」
脳裏を過ぎるのは、祖国を滅ぼしたと知れた極点の召喚術師の姿か。
あれだけの惨状が"人為の下に"為されたなら。今のこれが同様であっても不思議はなく。
その報告を受けた作業場組と。並ぶメルヴィンの顔色はお世辞にも良いとは言い難く。
「それはそれと――――パラリム殿。以前騎士へとお誘いした事は憶えていますか」
話を変えるような辺境伯の問いに。何を今更とイズレンディルがコルネリウスと顔を見合わせる。
まさかそれが態々彼が執務室を出てきた本題だと、両名何れも知る由も無く。
「その話は、辞退させて頂いた筈ですが」
「ええ、ですからこれは別口なのですが。外交官に興味は有りませんか」
――――その言に。瞬くことしか出来ない。それは降って湧いたと言うには突然過ぎる。
或いは、彼が以前騎士位を断る際に"大森林の民の為"と告げたことが端を発していたか。
「王国には、優れた人材を見逃す余裕はありません。
もし貴方に大森林と王国との架け橋になる意志が有るなら、私は嬉しい」
そう言われても、突然の話だ。考えるべきことは無数にある。
けれど、其処に込められたメルヴィンの想いは恐らく。言葉と微塵もぶれる所はあるまい。
「急ぎはしませんので十分に考えてみて下さい。私は、その程度には貴方を買っている」
告げるべきことを告げて背を向けた辺境伯が作業場から出ると。
そこには、灰色の愛猫を抱えた金髪の占い師が控えていた。
「根の詰め過ぎじゃないかな。ほら、あなたの飼い猫だって寂しがってる」
ハーヴィが抱いた猫を放すと。なー、と鳴いて足元まですり寄っていく。
諫言を受けて視線を落とした辺境伯もまたその様を一瞥し、愛でるように頭を撫でる。
「そう……ですね。自制はしているのですが。済まないね、貴女にも寂しい想いをさせた」
その背には、きっと。人が抱えるには重過ぎる責任を負っていて。
その瞳には、恐らく。自分よりも尊ぶべき多過ぎる人々の命が映っているのだろう。
しゃがみ込んで愛猫を可愛がる姿からは慮ることしか出来ない。それでも、尚。
身軽であることを望み、その様な生き方を選んだハーヴィには。彼の姿は儚くすら在って。
「良かったらその悩み、僕が占おうか。こう見えて占いは得意なんだ」
そう告げること。笑いかけることが、せめてほんの少しの気分転換にでもなれば良い。
――――そんな事を思うことくらい、きっと。駆け出しの占い師にでも許されるだろうか。
●遠き湖畔に陽は落ちて
日が暮れて、バーベキューが始まった。
「この水着と言うのは少々煩わしかったですが、こういう催しは良いですね……!!!」
1人で湖の真ん中まで遠泳を繰り返す――――と言う何が楽しいのか良く分からない遊戯。
そんな一人遊びに興じていたリディリディ・トゥラ・イェレミースが。
ガッツポーズで串焼きを掲げる。尚、彼女は一切食材を持ち込んでいない。食い専である。
にも関わらず、何故一番楽しそうで一番食べているのか。それが分からない。
「おいおいすげーなあのエルフ。特異個体か……?」
「本当に止めて下さいアストリッドさん。国際問題になりますから」
健啖家で知られる自分以上に喰うエルフ。と言う予期せぬ現実に戦慄しガン見する白騎士に。
既に報恩祭で切れた食材の補充をさせられた黒騎士が慣れた様に受け流すも。
リディリディは一つの特異点であったとして。バーベキューその物は比較的好評だった。
「ああいう言い方は少し狡いと思いますわ。てっきりあなたも参加されると思ってましたのに」
「立案と勧誘はしましたが、僕も参加するとは一言も言っていませんので?」
岩場の陰では酒瓶を奪い取ろうとするネーヴェと死守しようとするキーゼの攻防が行われ。
また異なる陰ではバーベキューの格好を付けてチョコレートを調理する黒い雪豹が居る。
「俺は怪しいかもしれないが、チョコレートとカカオは怪しくない。無実だから」
「いや、言ってること狂信者のそれだって。すげー怪しい。流石のあたしも逮捕考える」
スヴァン=ウォルフ=ユーウェンが差し出したチョコレートをふんだんに使った菓子は。
まず美味と呼べる完成度だったが。アストリッドすらが一歩下がる熱量が理解を阻む。
「大丈夫だ。土台、チョコが不味くなる訳がない」
「え、何。これ食べないと永遠に続くの? 止めろよ楽しくなってきちゃうだろ」
脱兎の如く逃げ出した白騎士を両手にチョコを刺した串を10本構えたスヴァンが本気で追尾する。
余人は一体何をしているのかと思うだろうが、負けられない戦いが、其処には有った。
