【緑陰】求む! 読み書き計算指導教官!

炙りとろ左門

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シナリオID:1225

オープニング

「冒険者読み書き計算勉強会を開催しますッ!!」

 新米受付嬢の悲痛とも言える叫びが冒険者ギルドにこだまする。びくついた同僚と冒険者の視線が集まる中、受付嬢はふうと息を整えた後きっと顔を上げた。

「ついでに報告書の書き方も覚えてもらいます!」

● それより少し前
 ギルドは今日も冒険者で賑わっている。掲示板の前で実入りの良い依頼を物色する者、少し離れた席で依頼書を片手に一党(パーティ)と相談する者、朝から呑んだくれている者、カードゲームに興じる者——雑然としたこの雰囲気こそ、冒険者ギルド、そして冒険者の酒場〈踊る子熊亭〉である。

 リーラはリブラネスタ生まれのリブラネスタ育ち。この光景は幼い頃から目にしてきたものである。ゆえに馴染み深く、今更その雰囲気に圧されるということはない。
 しかしリーラは緊張していた。それはここに勤めるようになって毎朝のこと。就任1週間目の朝、リーラは逃げ出すことなくカウンターの——内側に座る。
 リーラの仕事は「受付嬢」である。冒険者相手に様々な事務仕事をこなす、一見地味だが、重要で気力と体力のいる仕事である。冒険譚に心躍らせる子供達の間で、冒険者の次に人気な職業、それが「受付のお姉さん」なのだ。

 先日は就任初日に新米冒険者たちの喧嘩に出くわし、ちょうど帰還した先達の冒険者たちに対応を頼んだ。酒場内での冒険者同士の対立は、同じ冒険者が言って聞かせるほうが効果的だと思ったからだ。初日にしては機転の利いた行動だったと思う。
 しかし課題もあった。対応を頼んだ冒険者から、リーラは言われたのだ。貴殿も初心者ならば上司を見て学べ——リーラは気持ちを新たに、よしっと自分自身に気合を入れた。

「ミュルグレスさん、報告書の書き方にも書式というものがありまして……」
「……そうなの?」
 朝一番に報告に訪れたのは、「ひよこ隊」の3人。先日冒険者登録をし、初依頼は失敗の憂き目を見ることとなったが、その後先達の冒険者たちの指導により「殻のついたひよっこ」から「ひよっこ」に成長できた。その後固定で一党(パーティ)を組むことにしたのだが、その時周囲にいた冒険者がつけた通り名が「ひよこ隊」だった。

 皆がしきりに「ひよこ隊」と呼ぶので、彼らも自分たちがどう呼ばれているかはわかっているようだ。気の強いドワーフの戦士(ウォーリア)ナルシルなどはむきになって反論していたが、ヒューマンの治癒師(ヒーラー)ドゥリンはむしろ「初心を忘れずにすむ」と好意的であり、エルフの魔術師(キャスター)ミュルグレスはいつも通りのノーコメント。すっかり「ひよこ隊」が馴染んでいる。

 そうして順調に歩み始めたひよこ隊…はしかし、薬草摘みの依頼をこなした、その報告書でつまずいていた。
「報告書は植物図鑑への寄稿ではないので……」
「……そっか」
 ひよこ隊の頭目(リーダー)はミュルグレスである。当然彼女が報告書を作成した。しかしその出来栄えは……植物図鑑としては100点満点なのだが、それでは冒険の報告書としては都合が悪い。
「第三者の視点を取り入れることも大事ですよ。試しにおふたりにも書いてもらっては?」
 手取り足取り教えることが、必ずしも冒険者のためになるわけではない。リーラはさりげなく後ろのドゥリンとナルシルを見やる。一党(パーティ)であれば協力は当然である。しかし、2人は顔を曇らせて視線を逸らした。
「えっと……」
「あ、あたしたちは……」
「ふたりとも、読み書きできない」
 ミュルグレスが引き継いで爆弾を投下する。
「はい!?」
 いやそれならあなたが2人に教えてくれ! リーラは万感の思いを込めてミュルグレスを見やる。しかしミュルグレスはこてんと首を傾げただけだった。
「ああ……どうして……」
 リーラは思わず頭を抱えた。そもそもどうやって冒険者登録を済ませたのだとか、だから冒険報告書(リプレイ)の閲覧を勧められていたにも関わらず申請がなかったのかだとか。しかし次にやるべきことは、決まった。

