【学乱】学園最強料理人決定戦!!
馬車猪
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オープニング
「お待ちかねの皆さん!」
アマチュアの料理自慢から学園に籍を置いているだけの職業料理人まで、腕に覚えのある者達が会場に集まっている。
「これより学園最強料理人決定戦を開始します!!」
観客の盛り上がりは凄まじい。
優れた作り手による料理が無料で振る舞われるからだ。
「本大会はリーラント伯爵家の協賛で行われています。つまり鶏肉使い放題だぁっ!!」
観客が全員3食人分食べても余るだけの食材が用意されている。
いくら食べても無料。金欠で育ち盛りの平民学生には特に嬉しいイベントだ。
「賞品は……ありませんっ!!」
その割に料理人の士気は高い。
この場にいるのは各国の選良候補だけではない。
現役の選良やお忍びとはいえ貴賓まで集まっている。
つまり、活躍出来れば有力な後援者を得られる可能性特大なのだ!!
「しかし名誉はあります。正々堂々、日頃磨いた技術を存分に発揮して下さいっ!!」
背後で蠢く思惑など吹き飛ばすほどの熱が、会場を満たしていた。
●数日前。運営者達
からりと揚がった脂身は歯ごたえが楽しく、肉汁たっぷりの柔らかな中身は舌と胃を満足させる。
「週に3回目になると慣れてしまいますわ」
「魚料理は寮で頂いてますけど、寮の料理人に鳥を使わせないのは少し心苦しいです」
傲慢が基本な貴族派令嬢達とはいえ、健康運動部部員には口も軽くなる。
「セニアーラ様。セニアーラ様ー?」
呼びかけられた部長は、故郷から送られてきた手紙に視線を落としたまま上機嫌だ。
こほん、と咳払い。
それが公爵令嬢のものだったので、セニャはようやく顔を上げた。
(うわぁ)
セニャが上機嫌すぎて気味が悪い。
年齢も性格も違う貴族派貴族令嬢達が、全く同じ感想を抱いていた。
「実はですね」
セニャは聞かれていないのに話し始める。
「甥が」
次期リーラント伯、ジョセフ君5歳のことである。
「詳しく」
前回部室に来たときのことを覚えている令嬢達が、可愛く賢い5歳児について聞きたがる。
可愛げのない身内にうんざりしているので癒やされたいのだ。
「ジョセフが領の事業に関わりたいと言い出したのです」
「それは」
「えっと」
「子供が一度はかかる病気では?」
誰かがつい本音をもらしてしまう。
領地経営の難易度の高さに気付けない馬鹿令嬢や馬鹿子息が領地経営に口出しして大損を出すのはよくあることだ。
実際、今ここにいる令嬢の中にも数名失敗経験者がいる。
「それはね」
セニャが得意気になる。
「しっかり現実を見据えていて」
うふふと微笑む様は親馬鹿または姉馬鹿の顔だ。
イラッ、とした令嬢が半数を超えていたが全員顔には出さない。
「すごいのよ!!」
普段から豊かではない語彙がいっそう貧弱になっている。
公爵令嬢が雑に了解を得て手紙に目を通すと、ほう、と感心した表情になった。
「リーラント産鶏肉を使った料理大会ですか。時期も良いです。生徒会選挙のプレイベントとして開催すれば営業の側面が目立たなくなりますね」
深読みのしすぎである。
ジョセフ・リーラントは、電撃戦だよ! と単純に考え父親におねだりしただけだ。
訓練以外は暇な若手授恵者達がいたので、息子に非常に甘い伯爵が全面的におねだりに応えてしまったのだ。
(相変わらず人材豊富だこと)
伯爵家らしくない財と武力を持っていることを再確認すると同時に、同陣営とはいえ武力の一端を明かす迂闊さも再確認する。
「生徒会選挙?」
聞き慣れない言葉に新入生が困惑した。
高い地位は高貴なうまれが独占するものという価値観を持っているため、投票で選ぶという意識がないのだ。
「生徒会選挙、ね」
セニャは学業と部活と実家の仕事で精一杯なので、立候補も候補者擁立もする余裕がない。
「セニアーラ様、使ってもよいでしょうか?」
「ほどほどにね」
ときに個人や実家の利害が対立する貴族派令嬢達は、繋がりを維持することで相互扶助を行っていた。
●
「料理大会です」
普段は冒険者ギルドで仕事をしている職員が、パンクリアース学園の食堂で冒険者に説明している。
「主催者も協賛も全部貴族派ですが、今回は特に気にする必要はありません」
邪悪さは他の貴族派と同程度。しかし意思疎通は可能な程度にはまともらしい。
「料理人としての参加資格は聴講生か学園生であることです」
だから、一流店の料理人でも参加可能だ。
貴族が後援をしている料理人を参加させたりするのも確実だった。
「審査方法は料理を食べた聴講生と学園生による1人1票の投票です」
美味しそうに食べると学園生が影響され得票数が増えることもあるだろう。
「基本的な食材は全て運営から提供されます。例えば鶏肉は、全てリーラント伯爵領産ですね」
ハーブ鶏の出荷はまだなので肉の質は平凡。
