【祝祭】迷宮の『奈落の魔物』を討て!
紀藤トキ
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シナリオID:3443
オープニング
「帝都解放戦、勝利おめでとう、かぁ……」
探索者支援ギルド長のエフィミア・リリックにとっても、人類の勝利は歓迎すべきではある。が、付随してくる事態は歓迎できない。帝国滅亡後の『新たに生まれた授恵者達』の奪い合いを防ぐべく、彼らの身柄は長らく冒険者ギルド預かりとなっていた。言い換えれば、探索者としても活動できた。その特例がそろそろ終わりを迎える。授恵者達の中には、冒険者では無い立場につく者もいるだろう。というか、居て当然だ。貴族に仕える者も、国家に仕える者も、あるいは自ら開拓を始めたり商業を始めたり、夢は人の数だけあるに違いない。
「ぐぬぬ。探索者がこんなに大勢居るのは今だけなのよね。分かってはいたけれど、分かりたくはないわ」
鋼鉄から銀に値するような高位の探索者が、募集を掛ければ集まってくれるという事態は、長命なエフィミアの知る限りでは初めてのことだった。入手困難な中層のアイテムの入手も容易となり、迷宮都市エドゥノーグはかつてない活況に盛り上がっている。ダンジョンは水物であり、今日のフィーバーが明日には終わることも多いと知悉しているこの都市の商人は手堅い動きを続けていたが。
「……仕方が無い。来るべき時が来た。そう諦めましょう。けれど、ただでは終わらないわ」
「で、その話は俺に何の関係があるんで?」
テンションの上下が激しいエフィミアを、一歩下がったところで眺めているのは、探索支援ギルドの書庫を預かるハーフリングである。年齢不詳の彼は、未知を求めて探索者になり金級にまで上り詰めた実力者だった。名前をハインと言う。
「ハインには用が無いけど君の偏った知識に用事があるの。彼らの力で成し遂げられる、前人未踏は何かない?」
現状、下層を安定して攻略……、というか安全に出入りが出来ているのは一握りの金級の探索者くらいである。帝国滅亡以前から優秀な授恵者であった彼らは、実力だけ見れば各国の精鋭にも匹敵する。逆に言えばそれだけの実力があるのに国に仕えず(あるいは仕えてほしいと思われず)ひたすらダンジョンに潜っているような変人だ。依頼では動かず、自分の興味にしか目が向いていない。このハーフリングも、金級として自ら足を動かして探索するよりも、報告書を眺める方が容易に未知に出会えると気づいてからは書庫に籠もりダンジョンに潜らなくなった変人である。様々な探索記録の中で、未知の場所や行動を尋ねるのであればこれ以上はない相手だった。
「……鋼と銀あたりの。大人数。そうだなあ。中層ボス『奈落』の完全攻略とかどうだ?」
「なるほど、あれかあ……。倒せるとしたら、だけど。ああ、でもそうね。エドゥノーグが試練の迷宮だというなら、あれはもしかしたら越えなければならない壁なのかも」
●
中層ボスとは、主幹路をくだって下層との境界に出現する敵の通称だ。概ね閉鎖された部屋で戦い、打倒することで奥へ通じる扉が開く。上層から中層の境目には上層ボスがいるように、中層と下層の境目に存在して能力の劣る探索者達の足切りをする門番のような存在だ。あと、落とす素材が美味しい場合もあるので資源としても魅力的である。そんな中、『奈落』は倒さなくても良いボスとして異彩を放っていた。一定時間耐え抜くと、奥の扉が開くのだ。
「これまでの記録では、触手17本が最大だな」
「それ、私達の現役時代の奴か。あとちょっとで本体が上がってきそうだったんだけど、足場が無くなっちゃって」
「ほう。どんな見た目なのかは覚えているのか?」
「……大きな、イカ? クラーケンの一種のようにも思えたわ。触手の切れ端はぶよぶよで美味しくないけど食べれたわよ」
「何故食べた。というか、クラーケンにしても大きすぎる」
「まあ、ダンジョンの出すものだからねえ……」
ボス部屋は、直径5mの六角形のタイルが敷き詰められた、一片が500mになろうというこれまた六角形の何もない部屋だ。中央には、直径15mの『奈落』と称される大穴が一つ。入り口は北側の頂点三カ所に、出口は南側の頂点三カ所に存在する。イカかタコのような吸盤つき触手が4本と、フナムシのような小型魔獣が多数這い出てくる。小型魔獣は大したことは無いが、数が多い。そして触手の打撃力は極めて高い。改めてこの組み合わせを見れば、話に聞いた帝都の幽界樹跡地に似ていた。似すぎているともエフィミアは思う。
「今回は、塞いだって言うけれど。もしかしたら裂け目っていうのは、神代には出てくる敵を倒し続けて何とかするような物だったのかもしれないわ。『奈落』は迷宮神エドゥノーグが残した練習場なんじゃないかしら」
「飛躍しすぎだと思うが?」
「いいんじゃない? 信じる物は救われるわよ。特にダンジョンではね」
先の顕現以降、迷宮神エドゥノーグの祭壇は増えた。エフィミアは執務室の隅の神棚に手を合わせ、山積みの菓子の上にもう一つ追加する。
