【豊穣】収穫祭はどこでやる?【ソーレ】
紀藤トキ
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シナリオID:2523
オープニング
「あれから、エーテル浄化者の事やら祭りの事など、ワシらも勉強した。あの時は、あまり感謝もできず、すまんかった」
「いえ、そんな。頭をあげて下さい」
初夏、帝国からの依頼でタントと冒険者達が儀式の為に訪れたデリス村では、あれから作物の育ちも悪くなく、こうして先方の村長がソーレ村へ出向くほどには感謝しているらしい。自分の親ほどの年齢の村長に頭を下げられ、ソーレ村の村長のボウノは恐縮しきりであった。
「巫女様にもお礼を申し上げたかったんだが、おられぬなら仕方がない。きっと他の村を飛び回っておるのだろうな」
「ははは、そんなところです」
冒険者達の機転により、デリス村の住人は『巫女』ことエーテル浄化者が誰であるのかを勘違いしている。あの時に巫女っぽい雰囲気で祭りに参加していたのは実は冒険者の一人。実のところを言えば、すぐそこで花に水をやっているボウノの娘、六歳になる少女タントが、この村のエーテル浄化者であった。エーテル浄化者は、今後の帝国の土地の困窮を思えば狙われる可能性が高いと踏んで、真相を隠したのだ。今のデリス村の村長からは悪意を感じないが、悪事を企む者はどこにいるとも限らない。
「して、今回はお礼だけでなくお願いにも上がりました。我が村の収穫前の祭に、巫女様に来ていただきたい。……というより、ご希望であればこちらの村の皆様全員を招待したいと思っております」
ソーレ村はまだ発展途上、と言えば聞こえは良いが村の住民の構成は歪。男女比もばらばらで、子供は一人しかいない。ならばいっそ、デリス村と相互に行き来をして、なんなら希望者は移住もすればよいという申し出だ。
「空いている耕作地も、希望者がいれば差し上げましょう。いやいや、正直に言って、それくらいしてでも巫女様を身内に取り込みたい、というところです。ソーレ村とはただの近隣の村と言うよりも親しいお付き合いをしたい。が、ウチから出せるものなど特にありませんでなあ……」
「そ、それは。何と言うか、ありがたいお申し出ではありますが、村の皆とも相談したく」
「はい、それはもう。今回は日取りをお伝えしようというだけですので」
最後まで丁寧に、デリス村の村長一行は去っていった。ボウノはさっそく、村の指導者層を集めて相談を始める。今の所、相談役になっているのは自警団長的存在のアロイス、駐留軍人のハンス、それに商店を営むロッコとコロネ夫妻の四名だ。代官の家の出という少女リースも相応しい教育は受けているのでは、と冒険者達の一部が指摘していたが、彼女は今のところは移住者の一人として振舞っていた。
「俺達は、あのお嬢ちゃんが住む場所を守るのが任務だ。それ以外の事は、村で決めるべきだろう」
「それは。はい、そうですよね」
まず、ハンスは不干渉を宣言した。実は、彼と彼の率いている20人ほどの隊が、現在のソーレ村では最大の集団である。ついで、元アロイス隊であった15名、移住者8名、最後に元からのソーレの住人であるボウノとタントの親子2名が、現在のソーレ村の住民構成だ。人数のほとんどを占める、現と元の軍人が男性であり、移住者が夫婦一組、恋人一組、未亡人二名と未婚の少女二名なので、デリス村の村長の言う通り男女比は滅茶苦茶であった。が、そこに目をつぶれば今のソーレ村は好条件の村ではある。
「この村は悪くないですよ。軍人さんは守ってくださるし、一応の防壁もできましたから安心できますからね」
「ええ、私達は移住するつもりは無いです。初めて持ったお店にも、愛着はありますし」
商店の夫妻はそんな事を言う。実際、小麦の収穫予測を基に、放牧用の動物を増やす計画もある。来年以降、また移住者を募っても良い。今年の収支としては、持ち出しも多かったが秋の収穫がこのまま順調にいけば損益ギリギリ。そこにヴィントからの支援分が乗るので圧倒的に黒字である。軍人達の生活費などは国持ちで、彼らの衣食住は村が賄うのだから商取引として見ても一方的に守って貰えて美味しい。タントが元気でときどき頼みを聞いてくれる限り、ヴィントの支援は来年以降もあるだろう。
「……好条件で人を取り込み、なし崩しの合併を狙っているのでは?」
「移住者の方が望むのなら、移って頂いても良いです。もちろん私は『ソーレ村』から動くつもりは無いですけれど」
