学園に冒険者ギルド窓口を作ろう
おおくまねこ
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シナリオID:3309
オープニング
「ようやく、学園も普段の姿が戻ってきたな……」
生徒会室の窓から学園の風景を見下ろし、海神 江流はぽつりと呟いた。グリゼルダとの戦いで砂漠化した中庭はまだ元通りにはなっていないが、黄金像は以前と変わらず、そこに立っている。生徒会長のパーシアを含め、自由登校期間は登校を控えていた多くの学園生は11月になってからは登校を再開していた。おおむね、学園は元通りだ。大きく変わったことといえば、秋になって冬服を着る学園生が増えたことぐらいか。
「うん、変わらない日常は大切だ。でも、時には変えなくちゃいけないこともある」
江流は持っていた資料に目を落とす。それは、江流自身がまとめた、学園のクラブ活動に関する資料だった。江流の生徒会書記としての選挙公約――。
「学園内に冒険者ギルド窓口を設立。貴族・庶民双方の人脈形成やトラブル相談を身近に」
を実現するための書類である。
「●設立条件と入部条件
(一)、クラブ設立には、最低限、代表在校生1名を含む合計3名以上の部員登録を行うこと。さらに、在校生の一名を部長とすること。
(二)、入部条件には、代表在校生の承認を受けることが求められる。 聴講生の場合、部員の人数に含むことは許可されるが、あくまで平部員扱いとなる。
●優良クラブ認定について
通年で部員が成績上位4分の1以上の者のみと認められた場合、その部活は優良な部活として認定される。
●運用資金(部費)
クラブの運用資金については、毎年度の活動成果に応じ、学園から一定の部費が支払われるものとする。また、クラブ宛の寄付金も運用資金に充ててよい。活動実績については、各学期末に学園が定める所定の様式にて提出すること。
※備考
大きな成果を上げた多人数のクラブほど、その額は増えていく傾向にある。また、クラブ設立に顧問は必須ではないが、顧問が付いているクラブには部費が多く支払われる仕組み」
「うん、抜けはないな。……俺の目標を達成するには、クラブ顧問は確実に必要だね」
江流の目標は、学園における弱者である、『非授恵者でかつ、平民の学生』、さらには、フォルトゥナ学園長の改革がこのままうまくいき、パンクリアース学園が「学びたいもの全てに開かれた学園」となった場合に学園に入学してくるであろう。『非授恵者の異種族学園生』のサポートにある。学園で生徒同士のトラブルが発生した場合、多くの場合は被害者が平民だが、資金力のない者には、ギルドへの依頼料が支払えず、泣き寝入りとなるケースがあるからだ。
「それはおかしいと思う。冒険者ギルドは、救いを求める全ての者の味方であるべきだ」
その信念のもと、江流は学園内に冒険者ギルドの窓口を作った上で、学園からの資金援助を引き出そうとしているのであった。
「部員はもちろん、顧問の先生(事務員さんでもいいけど)も必要だ。それに、冒険者ギルドと業務委託契約を結ぶ嘱託ギルド職員もいるな」
これはややこしいところだが、パンクリアース学園に「冒険者ギルド支部」を作ることはできない。王都グランスパーダにすでに支部はあるし、学園が外部組織が管理する施設が学園内に存在することを許さないためだ(厳密には、恐ろしく煩雑な事務手続きをクリアすれば可能だが、王国の法律改正並にめんどくさいので、江流は現実的ではないと判断した)。
したがって、作れるのは冒険者ギルドから窓口業務の委託を受けた嘱託ギルド職員が常駐する部屋――つまり、冒険者ギルドクラブである。膨大な数の書類が運び込まれるであろうことを考えれば、ある程度広い部室が必要になるか。
「広い部屋か……確か、学園が戦場になった時にいくつかの教室が破損したって聞いたな……もしまだ修理中なら、借りられるか交渉してみようか。
必要なのは、人材、場所、財源の3つ。財源も大事だけど、俺達が卒業した後も末永く活動してもらうためには、優秀な部員も集めなきゃな……よし、議題はまとまってる。あとはみんなが来るのを待とう」
