【鬼哭】イダ・バルダスの贈り物
おおくまねこ
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シナリオID:2741
オープニング
「うむ、ここならちょうど良さそうだな」
魔女ラピスラズリはヒューロック村在住のゴブリン数名と共にシルトラース帝国のダンジョンに来ていた。彼女は帝国にはあまり縁のない授恵者だったが、先日命を危機を冒険者達に救われ、イダの刻印に関するゴブリンへの助力の要請を受諾したのだ。
「じゃあ、よろしくお願いします、エルフの姉御」
「うむ。大船に乗った気でいるがいい。イダだか何だか知らんが、百年の時を生きたこの魔女が呪いの一つや二つ、抑え込んでみせよう」
先日ヴィントで行われた実験により、イダの刻印はダンジョン内で気合の入った者……すなわち飛び抜けて力ある授恵者と共に過ごすことで解除が可能なことが判明している。ラピスラズリの実力はクーネ・ルウには及ばないだろうが、それでも百年間授恵者としての研鑽を摘んだ彼女は、並の授恵者よりも遥かに神の階梯に近しい者だ。試してみる価値はあると帝国は踏んでいた。
「では、始めるぞ。しばらくすればダンジョンからクリーパーが湧いてくるはずだ。適当に倒してくれ。必要があれば私も手伝う」
●
ラピスラズリと冒険者、そしてゴブリン達はダンジョンに発生したクリーパーを狩りつつ、適度に休憩を挟んでいた。このダンジョンに発生する虫のようなクリーパーは大して強力ではない。熟練の冒険者なら素手でも殲滅できるレベルだ。ラピスラズリは持ち込んだ切り株の椅子に腰かけながら、ゴブリン達に「イダの刻印よ、立ち去れ」と念を送っていた。そしてラピスラズリの念が功を奏し、イダの刻印は次第にゴブリン達の体内で消えつつあった。だが……。
バチチチチチチチッ!
突然、稲妻のような凄まじい轟音と共に、空が裂けた。ダンジョンの境界面を切り裂いて落下してきたそれは、直径十メートルほどもあろうかという、巨大な黒い薔薇だった。
なんだ……?
異様な気配を感じた冒険者達が薔薇に近づこうとすると、薔薇から蔦が伸び、一瞬にして獰猛な生物の姿を形づくった。
「シャー……」
乱入してきた怪物は唸り声を上げ、冒険者達へと鎌首をもたげる。それは黒い巨大な薔薇と蔦が捻じくれて寄り集まり、首が三つに分かれた大蛇を象ったようなクリーパーであった。
「おい、なんだこいつは!? 明らかにこのダンジョンのクリーパーではないぞ!」
ラピスラズリが怒鳴る。冒険者達はラピスラズリとゴブリン達に被害が及ばぬよう、急いで陣形を整え、闖入者のクリーパーと対峙する。
「はじめまして」
その瞬間、決して人語を口にすることがないはずのクリーパーは、ラピスラズリの顔を見つめ、はっきりとそう口にした。
「く、クリーパーがしゃべった、だと……!?」
ラピスラズリは驚愕した。その衝撃は冒険者達も同じだっただろう。この世界において、異界の住人であるクリーパー達は人語を発することはおろか、意思疎通すら不可能だとされているのだから。かつてエスタルにてイダ・バルダスが操っていた人間を模したクリーパー、『草人』でさえも、言葉を発することはなかったのだ。
「ゴブゴブ! ゴブゴブ!」
「おい、どうした!? みんな、しっかりしろ!」
ゴブリン達の代表のヘイヤーが慌てている。突然、同郷のゴブリン達が亜人のように唸り声を上げ、暴れはじめたのだ。
「魔女よ、あなたに興味が湧きました。縁もないゴブリンのために王国から帝国にわざわざやってくるなんて、なんて美しい献身なのかしら!
さあ、このクリーパーを倒してみせなさい。ついでに、ゴブリンの刻印も少し強くしておくから、刻印を解除してみるといいわ! その功績を以て、あの子の目にも留まると良いわね!」
これはイダ・バルダスからの挑戦か、あるいは善意の押し売りなのか? 帝国を滅ぼした女からの接触に対し、冒険者達は、武器を握る手に力を込めた。
解説
マスターより
リプレイ
「ウルルルルルルル」
三つある鎌首をもたげ、咆哮する黒薔薇竜のクリーパー。だが敵が仕掛けるよりも早く、冒険者達は動き出していた。
「俺達を『解放』するだと?…笑わせてくれる。俺達を家畜程度にしか思っていないのが透けてみえるぞ?――イダ妃よ」
ナハティガル=ラーは不敵に笑うと、クリーパーの接近を阻止する為、果敢に切り込んでいった。後ろには護衛対象であるラピスラズリだけでなく、暴れているゴブリン達もいる。時間稼ぎが必要だ。あっという間に距離を詰めたナハディガルは、大蛇の胴へと二本の短剣を繰り出した。
ザシュシュッ。
「ましてアンタに運命を決めつけられる謂われは――ない」
超高速の三連刺突が黒薔薇竜の胴に穴を穿つ。しかし、クリーパーの体は瞬く間に再生した。
「あなたはゴブリンなのに、ゴブリンらしく生きたくないのかしら? 変わった子ね。でも、私はあなたの選択も美しいと思うわ!」
クリーパーを通してしゃべっているイダは、ナハディガルの答えを「美しい」と褒め讃えた。
「クリーパーがしゃべった……? イダ……?」
アラン・スミシーは首を捻った。通常、異界の住人たるクリーパーは言語能力を持たない。しかし、このクリーパーは流暢にしゃべり、あまつさえ冒険者の質問にも受け答えしている。ありえないことが起きている。
「いけない! 今は集中だ! 短期決戦がベストかな……切り抜けるぞう!」
アランは全身から青い炎を解き放った。迸った炎はすでに接敵していたナハディガルを除く冒険者達とラピスラズリに防御の加護を与えた。
「イダさま! レイウェストさまが今、どんな想いでいるかご存じですか? どうして、こんな事をするんです!?」」
トーラはイダへと問いかけながら、魔乱印をクリーパーへと叩きつけた。ビシリ、とクリーパーの体に亀裂が走り、幾分エーテルが弱まったようだ。
「変なことを聞くのね。私はレイウェストも、ゴブリン達のことも愛おしいと思ってこうしているのよ」
薔薇のクリーパーは首を傾げた。トーラは一瞬顔を歪めた後、おたおたしていたゴブリン達の世話役に声をかける。
「ヘイヤーさん、他のゴブリンの方を下がらせて貰えますか!?」
「お、おう!」
トーラはヘイヤーにゴブリン達の世話を頼むと、自身も後ろへと後退していく。
「ウウウーウ、ウ」
どこか機械的な唸り声を出しながら、黒薔薇竜のクリーパーが蠢動し始めた。攻撃の前兆だろう。
「させるか!」
その瞬間、ナハシュは同胞達を守るべく反射的に飛び出していた。一気にクリーパーとの距離を詰めたナハシュは、飛び込んだ勢いでクリーパーの頭を力一杯殴りつけた。反動でぐりんと斜めに回転し、さらに暗針とパンチをもう一発ずつ叩き込む。
「ウルルルル」
すると、三本ある首の内一本がぐいんと急降下し、ナハシュを飲み込まんと牙を剥く。同時に、残る二本の首が左右からナハディガルへと襲い掛かった。
「危ねっ!」
「見えているぞ!」
ナハシュとナハディガルは竜の首を身をよじって躱した。しかしクリーパーは諦めず、もう一本の首をくねらせ、背後からナハディガルを狙う!
