【花戦】山吹の咲く頃に
炙りとろ左門
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シナリオID:2129
オープニング
「いえいえ、お代官様ほどでは……」
山吹の咲く頃、【花戦】に賑わうシャルガネ居住区に、『菖蒲』という名の花宿がある。その隠し部屋にて2人の男が笑い声を忍ばせていた。
エッテ=イ=ゴーヤと呼ばれた男が差し出した木箱の蓋は開けられ、その中身が、蝋燭に照らされて山吹色の輝きを放っている。
お代官様——アック・ダイ=カーンは、箱の蓋を閉じて懐にしまった。
「今後とも是非、ご贔屓に……」
エッテ=イ=ゴーヤは深々と頭を下げる。アック・ダイ=カーンの表情は喜悦に歪んでいた。
● 山吹色のお菓子を求めて
冒険者ギルドの新人受付嬢シュゼットは、シャルガネ居住区にあるギルド支部に短期の出張を命じられた。という名の、「シャルガネ土産買ってきて(はあと)」という上司の無茶振りである。あくまで仕事であり観光はできないために、シュゼットはシャルガネの冒険者ギルドにて——
「はい! 月見酒に猪鹿蝶に赤単で、こいこい加点してー」
「はわわ……また負けちゃったのです」
トーリという少年を、花札で接待するよう求められていた。
上司から聞いた話によると、この少年は【花戦】に合わせて現れると、キサキ・アカネとウィリアム王子を花嫁に指名した上に、花嫁をかけて冒険者に勝負を挑んでいるらしい。
「私は授恵者でもないし、札戯も得意ではないのですが……」
「そう? 結構センスっていうか〜運? 運があると思う!」
トーリの言う通り、シュゼットはトーリ相手にかなりいい勝負をしていた。とはいえ花札に高い戦略性があるかというと——よって、シュゼットは運を味方につけているとトーリは主張するのである。
「運……ですかあ。恋愛運がほしいです〜!」
シュゼットは過去の失恋の数々を思い出してしまったのか、今にも泣き出しそうな顔で札を片付ける。そして敗者の支払いとしてトーリにシャルガネ菓子を巻き上げられていた。
「シュゼットちゃん、ちょっといい?」
「ふぁい?」
涙目のシュゼットが顔を上げると、受付嬢のひとりが1通の依頼書を差し出していた。
「シュゼットちゃんの机の上に置かれてたんだけど、まだ処理してなかったみたいだったから」
「あれ? すみません、すぐ確認しますね」
トーリの相手をしてほしいと言われた時に、机の上は綺麗に片付けたはずだ。小首を傾げつつ受け取る。
「こ、これは……!」
依頼書の体裁を取ってはいるが、どちらかというとタレコミというべきか。シャルガネ居住区の花宿『菖蒲』で花札による賭け事が秘密裏に行われていること——そしてその売上が一部どこかに流れているらしいということ。それらを調査してほしい、とのことだった。
「はわわ……【花戦】にかこつけての悪事……!?」
冒険者に寄せられる依頼の中には、巨大な陰謀に関わるものもあるというが、まさかまさか。
「こ、これは慎重に取り扱わなくては」
「えーなになに? そこに行けば、もっとお菓子もらえる?」
「はわーっ! 覗いちゃだめなのですっ!」
解説
マスターより
リプレイ
「きれいな場所だね。シャルガネの建物も独特で興味がある」
木と紙で出来た家——シャルガネ周辺の家々はそのように表現されることがある。石造りの街並みとはまた違った、自然との馴染み方だ。
「その上、きれいなお姉さんもいるときた」
季節の花々を取り入れながらも華々しさは控えめに。そんな『奥ゆかしいシャルガネ建築』の例に漏れぬ花宿『菖蒲』を前に、ヨルはうんうんと満足そうに頷く。
「これも雅、ってやつなのか?」
スー・ルーも同じく『菖蒲』を観察しながら、同行者であるトーリに尋ねる。
「雅だけど、どちらかというと『侘び寂び』に近いのかな。実際の解釈はともかく、花宿という現実の方向性としてね」
「ワビサビ……? わさび?」
スールは首を傾げた。それに、トーリは「実は僕もあんまりよくわかってないけど」とけらけら笑う。
「よくわかんねぇが、普通の宿とは違うんだな?」
「そうだな、美人がもてなしてくれる宿だ」
バーネット・フォーサイスが、シルヴィア・A・カペルとの打ち合わせが終わったところでそう付け加え、直後に嘆息した。
「普通の花宿なら、一晩買って遊んでるんだがなあ……」
そう、今回冒険者たちが集ったのは、遊ぶためではない。依頼なのである。
「山吹色のお菓子、か。ぜひ見てみたいね」
軽やかに笑うシルヴィアの隣で、ベルク・オスマットがおやとあたりを見回す。
「ひとり足りないが……ナハシュ殿はどこだ?」
「ああ、ここに就職したよ」
ヨルがなんでもないように花宿を指差す。
「なるほど。堂々と正面から、ということだね」
そう言うジュスト・ヴェルジーもまた、客として堂々と訪れるつもりである。そんな作戦を一度は承知したローザリカ・L・ディオールはというと——。
「……」
ジュストに、にこにこと無言の圧を送っていた。
「……なんだい、ロゼ」
「あらいやだ。旦那様を責めて何がおかしいの?」
「設定。そういう設定だから」
さて、ここで固まっていても怪しまれる。冒険者たちは目配せすると、事前に打ち合わせた作戦の実行に移った。
● 花宿の秘密を暴け!
