【帝国】生きて還るために
七海真砂
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シナリオID:3363
オープニング
ケンタウロスの戦士・ルカンドラの振るう槍がクリーパーを貫く。その傍らで、黒い毛並みのケンタウロス・メランが迫り来るクリーパーによる根の攻撃を食い止めると、灰色の毛並みのケンタウロス・グレイスが素早い動きで矢を射かけた。
そこへ帝国兵の一小隊が突っ込み、連携の取れた動きでクリーパーを仕留める。
『これを倒せば一息……』
『幽界樹の仔の群れが来るよ!』
『……休む暇は無さそうか』
白い毛並みのケンタウロス・ブランカが知らせた新手の接近に、ルカンドラは苦笑する。まだ、苦笑する程度の余裕はある――が。
「待て。あの幽界樹の仔……」
「ケンタウロスもだ! 止まれ!」
ザワついた帝国兵が一斉に足を止める。止まれ、のハンドサインが出たのを確認し、ルカンドラ達もまた足を止めた。
『どうした?』
『……どうやらあの幽界樹の仔は、接近すると爆発して周囲に危害を加えるようです』
敵を前にしての謎の動きに首を傾げるルカンドラだったが、通訳ライノの説明に成程と頷く。
『無策に近付くな、ということか。では……』
対策を講じて倒しに向かおう、とした時である。
バババババババババ!
「なんだ?」
「種……おい、とんでもなく遠くから飛んで来るぞ!?」
幽界樹の仔による攻撃のようだが、その源を探した兵士が思わず叫ぶ。一列に並んだ幽界樹の仔がいるのは、数百メートルも先だったからだ。
「弓、届くか!?」
「流石に無理ですわ。もっと近付かなければ……でも」
エルフの弓兵隊を率いる、アエリゼルの巫女・ニルヴァーナが厄介な状況だと遠くの敵を睨んでいる。
「近付けば、凝黒装置の範囲から外れてしまうでしょう」
ここは、退路確保用に設置されている凝黒装置の効果範囲ギリギリの地点だ。敵に近付かなければ攻撃が当たらないが、近付けばマトモに動けなくなる。なんとも厄介な所から、厄介な敵が現れた。
「参ったな……攻撃自体の威力は低い、が、このままでは一方的にやられてしまうぞ」
頭上から降り注ぐ種攻撃を盾で防ぎながら、帝国兵が歯噛みする。
「黒い霧を退ければ良いのなら、私が手を貸そう」
「クーネさん? そんな事できるんですか?」
そこに現れたのは、古の皇族風衣装に身を包んだクーネさん――クジンリーネ・バルダスであった。クジンリーネは首刈宝剣【零の剣:姫妖】を抜くと、それを掲げる。
「かつてヴィント奪還戦の折には、虹耀で黒い霧を退けたそうだな。おそらくこの姫妖でも、似たようなことはできるだろう」
征竜の虹宝剣……別名、首刈宝剣【零の剣:虹耀】と大量のエーテルを用いた儀式によって、ヴィント奪還時には黒い霧に対処した。その虹耀の姉妹剣である姫妖でも、多少の範囲であれば、黒い霧を晴らせるのではないだろうか。
「ロバート、『豊穣の雫』を出せ」
「……エーテル石ですか」
「そうだ。使ってみようじゃないか」
大量のエーテルを包有するエーテル石を使えば、黒い霧を一時的に晴らせるのではないか?