(速い!)
逃げ道を防ぐように時間差で放たれた攻撃を、ナハディガルは躱し切ることができなかった。牙で肩の肉を抉り取られ、ナハディガルは舌打ちする。
(大型クリーパー! レイウェスト様の母イダ・バルダス様!? とにかくゴブリンの方々達を守らないと!)
ゲルダ・クラインはクリーパーの足止めは味方に任せ、後ろに下がった。敵はドラゴンタイプの大型クリーパー。対応を誤れば非授恵者は一瞬で殺される!
「はぁあああああっ!」
ゲルダは渾身の力で大剣を地面へと叩きつけた。その瞬間、大地が砕けんばかりの轟音がダンジョン内に轟き、ゴブリン達の注目を集めた。
「さあ、ここに、貴方達の敵がいますよ!」
「イダ妃か? 丁度御目通りしたいと思っていた所だが」
弓の射程のギリギリまでクリーパーと距離を取っていたルチル・プルメリア・グレイハーツは空から来た謎のクリーパーの様子をつぶさに観察していた。イダはもはや世界の敵と言っても過言ではない女だが、ルチルは一連の出来事でイダには単なる敵意以上の興味が湧いていた。
(この声の主が本物である保証はないがね)
帝国の皇女であったイダの声を直接聞いたことがある冒険者は少ない。イダっぽく振舞う影武者の類である可能性もあり得ると、ルチルは踏んでいた。
(ともかく、まずはゴブリン達の安全確保だね)
思わぬ闖入者が出たが、今回の依頼の内容はゴブリン達をイダの刻印から解放する儀式のサポートだ。儀式を行っている魔女ラピスラズリとゴブリン達の安全は最優先すべき課題である。ルチルはゲルダを取り囲もうとしている小鬼達へと向け、濃煙炸弾を撃ち込んだ。着弾と同時にもうもうと煙幕が立ち込め、ゴブリン達を覆い隠す。
「誰か知らんが、私の力を知りたいらしいな! 焼き尽くせ、我が紫炎!」
ラピスラズリは杖をクリーパーへと向けた。その瞬間、紫色の大火球が放たれ、ナハシュとナハディガルをすり抜けてクリーパーに直撃した。爆炎の呑まれたクリーパーの胴体には大きな穴が空いたが、内臓の類は見えない。ただ黒炭化した蔓が絡まっているだけだ。
「ウルルルルル」
ラピスラズリが付けた傷も、クリーパーは数秒ですぐに修復してしまった。
「『グズグズすると碌な事にならないので短期決戦でIK●A!』と啓示にも出ていました。速攻で決めましょう!」
フリーダ=ブロムヴィストは今朝の夢を思い返しながら、クリーパーの様子をよく観察した。このクリーパーの言動や、『イダの刻印』という名称……このクリーパーが原因でゴブリン達は凶暴化しているということで間違いないだろう。フリーダはギリギリまで黒薔薇竜に接近しつつ、闘気を浴びせてみた。だが、クリーパーは容易くフリーダの闘気を弾いてしまった。
「イダ! 貴様の思い通りにはさせないぜ!」
『黒曜の剣』アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトは故国を滅ぼし、今もなお民を苦しめる怨敵の傀儡へと刃を向けた。だが相手は凄まじい再生力を誇る大型クリーパー。無策で突っ込めば返り討ちは必定だ。アルベルトは距離を保ったまま、まずは様子見とばかりに両手剣を一閃した。
ザンッ! 鋭い音と共に衝撃刃がクリーパーの胴を大きく切り裂いた。だが、またしてもクリーパーはすぐに体を修復し、元通りになってしまった。
「……何事かと思えば、帝国の傍迷惑な小娘の仕業でしたか。挑発か、それとも愉快犯なのか。どちらにせよ、仕事の邪魔をするのなら容赦はしませんが」
ラピスラズリの隣に立っていたリコリス・アデュラリアは冷たく言い放つと、クリーパーの顔面に向けてエーテル弾を放った。光弾はクリーパーへと命中し、頭の一つをのけぞらせた。
「ラピスラズリ、ここから離れないで下さい。あまり無茶はしないように」
リコリスはそう言うと、ラピスラズリと自分の目の前に光の防御壁を展開した。
「このこえ……私、きいたこと、ある?」
新ダンジョンでの任務で密かに高揚していたミゼリア・L・ステュクスは、クリーパーから聞こえてくる女性の声に、スン顔になった。ミゼリアにホムンクルスとなる前の記憶はない。だが、心に響いてくるようなこの声は、どこか懐かしいと感じたのだ。
ミゼリアはエルフを素体とする人造授恵者だ。そして、生前の彼女は一年ほど前、ハイアルヴの導きによって旅に出たという。それはすなわち――。
「こっち、です」
漆黒のエーテルを身にまとったミゼリアは、クリーパーの進路を遮るようにその身を躍らせる。クリーパーの眼前にまで迫った。そして赤い瞳を輝かせ、クリーパーを誘引する。
しかし、クリーパーはミゼリアのエーテルをあっさりと振り払ってしまった。
(きかない……だれかに、もう、あやつられているから?)