「冒険者読み書き計算勉強会を開催しますッ!!」

解説

読み書き計算ができないと大変ですよね。 冒険者さんはその出自も様々なので、完璧だって人もいれば、ちょっとおぼつかない人までいるんじゃないでしょうか。 というわけで冒険者さん同士の相互交流も兼ねて、読み書き計算勉強会が開催されることになりました。 ギルドの訓練場を貸し切ってテーブルを運び込み、熟練度ごとに読み書き計算能力を鍛えます。 私たちの知っている黒板よりは使い勝手が悪いですが、そういうものもあります。ぜひ利用してください。 ■行動例 【1】読み書き計算を習う  綴りに自信がなかったり、効率のいい計算方法を知らずに買い物に苦労したことがあるあなたに。  特にこれ以上の説明は不要でしょう。 【2】読み書き計算を教える  読み書き計算はバッチリ! そんなあなたには指導教官の役をおすすめします。  筆記帳、辞書、算盤などの道具を持ち込んでもOKです。 【3】ミュルグレスに報告書の書き方を教える  薬草摘みの報告書が植物図鑑の1ページになってしまうミュルグレスに、報告書の書き方のコツを伝授しましょう。 【4】その他  その他の行動(飲み物や軽食の差し入れなど)も歓迎です。 ■NPC ★魔術師ミュルグレス  ひよこ隊|頭目《リーダー》のエルフ。18歳。星辰に導かれ、極北を目指して大森林から出てきたばかり。理知的で落ち着いた雰囲気だが……。読み書き計算は完璧なのに薬草摘みの報告書が植物図鑑になってしまう。なんで? ★治癒師ドゥリン  ひよこ隊所属のヒューマン。17歳。自分に自信がなく、優秀な兄たちにいびられるせいで、つい卑屈な言動をしてしまう。が、最近は自分の意見を言う努力をしている。読み書き計算がおぼつかない。 ★戦士ナルシル  ひよこ隊所属のドワーフ。16歳。ドゥリンとは正反対に自信家だが、それは努力に裏打ちされた確信であり実力もある。しかし読み書き計算はおぼつかない。幼い弟妹たちがおり、彼らのために一攫千金を狙う。 ★新米受付嬢リーラ  冒険者ギルドの新米受付嬢。19歳。スタイルの良い美少女。 プレイングで指定しなければ、NPCはリプレイには登場しません。ただし、字数の都合でNPCとのやりとりがカットされる場合もございます。ご了承ください。

マスターより

冒険者さんたちに、もっと交流してほしい…!! というわけでそんな場を用意しました。 冒険者さんたちは出自も様々。依頼を受ける以上まったくできませんという方も珍しいかと思いますが、読み書き計算の設定をしてなかったなあという方もこれを機に。 一応新米冒険者たちと行く【緑陰】シリーズの第2話ですが、特に前のシナリオを参照する必要はありません。 本依頼にはOPにも登場したNPC「ミュルグレス」が関連づけられており、挨拶をしたり、必要に応じて応答します。質問の際はコメント冒頭に【Q】をつけてください。 NPCによる質疑応答については、OPや解説において判断に迷う表現があった場合のみで、基本的にはOPや解説に書かれていることが全てとなります。書かれていないことで判定を行なったりすることはありませんので、そこはご安心ください。 それでは、皆様のプレイング、お待ちしております!

リプレイ

 冒険者ギルドの訓練場に、次々と大机と椅子が運び込まれる。リーラが荷台に筆記用具と用紙を載せて後に続いた。
 「読み書き計算勉強会」は話が大きくなったため、別室にも集まってそれぞれ監督役がついている。言い出しっぺのリーラが担当し、この訓練場を会場に集まった冒険者たちは28人。教師側が9名、生徒側が10名、残る8名はそれぞれミュルグレスを見たり、手伝いや補佐に回ることになった。

● ご褒美の準備
「お勉強には明確なご褒美が必要だと思うんです」
 筆記用具を大机の上に並べながら、プラムはリーラにそう主張した。
「漠然と『読み書きを覚えなきゃダメ』では、皆さんのやる気は出ないと思うんです」
「なるほど……確かにそうですね」
 リーラは頷く。冒険者同士で相互扶助を、ということではあるものの、やはり教える側や手伝う側にも報酬があればやる気が出るし、教えられる側にも、勉強を頑張った甲斐があった方が良いというもの。
 そういうわけで今回はギルド主催のイベントだが、少ないながら報酬が設定されている。だが、またそれとは別に、とプラムは言いたいのだろう。
「例えば、何があるでしょうか?」
「リーラさんとの文通とか。これなら代筆では恥ずかしいので、自分で読み書きを習おうと思うでしょう」
「限定的すぎません!? 私と文通して何か得ありますかね!?」
「冒険の助言(アドバイス)とかして貰えそうですし。美人さんですし。そんな人から女の子らしくて可愛い丸文字のお手紙が貰えたら皆さん張り切っちゃうのでは……」
「そ、そんな私に人気があると思えませんし……な、なにより業務外ですっ」
 プラムの真っ直ぐな褒め言葉に、リーラは顔を赤くした。そこへ、ハルハン・ツァガーンナルが助け舟を出す。
「ふふ、ご褒美があった方が嬉しいっていうのには賛成です! じゃあ、お菓子なんてどうでしょう? 以前、こうやって『美味しいお菓子をあげるから』って、勉強を応援してもらったんですよね」
 今度はボクが応援する番です、と意気込むツァガーンナルの隣で、アルマ・ヴァレンタインが頷いた。
「それは良いね。頭を使うと、糖分とかいろいろ欲しくなってきちゃうからねー」
 アルマはごそごそと鞄の中から紅茶やら珈琲やらを取り出した。中には百合茶まである。
「であれば飲み物もセット、として。あなたがお菓子を作るなら、ボクは軽食……サンドイッチとかサラダとか、ガッツリめにいきたい人はパスタとかオムライスとかもどうかな」
「わあ、お料理得意なんですね! ではボクはそのラインナップにフルーツジュースを加えて……お菓子はチョコレートクッキーにします」
 厨房を借りて良いか、という2人の申し出を、リーラは快く承諾した。
「調理道具類は上の棚に入っていることが多いので、ツァガーンナルさんが取ってあげてください」
「任せてください! さあ行きましょう……えーと……あ、ボクはツァガーンナルですよ」
「ボクはアルマ・ヴァレンタインだよ。よろしくね、ツァガーンナルさん!」
「うん、よろしくです! よかったらお料理教えて欲しいです」
 長身のツァガーンナルとハーフリングのアルマが並ぶと、すっかり子供とその保護者のように見える。連れ立って厨房に向かって歩いていく2人の背中を見送って、リーラは会場を見回した。
「では、そろそろはじめましょうか」

