【帝国】復活への道
革酎
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シナリオID:1592
オープニング
二体の分かたれし幽界樹と、南下するクリーパーの群れの討伐戦から早や半月以上が経過した。
激闘に次ぐ激闘に加え、シルトラース帝国のそこかしこで大地のエーテルが著しく失われるという危難に見舞われたが、しかしその一方で帝国北部の都市オルセンが健在であるという朗報が多くの帝国民に微かな希望の光を与えることにもなった。
と同時に、ヴィント、ダルトート、オルセン間に点在する東部街道を帝国復興に合わせて、この機会だからしっかり整備しようという動きが見られた。
この東部街道という道は、正確にいえば街道と呼べる程のものではなく、馬車一台が辛うじて通行出来る程度のいびつな路面が大半であり、そもそも馬車の通行が想定されていない区間や、大街道に接続する為のちょっとした小径程度のものが何となく乗り継ぎし合っている状態に過ぎない。
東部街道という呼び方も、この地方を行き来する隊商や旅人が便宜上その様に呼んでいるだけで、帝国版図としての正式名称ではない。
この東部街道を、文字通り街道として使える水準にまで昇華させるべく、リーヴァー・シュランドル帝国子爵率いるロモズ歩兵団が整備担当部隊として名乗りを上げた。
ヴィントからオルセンに至るまでの長距離整備が可能な工兵部隊として機能し、且つ指揮命令系統が全隊に亘って健在する数百人規模の部隊、そして東部街道に比較的近い位置に腰を据えているという条件を揃えているのは、今のところロモズ歩兵団のみであった。
ヴィント東北東に位置する工房街ヴェルターゼン。
その新市街中央に鎮座する帝国行政庁内の大会議室に、リーヴァーは重兵1番隊長ホレイス・ゼイロノフ、重兵2番隊長アーギス・マーレイ、遊兵1番隊長ディーグ・ディオロン、遊兵10番隊長レドレフ・シューゲルグ、弓兵1番隊長エンフェロー・ミレイライン、弓兵2番隊長ジェフ・ディアーといった面々を呼び集めていた。
東部街道整備計画を進める上で、工期や人員配置について話し合う為である。
「しかしこれはまた随分長大な整備計画ですなぁ」
「その分、工期は長めにとってある」
会議卓上に広げられた帝国東部の地図を、溜息交じりに眺めるホレイス。リーヴァーは小さく肩を竦めてから他の隊長達に視線を廻した。
ロモズ歩兵団は過去に、カルケルーア・ロモズを山岳中の人里としては有り得ない程の最新技術満載の都市に復興させてきた実績がある。そしてここヴェルターゼンに於いても、彼らは見事に都市機能を復活させることに成功していた。
またその一方で、リーンエス王国ヴァンティール領内では領都クリウルーから王国領ロモズまでを繋ぐ街道を完璧に復旧した。
ロモズ歩兵団は単なる戦闘部隊としてだけではなく、都市復旧或いは地方復興の担い手としての物づくり部隊として、少しずつではあるが、その名が帝国軍関係者内に認識され始めていた。
予算はヴェルターゼンの復興余剰資金から出ることになっている。が、ロモズ歩兵団の団員達ならば、無償でも請け負うといい出しかねないだろう。
「冒険者ギルドにも、街道整備支援の打診を出すのかい?」
ディーグが工期日程の文書片手に、リーヴァーに問いかけた。勿論だ、とリーヴァーは頷き返す。
土木作業の人員はロモズ歩兵団から出すが、現場監督にはロモズ歩兵団の各隊長の他、物づくりに自信のある冒険者をも呼び集めたいというのがリーヴァーの考えだった。
「ってこたぁ、ロモズ歩兵団は当分の間、戦闘任務には出ることが出来ませんなぁ」
アーギスが全く残念そうな素振りも見せずに、乾いた笑いを漏らした。
しかしこの会議室内の誰ひとりとして、嫌な顔ひとつ見せなかった。帝国復興の為の確かな一歩を、この場の全員が噛み締めていたのである。
物づくり、大いに結構。
人間社会にとっては破壊よりも、生産の方が遥かに価値がある。
少なくともリーヴァーは、そう信じていた。
解説
マスターより
リプレイ
ヴィント、ダルトート、オルセンを結ぶ東部街道(仮称)整備工事はダルトート近郊に臨時指揮所を設け、ここを起点に南北十数カ所に亘って幾つもの現場監督支所を設けていた。
複数のゲルやテントが設置された臨時指揮所は宿所としてだけではなく、現場監督を務める各隊長や副長、或いは冒険者達の会議室としても活用されている。
二日目の朝、ロモズ歩兵団長リーヴァー・シュランドル帝国子爵はゲルのひとつで会議卓上に広げられた帝国地図をじっと凝視している。
同じ卓には弓兵5番隊長キーゼと、臨時兵長ネーヴェ・グラヌローザの姿があった。ふたりは東部街道周辺に位置する集落や村を廻り、工事開始前から諸々の交渉を重ねていた。
その内容は工期中の宿泊場所や休憩場所、野営地の供出、食料や衣類等の買い取り、道具破損時の対応、余剰労働者の雇い入れなど多岐に亘った。
道が整備されるということはひとびとの往来が活性化し、経済も廻る様になる。だが同時に犯罪やその他諸々のトラブルも比例して増えることも考えられることから、いわば諸刃の剣だ。
「それでも大体の方々は賛同して下さいましたよ」
キーゼは各集落や村々で取り付けてきた交渉妥結書を地図の傍らに積み上げながら、ネーヴェにちらりと視線を送った。キーゼや弓兵5番隊の面々だけでは、中々纏まり切らなかった交渉も少なからずあった。その難しい場面を上手く乗り切ることが出来たのは、ネーヴェの細やかな心遣いだった。