江流はパン、と頬を張って気合を入れ直すと、声をかけた知人達が集まって来るのを迎えるべく、お茶を沸かし始めた。
解説
マスターより
リプレイ
「まず、部員についてだけど……最低三人はいる。まず、言い出しっぺの俺が一人目だね。部長も俺ってことになるかな」
冒険者ギルドクラブの部員第一号(クラブ部長)には、海神 江流が挙手した。
「私も立候補します。これで二人ですね。卒業後は嘱託職員になることも視野に入れています!」
セラフィナ・M・ベイリーがシャッと手を上げると、江流は深く頭を下げた。
「クラブの設立が危ぶまれるようなら私も部員にカウントしてもらって構わない。二足どころか三足の草鞋状態ゆえに白眼視はされかねないが、そこも承知しなければならん」
「私も在学中は部員として出来る範囲で協力いたしましょう」
「私も卒業生ではあるが、数に入れてくれて構わないよ。将来的にはカペル家として部の支援者……後ろ盾に名乗りを上げたいと思っている」
ナタリア・フィッツジェラルド、アウレーリア・フォン・ネーベルベルク、シルヴィア・A・カペルも続いて挙手した。
「みんな、ありがとう。これでひとまず五人かな。とりあえず、設立に必要な最低人数はクリアだね。セラフィナさんは嘱託職員への立候補もありがとう」
江流は両手を合わせ、謝意を示した。
「はい。とはいえ私はまだ学生の身……今はまだ嘱託職員にはなれません。第一号は他に探す必要があります」
「そうですね。私も協力は惜しみませんが、クラブが継続的に活動を続けるには、冒険者以外の学園生の部員も必要ですね。学年もなるべくばらけている方が良いかと。部員集めもまだまだ必要ですね。多分化クラスの方々にも声をかけてみます」
ネーヴェ・グラヌローザが微笑むと、江流は頷いた。
「うん、あとは財源と、部室と、顧問(嘱託職員もだけど)か。アウレーリアさんは、ギルドの方との折衝をお願いしていいかな。俺は学園側と色々相談したり、顧問や部員を探すよ。じゃあみんな、よろしくね」
●
「ここはちょうど一階ですし、広さも申し分なさそうです。この部屋をそのまま使わせてもらえばいいのでは?」
「ええ。この広さなら戸棚や掲示板も置けそうです。王都のギルド窓口そっくりにしてみましょう」
「うん、改造のしがいがありそうだね」
部室候補の、破壊されたという教室を検分しに来たセラフィナ、ネーヴェ、シルヴィアはにっこりと笑った。
「破壊された教室を修繕する代わりに、その教室を冒険者ギルドクラブの部室として使わせてもらえないでしょうか?」
ネーヴェ達が学園にそう申し出たところ、提案は快諾された。死霊術師が破壊した教室なので、『祟り』を恐れた学園生にも敬遠されていて、修繕が後回しになっていたらしい。だが、ホムンクルスのセラフィナと、アンデッド退治も慣れているネーヴェとシルヴィアは全く動じず、普通に教室に入り、修繕作業を始めた。
トントン、カンカン。三人が壁や床を修理していると、教室の入り口に何名か学園生が来ていた。幼いので、一年生か二年生だろう。
「あのー、チラシ見てきたんですけど。冒険者ギルドクラブってここで合ってますか?」
「冒険者って中庭で戦った人達ですよね! 入部したら生で見れるんですか!」
「あ、私のビラを見てくれたんですね! もちろんです! では、さっそくですが、一緒に部室の修理をして、絆を深めましょう!」
「ありがとう。来てくれて嬉しいよ。これからよろしく」
ぐいぐい行くセラフィナの様子を微笑ましく思いながら、後輩達に入部届を手渡した。
●
「クラブとして立ち上がる以上、財源は必要不可欠だ。有力な貴族子弟が立ち上げたものではなく、しかも冒険者という貴族目線では部外者に他ならない人材と深くかかわる内容から入部者が貴族以外に傾くであろうことを考えるとなおさらだろう」
ローザリカ・L・ディオールは出資者を探して学園内外を奔走していた。
「狙うべきは――改革に協力的な集権派貴族や――豪商だな。顧問や部員については偏りを避け、色んな派閥から集めるのがベターだが、出資者に関しては、素直に改革に積極的な人を当たる方がいいだろう」