眉を顰めるアロイスに、ボウノはそう答える。彼が動かないという事は、真の巫女であるタントも動かないという事だ。が、そうやって人の恒常的な移住や、そうでなくとも交流が定期化すればいずれは誰が巫女であるか絞り込まれてしまう危険もあろう。が、平和的な交流を持ちかけてこられているのに、突き放す事はしたくないとボウノは言う。
「あの子にも、友達ができる方が良いでしょうしなあ。定期的な交流は、むしろお願いしたいくらいではあります」
デリス村で知り合った相手先の村長の娘も10歳少々で、6歳のタントからすれば年が上なのだが、リースの14歳が最も近い現在のソーレ村よりましである。それに、祭りに来ていた子供には幼い者もいたらしい。
「とりあえずは、だ。今度の祭りにどうするかだ。誰が行くのか、そもそも行かないのか」
ハンスが話を元に戻した。今回は、ヴィントからの依頼がある訳でもないので巫女をデリス村へ出さないという選択をしても、問題は無い。無い筈なのだが。
「お父さん! お祭りに行く人、探してるってさっき来たおじさんが言ってたけど本当?」
今日はソーレで泊っていくらしいデリス村の面々に悪意は無いのだろうが、彼らの雑談は見事に本丸を射抜いていた。
「……祭りをするのは本当だが、場所はうちの村になるかもしれないよ」
「うん。わかった! 今年は一杯お野菜もパンの粉のもとも採れてよかったね」
ボウノが誤魔化すと、幼女は満面の笑みでそう言う。確かに、ソーレ村の収穫は帝国滅亡以前に比べても遜色がない。年齢のせいか素質の問題か、非常に弱い力しかないというタントですら、住んでいるだけでこうなのだ。デリス村が頭を下げて誼を結びたいというのも当然の事だろうと、アロイスは嘆息した。
解説
マスターより
リプレイ
「デリス村からのお誘いは受けていいと思います」
というトーラをはじめ、冒険者達に異論は無いようだ。
「皆さんにそう言って貰えて安心しました」
申し出を断って気を悪くされるのが心配だったと村長のボウノは言う。出ている範囲の話では、ソーレ村にとって悪い話ではないと、一同は了解していた。
「共に収穫を祝うことで、我々は魂の兄弟となれる。そこには他に何も要らないのです」
と、ハリス・アル・ターミルは拳を握り力強く宣言する。荒れた村に親子二人だった頃を思えば、他の村と対等に話ができる所まで復興が進んだことを彼は喜ばしく思っていた。
「ま、『村の乗っ取り』は飛躍し過ぎだろうね。デリス村に悪意はないだろうさ」
「……どうにも、悪く考えてしまう癖があるのかもしれないな」
ルチル・プルメリア・グレイハーツにそう窘められ、アロイスはバツが悪そうに苦笑する。ただ、移住に関しては悪意の有無には拠らず、慎重に判断すべきだとも彼女は忠告した。言葉にするのは不得手なハリスの意も汲みつつ、ルチルは適度な距離をおくべきと言う。
「なるほど、あまり近くになりすぎても問題になりかねませんか」
「つかず離れず仲良くやるのが良いと、アタイ達は思う。合併や移住はゆっくり考えると良いよ。突き放す必要も無いからね」
「確かに、村同士の協力はいいことだよね。ソーレは人口の割に作物が豊富だし、それを提供したり流通から始めるのが良いんじゃないかな」
「うん、物のやり取りや今回のような催し事で人の行き来が増えるのは良いと思うよ」
移住は時期尚早と言うのは総意として。デリス村の事を見た事が無いヨル・スレイマンがまず前向きな様子見を訴える。ジュスト・ヴェルジーも、偏り過ぎた男女比を念頭に置いて交流の必要性を考えた。
「デリス村に対しては、それで良いのだろうけれど。僕としては、他の移住者を募る際に与える影響も考えたい。まだ人手が足りていない状況だろう?」
ローザリカ・L・ディオールは、デリス村に対して断りを入れる事で、閉鎖的な村だという印象が付かないかとも心配している。デリス村はヴィントとも当然交流があるだろうから、そこ経由で広がる噂も馬鹿に出来まい。
「『再興したばかりで余裕がそこまでない』と線を引きつつ、その範囲で少しづつ交流を深めていくのが良いんじゃないかな」
「なるほど、これ以上は駄目だと断るのではなく、ここまでは良い、と言う言い方をするのですな」
貴族令嬢らしい言葉の使いわけに、庶民のボウノは感心しきりだ。ともあれ、冒険者側としては今回の祭りのような一時的な交流は歓迎しつつも、双方の住人の居住地の変更は慎重にといったアドバイスである。
(ま、俺も急いで交流進めるのは必要ないと思ってたし。付き合いの長い人たちがそう判断するならそれでいいんじゃない?)