ひとびとの漠然とした不安やマイナス思考を、ネーヴェは丁寧に汲み上げ、ひとつずつ解きほぐしていったのである。
「幸い、どの土地の方々も詳しく説明を重ねることで、最後にはご理解をお示し頂けました」
ネーヴェはほっとした表情で、頬を緩めた。この後ネーヴェは臨時に率いる歩兵団員達と共に橋を架ける工事に着手することになっているが、矢張り各地での交渉が一番の大仕事だったらしく、後の細かな交渉を弓兵5番隊員に任せられる段に至って漸く肩の荷が下りたという気分だった。
「僕は立看板の設置場所選定に入ります。結構な数になりそうですし」
「現在地と近隣情報、それに宿泊地や野営地の情報も全て視覚化するんだったな……大変な作業だが、宜しく頼むよ」
リーヴァーの労いを背に受けながら、キーゼとネーヴェはゲルを出た。外には弓兵5番隊の面々が整列して、ふたりを待っていた。
出だしは上々だ。キーゼもネーヴェも、この整備工事は間違い無く成功すると密かに確信していた。
同時刻――ヴィントに程近い現場監督支所のゲルでは、重兵10番隊長サマエラ=フォリウム、遊兵9番隊長シルヴィア・A・カペル、同副長エル=バ=ノイアン、そして監督役として冒険者ギルドから馳せ参じたロベリアの四人が卓上の周辺地図を見下ろしながら額を突き合わせている。
この近辺には、分かたれし幽界樹との激戦の傷痕が未だ生々しく残されている。周辺の土地は大いに荒れ、それは整備工事現場も例外ではない。
重兵10番隊と遊兵9番隊は既に前日から工事に着手しているが、荒れた土地の回復や瓦礫の撤去等、整備以前の段階から、やるべきことが山積していた。
「昨日の作業記録だけでも、結構な量になった」
サマエラは小さく肩を竦めた。適切な休憩タイミングと水分補給を心掛けることで事故の発生は未然に防ぐことが出来ているが、いずれ疲労も蓄積されてくるだろう。そうなる前に適切なケアを用意しておくのも隊長としての務めであった。
「意外と皆、携帯食の作り方にはよく食いついてきていたな」
工事そのものには直接関係の無い話でも、ノイアンが重々しい調子で口にすると、妙に重要性を帯びた話に聞こえるから不思議なものだ。シルヴィアは苦笑を浮かべながら、まだ作りかけの街道整備マニュアルの第一稿を卓上に広げ、サマエラから借りた記録の中からこれはと思われる内容を書き写してゆく。
「それにしても、街道整備に着手出来るってことは帝国も一旦は落ち着きを見せ始めたってことか」
幾分感慨深げにロベリアは何度も頷いた。やるべきことは多いが、破壊ではなく再生や創造に力を入れられることの素晴らしさを、改めて噛み締める思いだ。
だが矢張り、土地の荒れ方は尋常ではない。エーテルが大量に失われたのも大いに関係しているが、だからといって工期を遅らせる訳にもいかない。
そこでサマエラやロベリアの地質学が威力を発揮した。見た目だけでは分からない地盤の問題や、各地の土の性質等を細かく分析し、効率的な整備を進めることに寄与していた。ふたりの頭脳が重兵10番隊と遊兵9番隊の作業前進に貢献していたのは間違い無かった。
「隊員達も、よく指示を聞いてくれているのが助かるね。作業は大変だけど、皆の表情を見ていると、本当に頼もしく思えるよ」
シルヴィアは薄く笑いながら、神妙な顔つきで街道整備マニュアルの第一稿を真剣に読み込んでいるノイアンに視線を流す。今回の任務は、ノイアンを副長に迎えてから初めてとなる大規模な仕事だ。上手く乗り切ることが出来ればノイアンの副長としての評価にも繋がるだろうし、何よりノイアン自身が副長としての自覚と自信を得る切欠となるだろう。
勿論シルヴィアとて、隊長として気を抜くことは無い。瓦礫の撤去と地均しをメインに進めながら、時には隊員達との合間合間のコミュニケーションで隊全体の雰囲気作りにも腐心している。今回の任務が、隊内の絆の強化に繋がれば、それに越したことは無かった。
しかしノイアンは、全く別のことを考えていた。
「ところで、あの歌は誰の作詞作曲なんだ? 良かったら教えてくれないか」
ノイアンが水を向けたのはロベリアだ。ロベリアは思わず、ぎょっとした顔つきで目を白黒させた。
「俺たちゃ、道を作り、ひとを繋ぐ、ほいほいほ、と歌ってたアレだ」
「あぁ、あの歌か。あれは私も少し気になった」
何故かサマエラまで乗ってきた。殺伐とした戦いに心を砕くより、歌の話題で盛り上がれるとは、良い時代になったものだと嬉しく思うサマエラだが、矢張りノイアン同様、凄く気になっていたらしい。
ロベリアは乾いた笑いを漏らしながら、頭を掻いた。
「いやぁ、アレはボクの作詞作曲だよ。炭鉱ドワーフもいってたんだ、力仕事や単調な作業中は歌を歌うと良いってね。集中力が保てたり、テンポが染みついて効率良く出来るって……歩兵団には隊歌とか団歌ってのは無いのかい?」
「勿論、隊歌はあるよ。でも団歌は流石に無いね」
文芸と歌唱に秀でるシルヴィアとしては、遊兵9番隊の隊歌は真っ先に用意した。だが団全体ともなると、流石に勝手には着手出来ない。それこそリーヴァーの許可が要る。
「団歌か……あっても良いと思うぞ」
サマエラのそのひと言に、シルヴィアは本気で検討してみようかと一瞬、考え込んでしまった。
