【北乱】死闘! グールクラーケン!

おおくまねこ

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シナリオID:2972

オープニング

●
「ああ、ラネンターカム様……このゾルゲ、見事お役目を果たして見せましょう。エスト・ポーラに向かうリブラネスタの船は、全て海の藻屑に変えてご覧に入れます。この、貴方様よりお預かりした『グールクラーケン』で」

 吸血鬼・ゾルゲは主君の姿を思い浮かべ、恍惚としていた。彼はラネンカータムの眷属にして、卓越した技量を持つ死霊術師である。彼はラネンカータムが作成した大型魔獣のゾンビ、『グールクラーケン』を任されているのだ。

「ラネンターカム様は偉大なお方……。あの死霊術の技量。あのセクシーさ。全てが素晴らしい。そうは思いませんか、グールクラーケン」

 吸血鬼・ゾルゲはうっとりしながら自分が足場代わりにしている巨大な烏賊のゾンビに問いかけた。しかし、魔獣のゾンビが答えを返してくれるはずもなかった。

「リブラネスタの船をたくさん沈めて、ラネンカータム様に褒めてもらいましょう。たくさん殺せば、何かご褒美がもらえるかも……あわよくば、交換日記なんかもしてもらっちゃったりして!」

 妄想に耽るゾルゲの心は幸福感で満たされている。吸血鬼特有の情緒不安定さを彼は無人の海上でいかんなく発揮していた。しかし、お楽しみの時間もそう長くは続かなかった。月明りだけが照らす水平線の向こうから、十数隻の船が近づいてきていることに気付いたのだ。

「来ましたね、リブラネスタ海軍。少し数が少ないですが……さては先遣隊ですか。……一隻たりともここは通しませんよ。起きなさい、グールクラーケン。狩りの時間です」

 ゾルゲが決然と呟くと、グールクラーケンは低く唸り、大きく口を開いた。ゾルゲは勢いよくジャンプし、グールクラーケンの腹の中に飛び込んでいった。

「今までは存在を秘匿する必要があったが故に、おおざっぱな命令を与えるだけで放置していましたが、今宵は違います。こいつの戦闘力を全開にして、エスト・ポーラに向かうリブラネスタ海軍を皆殺しにして差し上げましょう」

 ずぶずぶと、ゾルゲの体がグールクラーケンの内臓の内へと沈んでいく。巨大ゾンビとの融合――それこそが、ゾルゲが研鑽を積んで編み出した死霊術の奥儀であった。この状態ならば、己の肉体と同じようにグールクラーケンを操ることができる。さらに、グールクラーケンの子のゾンビに対しても精密なコントロールが可能だ。そして、グールクラーケンと五感は共有していても、痛覚は共有していない。死体には痛覚などないからだ。

「船団の針路が変わった……甘いですね。決して逃がしなどしませんよ!」

 船団は海底に潜むグールクラーケンに気付いたのか、急に針路を変え、グールクラーケンを迂回するように方向転換した。ゾルゲは逃がすまいとグールクラーケンを泳がせ、船団の後を追った。そして、船に乗っている船員の顔がはっきり見えるほどにまで近づいた時、違和感に気付いた。

「こいつは人間じゃない! 人形だと!? まさか、囮ですか!?」

 ゾルゲがリブラネスタ海軍の真の狙いに気付いた時、グールクラーケンの頭の上に無数の光弾や銛、衝撃波などが降り注ぎ、怪物の一瞬動きが止まった。船の乗っているのは人形ばかりかと思っていたが、船の中には人間も隠れていたのだ。一斉攻撃と同時に船に松明(たいまつ)の火が灯り、隠れていた冒険者と海兵達が姿を現した。不意打ちを仕掛けた冒険者の一人――ジャンヌはグールクラーケンを見つめ、決意を秘めた眼差しで呟く。

「これ以上、船は、襲わせません。あなたはここで、私達が、倒します!」
「雑魚共がッ……! 策に嵌めたつもりかッ! 誰一人エスト・ポーラには行かせんぞ! ここが貴様らの墓場だッ!」

