【学乱】劇団員募集! 第三演劇部といっしょ!
おおくまねこ
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シナリオID:1114
オープニング
「『二十五人のヤコブ・ヴィリアン』、『世紀末覇王伝ウィリアム』、『ゴーフルが如く』……うーん、可もなく不可もなくってトコね。あ、でもこれは没確定ね。『護衛騎士の秘めたる想い~殿下、拙の卵を産んでください』……レヴェリアあんた、第三演劇部を廃部にしたいの?」
アンケート用紙に書かれた劇のタイトルを読み上げていた第三演劇部長代行ラティオは、懲りずに性癖を前面に押し出した脚本をねじこもうとしてきた書記に向かって白墨を投げつけた。眉間にチョークが直撃したレヴェリアは悶絶し、痛みに耐えている。
「うぐぐ……。ちゃんと本名は伏せたのに……」
「レヴェリア。もっと真面目に考えて下さい。今度の公演は新学園長直々の依頼なのですよ! これは、我らが第三演劇部大躍進のチャンスです! 来期の部費二倍も夢ではありません! なんとしても成功させなくては!」
会計のマリリンが机をドンと叩き力説した。そう、彼女達は新学園長フォルトゥナ・アルヴァ・クラティアスから『新作の劇を公演してほしい』という依頼を受けたのだ。なんでも、彼女達が冒険者達の力を借りて公演した劇、『ロスガリア戦記Ⅰ~サーガ・オブ・ヴァンセントラフ』を見て感銘を受けたのだとか。
「『私は冒険者ギルドの方々とも、もっと交流を深めていくべきだと考えています。どうか、開かれた学園という私の理想の為に、貴方達にも協力してほしいのです。今度は王党派の応援企画として、冒険者の方とのタイアップ企画として、劇をやっていただけませんか?』か……」
新学園長の言葉を思い出し、ラティオは唸る。先日公演した劇は貴族派の応援イベントとしてやった劇だった。劇自体は貴族派からも好評だったのだが、脚本の原案を考えたのは冒険者であり、しかも劇本編にも冒険者がたくさん出てくるお話だったので、結果として新学園長を中心とする王党派からも注目されてしまったのだ。
「……まあ、引き受けた以上はしっかりやらないとね。予算もたっぷりもらったし」
新学園長からの要請を受けるか否か、部員達は迷った。この話を引き受けることは実質王党派への鞍替えと同じだからだ。とはいえ、元々彼女達は貴族派に強い拘りがあったわけではなく、顧問を含め、彼女達の多くは『支持派閥なし』の無党派層で、毎日楽しくお芝居の練習ができればいいや、という考え方だった。
しかし学園のみならずこの国の未来を想い、謙虚にも生徒に頭を下げる新学園長の姿を見て、第三演劇部の部員達は心を動かされたのだ。
まあ、新学園長のバックアップを受け、予算を気にせず冒険者達を雇って派手なお芝居ができるという条件は非常に魅力的だった、というのも多分にあるのだが。
「こんな時、部長がいてくれたらなー……」
しかしながら、部員で唯一まともな脚本が書ける部長が家庭の事情で長期不在になっているので、劇の脚本作りはまた難航しているのであった。
部員達は顔を突き合わせてうんうん唸るが、なかなかアイデアが出てこない。ちなみに顧問の女教師は机に突っ伏して居眠りをしていた。部員達はちょっぴり殺意が湧いたが、顧問がやる気ゼロなのはいつものことなのでスルーした。そして、二時間にも及ぶ会議に部員達が疲れ切った頃、レヴェリアが元気よく手を上げた。
「そうだ! また冒険者の人達に考えてもらうというのはどうかしら? 新学園長から、冒険者の人とタイアップしろって言われてるんだし」
「ええっ!? コンペはさすがに無茶じゃない? 自分の台本に没を出された後に役者をやってくれっていうのは失礼になっちゃうし」
レヴェリアの提案にラティオは難色を示した。だが、レヴェリアはニコニコ顔で説明を続ける。
「コンペじゃなくて、今度はいいとこ取りよ。タイトルとか必要最低限のことだけ決めて、細かい台詞は冒険者の人の要望を聞いて取り入れていけばいいと思うの。ノンフィクションである必要はないし、自分で自分の役職や台詞を考えてもらうなら、配役もすんなり決まるんじゃないかしら」
妙案だった。確かにそのやり方なら、配役やキャラの掘り下げにかかる労力はかなり削減できるかもしれない。
「なるほど……いいアイデアかも。よし、それで募集しましょう!」」
「「さんせーい!」」
「オッケー! ギルドに依頼書出してくるわ!」
その作戦には『話がとっちらかって収集がつかなくなる恐れがある』という致命的な穴があったが、みんな疲れていたので気付かなかった。
かくして、パンクリアース学園の歴史に残る珍企画が行われようとしていた。
●劇団員大募集!
