【FF】イタズラオバケとウミガメの砂浜
そうすけ
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シナリオID:1559
オープニング
唸る。
ラズリーは余韻を十分堪能してから、またどんぶりを持ち上げてスープをすすった。
飲んだ瞬間、カタクチイワシの大群が口の中を泳ぎ回る。旨みたっぷりのスープにほろ苦い煮干しの香ばしさ。癖のある味をあとから仄かに香る柑橘の皮の風味がすっきり流してくれる。いくらでも飲めてしまいそうだ。
肝心の麺は最後の一本までつる、しこ、パツン、として歯応えがなくならなかった。燻製された豚肉を薄くスライスしたものも、ホロホロの食感で好みのタイプだ。とても美味しい。欲を言えば、歯ごたえのあるものが何か一品欲しいところだが……。
「美味しかったかい?」
「ごちそうさまでした。めっちゃ美味しかったわ」
ラズリーは養生先の『海の家』の主人に笑顔で答えた。
今は閑散期で、ラズリーの他に客はいない。貸し切り状態だ。滞在費用は、いろいろ揉めたが、全部ブラックデスの幹部タ・ロウ持ちになっている。
「それはよかった。リハビリがてら散歩にいくといい。孵ったばかりのウミガメの赤ちゃんが見られるかもしれないよ」
「え、まだ見られるの?」
「この辺りは潮の流れのせいでまだ暖かいから。でも、さすがにあと一、二回ぐらいだよ。見られるのは」
髭モジャの主人は、空になったどんふりを下げながら言った。
この辺りの砂浜にウミガメが産卵したのは先々月の頭から先月中頃までのことだ。先月の下旬ごろから卵が孵化し始めて、可愛いウミガメの赤ちゃんがよちよちと海を目指す光景が見られるという。
「見たい、見たい。いまからいってくるわ」
「オバケに気をつけてな」
●
ただ暗い夜道を歩くだけなので、不安はあるが恐怖はない。だが……。
ラズリーは肩をすくめて辺りを見回した。
(「オバケって……もう冬が近いのにまだ出んの?」)
海の家の主人の言葉をサラッと聞き流して出てきたが、誰もいない暗い浜を歩いていると、ふと気になってきた。
寄せては返す波の音とひんやりとした潮風が、夜の闇を濃くしているような気がする。
ランタンは持っていない。海の家の主人に止められたからだ。
夜に殻を割り、砂から抜け出した子ガメは、明るい方へ向かう習性がある。人工の明かりのない自然の海岸では、ふつう陸側よりも海の方が明るくなるので子ガメは迷わず海に向かうことができるのだ。ランタンの灯りがあったら、子カメたちは海に向かわずランタンに向かってしまう……と、主人はいった。
(「そやけどこんなに暗かったら、ウミガメの赤ちゃん、見えんのとちゃうか」)
間違ってウミガメの卵を踏み潰さないように、ラズリーは砂浜の端を歩く。海に顔を向け、朧月の薄い明かりを頼りに目をこらすと、羽の生えた小さな生き物が――。
「うわっ! なんやの、アンタ」
「テリーズ・トラ・トリュース!」
「は?」
「コレ、アゲル」
口の中に丸くて平べったいものが押し込まれた。ちょっとしょっぱい。噛んでいるとエビのうまみが舌の上に広がった。
「………………いける。美味しい」
「モット、アゲル。アカチャンタチ、タスケテ」
「あかちゃん?」
「オネガイ」
羽の生えた小さな生き物、よく見ると体が波打っている。透明な羽根だと思ったものは、薄い水の膜だった。
海の妖精だろうか?