前回にデリス村に赴いた最後の一人、サイラスはやや醒めた目で一歩引いていた。ヒトの善意と言う物はあまり信用できないと彼は考える。ソーレの持ち札はエーテル浄化者のタントだけで、それを知って奪おうとすれば手段が無い訳でもない。今はデリス村にそこそこ余裕があるから良し、切羽詰まれば手段を選ばなくなるのが人間ではないのか、とも思う。もちろん、他の面々も警戒を無くしている訳ではなかった。
「お久しぶりです。再び巫女を演じますのでよろしくお願いいたします」
「娘の為にありがとうございます」
前回同様、エーテル浄化者がタントである事を伏せるべく、エリカ・プレトリウスが表向きの巫女として同道している。もっとも、これはデリス村に対してだけでなく、今のソーレの住人達にとっても伏せた情報ではあった。
「……その事なのですが、リースさんや村の皆さんにもタントちゃんの事を伝えても良い頃合いではないでしょうか?」
今後、交流を進めていくならばいずれ表向きの巫女エリカが普段村にいない事など早晩ばれてしまうだろう。その前に村の中で周知した方が良いのではとトーラは言う。アロイスも、前とは状況が変わっていると同意した。
「自分達だけでは村の住人としての務めと警護の両方をこなすのは難しかったが、今後はゲルト隊長達もここを拠点にしてくれる。妙な動きがあったとしても気が付けるだろう」
「そうですな。皆さん、良い方ですし大丈夫だと思います」
ボウノも少し考えて同意した。となれば、誰がどのように伝えるか。村人を全員集めてはタントに感づかれそうなので、大ごとにしたくないとボウノは言う。それならと以前に面談していたジュストとローザリカがリースへの伝達役に立候補した。
「もともと、今回のデリス村行きに誘ってみたらどうかと、提案するつもりだったんだ。良い気分転換になると思って」
「別の村の様子を見るのも刺激になるだろうしね」
現地同行を誘うなら、リースにもタントやエリカの事を伝えておかなければややこしい事になる。二人にとってはトーラの提案は渡りに船だった。
「畑にいる皆さんには昼食の時にでも私がお話いたしましょう」
「アタイは柵の様子を見がてら、牧場の担当と狩りに出てる連中に話してみるよ」
「では、医務室の男性には私が伝えよう」
ハリスとルチル、フェイサル・セイフがそれぞれ縁の深い村人たちへの連絡を買って出た。残りの面々には、商店の夫婦が回ってくれるようだ。
●
「なるほど、わかりました」
ジュストとローザリカから仔細を聞いたリースは、そう言って情報を受け入れた。この村には何かがあると思っていたので、納得がいったということらしい。デリス村への同行についても、断られる事を想像していたジュストの心配をよそに、あっさりと了承する。他の村民たちも大きな驚きは見せなかった。この村はちょっと調子が良いぞ、とは思っていたらしい。むしろ、教えを授けた冒険者達へ今の自分達の仕事ぶりを見て貰いたい気持ちの方が勝るようだ。
「この後は茎とか葉っぱを、漉きこんで、少し土地を休ませようかと思っています」
「なるほど。他に畑にする土地は幾らもありますし、良い考えです。ああ、この辺りも素晴らしいですね!」
ボウノと共に収穫前の畑を見て回りながら、ハリスは感無量のようだ。豊かな王国に比べれば貧相な実りかも知れないが、春を思えば格段の差。農業担当の村民を見かけては暑苦しく感激の意を伝えている。村民側もすっかり彼の巨体に慣れたようで、あれこれと成果のほどを報告していた。
「柵は間に合わせだから、来年には作り直した方がいいね。その時は長持ちするように工夫する余裕もあるだろうよ」
「一番最初の頃のは取ってきた木を刺しただけですし、しょうがないですね」
ルチルが見た所、牧場回りの柵は古い物ほどボロボロだ。牧場担当の村民も新しく作る方が良いだろうと考えている。今も軍人が上に昇っている櫓は、最近できただけあってしっかりしたものだ。森から戻って来る狩人が大きく手を振っているのが見える。彼女たちが教えた罠はまだしっかり機能しているようだ。
「センセイには感謝している」
「感謝とは大仰だ。私は助言を幾つかしたに過ぎない」
「その助言が無ければ、こんな仕事をする事は無かったよ」
タントの件を伝えた後に、医療担当の村民はそう言って頭を下げた。
「もうすぐ季節の変わり目ゆえ、風邪が流行るかもしれない。咳止めの薬草を多めに用意しておくのが良いだろう」
「そうか、もう冬だな。そう言う事にも、気を配らねばならない訳か」
「人が増えるという事は流行り病が広がる速さも変わる。患者が出た時の対処を伝えておこう」
大事なのは患者に接する人を限定し、行き来を制限する事。ロスガリアでは雪に閉ざされた間に病に襲われた村が、春に全滅している事も無くはない。備えの重要さを説くフェイサルに、中年の村民は頷きを返した。
●
巫女役のエリカにボウノ、タント父娘の乗った馬車は、今回もトーラのミニビヒモーが引いている。たまにトーラから手綱を任せて貰ったタントはご満悦であった。肩には、エリカに預けられた栗鼠が乗っている。主人のエリカから事前に釘を刺された為か、タントのお楽しみを邪魔してまで餌をねだることもなくのんびり見守っているようだ。
「最近はどうだい? 何か困ったことはある?」
「んー、お父さんが忙しそうなことかなあ」