第三演劇部の部員達が出した依頼は、さっそく王都内の冒険者ギルドに貼り出されることになった。
「パンクリアース学園の学生さんから大口の依頼が来ているわ。なんでも、お芝居の役者さんを募集したいそうよ。あら、新学園長の署名もあるわね。彼女も一枚噛んでいるのかしら」
王都の冒険者の店の女主人はくすりと笑いながら第三演劇部が出した依頼書を壁に貼り出した。
その依頼書では、第三演劇部が公演する予定の劇、『ロスガリア戦記外伝~副題はまだ決めていません』を演じる役者が募集されている。なんでも、冒険者とのタイアップ企画であることに意味があり、あまりハイレベルな演技は要求しないのでどうぞ気楽にご参加下さい、とのこと。人数はできるだけ多い方がいいとのこと。
芝居の練習も、他の依頼との兼ね合いもあるだろうから、可能な限り参加すればOKだそうだ。
「面白いのは、採用されたら自分で劇の配役を決めていい、と書いてある所ね。演じる役の希望を聞いた上でツギハギして一本のお話にまとめます、だって」
果たしてそんなことが可能なのだろうか。まあ学生とはいえ、演劇の専門家たちができるというのだから、できるのだろう。冒険者達は深くは考えないことにした。
「公演は新学園長も観劇されるみたいね。もしかしたら、他にも王国貴族の有名人も観劇に来られるかも……。さてこの依頼、行きたい人はどのぐらいいるかしら?」
解説
マスターより
リプレイ
●練習風景
「どうぞ、エフレム様の衣装です」
「ありがとうございます」
スィーリーンに差し出された尻尾付き腰巻と竜人の被り物を装着し、セオ・ウルジオは礼を言った。さらに黒いローブを頭から被り、『語らずの智者エフレム』の衣装が完成だ。熱烈なエフレムファンであり、手芸の達人でもあるスィーリーンが制作したエフレムの衣装は学生の芝居の領域を超越した見事な出来栄えであった。
「準備はOKね。じゃあ、早速練習に入りましょう。まずは、エフレムとレイウェスト皇子が二人で密談してるシーンから。サイラスさん、雷鳴が轟く雨の森のシーンの背景お願い」
「あいよ」
監督役の部長代行はメガホンを振り上げた。背景演出担当のサイラスは幻影スキルを駆使し、舞台の背景に注文通りの風景を映し出す。まさしく『魔法』の御業に、演劇部員達はおお、と感嘆の声を上げた。
「まさかレイウェスト殿下の役とは大変光栄ですね……。ええ、やるからには全力で演じさせていただきます」
残り物の役を希望していたらまさかの大役が回ってきたイデアは、大きく息を吸いこみ、ウルジオと向かい合った。
「はい、スタート!」
監督が合図を送り、二人の演技が始まる。
「ふむ……」
稲光をバックに、エフレムが呟いた。
「……よからぬ気配が漂っている。まさか、あの邪悪なる者が復活を……」
「どうしたのだ、エフレム」
渋い顔をしているエフレムへと背後から声をかけるレイウェスト。衣装はスィーリーンが完璧に再現していたので、遠目にはレイウェストそっくりだ。
「レイウェスト殿下。何故このような所に。……お慕い申し上げております」
突然、文脈を無視して衝撃的な告白をするエフレム。即座にラティオ監督が鈴を鳴らし、演技は中断された。
「カットよカット! ちょっとエフレムさん何口走ってんの!?」
「いえ、台本に書いてある通りなのですが……やっぱり何かの間違いでしょうか?」
セオはぽりぽりと頬を掻いた。
「私の台本には、『――私もだ。エフレム。帝国奪還など本当はどうでもいい。お前がずっと私の側にいてさえくれれば』(静かにエフレムを抱き寄せる)と書かれていますね……これは色々とまずいのでは?」
レイウェスト役のイデアも困り顔だ。
「台本に……? まさか!? レ~ヴェ~リ~ア~!!」
勝手にエフレムとレイウェスト役の台本に手を加えるという大胆な犯行が露見し、犯人はすたこらさっさと逃げて行った。
「ったく! すみません、あのアホには後でよく言っとくんで……。こっちが本物です」
二人に頭を下げながら予備の台本を渡すラティオ。その傍らでは、サイラスが炎竜型の闘気を噴き上げながら(注:幻影です)、ゆらりと立ち上がっていた。
「どうやら教育が足りなかったようだなあ。――あの小娘には俺が本当のマナズィールを教えてやろう」
●ロスガリア戦記外伝、開幕
そして月日は流れ、いよいよ芝居当日。いよいよ『ロスガリア戦記外伝~幻想ヴァイセントラフ砦大戦』が始まろうとしていた。
「いよいよ始まるんだね。楽しみだなあ」
「お越し頂きまして光栄ですわ、ウィリアム王子」
「たまたま予定が空いていたんだ。とても興味深いイベントだったし、知っている名前も名簿に載っていたからね」
観客席の最前列で和やかに談笑しているのは、リーンエス王国の第二王子ウィリアムと、パンクリアース学園の現学園長フォルトゥナ・アルヴァ・クラティアスであった。学園長はともかく、王子が観客に混ざっているのは、冒険者達はおろか、第三演劇部の面々にとっても寝耳に王水クラスの大事件であった。ウィリアムを呼んだのは学園長だったのだが、本当に来てくれるかどうかは分からなかったし、学生達が張り切り過ぎてしまい、主役の奪い合いになるのもまずいと思い、あえて伏せていたのであった。
「来ちゃったものは仕方ないわ! みんな、練習通り頑張りましょう!」
一部石化している冒険者達からは目を逸らしつつ、第三演劇部代表のラティオはヤケクソ気味に叫んだ。
●オープニング
舞台の幕が上がると、背景に王都グランスパーダの風景が映し出された。いよいよ芝居の始まりだ。
「私は『蒼玉の青薔薇』」
「僕は『白銀の騎士』」
舞台の中央に立ち、息ピッタリの身振りで挨拶をしたのは、シルヴィア・A・カペルとエフィルミアだ。
「あれは……まさかシルヴィア様!?」
「あの隣に立っている白銀の鎧を着た方は何者?」
観客達にどよめきが走る。それもそのはず、シルヴィアはリーンエス王国の『始まりの百家』に連なる侯爵家の令嬢である。平民ならばまだしも、このパンクリアース学園の関係者ともなれば、彼女の顔を知らない者の方が逆に少ないだろう。
エフィルミアの方はシルヴィアほどの知名度は無かったが、白銀の鎧を纏い、長い髪を結い上げて凛としたその佇まいは、シルヴィアと並び立つにふさわしい美しさであった。
「……それは王都の昼下がり。薔薇色の頬の君が笑いかける。僕の望みはただ一つ。この崇高な約束を、君の傍にいる事を、唇に触れて、確かめて……」
シルヴィアは観客に向けて、高らかに歌い上げ、甘く恋焦がれるようにリュートを演奏する。授恵者でなければ辿り付けぬ領域にまで達した彼女の演奏は、観客達の心を感動で打ち震えさせた。エフィルミアはシルヴィアが奏でる静かな曲に合わせて腰の剣を抜き剣舞を披露した。
(騎士はその身で語るもの、吟遊詩人のように鮮やかな言葉は紡がないけど、きちんと魅せてあげるよ?)
