【蠱毒】亡国の皇子に出来ること
空色みなも
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シナリオID:573
オープニング
「え?」
ギシュム族の大酋長、アシムベート・グリオウの言葉に、レイウェスト・バルダスは自身の耳を疑った。
亡国であるシルトラース帝国の皇子、レイウェストは、帝国奪還に向けた準備としてリザードマンたちの協力を取り付けるべく、ディズル大湿地帯を訪れていた。
その交渉の場で、リザードマンの兵を帝国奪還に借りる代わりにと、アシムベートから出された条件が、大湿地帯に封印された『泥血啜る月吸蟲』への攻撃に力を貸すことであった。
ここでアシムベートの言う『泥血啜る月吸蟲』とは、古くにディズル大湿地帯に現れた大型級のクリーパーであり、その力は伝説に残る『竜喰らい』などの超大型級にも比肩し得ると言われている。
そのあまりの強力さ故に討伐には至っておらず、リザードマンたちは大湿地帯の一角に月吸蟲を追いやり、封印地帯を設けているとレイウェストも聞いていた。
なので、レイウェストは月吸蟲がどこに居るのかと尋ねたのであったが――。
「あの毒虫めを封じ込めておる封印地帯は、果てしなく広いのだ」
続くアシムベートの説明によると、月吸蟲を小さな封印に押し込めることはとても出来ず、広大な湿地帯を用意し、そこを抜け出さないように周囲に結界を施すのが精一杯なのだとか。
そのため、月吸蟲への攻撃を行なおうとするたび、その居場所を捜索してやる必要があるというのだ。
「そういうことか――なら、私もその捜索に参加しよう」
話を聞いて合点がいったレイウェストは、兵を供することを約束してくれたリザードマンたちの恩義に報いるため、自らも月吸蟲の捜索に加わることを決意した。
●
「――という訳だ。今回、君たちに手伝って貰いたいのは、封印地帯の出入口付近に現れる敵の掃討だ」
集まった冒険者を前に、レイウェストが依頼の内容を伝えている。
あの後、レイウェストは冒険者ギルドへ依頼し、月吸蟲の捜索に加わる冒険者を集めていたのだ。
冒険者ギルドは帝国崩壊に関する事柄に主体的に対応するよう取り決めがなされている。
リザードマンたちの助力を得ることが帝国奪還のために必要不可欠である以上、そのために必要な協力は惜しまないというのが冒険者ギルドの姿勢でもあった。
「今回、敵の掃討を行う出入口付近では、雲霞鳥の群れとの交戦が予想される」
レイウェストが想定される敵として出した雲霞鳥とは、ディズル大湿地帯に広く分布する鳥型の魔獣である。
その強さは生息する地域によりまちまちではあるが、概ね、群れを形成すると薄い靄をまとうことで能力が強化される、という特徴を持っている。
封印地帯は川と石垣により周囲が覆われているが、その石垣が雲霞鳥にとっては巣を作るのに都合が良いらしく、月吸蟲を中に閉じ込めているという環境にも関わらず、雲霞鳥の繁殖地となってしまっているようだ。
本来であれば、群れの形成がなされる前に、はぐれて飛んでいる雲霞鳥を狩るのが一般的であるが、稀にしか開放されない封印地帯の内部では、そうも言っていられない。
「エフレムは月吸蟲への攻撃に力を温存している。だから今、君たちこそが頼りだ。よろしく頼む」
レイウェストの言うように、いつも護衛としてレイウェストの側にいるエフレムは、今回の依頼に同行していない。
冒険者たちの目をまっすぐ見つめ、レイウェストは冒険者たちに助力を願った。
解説
マスターより
リプレイ
(はわ……私なんかが殿下をお守りするなんて、こんな事あるかしら)