解説

目標:大型魔獣ゾンビ『グールクラーケン』及び、死霊術師ゾルゲの撃破。 依頼人:リブラネスタ 状況:  エスト・ポーラとリブラネスタを結ぶ海域の底に身を潜め、密かに通りがかる船を沈めていた巨大魔獣のゾンビ『グールクラーケン』がついに姿を現しました。グールクラーケンはリブラネスタ海軍を決してエスト・ポーラへは通さないつもりです。  リブラネスタ海軍は一部の部隊を囮にして先行させ、グールクラーケンを本体から引き剝がす作戦に出ました。冒険者達は囮部隊と共にグールクラーケンと交戦し、これを倒さねばなりません。 ●登場NPC 巨大魔獣ゾンビ『グールクラーケン』 水棲魔獣の中では最強種の一つに数えられる巨大な烏賊の魔獣『クラーケン』を素体としたゾンビ。10本の触手と口から吐き出す墨で近づく者を殲滅する。戦闘力は生体の邪竜や大型クリーパーに匹敵する。 2ラウンドに一度、墨を吐く際に口を大きく開く。墨を吐いたラウンドに口に飛び込むことで体内への侵入が可能。 攻撃手段:墨による煙幕、超高圧墨ウォーターカッター(直線範囲攻撃) グールクラーケンの触手 十本 戦闘判定では別々のユニットとして扱う。危機に陥るまでは船を優先的に狙う。 攻撃手段:鞭のようにしなる長い触手 最大射程:20へクス 死霊術師ゾルゲ ヴァンパイア グールクラーケンを操っている死霊術師。ラネンターカムの眷属の一人。グールクラーケンと下半身が融合した状態で体内の奥深くに潜んでいる。情緒不安定。 戦闘の際はグールクラーケンの内臓をブービートラップのように操作して敵を跳ね飛ばしつつ、グールクラーケンの子のゾンビをけしかけてくる。ゾルゲが倒された場合、グールクラーケンは自壊し、子のゾンビは暴走する。 攻撃手段:グールクラーケンの内臓や消化液を使った多彩な攻撃を行う。 グールクラーケンの子のゾンビ 多数 海上および、グールクラーケンの体内にいる人間サイズのイカ魔獣のゾンビ。触手や墨で攻撃を行う。 ジャンヌ・アン キャスター 最初のホムンクルス。リブラネスタを守るため、後衛として討伐隊に参戦する。囮の船の一台に船長として乗っている。「水上歩行」のスキルが使用可能。 リブラネスタ海軍(囮部隊) 40名 グールクラーケンをおびき寄せる役目を帯びた海兵達。授恵者1名・非授恵者3名の4人小隊が10チーム。精強な軍隊であり、非授恵者であってもグールクラーケンの子とは陣形が崩されなければ互角に交戦可能。

マスターより

こんにちは。おおくまねこです。前フェーズで冒険者を島流しにしたとんでもねぇ奴がついに姿を現しました。グールクラーケンは実質1ターン10回攻撃可能な超高性能ユニットです。今回は強力な海軍であるリブラネスタ海軍による支援もありますが、それでもなお討伐には多数の冒険者が必要な強敵ということで、難易度は最高ランクとしました。 また、前フェーズはレグルに出張していたジャンヌもこっちに来ています。ご興味がありましたらよろしくお願いします。

リプレイ

●
 グールクラーケンが大きく身を震わせると、水中から大量の小さなイカ型の魔獣のゾンビの群れが姿を現した。グールクラーケンの仔達は海を凄い速度で泳ぎ、津波のように船に襲い掛かってきた。

「雑魚共がッ……! 策に嵌めたつもりかッ! 誰一人エスト・ポーラには行かせんぞ! ここが貴様らの墓場だッ!」
 そして、グールクラーケンの体の内側から聞こえた憎悪の声。それは冒険者達に見えざるもう一人の敵の存在を気付かせた。

「今、あれの中から声が聞こえなかったか!?」
 ベルク・オスマットは船へと乗り込んできたグールクラーケンの仔の一体を切り捨てながら、周りの仲間達に問いかけた。
「俺にも聞こえたぜ! ジャンヌ! ウォーターウォークを頼む! あいつの口に中に飛び込みたい!」
 ナハシュが叫んだ。

「ウォーターウォークを、かけます! みんな、集まって、下さい!」
 ジャンヌ・アンは声を張り上げ、近くにいた冒険者達に『ウォーターウォーク』の魔法をかけた。

「ありがとよ、ジャンヌ! こんの腐れイカ大王が! こないだの礼はきっちり返してやんぜ!」
 ハヤト=ガラン=ヴォルファングは吠えると、グールクラーケンの仔の一体を切り刻みながら水上に着地した。

「あの中に、あの化け物を操っている奴がいるわけか」
 セリオス・オーガストは炸光矢を放ち、水上のグールクラーケンの仔をまとめて吹き飛ばした。

「まあ、なんというでか物なんでしょう。そして唾棄すべきほど醜悪な代物ですわ。クラーケンという怪物は生でこそ、美しいまでの機能美が見られるのですが、生命の息吹が失われた動死体では興ざめというものです」
 バンビはそびえ立つ巨大なゾンビを見上げ、顔をしかめた。彼女の美学的には、グールクラーケンは容認し難いものらしい。バンビの手にした魔導書が輝き、空間に見えない波紋が走る。その直後に空間が爆砕し、巻き込まれたグールクラーケンの仔達が海の藻屑となった。

「くっさ! 海産物の腐臭はキツいぜ……」
 ジャンヌのすぐそばにいたギャメルも顔をしかめていた。ギャメルはジャンヌの護衛役だ。ギャメルは効果範囲を拡大した堅甲を船に乗っている冒険者や船員達に付与した。

「クラーケンのアンデッド……」
 ロゼットはぽつりと呟いた。これほど巨大なアンデッドを作れる死霊術師となると、恐らく大陸全体でもごく少数だろう。メドゥの指先の構成員だと以前「青の親指」グリゼルダが巨大怪獣のキメラゾンビ(ベラドンナ・レクイエム)をリブラネスタにけしかけてきたことを思い出すが――。
(あれは死体の継ぎはぎで大きくしたゾンビだった……こいつを作ったのはきっと誰か別の死霊術師だわ)
「中に入ればわかるかしら。……ありがとうジャンヌ。ちょっと行ってくるわ」
 ロゼットは一度ジャンヌに目をやると、祭棍を握り締め、クラーケンへと近づいて行った。

