【ロモズ歩兵団】恕獅戒
革酎
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シナリオID:1162
オープニング
復興が進む帝国領山岳集落群カルケルーア・ロモズ。
そこに一棟の大型食堂が新築された。
ロモズ歩兵団長リーヴァー・シュランドル帝国子爵は、この大型食堂に歩兵団関係者や冒険者達を招き、ヴィント奪還戦祝勝会を催行することにした。
だがどういう訳か、リーヴァーは普通の祝勝会と並行して特殊な訓練食事会を開催する、と専属秘書カレンディアに静かな声で告げたのである。
「恕獅戒ですか」
「うむ、恕獅戒だ」
とある日の夕刻。会場となる大型食堂を訪れ、玄関から屋内へと足を踏み入れるふたり。
そこでリーヴァーの美貌が、悪そうな顔に歪んだ。
曰く、大型食堂の宴会場をふたつ並べ、片方では普通の祝勝会を、そしてもう片方では訓練食事会が開かれるらしい。
この訓練食事会を、リーヴァーはロモズ歩兵団名物『恕獅戒』、と命名していた。
供される料理は双方とも同じ、酒類も同じ。ソフトドリンクも同じ。デザート類も同じ。
では何が異なるというのだろうか。
「恕獅戒の参加を義務付けられた者には、定期的に鬼が襲い掛かる」
鬼といっても本物ではなく、全身黒タイツ、黒マスクの鬼役が一定の時間毎に出現するのだという。
恕獅戒参加者は、この黒い鬼達から逃げなければならない。捕まると、その場で色々なお仕置きを喰らわされるのだという。
だが訓練の場は食事会だ。双方共に駆け回るのは無粋というものだろう。そこで恕獅戒参加者と鬼には、一切の駆け足が禁止された。ひたすら徒歩のみで追いかけっこしろ、ということらしい。
「でもやっぱり、追いかけっこですから自然と足が速まるのではないですか?」
「そうだな。ではルールを設けよう」
追いかけっこの際には、踏み出した足裏全面が着地するまでは、後ろ足を持ち上げてはいけない。これは監視者が常に見ており、違反した者は問答無用で鬼に捕縛されたものと見做す。
「誰かひとりでも捕まれば、そのターンは終了し、鬼は全員一旦引き退がる。恕獅戒参加者はその間、食事や酒を楽しむことが出来る訳だ」
「いえ、多分誰も楽しもうって気分にはならないと思いますよ」
カレンディアの突っ込みなど聞こえぬといった澄まし顔で、リーヴァーは鬼に捕まった際の罰には何が良いだろうかと思案に耽っていた。
尚、恕獅戒参加者にはドレスコードの指定がある。
女性はドレス、或いはそれに準ずる正装。
男性は女装。スカート必須。パンツスタイルは厳禁。ビキニは可。
「何でまた、そんな極端なのですか」
「精神力で己に打ち勝つ為だ」
成程、これは自分自身との戦い――カレンディアは納得しかけたが、いや、やっぱりおかしいでしょうと、内心で小首を捻り続けた。
解説
マスターより
リプレイ
カルケルーア・ロモズに新築された大食堂内の、二間続きの巨大宴会場。
様々な料理が供された両宴会場では、宵の時刻に乾杯の音頭が取られてから30分程が経過した。
これらの宴会場は特段の仕切りが設置されている訳でもない為、普通の宴会に出席しているイデアは恕獅戒宴会場のただならぬ空気を直に感じ取ることが出来た。
今回イデアは敢えて高みの見物を決め込み、変に関わらないことにしたのだが、改めて恕獅戒という催しに思いを寄せてみた。名前の響きだけを見れば女子会と通じる。出席者は女装者、もしくは女性のみ。
二枚貝鬼が居るという事実がどうにも引っかかるが、これは考えることさえもタブーに思われたので無視することにした。
「ふむ……このヴァーリー黒光り宴会場に供される料理はどれも中々の逸品ですね」
何故そんな命名なのかイデアにもよく分からなかったが、普通の宴会場は、本当に普通だった。美味しい食事をリラックスして楽しめ、他の出席者らとは和やかに歓談が進む。
バイキング形式で壁際に並んだ料理を幾つか見繕い、大皿に盛り上げたティトがイデアの傍らへと歩を寄せて来て、良かったらどうぞと勧めてくれた。
「あ、どうも。貝料理ですね。これはアサリ……あっさり、砲……? ウッ、頭が……」
イデアが一瞬妙な幻覚に悩まされそうになったその時、恕獅戒宴会場では最初の悲劇が繰り広げられようとしていた。
恕獅戒は基本的には立食形式である。椅子やテーブルがあったのでは邪魔になるからだ。
参加者はいずれも変な緊張感を漂わせているが、その中でコルネリウス・アーラは、背筋が震える程の超絶美女に変身したイズレンディル・パラリムにすっかり見惚れてしまい、最早警戒どころではなかった。
「あまり慣れませんが……おかしくはないでしょうか?」
「……美人過ぎて、嫉妬してしまいそうです」
小首を傾げるイズレンディルに苦笑で返したコルネリウス。そのひと言は本心で、彼の為にシンプルで動き易い衣装を見繕ったにも関わらず、爪まできっちり整えた清楚な女性姿のイズレンディルの美しさは群を抜いて際立っていた。