そう考えたクジンリーネの命令を受け、ロバート・ドールがエーテル石を用いて作った『豊穣の雫』を出す。それを受け取ったクジンリーネが姫妖に力を込めると、姫妖が紅く輝いて、黒い霧が散った。
しかし、その効果は長くは持たない。
「だが、上手くはいきそうだな――ロバート、残りの『豊穣の雫』を全部投入したら、どのくらい行けると思う?」
「今の感じとエーテル石の総量ですと……クジンリーネ様の周囲50mほど、ざっと10分といった所かと」
「それだけあれば十分だろう。私は黒い霧を晴らすのに集中するから、その間に皆で仕留めろ」
ロバートの言葉に頷き返したクジンリーネは、ありったけの豊穣の雫を握る。
「範囲を考えると、全員で行くのは無理ですわね。授恵者だけで参りましょう」
『わかった。俺達は他のクリーパーに対処する』
クジンリーネには授恵者だけが同行する。一方、残る者達と共にクリーパーを掃討し、退路の確保を続ける者も必要になるだろう。居合わせた冒険者達は二手に別れ、動き始めた。
解説
マスターより
リプレイ
そういう事なら、退路確保は任せろとナハシュは笑って、爆発する幽界樹の仔の見極めに取り掛かる。そんなナハシュに、ディレイン・オールドケイジはリジェネレーションを掛けながら皆を振り返った。
「なるべく距離を取って、あとは出来るだけ集まって戦うのが良さそうだね。弓兵が内側に入って、矢だけでは倒しきれなかった敵を、他の前衛で仕留めていくようにしよう」
円形、もしくは半円形の布陣となるよう促すディレインの声に、頷いて兵士達が動いていく。
その間も降り注ぐ種での攻撃を白翼の聖盾で防ぎながら、コルネリウス・アーラは皆の様子に気を配る。皆を守るにしても、この攻撃の規模と状況ではカバーしきるのは難しいだろう。だから、
(攻撃に行く皆さんが、出来るだけ早く倒してくださることを信じるしかありませんね)
仲間を信じて、こちらはこちらで戦うしかない。コルネリウスが周囲の兵士達を励ますように「無事に帰りましょうね」と呼びかけると、兵士達もその為に今は頑張ろうと頷き返す。
「装置から離れた班が片付けるまで我慢しろってのも癪だね……ちょっとやってみるか」
ルチル・プルメリア・グレイハーツは弓を斜めに構えると、降って来る種の一つに向けて矢を放った。軌道と着弾位置を見据えての一射は、種を射抜いて撃ち落とす。
「十分な距離があるうちなら、炸光矢も効果的かね」
降って来る種の数は多い。いっそ矢を炸裂させて一掃してしまうのもアリかもしれないな、とルチルは次の矢を構える。
「なるほど。ダメージを抑えられるのは有難いね」
ディレインは頷きつつ、「こんな風に、各自得意なことを役割分担していこう」と兵士達を鼓舞する。その言葉は通訳を介してケンタウロス達にも伝えられ、それぞれが得意な戦い方を生かして退路確保を担う。
(しかしまあ、征竜を狙ってる奴がこんなにも集まっているとはね)
ルチルは凝黒装置の方へ少し下がりながらクジンリーネをチラリと見る。まあ、征竜が狙われているといっても同情はしないけれど――最近、道を踏み外した感覚があるルチルとしても、目立ってしまうのは避けておきたいところだ。
(クーネにあやかって、この辺りで戦っておこう)
それでも、やるべき事はきっちりと――エーテルを籠めた光の矢を、ルチルは放つ。
(こうやっていると、皇家の人にしか見えないや)
エルゼリオ・レイノーラは、首刈宝剣【零の剣:姫妖】を構えたクジンリーネを見て、思わず納得していた。
クーネさんが『クジンリーネ・バルダス』だと聞いた時は確かに驚いたけれど……名前とか、外見とか、超人的な戦いぶりとか色々と納得できるもんね、と素直に頷けてしまった。