元は帝国貴族であるアウレーリア・フォン・ネーベルベルクにとって、ナマで皇族に接する――それも謁見などではなく、護衛としてそばに控えるというのは、刺激的な出来事であった。
「それにしても殿下。土地の住人ならいざ知らず、帝国兵や冒険者にこの地形では探索困難……空からの索敵、即ちビッグオウムを用いてはいけないのでしょうか」
アウレーリアは心の昂ぶりを抑えつつ、思い切ってレイウェストに自らの意見を具申する。
「実は私もそれは考えたんだが……どうやらビッグオウムを飛ばすには、封印地帯の空はあまりに危険らしい」
レイウェストが答えるには、封印地帯の上空には様々な危険生物が跋扈しているという。
今回、冒険者たちが討伐しに来た雲霞鳥も、そうした危険生物の筆頭なのだ。
「雲霞鳥か……前の狩りは随分昔の話だし、数も多い。腕が鈍ってなきゃいいんだけどな」
そう呟くルチル・プルメリア・グレイハーツも、自らの地元である大湿地帯で大きな動きが起こっていることに対し、張り切っている様子である。
ルチルには以前、迷宮都市エドゥノーグでレイウェストと顔を合わせていることからくる親近感もあり、また、大湿地帯出身のリザードマンとして、月吸蟲を捨て置くことはできないという感情もあった。
「ところで雲霞鳥って食べられるんでしょうか殿下。あわよくば食材として回収したいのですが!」
やはり帝国貴族の令嬢であるユークリア・フィナンシェは、討伐対象が鳥と聞いて食料的な興味が湧いたらしい。
「貧欲さが我々の心根であります。我々が生きる為、ご決断を!」
「あ、ああ。このあたりの雲霞鳥に関しては、少なくとも毒があるとは聞いていないが」
ユークリアはレイウェストに勢いよく迫ったうえで、望む答えが得られたとみるや、グッと喜びの握りこぶしを作った。
(帝国の方々が祖国再興を乞うならば、この方が経験と名声を積むことは決してマイナスにはならない)
一方で、ルーファス・W・ワーズワースは貴族といっても、王国貴族であったが、レイウェストの民を想う心には共感を寄せていた。
(皇族の護衛についてる、なんて部隊の皆に言ったら驚かれるかしら)
帝国軍人であったミツキ・アインホルンは、かつて起こった帝国崩壊に思いをはせる。
「間近でレイウェスト殿下のお姿を拝見する日が来るなんて、夢にも思わなかったわ……」
中性的な容姿の魔術師、ザザ=ステルヴィナの視線は、見目麗しいレイウェストに釘付けになっていた。
(それにしても……噂に違わぬ美少年~)
ザザはレイウェストにすっかり見とれてしまっている。
「戦場に出れば貴族も奴隷も関係ないもんだね。うんうん、上手くいけばいい」
ヨル・スレイマンはぐるりと依頼に集まった仲間を見渡し、満足げに首を縦に振った。
この場に集った者たちは、立場を越えて同じ戦場に立っているのだ。
「さて、なにせ敵は空を飛ぶすばしっこい鳥で、さらに靄で強化されているときた。命中精度を確保しておくに越したことはないだろう」
ヨルは範囲攻撃を行う予定である魔術師の、アウレーリアとザザに鋭敏な知覚を与える強化を施した。
「私にもお願いできるかしら?」
同じく範囲掃討を担当するエルフの魔術師、レシュノルティア・ピオジェレラも敵の討ち漏らしを防ぐべく支援を求める。
「レシュさんには私が!」
それには普段から付き合いのあるユークリアが応え、レシュノルティアの敵を捉えるための感覚が研ぎ澄まされていく。
「皇子。私たちが全滅したときは、必ずその情報を持ち帰って頂きたいわ。だから、後ろで待機しておいて欲しい」