その海の妖精が暗い浜の一点を指す。
「あ、ウミガメの赤ちゃん。海に向かってる。かわいいなぁ。あ、あそこにもおる。あ、あっちにも……いったぁ!?」
コン、と音をたててラズリーの頭に当たった空ビンは、くるくる回りながら砂に落ちた。あやうく砂から頭を出した子ガメに当たるところだった。
ラズリーは頭を手で押さえながら、主人の注意を思い出し、闇に向かって小声で誰何する。
「誰や! 出て……っう!!」
今度はおでこに木の板切れが当たった。
涙目で林の方を睨んでいると、木と木の間を白いものがふあふあと横切った。……と、今度は底が剥がれた靴が飛んできた。
「あれがオッチャンのいうとったオバケか!」
左右の腕を大回転させて、砂浜にゴミを投げ込むオバケたちに突撃したが、ラズリーはあえなく返り討ちにされてしまった。
●
「……というわけで、オバケ退治にみんなの力を貸して欲しいんや」
ラズリーは冒険者たちに頭をさげた。お金は僅かしかでないが、海の妖精からお菓子がもらえるという。
「エビせんや。甘いものばかりが菓子やないで。それで足らんか。ほな、海の家で美味しい『らうめん』をうちのおごりで食べさせたるわ」
依頼の内容は、オバケ退治と砂浜に落ちたゴミの回収だ。
砂浜にはまだウミガメの卵が埋まっている。孵化したばかりの子ガメもいる。うかつに入ると踏み潰してしまうので細心の注意が必要だ。もちろん、明かりをつけるのもダメ。
「できるだけ産卵エリアに入らんとゴミを取って。魔法や道具を上手いこと使ってほしい。そや、さっき連絡を受けたとこなんやけど」
ラズリーはしれっとした顔で、自分も開発に携わっていた道具の宣伝を始めた。
「近々、『母蜘蛛糸のロープ』が店で販売されることになったんやて。ロープの長さは10m。エーテルを流すと先がトリモチみたいになる便利なやつや。魔法と一緒に使えんのが難点やけど、買ってこの依頼で使ってくれてもええんやで」
解説
マスターより
リプレイ
無限に広がるような緑の絨毯が途切れると、エルゼリオ・レイノーラは御者の肩に手を置いて前方へ身を乗り出した。
「うわぁ。あれ、見て江流さん。すごくキレイ……」
海神・江流も首を伸ばして御者の肩越しに地上を見る。
「ほんとうだ。キレイだね」
眼下には絶景が広がっていた。
陽光を反射してエメラルドグリーンに輝く海と、浅葱色のあざやかな砂浜がどこまでもつづく入江。海の反対側にはサウゼル大樹海が広がっている。
ナハティガル=ラーは、海に近い場所に立つ一軒のログハウスを指さした。
「ラズリー、あそこに見えているのが、お前が静養している海の家か?」
「うん、あれがそう。いまはうちしか泊まってない。貸し切りや」
普段はブラックデスの幹部と、その幹部たちが懇意にしている著名人や金持ち連中が使アンデット。
そういったことをラズリーが楽しそうに説明した。
「ふむ。吸血鬼事件での傷は癒えたようだな。元気そうで何よりだ」
「おかげさまで。あの時は……みんなと助けにきてくれてありがとう、ナハティ」
砂の上を、翼を広げたビッグオウムの七つの影が滑るように横切っていく。
それから三十分後、冒険者たちはようやく海の家にたどり着いた。
ビッグオウムの背から荷物を降ろすヨル・スレイマの横で、ナハシュは潮風を頬に受けながら体をうーんと伸ばした。
「ここか……。結構デカいな」
「そうだね。海の家といっていたから、俺ももっとこじんまりとしたところだと思ったよ」
二人が呆然となってしまうのもしかたがない。
遠く空の上から見ていた時は普通の二戸建てとさして変わらない大きさだと思っていたものが、近づいてみれば二階建てのかなり大きなログハウスだったのである。
月とシャロン・ラ・モリエールは、仲良く手を繋いで海の家に向かった。
「まだ新しいねー。建てたばかりなのかな?」
「新築のようですね。この匂いは……何でしょう?」
匂いの元を探すと、海の家の横に白い花を咲かせた中高木があった。
あれは、とハイエナのワライタケを連れたテテリカが、謎の木と花を解説する。
「銀木犀だな。だけど、こんなに海が近いのに……」
後半は独り言めいて、潮風に流されてしまった。
銀木犀の花は小枝の先端に少し咲くだけで、花数は少ない。そのため金木犀と違って匂いは控えめになる。
にもかかわらず、常に海からの風にさらされるこの場所に植えた理由は――。
「海の家のおっちゃんが好きやねんて。金木犀より上品やからって。たまに匂うぐらいがちょうどええんやて」
ラズリーが、ワライタケの耳の後ろをかいてやりながらいう。
オゴスは真っ先に海の家のドアにたどり着いた。
「それにしても、ゴールディにこんな場所があったとは。穴場ですね」
ドアノブに手をかけたまま振り返る。
「とにかく入りませんか。陽が暮れる前に『オバケ退治』と『ゴミ拾い』の支度を済ませましょう」
海の家には、バーベキューができる広さのウッドデッキが備えつけられていた。
サシャ・テーリングはウッドデッキの端に立って浜を眺めた。
ゴミが落ちているようには見えない。さすがに海の家の近くでイタズラすることはないようだ。
「オバケを退治して、ゴミを片づけて。そのあとここで食事をすると気持ちがいいでしょうね」
浜辺に面した大きなウッドデッキから中に入ると、そこは二階まで吹き抜けの広いリビングになっていた。
リビングの奥のキッチンから、髭モジャのドワーフ男性が出てきて冒険者たちを歓迎する。
