【帝国】タワーブレイン・エメラルド
革酎
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シナリオID:3303
オープニング
元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーが製作の指揮を執った本格式凝黒装置。
帝国を崩壊に導いた超大型クリーパー『天霧りに消ゆる幽界樹』や、その眷属たる幽界分樹が発する黒い霧を封じる為の切り札である。
クライスはこの本格式凝黒装置を都合20基製作し、帝都攻略戦の日までメンテナンスし続けてきた。
その20基全てが今、来る帝都攻略戦に向けていよいよ動き出そうとしている。
「シャルトよりも更に北方……幾つかの拠点に分散して配置することにします」
数日前、ヴィントでレイウェスト・バルダスと面会した際に、クライスはその様に告げた。
一カ所に集積した場合、そこを大型クリーパーなどに強襲されれば、全てが一気に破壊される可能性があるからだ。
更にクライスは5基ずつを四カ所の拠点に分けて配置し、四方から同時に進軍させて黒い霧を各方面から封じるという戦術を提案した。
結論は今のところ保留となっているが、20基を帝都シルトラース近郊に分散して配置することについてはレイウェストから正式な了承を得た。
そして、現在。
既に15基がヴィントを発ち、残る5基もいよいよ帝都近郊に向けて進発しようとしている。ところが、この最後の5基が向かう先には、大型クリーパー『タワーブレイン・エメラルド』が徘徊しているとの情報が舞い込んできた。
超大型クリーパー『天霧りに消ゆる幽界樹』の配下にはタワーブレインの名を冠する大型樹木クリーパーが複数存在するらしく、このタワーブレイン・エメラルドはそのうちの一体と目されている。
クライスは当初、厄介な強敵との交戦を避けて最後の5基を別の地点に配置することも考えたが、敵がこちらの先手を打って更に場所を変えてくる可能性も鑑みると、回避ではなく討伐を試みた方が勝算が高いという結論に至った。
(斃してしまうか)
更に別の情報筋によると、タワーブレイン・エメラルドの配下には眷属の中型樹木クリーパーが二体、付き従っているらしい。
であれば、激戦は避けられない。
クライスは冒険者を雇い入れ、タワーブレイン・エメラルドとその眷属の討伐を実行することにした。
●緑の人差し指
ヴィントを発つ前日、クライスのもとにひとりの美女が姿を見せた。
メドゥの指先幹部『緑の人差し指』ラネンターカムであった。
「何の用だ?」
自身にあてがわれた宿泊所に忽然と姿を現した美貌の女吸血鬼に対し、クライスは眉ひとつ動かさず冷然と問いかけた。
ラネンターカムはそう怖い顔をするなと苦笑を滲ませた。
「正直なところをいおう。わしは今の世界が継続することを望んでおる。その方が、我らも遊び易いからな」
「話が見えんな。結局、何がいいたい?」
クライスのにべもない鉄仮面に、ラネンターカムは僅かに肩を竦めた。露出の多い白い肌が燭台の灯りの中で妖艶に蠢くが、クライスは表情ひとつ動かさない。
「うぬの当面の敵は、タワーブレイン・エメラルドなのであろう? であれば、手を貸そうぞ」
「要らん」
全く取り付く島も無いとは、まさにこのことだろう。
クライスの逡巡すら感じさせない即答に、ラネンターカムは流石に困った様子で小首を傾げた。しかし折角態々訪ねてきたのだから、何らかの結果は得たい様子。
そこでラネンターカムは、積極的な協力は不要だと前置きした上で、こう付け加えた。
「ならば、わしはわしでタワーブレイン・エメラルドの攻略に乗り出す。しかしうぬらの仲間に背中から撃たれては堪ったものではない。ここはひとつ、休戦といかぬか」
この申し出自体は、決して悪い話ではない。
強敵を打倒するまでの間は、互いの戦力を有効活用しようという訳だ。
これについてはクライスは拒絶の意を示さなかった。即ち、勝手にしろ、という訳である。
この反応を受けて、ラネンターカムは満足そうな笑みを浮かべて何度も頷いた。が、クライスは相変わらずの渋面でふんと鼻を鳴らして曰く。
「用が済んだのなら、さっさと出て行け」
「つれないのう。折角の男前が、その仏頂面では台無しぞ」
それだけいい残して、ラネンターカムは現れた時と同様、忽然と姿を消した。
一方、クライスはラネンターカムとの密会などまるで無かったかの様な調子で平然と室を出て、冒険者ギルドへと足を向けた。
タワーブレイン・エメラルド討伐の人員を掻き集める為であった。
解説
マスターより
リプレイ
帝都シルトラースに程近い、とある丘陵地帯。
その一角に、本格式凝黒装置5基を仮置きする廃村がある。だが、その廃村から見て丘の麓に位置する箇所に大型クリーパー『タワーブレイン・エメラルド』が二体の中型樹木クリーパーを従えて、その巨体を揺らしながら不気味に闊歩していた。
あの怪物を討伐しなければ、件の廃村は本格式凝黒装置の集積地として使えない。
元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバー率いる冒険者達と、帝国軍の凝黒装置移送部隊は廃村に到着した直後から、対クリーパー戦に臨むべく、すぐさま陣形を構築した。
時刻は、深更。
天を覆う雲が月明かりを僅かに遮断し、周辺一帯は微妙に薄暗いものの、視界の確保が難しいという程でもなかった。
「親は緑……中型は、白と黒か」
じわりじわりと距離を詰めてくる敵に対し、ローザリカ・L・ディオールが少しばかり目を細めて、三体の敵の色をその様に表現した。
大型樹木クリーパーは幹の色も葉の色も鮮やかな緑一色。それに対し二体の中型樹木クリーパーは、葉の色は同じく発色の良い緑だが、幹の色はそれぞれ黒と白に塗り分けられていた。