●ヴィント方面監督支所
ヴィント方面には重兵10番隊や遊兵9番隊の他に、遊兵7番隊と同8番隊、重兵2番隊等も工事の主力として展開している。お互いに連携しながら工事を進める為、当然ながら隊長や副長同士も活発なコミュニケーションが必要となった。
工事二日目の正午。
遊兵7番隊長ティトは副長のセロンガード・シュタインドルフと共に、昼食を取りながら安全管理と効率性の両立について検証を進めていた。
工事中の街路のすぐ傍らに置いた簡易テーブル上には、重兵2番隊副長ナタリア・フィッツジェラルドが監修した栄養バランス満点の食事が並べられている。水分と塩分にも気を配り、必要な栄養分は朝昼晩の三食に分けてしっかり摂ることが出来るという献立だ。
「ちょっとお邪魔して良いかしら?」
遊兵8番隊長アウレーリア・フォン・ネーベルベルクが工程表を持参して、ティトとセロンガードの食卓に席を借りた。
するとそこへ重兵2番隊長アーギス・マーレイも、副長ナタリアを引き連れて同じ食卓へと腰を据える。監督官同士が短時間で同席し、互いの進捗や今後の計画について報告し合うのは、矢張り食事の席が最も効率的だというのが共通した認識だった。
「飴と鞭の使い分けは上手くいってるかぁ?」
アーギスの歯に衣着せぬ表現に、ティトは苦笑を返した。遊兵7番隊はセロンガードの徹底した安全管理のお陰で、誰もが無心になって作業に没頭出来ている。しかしただ一方的に仕事を押し付けるのではなく、報奨を出そうというのがティトの案だった。
具体的には公定歩合で賞与を出す、目標工程を具体的に提示して必要以上に作業を進めない、等であった。
「まぁ、そこそこ上手く機能してますよ。安全係も決めて、分担してやれているのが一番ですかね」
答えたのはセロンガードだ。だが実際のところは、そこそこどころではない。相当上手く、機能している。それはナタリアやアウレーリアの目から見ても明らかであった。
「後はシュタインドルフ副長が浮気しない様に気を付けるだけじゃないかな?」
「うん、そうだ、ね……って、変なこと、聞かないで、よ」
ナタリアの問いかけに一瞬真面目に答えかけたティトは、途中でそれが冗談だと悟り、頬を膨らませた。
一方、アウレーリアは工事開始前にリーヴァーと徹底的に議論した工期や区画割りについて、修正すべき点が発生していないかとこまめにチェックする様になっていた。
アウレーリアは相当色々考えてリーヴァーと話を詰めたが、都市構築や復興全般に関わる話は時期尚早として保留となっていた。
「んで、結局今んとこはどこまで決まってんだぁ?」
「関所と見張櫓、堀、防護柵は各要所に造ることは決定したけど、道中全ては無理ってことで落ち着いたわ」
アーギスに応じつつ、アウレーリアは所謂要所と呼ばれるポイントを幾つか指差した。既に配下の各分隊には必要な資材や物資を運搬させてあるという。
「時間内で出来ることと出来ないことは分けた方が良いですからね」
とは、セロンガードの言。
完璧を追い求めれば際限が無いというのは誰もが知るところである。要は、何をどこまでやるのかを明確にして工程を組まなければ、計画そのものが破綻するという訳だ。
「さて、私は先に失礼するよ。マッサージ待ちの連中が居るからね」
かつて帝国従軍治癒師として行動していたナタリアは、体のケアに関してはこの場の誰よりも詳しい。工事期間中には隊員達の肉体のあらゆる面でのサポートを考えている。休憩時間でのマッサージもその一環だ。
「あ、では私も」
「セロンは駄目」
ナタリア手ずからのマッサージの恩恵に与ろうと腰を浮かしかけたセロンガードの耳を、ティトの指先がぎゅっと摘まんだ。
そんなふたりのやり取りを苦笑を交えながら眺めていたアウレーリアだが、アーギスがオルセン方面はどうなんだろうなと何げなく呟いたひと言に、何ともいえぬ表情を浮かべた。
当初アウレーリアはヴィント方面とオルセン方面を二期に分けて工期を進めてはどうかと提案したのだが、ロモズ歩兵団が余り長期間、街道整備だけに兵力を費やすのはリーヴァーの思想には無かったらしく、これも保留ということで議論が進まなかった。
「流石にそりゃあ無理かもな。多分、資金が持たねぇだろうよ」
アーギスの感想にそれもそうかと頷きながら、アウレーリアはナタリアから貰った食塩と清涼飲料水を同時に口に含んだ。
ちなみにナタリアは火酒セットも大量に用意させていた。隊員達に晩酌という楽しみを与えると同時に、体の冷えを防ぐ効果も期待しての措置なのだという。
兵団員のモチベーションを上げる方法としては、実に絶妙な策であろう。
その日の夕刻、臨時兵長サイラスが自身の臨時部隊を率いて、調理担当のストレガ・L・リベルガストラと共に遊兵7番隊、同8番隊、重兵2番隊の受け持つヴィント方面監督支所へと姿を現した。
サイラスと彼の隊は遊撃的に各工事現場を巡り、人手の足りないところを随時補助しながら移動を重ね、ストレガは各監督支所での炊事班への指導を繰り返していた。
そしてこの日は、ヴィント方面監督支所を最後の支援先として決めていたらしく、夜はそのまま同地の宿営所で一晩を明かす計画だった。
サイラスは自前で用意した工具を巧みに使い分けて工事に参加しつつ、その優秀な指導力で臨時部隊の面々から信頼を勝ち得ていた。彼の管理能力と指導力はストレガの目から見ても際立っており、最寄りの集落や村での交渉に於いても効率的に情報を吸い上げていた。