白銀の騎士は蒼玉の青薔薇の歌に合わせ、鮮やかな剣舞で観客を魅了していく。
剣舞を終えた後、白銀の騎士は蒼玉の青薔薇の手を取り、歌うように願いを口にする。
「僕は白銀の騎士。この身は王国の為にあるけれど……君が思ってくれるなら、僕は君が傷つかないように守る盾となろう。君が苦しい時に、君の敵を討つ剣となろう」
「君の信頼を頂戴?『蒼玉の青薔薇』ではなく、僕を選んで」
二人のどちらかを選べ、と促す二人。そして二人は息を合わせ、こう口にした。
「「――両方欲しい?」」
●第一章 逆襲のヤコブ
「時は新歴1220年。激戦の末、ヤコブ・ヴィリアンは退けられ、ヴァイセントラフ砦を巡る攻防は防衛軍の勝利に終わった。だが、忌まわしき吸血鬼は戦いの傷を癒し、新たな戦いを引き起こさんとしていたのであった――」
よく響く声のナレーションと共に、舞台の幕が上がる。ナレーションを務めるのはエヴァン・ピオネロである。
「ワタシのスウィィィトゥゥ!! な雄姿を見に来るとは! 良い心がけですねぇぇ! ふっふーー! そして最前列にいるのはウィリアムッ! 流石はこの国の王子ーッ! 見上げたものですッ!」
本物そっくりのダサいスーツを見せびらかすようにポーズを取り、観客達へと挨拶をするヤコブ。名前を呼ばれたウィリアムは苦笑した。
(ちょっと演出過剰だろうか?)
ヤコブ役を務めるロイ・アウレアは内心では冷や汗をかいていた。まさか観客にウィリアム王子までいるとは。もっとも、今は白粉を顔に塗りたくっている上に髪型も変えているので、王子に顔を覚えられることはないだろうが。
「では、ワタシのスウィィィトな仲間達を紹介いたしましょうッ! 彼らと共にワタシは今度こそヴァイセントラフを陥落すッ!」
ヤコブがポーズを取ると、舞台の照明が一瞬落ち、すぐに別の場所にスポットライトが当たった。そこにいたのは、四人の冒険者が演じる悪の戦士達だ。
ダークなカラーリングの衣装をまとったクローリカ、スィーリーン、アルマ・ヴァレンタイン、エルシー・サリバン、イーヤ・レプリスの五名は観客達に一礼をする。
「我は深淵への案内人アグラオニケ、月を天上から引き下ろした罪で魔女との烙印を押された者。高貴な血を持つそうだね? ……ふふ……生まれだけで権力を手にする者と、それを尊ぶ愚かな従者ども! その血、我れの役に立ててやろう……捧げるが良い!」
「さーさーお前たち~♪ その血を偉大なるアグラオニケ様に捧げるのだ~♪」
エルシーとアルマが演じる魔女と使い魔のコンビは観客達を脅かすように歌を歌った。
スィーリーンはエンライトを放ち、自分達を照らすと、さりげなく舞台袖に引っ込んでいく。
「仮面の暗黒騎士クロウ。邪術師リンスィー。異教の魔女アグラオニケ。魔女の使い魔マール。邪精霊エロイーヤ。貴族を憎む五人の邪悪戦士達は、ヤコブに与えられた亡者の軍勢を率いてヴァイセントラフへと進軍するのであった――」
●第二章 勇者の旅立ち
「この邪悪な気配は……殿下、どうやらあの『貴族喰』ヤコブめが近くに現れたようです」
「本当か、エフレム。ならば私も討ちに行こう。力を貸してくれ、エフレム」
「……畏まりました。妖精達に道案内をさせましょう」
エフレムが魔杖を振り上げて念を込めると、光のエフェクトと共に、舞台袖から可愛らしい妖精のコスチュームを纏った二人の美しき冒険者たちが飛び出してきた。
「ああ、亡国の皇子レイウェスト。そして語らずの智者エフレムよ。私達が貴方達を導きましょう」
「私達の手を取って――さぁ、参りましょう。あちらに、あなた達の求めるものが御座いますわ」
エミリア・シバとネーヴェ・グラヌローザはくるくると優雅に二人の間を回転しながら、歌うように口にした。
「さぁさ、『末っ子』のララノアちゃん? 貴女も出ていらっしゃい?」
「一緒にこの勇士達を導きましょう! 『末っ子』のララノアちゃん」
さりげなくアドリブを交え、エミリアとネーヴェはちょいちょいとララノアに手招きした。実は妖精役は三人いたのだが、緊張のあまり、一人ちょっと出そびれてしまったのだ。
(ここここのような舞台で、私のようなものが!?? 大丈夫でし?? ぃぃぃえ、一度やると決めたなら…お二人のためにも……)
腹を括ったララノアは意を決し、舞台へと飛び込んだ!