「あの中に敵がいます! ちょっと行ってきます!」
 コルネリウス・アーラは船から飛び降りると、セリオスとバンビが作ってくれた道を一直線に突っ走った。奥にいたグールクラーケンの仔は盾のタックルで吹き飛ばし、戦車(チャリオット)の如く驀進(ばくしん)していく。

「海も月もこんなに美しいってのに無粋な化け物が邪魔ですね。海の底へと沈んでもらいましょうか」
「詩人、ですね」
「おっと、ジャンヌさん。聞こえちゃいましたか」

 オゴスは照れくさそうな表情をしながら、天眼に神経を集中した。敵は多勢。グールクラーケンの仔達は十数隻ある船に向かい、散開しながら突っ込んできている。グールクラーケンの触手は十本。あの大きさならば、恐らく全ての船が射程圏内だろう。敵の位置を確認したオゴスは、グールクラーケンの仔の群れにメテオライトを撃ち込み、まとめて焼き払った。

「これであのデカい奴のところまで辿り着きやすくなったはずです……味方にも目印を付けておきましょうか」
 オゴスは捜波を使い、同じ船に乗っている冒険者達にマーキングを施した。

「ジャンヌ様、ありがとうございます」
 レティシア・レインフィールはジャンヌに礼を言うと、躊躇なく船から飛び降り、全速力で水上を駆け抜けた。味方の範囲攻撃により、今水上に道が開けている。グールクラーケンに近づくチャンスは逃せない。

「あの中に死霊術師がいそうですね! ライナ様、行きましょう!」
「ああ。あれほど巨大なアンデッドを操れる死霊術師だ。どんな怪物がいるか知れたものではない」
 フロマーシュ・ダイヤドロップとライナ・フレイヴァルツは船から飛びおり、海上を走る仲間達の後を追った。

「これは……ずいぶん大きなゾンビでございますね」
 ハリーヌ・ヨツユビはグールクラーケンの威容を見上げ、ぽつりと言った。天眼で戦況を見渡すと、周りの船にまんべんなくグールクラーケンの仔は襲い掛かってきている。

「ゴリラ、あなたは中に行くでございますよ」
「ウホ」
 ハリーヌ・ヨツユビのペットのゴリラは頷いた。

(この囮部隊もリブラネスタ海軍の精鋭とはいえ、冒険者が集まっているこの船が一番クルーの戦闘力は高いはずだ。ここに敵を集められりゃあ、それが一番だな)
 ハリーヌは大きく息を吸い込む。

「あのクッセぇイカの死体に入ってんのかよ! 寄生虫か? そのままウンコになるんじゃねぇかマジで!」
 ゲラゲラとハリーヌが笑うそぶりを見せると、グールクラーケンの触手達がぴくりと動いた。

「……大きい! こんなのに襲われて沈まずに無人島に辿り着けたの、かなり運がよかったのかも」
 レイヤ・ダライ=カホールはグールクラーケンを見上げ、感嘆の声を上げた。ゾンビというのは予想外だったが、やはりあの時船を襲った怪物の正体はクラーケンだったのだ。
 三秒ほどグールクラーケンに見惚れていたレイヤだったが、すぐにそれどころではないことを思い出し、ジャンヌのウォーターウォークの範囲外にいた冒険者達にウォーターウォークを付与した。

「触手は十本か! 敵に不足はない、叩き斬ってやるぜ!」
 アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトは船から飛び降りると、うねうねと蠢く触手の一本に狙いを定め、猛スピードで突進した。一閃。漆黒の両手剣はグールクラーケンの触手の一本に深々と食い込み、どす黒い血がぼたぼたと海にこぼれ出る。

「ジャンヌ、気を付けてください。ここにも触手が来ます。私の傍から離れないように」
「はい……!」
 リコリス・アデュラリアはジャンヌへと声をかけつつ、光の壁(クレネルウォール)を張った。さらに、アルベルトに斬られた触手目掛け、メテオライトを発射する。光の雨に撃ち抜かれ、触手は穴だらけになったが、まだ千切れず、触手は元気に動いていた。

(大きさに見合っただけのタフネスはあるようですね……エーテルの配分は考えねば……)
 長期戦を予感したリコリスは次の打つ手について思案した。

「ヴォオオオオオオオオオオオオオ!!」
 ぶしゅううううううう!!
 地鳴りのような叫びと共にグールクラーケンの口が大きく開き、黒い墨が周囲に立ち込め、その巨体を覆い隠した。黒い煙の隙間から、十本の触手が猛威を振るう。鞭のようにしなる長い触手は、周りを囲んでいる船を薙ぎ払ったが、ハリーヌが挑発したせいか、触手の内の五本はジャンヌとハリーヌが乗っていた船を攻撃してきた。