●
(高い再生力に、毒か。やはり強力なクリーパーだな。それに、シーザーロアは効かなかったらしい。だが、話しかければこちらに応答するし、イダの興味を引き続ければ、ゴブリン達に被害が及ぶ可能性は低そうだ)
ナハティガルはクリーパーの様子を観察し、そう判断した。彼の肩からはとめどなく血が流れており、体の内側が焼けるように痛む。クリーパーの牙には強力な毒があるようだ。
(まだ、他に何か隠し玉があるかもしれん。慎重に行かねばな)
ナハディガルは回避も意識しつつ、再び黒薔薇竜の懐へと潜り込む。今度はリコリスとラピスラズリの攻撃を受けていた首を狙って短剣を交差させた。
(急所があるとすれば、胴体の内側か、または首だろうな)
ザシュッ! クリーパーの体に三条の傷が走り、どす黒い体液が飛び散ったが、やはり傷は修復されていくが――。
「まだだッ!」
ナハシュはナハディガルとすれ違いように同じ首に連撃を浴びせた。それでも首を切り落とすには至らなかったが、再生速度は先刻より少々遅くなっている気がする。
「弱体化の魔法は効きますね! 今度は魔錆です!」
トーラは再び弱体化の魔法をクリーパーへとかけた。トーラのエーテルに蝕まれ、黒薔薇竜の体が枯れ枝のように変色していく。
「うふふ。そんなに魔女やゴブリン達を守りたいのね。これならどうかしら?」
イダの声と共に、再びクリーパーの動きが変わった。
「ウルルルル」
クリーパーの全身から放たれた黒い薔薇の花弁が吹き荒れ、周囲を囲んでいたナハディガル、ナハシュ、フリーダ、ミゼリアを切り刻まんと荒れ狂う!
「皆さん、こちらへ!」
フリーダは咄嗟に全身からエーテルを放出し、巨大な光の壁で仲間達を守った。しかし、薔薇の刃を光の壁を貫き、冒険者達へと襲い掛かった。ナハディガルとナハシュは薔薇の刃の軌道を見切り、回避し切ったが、フリーダとミゼリアは花弁の濁流に呑まれ、全身を切り刻まれてしまった。
「ウルルル」
クリーパーは突然後ろへと飛んだ。着地と同時に地面から黒い蔦の壁がせり出し、クリーパーの姿を円柱状に覆い尽くした。クリーパーの姿は、隙間から絡み合う蔦の隙間から僅かに見えるのみだ。
「壁に引き籠もったか! 面倒な!」
ルチルは舌打ちし、目を凝らした。蔦の壁の向こうはかろうじて視認できるが、矢を通すのは難しそうだ。
「だがあの壁の形状……天井はない!」
ルチルは吠えると、放物線上の軌道で矢を放った。かなり狙いの付けにくい状況ではあったが、ルチルの矢は見事黒薔薇竜の頭を捉えた。
「ゴブゴブ! ゴブゴブ!」
「そう、こっちです!」
ゲルダは大量のゴブリンを引き連れ、クリーパーから遠ざかっていた。知能が低下しているのが幸いだったのか、ゴブリン達は夢中でゲルダを追いかけている。クリーパーからは煙幕が邪魔になるようなコースで移動しているので、恐らく前衛達が持ちこたえてくれている限り、クリーパーがこちらを攻撃してくることはないだろう。
(イダ様が気まぐれでこっちを攻撃する気にならなければ、という条件付きですが。油断はできません!)
「痛た……やはり、長期戦は不利のようですね」
フリーダは激痛を堪えながら、一瞬姿勢を低くした、その瞬間、フリーダは爆発的な加速を得、後退したクリーパーへと肉薄する。
「とう!」
力任せに蔦の壁の隙間にパラッシュを突っ込むフリーダ。蔓とは思えぬほど固い感触が手に残ったが、それでもフリーダは力任せに蔓の壁を引っかき回し、強引に穴を広げた。
「もう一発行くぞ!」
ラピスラズリは蔓の壁目掛けて再び火球を放った。周囲のエーテルをかき集めて放たれた先ほどよりも巨大な火球は蔓の壁を焼き尽くし、正面部分を丸ごと焼失させた。もちろんフリーダは無傷である。
「みんな、すぐに治すよ!」
射線が通った瞬間、負傷したナハディガル、フリーダ、ミゼリアを巻き込み、アランが太陽の如き暖かなエーテルを飛ばした。癒しの光に包まれ、三人の傷が小さくなっていく。
(ナハディガルくんだけヒーリングの効きが悪い……? ……みんな、無理は禁物だよ!)
