【呑竜】死の奇病と龍逓架【微獄】
革酎
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シナリオID:3178
オープニング
リーンエス王国は西方辺境伯領都に、激震が走った。
メドゥの指先が量産化に成功した龍逓架が都市部中央に持ち込まれ、既に稼働を開始している、というのである。
「こいつぁ、一体どういうことだ!」
深更、西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテは自邸の執務室で、護兵団長ダルヴィン・ケルソーがもたらした恐るべき報告に苛立ちを隠せない。
もし今、この町に幽界分樹が出現してしまえば、大半の市民が犠牲となる。
実はつい一週間前、ここ辺境伯領都は微細魔獣サキスロームによるものと思われる急性伝染病が突如として蔓延し、およそ八割の市民が病に倒れた。
幸いなことに、その特効薬たる微細魔獣ゾルケナラを十分な量で提供を受けたルーヴェンは、早速罹患者に投薬を行い、辛うじて事無きを得た。
しかしゾルケナラを提供した貴族派の大貴族カクタス・ラベネルガー侯爵は、ゾルケナラによるサキスローム駆逐には最低でも二週間を要する為、今回投薬を受けた全ての市民はその間は絶対安静が必要だと釘を刺してきた。
勿論ルーヴェンとしてはラベネルガー侯爵の念押しに対して否やと答える筈も無く、ゾルケナラ投薬を受けた全ての市民に対し、自宅での二週間に及ぶ絶対安静の指示を出した。
ところが昨日、王都グランスパーダから移送されてきた龍脈異常探知装置『状捜楔』を西方辺境伯邸内に設置したところ、いきなり龍脈の乱れが発生していることを検知したのである。
しかもその位置は、相当に近い。
改めて調べさせてみると、龍逓架が設置されたと思しき位置は、ラベネルガー侯爵が派遣してきたゾルケナラ投薬部隊の臨時宿泊所だった。
「まさか……サキスロームをばら撒いたのも、ラベネルガー侯爵なのでは?」
ダルヴィンが硬い表情で、低く呻いた。
ゾルケナラ投薬による市民八割の二週間に及ぶ絶対安静措置は、出現する幽界分樹からの緊急避難を封じる為の策だったのでは――ダルヴィンのその疑惑に、ルーヴェンは恐らく間違い無いだろうと低く応じた。
「やってくれたなラベネルガー……ゾルケナラ提供を持ち掛けてきたのも、最初からこれが狙いだったってぇ訳か」
リーンエス王家主導での集権派立ち上げに対抗すべく、龍逓架量産型による西方辺境伯領都壊滅を以て、その攻撃力を誇示する。
しかし、ただ都市ひとつを壊滅させるだけでは効果が足りない。その町に住まう大勢の市民を犠牲にすることで、幽界分樹の真の恐ろしさをまざまざと見せつけようというのが、ラベネルガー侯爵の目論見であろう。
「護兵団と漠兵隊からもサキスローム罹患者が多く出ています。龍逓架攻撃には十分な人数を揃えることが出来ません。よって、冒険者ギルドから戦力を募ります」
「そうしてくれ。俺はロレッタとエリニアを連れて、ひと足先に突入する」
かくして、西方辺境伯邸内はにわかに慌ただしくなってきた。
●迎え撃つ者達
西方辺境伯領都内、中央公園。
そこに設置されたゾルケナラ投薬部隊の臨時宿泊所は、いってしまえば巨大な天幕を張り巡らせた簡易バリケードの様なものだ。
その天幕の内部で、メドゥの指先が量産化に成功した龍逓架が不気味に明滅し、地下を走るエーテル流に幽界分樹を呼び寄せる為の信号を流し続けていた。
「幽界分樹出現には、どの程度の時間がかかるのですかな?」
ラベネルガー侯爵は龍逓架の傍らで呑気に寝そべっている痩身の老天陽師蘆屋 外伴に振り向いた。
蘆屋外伴はのっそりと立ち上がり、そうですなぁと禿げ上がった頭を掻く。
「最低でも、数時間は要すると聞いております。ここから帝都シルトラースまでは相当な距離が御座います故、丸一日程度或いはそれ以上は覚悟しておかねばならんかも知れませぬな」
そんなにも長いのですかと幾分の驚きを示したラベネルガー侯爵だが、しかし時間がかかるものは仕方が無いとして、すぐに頭を切り替えた。
「ご提供頂いた戦力……確か、妖怪といいましたかな。例の、牛鬼とやら」
「如何にも。熟練の冒険者でもそう簡単には斃せませぬとも」
牛の様な角を持つ人面魔獣で、首から下の胴部分は極大の蜘蛛の如き姿を見せる恐ろしい化け物だ。驚異的な突進力から発揮される一撃必殺の破壊力に加え、石造りの建物程度なら簡単に溶かしてしまう胃酸を吐きかけるという遠距離攻撃手段をも具えている。
そして何よりの武器は、驚く程の耐久力だ。その打たれ強さは並みの魔獣の比ではない、と蘆屋外伴は低く笑った。
「それがしも、微力ながらお手伝いさせて頂きます故、存分にお力を発揮なされよ」
「痛み入ります。このラベネルガー、久々に腕が鳴りますぞ」
授恵者としても高い能力を持つラベネルガー侯爵は、龍逓架破壊へと動くであろうルーヴェンとの戦いを、まるで心待ちにしているかの様な不敵な笑みを浮かべた。
「ところで、サキスロームとゾルケナラは、もう余剰分は無いということでしたが」
「然様……今回ご提供した分で、全てで御座います。今後は、これらの微細魔獣を用いた策は一切不可能となります故、どうかそのつもりで」