そうして、アストリッドがスヴァンとの競争に躍起になると。
取り残されたガレスは串焼きを片手に自ら設置した大傘に戻ろうとして。
その手首を、イヴェールに捕まえられた。
「……どうしました、イリュジオン殿」
「あちらに……それと、ごめんなさい。力不足でした」
怪訝の色を浮かべた黒騎士の様に。恐らく、彼は学園で今何が起きているのか。
少なくともその詳細は知らないのだと悟り。であれば尚更と強引にその背を押す。
特に逆らう理由も無く追い立てられた黒騎士は、岩場に座り込む見知った相手に。
なるほど――と理解が至る一方で。何故――と言う疑問もまた浮かばざるを得ない。
「レインフィール殿」
何気なく掛けた声に驚いて、レティシアが自らの肩を掻き抱く。
その様は少々、いや。見るからに過敏に過ぎて。声が途切れる。一拍、いや、二拍。
「先程は、お恥ずかしい所を……」
恐らく、視界の中で悲鳴を上げられ逃げられた事を指すのだろうけれど。
その反応自体は貴族令嬢として特段珍しい物でもなく。黒騎士は一瞬逡巡するも。
「……少し痩せましたか」
求められていた言葉ではない応じを返し、"普段通り"を演じる娘に不要な負荷を掛ける。
友人の暗躍の成果もあり、彼女は限界ギリギリだった。罅割れた心を繋ぐのに精一杯で。
だから、改めて互いの顔を合わせてみて。嗚呼、こんな表情を自分もしているのかと。
陰らう月の下でもはっきりと、悪いと分かる顔色に。上手く笑いが描けない。
「体調を崩されたと聞いて、本当に心配を致しました」
何とか絞り出した言葉は"普段通り"だろうか。分からない。もう何もかも分からない。
けれど、そう想っていたのは本当の筈で。
「……でも、全ては辺境伯様と領内の為だったのでしょう?」
返答も待たずに言葉を重ねる。令嬢として正しい振る舞いでは無い筈だ。
返事が恐い。続く言葉が恐い。視線が揺れる。――――揺れる。
思わず伸ばした指先は、けれど続いた言葉で凍るように止まった。
「ええ、私はそうです。ですが、貴女は?」
――――私は。 ――――何でそんな事を聞くのか。 ――――聞けるのか。
違うと、頭では分かっている。ただ、知人に近況を聞いているだけだろう。
社交辞令。貴族なら天気を尋ねるのと大差なく。特別な意味など無い。誰でも当たり前の。
けれど、でも。だったら――――"辛いことがあったのだ"ともし答えたら。
この人は一体どんな顔をするのだろうか。
「私は、」
令嬢は演じることが得意で。騎士は演じることが得意だった。だから、嘘は明らかで。
嘘を暴く勇気も。嘘を吐き出す覚悟も。何れの持ち合わせもなく。
「何も有りませんでしたよ」
――――今、上手く笑えているだろうか。
岸辺で黄昏れていたら、突然間近な岩場でなにか始まった。
こんな時どう対応をすれば良いのか、ルベアには明らかなる無理難題と言え。
「……騎士も色々大変なのね」
湖畔の水は、月に照らされてきらきらと。あまりに綺麗で、無邪気なくらい残酷だった。
あの子供達は、もうこんな風に遊ぶことも出来ないのだと思えば心は軋む。
けれど誰しも傷を負い、傷を負って生きているのだろう。
自分だけではない。それは、残念ながら慰めには程遠かったけれど。
頬を叩いて湖にとびこむ。冷えた水にほんの少しだけ、気持ちが軽くなったのは事実だった。
忘れまい、この悔恨を。刻み込め、この痛切を。それでも今はもう少し。
――――もう少しだけ、前へ。
●休暇の終わりに
辺境伯執政府に戻った黒騎士は、その後恙無く執務に戻ったらしい。
冒険者達の活躍により資料検索は著しい速度向上を遂げ、これにより辺境伯の負荷は低減された。
これに味を占めた家令長が冒険者達に新たな無茶振りをしないことを祈りつつ。
かくて、冒険者ギルドは北方辺境伯領における確かな名声を新たに積み上げるに至るのだった。
休日を満喫した全ての冒険者達に、幸あれ。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年08月01日 16時11分26秒 公開
参加者
相談掲示板
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 「【3】辺境伯の手伝い」をする予定だ。実家でも活かせるように、色々と学ばせて貰いたい……飼い猫も気になるけどね← 皆が良い一日を過ごせますように。
ハーヴィだよ、よろしくね! 僕も「【3】辺境伯の手伝い」の予定。 正確には猫の世話をするよ。 みんなにとって充実した日になりますよーに!