「『奈落の魔物』は金級のパーティでも退治しきれなかった。が、鋼級の5パーティも居れば、これまでに出来なかった殲滅戦が可能だ。まあ、命の危険はそれほどないだろう」
「火力はあるに越したことはないし、私も行くわよ。ただ、他の銀級以上は……」
「まともなのは全員迷宮の中だろう。春までに連絡が付くとも思えんし、付いたところで話に乗るかもわからん」
食べれる相手でなければ戦わないと断言する偏食家や、マッチョ男性以外視界に入れたくないという筋肉愛好家、スライム以外相手にしないという変態など、連絡できる上位探索者にまともな奴はいないらしい。
「今回必要なのはチームワークと作戦。面倒な連中はお呼びじゃないわ」
「倒せれば迷宮史に名が残ろうな。俺も行こう」
大陸はまさに、征竜やヨゼフ・バルダスに対する人類の勝利を祝う祭りのただ中である。そこにもう一つ勝利を付け加えるのも悪くはない、とハーフリングも重い腰を上げた。普段は資料室に座ってばかり居るが、これで凄腕のシューターでもある。なお、資料を読むのは好きだが、それを活かした作戦立案などの才能は無いらしい。ただの生き字引であるので、頭脳面を頼るのは禁物である。
「まあ、集まる人数によっては無理だろうから、その場合は今後に繋がりそうな作戦とかが見いだせれば良しとするわ」
「それはそうだろう。無理なことは無理と判断できねば探索者失格だからな。最悪、穴に落ちれば命だけは助かる」
「何か気持ち悪いけれど、そうらしいわね……。場合によってはどうしようもなくなるから、迷宮神様のお慈悲かしら」
などとまともそうな判断も見せつつも、二人の迷宮狂いはウキウキしながら依頼を張り出すのであった。
解説
マスターより
リプレイ
ぼんやりとした明かりの中、入り口から見える広大な空間は作り物めいた脆弱の中にあった。実際、エドゥノーグ大迷宮は神の手による作り物なのだとも言われている。凹凸の一つも無い白い床。中央に小さく空いているらしい穴は、暗視がなければ入り口からは見えない。
「これはすごい。見に来てみただけでも価値はあるかも」
闇を見通せる側のヨル・スレイマンは、飄々とした口調こそ崩れぬ物の驚いた顔で言う。「そうでしょう、ダンジョンはいい処なんだから」などと嬉しげに言うエフィミアの横からのぞき込んだアルマ・ヴァレンタインは、まだ触手の姿が見えないことに残念そうだった。
「触手のお味が気になるなあ……。でも、人数少ないから耐久作戦だよね?」
「厳しい人数だけど、せめて奈落本体をこの目で見たいわね」
ロゼットも『奈落』には興味があるようだが、アルマとは興味の方向性が恐らく違う。興味と言えば、探索者という仕組みについての興味も一時期ほどには強くなくなっていると、ロゼットは考えていた。
(認定等級が鋼級になるぐらいには探索者も楽しかったのだけど、私の目標は探索者ではなく、神官として身を立てることだから)
それはきっと、他の冒険者達も同様なのだろう。これまでのように落ち着かない身分でいる必要が無くなった今、次の目標のために動き出している人も多い。そう思えば、ダンジョンの珍しい敵と戦うというだけでは、人が集まらなくなったのも当然なのだろう。
「確かに俺も『奈落』を見てみたい気持ちはあるのだが、引き際は見極めないとな」
帝都の戦闘で幽界樹の跡地を見てきたレピド・クロサイトも、あの敵に似ているかもしれないという奈落は気になっていた。のっぺりした無機質なボス部屋は、深い穴こそ同じなのだろうが、あの凄惨な戦場とは今のところは印象が違う。まだ触手が猛威を振るっていないからだろうか。
「誰かが足を踏み入れねば姿を露わさんのでね。見たければ中に入るしかないんだ」
物知りのハインによれば、触手は誰かが室内に入ってから出現するらしい。その間に指を折りながら何やら計算していたナハシュは、事前に聞いた敵の行動パターンと自分の足の速さ、中央までの距離から何やら算段している。
「出てきて、回りを壊して、何もなくなったら引っ込む……。お、走ってギリ間に合うんじゃねぇか?」
「んー、では、わたしは間に合わなかったときにあわせます」
「……俺は計算は苦手だが。そうだな、遠い物を狙おう」
今回のグループでは、足の速いシーフはナハシュ、トーラとレピドの3名だ。誰かが引きつけている間は床を壊さないらしい触手の特性を考えると、回避が得手な自分達が張り付くことで崩壊を遅らせることが出来ると、各々が理解していた。
「足の速さはそこまで自信が無いけれど、私も抑えに回るつもりよ」
「そうですね。床の破壊を防がないといけませんから」
ロゼットとコルネリウス・アーラもそのように行動指針を告げる。シーフ達と同様に単独で触手に対する可能性も高い。ヒーラーのロゼットは回復も自前で、コルネリウスはディレイン・オールドケイジがサポートに入るようだ。
「となると、積極的に触手の撃破を狙っていこうと考えているのは私だけか」
「では、ヴィルヘルミナ君の事は僕が援護しよう。必要な場合は、盾役もこなせるから言ってくれたまえ」