「いらっしゃい。管理人兼シェフのジョセフだ。お茶を入れて待っていたよ」
サマエラ=フォリウムはハーブティーが入った熱いコップを受け取った。
「ありがとう。空の上は寒かったから嬉しい」
カップを持って古風な暖炉に向かう。
重厚な木材を使った家具類が品よく置かれている中で、壁に掛けられた大きな絵がひときわ目を引いた。
「これって――腐緑獣!?」
絵のタイトルは『ゴールディズ・デッドライン』だ。各国から派遣された部隊に支援されて、超大型クリーパーの腐緑獣と戦う授恵者たちの姿が描かれている。
半年ほど前にサウゼル大樹海で起こった大変動事変を直に知らないヴァンゲルス・ロッドとダムド・フィリスは、興味深げに絵を眺めた。
「へえ、これが腐緑獣か。話には聞いていたがクソでかいな。幽界樹と変わらないか?」
「まさか。自分たちが戦った幽界樹のほうがデカイに決まっている」
周りから上がった同意や反論の声を、ラズリーが伸ばし棒で叩いて鳴らすフライパンの音が遮る。
「みんな、はよ準備して。行くで!」
●
花崗岩質の白い砂粒とゆるやかな傾斜の広い砂浜は、その果てが夜の闇に沈んで見えないほど遠かった。
「けっこう広いですね。ゴミもたくさん……」
サシャがついたため息の音を波の音が掻き消す。
「手分けして砂浜を丸く囲い、円を狭めつつゴミを拾いましょうか」
人と人の間隔が想定していたよりも広がってしまうがしょうがない。
「それでは始めましょう」
サシャは一番ゴミが密集している、つまりオバケたちが出現する確率が高い個所にポジションを取った。
後ろに立っていたずらオバケの出現を待ち構える仲間たちに、よろしくお願いします、と頭を下げる。
「お怪我をされましたらお知らせください。すぐヒールをかけます」
助かる、その時は頼む。返ってきた声に微笑んだ。
白旗の束を手に、大袋を広げる。
踏みしめる砂の音を研ぎ澄ました聴力で拾い、微かな違いに注意しながら、海へ向かってそろりと歩を進めた。
暗い中をパタパタと小さなヒレで砂を叩いて海を目指す子ガメに感動しつつ、サシャはまだ卵が埋まっていそうな場所のそばに白旗を立て、落ちているゴミを拾っては袋の中に入れた。
前かがみの作業は意外と辛い。
一休みしようと体を起こしたところへ、小さくて青白いものが飛んできた。
「可愛いですね……初めまして」
「ハイ、ドウゾ」
エビせんを受け取ると、海の妖精は海水の羽を広げて飛んでいった。
雪の降らぬ南国とはいえ、さすがに海から吹き寄せてくる冬の夜風はひんやりとしている。
ナハシュは首筋を撫でる寒風さえ心地よいと思えるほど、ゴミ拾いに熱中していた。
「おもしれえなーこれ! 一度使ってみたかったんだが、成程こんな感じか」
ぴた、ひょい。
ぴた、ひょい。
母蜘蛛糸のロープの先をゴミに当てるだけで簡単に釣れるのだから面白い。
便利なのは素材が何であれ、エーテルを流し続けている限りトリモチよろしくくっつくということだ。
投げたロープが強い風に流されて、狙ったゴミではなくその隣をいく子ガメに当たったとしても安心だ。
釣り針と違って傷つけてしまう心配がない。
(素材はだいたいなんでもいける。ナマモノもオッケー……となりゃ、あとはどのぐらいの重さを引っ張ってこられるんだろうな?)
ちょうど、濡れ光る砂の上に流木らしきシルエットを見つけた。
大人一人分ぐらいの重さがありそうだ。
ナハシュは双波と暗視を駆使して子ガメと卵を避けながら、波打ち際へ向かった。
いたずらオバケがいつ現れてもいいように、林に睨みを効かせていたヨルがナハシュの行動に気づいて声をかける。
「おーい、どこへ行く? まだそこら中にゴミが落ちているぞ」
「海。一緒にくるか? せっかく森の湖で特訓して泳げるようになったんだし」
「海も湖と同じように……いや、いい」
そうか、といってナハシュはヨルに背を向けたまま、あげた腕を一振りした。
そのあとをエビせんをもった海の妖精が追いかけていく。
●
遠くでナハシュが流木を一本釣しては、はしゃいだ声をあげている。
「楽しそうだなー。あ、妖精さんだ!?」
「テリーズ・トラ・トリュース」
妖精はややたどたどしく挨拶をして月にエビせんを渡し、続いてシャロンにも配った。
「ありがとうございます。ウミガメの子供たちが無事に海へ帰れるように、私たちがしますね」
「ルナもがんばるよ。あ、これ美味しい!」
エビせんの味を褒められて嬉しかったのか、妖精は月の回りをくるりと二周してから、別の人のところへ向かった。
「続けましょう」
「気をつけなきゃいけない範囲は波打ち際から数十メートルか。ロープの長さだけじゃ足りないね」
暗視を活性化させ、生まれたばかりの子ガメたちを踏まないように注意しながら、そろり、そろりとゴミに母蜘蛛糸のロープがとどく場所まで移動する。
まだオバケたちは現れない。
今のうちにできるだけ多くのゴミを拾って、子カメたちの行進を助けてあげたかった。
「海水浴できないのが残念ですが。……いや、別に泳ぎたかったら泳いでも問題ないのでは!?」
きゅぴーん、と天啓がシャロンに降りてきた。
ん、と闇の中で月が顔を向けてくる。
「寒中水泳よ! そうよ、寒中水泳しましょう」
えー、と月。
「寒中水泳? 本気なのー? 風邪ひいちゃうよ。それに、水着、持ってきてないしー」
そこへラズリーがやって来た。