(いきなりぞろぞろ見慣れねえ客が入って行っても怪しまれるし……)
スールはまっすぐ花宿には向かわずに、その周辺で情報を集め、自然に花宿に招いてもらえるように工作する。酒を片手にクダまくふりをして、同じような雰囲気の者たちに声をかけたのだ。
「稼げる場所を探してるんだけどよ」
明らかに昼行灯という風体に、遊び慣れしていなさそうな雰囲気がむしろ『カモっぽい』と確信させる絶妙の塩梅。スールの迫真の演技(本人はそこまで意識していないであろうが)に賭博者たちはすっかり騙され、「良いところがあるから連れて行ってやる」とスールを誘った。
一方、シルヴィアは少々困ったことになっていた。
花宿の従業員——『きれいなおねえさん』として雇って貰おうとしたのだが、怪しまれているのである。
ずばり、器量が良すぎる、ということだ。
シルヴィアの【演技】は申し分のないものだった。しかし、育ちの良さというものは所作の端々に現れてしまうもの。手入れの行き届いた髪や爪先といった、いわゆる身だしなみ——そして美しすぎても、警戒される。女性従業員たちをまとめるその婆は、そんなシルヴィアを雇い入れることを「リスク」と感じたらしい。
「『訳アリ』のあんたがたとえば、良いところのお嬢さんだった……ってことになると、面倒ごとになるだろう? うちはそう大きくない店なんだ」
「そこをなんとか、お願いできませんか?」
シルヴィアは胸の前で指を組み、瞳を潤ませる。こうなったら泣き落としだ。
「私、知らない土地でこれ以上彷徨い歩くことはできません。一晩でいいのです、休ませてください」
せめて中に入れてくれ、という作戦へ急遽変更。「一晩だけなら……」という婆の言葉を引き出したシルヴィアは、心の中でぐっと拳を握るのだった。
シルヴィアは通常の部屋に案内されると、急いで仲間達の姿を探した。特に打ち合わせをしているバーネットへ、作戦の変更を伝えなければならない。
幸い、バーネットとはすぐに落ち合うことができた。併設されている食事処で偶然相席となった体を装い、指先で盆を叩く符牒を送って世間話をする。
「ははあ……そりゃ大変だったな」
「ええ。本当に私、不安で……どうしたらいいか」
「泣かないでくれ……俺でいいなら、部屋で話を聞くよ」
バーネットが涙を拭うシルヴィアを支え、ふたりは宿の奥へ消えていく。
『とりあえずこれで、余計な詮索はされないだろ』
『一時はどうなることかと……じゃあここからは、手はず通りに、だね』
ふたりは声を潜めた。シルヴィアは【幽体離脱】で調査を行うバーネットの身を護衛する立場だ。このスキルの弱点は、クリーパーや授恵者などには見破られてしまうことで、リスクを考えれば乱発はできない。ゆえに実行に移す前に十分な情報収集を行う必要がある。
『頃合いを見て賭博にも参加してみる』
『わかった。頼りにしているよ』
「君は花札しないのかい?」
狐面に忍び装束といった出で立ちのベルクへ、トーリは無邪気に尋ねた。周囲に人はいない。なぜならここは屋根裏ゆえである。
「それをいうなら、トーリ殿にも同じことを聞きたいのだが」
ベルクは声を潜める。それに、トーリは「こっちのほうが面白そうだった」と返した。
ベルクは「浮気者の旦那の素行を調査する妻に雇われた調査員」という設定で、花宿に潜り込んでいた。浮気者の旦那とはもちろんジュストであり、その妻はローザリカだ。もちろんそういう『設定』である。従業員が面白がってベルクを招き入れたのと同じように、トーリも状況を楽しんでいるようだ。
「もちろん『仕事』はするよ。これが終わったらヨルと一緒に花札で遊ぶ、それで勝ち続けてイカサマを引き出す、だよね?」
「ああ」