しかしマジカルポケットを使って運んで来るので鮮度は抜群。
希望すれば適切に熟成された肉も提供される。
「ただ……」
特に貴族派貴族は、後援する料理人に対して最良の材料を提供するはずだ。
彼等を上回るのは容易ではない。
「料理の種類を制限しないと収拾がつかないと学園が判断したため、料理の種類は鶏肉料理限定です」
投票数を伸ばすためには量も必要になる大会だ。
コネと財力で高級食材大量投入可能な貴族派が有利なのは間違いない。
「ところで」
こんな依頼もありますと差し出されたのは特大ニワトリ型クリーパーの討伐依頼。
抵抗と生命が異様なほど高い個体が、冒険者の足でならぎりぎり行って戦って持ち帰ることが可能な距離に出現したらしい。
「この依頼の勝ち負けは学園の今後に影響するかもしれませんが」
特に気にする必要はないと職員は断言する。
「冒険者は自由に行動してよいのです。自由に行動し、望む結果を勝ち取ってください」
作ってよし、食べてよし、盛り上げてよしの、お祭り依頼であった。
解説
マスターより
リプレイ
しかしこの会場だけは熱気に満ち満ちている。
大勢の料理人が、それぞれ厨房で食材に挑んでいるのだ。
野外にあるのに鉄板を熱する熱は強く、新鮮な鶏肉が魅惑的な料理に変わろうとしていた。
●
ジャイアントパンダ神は告げた。
パンに挟んで食べても美味しいよと。
「んーっ!!」
アルマ・ヴァレンタインは小さな口をぎゅっとして感動している。
新鮮な骨抜き鶏肉の衣揚げが、適度な厚みのパンに挟まれている。
ちらりと見えた黒いソースは果実や野菜や香辛料がベース。
鼻と舌を楽しませる刺激は繊細かつ大胆な工夫と調整を感じさせるが、アルマの鋭敏な舌でも把握しきれない。
「うまいぞーっ!」
アルマの歓声はしっかり噛んで味わって全部飲み込んでからなので時間はかかっている。
しかし非常に礼儀正しい食べ方を見て、貴族ではない学園生達は慌てて口を閉じたり自らの口元をハンカチで拭ったりしていた。
「おれが作るのはGP教秘伝のレシピによる鶏肉料理。その名もジャイチキだ」
声だけ聞けば頼り甲斐のあるダンディ、目を向ければ直立ジャイアントパンダなハッタ・ムラムラが、汗はもちろん毛も落ちないコック姿でジャイチキを鍋から引き上げている。
紙の上にずらりと並べる。そして不用な脂を落としたジャイチキをパンに挟んでソースをかける。
パンと肉と油の暴力的な組み合わせが、育ち盛りの学園生を男女問わず引きつける。
仕上げにジャイアントパンダの絵が描かれた包み紙を使うことで、少し躊躇していた女性陣のためらいを無くさせていた。
「おいおい、ガキの祭りじゃないのかよ」
ナハシュはジャイアントパンダの包み紙を3つほど空にして、洒落た器と匙を受け取る。
揚げの技術はややハッタに劣っても鶏肉の質は明らかに上。
そして零れないよう工夫されたとろりとしたスープは、まず間違いなくとんでもなく高度な技術と知識と長期の修行でつくられらたものだ。
「そこの嬢ちゃん達、こっちもいけるぜ」
呼びかけられた学園生は驚き、貴族派貴族をパトロンに持つ料理人は褒められてもっと驚く。
「俺はうまいモンを食いに来たんだ。なんとか派とかは気にしねぇよ」
もっとボリュームがある方が好みだけどなと正直な感想を残して次の店を探していた。
「ルー、僕応援してるから、頑張ってね」
ララベル・サン・ディーベルがルーシカの手を優しく包み込んでいる。
若く情熱的なララベルと、青い料理用装束を着こなす落ち着いたルーシカの組み合わせは物語を感じさせる。
色恋に興味を持ち出したばかりの少年少女には刺激的すぎるともいえた。
ララベルは名残惜しそうにはするがそれ以上に期待に満ちている。
恋人の晴れ舞台が、本人と同じかそれ以上に嬉しかった。
「楽しんでくるよ」
ルーシカは、料理が料理だけでは完結しないことを知っている。
普段営んでいる飯屋は、仕事を終えた採掘を終えたドワーフ達の腹を満たすための場所。
ここは技術を競い観客を楽しませる場所だ。
(紋具だね)
鍋に酒を入れて、高火力を活かして一気にアルコール分を飛ばす。
ドワーフらしい体力と腕力で鍋をしっかり支えているので、観客も見ていて爽快だ。
タレはソイソース、ジンジャー、リークを混ぜ合わせて完成。
下味を付けておいたモモ肉に粉をまぶして、油をたっぷり敷いた鍋で皮がパリパリになるまで揚げる。ひたすらに揚げる。
熱と音と香りは最高の宣伝で、大会スタッフが冷や汗を流すほど客が集まってくる。
並行して焼いていた肉に掬った油をかけて新たな音を生じさせる。
観衆の盛り上がりは、まだ食べていないのに最高潮だ。
皿に盛り付けてタレをかけ、最後にギュッとレモン果汁を降らせればようやく完成だ。
「学生さん達には見慣れない料理と思うから……まずは試食だね」
無論、相手はララベルだ。
早速フォークを取ろうとしたララベルの機先を制し、試食用皿の肉にフォークを刺してあーんと近付ける。