ヴィルヘルミナが白銀の巨剣『月喰い』を手に言う。普段は恋人とセット行動が多いローザリカ・L・ディオールは、今回は適材適所でヴィルヘルミナのサポートに回ると宣言した。自分から近づかなければ安全な触手と、自爆は脅威だがそこまで手強くないらしいフナムシが敵なのだから、放っておいてもジュスト・ヴェルジーに危険はあるまい。たぶん。
「これまでの戦闘記録は、足場が無くなれば諦める前提でのものだ。触手を殴りつつ耐えるという両取りは初挑戦ではないか? どこまでやれるのか、興味深い」
「普段はどのように対処していたのですか?」
コルネリウスが丁寧な口調で問うと、ハインは短い指で部屋の奥を差す。対岸までは遠く、容易に見通せる距離ではないが、その先に出口があるはずだ。
「ルートの確保が厳しくなってきたら、脇目も振らず奥の扉の前まで走る。あとは寄ってくる敵からその場を守りつつ時間切れまで粘るのさ」
「確かに、守るべき場所は少ない方が良いか。無駄な手出しをしないのは理にかなっているね」
面白みはないにせよ、とジュストは納得する。ここを通過して更に下を目指す探索者であれば、道中でリソースを残せるのは魅力的だ。しかし、あまり人気のボス部屋ではないあたり、運次第で足場が無くなり重体にされる可能性と秤に掛ければ、それ程お得な博打ではないのかもしれない。
「今回は、奥への通路を守り切る必要がある。倒していい触手と耐える触手の区分が重要だと思うんだけど、どうかな? 判断が難しそうなときはおじさんが声かけするよ」
「わたしも、気をつけるようにします!」
そう注意を促すディレインを始め、複数が所持している天眼は、死角を無くすために有効だ。更に言えば、退路がまだ残っているのか、孤立しつつあるのかといった判断を直感的に行うためにも、俯瞰視点は重要であろう。暗視と天眼の双方を備えたトーラは、広範囲を見渡すことができる。それを活かして床の裂け目から下方の様子を確認し、触手が姿を見せる前に出現位置を見定め、警告することを考えていた。
「それも大事だし、後は相手の出方を見て動くのも良いかもね」
そういうヨルとナハシュは、触手やフナムシの床破壊を止めきれなくなった時を危惧している。崩れてしまう床面に残っていれば落下してしまうが、後手に回れば崩れる前に移動して身を守ることもできるだろう。そういった個々の工夫も成否を分ける可能性は高い。彼らは初挑戦ではあるが、今までの情報を元に『奈落』を攻略すべく、各々が準備を整えていた。
●
一直線に全力で正面へ駆けるナハシュとトーラ、少し遅れてレピド。他の面々も、南へ向かって動く。初手では敵への距離が開きすぎていて、移動以外にすることはない。更に走っていると、正面の方で何かが破裂する音や、何かが叩き壊される音が聞こえてきた。
「フナムシが爆発したのと、触手が暴れている音です!」
前を行くトーラが状況を報告する。起伏が無い場所だけに、声も音もよく通る。周囲に壊せる床が無くなったのか、四本の触手のうち、二本がずるりと床面の下へ戻っていった。
「よっしゃ、間に合った!」
残った二本が床を壊した直後に、ナハシュが歓声をあげた。両方の触手から届く位置へは、穴を迂回していては間に合わぬと、宙を飛んで滑り込む。上から刺すような突きが降ってくるも、余裕の表情で回避した。
「お見事。とすると、次は消えた二本がどこに出てくるかか。ハイン君はフナムシ退治をお願い。自爆モードを優先して狙ってね」
「心得た。大穴よりも南側で、通路をなるべく守るように、だな」
ナハシュのだいぶ後方でディレインがそう告げる。とはいえ、ナハシュが大先行しただけであって、残る面々の多くはまだ大穴への道も半ば過ぎだ。重装ウォーリアのヴィルヘルミナや、貧じゃ……武器の重いキャスターのジュストとエフィミア、初手で『福音共鳴』を用いて皆に支援を施した分出遅れたヨルの3名は半ばに辿り着いてもいない。
「引っ込んだ後は、どこかに出てくるのよね」
ロゼットが警戒する。ドォン、と鈍い破砕音を立てて触手が現れたのは、いずれも盤面の北側だった。
「シーフのお二人は引き返すこともないでしょう。手近な一つは私が切り倒します」
「もう一つは……、諦めた方がいいかもね」
ヴィルヘルミナが視線を据えたのは、少しだけ東に逸れれば二手で辿り着ける場所に生えた触手だ。もう一カ所は自分達が後にしてきた入り口から壁伝いに西へ行った地点。距離もさることながら、回りの床の数が少ないために走っても間に合わない位置だった。ディレインは北西を捨てるように声を掛け、全体はそのまま南へ。そろそろ射程内にフナムシの姿が入っている。
「では、ヴィルヘルミナ君の支援に僕が入ろう」
足を緩めたローザリカが目に付いたフナムシを始末した。コルネリウスとディレインはそのまま行き過ぎる。
「わたしも赤いのだけ、倒していきますね!」
「よろしく。ボクは先に行くね」