ベルクは頷き、屋根裏を移動する。すでに【双波】により、花宿の構造や不自然な位置にある部屋などには目星がついている。あとは、その周辺で動く者たちの会話から重要な情報が抜き取れるはずだ。
「じゃあ、僕はジュストのいる部屋のほうに行こうかな」
トーリは完全に楽しみたい様子だが。ベルクは苦笑しつつ、トーリと別れた。
その頃、個室にて——。
「こんなところに、君のような美しい花が……勿体無いな」
ジュストは蕩けるほどの熱を視線に込め、女に甘い囁きを吹き込んでいた。
女の白く華奢な手を取り、その整った爪の先に軽く口づけを落とす。軽薄な態度も、その優美な所作に覆われてはすっかり「高貴な身分にあって放蕩に耽る姿も様になる美青年」の姿である。
(これは仕事……これは仕事)
その胸中は決して穏やかとは言えないが。
なにしろジュストは本物の王国貴族、しかも婚約者がいる身であり、その婚約者も何やら演技とは思えない迫力だった。
(いけない。集中しなくては)
目的を忘れてはいけない。男として、普段見ることもない花を愛でるのは楽しいし、花への水やりはもはや挨拶のたぐいと言っていい——とはいえ、だ。
この従業員から情報を引き出しつつ、賭場へ案内してもらう。それを達成するためのお芝居——
「失礼、」
抑えてはいるものの、怒気を孕んだ小さな呟きの後、スパーンッッッ! と勢いよく部屋の襖が開いた。
「……この状況、説明していただけて? 愛しの、旦那様?」
まあ、と女が大仰に目を丸くする。こういった場所ではそう珍しい話ではないといった様子だ。
「こ、これは」
片やジュストはというと、完全に気圧されていた。
これはお芝居だよロゼ! そう言いたくなるほど、ローザリカの演技は真に迫るものであり、本当に責められているかのようで冷や汗が流れる。
「まあ、まあ、楽しくお話をさせてもらっていただけですわ。折角ですもの、おふたりで楽しく遊べる札戯をご用意しますから、仲直りなさって」
お、とふたりは顔を見合わせる。どうやら賭場に案内してくれるようである。
ナハシュは掃除係として雑務をこなしつつ、花宿の構造を隅々まで把握する。そして情報共有のため、賭場の前で控えているベルクと落ち合った。
『どうしたんだ、その格好』
『お嬢様の御付きゆえな』
ベルクは上品なメイド服の裾をちょいと摘んで見せた。そんな話もそこそこに、ナハシュは声を潜め、入手した情報を手短にベルクに伝える。
『アックのやつ、あまりこの店に客としては出向かねえらしい。が、一晩でかなり使うんでお得意様ではあるって感じか。となると取引は完全に隠れてやってるってことだ』
『だろうな。怪しい部屋だが、いくつかある。時間を変え場所を変え……ということだろうな。用心深いことだ』
だが、悪事とは長続きしないものである。もっともベルクからしてみれば、イカサマ、賄賂は潤滑油程度のものだが。
『怪しい部屋の場所はバーネット殿に伝えておこう』
と、賭場のほうから歓声があった。
ヨルとトーリはつつがなく勝ち続けた。ヨルが「どちらが稼ぐか勝負をしよう」と持ちかけたことで、トーリもずいぶんやる気だった。もちろんこの後ふたりは負けなければならないのだが、トーリもそれは承知している。
「負ける方が難しいもんね。そういう趣向も悪くはない」
あまりに勝ち続ければ、店側は損失を取り戻そうとしてくる。さりげなく、イカサマを混ぜて。
ヨルは2度目の快進撃を期待する客のふりをして、賭け金に印をつけた金を混ぜ始めた。やがて負けがこんできたところで、ヨルはトーリの肩を叩いた。意外とトーリの表情は分かりやすいのだ。
「負けた負けた! この辺りで退散しよう」
「ちぇー」
ヨルはトーリを連れて、ローザリカとジュストの側を通り過ぎる。
ジュストはローザリカにやり込められていた。あれ?