蘆屋外伴は、もう後には退けませぬぞと苦笑を滲ませつつ、静かに頭を下げた。
その時、黒ずくめの間諜がひとり、天幕内に姿を見せた。
過日、王都グランスパーダのバナハン魔術研究振興会で、研究員エルゼン・カナクを殺害したと目されていたラベネルガー侯爵配下の工作員ブラト・ケイズだった。
当初、ケイズはカナク研究員を殺害したのは別の誰かだと主張し、彼自身は非力な一般人だと装っていたが、今ここに現れた精悍な顔つきを見れば、あのケイズと本当に同一人物なのかと目を疑う者も居るかも知れない。それ程に、この場のケイズはひとりの戦士然としていた。
「西方辺境伯が、動きました。恐らくは冒険者ギルドから戦力を募って仕掛けてくるでしょう」
「良かろう。では迎え撃つとしようか」
ラベネルガー侯爵は愛用の剣を鞘から抜き払い、天幕を出た。
見ると、いつの間にか小山の様な黒い巨躯が天幕のすぐ横に居座っている。妖怪牛鬼だった。
「幽界分樹を謹んでお迎えする為にも、ここは何としてでも死守致しませんとな」
蘆屋外伴も二本の短刀を鞘から引き抜き、二刀流の佇まいで天幕から抜け出してきた。
ゾルケナラ投薬部隊として派遣されてきていたラベネルガー侯爵の私兵部隊も全員、武装を整えて迎撃態勢に入っている。
先の太信党との一戦以来となる領都攻防戦の火蓋がもう間も無く、切って落とされようとしていた。
解説
マスターより
リプレイ
闇に覆われた西方辺境伯領都。
微細魔獣サキスロームによって大半の市民が病床に伏せている為、各家庭から漏れ出る灯りは極端に少なく、町全体が眠りに陥っている様にも見える。
「今ここで幽界分樹が出現したら、全てのひとびとが脱出することも叶わず、命を落としてしまいますね」
路地裏の濃厚な暗闇の中で、コルネリウス・アーラは静かに息を呑んだ。
逆にディレイン・オールドケイジなどはその傍らで、珍しく怒気を含ませた調子で奥歯を噛み鳴らす。
「自作自演で病人を作り、演出に使う、か……流石のおじさんも、頭に血が昇るよね」
いつもは穏やかでマイペースを崩さないディレインに、ここまでいわしめたのは敵方の大将たる貴族派の大貴族カクタス・ラベネルガー侯爵。
現在は領都中央公園に陣取り、龍逓架の防衛態勢を築き上げていることだろう。
現在、ラベネルガー侯爵は件の中央公園をゾルケナラ投薬部隊の臨時宿泊所という名目で陣取っている。ここが今回の最前線となることは明白だった。
西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテが事前に聞いていた話では、投薬部隊の総数はおよそ30。この全員が今は武装蜂起して龍逓架の防衛に当たっていることは間違いないだろう。
だが、この人数だけで収まるとは到底思えない。
「これまでのことを踏まえると、天陽道の介入は想像に難くないでしょう。恐らく伏兵として、屍餓鬼が増援として加わる可能性は高いと考えます」
ジュスト・ヴェルジーからのこの進言を受けて、護兵団長ダルヴィン・ケルソーは歩を進めながら、頭の中で中央公園周辺の地形を思い描いている様子を見せた。伏兵が潜むならどこか、という点を彼なりに割り出そうとしているのだろう。
尚、冒険者達と合流する前に中央公園へと突入する構えを見せていたルーヴェンだったが、ダルヴィンが思いの他早い段階で冒険者達を引き連れて戻ってきた為、結局少人数での突入は取りやめとなっていた。
そこに加えてジュストのこの予測である。
先走って突入するという愚行に走らなくて良かった、とルーヴェンが冗談交じりに笑っていたが、実際は本心から胸を撫で下ろしていたかも知れない。
「屍餓鬼は吸血屍と同じく、襲わない対象を予め刷り込んだ状態で造り出される様です」
これまでの戦闘経験を踏まえて、ローザリカ・L・ディオールも助言を添えた。
周辺に居る人間を手当たり次第に襲うアンデッドなら然程の脅威でも無いが、ラベネルガー侯爵の兵力を無視し、こちらに対してのみ襲い掛かってくるとなれば、これは相当に厄介な伏兵になり得る。
ならばということでダルヴィンは他の面々に声をかけてから一旦足を止め、中央公園周辺の見取り図を取り出した。ルーヴェンが手近の民家の玄関先から借りたランタンに灯を入れるのを待ってから、ダルヴィンがディレイン、ジュスト、ローザリカの三人に、見取り図に示される周辺地形を徹底的に記憶して欲しいと告げた。
「どうだい? 天眼で認識することが出来る程度には、頭の中に入ったかな?」
「うん、十分だよ」
三人を代表して、ディレインが頷き返す。ジュストもローザリカも、その戦術眼で敵の伏兵や増援が飛び出してくる可能性のあるポイントを、ほぼ完璧に把握することが出来た。
これで準備万端。突入の態勢は整った。
「では……私が先頭に立ちます。最も突破し易いルートを割り出しますので、辺境伯閣下はそれまで少し、お待ち下さい」
愛用の剣を鞘から抜き放つコルネリウス。
目標たる中央公園は、もう目と鼻の先であった。
●牛鬼、再び
同じ頃、別ルートで中央公園に迫りつつあったロゼット、エル、リューイ=ヴァレンゴルト、エリニア・ストゥの四人は、前方に場違いな巨影が星明りの下で黒々とした体躯を覗かせていることに気付いた。
