【死軍】ヤコブの不思議な宝物庫~消失~
紀藤トキ
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シナリオID:444
オープニング
「……と言って、聞かない人がおるんじゃよ」
パンクリアース学園からやってきたという老人は、困ったようにそう言った。何か秘密があるはずだ、きっとものすごいアイテムを隠し持っているに違いない、そういえばヤコブに殺されたとある貴族の宝物に『ジド・ルウの聖骨』があったらしいな、などと伝聞を繋ぎ合わせて結論へダイブする偉い人がいるらしい。
「えー。ジド・ルウって障壁を塞ぐために消えたんじゃないんですか? 遺骨??」
「うむ。伝承ではそうなのじゃがなあ」
その貴族の家宝とやらは、ジド・ルウの幼少期に抜けた乳歯とのこと。もうこの時点で本物だとは思えない。だいたい、英雄になる前に抜けた歯に、何かありがたい効果があるのだろうか。当人に聞こうにも、ヤコブの毒牙にかかって一族郎党皆殺しの憂き目にあっているので確かめようもない。
「相手は魔法使いの塔のお偉いさんらしくてなあ。吾輩のように齢だけ重ねた老人とは違う、本当の魔法使いじゃ。学園もほとほと困り果てて、仕方が無いので吾輩が言うことを聞いてきたのじゃよ」
金に糸目は付けない。ヤコブの宝物庫を暴き、聖遺物を手に入れてくるのだ! と。魔法使い氏の言い分はこうであったらしい。当人、いい加減正気が怪しまれる言動をしているが、いたって真面目である。研究によれば、個人はそれだけ多くのゾンビを作る事などできない、つまり必ずや聖遺物があるはずだ、と。
「牽強付会って奴ですかね……?」
「ふむ、難しい言葉を知っているのう。勉強は好きかね?」
そんな会話を交わしつつ。老人と受付氏はヤコブのアジトを攻略する依頼について相談を進める。同時期には既にいくつもの依頼が出ており、予想される敵戦力は幾分目減りしていた。とはいえ、吸血鬼の数名は対処せねばなるまい。内部の罠も相応に残っているはずだ。ゾンビクリーパーとやらもどれ程の脅威かわかったものではない。隅々まで探せとなると、至極面倒。破壊の手間を考えれば、王国から少し依頼料を踏んだくれるかもしれないが。などなど。
「……ええと。依頼の報酬額はこれくらいに、なりそうなんですが」
「おお。これなら予算内じゃな」
おそるおそる差し出された数字に二つ返事で承諾の言葉が返ってきたのに、受付は少しばかり驚いた。
●王国某所・深夜
『ヤコブめ。我らの目論見を見切りおったか……。だが、あの者にそれだけの思慮などあるまい』
『おそらくは切れ者の配下を新たに手に入れたのだろう』
『かの御方より奴に与えられた階位は所詮は足。組織にとって切り捨てても惜しくは無い』
『……だが、奴の力の源は知らねばならぬ』
『知らねばならぬ。あの痴れ者の得た者を』
『知らねばならぬ。かの巨大クリーパーの影響が如何ほどのものか』
『あ奴の参謀を潰し、力を削げ。蓄えた札は今こそ切るべきぞ』
『頼れる力を失えば、さすれば、再びあやつはアレに手を伸ばそうぞ。その時こそ……』
その場には椅子に腰かけた老人が一人しかいないというのに。しわがれ声の会話がずっと続いていた。
解説
マスターより
リプレイ
ヤコブに色々思う所の有る授恵者も多いのか、集まった面々の士気は高い。
「……お久しぶりですリヴァマス先生」
そんな中、元学園教師のベゴニアは依頼人と旧交を温めていた。昔よりも顔つきが良い、外の水の方があっておったのじゃろう、などとリヴァマスが応じていると。
「歯を見つけろ? もしかして痴呆? 治療足りてらっしゃらない?」
依頼内容を吟味していたサイラスが思わず言う。普段は目上への敬意は欠かしたくない系リザードマンの彼なのだが……。自分では動かず人を使おうという所に何か思うところもあったのか初手からボロが出ていた。
「うむ、吾輩もこれはどうだかなあ、と思う所なのじゃよ。まあ、適当に持ち帰ってくれれば満足……するんじゃなかろうかのう」
「私が言うのも何ですが聖遺物とか絶対に違うと思いますよ?」
特段怒った様子もなく同意する老人に、ベゴニアも少し呆れの籠った口調で続けた。
「時に、依頼人である魔法使いとはどなたなのですか?」
問われたリヴァマスは困ったように首をひねり。
「青い塔の魔法使いじゃな。実は、吾輩も直接お目に掛かったことは無いのじゃよ。出不精なようでなあ……」
一年単位で外に出てこないのも、あの辺りの住人には珍しい事でもないらしい。そもそも理由があって学園内に隔離されているケースもあり、顔出し無しなのは仕方がない面もあるのだとか。
「吾輩も若い頃だと、あいつが生きているとは許せぬ、とか言われかねんかったからのう」
今でこそリヴァマスは自由に出歩けるらしいが、人に歴史有り、であるらしかった。
