【聖祭】聖霊節、雪、浴場にて
九蓮宝燈
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シナリオID:1641
オープニング
辺境都市群、迷宮都市エドゥノーグ。
古代からの上下水道設備を現代まで受け継ぐこの街には、公衆浴場が多く設置されている。
この地の迷宮専門の冒険者『探索者』のレイン・カミナギは、風呂をこよなく愛し、日に一度以上の入浴を習慣としている。
しかしながら夏からの帝国南部鎮守都市ヴィントへの出張のため、長らく思うように風呂に入れなかった。
ゆえにエドゥノーグに帰ってきた彼がまずしたことは浴場巡りであった。
今まで入れなかったぶんを取り返すがごとく、街の片っ端から、次々と浴場を制覇。
レインの所属する探索者パーティーのリーダーで、レインとはプライベートでも友人関係であるブレイブ・レオンハートは、連日レインにつきあっていた。
今もレインの隣で湯船に浸かり、桶に汲んだ湯で手ぬぐいを絞って顔を拭いている。
眼鏡は衣服と一緒に脱衣所に置いてある。裸眼でもこの程度の室内なら不自由はない。
ブレイブの目の前を、ぷかぷかと黄色い果実が流れていく。
今日この浴場では薬湯フェアをしているのだ。
薬草サウナはもともとエドゥノーグ名物だが、聖霊節という観光シーズンを機に、さまざまな薬草や果実を浮かべた薬湯を新たな流行として推し進めようということらしい。
いくつかの浴場がそういう企画に参加していて、レインは全ての薬湯を試すと言っており、ブレイブは今日も朝から同行しているのである。
今彼らが入っている柚子湯の他にも、リラックス・消炎・美肌・疲労回復など、目的の効能にあわせてブレンドされたスタンダードな薬草湯をはじめ、おしゃれな花びらの湯、変わり種として泡の湯や、保湿成分で粘り気を持たせた湯などがあるらしい。
「しかし……お前は風呂は一人で入りたいんだと思ってたんだけどなぁ」
ブレイブはレインに声をかける。
レインは手を組んで水鉄砲にして遊んでいた。
「なんで?」
「いや。誘われねぇから」
熱くなったのか、レインは湯船から上がって浴槽の縁に腰掛けた。
ブレイブはなんとなく見てはいけない気がして目線を逸らす。あたりには濃い湯気と柑橘類の香りが立ちこめていた。
「誘うものなの? 風呂って」
レインは心底不思議そうに言った。
「ん、あー……いや、いちいち誘うものではないわな」
ブレイブは思考に焦点を当てないようにしながらごまかした。
「次は林檎湯行こう」
レインは言い放つとブレイブの返事を待たずにすたすたと林檎湯に入りに行ってしまう。
「いい加減ふやけるぞ、まったく……水分補給忘れるなよ」
ブレイブは桶に石鹸や水筒を入れてレインのあとを追いかけた。
●感冒の寒空に
ノーレッジ・レオンハートとヒルダは神官や他の冒険者とともに薬草を仕分けしていた。
ここエドゥノーグの迷宮からは、季節や地域を問わず、年中さまざまな素材がとれる。
彼女たちの今日の仕事は、薬効のある植物などをすぐに使える状態にすること。
分類し、傷んだところは取り除き、洗浄する。そして乾燥させたり粉末にしたり、一定量にまとめたりするのだ。
あるいは、実りの乏しい冬の時期の栄養のために、ザワークラウトや果実のシロップ漬けなどを作ること。
喉にいい飲み物があれば、かかった病を治せはしないが、予防や病中病後の栄養にはなる。
今日ここで作られたものは、バザーで販売されて、売り上げは恵まれない人のために使われる。あるいは現物が孤児院に寄贈されたり、貧しい人に配ったりされるのだとか。
ヒルダが鍋の中身をことことと煮詰めている間、ノーレッジが熱湯で容器を消毒する。
「私はハーブとか全然わからないのよね。ヒルダが教えてくれる?」
ノーレッジは魔法には詳しいが薬草は専門外。対してヒルダは元は流しの治療師なので薬草には詳しく、ダンジョンに潜るとき、みんなに体にいい飲み物やお弁当を作ってくれたり、薬草を拾って臨時収入を稼いでくれたりするのだ。
「は、はい……!」
ヒルダはレシピのメモを準備してきていた。
数種のコーディアル。エルダーフラワーとレモンのものと、コリアンダーとキャラウェイのもの。
前者はデザートのようなもので女性や子供向けだが、後者はブランデーベースの大人っぽい味。
母子草のお茶は風邪症状に効く。本来は春の野草だが、新鮮な母子草がとれるのは迷宮の恵みの一つというわけだ。
野苺や枸杞の実は、収穫祭のときの妖精さんの置き土産である砂糖を使ってシロップに。
「へぇー、美味しそう。自分用にもほしくなっちゃうわ」
ノーレッジが褒めると、ヒルダは嬉しくなった。