「あいつか!」
その姿を見た瞬間、リューイはその陰の主――牛鬼を相手取ることをほぼ瞬間的に決めた。
「この人数で斃し切るのは難しいから、持久戦に持ち込む必要があるわね」
ロゼットも、この直前までは幽界分樹を権力闘争の道具に使おうとするラベネルガー侯爵のやり方にあれこれと思考を巡らせていたのだが、恐るべき強敵の存在を前にして、一瞬で頭を切り替えた。少なくとも、今は目の前の敵に集中しなければならないだろう。
「ウィル……見張り、お願い、ね……」
相棒の狼の頭をそっと撫でたエル。狼はエルの意を受けて、別の路地へと走り去ってゆく。余計な被害が出てしまってからでは遅いから、そうなる前に潰せるものは先に潰しておこうというのがエルの考えだった。
仮に敵が人質を取っていたり、何も知らぬ市民が路上に姿を見せていたとしても、相棒の狼が先に発見してくれれば、それらの脅威を未然に防ぐことが出来る。こういう細やかな心配りが、重要な決戦での勝敗を左右することも珍しくないだろう。
「周りには、ラベネルガー侯爵の兵も居ないみたいね」
更に距離を詰めてから、ロゼットが牛鬼周辺の人員配置を素早く分析した。
牛鬼は単に図体が大きいだけの怪物ではない。その恐るべき突進力と、石造りの家屋をも溶かしてしまう胃液攻撃についてはラベネルガー侯爵側にも伝わっているものと思われる。
下手にその周辺に配置してしまえば、それらの攻撃の余波を喰らう可能性があることを、敵側も十分に理解しているのかも知れない。
「となると、事実上は奴との個別戦闘ということになる訳か」
過去に牛鬼との対戦経験があるリューイとしても、その方が有り難い。
余計な敵勢に邪魔をされれば牛鬼相手には相当厳しいだろうとの予測もあっただけに、あの化け物だけに集中することが出来るのであれば、今回で決着まで持ち込める算段を立てることも可能だった。
「エリニアは、ちょっと離れたところから支援をお願い」
ロゼットの指示に、冒険者としてはまだまだ新人の域を出ないエリニアは何度も頷き返した。その愛らしい面は幾分、緊張に強張っている。
そもそも妖怪という魔獣種に接するのも、今回が初めてなのだ。エリニアの緊張は、ロゼットが思わず苦笑してしまう程に気の毒な度合いを見せていた。
「大丈夫……周りに、ひと、居ない」
相棒の狼の視界経由で周辺状況を調べていたエルが、GOサインを出した。
「アレが公園から外に抜けて暴れ出したら取り返しがつかない。何とかここで封じ込めるぞ」
リューイが刃を煌めかせて、黒い巨躯へと駆け出してゆく。
そのすぐ後にロゼットも続いた。リューイとふたりで接近戦に立ち、少しずつ敵の攻撃力を削ぎ落としてゆく段取りだ。
ふたりが前に立つ間に、エルとエリニアで牛鬼の耐久力を削る。今のこの面子で考え得る、最も効果的な戦術といえるだろう。
やがて、牛鬼が迫り来るリューイとロゼットに反応し、その巨躯を翻した。この巨大な化け物との戦闘が、全戦線の開戦の合図となった。
●二重の陽動
ところが、牛鬼目掛けて殺到した影は他にも居た。
キオルティスだった。
(上手く、喰らいついてくれたね)
リューイとロゼットに向きかかった牛鬼の注意が、ほとんど一瞬でキオルティスが走り込む方向へと切り替わった。
牛鬼は角の生えた人面をキオルティスに向けて、粘り気のある胃液を吐き散らしてきた。が、キオルティスの機動力の前ではほとんど止まっているに等しい。
キオルティスは胃液攻撃を難なく躱し、僅かにも勢いを殺すことなく牛鬼の体躯上側を一気に駆け抜けていった。
同時にリューイとロゼットがそれぞれの第一撃を叩き込む。牛鬼はこの両者から完全に意識を逸らしてしまっていた為、ふたりの初撃は寸分違わず命中した。
「助かる!」
リューイからの謝辞を、キオルティスは背中で聞いていた。キオルティスの対牛鬼戦は、実のところ陽動でしかない。彼の本当の狙いは龍逓架だった。
そのキオルティスの前に、ラベネルガー侯爵兵数名が立ちはだかる。だがこれも、キオルティスの計算内だ。寧ろ、もっと集まって来いと内心で笑みを浮かべる。
キオルティスは確かに龍逓架破壊を担当していたが、龍逓架への攻撃そのものは寧ろベルク・オスマットがメインだった。キオルティス自身は龍逓架を目指すと見せかけ、その周辺の防衛兵力を引き付けておき、その隙にベルクが龍逓架破壊を達成するというのが基本線となっていたのである。
牛鬼への牽制もその一環であり、キオルティスが目立てば目立つ程、ベルクの隠密行動が容易くなるという算段だ。
事実、ベルクはラベネルガー侯爵兵の誰にも気づかれること無く、短時間のうちに防衛線をすり抜けて天幕へ接近することが出来た。
(さて……正面を引き受けて貰えるなら、我は迂回して裏から攻めるか)
潜入が叶えば、後はただ龍逓架を破壊して味方側に駆け抜けることを優先すれば良い。
ベルクの役割はシンプルだが、仲間の支援が無ければそれも難しかったかも知れない。
(破壊出来れば上々。破壊が叶わずとも、敵の意識をこちらに向けられれば上出来だ)
最終的に誰が破壊までこぎつけられるかは、重要ではない。要は、幽界分樹の出現を未然に防ぐことが出来れば、それで良いのである。