「ララノア、いいきまーーす! ぴぇぇ! 人が多いよぉぉぉっ」
ようやく三人揃ったので、予定通りレイウェストとエフレムの周りをくるくると踊る三人の妖精達。約一名絶叫しながらカクカクした動きをしているが、末っ子ということを強調する為の演出ということで、観客達はなんとなく納得した。
「ぇぇと……ここでターン!! ……つつ次のステップで……ふぇぇ。あぁぁ間違えてしまいましたッ! がんばって、がんばって私…ぁぁでも、人が! ひとがぁぁあ!!!」
自分のローブの裾を踏んでしまい、ララノアはすっころんだ。さらに衝撃で眼鏡が外れてしまい、舞台を飛び出した眼鏡はウィリアム王子と学園長の座っている辺りにまでコロコロと転がっていった。正に大惨事だ。
だが、眼鏡が外れてしまったことでララノアの視界はぼやけ、人の顔の判別はできなくなった。怪我の功名である。ちょっと動きがよくなったララノアはなんとかエミリアとネーヴェの動きについていき、自分の出番を全うした。
「ふふ……わたし、良く……頑張りまいたでしゅよね……あとはお二人に…まか、せ……」
が、ララノアはダンスが終わった瞬間に緊張の糸が切れ、真っ白に燃え尽きた。
すかさず異変を察知したエミリアが優しくララノアを抱き留め、ひょこひょこと操り人形のように手を動かし、ワルツっぽい感じで舞台袖へと引っ込んでいく。卓越した舞踏技術を持つ彼女だからこそ出来る荒業である。ネーヴェも観客に向かって一礼し、優雅にターンしながら舞台袖へと退場していく。なんとか観客に異変を悟られずにシーンを終えた冒険者達は、胸を撫で下すのであった。
なお、この時ウィリアム王子は菩薩のように穏やかな微笑を浮かべていたという……。
●第三章 緒戦
「我は帝国の剣にして、盾! この命と誇りにかけても絶対に砦は落とさせはせん!!」
帝国の猛将役を務めるクレア・エクレールは芝居用の剣をぶんぶんと振り上げながら、吠え猛った。
背景を蹴り、天井を逆さに疾走し、常人には不可能なアクロバティックな動きで、クレア演じる猛将軍グレンはばっさばっさと亡者の軍隊を切り伏せていく。だが、さすがに数が多く、一向にヤコブのいる場所にはたどり着けない。
「くっ……! なんという数だ! おのれヤコブ! まだこれほどの手勢を隠し持っていたとは……!」
「助太刀するぞ、将軍! はいやー!」
グレンの援軍として登場したのは、少しきつめの軍服と、豪奢な外套に身を包んだ麒麟の獣人だった。全身からメテオライトの閃光を迸らせ、麒麟は派手な登場を演出した。
「おお、バヴェル将軍! 剛将軍と名高き貴殿が味方とは心強い!」
「グレア将軍。よもや、国境を隔てて睨み合っていた貴公と共に戦う日が来るとはな」
グレンと固く握手を交わすバヴェル将軍。二人は帝国と王国の守りについていた将軍であるが、バヴェルはヤコブが再びヴァイセントラフを狙っていると知らせを聞き、王命でヴァイセントラフに加勢する為にここにやってきたのだ……という設定がナレーションで説明された。
「皆の者、ここは一旦引くぞ!」
二人の名将を相手に攻めあぐねたヤコブ軍は、一旦引き返していった。一息ついた二人は砦へと引き返し、作戦会議に入る。
「次こそヤコブを仕留めねばならぬ。グレン将軍よ、何か策はないか?」
「ある。実は帝国の生き残りの名工に、吸血鬼殺しの魔剣を用意させているのだ。遺跡から発掘された品だが、錆びて使い物にならない代物だったので、鍛え直して貰っている」
場面は変わり、今度は鍛冶屋の背景が映し出された。そこで槌を振るっているのは、ドワーフの女鍛冶、ヴィルヘルミナだ。本物の鍛冶屋なので、彼女が槌を振るい、鉄を鍛えている姿は堂に入っていた。ちなみに槌で金を打つ環境音や炉で火花がパチパチと爆ぜる音などの環境音は、ナレーション兼音響監督のエヴァンが担当している。
「この剣が鍛え終わるまで、あと三日……。どうにか、皆様持ちこたえて下さい」
●第四章 謎のサービスシーン
「くっ……! 数が多い! みんな、なんとか援軍が来るまで持ちこたえるわよ!」
義賊に扮するルベア・ベルニは義勇軍役の学生達の先頭に立ち、ヤコブ軍団との戦いを演じていた。領主に見捨てられた民衆達の抵抗と、ヴァイセントラフ砦を目指して進軍するヤコブ軍団達の戦いが描かれる章だ。
貴族派の貴族達には、領民を家畜と同程度に考えている者も少なからずいたが、観客の大半はまだ年若い学生である。「戦乱の際、領主に見捨てられた民衆がどのような末路を辿るのか」というシーンが描かれたことには、若き未来の貴族達の価値観を育む上で、多少なりとも影響があるシーンだったかもしれない。学園長も心なしか、真剣な眼差しで芝居に見入っていたのだが――。