 ――今だ!
 グールクラーケンの体内に飛び込む隙を伺っていた冒険者達はすかさず口の中に飛び込んでいった。

●
「暗いな……すげえ揺れるし」
「灯りがないと何も見えないわね……みんな、注意して。罠がないとも限らないから」

 ナハシュとロゼットはエンライトの光で周囲を照らしながら先頭を歩いていた。ナハシュが捜波で確認したところ、グールクラーケンの体内はまるで洞窟のようになっていた。そして、奥には大量の敵意を持った存在の反応があった。
 ずるずる、ずるずる。
 通路(厳密には内臓なのだろうが)奥から腐食したイカのゾンビが這い出てきた。船を襲った怪物たちと同じ、グールクラーケンの仔だ。

「みんな、敵よ!」
 ロゼットが叫ぶと、冒険者達は即座に陣形を整えた。冒険者達が目を凝らすと、奥に、ぼんやりの人の顔が浮かんでいるのが見えた。

「まさかグールクラーケンの中まで侵入してくるとは……! だが、このゾルゲを凡百の死霊術師と同じと思うなよ! なぜならば、この私は偉大なるラネンターカム様の血を授かりし、腹心なのだからな!」

 ナハシュ、ロゼット、ハヤト、レティシア、、コルネリウス・アーラ、フロマーシュ、ライナ、そしてハリーヌのゴリラ。八人と一匹の冒険者に包囲された死霊術師ゾルゲは、ヒステリックに叫んだ。ラネンターカム。それは、シラー砂漠に隠れ潜んでいた、吸血鬼の王の名だった。レムアルスにテクホテップ。リーンエス王国西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテに決戦を挑み、多大な犠牲を出した吸血鬼達が彼女の眷属だったことは記憶に新しい。

「なんだこいつ、グールクラーケンと合体してやがるのか?」
「ラネンターカム、だと!? ゾルゲとか言ったな。てめえがこのイカを操ってた死霊術師か! こないだ島流しにされた礼をしてやるぜ!」

 ナハシュとハヤトはグールクラーケンの仔の間をすり抜け、ゾルゲへと斬りかかった。二人の攻撃はゾルゲをずたずたに切り刻んだが、ゾルゲは吸血鬼特有の再生力を発揮し、受けた傷をすぐに塞いでしまった。

「しゃらくさいわ!」
 ゾルゲがギロリとハヤトとナハシュを睨み付けると、二人の立っていた場所がいきなり盛り上がり、剣山のようにささくれ立った。全くの不意打ちだったが、二人は剣山の発生範囲をなんとか見切り、串刺しを回避した。

「やれ! グールクラーケンの仔達よ!」
 ゾルゲが命じると、十体のグールクラーケンの仔達がナハシュとハヤトの方に殺到した。全方位から包囲攻撃を受けたナハシュとハヤトだが、なんとか全ての攻撃を躱しきっていた。残りのグールクラーケン達はゾルゲの前に密集し、ゾルゲを守る防御壁の役目を務めている。

「戦士達に戦神の加護を与え給え!」
(ラネンターカムは生きたクラーケンを屠るだけの強さがあるということね……やっぱり油断できない相手だわ)
 ロゼットはウェイブ・オブ・インフィニティロアを発動し、近くにいた冒険者達を強化した。さらにエーテルの収束させた祭棍でグールクラーケンの仔の一体を殴りつけ叩き潰す。
「もしや、このクラーケンのゾンビも吸血鬼ラネンターカムが?」
 ロゼットのすぐ近くに構えたレティシアはゾルゲの注意を引きながら、こっそりと仲間達に指で合図しピンを抜いた閃光塗弾を転がした。さらにウェイブ・オブ・インフィニティロアを発動し、ナハシュとハヤトを強化する。

「そうだとも! 私はあの方に信頼されている。だからこそ、グールクラーケンを任されたのだッ!」
 ゾルゲがそう答えた瞬間、閃光が炸裂し、ゾルゲの視界を塗り潰す。
「ぬうっ!?」

「ずいぶんと数が多いですね!」
 コルネリウスは長剣を振り上げ、思い切り振り下ろした。長剣が纏っていた闘気の塊はゾルゲの前に集まっていたグールクラーケンの仔を巻き込み、4体をまとめてバラバラにした。

「ここは私たちの墓場じゃない……お前の墓場だ!」
 ライナは吠えると、『聖盾』を発動した。その名の通り、騎士の盾を模した光の壁がライナの前方に出現し、敵を寄せ付けぬ盾となる。
「後衛はこの後ろに!」
「守りは私達が!」
 ライナの隣に立ったフロマーシュは、ライナに堅甲を付与した。

「ウホウホ!」
 ハリーヌのゴリラは後衛の前に立ち、グールクラーケンの仔の一体を殴りつけた。

●
 きいいん。硬質の破壊音と共に、リコリスのクレネルウォールが砕け散った。空中に展開されていた光壁は、触手の攻撃をついに受け止めきれなくなったのだ。

「ち、次から次へと……とんでもないタフさだな」

 ベルクはグールクラーケンの仔を切り捨てながらぼやいた。グールクラーケンの体内にいる死霊術師ゾルゲと突入した冒険者達が交戦を開始したことは、内部とテレパスで交信しているギャメルと、ゴリラの視界を通じて中の戦況が見えているハリーヌ達により、外の冒険者達に伝わっている。外の冒険者達は触手やグールクラーケンの仔達から船を守るので精一杯なので、本体の撃破は体内突入組による術師の抹殺にかける他はない状況だった。