ララベルが目をきらきらさせる。
やや小柄で顔立ちも整い、女の子に間違われることすらあるララベルがそういう顔をするとある種退廃的な美しさであり組み合わせになる。
「!」
口を開く訳にはいかない。
しかし語らずにはいられない。
「衣はサクサク、タレと鶏肉の旨みがじゅわっと出てきて、凄く美味しい」
はふはふと熱さに耐えながら味わい、口を閉じたままなので少し聴き取りづらくてもララベルの顔を見ればどれほど美味しいかよく分かった。
「若いのう」
微笑ましいものを見る目をしているのはク・サーヤ・クッセーワ。
間違いなく今回一番の問題児である。
大会の来賓と共謀して故郷から食材を持ち込んだのだ。
「たいひー!」
気付いたアルマが学園生達を遠ざけている。
厳重に封印された樽の中にあるのはクリーパーの腹で、その中に詰めた魚を発酵させた強烈なにおいの食材だ。
わくわくしているサーヤと食道楽以外にとっては刺激が強すぎる。
慌てて駆けつけた警備により、厨房というより実験室という場所へ共犯者ごと連行された。
「ぜったいうまいんじゃあ。これを食わん奴は美食家の名折れじゃぞう」
開封作業で鼻栓必須な時点で論外である。
開封後に完成したムニエルはなかなかの味だったらしいが、においが強烈過ぎて大会終了数日するまで解放されなかったらしい。
なお、審査は審査員の舌と鼻が麻痺するという真っ当な理由で行われなかった。
●
「ティトだよ」
「ジョセフ。じゃなくてジョセフ・リーラントだよ」
銀髪のハーフビーストとピンク髪のヒューマンが対峙している。
身長差が10センチほどしかなく、両者とも非常に真剣なのに微笑ましい光景だ。
もっとも、政治や防諜の世界に詳しい人間なら、両者ともエリート教育を受けていて年齢不相応の鋭さがあるのを見抜けるはずだ。
鋭い牙を備えた銀狼と、牙を研ぎ始めたばかりの桃色肉食獣は、前者に多少の遠慮があるとはいえある程度拮抗していた。
「ティト」
セロンガード・シュタインドルフが1歩ティトに近付くと、ティトは得意げに胸を張りジョセフが悔しげに唇を噛んだ。
「フットワークが軽いのは良いことです」
ジョセフを警護した経験のあるセロンガードは、直前に緊張に気付いてはいるが深刻には思っていない。
2人共よい子だからだ。
「目立たないやり方もありますよ」
貴賓席を一瞥してからジョセフに囁く。
「セニアーラ様におねだりすれば、そのうちに……」
学園見学をするための手管を教えるセロンガード。
それをなんとなく面白くなさそうに見るティト。
(セロン、つめたい。ううんそれは、あと)
ティトはロモズ歩兵団遊兵7番隊長なのだ。
部下をまとめる力も、外部の組織や人間と協力したり利用したりする技術も必要な立場だ。
(もっと人前に出て頑張る、よ!)
きりっ、と真剣な表情をすると、可愛らしかった。
(努力は感じますが)
必死に司会をするティトを貴賓席から見守りながら、セロンガードは考え込んでいる。
(人前で喋るのが苦手なのに、何を思ってそうなってしまったのか……)
ジョセフの護衛もする必要があるので考えに集中する時間はない。
(ずいぶん気に入られてしまいましたね)
いずれ他国の要人になるはずの少年を膝に座らせながら、セロンガードが仕事に意識を集中していた。
「お手軽なお肉も高級食材に負けないって事を証明してみせます!」
ルアンナ・ミュラーが貴賓席近くの厨房を割り当てられたのは偶然ではない。
学園に籍があったこともあり身元がはっきりしていて、元々は上流階級の出身なので貴族相手の礼儀に問題がないからだ。
持ち込んだのはパン生地だけで、調味料と白ワインと蜂蜜からテリヤキソースをつくり、バンズ型にした生地を焼いてテリヤキチキンバーガーの準備をする。
肉は会場に豊富にあるリーラント産。
噛み切り易いように切れ目を入れてから焼き、バンズと肉を同時に焼きあげソースをたっぷりと絡め、レタスと一緒に挟んで完成だ。
「わぁ!」
美味しそうであり、自らが持ち込んだものが価値を増したのが嬉しい。
「スープもどうぞ」
ジョセフが飲みやすいように小型のカップに入れる。バーガーも5歳児用の小型版だ。
「うん、もらうよ!」
ついつい勢いよくかぶりついてしまい、水を弾く肌にテリヤキソースがたっぷりついてしまった。
「ヴィノニスさん!」
ジョセフが駆け出した。
セロンガードはしっかり守っているが本来の護衛は少し遅れてしまっている。
「あら」
ヴィノニスは、驚いた表情をつくった。
「これなに!?」
伯爵家の食卓に並ぶものとは根本から違う。
材料は同じと分かるので、違和感と好奇心が強烈に刺激されている。
「野外料理。できあがるところを見たくないかしら?」
26歳だがハーフリングなので、お姉さんぶった態度も似合う。
ジョセフは相変わらずヴィノニスを少し年上と勘違いしたまま、なかをとった鳥肉の炭火丸焼きと燻製づくりに夢中になる。
