【帝国】食料を慎重に運ぼう(爆発する奴いるから)

菊華 伴

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シナリオID:3323

オープニング


●償う者達
 かつて、『メドゥの指先』の中に『デゼスポワル』と名乗っていた子ども達のチームがあった。そのリーダーは、ロバの耳が目立つレビジュ・バトー。そして、王国の影ともいえる『王国貴族から生まれたヒューマン以外の種』の子ども達を集め、工作員として暗躍していた。
 レビジュは幹部と思わしき何者かの指令を受け、レイウェスト・バルタスの暗殺に加担。特殊な毒薬を製作し、事件は起こる。しかし冒険者達の捜査により明らかとなり、レビジュは捕らえられた。そして別口で同チームの子ども達もまた……。
 本来ならば処刑されてもおかしくはない。だが、レイウェストは、冒険者達は、彼らに『償う機会』と居場所を与えた。逃げだせば指名手配される身。彼らは帝国の監視下で働き教育されながら、救われた命の意味を考える。

* * * *

 ヴァイセントラフ砦。
 その前に帝国兵士の制服を纏った子ども達、若者たちの姿があった。彼らの表情は、いつの間にか、年齢の割に少し大人びた物になっていた。
「……それじゃ、行こうか」
 レビジュは仲間達を振り返り、皆頷く。そして傍にいた男性――上司であるセディ・キャロルが向き直った。
「君たちの任務は、ディズルから運ばれた食料と薬を運ぶことだ。馬車は……」
 セディが読み上げる任務の内容を、皆真剣に聞き取る。そして最後に彼はレビジュ達に向かってこう言った。
「任務は以上だ。気を付けて励んでくれ『エクスピアシオン(償いの子供たち)』」
 それは、新たにセディが名付けた彼らの呼び名だった。「まぁ、程々に長いから『エクス』とだけ呼ぶ事が多いだろう」とセディは付け加え、勇ましい顔つきのレビジュ達に微笑んだ。

●ディズルよりの物資
 『エクス』の面々が派遣されたのは、とある街道だった。そこに依頼を受けた貴方たち冒険者もいる。
「今回の任務は、ここでディズルからの物資を受け取って拠点まで運ぶんだ」
 レビジュはそういって冒険者達に地図を広げ、説明を始める。
 彼らが向かうのは『古砦都市シャトル』であり、その道中にはクリーパーが出没する可能性が大きいと言われている。
 今回は受恵者であるレビジュ、グリッタ、ホークアイと冒険者がクリーパーを相手取り、その他の面々が物資を守ることになっている。
 既に『古砦都市』の方では拠点設営と警護の手伝いとして一部のチームメンバーが向かったという。彼らが物資の受け取りも担当してくれるそうだ。
 そうこうしている間に、偵察に行っていた一人がレビジュに何か耳打ちする。それを聞いた彼は僅かに表情を険しくした。
「どうやら、お客さんがけっこういるみたいだね」
 レビジュは肩を竦めながら小さく笑った。

●古砦都市まであと……
 物資運搬チームは、度々襲い掛かってくるクリーパーをどうにか回避し、『古砦都市シャトル』内にある目的地まであとわずかという所まで物資を運ぶことが出来た。
 外は薄い霧に覆われ、視界が悪い物のどうにか進めている状態で、その時は休憩のために一旦止まっていた。
「もうすぐ目的地ですわね」
「気を引き締めてまいりましょう」
 双子のグリッタとホークアイが地図を見ながら話し合っていると、冒険者の一人が違和感に気付いた。
 子ども達と共に警戒すれば、数体のクリーパーらしき影が近づいているように見えた。
「……うーん、見た目的に最近報告に上がっているタイプじゃなさそうだけど……」
 レビジュは僅かに見えた馬のような頭を見ながら眉を顰める。だがロバ耳は確かに蹄っぽい音を聞いていた。よくよく観察してみると、馬のような緑色のクリーパーっぽい物だった。それは、何か敵対する物を見つけたと思わしきものが突進し、爆発するのが見えた。
「あれ、爆発するの……?」
 思わず呻くレビジュ。だが、このクリーパーっぽい物。よりじっくり観察してみると霧であたりが見えづらいのか、はたまた耳がよくないのか、まだ馬車の存在に気付いていないように見える。
「工夫をして、あのクリーパーっぽい物をやり過ごすこと出来ないかな? 例えば静かに進むとか?」
「それが出来たら、食べ物や薬を危険に晒さず行けそうだよね」
 見つかったら戦闘になってしまうし、場合によっては爆発に巻き込まれるかもしれない。だが、やってみる価値はあるだろう。
「だったら、慎重に、なるだけ戦闘にならないように進もう」
 レビジュの言葉に、冒険者達もまた知恵を絞りだすことになった。