一方、コルネリウス自身は大人しめのドレスに隠し剣で臨んでいる。鬼出現時には諸々の能力や技術を駆使して対抗するつもりだった。これなら何とかなるだろうと僅かな自信を覗かせたコルネリウスだったが、イズレンディルは小難しい顔を見せている。こんな表情でもドキッとする程の美しさなのだから、何かズルい。
「イズさん、どうしたんですか?」
「いえ……鬼の出現箇所を事前把握しよう思ったのですが……これはとんでもないですよ」
この宴会場は平時に於いては物置として使用される為か、床下収納と屋根裏収納が豊富で、床板は事実上、どこも簡単に外れる。天井板も同様だ。そしてこの宴会場、床下と屋根裏に大量の鬼がひしめき合っており、どのタイミングでどの鬼が飛び出してくるのか皆目分からない。つまり、予測は事実上不可能なのだ。
●精神を抉る極刑
そんな中で遂にひとりの鬼が、床板を物凄い勢いで撥ね退けながら飛び出してきた。
丁度、スヴァン=ウォルフ=ユーウェンとエル=バ=ノイアンの目の前だった。いつものふたりなら、刺客が足元から突然現れた程度では決して動じることなく、完璧に対処していただろう。だが不運にも、この鬼の胸に描かれていた文字は、『豆』――その一文字に意識を奪われた両名は、敢え無く捕縛の憂き目に遭った。
「何よあんた! 何でいきなり出てくんのよ! チョコ食べたいだけなのに!」
女装大男のスヴァンは一応、女性になり切ろうと努力している。捕まっても、その姿勢は変わらない。
「おいシルヴィア、さっき面白いとかいってなかったか。後でじっくり詰問させて貰うぞ」
一方のノイアンは捕縛された事実は素直に受け入れ、意識を別方向に向けることでこの屈辱に耐えようとしているらしい。
だがこのふたりに襲い掛かった試練は、彼らの涙ぐましい努力を一撃で葬り去った。
豆鬼は他のお手伝い鬼にスヴァンとノイアンを取り押さえさせると、その目の前で湯がぐつぐつと煮立った鍋を取り出した。更にあろうことか、その中へ得体の知れない香辛料とか大量の塩、砂糖、みりん、赤味噌などと一緒に、カカオ豆と枝豆を無造作に放り込み始めたのである。
恐ろしい。実に恐ろしい所業だ。
カカオ豆と枝豆を同じ熱湯内で、訳の分からないレシピで同時に煮立たせるなど言語道断。
「や、やめろ、やめるんだ……ぶっとばすぞ」
人生三度目の女装など、最早どうでも良い。カカオが、愛しのカカオが目の前で非道なる扱いを受けている。スヴァンにとってこれ程の苦痛があろうか。ただ静かに食事を、そしてカカオとの逢瀬を楽しみたかっただけなのに。
そして同じく人生三度目の女装(フレアロングスカートでゴージャスに)をキメたノイアンはノイアンで、意味不明な組み合わせの調味料と同時に煮立てられることで、旨味やら何やらが一瞬で失われる枝豆の壮絶な最期に、血涙を流す程の勢いでぎりぎりと奥歯を食いしばった。戦術眼もサバイバル能力も、枝豆を地獄から救うことは出来なかった。その悲しみと無情感は筆舌に尽くし難い。
そして今、気づいた。その体格から見て、豆鬼の正体がウーリバー・マグスであることに。
●全てが想定外
スヴァンとノイアンが最初の犠牲となった光景を、少し離れた位置でネーヴェ・グラヌローザ、ルベア・ベルニ、シルヴィア・A・カペルの三人は愕然たる表情で見つめていた。
今回ネーヴェはスヴァンとノイアンの女装プロデュースの他に、ルベアのドレス選びも担当した。曰く、このお三方を完璧な美しさで表現せよ、との天啓が降りたそうな。
ネーヴェのメーキャップアーティスト、そしてスタイリストとしてのセンスが存分に発揮され、スヴァンの大柄な体躯やノイアンの不愛想な表情を違和感なく女性に仕立て上げた。そしてルベアはかつて一度も着たことが無かったパーティードレスという華やかな世界に、新たな一歩を踏み出した。
もうこの時点で恕獅戒に於けるネーヴェの仕事は終わったようなものだ。鬼からの逃避はおまけに過ぎない。と、思っていたのだが、スヴァンとノイアンの豆罰は想像以上の衝撃を彼女に与えた。
「これが訓練って……ロモズ歩兵団って恐ろしいところね……」
ルベアは戦慄に身を震わせた。非訓練者の最も弱いところを的確に衝き、精神力を削りまくる。勿論訓練なのだから弱さを克服するのが目的なのだが、ノイアンから、
「あんたも来い」
と誘われ、安易にほいほいとついてきた己を恨めしく思った。こんな恐ろしい訓練だと事前に分かっていたなら、普通の宴会に参加していたものを。
一方のシルヴィアは何とか持ち前の精神力で頭を切り替えた。ノイアンの女装姿については、笑いを堪えて肩を震わせながらも、
「包容力があって素敵だ思うよ」
などと賞賛したものの、その直後にあのような恐怖が襲い掛かるとは、全く想定もしていなかった。