● 勉強会のはじまり
 教師側、生徒側。それぞれ顔見知りの者もいれば、初対面の者もいた。互いに和やかに挨拶を交わしながら、教える内容ごとにいくつかの机に分かれていく。

「何でいるんだ……?」
 ナハシュは同じ机にたどり着いた同居人(ヨル)を見て目を瞬く。それに、ヨル・スレイマンは肩をすくめてみせた。
「……良いでしょ。こんな学習機会は滅多にないことだよ。……ま、この歳になると他人にも聞きにくいしさ」
「ああ、読み書きできねえもんな」
 納得しつつそれぞれ席に着く。しかし、一対一(マンツーマン)というのも何だかこう、むずむずする——視線を彷徨わせたヨルは、近くを歩いていたゴブリン(ギャメル)を認めると、声をかけた。
「君。彼が読み書きを教えてくれるんだけど、一緒にどうかな?」
「おっ! いいのか?」
 ギャメルはぱっと顔を輝かせ、空いている椅子に座った。
「冒険者になって付け焼き刃で文字を覚えたんだけどよ、もっとちゃんと勉強したかったんだ」
 ギャメルの言葉に、ヨルは内心頷く。ヨルは元奴隷で、読み書き計算は見様見真似で出来るように見せかけてきたのだ。ここできちんと修得できれば、そう、ナハシュには言わないが——彼の店の手伝いもできるはずだ。いや、あくまでそれはついで。そういうことにしている。
「俺はヨル。彼はナハシュ」
「ヨルに、ナハシュ先生だな! オレはギャメル、よろしく……お願いします!」
 ギャメルはやる気に満ち溢れた瞳でナハシュを見る。自分が読み書きをきっちりマスターできれば、弟妹たちにも教えられる。そうすれば、もし自分が冒険の途中で命を落とすことがあっても、弟妹たちが生き延びられる可能性が生まれる——そういった事情はわざわざ口にしはしないが、ナハシュは何かを感じ取ったようで、鷹揚に頷いた。
「はいよ、任せときな。じゃあ……2人の目標を聞こうか」
「そうだね……自然な文章が書けるようになりたい、かな」
 ヨルは現在、書き溜めた単語帳から単語をのみを並べて書くことしかできない。名詞以外の品詞の使い方がよくわかっていないのだ。
「オレはいろんな単語を覚えたいな。特にその、丁寧な表現を……大人っぽい文章の書き方みたいな」
 ギャメルは、名前や日常生活で良く使う簡単な言葉は読み書きができる。しかし文字の書き順はめちゃくちゃで、長い単語の綴りは間違えて覚えがちである。
 それぞれ抱えている問題を洗い出したナハシュは、それなら、と2人の前に絵本を広げた。
「簡単な文章を例題に、手紙を書いたり、読んだりする練習をしよう」
「わかった」
「はい、先生!」
 ともすれば2人の大人が少年ゴブリンに読み聞かせを行なっているようにも見えるが、全員成人済みである。しかし読み書きがおぼつかないということは、珍しくもない。
「ここ。それぞれの単語の間に何か入ってるだろ。これで文章を繋げてんだ。これが主語で、述語——あ、品詞って分かるか?」
 ナハシュが分かりやすく噛み砕いて文法を説明する。また、丁寧な表現を会得したいというギャメルのため、敬語についても触れた。
「手紙を書くときは、とりあえす終わりにこう書いときゃ(『です』とか『ます』とか)、最初のうちは何とかなる」
「へえ……君の説明は分かりやすいね」
「よし。こうか?」
「ああ、この単語は、この時は綴りが変わる……けどまあ、一気に覚えなくても大丈夫だから」
 最後に実際に手紙を書いてみて、それを添削する。ギャメルは弟妹に宛てたが、ヨルは、さて——。