ナハシュと共に先行していたトーラも、中央にいいる自爆間近のフナムシの始末に入った。直後、まずアルマが一人で二本の触手を受け持つナハシュへ回復を届けられる位置へとたどり着いた。これで運悪く直撃を受け瀕死になったとしても、なんとかなる。彼女の回復力は、ナハシュが昏倒しかけても叩き起こせる程度に高いのだ。アルマの到着でひとまず安定した中央へ、後続も次第に追いついてくる。
「一本、受け持ちましょうか」
「大丈夫だろ。このくらい」
ロゼットが問うも、当たらなければどうということはないとナハシュは獰猛に笑う。それならば、と彼女も新手の触手の出現に備えた。これで、先行のトーラ、レピド、ナハシュに加えてアルマ、ロゼットとコルネリウス、ディレイン、ついでにハインの五名が辿り着いたこととなる。中央付近にフナムシの自爆でいくつかの穴が出来ているが、後続の冒険者達の邪魔になりそうな場所ではない。その辺を走り回っているフナムシの数は数えるのが嫌になる程度には多く、今も大穴からじわじわと増え続けていた。
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「彩雲をもってしても届きませんか。……精進せねばなりませんね」
水を切るような感触の中、ヴィルヘルミナは僅かに届かなかったと知る。一抱えもありそうな触手を一太刀で切り伏せるのは、普通に考えれば異常であろうが、惜しいところではあった。相手の柔らかさからすると、通常攻撃で三度切れば倒せそうだと目算が付く。
「止めを貰うようで心苦しいが、やらせてもらおう。……む、これで終わり、か?」
ローザリカが爪先で刺すと、触手はびくりと震えてから沈んでいった。あっさりしすぎた結果に不審そうなローザリカと、あの手応えであればさもありなんと頷くヴィルヘルミナ。事前情報に拠れば、同じ場所に再び生え、別の場所にも一本増えるはずだ。
「遅れてしまいましたか。南へ向かいましょう」
「そうだな。足を止めるなら出口に近い場所が良いだろう」
二人で掛かれば瞬殺できることがわかったのが収穫だ。引っ込んだ後の再出現のタイミングを伺うべく、トーラは穴の下側へ視線を向けた。運よく、彼女から床下が見える方角で動きが生じる。
「あっちの方に出るみたいです!」
指さした先は東南東。指示役を買って出ていたディレインは、足が速いトーラを温存し、レピドに向かってもらうのが良いと判断した。
「レピド君、頼む」
「自爆するフナムシ、触手の優先順位で問題ないか」
それまでに多少は床を壊されるだろう。つまり、フナムシが出てくるようになる。その場合の優先順位を、レピドは念のために確認した。
「すぐに爆発しないフナムシを自由に歩かせれば、いずれ東側の床が持たなくなるかもしれないが……」
わずかに指示を迷ったディレインに、戦術的な視座に勝るコルネリウスが声をかける。
「どうせ全部は守り切れませんよ、おじさま」
「それもそうか。よし。レピド君、やっちゃって」
「わかった」
言葉数少なく、触手のもとへとレピドは向かった。走る間も観察に余念はない。
(あの時の触手は俺達が見えていないような動きをしていた……。似ていても同じとは限らないが、あの様子からすれば同じにも見える。油断は禁物だがな)
帝都で見た触手に比べても遜色ない大きさだが、レピドから見ればぶよぶよして柔らかそうに見えた。彼が気づいたように、周囲が見えているわけではないのだろうか、攻撃の狙いは甘そうだ。とはいえ、サイズがサイズだけに当たってしまえばただでは済まないのも間違いない。
「いざという時に備えて私も近づいておくから、フナムシも任せてもらって大丈夫よ」
カバーに入るのはロゼットだ。彼女ならば運悪く当たってしまった時の回復もできるし、なんなら壁役を肩代わりすることもできよう。大ぶりの雑な大打撃の相手とくれば、通常は回避型のシーフが最適解ではあるが、防備を固めたヒーラーは耐えるという事にかけては強い。
「やれやれ。この様子では一匹ずつ狙い撃つより、こちらが早そうだな」
中央を越えて南側に布陣したハインは、のこのこ動いていたフナムシを直線状にまとめて一掃した。遅れて駆けつけたエフィミアも、杖を手に周囲を睨む。
「私には何か指示がある?」
「エフィミアさんは、爆発しそうなフナムシを最優先して! それ以外は触手、でなければまだ赤くないフナムシの順番で倒してください」
「了解。じゃああそこからね!」
トーラから具体的に指示を受け、エフィミアは目についた赤いフナムシを狙い撃つ。移動速度が似たようなものだったジュストも周囲を見回し、数匹のフナムシを巻き込める位置へメテオライトを放った。
「もしかしたら、過剰戦力かな? 俺は触手へ攻撃したほうが良いかもしれないな」
「そうね。足りなくなったら切り替えたらいいんじゃない?」
キャスター同士でそのように話をつける。部屋に踏み込んでから一分に満たない時間だが、巨大なボス部屋の状況は早くも場所ごとに変化を見せていた。ナハシュが触手を食い止め、後続がフナムシを抑えて以降の中央と、ヴィルヘルミナが瞬殺した北東、レピドが抑えた南南東に比して、何の手立ても打てていない北西では崩壊した床の数に目に見えるほどの差が出始めている。