「そういえば、スールは?」
ヨルは、同じく賭博に案内されたはずのスールの姿がないことに首を傾げる。
「来る途中で可愛い女の子たちに捕まってたよ。確かにあのもふもふは、魅力的だよね」
「……助けに行こうか」
夜もふける頃、バーネットは同室のシルヴィアに幽体離脱中の身の安全を任せ、目当ての部屋まで近づいていく。向かうは、印をつけて流した金の保管場所だ。バーネットは用心深く小部屋の物陰に隠れる。
ほどなくして、花宿の支配人であるエッテ=イ=ゴヤがいそいそと小部屋に入ってきた。そして懐から小箱を取り出すと、売上の一部をそれに詰めていく。
(あれが『山吹色の菓子』ってやつか……)
なるほど言い得て妙である。バーネットはエッテがそれを自室へと持ち帰るのを見届け、シルヴィアの元へと戻った。
「いたずらしなかったよな?」
「しないよ!」
体に戻って起き上がるなり、バーネットはにやりと問う。それにシルヴィアは軽やかに笑った。
「誰か来たか?」
「この部屋は2人で使っているからね、水を差す輩はいなかったとも。何かわかったかい?」
バーネットは頷き、エッテがアック・ダイ=カーンが訪れる日程を確認していたことを話す。幸い、そう遠くはない日時だ。
「求められてんのは決定的な証拠、だからな」
「となると……ふふ、わくわくしてきたね」
全ての準備は整った。いよいよ——成敗である。
● 御用改である!
部屋の中から、話し声が聞こえる。
『アック・ダイ=カーン様、こちらもどうぞお納めくださいませ……』
『フフフ、わかっておるのう、エッテ=イ=ゴヤよ』
そのとき、花宿の外がにわかに騒がしくなった。スールが泥酔した客を装って騒ぎを起こしたのだ。花宿の従業員たちがそれに気取られた隙を狙って、冒険者たちは隠し部屋へと直行する。
「そこまでだ!」
いつもの軽装に着替えたシルヴィアが、スパーンッッッ! と勢いよく襖を開いた。
「御用改である!」
続いてヨルが先頭になって、冒険者たちが隠し部屋になだれ込む。
「な、な、なんだ貴様らは!」
「アック・ダイ=カーンに、エッテ=イ=ゴヤ、だっけ? ふたりで不正な金の流れを作っていたこと、もう言い逃れはできないよ」
ナハシュが事前に拝借していた帳簿をヨルに渡し、ヨルがそれを掲げた。続いて、ナハシュが目にも止まらぬ速さで『山吹色のお菓子』を確保する。
「この金には印をつけてある。俺たちから巻き上げた金を献上していたってことだな」
「ぐ、ぐう。も、ものども、出あえい!」
エッテが叫ぶ。しかし、エッテの呼びかけに応えるものはなかった。
「な、なぜだ!?」
なぜなら、ジュストが隠し部屋に続く各通路を塞いでいたからだ。
「大人しくお縄についてもらおう」
シルヴィアは素早くアックとエッテを気絶させ、バーネットがふたりを光縛呪で縛り上げる。
「あーあ、これでこの花宿も営業停止か……」
残念そうに肩を落とすバーネットに続いて、ローザリカが扇を振るい、光縛封の中にアックとエッテを閉じ込めた。
「よし、あとは邪魔なのをぶっ飛ばすだけだな!」
ナハシュはそう宣言すると、ジュストが押しとどめてくれていた敵に向かっていく。そのうちに、スールから通報をうけた警邏隊がベルクと一緒に突入してくるはずだ。
「次は俺も遊びてえな、」
そう残念がるナハシュに気絶させられた関係者も、ことごとくお縄となり。
「なんか女どもからやたらブラシをかけられたんだがよ……やっぱずっと一緒にいられると邪魔だな……」
スールとはいうと、とても毛艶が良くなっていた。とはいえ彼の働きがなければ、不正取引の現場を押さえることは難しかっただろう。
「おのれ〜!」
そんな捨て台詞を吐きながら、アックとエッテが連行されていく。それを見送ったトーリが無邪気に笑った。
「ああ、楽しかった! さすが冒険者。今度は僕と勝負してね!」
そしてひらりと、風に乗って去っていく。
冒険者たちは達成感と共に、ことの顛末を報告するため、シュゼットのもとへと向かうのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:多い8 / 4〜8人
2022年05月13日 23時15分50秒 公開
相談掲示板
冒険者の皆さん、おつかれさまです! お集まりいただきありがとうございます。 書き方のせいで『悪代官ごっこをしている商人と宿屋の主人』とかいうやばい人たちになってしまいましたが、ふてえ野郎なのは確かなので遠慮なくやっちゃいましょう! そしてさらに、ちょっと解説の一部が分かりにくくてですね…はわわ… 『宿の隠し部屋』=『山吹色のお菓子の取引現場』です。他にも分かりにくいところがありましたらコメント冒頭に【Q】をつけてお尋ねください。よろしくお願いします!