「あ、あの、ノーレッジさんのぶんも、今度、作りますよ!」
「本当? 楽しみにしてるわ!」
おしゃべりをしていると鍋が噴きこぼれそうになって、二人は慌てて竈の面倒を見た。
解説
マスターより
リプレイ
赤紫の鱗のスィーリーンは冷えた指をこすりあわせて装飾品を外した。
篝火花を思わせる慎ましやかな鱗は変温動物の証。
石鹸を持って浴場に入ると、果物の香りを孕んだ湯気がスィーリーンを出迎えた。
(柚子の香りに、林檎の香り……)
まずは洗い場で肌を清めようと、温かい湯で石鹸を塗らした。メレンゲのような泡がもこもことたってきた。
スライム由来の爽やかな香りの中にふんわりと花の気配。この石鹸の香りはスィーリーンがプロデュースしたもの。
(作成に関わった身としては、こうして流通するのは嬉しいですね)
優しい洗い心地の泡で肌を包んだら、外で冷えた体をゆっくり温めるようにかけ湯をする。
砂埃を落としたら、黄色く色づいた柚子が浮かぶ湯へ浸かる。
手先足先がじんわりしてきて、スィーリーンは目を細めた。
(なんだか果物が食べたくなってきました)
ゆっくり温まったら、屋台で何かを食べようと決心する。
それに今日は神殿のバザーで、薬草や果物を使ったものが売られると聞いた。
果物のシロップ漬けがあればいいな、と思った。
ベルク・オスマットは温めた米酒をちびりちびりと舐めつつ柚子湯に浸かっていた。
酒の温度は風呂の湯温より高いくらいで、ベルクの体を内外から加熱してゆく。
「うむ、よき湯だ」
北壁の防人の一族としての務めに追われる一年であったが、今日ばかりは骨休めである。
よい仕事は適切な休息の上に成り立つものだ。
「来年、遅くとも再来年には殿下や将軍方もこのようにのんびりと湯治を楽しんでいただけるぐらいには帝国を再建したいものだな」
ベルクのまぶたの裏に堅物たちの顔が浮かぶ。彼らの眉間のしわも湯気を当てて伸ばしてやれればいいのだが。
「しかしエドゥノーグは遠いからなぁ、殿下に気軽に行幸していただける温泉地を帝国領内で探しておくべきか?」
ベルクが先のことを考えながら小柄な体をめいっぱい伸ばしていたら、柚子湯に入ってきた者が一人。
ほわほわピンクの髪をまとめあげたエデル=マグノリアは、体からよい匂いを立ち上らせていた。
それは薬湯に入ってきたからだけではなく、彼女の特異体質でもある。
先ほど入った風呂には織り目の粗い布でできた袋が浮いていた。中身はどくだみと背高泡立草、蓬だという。これは皮膚にぶつぶつができてかゆく、かさぶたになるような人に効くらしい。
別の湯は南天、青木、赤芽柏。こちらはもっと広く、皮膚の炎症や美肌に効くのだそうだ。
柚子の風呂には、冷えを解消して風邪を予防する効果があるという。
(白木蓮診療所で、湯浴みとは行かなくとも薬湯で体を拭いたり。患者さんに入浴剤を渡したりしたいわね)
患者に使う前に自分で体験してみようというのが今日のエデルの目的だった。
病に苦しむ人を救うために。
エデルの表情は穏やかであったが、瞳は真剣味を帯びていた。
リディリディ・トゥラ・イェレミースは浴槽の端っこに小さくなっていた。
鼻まで湯船に浸かったリディリディの目の前に柚子が流れてくる。
ぶくぶくと息を吐き出すと、柚子の軌道が逸れていった。
すみにいるのは人見知りする性質ゆえの事情である。
氏族の文化から、体を見られることに羞恥心は薄いのであるが、水浴びをしているとなぜかまじまじとした視線を感じるので女湯に来ている。
さもありなん。リディリディは華奢な肢体にボリューム感のあるお胸というずるい体つきをしている。しかも肉ならいくらでも食べられて、今日の予定も屋台巡りと迷ったくらいだというのだからとてもずるい。
リディリディがもう少し豪胆であれば、自分が魅力的な容姿をしていると自覚できたかもしれない……。
(あまり次々と浴場を移るのは忙しないのですが、薬草サウナはないのでしょうか)
薬草サウナはエドゥノーグ名物だというので興味があったが、期間限定風呂の広告ばかりで常設のサウナへの案内は埋もれていた。
広い浴場のすみのほうにそれっぽい木のドアがあったので、あとで見てみようと考えた。
●貸切風呂にて その一
厚い雲が青空を隠すころ、ふしぎ亭に集まるいつメンは街を歩いていた。
「この街には色んなものがあるよねぇ、お風呂もすごい種類!」
ヒロ・テスタロッサが貼り紙を見て言った。
「寒い季節には、また格別だよね」
そう言うララベル・サン・ディーベルは左右を恋人に挟まれてずいぶん温かそうだ。
「へぇ、保湿の湯?」
中にはなんとなく胡乱げなものもあるようだが。
「そういえば、柚子湯や林檎湯とかがあるらしいわね」