「どない? うまいこと使えてる?」
なにが、というと『母蜘蛛糸のロープ』のことである。
月はラズリーに実演して見せた。
「エーテルを流して……ゴミを先にくっつけてー、ひょいっと」
「おー。上手、上手」
手首のスナップをきかせてロープを引き上げる。ゲットしたのはひび割れた木の洗濯板だった。
「どこから持ってきたんだろうねー。ゴールディは遠いし、近くに村があるのかなぁ」
サウゼル大樹海の近くなので、この付近に民家はないとラズリーがいう。
「どっからゴミを持ってくるんか、ぜんぜんわからへん。どれもこれも生活感あるものばっかりやねんけどなー」
シャロンはゴミを入れる袋を広げた。
「待って。これ、どうやって外すの」
「ロープにエーテルを流しこむのを止めたらええ」
へーと感心した声をあげて、月は母蜘蛛糸のロープから割れた洗濯板を外した。
シャロンが差し出す袋に入れる。
「そういえば、海の家も新しいですね。最近建てられたばかりですか」
「うん。半年になるかならんか。あの戦いのあとで、タ・ロウのおっさんが作らせたんやて」
ブラックデスは新たなしのぎをサウゼル大樹海に見出そうとして、いろいろやっているようだ。
「それより次はシャロンの番だよー。やってみて」
シャロンはゴミを入れた袋をそっと砂の上に置くと、母蜘蛛糸のロープを手に取った。
「つまり、こういうことですね!?」
魔法を使う要領で体内のエーテルを母蜘蛛糸のロープへ流していく。
少し先に落ちている『白いもの』に狙いを定めた。
「母蜘蛛糸のロープをピャッとやって、ピトッとくっつけて引っ張って寄せる!」
――フヒヒヒ。
「あ! オバケだー」
「ゴミちゃう、オバケや!」
砂に落ちていた白いものは、いたずらオバケだった。
シャロンはロープからオバケを切り離すと、衝撃刃を放った。
体を半分にされたオバケは、ケタケタケタと笑いながら月の頭上を飛び越して林へ逃げた。
「逃がさないわよ」
シャロンとラズリーがオバケを追いかける。
月は砂の上に落ちたオバケの半分めがけてロープを投げた。
「もう! やられてもゴミを落としていくなんて、なんてやつだー」
ゴミを手に取ってみればそれはただの白い布、シーツそのものだった。どうやら魔獣の本体は、オバケの頭部にあるようだ。
――フヒヒヒ。
――イヒヒヒ。
ふあふあと白いものが数体、木々の間から笑いながらでてきた。
「やっとお出ましか。もう来ないのかと思い始めていたところだったよ」
ダムドは、自分が立てた白旗の間を風のように通り抜けた。
ゴミ拾い担当の仲間と手分けして、卵や子ガメのいないところへオバケを追い込んでいく。
オバケと交戦する仲間たちに、すれ違いざま警告する。
「そことあそこ、白い旗で囲っている範囲に卵があるから気をつけて!」
卵の位置は砂浜を探波して確認してあった。
おっと、とヨルが声をあげる。
「卵が埋まっているんだね。踏まないようにしよう」
ヨルも暗視を使っているのだが、地面の下まで見えているわけではない。
「他にも白い旗が立っているところは気をつけてくれ」
ダムドは逃げながらゴミを投げてくるオバケに追いつくと、左右の手に持ったダマスカス鋼の暗針を次々に突きたてた。
近くにいたヨルにトドメを刺してもらおうと、暗針を刺したままにさっと腕を回し振る。
「ヨル、こいつを――!?」
バサリと音をたてて、白い布がダムドの前にひるがえった。
「え? なんだ、これ。ただのシーツじゃないか」
後ろ、という警告の声に振り返ると、黒い羽を丸く固めたようなものがすぐ目の前に迫っていた。
意地わるそうに吊り上がった赤い目が球の真ん中に二つ。それがなければ飛んでくるのが魔獣だとは気づかなかっただろう。
魔獣のダイレクトアタックを避けるため、頭を横へ倒しつつ、ひょいと斜め後ろへ跳んだ。
首をひねって着地地点を確認する。
「わっ!」
視界の隅に、子カメと子カメを守ろうとする海の妖精をとらえ、あわててエアーライドを発動させた。
「あ、っぶねー。踏んでしまうところだった。オバケたちはもともと飛んでいるからいいけど……」
ほっと胸をなでおろしたところへ海の妖精がやってきた。
健気に海を目指す子カメを見送りながらエビせんをひと口かじる。
「エビ煎、海の味だ!」
●
ヨルは落ち着いて呪文を唱えると、飛んできた黒い羽毛の塊に祭刀の先を向けて魔矢を撃った。
体を返し、背後に迫っていたいたずらオバケを祭刀で切る。
直前にオバケが投げてきたゴミは、盾で受け落とした。もちろん、足元や近くに子ガメがいないことはちゃんと確認して。
「丁度良い運動と夜食ってとこだね」
卵が埋まる白い旗の輪の内に入らないように気をつけながら、時にはダッシュ、時にはジャンプして、オバケたちが投げるゴミを次々と盾で叩き落としていく。
落ちたゴミはあとでナハシュに拾い集めてもらおう。そんなことを考えていたら、いたずらオバケに接近を許してしまった。
「しまった」
――と、いたずらオバケがすごい速さでバックしていく。
いや、バックしたのではない。
江流に母蜘蛛糸のロープで釣られたのだ。
「はは、これはすごい。オバケにもくっつくぞ。おっと!?」
するり、と魔物がシーツの下から抜け出した。不気味な笑い声をたてながら林へ逃げていく。
「羽毛玉はくっつくかな」
江流はエーテルの流れを切ってシーツを落とした。再びロープにエーテルを流し、逃げていく魔物へ投げる。
――ンケ?