これはとんでも無く恐ろしい訓練だと気を引き締めたが、不意に天井から降ってきた紙芝居鬼がルベアに襲い掛かった。ルベアは慣れないドレスの為か、裾を踏んで転んでしまった。その際、伸ばした両手がシルヴィアの青薔薇をイメージしたドレスと、ネーヴェの薄紫色のミモレ丈パーティードレスの裾をがっしと掴んだ。
ネーヴェは兎も角、色々と対応策を考えていたシルヴィアは、まさかルベアの手が伸びてくるとは想定しておらず、鬼対策として用意していた技能を発揮する前に捕縛の憂き目を見た。
結果、シルヴィア、ネーヴェ、ルベアの三人は並んで正座させられ、妙な紙芝居を強制鑑賞させられた。
超くだらない中年オヤジの妄想エロ話で、且つ山場どころかオチすらも一切無く、底辺の文筆家が書いたと思しきクソの様な脚本。しかも感想まで求められた。どのシーンで興奮したか、感動したかを問われ、それぞれ1000文字以上の感想を述べないことには解放して貰えない。
「な、中々厳しいね……これが紙芝居鬼」
自身が優秀な文筆家であるが為に、この罰はシルヴィアにとっては相当に精神を抉られる内容だった。
「肉体よりも、精神的にキツいお仕置きが多いですわね……」
ネーヴェもすっかり、げんなり顔だった。
最初に登場したふたりの鬼で、早くもノイアン、スヴァン、ネーヴェ、シルヴィア、ルベアといった面々が一網打尽を喰らった。
この様子をすぐ近くで目撃したコルネリウスとイズレンディル。普通に隊を率いて戦うよりも、相当に恐ろしく、そして心が破壊される。コルネリウスはイズレンディルが珍しく警戒心を露わにして緊張している様に、強い不安感を抱いた。
最早、二枚貝鬼――あっさり砲だけを警戒する訳にはいかなかった。
●華麗なる猛者達
え、何なんですか、あれは――ノックス・マグナが戸惑ったのも、無理は無い。
どういう伝達ミスが生じたのかは分からないが、当初ノックスは恕獅戒について、少々風変わりな食事会としか聞いていなかった。ノックス自身は女装には何の抵抗感も無く、そっち系の肖像画もあるぐらいなので、本人にしてみれば楽勝な筈だった。
その為、警戒心の欠片も持たずに参加したのだが、香ばしい醤油ダレの焼き鳥を旨そうに頬張っていたところで、いきなり黒ずくめの鬼がふたり、五人の授恵者を餌食とした。何が何だか分からない。
だがそこへ、
「いよいよ、始まったか」
全ての状況を的確に理解しているらしいナハティガル=ラーが相変わらずの鉄面皮で、ノックスの傍らにすっと歩を寄せてきた。
ノックスは危うく、食いかけの焼き鳥を盛大に吹き出しそうになった。ナハティガルはまさかのビキニ姿だったのだ。なのに羞恥心など欠片も無く、実に堂々としたものだ。
「古代の剣闘士は全裸で戦ったという記録がある。それに比べればビキニなど生温い」
成程、そういう発想もあるんですね、などと感心したノックスだが、もうこの時点で彼の恕獅戒に対する認識は180度転換していた。呑気に料理を楽しむ場ではなく、ここは戦場なのだ。全てを悟り、そして恕獅戒の意義を的確に見抜いたナハティガルの強靭な意志力を見て、ノックスもまた、戦士としての表情を浮かべるようになった。
「心の準備は出来たようだな」
今度はサマエラ=フォリウムがジビエを取り分けた小皿片手に、ノックスとナハティガルの前に姿を現した。慣れないドレスを着込んでいる為か、さぞ動き辛いだろうかと思われたが、意外にもサマエラは涼しい顔だ。
「成程、摺り足歩法か。極めれば素早い移動が可能な上に上体が安定する。考えたものだ」
「ルールにも抵触しないからな。食事は楽しみ、鬼からは逃げる、共に遂げてこそ成功といえるだろう」
不敵に笑うサマエラにナハティガルは素直に感心したが、ノックスから見れば、サマエラもナハティガルも相当にストイックだ。このふたりならば最後まで無事に生き延びるかも知れない。
そしてシノビキック鬼とスリッパ鬼が出現した。それぞれナハティガルとサマエラを追い始める。
が、ふたりはその追跡を見事に躱した。
片や、細マッチョのイケメンがビキニ姿を惜しげも無く披露しつつ、見よう見まねで結い上げた銀髪を振り乱しながらすたすたと華麗な足取りで逃げる。
その一方で華やかなドレス姿のゴブリナが、ジビエの旨味を堪能しながら流麗な摺り足で鬼との距離を次第に広げてゆく。
普通に第三者の目で見たら、ナハティガルとサマエラの逃走劇はただのコントなのだが、この時のノックスの目には、寧ろ美しいとすら感じられた。
勿論後で冷静になって考えたら、
「何であんな風に思ったんでしょう?」
と、自分で自分に小首を傾げる始末ではあったが。
ともあれナハティガルとサマエラは初回の追跡のみならず、その後の鬼遭遇場面でもきっちり逃げ続けた。
ビキニと摺り足に栄光あれ。
●女装、変装、ステーキ
サイラスが壁際に何度目かの料理調達へと向かうと、まるで本物の女性にしか思えない影がひとつ。
エルゼリオ・レイノーラは花の髪留めでアップに纏めたピンクヘアーを片手で手直ししながら、麺料理を物色していた。