解説

みなさまおつかれさまです。 今回はディズルからの食糧物資を『古砦都市シャトル』へと運ぶお仕事です。……が、クリーパーっぽい敵と遭遇。しかも戦闘中に自爆する可能性も……!! という訳で、馬車ごとスニークミッション気味(あくまで気味)です。 馬車の音を小さくするのは難しいでしょう。しかし、このクリーパー、まだ馬車の存在に気付いていません。幸い霧が出ていますのでそれを活かすのもアリです。 馬っぽいクリーパーについて 参考までに言いますが、アイアンウォールも多分1発しか防げないかもしれません。また、『猛スピードで駆け抜ける』場合、落下等積み荷に被害が出る可能性がある他、流石にクリーパーも気付き追いかけてくる危険性があります。 仮に馬のようなクリーパーと戦う事になった場合について このクリーパーは普通の馬より若干大きめです。しかし足が8本あり、瞬発力があります(しかし長距離走ると足が縺れます)。 彼らの攻撃方法は突進、噛みつき、首による殴打(若干伸びます)、鬣を飛ばす。そして自爆特攻です。状況に応じて3体から6体ほどを相手取る事になります。 PL情報 馬のようなクリーパーは、音に対しあまり反応しません。よほど大きな音を立てない限りは襲いません(馬車が普通に走る分には)。但し殺意には反応しやすい可能性があります。 万が一馬車が自爆特攻を喰らった場合、一発で食料の大半がだめになってしまうでしょう。冒険者達も大けがを負います。 NPCについて レビジュ、グリッタ、ホークアイ PCさんのご希望があればスキルを使う事も出来ます。プレイングにはっきりと『レビジュに(スキル名)を使ってもらう』などやってほしい事を書いてください。 ただしPCさんよりレベルは低め(それぞれ35以上40未満)かもしれません。 レビジュはシーフ、グリッタとホークアイはウォーリアーです。 『エクス』のメンバーについて レビジュとグリッタ、ホークアイ以外のメンバーは非授恵者ですので注意が必要です。 なにかしてほしい事があればプレイングにはっきりと記載願います。 しっかり考える時間をとるためプレイング期間を長めにしております。 それでは冒険者の皆さんの知恵や工夫、お待ちしております。

マスターより

今回は『いかにして戦闘や自爆攻撃を回避し安全に物資を運ぶか』というちょっと異色かもしれないシナリオです。皆様のご参加、心よりお待ちしております。 レビジュ「食料と薬はとっても大事。だから、必ず『古砦都市シャトル』に運ばなくちゃ!」 ※今回、皆さんのプレイング次第でシリアスにもコメディにもなると思っております。型に囚われないアイデア、お待ちしております。

リプレイ

●作戦は念入りに
「レビジュ君!」
「わぁっ!?」
 少しでも緊張を解そうと、アリア・ティーダはあいさつ代わりの〈どたゆんっ!〉をレビジュ・バトーにかました。ロバ耳が一度だけぴんっ、と跳ね頬が朱に染まる。
「もぅ、アリアさんったら! 暖かいけど結構衝撃が……」
「ふふっ、昇進のお祝いだよ~」
 レビジュが少しタジタジになるも、アリアは優しくハグしてくれた。
 まぁ、正しくは昇進ではないのだが、名前が変わり志を新たにした子供たちを祝いたいのは本当である。頬をほんのり朱に染める少年の様子を冒険者達は微笑ましく感じていた。
「よく働いているようだね」
 そう声をかけたのは、ルチル・プルメリア・グレイハーツ。彼女が手にしているのは、レビジュたちが持っていた地図の写しである。より詳しい地図は手に入らなかったが、彼らの見た情報などを加える事は出来る。
「なかなか油断ならないクリーパーっぽい物がいるみたいだからね。……どうか力を貸してください」
 レビジュがそういえば、アリアとルチルは一度見合わせ、少年に向けて笑顔で頷いた。
「勿論、レビジュ達も頑張るんだよ」
「うん」
 ルチルに言われ、レビジュはやる気に満ちた笑顔を見せた。

 馬車の荷台に白いマント布をつけているのは、ヨル・スレイマンとシルク・メイプルリーフ。ヨルは霧が出ていることを利用し、見えにくくする作戦を思いついたのだ。
「これなら見えづらくなると思うんだが……」
「そういえば、エリアサイレンスも使うのでしたね。他にも何か手は……」
 シルクが作戦を振り返ろうとしていると、もう一つの荷台に布を張っていたナハシュが、馬車の車輪に油をさしているのがみえた。摩擦音を減らすためだ。
 ヨルが手を振ると、ナハシュも答える。彼は作業があらかた終わったのか、2人の元にやってきた。
「馬車の周りを護衛するメンバーに勧めようと思ってるんだ。足音をなるだけ減らせるとおもうんだが」
 手にしていたのは厚めの布である。それを主に馬車の外の警護に当たる面々に渡していたようだ。
 そこへやってきたのはセリオス・オーガストだった。彼は少し厳しい表情を浮かべ、ヨル達へ告げる。
「念のためもう一度偵察に行ったが、例のクリーパーは今の所4匹ほどいるみたいだ」
「こっちに気付いている様子はありますか?」
 シルクの問いかけに、セリオスは首を振る。
「……なら、気付かれない内にここを離れたいね」
 ヨルの言葉に、一同は静かに頷いた。