くっついた。
エーテルを流し続けたまま、魔物を手繰り寄せる。
――フヒヒヒ。
あと少しで攻撃の間合いに入るというところで、別のいたずらオバケが横から母蜘蛛糸のロープにレンガをぶつけた。
バチッと弾けてロープが切れる。
「わっ」
江流はうしろへよろめき、あやうく尻もちをつきそうになった。
「なんだこれ。横方向から強い力が加わると、刃物がなくても切れてしまうのか」
これでは敵をくっつけても、都合よく引き寄せたり拘束し続けたりすることは難しい。
「一長一短だなぁ。まあ、戦闘以外ではいろいろ使い道がありそうだ」
すぐ横でエーテルの矢が柔らかいものに当たる鈍い音がした。
下を見ると、いたずらオバケが落ちていた。レンガを投げてきたやつだ。
「助かったよ、サマエラ」
サマエラに礼をいいながら、江流はあたふたと逃げていくい黒羽の玉を衝撃波で倒した。
朱殷の霊盾を構えたサマエラが、卵や子カメをさけて慎重な足取りでやってくる。
「どういたしまして――っと」
サマエラは霊盾を持ち上げると、ひゅん、と音をたてて飛んできたゴミを受けた。身長よりも長い杖の頭を向けて魔弾を飛ばし、ゴミを取りに林へ戻るいたずらオバケを倒した。
――ヒーヒヒヒ。
林の中からまた別のいたずらオバケが出てきた。こちらをからかうようにコミカルな動きで迫ってくる。
「何体いるんだ、うっとうしい」
サマエラも、いたずらオバケを鬱陶しく思っているようだ。
杖を掲げた途端、いたずらオバケはピューンと音が聞こえるような速さで林に逃げ帰った。
江流が追いかける。
「あ、待て江流! あっちへ向かったならちょうどいい。ナハティガルが仕留めるさ。私たちはこれ以上、産卵場にゴミが投げ込まれないように防衛ラインを死守しよう」
そこへ海の妖精がやってきて、二人にエビせんを手渡した。
「テリーズ・トラ・トリュース」
「ありがとう。オバケが投げるゴミに当たると危ない。俺たちの前には出るなよ」
妖精は返事の代わりに海水の体を波打たせ、チャプンと音をたてた。
サマエラは砂浜を見まわして、白い旗とゴミを拾う仲間たちの位置を頭の中に叩き込んだ。
いちいち確認しながらターゲットを追いかけていては時間がかかりすぎてしまう。
「悪いオバケにはお菓子の代わりにきつい一発をお見舞いしてやらないとな」
海の妖精は二人に別れを告げて、林の中へ入っていった。
ナハティガルは林から出てきた一体を速攻で仕留めたあと、林の中に戦場を移していた。
砂浜に出てくるのを待つまでもない。こちらか出向いてやれば、ヤツらがゴミを投げても木が遮蔽物となって砂浜に届くのを阻止してくれる。のみならず、自身の姿を隠すこともできる。
木の裏に息を殺して潜み、いたずらオバケが、ケケケと不気味な笑い声を揚げながら浜へでる瞬間を狙って短剣を振る。
曇った月の光が届かぬ林の中は浜よりもさらに暗いが、白いシーツと笑い声のおかげで簡単に襲うことができた。
倒したイタズラオバケからシーツをはぎ取る。
黒い羽玉がころんと転がり出てきた。
「どうせアンデッドか魔獣の類だろうと思ってはいたが……」
本当にその通りだったので、少々興がそがれた。別にメルヘンチックな連中と戯れたかったわけではないが。
「まあいい。魔獣とわかればなんの遠慮もいらん。さっさと片付けよう」
ナハティガルは重さを感じさせないステップで木の幹から幹へと渡った。あとに白いシーツを残して。
●
ごっ。
人魚姫、と書かれた背表紙で、オゴスは振り向きざまにいたずらオバケをぶっ叩いた。
ノックアウトされた魔物が、母蜘蛛糸のロープでゴミを釣り上げるテテリカとワライタケの方向へかっとんでいく。
「しまった」
ゴミを投げるオバケに魔矢を放った直後、海側から別の個体に襲われた。不意を突かれた形で、背に気配を感じると同時に勝手に体が動いていたのだ。
ワライタケがジャンプして、飛んできたいたずらオバケを空中キャッチした。咥えたまま首を左右に振ってシーツだけをはぎ取ると、本体の魔物そっちのけで遊びだす。
「ワライタケ。それを放せ」
オゴスは子カメを踏まないよう気配りながら、砂の上を転がって逃げる魔物に魔矢でトドメを刺した。
テテリカと一緒にワライタケからシーツを取り上げる。
「オバケもゴミも、泡になって消えてくれれば面倒がなくていいんですけどね」
