【学行】少年は武器を手に取る

白葉うづき

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シナリオID:2856

オープニング

●仲間入り
「じゃあ、ここに記帳してね」
「は、はい」
 ギルドのカウンターに立つ少年は、落ち着かない様子で羽根ペンを握った。震える手で必要な情報を記載していき、簡単な検査を終える。
「はい、確認したよ」
「え……もう、終わりですか?」
 頷くギルド職員に目を瞬かせた。案外とあっさり終わったそれは少年に自覚を与えない。
「僕が、冒険者に」
 そう言葉を呟くだけで体が震える。噛みしめるようにアルド・シャウアーは呟き、腕のミサンガ、尻尾のリボンを揺らした。

●冒険者一年生の最初の一歩
 冒険者に教えを請い、孤児院の子どもたちも全面的に協力してもらった、アルドは着実に力を付けつつある。課題だった筋力の低さも今や真っ直ぐ矢が飛ぶほどになっていた。身形もいつもの軽装でなく、ちゃんとした弓矢を持ち部分鎧を着ている。初心者用の装備は、これまでにちょっとしたお手伝いで貰ったお金を貯金して買ったと照れくさそうに話してくれた。
「試験ももう少しなんです。僕は入学のためのお金を稼ぎたい、だからもう仕事も始めて、慣れなきゃいけないと思ってます」
 冒険者たちを前にする少年は、初めの頃よりは頼もしく見えた。けれど、何の仕事をしたいかと聞けば迷うように困った顔をする。
「僕は、掃除とかお使いとか、そういうことは得意だから頑張れます。知らない人と一緒に仕事も、教会で奉仕活動をする時にやるから、なんとなくわかる……かな。けれど戦闘は、未経験、だから。依頼の選び方や、戦う時のコツ、とか……実戦を交えて、教えて欲しい、です。あと、僕の分の報酬が、皆さんへの依頼料になります」
 依頼の種類は千差万別だ。アルドの言ったようにお使い染みたものから、新しい地への冒険、調査、戦闘、時には生死も脅かされるような危険な依頼もある。
「どんな依頼がいいかは僕たちギルド職員だってアドバイスは出来るけれど、実際依頼に赴いている冒険者の皆はどんな基準で選んでるかとか、どこまでをもって依頼の終了とするのか、そういうことも参考になると思うよ」
 このギルドに駆け込んだこともある少年はこくこくと頷いた。
「はいはーい。それじゃ今のアルドくんにちょうどいいくらいの依頼を並べるねぇ……あ、これとかいいんじゃない? とある貴族からの依頼なんだけど、街の郊外にある牧場がゴブリンの山賊に襲われてるから手を貸してって」
「ゴブ、リン。……悪いことをしているんだね。……そうだよね」
 少年の家族にはゴブリンも居る。悲しそうに瞳を伏せるが、頭を振って前を向いた。
 壁に貼り付けてあった依頼書が目の前に置かれていき、ギルド職員は少し迷う素振りを見せてから、もう一枚差し出す。
「同じ貴族からの依頼。子どもが一人いなくなってるみたいで、その行方の調査だ。そっちにも手を割かれてるから自警団が機能してないのかもね。場所が近いから関係してるかもしれないし、してないかもしれない。どちらも受けるかは任せるよ」
「!!」
 他にも調査依頼など何枚か並べられたが、アルドはその一枚へと釘付けになっていた。 
「……僕一人じゃ無理だってわかってる。だけど、この依頼はすごく受けたい。子どもを助けたい。だから。力を貸してくれませんか」
 真っ直ぐ冒険者たちを見る瞳は、真剣な光を帯びていた。

●黒い影
 洞窟の奥に、木枠で組んだ檻があった。その中に少女が一人、そして小さな動物が走り回っている。
「ピギー!」
「離して!! 私を誰だと思ってるの!」
「コラ、暴レルナ! 人質ダ! ソッチノチッコイノハ食ベテヤルカラナ!」
「ナカナカ食ベ物ノアルトコダナ、オカシラ!」
「オウヨ! ココヲ俺タチノ住処ニスルゾ!」
「ゴブー!」

解説

●目標  アルドと引き受けた依頼を成功させる  完遂すると大成功、アルドが死亡すると大失敗になります ●依頼の詳細  王国北側にある街がゴブリンの盗賊に襲われている、その退治。  貢物(食べ物)を要求しており、数日後に取りにくると言われています。  子どもは牧場近くで姿をくらましたそうです。 ●敵  ゴブリンは十体、畑や牧場が被害に遭っています。  いずれも非授恵者であり、棍棒や短い弓矢を扱うようです。 ・PL情報  ボスは少々強く、レベル20程度の授恵者です。大きな棍棒を用います。  幹部のような取り巻き二人はレベル15程度の授恵者。魔法、弓をそれぞれ使います。  ボス、幹部、ゴブリン部下五体はいずれも住処で待機しています。  彼らの住処らしきところに身なりの良い子どもが一人、小動物も捕まっているようです。 ●NPC ・アルド・シャウアー  パンクリアース学園を目指す半獣人の授恵者。勉強や戦闘の訓練を続けている。成長しレベル3程度。  孤児院で暮らし、他種族の子どもたちは家族と呼べる関係。  冒険者となり、初めての戦闘依頼に挑もうとしている。心根は優しいが、守りたいものを守るために戦う決意をした。ランタンやロープなどを持ち込む予定。  武具:木の短弓、硬木の鎧  使えるスキル:薄煙炸弾 ●備考 ・処遇は冒険者に一任されます ・アルドの精神状態は成否に関係ありません