「んじゃ、おじさん達は白にしようか」
傍らでディレイン・オールドケイジの声。この薄闇の中では、はっきりと視認し易い敵の方が何かと助かる、という訳である。
「最近、ちょっと老眼気味でねぇ」
「老眼は兎も角、的がはっきりと判別出来るのは有り難いです」
冗談めかして笑うディレインだったが、魔法による遠隔攻撃を担当するリディリディ・トゥラ・イェレミースにとっても敵の位置が把握し易いというのは非常に助かる。
「んじゃ、俺達は黒って訳か。間近で攻めるから、見え易さはぶっちゃけ、どうでも良いしな」
もう一体の中型樹木クリーパーを担当するハヤト=ガラン=ヴォルファングが、不敵に笑った。
至近距離での機動戦を担当するハヤトにしてみれば敵の色は然程重要ではない。
「オレも異論は無い。射手は目の良さが命だからな」
黒い中型樹木クリーパーを担当するメンバーの中で唯一遠隔戦闘を受け持つレタラ・スマリも、僅かに肩を竦めるばかりで反対意見は一切、口にしなかった。
「あの位置取りから見て、敵はどうやら、中型二体を手足の様に使う戦術を取ると考えて良さそうじゃな」
冒険者達の間で異様な空気を漂わせる病的なまでに色白の肌の美女が、低い声音で囁いた。
メドゥの指先幹部『緑の人差し指』ラネンターカム――今回だけは一時的に休戦し、共にあの三体のクリーパーを撃破しようという美貌の女吸血鬼。凝黒装置移送部隊の面々は恐れと戸惑いの表情を浮かべているものの、彼女の圧倒的な戦闘力は理解しているらしく、どこか期待に似た眼差しを送る者も少なくなかった。
しかしクライスはラネンターカムに頼る気配など微塵も感じさせず、ただ冒険者達に対してのみ、戦闘開始の号令を放った。
「行くぞ。奴らをここで仕留める」
その声を皮切りに、冒険者達は三つの戦闘集団を形成して、一気に丘を駆け下り始めた。
「さぁ皆、思い切っていくよ! 強敵だけど、完全未経験じゃないから、さくっとやっつけちゃおう!」
アリア・ティーダがタワーブレイン・エメラルド戦を担当する仲間達のエーテルを急上昇させた。アリアの術を受けた者達は全身が淡い蒼光に包まれ、体の奥底から力が漲る勢いを実感している。
「切れたら、いって下さい……アンジェも、用意してますから……」
その時に自分が出来ることを――回復と戦闘支援にこそ本領を発揮するアンジェも、アリアと並んで対タワーブレイン・エメラルド戦に臨む。アリアが施術したハウリング・オブ・ブルーフレアの効果が切れた後でも、アンジェが更にもう一度チャンスを残している。
ふたりの回復と戦闘支援が得られることで、大型クリーパー討伐に向かう者達は安心して攻撃に専念することが出来るだろう。
●黒を撃つ
中型樹木クリーパー黒に対する盾役は、フリーダ=ブロムヴィストが務める。
「大型エネミーを掃除しておけば後が楽という啓示が出ています。頑張りましょう!」
自らに気合を入れた直後、殺気に満ちたエーテルを敵に叩きつけて、全ての攻撃の矛先を己に向けさせたフリーダ。
今回は攻撃火力が十分に揃っているから、フリーダ自身は徹底的に守りを固めて敵の攻撃を一手に引き受ける作戦だった。
そのフリーダの肉体は、淡い黄金色に輝いている。対中型樹木クリーパー黒戦での回復と戦闘支援を受け持つロゼットが、仲間達のエーテルを大幅に強化していた。
「無理はしちゃ駄目よ。貴方が倒れたら、この戦線は一気に崩れちゃうからね」
盾役と回復役は、ふたりでワンセットだ。ロゼットは攻撃火力も担当しているが、この敵に対する陣形の中では唯一の治癒師でもある。中々に忙しくなりそうだ。
「心配は要らん。フリーダが倒れても、まだ俺が居る」
ロゼットからの攻撃支援を受けたルイドが、フリーダの傍らを駆け抜ける様にして敵の黒い胴部へと突撃を仕掛けた。
月削が発動し、その鋭い切っ先が漆黒の幹を容赦無く斬り裂く。盾役フリーダのお陰で刃状の葉や炸裂種子を気にする必要も無く、初撃がクリーンヒットしたのは幸先が良い。
その時、後方でレタラが叫んだ。地中を這う槍状の根が地表を突き破ってくるという警告だった。
「そこが狙い目だね」
フリーダがレタラの予測を受けて槍状根の攻撃を躱した直後、キオルティスが必殺のフォアクロウズを叩き込んだ。
人間であろうがクリーパーであろうが、攻撃直後はすぐには防御が出来ない。態勢が崩れているからだ。盾役が敵の攻撃を受け止めた、或いは躱した直後に、無防備となっている敵胴部に最大火力を撃ち込むというこの戦術は最も理に適っているといって良いだろう。
「うるぁ! 今回も蹴散らしてやんぜ!」
キオルティスの強烈な連撃が炸裂したところへ、ハヤトもタイミングを合わせて敵の黒い巨体の懐へと一瞬で潜り込み、勇牙無限撃を炸裂させた。
中型樹木クリーパー黒はこの流れる様な連続攻撃を受けて、その巨体がぐらりと大きく揺らいだ。
戦闘はまだ序盤だが、この敵に対しては開幕直後から冒険者の側が圧倒しているといって良い。
「この流れなら、私も攻撃に入れそうね」
ロゼットの超絶的な威力を込めた祭棍が、敵胴部の根に近い位置を強烈に打った。この一撃で根に伝わる力が寸断され、槍状根の動きが鈍くなった。
僅かに余裕が生じたその時、ロゼットは大型クリーパーへと向かうラネンターカムにほんの一瞬だけ、視線を流した。
複雑な感情が、ロゼットの中で泥の様に渦巻いている。だが今は、クリーパーを斃すことに専念しなければならない。個人的な感情を優先させられる程、タワーブレイン・エメラルドという強敵は甘くない。
「さぁどんどん、撃ち込んでいきますよ!」