「フフフ、やんちゃなお嬢さんね。でもここまでよ。『メテオライト』」
「ぐあああっっ!」
やけに露出が激しい衣装を身につけたお色気ムンムンの獣人イーヤ(役名:エロイーヤ)はルベアに向けてメテオライトを放った。対象識別を利用しているので実際にはルベアにはダメージはないのだが、ルベアはまるで本当にダメージを受けたかのように演技し、後方に吹き飛ぶ。イーヤは床に倒れているルベアに近づいていく。
「ふふふ、勝負ありね」
「くっ……殺せ」
何故か義賊から女騎士ムーブにシフトするルベア。観客席にいる多くの男性観客達は色っぽい展開を期待し、ごくりと息を呑んだ。
「ふふふ、殺すなんてもったいない事はしないわ。貴女にはとっても気持ちいいことをしてあげましょう」
「や、やめろ……! 私は女だぞ……!」
「ふふふ、問答無用。私の体の虜にしてあげるわ♪」
「あ~れ~!」
妖しい雰囲気が漂うシーンに学園の教師たちの多くは渋い顔である。中には立場を忘れ、期待に目を輝かせている男性教師もいたが……。
もふもふ。もふもふ。
「ああっ……! なんて柔らかい……!」
エロイーヤのもふもふした毛皮を頬に押し付けられ、ルベアの表情が緩む。
「なんだ、この温かさは……まるでお母さんの腕に抱かれているような……」
もふもふ。もふもふ。もふもふ。もふもふ。
思ったより健全だったので、教師達はみな肩の力を抜いた(あるいは肩を落とした)。だが、最前列では学生の父と思しきおじさんがごくりを息を呑み、隣にいる妻っぽい女性がわざとらしく咳払いをしていた。無表情になった学園長の眼差しに耐えかねたのか、監督はこのシーンの切り上げを決断した。
「やっぱあかんかったか!! 苦情が来る前に場面転換よ!」
演劇部員達は急遽照明を落とし、場面転換を試みる。
「それぞれに紡がれる多くの物語。麗しの戦士も違う一ページを綴ろうと動き始めた……」
エヴァンは冷や汗をかきながら、なんとかアドリブのナレーションで窮地を凌ぐのであった。
その間にもふもふから解放され、すごすごと舞台袖に引っ込んだルベアは、
「なんか、すっごい疲れたわ……」
と溜息をついたのであった。
●幕間
妙な雰囲気になってしまった会場の雰囲気を変える為、第三演劇部は大きな賭けに出た。急なトラブルが起こった時の為に用意しておいた独立した別の小芝居を差し込んだのである。再び幕が上がった時、背景はカフェらしき場所を映し出していた。
「カカオ、そしてチョコレート。お前がいなければ、今の俺は居ない」
机の上に山のように積まれたチョコレートを恍惚とした表情で眺めながら、スヴァン=ウォルフ=ユーウェンが呟いた。
「嗚呼、なんて素晴らしいんだ……この輝き、この芳醇な香り………」
クンクンと手に取った板チョコを香りを味わい、スヴァンは溜息をつく。
「ホットチョコレート、お持ちいたしましたわ」
「どうも有難う」
ウェイトレスに扮する第三演劇部会計がほどよい熱さのココアをお盆に載せ、舞台裏から登場した。
「おお……これが王室御用達のカカオで淹れたホットチョコレートか……。こちらはエドゥノーグ産の豆を使ったチョコムース……さすがはクリニエーラ商会のチョコレートだ……素晴らしい……」
スヴァンはホットチョコレートを何杯もおかわりし、チョコレートムースを堪能し、シメのザッハトルテをフォークでお行儀よく食した後、満ち足りた顔で舞台から退場していった。
「今のは一体……?」
ウィリアムを含め、観客達はみな狐に摘ままれたような顔をしていた。どうやら場の空気をリセットすることには成功したようだ。カオスを以てカオスを制す、というやつである。
●第五章 悲劇のプリンセス
場面は変わり、街が炎に包まれていた。お腹が空いたヤコブが精鋭だけを連れて進路を外れ、近場の街を襲撃しているシーンである。
「ほーほっほ、滅ぼしてやろう、人間共!」
「アグラオニケ様に心臓を捧げるのです~♪」
高笑いしながら楽し気に小さなステッキを振る魔女と、でかいフォークをぶんぶんと旋回させる使い魔。そして、黙々と騎士達を斬り捨てる仮面の騎士。ついに悪役達は領主の屋敷にまで攻め込んでいた。
「どっひゃー!? 敵がや、や、館の中まで入り込んできてるわよ、よ、よ!? おお、神よーー!!」
ゴージャスなドレスに身を包んだアルト=ミルドレッド=バ・ロッサはオーバーリアクションで椅子から転げ落ちた。
彼女は配役は王国の上級貴族の娘の役だ。本人の希望通り、このお芝居のヒロインの一人である。本人は芝居は家族と見に行ったことがあるぐらいでド素人だったのだが、何故か自信満々に大役を所望したので、ヒロイン役に大抜擢されたのである。