……。
「――というわけで、冒険者ギルドの窓口を学園に作る動きがありますの。どうか寄付をお願いできないでしょうか」
「まあ、それは王国にとって有益なお話ですわね。ぜひ、協力いたしましょう。ところで、近いうちに、また王都で異性装パーティを開こうと思っているのですけれど(チラッチラッ)」
「まあ、きっと王都の民も喜びますわ。持ちつ持たれつ、ですわね」
ローザリカはニッコリと笑い、貴婦人と握手した。
●
「縁故のある方々から、何口か出資の約束を取り付けたよ。タダではなかったけれどね」
「お疲れ、ロゼ。ところで、ベリアル氏はどうだろう? 黄金像には(賭けに負けたからだけど)多額の出資をしてくれたし、彼は異種族だ。彼も学園改革には好意的な気もするよ」
ジュスト・ヴェルジーがそう口にすると、ローザリカは頷いた。
「あの変人か……。投資話なら、乗ってくれるかもしれないな。ジュスト、ちょっと手紙を送ってみてくれ」
ジュストがベリアルに手紙を送ったところ、一週間ほど経ってから「興味はあるが、あいにく年内は忙しい」という返事があった。
●
顧問の候補は4人見つかった。まず、江流の後援者である女教師モルガーナ。そしてシルヴィアが見つけてきた音楽教師バイエン。ジュストが見つけてきた、蜥蜴人学教師のヴィクミン。そしてナタリアが候補に挙げた、新人教師のスジャータだ。
「派閥は……モルガーナ先生は王党派からすぐ集権派にシフトしたタイプだな。バイエン先生とヴィクミン先生は、つい最近貴族派から集権派に鞍替えした人だな。スジャータ先生は……俺は会ったことがないな」
ジュストは首をかしげた。
「スジャータ先生は一年生の科目を総合的に担当していらっしゃる先生です。高学年の方は馴染みがないかもしれませんね」
「その通りです。派閥は中立派らしいですね。実家は王都に本拠を構える豪商のようです」
ネーヴェが補足するとセラフィナも頷いた。二人は低学年なので、直接授業を受けたことがあるのだろう。
「ああ、なるほど。まだ新人の先生なのか」
ジュストは納得した。
「注意するべきは、クラブの設立の顧問や後進育成の教員が貴族派……もっといえば派閥や自身の権勢や発言力向上に利用しかねん連中である事か。……というわけで、私はあまり派閥には興味なさそうでかつ、真面目そうな人物を候補に挙げた次第だ」
ナタリアは自分の懸念事項と、推薦理由を告げた。
「僕も真面目な人がいいと思う。事務とはいえ、手を抜かれるとギルドの看板にも傷がつくだろう。それに、お金を扱う仕事でもある」
「モルガーナ先生は頼めばいけそうだけど、爵位も持ってるし、忙しいかもしれない。趣味の範疇での就業になりそうだ」
ローザリカの言葉に、江流は頷いた。
「なら、モルガーナ先生は出資をお願いするとして……顧問の打診は他の三人の方が優先かな。私が紹介したバイエン先生はとても真面目な方だよ。少々、堅物過ぎるきらいはあるけれど」
「俺が推すのはヴィクミン先生だ。彼はリザードマンの文化に関する論文をいくつか発表している。論文も読んだけど、異文化への敬意が感じられた。そういった人物であれば、異種族への偏見も少ないはずだ」
シルヴィアとジュストが資料を見比べながら言うと、ネーヴェとセラフィナも意見を述べる。
「窓口業務ですから、なるべく親しみやすい雰囲気の方がいいかもですね。と、なると、一番若いスジャータ先生の方が、学園生は声をかけやすいかもしれません」
「でも、生徒同士のトラブルの仲裁のことを考えると、経験豊富な先生の方がいいんじゃないでしょうか」
冒険者達は誰が顧問にふさわしいかについて活発に意見を交わす。どの候補者も一長一短があり、全てを兼ね備えている人物はいなかった。
●
吟味の末、顧問の件はまず、蜥蜴人学教師のヴィクミン・ガーランドに打診に行くことになった。ヴィクミンは勤続20年のベテラン教師であり、差別的な思想の持ち主でもなさそうなので、窓口業務の仕切り役としては彼が妥当だろう、ということになったのだ。