そんなロゼットの複雑な胸中など知ってか知らずか、フリーダが更に気合を込めて敵の注意を引きつける為の剣戟を叩き込んでゆく。ラネンターカムとの因縁がほぼ無いに等しいフリーダからすれば、今は目の前の敵にさえ集中すれば良い。寧ろ、このフリーダの姿こそが最前線に立つものの理想ともいえるだろう。
そして中型樹木クリーパー黒の動きは、早い段階から悪くなりつつある。レタラのハーツベインショットが効果を表しているのは間違い無かった。
「案外、このまま一気に押し切れるかもな」
盾役としての防御も考慮に入れていたルイドだったが、短期決戦に持ち込めるのであれば、それに越したことは無いと思考を切り替えた。
このままフリーダに頑張って貰って、他の面々で一気呵成に勝負を付けた方が得策ともいえる。レタラやロゼットを庇うタイミングも視野に入れつつ、ルイドは攻撃へと舵を切った。
「ハヤト、もう一回いけるかい?」
「おうよ!」
キオルティスとハヤトが再び、超速機動での接近戦を仕掛ける。今度はハヤトが先で、後攻めがキオルティスだ。
薄闇の中で、銀色に輝く斬撃が黒い巨躯を次々と切り刻んでいった。
●白の脅威
中型樹木クリーパー白に立ち向かうのはヴィルヘルミナ、トーラ、リディリディ、ディレイン、ローザリカの五人。
盾役はローザリカだ。
本職は治癒師だが、彼女には分厚い守りと近接戦闘技術、そしてずば抜けた耐久力が具わっている。同じく治癒師のディレインが回復と戦闘支援、更にはリディリディの為の防御をも担ってくれるというところから、ローザリカは白い巨体に全神経を集中させることが出来た。
(戦士には劣る分、治癒師には治癒師の戦い方ってものがある!)
敵は近接攻撃のみならず、遠隔攻撃をも駆使する厄介な相手だが、それらの攻撃手段やタイミングすらも、ローザリカは持ち得る全ての技量を尽くして先読みし、仲間に被害が及ばぬ様にと上手く立ち回った。
そのローザリカの努力は、早い段階で報われた。
「ディオールさんのお力、お借りします!」
中距離と近距離双方での打撃役に徹していたヴィルヘルミナは、ローザリカに敵の攻撃が集中した瞬間を狙って必殺の彩雲を叩き込んだ。
ヴィルヘルミナ自身も守りを固めていたが、矢張り物理攻撃力という点では本職の戦士であり、その剣戟は中型樹木クリーパー白を討伐する主火力として機能した。
そして機動戦ではトーラの刃が大いに威力を発揮している。
ローザリカ、ヴィルヘルミナらと揃って全身を淡い黄金色に輝かせている彼女は遠隔では衝撃波を叩き込み、近接では真眼法・皆伝を惜しげも無く繰り出して、特に敵の足を奪う戦法で戦局を優位に持っていこうと腐心し続けた。
(でも一気に斃し切って、クリムゾンの時の様に凶暴化されても困りますし……)
刃を振るいつつ、トーラは内心でひとつの懸念を抱き続けた。
彼女はタワーブレイン・クリムゾン戦にも参加していたのだが、あの時、かの大型クリーパーは配下の中型樹木クリーパーが斃されるや否や、突然凶暴化し、戦局を混乱に陥れた。
出来ればあの時と同じ轍を踏みたくないというのがトーラの本音だったが、ここに居る全ての冒険者達が同じ意見を持っているかといえば、大いに心もとない。
仲間達が中型撃破に何の躊躇も見せないならば、トーラも歩調を合わせるしか無いだろう。ひとりだけ中途半端に火力を絞れば、仲間達が危機に陥る可能性もあった。
勿論、トーラは自身の懸念を仲間達に既に伝えてはあったが、彼ら・彼女らがトーラの意見に耳を傾けるかどうかは、当人達の意思ひとつだ。それ以上のことは、トーラには出来ない。
なればこそ、今は仲間達と歩調を合わせて攻撃に専念するしか無かった。
「……リディリディちゃん、浮かない顔だね」
飛来する炸裂種子を盾で防ぎつつ、ディレインが恐るべき速度で次々と攻撃魔法を撃ち込んでいるリディリディの幾分曇った表情に視線を流した。
目の前に敵に集中してはいるものの、矢張りラネンターカムへの警戒心が胸中に重い翳を落としているのだろう。それはディレインにも大いに理解出来た。
「青の中指には大きな借りを作ってしまいましたが……ラネンターカムはどうにも……」
そこで言葉を濁したリディリディ。心配ではあるが、この局面ではどうにもならない。そもそも、緑の人差し指をどうこう出来る程の余裕は、今は欠片にも無い。
まずは中型樹木クリーパー白を確実に撃破すること。その一点だけで精一杯だ。
「おじさんも心配っちゃあ心配なんだよね。クライスさんに万が一があっても嫌だし……」
だが今は、信用するしかない。
その時、再び刃状の葉が渦を巻いて冒険者達に襲い掛かってきた。リディリディは竜巻状のエーテルでそれらを弾き返し、ディレインも盾を構えて事無きを得たが、前衛の三人には少なからず被害が出た。
ヴィルヘルミナとトーラが後方へ僅かに退き、ディレインによる治癒を受ける。
その間もローザリカは自力回復と鉄壁の守りで、中型クリーパーの脅威を身ひとつで受け続けていた。
「さぁ、仕切り直しです」
「槍状の根が左右から来ます! 皆さん、警戒を!」
ヴィルヘルミナとトーラは再び、前に出た。
中型樹木クリーパー黒は序盤から劣勢だが、白はまだまだ健在である。この戦い、容易に決着へと至ることは無さそうだった。
●深緑の怪物
タワーブレイン・エメラルドは矢張り、固有名を冠する大型クリーパーだけのことはある。
その攻撃力、耐久力は通常のクリーパーとは到底比べ物にもならない。だが、この場に参戦している冒険者達は同じタワーブレインの名を冠する別の個体の撃破に成功している。
つまり、初見ではない。
苦戦は必至だが、しかし追い詰められる程に手を焼くということは無さそうだった。
実際、壁エルフとして名を馳せ、絶対的な盾役として君臨するコルネリウス・アーラは、槍状の根による地中からの攻撃をいとも簡単に捌き、頭上から降りかかる刃状の葉や炸裂種子などは最初からその軌道を読み切り、味方の居ない方角に向けて衝撃刃で弾き返していた。