「その調子だと、一発喰らったってぇとこかな」
「あ、うん。最初の3回ぐらいは上手く逃げ切れたんだけどね」
可憐な美少女の如き端正な顔立ちで、エルゼリオは薄く笑った。技能を駆使したところで、矢張り捕まる時は捕まる。ましてや鬼役には実力のある授恵者が採用されている。幸い、エルゼリオを捕まえたのはスリッパ鬼と紙芝居鬼だったから、被弾具合としては然程に大したものでもなかったのだが。
「ところで、おれの変装はどんな風に見える? 意見貰えたら有り難ぇんだが」
隣に立って同じ麺料理を小皿に取り始めたサイラス。エルゼリオは小首を傾げて巨躯を見上げた。
正直なところ、サイラスが別人のリザードマンになり切っているというのは何となく分かるが、それ以上のことは何ともいえなかった。
サイラスは今回、脚が隠せる程度の丈のドレスやコートを自前で制作した。しかし女装なのか変装なのかがいまいち判然としておらず、それ以上の外観評価は難しい。
「んー、そうか。まぁ正直、色々データが足りんしなぁ」
ぼやくサイラス。その時エルゼリオがはっと背後を振り向いた。床板が跳ね上がる音に反応したのである。
現れたのは飯テロ鬼。皆でたっぷり食事に舌鼓を打っているのに、何故飯テロなのか。思わず顔を見合わせたエルゼリオとサイラスだったが、この鬼は手近に居たリディリディ・トゥラ・イェレミースに飛び掛かった。
リディリディはここまで数回、鬼の追跡を躱している。だが飯テロ鬼はリディリディのそれまでの回避戦術を研究でもしていたのだろうか。今回は彼女がアクションを起こす前にその場で取り押さえてしまった。
捕まってしまったリディリディの目の前に、超美味そうな高級肉のステーキが差し出された。この料理は今回のバイキングには含まれていない。恕獅戒で供される料理はシャルガネ風がメインの為、がっつり食える肉料理は出されていなかった。その為、リディリディには幾分の物足りなさが内心でくすぶっていた。
その肉料理が今、目の前にある。だがこれは飽くまでも、飯テロだ。リディリディにはこの肉を食べる権利が与えられなかった。
「あ、あの……せめて、その、ひと口だけでも……」
涎が止まらないリディリディの目の前で飯テロ鬼は最上級ステーキをナイフで取り分け、肉汁たっぷりのひと切れを自身の口に放り込んだ。
正装の他には一切何も着用せず、機動性を追求した筈のリディリディ。それなのに運悪く捕まった相手が、よりにもよって飯テロ鬼だった。
結局飯テロ鬼はステーキ一枚をすっかり平らげると、床下に戻っていった。解放されたリディリディはせめて残り香だけでも必死に嗅ごうとしている。多分、美味そうな肉料理の匂いだけでご飯が三杯ぐらいイケるクチなのだろう。
「……ご愁傷様だね。まぁきっと後でディアー隊長が作ってくれるよ」
エルゼリオが慰める。ちなみにサイラスの言によれば、隣の普通の宴会には先程の超高級ステーキ肉が供されているらしい。
「えぇ、そんな……」
明らかに出席する宴会を見誤ったリディリディ。
その時、シノビキック鬼が足早に近づいてきた。
「おぉっと、こうしちゃいられない。逃げなきゃ」
エルゼリオは優雅な足取りで高速ターン。逃げる時でも貴族としての姿勢を忘れないのは流石だ。
サイラスもそそくさと逃げていったが、超高級ステーキ肉ショックから立ち直れないリディリディは、連続捕縛の憂き目に遭った。
尤もあの飯テロに比べれば、シノビキックを例え何の防御も無く素で受けたところで、彼女にとっては屁みたいなものだったが。
●想定外の鬼役
アルマ・ヴァレンタインにとっては、ロイ・アウレアとテス・クラルスのふたりを完璧な美女に仕立て上げられた時点で、ほとんどお役御免に近しい心境だった。
今、テスとロイは壁際の料理陳列用丸テーブル近くで鬼の接近に備えている。ふたりとも東方風のスレンダーなロングドレス姿だ。髪型はロイがツインお団子にシニヨンキャップ、テスは編み込みからの三つ編みでサイドに流すスタイルで、息を呑む程の美しい仕上がりにアルマは何度も満足げに頷いたものだった。
更に小道具としてファーと扇子を用意し、どこからどう見ても完全無欠の美人ペア。
「ロイ、美人だね。よく似合うよ」
妖艶さ大爆発のテスが穏やかに微笑むと、ロイもまんざらではない様子。
「わぉ……ごーじゃす。優雅に行くぞ……行きますわよ」
別に口調まで女性である必要は無かったのだが、折角の美女スタイルだから、気分もそれに合わせたい。かくしてロイはテスの異様な程の美しさを堪能しつつ、鬼対策についてアルマも含めて話し合った。
ここでテスが大胆な策を披露した。ロモズ歩兵団長リーヴァー・シュランドル帝国子爵の踏み絵を用意し、鬼共を翻弄してやろうというのである。更に水平召喚した鉄壁を用意し、高価な食器を人質に取る。
当初はレイウェスト・バルダス皇子の踏み絵を用いる案だったのだが、ロイが