キャスターのジュストだ、よろしく頼む。 花宿の一角で賭場が行われて、そこの売り上げの一部が隠し部屋に運ばれて上納されていると。 今回はその現場を抑えなければいけないんだよね。 隠し部屋を探るのに手堅いのは賭場が起きている一角から巻き上げられた金が運ばれる先を追跡する方法かな、と思うけれど。 客に扮して入り込む者、隠密で探る者、花宿の従業員や出入りの業者を装って追跡が気づかれないようにしたり尻尾を出させる為の仕掛けをする者など色々なアプローチ法が考えられるね。 俺個人の動きはまだ極めかねてるんだけれど、客に扮して潜入するのが一番入り込みやすい気がしているよ。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 大まかなアプローチとしては、各々得意な方法で潜入した後に、 怪しまれない様に注意しながら探っていく形になるか? 多角的な面から探るって意味でも、ある程度ばらけた方が良さそうだし。 あとはまぁ、必要に応じて店側とか他の客の注意を引く面子が居るなら、 テレパスで連絡を取り合ってタイミングを計るのも有りだな。 >個人行動 今のところは客として潜り込んで探る事を考えているが、 何処か多少籠っていても怪しまれない個室があるのなら、 幽体離脱で探るってのも選択肢の一つだな。
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 色々な方法でアプローチして調査する方針に賛成だよ。 隠し部屋と言っても、商人を迎えるにあたって掃除やお茶出し位はしている筈。商人が『菖蒲』に裏口からこそこそ入ることもないだろうし、信頼されている従業員に接触したり、商人が来ている間の支配人の常の動向について聞いてみたりするのも良さそうだ。 私の動きやスキルは考え中。 隠密は得意じゃないから、お客か従業員、或いは花の配達と生け込みの商人に扮しようかと思っているよ。探索する時はエリアサイレンスやヒュプノシスも使えそうかな。 テレパスで連絡を取り合うのも良い案だと思う。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 決定的な証拠の押収ということだね。律儀に帳簿とかを残してくれていれば良いのだけど、基本はジュスト君のいうように、「取引の現場で取引されている現物を押さえる」ことを念頭に置いておく必要がありそうだ。 ともあれ各々の得意な方法で方々から当たってみる方針で賛成。テレパスも持っていくことはできる。 >連絡手段 全員、もしくは一緒に行動する範囲に1人、テレパスが持てるならそれでいいかもしれないけれど、 汎用スキルは結構使えそうなものも多いので、どこかで1、2回はこっそり全員集まって情報交換するように打ち合わせておくのがいいんじゃないかなと思っているよ。 >個人の動き 全体のバランスで調整するけど、今のところは客として入る方で考えておこうかな。 取引現場やその手前を押さえても、流れた賭場で使われたものか判断できないと困るし、わからないように印を付けた金を使うようにしておこうと思う。
山吹色のお菓子!いいね、一度実物を見てみたかったんだ。 ヒーラーのローザリカ、よろしく頼もう。 色々な方法で探りを入れる方針には無論賛成だ。 テレパスもいいが、それで限られた枠を潰すのも確かに少し惜しい気持ちもある。 ヨル君の言うように何度か集まって情報交換というのも良さそうだね。 シルヴィア君が挙げてくれているエリアサイレンスを持ち込むものもいれば 声を漏らさずにやり取りが出来そうだし。 >個人の動き いろいろ出来そうで迷いどころではある、が… 少しばかり札戯に自信のある酔狂な令嬢という立場で客を装うのも面白そうかな。 羽振りの良さを演出すれば、カモだと思われて賭け事に誘われるかもしれない。 まあそれか客側が多いようなら従業員に扮して行動というのでもいいかな。 女性がやった方がそれらしく通る役割だろうから。 つまるところ、行動は決めかねているところでね。流れを見て考えたい。