そして何より、盾役はもうひとり居た。ラネンターカムだった。
(緑の人差し指の、本気の耐久力を目にするまたとないチャンス……)
敵の攻撃を捌きつつ、コルネリウスは刃状の葉の乱れ撃ちを受けても、驚くべき回復力で平然と立ち続けている美貌の吸血鬼に内心で脅威を覚えつつ、同時にその回復力の限界を見極めようと必死だった。
如何にラネンターカムといえども、いずれは回復力が追い付かなくなる時が来る。それがいつ、どのタイミングなのかをその目に焼き付ける腹積もりだ。
そのラネンターカムに、呆れた様な声を投げかけていたのが、ナハティガル=ラーだった。
「ジルベルの次はラネンターカムか……シフト制なのか?」
「ほう? ジルベルめが、うぬらに手を貸したのか? わしは何も聞いておらなんだが」
幾分驚いた様子のラネンターカム。どこまで本音なのかは分からないが、ナハティガルが見るところ、恐らく本心なのだろう。
そのラネンターカムに対し、ナハティガルは根の攻撃ポイントを口早に伝えた。コルネリウスとの盾役二枚看板のうちの一方が倒れてしまっては、戦線が瓦解する。如何にメドゥの指先幹部とはいえ、今は休戦し、共通の敵に相対しているのだ。有益な対戦情報を伝えることには、何の躊躇も無かった。
しかし、ルアンナ・ミュラーはラネンターカムを完全に無視していた。
(今日のところは見逃して差し上げますけど……)
吸血鬼ハンターの彼女からすれば、日頃の討伐対象が今、背を向けて目の前に立っているのだから、最大の好機といえる。不意打ちを仕掛けるなら絶好のチャンスではあるが、しかしルアンナは敢えて自制した。
これだけの激しい戦闘中に妙なことをする余裕など、如何にラネンターカムといえども無い筈であろう。
それ程にタワーブレイン・エメラルドは圧倒的な強敵なのだ。
ルアンナは光弾の雨で様子を見てから、敵の防御の薄い箇所に目星をつけて立て続けに巨大な炎弾と光り輝く蝶の荒波を叩き込んだ。
これだけの火力を撃ち込んでも、敵はコルネリウスとラネンターカムのふたりに攻撃を集中させている。となれば、ルアンナにとっても今が前に出るチャンスだ。
「コモンブレイク、参ります!」
魔術師として前に出る稀有な存在、ルアンナ。その恐るべき至近距離からの一撃が、コルネリウスの傍らから容赦無く撃ち込まれた。
その様子を、ラネンターカムがぎょっとした表情で一瞥していた。
一方、この激闘の最中でアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトの鋭い眼光が、美貌の女吸血鬼に圧倒的な敵意と殺意を以て注がれていた。
(必ず、チャンスはある。その時まで、待て)
アルベルトはアリアとアンジェによる治癒術の完了を待ってから、再び前へと出た。つい先程まで大嵐無双剣を駆使して深緑の巨体を滅多打ちに切り刻んでいたアルベルト。だが流石にそれだけ剣戟を撃ち込めば、当然ながら反撃の刃が飛んでくる。
アルベルトは相当な負傷を負って一旦後退し、アリアとアンジェの治癒術を受けていたのだが、その間も彼はラネンターカムの動きをじっと観察していた。
「傷は、癒えました……もう、大丈夫です」
「また元気に、頑張ってきてちょー!」
アンジェとアリアに送り出されて、再び敵の間合いへと飛び込んでゆくアルベルト。その殺意は大型クリーパーだけでなく、ラネンターカムにも密かに注がれている。
が、今は仲間の誰も気付いていない筈だ。その時が来るまでは、アルベルト自身も自重する腹積もりだ。
ところが、そんなアルベルトに警戒の視線を送っている者が、ひとりだけ居た。
クライスだった。
●激闘の中の混乱
戦局が動いた。
中型樹木クリーパー黒が、轟音を響かせて昏倒したのである。
ハヤトとキオルティスの高速連撃で移動力を封じられた敵は、ルイド、レタラ、フリーダ、そしてロゼットらの集中砲火を浴び、見る見るうちに耐久力が削られていった。
「よし……俺は白に向かう。人手が足りないみたいだからな」
ルイドは刃を抜き身のまま下段に構え、中型樹木クリーパー白の激戦区域に視線を走らせた。あちらはまだ、決着に至る気配が無い。
「おう、頼むぜ。俺は大型の始末に入るわ」
そのルイドの背中を、ハヤトの声が追いかける。ハヤトのみならず、キオルティスとフリーダ、ロゼットといった面々もタワーブレイン・エメラルドとの戦闘に切り替える腹積もりだった。
一方、レタラは他の戦域に走らせていた相棒の栗鼠からの情報を吟味していたが、自身の異常状態付与射撃がより効果を発揮するであろう中型樹木クリーパー白への戦列参加が吉と出るであろうと判断。
「オレも中型の相手に廻る。皆の健闘を祈る」
ルイドの後を追う形で、レタラはもう一体の中型樹木クリーパーとの戦域へと駆けた。
「では、参りましょう。大型相手には盾役は何人居ても良いでしょうから」
「うん……コルネリウス達の負傷具合も心配だしね」
次いで動いたのはフリーダとロゼット。
このふたりは盾役と治癒担当のコンビとしては、非常に息が合っている。相手が大型クリーパーであっても、その連携は強力な武器となるだろう。
「中型が一体斃れただけじゃ、まだ凶暴化は始まっていないみたいだな」
ハヤトと共に駆けながら、キオルティスは深緑の怪物を冷静に観察していた。中型樹木クリーパー白が斃されてしまえばどうなるか分からないものの、今はまだ流れがこちらにある。
ここで先に大型を斃し切る方が、後々楽かも知れない。
だが、そのタワーブレイン・エメラルド戦では思わぬ事態が生じていた。