「ぜひ、顧問および、嘱託職員になっていただけないでしょうか、ヴィクミン先生」
一礼したシルヴィアに続き、江流、ジュスト、ナタリアの三人もヴィクミンに丁重に頭を下げる。
「……お引き受けしましょう。私も今や集権派の末席。名だたる貴族の方々の頼みとあらば、断わるわけにもいきませんからな。ディズル大湿地帯と冒険者は、それほど縁遠いものでもないですしね」
ヴィクミンは多少もったいぶりつつも要請を了承し、晴れて冒険者ギルドクラブの初代嘱託職員・顧問に就任した。
●
「部員、部室、顧問、出資者。これで立ち上げに必要なものは一通り揃ったね。みんな、ありがとう」
生徒会室でクラブ申請の準備をしていた江流は微笑んだ。
「ただいま。いい知らせと、悪い知らせがあるわ」
手分けしてクラブ申請の作業をしていると、王都支部に交渉に行っていたアウレーリアとナタリアが生徒会室に戻って来た。
「まず、いい知らせの方からお願いするね」
アウレーリアの言葉に江流は苦笑した。
「分かったわ。ギルド側と人材交流について交渉をしたんだけど……一か月の間、冒険者ギルドから研修も兼ねて、正規の職員を学園に派遣してもらえることになったわ。カモノハシの獣人のおじ様よ」
その知らせを聞き、江流は胸を撫で下ろす。職員の派遣が認められたということは、とりあえず窓口の認可は降りたということだ。派遣職員が獣人なのは、今後の学園の方向性に配慮してのことだろう。その辺りも、アウレーリアとナタリアがうまくやってくれたに違いない。
「それはありがたい。じゃあ窓口を置くこと自体は認められたってことだね。じゃあ、悪い知らせの方は?」
江流が続きを促すと、アウレーリアは頷いた。
「悪い知らせは、クラブの『活動内容』について。シルヴィアとエルが提案していた、『学園生』へのサポート関連は業務として認められない、と返答されたわ。学園も同意見だそうよ。理由は|学園長から説明してもらえるようだけれど」
●
「お久しぶりですね、皆さん。まずは、学園改革に尽力していただけていることに感謝を申し上げます」
学園長フォルトゥナ・アルヴァ・クラティアスは微笑むと、ぺこりとお辞儀をした。冒険者達も一様に頭を垂れ、学園長に敬意と謝意を示した。
「学園長。クラブの活動方針として提出していたもののいくつかが、認められなかったと伺ったのですが」
挨拶もそこそこに、江流が要件を切り出すと、フォルトゥナは頷いた。
「はい。主に、学園生を対象とした進路相談室的な付加価値や兄姉制度のようなサポートシステムをギルドクラブの活動としたい……という点についてです」
フォルトゥナは頷いた。
「大前提ですが、冒険者ギルドは政治的に中立であり、業務内容は『冒険者の派遣による依頼解決』です。王国や他国、他組織と冒険者を繋ぐための組織や、そうと疑われれる組織になろうとはしません。また、冒険者が冒険者として活動するためのサポートを行うことはあっても、『学園生』のサポートは業務範囲外です。委託された業務以外に冒険者ギルドの看板を利用することはできません」
フォルトゥナはそう言って首を横に振った後、ギルドクラブの活動が冒険者ギルドの中立性を損なうと判断されたり、委託業務以外の活動に看板を利用したとされれば、契約を打ち切られる恐れもある、と付け加えた。
(貴族社会で冒険者の世話なんて二流扱いだろう、とは思っていたけど……ギルド側から学園との強いパイプは不要、言われたのは計算違いだったわ)
アウレーリアも渋い顔だ。そういった事情もあり、ギルドから研修用に職員を派遣してもらうことすらも交渉は苦戦したのである。
「また、進路に関わる相談や指導は、それを管理し運営する側に重大な責任が生じます。冒険者ギルドの名も使えない学生のクラブ活動では、悪用への抑止力が十分ではなく、事実上の利権の場となる可能性が高いのです」
学園生が冒険者として活動することで進路に繋がる人脈や評価を『個人的に』得ることはあり得る。一方で、自身の有能さを示せる依頼は命の危険を伴うこともあり、学園としては推奨し難い。また、冒険者以外の平民学生へも門戸を開いた時、彼らは授恵者のように『評価の高い』依頼を受けられない事も考える必要がある。その辺りの事情を考慮すると、「冒険者として名を上げることを前提とした進路相談」をクラブの活動内容とすることは、やはり学園としては認められない、とフォルトゥナは説明した。