マスターより

お世話になっております。白葉うづきです。 十二歳少年の未来を決めるシリーズ【学行】第三回となります! 全五回を予定しています。 これまでのリプレイは「【学行】少年は編入試験に向けてがんばる!」「【学行】少年と家族はぶつかり合う」ですが、参加されていない方も参加できる内容となっております。 ついに冒険者となったアルドの初依頼となります。見守る、サポートする、初心者として一緒に頑張るなど自由です。 何かご質問・雑談があればアルドが掲示板にてお答えします (出発間際だとお返事が間に合わない可能性があります)。 皆さんのアニエピカライフが素敵なものになりますように! ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

リプレイ

●
「今日は冒険者仲間、ですね」
「うん、すごく緊張するけど……嬉しい」
「私も嬉しいです。依頼、頑張りましょうね」
 微笑みかけるコルネリウス・アーラに、新人冒険者となったアルド・シャウアーも笑顔を返す。少年は他人の助けになれることを心から喜んでいた。それはコルネリウスたちを見て目指した姿であり、彼女も力になりたいと強く感じる。
「初めての仕事……緊張しますよね。私もそうでした……というか未だに緊張します」
「ラティアさん、も?」
「はい。これはもう、場数を踏んで慣れるしかないと思います……」
「多少経験あっても勉強必要な俺みたいなのもいるしな」
 ラティア・ミゼリアの言葉に驚くアルドへ、ルイドも声を掛ける。ルイドも冒険者となってから一年弱、まだまだ学ぶべきことは多いと感じていた。それに、かつて目の前で成せなかった人助けもある。だからこそ少年も。
(どんな結末だろうと、背負い込まないようにしてやりたい)
「アルドもあんま気負わないくらいがちょうどいいと思うぜ」
「うん……えへへ。すごく心強くて、嬉しい」
 尻尾をゆらゆら揺らしながら、握手をする。
「依頼は興味のあるもの、やりたいものから見ていくのがいいと思います」
「! うん! 他に気にすること、あるかな」
 依頼書を見るセラフィナ・M・ベイリーの横から少年は覗いた。自分の実力から見るのも大切だが、好きなものでもいいとセラフィナは言う。
「私なんかは音楽が好きなので歌を歌う依頼はよく受けますよ。経験を積むなら色々受けた方がいいでしょうが、自信がついてからでいいでしょう?」
「お姉さんの歌……」
「気になります?」
「うん、とっても。いつか聞きたいな」

「依頼書、両方見ておけな。現時点での情報から自分の出来ることを探してくんだ。経験しねぇとわかんねぇこともあるかもだけど、俺の目安」
「わかった」
 カイン・ステラの助言を受け、少年は真剣な表情で依頼書を見比べる。
「今回受けた二つの依頼は、関連性があると思うかい?」
「……そう、だと思う」
「それは何故?」
「場所と時期が、すごく近いから」
 ジュスト・ヴェルジーは少年に頷く。
「俺もそう考えているよ。今回は子どもの行方不明に、村を脅かすゴブリンが関わっている可能性を考えることが必要だ。君はどういう行動をとるべきだと思う?」
「ん、と……」
「君も気付いたことは何でもいいから言ってほしい。人の数だけ違う視点があること、些細な気付きも大切なんだ。状況、やるべきこと、気に掛かること……なんでもいいし、焦ることはない。誰しも最初は駆け出しだからな」
 ローザリカ・L・ディオールも加わり、皆で少年の考えを聞く時間を作った。詰まるようならば道筋を作り、作戦を固めていく。
「村に行ったら、情報収集、かな。村の人に話を聞いて……取りに来る日に備える」
「ああ、その通りだ。けれどもっと出来ることがある」
「もっと?」
「退治、捜索にしても周辺調査が俺たちを有利に運ぶ。例えば棲み処を突き止めておけば、戦力や来る方向を推測することが出来るかもしれないね」
「今だけの情報でわかることもある。貢物を要求するということは、強奪よりも利を得られるという知恵がある、ということだ」
「価値を知り、使うだけの頭があると考えてもいいだろう」
「! なら、……人質」
「非常に可能性が高いね」
 目的を達成するための話し合いが、アルドを中心に行われていく。数々の依頼をこなしている冒険者たちも方向性を共有していった。
「ゴブリンの処遇ですが……捕縛中心でしょうか」
 ラティアはちらりとアルドを見る。皆殺しが単純だという人もいるだろう、だが初依頼でトラウマを植え付けるのは負担が大きいように思えた。コルネリウスも賛成する。
「私も同意見です。捕縛して自警団に引き渡すのを目標にしましょう」
「捕縛ですか。私もあまり経験がないので、アルドさんと一緒に勉強しますね。頑張りましょう」
「うん!」
「けど、救助対象がやべー時はその限りでもねぇ」
 微笑むセラフィナに頷いていると、カインが真剣な表情でアルドを見つめた。ゲルダ・クラインも少年と視線を合わせる。
「今現在の話をします。もし彼らに言われた通りに貢物と人質を交換したら……きっと、また同じことをします」
 略奪者の要求は留まることはないし、誰かが命を落とす危険だって高まる。それは『ゴブリン』や『そもそも悪い人』だからではない。
「捕縛した山賊は、自警団に引き渡した後、恐らく裁かれる。ゴブリンじゃなくても、末路は同じ。行いの問題だ」
「どうか『考える』ことを止めないでください。自分の行動がどんな結果に結びつくのか、考えて……、納得して、武器を取る」
 ゲルダを見つめながら、少年は考える。
「僕の、僕らの行動が、命を助けたり、命を、……失わせたり、する。冒険者は、僕らの代わりに、こんなに重たくて、捨てちゃいけないものを背負ってくれていたんだ」
「一人ではないですからね、アルドくん」
「うん。……仲間って、すごいね」
 コルネリウスの言葉に、力強く頷いた。