「今だ!」
アルベルトは露出した黒薔薇竜に向かって駆け出した。また蔦の壁を出されては射線を防がれる。ここはリスクを承知で、一気に決めた方が良さそうだ。黒薔薇竜に肉薄したアルベルトは黒剣を一閃し、胴を深く薙いだ。
「範囲攻撃も扱えるようですね。戦線離脱者が出る前にさっさと決めましょう」
リコリスは再びクリーパーへと魔弾を放つ。あのクリーパーは図体が大きい分、射撃攻撃には有利だ。蔓の防御壁さえ排除できれば、頭部や上半身を狙うことで味方を巻き込むことなく射線を通せるのである。リコリスの魔弾の直撃を受けたクリーパーはまたのけぞった。
「じゃまをするなら、たおします」
ミゼリアは、黒薔薇竜の首を断ち切らんと処刑剣を振り上げた。刃はクリーパーの首へと食い込んだが、太い首を断ち切るまでは至らなかった。
●
「ナハシュ、首を狙うぞ」
「おう!」
ナハティガルとナハシュは後退したクリーパーへと駆け寄ると、先ほど攻撃した首へと、連撃を浴びせた。傷口はすぐに塞がっていくが、明らかに再生速度が落ちている。このまま攻撃を続ければクリーパーの首を落とせるかもしれない。ナハディガルはクリーパーにまた逃げられないよう、蔦の壁がまだ残っている背後へと身を躍らせた。
(チ……)
ナハディガルからは今もなお血が流れ続けている。アランの回復魔法で傷が小さくなったが、牙の毒は未だにナハディガルの体を蝕んだままだ。
「もう一度、ヒールだ!」
アランは再びハイパーヒーリングオーラを飛ばし、ナハディガル、フリーダ、ミゼリアの傷を癒した。今度こそナハディガルの傷は塞がったが、彼の内臓を苛む痛みはまだ消えなかった。
「当たれっ!」
トーラはエーテルを籠めた輝石の振り子をぶんぶんと回すと、エーテルの弾丸をクリーパーへと投げつけた。
ゴッ! 遠心力がたっぷり乗った光弾はクリーパーに命中し、顔に凹みを作った。
「ゴブリンの方達も狙ってくるんですね……! もっと遠くに誘導しないと……!」
ゲルダはゴブリン達をさらに遠くに引き話すべく、大剣を振り上げてゴブリン達を誘い出す。
「ゴブ!」
「ゴブゴブ!」
ゴブリン達はゲルダに殴りかかってくるが、ゲルダから見ればゴブリン達の動きなど止まって見える。ゲルダはゴブリン達の攻撃を盾で全て払いのけていた。
「さあ、続けるわよ。今度の攻撃は防げるかしら?」
今度は黒薔薇の嵐がクリーパーから離れた位置に出現した。竜巻のようにうねる黒い花弁は、ラピスラズリのいた方へと勢いよく突っ込んでいく。
「ラピスラズリ、壁から離れないで下さい」
ガガガガガガ!
リコリスが貼った光の壁と衝突し、黒い薔薇の花弁は金属質の悲鳴を奏でた。だが、光の壁は多少ヒビが入ったものの、クリーパーの攻撃を防ぎ切った。
「やるな、リコリス」
ラピスラズリは感心した。
「ウルルルル」
再び薔薇の竜巻がうねる。カーブしながらルチルの貼った煙幕の辺りに突っ込み、煙幕を跡形もなく吹き散らした。だが、煙幕の貼れた先にゴブリン達はもういない。ゴブリン達はゲルダに誘導され、遥か向こうである。二発の竜巻を放った黒薔薇竜のクリーパーは再び蔓の壁を作り出しそうとした。が、蔓の生成の兆候を感じ取ったナハシュが微妙に位置を調整し、蔓の生成を妨害したため、壁は完全な円柱状にはならなかった。
(奴はナハディガルやトーラの質問にしっかり応答していた。なら紋具による録音とかではなく、リアルタイムであのクリーパーを操っているということだ。もしエーテルリンクで操っているなら、与えたダメージが本体に帰る可能性もある)
「態々こんな大物を嗾けてそんなにラピスラズリを危険視しているのかい?」
ルチルはまだイダの反応があるか確かめるべく、問いを投げかけてみた。
「危険だなんて、別に思っていないわよ? 私は彼女に興味があっただけ。このクリーパーも、ご褒美のつもりなのに」
(……本気、なのかい?)
ルチルは訝しむ。クリーパーごしに聞こえてくる声だけでは、イダが本気なのかどうか、イマイチ判別がつかなかった。ルチルは煙幕を剥がされたゴブリン達を守るべく、再び濃煙炸弾を放ち、クリーパーの射線を塞いだ。
「これが最後の一発だ! あとはメテオライトしかない!」
ラピスラズリは三発目の大火球を放った。火球はクリーパーへと命中し、全身を焼き焦がした。
「ここで倒し切ります!」
「……」
「うおおおっ!」
フリーダ、ミゼリア、アルベルトはクリーパーへと猛然と斬撃を浴びせる。三人分の斬撃はダメージが大きかったのか、再生速度は目に見えて衰えていた。
「あちらも守る必要がありそうですね」
リコリスはちらりとゲルダ達の方に目をやると、ルチルが貼った煙幕の内側に光の壁を設置した。
●
「さっさと決めなければ……」
ナハティガルは蔓の壁の穴の位置を把握しつつ、首を落とさんとクリーパーに斬撃を浴びせた。今、接戦戦を挑んでいる冒険者は蔓の壁に囲まれている状態だ。ナハディガルとナハシュはいざとなればホライゾナルジャンプで逃げられるが、フリーダ、アルベルト、ミゼリアの三人はそうはいかない。次にあの薔薇の攻撃が来れば被害は甚大だろう。
「人がいる場所には壁は設置できないんだな。思った通りだ」