縁起でもないミツキの言葉に、レイウェストは何かを言いかけた――が、ミツキの軍人としての覚悟がこもった顔つきを見て、ただ静かに頷いた。
「帝都奪還のため、全力を尽くします」
それを見たミツキも、レイウェストに力強く頷き返した。
●
冒険者たちが足を踏み入れた封印地帯は、足下のぬかるみがやっかいなばかりか、奥に行くほど深い霧に覆われ、視界が不良となっていた。
「来た! 羽の音が聞こえるわ」
「そのようだな。こっちも熱源が見えている」
レシュノルティアの鋭い聴覚が、霧の中から迫る敵意を早い段階で捉える。
また、ヨルの温度を可視化した視界も敵影を捉えており、冒険者たちは雲霞鳥に対し、機先を制することが可能になった。
「さて、手筈通り接敵までの時間を稼ぐわよ!」
「誤射のないよう、魔法を扱う者で前線を構築します。殿下は後方で至近迎撃を」
「天光満ちて流れよ 異界の門開きて奏でよ その旋律――出でよ、アーケインテンペスト!」
真っ先に動いたミツキの号令で、アウレーリアとザザを合わせた三人により雲霞鳥を包む雷光が召喚される。
雷光はそれぞれ雲霞鳥の群れを絡めとり、雲霞鳥が冒険者たちに近づくのを妨げた。
「まだまだ、これだけじゃ終わらないわよ」
続けざまにミツキは光り輝く球体を呼び出し、自らが雷光で絡めとった雲霞鳥の群れに襲い掛からせる。
雲霞鳥のうち4体は慌てて高度を上げることで回避したので、光球に捕らわれることで機動力を奪われた雲霞鳥は2体にとどまった。
だが、それでよい。それによって群れの足並みは乱れ、集団行動を困難にさせたのだから。
「レシュノルティア君、こいつで派手にやってしまえ」
ヨルが念じると、レシュノルティアの手にした杖が淡い輝きを帯び、その性能を高めていく。
「私の全力よ! 吹き飛びなさい!」
レシュノルティアが周囲からかき集め、極限まで濃縮したエーテルは、ユークリアの支援により研ぎ澄まされた感覚に導かれ、雲霞鳥の群れの一つを過たず捉えた。
雲霞鳥を覆う靄をも凍てつかさんばかりの豪雪がゴウ、と吹き荒れ――。
「これで生きてるってどれだけ丈夫なのよ?」
嵐が晴れた後も墜ちることなく飛び続ける雲霞鳥の影を見て、レシュノルティアが呆れた声を上げる。
「あの靄が魔力を大きく減衰するみたいですね。とはいえ、B群はもうフラフラみたいですし、あと一押しでしょう」
群れごとに識別呼称を与え、様子を観察していたアウレーリアが、同じ群れに杖の先端を向ける。
「私の心を焦がし続ける炎の熱さを知るといいわ」
アウレーリアが杖から放った炎は、雲霞鳥の群れに着弾するや否や激しい爆発を起こし、実に5体もの雲霞鳥を落としてしまった。
それでも1体は高空へ逃れているのを見るに、この成果にはヨルによる命中精度への支援も大きな役割を果たしていたことが窺える。
「討ち漏らしはあたいがやろう。魔法は群れているやつにとっといたほうが効率がいいだろ?」
残った1体に、ルチルが弓につがえた矢を向ける。
常人では引き絞ることも困難な長弓がしなり、眩いエーテル光に包まれた矢が射出された。
針の穴をも通す精度の矢を、手負いの雲霞鳥がかわせるはずもなく。
翼を射抜かれた雲霞鳥は、真っ逆さまに地面へと墜落した。
「――私に触れると火傷するわよ? 蠢け地獄の業火よ……!」
群れの一つの掃討が済んだのを見たザザは、冒険者たちに近づきつつある群れの一つに向かい、呪文を紡ぎあげる。
ザザの言葉通り、雲霞鳥の群れを舐めまわすようにうねった炎は、群れのうち4体を焦がしていく。
「エサに注意を引かれている今のうちに……!」