「図体がでかいだけのことはある。それに、元から死んでいるわけだしな……」
 水上に降りていたセリオスはすでに穴だらけになっていた触手目掛け、鋭射を放った。その一撃でついに触手の一本が千切れ、使い物にならなくなった。

「煙幕がうっとおしいですね。被害状況が分かりにくくなる」
 煙幕の外に出たオゴスは、ストーンブラストを放ち、船に迫っていたグールクラーケンの仔をまとめて吹き飛ばした。

「こんな触手で何度も打たれたら船が沈んじゃいます」
 レイヤは船の前に立ち、エーテルバリアで触手の一撃を受け止めた。体を張った船の防御である。何度も使える手ではないが、足場がなければ敗北は必定なのでちょっと無理をしていた。

「また無人島生活はごめんだけどさ。あんま無理すんなよ、レイヤ!」
「大変、だったん、ですね」
 ギャメルとジャンヌはヒールをかけ、レイヤの傷を癒した。
 ――ギイギイギイギイ。
 グールクラーケンの仔達は耳障りな鳴き声を上げ、冒険者や船員達、そして船そのものを攻撃していた。一体一体はそこまで強くはないが、死を恐れない魔獣のゾンビの群れは、抵抗者達の体力を確実に奪っていた。

「バインドルート(きじむなさん)」
 レイヤはグールクラーケンの周囲に樹木の精霊(のようなもの)を召喚した。精霊は枝を繁茂させてグールクラーケンの巨体に絡みついた。

「あと八本だな! こっちにはリブラネスタ海軍もいる。なんとか粘ろう!」
 水上に立つアルベルトは触手の一本を斬りつけた。サイズが大きすぎる分、近づかれると逆に見えないのか、アルベルトはほとんど手傷を負わないまま、順調に触手にダメージを与え続けていた。

 カッ!
 三本の触手と本体を巻き込み、巨大な光の雨が降り注ぐ。リコリスの放った高速多段式超魔法バージョンのメテオライトだ。とっておきの一撃は、触手三本に甚大な破壊をもたらした。が、本体の方は大した影響はなかったらしく、動き自体が鈍る様子はなかった。

「今のでこの程度ですか。やはり、本体を仕留めるよりも、術師の息の根を止めた方がてっとり早そうですね」
 リコリスは嘆息した。

「ヴオオオオオオオオオ!」
 グールクラーケンが吠え、大きく口を開く。かつて冒険者達の船を航行不能にした超圧力の水弾を放とうとしているのだ。

「させませんわ」
 しかし、水弾が放たれるよりも早く、グールクラーケンの口腔に巨大な光の矢が飛び込み、口内で大爆発した。咄嗟にグールクラーケンは口を閉じた。

「こんなにも冒涜し腐った存在は見たことありませんの。吸血鬼許すマジですわ」
 魔矢を放ったバンビはハン、と鼻息を吐いた。

「中の皆様もがんばっておいでです。ワタクシ達も死力を尽くすでありますよ!」
 水面に立ったハリーヌは炸光矢を放ち、グールクラーケンの仔達を焼き払った。

●
「下がって下さい! これ以上は危険です!」
 レイヤが叫ぶと、リブラネスタの船は方向転換し、後退していく。
「くっ、すまん! あとは任せる!」

 損傷が無視できないレベルに達したリブラネスタ海軍の船が、また一隻離脱していく。冒険者の奮闘により、船全滅の憂き目はなんとか逃れていたが、すでに戦線を離脱したリブラネスタの船は5隻。対して、グールクラーケンの触手はまだ4本が残っていた。敵も苦しいが、こちらの損耗もかなり激しい。

「まずいかもしれんな。このままではじきに足場がなくなる。ジャンヌ殿とレイヤ殿のウォーターウォークが続く限りは戦い続けることができるが……」
 また一体のグールクラーケンを海に蹴り落としながら、ベルクが言う。両手両足の爪はどすぐろい血でべっとりと濡れていた。

「待て。何か様子がおかしいぞ」
 セリオスはグールクラーケンの様子を注視しながら矢を放つ。なぜかグールクラーケンは攻撃をやめ、ぶるぶると蠢動を始めたのだ。

●
「ライナ様は傷つけさせません!」
 天井から降ってきた消化液からライナを守護するため、フロマーシュは飛び出した。強酸がフロマーシュに降りかかり、肉が焦げる嫌な臭いがした。だが、ライナには傷一つない。

「はああっ!」
 コルネリウスが盾で吹き飛ばしたグールクラーケンの仔がゾルゲへと叩きつけられた。
「くそ、小賢しい真似を……何ッ!?」
 突然、グールクラーケンの仔の裏から赤い竜巻が飛び出してきた。ハヤトはグールクラーケンの仔を暗幕代わりにし、密かにゾルゲに接近していたのだ。