●
「さて、実践だ。アルド君、協力してくれるかな」
「はい!」
 作戦を立てた後、少年を含めた冒険者たちは依頼のあった村を訪れた。アルドが率先して挨拶を行い(尻尾の震えは冒険者にだけわかった)、聞き込みと調査が始まる。
 晴天の下、羊皮紙とペンを借りたヨル・スレイマンは周辺を巡りながら簡素なマップを記した。少年に見せるよう、柵近くにある切り株に広げる。
「ここがこの村、そして被害を受けている牧場、畑はここだ。見えるかい?」
「うん。貢物を置けって言われているところは、ここ」
「上出来だ」
 こうして地図にしていけば視覚的にも整理しやすいし、仲間へ伝えるにも有用だ。ヨルはそのマップに円を書き加える。
「ヨルお兄さん、その丸はなあに?」
「これは、徒歩で半日程度かかる範囲だ。相手は徒歩を考えられるし、貢物を運ぶにも遠すぎては不便だよね」
「! この範囲にゴブリンたちが住んでるってこと?」
「ご明察」
「そんで、この周辺を調べてどっから来てるかを絞ってくんだ」
 話を聞いていたルイドも頷き、少年の肩を叩いて促した。
「アルドも移動の痕跡とか探ってみてくれるか?」
「うん! どうしたらいいかな」
「基本は地面だ。足跡とか、踏み固まった草とか残されてるかもしれねえ」
「物を運んだ形跡とかね。俺は目撃証言から探ってみるよ」
 ルイドに学びながらアルドは調査を行い、ヨルは聞き込み組に合流する。
「この周辺の領主が視察に来た際、一緒に来ていた子どもが居なくなったみたいですね」
「同日、村の周辺でゴブリンを見かけた人もいたとのことです」
 セラフィナ、ゲルダとも情報交換をしていると、栗鼠を伴ったカイン、そしてコルネリウスも合流した。
「周辺を見て回った。そこら中に痕跡が残ってたぜ」
「知恵はなくはないみたいですが、迂闊ですね。罠のようなわざとらしさも私は感じませんでした」
「拠点発見に繋がりそうですね」
「重い食料を持っていける距離、と考えればあまり遠くでもないでしょう」
 ジュスト、ローザリカも合流し、ヨルの作成した地図と情報を照らし合わせていると、アルドとルイドが走ってきた。
「ねえ! こんせき見つけたよ!」
「鼻につく臭いも、だ。どうやら辿るのにさして難しさはないように思える」
「ありがとう。それじゃ、皆で情報の整理をしようか」
 村への要求、周辺情報、少女が行方不明になった時の状況。それらを照らし合わせ、ある程度の方向を絞る。
「では、こちらの方面をもう少し調べてみよう。森、廃墟、それに洞窟……住めそうな場所をね」
 それぞれが見つけた痕跡を辿れば、ほどなくして拠点となっていた洞窟を発見した。歴戦の冒険者の手腕に少年は瞳を輝かせ――ぎゅっと胸の前で拳を握った。

●
「では、作戦のおさらいをしようか」
 貢物を取りに来る日、すなわち明日を実行の日とし、冒険者たちは認識の共有と作戦に向けた準備を開始する。当日は村に訪れる山賊を捕縛、その後拠点まで赴き残党処理、ないし人質がいれば奪還までを目標とした。
「村に来たゴブリンたちは手分けして捕縛。拠点を攻める際は陽動班と救助班に分かれる必要があるだろう」
「アルド様はどちらにされますか?」
「ええ、と」
「陽動を頼めるか?」
 横からカインが言葉を挟む。
「ランやファはともかく、俺らは隠密に向かねぇ」
「アルドさんが決めた方がいいと思いますが……」
「やりたい方でいいんですよ。サポートしますから」
「ううん、それでいいよ。僕に出来ることがあるんだよね、カイン兄ちゃん」
「ああ、力を貸してくれ」
「ランもよろしくね」
 セラフィナとコルネリウスの気遣いには嬉しそうに笑い、カインから説明を聞く傍ら、他の皆も役割を決めていく。

 明日の作戦のため、冒険者たちは村の空き家に場所を借りて休むことになった。
「……落ち着かないか?」
「うん……そう、だね」
「そんなの、当たり前ですよ」
「今は救う相手のことだけ頭に入れてりゃそれでいい」
 ルイドはぽんぽんと少年を撫で、ラティアも言葉を重ねる。御礼を言った後、少年はきょろきょろしてからヨルの側に腰を落ち着けた。
 同じ陽動側となったヨルは、すでにカインと共に拠点周辺の調査を終え、明日の作戦実行を待つだけとなっていた。少年の緊張はもっともだろう。初依頼、自分も考えた作戦、そしてどちらにせよ命も関わっている。
「俺たちは命に優先順位を付けなければならない。すべてを救えない瞬間はいつか必ず来る、その時に躊躇わないためだ」
 傍らに居ながら言葉を掛ける。今回は自分、救助対象、敵の順で考えること。
「あとは、怖い時はどうか仲間を信じてくれ。俺も君を信じて戦う」
「お兄さんってやっぱり格好良い。僕も、お兄さんみたいになりたいな」
「俺みたいに?」
「安心と勇気をくれるから」
 少年は眩しそうに瞳を細める。