地中から現れた槍状の根による強力な攻撃が、ラネンターカムの豊満な体躯を貫いた。流石にラネンターカムもこの一撃を浴びてはすぐには動けない気配を示していたが、ここで予想外の動きを見せた者が居る。
アルベルトだった。
彼の携える剣の切っ先が、今にもラネンターカムの頭上に振り下ろされようとしていた。
「ラネンターカム! 貴様を信じるとでも思ったか!」
だがその直後、今度はアルベルトにとって信じ難いことが起きた。
コルネリウスが間に割って入り、アルベルトの剣を受け止めていたのである。
「……何を、考えているのですか!」
「邪魔をするのか。ならば、お前も敵だ!」
アルベルトは、ラネンターカムとの休戦は最初から成立していないものと考えていた。クライスは休戦に同意していない――アルベルトはそう解釈していたのである。
そして、ラネンターカムへの攻撃を邪魔する者も同じく、敵と見做す。アルベルトの瞳には、強烈な意思が宿っていた。
一瞬、空気が凍り付いた。ナハティガルもアンジェも、そしてアリアも、どう動くべきか迷った。
ところがクライスだけは何の迷いも無くアルベルトの傍らへと駆け寄り、中型クリーパーを一撃で葬る程の破壊力を誇る魔導障壁拳を振るった。
クライスの拳撃を浴びたアルベルトは声も無く、その場に崩れ落ちた。
一体何が起こったのか。誰にも理解出来ない。
しかしクライスは動じた様子など欠片も見せず、アンジェとアリアに振り向いた。
「アルベルトがタワーブレイン・エメラルドの攻撃毒にやられて正気を失い、敵味方の区別もつかぬ混乱状態に陥った。後方へ搬送しろ」
流石にコルネリウスも、これには驚きを禁じ得なかった。が、クライスは事も無げに続ける。
「そういうことにしておけ。事実を伝えれば他の味方にも混乱を招く」
ここで漸く、コルネリウスはクライスの真意を理解した。
そこへ驚きの表情を浮かべたフリーダ、ロゼット、ハヤト、キオルティスの四人が合流してきたが、コルネリウスはクライスに倣って鉄仮面を貫き、対クリーパー戦に集中する様にと仲間達に申し入れた。
そして、この様子をラネンターカムは幾分残念そうな色合いの笑みを浮かべて眺めていた。
●完全勝利
それから後のタワーブレイン・エメラルド撃破は、予想外に早かった。
矢張り中型樹木クリーパー黒を斃した面々が早い段階で合流を果たしたのが、何よりも大きかった。
コルネリウス、ラネンターカムに加えてフリーダが盾役として参戦し、防御は更に厚みを増した。そこに加えてハヤトとキオルティスという機動攻撃力がナハティガルとの連携による火力を更に増強。
如何に大型といえども、これだけの戦力が一気に加われば、それまでの均衡が破れることは当然といえば、当然の結果であっただろう。
「中型掃討が為ったのなら、もう手加減は無用だな」
ナハティガルの主導で、ハヤトとキオルティスはそれぞれ別方向からの四連撃を立て続けに撃ち込んだ。同時にクライスも、コルネリウスとラネンターカム、更にはフリーダが守りを固める正面から、格闘魔術の重い一撃を加える。
「大きいの、行きますよー!」
接近戦から再び後方での遠隔攻撃に切り替えていたルアンナが、大声で呼びかけてきた。
直後、爆炎が深緑の太い幹に襲い掛かる。更に立て続けに光る蝶の波が押し寄せ、大型クリーパーは今にも斃れそうな勢いだ。
ここで一気に、畳みかける。
コルネリウスとフリーダ、ラネンターカムもそれまでの防御重視から攻撃へと舵を切った。アリアとアンジェも前に出て、反撃を浴びた仲間達の回復に全力を注いだ。
やがて――タワーブレイン・エメラルドの巨体が、傲然と大地を震わせながら倒れた。
主が斃された所為か、中型樹木クリーパー白の動きが目に見えて鈍り始めた。
ルイドとレタラが参戦してきたことで幾分の余裕が出ていたが、これで更に勝機が見えたといって良い。
「もうひと息だ! 皆、頑張れ!」
盾役として懸命に耐えていたローザリカが呼びかけるも、一番大変なのは彼女自身だ。そのローザリカに、ヴィルヘルミナとトーラが笑顔を向けた。任せろ、というところであろう。
そこへきて、リディリディが更に攻撃魔法を仕掛ける手数を加速させた。
これだけの人数が揃えば、最早中型一体程度ではどうにもならない。それから程無くして、中型樹木クリーパー白も力尽き、その場に崩れ落ちた。
「暴れられる前に……斃し切れた様ですね」
ヴィルヘルミナがほっとした表情で、愛剣を鞘に収めた。
一方のトーラも、思いがけない形で自身の推測――中型を撃破されたタワーブレイン・エメラルドが凶暴化するという懸念――が外れたことに、安堵の吐息を漏らす。
そんな中で、ディレインだけは幾分心配げな表情を浮かべて、大型クリーパー撃破に至った戦域に視線を流した。
「あっちで、何かあったのかな?」
「さぁ……でも、ラネンターカムはもう、居ない様ですね」
ディレインに応じながら、リディリディは周囲を見渡した。
緑の人差し指は、タワーブレイン・エメラルドの撃破が為った直後から、姿を消している。休戦が解除されると同時に総攻撃を浴びる危険性を感じていたのかも知れない。
いずれにせよ、本格式凝黒装置搬送の廃村を拠点として確保するという任務は、無事に達成した。
冒険者達は今回も、重責を完遂したといって良い。
しかし、まだ全てが丸く収まった訳ではなかった。
●一難去って……
本格式凝黒装置の搬入が終わった廃村内。
その中の建屋のひとつに、冒険者達は休息の為に集まっていた。当然、その中には息を吹き返したアルベルトの姿もあった。
アルベルトはクライスに、疑問の眼差しを叩きつけていた。
「……何故、止めたのですか?」
「お前は、己の力だけでラネンターカムを斃せると、本気で思っていたのか?」
クライスの反問を、アルベルトは理解出来なかった。他の面々も、どういうことかと首を傾げている。