(『魔法使いの塔のお偉いさん』とやらが考える事はさっぱり分からんな……)
聞いていたナハティガル=ラーはそう感じ、しかしその連中が自分たちの知らないような何かを知っていたことは確かだ、と思いを巡らせる。
●アジトへの道
ヴァイセントラフから現地までは数日の行程だ。資材の運搬のために大八車や馬などの用意は難しい。宝物確保の為には、バックパックや麻袋を用意している者やマジカルポケットを持つ者が頼みの綱となるだろう。もっとも、持ち帰る労力に見合うお宝があるかどうかは神のみぞ知る。
現地周辺では既に戦いが始まっているようで、集団で進む一行の前に立ちはだかったのはクリーパーが一体と、たまたま居合わせただけのゾンビが数体だけだった。他の敵は他のグループに対応されているのだろう。
「ふふふ、数こそ力だよ!」
「侮らず、一斉に掛かりましょう」
ベゴニアが笑い、シャロン・ラ・モリエールが周囲に声をかける。単体とはいえ、サイズ的には中型相当だ。まずゲルトが祈雷を仕掛け、セリオス・オーガストが先制の不意打ちを入れる。
「何で年明けからこんな臭い連中を相手してあげなきゃいけないのか!!!!!」
ヒットアンドアウェイで刻みながら、サニー・フォン・オルライトが嘆く。側面に回ったノノアも微妙に嫌な顔をしていた。腐っている。ゆえに臭い。至極当然の事だった。レオネベルが距離を取りながら戦っているのもそのせいかもしれない。隣でキーゼが控えめに杖を振っていた。
「関節ならば攻撃も通るぜ! おらぁ!」
と、切り込んだハヤト=ガラン=ヴォルファングが、ぐしゅりと吹き上がった腐汁に慌てて身を引く。二撃目の掛け声は口に入らぬように小声だった。紛れていたゾンビ数体は、セヴラン・クアルトが射止めている。スィーリーンやベゴニアの範囲魔法の余波で倒れる者もいた。応雷にまとめて焼かれた者もいる。
「さっさと片付けて焼き討ちに移りましょうか」
などと言うセロンガード・シュタインドルフが放った矢が鼻面に突き立った。
「ヤコブの手の者に容赦は無用……。行きましょう」
先攻した面々に続いて、ハリス・アル・ターミルが踏み込む。臭い思いなど、農作業で慣れているのだ。爪を受け止め、強打を叩きこむ。ぐしゃり。
「……成程、カニか」
腕組みをして仲間が戦うさまを眺めていたハッタ・ムラムラが、訳知り顔でそう呟いた。不動の彼のパンダ柄の脳細胞は目まぐるしく回転している。
(ヤコブの隠し遺産だが……隠すということは鍵、カギ……カニ……。文字通り「鍵」となるのが、ゾンビクリーパーの蟹の鉗脚(爪)ということか)
思考が回転しすぎてどこか分からない場所に飛び立っていた。
「あなたの相手は私よ!」
ハリスに遅れて突進したアンネエルカも勇ましく声をあげる。甲殻をエーテルで腐食させるたびに、ぐしゅり、ぐしゃり。飛び散る紫の汁をものともしない。むしろ、それを避けて調査に向かいたい面々の為に引き付けようという心持であった。
(助かる)
(助かるわ)
(助かるよ!)
心の中で感謝を述べる、汚い奴との戦いを行間に任せたい勢。戦っていないわけではない、遠距離から手を出したり、ちゃんと見えない所で戦っているのだ。そうともさ。
汚いからと言うだけではなく、クリーパーの打撃力は案外馬鹿にできない。毒まである。しかし、ゲルトが堅甲を回し、シャロンやアルマ・ヴァレンタインとアスドルバル・ガルシア・ペレイロがヒールを飛ばすことで前衛は揺るぎなく耐えた。
「このまま押し切りましょう!」
エーテルブレードで間合いの外から切りつけつつ、ヴィルヘルミナが衆を鼓舞する。鬼の居ぬ間に洗濯ならぬ家探しは手早くすませてしまいたい。
「良い子ね。こちらに向いていなさい!」
アンネエルカがシーザーロアで注意を切らさず引付ける間にも、クリーパーは刻まれ、矢が刺さる。やがて、がくりと無言のままで膝を折った。
「待て、妙だぞ……。膨らみ始めた!」
ナハシュがそう叫び、一同油断なく距離を取る。
「何が起きるのかわからないけど、封じ込めるよ!」
仲間が下がった後、アルマが展開した光縛封の中に汚らしい腐汁が飛び散った。
●突入前
クリーパーを危なげなく退けた一行は、その勢いのままに洞窟の入口へたどり着いた。門前には死体が数体いたようだが、先行した幾人かが危なげなく処理している。
「ここまではうまくいったね」
トーラが額の汗をぬぐいつつ、様子を見た。入り口付近には罠はないようだ。
「それは助かります」
そう聞いて、ゼラルム・エルホワイトがほっとしたように言う。なにせ、彼の本領は付与。魔法火力で死霊を薙ぎ払うには向いていない。まあ、その分吸血鬼相手に本領を発揮するつもりだ。ララベル・サン・ディーベルも同様に、対吸血鬼に重きを置いていた。
(牛乳雑巾作戦は失敗したけど、今度は直接壊しちゃうから!!)