ナハシュは企みがうまくいったことをほくそ笑んだ。以前、気まぐれでパンクリアース学園の魔法学の授業を受けた際、教師がそんなことを言っていたような記憶がおぼろげにあったのだ。ナハシュは再びクリーパーとの距離を詰めると、ナハディガルと同じ首へと連撃を浴びせ、また蔓の壁が出そうなライン上へと戻ってきた。
「よし、ナハディガルくんを解毒するチャンスだ!」
先程のクリーパーの攻撃は壁や煙幕が防いだため、今負傷者はいない。アランはここぞとばかりに、ナハディガルへと『聖別』の魔法をかけた。その瞬間、ナハディガルのエーテルは活性化され、体内の毒素は浄化された。
●
「また、竜巻が来ます! 皆さん、防御を!」
轟轟とうねる二つの薔薇の竜巻が前衛の冒険者を襲う。フリーダの光の壁をずたずたに引き裂いた黒い花弁はアルベルト、フリーダ、ミゼリアの三人に深手を負わせた。
「倒れる前に……!」
「まだだっ! イダ! ゴブリン達は俺が守って見せる!」
フリーダとアルベルトは歯を食いしばり、クリーパーに反撃の一太刀を浴びせかけた。
「そのくびを……もらいます」
全身を血に濡らしたミゼリアの虚ろな目には、クリーパーしか映っていない。音速で振り上げられた漆黒の処刑剣は千切れかかってきたクリーパーの首を吸い込まれるように通過し――。
トン。
「ギェピィイイイイイイイイ!?」
首を切り落とされたクリーパーは悲鳴を上げ、出現した時と同様の大きな薔薇の形態に変化し、空高く飛び上がった。
「あら? この子は疲れてしまったようね。まあいいわ。美しいものも見られたし、今日のところはこのぐらいにしておきましょうか。ではごきげんよう」
「待て! 俺達の魂を縛り、意志を奪って辱めた事は決して許さん。――首を洗って待っていろ。イダ・バルダス……!」
それを、どう受け止めたのか。ナハディガルの宣戦布告を聞き届けたクリーパーは一瞬振り返った後急加速し、ダンジョンの空を突き破って彼方へと消えていった。
●
「みんな、お疲れ様! すぐに治すよ!」
「私も手伝います」
アランとリコリスは負傷している前衛達に歩み寄り、大急ぎで回復魔法をかける。フリーダ、ミゼリア、アルベルトは酷い怪我を負っていたが、なんとか命に別状は無さそうだ。
「骨が折れているかと思ったけど……ヒビが入っているだけだった。このぐらいなら魔法で治せるよ」
「ああ、頼む。当たり所が良かったみたいだな」
アランの治療を受け、アルベルトはニッと笑った。
「逃がしたか……いや、あのまま続けていればこちらも危なかったかもね」
ルチルは落ちた首へと近寄りながら、チラリとゴブリン達の方を見た。気絶しているが、命に別状はないようだ。
「アラン、この首を残留思念感知で見て貰えるかい?」
「よしきた」
アランはしゃがみこみ、ルチルが回収の準備をしている薔薇のクリーパーの首へと手を当てた。
「どうだ?」
「……女性の意志を感じるよ。感情は楽しみ? かな? 怒りとか負の感情は感じない」
「楽しみか……じゃあ、イダ妃へのダメージのフィードバックもなさそうだね。まあ、エーテルリンクの上位互換が使えたぐらいで今更驚きはしないが」
アランの答えに、ルチルは嘆息した。
「良かった……ゴブリンの方々に被害が出なくて。すみません!」
「おうい! こっちも応援頼む!」
ゲルダはゴブリン達の攻撃を盾で捌きながら安堵の溜息をついていた。ヘイヤーはゲルダに襲いかかるゴブリンを後ろから殴りつけ、一人ずつ無力化する作業を続けていた。イダのクリーパーが去った後も残念ながらゴブリン達は凶暴化したままだった。ラピスラズリの儀式が終わるまでは、ちょっと気絶いてもらった方が良さそうだ。
「結局、あれはなんだったんだ? 何か、ろくでもないヤツに目を付けられた気がするんだが」
ゴブリン達の捕獲が終わった後、ラピスラズリが冒険者達へと問いかけると、
「敵だ。俺達ゴブリンのな」
ナハディガルはクリーパーが去った空を見上げ、ぽつりと呟いた。
こうして、ラピスラズリとゴブリン達を襲ってきたイダ・バルダスの操る黒薔薇竜のクリーパーは退けられ、イダの刻印解除の儀式は無事に成功した。また、冒険者達が切り落としたクリーパーの首は冒険者ギルドに預けられ、研究・解析に回された。また、ラピスラズリはとりあえず黒薔薇竜のクリーパーの件が片付くまでは、帝国に留まることにしたという。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 6〜10人
2023年01月29日 23時02分52秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのアラン・スミシーだ!どうぞよろしく! 早速面子を確認させていただいたけれども、もしかしてこれ、 本職ヒーラーっておじさんひとりだったりする……? レベルが40になってからウェイブ・オブ・インフィニティロアを 獲得するつもりでいたんだけれども、これの下位互換になるところの ハウリング・オブ・ブルーフレア、出し惜しみしてる暇なさそうだね~! ということで獲得しておくから、開幕全員にバフをかけるように行動しつつ、 回復に注力するよー!