「ただし、進路相談に限らず、あくまで個人同士で様々な相談ができる場としてクラブ内に『談話室』を置く程度なら、冒険者ギルド・学園ともに問題ありません。シルヴィア様のご提案にある生徒同士や教職員との交流イベントについても、例えば別に立ち上げたクラブでの活動としては問題ないでしょう。まずはそこで交流と信頼を深めた生徒達の中で、兄姉制度のようなシステムを試験的に導入できないか検討してみるのも良いかもしれませんね」
「……私からは以上です。皆さんにとっては厳しいお話となったかもしれませんが、本来なら、冒険者ギルドの窓口の誘致は支部設立の交渉となり、数年がかりの非常に難しい交渉となります。それを一部業務だけでも素早く導入する形にしたことは、凄いことです。それに、顧問や出資者をちゃんと見付けてきたことも優秀です。素晴らしいですね。
また、皆さんが授恵者の力に驕らず、平民と貴族の格差を埋めようと苦心してくれていることはちゃんと私にも伝わっています。どうか、失敗にもめげず、色々なことに挑戦してみてください。皆さんは学生なのですから」
●
「みんな、ありがとう。任期ギリギリになったけど、おかげでようやく公約を実現することができたよ。まだ、始まったばかりだけど」
「このクラブは、ギルド支部より身近な『困った時に相談に乗ってくれる人がいる』くらいの気軽さで皆が立ち寄ってくれる場所になるといいな、というのが私の理想です。家族から離れて寮生活をする学園生にとって『一人じゃない』と思ってもらえるだけで心の支えになるでしょう」
冒険者ギルドクラブのオープン前日。江流とセラフィナが所信表明をすると、関係者たちから拍手が巻き起こった。冒険者達以外の部員は、ネーヴェが勧誘した異種族学園生が二名。生徒会長から紹介された平民学園生が二名と、セラフィナのビラを見てきた一年生が二名。合計六名が集まった。
(弟分に胸をはる為にも頑張ってみますか。そして、顧問も男性ですし、ここは私がクラブの看板娘になるしかありませんね!)
セラフィナは密かに野望を抱き、くすくすと笑った。
マスターコメント
ショートシナリオR普通 報酬:無し8 / 4〜8人
2023年11月22日 15時34分21秒 公開
相談掲示板
今回のリクエストシナリオへの参加、ご協力ありがとう。 公約について、ようやくここまで漕ぎ着けられたかなぁという感じなんだけれども、 最後にもう一押し。皆様のお力を貸して下さい。 一先ず、自分の現時点でのスタンスを開示しておくと、 クラブ設立に必要な人員として、部員1名は自分が挙手するつもりで居ます。 ただ、卒業後の進路には別の想定があるので嘱託職員にはなれないと思っています。 前段の史実ノベルやOPで概ね設立動機については語って貰っているけれど、現時点でも学園に絡む依頼は多く、王国の情勢が動いている今、今後も依頼が減ることはないと見ています。 また、冒険者はじめ平民が学園生として入学していけば、それに伴うトラブルにより第三者的視野で助力、支援の出来る体制は有意義であろうかと。 顧問、嘱託職員、場所に運営方針とまとめなきゃいけないことはそれなりにありますが、何卒よろしくお願いします。
海神殿はお声掛けありがとう。 改めて今期生徒会副会長のジュストだ、よろしく。 俺は来年卒業予定で進路も決まっている故に直接部員になるなどのお手伝いは出来ない。代わりに、今回は嘱託職員や顧問探しの方面で協力しようかなと考えているよ。 顧問は出来るだけ経済的余裕があったり、家格の高い貴族か、豪商関係者の教職員に頼んだ方が依頼料軽減に繋がるのだろうけど。 ただその分引き受けてくれるかハードルが高くなることが予想される故、交渉で尽力したいな、と。 もし人柄だったり、諸々希望条件があればそれも加味して選定したいと思うので遠慮なく言って欲しい。