シーフとして仕掛けた罠を見抜かれた屈辱を果たさねばならぬ。その一心なのだ。クリーパーとかいう汚物は目に入らなかった。いいね。
「確か、罠の場所は分かっているはずだったね」
とベゴニアが確認する。どうやら魔法防御に頼みを置いて自ら踏みに行く算段のようだ。
「死霊の罠がゾンビや吸血鬼に反応しないのは何故ですかね?」
トーラの疑問には、先の探索でヤコブ直々に案内を受けていたララベルが答える。なんでも、ゾンビにはうっかり反応してしまうので有事でなければ切られていたらしい。今は有事なので作動している事だろう。
「私では対処できませんからね……」
「見つけ次第、アンタを呼べばいいんだな?」
そういうヴィルヘルミナとレオネベルにとっては死霊の罠は専門外。
「何なら、戦槌で叩き潰してやるが」
というアスドルバルが、いつぞやのひよこ地獄の時のヒールもあって頼りになる感が半端ない、気もする。
●大広間その1
大広間の入り口に仕掛けてあった死霊の罠は、結局ベゴニアが踏み抜いてからゲルトとシャロンが物理(魔法)で扉ごと粉砕した。まだ吸血鬼が控えている状況で、攻撃魔法を温存した形だ。
「……もうここまで来るとは。ヤコブ様の信頼を裏切って。見下げ果てた屑どもね」
憎々し気にそういう女吸血鬼へ、ベゴニアが表情を動かさずに返答する。
「まぁ、言いたい事はあると思うが。運が悪かったと思って諦めて欲しい」
「抜かしたか! 小娘があ!」
小娘(32)へ男性吸血鬼が牙をむいた。どうやらこちらは白兵よりらしく抜剣し、女の方は杖のようなものを手にしている。ヤコブ配下とはいえ、全員が全員拳で戦う訳ではないらしい。
「死ねぇぇぇ!」
怒りで何か振り切れでもしたのか、とんでもない速度で動いたのは男性吸血鬼だった。それより早く動けたのは、するっと姿を消したナハシュのみ。大方のシーフの反応速度を振り切って、突進と同時に剣を真横に振る。衝撃波が冒険者たちの塊をぶち抜いた。エーテルバリアで何とか耐えたベゴニアが下がり、入れ替わりにハヤトが駆けだした。
「女吸血鬼か……。美乳ハンターが判定してやろう」
乳を揉む下品なポーズをつけて挑発する。挑発? いや、この男は本気だ。
「チッ、おふざけじゃないのさ!」
吠えた女の周囲へ光の球体が現れた。ゼラルムのスタティックフィールドとアーケインテンペストの合わせ技だ。
「舐めるな!」
「さっきのような派手な攻撃をして、ヤコブ様の宝物が壊れていいのかしら?」
激昂した女吸血鬼に、シャロンが口をはさむ。確かに、入り口付近は吸血鬼の一撃でボロボロだ。
「喰らえ、下品な下等種族ッ!」
その説得が功を奏したのか、女吸血鬼が放ったのは一本の闇色の矢。挑発していたハヤトを撃ち抜いた。
「侮れん……が、真っ正直に相手をしてやる必要もない」
言動はアレだったがハヤトの回避能力はこの集団の中でも随一だ。それを狙い撃てる吸血鬼はシーフにとっては鬼門に近い。ナハティガルは駆け抜けざまに一太刀浴びせつつ、脇をすり抜けた。他方、サニーはヒットアンドアウェイで場に残る。
「当たってたけど、ギリギリっぽいよね?」
反応強化に物を言わせて、自分ならば避けきれると踏んだ。続いたララベルは、そこまでの自信はない。
「けど、邪魔はさせないから!」
三連撃を浴びせて、距離を取る。何も永遠に回避し続ける必要もない。装甲と耐久の有る前衛陣が対峙するまでの間、忙しくさせれば十分だ。何より、
「援護する」
セロンガードの攪乱射撃を受けては、次にもさっきのような命中精度を出すのは難しかろう。
「征竜様、我が身に一時のお力添えを!!」
「ぐぬっ!?」
先行した男の吸血鬼がハリスの渾身のドラゴンチャリオッツに吹き飛ばされてきた。そこはゼラルムの移動阻害の影響下。立て直しが遅れそうな吸血鬼たちへ、対象識別系の魔法や単体攻撃が容赦なく降り注ぐ。戦闘の巻き添えで大広間が崩落しないようにと、備えた対応だ。
「小賢しいわ!」
吸血鬼らしく自己回復を使いつつ、耐える。その間にこちらはヴィルヘルミナとレオネベル、アンネエルカが前に出た。
「こっちだ、吸血鬼!」
クリーパー戦とは役割を変えて、レオネベルがシーザーロアをぶつけて男吸血鬼の注意を引く。ゲルトが堅甲を掛けていたおかげもあり、ヒーラーの回復支援があれば十分膠着状態に持ち込めそうだ。女吸血鬼に対しては、間合いを取ったままヴィルヘルミナが牽制の一撃を与えていた。クリーパー戦で全力をぶつけたアンネエルカも、破鎧砕で相手の防御を崩さんとする。
「このまま、行けるわ!」