テュリン・ヴィングの言葉にララベルが相槌を打つ。
「お肌にいいらしいね」
果物の湯はヒロの琴線にも触れたようだ。
「あ、柚子のお風呂とか素敵じゃん、そっちにしよう!」
柚子湯があった浴場へと来た道を戻りつつ。
「皆で入れる混浴ね♪」
ヒロが言うが、ララベルの左腕に抱きつくアルラ・ニグラスは、他人の視線を集めてしまうことを少し心配した。
「他の人にも見られちゃうかしら」
ララベルの左側からルーシカが提案する。
「貸切できるかな?」
浴場の受付で聞いてみたところ、ちょうど今家族風呂が空いているということだった。
「わぁ、すごくいい香りがする」
ララベルが脱衣所のドアを開けると柚子の香りが充満していた。
小さな子連れの家族のための風呂であるからか、床は転んでも平気なようにむしろが敷かれていた。
締め切っているがゆえの濃い湯気で視界はさほどよくないが、テュリンは内装がなかなか洗練されているのに気づき、嘆息した。
「なかなかにいいわね。旅の疲れとかも癒される感じがするわ」
今日の旅行はララベルが皆を誘ったのであるが。
「ベルってこういった情報は特に耳に入れるのが早いのよね」
「充実してる浴場を一緒に楽しみたくて」
テュリンに肘でつつかれ、ララベルは照れくさそうに笑った。
「ベルって温泉の情報には結構目ざといわよね~」
そうララベルをからかうアルラは小さな手ぬぐいで前を隠している。
何も隠れていないばかりか、濡れて透けた白い布がお腹に張り付いて小さなおへそを主張しており、余計に艶めかしい感じがする。
ララベルは恥ずかしくて顔を背けたが、そっちでは一糸纏わぬルーシカがのびをしていた。
「はわわ、ルーシカはタオルないのっ!?」
「見慣れているだろうし、いちいち隠す必要もないからね」
ルーシカがそのまま体操を始めてしまったので、ララベルは洗い場に避難した。
ララベルが移動した先にはヒロがいた。
「隙ありーっ!」
いつもので思考がそっちに行っていたララベルはヒロの動きには気づかず、モロに受けてしまう。
「タオルはどうしたのっ!」
「そんなの必要ないよね!」
ヒロはぷっくりした胸をララベルの顔にぎゅうぎゅう押しつけた。
「色白なベル君が赤くなってかわいいねぇ♪」
まだ湯に浸かってもいないはずなのに、ララベルは茹で蛸になっていた。
「賑やかなみんなを見ていると飽きないね」
流れを見ていたルーシカは愉快げに笑った。
湯に入る前に体を洗おうとしていると、アルラがララベルに言った。
「ねぇ、やってみたいことがあるの」
「何?」
すると全身に泡を塗ったアルラがララベルに抱きついた。
「はわっ」
肌の上をつるつる滑る柔らかい感触にララベルの心臓は跳ね回った。
「前にどっかで見たの、ちょっと試してみたいな~って」
アルラは目を白黒させるララベルの表情を愛おしげに見つめていた。
アルラとララベルのやりとりを見ているヒロとテュリンの後ろに、そろりとルーシカが迫っていた。
隙を見せた二人をくすぐってやろうと思っているのだ。
しかし床の上は泡だらけでつるつるしていた。
「わわっ!」
足を滑らせたルーシカは二人の間を空振りしてしまう。
ルーシカがつんのめった先は、アルラの抱擁から解放されたばかりのララベルが。
「危ないっ!」
ララベルは転んだルーシカが怪我をしないように抱き留めた。
しかし両手はルーシカの控えめなお尻をしっかりとホールドしていた。
早くもいつものハプニングに見舞われたが、そんなこんなで湯船に浸かることができた一行。
香りが蓄積した疲労を緩和していく。
「のぼせてきちゃったわ。みんな、そろそろ上がらない?」
アルラが言い出して、次は食事にでも行こうかという流れになった。
湯船から出たララベルが腕をさすると、柚子の成分のためかいつもより滑らかな気がした。
「みんなも肌つるつるしない?」
そう言って一番近くにいたテュリンの背中を確かめようとする。
「えっ、何?」
話しかけられたテュリンが振り返ったためララベルは目測を見誤り、手は体の前でたわわに実った果実へと……。
驚いたテュリンはバランスを崩し、ララベルはとっさに自分の体を下にしてテュリンを守った。
「あいたたた……」
仰向けに転んだララベルの上にテュリンが乗っかっている格好だ。
倒れた直後こそ背中の痛みが勝っていたものの、戦場慣れしたララベルはすぐに状況を把握した。両の手のひらの中には柔らかいものが収まっており、指の動きにあわせてむにゅむにゅと……。
(柔らかくて、それに果物のいい香り……)
ララベルが恍惚としているのに対して、胸をがっつり揉まれているテュリンは頭が真っ白だった。
(段々と酷くなっていってるのは気のせい!?)