個人のスタンドプレイではなく、味方全員の最終目標を優先する。チームプレイとは、かくあるべし。
(まずは、あの天幕からだな)
閃光塗弾を手に取り、幾つかある天幕のうち、中央に位置する最も大きなものを目指して、陰から陰へと駆け抜けてゆく。
その徹底した隠密ぶりは、ラベネルガー侯爵兵達の目を完全に盗み切っていた。今のベルクを発見することは例え授恵者であっても、非常に困難であろう。
●先手必勝
コルネリウスが先陣を切ってラベネルガー侯爵兵の防衛線へと突入してゆく様を、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは若干距離を置いた位置で静かに眺めていた。
今、ハヤトの意識は防衛線そのものではなく、その周辺に潜んでいる伏兵の気配に対して向けられている。
(矢張り、居やがったか)
気配はひとつではなかった。
正確にいえば単独で動く人影と、そして別の位置で複数で群がる集団。
前者に対しては既にアルベルト・V・シュタールシュヴェーアト、アンジェ、ダニエル・ヘリントン、そしてロレッタ・レーゼンといった面々が向かっている。
であれば、ハヤトが対処すべきは後者。この群がり方や動き方から見て、恐らく生者ではないだろう。となると、アンデッドの群れか。
「天陽道が絡んでるなら、屍餓鬼一択だな」
あの化け物どもは、見た目とは裏腹に耐久力が高く、更に機敏な動きも見せる。下手に攻め込まれて後手に回れば中々厄介な相手と化すだろう。
こういう敵には、先手必勝で仕掛けるしか無い。
ハヤトは敵の伏兵がこちらに横槍を入れるよりも先に、自らが隙を衝く形で奇襲を仕掛ける策を取った。
(数はざっと、20ってなところか)
己の嗅覚を頼りに、町中に漂う不自然な死臭を探り当てた。中央公園に近い路地裏の一角に、所狭しと蠢く屍餓鬼の群れを発見。広い場所に出られれば完全に囲まれてしまうが、これ程狭い場所ならば、却って単独で動く方が有利となる。敵はお互いの距離が確保出来ない為に、満足な回避行動も取れなくなるからだ。
ハヤトは音も無く路地の隙間を駆け抜け、まずひとり、屍餓鬼共を操る反魂法師を背後から斬り捨てた。
「うるぁ! ブレイブファング傭兵団のハヤトだ! てめぇら、ここから一匹たりとも逃がしゃしねぇ!」
闇の中で刃を振るい、手近の屍餓鬼を一体ずつ確実に仕留めてゆくハヤト。
残ったもうひとりの反魂法師が慌てて反撃を指示するも、狭い路地では屍餓鬼共も数を有利に動くことが出来ず、一体、また一体とハヤトの刃の前に斃れていった。
「さっさと広い場所に出て仕掛けてくりゃあ良かったものを、下手に伏兵戦術なんて考えたのが仇になっちまったな!」
ものの数分と経たないうちに、ハヤトは半分近い数を一気に仕留めた。
敵を早い段階で半減させることが出来たのは僥倖だが、しかし逆をいえば敵の側も自由に動けるスペースが出来たという訳だ。
これでお互いの有利不利は完全に互角。
勝負はここからが本番だ。
ハヤトは腰に吊るした閃光塗弾に手をかけようとしたが、やめた。屍餓鬼共相手に視界攻撃を仕掛けたところで、然程の効果がある様にも思えなかったからだ。
「さあ来いよ。相手になってやんぜ」
刃を握ったままの右手を突き出し、指先で誘う様に挑発。
その煽りに乗って、屍餓鬼共が一斉に殺到してきた。
●浮かれる老人
天陽師蘆屋 外伴の参戦を、冒険者達は早い段階から予測していた。
事実、三人の冒険者と漠兵隊中隊長ロレッタが、その出現と同時に迎撃へと入った。
「蘆屋外伴! 貴様を倒す!」
全身から太陽光の如き黄金色の輝きを立ち昇らせるアルベルトが、黒衣の老人目掛けて一気に詰め寄り、稲妻を思わせる鋭い剣戟を叩き込んだ。
だが、手応えが無い。
アルベルトが切り捨てたと思った老人の影は、霞と化して消えた。天陽道が用いる術には幻影の如き分身術があると聞く。アルベルトは、その幻影を斬った過ぎない。
「まずは目に見えている数を減らそう」
ロレッタの助言を受けて、アルベルトは手近に居る蘆屋外伴の複数の姿を手当たり次第に斬り始めた。
時折、あらぬ方角から飛んでくる刃という反撃を喰らったが、ダニエルとアンジェが手早い治癒術で被害を最小限にとどめた為、アルベルトとロレッタは然程気にすることも無く、蘆屋外伴の分身を次々と消してゆくことが出来た。
しかし分身の中には必ず、本体が居る。
幻影だと思って突き込んだ刃が躱され、鋭い蹴りが返ってきた時には危うく態勢を崩されそうになった。
「皆さん、援護します!」
蘆屋外伴の蹴りを喰らって弾き飛ばされたロレッタに、ダニエルが素早く駆け寄った。ロレッタが腹に受けた打撃は思いの他深く、治癒術無しでは戦列には復帰出来ない程の破壊力を見せつけていた。
「これまで天陽道の犯した罪を償ってもらうぜ!」
ロレッタに蹴りを叩き込んだ態勢の蘆屋外伴に、アルベルトの回避不可能な一撃が迫る。
だがそれよりも速く、突然劫火の壁がアルベルトの目の前に立ちはだかった。天陽師が得意とする火遁法だった。
カウンターとなって出現した炎の柱に焼かれまいと身をよじったアルベルトは、劫火に全身を焼かれるという悲劇は辛うじて免れたが、代わりに必殺の一撃を相手に躱された。