それなら、霧の方は任せることにして。エルゼリオは強力なエーテルの波動を開放する。
「できるだけ消耗を抑えながら近付きたいね」
そうするには、ルートは少し北寄りが良さそうかな、とジュスト・ヴェルジーが五感を総動員して周囲を俯瞰しながら見極める。クリーパーや、爆発する幽界樹の仔との接触を避けつつ、出来るだけ速やかに種を飛ばしてくる幽界樹の仔に接敵するためのルート選びに、クジンリーネも同意する。
「ではクー……クジンリーネさま、霧払いお願いします!」
「ははは、どちらでも構わないぞ」
呼び方を改めるトーラの様子にクジンリーネは笑って、宝剣に意識を集中させた。手に握った豊穣の雫がエーテル石ごと消費され、辺りの黒い霧が晴れていく。
「では、速やかに」
始末してしまおう、とセロンガード・シュタインドルフは弓を構え、ニルヴァーナ達と共に前進を開始した。その射程に幽界樹の仔を捉えた瞬間、すぐさま矢を番えて放つ。
放たれた攻撃に、幽界樹の仔の意識が向かう。それまで遠くへと放たれていた種攻撃が、セロンガード達の方へ向かおうとする――が。
「わたしを、無視するんですか?」
『圧』の籠った声が、視線が、幽界樹の仔の方へと投げかけられた。
瞬間的に加速し、みるみる前進したトーラのものだ。淡々とした、けれど確実に只の言葉とは違うその一声に、ジリッと幽界樹の仔が振り返る。
一体、また一体とトーラを振り返り、意識する幽界樹の仔たち。トーラを狙う為にジリジリとにじり寄るその様子を見たジュストは金薔薇歌を掲げ、己の周囲に次々と小さな光弾を出現させた。
(今なら纏めて狙える)
一瞬の間を置き、それは豪雨のように幽界樹の仔たちへ降り注いだ。幽界樹の仔たちも種を雨あられのように飛ばし、一行の頭上へ降り注がせて来るが、先程エルゼリオの力でエーテルを増幅させた一同は、黄金色の光の軌跡を描きながら、それを回避していく。
(弓の攻撃も、魔法攻撃も、どちらも効いているみたいかな――なら)
構えた盾で種を弾いたエルゼリオは、幽界樹の仔の反応から、より威力の高い攻撃を放つのが良さそうだと判断すると、衝撃刃を飛ばす。不可視の衝撃に切り刻まれた幽界樹の仔が、まずは一体、倒れた。
「……種が、止みましたな」
「っしゃ、今のうちに片付けんぞ」
帝国兵を束ねる指揮官の呟きに、ナハシュは頷き返した。凝黒装置の範囲から出た皆が、種を撒き散らす幽界樹の仔を上手く引き付けてくれているうちに、こちらにいる爆発タイプの幽界樹の仔を倒してしまいたい。
「攻撃、頼むぜ」
『OK行くよ!』
ケンタウロス達にも通訳を通じて、優先して倒しておきたい旨を伝えてある。弓を持つケンタウロスが帝国兵達と共に弦を引き、幽界樹の仔を狙い始める中、更にルチルの貫通衝撃射が衝撃波を撒き散らした。
「あちらは任せて、私達はクリーパーの数を減らしましょう」
コルネリウスはクリーパーが放った一撃を白翼の聖盾で受け止めながら、そう前衛の皆を振り返る。
幽界樹の仔との距離がある今、前衛に襲い掛かっているのは通常のクリーパー達だ。数も決して多くは無いが、非授恵者達にはそれでも十分に負担があるだろう。
「私も全力を尽くします。全員で、協力して頑張りましょう」
「はい!」
剣を振るいながら鼓舞するコルネリウスの声に頷き返し、兵士達は一丸となってクリーパーへ攻撃を仕掛ける。倒れたクリーパーの、その更に後ろに立つクリーパーへは、槍を持つ兵士やケンタウロスが一斉に武器を突き出した。
「突出し過ぎると危ないからね、左右と足並みが揃っているかの確認は忘れないで」