クリーパー戦と同様に、前衛陣が引き付けて火力で削るスタイルだった。数で勝るのだからそれで良い。6名もいるヒーラーのお陰で、削りあいに持ち込めばこちらの勝ちだった。というより、シャロンの言葉で気分的に大技が使いにくくなった時点で吸血鬼から勝機は去っている。それでも最後には使うことにしたようだが、時すでに遅し。かくして、数十秒の短い交戦の結果、吸血鬼は揃って地に伏した。
「……うげ、美女が台無しだぜ……」
懲りない男、ハヤトが覗き込んでから、大きく×の字を腕で作った。カサカサに乾いたミイラのような遺体にはさすがの乳ソムリエ(自称)も手が出なかったようだ。
「よし、ここからはもう適当でいいな」
手ごわい敵戦力はもう残っていない。集団行動はここまでで後は手分けしようとアスドルバルが言う。
「人数は調節したいな。ここに残る奴もいるだろうから、4~5人位か?」
セリオスがそう応じ、そういう事になった。
●部屋1
吸血鬼をパスして奥に向かったのは、最初に姿を消したナハシュと正面突破したナハティガルの二人だった。
「狙いは同じ、一番奥だよな」
「ああ」
目的も同じで、揃ってシーフで種族もゴブリン、なんなら名前も似ているのだが他人である。前の潜入で地理は分かっているし、罠があってもナハティガルが解除……は、普通の罠でないので厳しいが、避けていくことは容易。奥の部屋へと無事に一番乗りを果たす。
「聖遺物……ってのはどれかな」
「そもそもあるのか?」
「とりあえずなんか良さそうな小物とか古い感じのを片っ端から詰めてくか」
そんなノリノリのナハシュに、特に他の狙いもないナハティガルも追随する。
「手伝いに来たよ、わっしょーい!」
敵を片付けてから、サニーとララベルにハヤトが駆け付けた頃には、家探しはだいぶ終わっていた。とはいえ、まだ手付かずのものがないわけではない。
「ヤコブの肖像画が何でこんなに……」
ララベルが絶句する。箱一杯に詰まったヤコブポートレート、の脇に無造作に突っ込まれている布切れになぜかララベルの目が留まった。
「わざわざ汚い布がしまってあるのが怪しいな。まさか聖遺物……?」
「まさか!? 貴族婦人の下着!!」
部屋の反対側からすっ飛んできたハヤトが嗅覚を全開に匂いを吸う。
……これは! 牛乳の匂い。それも雑巾で拭かれて、さらに数週間が経過した奴だ!
「ぶほぉっ!?」
ハヤト、死す。
「あ、これこの間仕掛けた奴の残りだ……」
結局、ナハナハ盗賊コンビの見つけた物がめぼしいものの全てだった。ハヤトの浪漫は実らなかったのだ。ララベルもバックパックを提供し、お持ち帰りする。
●部屋2
「調査は得手ではありませんが、こちらなら」
死霊が湧き出したところを、スィーリーンとキーゼがメテオライトで打ち抜く。
「出てくる場所が分かっていると、楽なものですね」
二つ目の部屋への道筋には多めの死霊罠があったのだが、この調子で部屋まで辿りついた。
「よし、ここからはボクの出番だよね!」
ここまで戦闘はなるべく避けてきたクレア・エクレールにとって、ここからが本番だ。看破と捜波で罠や隠し部屋が無い事を確認し、仲間に伝える。後は手分けして探すまでだ。
「聖遺物は厳しい気がするけど、何か見つかったら御の字だね」
現実的なセヴランが考えるお宝は、ヤコブの力である死霊術絡みのあれやこれやらしい。
「定番だと思ったけど隠し通路も無しかよ。後隠しそうな場所っていうと……、ああ面倒だな」
サイラスが周囲を見回した。雑然としてはいないが、よく分からないものが多すぎる。新築らしく埃が積もっていないのが唯一の救いだった。
「何か古い……香水とか、本とかないかな? ……う゛」
くんくんと鼻を鳴らすと、思わず口元を抑えてしまうくらいには臭かった。まあ、換気もない空間でゾンビがずっと作業していたら匂いも篭る事だろう。吐き気に耐えつつ、箪笥とか机とかをくんかくんか。
「……ララ、いつもより嫌な感じはするかい?」
そんなクレアの様子を見つつ、セヴランが肩に乗った栗鼠へ思念で問う。帰ってきたのは、全部嫌という返答だった。まあ、それでもお願いされれば人の手が届かぬ裏側へもぐりこみ、さすがに裏には溜まっていた埃まみれになって帰ってくる健気な相棒である。
「裏を見たいなら、どかすぞ?」
と、サイラスが念動力を使ってずずずと動かしたが、特に何も出てこない。
「貴重な魔導書とかあるかと思ったんだけどなあ」
セヴランがそう嘆く。ここにあるものはあくまでヤコブ視点で貴重な物。ヤコブは自分が習得してしまった後の書物などわざわざ残さない、同門の後輩にまったく優しくない男だった。聖遺物と言うだけあって信仰に関わる物に隠しているのでは、とあたりをつけたサイラスも空ぶっている。色々な相手から適当に奪ってきたせいか、隣に並んだアイテムで信仰の対象が違っていることすらあった。