「流石なのだ。矢張り君は副長よりも隊長向きなのだ」
「いやぁ、そうはいってもなぁ、最近俺は本当に鍛冶屋かと、自分でも疑問に思うことが増えてだなぁ」
段々本職から乖離し始めている現状に、サイラスはジレンマを感じているらしい。一介の職人として一芸を極めることと、組織の中でひとを纏めて動かすことは全く別次元の技能が必要であるという事実を、改めて痛感する日々なのだという。
そういう意味では、ストレガは己の世界を徹底的に貫いていた。彼女は調理担当として各監督支所の炊事班だけに目を向け、献立の編成や仕込みの段取り等を完璧に指導し続けている。
メインディッシュの他にスープやサラダで栄養バランスとエネルギー摂取を両立させるほか、水分塩分の見事な配分でも各監督支所の隊員達を唸らせていた。
また、各隊長にアンケートを求め、味付けに関しても妥協を許さなかった。その求道的な姿勢もあり、ストレガが指導した各工区の炊事班はすべからく理想的に機能している。
「衣食住が人類の最大生活要素なら、調理場こそが最大の戦場なのだ」
その様に各監督支所の炊事班を鼓舞してきたストレガ。本人にその資質があることを自覚しているかどうかは分からないが、周りの目から見ても、彼女は指導的立場で評判を得る様になっていた。
ストレガもサイラス同様、この日はヴィント方面監督支所を最後の作業場と定めていた。調理場ではナタリアがストレガの来着を待ち構えていたらしく、大きく手招きして呼び寄せている。
一方のサイラスも、アウレーリアとティトが明日以降の作業内容をすり合わせしたいからと、会議所のゲルに顔を出せとせっついてきた。
ふたり共、まだまだ休めそうになかった。
●整選支隊
今回の街道整備工事に於いて、ロモズ歩兵団の一部の部隊は整選支隊と命名され、工区全体に分散配置されている。
この整選支隊の取り纏め役、即ち特別支隊長にはリーヴァーの判断により、重兵3番隊副長のイズレンディル・パラリムが充てられていた。戦場では参謀役として後方支援に廻ることの多いイズレンディルだが、工事現場では逆に彼の様な優秀な頭脳がトップに立たなければ効率的な進捗が得られないケースが多い。
この任命に対して、重兵3番隊長コルネリウス・アーラや他の隊長、副長達からも異論は出なかった。
ダルトート近郊の臨時指揮所に程近い監督支所を整選支隊の本部と定めたイズレンディルは毎日朝一番に、遊兵3番隊長サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブからの測量結果報告と、ベルク・オスマットからの街道沿い各集落聞き込み及びリスク情報収集結果報告の分析に時間を割くことにしていた。
カルケルーア・ロモズ復興で威力を発揮したサフィラの測量は、今回も非常に重要な意味を持った。今回サフィラは自隊を数個の班に分け、工事開始の数日前から幾つかのポイントを定めて測量を実施している。
「測量だけではなく、危険個所や補修優先箇所も割り出して下さっているのは本当に助かります」
「うん。工事は測量値が後々の工期に影響するってこと、カルケルーア・ロモズで学んだからね!」
ドヤ顔で胸を張るサフィラ。その自信は決して虚構ではなく、確かな経験と実績に裏打ちされている。シフトを組んでの班編成から始まり、フランクス商会を通じて入手した測量具の配分、そして一定区間毎の一里塚を基礎とした測量法は、今やロモズ歩兵団内では極めて重要な事前作業術として誰もが認知する様になっていた。
そして同じくベルクも工事開始数日前から、分断されている街道各地の情報を細かく取り纏め、都度イズレンディルと共有している。
特に野盗や魔獣の出没地域に関するリスク情報は、護衛を職とするひとびとの為の宿営所設置について、非常に重要な意味を為した。
「通行止めや劣化が激しい箇所は、山の様にあった。全てを細かくチェックするのは時間的に不可能だった故、大まかな傾向だけを纏めておいた」
「助かります……これで大体の優先順位は付けられそうですね」
イズレンディルの頭の中では、幾つもの線表が描かれ始めている。勿論イズレンディル自身も現場に出て、その圧倒的な魔力を駆使しての工事支援には都度入るつもりではあったが、各隊長に配布すべき情報は早い段階で精査を終えておかなければならない。
イズレンディルが瓦礫や障害物の撤去に強大な破壊魔術を駆使するのは、まだ少し先になりそうだった。
大体の報告が終わったところで、ベルクは各地の野盗本拠地に探りを入れる為にと、再び野へ跳び出していった。一方のサフィラは測量結果を各監督支所に配布する為、自隊の班長達と共に走り回らなければならない。
工事が進めば完成度を測る為の事後測量も必要となる。サフィラの役割は寧ろこれからが本番だ。
「また新しい麻縄と杭を調達しないといけないかな。消耗早いからね」
フランクス商会への調達依頼書を書類箱から取り出してから、サフィラは副長のドゥバと肩を並べて現場へと引き返していった。
(さて……私も橋造りの支援に行きましょうか)
重兵3番隊班長のローデス・プレクターから、少しばかり深さのある川を渡る為に、簡易橋を建築したいとの申し出があった。その際、イズレンディルの魔術で支援して欲しいとの要請があったのだ。