脂の一部が火に落ちて熱と炭と香りに変わる。
本能を刺激する香りに、ジョセフの少年の心が刺激される。
「ほら、脂の焼けるいい匂いがしてきたでしょう? 冒険者って外だとこんな料理を作ったり、保存食にしたりするのよ」
嘘ではないが正確でもない。
最近はマジカルポケットで生鮮食品や作りたての料理を運ぶ冒険者もいるのだ。
(主催者が楽しむことが依頼の成功に繋がらないわけがないのよ)
ジョセフは、叔母が呼びに来るまでヴィノニスの厨房を離れようとしなかった。
ここまでの料理はどうかと司会にたずねられ、相変わらずの健啖ぶりのナハシュはにやりと笑った。
「どいつも腕は凄いからな。学園生にうける料理を選んだ奴が強いと思うぜ」
記念参加している者を除けば、聴講生も学園生も本職か本職級だ。
一部に小細工を弄する者もいはするが、そういう人間も技術自体は非常に高い。
「ああ、あの丸焼きはちょっとな。家庭料理や野外調理と比べりゃ旨いが」
1人のための料理じゃ勝ちきれないだろうぜとコメントし、ナハシュは次の料理に向かっていた。
サマエラ=フォリウムは、マジカルポケット使いから肉を受け取り驚いた。
(ハツやズリ、レバー、軟骨……気道に食道にきんかんもか)
鮮度は解体直後のままだ。
自分にも他人にも厳しそうなサマエラが満足そうにうなずくと、リーラント領から来た授恵者は得意げに頷き返して輸送用の箱を異空間へ収納した。
(味付けは素材を活かすか)
難易度は上がるがサマエラの料理技術は非常に高い。
新鮮な肉は形良く整え串に刺して焼く。
適度に食感を残したミンチに塩を入れて捏ねて団子へ加工。刻んだ茸を追加し味付けはあえて塩とバターだけにする。
(ああ、いいな。旨味が、体に染みる……)
鮮度が素晴らしい肉の良さを最大限活かしたスープになった。
「味見するか?」
ジョセフの視線に気づいて誘う。
5歳児はぱっと顔を輝かせ、しかし直後に苦悶の表情を浮かべて我慢し、毒味役でもあるセロンガードに頼むのだった。
●
生きたまま肉を抉られ血管を切り裂かれる。
知性があるならクリーパーですら目を逸らす凄惨な光景が、のどかだった野原に展開されていた。
(肉は恐怖を与え続けると不味くなると聞いた。幸いにして高火力の者も多い……一気に力押しで行けるか)
ロイ・アウレアの射撃は美しい。
ダマスカス鋼の強弓の性能を最大限引き出した上で使いこなし、背丈も肩幅も2メートル近くある筋肉の塊の命を効率よく削る。
こへっ、と末期の息を聞いた瞬間、戦闘から作業に切り替える。
「ポケットの中では劣化は進まない。血抜きも羽根毟りも肉の冷却も後で良い」
鋼の短剣で付け根を解体して翼を切り落とす。
売れば今回の依頼報酬全員分にはなる高級肉が、一瞬で異空間に格納された。
「そうすればいいんですね!」
ニワトリの扱いに定評のあるエヴァン・ピオネロが、ロイの手際から学んでまた1歩進歩した。
残り2羽のニワトリは、エヴァンが呼び出した蛇の如き稲妻に邪魔されて攻撃も撤退もまともにできない。
「最優先は逃亡阻止」
小型のクリーパーを食材扱いして狩れるのは、冒険者を除けば極わずかしかいない。
だからアーケインの次に鉄壁を魔法で創り出して分断および撤退の妨害を行う。
「食べる前提ですから体はあまり傷つけない方が良いですよね?」
次に使った術は、キャスターの基本装備ともいえる光弾だ。
先日行われた学園武闘会で活躍したエルフ達と同様に、凶悪無比にして精緻な術が鳥類クリーパーに深手を負わせた。
「活きが良い」
長身のアーシェル・G・クラインが、彼よりさらに大きな鶏を見上げて不敵に笑う。
アーケインから抜け出した鶏は、血を流してはいるが戦闘力に衰えはない。
優れた体格と太い筋肉から繰り出される蹴りとクチバシは、アーシェルのダマスカス製装備も破壊してしまいそうだ。
「鶏肉か……はやまったかな」
鶏肉大好きなので今回の依頼に飛びついたアルフィー・リッパーが、敵のあまりの凶悪さに怯えはしないが警戒心MAXだ。
黒猫ハーフビーストである彼の尻尾が、激突直前の緊張感により独特な形で振られていた。
「美味そうな奴が出てきたな。アルフィー、さっさと狩っちまおうぜ」
まるでこの場が安全であるかのように、アーシェルは鍛えられた指でアルフィーの髪を優しくしかし大胆に撫でる。
くしゃっ、とした感覚がアルフィーを驚かせると同時に安心させる。
「ちょっ、なんでいちいちわしゃわしゃするんだよ!」
ふしゃーと怒るが敵への警戒は怠らず、しかし余分な力が抜けていた。
「リサは料理上手だから期待しとけよ」
アーシェルは一気にニワトリに近付きその攻撃を誘う。
数の差を実感しているクリーパーは、一撃必殺を狙ってアーシェルの胴を狙う。
防具ごと蹴り砕いて内臓に致命傷を与えるつもりだったのに、アーシェルの受け流し技術と防具がまとったエーテルが致命傷どころか重傷にもさせない。
アルフィーの姿が消えた。