「オレなら踏む、守るのは姿ではなく殿下の未来だ」
といい切ったところ、リーヴァーに差し替えることで決着したのだ。これにはロイのみならず、アルマも相当に仰天したが、しかしこれならば確かに有効な策だと認めざるを得ない。
だが、事態は三人の望む方向へは動かなかった。
新たに出現した鬼は、オバチャン鬼。そのボディラインから見て明らかに女性なのだが、オバチャンと銘打っている割には、柔らかくて大きな胸が特徴的なスタイル抜群の鬼だった。
しかもこの鬼、人質食器やリーヴァーの踏み絵などお構いなしに物凄い速さで突進してきた。
「本人を前に、やるなぁ」
と感心したテスだが、そういえば肝心のリーヴァーは乾杯の音頭以降、姿が見えない。一方ロイは、
「オーホホホ! そう簡単に捕まえ……えっ? 捕まった?」
長身を生かした大股競歩で逃げる前に、ほとんど一瞬で間合いを詰められていた。当然、アルマも巻き添え捕縛である。
直後、床下から別の鬼が出現。しかし黒マスクは被っていない。70歳ぐらいのヒューマン女性だ。太い眉と、紅を差したタラコ状の巨大唇。まさにこれこそ、本物のオバチャン。捕縛役とお仕置き役は別らしい。
ロイ、テス、アルマは一斉に悪い予感が脳裏を過った。と思った次の瞬間にはまずロイが、本物オバチャンの熱い接吻攻めに遭った。唇のみならず、鼻腔までを覆い尽くす巨大な真紅の唇。息が出来ないロイは苦悶の表情でのたうち回った。
次いでテス、アルマと次々にオバチャンキスの餌食に。
「やめっ……ヤメロォー!」
最後に喰らったアルマは、大音量で必死の叫びをあげるも、その直後にはものいわぬ屍と化した。
かくして三人は、唇と鼻の頭が真紅の巨大なキスマークに彩られた。その後、捕縛役と本物オバチャンが消えてから、互いに呆然と顔を見合わせる。
「あの捕縛役のオバチャン鬼って……」
アルマの疑念に、ロイとテスは揃って頷いた。
諸々の対策を片っ端から撥ね退け、超速歩法で一気に間合いを詰めてきたあの捕縛役。黒マスクの裏側にうっすらと見えたその美貌は間違い無く、リーヴァー本人だった。
●あっさりの魔撃
「アァァァァァオォォゥッ!」
奇声が響いた。サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブの勝利の咆哮だ。
サフィラは終盤近くに至るまで、鬼の追撃を躱しまくっていた。彼女にとっては壁や天井も逃走ルートだ。普通の鬼では、中々そこまで追いついて来ることが出来ない。
恕獅戒開催が発表された直後、サフィラの頭の中では、
(恕獅戒……それは東方大陸より伝わりし闇の武闘会。参加者は迫り来る黒衣の刺客を前に平常心を保つことを求められたという)
などと珍妙なモノローグが流れたのだが、決まった以上は仕方が無い。
勿論本音は、
「てか、祝勝会くらい普通にさせて」
と声を大にしていいたかったのだが、遊兵3番隊長たるもの、ここで及び腰になる姿を見せる訳にはいかなかった。ならば腹を括るしかない。
そして現在。
「足は付いてるからルール違反じゃないもんねー!」
紙芝居鬼の追撃を躱し、勝ち誇った笑みを浮かべるサフィラ。だがその直後、恐ろしいものが視界に飛び込んできた。
現れたのは、二枚貝鬼。その手には塩水に浸されたアサリ入りの鍋。
同時に目の前の天井板がばかっと外れ、分厚い唇が印象的なオバチャンが現れた。まさに前門のオバチャン、後門のあっさり。
紙芝居鬼の追撃を逃れて勝利の笑みを浮かべた時点で、あっさり砲被弾の序曲は奏でられていた。このアサリ達は笑みを浮かべた者を標的とするのである。
「な、なんでこんなところに」
ここでサフィラの快進撃に終止符が打たれた。あっさり砲がケツに直撃し、白目を剥いたところでオバチャンキスによる顔面プレス。恐怖の二重奏だ。
サフィラの壮絶な討ち死にの様子を間近で見ていたアーシェル・G・クラインとアルフィー・リッパーの両名は、二枚貝鬼が自分達に標的を絞った気配を即座に察知した。
この日、アーシェルとアルフィーはクレア・エクレールによるドレスアップとメイクで完璧な女装姿を披露していた。ふたりとも男の骨格を隠すデザインのドレスを着用し、ヒールが低めのパンプスを履いている。
アーシェルは黒、アルフィーは赤を基調とした艶可愛いゴシックな双子コーデだ。アルフィーは、
「なんかすーすーするな。こんなのが流行っているのか」
などと呑気なものだったが、アーシェルは妙に深刻な様子だった。
暗い過去が一気に蘇ってきたのである。
女装準備の際、死んだ目でクレアに全てを委ねていたアーシェルは、その面は退廃的色香を漂わせる絶世の美女へと変貌していた。逞しく鍛え抜かれた体格は流石に変えようが無かったが、クレアのドレスアップ技術で何とか長身の美女としての体を整えた。
「うん。バッチリだね」