「日記などあれば黒歴史の書といって公開してやるんですけどね」
「そうそう、そういうのでもいいんだよね」
キーゼの呟きに、涙目になりつつくんかしていたクレアが同意する。
「見つけた物で、持ち帰るべきものは背負って帰りましょう」
スィーリーンが言えば、同様にバックパック持ちだったキーゼとクレアも頷く。しかし、3つの袋をいっぱいにするほどの貴重品を見つけるまでに、はたしてどれだけのがらくたに出会わねばならないのだろうか。
●部屋3
ここは、一応隠し部屋だったはずの場所だ。
「露骨な宝箱だな……」
セリオスが苦笑してしまうくらいにそれはテンプレ通りの宝箱だった。海賊の洞窟にでも置かれていればさぞ似合いだったろう。罠がありそうなので専門家のトーラに尋ねてみる。
「んんー、前には何もなかったところに新しい罠が……、ない!」
なかった。慎重に探ってみたが大丈夫そう、ということで改めて開ける。
「おー……?」
「貴族に執着していたみたいだから、かしらね?」
トーラが微妙な顔をして、横から覗き込んだアンネエルカも渋い顔をした。母がこれを見ればなんというだろうか。素材の無駄? 一言で言えば趣味が悪い、ごてごてした衣服が綺麗に畳まれてはいっていた。
「奇怪な物品ばかりですね……下手に作動する前に焼き捨てておくべきでしょうか」
吸血鬼の物だと言うだけで嫌悪に値する、とハリスが首を振り。
「オレもこれはお宝じゃないってわかるな……」
悲しげにゲルトが箱を閉じる。後で燃やそう。
「逆に、あまり隠されていない場所に、大事な物が紛れているんじゃないかしら?」
「……いや。違うな」
気を取り直してそう提案したアンネエルカに、ハッタが重々しく首を振った。彼の手には、いつの間にむしってきたのかクリーパーのかぎ爪がある。ちょっと臭い。
「この隠し部屋には隠された宝がある事は確定している。そして、その為の鍵がこの爪だ。フッ、鉤爪だけに鍵で爪とはな」
「……えー」
聴衆の判定は今一つだった。大まかな構造はトーラが確認しており、部屋の周囲にパッと見てわかる程の隠しスペースはもう隠れていない。セリオスが捜波も使って、隠れた敵の有無もチェック済みだ。
「し、しかし。バランスを考えればそろそろ大発見があるはずだろう」
「そうね、あると嬉しいわね! じゃあ、手分けして他を探しましょう」
パンダの必死の抗弁は流された。そして、宝箱以外のあれやこれやを探していく一同。
「これはお宝、か……? 違うか」
「バランスを信じろ。そろそろアタリを引く」
「なんか変なのばっかりだねー」
開けたり壊したりひっくり返したりして取り出してきた戦利品の数々の中に、言われていた聖遺物っぽい物はない。が、そう言った変な物の中に当たりがある可能性もなくはない。
「バックパックに入るだけ持って帰るか」
ゲルトがそう言い、ハリスもバックパックと麻袋を取り出した。手分けしてっせ、せっせと小物を詰めていく。
●大広間その2
一方、大広間に残った面々は思い思いに時間を潰していた。調査に時間を割いている面々も多いが、後の破壊に備えて一服している者もいる。
「ヤコブは貴重な物ほど人に見せたがる気がしますので、大広間に置くのではないかしら」
ノノアはそう言って、広間据え付けの家具などを透視で覗いていく。
「まあ、ヤコブに何が貴重品と判断されるか判らないけれどね」
ベゴニアもそう言いながら、方々を透視して回った。貴重そうな家具はおそらく貴族家からの戦利品だ。古い家具によくある隠し収納の中には、ヤコブ一派自身が気づいていないものもありうる。
「長居するのもあれですし、手早く済ましましょう」
ヴィルヘルミナが見つかった物を広間中央へ運んでいく。シャロンは戦闘が思いのほかあっさり片付いたため、ほっと一息ついていた。最悪、退却に追い込まれる可能性も想定していたのだが。
「ヴァイセントラフ砦の時よりも、私達は強くなりましたよね」
「俺はあの籠城戦には間に合わなかったので分からないんだが、その後に授恵者登録をした俺でもこうだからな」
調査は専門外、と一歩引いていたアスドルバルがそう答える。実際、帝国崩壊後の授恵者達の成長速度は以前に増しているらしい、とか。
「貴重品と言えば……、メロンパン入れになる金だったり銀だったりのアレとかあったりしませんか?」
「ん? 集めたら何か貰えるやつ?」
懐かし気にそんな事を口にするゼラルムに、見つかったものの整理を買って出ていたアルマが相槌を打つ。そんな感じのおまけ付きお菓子があったとかなかったとか?