直後、アンジェが素早くアルベルトの後方に駆け寄り、僅かに負った火傷を癒す。
「軽い火傷でも、積み重なると重傷になります……」
いつもの様に己の為し得ることだけに専念し、集中力の維持に懸命となっているアンジェ。彼女の支援が無ければ、如何にアルベルトといえども手痛い反撃は免れなかっただろう。
「済まん、助かった」
「いえ、いつでもお助けします」
ロレッタもダニエルに送り出される格好で戦列に復帰した。彼女の鋭い太刀捌きがあれば、何とかこの強敵を斃すことが出来る筈だ。
アルベルトはアンジェの回復支援に全幅の信頼を置きつつ、ロレッタと肩を並べて蘆屋外伴と相対する位置を取った。
「良い腕を持っておられる。儂も久々に、全てを出し尽くすことが出来るというもの」
対する蘆屋外伴は、どこか満足げな調子で薄く笑った。
まるで、この戦いを楽しんでいるかの様に。
●ラベネルガー侯爵
夜の中央公園内とその周辺で、怒号と乾いた金属音の連鎖が嵐の様に吹き荒れている。
ラベネルガー侯爵兵が張り巡らせた防衛線に、コルネリウスやルーヴェンといった接近戦兵力が真正面から突入し、一気に乱戦へと雪崩れ込んだのである。
中衛としてはダルヴィンとローザリカが前衛のふたりを支援し、後衛の位置ではディレインが回復主担、ジュストが攻撃支援主担としてそれぞれの力を振るっている。
一方、ラベネルガー侯爵兵は基本的には全員が一般人であり、武器を振るう以外に然程の技能は無い。
その為、コルネリウスひとりで三分の一を超える敵兵を一手に引き受け、ジュストの攻撃魔法による牽制で包囲戦を許さぬという戦術が見事に機能し、少しずつ冒険者の側が防衛線内へと押し込み、ラベネルガー侯爵兵を圧倒し始めていた。
(これだけの数……ですが私も壁エルフ、そう簡単には崩れません)
コルネリウスは腹の底で気合を入れ直し、更に守りを固めた。
しかし、ラベネルガー侯爵もそう簡単には終わらせない。
天幕のひとつから、黒い戦闘衣を纏ったブラト・ケイズが飛び出してきて、後衛位置のディレインとジュストに奇襲を仕掛けてきたのである。
幸い、伏兵の存在を最初から警戒していたローザリカがすぐさま後方へ退き、ケイズの刃からふたりを守り抜いた。ディレインは他の面々に治癒術や戦力強化等の支援術を仕掛けた直後ということもあって即座に反応は出来なかったから、ローザリカによる防御は大いに助けとなった。
「助かったよ……おじさん、包囲には気を付けてたけど、後ろからの奇襲はちょっと頭に無かったかな」
申し訳無さそうに頭を掻くディレインだったが、ローザリカは気にするなと笑いつつ、ケイズの攻撃を難無く捌き切っていた。
「でも、スケープセイントは辺境伯閣下かダルヴィン卿の為に取ってあるから、何かあったら自分の身は自分の身で守ってくれるかな」
ところが、ローザリカのその台詞に反応したのはジュストの方だった。
「ちょっと待ってくれ、ロゼ……スケープセイントを使うつもりだったって?」
「あ、いや、まぁ、説教は後だ、ジュスト。今はこの戦局を乗り切ることだけを考えよう」
ジュストもルーヴェンやダルヴィンといった王国でも重要なひとびとの命に代わりは利かないことは、重々承知している。
だが例えそうであっても、そういったひとびとの為にローザリカが自らを犠牲にしようという考えを持っていたことには、矢張り正直にいえば、待ったをかけたい。
王国の行く末と最愛の女性のどちらを取るかと問われれば、後者を取るというのがジュストの偽らざる心境だっただろう。
そういう反応が返ってくることが分かっていたからこそ、ローザリカもここまで敢えて黙っていたのだが。
「やれやれ、見せつけちゃってくれるなぁ……おっと、そんなこといってる場合じゃなかったな」
ディレインは慌ててコルネリウスの回復支援に入った。
流石にこの人数、如何に壁エルフといえども無傷で済ませることは不可能であろう。
そうして、乱戦に更なる強者の気配が飛び込んできた。
ラベネルガー侯爵である。
「辺境伯閣下、いつぞやの続き……お手合わせ願おう」
「ラベネルガー! お前さん、本気で幽界分樹なんぞ呼び出すつもりか!」
コルネリウスやダルヴィンが手勢を相手に廻す間に、ルーヴェンとラベネルガー侯爵が一騎打ちの構えに突入した。
いずれも、若い頃から授恵者として腕を磨いてきた。その技量は、この場にいる他の冒険者の誰よりも優れている。彼らの戦いぶりは、平時であればやんやの喝采を浴びるところであろうが、この局面に於いては命を削り合う死闘に他ならない。
今宵の戦局は、いよいよ佳境を迎えようとしていた。
●牛鬼撃破
最初に決着へと至ったのは、屍餓鬼共の乱入を未然に防いだハヤトだった。
開けた場所に出られてしまえば包囲された挙句に苦戦を強いられたところであろうが、先に奇襲を仕掛けたことで主導権を握り、敵の数を一気に削り尽くした。
狭い場所での機動戦闘は、寧ろハヤトの真骨頂ともいえる。刃のみならず、蹴りをも加えた変幻自在な攻撃で次々と屍餓鬼を討ち斃し、そして最後には反魂法師をも仕留め切った。
「よし、次は……」
ハヤトは返す刀で、別の戦闘地点に視線を巡らせた。
近いのは、牛鬼だった。
「まずはあっちから仕留めるか」