 一方その頃。
 ナハティガル=ラーとゲルダ・クライン、レティシア・レインフィールは『エクス』の面々に注意事項を話していた。
 最初は緊張気味だった『エクス』の子ども達であったが、顔を知っている冒険者達のお陰か少し解れたように見えた。
「物資配達の時に会ったばかりだが、制服姿も様になってきたな」
 ナハティガルにそう言われ、少し照れたように笑う子供たち。彼が「今は『エクス』と呼ばれているのか?」と問えば、彼らは皆真面目な顔で頷く。
 情報としては聞いていたが、その事が彼らの心に刻まれている気がして、彼とレティシアは少し複雑な気持ちを覚える。
 次に声をかけたのはゲルダだ。
「皆さん、緊張してしまうかもしれませんがこういう時こそ平常心が大切です」
 まずはゆっくり深呼吸をしてください、とゲルダが言うと、子供たちも何度か真似してみる。
 子ども達が大分落ち着いた所で、レティシアが口を開く。
「皆さまは確か非授恵者と聞いております。ですので、馬車の中や側にお願いします。戦闘が避けられない際は、弓矢での応戦をしていただけますか?」
 彼女の言葉に子ども達は静かに頷く。狩りの練習で弓を使っている子も多く、そのあたりの不安はなさそうだ。
「ただ、目撃された敵は殺気に反応するようですので弓矢には交戦の時まで触らないでください」
「敵のことは、わたしたちが見ています。どうか、合図があるまでは武器を持たないでくださいね」
 レティシアとゲルダが詳しく説明すれば、子供たちは大切な事だろうとメモをとったり確認し合ったり。ナハティガルも含め、彼らはハンドサインも確認しておく。
 その様子を、ディレイン・オールドケイジは少し考えながら見守っていた。
(えーと、馬に見つかっても、囮役が十分引き離してくれるまでは平常心。で、馬車の速度もそのままで保たないとなんだよね。子どもたちに声がけして、周囲にまだ馬がいないか気をつけさせて、でも安心して敵意を持たずに……)
 そこまで作戦を纏め、「えっ、難しくない?」と思わず呟く。だが、やらなくてはいけない事なのだ。ディレインは眉間を揉むと子ども達に声をかけた。
「まずは、キミたちは自分の身と馬車を守ることを考えて! ね?」
 それを全部守るのが冒険者の仕事だから、と内心で付け加えて。

 ある程度準備が整った所で、冒険者達は地図を囲んで最終調整。
 提案者であるヨルが中心となって仲間たちの意見を聞き、纏めると皆納得したのか頷いたり、笑顔を見せたりした。
 馬車に乗る前、ヨルはレビジュに話しかける。
「本当に、元気そうで何よりだ」
「ヨルさんも」
 レビジュが柔らかく微笑むと、彼もまた笑みを返す。
 レビジュを始めとする子ども達が『エクス』と名を変え、きびきび働いている姿に「感慨深いな……」と内心で呟いた彼は「依頼を共に成功させよう」と握手した。
 馬車に乗ることになった面々が乗車したのを確認すると、ディレインが声をかける。
「それじゃあ、出発しようか」
 隣の御者が馬車を走らせれば、静かに、ゆっくりと彼らは進み始める。
 目指すは――古砦都市シャルト。

●馬車は行く、霧の中を
 霧が濃くなってきている。
 それを感じながらディレインは静かに周辺へと視線を走らせた。〈テレパス〉を持っている者達は、今も密なやり取りをしているだろう、と脳裏で考えながら。
 セリオスは〈ホークアイ〉で周辺を警戒する。霧の所為で敵の姿はぼんやりとしか見えないが、クリーパーっぽい存在はゆっくりと反対方向へと歩いているように見えた。
(幸い、距離があるのがいいな)
 だが油断は大敵だ。セリオスは念入りに警戒した。
 と、ここで分かれ道にきた。ディレインから報告を受けたヨルが〈テレパス〉で繋がったナハティガルとグリッタへと指示を出し、彼から外の面々にも連絡が行き渡る。
 本来なら直進した方がシャルトへは早く到着する。だが、今回は安全に運ぶことを優先にし、馬型クリーパーを回避するべく道を逸れた。出発前に外に出た面々からの情報を加味した冒険者達の決断だった。
 暫く馬車を走らせていると、うっすらと馬のような影が見えた。「馬車と並走しているつもりだったのでしょう」とグリッタが漏らせば他の『エクス』の子ども達もまた頷く。
 その際、子ども達は、誰も武器を手にしていなかった。ゲルダたちの指導が良かったからだろうか。
 馬車は、ゆっくりとした速度で進んでいる。
 馬が近づいた際はやり過ごすべくセリオスとゲルダの2名が〈エリアサイレンス〉を使い、音の漏れを防ぐことになっている。
(今の所、大丈夫そうですね)
 ゲルダは、霧の奥に浮かぶシルエットが近づかないことに少し心が楽になった。

(霧が姿を隠してくれるのは有難いね)
 ルチルは探知用のエーテルの波動を走らせながら景色に口元を緩める。今の所、クリーパーが探知用のエーテルに反応した様子はない。
 それは、ナハシュやナハティガル、セリオスも感じた事。どうやら、探知用のエーテルは殺気と判定されないようだ。これはちょっと嬉しい情報である。
「クリーパーの動きは分かりづらいな……」
 ナハティガルは目を凝らし、状況を少しでも把握しやすくしようと試みる。その視界の先、確かに馬型のクリーパーがうろうろしているようなシルエットが見えた。彼の直感が正しければ、予定していたルートを辿っていたら途中で遭遇していた可能性があっただろう。
 彼は馬車へ近づいてくる様子がない事を伝えると、意識を外部に向けた。
「〈エリアサイレンス〉のぎりぎり範囲外はこの辺りでしょうか……」
 〈エリアサイレンス〉の内部は、外部の音が届かない。その為、発動時は外の音を探るべくその範囲外にいる必要があった。シルクが呼吸を整えて耳をすませば、かすかに蹄の音が聞こえる。だが、向かってくる様子はない。
 その事をレビジュに伝えれば、彼もまた〈テレパス〉で外の〈テレパス〉持ち(ナハティガルやグリッタ)へ。そして外の面々にも情報が伝わる。
「今の所は順調って感じだね」
 ルチルは静かに言い、首を回す。一方、後方の馬車に乗っていたシルクは静かに手を握り締める。
(仮に戦闘になってしまった場合、必殺技的なスキルで早々にカタをつけましょうか)
 シルクは、そっと祈りをささげた。