ちなみにテンション上がり過ぎでドタバタ喜劇のキャラみたいになってしまっているが、本人はおしとやかなお姫様のつもりであった。
「スウィィィトゥゥ!! 美しい姫君ですね! ワタシの花嫁にふさわしい! 生け捕りにしなさい!」
「ふふふ。よかろう。ヤコブの花嫁とかそれ何の罰ゲーム?」
「生け捕り~♪ 生贄~♪」
魔女と使い魔は邪悪な笑みを浮かべながら、アルトへとにじり寄る。しかし、そうはさせぬと、アルトの近衛騎士を演じるフリーダ=ブロムヴィストが颯爽と割って入った。
「この方をアルテイシア姫と知っての狼藉か! 曲者め! 出会え出会えー!」
白金製のゴージャスな装備を身に纏ったフリーダ(剣は芝居用のレプリカ)の号令と共に、騎士達がなだれ込む。たちまち、舞台の上で派手な殺陣が展開された。
「成敗いたす!」
シャルガネの古語っぽい口調で叫びながら、ヤコブへと斬りかかる近衛騎士。しかし、騎士の渾身の一撃はヤコブの傍らに控えていた仮面の騎士によって受け止められた。
「ヤコブ様の手を煩わせるまでも無いでしょう、ここは私がお相手します」
優雅にサーベルを構え、近衛騎士と対峙する仮面の騎士。ヤコブから力を与えられているのか、仮面の騎士は近衛騎士を膂力で圧倒していた。
「ふふふ、女性ながら見事なパワーでしたが……貴方に勝ち目はありませんよ」
早くも勝利宣言をするクローリカ。だがその時、薔薇の花が雨あられと仮面の騎士へと投げつけられ、その仮面を叩き落とした。そして露わになる、獣耳が生えた端正な女性の横顔。
「くっ……! 何者です!?」
「悪党に名乗る名などない。か弱い姫君を攫おうとする邪悪なる吸血鬼達よ、土に還るがいい! ここが貴様らの墓場だ!」
颯爽と登場したのは、名も無き騎士。演じるは男装の少女、ファーシル・クリスティアだ。
「あなたは、もしや我が婚約者である名も無き騎士様!?」
「姫様、遅くなりまして申し訳ございません」
ファーシルは恭しくアルトに礼をした。そう、この騎士の正体はアルトの婚約者なのだ。役名が「名も無き騎士」でも君は名前知ってないとおかしいやろ、と観客達は心の中で突っ込んでいた。アルトは緊張の余り台詞を間違えてしまったのだが、だが、本人は気づいていなかった。
ファーシル、フリーダ、クローリカの三人は激しく切り結びながら、舞台を所狭しと駆け巡る。本職の剣士三人が繰り広げる大迫力の殺陣に、観客達は感嘆の声を上げた。それもそのはず、三人の武器はレプリカだが、鎧は本物なのだ。多少本気で撃ちこんだところで、傷一つつかないので、みんな力いっぱい撃ちこんでいるのである。
「喰らいなさい! プラチナフラッシュ!」
近衛騎士が剣を掲げると、眩い光が刀身に反射し、仮面の騎士の眼を一瞬晦ませた。その一瞬の隙を突き、名も無き騎士の鋭い一閃が暗黒騎士の胴を薙ぐ。暗黒の騎士はどさり、と地面に倒れた。
「流石ですわ! ファルシオン様!」
今度はちゃんと台詞を覚えていた姫君は全力疾走で婚約者へと駆け寄る。しかし、暗黒の騎士はまだ息絶えてはいなかった。
「がはっ……! かくなる上は、一人でも貴族を道連れに……!」
暗黒騎士は最後の力を振り絞り、アルテイシア姫の背中へと剣を投げつけた!
「危ない!」
名も無き騎士は咄嗟に姫君を庇い、その胸で暗黒騎士の剣を受けた。
「姫様……申し訳ありません……」
名も無き騎士は口からケチャップを吐き出し、地面へと崩れ落ちた。
「ファルシオンサマ! ファルシオンサマー!!」
アルテイシア姫の九官鳥のような棒読みの慟哭が、舞台の上に響き渡った……。
●最終章 決着の刻
「スウィィィトゥゥ!! 何も悲しむ必要はありません。二人とも、後でワタシが蘇らせてあげましょう! ああ、ワタシはなんと紳士的なのでしょうか!」
クローリカとファーシルの最期を見届けたヤコブは、パチパチと拍手を送った。
「吸血鬼ヤコブ! 成敗いたす!」
「我が盟友バルディオン卿の恨み、ここで晴らしてくれる!」
次々と舞台になだれ込んでくる戦士達。いよいよ舞台はクライマックスだ。観客達はこの芝居の結末がどうなるのか、固唾を呑んで見守っている。
次々と躍りかかってくるゾンビ役の学生達を二人の将軍はばっさばっさと斬り捨て、ヤコブを追い詰めていく。だが、本物以上に強靭な設定になっているヤコブは二人の将軍相手に一歩も引かなかった。
そして、ついに登場するレイウェストとエフレム。観客の興奮は最高潮だ。
「その赤き瞳はレイウェスト! 帝国の皇子である貴方がワタシの前に現れるとはッ! 今日はなんという素晴らしい日なのでしょうッ!」
「終わりだ、ヤコブ。この剣で貴様を叩き切ってくれる!」
レイウェストが掲げた剣は、虹色に輝く刀身を持つ、神秘的な剣であった!