「セラフィナお姉さん」
「アルドさん?」
 準備をしている最中、顔を出した少年に首を傾げる。
「またお話出来たら、って。大丈夫?」
「構いませんよ」
 二人でしばらく他愛もないことを話してから、少年はじっと見つめる。
「お姉さんは、家族がいなくて、その。寂しくないのかな」
 寂しいなら僕が、という呟きが、セラフィナには聞こえた。

「アルドくん?」
「どうしたアルド、気になることでもあるのか?」
 コルネリウスとカインを訪ねたアルドは、迷った末に首を振る。
「あのね、……自信が少し、なくなって。けど二人の顔を見たら、何だか安心したんだ」
 二人は顔を見合わせ、それから無理もないとすぐ至った。コルネリウスは気遣わし気に視線を合わせ、語り掛ける。
「お伝えしたとおり、冒険者にはそれぞれの戦い方があります。正解はないですし、アルドくんらしい形を探していきましょう」
「最初っからなんでも出来るもんじゃないしな」
「そうです。思うように動けないこと、学ぶこと、反省すること……きっとたくさんあります。私も、今もずっとそうです」
「! そう、なんだ」
 驚く少年に微笑みかける。
「私も君から教わることがたくさんあります。一緒に学んで、たくさん成長していきましょう」
「うん! あの、……ありがとう、……お姉ちゃん」
「ふふ。今回も頼ってくれてありがとうございます」
 それから、暗くなるまで話を続ける。ゲルダやジュスト、ローゼリカとも話す少年は、どこか落ち着きを持っているようにも見えた。

●
「――来るぞ、準備しろ」
「大丈夫です、作戦通りに行きましょう」
「う、うん」
 偵察に走らせていた相棒(ラン)からの情報に、カインが鋭く声を飛ばす。牧場と畑のある側に貢物となる袋を積み、冒険者たちはそれぞれ身を隠していた。同じ場所に潜むラティアは力の入った少年に、出来るだけリラックスさせるよう声を掛ける。草原を乱暴に踏み荒らす音が聞こえ、ゴブリンたちが現れた。事前に調べた通り十体はいる。セラフィナだけがゴブリンたちに知らせるよう姿を見せ、手招いた。台車を持ってきた三人はご機嫌で側に止める。
「用意シテアルナ!」
「食イモノ運ブゾ!」
「はい、こちらを持って行ってください。……ああ、ひとつお伝えしておくことが」
「ン?」
「おやすみなさい」
 彼女と目が合ったゴブリンは糸が切れたかのように倒れた。それに気付かなかったゴブリンたちは袋に手を伸ばし――
「ギャア!?」
「頭上注意だ」
 ヨルの落とした袋の下敷きになる。
「ナンダオ前ラ!」
「ヤッチマエ!」
 棍棒、弓矢を構えたゴブリンたちが二人に襲い掛かった。けれどその攻撃が届くことはない。隠れていたルイド、カイン、コルネリウス、ジュスト、ローゼリカら授恵者が一斉に対処すれば、ゴブリンたちになす術はなかった。

「縛り方はこうすると抜けにくいですよ」
「一般人相手だと便利ですよ(ヒュプノシス)」
「うん。すごくあっという間、だったね」
 ラティアに縛り方、セラフィナに有用なスキルの話を聞きながらアルドは頷く。十体いたゴブリン相手に出来ることはなかったが、せめてもと固くロープを縛っていた。
「貴方たちの拠点に、人質はいますか?」
「隠してもいいことはねえ。吐いた方が苦しみも短く済むぜ」
「ウウ!」
 ルイドの威圧感に気圧され、コルネリウスの問い掛けにゴブリンは答える。自分が脅しをせず済んだことにラティアは息を吐いたが、同時に申し訳なさも襲った。そしてそれは少年も感じているようだ。
「出来るようになった方がいい、のかな」
「適材適所だ、出来ることだけに集中すればいい」
 カインの言葉に頷く。程なくしてゴブリンたちは自警団に引き渡されていった。少年は、そこから目を逸らすことはなかった。