「そうか、それは大変だね。楽しかったことは……ソーレのこととか、何でもいいから教えて欲しいな」
「今日はとても楽しいよ!」
横を歩くヨルに話しかけられると、彼が護衛として動いているのには気が付いていない様子で楽し気に会話に応じていた。タントの視線から語られる村の様子は、誰も彼も忙しく、時に転んだり何かをひっくり返して騒動を起こしているようだ。目まぐるしく移り変わる日々の中、面白く感じた事だけしっかり覚えているのかもしれない。逆よりは余程良いと、大人たちは思う。
「まあ、閉鎖的にしすぎるのは、村の発展にもタントにも良くは無いだろうしね」
「そうです。タントちゃんに友達ができるのは良い事ですよね」
ルチルとトーラの目は優しい。疲れたら、待ちかねた栗鼠と一緒におやつを食べている。エリカ曰く、『今日のおやつはドライフルーツなので一緒に齧っていいですよ』と言う事らしい。
「後でラトにも御褒美をあげないとだね」
彼女の栗鼠はルチルの目として前方へ、分身は後方警戒にと忙しく立ち働いている。
「そろそろ休憩にした方が良いが、前回と同じ場所で大丈夫そうだろうか」
「先客もいないし、使えないような状態でもないね」
一般人の三名が疲れないようにと今回も気配りしていたフェイサルに問われ、ルチルは視界を栗鼠側に切り替えた。問題ないとの返答を聞いて、フェイサルが荷馬車へ予定を伝えにいく。ボウノとタント父娘の2人の時間も確保してやりたいと思っていたのだが、ボウノはすっかり眠り込んでいた。
「お父さん、疲れてるからほっといてあげるの。早く大人になって、難しそうな事のお手伝いしたいな」
「それがタント君の将来の夢かい? お父さんは喜ぶだろうね」
ヨルに褒められて照れるタントに、フェイサルが休憩場所にもうすぐ着くと伝える。冬が近づきつつあるとはいえ、まだ植物は葉を残しており、食べられる実などもついている。フェイサルが一つ採って見せると、タント(と栗鼠)は興味津々で見つめていた。リースも知らない事は知りたい性格だったらしく、葉が赤くなるのはなぜかなどと尋ねている。
「だいぶこの辺りも平和になったようだね、巫女のエリカ殿」
「……ローザリカ様。まだ、演技はいりません」
ローザリカが揶揄うように声を掛ければ、困ったようにエリカが眉を下げる。ローザリカはジュストとクリーパーなどの襲撃を警戒していたのだが、道中は危険が無かったようだ。
「道幅も、荷馬車で困る所は無かったしね。舗装とか出来れば、もっと行き来が便利になるかなあ」
同じく道中の危険度を測っていたヨルも、案外安全な事に喜んでいる。帝国滅亡前と比べてもこの道は随分良くなったと、目を覚ましたボウノが言った。
「あ、起こしてしまいましたでしょうか。申し訳ありません」
「いえいえ。皆様に何もかもお任せして眠り込んでしまうとは、こちらこそ申し訳ない」
エリカと頭を下げ合いつつ、ボウノはあくびを噛み殺す。ジュストとローザリカは村長の仕事が多忙であろう事も把握していた。休んで構わないと言えば、ありがたそうに再び目を閉じる。
「おやつの時間ですよ! トーラお姉ちゃんも、エリカお姉ちゃんも!」
フェイサルと一緒に採って来たものを、タントは皆に振舞いたくてしょうがないらしい。食べた赤い実は甘酸っぱく、帝国の短い秋の香りがした。
●
デリス村に馬車が到着すると、前回にも増して村人たちが歓迎に寄って来る。敵意は感じないが、念の為とサイラスとヨルが巫女一行の左右に分かりやすく護衛についた。ジュストとローザリカも目立たぬ護衛として周囲の様子を見ている。
「先日は留守にて失礼いたしました。何分非常に忙しく……申し訳ない限りです」
「いえいえ。またお越しいただきありがとうございます」
エリカが挨拶と詫びを入れると、村長は恐縮しきりのようだ。前回と同じ滞在場所へと、一同を自ら案内していく。野次馬がぞろぞろついてくるのを、奥方が追い払った。
「この間はお疲れの御様子でしたからな。村の者も心配しておったのです。騒がしくて申し訳ございません」
「前回も情けない所をお見せしましたが、どうにも疲れてしまうので、短期間で何度も浄化を行う様な行脚は叶わず……」
「左様でしたか。何か我らに粗相があったかと心配しておりました」
エリカが儀式は疲労が大きいとアピールすると、村長も得心が行ったようだ。エリカの今日の目的は、巫女役を務める事とあと二つ。今後も訪ねて来た時に自分が不在である事を不審に思われぬよう、先に説明しておく事と、将来的にタントが巫女であると明かす際の、代替わりのストーリーの根回しだ。
「今は後継探しもしておりまして、その関係でソーレまでの一往復が長くなる一方なものですから……。今後もすれ違うことは多いかと」
「なるほど。巫女様の後継ぎですか……」
エリカは後半に重点を置いたのだが、デリスの村長が目を光らせたのは前半の言葉にだった。
「もしかして、我が村にも良さそうな娘が居りませんか。いえ、男でも良いのですが」
「あ、いえ。そうですね、巫女の後継は……」
「必要なのは素質があるかないか、だそうですね。前回の来訪時に巫女様が後継の事を口にしなかったという事は、つまりそう言う事かと思いますわ」
「そ、そうでしたか。なかなかうまくはいきませんな」
わずかに言いよどんだところをローザリカが引き取る。村長は残念そうに首を振って、その話題はそこまでになった。