「そ、その剣はまさか!?」
「そうだ、これこそ、伝説の吸血鬼殺しの魔剣! 神代の遺跡より発掘された物を、ドワーフの名工ヴィルヘルミンに打ち直してもらったものだ!」
「黙りなさぁああああい! 今ここで、皇帝の血筋を絶やしてあげましょう!」
レイウェストへと突っ込むヤコブ。しかし、エフレムの杖から電光が迸り、実体化した紫電蛇の頭がヤコブの突進を阻んだ。
「殿下に手出しはさせぬ」
「おのれぇ!」
ヤコブは電撃に痺れ、片膝をつく。千載一遇のチャンスだ。
「ヤコブが危ない!」
魔女の使い魔がすぐさま加勢に入ろうとしたが、その瞬間、突然疾風の速度で戦場に乱入した着物姿の狐の獣人が黒刀を振り下ろし、後ろから使い魔をバッサリと斬り捨てた。謎の援軍の正体はコハクが演じる謎のダークヒーロー、『狐ニンジャ』である。
「背中がガラ空きだよ」
「うおおおおおっ!」
レイウェストは剣を天高く掲げたままジャンプすると、電撃で痺れているヤコブの頭頂部へと剣を叩きつけた。もちろん、実際に刃は当てていない。当たるか否かギリギリの位置に剣を滑らせているだけだ。
「ぐあああああっ!」
ヤコブはばたりと地面に倒れる。魔女はヤコブに肩を貸し、よろよろと舞台袖へと歩いて行く。
「愚かな人間達よ! 今日のところはこのぐらいにしておいてやろう! だが、人の心に闇がある限り、ヤコブ様は何度でも蘇るのだ! せいぜい短い平和を満喫するがいい!」
大仰な捨て台詞を遺し、異教の魔女はヤコブと共に去っていった。
「終わったな……」
ぽつりと呟くレイウェスト。
「お見事です。ですが皇子、忙しいのはこれからです。帝国の復興の為、皇子にはこれからも頑張って頂かねば」
猛将軍はレイウェストを労いつつも、その瞳は未来を見据えていた。ヤコブとの戦いは終わったが、帝国にとっての課題は山積みだ。
「そうだな。将軍。苦労をかけるが、宜しく頼む」
●エンディング
「こうして、ヤコブの二度目の侵攻は、英雄達によって阻止されたのでした……」
戦いは終わった。静かな音楽が流れ、いよいよ芝居は最後を締めくくる歌姫のエンディングテーマを残すのみとなった。
(なぜ、王子がここに……?)
舞台袖で出番の準備をしていたレティシア・レインフィールは観客席を見て一瞬、固まってしまった。
大勢の前で歌うのはあまり得意ではないのだが、第三演劇部の皆様が困っているようだったし、あとは少しでも自分の顔が知られる事で学園派の存在も知られる事になれば、と思い、この依頼を引き受けたのだが――
最前列の席にウィリアム王子が座っているのである。彼と目が合った瞬間、レティシアの脳裏には、先日のヴァイセントラフ砦での面会の件の記憶がありありと蘇っていた。当のウィリアム王子はにこにこと笑っている。一部冒険者達からは「うさんくさい」とも評される、いつもの微笑みである。
(驚きはしましたが、私個人の事で演劇を失敗させるわけにはまいりません)
レティシアは迷いを振り払い、舞台の中心に立つと、すう、と大きく息を吸った。
「――♪ ――♪」
天上の調べのような、美しい歌声が劇場に響く。歌い終わった後、歌姫が一礼すると、ウィリアム王子も含め、観客達はみな惜しみない拍手を送った。
●エピローグ
「みんな、お疲れ様―!」
エヴァンは蜂蜜入りの水を皆に配った。楽屋裏では第三演劇部の部員と冒険者達が混ざり、談笑をしており、お疲れ様会モードに突入していたのだ。
「うう、やっぱりやってしまいました……眼鏡、探しに行かないと……」
「よしよし」
ファーシルはしょんぼりしているララノアの背中をぽんぽんと叩き、慰めている。
「まあ、60点ってとこかしら。初めてにしては上出来ね」
一方、台詞を噛みまくっていたアルトはやけに高い自己評価を付けていた。
「一時はどうなることかと思いましたが、皆さんのおかげでなんとか無事にお芝居を上演することができました。ありがとうございました!」
演劇部員達は冒険者達にぺこりと礼をした。
その頃、表では、シルヴィアがウィリアム王子に挨拶をしに行っていた。
「――いかがでしたか?」
王子はシルヴィアの問いかけに少し思案した後。
「なんというか、凄かったね。冒険者らしいというか、なんというか。ユニークで面白いお芝居だったよ。――学園長の理想が叶えば、またこんな劇が見られるかもしれないな」
ウィリアム王子は微笑みながら、そう答えたのだった。
●CAST(演劇部員は省略)
白銀の騎士……エフィルミア
蒼玉の青薔薇……シルヴィア
『貴族喰』ヤコブ……ロイ
邪精霊……イーヤ
義賊……ルベア
深淵への案内人……エルシー
魔女の使い魔+役者のメイク……アルマ
仮面の暗黒騎士……クローリカ
レイウェスト……イデア
エフレム……セオ
ドワーフの名工……ヴィルヘルミナ
王国の姫君……アルト
近衛騎士……フリーダ
邪術師+衣装制作……スィーリーン
名もなき若き青年騎士……ファーシル
帝国の猛将軍……クレア
王国の剛将軍……パヴェル
ダークヒーロー……コハク
妖精の長女……エミリア
妖精の二女……ネーヴェ
妖精の三女……ララノア
歌姫……レティシア
カカ男……スヴァン
背景演出……サイラス
ナレーション……エヴァン
マスターコメント
イベントシナリオ易しい 報酬:標準25 / 4〜25人
2021年07月20日 16時15分22秒 公開
参加者
相談掲示板
エヴアン・ピオネロです。宜しくお願いします(ぺこり) 楽しそう…!と飛び込んだので、何をするかを決めてないです。 これから考えますね。
No.2
サイラスだ、よろしくなー とりま背景やるわ。あんまり人いてもね、みんな目立ちたいやん? …決して没タイトル見て「マタオハナシシタイノカナ?」とは思ってないよー?