ふたりの女装を終え、満足げに頷いていたクレア。彼女自身はワインレッドのシックなカクテルドレスを纏っていたが、深めのスリットや大きく空いた胸元、アンクルストラップハイヒールなど、非常にセクシーなことこの上無く、男性諸氏から大いに注目を浴びている。
妖艶さと明るさが同居するクレアや、女装に対して特に何の意識も無いアルフィーと、どんより死んだ目のアーシェルという妙な組み合わせの三人だったが、二枚貝鬼出現の際には雰囲気が一変した。
サフィラの死相と恐ろしいKO劇を目の当たりにした以上、最早トラウマ云々などといっていられない。
(アルとクレアの尻は、俺が守る)
身を挺してふたりを守ろうとするアーシェルだが、今度はアルフィーが怒り出した。
「また始まった……あんた、隊長だろ? 隊の命を預かる奴が捕まろうとするな。皆の命を守るんだろう、あんたが犠牲になってどうする!」
ここは任せろといいかけたアルフィーだったが、いつの間にかオバチャン鬼が音も無く迫っていた。そのアルフィーを救おうとしたアーシェルの目の前には、二枚貝鬼が接近を果たしている。その手がにゅっと伸びて来てアーシェルの右頬を軽く摘み、強引に吊り上げた。笑みの形だ。
直後、全身が雷に撃たれた様な衝撃。ケツがやられた。
苦痛に耐える準備は出来ていたが、あっさり砲が与える衝撃は苦痛とかそんなレベルではない。脊髄から脳へと走る破壊波が、肉体機能を麻痺させてしまうのである。僅か一撃で意識が朦朧とし始めたアーシェルの視界の中で、アルフィーがオバチャンキスの洗礼を浴びているのが見えた。
その場に倒れ込んだアーシェルは、苦痛と羞恥に耐えつつ、鬼を睨んだ。呼吸が荒く、頬が上気している。
「あ、何か良いかも……」
妙に煽情的なアーシェルの表情に、何故かクレアがどきどきし始める有様だった。
●宴もたけなわ
落ち着いたバーガンディのスレンダーAラインが、クレアの介抱を受けるアーシェルとアルフィーの傍らを軽やかに通り過ぎてゆく。
(成程ねぇ。これが恕獅戒……常在戦場の心得の訓練ってとこかしら。流石はリーヴァー子爵)
膝まで入っているスリットから白い脚を覗かせながら、エミリア・シバは周囲を見回している。自身が所属する遊兵10番隊長の姿を探しているのだが、見当たらないのだ。平凡な顔立ちと平均的な体躯の隊長だったから中々見つけられないのか、或いは彼も鬼役として床下か屋根裏でスタンバイしているのか。
(これだけ探しても居ないってことは、やっぱり鬼役かしら)
後で知ったことだが、エミリアが探している隊長は普通の宴会に出席していたらしい。但し、余りに目立たない外観の為、誰にも気づかれなかったとの由。
それは兎も角、エミリアはここまで先手必勝の意識で鬼の動きや出現位置を先読みし、何とか躱し続けてきていた。エミリアの場合、鬼だけではなく恕獅戒出席者の配置をも見た上で、次の一手を予測していたのだ。更に自分自身も他の出席者の中に姿を隠す等して、最初の時点で標的とならぬように心がけている。この徹底した隠密指向がここまで無事に逃げ続けてきた秘訣だった。
そのエミリアの視界の中で、妙に気合の入っている少女の姿があった。アウレーリア・フォン・ネーベルベルクだった。
当初アウレーリアはノックスと同じ様に、普通の訓練兼祝勝会の心算で出席していたらしいのだが、各所で繰り広げられる阿鼻叫喚の地獄絵図を目の当たりにして、早々に意識を改めた。以後、凄まじいまでの集中力と徹底した戦術思考と対策を駆使して、エミリアと同じくただの一度も捕まることなく、この時点まで完璧に逃れてきた。
いつもは淡々と冷静な表情が特徴的なアウレーリアだが、今日は少しばかり様子が異なる。ひと言でいえば、ハイになっているのだ。
追われ続けることに意味を見出し、変に精神が高揚しているのである。攻撃無しでも、必死に頑張ればここまで粘れるという充実感と達成感。
「これは是非、隊員訓練に取り入れましょう……!」
嬉しそうに呟くアウレーリア。最早その思考は普通の十代女子ではなく、完全に軍師のそれである。今更始まったことではないが、新参者のエミリアには相当斬新な姿に映った。
「おや、皆さんもここまでご無事だったようですね」
オバチャンキスとあっさり砲の二重苦でダウンしたサフィラを自身の治療術で回復してやったギーゼラが、料理を盛った小皿片手にふらっと姿を現した。
実はこのギーゼラ、鬼対策として他の出席者らを祈雷の餌食とすることで、ここまでノーお仕置きを達成していたのだ。何とも怖い話である。
「フフフフフ……安全地帯でひとの悲鳴を聞きながら食べる料理は美味しいですねぇ!」
だが流石に終盤ともなると、諸々の技も使い尽くして出がらしとなってきた感がある。次辺りは、そろそろヤバいかも知れない。
そして宴会のスケジュール上、恐らくこれが最後となるであろう鬼が出現した。エミリア、アウレーリア、ギーゼラの近くに現れたのはオバチャン鬼、即ちリーヴァーだ。