「もうすぐだ」
 嫌な臭いが鼻に付く。それは村の近くで感じたものよりもずっと強烈でルイドは顔をしかめた。マントを被ったローザリカとジュスト、そしてゲルダによる救出組が備える。
「この辺りで分かれた方が良さそうですね」
「それでは皆、集まってほしい。――」
 ヨルは細く息を吸い込み、胸の前で十字を切る。身体中をエーテルが巡ったと思えば、それぞれの手の甲に印が浮かび上がった(能力上昇がかかった)。御守りみたいで、少年は嬉しげにそれをなぞる。
「アルド、行けるか」
「うん」
 ひとつ呼吸を置き、アルドは弓を構える。背筋を伸ばし、淡い水色の光矢で弓引き、ぎりぎりと弦を震わせ――打ちこむ。
「ナンダ!?」
「敵襲ダ!」
「オメエラ戦闘準備シロ!!!」
 着弾点に煙幕が発生し、ゴブリンたちは慌てふためいた。次いでカインが円筒型缶のピンを抜き投げ込む。光がさく裂した後、ヨルが杖を構えた。
「上出来だよ」
 杖先の赤い結晶が光り、光弾が雨のように柵と櫓に降りそそぐ。簡易に組まれた木材は弾け飛びゴブリンたちにも降った。
「お見事です、アルドくん」
「任せろ。――そこのデカブツ、楽しい手品でも見せてくれ」
 躍り出たコルネリウスとルイドはそれぞれ白翼の盾と鱗盾を構え、ルイドは杖を持つ個体を挑発する。同時にコルネリウスは美しい剣にエーテルを纏わせ巨大な刃を作った。
「オ望ミ通リ消シ飛バシテヤル!」
「ギィ!」
 弓矢がコルネリウスを襲い、棍棒がルイドを打ち付ける。けれどコルネリウスは微動だにせず、ルイドはそっと笑う。――軽すぎる。
「覚悟シロ、ギャ!?」
「……死にませんよね?」
 悲鳴に思わず呟いたラティアは、寸分違わず弓矢を持つゴブリンを射抜いていた。シューターという役目は、防御の薄い後衛をいち早く射貫くこと。鋭い矢はゴブリンの脇腹にぽっかり穴を開け、周りを戦慄させる。
「ナ、ナンダコイツラ!」
「冒険者カ!?」
 ――冒険者たちと山賊たちのレベルは比べようもないくらい、それこそ絶望的に開いていた。敵わないと知るや否や、悲鳴を上げ逃げようとする。アルドははっとする。このままでは人質の方に行くかもしれない!
「いけない! わっ」
 ぺしん。走り込もうとしたアルドの頬を、ふわっとした尻尾が叩く。
「自分の目でよく見てみろ」
「焦ることはないみたいだ」
 ランを肩に乗せながら、カインとヨルの言葉に目を見開く。ゴブリンたちは巨体も含め逃げようともがいてはいるが、誰も上手くいっていないようだった。カインやヨル、ラティアから矢次早に行われた奇襲に腰が抜けた、コルネリウスが張る不可視のエーテルが阻害した、はたまたルイドの殺気に当てられたか。いずれにせよ惨憺たるものだった。
「一人も逃がさないように、を徹底しましょうか」
 セラフィナは杖を掲げ、輝く光の球をゴブリンたちの中心に叩きつける。それは敵すべてに、逃がさないという意志を体現するよう纏わりついた。

 冒険者たちの陽動が始まった頃。ジュスト、ローザリカ、そしてゲルダは大きく裏から回り、洞窟内に侵入していた。三人固まって移動しても何も聞こえないのは、ゲルダの結界(エリアサイレンス)の効果だ。代わりに外からの音も遮断されているが、暗闇でも見通すローザリカの瞳と注意深さ、そして三人の卓越した隠蔽能力が隠密に役立った。しばらく進むと、木で出来た檻を発見する。
(見張りがいる)
 振り返り、視線で伝えるローザリカにジュスト、ゲルダは頷く。結界を解くと急に外部の音が洞窟内に響いた。それと同時に、僅かな泣き声が届く。
「ナニガ起コッテルンダ……」
 呟きと同時にゴブリンへと接敵、畳んだ扇で殴り昏倒させた。すぐさま檻の奥に声を掛ける。
「――無事か? 助けに来たぞ」
「! だ、誰!?」
 檻の奥に、土塗れになった少女がいた。身なりの良い少女だ、恐らく彼女が行方不明だと言われていた貴族の子どもだろう。ゲルダが声を掛ける。
「わたしたちはあなたを助けに来たんです。もう大丈夫ですよ」
「ほ、……ほんとうに?」
「ああ。少々待っていてくれ」
「僕がやろうか?」
「いや、このくらいは俺が。失礼、お嬢さん。少々離れていてくれ」
 革手袋を付けたジュストは、パチン、と音を鳴らすような動作を行う。生まれた光の矢は檻の鍵部分を射抜いた。
「す……すごいわ!」
「お褒めに預かり光栄です」
「もう平気だぞ」
 ぼんやりと見惚れていた少女は、はっとすると急いで服の土埃を叩き、居住まいを正す。その拍子に、抱えていた栗鼠が地面に着地した。銀と黒が混ざったような髪色を持つ彼女は、外で戦う少年と同じほどの年だろうか。花のような赤い瞳を瞬かせる。
「あ、あら、ありがとう! アンジェル・ランターニュともうします。あなたたちは、パパが雇った方たちかしら」
「はい。居なくなった子どもを探してほしいとの依頼です。無事でよかった」
「そ、そうね! こ、こんなところ、わたくし、平気でしたわ!」
 あからさまに震える少女がそう言い放つのは、貴族としての矜持だろうか。ローザリカは彼女に歩み寄る。
「失礼」
「なに、きゃっ」
「寒かったろう。このブランケットはいくらでも汚していい。無いよりはましだと思う、包まっていてくれ」
「! ……」
 柔らかく包んでやると、大人しくその中でブランケットを手繰り寄せていた。離れないよう側にいてやると、小さな泣き声がまた聞こえた。ローザリカはずっと、傍にいてあげた。