「あ、ああ……人魚姫のエピソードか。その本で殴って泡になったら、それこそメルヘンだな」
ふっ、と闇の中で微笑みをかわしあう。
「まったくです」
テテリカたちと別れて林の近くへ戻った。
ナハティガルの刃をかろうじて逃れたいたずらオバケが、ふらりと浜に出てきた。体と同じ大きさのゴミと一緒だ。
いたずらオバケは白い旗の輪へ近づいていく。
「ああ、そこにゴミを投げ入れないでくれませんかねぇ。ウミガメの赤ちゃんたちがまだいるんですよ」
オゴスは魔矢を放った。
足の取れたカバのぬいぐるみごと、いたずらオバケを林まで射飛ばす。
やつらはわざとキレイになった場所を選んでゴミを投げ込もうとするからタチが悪い。
それにしても、とため息をつく。
(直せばまだまだ使えそうなものばかり……。もったいない)
そういえば別れ際にテテリカが、「樹海に金を落とす客は歓迎だが、ゴミまで置いていく者は質が悪い」といっていたっけ。
近くに民家はない。オバケたちが人里、たとえばゴールディまで出向いてゴミを集めたとも思えない。ならば誰かが大樹海にゴミを捨てているのだろう。見つけてとっちめないと、また来年、同じことが起こる。
(ちょいと調べてみましょう。犯人がわかったらテテリカさんにもお伝えして、一緒に懲らしめてやりますか)
先ほど飛ばしたカバのぬいぐるみ、元の持ち主が分かれば不法投棄の犯人を見つける手掛かりになりそうだ。
――と、先に、砂浜の端を歩きながらゴミを探していたエルゼリオにぬいぐるみが釣り上げられた。
「ゴミを放り投げるオバケか~。まったく迷惑な連中だよね!」
「まったくです。あのエルゼリオさん、そのカバですが――」
「これ?」
エルゼリオは母蜘蛛糸のロープからぬいぐるみを取り外す。
「かわいいよね。片足が取れて綿が出ているけど。こんなに触り心地がいいのに、どうして捨てられちゃったのかな。ボクなら新しい足をつけてあげるのに」
「どこかに持ち主の名前が書かれていませんかね? 皮が張られている足の裏とか」
ふたりで隅々まで調べたが、どこにも元の持ち主の手がかりになるようなものはなかった。
海の妖精が飛んできた。
「テリーズ・トラ・トリュース」
「わぁ、これがエビせん……ありがとう」
エルゼリオはエビせんを食べながら、海の妖精にチラチラ見る。
(妖精さんってなんなのかな? 魔獣にしてはすごく友好的なんだよね)
まだまだ世界には不思議なこと、解らないことがたくさんある。これもそのひとつ。
「ま、いいか。それにしても。――エビせんってやめられない、とまらないね」
でしょ、と海の妖精が羽根を波たたせる。
「うむむ。とまりませんが止めなくては。ほかにオバケがいないか見てきます」とオゴス。
「じゃあボクも。赤ちゃんカメの為にも、環境保護の為にも、もうひと頑張りするぞ~」
テテリカはワライタケを連れて波打ち際にきた。
近くにヴァンゲルスとナハシュがいる。
二人に手をあげて軽く挨拶していると、海の妖精がエビせんをくれた。
「テリーズ・トラ・トリュース。ゴミ、ヒロウ。アリガトウ」
「サウゼル大樹海の案内人として当然の行いだ。この辺りまでガイドしてくることがあれば、ゴミが落ちていないか、落ちていれば拾ってキレイにしたい」
「ウレシイ」
妖精を見送る。
砂に半ば埋もれた空き缶を見つけた。
テテリカは母蜘蛛糸のロープにエーテルを流しこんだ。
「待て、ワライタケ。子ガメたちが来る。いま行くと驚かせてしまう」
波に乗って海へ漕ぎ出した子カメたちの上を越すように、テテリカは母蜘蛛糸のロープを投げた。
先端がフタの端に触れて、エーテルでひっつく。
(少し触れただけだが……ちゃんと砂の中からひっぱり出せるのか? ええい、ままよ)
下から大きくすくいあげるようにして引っ張った。
空き缶が砂の中から出る時に引っ掛かりを感じた。
だが、空き缶はフタの端にロープの先端をつけたまま、空を山なりに飛んでテテリカの手に収まった。
ふと、妙な疑問が頭に浮かぶ。
(例えばこれがケーキだったら? ……ロープを引いた途端、さすがに崩れるか)
あくまでエーテルを流し続けている間、先端に触れた部分がひっついているだけだ。モロイ素材を強化する機能は、母蜘蛛糸のロープにはない。
「このゴミはオバケが投げたものだが、行儀の悪い者が樹海に来た時の後始末にも役立ちそうだな」