シーフのベルクだ。よろしく頼む。 後ろ暗い組織の弱みを握って潰すのか。腕が鳴るな(生き生きとしている狐) 我は忍び込んでの潜入となるかな? 隠し部屋は双波で探れるだろうが、問題は裏事向けの邪魔な従業員がいるかどうかだな。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 各自それぞれの方法で侵入しつつ情報収集ってので同じく異論はねえ。 テレパスにろ適時合流にしろ、情報共有するのも賛成だ。 ただエリアサイレンスの効果範囲は使用者の周囲1mだから、隠れる為はともかくこの人数で集まる場合は不向きかもしれねえ。何人かは顔だけエリア内に突っ込む、とかならいけるかもしれねえが。 個人としては忍び込むか、男性側の従業員として潜り込むか考え中だな。 どちらにしろ同じく双波での隠し部屋捜索、従業員になる場合は常連連中の聞き込みや客の動きなんかを見ておこうとは思っている。連日か知らねえが賭け事に誘われた、もしくは賭け事目当てで泊まっている客はいてもおかしくねえしな。
>個人行動予定 今の所、お客さんとして動く人が多そうかな? 恋人に許可も貰ってきたし、私は花宿の従業員として潜入しようと思う。あ、通常の宿としての仕事は兎も角、それ以外の諸々はお客さんをお酒で酔わせてヒュプノシスで眠らせて誤魔化すよ。信用してもらえるよう演技スキルも持っていくね。 >情報共有 適時合流して情報共有も賛成だ。 エリアサイレンスを使う場合は、ナハシュが言ってくれたように顔だけエリア内に入れるか、二組位に分けて其々手早く話すというのも有りかな。8人集まると目立ってしまうというのもあるしね。 >バーネット もし幽体離脱を使うなら、私が護衛と周辺警戒をしようか? 花宿の従業員とお客さんが一緒に部屋に入るなら籠っても違和感は持たれない筈だ(別のスキルにする予定なら遠慮なく言ってね)。
No.10
スールだ、よろしくな。 花宿ってのは普通の宿とは違うのか? ま、隠れて入るよりは堂々と行く方が好きだからよ 客で行って、隠し部屋がねぇか調べるつもりだぜ。 騒ぎを起こせばお前らが動きやすい、とかなら 暴れるでも何でもしてやるからよ。そういうのがあれば言えよ。 花といえば、カペル この前よ、花とか送ってくれたろ。ありがとな。 ちゃんと壊さねぇように、大事にしてるぜ。
もしかしたら客か従業員かというより、何をするかで分担を考えた方がバランスが良さそうな感じかな。 ローザリカ君やジュスト君が賭場で賭け事をやってくれるなら、俺はそっちは任せて行動を聞き込みに全振りしちゃおうかな。 その場合は素直に花宿に客で行くよ。楽しい仕事になりそうだ。 >連絡手段 全員集まる共有は花宿の外でやった方がいいとは思うけど、そうだな。難しいかもか。 現場を押さえる以上、一番まずいのは俺たちが怪しまれて取引自体が延期や取りやめになることだと思う。 外でも全員集まるのではなく、できるだけ少数ずつでも各自できるタイミングで共有するようにしておいた方が良いかな。 今回は取引の時期が現時点で未確定だから、そっちの方が結果的にはいいかもしれない。 エリアサイレンスもテレパスも有用だと思う。 テレパスは最悪客側と従業員側で1人ずつは持っているといいのかな。 >騒ぎを起こす やるなら、潜入調査組が潜入する日に合わせてやってみるのとかかな。面白そうだね。
>連絡 まぁ、全員が全員テレパスを持っている訳でもないし、 持っていったとしても行動の選択肢が狭まるだろうから、 基本は何処かで合流なり接触して情報共有をしつつ、 表立っての合流が難しかったり、陽動を行う予定の面子が居るのなら、 そこはテレパスでやり取りってのが良さそうだな。 >カペル 従業員で潜入してくれるのならありがたい。 普通の従業員相手じゃ色々と細工をしたり、諸々終わって本当に休憩する時ぐらいしか、 幽体離脱で動けそうにないだろうし。