●
 ジュストたちが外に出ると、何もかもが終わっていた。山賊が建てただろう建造物は軒並み壊れ、その山賊たちも戦意を喪失してロープに縛られている。大ダメージを負ったゴブリンも治療されていた。
「人質も無事でしたか、良かったです」
 想定していた何倍も手応えがなかった戦闘は、けれどそれだけ作戦や冒険者のスキル、実力が凌駕するものだったのだろう。ひと先ず無事依頼が終えられたことにラティアはほっとする。攻撃を受けたはずのコルネリウスも傷ひとつなく、ジュストたちを迎えた。
「お疲れ様です。その子が?」
「ああ、早く休ませてやりたい。もちろんそいつらの引き渡しも並行してだが」
「……」
 ローザリカの後ろから窺う少女は、注目を浴びていると知ると恭しく礼をし、先ほどと同じ自己紹介する。
「冒険者の皆様に、感謝を。はやく家に帰りたいわ。埃っぽいし、何より嫌な匂いがするのです。汚らわしい」
「お気持ちはわかります、アンジェル様」
 ゲルダは、ただそれだけ言うに留めた。もちろん辛い目にあったのだろうが、彼女は少し――苦手に思える。それがはっきりわかったのは、次の言葉を聞いてからだった。
「あら? なんだ、冒険者様たちも小間使いを雇っているのね。ねえあなた」
「え、……僕?」
「そう。何か用意してくださらない? お腹が空いてしまって」
 ざわり、と空気が波立つ。
「アンジェル嬢」
 それとほぼ同時に、ジュストが少女の前に出て微笑みかけた。
「彼は俺たちと同じ冒険者で、大切な仲間だ。お腹が減っているのならば今すぐ村に戻ろうか」
「え? ええ」
「僕も行こう。エスコートさせてもらうよ」
「……礼儀作法も知っておけば、武器になるしこういうことも減るだろう。覚えておいて損はないよ」
 ローザリカが少女と話している間、ジュストは少年にも優しく声を掛け、村に降りていった。

「あの! この人たちを、連れて行かなきゃならないんだよね」
 少年を気遣う言葉の中、アルドが空気を吹き飛ばすよう声を掛ける。
「ああ。やったことの報いを受けなきゃならねえからな」
「私たちが居なければ、多くの人が傷付いたかもしれません」
「いい捕縛の練習になりました」
 ルイド、コルネリウス、そしてセラフィナが縛られたゴブリンを麓に降ろすため、準備を始める。それを見つめる少年に、ヨルが寄り添った。
「割り切れないかい?」
「そう、すべき、なんだよね。でも覚悟を決めたなら、迷う方がだめで、」
「いいや。当たり前の気持ちを君は持っている。その迷いは、どうか大事にしてほしい」
「……うん」
 ヨルの後、カインも声を掛けた。
「初めて会った時憶えてるか?」
「うん。僕が、いけないことをした時」
「もしかしたらあれは、アルドが歩んだかもしれない道だ」
 言葉に、少年がきゅっと唇を噛む。
 悔いは消えないのかもしれない。けれど、今いる道は違う。
「そういう自分を大事にしろよ」
「……うん」
 しっかりと頷いた少年は、積極的にゴブリンたちの移動に関わる。自警団に引き渡す時も、少年は自らの手でやりきった。

マスターコメント

お疲れ様でした! ゴブリンの捕縛、子どもの救助達成により依頼は大成功です。つ、つよい! アルドは自信と落ち着きがアップしました。帰ってからは勉強も引き続き続けています。 MVPは、少年を温かく導き、また有用なスキルで敵を圧倒された方。 そして少年を上手く導き、また少年を気遣ってくださった方へ。 ご参加いただきありがとうございました! 次回は第四回目となる試験にまつわるお話を。三月中を目標にして出す予定です。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:多い9 / 6〜10人

2023年03月25日 18時46分46秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ジュスト・V・ケレス

    キャスターのジュストだ、よろしく。 今回はアルドくんの初依頼のお手伝いということで、どういう形で手伝うかは俺達に一任されているね。 実戦が初めてということで戦闘そのものについてもアドバイスや手助けが必要だと思うけれど、俺からは戦闘に突入する前の事前調査とか準備について助言できたらと考えている。 賊の退治と、子どもの捜索保護。 多分依頼を受けた時点でアルド君の中で二つの依頼が結びついていない可能性もあるし、子どもというとどうしても孤児院の仲間たちのイメージが強いと思うから今迄接したことのないタイプというか背景や価値観を持つ子もいるということを話そうかと思うけれど。 ただ一から十まで教えてしまうのも彼の為にもならないかもしれないし、皆の考えややり方もあると思うからそのあたりの塩梅は検討中。

  2. カイン・ステラ

    シューターのカイン・ステラ。 よろしく。 そうだな。依頼書をしっかり見るのも大事だが、実地で事前調査や準備は基本だしな。 特に今後相棒(ペット)に偵察をと考えることもシューターはあると思うんで、俺はその方面かな。 あ、今回は潜入の可能性があるんで、栗鼠のランを連れていく予定。

  3. ローザリカ・D・ケレス

    ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 事前調査や準備、それから作戦会議。 僕らが今こうしているように、自分の意見を述べたりしながら協力して考えること。 初心者だからと臆したりせずにまずは思ったままに意見を、 そういう空気を感じて貰えるようにしたいと思ったよ。

  4. ルイド

    ウォーリア、ルイド。良しなに。 俺自身がまだ冒険者始めて1年経ってねぇのもあるんで、どっちかっつーと俺も今回は初心者側として学ばせてもらう場面のが多そうかなと思ってる。 助言的にゃ、戦闘に限れば技術や心構えも多少は伝えられるかもしれねぇが……たぶん精神面の話中心になりそうだ。気負い過ぎるなよとかそんな感じの。

  5. アルド・シャウアー

    こ、こんにちは! し、……シューターのアルド、です。 皆さんと、同じ、冒険者。よろしくお願いします。 ……足が震えるよ、でも。頑張る、僕に、出来ること。 行方不明の子、すごく心細いと思う。だから僕が、しっかりしなきゃ。

  6. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 過保護になりすぎないように支えていきたいですね。 私は見守りに徹するよりは、必要なサポートをする形で行動できたら良いなと思っています。 アルドくんの精神への影響なども考慮しますと、今回ゴブリンは殲滅ではなく捕縛をする方針のほうが良いでしょうか。 貢物を取りに来るタイミングでゴブリンの対処をし、情報を聞き出して子供を捜索するようなイメージでいますが認識が異なっている場合もありますので確認をしたいです。