「奴の霧状化の速度は並みの吸血鬼の比ではない。ラネンターカムが神出鬼没として恐れられている所以は、一瞬で霧状化を完成させる能力と、霧状態に於ける疾風の如き移動速度だ。お前の剣が如何に速くとも、奴はそれ以上の速さで霧と化し、お前の剣戟を素通しさせてしまう」
それ故に、アルベルトの刃だけではラネンターカム討伐は絶対に為し得ない、という訳である。
「お前の剣が僅かでも奴に掠っていれば、その瞬間に奴は大喜びでクリーパー側に寝返り、俺達を攻撃しただろう。そうなればどうなっていたか」
ただでさえ敵は大型に加えて中型二体という圧倒的戦闘力を誇る編成だ。戦線は完全に拮抗していた。しかしラネンターカムが敵に廻れば均衡は崩れ、凝黒装置が全て破壊されていた可能性すらある。そうなればレイウェスト・バルダスの悲願たる帝都奪還作戦に大きな翳を落としかねない。
下手をすれば、レイウェストの貴重な兵である凝黒装置移送部隊にも甚大な被害が出ていただろう。
「そんな馬鹿げたことを平気でやらかす様な奴が、殿下の忠臣としてメアリー王女の近辺に居るのは論外だと、反集権派は嬉々として大騒ぎするだろうな。仮に俺が反集権派なら、正常な戦局判断すら出来ない危険な愚臣を手元に置いている殿下にはひとを見る目が無いとして、徹底的に叩きまくるだろう」
そうなればアルベルト自身が、敬愛するレイウェストを窮地に追いやることになるだろうし、反集権派は間違い無く勢いづくだろう。しかも、彼らの中には元々貴族派の連中が決して少なくない。即ち、裏でラネンターカムが糸を引いている可能性も大いにあり得るといって良い。
「まんまと奴らの思惑に乗せられおって……コルネリウスが咄嗟に動かなかったら、それこそ取り返しのつかんことになっていたぞ」
「けど……それじゃあラネンターカムを斃す手立ては無いってことなのかな?」
ディレインが渋い表情で訊いた。
これに対しクライスは、既に手は考えてあると応じた。
「ルアンナやリディリディ級の魔術師による範囲攻撃魔法で霧状化を阻止した上で、頭部を一気に破壊する。奴を仕留めるには、それ以外に方法は無い」
霧状化も決して万能ではない。広範囲に亘る超高温の熱に晒されれば、相応の打撃を受けることになる。ラネンターカム討伐には腕の良い魔術師の力が絶対に必要なのだ。
思わぬところで名前を出されたルアンナとリディリディは、驚きの表情でクライスを見た。
どうやらクライスの中では、ラネンターカム討伐の青写真はある程度のところまでは既に出来上がっているらしい。しかし、それは今ではない。まずは帝都奪還が最優先。メドゥの幹部討伐は、その後で十分だということの様だ。
数日後、深夜。
ラネンターカムは子吸血鬼セティア・オルストフ伯爵令嬢を連れて、討伐されたタワーブレイン・エメラルドの巨大な死骸を眺めていた。
「反集権派共の依頼は果たせなかったが、こやつを得たのだから、まぁ良しとするかのう」
ラネンターカムはセティアに描かせていた巨大な魔法陣の完成と同時に、死霊術を大型クリーパーの屍に仕掛けた。
すると――タワーブレイン・エメラルドの巨躯がゆっくりと立ち上がった。
「これからは、うぬはタワーブレイン・アンデッドじゃな。しっかり働いてくれよ」
屍蠍王、冥千将、グールクラーケン――数々の大型魔獣をゾンビとして従えてきた美貌の女吸血鬼は、今度は大型クリーパーをも己が下僕に従えた。
新たな脅威の誕生であった。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:標準17 / 4〜25人
2023年11月14日 11時59分42秒 公開
参加者
相談掲示板
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 ・・・今回も、メドゥの指先幹部との『共同作戦』か・・・ 気が進まない、というか今回は本当に信用できない。 これまでの、ラネンターカムの所業を思い出しても、全く信用できない。 今回の敵は、タワーブレイン・エメラルド(TBE)と中型樹木クリーパーとラネンターカムということか・・・ 俺は、ラネンターカムがアクバーさんに何か仕掛けないかを警戒することにするぜ。 メタな話をすると、革酎GMほどの方が短期間に2回続けて同じ内容のシナリオ(大型樹木型クリーパー1体と中型樹木型クリーパー2体を倒すためにメドゥの指先幹部と共闘する。そして、メドウの指先幹部は裏切らない。)を出すことは無いだろうと予想しているんだ。
目的はシンプルに「クリーパーを倒せ」ね。 最近あった「【帝国】タワーブレイン・クリムゾン」と 内容は似ているけど、今回は大型クリーパーに合わせて、 中型2体も倒さなければいけないから大変ね…厳しそう。 大型にはクライスさんとラネンターカムがあたるなら、 私たちは大型、中型に程よく分散しないといけないかしら? 敵: 大型クリーパー「タワーブレイン・エメラルド」 中型樹木クリーパー2体 友軍: クライス・アクバー 凝黒装置移送部隊(移送待ちの非戦闘員?) 共闘?: メドゥの指先幹部『緑の人差し指』ラネンターカム 状況: 戦闘現場(廃村周辺)に到着したところからスタート >ラネンターカムとの共闘 私は共闘自体は本当だろうと思う…不本意だけど。 前戦でジルベルは「『俺ら』は皇子に勝って欲しい」と 言っていたから、ジルベルとラネンターカムのことかなと。 レイウェスト皇子の味方になるというより、 皇帝ヨゼフや皇妃イダが勝者になって絶対者になると、 彼らにとって都合が悪いから手を貸す…のかなって。 もちろん警戒は止めないけど、そこに意識を向けすぎると 目の前のクリーパーを攻めきれず、負けることになりそう。 1度勝ってるから「勝てるだろう」って油断もあるしね。