リサ・ベイカーです。よろしくお願いしますね! 2か3で迷っていたりはしますが… とりあえず、学園で色々働き詰めなレティシア先輩には、これを気にリフレッシュして貰えたら良いなあと 勝手に思ってたりします。 と、言う事なのですよ、先輩!!
スヴァンだ、よろしく頼む。 【1】か迷うが、「【2】白 or 黒騎士の面倒を見る」にしようか。 チョコレートをたらふく食べさせようなどと思ってはいないぞ。
ごきげんよう。レティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 私も、色々と遊んでいる場合ではない筈なのですけれど……リサ様がそう仰られるのなら。 それに流石に九十日連続で働かれるのは……その、少々思うところがございますので。 ですので【2】を予定しております、が。……水着の着用、必須なのでございましょうか。
No.6
イデアです、よろしくお願いいたしますね 90日連続。正気ですか………… 私も「【3】辺境伯の手伝い」に参りましょう
レティシア先輩!良かった。 これで辺境伯のお手伝いとか言われたら、強硬手段(泣き落とし)とるところでした。(笑) えっと、水着は…どうでしょうか。 でも、普通の服でいて、濡れるほうが困るような気も? 白騎士様がそんな面白そうな状況を見逃してくれるか…という気がしますけど。
さて、宜しくお願いしますね。サボり方を知らないとは本当に残念極まりないですね、黒騎士。僕みたいに仕事中に飲みに行くぐらいしてもバチが当たらないと思いますが。 さて、彼女と共に参加、という手筈ではありますが。 何やらリサ氏が愉快な企m…ごほん、優しく労りたいと考えてるのようなので、学園でのいざこざはひとまず置いておいて、必要ならば手を貸しますよ? この場合、やはり【2】ですかね
イヴェール·イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) 2か3で迷っておりますが…そうですね、コーニッシュさんと同様、レインフィールさんも最近忙しくされておりましたから、そちらを労って差し上げたい気持ちもありますね… 水辺ですし、普通の服では濡れたりした時に困るのでは? せっかく湖に来ているのですから、水着を着ないのは勿体無いと思います。 もし水着をお持ちでないとかでしたら、これから一緒に買いに行ってもいいですしね。
エルフのイズレンディル・パラリムと申します。 皆さん宜しくお願い致しますね。 話をするとすればガレスさん、ではあるのですが… テーマが息抜きということでしたら、私よりも一緒に過ごして頂きたい方がいらっしゃいますね。 では私は【3】の方で、短い期間ですが仕事を頑張ってみます。 折角の機会ですから、なるべく今後に繋がる形を考えたいですね。 内容次第ではご一緒出来る方がいらっしゃるかもしれませんので、後程こちらに実施内容を書かせて頂きますね。
情報屋のルチルだ。 書類仕事の手伝いも考えたが部下二人…特に黒い方を休ませるのもちゃんとした仕事の内だね。 この先力が必要になるかもしれないわけだし。 さて、休み慣れてないヤツにただ「休め」とだけ言っても何をしていいかわからずちゃんと息抜きができないものだ。 つまりここは依頼を受けた冒険者で休暇のお手本を見せてやるのが妥当ってわけだ。 水辺で水着を着用しての水遊びもその一環だろう。特に黒騎士を気に掛ける者なら共に水着を着て合わせた方がいいだろうね。 …と、この場にいる黒騎士が気になる者へ告げておこう。 アタイの行動予定は未定だからフォローはしきれないかもしれんが(
〉キーゼさん たくら…?(首かしげ そうですね、学園の事は学園内でですし、お互いの主義主張の問題ですからね。 わたしとしても、個人的に何か思うところがある訳では無いですから。 それはそれとして、今回はよろしくお願いしますね。 ガレスさんもですが、レティシア先輩もリフレッシュというか遊びは上手なイメージがないので みんなで気軽に参加出来る遊びとかあれば良いのですが… キーゼさんの彼女さんもご一緒出来るもので。 白騎士様の持ってるボール使ってチーム戦で遊ぶ…とか?