テュリンの顔が限界まで紅潮したころ、ララベルは正気を取り戻した。
「……って、ふわわわ、ごめん」
「謝らなくていいからね!?」
体を離してなお謝ってくるララベルに、テュリンはぶつぶつと言った。
「まぁ、巻き込まれたりするのはいいけど、ベルはもっとがっつくくらいの勢いで……」
「えっ、がっつ……?」
「いや、何でもないわ!」
ララベルはよく聞こえていなかったようだが、テュリンは強引に話を打ち切った。
浴場から出ると、ヒロが屋台で全員分の牛乳を買ってきた。
「風呂上がりは、腰に手を当てて飲み物を飲むのが決まりだって、誰かに聞いたよ!」
五人で乾杯して、グイッと飲み干す。
「冷たくて美味しいね!」
「寒い日に冷たいものを美味しくいただくなんて贅沢ね」
ララベルとアルラが顔を見あわせる。
●神殿
研鑽の徒ストレガ・L・リベルガストラは薬草を検分していた。
「食に精通するならば同じく口に入るものであるがゆえ、薬学も学ぶべしなのだ」
医食同源。
(健康は食からなのだ。私の趣味でもあるが)
積まれた草の山から母子草をより分け、傷んだところを切り落とす。
「迷宮から年中薬草が採れるのは本当に便利なのだ」
低温のオーブンで乾燥させ、砕いて粉末にする。それをシロップに混ぜて煮詰め、黄褐色に色づいてきたら油紙に上げる。冷まして固めれば飴である。子供でも口にしやすい甘い薬だ。
「舐めることで喉にじっくり効いてくるのだ。次は果汁を入れて味をつけるのだ」
次いで、菫の若芽と花、垣通、|こごみ《草蘇鉄の新芽
》といった野草や野菜を刻んで、母子草とともに打ち粉をし、衣でまとめて揚げていく。
「薬として飲むのが辛いなら料理してしまえばいいのだ」
健康であっても食べたくなるようなサクサクのかき揚げが油切り網に並んでいく。
「いい匂いですね」
木箱を抱えたイズル・M・ヴォルゴールが厨房に入ってきた。木箱の中身は注文の林檎である。
ストレガのかき揚げの具が春の野草であることにイズルは気づいた。
「これ、どこに咲いてるんですか?」
「迷宮から採れたそうなのだ」
イズルにはそれらが奇異に見えた。果樹を育て、果実酒を醸造する領地の出身である。太陽のもと、収穫の季節に感謝を捧げる生活をしているからだ。
「配達はこれで終わりなんです。俺もお手伝いしていきます」
イズルは手を清めると野草の山にとりかかった。
接骨木花の束をコーデュアル作りをしている神官に渡したところで、自分も作りたくなった。
(余り物で何か作るのは問題ないだろ?)
月桂樹やタイムなどを束ねていく。ブーケガルニだ。
続いてキャラウェイとナツメグでケーキ用のミックススパイスを作っているとき、後ろを神官が通りかかったので、慌てて確認した。
「次、何かに使うって決まってるなら言ってくださいよ?」
神官は自由に使っていいんですよ、と笑った。
アルマ・ヴァレンタインはノーレッジ・レオンハートとヒルダとともに、大蒜やバジル、チャイヴ、ディルを刻んでいた。
「そいえばノーレッジさんもブレイブさんと出身同じなんだっけ?」
「ええ。同郷よ」
アルマは先日ブレイブの故郷へ、クリーパー退治に行ったのだ。ブレイブには手紙を出したのだが、ノーレッジにも村の状況を伝える。
「そっか、クリーパーがねぇ……教えてくれてありがと」
アルマが心配してくれているのに感謝を伝えつつ、ノーレッジはぼやく。
「あの村はギリギリなんとかなってるから尚更たちが悪いのよね」
三人はおしゃべりしながらもハーブと角切りにした硬質チーズとオリーブの実をオリーブ油と一緒に瓶詰めする。
アルマ監修チーズのハーブオイル漬け。
「ワインに合いそうね」
「チーズだけじゃなくオイルのほうもドレッシングやパスタソースに使えるよー」
大蒜とチャイヴの香りが塩っぱい味と酒ののど越しの記憶をよみがえらせる。
「レシピが欲しいわ」
「どうぞー」
もともとレシピは置いておくつもりだったらしいアルマはノーレッジにメモ書きを手渡した。
●浴場 その二
「「「メリーユールフェス!」」」
ロベリア、ハルハン・ツァガーンナル、スフィカは楽しげに街を歩いていた。
「いやぁ、二人とお出掛けするのも久しぶりだ」
ロベリアが口角の上がった唇からギザ歯を覗かせる。
「今年も二人と一緒に聖霊節を過ごせて嬉しいな」
スフィカが同行者に向かってそう言った。
「ボクも嬉しいです!」
長身の白熊獣人ツァガーンナルが同意した。