(特に巫女の話は疑われてはいないみたいだね)
村長の様子を見ていたヨルはほっと息を吐く。祭りは夕刻から始まるとの事で、巫女組が身支度を始めた。サイラスとジュストは小屋の外で警戒に立ち、ヨルやハリス、フェイサルとルチルは村の方へ行くらしい。
「巫女様、木の実の髪飾りなのですね」
「はい。豊穣祭と伺いましたので」
村長の娘に答えつつ、エリカはタントの衣装や髪も整えてやっていた。と、そこに意を決した表情でトーラがやって来る。
「今回はわたしも、お手伝いさせてください!」
「なるほど。儀式中は僕も警戒するつもりだけれど、巫女の近くにもう一人いてくれれば安心だ」
ローザリカがそう賛意を示した。トーラはタントと並んでも少し大きいお姉さんで、エリカの傍に立っても悪目立ちしない。そう言われれば、少しばつが悪そうにトーラは口ごもる。
「その、儀式にしっかり参加したら、わたしにもエーテル浄化の力が……、なんて考えていたりいなかったりして」
「なるほど。一理あります。そういうことでしたら、私も参加して良いですか」
「そ、それなら私も。巫女様と並んでもおかしくない服、探してきます」
淡々とリースが手をあげ、デリス村の村長の娘も声をあげた。ほんわかした空気になる中、懐疑的に見ているサイラスだけは、立ち去る娘を疑わしく見る。
(まあ、授恵者でもないようだし、悪さしても取り押さえられるかね。弓の届く範囲にいれば、問題ないだろ)
●
祭りの主役たちが準備を進める間、ハリスとフェイサル、ルチルとヨルはデリス村を散策していた。
「厨房を借りれるみたいだから、テールスープを作ろうかな」
「良いですな。それなら私は喉に良さそうなものを何か作ろうかと思います」
ヨルとハリスは村の奥様方の辺りへ向かい、フェイサルは前回診察した顔を探しては、その後の経過を尋ねていく。
「田畑と同じで、ヒトの身体も一朝一夕で作られる物ではない。日々の手入れが肝要と言えば、伝わるか?」
「ははあ、お医者なんて村にはいないんで初めて聞きましたが、そういうもんなんですか」
デリス村よりもソーレ村の方が優れた点が、巫女以外にもそういえばあった。外部の識見を取り入れているところだ。
(アタイが話しかけようとすると警戒されるみたいだから、そう言う意味でもソーレ村みたいなのは珍しいのかもねえ)
ルチルが話しかけようとすると、おとなしくなってしまう。離れて超聴覚で聞けば、巫女のいるソーレ村は異種族が大勢住んでいるのだろうか、とか。お医者や農学者がいるのか、とか。ミニビヒモーを飼っているのか、などと言う声もある。そういった声を取りまとめて提出しておけば、今後の交流のやりようを考える助けになるだろうか。
(まだ好奇心から噂をしている感じで、巫女の事も含めて差を羨んでいるわけじゃなさそうなのは良いね。羨望は厄介だ)
村の様子を見る限り、デリス村はそこまで生活に切羽詰まってはいないのも大きそうだ。
「最初は儀式の歌で、それが終われば好きなように歌うのですか」
「そうだよ。若い衆なんかはね。祭りの時に順番で、好いた相手に恋歌を歌うのさ」
「なるほど、馴れ初めの儀式なんだね」
一方のハリスとヨルは調理場の奥様方に受け入れられている。ならば自分も参加しようとハリスが言った。吟遊詩人が立ち寄る事もない村では知らぬ歌を聞くことは滅多にない娯楽で、歓迎のムードだ。
「そう言う事でしたら、フェイサル殿やルチル殿もきっと喜ぶことでしょう。今から夜が楽しみですね」
満足そうなハリスの様子に頷きつつも、ヨルは怪訝な想いを抱く。
(ん? 人前で歌うのは慣れないから、誘われなかったのは助かるけど、その二人をいつの間に誘ったんだ? いや、リザードマン的な常識なのか……? )
二人も事前に誘ったわけではなく、これから誘うのだが。口調こそ普段通りの紳士系農学トカゲマンだが、今日は一年の農事の集大成たる収穫祭とあってハリスは静かに暴走していた。しかし、その暴走は信頼する面々にだけ向いているので、まあ大丈夫だろう。
●
村長の歌から儀式がはじまり、収穫を祝う歌を男女が一節づつ交互に交わす。『豊穣の雫』を用いる頃合いを見て、巫女役のエリカが『夜煌石の首飾り』をふわっと輝かせ、祭りの真面目な部に一区切りがついた。
「タントちゃんはもう夜ですし、ご飯を食べてお休みしましょうね。リースさんも良ければ一緒に戻りましょう」
不思議な力が芽生えなかった落胆を分かりやすく顔に出しつつ、トーラがリースとタントを連れて小屋へと戻る。村長の娘は儀式に参加しただけで満足だったようだ。一生の記念にします、などと大げさな事を言っていた。
(特に面倒な事は無かったし、あとは演奏してお開きかね。楽で良かったが)
竜花琴をつま弾きながらそんな事を思うサイラスだが、夜のお楽しみはここからである。小屋には儀式の間は舞踊を見せていたティナと栗鼠二匹、トーラがついており、いざと言う備えは万全だった。
「と言う訳で、歌いましょう。ルチル殿、フェイサル殿」
「いや、何がと言う訳なのか?」
「豊穣の祭りの足しになるならば否は無いが、私の歌など、面白くも無いぞ」
ハリスが友人二人の手を引く。突っ込みを入れるルチルも、言葉を返すフェイサルも抵抗はしない。
(というか、見知った参加者の殆どが今のハリスを落ち着かせることなど無理だと言うのではないだろうか?)