◆─◆─◆

 こちらの机には、頭一つ飛び抜けて背の高いハーフビーストの男が2人。ジョン・ベアーとスー・ルーだ。
「美味そうな匂いのする所は飯屋じゃと分かるんじゃが、出来れば品書きを読んで注文できるようになりたいのう! がはは!」
 ジョンが豪快に笑う。その横で、スーが頭を掻いた。
「手紙を書いて渡したい奴がいるんだけどよ、字が全然わかんねぇんだよな。読む方も書く方も」
 今までは近くにいる者に頼んで代筆させていたが、自分で書けるようになった方が間違いがない。そう思ってのことだった。
 2人の担当となったナハティガル=ラーは、重い口を開く。
「人間、死に物狂いになれば出来ないことはない。少なくとも俺はそうやって修得した。命懸けでな」
「話むちゃくちゃ重くないかの?」
「読み書き計算ができない奴は、真っ先に使い捨てられる。そうなりたくなければ、死ぬ気で身につけて見せろ」
「手紙を書くだけなのにか……?」
 2人がすかさず突っ込むが、ナハティガルは意にも介さない。彼が暗黒街で生き抜くための手段として身につけた読み書き計算が今、継承されようとしていた。
「えーと、個々人の興味のあるものを取っ掛かりにして覚えてくと早いかな!」
 もはやコメディの領域に片足を突っ込んでいた3人を見かねてか、近くで話を聞いていたハーヴィがすかさず助け舟を出し、ジョンとスーはうんうんと頻(しき)りに頷いた。このままでは命懸けの特訓が始まりそうな雰囲気である。
「そうだな……ジョンは飯関連の単語を、スーは手紙を書くための読み書き、か」
「うんうん。図鑑と辞書を併用して、絵で見ながら単語の綴りを覚えてくのが良さそうかも。好きな物の方が、覚えよう、って気になるでしょ。ご飯については……」
「わかった、俺が描こう」
 ナハティガルがおもむろにスケッチブックを取り出す。ナハティガルが迷いなく線を引いていくのを、ごくりと見守る一同。出来上がった絵は、おにぎり——おにぎりなのだが。
「顔があるんじゃが?」
「キャラクター性がある方が親しみやすいと思って……」
「き、気遣いじゃったか」
 上手くはないが、味がある。こう、ミームになりそうな感じの。
「おにぎりかあ。美味しいよね。おにぎりの綴りは、こうだよ。……そうだ、具材の単語も覚えてみようか」
「いいのう! ああ、この前食うたんじゃが、ウナジュー言う飯はどがぁして書くもんじゃ?」
「ウナジュー……?」
 ハーヴィとジョンが紙に色んな料理の絵を描いたり、辞書で引いたりしている横で、ナハティガルはスーに向き直った。スーは思わず居住まいをただす。
「お、お手柔らかに」
「分かった。アンタはまず、文字の基本からだな」
 まずナハティガルが筆記帳に大文字と小文字の見本を書く。
「これを真似して100回書き取れ」
「なんて?」
 100回ってそんな、素振りじゃあるまいし。スーは「ほんとに100回?」と確認するようにナハティガルを見つめたが、どうやら聞き間違いではなかったらしい。
「ちなみに文字の歌というのもあってな」
「もしかしてあんた歌うつもりか……?」
「無論だ。聴きながら書取りもいいかもしれないな」
「100回?」
「そうだ」
 スーは 逃げ出した!▼
 しかし まわりこまれて しまった!▼
「まじかよ」
 文字の歌はきっちり100回繰り返され——る前に、それこそスーが死ぬ気で記憶したため、37回目で終了した。スーの筆圧が強すぎて破壊されたペンも報われるだろう。
 文字通り魂が抜けたようになっているスーを見て苦笑しつつ、ハーヴィは新しいインク壺を開ける。
「じゃあ最後に、自分の名前を書いてみようか」
「ええのう。冒険者登録の時に名が必要じゃ言われて、その時の受付に適当に付けてもろうたものだが……ジョン・ベアーたぁどう書くんじゃ?」
「適当だったんだ……でも大事な名前だからね。書けるようになるのは大切。『ジョン・ベアー』っと……僕とナハティガルさんの名前はこうだよ。それから、『スー・ルー』だね」
 机に突っ伏していたスーがよろよろと身を起こして、紙に書かれた自分の名前を確認する。
「これが俺の名前か……線が——線だらけじゃねえか」
 また100回、と言われる前に、スーは手帳に自分の名前を書き写す。
「でも、これで自分の名前は書けるようになったわけだ。ありがとな」
 ナハティガルは満足そうに頷いた。
「次は計算だな。この積み木で足し算引き算を学ぶとしよう」
「今どこから出したんじゃ?」
「10個の金塊があるとする。此処から7個の金塊を奪うと……残りは幾つだ?」
「例が物騒じゃのう!?」
 もしかしなくてもこの男、天然ボケか?
 そんな視線を受け止めたナハティガルが小首を傾げた時、正午の鐘が鳴った。

「みんなー! そろそろ一旦、休憩しない?」
 昼時の料理の匂いが風に乗って運ばれてくる中、アルマとツァガーンナルが食事を運んできた。2人では人数分を運び込めなかったので、通りすがりの冒険者にも助けてもらう。ツァガーンナルが焼き立てのチョコレートクッキーと紋具で冷やしたフルーツジュースを、アルマがサンドイッチとサラダ、そしてパンケーキを担当した。甘味に飢えていた冒険者たちがわっと歓声を上げる。
「お茶もあるからね。紅茶と珈琲と百合茶があるよー。好きなのを選んでね」
「頑張って計算問題を解いた人や、上手に書けた人には、クッキー、1枚多くしますよ!」
 冒険者たちは大机の周りに集まり、歓談しながら、ひと時の休憩に癒やされるのだった。