>メドゥの指先(ラネンターカム)との共闘 俺は、無理だな。 メドゥの指先はこれまで散々人類に対してテロ行為を行ってきた連中だぞ。 これまで俺は何度も闘ってきたんだ。 俺の記憶が間違ってなければラネンターカムも、エーテル浄化者を吸血鬼にして色々やらかしたことを始め、人類に破壊行為を行ってきたんだ。 そんな連中を信じろだなんて土台無理な話だろ。 今回俺はTBEに攻撃を仕掛けつつ、アクバーさんと凝黒装置移送部隊をラネンターカムから護ろうと思っているぜ。 少なくとも、ラネンターカムの援護・支援は行わないことを宣言させてもらうぜ。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 クリムゾンのほうにも参加してたけど、中型を先に倒してたら大型が暴れて驚いたよね… 同じような性質を持っている可能性もあるし、分散したほうがいいのかねぇ。 となると、ヒーラーがもうひとり増えるかどうかで動きを変える必要がありそうかな。 信用する必要はないし、クライスさんも多分信用なんて微塵もしてないんじゃないかな。 向こうの注文は同じ敵と戦ってる間は背中を撃つなってことだから、それだけでいいと思うし。 なんならクライスさんにはラネンターカムと離れていてもらうってことはできるんじゃない?
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 クリーパーの能力については、クリムゾンの方と同じでしょうかね。 中型は、1体を暫くの間なら私一人で抑える事は出来ていましたが、かなり消耗が激しかったので…凝黒装置も護る必要がある事を踏まえると、戦力はしっかり割り振りと分担をしないと今回は少々厳しくなるかと思います。 >ラネンターカムとの共闘 認識としてはロゼットさんの仰るような方向性なのかなと私も考えています。 ジルベルの時はかなり協力的に動いてくれました分、ラネンターカムもそうとは言い切れませんけれど。 これに関しては、警戒は最低限とし私もクリーパーの対処になるべく集中したほうが良いと思っています。
ヒーラーのアリアが今回もお邪魔しますっ!(しゅっ よろしくだよー! 今回は防衛じゃなくて、装置の接地地点の事前掃討を行う感じ…で良いんだよねっ? 前回は攻撃バフをもっていったけど、今回は防御バフ重点のが良いのかなかなっ? アーラ氏も仰っている通り、前回の大型との交戦経験を見るに 半端な戦力では同時討伐は無理だよねぇ。 いっそ、序盤のエメラルド対応はあまり刺激せず抑えに留めて。 中型を過半数で一気に押して、それから大型をどっしり対応する感じのが良いのかなかなっ? >ラネンターカム氏 おぉー…あまり詳しくないけど複雑な関係の方が多いんだねぇ…? ならば、それこそ序盤はエメラルドの抑えに回って貰ったり…? 忙しくして貰えば、何かを仕込まれたりされる可能性も減るだろうし。
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! ラネンカータムについては向こうが不振な動きをしない限りは手を出さないと言うことで良いのではないでしょうか。 両方を相手にする余裕は無いでしょうし、利用する位の気持ちで。 クリムゾンと同じ可能性もありますけど、外見も違いますし何かしらの差はあるかと思います。 クリムゾンは中型が倒されると攻撃性が増してBSを弾きましたが、BSについては抵抗が上がったのか無効化能力を得たのかが分かりませんでしたね……。 エメラルドも中型が倒されれば何かしらの変化があるなら、そのタイミングへの注意はしておいた方が良いかもしれません。
キャスターのルアンナです。…またすごい相手が来ましたね。 ラネンカータムもクリーパーと戦っている間は流石に変な事をする余裕はないでしょう。 注意するなら終わった後ですね、凝黒装置を狙ったりして来ないか見張りたいと思います。
>休戦 そもそもアクバーさんは、はっきりと休戦に『同意した』訳では無いんだよな。・・・そういう事か。 ラネンターカムとは言え、TBE相手では無傷では済まないな。狙うならそこか。
ラネンターカムについて警戒・敵意は当然だと思うから、 「戦闘中に背中を撃つ行為はしない」だけ守る、でどうかな。 で、アリアの「先に中型、後に大型」の発言をもとに、 こんな感じの基本方針で、どうかしら。 >方針案 ・前半は大型を抑えに留め(防御重視)、中型2体を先に撃破する ・中型撃破後、強化?が考えられる大型を全員合流のもと撃破する ・戦闘中にラネンターカムの背を撃つ行為は止める(警戒は自由) (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 【その他】 凝黒装置移送部隊(モブNPC)(戦域の外、後方待機?) 大型を先に、という考えもあるのだけどラネンターカムは 大型に張り付かせておいた方が、まあ警戒もしやすいかなと。
No.12
キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします・・・。 私は前回と同じようにまずは中型に注力を行おうと思っています。 1体ずつといった形ですね。 ラネンターカムですか・・・。 えっと、依頼主のアクバーさんが不平を言っていないので、彼女については特段何かを行う予定はありません。 配置表には中型を便宜的にA・Bと分けますね。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ 中型B 【その他】 凝黒装置移送部隊(モブNPC)(戦域の外、後方待機?)