「二つ以上が連なって破壊されないと、フナムシは出てこない。逆に言えば、触手を自由にすれば新しいフナムシの発生場所をすぐに作ってしまうってことだよ」
知識はあるハインが状況をそのように語るも、そこまでは冒険者たちも把握していた。それゆえのここまでの対処であろう。
「触手はわかりやすいけど、厄介なのはフナムシも同じということだね」
暗視でフナムシの様子を観察していたヨルが言う。フナムシは跳躍力もあり、一般的な授恵者より移動速度は優れていた。移動する方向に一貫性はないし、おそらく移動先や周囲に何がいるかも気にしていない。すぐ足元をすり抜けていくフナムシがいても、こちらからの手出しが無ければ、敵意を向けられはしなかった。
「ところでこれ、倒してしまっても構わんのだろ?」
「そうだね。倒せば増えるとはいえ、今のところはまだ余裕もあるし」
初手から連続攻撃を加えていたナハシュが、ヴィルヘルミナに続いて二本目の触手を切り倒した。東側でレピドが切り付けている相手も、もうしばらくすれば倒せそうだ。物理も魔法も防御力は低いようだが、しいて言えば物理により弱いらしい。
「倒してもよいという事なら、助勢しましょうか」
ヴィルヘルミナが触手の範囲外で武器を構える。衝撃の刃がまだ無傷だった方の触手を深々と切り裂いた。彼女と歩調を合わせて移動していたローザリカは、すぐに回復すべき相手がいないのを見て取ってから床面を歩くフナムシを蹴り殺す。中央の穴は大きく、ジュストらが目につくものを倒しても、後から後から出てくるのだ。
「新しいのが、南の真ん中あたりに出てくるよ!」
トーラが警告を発する。ナハシュが倒したために増えた一本ではない。北西の端に出た触手が周りの床4カ所を破壊しつくして引っ込み、出直してきたものだ。
「この位置は、最後まで抑えきらないとだ。コルネちゃん!」
「はい!」
走れば届く位置だったのは運が良い。触手が床を砕くより前に、コルネリウスが注意を引いた。ぶよぶよした触手の振り回しは、防御姿勢を取りスキルまで使った彼女にまともにダメージが通せる程ではない。
「こっちは、全力でなくとも受け流せそうですね。突きの方は無傷で凌ぐのは難しそうです」
「君がそう言うなら大丈夫だとは思うけれど、心臓に悪い光景だよね……」
冷静に相手の攻撃力を見切るコルネリウスの声に、ディレインが苦笑した。これを万が一シーフたちが喰らえば一発で生命力が吹き飛ぶのだから、ヒーラーは気が抜けない。
「おわ!? そういや倒しても同じところに出てくるんだっけ。危ねぇな」
「気を付けてね、ナハシュ」
アルマから中央部分の援護役を引き継いだヨルが、危機感の薄い相棒へ言葉を投げる。ナハシュが倒した分は、その場に再度生えてきた一本と、北東にもう一本。北東は位置が悪いので無視するしかない。そうやって床が消え去るまでの間に、何本の触手を倒せるかが勝負である。
「本体が出てくるまで、とっておきは残しておきたいのだけどね……」
余裕がどれほどあるか、ジュストが思考の一部を割いて考える。北北西の様子を見るに、触手を止めずフナムシも退治できない場所は加速度的に床を失っていくようだ。一度出てきたフナムシは倒されなければいずれ爆発するのだから、当然ではある。北東も後に続くであろうし、この調子でいけば北側は時間の問題で失われるだろう。
「……南にもフナムシがやってくるのは止めきれなくなる。問題は、それまでに触手を倒しきれるか、だ」
フナムシの自爆を警戒している面々は多いが、中でもローザリカはフナムシへ自分が手数を割くためにどうすべきか、まで考えを進めていた。回復役としての仕事はサイドヒールでこなし、可能な限り攻撃に回ることを行動に組み込んでいる。ジュストたち火力組は面攻撃で派手に数を減らしていけるが、その隙間に生き残った個体を間引くのは自分にもできると考えていた。
「っと、歯ごたえねぇなあ。もう終わりか?」
「確かに骨は無さそうですね」
ナハシュが抑えた二本の片方がまた潰れた。ヴィルヘルミナの衝撃刃を二発受け、ナハシュの連撃まで喰らっては耐えきれなかったらしい。東側では、レピドが切り付けていた触手も、そろそろ倒せそうだ。これで倒したのが初期配置の数と同じ四本。倒した分が倍に増えて戻ってくるので、盤上にいるのは八本になる。この速度で間に合うのかどうか、予測はどうにもつけられそうにない。
「あっちはわたしが抑えます!」
「ん、ボクもお手伝いするよ」
新たに西側に生えた一本へは、ハーフリング二名が向かった。快足を飛ばしてトーラが切り込んだ時点で、触手は床一枚を剥いだところだ。もう一本は中央やや北。ナハシュが走ればたどり着けるが、今抑えている二本を捨てる意味はない。あと一つグループがあれば確保できたやも知れないが、無理に守る範囲を広げることもないだろう。
(……回避集中は、なくても大丈夫そうですね!)