頭脳と魔術の双方が求められる立場となったイズレンディル。恐らく工期中、全ての段階で彼は多忙を極めることになるだろう。
工事開始から数日が既に経過しているが、コルネリウスが進めるキャンプ地建設は尚も続いている。全ての場所で一斉に整備着手される訳ではなく、少しずつ工事現場は移動していくからだ。
ダルトートとオルセン間に三カ所目となる作業員用キャンプ地の建設を終えた重兵3番隊は、コルネリウスの指示で休憩に入った。
と、そこへイズレンディルの補佐として各現場を廻っている遊兵4番隊長ロイ・アウレアが、オルセンまでの工事計画書を片手に歩を寄せてきた。ロイが率いる隊は荷車や馬を各工事現場へ移送する作業の為、それぞれ班単位で各地へ散っている。ロイ自身は隊とは別行動という形で、各監督支所に計画書や手順書の配布と、その説明の為に足を運んでいた。
「お、ここが新しいキャンプ地か」
重兵8番隊長パヴェル・A・サムルガチェフが設置されたばかりのゲルや、コルネリウスの愛馬きんにくに眩しそうな視線を送る。男女別でしっかり寛げる配置になっているのも、流石というべきであろう。
「重兵8番隊の資材運搬隊は、もう北方へ向かったそうですね」
手元の計画書から、ロイは北の方角へと視線を移す。パヴェルは副長に全権を任せ、自身は他隊を廻っての情報共有作業に入っていた。
「水場の確保も出来てるそうじゃないか」
「後は馬車用の待避所の設置も進めないといけませんけどね」
パヴェルに応じながら、ロイはコルネリウスに笑顔を向ける。コルネリウスはキャンプ地設営の条件として、風雨を凌げる小屋の設置場所に加え、水源の確保にも目を光らせていた。幸い、ロイが街道沿いの小川や井戸の場所を調べ上げていた為、これらの情報に事欠くことは無かった。
「それにしても、皆さん本当に頑張り屋さんばかりですね。普通ここまで計画通りに進捗するなんて、珍しいんですけど」
カルケルーア・ロモズ復興での苦労を思い出しながら、コルネリウスは嬉しそうに笑った。彼女が各隊の作業状況のみならず、疲労度もしっかり管理していたからこそ、作業が捗っているという部分もある。そしてゆっくり体を休めることが出来るキャンプ地の設営も大きく寄与しているのは間違いない。
「本線の引き直しも結構あちこちで発生しているんですが、それでもしっかり工期を守れているのは、大したものだと思いますよ」
ロイも工事現場で元気に汗を流す隊員達を眺めながら、穏やかに笑った。
「後は、街道整備が完成した後での経済圏の推移も見極めたいところですが」
「それはまだ、気が早いんじゃないでしょうか」
ロイが弾く皮算用に、コルネリウスは呆れた様子で苦笑を向ける。尤も、理想を掲げることは決して悪いことではない。
その一方でパヴェルは一瞬、複雑な表情を浮かべた。懐にしたためた一通の書面。これをどうすべきかで、まだ結論が出ていない様子だった。
(まぁ……また今度、かなぁ)
これは飽くまでも、個人的な話に過ぎない。任務で忙しい歩兵団に、今持ち込まなくてはならない問題でもなかった。
そうこうするうちに、一部の作業員達が疲労困憊の様子で休憩用キャンプ地へと足を運んでくる。コルネリウスは早速、彼らをゲルや小屋に招き入れていた。
●完成に向けて
工期も後半に入った頃のある日。
ダルトート近くの監督支所で、昼食を告げる太鼓の音が盛大に鳴り響いた。
「さぁ皆さん、お昼御飯ですよー! お食事前には、ちゃんと手を洗って下さいねー!」
炊出班ハルハン・ツァガーンナルの元気の良い声に誘われて、作業員達がテーブルの列にぞろぞろと足を運んでくる。誰もが注意された通りに手を洗い、準備万端で食卓に着いた。
すると頃合いを見計らったアルフィー・リッパーが、着席した作業員達の前にマジカルポケットから取り出した弁当を手際良く並べてゆく。
(弁当は確かに配膳も容易だし、短時間なら保管も利く。流石だな)
配りながら、アルフィーは弁当という手段で炊出を考えた知恵者の頭脳に舌を巻いていた。
一方でツァガーンナルも、手軽に食べやすい形式として肉をパンに挟んだサンドイッチや、体が温まるスープなどを供して作業員達から好評を博していた。
ところがひとりだけ、何故か整備中の街道脇に首から上だけを出して地面に埋められている者が居る。
リリリリスだった。
弁当での配給を考案し、手軽に食べられるパン挟みのサンドイッチをツァガーンナルと共同で考案した、いわば炊出班の主役のひとりの筈、だった。
ところが何故か彼女は、埋められている。床と化している、と見ても良い。
埋めたのは、重兵9番隊長ギーゼラだ。ギーゼラはリリリリスから違う意味での飯テロ弁当を食わされ、反撃に出た。その結果が床化であるということらしいのだが、誰もその現場を見ていない為、確かなことは分からない。
ツァガーンナルもアルフィーも、リリリリスの惨状に驚きはしたものの、ギーゼラが何食わぬ顔で彼女を埋めてしまった為、日常茶飯事なのかと小首を傾げるばかりであった。
そして当のギーゼラはというと、同じ整選支隊のイズレンディルのもとへ出向いていた。前日の進捗報告を兼ねて、今後の作業計画を聞き出す為である。
ギーゼラが率いる重兵9番隊は力自慢が多い。瓦礫撤去や地均しといった下地作業には、うってつけの部隊だった。
やがてイズレンディルのゲルからギーゼラが引き返してくると、リリリリスは歓喜の笑みを浮かべた。