「空き缶で?」
いつのまにかヴァンゲルスが隣にきていた。
「投げ返す。因果応報、しっぺ返しだ」
ヴァンゲルスは愉快そうに笑うと、パンパンに膨らんだ麻袋を持ちあげた。
ズシリとした重みが逞しい肩にかかる。
「昨日、今日の量じゃないぞ、これは。まったく、とんでもない収穫祭だ。お、子ガメがまた帰って行くな。大きく育てよ」
小さなヒレで懸命に砂をかくしぐさに、自然に目じりが下がる。
夏、大きくなった彼らとこの海で再会できたなら最高だ。ひと泳ぎした後は、ゴミひとつ落ちていないビーチでスイカ割りも楽しみたい。
切った張ったで緊張感あふれる毎日を生き残っていくためにも、たまの息抜きは必要だ。
それに、海の妖精や海亀たちが、お礼に海底のお宝の位置を教えてくれるかもしれない。
「なーんてな。別にお前さんから礼が欲しくてやっているわけじゃないぞ。と、そのエビせんは別だ」
ヴァンゲルスは海の妖精からエビせんを貰った。口に入れてもらう。
「ふむ、なかなか美味いな。マジカルポケットがあれば持ち帰れたんだがな」
子ガメの上をエアーライドで飛び越しながら、テテリカたちと一緒に海の家に向かう。
これ以上は袋に入らないとぼやきつつ、ヴァンゲルスもテテリカも母蜘蛛糸のロープを投げてはゴミを拾い続けた。
ワライタケがロープの先のゴミにかみつく。
「お? ワライタケが釣れた」
大あたりにヴァンゲルスは破顔し、テテリカは渋顔になる。
月が雲の後ろから出てきて、砂浜を銀色に照らした。
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いただきますの声が星空に響く。
真っ先に箸を手にとったのはナハティガルだ。
「魚介系らうめんか。ご当地グルメを食すのは密かな楽しみではある」
口に入れた瞬間、香りが広がる煮干しスープに唸った。麺をすすればひと口目から煮干しの風味がガッンと舌にくる。
ナハティガルは初めて食した『らうめん』なる料理を、大量に御代わりした。
ヨルはナハシュと一緒に、らうめんの鉢を持ってウッドデッキの端に腰掛けた。
「シャルガネ料理なのか。美味しい。麺が細いのが良い」
ヨルのとなりでナハシュが、ずずっと麺をすする。
「うめえ」
二人の足の下を、今年最後に孵化した子ガメたちが海に向かって進んでいく。
「生まれた直後にもう泳げるのは感心するな……泳ぐのは大変だからな」
「そりゃあ泳げなきゃ話にならねえからな(ずずずーっ)」
ナハシュはさもあたりまえのことのようにいうが、特訓もせずに泳げるのはすごいとヨルは思う。
「海の中にも道はあるのかな。何にせよ、いい旅をね」
エルゼリオも初めて食する魚介系らうめんに舌づつみを打ちながら、子ガメたちが海に帰る様子を見守った。
「何コレ。らうめんって言うの? パスタとも一味違って癖になりそう!」
「夏になったら冷たいらうめんも食べられるで」
「えー、食べたい」
「うん、うちも食べたい。また来よな」
深夜のらうめんは罪の味。
昔、食べたことがあっただろうか。江流は故郷の記憶をめくりながら、キッチンに戻るラズリーに声をかける。
「これは白飯とおろしにんにくが欲しくなるね。あったりしない?」
「あるで。いる?」
「じゃあ貰おうかな」
自分も、とダムドが手をあげた。
「お替りも! 美味いな! こんな料理があるなんて知らなかった。おっさん凄いな」
「太るで」
「あ、そうだラズリー。吸血鬼に攫われたって聞いたぞ……大変だったな、もう体は良いのか? 特別だ、俺の肉、分けてやる」
「あはは、ありがとう。ほな、全部もらうわ」
それはダメ、とダムドは伸びてきた箸かららうめん鉢を遠ざけた。
その様子を見てオゴスはほっこり微笑んだ。
「ラズリーさん。かなり衰弱していましたが、だいぶ良くなったようですね」
「うん。あの時は助けに来てくれてありがとうね。海の妖精から貰ったエビせんどうぞ。あ、らうめんも食べてや」
「はい。いただきます」
しばし眺めてから、では、と箸を入れると、すーっと箸先が滑り落ちていく。焼いた魚の香ばしさが、麺をすする度に口に広がった。
「拉麺はシャルガネ辺りで見かけたことがあります。魚介系とは珍しい」
らうめんとエビせんをつまみに一献。そんなに酔っていないのに、なぜだか無性に笑いたくなってきた。