「そういえば、あれは銀を集める方が金が出るより早いそうですよ」
「へぇー、そうなんだ。へぇー」
「……私は何を言っているのでしょうね」
ふと我に返ってゼラルムが顔を伏せた。何の事かは分からないが、銀の方なら2回でも貰えるかもしれないぞ。
「フフフ……汚物は消毒です」
他方、セロンガードは黙々と……いや、そうでもない。独り言をいいながら、アジト破壊のための準備をしていた。赤ワインは放火には向かないが、中身を油に詰め替えてしまえばこれこの通り。火種を一緒に括り付けて投げ込むだけで簡易な火炎瓶のできあがりである。洞窟の中ではそれほど長く燃えはしないだろうから、少し作れば十分だろう。
●大破壊
部屋の調査も一段落し、燃やしたり破壊したりするべき物もまとめられた。各部屋を探索していた面々も、一度荷物をもって広間に引き上げてきている。
「自信ないから、壊すのはお任せー。あ、手伝いはするよ!」
目録を作って大荷物をまとめていたアルマが言う。
「破壊のために魔法を準備してきましたが、合図を頂けますか?」
「では、僭越ながら合図を出させてもらいましょう。お手数ですが、最奥の部屋に回っていただけますか」
スィーリーンにそう応じるハリスはこの面々の中でもっとも建築学に造詣がある。どこを壊し、どの順番でやればよいか。やみくもに行うよりは効率が良い。まずは3つの小部屋で、範囲攻撃が炸裂した。
「ストーンブラスト、タイダルストリーム、あとは……いえ、不要のようですね」
入り口から二発、撃ち込んだだけで小部屋は崩落した。どころか、スィーリーンがいる通路も危うい。はしたなくない程度に小走りで戻っていく。
「ちゃっちゃと片付けようかね?」
「残っているものも二度と利用できないように、壊していきましょうか」
二つ目の部屋では、スィーリーンが奥に回って残ったサイラスとキーゼが範囲魔法を撃ちこんでいく。流石に本職には破壊力で劣るものの、そこは手数でカバー。あっという間にこの部屋も崩落した。
「射撃はそこの角へお願いします。私はこの壁を」
「了解だ。徹底的に壊していくぞ」
最後の部屋は、調査の間に目星をつけていたハリスがセリオスへ指示出しをする。炸光矢と合わせた打撃で壁が崩れる中、別の場所へともう一撃。これでこの部屋も土に埋もれることとなる。三組の仲間が急いで大広間に引き上げてくる間に、荷物はあらかた運び出されていた。
「よーし、後はここをぶっ壊して逃げ出すだけだな?」
レオネベルが大太刀を振り被り、タイミングを計る。一息入れてから、範囲攻撃組がそれそれの持ち場へと魔法や矢をばら撒いた。セロンガードがキレッキレの笑顔で火炎瓶を放り投げる。
「おらぁこの野郎さんざん見下しやがってぇ!! 焼野原だゴラァ!!」
「逃げ出すぞ、走れぇ!」
レオネベルの声に、一同大急ぎで広間を後にした。授恵者の脚力にものをいわせて一気に入り口まで走り抜ける。
「全員、脱出したわね。それじゃあ、やるわよ」
「承知」
「最後までしっかり働かせてもらおうか」
入り口で待っていたノノアがそう言うと、ナハティガルとアスドルバルが応じた。中から地響きが伝わってくる中、入り口わきの壁を思い切り殴る。殴る。さらに殴る。
「もういいでしょう。さすがにこれをもう一度使えるようにするのは無理だと思います」
と、ハリスが終了宣言を出したところで、一行は撤収に入った。
●再びギルドにて
「……想像はしていましたが、えらく雑多なものですねえ」
山と積まれたガラクタ……、もといお宝の山を前に、ギルド職員が引きつった顔をする。なお、残念ながら聖遺物などと呼べそうなものはなかった。明らかにヒューマンの乳歯が大事にしまってあったのは見つかったが、たぶん子供を思う親の気持ちだったのだろう。
「帝国のペナントとか……。観光にでも行ったのでしょうか」
国境近くの土産物屋に売っていそうなものがあると思えば、奥では専門家の先生がたが盛り上がっていたりもする。何でも、古代の英雄をかたどった裸像の一部が発見されたらしい。ジド・ルウではないマイナー英雄らしいが……。
「これで、かの英雄のサイズについての長年の論争にケリがつきます!」
何のサイズなのか、ギルド受付嬢はあえて聞こうとはしなかった。何故論争が続くのかも別に聞きたくはない。ジド・ルウの関連で何か、と探していた者が指輪や剣といった装備品を持って来ていたのだが。
「悪い物ではないのですが、最近の品ですねえ。騎士の方の遺品でしょうか」
まずは王国へ照会することになるだろう。それ以外に、実は一番多いカテゴリこそがガラクタ。しかも材質は金や銀。金で便器を作るとか頭がおかしい、と声に出しかけてからギルド職員は慎重に口を閉ざした。
(アンデッドは排泄とかしなさそうだし、これ作ったのはきっと王国のお偉いさんよね……)
まあ、ヤコブなら必要なくとも何となくで作らせそうな気はするが。
「この気持ち悪い黄金の脳とか溶かして再利用じゃダメなんですか? ダメですか……」