今期生徒会庶務のネーヴェと申します。 海神さん、この度はお声がけ頂きありがとうございました。微力ながらお力添え出来ればと存じます。 皆様方とも協力していけたらと思っております。何卒宜しくお願い致します。 私自身は今現在、どの部活動にも所属しておりませぬ故、クラブ設立に必要な人員の一人として名乗り上げ致したく思っております。 ただ、卒業後に関しましては現時点ではまだ何とも……ですので、嘱託職員になるかどうかに関してはまた別の話になってしまいます。 クラブメンバーから嘱託職員希望者が現れれば話は早いのですけれどね……。 ひとまず今回は、冒険者ギルドクラブに興味を持って頂ける方を探してみたく考えております。 後は場所ですわね。 これは一案ですが、修理を手伝うのと引き換えに場所をお借り出来ないものでしょうか。 修理段階から部屋を見られて、且つ部活動向けに改装できる利点もあるかな、と。 (先の投稿にミスがあり削除の上再発言致しました。お目汚し失礼致しました)
卒業生のシルヴィアだ。今回はよろしく頼むよ。 >クラブの設立 父もまだまだ現役、家を継ぐには猶予があるから、聴講生として部員になる分には問題ないよ。勿論在校生が参加する方が良いと思うから、入部状況を見てかな。設立条件(部員数)についてはクリアという事で。 嘱託職員と顧問探し、場所の交渉については私も協力出来ればと思う。貴族相手ならお役に立てる事もあるかもしれない。 希望条件については……出来る限り生徒と冒険者を公平に扱ってくれる人、かな。クラブにとって大切な部分だし、条件については皆と要相談で。 >王都にあるギルド支部との差別化 王都と学園の違いと言えば、貴族が関わるか否かだろうね。今後平民の受け入れが広がれば、貴族と平民の間にどうしても様々な軋轢が発生してくる。また、服飾や住居などにも課題が出ていると聞いている。 住居については寮のサポートが受けられるから、対人のサポートを強くしてはどうかな。江流が言ってくれているように、トラブル発生時にはクラブが介入出来るようにして、立場を問わず学生が相談し易い窓口に出来ればと。人脈形成や人材発掘に繋がるサポートシステムを組み込むのも良いかもしれない。兄姉制度のようなシステムも良いかもと考えているよ。 >部室の場所 生徒だけではなく、教師や職員、聴講生も訪れやすい立地だと良いね。クラブ前を通り過ぎるだけの人もいるような、人通りが多い所。掲示板スペースも多く取りたい。 ネーヴェが言ってくれたように、修理を手伝うのと引き換えに場所を借りるのも良い案だと思う。
声掛けどうも。今期の会計、ローザリカだ。 僕の立場としてはジュストと同じく。 その分、今依頼中に力になれるよう尽力したいと思っている。どうぞよろしく。 職員や顧問、財源としてのパトロンのような存在については 王党派や『集権派に鞍替えしたい貴族』あたりが狙い目だろうか? 貴族のものである学園に冒険者の風が吹くことへの反発は立場上しづらく、 行動に移したとしても同派閥のものには責められ辛い。 鞍替えを狙っているならそのためのポイント稼ぎというかなんというか、 そういった現金な視点も込みで話を持ち掛けやすい気がした。 ……無論、贅沢を言えるならあまり派閥色は強まらない方がいいだろうし 信頼たる人柄から選びたい部分もある。一つの意見までに。 自身の行動としては、上記の考えからも人材探しの方面かなと考えている。
遅くなって済まない。ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。宜しく。 最終的な行動指針としてはリアの意向に従うという形ではあるが、同時に友人からの頼みで参じた事だから最善を尽くす次第だ。 こちらは別の報告官の依頼になるが特殊作物研究部や保健委員会のメンバーになっているが、クラブ設立に関しては掛け持ちもOKだったりするかな? 二足どころか三足のわらじなんてのは、ある種の白眼視をされかねんが。 人脈の形成に関してはそれこそ私達が諮問を担う形として、人材の育成ともなればちょっとした職業訓練校の側面も取り入れる形か? 鍛冶や芸術といった職人芸に関してはそれこそ門外漢ではあるが、学者とか研究者とかの類ならば私からも教導を担えそうな気が。