正直なところをいえば龍逓架破壊や蘆屋外伴撃退にも向かいたいところであったが、周辺への被害が最も大きくなる可能性が高いのは、矢張り牛鬼だ。こいつを早めに何とかしなければならない。
その牛鬼は、リューイの負傷を気にせぬ猛攻で大いに耐久力を削られ、相当に弱っている。
ここまでロゼットに長い脚を破壊され、顔面には強烈な一撃を浴び、攻防両面で弱体化を余儀無くされていた牛鬼だったが、リューイが間近で振るう刃に巨体を徹底的に切り刻まれ、全身から黒い鮮血を溢れさせる様になっていた。
「ここだ!」
牛鬼の動きが大きく鈍ったところで、リューイが目にも留まらぬ速さの剣戟を叩き込んだ。
蓄積した打撃によって動けなくなった牛鬼は、最早ただの巨大な的だ。遠隔から矢で射抜くのも、雑作の無いところであろう。
「もう、少し……あと、ちょっとで、斃せる……」
それまでは胃液攻撃への回避も念頭に入れていたエルだったが、ここで攻撃専念に舵を切った。一気に押し切れば勝てると踏んだのだ。
エルの方針変更に、エリニアも歩調を合わせた。ふたり揃って強烈な鏃を次々と撃ち込み始める。
更にそこへ、ハヤトが参戦してきた。
「このまま、一気に畳み掛けるわよ!」
ロゼットも同じく、攻撃に全てを集中させた。ダメージコントロールは、この時点では不要と判断した。今は回復に時間を割くよりも、攻撃の一手に専念した方が良いという訳だ。
そして遂に、黒い巨躯は動かなくなった。
負傷を無視して一気に攻め切った為、冒険者達も全身傷だらけではあったが、もうこれ以上の負傷の心配は無いだろう。
敵は、死んだのだ。
「……ウォーリアとして、前衛での戦いの経験も積んできた。これくらいは」
成し遂げて当然――リューイの面には、僅かながら満足げな色が漂っている。
しかし、龍逓架の破壊は未だ成っていない。中央公園全体での戦いそのものが終結した訳ではないのだ。
「エリニア、ハヤト、エル……余裕あったら、他の支援にも廻ってくれる? 私はリューイの傷を治してから合流するわ」
ロゼットの指示に、三人は頷き返すと同時に他の戦線へと走った。
●最期に得た幸せ
最大の戦力が、冒険者の前に屈した。
その事実から形勢不利を悟った蘆屋外伴だったが、しかしアルベルトとロレッタの攻撃から退くという素振りは微塵にも見せなかった。
ダニエルとアンジェの徹底した治癒支援もあり、ふたりの前衛は総力を以て蘆屋外伴に猛攻を仕掛け続けている。
そして遂に、アルベルトの刃が蘆屋外伴の肩口を貫いた。
次いでロレッタの刀が脇腹を深々と切り裂く。しかし蘆屋外伴は僅かに皺深い面を歪めただけで、苦痛の色は一切見せなかった。
「貴様……まさか」
アルベルトは剣を構えたまま、僅かに距離を取った。
蘆屋外伴は全てを見抜かれたと察し、苦笑を滲ませつつその場に胡坐をかいて座り込んだ。
「いつからだ?」
「もう一年程になりましょうか……御館様からは、悔いの無き様にと仰せつかっております」
この老齢の魔人は、不治の病に侵されていた。そしてその寿命も、間も無く尽きようとしていたらしい。これ程の傷を負って尚、苦痛を感じないのは、その肉体が生者としての機能を失っている証拠だった。
「最後の最後で、素晴らしいお歴々と刃を交わすことが出来申した。厚く御礼申し上げまするぞ」
病に侵され、ただ朽ち果てるのを待つだけの人生は、天陽師として最も我慢がならない。
だからこそ敗北を覚悟した上で、戦いの中に死を望んだ。
やがて、蘆屋外伴は座り込んだまま動かなくなった。
笑みを滲ませたまま、老人は静かに最期を迎えていた。
「あれ程の技量……使い道さえ誤っていなければ、今頃は冒険者として大成していたかも知れませんね」
ダニエルの神妙な声音に、アルベルトは何ともいえぬ表情を返した。
天陽道は、冒険者の側から見れば確かに悪の権化だ。しかし、天陽師として生きる道以外に選択肢が無かったのは、蘆屋外伴個人の罪なのか。
その様な運命を課せられ、逃げ道すら失われた男に、責めを強いることは出来るのか。
「考えるのは、後にしましょう……龍逓架は、まだ、破壊されていませんので」
アンジェのひと言に、アルベルトもダニエルも、そしてロレッタも頷かざるを得ない。
今は兎に角、幽界分樹の脅威からひとびとを守らなければならないのだ。感傷に浸っている余裕は、欠片にも無かった。
ところが、天幕内部に潜入を果たしたベルクとキオルティスは、漸く発見した龍逓架に違和感を覚えた。
「……これは、本当に動いているのか?」
「一応、信号自体は出ているみたいだけど」
既に龍逓架の基本構造自体は冒険者ギルドでも共有されている為、ベルクとキオルティスにも、幽界分樹を召喚することが可能な状態であるのかどうかは、少し調べればすぐに分かる。
ベルクが不審に思ったのは、この龍逓架が増幅器を作動させていない点だった。
「まぁ兎に角、破壊してしまおう」
今は考えるよりも、行動が先だ。
ふたりは微妙な表情を浮かべつつも、解体作業に入った。
●時代を見据えた覚悟
そして、ルーヴェン対ラベネルガー侯爵の戦いにも、決着が訪れた。
流石に西方辺境伯を任されるだけのことはあり、ルーヴェンの剣技が一枚も二枚も上手だった。彼は徹底的に攻め続け、そして遂にはその切っ先でラベネルガー侯爵の右胸を貫いたのである。