「うらぁあああ! 勇牙雷龍撃(ブレイブファングライトニングトルネード)!」
「ぬおお!」

 ゾルゲは首元を狙ってきたハヤトの攻撃を両腕で防御した。両腕が根本から切断され、ぶすぶすと傷口が焼け焦げている。
「チッ。だがこの程度の傷、吸血鬼の再生力を以てすれば数秒で――」
 ひゅん。
 ゾルゲの胸を目掛け、ライナの放った闇色の剣が飛んできた。ゾルゲは咄嗟に両腕で攻撃を防ごうとしたが、腕はもうなかった。
「かは……」
 心臓を貫かれたゾルゲの口から血がこぼれる。大きく見開かれたゾルゲの眼は、フロマーシュが放った衝撃刃を捉えていた。
 スパン、と小気味よい音を立て、ゾルゲの首が転がり落ちた。今のが致命傷となったのか、首を切り離されたゾルゲの体はぼろぼろと崩れていく。

「おのれ、冒険者共め……! だが、ただでは死なぬぞ! 貴様らも道連れだ!」
 死にゆく死霊術師ゾルゲは最期の執念で冒険者達に呪いを残した。

 ――沈め、グールクラーケン……ラネンターカム様に仇なす者達と共に……!

●
「やったな! どうやら中の仲間達が死霊術師を仕留めたらしい!」
「いや待て。あやつ、どんどん沈んでないか?」

 グールクラーケンの仔を切り捨てながらアルベルトが言うと、ベルクが顔をこわばらせた。グールクラーケンの体はぼろぼろと崩れ去り、崩壊しようとしている。それだけならいいのだが、問題は、グールクラーケンの体が次第に海に沈んでいっていることである。このままでは、中に突入した冒険者達まで道連れになってしまう。

(ロゼット! 応答してくれ! さっさとそこから出てこないと死ぬぞ!)
 ギャメルはテレパスでロゼットに呼び掛けてみた。すると、応答があった。
(みんなで体に穴を開けて脱出するわ! どっちに船があるか教えて、ギャメル!)

「よし、任せろ! おーい! 船のみんな! 樽を落としてくれ! 仲間が溺れそうだ!」
 ギャメルはリブラネスタ船団に呼び掛け、浮き輪替わりの樽を海に落としてもらった。

「グールクラーケンの体に穴を穿って脱出路を確保いたしましょう!」
(往生際の悪い奴め! 逝くなら一人で逝けや!)
 ハリーヌはグールクラーケンに矢を放ち、必死に体を削り始めた。

「最後までうっとおしい死体ですわね」
 バンビは魔導書を高々と掲げ、グールクラーケンに魔力弾を連射した。ボコボコという鈍い音と共に、グールクラーケンの肉が抉れていく。
 ドゴン! 水中から水柱が立ち上り、すぐ後にナハシュが顔を出した。
「ぷはっ!」
「ナハシュさん! こいつに掴まって下さい!」
 マーキングで体内突入組の位置を把握していたオゴスは、さかさず浮き輪を投げた。
「全員無事だ! 他の奴らの分も頼む!」
「皆さん、これに掴まってください!」
 レイヤは母蜘蛛糸のロープを結んだ水袋を投げ、伸縮を利用して次々と仲間を船に回収していく。
「ありがとう、助かった」
「あやうく道連れにされるところでした……」
 引き上げられたライナとフロマーシュはレイヤと握手した。

「全員、無事、ですね! よかった……!」
 ジャンヌはにっこりと笑う。

「ただいま。ジャンヌ。ええ。これで、この辺りの海域にも平和が戻るでしょう……と、言いたいところだけど、引き上げる前にグールクラーケンの仔を全部倒さないとね……海水でべとべとなんだけど、着替えする暇はなさそう……」
 ずぶ濡れになったロゼットは嘆息した。

「中にいた死霊術師は倒しましたが、仔のゾンビは制御不能になっていたのですね……」
 同じくびしょ濡れのレティシアは杖を構えた。

「まあまあ。大物は仕留めたことだし、ここまで来たら最後まで頑張ろうぜ♪」
 なぜかハヤトはご機嫌だった。
 それから数十分後。確認できる範囲のグールクラーケンの仔を駆逐した冒険者達は、リブラネスタへの帰還を果たしたのであった。

マスターコメント

多少リブラネスタ海軍に被害は出ましたが、無事にグールクラーケンを撃破できましたので、結果は成功とさせていただきます。ちなみに想定範囲で最悪の展開は「ほぼ総力で体内に突入してしまい、手薄になったリブラネスタ海軍(主力艦隊ではなく、囮部隊ですが相手がデカい魔獣なのでそれなりに精鋭部隊です)が全滅してしまう」でした。内側と外側は戦力配分についてはいい感じだったんじゃないでしょうか。体内組の脱出の際のフォローもしっかりされておりました。
イベントシナリオ

イベントシナリオ非常に難しい 報酬:多い16 / 10〜25人

2023年05月24日 09時52分38秒 公開

成功

相談掲示板

  1. ロゼット

    ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 基本的には、グールクラーケンの体内に侵入して、 体内で融合している死霊術師ゾルゲを倒すのが主かしら。 外でリブラネスタ海軍と共闘しても良いけど、 外からの攻撃だけじゃ、埒が明かないみたいね。

  2. ギャメル

    ヒーラーのギャメルだぜ。よろしくな! ひとまずは、クラーケンの内部と外部から攻める2チームに別れる感じかな? クラーケンに近づくには水上歩行のスキルが活躍するな。 ゾルゲを倒した後、自壊するクラーケンから安全に脱出できる方法を考えとくと良いかもな! でも具体策がパッと思いつかねぇや。 たしかウォーターウォークは水中だと無効になっちまうんだよな? 転倒とかで水没すると浮かんでこれなかったはず。 どうすっかなぁ……。

  3. レイヤ・ダライ=カホール

    キャスターのレイヤです、よろしくお願いします! グールクラーケン…思ってたよりもすごい大きいですね…! これはなかなか骨が折れそうです。 敵さんの攻撃に魔術的なものは少なそうなので、魔蝕(物攻低下)とか使ってみようと思います ウォーターウォークも持って行っておきますね。 浮き輪代わりに水袋とか、ロープとかも持って行ってみようかな?