  7. ヨル・スレイマン

    ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 俺は二、三声をかけつつ、基本は全員死なずに帰ることに重きをおくことになるかな。 今のところスキル構成はバフとデバフ>回復くらいで考えている。 >殲滅か捕縛か 捕縛がいいと思う。精神面もだけど、そもそも冒険者ギルドからの依頼は殲滅より捕縛を求められることの方が圧倒的に多い体感だ。 技術だけを見るなら捕縛の方が難しいし。良い勉強になるといいと思うよ。 >全体の流れ 貢物の受け渡し時に対処、ゴブリンを捕縛し子供の場所などを聞き出す⋯⋯で十分いいと思うんだけど、敵授恵者が軒並み住処に残っているのはちょっとだけ気になるね。戦闘や交渉が視野に入っていないということではある。 貢物を受け取るゴブリン⋯⋯非授恵者ゴブリン5体になるのかな。彼らが意思疎通できるタイプのゴブリンじゃなかったり、そもそも尻尾切りするつもりでいる場合を加味すると、『わざと貢物を受け取らせて跡をつける』もしくは『貢物の中に俺たち(全員でも一部でも)が紛れて潜入する』のも視野かなと思ったよ。 とはいえそこまで考えなくてもいいかもしれないし、貢物受け取り時に全員捕縛でもいいと思う。 その場合は敵側の煙幕系の連絡に気をつけたりしておきたい。 >戦闘 非授恵者ゴブリンの数が多いから、アルド君に初手で薄煙炸弾を使って貰いつつ捕縛すると楽になるかもね。 あとは、遠距離攻撃の幹部2名は優先的に戦闘不能にさせたい気はする。

  8. カイン・ステラ

    >殲滅か討伐か 捕縛優先でいいと思う。 アルドの初依頼を差し引いても、数日後に取りに来るとは言っているが、攫った子供を連れてくる保証がない(寧ろその可能性の方が低い)以上、どうにかして拠点の場所を知る必要がある。 戦って吐かせたり、後をつけるかのどちらかがいいかなと思う。 拠点のボス共にしても他の依頼との関連知りたいし、捕縛して、その後は引き渡しでいいんかねぇかな 引き渡した先で裁かれるとは思うが。 とはいえ、救助対象となる子どもがやべー時はそんなこと言ってられないと思うんで、あくまで優先ってことで。 >個人行動 相棒と捜波での索敵、それと精密射撃1枠、残りデバフ系と思う。 今回は救助対象がいるので、範囲攻撃系は持っていく予定なし。 戦闘中は相棒をアルドにつけて、突出しないようフォローはしておくつもり。

  9. ジュスト・V・ケレス

    >殲滅か捕縛か 俺も捕縛だね。 ゴブリンに接触しないでの調査だけで拠点や子どもの居場所が解るかも定かではないし。 カイン殿の言うように、ゴブリンから情報収集する必要がありそうだ。 ただアルド君や囚われている子どもが危ない時は生死問わない感じで。 >個人行動 汎用は戦術眼で戦い方のアドバイス、囚われている子どもの対応用に礼儀作法を。 もし暗い場所で戦闘になるならランタンを持ちながら弓を射るのは大変だろうし、エンライトで光源提供。 戦闘に関しては直接攻撃手段に魔弾と魔矢を持参するけど、極力使わない方向。 スタティックフィールドで動きを鈍らせたりする支援メインで動く予定だよ。

  10. ラティア・ミゼリア

    シューターのラティア・ミゼリアです…… 偉そうなことを言えるほど立派な冒険者でもないですが、さすがに初仕事の人になら何か教えられることもあるかなと思いまして…… >殲滅か捕縛か 捕縛……の方でしょうね。 初仕事でいきなり死者を目の当たりにするのは……トラウマ物でしょうし…… そういえば……貢物って、要求されてるのは食べ物だけなんですね……? いえ、その……こういう要求をしてくる人たちって…… 「肉!酒!!金!!!女!!!!」 ってイメージがあるので……ちょっと偏見に満ちすぎてる気はしますけど……

  11. セラフィナ・M・ベイリー

    キャスターのセラフィナです。 よろしくお願いします。 >捕縛か殲滅か 私も捕縛優先で異論ありません。 ぶっ殺した方が楽ですけど、アルドさんの事を考えると穏便にいくべきかなと。 >全体の流れ ヨルさんの懸念ももっともだと思いますので 『わざと貢物を受け取らせて跡をつける』もしくは『貢物の中に俺たち(全員でも一部でも)が紛れて潜入する』が良いかと思います。 人は誰しも勝ったと思っている時が一番倒しやすい時ですからね。 敵の懐にもぐりこみ一網打尽にしてしまうのがよいかと。 >個人行動 非授恵者ゴブリンの捕縛時に役に立つかもと『ヒュプノシス』を用意しました。 後は『スタティックフィールド』で敵の動きを阻害するのと 『アイアンウォール』で人質と敵との間に壁を作る、とかですね。 魔法範囲攻撃はうっかり殺してしまいそうなので、控えます。 『魔霞』や『魔糸』でサポートに回ろうと考えていますよ。 アルドさんとは、今回は共に学ぶという形で行きますね。 力任せの依頼を好んでやってきたもので、恥ずかしながら捕縛は苦手で。 同じ立場に立つ事でアルドさんの緊張を和らげられたらいいなと思います。