袖からのぞく彼女の手はもふもふの冬毛に覆われている。
「寒くなる季節にお風呂! それに流石は迷宮都市、趣向を凝らした面白そうな浴槽を楽しませてもらおうじゃないか」
彼女たちの来訪の目的はもちろん浴場である。しかしいざ来てみればあまりにも種類が豊富だった。
「ナルの好みはどの風呂だい?」
どの風呂にしようかと相談している最中、スフィカはロベリアがツァガーンナルを愛称呼びしているのに気づいた。
「ねね、うちもナルさんって呼んでいい?」
「はい! もちろんですよ。スフィカも、ナルと、呼んでくれたら嬉しいです!」
三人の友情がまた少し深まったようだ。
「変わったお風呂の中でも、泡の湯って見た目から楽しそうですね!」
というわけで、三人が選んだのは泡の風呂。
湯には石鹸が溶かされており、彫刻の蛙の口からじゃばじゃばと注水されていて、その水の勢いでどんどん泡がたってくるという仕掛け。
「なんだかかわいらしいお風呂だねぇ?」
ロベリアが蛙をつつく。
「モコモコの泡が、とても新鮮です!」
浴槽の縁から焼きたてのケーキのように膨らんだ泡の山をツァガーンナルが両手で掬う。ふーっと息を吹くと、泡の塊は千々にちぎれて飛んでいく。
「入ってみようよ!」
スフィカが誘って、外の埃をすすいでから浴槽へ。
「うわ、すっごいもわもわだ。贅沢な気分になっちゃうね」
「ふふ、包まれる感じが癒されるねぇ」
体を浸すと湯とは違う軽く温かい感触と、プチプチ泡が弾ける音がした。下のほうの湯は泡立ちと泡の保ちをよくするためにとろみがつけられている。
手で湯を混ぜたり泡をこねたりして遊んでいたスフィカが不意に思いつき、自分とロベリアの頭に泡の塊をぽんぽんっと二つずつ載せた。
「いえーい、三人おそろいだよ!」
泡の塊は白い熊の耳のように見えた。
「わぁ! 二人とも、とてもかわいいですよ」
「かっ、かわいい……これはヤバイ」
スフィカの頭とツァガーンナルの頭を見比べ、ロベリアは口元を押さえて感極まったように漏らす。
「じゃあ、ボクは……」
ツァガーンナルは頭の上にどんどん泡を盛っていく。山なりに重なり、自重で先端が折れたその形は魔女の帽子に似ていた。
「スフィカにも載せちゃいます!」
スフィカのみならずロベリアの頭にも泡がたっぷりと積もっていく。
「ふふ、それじゃあボクも……」
ツァガーンナルに頭をデコられたロベリアは、顔に泡をつけてポーズを決めた。デコルテに垂れる泡は、ジド・ルウの立派なおひげだ。
「メリーユールフェース!」
女三人寄れば姦しいとはよく言ったもの。かわいい三人分の笑い声が浴室に反響する。
「また一緒に遊べると嬉しいな」
「聖霊節が終わって新しい年になっても、ボクも二人と一緒に遊べたら嬉しいです!」
スフィカとツァガーンナルが顔を見あわせてそう言いあい、ロベリアへと視線を向ける。
「嬉しいねぇ、ボクももちろん……二人と一緒にいられるなら喜んで。お仕事も遊びもめいっぱい楽しんでいこうじゃないか」
ロベリアがそう言うと、わぁっと歓声が上がった。
二メートルを超える巨漢ドゥーンフォルトは広い浴槽で足を伸ばしていた。
湯は杉菜と大葉子、檜で森のような香りがつけられている。
(……体と心に溜まった疲れが、汗とともに流れ出ていく気分です……生き返る、とはまさにこのこと)
ドゥーンフォルトは幼いころ、故郷が滅び、騎士団に拾われた。その後その騎士団で従者として働きながら成長するが、神の祝福を受けたのを機に独立し、冒険者となった。
極北、妖精騒動、ドワーフ王国の戦乱。騎士団を出たドゥーンフォルトを迎えたのは大波乱の情勢だった。
(誰かの助けになれたことも、なれなかったことも……楽しいことも苦しいことも……)
ドゥーンフォルトは今日まで大陸中を飛び回り、助けを求める人々のために尽くしてきた。
(己の未熟に、思うところがないわけではありませんが……駆け抜けるように過ごした数ヶ月。ときには一息ついても罰は当たらないでしょう)
思考を中断するように目を閉じる。
(明日からまた、誰かの剣に盾になれるように、今日はこのままゆっくり英気を養いましょうかね……)
仕事を済ませたサマエラ=フォリウムは白い息を吐きながら、帰る前に温まれる場所を探していた。
適当に貼り紙を読むと『パック効果で抜群の保湿力の泥湯』とあった。
(……なるほど、ここにしてみよう)
中に入ってみると、泥湯は混浴しかないようで、受付で湯着を渡された。