遮蔽物というにはあまりに短い草と、何よりアルフィーを自身の速度と加速力が邪魔してニワトリに気付かせない。
最後はエアーライドで跳躍。
アルフィーが背後から斬りつけて、ニワトリに大量出血を強いた。
「おい! きちんと血抜きした方が食べる時美味しいから首を狙うぞ」
ニワトリが首筋の傷口を押さえ、アーシェルからの攻撃も警戒するが既に手遅れだ。
物理的にも精神的にも隙を晒したニワトリを、アーシェルの力とアルフィーの速度が手際よく解体していくのだった。
そして最後の1羽である。
分類は片手半剣でも、特大の処刑剣にしか見えない刃がサイラスによって振るわれる。
リザードマン戦士らしい体格から繰り出される一撃は、徹底して速く鋭くそして重い。
全力で逃げるニワトリの背に、骨まで見える深い傷を刻んだ。
「弓を持ってくるべきでしたか」
戦場を大回りして来たノックス・マグナが戦闘に参加する。
文字通りの最高速を出しているニワトリは進路を変更しきれない。
シューターであるのに物理攻撃特化のウォーリアじみた斬撃で、ノックスは内臓以外を切り裂き地面に転がす。
見下ろすノックスの瞳は、敵ではなく食材を見る目をしていた。
●
(貴族派の底力ですか)
肉を異界へ格納し、設備の整った解体場で処理して急ぎ学園に戻ったノックスは、冒険者料理人がやや押されていることに気付いた。
膨大な資金が投じられ育成された料理人の腕は、非授恵者ではあるが全く油断できない。
高級食材の扱いにも慣れていて、今作っている高級食材料理も決して付け焼き刃ではない。
(あまり干渉するつもりは無いのですが)
貴族派の台頭は帝国の人間としては嬉しいものではない。
故に他の派閥に支援をするつもりなのだが、王党派も学園派も派閥を宣言して出場している料理人は弱小候補しかいない。
(冒険者を中心に渡しますか)
貴族派を称する冒険者は圧倒的少数派であるし今回は見当たらない。
終了が迫る料理大会に、通常の高級素材を上回る高級食材が加わった。
無骨な爪と指が香辛料を繊細に扱う。
サイラスは自ら持ち込んだ肉をスープで煮詰め、それを練ったパン生地で包む。
「油使い放題でお貴族様に出すからと言えば香辛料を取り引きしてくれる……なかなかやれる機会はないよ?」
紋具はなくても良質の竈と炭があれば大火力は可能だ。
外はからりと揚がり、中にはしっとりとした旨みが詰まったチキンカレーパンが次々に大きな鍋から回収されていく。
「マナーは気にせず食べればいいよ。あー、君貴族? じゃあこれ」
皿を取り出しそれなりに盛り付けに気を付けて渡す。
(政治に関与すると損しかなさげなんだよな)
本人の意識とは逆に、魅力的な料理をつくるリザードマンとして目立っていた。
「へへっ」
白いコック帽の下でギャメルの耳がぴくぴく動いている。
未だ社会的地位の低いゴブリンの、その中でも 持たざるものであるギャメルがこれほどの晴れ舞台にいる。
感動もある。
考えることもある。
けれど五感と指先は料理だけに集中する。
「うぉっ」
濃厚な脂と大蒜の香りが学園生の足を止めさせる。
油の熱を菜箸で確認して鶏肉を入れる動作は美しく、両面が狐色になる頃にはギャメルは大観衆に囲まれていた。
(間に合う……間に合わせる)
ここと比べると貧弱な設備で、しかし鮮やかな手並みで料理していた母の背を思い出す。
並行して進めていた芋料理の2度揚げを開始。
高温の揚げ油でカリッと揚がったところで塩とパセリを振りフライドチキンに添える。
「フォークとナイフでも食べやすいし、紙でつかんで食べてもいいぜ」
配膳してからマスクをとる。
白く清潔な歯が、少し傾いた日差しを反射しきらりと光った。
(ギャメル殿はさすがですね。しかし貴族派達はやりすぎです。高い材料を使えば美味しいのは当然ではないですか)
コメの使用を諦めたドローミが、内心限定とはいえ珍しく愚痴る。
なお、王都でのコメの高さは輸送費が主な原因である。
「少し手伝ってもらいますよ」
顔見知りのリーラント兵を捕まえ冷蔵庫の代わりにする。
異空間では劣化が進まないので、冷蔵庫としては伝説のアイテム級の性能だ。
串に刺した内臓や軟骨を焼いて学園生を引きつけながら、ドローミは鶏肉と玉葱とクリームチーズを恐るべき手際で調理する。
(なんと)
予想はしていたが出来が良すぎた。
他の料理人は野外で食材が劣化し易い環境に工夫で立ち向かっている。冒険者はもちろん貴族派の料理人もだ。
しかしドローミは2人分のマジカルポケットで楽をしている。
(いえ、楽観は禁物です)
大型オーブンに準備が終わった生地を入れて一段落。
リーラント兵を開放して串焼きで時間を稼ぐ。
しばらくしてオーブンから取り出されたパイは、卵黄で輝く生地と最高の肉の組み合わせが非常に魅力的だった。
●
はしゃぎ疲れてうとうとしていたジョセフを、ロイから預かった……子守を受け取ったつもりのルプスが揺り起こす。