 馬車を走らせていくうちに、道が悪くなっていく。今の所荷崩れなどは起こっていない上、車輪からの音も予想より少ない。だが、振動は地味に身体に響く。
「大丈夫か?」
 ヨルがディレインに声をかければ、彼は「大丈夫だよ」と笑う。だが、二人はこの振動が少し気になっていた。
「地図をみると、最初の道に戻るルートと、このままシャルトへ向かうルートとある。どちらの方がいいと思うかい?」
「一旦休憩がてら、偵察の時間を作った方がいいかもしれないね」
 二人がそう話していると、「ちょっと止まってくれ」というナハシュの声が聞こえた。
「いかがなさいましたか?」
 レティシアがナハシュに問えば、彼は黙って指をさす。と、霧の向こうから馬車へと近寄る個体が2,3あるのが見えた。ゆっくり歩くような速度で、確かに近づいているように見える。
(止まった方がよさそうだなぁ)
 ディレインは御者に合図をおくって馬車を止めてもらい、〈エリアサイレンス〉を念のため使える人に使ってもらう。発動者以外もその範囲内にいたり、だまって馬車に隠れたりする。
 霧の濃い中、2頭の馬型クリーパーが後方の馬車のすぐ後ろを通り過ぎる。幸い気付かれていなかったのか、冒険者達や『エクス』の子ども達にも気づかず、ゆっくり先へと進んでいく。
(あれが……)
 馬車から少しだけ覗いたアリアは思わず息をのみ、レビジュと顔を見合わせる。
 はっきり見えたその姿は、馬にそっくりだった。違うのは、《多すぎる》足。彼らは鬣を揺らし、馬車に気付かぬまま霧の中へと消えていく。
 やっと動ける、と誰もが思ったその時。もう1頭が霧の中からぬっ、と現れた。皆息を飲み、静かに通り過ぎるのを待つ。
 その1頭が走り去るのを見送り、一同緊張が解けたのか大きなため息を吐く。
(探索用のエーテル波が原因……ではないかもしれねぇが……)
 それでも慎重に探索用のエーテルを使おう、と考えるナハシュだった。
(予想通り、五感は然程鋭くはない様子。この調子で出来るだけ物音は立てぬよう慎重に行動すれば……)
 ナハティガルは、通り過ぎた馬型クリーパーの様子を見ながらそう判断した。だが、耳をすませば遠くでは爆発音が複数聞こえてくる。もしかしたら何かに反応し、襲われているのかもしれない。
 『エクス』の子の一人が「もう出発ですか?」と筆談する。だが、まだ指示は出ていない。この時、セリオスが〈孤高者の宗波〉を使い地形を見ていた。
(爆発でもあったのか? 妙に道がぼろぼろだ)
 セリオスは静かに御者台の方に向かい、ディレインに報告する。一同は一旦先行する者を決め、偵察に向かってもらう事に。
 偵察役になったのはゲルダとアリア。ゲルダは周囲に熱源がある存在がいないか、〈サーマルアイ〉を使い念のため警戒しながら進む。アリアは万が一戦闘になりそうな場合どうするか振り返りながら彼女を守る。
 そして、二人が見たのは……、馬車らしき物の残骸だった。既に持ち主や馬は避難したのか、そこにいない。だが、これらをどかさなければ馬車は通れないようだった。
「迂回できそうな道はないみたい」
 周囲を見渡したアリアがどこか気落ちしたような声で言う。ゲルダも同じように迂回できそうな道を見つけることが出来ない。
 戻った二人の報告を聞き、念のためナハシュが〈天眼〉を使ってう回路を探すが見つからなかった。ヨルは考えたのち、瓦礫をどかす事を選択した。
 馬車の残骸のある地点までやってくると、一部を馬車の守りに残し、のこり全員で残骸を道のはずれに運ぶ。
「荷物らしき残骸はないし、シャルトかどこかに運んだあとだったのか?」
 ナハシュがナハティガルと大きな残骸を共に運びながら推理する。ナハティガルも同意見だったらしく、静かに頷く。
 作業中、道の一部が抉(えぐ)れているのを見たルチルは「これは……」と呻き僅かに頬が引き攣った。彼女の後ろから覗き込んだディレインとセリオスもまた表情が厳しい。
「これは本当に戦闘になったら怖いんじゃない?」
 ディレインは威力に息を飲み、セリオスも頷く。
(うーん……最終手段は考えているけれど、それを使う事がないといいんだけどねぇ)
 彼は最悪の場合〈光縛封〉を使い馬あるいは馬車と子ども達を守る事を考えていた。しかし、己が出した〈光縛封〉は自爆特攻に耐えられるだろうか……。ディレインは、無精ひげの生える顎を撫で、「まいったな」と小さく呟いた。
 しかし、レティシアは「ここまで無事に進めたのは作戦が有効的であったため」と考えた。
「私達の策は、通用していると思います。……気を引き締め進みましょう」
 爆破現場を見たことで少し不安になっていた者たちは、彼女の言葉に励まされる。一同は残骸を片付けた後、少しの休憩を挟んで出発した。