(湯が透明でないゆえ、見られにくいからだろうか……)
もとより自分の容姿は人から好まれないと思っているサマエラは、目立つつもりもなかった。潜伏任務のように、柱の陰にひっそりと位置取る。
(……うん)
肩まで浸かると、ほんの少しざらつく感じのある泥がじんわりと熱を伝えてくる。
(……なかなか、よいな……)
そのとき、じっ、とこちらを見つめる者が。レイン・カミナギである。
サマエラは数少ないレインが辛うじて判別できる人間だが、濡れ髪では即断はできなかったようだ。
「ん? どうしたレイン」
あとから入ってきたブレイブ・レオンハートは、レインの視線の先にサマエラの姿を認めると大慌てで陳謝した。
「とんでもない失礼を……!」
湯着着用とはいえ、混浴で異性をガン見したレインの非礼をブレイブが詫びた。
「ん、そちらも骨休めか……そうだ、ブレイブ」
知り合いのきれいどころとの混浴のため挙動不審のブレイブにサマエラが言う。
「伝言が一件ある」
「誰から?」
「くれぐれも無理をするな、と。弟より」
「会ったのか、あいつに」
ブレイブは困惑の表情を浮かべた。
「……今みたく、ゆっくりする時間も持たねば、な」
ブレイブの反応を見て、サマエラは人ではなく内容へ話題をズラした。
●ドリームロード
ブレイブがサマエラを引き留め、伝言の礼に食事を奢ると言って屋台へと連れ出した。
そこで貸切風呂で温まってきたばかりのシルヴィア・A・カペルに会った。
「やぁブレイブ。相変わらずレインとは仲睦まじいようだね」
「シルヴィア。あんたも風呂か」
「レインにも私の顔を覚えてもらわないとね?」
きょとんとしているレインに、シルヴィアはくすくすと笑う。
「レイン、味噌の新しいヤツ持ってたらシルヴィアにあげてくれ」
ブレイブが言うとレインはマジカルポケットから鞄を取り出して中を探った。
「これ、今朝詰めたやつだから」
レインはシルヴィアに木製の弁当箱を渡した。そして、シルヴィアにものをあげてサマエラにはあげないのはどうかと思い、もう一つ弁当箱を。
「君にはこっちをあげる」
サマエラが中を見ると、梅干しが詰まっていた。
「……友だからこそはっきり言おう」
シルヴィアは先日の、ブレイブの故郷での依頼についての話を切り出した。
「君の弟に会ったよ」
弟の名が出た瞬間、ブレイブの眉間にしわが寄る。
「そうか……道理で」
シルヴィアの話で、ブレイブはサマエラが弟に会った理由を知った。
「君の送金がなければあの村はクリーパーに滅ぼされていたかもしれない」
「そっか、役に立ったんなら仕送りした甲斐があったよ」
シルヴィアは厳しい顔でぐい、と迫る。
「……けど焼け石に水。根本の問題をなんとかしなければ村と共倒れになるだけだ」
シルヴィアの真剣なまなざしを、ブレイブは眼鏡越しに受け取った。
「君はお父さんを絶対視し過ぎているし、君自身は村に必要とされるヒーローであるという環境に溺れている。実際は弟さえ君の動向を知らなかったのに」
核心を突く指摘にブレイブは気まずげに頭を掻くばかり。
「そうは言ってもな。どうしたらいいものか」
今日のシルヴィアにはブレイブはたじたじで、叱られた子供のように萎縮していた。
「弟は君を大事に想っていると言っていたよ。彼のためにも無茶はしないでほしい」
シルヴィアは柳眉を寄せる。
「君が倒れたら悲しむ人間は多い。私もその一人だ」
ブレイブはしばらく考えてから、約束した。
「シルヴィア、ありがとうな。仕事が落ち着いたら、一度帰ってみるよ」
かわいらしい垂れ耳うさぎ獣人のネロは何気なくドリームロードを歩いていた。
その所作のところどころが、隠しきれない前職の匂いを孕んでいることに気づく者はいない。
(せっかく迷宮都市に来たんだし、名物の蛙料理にしようかな)
蛙料理の種類はあるものの、最も多いのは唐揚げのようだ。鳥獣肉に比べて脂が少ない蛙は、揚げ物にしてそれを補う調理法が人気。味付けのほうは各店個性を競っているようだ。
ネロは手近な屋台で唐揚げを買ってみて、一口かじる。
「うーん、おいしーい!」
「ははっ、かわいい坊ちゃんにはオマケしてあげよう」
大げさに媚びるネロの仕草に屋台のおじさんは頬を緩ませ、別の味付けの唐揚げをサービスしてくれた。
「ありがとーおじさん♪」
メインのおかずは十分手に入れた。あとは野菜や主食を補えば十分な食事になるだろう。
海神・江流が街じゅうに点在する迷宮の出入り口の一つから出てきた。