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! ハウリング・オブ・ブルーフレアも助かります。 ラピスラズリさんが戦闘不能になると不味いので、わたしもヒールを持っていきますね。 前衛の方も多いですし、杖での魔法攻撃で行こうと思います。 とりあえず気になったのが、植物の防壁が厄介そうです。集中攻撃して破壊するか、張られた場合は別の方向から攻撃するなどの工夫が必要でしょうか。
ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いします。 ええと――いろいろとややこしそうですので、まずは依頼の目的から整理させていただきますね。 大きな目標としては1つですが、達成のために加えて2点。 1. 大型飛行クリーパーの撃退 2. ゴブリンの暴走の抑制、および大型クリーパーの攻撃からの保護 3. 魔女ラピスラズリの戦闘不能回避 ですので、役割としては―― ①黒薔薇竜対応(兼、魔女ラピスラズリの護衛) ②暴走ゴブリン対応 の二つが必要――という認識です。 >黒薔薇竜対応 まず考えられるのは、黒薔薇竜に【執着】を付与して、ゴブリンの方々やラピスラズリ様へと向かう攻撃を抑えること――ですが、彼女(?)の抵抗値によっては難しいかもしれません。 引き付け役が可能な限り付与値を担保することもそうですが、もしシーザーロアが抵抗されてしまった場合に備えた対応も必要、でしょうか。 >>【銃眼光壁】 ええと、無機物オブジェクトに該当するのでしょうか? でしたら、「ハンマーブレイク」を持ち込んでみるのも有用かなと思いました。 >暴走ゴブリン対応 「異種族への無差別攻撃を行う」とのことですので、ゴブリン以外の方が囮になる方針がまず思い浮かびました。 攻撃があまり高くないと思いますので、こちらからの反撃をしなければ安全にトレイ――ごほん、まとめて引き付けられるかな、と。 問題は、黒薔薇竜の範囲魔法攻撃でしょうか。 黒薔薇竜への【執着】が成功した場合はゴブリンからは離れるように移動するのと、併せてゴブリン対応側にも【魔法の壁】や【煙幕】に該当するスキルがあると助かるな、と思いました。
>個人行動予定 こちらについては――現状では黒薔薇竜の惹きつけ役を立候補しておきますが、 他にも多分色々な役割ができると思いますので、他の方の希望に合わせて調整しますね。 もし他に黒薔薇竜の惹きつけ役を希望する方がいらっしゃる場合、例えば魔法範囲攻撃のどちらかを「カバリング」で代わりに受ける――のような動きもできますので、相談していただければと。(付与値を確保すると魔法防御が低くなりがちですが、そこは必要に応じてかな、と) >アラン様 ハウリング・オブ・ブルーフレア、とても心強いです! ありがとうございますっ そして――大変心苦しいのですが、可能であればバッドステータスの回復手段を持っていっていただけると、とても助かります……っ 「ヒール」はわたしも持ち込んでいく予定ですが、【流血】を受けると回復効果が低くなってしまうのと、バッドステータスの回復は自然回復以外はヒーラーの方にお願いするしか回復の方法がなくて……。
整頓ありがとうー! おじさんの個人行動は全面的に皆のヒーリングとバフによる バックアップだ、頑張るから無茶しないでおくれよ~! >バッドステータスの回復手段 おおっとぉ……結構オーブの方がカッツカツでねえ、 ハウリング・オブ・ブルーフレアで取り尽くしちゃったね。 できればサルベーションオールとか持っておきたかったけれども、 さっきの聖別2の方を獲得した。こちらでよいかな? お金には余裕があるから解呪2の方が良いとなったら教えてくれ! まだちょっとデバフの解除方法の勝手が分かっていなくてね、 対応できるからよろしく頼むよ~。 >黒薔薇竜の範囲魔法攻撃 これがちょっと怖いからおじさん的には範囲ヒーリングができるように待機して おきたいところ。INI的には食らった次のターンに早めにリカバリー できるとは思う!
ゲルダさん整理助かります…! >アランさん 頼らせて貰いますね! INIについてですけど、あえて行動を遅らせて敵が行動してから回復する事も出来ますよ~。 その場合、ラウンドが変わる前に回復することで、生命力がマイナスになっていてもプラスに出来れば気絶を免れる事も出来ますよ!(気絶などのチェックはラウンドの頭に行われるので) >シーザーロアでの引き付け クリーパーの抵抗もですけど、完全にイダ妃がクリーパーをコントロールしているのなら、イダ妃の抵抗を抜かないと効果は無いかもしれませんね……。 ただ、それならそれでスキルでなく言葉で挑発して引き付けれるかもです。 >銃眼光壁 植物の壁と書いてあるので無機物ではなさそうな気もしますけど、そもそもクリーパーが出すものなので有機物か無機物かの判断が難しいですね……。
ウォーリアの、ミゼリア……です。よろしく、おねがいします……ね。 ゲルダさんは、せいり、ありがとう……ございます。 とても、わかりやすくて、たすかり……ます。 わたしも、黒薔薇竜のひきつけ役を、きぼうしてみますが……竜に、首がみっつあるのが、すこし、気になって、まして……。たとえばですが……ウォーリアさんにんで、ひとり頭ひとつずつ、攻撃を受け止めるのを、ぶんたんするのは、いかが……でしょうか。 もし、シーザーロアが、効かなかったときでも……頭ひとつずつくらいなら、体で受け止めたりで、たいおうできそうかな……とか……。 もし、ゲルダさんが、カバリングで、わたしを魔法範囲攻撃から、庇ってくださるなら……付与値を上げる手段の、もちあわせがなくて……ステータスは、その分、物理防御か生命に、注ごうかなと……。
あ……もしさんにんで、壁役になるなら……ゲルダさんも、ふたりは、庇いきれない……ですよね……? そのときは、物理防御と魔法防御と、りょうほう揃えるかんじで、いこうかなと……。
おおートーラくん、ありがとう! 今あらためて確認したけど、宣言次第で手番をあえて遅らせることも できるのか……1ターン目はバフとして、 ヒーリング・デバフ解除は全員の行動後にすることにするよ、ありがとう!