(まあ、たまには乗ってやるのも吝かではないよ。女性は大勢で返歌するものらしいから、楽器でも演奏してやるさ)
ターミル族の農事の歌なら、作業の友ゆえに複雑なものではない。とはいえ、デリス村の住人は初めて聞く物だろうから、主旋律の伴奏があるのは助かるだろう。サイラスも知らぬ歌でもなく、合わせるのは容易そうだ。
「今年の収穫が豊かなのは、皆様の努力の成果です。共に祝い、歌える事を私は喜ばしく思います。そもそも帝国の地は環境も悪く……」
「いかん。挨拶が長いぞハリス」
「あー、伴奏始めとくよ?」
フェイサルが突っ込みを入れ、サイラスが演奏を始めた。切られたハリスは別に怒りもせず、大音声で歌いだす。隣のフェイサルはやや及び腰だが、音程もまともでリズム感も正しい。聴衆も数度の返しをする間に曲を覚えて一緒に合唱を始めた。合間にハリスが曲の説明をすると、デリス村でも仕事中に歌う事はあるようで、今度はそれを歌うことになった。
「そう言えば君は歌わないのかい?」
恒例であるらしい村の若者の告白もどきを見ながら、ローザリカがジュストをつつく。ジュストとしては、歌は得意でも不得意でもなく、授業ではまあ良い評価なので悪くは無いのだろう、程度の心持であった。が、この男、自覚が無い部分でもそれなりにスペックが良い。壇上に上がれば、舞台映えする容姿と相まって村の女性陣の熱い視線を独り占めである。
「次は私に歌って下さらない?」
「すまない。俺の歌を贈る相手は決まっているんだ」
などと返せば、きゃあきゃあと老いも若きも騒ぎ立て、村人の良い娯楽となっていた。貴族子弟として大勢の前で話すのは慣れていても、これはだいぶ恥ずかしい。ローザリカと二人、火照った頬を夜風で冷やしている。
「皆、同じ歌を歌っていたけれど。……君の歌が一番心地よかった」
「それは、ああ、うん。良かった」
直球の素直な賞賛に気恥ずかしさを覚えて、逸らしたジュストの視界へ顔を寄せたローザリカが強引に割り込む。
「……次は僕のためだけに歌うように」
「ああ、わかった」
普段なら『二人きりでかな? 個室を借りてたっぷり披露しよう』くらい言いそうなジュストにも揶揄い返す余裕は無く、ローザリカも次回のおねだりをする処までで今日の精神力を使い切ったらしい。周りの喧騒も耳に入らず、それ以上は言葉も交わさず。心地良く二人だけの時間に浸っていた。
●
「代官がいない村、と言うのはこういう物ですか」
王国の領地貴族とはまた違うにせよ、世襲代官だったリースにとってデリス村の在り様は新鮮だったようだ。翌朝、出立する際に少女はそんな事を口にしていた。
「気分転換にはなったかい?」
「そうですね、考え方の転換になりました」
「違う場所を見るのも、刺激になっただろう?」
ジュストに問われて頷くリースに、ローザリカも声を掛ける。そうですね、と返す少女の目は以前よりも光を宿しているように思えた。
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:標準10 / 6〜10人
2022年10月17日 20時09分54秒 公開
相談掲示板
シューター、エリカ・プレトリウスと申します。 前回、デリス村にて仮初の巫女を演じていた者です。方針は皆様にお任せしますが、必要であれば再び巫女に扮しようと思っております。
トーラです。よろしくお願いします! まずお祭りなのですけど、デリス村に1票です。 ソーレ村はタントちゃんが居ますし、他の場所の収穫を増やせれば良いかなって。 ただ、タントちゃんが浄化者だというのを伝えるのは、まだ時期が早いと思いますし、デリス村に行くのであればエリカさんにまた巫女役をお願い出来たら。 それと、ソーレ村についてはリースさん辺りに定住して貰えるのなら伝えても良いかなと思っています。
No.3
サイラスだ、よろしくなー とりま前と同じく演奏で盛り上げ回ろうかと。 祭りやるのは向こうでいいと思う。
ハリスと申します、どうぞ宜しく。 この村の開拓も、そろそろ一段落つきそうですね。感慨深いものがあります。 依頼についてはトーラ殿の方針で大筋は問題ないかと。 ただ、ソーレ村の独立性は今後も担保しておかねばなりません。 デリス村への移住等の件については慎重な対応をすべきかと思われます。
ヒーラー、ティナです。 最近冒険者になったので、前回のことはわかりませんが、舞踏とかスキルで持っています。 よろしくおねがいします