パヴェルだ。特にやりたい事もねぇから、 ここを眺めつつゆっくり考えるかねぇ。
>白と黒 ああ、いいですねぇ。白騎士…アストリッド氏も巻き込めば。多分、面白そうな話なら乗ってくれる可能性もありますし。 あと、暇になるとボールテロが起こる可能性もあるので、多分目を離さない方がよさそうですし。 まあ順当に避球(ドッヂボール)みたいな遊びが一番ですかね。 水辺ですからね、普通の服は濡れたり危ないですから、まあ水着が一番安全ですよね
皆様、様々なご意見やご助言などをありがとう存じます。お気遣いも大変有難く。 ですが、ガレス様や辺境伯様に比べれば、私の方はまだ多忙ではございませんので。 私よりもお二方やアストリッド様を労わって頂ければ、と存じます。 >水着の着用 ……とても迷ったのですけれど。確かに今回は、水着の方がよろしいのかもしれません。 流石に昔着ていた水着を着るのは難しそうですから、今から購入する必要がございますね。 もしイヴェール様も新しくご購入されるのでしたら、ご一緒させて頂けると有難く。 (ワンピースか競泳用の物なら良いだろう、と考えつつ) >水遊び (何故あまり遊びには詳しくないとバレたのだろう、と内心思いながら) ボール遊び、でございますか。その手の遊びの経験は殆どございませんが……。 簡単なルールの物でしたら、恐らく私も参加は可能かと。
白騎士のボールを使ってチーム戦か。 彼女のストレス解消にもなるし丁度よさそうだ。 職務と関係ない理由で身体を動かして自然にゆっくりと横になるってのもいい休息の取り方さね。 避球なら人数の幅も広いしルールも簡単と来た。じゃあ折角なんで審判の方に回っておこうかね。
〉避球 なるほど、ルールも単純でわかりやすくて良いですね! 足元少し水に浸かるくらいの所で遊ぶと、涼しげで楽しそうです。 前半、そうやってみんなで遊んで その後は各自自由に…というのが流れ的には良さそうでしょうか?
ノックスです。よろしくお願いします。 90連勤とは驚きました。 真面目な方だとは聞いていましたがこれほどとは思いもよりませんでした。 今回はちゃんと休めるようにしたいですね。 >避球 皆で遊ぶというのは良いですね。 シンプルにガレス卿の退路を断つこともできそうですし。 私としては水遊びにBBQは欠かせないと思っているのでBBQの準備をしたいですね。 迷宮産お肉セットと魚を現地調達すればそれなりの人数分を賄えるかと。
悩みましたが私は【2】に今回は行かせて頂きます。 >レインフィールさん ありがとうございます。 そうですね、私も買う必要はありましたので出発前に買いに行っておきましょう。 お店は決まってますので案内はお任せ下さいませ。 水着にお悩みでしたら選ぶのお手伝いさせて頂きますしね。(取り敢えず実寸を測らせて頂いてからでしょうかと考えつつ) >避球 それは面白そうですね。 大人数で遊ぶ事も出来ますし、良いかと思います。 思いますが…大丈夫ですか?リーヴァイスさんの独壇場もあり得るのですが… その後は自由に、でしたら個人的には助かりますね。 辺境伯とシエル(猫)のお土産に魚獲りたかったので。
>遊び シーフ主体なら、逆に球を受け止めるより避けそうですからね。当て方次第かと ところで、これチーム戦ですか?生き残り戦ですか? 足に水が浸かるぐらい····水で目潰しぐらいはできそうですね 【避球】あたりで参加者管理のタグ作っておきましょうか
〉【避球】 あ、キーゼさんが書いて頂けるならありがたいですが、よろしいですか?字数的な面で… 個人的にはチーム戦と思いつつ、人数次第な気もしますね。 生き残りの方が盛り上がるかな?