ラベネルガー侯爵は苦悶の表情ながらうっすらと笑みを浮かべ、
「実に、お見事でした……」
とのひと言を添えて、その場に仰臥した。
主の死を受けて、ラベネルガー侯爵兵らは一斉に自らの喉を掻き切り、その場に屍の山を築いた。但し、ケイズだけは例外である。彼はラベネルガー侯爵の遺体に一礼してから、懐から一枚の紙片を取り出した。
「辺境伯閣下、我が主の遺言に従い、こちらを進呈致します」
それは、龍逓架を秘密裏に入手している貴族派貴族達のリストだった。勿論王国内全ての貴族派を網羅している訳ではないが、ラベネルガー侯爵は己の力が及ぶ限りで、何とかこのリスト上の貴族達を把握したらしい。
「何故、この様な物をラベネルガー侯爵が、辺境伯閣下に?」
驚きを禁じ得ないコルネリウス。これに対しケイズは努めて無表情に、淡々と応じた。
「ラベネルガー侯爵は王国の今後を占う意味で、敢えて今回の動乱を企てました。自分達が勝つならば集権派に未来無し。しかし破れるならば、それが王国の未来の潮流になるのだろう、と」
まさかと言葉を失うコルネリウス。ジュストとローザリカも、信じられぬとばかりに顔を見合わせた。
だが、そこへ現れたベルクとキオルティスの説明で、その真意が嘘ではないことが分かった。
「ラベネルガー侯爵は、最初からこの町のひとびとを犠牲にするつもりは無かった様だね」
キオルティス曰く、ここに設置された龍逓架は増幅器が作動していなかった。その為、幽界分樹は絶対に呼び出すことは出来なかっただろう、とも付け加えた。
「微細魔獣については、ご安心下さい。ラベネルガー侯爵がメドゥの策に乗る体を装ったことで、彼らから全てのサキスロームとゾルケナラを回収し、そして処分しております。もう二度と、あの様な悲惨な病魔がひとびとを襲うことはありません」
「けど、その為にエルゼン・カナク研究員を殺害したのは、少しやり過ぎだったんじゃ?」
ディレインが訝しげに問いを重ねた。これに対してもケイズは、僅かに苦笑を滲ませる。
「この世に、エルゼン・カナクという男は存在しません。それは私が潜入調査時に使用する偽名です。私が殺したあの男は私の偽名を騙ってバナハン魔術研究振興会に潜入していた、メドゥの工作員でした」
そこで言葉を区切ったケイズは、その場に突然崩れ落ちた。
そして、動かなくなった。
「駄目だ! 早まるな!」
慌ててローザリカが駆け寄った時には、ケイズは絶命していた。ルーヴェンにリストを手渡した時点で、既に毒を服用していたのだろう。
しかし、何故ラベネルガー侯爵も、そしてこの場に居る彼の私兵達も自死という選択をしなければならなかったのか。
「……ラベネルガーの家と血筋を絶やせ、という訳だな。己の家を見せしめにして、集権派に楯突けばどうなるかということを世間に知らしめろってことか……何とも嫌な役を押し付けやがる」
ルーヴェンは渋い表情で、ラベネルガー侯爵とケイズ、そして彼の兵達の遺体をじっと見遣った。
メドゥの幹部や天陽道さえも手玉に取り、そして己の寄り子貴族や同胞貴族達の未来を守る為に、敢えて汚名を被って命を懸けた男達。
ラベネルガー侯爵はもともと天涯孤独の身だった。僅かな親類も全て離縁し、侯爵家としての血筋は彼ひとりのみ。つまり、今回の騒乱で悲しむ者はせいぜい、家令や家士ぐらいだろう。だからこそ、自家取り潰しというリスクを背負った強硬策が可能だった。
余りに苛烈で、余りに王家を思い遣り過ぎる男達だった。
彼らこそ王家と集権派の、真の味方だったのかも知れない。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い13 / 4〜25人
2023年09月03日 16時14分42秒 公開
参加者
相談掲示板
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 そろそろ蘆屋外伴を倒して天陽道にダメージを与えておかないといけないよな。俺は、蘆屋外伴に向かうぜ! (とは言え、蘆屋外伴の存在を『知らない』訳だが・・・)
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 友軍と敵が多いから、下に書かせてもらったわ。 私設兵団は詳細不明だけど、侯爵の護衛に付きそうね。 伏兵の屍餓鬼は生きた人間を選ばず襲う習性だったから、 私設兵団が減ってからの、途中での加勢かもしれない。 伏兵は暴く(索敵する)べきかしら? 私は、希望が偏ったら考え直すけど、 妖怪牛鬼か、天陽道側の対処にまわろうかな。 友軍への要請もあれば、決めていかないとね。 >目的 敵戦力撃破、龍逓架破壊 >友軍 西方辺境伯ルーヴェン 漠兵隊中隊長ロレッタ 護兵団長ダルヴィン 護兵団員エリニア >敵 ラベネルガー侯爵、侯爵私設兵団 蘆屋外伴、妖怪牛鬼 反魂法師2名+屍餓鬼20体(伏兵*PL情報)
キャスターのジュストだ、よろしく。 今の所辺境伯らと一緒に侯爵とその配下の私設兵団を討つのを主体にしようかなと。 範囲攻撃魔法より、O召喚系で敵群の足止めや連携妨害を優先する予定だ。 天陽道の伏兵である屍餓鬼対応も視野に入れている。 強敵に対する決定打には欠けるので、その辺りは他の人に任せたいな。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 我は龍逓架破壊を最優先として回り込みを図るとしようか。 問題は外伴が出てきた場合はどうするかだが((