ディレインは天眼を用いて皆の様子をチェックしつつ呼びかけながら、傷付いた皆の回復にあたる。眩く温かい癒しの光は、瞬く間にクリーパーとの衝突で傷付いた兵士やケンタウロス達を癒していく。
「……っと。そこは逆に下がり過ぎ……」
「いや、いい、俺が行く」
守りを固めるが故に、足並みが崩れてしまった一角にナハシュが向かうと、そのフォローに入りながら超高速三段連撃を繰り出す。そのまま巧みな身のこなしで、開いた穴を埋めるように位置取ると、迫るクリーパーの一撃を受け流した。
と、幽界樹の仔への攻撃を繰り返していたルチルが小さく舌打ちする。
「仕留めきれないか……コルネリウス、一体そっちに行くから防いでくれるかい?」
「わかりました」
弓矢の連射で食い止めきれなかった幽界樹の仔が、前衛へ近付くのを阻止すべく、コルネリウスはエーテル光を全身に纏うとドラゴンチャリオッツを叩き込んだ。強烈な衝撃と共に吹き飛ぶ幽界樹の仔へ鋭く矢を放ち、なんとか大きな被害が出る前に仕留めきる。
「――良かった。通訳の、ライノ君だっけ。ケンタウロスの皆の怪我はどう?」
「大丈夫です。多少の傷はありますが、戦えない者はいません」
ディレインは安堵すると、ケンタウロス達の様子にも気を配る。じゃあ、必要な時はこんな感じでサインを出して貰って、と回復が欲しい時用のハンドサインを作り出す。
「これを見たら、回復するからね」
「そうです。そう! もっと私を見てください」
トーラは自分目掛けて飛来してくる種を避け続けていた。その間にきっちり敵との距離を詰め切ったセロンガードは、零距離から発せられる瞬間的な火力をエーテルを籠めた光の矢を通じて叩き込み、幽界樹の仔たちへと炸裂させる。
「重ねます!」
トーラが振るったセルリアンエッジとシアンブレードから放たれた不可視の衝撃の波が、更に敵へ襲い掛かった。あと一息だと見た、ジュストの指先が魔法陣を描く。
「――飛べ!」
指先から魔矢が飛び、更に唱えられた言葉からも強烈な光の矢が飛んでいく。次々と立て続けに放たれた魔法が、幽界樹の仔に炸裂して瞬く間に倒していった。
「回復は任せて」
「お願いします」
その間に、皆が負った怪我の程度を確認して、エルゼリオは強力な癒しの魔法を皆に届ける。エルゼリオがいれば攻撃に専念できる、とセロンガードは次の矢を握り、再び零距離から敵へと炸裂させた。
「行きます!」
ぐらり、とよろけた幽界樹の仔に向かって、トーラがセルリアンエッジとシアンブレードを振るうと、穂先の形にうねった光が突き刺さる。その傍らにいた幽界樹の仔には、ジュストの唱えた魔法が飛んで、二体は折り重なるように倒れていく。
「クーネさんは……まだいけそうだね」
「とはいえ、早くケリを付けられるなら、それに越したことは無いでしょう……から!」
チラリとクジンリーネの様子を見たエルゼリオは、再び衝撃刃で攻撃に加わる。シュタインドルフの剣弓を構えたセロンガードが新しい矢を持つ中、ジュストが魔法陣を描き始めた。
「向こうの一体は俺の連射で倒せるはずだ。残りの幽界樹の仔を頼むよ」
「了解です!」
ツインキャストの構えを取ったジュストに頷き返して、トーラが流水の如き連続攻撃を仕掛けていく。幽界樹の仔は数を減らしながらも種による攻撃などを行い続けているが、それによるダメージはエルゼリオによるヒールがすぐに和らげていく。
「これで――終わりです、戻りましょう」
セロンガードの撃ち出した矢が、最後の一体を仕留めきると、一行はすぐさま仲間達の方へと戻り出す。
「させません……!」