シルヴィアだ。今回はよろしくね。 冒頭の劇のタイトルに惹かれたよね……色々な意味で← エフィルミアと一緒に配役を考え中。どんな劇になるのか今から楽しみだ。 当日はよろしく頼むよ。
ごきげんよう。レティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 どのような形でご協力させて頂くかはまだ考えているのですけれど…… しかし、新学園長もいらっしゃるとなると、少々緊張致しますね。 他にも王国貴族の有名人の方が観劇なさるかもしれないとの事でしたが 一体何方様がいらっしゃるのでしょうね(そして当日、大変驚く事になる)
こんにちは。ファーシル・クリスティアです。 劇って楽しそうなのでつい参加させていただきました。 わたし、せっかくですし、男装がしたいと思っております。華奢なので若手騎士とか兵士とか…とぐらいしか考えてませんが素人なりに頑張ります。よろしくお願いいたしますね。
やぁやぁ、なんだか楽しそうなことをしているね! ってことで、クレア・エクレール、お手伝いしに来たよ。 細かい部分はまだ決まってないけど、ボクも舞台に上がるなら男役として頑張ろうかなって考えてる。 皆よろしくねー!
何をしよう…と、考えたのですが、演技と声帯模写を使って ナレーションや効果音(物音や動物の鳴き声)をさせて頂こうと思います。 それでしたら、一応は出演者…ですよね? もし同じ事を考えてる方が居ましたらシーンによって交代するイメージでいきましょう。
こんにちは、セオ・ウルジオです。 僕は変装と演技でエフレム様の役をやりたいなって思ってます。 役が被る方がいらっしゃいましたら、ドッペルとして頑張ります! エフレム様は何人いてもいいと思うので。(←) よろしくお願いしますね。
アルマだよ、どーぞよろしくねー。 おしゃれさんで舞台映えするよーなメイクとか衣装担当さんとかやってみようかなーって 役のほうはハーフリングの人手が足りてなければモブ役とかー…? あと必要なら子役…とか…
アルトよ、よろしく こういう歌劇(?)には憧れてたのよね という訳で、私は令嬢役でも侍女役でも、なんなら王子を待つヒロイン的な役でも構わないわよ(自信満々に( 大丈夫よ、お芝居やミュージカルは よくママや使用人達と一緒に見に行ってるからね!() バッチリこなしてみせるわ(※なので未経験初心者()
クローリカです、よろしくお願いします。 私は男役も女役もいけますが、どういう役にしましょうか…。 ……悪役というのもなかなか面白そうですね。
スィーリーンと申します。よろしくお願いします。 協力させて頂いた前回の劇が好評だったと聞いて、 嬉しくて今回も来てしまいましたが 今回は役者としての参加なのですね……。 ……ええと、頑張ります。
ルベアよ、宜しく。 ……演劇での演技なんて初めてだからアレなんだけど なんか義賊ってワードが降ってきたから……それっぽくやろうかなって……。 どこまでうまくやれるかわからないけど。
ヴィルヘルミナです。よろしくお願いします。 役は……職人でもやりましょうか。
エフィルミアです!よろしくお願いしますー! シルヴィアさんと一緒にかっこよく男装して、観客をメロメロにします!
エルシー・サリバンだよ、ヨロシクね。 私も悪役をしようと思うの。 クローリカさんと一緒になるか別シーンかはMS一任で。 「我は深淵への案内人アグラオニケ、月を天上から引き下ろした罪で魔女と烙印を押されし者、王子よ冥府の土産に覚え、我と共に落ちるがよい!」(メチャ弱めた豪風)……とか? こんな感じで挑んで討伐されて消えるからねーー(
ぇとぇと…ララノアでしゅ…… お友達と…参加する予定に…ご、ございましで…(おろおろ え…演劇…舞台……あの…んと… な、なるべく長く…立っていられりゅように… がががががんばるのでしっっ(ぐっ よしょしゅくお願いしましでし!!!(ぺこー