流石にこれは相手が拙い。それまで余裕ぶっこいていたギーゼラは、エミリア、アウレーリアらと一緒になって回れ右し、さっさと逃げてゆく。
エミリアとアウレーリアは自力で逃げ切る算段だったが、ギーゼラは身代わりを見つけた。コルネリウスだった。
「さぁ壁エルフのおねえさん。鬼が来ましたよぉ」
その呼び名に、思わず反応してしまったコルネリウス。盾役というものは回避ではなく、敵の攻撃を頑健な肉体で受け切ることを身上とする。今回も、その癖がついうっかり出てしまった。
イズレンディルが止める間も無く、コルネリウスはオバチャン鬼の前に飛び出してしまっていた。
相手はリーヴァーだ。容赦などしてくれる筈も無い。
そして、数分後――コルネリウスの可愛らしい小顔の鼻先から顎先までが真っ赤なキスマークで覆い尽くされていた。
「壁エルフのおねえさんという性分も、場合によっては考え物ですね」
イズレンディルの苦笑に、コルネリウスはただただ頭を掻くばかりであった。
その直後、どこかから、
「ちょっと待ってください! 僕が居なくなったら誰が皆のお尻を……」
と叫ぶギーゼラの声。続いて、今度はアルフィーの、
「みぎゃっ!」
という悲鳴。どうやら、二枚貝鬼が猛威を振るっているらしい。
●成績発表
恕獅戒も宴会である以上、最後の締めが行われる。
全身黒タイツ姿のリーヴァーが壇上に上がり、成績優秀者を発表してから一本締めを行う段取りだ。
最後まで一度も捕まらなかったのはナハティガル、サマエラ、エミリア、アウレーリア、イズレンディル。次点で一度の捕縛で済んだのはギーゼラ、クレア、ロイ、テス、ノイアン、スヴァン、コルネリウス。
ワーストは断トツでリディリディだった。どうやら飯テロ鬼に何度も何度も捕まり、その都度最高級ステーキの残り香を堪能していたのだとか。
そしてブービーはアーシェル。相変わらず悪癖発揮で仲間達を守ろうとし続けた結果である。ついでに一部の女子達の間で、変な性癖に刺さりまくったとかどうとか。
「恕獅戒……案外、楽しそうですねぇ」
隣の宴会場で、イデアがグラスを空けながら深々と吐息を漏らしていた。隣の芝生は何とやらというよりも、ただ単に酔っ払ってまともな判断が出来なくなっていただけなのかも知れない。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年07月24日 19時26分33秒 公開
参加者
相談掲示板
ダイスロールについて、補足がある。 相談掲示板では直接ダイスロールは出来ない。そこでコミュニティ『ロモズ歩兵団練兵場』内のスレッド「出目専用」を使う。ダイスロール希望者は当シナリオ名を記載の上、ダイスロールを実施し、その結果をここで申告願いたい。 以上。
リーヴァー団長、 祝賀会へのご招待ありがとうございます。 皆様におかれましては、どうぞよろしくお願いしますね。 恕獅戒面白そうなルールだねぇ。 さて、ロイにどの服を着てもらおうか…。 こんな機会は滅多にないからね、楽しみだよ! 団長、質問しても宜しいでしょうか。 攻撃以外の平和的魔法や技の利用は可能ですか?
ロイ・アウレアです。ご招待ありがとうございます。 どう考えても黒子と戯れる以外の選択肢が見えないので 遠慮せず遊んでいただくとして、ダイスは1度振ってみたいです。 この場合、振るのは『1D2』で良いでしょうか?(偶数奇数のみなので) 普通の宴会参加権を得た場合は希望者に譲渡しようと思います。
>テス副長 今後とも宜しく。 さて、良い質問だ。答えはYes。追う方も逃げる方もルールに反しない限り使用は自由だ。 踏み出した足裏全面が着地するまでは、後ろ足を持ち上げてはいけない。というルールを厳守すれば良い。 攻撃はまぁしてもかまわんが、流れ弾を喰らった連中が仕返ししてくるかも知れんから、やめておいた方が良いだろうな。
>ロイ隊長 ダイスは何でも良いよ。偶数か奇数かが分かれば良い。
公平を期す為に鬼役キャストを一部発表しておこう。 スリッパ:ディーグ・ディオロン シノビキック:アーギス・マーレイ 紙芝居:カミール 二枚貝:ドゥバ
早速のご回答ありがとうございます。 おや、これはなかなかに大変そうだね。 鬼役殿も手強そう。 まさかの隊長殿まで…w できる範囲で頑張ってみることにするよ。
重3隊の副長、イズレンディルです。 皆さん、宜しくお願いしますね。 折角ですので、恕獅戒に参加させて頂きたいと思いま……ドレスコードがありましたか。 あまり恥ずかしい格好にならないように気を付けますね。 ロイさんとテスさんはとても似合いそうですね。当日お会い出来るのを楽しみにしておりますね。 さて、鬼役対策は整えておきましょうか。
No.9
サイラスだ、ダイスは奇数だから仕方なし、如獅戒参加するよ。 まあいつも通りやるさねー