コルネリウスは迫って来る幽界樹の仔を、再びドラゴンチャリオッツで吹き飛ばした。皆から離れた場所へ吹き飛んだ、その猶予を生かしてルチルがケンタウロス達と一緒に矢を突き立てる。
「もう一度近付いてくる前に、倒しきるよ」
『おう!』
攻撃、のハンドサインが意図するところは彼らにも伝わったのだろう。斉射された矢によって、幽界樹の仔の歩みが止まり、そして倒れる。
「爆発する奴は、今ので最後っぽいな」
戦場全体を一瞥したナハシュは息を吐くと、すぐにまたクリーパーを切り裂いた。幽界樹の仔を倒しきっても、また新しいクリーパーが近付いて来る。――退路を確保するための戦いは、休む暇もなく続いていく。
「それでも、一つ凌げた感じではあるかな」
みんなで踏ん張った手応えはある。ディレインの言葉に周囲の兵士達も、ほんの少しだけ一息ついて。また武器を握り直した。
「無事に家に帰るまでが決戦だからね、頑張ろう」
ディレインは、そんな皆を励ましながら、まだまだ続く戦いを皆が乗り切れるよう、治療にあたる。
「ここまで戻れば大丈夫そうだね。……俺達も残りのクリーパーとの戦いに加勢しよう」
そこへ、引き返してきたジュストが合流し、メテオライトを降らせる。セロンガードも矢を持つと、戦線を維持してきた弓兵たちに、少し交代で休んでおくように呼びかけた。
「その余裕があるうちに、しっかり休んでおくことも大事ですから」
「ありがとう……」
「そうさせて貰いましょう」
頷いて、一息つく兵士達。彼らのすぐ傍で、クジンリーネも姫妖を下ろして、「皆、斃れずに済んだようで何よりだ」と呟いた。
「あの。一つ気になっていたのですが……」
トーラは、そんなクジンリーネに向けて、一つ疑問を口にする。
「超越者とは、どのようなものなのでしょうか?」
「超越者か。私も詳しい訳ではない、が……」
征竜を殺す。その為に今のクジンリーネは在る。
その目的を抱いた理由が……何か『大切な理由』があったような気がする。けれど、今のクジンリーネには、もうそれを思い出すことができない。
「きっと、こうやって大切なものが失われていくのが超越者なのだろう」
それを悲しいと思う者もいるだろう。虚しいと思う者もいるだろう。それでも超越者は、どこかへと進み続けるものに違いない――と、クジンリーネは言う。
「というのも、まだ私の居る『ここ』が、ヒトの頂点だという気がしないからな。もっと――もっと、先がある気がする。その『先』に辿り着いたとしたら、それが神の階梯なのかもしれんな」
このように果てが無い感覚、自分の限界がどこまでも無限に続いていそうな感覚があるから……だからこそ同時に、少し疑問もあると、クジンリーネは言う。
「ヨゼフだ。あいつ、ボルガニスク神や世界樹といった『他者の力を収奪する』のに拘っていただろう。自己研鑽を蔑ろにしてそういう道に走るのは少々解せんな」
イダの場合は、他者を負かした結果として力を収奪しているから分からなくもない、が。
ヨゼフは、力の収奪そのものが目的となっているように見えて、違和感があるらしい。
「私とは違って、自分の限界を感じているのかもしれないな。だから他者の力を収奪し、更に上を目指そうとしたのだとしたら、納得はいく」
とはいえ、自分とヨゼフの違いがどこから来ているのかは不思議なままだけれど――。
「――決戦が終わったら、クーネさんはどうするの?」
クジンリーネが、征竜の打倒を目指している超越者だという事は、わかった。
では、もし、それが叶ったとして――その先はどうするつもりなのだろうと、エルゼリオは問う。
(また何処かに行っちゃうのかな?)
フラリと旅にでも出てしまいそうな人だけれど、何か考えているのだろうか?