発言遅れまして失礼致しました。ネーヴェ・グラヌローザと申します。皆様どうぞ宜しくお願い致します。 >避球 面白い試みだと思いますわ。タグもあると分かり易く有難いです。宜しければ一部字数の肩代わりも致しますので仰って下さいましね。 チーム戦の方が協力出来て良さそうですけれど、それこそ人数次第でしょうか。現時点の参加人数が把握出来れば宜しいのですが……。 生き残り戦の場合、アストリッド様がなかなかの脅威かなと思ったり致しますわね。
>タグ 問題ありませんよ。字数も特に問題ないでしょうし 書き次第コチラで共有しますね
アウレーリアです。宜しく。 今回は皆さん遊ばれる方が多いようだから、【3】でお仕事しましょう。 いえ、早期発見の結果オーライとは言え、仕事量を増やした自覚がありますので。 色々情勢の把握もやっておきたいですし……。 ……ところで。仕事量150%で90連勤なら、平時でも60連勤は普通ということかしら。 事務員増やしたら……?
ルベアよ、宜しく。 最初は猫の世話かなって思っていたんだけど、既にいるみたいだから……。 私も【2】で避球に参加しようかなって思ってる。
No.26
あの・・・、リディリディと言います。 よ、よろしくお願いします・・・。 私は、【1】にしておこうかと思います。 水着が要るんですよね。着慣れていないですが、用意していきます。
とりあえずこんなものですか。 【避球】 白騎士の持っているボールを使って、冒険者ならではのボール遊び。俗に言うドッヂボール。 細かいルールやフィールドを設定しても仕方ないので、ボールが当たったら失格。 最終的に立っていれば勝ち
先日お伝えしていた【3】での仕事内容になります。 もしご協力出来そうでしたら、何がしかご一緒頂けると嬉しく思います! 書類の整備をしつつ、教導にて執政府内の人員にやり方をお伝えしていこうと思っております。 イメージとしては下記の4分類の書類がありそうですので、①③は伯やガレスさんに優先的に処理をして貰うものとして提出し、②④はいつでも確認が出来るように情報を整備(リスト化や集計)しておこうと思っております。 ①要決済/承認:未処理だと領内業務が滞る物 ②課題:陳情/相談事/課題 ③指示:領内へ指示が必要な物 ④情報:部下や領内からの報告資料等 狙いとしては、今後、単純作業は他の人員で巻き取り、決断/検討を伴う頭脳労働を纏めてガレスさんに実施頂こうという……ガレスさんが楽になるわけではないですね。しかし仕事は進む筈です。 本当は業務量を減らして頂きたい所ですが、帝国崩壊の緊急事態でそうもいかないが故の現状でしょうからね…。 避球でリフレッシュして頂いた後は、効率的に頑張って頂けるように備えておきたいと思います。
コルネリウスです、よろしくお願いします。 【3】で資料を纏めなどを中心に、今後のお仕事がしやすくなるようにイズさんのお手伝いをする予定です。
>イズレンディル 実は待機していた人間がここに← 実施内容の共有ありがとう。もし良かったら私も手伝わせてもらって良いかな? 今回はタグはないみたいだから「イズレンディルのお手伝い」とプレに書かせてもらうよ。 お手伝い仲間のコルネリウスも、同じ選択肢のハーヴィとイデア、アウレーリアもよろしくね。
いろいろ考えたのだけれど【2】で、 ガレスちゃんとちょこっとだけお話しする感じにすると思うわ。 球技をやるそうだからその前か後になると思うけれど。
>コルネさん、シルヴィアさん ご一緒頂きありがとうございます! 折角ですのでタグを【書整】で作成してみました。良ければご活用下さい。 プレイングに記載するタグ内容を置いておきますね。 *** タグ【書整】 +目的 執政府負荷軽減 業務効率向上 +方針 資料検索で関連資料を収集し下記に分類化&全資料に時系列順の資料No付与 ①要決済/承認:未処理だと領内業務が滞る物 ②課題:陳情/相談事/課題 ③指示:領内へ指示が必要な物 ④情報:部下や領内からの報告資料等 ①③は速やかに伯へ ②④は一覧化&定量情報は統計/俯瞰での把握を効率化
>イズレンディル タグの用意をありがとう。君の言う通り、現状業務量を減らすことは出来ないだろうからね……今後効率的に仕事が回せるよう、出来る限り協力したいと思っている。当日はよろしく頼むよ。