遊兵10番隊の副長エミリアよ、よろしくね。 訓練ということなんで、おねえさんは普通に参加予定だけれど、 普通の宴会に参加した人がいるかもと思ってダイス振ってみたけどだめだったわ。 さて、どんなドレスにしようかしらねぇ。
遊兵9番隊長のシルヴィアだ。今回もよろしくね。 シャルガネで聞いた予告が実現して嬉しいよ。恕獅戒の内容は事細かに故郷へ伝えさせてもらおう← 私も全力で逃げないとね。皆の衣装も楽しみにしている。
連投ごめんね。 ダイスは振ったけど駄目だったよ。普通の宴会希望者がいれば譲りたかったけど仕方ない……一応報告だ。
ネーヴェ・グラヌローザと申します。 知人友人を女装させたいが為だけに参加してしまいましたわね……入ったからには全力を尽くしますが。 記念にダイスも振りまして、普通の宴会参加権も得ましたもので、どちらで挑むかは少し悩みたく思います。もし譲渡希望の方がいらっしゃいましたらお声がけ下さいましね。
重兵3番隊長、コルネリウスです。宜しくお願いします。 私も記念にダイスを振らせて頂きました。 私自身は恕獅戒参加予定ですが、普通宴会参加権もありますので、欲しい方がいらっしゃればお譲りしますね。
ティトです。よろしく、ね。 恕獅戒だー。やるぞー。 ・・・えっ、駆け足禁止、なの? むっ、たいへんだ。
No.16
イデアです、よろしくお願いいたします 恕獅戒……いえ、普通に参加させていただきましょうかね
重兵11番隊隊長のアーシェルだ。 よろしく頼む(いつもより大人しめに挨拶) ……女装はクレアに託させてくれ。 見苦しくないなら好きにしてくれて構わねぇ。 なあ、鬼の役割が理解できねぇのは俺だけか? スリッパとシノビキックはなんとなくわかるんだが、紙芝居と二枚貝はわけがわかんねぇ。 特に二枚貝ってなんだよ?( >リーヴァー 鬼役の一部って事はまだ他にもいるんだよな?
遊兵5番隊のアルマだよ、どーぞよろしくねー。 おしゃれさんでばっちりキメていくよー、よければ他の人のお手伝いもするからね ボクも偶数でたので普通宴会?のほうご希望の人いたら譲渡するね
にゃ!遊兵三番隊隊長のサフィラだよっ! 今回は祝勝会に招待してくれてありg ほぇ?恕獅戒?男子は女装??黒タイツの鬼が追いかけてくる??? なんか、この間行った潮干狩り思い出すんだけど…(革酎MS『絶対に笑ってはいけない潮干狩り』)
アーシェル…この世には触れてはいけない【禁忌】があるんだよ…(二枚貝という単語に虚無の表情)
>アーシェル隊長 そこは想像に任せよう。
No.22
とりあえず変装と縫製持ち込む予定?ではいるのでいないと思うけど変装使って欲しい人とかいればやれる筈。3だからそれより上手い人いるやろけどなー。縫製は単純に自前で衣装とか用意しとければ良いなと。 二枚貝とかは理解してはいけない物を理解しようとしない。
記念にサイコロ振ってきたよ 普通の宴会券あり〼 気軽にお声かけください
重兵11番隊副長のクレアだよー。 ボクも女装のお手伝いをしたいが為に参加を決めたんだけど、やるからには徹底的にやるよ! 大丈夫大丈夫、絶対可愛くなるから(さむずあっぷ)。 忘れられない思い出を作ろうね!!
ギーゼラです。よろしくお願いします。 誰かを鬼に生贄として捧げれば、そのターンは安心してご飯を食べられると。 フフフフフ、リーヴァ―団長も意地悪ですねぇ! 二枚貝まで用意しているなんて!! 数多の乙女の尻を抉ったあっさり砲が、また数多の冒険者の尻をえぐるのですねぇ。 ヒールはたっぷりと用意していきますので、痛かったら僕(のヒール)を欲しがって泣いてくれてもいいんですよ?
遊兵8番隊隊長、アウレーリアです。宜しく。 兵団長が訓練とおっしゃる以上、避けて通る選択肢はないのですが。 内容について、競歩鬼ごっこ以上の理解が(PL含め)ありません。 何かお約束があるのかも知れませんけれど、上手く受け返し出来なかったらごめんなさいね。
ノックスです。よろしくお願いします。 今回は少し変わった食事会という風にお聞きしました(伝達ミス)。 楽しい一時になればと思います。
ルベアよ。 私、歩兵団の関係者じゃなかったし、今回も連れてこられた(巻き込まれた)から、正直未だ戸惑ってるんだけど……。 その、宜しく。
アルフィー・リッパーだ。よろしく頼む。 なんかすーすーして変な感じがするな。こんなのが流行っているのか? 競歩鬼ごっこか…これも訓練として頑張るか
No.30
挨拶が遅れてしまいました。 弓兵2番隊の副長しているリディリディです。 何の集まりかが良くわかっていないのですが、食事会なんですよね・・・? その・・・、よろしくお願いします。
(ギーゼラの説明を聞きサフィラの虚無顔を目にし、理解してはいけない二枚貝の真実に辿り着く) …………あっさり砲の事か。 あれは室内で撃っちゃいけねぇ代物な気がするが、鬼が装備してくんなら腹を括るしかねぇな。 ──全神経を尻に集中させて筋肉と気合いで耐える(