「最近、こっちの迷宮からは足が遠のいてたからなァ」
踵を地面にぶつけて靴裏の泥を落とす。
江流が迷宮都市に来たのは、対邪竜決戦兵器のためにゴーレムの腕を集める仕事を受けて以来だった。
(当時は余裕がなかったとは言え、認定等級とかも申請出しときゃよかったなぁ)
最近事情が変わって、江流は実績や称号を集めなければならなくなった。
江流は夢の塔に目をやり、そして閉じる。まぶたの裏に浮かぶのはとある令嬢の姿。
(それはそれとして、迷宮カカポや迷宮りーなはどこにいるんだろうな)
今になってそれらに興味が出たものの、そういう依頼が都合よく出るかはわからないし、誰かに同行を頼むのも気が引けた。
(単独じゃあ青銅級の申請もできないか。次に備えて頑張りましょ)
ぴゅう、と木枯らしが吹き、江流は身を震わせる。
(そういや温泉がどうとか言ってたっけ。軽く浸って帰るとするかなぁ)
賑やかな屋台を横目で見つつ、江流は歩き出した。
●貸切風呂にて その二
ネーヴェ・グラヌローザは浴場の入り口前でちらつき始めた雪を眺めていた。
男湯から出てくる待ち人――恋人のキーゼの姿を見ると、足取り軽く駆け寄っていく。
「女湯は桃の葉でしたわ。男湯はいかがでした?」
「こちらは薬湯ですね……なるほど、確かに普段よりも、桃のように瑞々しい肌になっていますね?」
雪の名の通りの透けるような肌が、今は朱がさしている。
ネーヴェは浴場が好きである。
「流石に全制覇とはいきませんが、気になるお湯は入っておきたいですわね」
「なかなかこういう機会もないですからね、迷宮都市様様ですか」
多種多様な湯が楽しめるのはいいものの、恋人と別々になってしまうのが寂しいところ。
「あの……キーゼさんさえよければですが……」
ネーヴェは長耳を染めて、控えめに切り出した。
二人が次に足を踏み入れたのは、貸切の家族風呂。
とは言ってもしっかりと湯着を着込んでいるため、水着より肌の露出やふれあいは少ないほど。
「せっかくですし、お背中流しましょうか」
「そうですね、お願いします」
キーゼはネーヴェの好意に甘えることにし、湯着の上をはだける。
普段は黒い外套で頭まで覆っているため、キーゼの体格はわかりにくかったが、こうしてみると冒険者らしい背中であることに、ネーヴェは今更ながら気がついた。
ネーヴェはざわめく心中を抑えて石鹸を泡立てる。わずかにラベンダーが混じった、爽やかな柑橘系の香りが広がった。
キーゼはその香りに覚えがあった。
「ああ、この間一緒に作った石鹸ですか……どうしました? 赤いようですが、入る前にのぼせましたか?」
「……はいっ、きれいになりましたよ」
ネーヴェはキーゼの問いを無視して、そそくさと湯船へと入っていく。
「これは……のぼせたんです」
そして、壁を向いたままそう答えた。
「……そういうことにしておきましょうか」
キーゼはネーヴェの耳の色は寒さのせいではないことに気づき、ため息をついた。
「今度は、僕があなたの背中を流しましょうか……いいですよね?」
「……だめ。恥ずかしいから……」
ネーヴェは体を落とし、湯船へぶくぶくと気泡を吐き出した。
既に日は落ちて人々が夕食や就寝の準備に追われる時間。
夢と欲望の街はまだ眠らない。
とある浴場の家族風呂。
湯は自然治癒力を高めると言われるタイム、女性の肌を美しくする薔薇、皮膚病に効くレモンバーム等をブレンドした薬草袋と、冬の寒さから肌を守る柚子の実を浮かべたもの。
これはルベア・ベルニの背中の傷を治そうと、ミア=リゼルが注文したものだ。
「古い傷でも、血行をよくすることで少しずつでも治っていくと聞いたことがあります」
ルベアの背には爪痕のような三筋の傷跡がある。その原因は過去の失敗によるもの。ルベアはいつも露出を少なくしてそれを隠しているため、冒険者の中で傷を見たことがあるのはミアだけ。
(ミアさんに、気を遣わせちゃってる、かな……)
ミアに背中を見られたとき、恥ずかしくて動揺してしまった記憶がよみがえる。『失敗』は特に深刻な話ではないのだが。
「ミアさんの言う通り、少しずつでも治っていけばいいんだけど……」
ルベアは髪を指先でくるくるいじり、気まずさをごまかした。
二人は湯船でゆっくりと体を伸ばす。ミアは指先で柚子をつっつく。柚子はぷかぷかと水面で揺れた。
「いい香りです……このまま湯船で眠ってしまいそう……」