  4. アルベルト・V・シュタールシュヴェーアト

    ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、外で触手対応に向かおうかな、可能な限り触手を斬りまくるぜ! キャスターの方は『ウォーターウォーク』の援護をお願いします。

  5. ロゼット

    10人で成立したわね。 >行動 私はグールクラーケンの体内に侵入して、 死霊術師ゾルゲの撃破に向かおうかと思うわ。 体内は暗い可能性があるから、照明に「エンライト」を持つわね。 >安全に脱出できる方法 例えばだけど、体外で誰か「テレパス」持てる人いない? 体内でゾルゲの撃破に成功したらテレパスで知らせるから、 海にロープを投げたり、クラーケンの腹に穴をあけたりして 脱出をサポートする連絡を取れないかな?と。 私は体内組で、テレパスを持っていけるわ。

  6. ギャメル

    んじゃオレが外側でテレパスを用意しとくぜ。 浮袋を海面にまくのとか、海中からの脱出補助になるかも。 水袋大に空気をつめたものに、小石とかの錘つきの長いロープをつけといて、マジカルポケットに収納。 それを海面に出せば、ロープ部分だけが海中に沈む。水泳の補助や、海中で上下を判断するのに役立つと思うぜ!

  7. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 前回はこの腐れイカ大王に無人島まで飛ばされたからな、その落とし前きっちりつけさせて貰うぜ!! 俺は体内侵入組に回ってゾルゲの野郎をぶちのめしてやんぜ!!

  8. ロゼット

    >ギャメル ありがとう。浮き輪の代わりなら、空っぽの樽も良いかもね。 船なら積んでいそうだし海軍兵にも手伝いを頼めるでしょう。 >配置予定 【体外】グールクラーケン、触手10本、子ゾンビ多数 レイヤ(ウォーターウォーク使用) ギャメル(テレパス要員) アルベルト 【体内】死霊術師ゾルゲ、子ゾンビ多数 ロゼット(テレパス要員) ハヤト

  9. ギャメル

    >空樽 うん! 良いアイディアだな! 樽や縄なら船にいっぱいありそうだし、用意できそうだな。 ゾルゲ撃破後だから、手伝いを頼んでも危険はないし。 >体外チーム 体外チームの役目としては ・体内チームが侵入するまでのサポート ・クラーケンや子ゾンビへの応戦、リブラネスタ海軍が不利に陥らないよう注意 ・体内チームの脱出時の浮上サポート って感じかな? 足りない部分があれば気づいた人、追加よろしく! オレは基本的に回復と、あとは範囲攻撃ができる人優先で輝刃をかけようと思ってるぜ。

  10. ナハシュ

    シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 今んとこ体内組があんまいねえんだな!体内でのゾルゲ戦もしくは周囲のゾンビ対応で行こうと思う。 >ウォーターウォーク これ、なんならエーテルイミテイトで持って行っとくか? 確かこれ、水中でかかると水上にはじき出されるとかだった気がすんだよな。 グラーケンが崩壊した後、水中に出た段階で使えばポーンと水上に飛べる‥気がするんだがどうだろう。

  11. ベルク・オスマット

    シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我はイカの外で支援だな。 いくらでかいとは言え体内だと回避の余地があんまりなさそうだし( 外で子イカ相手に殴り合うか。

  12. ロゼット

    >ナハシュ 残念だけど、ウォーターウォークの解説に、 水中にいる場合は使用できないとあったわ。 >配置予定 【体外】グールクラーケン、触手10本、子ゾンビ多数 レイヤ(ウォーターウォーク使用) ギャメル(テレパス要員) アルベルト ベルク 【体内】死霊術師ゾルゲ、子ゾンビ多数 ロゼット(テレパス要員) ハヤト ナハシュ

  13. ナハシュ

    >ロゼット マジか!やっぱうろ覚えは良くねえな。 なら特性は普通に攻撃や回避系のスキルで固めていこう。ありがとさんだ。 後は一応体内だからな、中が真っ暗な可能性も考えてエンライトを持ち込もうと思ってるぜ。 中に行く奴が全員暗視を持って行くならこれも外す。

  14. ギャメル

    そういや、スタート地点はどうなるんだろうな? オレはジャンヌがいる船に同乗して、そこから状況に応じて水上歩行の術で海上に向かうイメージをしてたぜ。 開戦時に範囲支援スキルもまとめてかけられるしな。 もちろん別の船にいたいってのもアリだと思うぜ! オレは最初のラウンドで範囲化した堅甲4をかけようと思ってるぜ。 敵の数が減るまでの間は、数の暴力でけっこうダメージをくらいそうだなって気がしてさ。