エフィミアから魔法攻撃の技術を模倣したトーラの四連撃はダメージソースとして十分機能する。さらに言うならば、アルマの素の魔法攻撃力も極めて高い。この二人も耐えるだけではなく、触手を折り取っていける組み合わせだ。中央ではもう一発、衝撃刃を打ち込んだところでヴィルヘルミナがどうしたものかと考え込んだ。
「衝撃刃が無くなれば、ここの援護は難しいですね。薙ぎ払いなどで無理に届かせることはできますが……」
残念ながら、二本巻き込める位置ではない。そうすると、直接叩けるコルネリウスの持ち場の触手の方が向いているように思える。脱出のための出口へも近くなるので、二重の意味で好ましいだろう。中央、西、東でそれぞれ触手が刈り取られる形が出来上がり、持久戦が始まった。
●
うまく触手を抑え込めていた東側は、二本目の触手が一本目のやや南に現れてから均衡が崩れた。ロゼットが抑えに向かい暫くは耐えたのだが、彼女の場合は自分へのヒール込みでの耐久戦闘だ。フナムシを抑え込むには手数が足りなくなる。
「レピド、そろそろ下がって。退路が危なくなってきたわ!」
「アンタは先に行け。俺は手がある」
このような事態に備え、レピドは空間跳躍を残している。ロゼットは自分へヒールをしつつじりじりと後退し、次のタイミングで振り向くと、全力で駆けだした。そこかしこでフナムシが爆発するボス部屋の中、中央南はエフィミアとハイン、ジュストの範囲火力を中心に床を確保している。回復が不要なタイミングでのヒーラーたちの攻撃も、手数という意味で重要な要素だった。唯一嫌な場所に生えた触手は変わらずコルネリウスが抑え込み、ヴィルヘルミナが攻撃担当として比較的安全に倒されてはまた復活している。
「今のところ、ここは冗談のように安定していますね。ありがたい事なのですが」
踏み込んで斬り、斬ってから再び距離を取った。強敵との対峙というよりは、伐採作業のようになっているとヴィルヘルミナは言う。攻撃直後のタイミングなどにコルネリウスではなく彼女を狙ってくる場合もあるのだが、ローザリカと、状況によってはディレインまでが回復を飛ばすので問題が生じるほどではない。万が一、回復が追いつかなければ下がってコルネリウスに任せれば良いし、さらに不測の事態が起きたとしても、コルネリウスにはロングレンジカバーリングが残っている。ここからは崩れようはない。
「とはいえ、北側は真っ暗だし、ここからは厳しそうだ」
暗視と超視覚を併せ持つローザリカが、遠くまで見回してそう警告した。既に触手の本数は上限の二十本に達しており、増えることはない。しかし、北に破壊できる床が無くなれば、いまは分散している触手が南に出現することになろう。トーラとアルマは最初に取り付いた触手から後退し、中央寄りに生えた別のものへと目標を変えていた。東の端の方にいたレピドとロゼットも退却してきている。この時点で、打倒したのは記録にあと少しと迫った十六本。今の余裕からすれば更新は可能であろう。ただ、その先の奈落は、さすがに厳しいかもしれない。
がたん、と何かが外れるような音がしたのはその時だった。
事前に提案されていた手順では、出口が開けば退却する事になっている。異論は特になかった。あと一本、あと一撃、そんな目先の欲に駆られて余計なことをする者は、熟練の冒険者の中にはいない。
「扉が開いたよ! 皆、帰る用意は大丈夫かな」
「お、もう終わりか? よっしゃ、引き上げるか!」
ディレインの声を聴き、ナハシュが即座に踵を返した。出口までの距離が最も遠いので当然だ。ついで遠いのは、彼の支援に残っていたヨルになる。
「もう顔は見えているんだけど、ここまで来たら少しくらいは戦ってみたかったわね」
「俺も見てみたいという程度ではあったが、惜しいという気持ちもわかる」
床が抜けた暗がりの向こう側へ目を向け、ロゼットはそう呟いた。シグモルの神徒にとって、癒し手であることと血の気の多さは両立する。ロゼットの後を追うように撤退に入ったレピドも普段よりは口数多く同意した。ぎょろりとした目や細い口は、暗視がなくとも見える距離まで上がって来ている。
「おじさまはお先にどうぞ。ヴィルヘルミナさんも」
「わかりました。足場には気を付けて」
コルネリウスは自身がチャージングを残していることと、自分と同じく速度面で他に劣るキャスター陣を万が一の際にカバーすることを考えて殿についた。自分ならば奈落の攻撃も一撃は耐えきれるという自信もあるのだろう。
「触手の欠片、とったどー!」
一方、速度に余裕がある側のアルマは、走りながら何やら拾っていた。危なかったらロープを投げようかと並走していたトーラだが、さすがに危険であればそんな真似はアルマもしていない。多分、しないと思う。しないんじゃないか。でも、多少の覚悟はいるかもしれない。
「俺は飛行魔術があるから、お先へどうぞ。エフィミア殿」
「ありがとう。ハイン、貴方も引き上げなさい」
「ぐぬぬ、すぐそこに奈落が見えているのにな!」
むしろ諦めが悪いのは熟練のはずの探索者の方だった。しかし、後輩たちの足を引っ張るほどには愚かではないようだ。状況からすれば比較的整然と、誰も退路を失うことはなく撤退する。記録の更新こそならなかったが、危なげのない鮮やかな攻略であった。
●
「記録更新もできなかったし、昇級は無理ですよね?」
今回は、トーラとディレインが鋼級の昇格を望んでいた。確認しつつも、『わたしの実力をちゃんと見た?』と、トーラは無意識に威圧を発している。
「状況からすれば最善だったと思うわよ。多分、条件さえ違えば20本行けたと思うし、その道筋が出来ただけでも私的には評価として十分なんだけどね……」
鋼級の実力の目安は、一度でも中層ボスを倒した経験のある者。これは中層ボス部屋の突破と通常は同義である。だが、『奈落』に関しては倒さずとも通過できるのでやや特殊だった。エフィミアはギルドの長でもあり、こういったグレーケースの場合に無理押しはしたくないらしい。
「『奈落』は倒さずとも、同行者の判断があれば鋼級相当とする、……という前例を作ってしまうと、不正の温床になるかもしれない。考えすぎかもしれないけれど、そこは譲れないのよ」