ヒーラーのローザリカ、よろしくたのもう。 僕も、対ラベネルガー侯爵で辺境伯ら友軍への回復支援含め動けたらと思っている。 後々囲まれたり奇襲を仕掛けられると具合が悪いことを考えると 伏兵は探しにでてもいいかもしれないが…… 現状だと人数に不安があるから悩ましい気はしたかな。警戒は勿論したい。
エル、です。…シューター、です。 どうぞ、よろしく。 …行先、は、特に、希望はない、から。少ない所、に…。 攻撃の合間、に、龍逓架とか伏兵とか、捜波、で、探せたらいい、かも、です。
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 取り急ぎとなりますが、私は侯爵と私設兵団の対処へ回りたいと思っています。
人手が限られる以上、強敵は引き付けに徹して、 ベルクのように迂回しての龍逓架破壊も作戦なのだけど 天幕を開けたら屍餓鬼だらけ、というオチもあるのよね。 伏兵に対しては、誰かが専門であたるのでなく各自が 「自分のところかも」と思ってもらうしかないかしら。 >友軍4名 彼らには、何をお願いしようかしら。 敵がどこも強力で、重要人物も多いだけに 気軽に手助けをお願いしづらいのだけど。 >敵対応・その他予定 ・ラベネルガー侯爵、侯爵私設兵団 ジュスト、ローザリカ、コルネリウス ・蘆屋外伴 アルベルト、 ・妖怪牛鬼 ロゼット、 ・反魂法師2名+屍餓鬼20体(伏兵*PL情報で位置不明) ・その他 ベルク(龍逓架破壊を優先として迂回を試み) エル(遊撃、龍逓架や伏兵を捜波で探索)
>伏兵 認識はロゼット殿に同じく。 故に単独行動時遭遇した場合は一時撤退することも考えておいた方が良いかと思う。 >友軍四名 開始時点で解っている敵はラベネルガー侯爵と侯爵私設兵団だからメインはそちらで良いと思う。 天陽道対応の手が足りなさそうなのでロレッタ殿やエリニア殿にはそちらの支援に回って貰うのも良さそうだけれど。
ウォーリアのリューイだ。 現時点で牛鬼に向かう人が少ないようなので、そちらに向かうつもりだ。 以前の依頼で牛鬼との戦闘経験もあるし、回避主体ではあるが耐久力にも、それなりに自信がある。 他の方の援護等もあれば、何とか渡り合えるかなと。 よろしくだ。
…あの、遅くなりました。…アンジェ、です。ヒーラー…、です。 よろしく、お願いします…。(ぺこり) ええと、まだヒーラーがいないのは、蘆屋外伴さんのところ…? そこに、行ってみます。回復専業ですけど…。
>友軍4名 ルーヴェン様とダルヴィン様に侯爵戦への加勢をお願いして。 ロレッタとエリニアなら、ロレッタの方が実戦経験は多いと 思うから、ロレッタに外伴の抑えを手伝ってもらって。 エリニアには牛鬼戦の援護をしてもらうのが良いかな? >リューイ よろしくね。牛鬼は攻撃や防御、生命は高そうだけど、 命中は少し低め(攻撃を外していた)かな?と思うから 回避主体で削るか、抑えておければ良いなと。 >アンジュ アルベルトと、ロレッタ(NPC)もウォーリアだから、 彼らを前衛に、回復専業でも助かると思うわ。 >敵対応・その他予定 ・ラベネルガー侯爵、侯爵私設兵団 ジュスト、ローザリカ、コルネリウス ルーヴェン(NPC)、ダルヴィン(NPC) ・蘆屋外伴 アルベルト、アンジェ、ロレッタ(NPC) ・妖怪牛鬼 ロゼット、リューイ、エリニア(NPC) ・反魂法師2名+屍餓鬼20体(伏兵*PL情報で位置不明) ・その他 ベルク(龍逓架破壊を優先として迂回を試み) エル(遊撃、龍逓架や伏兵を捜波で探索)
遅くなって申し訳ない。シーフのキオルティス。今回は宜しくね。 俺は、牛鬼か下伴に当たると見せ掛けて龍逓架を狙ってみようか、と。 ベルクさんが裏(回り込み)からなら、俺は表から、って感じかな? 撃退もしくは討伐してしまう方が重要だと言うのなら、どちらかに 入ることも視野には入れているよ。 ところで、敵としては上がっていなかったけれど、ブラトも敵として 現れる可能性があるのかな…その場合、下伴のサポートだろうか。
>行先 わたし、は…。 どっちかというと、耐久力が高い、牛鬼、に、行く方が、いい、です…?
牛鬼戦は前衛にまわって、回復で支援するわね。 プレイングは出したわ。後は現地で。 >キオルティス ブラトは侯爵の配下だから、居るとすれば私設兵団かな。 私はそこの一員か、ワンランク上のリーダーかと思ってたわ。 >エル どこも楽ではないから、自分に合った場所で良いんじゃないかな。 両者のイメージは。 外伴:体術、魔法に長けた高レベル万能型。防御は回避が主? 牛鬼:攻撃、生命、防御が高そう。耐久力が異常らしい。 こんな感じかな。両者とも飛び道具あるから後衛でも気をつけて。
滑り込みでごめんねー。 ヒーラーのディレイン・オールドケイジ、よろしく。 侯爵のところ、相手の数もこちらの前衛も数が多いみたいだから、その補助に回ろうかなって。