● 勉強会は続く
 こちらの机を使うのは、計算の練習をする者たちだ。だが——。
「エシギといいます。読み書きもあまり達者ではないのですが、計算は本当に苦手で……」
 恐縮そうに挨拶をするのはハーフビーストのエシギ。
「あたしは読み書きは問題ないわ。でも、あたしも計算はちょっとね……」
 それに続いて、デイジー・ロックウェルが小さく溜め息をつく。
 そして2人はやや緊張気味に、教師陣を数えた。
「このような機会は大切ですが……一日で出来る教育となると、スパルタしかありませんね」
 何やらこちらでも修羅の予感を示唆するノックス・マグナ。
「……とりあえず、買い物とかをスムーズに出来るくらいのレベルになればOKってことだろ?」
 エシギとデイジーの緊張を和らげるため、とりあえず達成できそうな目標を設定するゲルト。
「私は啓示を受けてから何故か出来るようになりましたね。『チャ=ト作り上必須だから残当』だそうで……」
 インコースすれすれを行くフリーダ=ブロムヴィスト。
 以上が2人の教師たちである。エシギは店番を任されている以上絶対に上達する気概で臨んだのだが、すでに心が挫けそうであった。デイジーも、貴族の子女である以上先にも言った通り読み書きは問題ないが、計算など機会そのものがなかったため、何が何やらである。
「大丈夫ですよ。まず、基本的な計算の要素を暗記してもらうところからですが」
 ノックスが自前で用意した資料と問題用紙を配る。それを読みながら、ゲルトが皆に「買い物ゲーム」を提案した。
「ノックスの講義が終わったら、実際の買い物を想定したゲームで遊んでみようと思うんだが」
「良いですね。では私はお釣り計算のコツを教えます。買い物ゲームのあとは応用で、料理の分量計算や時間計算を平行して行う訓練、なんてどうでしょう?」
 フリーダが算盤を取り出す。予定が決まったところで、特訓が始まった。
 まずはノックスによる基本的な計算方法の講義。「1」から「10」までの数字を使った加算・減算の計算パターン、そして乗算は九九の暗記、除算はその考え方を噛み砕いて説明する。
「これが計算の基礎です。一度に説明しましたのでまだ分からないことの方が多いかと思いますが……実際に手を動かしていくことで身につくはずです」
「は、はい。……増やしたり減らしたりするだけなんだから、難しく考える必要は……んん、あわ、えっと」
 1桁、2桁の計算はスムーズにこなしていたエシギだが、3桁の加算・減算となるともたついてくる。それを、ゲルトが横から助言(アドバイス)していく。
「概算っていう考え方もある。たとえば買い物の時、68Gと57Gの足し算は70Gと60Gの足し算と考えれば……130Gあれば足りるし、端数は1桁の計算だからすぐに出来る」
「なるほど……」
 次の買い物ゲームでも応用できそうだ。特にエシギは釣り銭の計算機会も多い。最初はうまくいかずにしょげていたエシギだったが、フリーダにコツを教えてもらいながら、算盤で効率よく成果を上げていく。
「あたしも負けていられないわね」
 デイジーもまた、計算問題に挑戦する。ノックスの練習問題は段々と難易度が上がっていくもので、最初は軽快にペンを走らせていたデイジーだったが、さまざまな計算法が複合した計算式を前に口を引き結んだ。
「ええと……基本的には左から順に、割り算と掛け算は順不同で優先されて」
「そうです。慌てずゆっくりで構いません。急ぐとミスをしますから」
 ノックスの言葉に落ち着きを取り戻したデイジーは、時間をかけて、しかし最後まで問題を解き終わった。それをノックスが手早く採点していく。
「……よくできています。では、応用編といきましょうか」
 一旦机の上を片付けて、ゲルトが「買い物ゲーム」の概要を説明する。
「決められた金額で交互に商品を買い、最終的に残金が少なかった方が勝ちだ。簡単だろ?」
「商品の価格設定が端数ばかりね……」
 これはなかなか大変そうだ、という表情のデイジーを、フリーダが励ます。
「先ほどゲルト様がおっしゃっていた『概算』の使い所ですね。けれど端数はちゃんと処理しませんと、ちりも積もれば、ですから」
「ううん、難しいわね。でも、頑張ってみるわ」
 基本的には加算と減算で事足りるが、回数を重ねればミスも生まれる。勝負の結果は残金が同値だったため引き分けだったが、終わる頃には2人はずいぶん疲弊していた。差し入れの飲み物や食事を取りながら休憩を挟んだ後、仕上げとしてフリーダが問題を出す。
「最後に、料理材料の分量や、時計を見て時間を計算する応用編です」
 フリーダがチョコレートクッキーを1枚取る。材料の計算は比較的上手くいったが、時間の計算はこれまでの10進法から60進法に突然切り替わるため、わかりやすく苦戦した。
「1時間が60分だから、332分は、ええと……割り算? 掛け算?」
「考え方によっては、どちらも使えるんじゃないでしょうか」
 首を傾げるデイジーに、エシギが計算方法を説明する。
「……なるほど、そういうことね? 貴方、すごいわね! よく分かったわ。ありがとう」
「え、えへへ……皆さんのおかげです。僕も、ありがとうございます」
 2人は丁寧に教師陣に礼を述べる。そうして全ての工程が終了し、一同は残りの時間を歓談に割くことにした。頭を使って疲れた脳に、甘味がよく沁みた。