「ここで寝ちゃったらのぼせちゃうわよ……」
ルベアがうとうとしたミアを起こそうと肩を揺すった。
「……んん……えいっ!」
「きゃっ?!」
近づいたルベアにミアは水鉄砲を食らわせる。ルベアはかわいらしい悲鳴をあげた。
「ふふっ、かわいいルベアさんに暗い顔は似合いません。あなたには笑っていてほしいのです」
ミアがニコニコして言うが、ルベアは複雑な表情。
「かわいい……ね」
ミアはルベアをいつもかわいいと言うが、ルベアにはそんな自信は全くない。
しかし悪い気はしていない。
「もちろん、生きていれば辛いことも苦しいことも、悲しいこともいっぱいあって……でも一緒にいることでそういうことを忘れられる。あなたにとってそういう人に、私はなりたいと思っているのです」
ミアの慈愛にルベアは柔らかな笑みを浮かべる。
「……もう、なれてると思う。アナタには色々なものをもらったしね……ありがとう」
●歓楽街
麒麟獣人のパヴェル・A・サムルガチェフは小洒落た頭巾を被り、羅の羽織を着て色街を歩いていた。
透ける布越しに見える肉体は絞られ、男性的な官能美を湛えているが、パヴェルの性別は?である。
(いつまでも『堅物でいい人』止まりっていうのも何だからなぁ)
異性との駆け引きの経験を積みたい。
パヴェルが常々抱えて持て余している満たされない思いが、恋愛で解消できるかはわからないが、行動しなければ始まらない。
パヴェルは女性と談話ができる酒場へ入った。
酒場は庶民的なものの適度に洒落た雰囲気のいい店で、ついた嬢は気取らず話しやすい性格だった。
小さな舞台があって嬢による歌や踊りが見られ、会話が途切れても間が持たないということもなく、パヴェルは嬢の名刺をもらってほろ酔い気分で店をあとにした。
その後パヴェルは浴場で、オイルマッサージを受けることに。
マッサージ師は妙齢の美人だった。半裸でうつ伏せになったパヴェルにまたがるような姿勢で、滑りのよいオイルを素手につけて施術する。
パヴェルの喉からはうなり声が漏れるが、それが凝りがほぐれる気持ちよさなのか、別の何かなのかはわからない。
迷宮都市に降る雪は徐々に量を増していく。
翌朝にはそこら中が白で埋め尽くされることだろう。
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年12月16日 15時17分41秒 公開
参加者
相談掲示板
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 貸切風呂を満喫した後ブレイブと少し話すつもりだ。 皆、素敵な一日になりますように。
パヴェルだ。よろしく頼む。 早速なんだがよぅ……。 【質問】 複数箇所への移動を目標にする(プレイングに記載した)場合、どのような形になるんだろうか。 採用されたとしても登場する場面が減るだろうし、行き先を絞った方がいいんだろうかねぇ。
おはよう。 みんなも聖霊節、楽しんでくれよな。 【回答】 Q.行き先は絞ったほうがいい? A. そうだな。 基本的にプレイング通りには書かれるよ。 しかしあまりにも描写が薄くなると思ったらマスター側で省略することも有り得るな。 25人イベシナ満員だから、持ち字数は1PCあたり480字になる。 登場シーンが増えても持ち字数は増えねぇから、多くて2シーンくらいがおすすめだな。 同行者が多ければ3シーンくらいあってもまあまあボリューム感が出るからその限りでもないけどな。
イズル・M・ヴォルゴールです。よろしく。 神殿で薬草の仕分けや保存食作り当たりをしようとおもってます。 「・感冒の寒空」に色々材料の記載があるから、薬草の仕分けとか、薬用酒とか果実酒とかハーブ使った食品系(多分菓子とかブーケガルニとか)作ってると思う。
スィーリーンと申します。 よろしくお願いします。 色々なお風呂を楽しもうと思います。
No.6
リディリディです。 あの、よろしくお願いします・・・。 食べ歩きと迷いましたが・・・、せっかくですから浴場に行ってみようかと思っています。
質問への回答ありがとうな。 ふむ。……よし。 『花の歓楽街』でいっちょ漢になってくるぜ……っ。 はは、特に誰かとってわけじゃねぇから、一緒に行ってみてぇやつがいたら 声かけてくれ。手紙でもかまわねぇからさ。
ミア=リゼルです。今回はお友達と一緒に貸切湯治なのです。皆様もごゆるりと過ごされますよう!