ほとんど顔見知りだがね、情報屋のルチルだ。今回もよろしく。 祭りはデリス村で行う方向で構わない。 以前巫女役を務めたエリカもいるし、「エーテル浄化者がいる」という体で滞りなく進める事ができるだろう。 で、考えておきたいのは移住の申し出の件だね。 恐らくデリス村に悪意はないだろうしアロイスも若干考えすぎの気はあるが、移住のために外部から人を取り込めば何れエーテル浄化者が誰であるかは隠しきれなくなる。 普通の村なら移住に対して問題はないのだろうが、いつかはバレる隠し事とバレた時の心証云々が付き纏うから慎重な判断が必須さ。 …だが、村そのものを閉鎖的にするのも限度がある。前向きに検討しておくべき話ではあると思うよ。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 デリス村にはまだ行ったことがないけど、前の流れはさらっと見てはいるよ。 今回行く事になるなら楽しみだね。 祭りの件はどちらでも。デリス村の事情は切実そうだし、デリス村でやるのはいいんじゃないかな。 ボウノ君が行くしエリカ君もいるなら、タント君も連れて行ってもいい⋯⋯ということかな? 楽しい祭りになるといいね。 移住の話は時期尚早かなと思うけれど、『デリス村と相互に行き来する関係に』というのは個人的にはいい話なんじゃないかなと思う。ヴィントの人達が今からどのくらいいてくれるかわからないわけだし、自立を目指すなら周囲の村との付き合いは数年後、十年後と必要になってくるだろうし。 まずは⋯⋯例えば作物や物資類の流通あたりから考えてもいいんじゃないかな。 そのうちにタント君自身も大きくなって、身も守れるようになるはずだしね。
ジュストだ、今回もよろしくね。 祭りに関しては俺もデリス村で良いと思うよ。 村人の同行に関しては希望を募ってみたら良いんじゃないかな? リース嬢あたりは仕事というか役目がないと希望しなさそうだけれど。 村同士の交流自体は将来的にも徐々に活性化させて行く方向で考えて良いと思うし、タント嬢の成長やソーレの発展状況に鑑みて巫女の代替わりと称してエーテル浄化者について情報開示することを検討しても良いかなって。 ヨル殿が挙げてくれているような作物の物資類のやり取りや今回のような祭事の相互招待から始めて、それに伴う人の行き来や交流が生まれればソーレの偏った男女比問題も解決するかもしれないよね。
ヒーラーのローザリカ、今回もよろしく頼もう。 祭りは僕もデリス村で良いと思う。 エリカ君が巫女に扮してもいいと言ってくれているし、タント君のことはまだ伏せつつ…… いつか代替わりとしてタント君が巫女であると開示することも妙案に思う。 男女の人数の偏り、安定してきているものの手が足りていない状況、 村をいつまでも閉鎖しておけないこともそうだし、村同士の交流は恩恵も多そうだ。
フェイサル・セイフだ、今回も宜しくお願いする。 ……さて、祭りに関しては私もデリス村で良いと思う、何か手土産でも用意出来れば尚良いかな。 交流に関しては……いやこれは中々に面倒――もとい、正解の見えない問題だな。 他所の共同体との交流を深めて相互に助け合うというのは重要だが、 性急に身内と呼ぶべき関係になったとして、それもまた歪な形に収まる気はするよ。 上手くは言えないが……他人だからこそできる助け合いというのも、あるだろう。 事情があったし悪意も無かったとはいえ此方の情報を伏せていたのもまた事実。 先方がそれを受け入れられるだけの余裕、即ち信頼に足る事実の積み重ねができるまでは、 段階的に人や物の流れを作って守っていくのが良いのではないかな。 勿論ヴェルジーの挙げたような代替わり、というのも波風を立てない手段だな。
祭りはデリス村で開催、私が再び巫女を演じる形でよさそうですね。謹んで承ります。 タント嬢に関してデリス村の方へは「『まだ目覚めていないが』可能性を感じるので自分の下で手伝いをさせている、力が開花してくれればゆくゆくは彼女にこの辺りを任せて自分は更に遠くを飛び回るようにしたい」という旨の話を零しておけば、将来的な代替わりを自然に出来るでしょうか…。
エリカさんに今回も巫女役をやって貰えるのは助かります! よろしくお願いしますね。 代替わりの案もいいと思います。 ただ、タントちゃんの名前を出すのは慎重になった方が良いのではないでしょうか。 今後交流が盛んになるとして、エーテル浄化の素質があるとなればデリス村の方の態度も変わって来るでしょうし、そういった所から噂が流れれば人さらいを呼ぶ可能性もあるんじゃないかと…。
なるほど、誘拐は十分に考えられますね。ほぼ近しいであろうケースは1人存じておりますし…軽率でした。申し訳ありません。 であればタント嬢の名前を伏せるといいますか、喋るとして私が後継を育てたい意欲を持っているとか浄化がてら素質持ちを探しているが中々見つからないとかそのぐらいでしょうかね…。そうなると零すメリットが薄い気もするので再考します。 見つかった所で自分の様に自衛能力がないと狙われるみたいな愚痴に見せかけた牽制(主に「この村に適性持ちがいないかと迫られる可能性に対して)は、…折角の祭りの場には似合いませんね、やめておきましょう。