「!」
味を覚えるためほんの少し食べたことのある高級食材よりずっと魅力的な香り。
5歳児は小さなハンカチで目元を拭きながら、本能的に匂いのもとへふらふらと歩いて行く。
リーラントから来た護衛達より早く、ルプスは進行方向へは威圧を、周囲へは警戒を向け子供から脅威を遠ざけていた。
「アルマさんの知り合いですよね?」
ジョセフに気付いたエヴァンが誘う。
高度な知識と優れた味覚を備えているアルマの解説はジョセフには理解しきれない。
しかし顔と名前を知っている相手は安心でき、自然と足が速くなっていた。
「新しく作るのかい?」
串焼きを上品に食べるという高難度行為を軽々やってみせたハーヴィが、厨房にいるケン・Z・ブラッドリーを興味深そうに見た。
「まあ見てな」
鮮度に限ればリーラント産鶏肉も大したものだが、冒険者が獲ってきたクリーパー肉は味の深さが違う。
なにしろ、食に対して徹底的に疎い人間でも分かるほどなのだ。
「それは!」
次の料理人のもとへ向かうつもりだったハーヴィが、驚きと興奮で青い瞳を輝かせる。
病気とは縁遠い鳥の内臓が、命は消えているのにまだ生気が残っている。
そのまま食べることができるのではと思える程だ。
「せっかくいい鶏肉が届いたんだ。いじらずに一頭まるまる使い切った焼き鳥コースを作るとするぜ」
ケンの言葉に、ハーヴィは思わず唾を飲み込んだ。
舌が肥えている自信はあるが、一部の大食漢エルフとは違ってハーヴィの食べられる量は並程度。
だから、味見程度の量だけ予め取り分けて貰って、できる限り多くの料理人の作品に触れて楽しみ評価しようと思っていたのだが……。
「ふふっ、おいしいご飯は人生を豊かにしてくれるよね」
超味覚が立ち去ることを許さない。
目利きの時点でケンが上だと分かってしまった。
内臓はしっかりと臭み抜きをして一部はつくねの材料に。
骨も一部は砕いてつくねの材料へ。残りは鶏ガラの出汁を取る。
設備が充実しているのでケン1人でもケン基準で質を落とさず料理が可能だった。
(技術は今回出場の中のトップ層だね。後は)
(よく見ている。だが)
食通と料理人の緊張感あふれるやりとりがされてはいるが、客の目にあるのは食欲だけだ。
(間に合うか?」
多くの客はベルトを緩めているのにベルトがきつそうだ。
クリーパー肉が届く前に、既に腹が満ちてしまっている。
ケンは諦めない。
取った出汁を塗りながら炭火でじっくり焼き鶏ガラだし味に。
持ち込んだ秘伝のタレをつけて焼きタレ味に。
シンプルに塩を振るった塩味は当然だ。
「では」
完成すると、最も早くから待っていたハーヴィが代表して受け取る。
目で楽しみ、香りを楽しみ、噛み応えを楽しんでからようやく舌に専念する。
「ん」
真剣な表情のまま、薄らと上気する。
それだけでも非常に美味しいのが分かり、どの程度がどれほど凄まじいか分かる者には分かってしまった。
「素材の良さを引き出した、良い味でした。上位入賞は確実でしょう」
技術面は完璧。
だが、技術の完璧さの上に創意工夫を凝らす料理人が、無視できない数出場しているのが今大会なのだ。
「リサ、待たせたな。後で味見させろよ」
アーシェルがマジカルポケットから出した肉が、リサ・ベイカーの厨房に持ち込まれた。
長時間料理しているはずなのにエプロンにも三角巾にも乱れはない。
野菜クズと鶏ガラを使った作り上げたスープは既に完成。
端肉と軟骨のつくね、手羽先、野菜、大蒜を上記スープに入れた煮込みに、鮮度を図り適切に加工したクリーパー肉を入れて仕上げにかかる。
タレに漬け込む必要があったローストチキンはそのままだが、リーラント産鶏卵とクリーパー肉を使ったほぼ親子丼は新規作成だ。
料理の腕はケンに少しだけ及ばないが、種類の豊富さの点では上回っている。
「お肉大盛り希望の方は先に教えて下さい」
コメは高いので大盛りなしである。
リサはまず、深いどんぶりに定量の炊き立てをよそい、その上にどーんと特大な肉と卵とスープを入れた。
黙っていれば神秘的美女なリディリディ・トゥラ・イェレミースの喜びの笑みが神々しい。
普段は気弱げに下がっている長耳が少しだけ上向きかけている。
「いただきます」
飲みもしないし咽せもしない。
フォークとスプーンを器用に使って、お行儀良くただし常人の倍以上の速度で口に入れて味わい咀嚼し名残惜しげに嚥下する。
微かに額に浮かぶ汗は、強靱な内臓が活発に活動しているからだろうか。
「えっ?」
「おなかが平らのまま?」
「あのひと、隣でもどんぶり空にしてたような」
美容のためにエルフを研究することを決めた学生が複数いた。
(いくら食べても無料……しかもお肉)
これはクリーパー、これは普通のと、リディリディは料理の腕はもちろん素材の評価まで正確に行う。
(最近買い揃えないといけないものがあったりしていたのでとても助かります! リーラントさん、もしかして良い人なのでは!)