ご招待いただきありがとうございます、アウレーリアです。 私は学園生としてまだ暫く残りますし、設立運営にあたりお手伝いできることもありましょう。 多少忙しい身の上ではありますが、知己の頼みとあらば力を尽くさせていただきたく。 ですが卒業後に関しては、私も保証しかねるところでございまして……そうした後進や引継先のことも今から目星を付けていかねば、クラブを長期的に維持していくことは難しいでしょう。 組織体として作るからには一時的な盛り上がりではなく、発起人が抜けた後も存続するような仕組みでなければなりません。ひいては学園が嘗てのような体制への揺り戻しに飲み込まれはしないか、試される部分であろうかと思います。 また、王都のギルド支部との関係性をよく考えておくべきでしょう。 あちらの窓口として人材の行き来があれば、当然に組織も似通ってくるでしょう。学園生の利便性のみを考慮した出先機関に留めるのか、それとも学園の開明性に合わせ独立した特色を押し出していくのか。後者なら学生の支援機関として相応の旗印と、有形無形の干渉を跳ね除けるだけの後ろ盾が必要になります。 最初に指針を決めておくのが宜しいかと。
アウレーリアさんの言う本家の支部との関連性は確かにそうだなぁ。 学園に合わせた独自性を明確にできるなら顧問の募集・勧誘にも絡められそうだし、そこを推すべきかなぁ。 俺自信の公約の目論見としては学園の性質にある程度寄せたほうが、とは思うところ。 まだ考えが上手くまとまらないけれど、ご意見が他にもあれば取り込んで考えたいなぁ。
皆様、ごきげんよう。出発は明日のお昼となります。忘れ物にはご注意下さいませ。
挨拶が遅くなり申し訳ありません。 学園生のセラフィナです。よろしくお願いします。 >部員、嘱託職員に関して 私は在校生の間は部員として、卒業してからは嘱託職員として関わっていきたいと思っています。 学園職員になるのは相当大変そうですが、まぁ成績は悪くないですし頑張ってみせましょう。 一度死んだ身、過去にも未来にもしがらみはありません。 これからの未来がたくさんある、学園生の皆さんの力になれるように尽力したいですね。 >顧問、人脈に関して 私には伝手がありませんので、これに関しては先輩方にお任せする形になるかと。 貴族の方々には見た目のせいもあり嫌われがちですし。 >部室の場所 ネーヴェさんやシルヴィアさんが出してくれている案で問題ないかと。 修理の段階から希望者を募って、共に作業をすれば仲間意識も芽生えていいかもしれません。 >王都にあるギルド支部との差別化 私も「学園の開明性に合わせ独立した特色を押し出していく」のがいいと思います。 せっかくクラブという形をとるのですから、ギルド支部より身近な「困った時に相談に乗ってくれる人がいる」くらいの気軽さがあるといいな、というのが私の理想です。 貴族マナーに詳しい人、勉学が得意な人、戦闘の基礎を教えてくれる人、人間関係の悩みを聞いてくれる人、など 交渉術や指導力、貴族情勢に詳しい事も必須条件になりそうですね。
「学園の開明性に合わせ独立した特色を押し出していく」として、既存の学園、貴族サイドにもメリットを示すことでこのへんを押していこうと思います。 元々、依頼を通しての人材の発掘・育成や人脈形成を提示するつもりだったんだけれど、そこを絡めて、今後出てくる新体制になってからの異種族・平民の卒業生が能力を活かし、王国の益となる進路へと導く事で既存の体制にも還元できるよという辺りを材料にしてみようと思います。 出自を問わず優秀な人材を欲する立場にある人を見つけられるといいかな、とか。 そういう意味ではナタリアさんのそれに近いけれど、進路相談室的な意義を持たせていくとビジョンがはっきりするかなと思い、その方向でまとめようと思ってるよ。 遅れたけれど、部員に名乗りをあげてくれたネーヴェさん、セラフィナさん、ありがとう。