エリカ嬢は今回も巫女役をありがとう。 タント嬢に関しては今回ボウノ氏も同行されるとのことだから、同行自体や村長の娘ということや名前自体は明かしても問題ないというか、そのあたりは逆に誤魔化すと不自然な気がするので説明して良いと思っているよ。 巫女の後継に関しては敢えて触れなくても良いと思うけれど、エリカ嬢はいつもソーレにいるわけではないからそれを不審に思われない為の説明や対策、たとえば別の場所で祈りを捧げているだとか他所で後継を探しているとかそういうのは用意しておいても損はないかなって。 そういえば今回は豊穣の雫を使うんだよね? 豊穣の雫は、緑色の小瓶で、4人以上の授恵者が触れながら10分程の儀式(豊穣を願いながら祈りを捧げることに集中する)を行うことで発動します、と別依頼で説明があったからタント嬢、エリカ嬢、あと二名は儀式手伝いで出す予定があると思ったんだけど誰か希望はあるかな? 豊穣の雫でクリーパーが寄ってくることがあるから道中及び儀式中も一応警戒はしておいて良いとは思うけれど、『楽しく盛り上がることがその後の収穫の要になります』とあるからそこまで気にせず祭りを盛り上げる為に歌や踊りに参加したりお土産兼お祭用に食べ物や酒、料理を作ったり持ち込むといった行動の方に注力するのもありだと思った。 俺は今の所道中及び儀式中の警戒にあたるのと、酒や果実水などをマジカルポケットで持ち込むつもり。
>ジュスト様 先刻不十分な回答をしてしまいましたが、タント嬢の名を徹底的に伏せて隠すというよりは、浄化能力を(お話する上で『兆し』と表現するとしても)持っている者とタント嬢の名が結び付かないようにというお話です。 元は彼女に素養があると感じている為自分の所で手伝いをしてもらっていて後継として考えている旨を零そうとしていたので。この『素養があると感じている』『後継として考えている』という部分を無しにしたいと思っております。 それと、ソーレに常駐していないことへの説明というか言い訳の様なものは私も必要だと思っていたので考慮中です。 OPでデリスの村長様が『忙しく飛び回っておるのだろうな』と仰ったのに対してボウノ様が否定されていなかった(私は恐らくこの対話は知らない為些かメタ的にはなりますがどのみち考えつきやすい範囲はこれかと思います)ので、他所に浄化の為出張したり後継探しをしている話自体はやはり必要になりそうですね。
>エリカさん 考えて提案して貰ったのにすみません。 気にしすぎかもしれないですけど、わたし達もずっと村に居るわけではないので出来るだけ用心をしておきたいので… >儀式 それならわたしも参加させて貰いますね。 最低4人ということは、人数が多ければ効果が高くなったりするでしょうか?
出発も近付いて来たな。 巫女役に関する部分は完全にお任せしてしまう形になるが…… 将来への布石としては、話を聞く限りプレトリウスのそれで十分ではないだろうか。 >儀式 よし、それでは私も手伝おう。 ……いや実の所、祭の最中は少々手持無沙汰になるかもしれぬと不安があったのだが。 少しはそちらの方面でも力になれるのならありがたい、むしろ助かる。
全く相談に出ることができませんでした。申し訳ない…。 移動手段として馬車を出しますから、嵩張る荷物はこちらでお預かりします。ご利用下さい。 >祭りについて 私は芸の心得はありませんが、歌ならばターミルの田植え唄など…( デリス村の今年の収穫の様子なども聞いておきたい所ですね。 皆様が夜通し歌い続けるのであれば体力がつき喉越しも良い料理など作りましょうか。 >儀式 周囲のクリーパーの警戒であれば私も同行致しましょう。
エリカの事は「旅に出ている」という方向で疑われていないし、当人の言ってるように振る舞って タントの事は今後交流を深めてから「後継者にした」という事にする。それでいいんじゃなかろうか。 >儀式 最低限の人数が揃っていれば後は何人いても大丈夫…とは思うが、一応クリーパーの警戒をする必要があるならそちらを注意しておこう。 後はまあ……お祭りなら人が多い方が盛り上がるんじゃないだろうかね。
>タント君の件 将来的に能力が残っているかどうかもわからないといえばわからないしね。世界的に突然出てきたものではあるし、突然無くなる可能性もある。その辺を加味しても、名前を伏せておくこと自体は妥当だと思うね。 ともあれ現状の方向性で相違はないよ。エリカ君の説明も上手いと思う。 >祭り中 警戒寄りで動いておこうかな。儀式中の警戒をする人も多そうだし、儀式に人数がいて問題がないなら俺もそっちできるようにしておこう。 楽しい祭りになるといいね。