●『エクス』の子ども達から見た冒険者達
 慎重に進んで行った一行は、途中で遭遇する事はあれど、攻撃されることなくやり過ごすことが出来た。車輪に油を刺し、外を行く者の足音も布で小さくし、さらにはやり過ごす際〈エリアサイレンス〉を使用したおかげで戦闘も回避できている。尚且つ、ルートを変え、なるだけ遭遇を減らした事、探索用スキルを複数の者が使用した事も大きい。
 また、〈テレパス〉で静かに情報共有した上で纏める役目を置き、的確な指示をだした事で『エクス』や他の冒険者達が混乱せず行動に移せたのも良い方向へことを運んでいた。
 それだけではない。冒険者が予め『エクス』の子ども達に注意点やハンドサインを伝えていた事も効果を発揮していただろう。もし、食い違いなどが起こっていたら、今頃予期せぬアクシデントに見舞われていた可能性があったと考えられる。
「『冒険者』達は慣れているのね……」
 子ども達の一人……リスのハーフビーストの少女がまじめな声で呟いた。
「レビジュが何度もやり合って、結局勝てなかったのもわかる」
「もう、それ言わないでよ~」
 ゴブリンらしき少年がうんうんと頷けば、レビジュは苦笑する。だが、『エクス』の子ども達の考える事は皆同じだった。
 『エクス』の子ども達の中には既に帝国兵や密偵の見習いとなり実際に訓練にあたっている者もいる。レビジュを含む年長者は正式に『駒』や兵士として活動している。上官たちから『腕のいい冒険者と行動する事で学べる技術はとことん学びなさい』とも言われていた彼らは、冒険者達の動きをよく見ており……素直に頷き、やる気につながったようだ。
「僕らも頑張らないとね」
 レビジュの言葉に、『エクス』の子ども達は皆頷いた。

●近づく門と僅かな不安と
 ――馬車の残骸を片付けてから2時間経過した頃。
「あれは『シャルト』の門なのでしょうか?」
 馬車から顔を出したシルクが、遠くに見えた門を見て首を傾げる。同じように外を見、すぐさま地図を広げたヨルはこくりと頷いた。
「順調に進んだおかげで、日暮れ前には到着しそうだね」
 ヨルのいう通り、日が徐々に傾きかけている。だが、この調子で行けば明るいうちに物資搬入までもっていけるかもしれない。
(それなら安心だが……)
 到着まで、まだ距離がある。ナハシュは最後まで気を抜かず警護しようと気合を入れた。
 後方の馬車の中ではレビジュがアリアと地図を照らし合わせ、外の面々から周りの状況を確認していた。
(今の所は無事だね。でも……)
 アリアは振り返る。どうにか回避は出来ているが、馬型クリーパーが接近する率がやや増えた気がしていた。
(このまま戦闘がないといいのだけれど)
 アリアはため息交じりに外を見る。
 万が一戦闘になってしまった場合、彼女は『エクス』の面々にバフを与えて火力を上げようと考えていた。
(それでもダメだったら、これを使おう)
 アリアはそっと準備していた『閃光塗弾』を手に小さく頷いた。

 その頃、ルチルが先行させたリスの視界を共有した際、馬型クリーパーが近づいてきている事を知る。
「霧は晴れていないし、このままやり過ごせたらいいけれど……」
 そうルチルが呟くと、その霧に混じって煙が漂っていることに気付いた。セリオスが念のために、と〈濃煙炸弾2〉を炸裂させたようだ。
(この霧を生かしてこのまま運びきりたいところだ)
 霧に混じる煙が、一行を隠していく。ルチルはその合間に馬型クリーパーと思わしき影が別の方向へ歩いていくのを(リスの視界を通じ)目撃する。ルチルは
(まぁ、万が一のことがあっても策は練っているんだ。なるようになれ、だね)
 と気合を入れなおした。
 馬車の外であるセリオスも、複数のスキルを組み合わせ最後まで気を抜かずに警護しようと決意を新たにしていた。

(たいぶ進みましたね)
 レティシアは霧の向こうに見えた門に、小さく笑みを浮かべる。
 彼女も万が一の際は〈光縛封〉を敵の妨害や防壁代わりに使う事を考えていた。勿論、馬型クリーパーを退けるべく抵抗する術も準備している。
(そろそろ到着しそうですが、油断は禁物。気を引き締めねば)
 『エクス』の面々も順番で馬車の警護に当たっているが、疲労が顔に出始めているのをレティシアは見た。
「迂回しないで行けばすでに到着していたかもしれません。しかし迂回しなければもっと大変なことになっていた可能性もありますからね」
 ゲルダが当初通る予定だった道と、そのあたりに出たクリーパーを思い出しぽつりと零す。ナハティガルは彼女の言葉に頷きながら、後方へと探索用のエーテルを放っていた。
 徐々に近づいていく門。徐々に傾いていく太陽。このままの速度で行けば……。誰もが、それを願いながら進んで行く。
 そして、馬車は……一度の戦闘を行うことなく『シャルト』へと到着した。