というのが上の判断で、ひとまずはそのまま保管するらしい。
「ところで、依頼人の方のお望みの聖遺物ってこの中にありそうですか? 良ければ引き取ってください。全部でもいいですから」
「吾輩に聞かれてものう……。さっき聞いた限りだとそれっぽいのはないようじゃが」
リヴァマス老人は早く帰りたい様子を隠しもせず、でもちょっと蛇の置物には個人的な興味があるようだった。
かくして、ヤコブのアジトは壊滅した。それに伴い、様々な宝物が再発見されたり取り戻されたりして、関連する界隈は大喜びである。が、事前の予想通りというべきか、直接的な『力』に繋がるような物品は含まれてはいなかった。怪しげな魔導書も奇怪な杖も名状しがたい触媒もない。
また、それ以上に望まれていた『資料』も見つかっていない。依頼料の一部を出資した王国軍としてはメドゥの指先とのつながりが判明すれば良い、と思っていたのだが、黒歴史日記も含めて、記録と名がつくようなものをヤコブはろくに残していなかった。
●帝国南部の廃墟都市ヴィントにて
「間違いないのですね? 本当に、無くなってしまったのですか? 全て、さっぱり?」
「は、宝物庫は崩壊しました。犯人は間違いなく冒険者どもです」
そう報告しながら、吸血鬼は内心の喜びを抑えきれなかった。主の興味を引いていた連中が、主に牙を剥いた。これで主が信頼するのは我らだけになろう、と思い、いや、そのうち自分こそが最も信を置かれる者となる、などと願う。
「ぐぬぬぬぬ、許せません! 許せぬ許せぬ許せぬぅ! むきぃー! むきゃー!」
(ああ、このようなお姿を無防備にお見せいただけるのは、道具と思われている我らのみであろうな……。ふふふふ)
地団太を踏み、あまつさえ怒りのあまりにごろごろ転がる主を愛おしげに見つめながら、新年の決意を新たにする吸血鬼たちであった。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い25 / 15〜25人
2021年01月14日 10時52分13秒 公開
参加者
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! わたしは調査の方で何か出来ないかと思ってます。
……非実在参謀?(混乱中 シャロンです。ヒーラーをしております。 戦闘と調査と破壊が必要ですとのことなので、このどれを担当するか分かれて行けば良さそうでしょうか。 それとも、調査→破壊の流れを基本とし、 3グループに分かれて小部屋を調査→破壊、合流して大部屋へ…とかでも良さそうでしょうか。 構造がアリの巣状としかわからないのであれですが。 とにかく、奥の方から壊していかないと出られなくなりそうですので、足並みを揃えていきたいですね。
さて、宜しくお願い致します。 そうですね、シャロン氏の仰る通り、ある程度足並みをそろえる必要はあるかと。 吸血鬼のいる大広間に加え、小部屋が3つ。 『基本的には調査の後に破壊なり焼くなりしますが』とありますし、まずは調査が前提、後は調査したい方を護衛などの意味も含めて。 『戦闘と調査と破壊』とありますので、 ・戦闘メイン ・調査メイン ・破壊メイン この3つが主。 ただ、破壊に関しては全員でやった方が早いかもしれませんが、タイミングと場所をしっかり揃えないと思わぬ弊害が出るでしょうから。 ●戦闘メイン(吸血鬼、ゾンビ、クリーパー、死霊罠) ●調査メイン(各部屋調査と聖遺物探索?) という具合でしょうか。 後は、小部屋調査後でもいいですが、一番余裕のあるうちに大広間の吸血鬼をまずは排除、その後調査と破壊、でもいい気がします。 『●戦闘について 実質、外のゾンビクリーパー、中の吸血鬼トリオとの2回しか発生しません。』 とありますから、この二つを主とする複数名がいれば、ある程度はどうにかなるかと。
No.4
サイラスだ、よろしくなー 全体的に早めに終わらせたいな。のんびりしてるとメドゥの手先から何か仕掛けてくると思うし。参謀潰しで、難易度難しいだからもたつくと実力者か広範囲破壊辺りが来そう 三つに分かれるつっても調査→破壊の方でいい気がするなぁ。最初破壊担当が手持ち無沙汰になりそうだし。爆薬とかそういう発動タイミングを操作できるor発動前の準備が忙しいなら破壊専門でいいかもだけど。 戦闘内容の方は吹き飛ばし、範囲、爆発系を避けて単体の物を中心にしてかんとなー。 とりあえず他の人の様子見て担当選ぼうかと。どこでもある程度なんとか出来そうなスキル選んで持ち込むつもり
アスドルバル・ガルシアだ。 よろしく頼む。 俺は戦闘支援と調査をしようと思っている。 3つの小部屋に分かれての調査はありだと思う。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしく。 戦闘メインで調査とか破壊は方針が固まったら合わせる形でちょこっと書くくらいでいいかな…?
キャスターのスィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 攻撃魔法やBS付与魔法を使えますので 戦闘メインで考えています。
ウォーリアのヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いしますね。 私は主に戦闘と破壊を行おうかと。死霊に関しては魔法攻撃が得意な方々にお任せになりそうです。私は魔法はからきしなので。 調査を考えるとあまり派手な戦いはできそうにありませんね。崩落すると調査もそうですが、運悪く巻き込まれたら怖いですし。
キャスターのベゴニアだよ。 皆、今回はよろしくお願いするよ。 一覧を見たけどキャスターは三人なんだね。 これだけの人数が居て珍しい比率だけれど、 まぁ、今なら他のクラスの人でも魔法は使えるから、 死霊に関しては何とでもなるかな。 とは言っても、キャスター組が回って潰した方が、 早いことは早そうなのだけれど。 破壊活動に関しては皆も言っているけれど、 全部調査が終わってから皆で手分けしてやった方が良いね。 これこそ計画を立てて順番に壊さないと、 誰かが生き埋めになっちゃいそうだし。 途中の戦闘は余波で建物を壊しすぎないように注意して、かな。
ウォーリア、ハリスと申します。どうぞ宜しく。 戦闘及び調査を並行し、全て済んだのち共同で破壊活動。了解いたしました。 特に建築・土木などを用いずとも壁を破壊すれば問題ないようですね。 ただ、その脆さから戦闘の余波での倒壊もあり得るとのこと。 戦闘中は広範囲の魔法や技はできるだけ使わずに済ませたい所です。 >行動 私は対物理防御特化の盾役です。 吸血鬼及びゾンビクリーパー(蟹)との戦闘が主になるかと。 必要があれば現行のスキルは大体取得できる用意があります。 火力はそこまで高くありませんので、他の皆様にお任せすることになるかと。
ノノアよ。よろしくね。 戦闘は派手な範囲などは今回は難しそうなので、単体特化で各個撃破な感じかしら。 破壊活動は戦闘や調査後ね。全てを壊すのでしたら奥からになりそうですが、場合によっては入り口から数メーターを破壊するだけでも、連鎖的に奥まで壊れる可能性はありそうね。 わたしは戦闘、調査、破壊のどれでも出来ますので、人が少ない所を担当するわ。 それと魔法に関してはわたしは最弱(5)なので、死霊の罠は他の方にお任せしますね。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな!! 戦闘&調査からの破壊活動でりょーかいしたぜ! 俺も基本は戦闘メインになると思ってんぜ!
ハッタだ、世話になる。 ほぼほぼ敵の出てくる状況も予想できているし、後は(行動文字数的な部分も含め)個々で注力しようと思っている箇所に力を入れる、的な感じで良いのではと思っている。 おれはどちらかと言えば、調査がメインになるだろうか。 小部屋に何かないかじっくり調べてみたいと思っている。
>死霊罠 私は物理アタッカーの組み立てですが、エーテルブロー等スキルを積めば物魔撃に属性を変えられるので、対応できると思います。 >連携 破壊する場所を奥→手前として、未調査箇所の封鎖や生き埋めがなければ、最低限問題ないかと思います。 気になる点といえば……吸血鬼は、もしかしたらあんまり弱くないかも、です。 それなりの精度の戦闘プレイングが必要かもしれないと思いました。 前回のヤコブの同伴者等、登場無名NPCはいずれもうまく倒せていませんでしたし……。 最悪、予備策として破壊に巻き込み埋めてしまうとか、あったほうが安心じゃないかと思います。 >個人行動 私は、上手に破壊する工夫や、もしうまく破壊ができず何かを埋めてしまった時の対処を重点的にやりたいのですが。
シーフのクレアだよ、よろしくねー! 一応メイン行動は調査にふる予定。 小部屋三つの内どこを集中して探るかは中の様子と状況によりけりだけど、現地で手分け出来たらなって思ってる。 勿論調査終わった後の破壊は手伝うよー。
えっと、OPに『敵はそこそこ強いのですが、わーっと【みんな】でいけば勝てるんじゃないかな……。』とあるので、戦闘は全員が(メインでなくても)参加する、という形はいかがでしょう?
さて、一度整理しましょうか 今回求められていることは ●探索・捜索と破壊活動 ●それに伴う戦闘行為 注意点は ●戦闘の余波などで破壊が進むとそれより奥の探索が不可能 そして起こりえる戦闘は ●外にいるゾンビクリーパー1匹 ●広間にいる二匹の吸血鬼 少なくとも外にいるゾンビクリーパーに関しては最初から全員が当たるでしょうね。 吸血鬼に関しても 『奥に向かうためには絶対に通らねばならぬ大広間でまとまって待ち構えているようです。』 とあるので、まあ奥まで進くまでに遭遇必須 シャロン氏の触れるよう、全員が当たる可能性が大きくありますが、 戦闘に比重を置くか調査に比重を置くか、のプレイングの違いでしょうかね ただ、注意点として、大広間であまり派手に戦闘するとここが崩れるので、何人か触れていますが、戦闘行動のとり方には注意ですかね。 後は、小部屋が3つあるなら、そうですね、仮に 小部屋A 小部屋B 小部屋C 大広間 の4つに手分けするかどうかでしょうか。
戦闘後は各自の行動になりそうですが、破壊タイミングなどの合図や場所選びは必要かしら? もしも奥の方から破壊するのでしたら足が速い方が担当になりそうなのと、入り口周辺のみ破壊でしたら、皆さんが避難後などに安全に出来そうね。 それでしたらわたしは超聴覚などを持ち戦闘からの調査にしますね。破壊担当に変える場合は範囲を持っていきますが、変更が無ければ主に単体特化系などにしますわ。
すまない、顔出しが遅くなった。 ナハティガル=ラー。 不意討ち暗殺何でもござれのシーフだ。宜しく頼む。 >行動 俺は進路上の敵撃破と調査を行なう予定だ。 攻撃手段は単体攻撃のみ。 魔法攻撃力が低い為、死霊に関しては他に任せる形になる。
すっかり遅れちまった!シーフのナハシュだ。よろしく。 わかりやすい流れありがとうよ。俺ぁたぶん調査中心になるかな。 途中までは程よく戦闘、以降は調査にあたる感じか。