複雑な視線を向けているセニャ・リーラントに全く気付かないほど浮かれている。
なお、これでも量に関係なく公平に票を入れる正直者エルフであった。
「腹が減ってきた」
たっぷり食って休んでいた男子学園生と一部女子学園生が、一度トイレにいってから吐いた台詞がこれである。
若いと消化が速いのだ。
翌日体が脂身で重くなったりするかもしれないが、胃腸に余裕があるのは確かなのだ。
ストレガ・L・リベルガストラの厨房は、規模が大きすぎて工場にも似ている。
内臓を取り出して調味料で下味して味を馴染ませ、刻んだ香草薬草、玉葱人参占地、大蒜で少し炒めた米を詰めて蓋をし小麦粉をかけじっくり加熱。
以上のように説明すると簡単だが実行には高度な技術と設備が必要だ。
普段世話をしたりされたり知恵を貸している研究室から紋具や竈を借りて、ストレガはストレガが必要な箇所だけ担当して後は臨時助手にやらせる。
「そろそろ焼けるのだ」
薬膳ローストチキン、第3ロットである。
決して派手でも超絶美味でもないが、ストレガの技術により様々な薬草を食べ易く肉と一緒に口に出来る。
「んんっ? こんなに旨かったっけ?」
肉ばかり食べていた学園生が首を傾げる。
蛋白質と脂肪ばかり摂取してバランスが崩れた体が薬草を歓迎して美味しく感じさせる。
「薬膳、しかも大量生産でこの味なの?」
知識にも舌にも自信がある者は、淡々と第4ロットの火加減を調節するストレガを畏怖していた。
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「すごい戦いでしたねアルマさん」
所作も美貌も整いすぎて機械的ですらあるイデアが演技で感嘆している。
「そうだね。こらー、吐きそうになるまで食べるんじゃない行儀悪いよっ」
アルマは解説をイデアに任せて馬鹿の面倒を見に行く。
「はい、解説は私イデアが引き継ぎます。投票の参考にして頂ければ幸いです」
有権者の半数は投票しているが半分はまだだ。
イデアはまず、貴族派貴族の後援をうけた伝統的料理人による料理を解説する。
「五臓六腑に染み渡るような、何とも円やかな口当たりですね」
スープも。
「こちらのお料理も素材の味が非常に活きていて後味もサッパリ」
焼き物も。
「おぉ! 高度にブレンドされた豊かなフレーバーが口いっぱいに広がります」
野心的な新メニューも、素材を活かした高度な作品だ。
彼ほどの美形がもりもり食べるとそれだけで面白いのに、語りまで軽妙で学園生も来賓もひきつけられていた。
「美味しいけどむせ返るような高級食材の旨みに鶏肉さんが埋もれちゃってるじゃないかー!?」
アルマの嘆きを紋具のマイクが拾ってしまった。
「単体ならいいんだけどこんなに多いと鼻に……あ」
10割本音なのが誰にとっても辛い。
料理人は自らの失敗に気付き、投票前の学生がアルマの言葉にこれまでの違和感を言語化され投票予定を変える。
「んんっ、今のはまあ確かにそうなんだけど」
美味しいよとフォローするが流れは変わらなかった。
「中盤まで強かったのはギャメルさんですね」
「芋と肉を揚げたの、若いひと好きだよねー」
アルマ達も十分若いとはいえ学園生ほどではない。
「ルーシカさんは」
「熱かったですね」
甘々熱々な光景に当てられる学生が多かった。良質な料理もより美味しく感じられたはずだ。
「リサ・ベイカーさんは基本に忠実なところに加えたシャルガネ要素が印象的でした」
「美味しそうに食べる美人さんがいるのは強いよね」
鶏肉の扱いに関しては非常に好評価だが、一流料理人が多数参加した本大会ではほんの少しだけ目立ちきれていない。
「後はケン・Z・ブラッドリーさん」
「技術も目利きも完璧、だけど」
貴賓や貴族子弟な学園生は凄さを理解できるが、一般庶民な学園生は凄さを理解しきれない。
今初めて知って投票先を変えようとする者もいる。しかし既に投じられた票は変わらないのでおそらく苦戦するだろう。
「ごめんね。全員紹介も解説もできるけど日が暮れちゃうから後数人だけ」
涼しくなった風を感じながら、アルマが大きく息を吸う。
「ハッタ・ムラムラさんとルアンナ・ミュラーさんは競合しちゃってる感じ。実際に食べると種類が違うんだけどどうしてもね。ヴィノニスについてはノーコメントで。サイラスさんは勝ちにいって欲しかったなー」
料理技術と舌が高水準でも得票以外を優先すると票の集まりが弱くなる。