  12. ルイド

    >殲滅か捕縛か 捕縛か、確かにそっちのが難易度高ぇしこの機に経験してもらうのがいいか。緊急時は生死問わないのも了解だ。 何れは殲滅なんかも経験せにゃならねぇだろうが、初めから詰め込み過ぎるのもなんだしな。 >全体の流れ 尋問でも追跡でも経験になりそうだが、なるべく穏便にいくんなら後者のがいいかね。 貢物に紛れ込むのはつまみ食いでも始められたら見つかるかもしれねぇな、とちょい思った。 >個人行動 非授恵者を捕縛する時は直接攻撃する類のスキルは使えねぇか。当身なりで気絶狙ったり、押さえて縛り上げる形で行こうかと思う。 ボス・幹部については……遠距離持ちは確かにアルドに流れ弾が飛ぶかもしれねぇな。 念のためカバリング持って近くについていてもいいし、もしくは積極的に前に出てシーザーロアで引き付けようかね。

  13. カイン・ステラ

    >貢物に紛れ込む 紛れ込むにはリスク高いと俺も思う。 アルドも含め、正直潜入に向いてねぇ(隠蔽の数値的な意味で)と思うのが理由。 それよりは戦って吐かせるか、後を追うかの方がいいかと思う。

  14. ラティア・ミゼリア

    勢い余って殺さないよう、攻撃力控え目にしてきました…… 捕縛用のロープは……たくさん持って行きますね…… 私は……最初に戦って吐かせるのがいいかなって…… アルド君の初陣になるわけですし……敵が少ない段階で少しでも経験を積んでからボス戦、という形に持って行きたいなって……

  15. ゲルダ・クライン

    かかかかかおだしが大変遅くなってしましました……! ごごごごめんなさい! ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 >殲滅か捕縛か 捕縛優先、緊急の場合は生死は問わないで異論ありません。 ただ、ゴブリンが貴族の子に手を出したとなると……今この場で捕縛をしたとしても極刑になる可能性が高いかなというのも同意見です。 その点については、今後のためにもアルド様にきちんとお伝えしたほうがよいかな、と思いました。 >全体の流れ そう、ですね……。貢物に紛れ込む、というのは確かにリスクが高いかなと思います。 わざと貢物を受け取らせて跡をつけるか、……それよりも早く特定するのであれば、貴族の子がいなくなった場所である牧場から超嗅覚などで痕跡を辿る、などでしょうか。 その後は、……相手側には人質がいることを考えると、例えば入口付近で騒ぎを起こす陽動役と、その隙にこっそり潜入して人質の救助をする隠密役とに分かれるのがよさそうでしょうか。 >個人行動 シーフの方ほどではありませんが、隠蔽lv5とエリアサイレンスでの潜入は可能ですので、人質の救助を優先して動こうかなと思います。 特性は、人質を引き寄せるバーバリアンデスチェーンと、いざというときのカバリング……でしょうか。……緊急事態とはいえ、貴族の方を鎖で引き寄せてしまうのはちょっと問題かもしれませんけど。

  16. ゲルダ・クライン

    す、すすすすみません訂正をば……! 隠蔽、Lv4でした!!

  17. ヨル・スレイマン

    確かに紛れ込みはリスキーか。意見をくれた人はありがとうね。 >全体の流れ >>それよりも早く特定する そういえば、『貢物を数日後に取りにくる』と言うだけで、決行日を数日後に定める必要は別にないのか。数日あるなら調査段階でも敵拠点や他情報を割り出せそうだね。 それなら確かに、貢物をとりにきたゴブリンを捕縛→拠点でもリスクは少なそうだ。 突入時は、ゲルダ君の言うように入り口付近で陽動→救助の二段構えがすごく良さそうだね。 >個人の動き 薄煙炸弾の使用を見越してインフィニティロアを持って行っておこうかな。 あとは基本的には前衛寄りで回復とバフ撒きがメインになるような気がしている。 隠密には向いていないので、拠点突入時は陽動に回る方向で考えているよ。

  18. ラティア・ミゼリア

    私も隠密行動は苦手なので……陽動を行うのであれば、陽動側ですね……

  19. ジュスト・V・ケレス

    そうだね、子どもが貴族の子の場合捕縛後どうなるか俺達は容易に察することが出来るし、納得も出来るけれど……アルド君はそうはいかないと思うから。 教えると共にフォローは必要かと思う。 陽動と隠密に分かれるなら俺も隠蔽を持っているし、人質救助優先の隠密側で動こうかな。

  20. カイン・ステラ

    俺は陽動側かな。 目立つように頑張るよ。

  21. ローザリカ・D・ケレス

    失礼、間が空きすぎた。 全体の流れや、敵は捕縛の方針なこと。承知した市異論もないよ。 それじゃあ僕はヒーラーとして一応隠密側に加わろうか。 光縛封で少女を囲って守ったりすることを考えている。 射程も6あるから接近前に人質にされるのを防げたらいいなと思ってね。 暗視も持ち込むから、隠密行動中の目視での索敵は任せて欲しい。

  22. コルネリウス・アーラ

    隠密と陽動に分かれるのでしたら、私も揺動側へいきますね。 戦闘は敵の引きつけを行いつつ、捕縛しやすいように対処を行います。

  23. ルイド

    悪ぃ、出発間近になっちまったが流れは把握してるぜ。 俺も隠密にゃ向かないんで陽動側へ。威圧感持って圧かけて注意引いてみる予定だ。

  24. セラフィナ・M・ベイリー

    流れは把握しました。 それでは私も陽動側へ向かいますね。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0