●ようこそ、『古砦都市』へ
「ディズルからの物資が届いたよ~!」
「みんなお疲れ様! 丁度物資を置く場所も準備できたんだ!!」
 シャルトに到着すると、先に現場入りしていた『エクス』の面々が出迎えた。上官のセディ・キャロルが冒険者達に手を振り、全員で物資搬入を行う。
「荷物は無事だよ。戦闘にならなくて本当によかった」
 ディレインは腰を押さえながら、安堵の息を漏らす。途中、戦闘が起こりそうな気配はあった。だが、霧とクリーパーの特性に助けられたのか、作戦勝ちなのか、結局戦闘は一度もおこらなかった。そのおかげで、安全に物資を届けられたのである。
「今回はお薬もあったからね。自爆特攻に巻き込まれていたら大変だったよ」
「そうだよなぁ……。そうじゃなくても食べ物はとっても大事だしな」
 アリアとナハシュが頷き合いながら搬入を手伝う。二人の会話に対し、シルクも深く頷くのは、心からそう思うからで。
「日没まで時間はありますが、どんどん運びましょう!」
 シルクの声に、『エクス』の子ども達がいい声で返事を返す。馬車の中から荷物を降ろしながら、セリオスはふわふわとした獣の耳を震わせ一時の平穏を感じていた。
 彼は荷物を受け取る『エクス』の子にそっと声をかける。
「怪我をしないように」
「ありがとう!」
 笑顔で荷物を受け取り、頷く姿にセリオスは穏やかに微笑んで頷いた。
 ある程度搬入が進んだどころで、ヨルはセディに「実は……」とクリーパーの自爆特攻を喰らったであろう馬車について報告する。
 セディの話によると、別の物資を受け取りに行こうとした所クリーパーと接触し馬車が破壊されたそうな。幸い護衛など関係者(馬含む)は軽度の怪我ですんでおり、シャルトに戻ってきているという。
(本当に、戦闘を回避できてよかった……)
 二人の会話を偶然聞いてしまったゲルダは、共に馬のお世話へ行こうとしたホークアイと「無事でよかった」と頷き合った。

 物資の搬入や報告、馬の世話などを終えると帝国兵たちが「今夜はここに泊まっていくといいでしょう」と冒険者達に勧めてくれた。
「確かに、色々危ないからね」
 ルチルが肩を竦めれば、冒険者達は苦笑して頷いたり、彼女と同じように肩を竦めたりする。
 ふと、ナハティガルは足を止める。彼が見たのは『エクス』の子ども達が上官(セディ)から労いの言葉をかけられている姿だ。彼はその光景を優しい目で見守る。
(彼等の人生は辛い事の方が多いだろうな。だが、彼等にもいつか……今の自分のように『自らの命よりも大切なもの』を見付け出す日が訪れることを祈ろう)
 生きる道を模索し、差し伸べられた手を取った彼ら(『エクス』)の顔は、きりりとしていた。だが、その理由の1つがレティシアの脳裏を過る。
(あの事の影響が気掛かりではございますが、彼らが口にしない限り、今はそっとしておくべきでしょう)
 まだ日も浅いだろうに、皆、顔を上げて前を向いている。もし何かあれば、寄り添おうとレティシアは考えた。
 そして、二人と同じようにその姿を見ていたディレインもまた、静かに思う。
(うまいこと自分の適性を見つけて、安心して生きてってもらいたいもんだね。これから会う大人はなるべくまともな人でありますように、ってね)
 子ども扱いは嫌がられるのでは? と考えた彼は、『エクス』の面々をあくまでも若い人と年長者という具合で対応していた。その事がよかったのか、皆少しディレインに感謝しているように見えて、くすぐったかった。

 こうして、『エクス』と共同の護衛任務は終わりを告げ、冒険者達は一時の平穏を得る。彼らは夕餉の席で『もし、例のクリーパーと戦闘が起こっていたらどう対処したか』等語らいながら次の依頼に備えるのだった。

(終)

マスターコメント

菊華です。 今回は、皆さんが策を練りに練ったおかげでリプレイの通りの結果に。 実は私も予想外……。1度は戦闘がおこると思っておりましたので……。 物資も無事に届き、『エクスピアシオン』と改名してはじめての仕事も無事に終わりました。今後も帝国の為に頑張ってくれるでしょう。 それでは、また縁がありましたら宜しくお願いします。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 8〜10人

2023年11月25日 05時51分54秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. No.1

    豊穣の使徒シルクです そうですね食料は大事です

  2. ディレイン・オールドケイジ

    ヒーラーのディレイン・オールドケイジ、よろしく。 薬も大事。 いちばん避けなきゃいけないのは自爆に積荷が巻き込まれることだよね。 どうにかしてやり過ごすか、馬車の通り道から離れたところにおびき寄せるか… 集まる人次第なところではあるけど、成立すればNPCも含めるとそれなりの人数になるから、色々やれそうな感じするよね。

  3. アリア・ティーダ

    ヒーラーのアリアだよーっ。宜しくねっ。 だいじはだいじー!(ぐっ 確かに大所帯だー! 方針はディレン氏の仰ってる通りかとっ。 (馬車絶対守る。やり過ごすかおびき寄せの二択) 馬車を守り切った最後。どうせならこの道の今後の安全確保の為にも どかーーーんっ!!!と行きたいなっ!?