◆─◆─◆

「なるほど。こー見えて数字は得意だから任せな! 連立方程式を暗算できるようにしよう」
「最初からそんなに飛ばしたら、皆分からないよ、カズマ」
 第一声からかっ飛ばしていくカズマ クレセントブラッド、そしてそれを嗜めるコハク。こちらは8人が机を囲む大所帯だ。
「れんりつ、ほー……なんだそれ?」
 カズマの台詞にナルシルが首を傾げる。それを、コハクが首を振って「気にしちゃダメ」と付け加える。
「ナルシルちゃんとドゥリンちゃんは読み書きを習いたいのよね。トゥーリちゃんとメアちゃんは?」
 エミリア・シバが文字の見本帳を鞄から取り出しながら尋ねる。
「普段生活するのに困らない程度には読めるし、計算も。ただ、書くのは全然できなくて」
 トゥーリがそう話したあとに、メアが続く。
「なかなかこういう機会ってないから、助かるな。読み書き計算は一通りできるけど……独学だから、きちんと習ってみたいんだ」
 それを聞いたドゥリンがおずおずと手を挙げた。
「あ、あの……もし時間があったら、計算も少し……」
「おっ、俺の出番だな。よかったー。簡単な掛け算は足し算以上に使う場面が多いからな、出来りゃぁ2桁の掛け算が暗算できるようになるといいんだが取り敢えず20x20までは」
「カズマ、それは思っているよりずっと難しいと思う」
 良い笑顔で語り始めるカズマを、コハクがすかさず止める。読み書き計算の大事さは身に染みてよく理解しているからこそ、必要な場面に合わせて使うところから始めるべきだろう、という考えである。
「ドゥリンさん、だっけ」
 あわあわと慌てるドゥリンが気になり、メアが声をかける。
「小さいことかもしれないけど、こういうのがちゃんとできるようになると、自信に繋がるよね」
 同年代ということもあって親近感を抱いたのは、ドゥリンも同じだったらしい。メアの言葉に、はい、と表情を緩ませる。
「では、予定は決まったな」
 サマエラ=フォリウムがそう言うと、エミリアが頷いてリーラを呼んだ。
「内容がなるべく簡単で、見せても良いもの、ひよこ隊ちゃんたちと同レベルくらいの人達の報告書ってあるかしら?」
 練習として他人の報告書を写す。そうすれば勉強と同時に、冒険者としての知識も増やせるというわけだ。リーラはそれを快諾し、お持ちします、と訓練場をあとにする。
「あとは子供用の絵本ね」
「絵本ン? さすがに、そんなところから始めなくたって」
 むっと眉を顰めるのはナルシルだ。しかし、読める、とは言い切れないのか、もごもごと声を窄ませた。それを見て、エミリアは微笑む。
「ナルシルちゃんには弟や妹がいるのでしょう? 絵本とか読んであげることができれば復習にもなるし、弟妹ちゃんたちも文字に親しむことができて一石二鳥だと思うの」
 エミリアの口にした「弟妹」という単語に、サマエラが顔をあげる。
「ああ、弟妹を養うのだ、と噂で聞いたが……であるなら、最低限の読み書き計算は、身につけねばな。契約の確認や物の売買で騙されないために。ひいては、己も弟妹も悪意から守るために、だ」
「そ、そういうことなら……」
 あの一件以来、ナルシルはしっかり他人の言葉に耳を傾けるようになった。照れつつも、ナルシルは絵本を教材にすることを承諾する。
「わからないことがあれば、聞いてくれ。歳も近いようだし、冒険者は協力し合わないとな」
 ありがとう、というナルシルの呟きは果たして、サマエラに届いたか。
 そうして、まずは読み書きの練習がはじまった。習熟度に合わせて教材を使い分けつつ、トゥーリはまず自分の名前と、簡単な日常のやりとりを中心に習っていく。メアは綴りが怪しい単語をひとつひとつメモしながら、ドゥリンと報告書を書き写すことにした。
「仲良くしてもらっている友達とかに、手紙を書きたいんだ。書き終わったら、添削して欲しいな」
 トゥーリがそう言いながらペンを走らせる。それを、コハクが覗き込んだ。
「手紙……いいかも」
「普段面と向かって言いにくいこととか、ね」
 なるほど、とコハクは頭の片隅にそれを留めた。なんだか自分も、手紙を出したくなってくるものである。
「……よし。写しは問題ないようだな。ナルシルも、ずいぶんすらすら読めるようになった」
 サマエラが絵本を音読するナルシルを褒める。ナルシルは少し顔を赤くして、ぷいっとそっぽを向いた。ある意味でわかりやすい。
「じゃあ、次は計算だな」
 気合十分のカズマが語り始める。
「九九までは基礎。2桁以降の掛け算は、10の位と1の位を別々に計算して足すだけら、慣れると便利だぜ!」
「あ、えーっとね」
 頭上に疑問符を浮かべたナルシルとドゥリンに、コハクが噛み砕いて説明する。それに加えてサマエラが、商業知識から得た効率の良い計算方法を皆に伝授した。
「なるほど……そんな計算方法があるんだ。便利だね」
 メアにとってもかなり収穫があったようだ。持ち込んだメモ用紙がなくなりそうなことに気づき、一度ペンを置く。
「暗くなってきたね」
 メアがオイルランプを点(とも)して机の上に置いた。先日、依頼で譲り受けたものだ。星柄のオイルランプから漏れる柔らかな光が、それぞれの勉強の成果を照らし出す。
「……ん。こういう時間も、いいね」
 トゥーリが感慨深く呟く。それを沈黙が肯定し、誰ともなく茶菓子と飲み物の準備を始める。勉強が終われば、あとは親睦を深める時間だ。インクがついて黒くなった手を見せ合って笑いながら、冒険話や、世間話に花を咲かせる。
 二度とはない瞬間。それを、噛み締めて。