最初は役割もバラけた方が良いのかなと思っていたけど、確かに何をするかで分担する方がバランスが良さそうだね。 最終的に取引現場で証拠のお金を押さえる事を目的に……私は従業員達に「支配人と商人について」「次に商人が来る日」を中心に聞き込みしてみようと思う。関連して、もし可能であれば「隠し部屋について」も聞き出せたら良いな。 >連絡方法 合流場所や時間帯も悩ましいね。 宿の中だと目立つし、やっぱり外が良いかな? 昼の方が賭博に来る人がいない分人通りは少ないかも。近くの食事処の二階で昼食を食べながら、とか。 食事処や甘味処は複数あるだろうし、少数ずつでも各自出来るタイミングでというのもしやすいと思う。 私は日暮れ頃、理由をつけて『菖蒲』の玄関近くにいるつもりだ。合流出来なかった人に情報共有したいと思う。逆に私が合流できなかった場合はお客として店に来る人から情報を貰えると有難い。バーネットが言ってくれたように、そもそも正面から宿に入らない予定だったり陽動予定だったりの場合はテレパスでの方が良さそうだね。 (私はスキル枠数的にテレパスは持って行けなさそうだ。演技を変更するとしても、情報収集と信用を得る為の話術になると思う……申し訳ない)
連続でごめんね。 >バーネット 了解だ、バーネットが幽体離脱をする時は声を掛けて欲しい。お客を取る体で部屋を借りよう。 幽体離脱の移動距離は「自身の体から100m程度まで」だから、宿屋の中心部か、集めた情報で怪しいと目星をつけた場所に近い部屋にするようにするね。当日はよろしく頼むよ。 >スール 花宿というのは……ええと、説明は他の人に任せた( 私も騒ぎを起こすなら潜入調査組が潜入する日が良いと思う。実行するかは今後の相談次第になると思うけど、その時はよろしく頼むよ。 喜んで貰えたのなら良かった。改めて誕生日おめでとう。 君は文字の読み書きを練習していると聞いていたからね。手紙を書く時に使える道具をと思ったんだ。君のこれからの一年が良いものであるよう願っているよ。
花宿ってのは、店の女と食ったり飲んだり寝たり楽しく遊ぶところだぜ!( >連絡手段 外でやるなら少しずつ出れるやつで適時で賛成だな。 騒ぎを起こす場合は確かに出禁になりかねねえから、保険でテレパスを持つか外の連絡で情報を得る形にするのが妥当だと思うし、カペルがその辺やるなら特に問題もねえとも思う。 テレパスはたぶん持っていけるか・・?持っていけたら持っていくわ。 >決行時 現場を押さえるのは当然として、別に帳簿を押さえる組に分かれておいた方がよくねえかな。 店主が持ち歩いている場合はその場で帳簿も全部揃うが、そうでない場合隠し部屋での騒ぎから息のかかった店員に帳簿をとられても困るしよ。
そうだね、花宿は端的に言うとそういう場所だ。 だから俺も花宿の客として行……あ、うん。 賭場に案内して貰うにはその方が良いかなと思って、その、他意はないんだけど。 (気まずそうに視線を泳がせ咳ばらいをひとつ) ……ええと、騒ぎを起こすのとセットになる提案を一つ。 俺が花宿の客として先に入っておくから、ロゼは後から怒鳴り込んでくれば良いんじゃないかな? そうしたら俺が誤魔化す為に別の遊び場所に案内してくれって店にお願いするから、そうすれば賭場の方に自然に誘導できるかと。 騒ぎに乗じて他の人も動き易くなると良いなって。 帳簿や現場と離れた場所にあったり隠されている証拠は忍び込んで調査する人達が抑えやすそうだからお願いしたいところ。 全員で落ち合うとするなら外で怪しまれない様に少人数でって所は同意。 ただ情報共有はともかく現場を抑えるタイミング合わせはリアルタイムの状況次第になりそうだしテレパスが無難かなぁと思った。 俺は持っていけるし、賭場で金が部屋の外に持ち出されたタイミングで情報発信するよ。
そうそう、花のように美しい女性たちと楽し~~~く遊ぶところだね。 そんなところにわざわざ出向く男性を演じてくれるとはさ・す・が・だ・ね? ……とまあ、行動には迷っていたから婚約者殿(ジュスト)提案の陽動作戦に乗ろうか。 何か探るような動きが相手方に察されたとしても、 『なんだ、この女が不貞を働く旦那を嗅ぎまわっていたのか』と誤魔化せるかもしれない。 勿論最初から騒ぎを起こしては怪しんでくれと言わんばかりだし、 序盤はこそこそと情報を探る方向で行こうと思う。 連絡手段にはテレパスを用いる方針、承知した。 帳簿の回収も、抜けがあることを調べるためにも抑えられたらより良いと僕も思う。