申し訳ないという顔はしているが、エフィミアにとっては探索者支援ギルドを揺るがす可能性は僅かであっても許容できない。超越者の執着に関するその感覚は、今回の面々の中ではトーラだけが理解できるものだった。
「……それならば仕方がないですね」
「残念だけど、おじさんも次の機会を待つとするよ」
元よりディレインにとっては、記章の類はそこまで重いものではない。友人に並べないのは少し残念だが、決して譲れないものではなかった。今回の一行の中で、ただ一人戦利品らしいものを得て帰ったアルマは、ぶよぶよした何かをつまんで広げて不思議そうに眺めている。ただ一人、と言いはしたが、もしも分けて欲しいという者がいれば、きっと喜んで分けてくれるだろう。誰も欲しがっていない時点で、微妙な代物であった。
「臭みはお酒に漬けたら抜けるかなあ。少し切って干してみたらいけるかも?」
彼女が求めるのは、ゲテモノかもしれないがおいしく食べられるものである。何やら水のようなものが滴っているところからすると、干せばそのうち乾くのではなかろうか。イカといえば燻製がいけるかもしれない。地上に戻り次第、あれこれ試す予定のようだ。あれこれ試したといえば、今回の攻略では回避、防御双方の手練れが時間を稼ぎつつ、床の破壊を抑える方法を試したことになる。成果は十分にあった。いつになるのかはわからないが、再び探索者たちが準備を整えて『奈落』に挑むことがあれば、今度こそ『奈落』も不落の看板を下ろすことになるのかもしれない。
マスターコメント
イベントシナリオ(50人)非常に難しい 報酬:多い11 / 10〜50人
2024年02月04日 18時41分44秒 公開
相談掲示板
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 銀級のパーティーが五班で討伐が見込めるということは、だいたい25人くらいが目安? とりあえず人がどのくらい集まるかを見て討伐か情報収集かを考えるのかよいでしょうか。 フナムシ魔獣への対応もありますし、どちらにせよ長期戦を見越して準備する必要がありそうです。
何処かに書いてあるのを見落としがあればすみませんけれど、気になったことがあるので質問させて貰いますね。 Q1 奈落の出る部屋は、明かりが必要でしょうか? Q2 壁歩きや母蜘蛛糸のロープ等で落下を避けれないかと思うのですけれど、ボス部屋の端に壁はあるでしょうか?
集まってくれてありがとう。早速質問が来ているのね。答えていくわよ! Q1 奈落の出る部屋は、明かりが必要でしょうか? A1 周囲が見える程度のぼんやりした明かりが、上の方のどこからともなく照らされているわ。足下から這い上がってくる相手が見づらい可能性はあるけれど。 Q2 壁歩きや母蜘蛛糸のロープ等で落下を避けれないかと思うのですけれど、ボス部屋の端に壁はあるでしょうか? A2 部屋の周囲に壁はあるわ。ついでに言うと、天井は『奈落の魔物』にあわせたサイズの部屋だからなのだと思うのだけど……、あるとしても上が見えない位には高いので戦闘中の足場としては無い物と思ってね。
ヒーラーの神官ロゼットよ。これで10人目、成立ね。 >やること 基本は、触手と魔獣を倒し続けること、かな。 ただ倒すごとに触手は数が増えて、穴が増えれば魔獣の出現も 増えるから、数の多さに手が回らなくなる可能性はある、と。 奥(南側)への扉は、一定時間を耐えれば開くみたいね。 >作戦例(少数クリア?) 一応、何もしなくても自爆で床を壊してしまう魔獣と比べて。 触手は攻撃できる相手がいれば、床破壊より攻撃を優先するなら、 触手の側で防御・回避だけしてれば触手増加を制限できるかしら。 開始時の触手4本に隣接して防御・回避で専念する人が最低各1名、 魔獣は自爆前に倒すしかないから他の人で、とにかく倒す。 で奥への扉が開いて脱出の目途がたったら、頃合いを見て撤退。 これだと本体とは戦えなさそうだから、耐えるだけの作戦だけど。 それじゃ、つまらない。本体を引っ張り出すまでやろうぜ。って 意見もあるでしょうから、最善かはちょっと分からないわね。
成立ですね。 出来る限り奈落を引き出したいですけど、それはこの後どれくらい人数が増えるかでしょうか。 エフィミアさんは回答ありがとうございます! 状況を考えてみたのですけど、中央の穴まで100ヘクス近く離れているので移動6のシーフが疾風足とメイン移動を使っても4ラウンドは触手をフリーにしてしまうんですね。 となると最初の床破壊は阻止できないものとして、ランダムに移動した触手への対応に注力した方が良いでしょうか。 わたしは最初は疾風足は温存して中央に向かいつつ、触手が再度現れたらもっとも遠い触手へ疾風足で向かおうと思います。 触手は4本なので、外のシーフの方も外の触手へ向かって貰えたら助かります。
(纏められそうなので一つにまとめました申し訳ない‥!) シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 5mの6方体のタイルが敷き詰められてる部屋で、中央の穴が直径15m。つまりタイル3枚分 ってことでその周囲のタイルの総数は‥‥‥たぶん12~4個くらいか? 確かに最初此処に触手が集中してたら、3~4Tくらいで破壊しつくされそうだ。 トーラの言う通りこの中央付近の破壊は必要経費として、周囲のランダム出現を押さえられるようにしておくのが手堅い気はすんな。その場合この人数だと確かに完全攻略するのは難しそうそうではある。 ランダムに出た触手の床破壊を押さえる係 とにかく触手と周囲のフナ虫ぶっ殺す係 フナ虫ぶっ殺す係 辺りはとりあえず必要か?だいたいロゼットが言ってたので賛成だ。 再度現れた触手に駆け付ける係も了解だぜ、その辺はやれると思う。 それと、一応これも質問しておく。 Q3 倒した後新しく映える2本の触手は、倒した場所に現れてたのか? それともこいつもランダム出現か?