● 報告書を書いてみよう
 その少し前。ストレガ・L(ライブラ)・リベルガストラ、ララベル・サン・ディーベル、アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ、そしてライオネル・ギシュムの4人が、ミュルグレスと一緒に改めて報告書を認(したた)めることになった。
 ストレガとアルトは先日ミュルグレスと関わったばかりだ。アルトがミュルグレスに「いつぞやのひよっこチーム」と声をかけ、ミュルグレスと一緒に机を囲む。
「それにしても報告書もろくに書けないなんて。まだまだ殻かぶってるんじゃないかしら?」
 アルトは「植物図鑑の1ページ」と揶揄されたミュルグレスの書いた報告書を読む。それを横から覗き込みながら、ストレガが続けた。
「書式通りに書いて欲しいというのは、ギルドが依頼者にことの次第を報告しなければならないからなのだ。逆に考えれば、体裁さえ整っていれば何を書くかは自由なのだ」
「……まあ確かに、よく観察してるわよ」
 アルトは「植物図鑑としては出来がいい」というリーラの言を思い出す。
「私も、観察した魔獣の生態や、環境保全の提案などを添付することもあるのだ。ギルドから各所に報告させるために、価値のある資料づくりをすることもまた、有益なのだ」
「なるほどなあ。添付資料としては有効、か」
 ストレガと同じように横から報告書を覗き込んでいたライオネルがふむふむと頷く。
「どんな薬草か分からずに、お金を払って依頼はしないもの……と思っていたけど、これも全く役に立たないってわけじゃないんだね」
「その通りなのだ。こちらは添付資料として、書式通りの報告書をもう一枚書けば良いのだ」
 やるべきことが提示され、5人は準備に取り掛かる。
「アルトさんは貴族だから、書類の扱いは余裕だよね!」
 ライオネルが期待の眼差しでアルトを見やる。急に水を向けられたアルトは驚き、思わず声が裏返った。
「私? そそそりゃあ……っで! 出来るに決まってるじゃない!! 簡単よ! ばっかじゃないの!!」
 顔を真っ赤にするアルトをよそに、ストレガが「書式の手本になる冒険報告書(リプレイ)を取ってくるのだ」とギルドの資料室に向かい、その間にララベルが説明を請け負う。
「慣れないと苦労するよね……報告書を書くときは省いていいことも結構あるんだ。例えば今回みたいな時は、さっきライオネルも少し言っていたけれど、見つけた薬草の効果は既にわかっていることだから省いていいよ。退治系の依頼の時は、敵の情報とか、新しくわかったことは詳しく書かないとなんだけど」
 ストレガが報告書を抱えて戻ってくると、ララベルがそれを引き継ぎ、既存の報告書の特徴をかいつまんで皆に共有する。そうして、ミュルグレス自身に大筋(アウトライン)を書かせていく。
「報告書を書くときは、依頼を出した人の気持ちに寄り添ってみるといいかも」
 ライオネルの助言(アドバイス)に、ミュルグレスは小首を傾げた。
「気持ち?」
「うん。相手は何を聞きたいのかな、とか、どんな言葉を聞けたら安心してくれるかな、って考えて書くんだ。あ、もちろん、報告書だからお堅い文章にまとめなきゃいけないんだけど! 今回は書類マスターのアルトさんもいるしバッチリ!」
「な、何が書類マスターよ!」
「……アルト」
 ミュルグレスが口を開く。
「お手本、見せて」
「い、いやぁ、今日は、ちょっと……」
 たじろぐアルトだが、ミュルグレスに詰め寄られて観念し、やけくそ気味に筆記用具を取る。
「こうよ!!!!!!」
「……」
 アルトによる渾身の報告書は、なんとも個性的な形の文字と、幼児が描いたような植物の絵が添付されたものだった。
「こ、個性的!」
「やめて……むしろつらいわ……」
 ララベルの健気なフォローが突き刺さる。落ち込むアルトを励ましつつ、ララベルはまだ大筋(アウトライン)を書き出しただけの用紙をとんとんと指で叩く。
「堅苦しく書くだけだと後で読むのが嫌になってしまう場合もあるから、旅行記とか、冒険譚みたいに、読む人の興味を引けそうなことや、続きが気になるような書き方もいいと思うよ。書いてる自分も楽しくなれるような、ね」
「……わかった、やってみる」
 ミュルグレスは頷き、4人に添削してもらいながら、報告書を仕上げていった。

 その後も冒険者たちの勉強会は続き——日が沈み夕食時となった頃に、幕を閉じた。

● 勉強会の成果は如何に?
「……うん。しっかり書けてますね、ミュルグレスさん!」
 冒険者たちから助言(アドバイス)を貰い、ミュルグレスが提出した報告書は、実に出来の良いものだった。これならば後進の参考にもなるだろう。圧倒的成長に、リーラはほっと息をつく。
「ドゥリンさんとナルシルさんも。この調子でこれからも助け合い、そして周りの先輩たちを頼りながら、立派な冒険者を目指してくださいね!」
 はい、とか、ああ、とか、3人はめいめいに返事をする。まったくそれぞれ個性的な3人だが、今回のことは彼らにとっても良い経験になったことだろう。
 そしてそれは、参加した冒険者たちにとっても——。

マスターコメント

依頼目的が達成され、「読み書き計算勉強会」は大成功となりました! これでお手紙もお買い物もバッチリですね! 簡単にではありますが、教師役、生徒役それぞれに共通称号を配布しております。この度はご参加ご協力、誠にありがとうございました! 次なる【緑陰】は、順調にいけば8月末の開催となります。それではまたお会いしましょう!
イベントシナリオ

イベントシナリオ普通 報酬:標準25 / 4〜25人

2021年08月10日 11時51分08秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ミュルグレス

    …ミュルグレス。よろしく、先輩。 〈MS:このたびはお集まりいただきありがとうございます!ミュルグレスの応答条件につきましては「マスターより」をご一読くださいませ!〉

  2. ギャメル

    ギャメルだ。よろしくなー! 【1】に参加するぜ。 オレの読み書きのレベルは、冒険者になってから付焼刃的によく使う文字に絞って覚えただけだ。 ちゃんと勉強できる機会ってマジ貴重! 教えてくれる人たちは、どうぞよろしくお願いしまーす!