>連絡 後はまぁ、簡単な単語や動作による符丁とかを予め決めておいて、 すれ違いざまに会話とか独り言に乗じて伝えるって方法も有るな。 伝達できる情報とか人数は限られるだろうが、外に出る手間も多少は省けるし、 連絡方法の一つとして準備しても良いんじゃないか? >個人行動 俺の動きの予定を纏めておくと、客として花宿に入って遊びつつ、 頃合いを見計らって籠っても怪しまれない場所に移動し、 幽体離脱で受け渡しの現場やら証拠を捜索する。 この時可能なら相手としてカペルを指名し、部屋の案内とか幽体離脱中の見張りを頼んでおく。 あと、スキルに余裕があるから、テレパスも一応用意するつもりだ。
ナハシュのそれは別に──ああいや何でもない(軽く頭を抱えて)。 そうしたら俺は最初に言った通り賭場での賭け事をメインにしておく。 イカサマを行っている事実の確認と、そこに正しく印のついた金を流す。あとは普通に情報収集を。 テレパスはできれば頑張って持っていきたい⋯⋯し、なるべくそれ以外の手段も取れるようにしておくね。 >決行時 帳簿もそうだし、ここで他の仲間を逃すのも上手くないかもしれないね。 隠し部屋に関係者全員いるとは限らない。俺は一応、決行時は隠し部屋外で動くようにしておこうかな。 とはいえ今言われている、潜入や探し物自体は得意ではないのだけれど。
>個人行動 潜伏の際のちょうどいい言い訳ができたようなので乗らせてもらおうかな? 具体的にはローザリカ殿からの依頼でジュスト殿の不貞調査中とか >分担 では我も隠し部屋の捜索自体は行うが踏み込みはせずに不正帳簿とか他の悪事の証拠とかの調査に回るとしようか。
No.21
んー。つまり……花宿の花ってのは花のことじゃなくて花みたいな女って事か? それなら、まあ納得だぜ。カペルもディオールも花っぽいもんな。 じゃあ、俺は近くの店で花宿の客っぽいやつに色々聞いてみるか。 金稼げる場所を探してるとか、なんとか……そういう話をしてたら 俺を負かして金が欲しいやつが連れてってくれるかも知んねぇし。 それで中に入れたら、怪しい場所を探して、何かあったら言えるときに皆に共有だ。 あと、合図があったら騒ぎを起こす。……暴れるなら、外でやったほうがいいか?
>スー・ルー君 おや、花のようだとはなかなか口が上手いじゃないか。素直に受け取らせて貰おう。 外でに僕は賛成かな。外に人を引き付けられれば中は動きやすくなるだろうし、 室内で暴れて何か壊したといちゃもんを付けられても嫌だと思ってね。 >ベルク君 存分に使って貰って構わないよ。 僕が彼の分まで許そう! >個人行動 透視とテレパスを持ち込もうと思う。 二重底や隠し部屋など、怪しげなものを発見出来たらテレパスで共有するよ。 調査できそうな者に向かって貰えれば幸いだ。
(ローザリカとジュストの仲の良さにほのぼのとしつつ) スールにはそのままでいて欲しい……っとと、嬉しい言葉を有難う。 騒ぎを起こす場所については、私も外でに賛成だよ。外聞を気にして従業員が早めに出てきてくれそうだ。 >連絡手段 簡単な単語や動作による符丁も良いね。紙だと万が一誰かに見られた時が怖いし……私も準備しておくよ。 現場を抑えるタイミングについては、テレパスを持っている人に何かしらの合図で聞くようにしておくね。もし上手く接触出来ない場合も商人の来訪自体は分かるだろうし、私は現場の抑えではなく帳簿や関係人物の確保に回ろうかな。従業員役なら油断してくれるかも。いざとなればヒュプノシスで眠らせよう。 >個人行動まとめ 花宿の従業員として潜入し、従業員達から情報収集。バーネットが幽体離脱を使用する時には部屋の案内と見張り役をするよ。 日暮れ頃には理由をつけて花宿の玄関近くにいて、仲間と密かに情報共有。 現場を抑える時は隠し部屋ではなく帳簿や関連人物の確保へ行くね。 明日出発か。皆、現地ではよろしくね。