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 >引き付け役 相手の抵抗値次第でシーザーロアが通らない可能性がある以上、 人数による試行回数で補うか付与を上げてスペックにより補うかが必要になりますね。 とりあえずこちらも引き付け役として行動しようと思います。 範囲攻撃対策にアイアンヴェールがありますので多少なりとも軽減には使えるでしょうし、 単純に2名いれば当たる確率もそれなりに増えるでしょう。
情報屋のルチルだ。クラスはシューター、よろしく。 戦闘では後方からの支援攻撃になると思う。 今出ている意見に概ね異論はない。 黒薔薇竜のステータスにどの程度イダ妃の物が反映されているかはわからないが、大型クリーパーとあるからステータスはかなり高いと見ていいだろう。 首を一つ抑えても後はフリーという具合になりそうだし、それぞれの首に一人は取り付けるようにした方がいいだろうね。 >植物の防壁 【銃眼光壁】がベースなら恐らくかなり固い壁になるね。 「周囲」が黒薔薇竜の四方を囲むという意味であれば、一方的に攻撃をされる上に時間を稼がれてダンジョンのクリーパーもやってきて更に不利な事態に…となりかねない。 「出現予定地点に気体、液体があれば設置されない」とあるから取りついていれば展開を妨げられるだろうが、ハンマーブレイクは用意してもいいんじゃないかと思う。 黒薔薇竜の使うオブジェクトが無機物判定されるかははっきり言えないが…。 >暴走ゴブリン対応 【煙幕】が有効そうだという意見を見たからアタイが【煙幕】系のスキルを持ち込んでおこうか? 誰か囮になる者がいればそいつの周りに展開できるよ。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回俺は、黒薔薇竜を衝撃刃4で攻撃するぜ。
キャスターのリコリス・アデュラリアです。 ……よろしくお願いします。 支援の用意や議題の整理等、感謝します。 私も基本的には現時点で出ている意見に異論はありません。 >BS対策 今回の敵は【流血】+【スリップ】を使用するようなので 同時に解除が可能な『聖別』で対応する方向で問題は無いと思います。 ただアランの支援効果が切れた後の解除判定や 【聖別】の使用回数が尽きた時の自然回復に備える意味でも 各自である程度は抵抗を上げておいた方が良いかもしれません。 >黒薔薇竜 範囲魔法攻撃を使用する事や【銃眼光壁】の能力が魔法攻撃依存である点から 物理よりも魔法攻撃に長けているのではないかと推測していますが 『毒の牙』が物理攻撃ではない保証はありませんので あまり魔法防御に偏らせすぎるのも危険でしょうか。 抵抗も相応に高そうなのでこちらもBSでの能力低下で対抗するのは 少々厳しいかもしれません。 >暴走ゴブリン対応 【魔法の壁】が必要であれば私の方で【銃眼光壁】の用意は可能です。 戦闘不能状態であれば『光縛呪』での捕縛も可能なので 黒薔薇竜の範囲攻撃に巻き込まれない位置に転がしておく事も出来るかと。 >個人 長期戦によるダンジョンのクリーパー増援の備えとして 範囲攻撃である『メテオライト』系は少なくとも用意するつもりです。 あとは『ヒール』も一枠分用意しておこうかと。 もし黒薔薇竜へのBS付与を試すのであれば 付与値上昇等の調整を行った上での魔法攻撃低下等の用意は一応可能です。
銃眼光壁の生命と物理・魔法防御は魔法攻撃の100%なので、魔法攻撃力次第ではダメージが通せそうに無いですね…。 一応、魔乱印(魔法攻撃-30%)も持っていけますけど、抵抗をさせないことを狙って付与特化にも出来ます。 他には物理攻撃低下や物理防御低下もウォーリアやシーフの方が多い現状なら有効そうです。 ただ、ウオーリアの方が引き付けに回る上にリコリスさんもBS寄りにするならダメージを与える人が足りなくなりそうですね…。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 整理や諸々同じく助かる!ありがとうな。基本方針は同じく異論ない。 ゴブリンに関しても異種族での囮と銃眼光壁、おまけに煙幕もあるなら大丈夫な気がする。 戦闘が長引いた時のことまで考えるなら上がっている光縛呪の他、とりあえず戦闘外になりそうな場所へ穴掘り紋具を置いておいて掘れたらそこに落とすのもありじゃないかとは思う。 >敵の銃眼光壁 これに関してはハンマーブレイクの他、やりようによってはプリズムシャドウと合わせれば対応できないか?光縛封と違って全体を覆うわけじゃねえから、やりようによっては光壁と別方向、もしくは壁内部にいる味方と位置を変更し遮蔽外から攻撃する、みたいなことも可能じゃないかと思う。つっても入れ替える位置によってはかなり危険だろうからリスクも高そうだけどな。 やるなら持ち込むことは可能だ。 >個人 考え中だ!トリプルファングで攻撃寄りにしてもいいし、プリズムシャドウを使うなら光壁の位置を気にしつつ立ち回る感じでもいい。必要ならBS特化型も可能ではある。
出現地帯に液体があれば設置されねえなら、火酒セットばらまけば設置されねえのか‥‥?(
ふむ、相手がデカブツであるから多少命中が低くとも攻撃は通せると見て攻撃寄りの装備にしておくか…? それでも攻撃に特化した者ほど火力は期待できないが。 >【銃眼光壁】 しまった。 書き写しのミスに気づかないまま投降していたようだ。 正しくは「気体や液体以外が存在する場合は召喚できない」だ。 混乱させてすまない。 >暴走ゴブリン対応 壁や煙幕による攪乱の目途は立ちそうだから後は誰が囮をするかだが、同族でもシーザーロアなりで執着を付与すれば狙ってくれる事になるだろうか。 それならヘイヤーに同胞達を引き受けてもらえれば都合がいいと思う。 授恵者でも駆け出し並のレベルでは寧ろ黒薔薇竜と真っ向から戦わせる方が危険だ。
>ゴブリン対応 現時点でどなたも立候補されていないのと、黒薔薇竜の対応に回る方が多いみたいですので、わたしがゴブリンの囮対応に回りますね。 【煙幕】も【銃眼光壁】も、とっても助かりますっ ありがとうございます……! ゴブリンの方が【煙幕】の範囲内や【銃眼光壁】の後ろに回っていただけるように誘導させていただきますね。 ……黒薔薇竜の対応はお願いする形になってしまいますが、その代わりゴブリンについて他の方が気にせず対応に当たれるように動く予定です。自己回復用にヒールも持っていきますね。 >>ヘイヤー様 シーザーロアでゴブリンを引き付けていただくという案、とてもよさそうです……! ただ、レベル的にもゴブリン対応をすべておまかせするのは難しいかなと思いますので トレインから漏れたゴブリンの方についてのフォローをお願いする形がいいかなと思いました。
すまん、顔出しが遅くなった。 シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 基本方針に異論はない。 情報整理等にも感謝。非常に助かる。 >【銃眼光壁】 >>ナハシュ 【プリズムシャドウ】は有効かと。 とりあえず、俺は【真・壁歩き】か【ホライゾナルジャンプ】で壁内部への侵入を試みる予定だ。 首尾良く内部に潜り込めたなら、俺に【プリズムシャドウ】を使って貰っても構わない。 >暴走ゴブリン対応 ゲルダが囮役としてゴブリンの誘導に回るのなら、ヘイヤーにはその誘導から漏れたゴブリンの対応に当たって貰う方向で良い様に思う。
考えたんですけど、魔乱印が通れば花弁の威力と壁の強度を下げれるので、付与を上げてBS特化に変更しますね。 後は物理防御を下げる魔錆を。 もうひとつ位は持っていけるので、リクエストがあれば言ってください。
聖別ひとつだと不安そうなら数足せるから言っておくれ! とはいえ単体対象なので、短期決戦がよさそうならこのままの構成でいくよー。 基本的にヒーリング・バフ・デバフ解除で徹底的にサポートに回るから、 攻撃面はみんなにまるっと任せるので応援してるよー! あとはおじさん自身が倒れないように頑張るねえ!