ラネンターカムはロゼットさんの仰るように「手を出さない」という共通認識があれば良いと思います。 既に手一杯の状態で敵を増やすのはリスクが高すぎますので…。 前半に大型を抑えるのでしたら、私は大型にいきます。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ 中型B
>大型・狂暴化・タイミング あー、確かにトーラ氏の言う通り中型の破壊がカギになってる可能性もあるかぁっ…。 どうしようねぇ。とはいっても大型先に倒すのも難しいかな? 取り敢えず、表明だけでも。 また先に大型倒そうとなったらそれはそれで! 大型が中型撃破で暴れ出すとして…中型後速攻掛けるにもボクは移動力に自信がないから、最初から大型の抑え手伝いに回ろうかな…? 最も人数が足りなければ中型に移れるけどっ。 スキルは「ハウリング・オブ・ブルーフレア」 【命中&回避&物理防御&魔法防御&抵抗上昇】と治癒強化4、ヒール3。 カバリングの為に【輝甲】。あと一枠悩み中。 それと、前回のタワーブレインクリムゾンの攻撃が物理っぽかったので挙動阻止に【光縛封】を。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ 中型B
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! >ラネンターカム こいつは信用する必要もねぇしこっちに危害を加える素振りがねぇ限りはほっといて無視でいーんじゃねーか? 上手いこと注意を引きつけといてくれりゃラッキーくれぇの感じでよ。 んで、方針は異論なしだな! 先に中型を片付けて大型に集中って流れで今の戦力配分から考えると俺は中型Bの方に回るとすっかな! (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ 中型B ハヤト
・・・俺は大型に向かう (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ 中型B ハヤト
ちょっと悩んだけど、現時点でのヒーラーの人数も考慮して中型に。 リディリディちゃんのサポートになるかな。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン 中型B ハヤト
現状、ヒーラー3名なら中型Bに行くのが良いかしら? (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン 中型B ハヤト ロゼット
>アリア >大型先に倒すのも難しいかな? 参加者の人数にもよるけど、クライスさんと…ラネンターカムの 戦闘力次第では、撃破スピードが大差なくなる可能性はあるかな。 あと描写や情報はないけど、大型クリーパーは大きさが5mを 超えることがあるから、「光縛封」の範囲を超えてしまって、 敵を囲えない時があったわ。気に留めてもらえると。
>ロゼット氏・方針 わーいっ、情報ありがとうございますーっ。 じゃあ光縛封よりは火力バフもしくはヒーリングオーラを持って行った方がシンプルになるかな...? 抑える...と言っても間違っても手が抜ける相手では無いし、とりあえず思いっきり当たって見て、やっぱり押し切れないor前回みたいな猛攻が来たら直ぐ防御態勢に入る感じで...!
悩みましたけど、前衛がいた方が良さそうなので中型Aに回りますね。 人数やクラスの偏りによっては変更も可能です。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ 中型B ハヤト ロゼット
ウォーリア、ルイド。良しなに。 ラネンターカムの扱い含め、挙げたもらった方針で俺も異論ねぇ。 ひとまず盾役として中型Bに入るが、調整必要そうならあとで移動なり役割変更なりするわ。 今んとこロングレンジカバリングで庇いつつ、回復足りねぇならヒールで多少は補いつつ、余裕ありゃ攻撃もする感じになるかと。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ 中型B ハヤト ロゼット ルイド
…あの、…アンジェ、です。ヒーラー…、です。 よろしく、お願いします…。(ぺこり) ええと、とりあえず、大型に…。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ 中型B ハヤト ロゼット ルイド
前回と同じく、大型に行きますね! (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ 中型B ハヤト ロゼット ルイド
……失礼。配置表に自分を入れ忘れるミスを犯した。 ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 サブアクションで回復しながら盾役が出来ればと思うので中型Aに邪魔しよう。 具体的には特性枠ではワイドヒールプラスとサイドヒールを持ち込み予定で、 他は装甲防御と攻撃技かなと思っている。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ ローザリカ 中型B ハヤト ロゼット ルイド
お、ローザリカちゃんが来てくれるのは助かるねえ。 それじゃあおじさんは、インフィニティロアと、あとはリジェネレーションかなあ。 あとは単体ヒールと単体バフで行こうかと。
>中型B戦 ハヤトの回避、ルイドの攻撃力を活かしたいから、 インフィニティロアの全強化を入れるつもりでいるわ。 追加で誰が増えても、全強化なら利益はあるでしょうし。 ルイドがカバリングを入れるなら、私も攻撃に参加するわ。 中型なら、私でも多少のダメージは通るでしょう。
>中型B戦 おう!ロゼットの支援があるなら心強ぇな! よろしく頼むぜ!! そんなら攻撃力を増せる様に疾風足&ブリッツクリーグも積んでってより削れる様に立ち回んぜ!!
>中型B戦 バフ助かる。なら、強化もらってから動くよう一文添えておくか。 その持続ラウンド中に片付けられりゃ、消耗も少なくできそうだな。 俺も耐久が削れない範囲で火力上げておくわ。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 それでは人数の足りない中型B戦に回る事にします。 とりあえず耐久に特化して持久戦重視で行こうかと。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ ローザリカ 中型B ハヤト ロゼット ルイド フリーダ
遅参申し訳ない。 シーフのナハティガル=ラーだ。――今回も宜しく頼む。 俺は大型対応に回ろう。 【宗波】で地中に隠れた『根』の動きを索敵して周知しようと思う。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ ナハティガル 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ ローザリカ 中型B ハヤト ロゼット ルイド フリーダ
出発前の参加ですが… ヴィルヘルミナです。よろしくお願いします。 私は中型のAに回りましょうか。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ ナハティガル 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ ローザリカ ヴィルヘルミナ 中型B ハヤト ロゼット ルイド フリーダ
出発直前の発言になってしまって本当にすまない。 シューターのレタラだ。宜しく頼む。 今回は中型Bに回ることにした。それぞれの無事の成功を祈る。 (配置表) 【大型対応】 クライス・アクバー(NPC) ラネンターカム(NPC) コルネリウス アリア アルベルト アンジェ ルアンナ ナハティガル 【中型2体対応(1体ごとに対応を分ける?)】 中型A リディリディ ディレイン トーラ ローザリカ ヴィルヘルミナ 中型B ハヤト ロゼット ルイド フリーダ レタラ