  3. ハーヴィ

    ハーヴィだよ、よろしくね! 読み書きは自信あり! ってワケで【2】に参加予定だよ。 んー、そうだな……個々人の興味のあるものから覚えてくのが手っ取り早いかな? 図鑑と辞書を併用して、絵で見ながら単語の綴りを覚えてく、みたいな形を取ってみようかなと。

  4. ストレガ・L・リベルガストラ

    ストレガなのだ。よろしくなのだ。 報告書の書き方など自由だと思うが【3】でアドバイスするのだ。

  5. アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ

    アルトよ ………一応だけど、まぁまだどうするか悩んでるから、誰かと一緒にでも…(ちらっ

  6. メア

    僕はメアっていうんだ。よろしく。 僕も読み書きは旅しながら独学で覚えたから、一度ちゃんと教えてもらいたくて。 教えてくれる人がいたらよろしくね。

  7. ゲルト

    ゲルトだ、今回はよろしく。 【2】で先生役になろうと思う。多分計算の方になるかな。

  8. エミリア・シバ

    エミリアよ、おねえさんは教導スキルあたりを持って行って 【2】読み書き計算を教えるをしようかと思ってるわ

  9. アルマ・ヴァレンタイン

    アルマだよ、どーぞよろしくねー。 なにか教えるのは別なところでやったばかりなので、 【4】のその他で差し入れとかやるねー

  10. デイジー・ロックウェル

    デイジー・ロックウェルよ! よろしくお願いするわ。 読み書き?当然出来るわよ! でもまあ、計算は苦手ね。 誰にでも苦手なものの1つや2つや3つあるものよね? ………ええ、そうよ! あたしは【1】で、計算を教えてもらうわ! ……違うわね… (咳払いひとつ) 宜しければ、どなたか、わたくしに計算のコツなどをご教授頂けませんかしら?

  11. No.11

    スールだ。よろしく頼むぜ。 字は読めねぇし書けねぇ。 ってことで、【1】だな。教えてくれる奴がいれば助かる。 つっても全部おしえろって贅沢は言わねぇ。 とりあえず「書く」のだけ、急ぎで何とかしたい用事があってな。 手紙を送るとき、誰かに代わりに書いてもらうのって面倒くせぇんだよ。 やっぱり自分で書けた方が早ぇし、短くで済むだろ。 だからまあ、手紙用の小さい言葉とかでいい……あと、名前か? 読むのと計算は今のところは困ってねぇ。 計算は数字はわかるしよ。読むのは誰かに読んでもらえばいいからな。 いつかは完璧にしてやるがよ。今はとりあえず、字が書けるようになりたい、だ。

  12. ライオネル・ギシュム

    ライオネルだよ。よろしくね! 俺は【3】でミュルグレスさんに会いに行こうと思ってるよ。 >アルトさん 良かったら一緒に【3】に行かない? 俺もアルトさんもミュルグレスさんとは顔見知りだし、アルトさんは貴族だから書類も慣れてそうで 頼りになるなーって思ってるんだけど、どうだろ?

  13. ジョン・ベアー

    ジョン・ベアーじゃ、よろしゅう頼む! わしもやねこい読み書き計算はまぁ苦手でなぁ。 美味い飯を食おうにも度々店のメニューも読めにゃあ苦労する。 せっかくじゃけぇこの機会に教えて貰いとうてな!【1】に行かしてもらうつもりじゃ!

  14. エシギ

    エシギです、よろしくお願いしますね。 【1】で計算を主に教えて頂きたいです。 店番の時に会計でいつもモタついて困ってるので……いい加減ちゃんと覚えたいなと。 教えていただける方がいましたら、どうかよろしくお願いします。

  15. サマエラ=フォリウム

    ゴブリン、サマエラだ。 よろしく頼む。 行動は【2】として、そうだな…全体へ広く均一に教えるよりは、個人個人を見て回って、 特に必要としている部分を、集中的に…で、予定してみよう。

  16. アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ

    >ギシュム 私で良ければ是非、ね た、だ! 私見た目ほど書類とか全然だから() それでも良かったら、ね

  17. プラム

    皆様よろしくお願いします。 教える方も教わる方も充分みたいなので 私は何か差し入れか別のことを考えてみますね。

  18. ライオネル・ギシュム

    >アルトさん オッケーありがとー! 見た目ほど…(水着姿を見)(二度見) あー…うん、ミュルグレスさん頭はいいから ふわっとコツを教えるだけでも大丈夫だと思う!多分! 全然って言っても庶民よりは慣れ親しんでるでしょ?それで十分!多分!

  19. アルト=ミルドレッド=バ・ロッサ

    な に よ(

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0