「さて、どうしようかな」
クジンリーネは呟く。
何故なら。
それ以外の生きる目的が、今のクジンリーネには、無いからだ。
「まあ――征竜を殺してから考えるとしよう」
かつて、シル・ウァキア平原帝国に君臨したザッカ・グロムレイは、征竜一体と相打ちになって果てた。
それを目撃したクジンリーネの祖父、イェーラウ・バルダスが征竜の脅威を訴えて興した国こそが、今のシルトラース帝国である。
ザッカ・グロムレイが成し遂げられずに滅び去った『征竜討伐』を、今の時代に叶えることができるのか。
その答えを知る者は、まだ誰もいない。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2023年12月14日 11時43分05秒 公開
相談掲示板
トーラです。 よろしくお願いします! ……とは言え、未だ人が集まっていませんね。 とりあえず(1)で外に出て戦おうかとも考えていますけれど、超越スキルを装備しているので征竜に目を付けられないよう(2)でこっそり戦うのも考えています。 決定は他の方のクラスと動きを見てからでしょうか。
ヒーラーのエルゼリオ・レイノーラです、今回はどうぞヨロシク! 依頼成立まであと一人だね。 >配置 ボクは(1)で凝黒装置の範囲外に出て、回復と攻撃を担当できればと考えてるよ。
依頼成立、と。 退路の確保はしておきたいよね。 おじさんは(2)で回復と補助を担当しますかね。
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いしますね。 (1)を優先的になんとかしたいところですが、遠距離は不得手なのでひとまず(2)へ 非授恵者の方も多いようなので、倒れないように護りに回ろうかと思っています。
成立しましたね。 改めてよろしくお願いします! この様子なら定員まで行くかもですね。 とりあえず(2)よりは(1)を優先した方が良さそうなので幽界樹の仔を倒しに行きます。 影法師を修得したので近づく迄は直接射撃攻撃には晒されないので、前に出て一息で接敵出来る距離に辿り着いたら一気に攻撃を仕掛けていきましょう。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 とりあえず(2)の方でクリーパーメインに迎撃しようかと思ってるぜ。 あとは可能であれば爆発する奴の早期発見と通達が出来ればッてとこだな。
キャスターのジュストだ、よろしく。 (1)ならハリケーンウォールを使って種の被害を抑えつつ接近して範囲魔法を撃ち込む (2)なら射程に入られる前に即応できるように威力高めの単体魔法と範囲魔法を組み合わせて対応 といった形で考えている。 (1)の方が優先度高そうだし、少し多めの配分にするなら(1)で。均等に別れた方が良さそうなら(2)に回る予定だよ。
おじさんとしたことが、名乗るの忘れてたね。 ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 クジンリーネさんがどれだけもつかって考えると、(1)に比重を置いた方がよさそうかな?
人数が揃ったようだね。 情報屋のルチルだ、よろしく。 元々遠距離専門なものだから(2)で凝集装置の近くからクリーパーの掃討に加わるつもりだ。
>どちらを優先するか 長延距離型のクリーパーがいれば全体に被害が出そうですし、(1)を多めか半分位はその対応に回った方がいいと思います。 とりあえず今の希望をまとめておきますね。 ディレインさんは一応(2)のままにしてあります。 (1)凝黒装置の範囲外に出て、敵を倒す エルゼリオ トーラ (2)凝黒装置の範囲内で、敵を倒す ディレイン コルネリウス ナハシュ ルチル 考慮中 ジュスト
では俺は1の方へ。 (1)凝黒装置の範囲外に出て、敵を倒す エルゼリオ トーラ ジュスト (2)凝黒装置の範囲内で、敵を倒す ディレイン コルネリウス ナハシュ ルチル
んー…迷いはしたけど、非授恵者のことを考えると、(2)にもヒーラーいたほうがよさそうだなって。 おじさんは(2)のままでいくよ。
前回の発言から間が空いちゃってゴメンね! >行動 初手は『ウェイブ・オブ・インフィニティロア』を付与してから行動する予定だよ。
インフィニティロア助かります! わたしは先行して圧をかけて後方の方に攻撃か行かないようにしてみますね。 場合によっては凝黒効果の外まで出てクリーパーの気を引いてみます。