では……ゲルダさんが、ゴブリンさん達の、囮を……ということでしたら、 わたしは、黒薔薇竜のおさえのほうに、せんねんします……ね。 隣接することで、防壁の展開の、じゃまをするのも……ためしてみようかと、おもい……ます。
トーラがBSを用意するのなら、私は火力を優先しますか。 BSで魔法防御低下付与をしたとしても相応に高い可能性はありますが 増援クリーパー対応への備えにはなりますし。 ただ暴走ゴブリンへの光縛呪での捕縛を優先するので 黒薔薇竜への攻撃はその合間や対応後となると思います。 >暴走ゴブリン対応 クレネルウォールでの【銃眼光壁】設置もありますし 流石に攻撃すると殺してしまいそうなので暴走ゴブリンへの攻撃は控えますが 状況次第ではゲルダやヘイヤーへのヒールで援護をしましょう。 既に挙げられているようにヘイヤーには誘導漏れゴブリン対応に加え 恐らくこの中では彼が一番手加減がしやすいでしょうから 光縛呪使用可能になる程度に攻撃して貰うのも手ですか。 ナハシュの穴掘り紋具が有効であればそこまでする必要はありませんが 穴を掘り終える時間等、不確定要素はあるのでいくつか対処法はあっても困らないかと。 >ラピスラズリ 基本的には本人の判断で動いて貰う方向で良さそうですが 何人か彼女へのヒールの備えはあるのですが ウォーリアの中でカバリングでの専任護衛役は一人は居た方が良いかもしれません。 ただ、その場合は彼女と配置を共にする関係上 遠距離攻撃手段を用意する必要があるので可能であれば、程度になりますが……。 もし難しそうなら【銃眼光壁】を彼女へ回し 暴走ゴブリン用には【鉄壁】にする事も検討しています。
>気体や液体 魔法の壁自体の性質か!この植物系の奴特有のかと思ってずっと解説を見ちまった。 そういうことならルチルの言う通り周囲がどこまでかは解らねえが、コイツが壁を作る前に近付ければどこかしらに穴はあけられそうな気はするか‥? >ナハディカル >>プリズムシャドウ ありがてえ!これに関しては己が入るほか、例えば前衛組や今攻撃を当てたい奴(己含む)を輸送するのに使えたらと思っていたので、下記で対応が変わらなければ必要な時に使えたらと思う。 >ラピスラズリ そうだないたな!ここは確かに選任の護衛、もしくは銃眼光壁が必要だと思う。 もしウォリアーの対応者的に足りねえってことなら、コッチでゴブリンの対応を変わるでもいい。 同種族だが、所詮理性がねえだけで意図的に操られてるわけじゃねえ以上、殴りかかって挑発行為の一発もすればついてくるだろたぶん。
ゲルダさんすみません。 スキルは今のもので行かれるのでしたら、ルーク3をエーテルイミテイトで模倣させて貰いたいのですけれど大丈夫でしょうか?
>暴走ゴブリン対応 ゲルダとヘイヤーの二人で対応って事だね? ヘイヤーは漏れたゴブリンの対応になるから煙幕はゲルダを中心に、魔法の壁設置までの場繋ぎに撃っておこうか。 魔法の壁系を二か所に設置するなら一ターンにどっちも揃えられないからね。 >ラピスラズリ 護衛を付けるよりは【銃眼光壁】を使ってもらえる方がありがたいな。 蔦の壁対策に長期戦より短期決戦が求められている以上、攻め手を減らすよりはオブジェクトを使って守る方が効果的だろう。
>ルーク3 今の装備は他の依頼用のものですが、この依頼でも「ルーク3」は持っていく予定ですので、 是非エーテルイミテイトで模倣いただければと思います。 取得したスキルをお役立てていただけるのなら、わたしもとっても嬉しいですので……! >暴走ゴブリン対応 ヘイヤー様の対応が難しい場合を想定して、念のためわたしのほうでもシーザーロアは持っていこうかなと。 他のスキルはまだ少し考え中です。 >>煙幕 ありがとうございます……っ ゴブリンさんたちと一緒に煙幕の中に入れるように調整しますね。 お手数をお掛けしちゃいますが、よろしくお願いします。 >ラピスラズリ様 わたしも少し気になっていました。 ルチル様の仰る通り、【銃眼光壁】を用意していただくのがよさそうかなと思います。
ありがとうございます! 回避を諦めるので打たれ強くなるのと付与も上がるのでとても助かります…!!
銃眼光壁で対応する感じだな!OKだ。 なら予定通り、プリズムシャドウでの位置交換や敵の壁生成の妨害、その他連撃での攻撃みたいな感じで考えておくぜ。
ラピスラズリだ、世話になる。出発は明日の朝だ。プレイングの送り忘れには注意してくれ。
>プリズムシャドウ 了解した。では、俺の方でもナハシュと『臨機応変にプリズムシャドウで位置交換』する旨を記載しておこう。 >ラピスラズリ 【銃眼光壁】設置で異論はない。 彼女は強力なキャスターらしいので、護衛は最低限で問題ないかと。 >【銃眼光壁】型の植物の防壁 実際のサイズは不明だが、すり抜ける隙もない程にビッシリと展開されていた場合は―― 何処か一箇所を集中攻撃して抉じ開ける手法に切替える予定だ。 >個人 基本的には『イダの黒薔薇竜』の攻撃に集中し、可及的速やかに生命力を削って撤退させる方向で考えている。