「ギーゼラ様、お待ちしておりましたわッ! 実は前日に用意した至高の味のお弁当がございますのッ! きっとお気に召しますわッ!」
「もういっそ、このまま街道の一部にしてしまいましょうか。えぇ、それが一番良いに決まってます!」
どうにも、ふたりの会話は全く噛み合っていない。
ギーゼラは重兵9番隊の面々にとっては極めて有能且つ信頼出来る上司なのだが、何故かリリリリスに対しては随分と手厳しい。
ところがリリリリスの方は逆に嬉しそうなのだから、世の中分からないものである。
「さぁ皆さん。食事の後はしっかり休憩しましょうね。食べてからすぐ動いたら、お腹が痛くなりますよ」
床化女のことはすっかり無視して、ギーゼラは自身の部下に満面の笑みを向ける。だがこうしてシカトを喰らうことでさえ、リリリリスにとっては至高のひと時――なのかも知れない。
「何だか……よく分からないですね、あのふたり。ボクにはちょっと理解出来ないかも」
「いや、俺にもさっぱり理解出来ない」
ツァガーンナルとアルフィーは、リリリリスの炊出担当としての才能を認めつつも、ギーゼラとの関係性だけはどうにも不明点が多過ぎた。
当初リリリリスは身分を隠して炊出班に参加していたのだが、割りとあっさりとギーゼラに見破られてしまったらしい。勿論、この現場についても目撃者は居ない為、ツァガーンナルにしてもアルフィーにしても、風聞でそうと知っただけなのだが。
ところで、リリリリスがギーゼラの為に用意した至高の弁当とは、一体どの様なものだろう。若干興味が湧いたアルフィーだが、それは決して開けてはならない禁断の門である様にも思えた。
オルセンまで後少しだという位置に、最後の監督支所が設置された。
重兵6番隊長アリア・ティーダは、部下達が資材置き場に運び込んでいる諸々の物資や道具をチェックしながら、透き通る様な青空を見上げた。よくぞここまで辿り着いたものだという感慨が、ふと胸中に湧いた。
ロモズ歩兵団では工兵隊の先駆けとして数々の戦場で功績を残してきた重兵6番隊。当然ながら、他の隊に先んじて未着手の現場に到着することを期待されている。
ここまでアリアは、確保し続けてきた物資集積箇所を工事中の休憩場所や警備担当の詰所としても使える様にと諸々の工夫を凝らしてきた。工事終了後も見据えた長期的な視野で、野盗等に対するセキュリティ面も考えた末での措置である。
「ここから先が、いよいよ最後の工区だねー」
傍らに、遊兵5番隊長アルマ・ヴァレンタインの姿があった。整選支隊の一員として、ロイと共に各所の下調べや工法の検討を担当していたのだが、アルマはアリアと共に工事区間の最先端に派遣されていた。それだけ信頼されているという証左であろう。
遊兵5番隊の面々が重兵6番隊と共に資材を搬入し終えると、すぐにでも整備工事への着手だ。アルマは部下達を招き寄せ、この日の工事予定を簡単に伝えた。
「今日も一日、ご安全に! だよ」
自身も職人道具を携え、部下達と共に作業に加わる姿勢を見せるアルマ。彼女の場合はロイとは異なり、直接土木作業にも従事する工程を自らに対して組んでいたのである。
一方でアリアは、一部の部下を指揮して集積所管理用の櫓や柵の設置に取り掛かった。
それからしばらくして、弓兵2番隊が同監督支所に到着した。ジェフ・ディアー率いるこの隊は、作業要員の供出と同時に、炊事も担当している。
だからという訳でもないが、弓兵2番隊副長リディリディ・トゥラ・イェレミースは何故か肉挟みパンを片手に数名の部下と一緒になって食事用卓の設置に動いていた。
相変わらずの肉派だな――アリアも、そしてアルマもリディリディの逞しいばかりの食欲に苦笑を禁じ得なかった。
しかしリディリディも肉ばかりではない。ちゃんと仕事もしている。街道整備の為に伐採される樹木の有無や地均しポイントの調査など、やるべきことはやっていた。
「あれがオルセンですね……きっとこの時期はお祭りが催されていることでしょう。出店廻りが出来そうで楽しみですね」
つい、ぽろっと本音が出てしまったリディリディだが、アリアもアルマも聞かなかったことにした。
そもそもリディリディは、リーンエス王国のあちこちで開催されるお祭りで肉料理を漁りまくる予定だったのだが、ディアー隊長に呼び出され、仕方なく今回の整備工事に着任したという経緯があったらしい。せめて現場での炊事や、オルセンに到達した後の楽しみが無いとやっていられないという心境だったのかも知れない。
それは兎も角、ロモズ歩兵団による東部街道整備工事は、いよいよ最後の局面に入ろうとしていた。
工事開始から、早くも一カ月近くが経過しようとしていた。
ヴィントを起点とした街道整備工事は着実に工区を北へと延ばし、ダルトートを経由して、遂にはオルセンまで到達した。
勿論、全ての街道が完璧に一本の道として繋がった、という訳ではない。未だ不完全に、半ば分断状態にある箇所も数多く残されている。だが以前と比較すると、道同士の接続性は格段に向上した。
道中の施設や対野盗のセキュリティ、或いは街道沿いの集落や村への連絡路等が整備され、十分にひとつの道として使えるレベルになった。
帝国の復興はまだまだ道半ばだが、少なくともヴィント、ダルトート、オルセンを繋ぐ長大な道は、地図にこそ記載されてはいないものの、その重要性は周辺住民には相当強く認知されることになるだろう。