  4. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 方針は同じくその二つに同意。 霧があるのは不幸中の幸いだったかもしれないね。音への反応が鈍いが殺意には反応しやすい、ということだから、囮をする場合は素直に戦闘に行く形が良いのかもしれないか。 ともあれ、今回一掃するのはかなり厳しい感じは少しする。 基本は『バレないように進むこと』をメインに、人数が増えれば囮をするものと2つに分かれてもいいかも⋯⋯と思ったな。自爆の攻撃規模にもよるんだけど。 馬車の音の軽減とか、馬車にかける布の色とかで視覚的に見え難くする工夫とか、試せそうなことはいろいろ試してみたいね。

  5. セリオス・オーガスト

    ・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む とりあえずディレインの言う通り荷物を守り切るのが最優先だな。正直全く戦闘しないでやり過ごすのも手だとは思う 一応音だけだったらエリアサイレンスを使えば音は消せるし、馬車の馬の鳴き声も消せるとは思う あとは霧も出てるのならさらに濃煙や薄煙炸弾で濃くして視界を塞いで見えないようにするのも考えられるな 一番の懸念は匂いでたどられるだがにおいを消すかそれとも別の匂いでごまかすか、ぐらいか?

  6. ゲルダ・クライン

    ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 >囮 ――を立てるのであれば、戦闘側で参加を考えていましたが、「自爆特攻」の「冒険者でも大怪我をする」ような威力がどの程度なのかで変わりそうです。 アイアンウォールが1発で……ですと、一般的なキャスターの方の約2倍……1000~1500程度でしょうか。耐えられなくはないですが、2発3発となると少し厳しいですね。 スニーキングでの移動を基本にしつつ、敵に気付かれてしまった場合に囮を立てて馬車とは別の方角に引き寄せ対応する方針がよさそうかなと思いました。 エリアサイレンスや濃煙、薄煙炸弾も大変効果的だと思います……!

  7. アリア・ティーダ

    祝、満員…!頼もしいっ…! >行動 基本は戦闘回避、スニーキングは賛成。 総数が分からないから、最初から囮を出すのはちょっと心配かも。 囮の戦闘に引きつられて、四方から一気に寄ってこられたらそれもそれで怖く! バレたら一部が引き離すのは良いと思いますっ。 その上で提案なのだけどスニーキング移動中は馬車を中心に複数の縁を描く様に布陣しながら移動するのはどうでしょうか!輪形陣! 機動力や捜索に長けたメンバーを馬車の東西南北の外縁に先行、左右 (必要なら後方)警戒としておいて、その次に気づかれて突破された際の盾と 火力。馬車直掩にシューターさんや遠距離攻撃に自信のある方で守れば より不意打ちは防げるし馬車の防備が固くなるかなと。 >攪乱方法 じゃあ視界と仮定してボクは閃光塗弾を! バフは…接敵するまでは念の為かけないでおこうか。 殺意ってことは、攻撃バフも不味い感じかな…?

  8. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    頭数が揃ったようで何より。 情報屋のルチルだ。クラスはシューター、よろしく。 >方針 回避で凌ぐも耐久で受けるのもできる陣形は取れると思うが、自爆の被害や総数が未知数だからねぇ。 「状況に応じて3体から6体ほどを相手取る事になります」と予告されているが一度の遭遇戦での話か、おかわりが来ないかまでは読み取れない。 基本は戦闘を回避して、有事の際は囮部隊とわかれるという方針に賛成だよ。 殺意に反応するんなら誘導自体は難しくなさそうだね。 大音を立てないと気づかない程度の聴覚なら、周辺の感知を敵意の有無に大きく頼っている。つまり他の感覚も並以下の可能性も考えられるがこれは決め打ちするより実地で確かめるしかないか。 実験したいというよりは索敵ついでに観察しておきたいという意味でね。 それと攻撃する事が「殺意あり」と見做されるのなら、下手に馬車の近くで攻撃に参加する方が注意を引いて危うい気がしなくもない。 「殺意」と限局しているあたり、気の持ちようで注意を逸らせるなら心配しなくてもいいのだが。 >個人 主に敵と遭遇しないよう索敵する方向で考えている。 捜波が敵の注意を引く条件に当て嵌まらないといいんだがね…。

  9. ディレイン・オールドケイジ

    おー、満員になるとは。ありがたいねえ。 エクスの子たちはほぼ非授恵者かあ。もしもの時は彼らも守らないとだよね。 アリアちゃんの陣で言うなら円の内側にまとまっててくれるとやりやすいから、その辺は指定しておこうかな。 まあ念のため、光縛封は持っていくつもり。1回は防いでくれる…と思う。