キャスターのジュストだ、よろしく。 確かに今の人数だとロゼット殿が挙げてくれた、避難口が出来る一定時間まで粘る作戦をとりたいかな。 最大記録が17本らしいけど、それを超えられるかどうか……。 一応俺は触手へダメージ与えつつフナムシが自爆する前に処理していこうかなと考えているよ。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 分散しての対処が必要だって考えると、おじさん含めて5人もヒーラーがいるのは心強いね。 自分の行動としては、耐える役の人がいるなら、攻撃よりはその人を支えるほうが得意だなってとこ。 範囲バフや範囲ヒールよりは、単体ヒールやリジェネレーションかな。一応、衝撃刃は持ってくつもりではいるけど。
返答するわね! Q3 倒した後新しく映える2本の触手は、倒した場所に現れてたのか? それともこいつもランダム出現か? A3 基本的には倒された場所にそのまま出てくるわ。ただ、そこが触手4本で埋まってしまうようなら、隣のどこかに出てくるわね。隣の中に床が無い場所があればそこを優先するわ。
ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 現状少数精鋭といったかたちだし、粘る作戦に異論なし。 戦線維持できるよう、ヒーラーとして尽力するよ。 火力も欲しければ命中も欲しいし、毒や締め上げ対策に抵抗も欲しい……本当に厄介だね。 自身の行動としてはいまのところ触手対応者の一人に付き従いながらの回復支援ならびにフナムシ対応が出来たらと思っているよ。 なるべく命中を確保して、締め上げや毒のBS解除用にサルベーションオールを持つ予定だ。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 エリアが広いから、分散すると回復の射程が間に合わなくなりそうで怖いね。気が遠くなりそう。 なので南側でできるだけ集まって耐えるのは賛成。 >最終目標 依頼内容としては通過じゃなく討伐なんだね。 討伐すれば大成功、善戦(できるだけ触手を倒す)すれば成功、無事通過で普通・損耗度次第で失敗って感じかな? とはいえ倒せる気は同じくあんまりしない。 現行出ている通りできるだけ触手の数を増やさず耐え、損耗度を抑える方向で良いんじゃないかと思う。 >個人の動き 最終的にある程度バラけてしまう想定で回復をメインにしておくか、対魔獣用に範囲攻撃も積んでおくかをちょっと迷っている。 とりあえず今のところは前者寄りかな。触手を耐える人についてのフォローが動きのメインになるとは思っているよ。
遅くなりましてすみません、ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 現状ウォーリアが私だけのようなので、どう動くかは少し悩み中ですが…私は火力はあまり出せませんので、触手を増やさないよう耐える方針であればそちらの抑えに回り全体の消耗を減らせるようにしたいと思います。
あーそうか、デバフ解除がいるのか。 枠が足りないねえ…攻撃をあきらめて回復に専念しようかな。 エフィミアちゃんとハイン君はどちらも遠距離攻撃だから、主としてフナムシ退治をお願いするのはどうだろ。
私は、ウォーリアには及ばないけど物防・生命を上げているから 触手の1本でも抑えにまわろうかと。自身の回復もできるから。 防御集中の宣言も重ねれば、いくらかは耐えられるかなと。 移動力や射程、攻撃力はあまり期待できないしね。
ハインさんにフナムシ魔獣を頼むのは賛成ですけど、エフィミアさんの魔法攻撃力は出来れば奈落の足対応に回って貰えたらと…! ただ、現状射撃攻撃の出来る方は少ないですし、エフィミアさんには… 自爆モードフナムシ>足>フナムシという優先順位で行動して貰うのはどうでしょうか?
よし、コルネちゃんにつこう。リジェネレーションが一番役に立ちそうだし。 堅甲も持ってくから、前に出るけど防御はちょっと、って人の底上げになると思う。 >エフィミアちゃん なるほど、モードで切り替えるわけね。確かにそれはよさそうだ。 >ハイン君 とりあえず、おじさんのほうでフナムシ対処をお願いするって書いとくね。
では、異論がなければエフィミアさんへのお願いはわたしが書きますね。 明日の締切直前まで変更できるので、他の意見があれば言って下さい! 長期戦を見越して回数制限の無いフォアクロウズと、爆発しそうなフナムシ用に射程があって回数も多い魔矢で攻撃をする予定です。 駆け付ける用の疾風足と、フェザーステップでフナムシを攻撃しながら触手の隣に移動して床を破壊されない為の囮になりますね。 残りの特性スキルは回避を上げるためのフリーダムか魔法攻撃を上げる為にエーテルイミテイトで魔法攻撃が上昇するパッシブを模倣させて貰う、もしくはホライゾナルジャンプで破壊された床を飛び越えて移動できるようにするか考え中です。 アクションもエアーライドで穴を飛び越えるのも考えたんですけど、疾風足と同時に使えないので考え中ですね……。
顔出しが遅くなってすまない。 レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 …俺自身の得意分野を考えると、触手対応に当たるのが良さそうか。 ここから大幅に人数が増えるとは考え辛いので、現状の方針に異論はない。
飛び込みの参加になりますが、人手が少ない気がしましたので。 ヴィルヘルミナです。今回はよろしくお願いします。 とりあえず触手を片端から斬っていけばいい感じでしょうか。
もう出発日なってた…ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 止まー…落ちるなキケン…? 触手退治をほどほどにしつつ?持久作戦りょーかーい 治療強化&回復多めにもっていくのと 命中があやしいけど一応フナムシさん退治で動くようにするね
もうすぐ出発ですね。 エフィミアさんへのお願いを書いて行動は提出してあります。 それでは頑張りましょう!