  15. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 取り急ぎとなりますが、【体内】の方へ向かいますね。 全体のサポートが中心になるかと思います。 >配置予定 【体外】グールクラーケン、触手10本、子ゾンビ多数 レイヤ(ウォーターウォーク使用) ギャメル(テレパス要員) アルベルト ベルク 【体内】死霊術師ゾルゲ、子ゾンビ多数 ロゼット(テレパス要員) ハヤト ナハシュ コルネリウス

  16. ハリーヌ・ヨツユビ

    顔出しが遅れて申し訳ないでございます。 ワタクシはハリーヌ。しがないヨツユビハリネズミのシューターでございます。 皆様、今回はよろしくお願いするでございますよ! さて、ワタクシは射程の長さを活かせる体外の方に回りたいでございますね。 子ゾンビと触手を引き付けつつ、体内に向かう皆様から注意を逸らしたいでございます。 それから、近接攻撃が得意なゴリラは体内に入る皆様に同行させようかと。 テレパスの代わりになるでございましょうし、できるだけ多くの皆様が死霊術師に対応できるよう、ゴリラに子ゾンビを相手にさせたいでございます。

  17. バンビ

    ハイスピードキャスターのバンビですわ。外からグールクラーケンのどてっばら大穴をあけて差し上げましょう。

  18. ライナ・フレイヴァルツ

    ライナ・フレイヴァルツ、キャスターだ。 少しでも人数が増えたら楽になるかと思い、馳せ参じた。 この度は宜しく頼む。 さて行き先だが、バランス的に【体内】の方へ行くのが良さそうだな。 共に参加しているフロマーシュと共に向かいたいと思う。 主な動きとしては、体内にもいる沢山の子ゾンビを範囲攻撃で掃討して死霊術師ゾルゲとの戦闘しやすいようにしたいと思う。 後はゾルゲにBSが溜まり次第呪いを付与して戦闘を少しでも楽に進められたら。 あぁ、あと暗視は持っていくつもりだ。 以下に行き先のまとめを追加したが見落としあったらすまない。 >配置予定 【体外】グールクラーケン、触手10本、子ゾンビ多数 レイヤ(ウォーターウォーク使用) ギャメル(テレパス要員) アルベルト ベルク ハリーヌ バンビ 【体内】死霊術師ゾルゲ、子ゾンビ多数 ロゼット(テレパス要員) ハヤト ナハシュ コルネリウス ハリーヌ(ゴリラ) ライナ フロマーシュ

  19. ロゼット

    明日が出発ね。 >ゾルゲ戦 多彩な攻撃というのが、通常攻撃かBS(消化液)か 分からないから「インフィニティロア」の全能強化を使うわ。 回避も防御も、攻撃も強化するからボス戦には良いと思って。 ブービートラップのような攻撃が想像つかないけど、 内臓を踏んだ時に足元から吹き飛ばされるなんてのもありそうね。 回避の高い人も罠があるつもりで、気をつけた方が良いかも。 >ギャメル >スタート地点 ギャメル同じ想像ね。NPCジャンヌやレイヤから「水上歩行」を 貰うか、射程があれば船上から直接、攻撃を狙っていけるかな。

  20. フロマーシュ・ダイヤドロップ

    ウォーリアのフロマーシュ・ダイヤドロップと申します。皆様よろしくお願いいたしますっ! 相手の強さは相当なものな上に、体内で操っている者との2段構えなのがさらに厳しくしています… そんな中でも頑張ってお守りしていけましたらっ! ライナ様に先に表明していただいた通り、共に体内の方に向かいますっ! ゾルゲの多彩な攻撃と多数の取り巻き… 敵の数や範囲攻撃の可能性も考えますと 引き付けよりは殺界と堅甲でお守りした方が良さそうな感じですので そちらにカバリングやヒールを交えて立ち回ろうと考えておりますっ。 そして、ライナ様は配置予定をまとめていただき、ありがとうございます! 今のところ人数はだいたい同じくらいなのですね。

  21. オゴス

    シーフのオゴスと申します。出発が迫っちゃいますが俺も参加させてください。どうぞよろしくお願い致します。 体外で魔法攻撃主体で戦う予定です。念のためにヒールも少し持っときましょうかね。海軍への被害が出ないようにしたいですね。 >配置予定 【体外】グールクラーケン、触手10本、子ゾンビ多数 レイヤ(ウォーターウォーク使用) ギャメル(テレパス要員) アルベルト ベルク ハリーヌ バンビ オゴス 【体内】死霊術師ゾルゲ、子ゾンビ多数 ロゼット(テレパス要員) ハヤト ナハシュ コルネリウス ハリーヌ(ゴリラ) ライナ フロマーシュ

  22. オゴス

    ああ。書き忘れちまったことが。 ウォーターウォークで海上を移動している方々の水面下に捜波を放って、水中からの不意打ちがありそうな場合は大声で合図しますね。戦闘中なんでサウンドボマーではなく普通の大声になっちまうでしょうが……。 俺自身も攻撃射程等の状況に応じて船上から海上に出て行動します。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0