  10. ナハシュ

    シーフのナハシュだ!すっかり遅くなっちまった。よろしくな。 >方針 同じく現状上がっている感じで賛成だ。 可能なら戦闘せずやり過ごしたいところだが、いざって時は囮をたてるのも異論ないぜ。 エリアサイレンスも有効だと思うし、特に御者席辺りでロバの鳴き声や足音は消しておきてえ気はすんな。不測の事態のいななきは結構怖いもんがある。 輪形陣は面白そうだが、今回全体的に薄い霧がかかってるのもあって各方向の連絡手段が結構問題になる気がするな。テレパス持ち寄る感じになるか? とはいえ、うまく機能したら索敵→敵のいないルートを移動→万が一突進された時の対応みたいに出来そうだなとは思った。 これはちょっと離れて囮やることになった場合も同様なんだよな。マーキングか超聴覚、嗅覚なんかで馬車の場所が分からねえと、敵の対応が終わった後合流できなくなる気がする。まあ合流しなくていいならそれはそれでいいんだが。

  11. ナハシュ

    >個人 書き忘れてた!とりあえず索敵や馬車偽装をメインに、いざって時は離れて囮をやることは可能だな。あとは必要なら透明化であちこち移動しながら、肉焼いたり干物置いたり別の五感に訴えるようなデコイを配置したりしてもいいとは思ってる。

  12. ナハティガル=ラー

    遅参申し訳ない。 シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 >方針 戦闘回避を基本とし、馬車の存在に気付かれた際は囮部隊が引き離す案に異論はない。 俺は陣形外周部での偵察(宗波での地形確認と索敵&【マーク】)を受け持とう。 気付かれた場合は囮として馬車とは別方向へ陽動を試みる。 >汎用スキル 現状では暗視とテレパスを予定している。

  13. ヨル・スレイマン

    ゲルダ君で2発3発厳しいのはだいぶきつそうでは⋯⋯? 戦闘になったとしても変に深追いはしない方がいいかもだね。 仮に殲滅狙いの依頼だったとしても、自爆させない戦い方が勝ち筋になるタイプの敵のようにも少し思える。 >バフ 多分大丈夫と思うんだけども、スニーキングの段階ではやめておくのが無難かもしれないね。 俺もタイミングに気をつけておく。 >個人方針 索敵と隠密と起動のどれも苦手でね。恐らく馬車の方に詰めておく方になるかなと思っている。 光縛封はエクスを守るのにも積荷を守るのにも、なんなら馬の足止めにも使えそうなので幾らあっても良さそうかな。俺も持っていっておくことにしておく。 >>テレパス これも持っていっておこうか。視界不良で敵複数の状況だから、複数いるテレパス持ちの情報共有中継を担っておくようにしようかと考えているよ。

  14. アリア・ティーダ

    >ばくはつ! まだ悩んでいるのだけど…本当に万が一の可能性に備えて「ライフアンカー」。 対象の生命が0以下になった時に発生する回復スキルを買おうかどうしようか。 どうしても欲しい人、居る…? じゃあボクは現状のままでいいなら馬車直掩で。 警戒組が接敵するまでは待機。万が一突破してきた際に子供たちと 阻止戦闘に入る感じで行こうかと >NPC そういえば、折角の人数だしレビジュ君とか実力ある仲間には 偵察に回って貰いたいよねっ。 他に前線に回って貰いたい子とか、指示したいって方はいるかなっ? 一応それ以外の子達には馬車の周りに居て貰って。可能なら弓とか持ってもらって 万が一突破してきた場合の、最後の足止めに。 範囲化し火力バフのっけた矢弾幕はって貰おうかなとは思っているけどっ。

  15. ゲルダ・クライン

    >エリアサイレンス 効果範囲は1mですので、複数用意して例えば車輪+馬車馬などで音が出そうな箇所ごとに分担するのはいかがでしょうか。 わたし自身ももっていけますので、用意しておきますね。 >NPC そうですね……。授恵者の方々には、万が一の場合の荷物の護衛と、その際の斥候をお願いするのがよさそうです。 非授恵者の方々には馬車の真ん中にいていただく方針で問題ありません。 >囮 真正面から戦ってどうこうできる相手ではなさそうですし、解説に「長距離走ると足が縺れます」とのことですので、囮であっても基本の交戦は避ける方針で……足の速いシーフの方々に囮をお願いする形がよさそうでしょうか。 わたし自身は囮役ではなく、馬車側の護衛にまわりますね。

  16. レティシア・R・クラティアス

    ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 ご挨拶が遅くなり、大変失礼致しました。 皆様、よろしくお願い致します。 方針としては、これまで挙げられているもので異論はございません。 >エリアサイレンス 確かに何人かで分担が出来ますとよろしいでしょうから 私の方でもご用意をさせて頂きますね。 >NPC 非授恵者の皆様にも弓で応戦して頂くのはよろしいのですけれど 殺意対策として念の為、敵が反応するまでは 武器から手を離して頂いた方がよろしいかもしれません。 >個人 私は馬車の護衛を担当させて頂きます。

  17. レビジュ・バトー

    皆さん、お疲れ様! 報告書(プレイング等)の締め切りは本日23:00! 白紙プレイングや、アイテム・装備のセットミスとか無いように気をつけてね。

  18. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    土壇場の確認になって悪いが、『エクス』のメンバーへの指示をプレイングに記載している者はいるかい? 行き違いや別々のプレで同じ物事に対する真逆の指示が書かれているのはいい事ではないだろう。今の所アタイは書いてないが、字数の負担やら何やらで誰かしらに頼みたい場合は受け持つつもりでいるよ。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0