となりでは、シャロンと月が仲良くらうめんを食べている。
「らーめん? へぇー都会には珍しいものがあるんだな!」
「お魚のお出汁っ……至福ですっ!」
おいしい、おいしいといいながら、二人は麺を苦労してすすった。箸の扱いは持ち前の器用さで、すぐに習得したのだが。
「熱い」
テテリカもらうめんを初めて食べた。
(食べるのにコツがいりそうだ。少しずつ食べよう)
フッハフッハとらうめんをすする。
ワライタケが分けて欲しそうな顔で見上げてくる。
テテリカは目の前の景色とらうめんを堪能しつつ、ちらりと頭の中で樹海の名物グルメが作れないかと考える。
ざざーんと波の音がした。
サマエラはみんなが麺をすする音を聞きながら、ウッドデッキの向こうに広がる砂浜と海をながめた。
子ガメの甲羅が月の光を受けて銀色に輝いている。きれいだ。
(これから、海へ旅立つのだな……雄大だが、容赦もない世界へ)
音をたてて、麺をすすった。
箸をおいてエビせんに齧りつく。
(どうか気を付けて。よい命を全うできるよう、祈ろう)
ヴァンゲルスは酒の入ったグラスとエビせんを手に、リビングに掛けられた絵を眺めていた。
サシャと二人でからの鉢をキッチンへ下げるラズリーを呼び止める。
「エビせん、うまいな。酒とよく合う」
「らうめんは?」
「ああ、らうめんってヤツも良い味出していたぜ。ところでこの絵、誰が描いたんだ?」
「タ・ロウのオッサンや」
「お上手ですね」、とサシャ。
「本人、褒めたらあかんで。すぐ調子乗るから」
サシャはキッチンに入ると、らうめんを作るジョセフに声をかけた。
「らうめん……美味しゅうございました。大将は大変な修行をされたのですね」
「ああ。うーんと修行したよ。だが、まだまだだ。何か足りん」
「……野菜炒めを乗せてみてはいかがでしょうか? シャキシャキとした食感と歯ごたえが加われば、より美味しくなると思います」
やってみましょう、と言うとサシャは手早く袖をまくりあげた。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:少ない13 / 4〜25人
2021年11月13日 15時40分37秒 公開
相談掲示板
シーフのナハティガル=ラーだ。今回は宜しく頼む。 前半は――そうだな。俺は「オバケ退治」に回るとしよう。 後半はご当地グルメ(?)を有り難く頂戴する予定だ。
ヒーラーのサシャ・テーリングと申します。宜しくお願いします。 「ゴミ拾い」をしますね。 お仕事後のらうめんという異国料理が楽しみですね。
シーフのヴァンゲルス・ロッドだ。宜しく頼む。 俺も「ゴミ拾い」に行くつもりだ。 らうめんは話のタネにもなりそうだな。楽しみにしている。
テテリカ。よろしく頼む。 「ゴミ拾い」に行くつもりだ。 らうめん……。初めて食べるな。
シーフのダムドだ、ヨロシク! 「オバケ退治」に行くぞ。 産卵した場所は砂の上の足跡から推察できるらしいけど 探波を持ってるから、それでも確認するよ。 旗を立てとくとか、した方が良いか? 戦闘では踏まない様に避けるからな。
ヨル・スレイマンだよ。宜しくね。 そしたら「オバケ退治」に行こうかな。 ダムド君の探波は助かるね。旗があると安心だし、口頭でだけでも位置を教えて貰えれば踏まないように動くよ。 らうめんも楽しみだ。美味しく食べられるように仕事は熟そう。
シーフの海神江流だよ。 俺もおばけ退治しておこうかな。 暗視とエアーライドで子ガメを踏まないように。 捜波で目の届かない範囲の確認もしておくよ。
ナハシュだ。よろしく。 そしたら「ゴミ拾い」の方でも行くかね。ラーメン楽しみだなー!!
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです。今回はヨロシク! ボクは「ゴミ拾い」の方を担当するね~。
ご連絡遅れました! 私は月様と二人で、おばけ退治とゴミ拾いを分業しようと思っています。
シーフのオゴスです。どうぞよろしくお願い致します。 俺は「オバケ退治」に向かいます。
ヨルさん、探波で確認と白い旗を立てる事と 範囲が広いなら砂に大きな円を描いて皆に声を掛けるとしたよ。返信ありがとう。 探波を持たないみんなも、良かったら参考になー。