そして帝国が真の復興を遂げた時、この東部街道もまた新たな歴史に足を踏み込むことになる。
それがいつになるかは、まだ誰にも分からなかったが。
東部街道(仮称)全行程完成度は、現時点では凡そ八割。
残りの整備作業は、ロモズ歩兵団の一部の部隊が引き続き担当するが、それ以外は各地の住民に引き継がれる運びとなった。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年11月28日 00時32分50秒 公開
参加者
相談掲示板
今回も宜しく頼むよ。 そして大変申し訳ない、物凄く重要なことをいい忘れていた。 いつもの様に、ロモズ歩兵団各隊の隊長、或いは副長、臨時兵長等の称号を持っている場合は、自隊や貸与された歩兵団員の指揮を執ることが出来るから、各位そのつもりで行動して貰って結構だ。
私(ワタクシ)、リリ…はっ!?(帝国子爵の名前に気付く)… (ササッ…)わ、私(ワタシ)はただの冒険者です… 道の復興は流通の基幹デスから、是非とも一刻も早く直さねばなりませんwっ…ですね! おほほ、不自然さなんてありません!…ゎ。 そうですわ…そうですね!私は、そう!作業する方達の為に食事等の準備をいたしまーすーわー(ここで至高の皿を披露してしまったら正体がバレてしまいますわ…)ーー…す、すこし料理は覚えがありますので…えぇ、えぇ、えぇ…
エッ、美味しいご飯にありつけるのかい?(※作業員ではない) ボクはエルフのロベリア、見ての通り悪い魔女さ。 兵団の人間じゃないけど、久しい面々も最近顔を合わせた面々も皆、よろしく頼むよ。 ボクは今の所、何もなければ地質学とか諸々で現場監督しながら帝国の近況を見て回る予定だね。 手が必要な所や計画があれば内容次第じゃ力になれるかもしれないよ。
No.4
えっと・・・、弓兵2番隊副長のリディリディです。 ディアー隊長がお肉を奢ってくれるということで依頼を受けました・・・。 なんだか労働量と釣り合っていないような気がしますが・・・、後でたっぷり奢ってもらうことにします・・・。 とりあえず、私はディアー隊長のところに行って話を聞いてからですね・・・。
にゃ!遊兵三番隊隊長のサフィラだよっ! にゃ?おにく食べれるの?ディアー隊長ありがとー!!(勝手に決める) あたしと三番隊は測量やろっかなぁ とにかく範囲が広いから人手が欲しいなぁ…
お手伝いにきました!ツァガーンナルです! まだ何をするかは決めていませんが、がんばります!
遊兵8番隊長、アウレーリアです。宜しく。 ヴィント・オルセン間というと、クーネ様が南下してきたルートね。 幽界樹が片付いて工事ができるだけの安全確保ができた、という事でしょうね。 帝国南北を繋ぐ唯一の生命線と考えると、防衛の事も考えた方が良いのかしら……?
遊兵4番隊長、ロイ・アウレアです。よろしく。 何をするかは皆さんの動きを見つつ今から決めさせて貰います。 復旧工事は未来に繋がる感じがして良いね。 ……復旧が必要な事態にさせない事が一番だけどさっ。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 絶対的に飯の補給が足りんと思うので調理に回るのだ。 輸送計画出して現場と仮宿を行き来させて交代休憩させるといいのだ。
重兵三番隊の副長、イズレンディル・パラリムと申します。 皆さん宜しくお願い致します。 街道整備、それなりに時間のかかる大規模な工事になりそうですね。 整備期間中も利用されるでしょうから、まずは下記の2点を優先して整備を進めたいなと思っております。 ・需要のある交通路を優先して整備 ・完全に通行不可になっている地点を最低限通行可能に(馬車1台程度) ひとまずは大事な部分を先に利用可能に使用という方針ですね。 優先順を付けるための街道全体の下調べ、というのが結構手間のかかる仕事になりそうでして。 もしよければ一緒にご協力等出来ればと思っております。
遊兵9番隊長のシルヴィアだ。今回はよろしくね。 良い街道が出来れば人の行き来が盛んになり、将来の経済にも良い影響を与える。作業指示や工程管理等、出来る限り頑張ろうと思うよ。
遊兵5番隊長のアルマだよ なにをやるかはまだ決めてないけど、どーぞよろしくねー
重兵2番隊副隊長、ナタリア・フィッツジェラルドだ。 この季節においても重労働ともなれば、それなりに過酷な肉体労働といえよう。 寒い時期だ。健康管理の面で貢献するとしよう。 もの作りに覚えあり、という訳ではないのが申し訳ないが。 あと身体を暖めるという名目で、火酒セットの持ち込みも試みたい。
重兵3番隊長、コルネリウスです。よろしくおねがいします。 重3隊も細かい動きは見当中ですが、整備がスムーズに行えるよう、力仕事を中心に準備をするのがメインになりそうです。
遊兵9番隊副長のノイアンだ。よろしく頼む。 隊長やウーリバーと相談しつつだが、これを機に隊の土木建築技術を底上げしてもいいかもしれないな… 今のところは瓦礫や岩の撤去などの「均し」作業を中心にと考えている。
No.16
サイラスだ、よろしくなー まあとりあえず一緒に直しつつ管理してくわ
まだ何となく決めた程度ですが、基本はイズレンディルさんのおっしゃるように 「大事な部分を先に利用可能」の流れにしようと思うので 良ければ街道全体の下調べを手伝わせて下さい。 具体的な点は書き出さないと形に出来ないやつなので 足を引っ張る事だけは無いようさせて頂きます。…とだけ。