「エヴァン・ピオネロさんは鶏肉の扱いが良かった。ドローミさんは発想に技術が追いつかなかった感じかな。逆にサマエラ=フォリウムさんは技術が凄かった」
(やっぱりゴブリンは冷遇されてるよねと、これは決して口には出さずに内心つぶやく)
「後は……」
投票が進む。
黙々と票を数えていた事務員が、観客と出場者に見せない形で開票結果を伝えてくる。
「うん、確定だね」
残る全員が2位に投票しても結果は変わらない判断し、そして疲れでおねむなジョセフ・リーラントを見て優勝者を紹介する。
「優勝はストレガ・L・リベルガストラさん」
量と健康を優先した作戦が結果的に最も大きな票に繋がった。
「できればこれからも、多くの生徒に食を届けられるようにしてほしいのだ」
ゴブリンであるとか、聴講生であるとかに関係なく、1人の探究者として訴える。
貴族派貴族ですらほとんど反感を覚えない、見事な挨拶であった。
マスターコメント
イベントシナリオ普通 報酬:標準25 / 6〜25人
2021年07月19日 10時40分23秒 公開
参加者
相談掲示板
失礼、煩悩が… セロンガードです。よろしくお願い致します。
【学園派】で立候補予定、 1年3組、リサ・ベイカーです。 料理人で参加しますね! よろしくお願いします。
文字数足りないですねー。 調理で参加、ドローミです。 今回も宜しくお願いしますね。 トマトシチューと、香草詰め蒸し鶏辺りで。
エヴァン・ピオネロです。よろしくお願いします。 ニワトリと聞くと大人しくしてられませんでした。 食べる人と準備する人に成りたいです。
本業パン屋のルアンナ・ミュラーです! 料理人として参加します♪ メニューはチキンバーガーとスープ、使う鶏肉はリーラント領産のもので勝負したいと思います!
No.7
サイラスだ、よろしくなー 準備と調理、自由にやってくわ
No.8
今回はお肉を食べられると聞いてきました。 食べる人専門のリディリディです。 料理はまだでしょうか。もう出して頂いても良いんですよ。
No.9
イデアです、よろしくお願いいたします 食べる専門で参加させていただきますね
はいはーいっ、食べるの大好き! という訳で食べる側で参加するハーヴィだよ、宜しくね。 美味しいのたっくさん食べたいなー。何が出るかな?
シューターのノックスです。よろしくお願いします。 今回は準備を行って、獲得した肉を学園派に提供するつもりです。
アルマだよ、どーぞよろしくねー。 いつもは作る方だけどせっかくだから今回は食べる側にまわる予定だよー 超味覚&調理5で調理法とか隠し味とか含めノーサイドで褒めまくる方向で解説しちゃおうかなと だけど主役の鶏肉さんを埋没させるような高級食材の使い方してるのには辛口になるー…かも?
エルフのサーヤである。よろしく。 わらわは缶詰をあけよう(ねーわ
美味いもんが食えると聞いて!! ナハシュだ。食うやつで参加する。楽しみにしてるぜ。
ゴブリン、サマエラだ。 よろしく頼む。 食べる方も、楽しそうだが…… 今回は、作る側に集中しようか。
ギャメルだ! よろしくな! 料理する人で参加するぜ。 メニューは、フライドチキンと持ち込み食材でポテトの予定だ。 貴族受けする料理には詳しくねぇから、食べ盛りの学生受けを狙うってことで!
アーシェルだ。よろしく頼む。 肉と聞いたら是が非でも食いたい所だが、今回は鶏を狩ってくる。 狩りに行く奴等で協力して3羽全部を狩り尽くしてぇな。 友人のリサに優先的に鶏肉を渡そうと思ってるが、良かったら皆も遠慮なく使ってくれ。
セニャ・リーラントよ。 司会を冒険者がするなら、私は甥の護衛をしていると思うわ。
ロイ・アウレアです。宜しく。 準備する人で頑張ります!食べる人にもなれたら良いな。
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 勿論料理するのだ。 丸鶏に薬草詰め込んでローストするのだー。
【質問】 Q1: シャルカネ?シャルガネ どちらでしょう。 コメは、用意できますか? 難しければ、内外入れ替えてパイで行きたいです。
【回答】 用意はできるわよ。 珍しいものを用意しようとしたら量か質が足りなくなるかもしれないから、その点は気を付けてね。
アルフィー・リッパーだ。 肉を調達しにいく予定だ
ハッタだ。世話になる。 おれは料理人としての参加だ。
はい、回答ありがとうございました。 コメ諦めます。 また、レシピを並べるのが正義でもない為、シチューも断念。 パイと内臓関係で行きたいと思います_