ベルクだ、帝国の臣ではあるが歩兵団とは無関係ではあるのだがよろしく頼む、とりあえず先行して街道の様子を見てこようと思う。 やはり修繕箇所は急を要するに場所からしていくべきだと思うのでな。 後絶対バルバロイ(盗賊)の襲撃ポイントもあると思うのでそのあたりも調べてきたい。
(…そうですわ…見つからなければ大丈夫なのですわ…) (ここまで私に気付いてる方もいらっしゃらないので、これはチャンスですわー!) おほほ、わたk…わたしは差し入れなどをいたしますわねー もちろん、地面の整地のお手伝いはいたしますわー…おほほほ
ロイさん、ありがとうございます!是非ご一緒させて下さい。 ベルクさんも、先行して様子を見て頂けるのでしたら是非。調べて頂いた情報を活用させて下さい。 私自身は集めて頂いた情報を精査して優先順位付けを設定、皆さんに共有する、という行動をする予定で考えております。 一応簡単にですが共通の方針ということでタグを用意してみました。 ご協力出来る方がいらっしゃれば良ければ字数削減にご活用下さい。 他にもこちらで他に協力出来る事などがあれば何なりとお声掛け下さいね。 *** 【整選】 重要な街道を早期に利用可能にし、整備期間中も徐々に利用を拡大出来るよう下記を優先して整備 >需要のある交通路 >完全に通行不可能な箇所
パヴェルだ。よろしく頼む。部隊を動かすかどうかは考え中だな。 俺の方は修復に必要な資材の運搬をしようと思う。
イズレンディルさん【整選】タグどうもありがとー、ありがたく使わせてもらうね 遊4番隊と一緒に下調べとか作業工程なんかを分かりやすく説明するなにかを準備する予定だよ
重兵9番隊長ギーゼラです。よろしくお願いします。 イズレンディルさんの言うように『大事な部分を先に利用可能とする』事が重要だと思いますので、僕もお手伝いに行きたいのですがよろしいでしょうか? 重兵9番は力仕事が得意なので、下調べが終わった街道の瓦礫撤去や整備などが出来たら、と思っています。
イズレンディルさん快諾ありがとう。【整選】を使わせて頂きますね! 遊兵5番の協力と地質学と地元の意向も確認しつ ルートの提案と作業に従事させて貰うさせて貰う内容となりました。
ボクも、休息をきっちり取れるようにお弁当や炊き出しに回ろうと思います! 荷馬車の交換も申請したので、間に合えばそちらで、運ぼうと思います
遅ればせながら、重兵6番隊長アリア。お邪魔しますっ! 我が隊が得意とするお仕事だねだねっ! ルート提案や作業は既に表明や整理なさってくださってる方々居るから…。 部隊の人数を活かして、重6隊は、資材置き場、もとい集積所を作ろうかな? 一々拠点から資材を運ぶのは非効率だし、管理や守りやすさも兼ねて 他の方々が計画した整備ルート上に小拠点を作ろうかとっ。 工事完了後には、ちょっとした街道の休憩拠点にもなるしねっ!
おほほ。では【炊出】…とでも 作っておきますわね。 お弁当として食べやすいのがよろしいですわね。
アルマさん、ギーゼラさん、ありがとうございます! 勿論です、是非ご一緒にさせて下さい。こちらこそ宜しくお願いしますね! 私自身は重3隊の指揮はコルネさんに頼らせて頂いて、その分を情報の取りまとめと優先順設定にあてたいと思っております。 【整選】関連で表明頂いた方の予定を記載させて頂きますね。ご参考になれば幸いです。 【整選】の予定 イズレンディル:情報の取りまとめ/地図の入手/優先順の設定 ロイさん :地質学と地元の意向からルートの提案 ベルクさん :先行して街道の様子見/盗賊の襲撃ポイント調査 アルマさん :下調べ/作業工程を分かりやすく説明する準備 ギーゼラさん :下調べ/街道の瓦礫撤去や整備
【炊出】 よかったら、ボクも参加してもいいでしょうか! お弁当を出すのが、運びやすさとかでも、やりやすそうですよね
>ツァガーンナル様 えぇ、えぇ。勿論よろしいですわよー! これで皆様にも配りやすくなりましたわね。おほほ。 (やはり、私の変装は完璧ですわね!(どやリリス)
にゃ!遅くなったけど、イズの【整選】に参加してもいいかなっ? 遊兵三番隊を動員して街道の測量と優先的に直した方がいい所とか危険な箇所を調べてまとめる感じで動くねっ!
挨拶が遅くなった。アルフィー・リッパーだ…よろしくな。 ギリギリになってしまったがあんた(リリリリスを見て)の炊き出しに参加させてもらってもいいか?料理は少し心得がある。
サフィラさん、もちろんです!ぜひご一緒にお願い致します! 測量で街道のより正確な情報が得られそうですね。とてもありがたいです。 宜しくお願いしますね!
>リッパー様 えぇ、えぇ、よろしくてよ!人手が多ければ多いほど、わたく…ワタシのシュミの時間も作れるというもの… よろしくお願い致しますわー!
>イズレンディルさん 【整選】参加了承ありがとうございます。 僕はか弱いヒーラーですけど、部隊の皆が頑張りますのでお任せください! >蝶仮面の怪しい奴 趣味に走った場合は埋めて街道の一部にしますからね?
【整選】俺も参加して良いかぃ? 撤去した廃材が有れば必要な場所に運ぶ。書類を渡してくれりゃ必要な場所に持っていく。部隊の奴らにも動いて貰うことにするぜ。