そして雷光の影響を受けていない雲霞鳥の群れが、自らの投げた動物用の食べ物に気を取られたと見たユークリアは、その隙に光の檻を召喚し、その群れをまるごと閉じ込めてしまった。
「流石だな……」
レイウェストは獅子奮迅の活躍を見せる冒険者たちを眺め、ポツリと呟く。
「レイウェスト殿下、例えばの話ですが。今、殿下を雲霞鳥の群れへと叩き込んだら生還出来ますか?」
ルーファスはレイウェストをいつでも庇える位置を維持しながら、レイウェストに問いかける。
「それは……難しいだろうな。だからこそ、私も君たちに依頼をした」
レイウェストは一瞬、口ごもるも、最終的には正直な感想を述べた。
「僕は思います。今、貴方が取るべきは剣ではなく筆であると。お尋ねしたかったのです。貴方は何故、前線に赴かれるのかと」
いよいよ距離を詰めてきた雲霞鳥の群れを、ルーファスは手にした剣より放った衝撃波に巻き込みながら、レイウェストになおも問う。
「……力を持たぬ民の代わりに力を示し、希望となるのもまた、皇族としての宿命だろう」
レイウェストの答えに、ルーファスは思い至る。
ルーファス自身、貴族として弱き者に手を差し伸べることを矜持とし、剣を振るっている。
ましてやレイウェストに至っては、皇族の身。その肩に背負った重みは想像するに余りある。
「なあに、レイウェスト殿は顔役だからな。やるべき事をやるために構えてくれていい」
重くなった空気を振り払うかのように、ルチルの朗らかな声が響く。
「本日、殿下は弓もお持ちとおっしゃってましたよね?」
「ああ、護身用に剣も持っているが、なにせ相手が雲霞鳥だからな」
ユークリアもまた、レイウェストを護るように配置につきながら、レイウェストに出来ることを聞き取っていた。
「雲霞鳥退治は数を減らしていくことが肝要なんだ。弱っているやつを狙えるかい?」
「本職の君ほど弓の扱いが上手くはないだろうが、やってみよう」
ルチルに促され、レイウェストが放った矢が、1体の雲霞鳥の体に突き立った――。
●
集団で狩りをする雲霞鳥が周囲に群がったが最後、後には骨しか残らない、とはよくリザードマンによって語られるところである。
冒険者たちは群れの一つを消滅させたものの、10体ほどの雲霞鳥が今まさに、冒険者たちへと群がろうとしていた。
「まったく、飛べるってのはそれだけで大きなアドバンテージね」
上空を旋回することで冒険者たちを囲いこもうとする雲霞鳥たちを見上げ、ミツキが溜息をつく。
「ははっ、これならどうかな?」
そこへヨルが響かせた笑い声が天へと抜ける。
すると冒険者たちの周囲に、封印地帯を覆うものとは性質の異なる霧が立ち込めた。
雲霞鳥たちは、本能的に察知した――この霧の中に留まっては、危険だと。
慌てたように、雲霞鳥の群れが冒険者たちから距離をとる。
その実、もしこの霧の中に留まっていたとしたならば、数瞬の後、荒れ狂ういかずちが雲霞鳥たちを打っていたであろう。
「殿下、こちらへ!」
ユークリアがレイウェストを導いて射線を開けたところへ――。
「どんどん撃破していきましょう!」
ミツキが雲霞鳥の群れの1つに、魔法の石つぶてを炸裂させる。
(くっ、まだ足りないの……? 皆を生かし、勝利へ導くような力……)
魔法は群れの半数を巻き込んだものの、なお健在な雲霞鳥を見て、ミツキは歯噛みした。
「レイウェスト殿下、全体を俯瞰し過ぎると脅威の度合いを見誤ります。崩壊は常に一箇所から――負荷の大きい戦力への注視を怠らぬよう」
ルーファスも再び衝撃波を放ちつつ、レイウェストの大局観を養うべく助言を行う。
「手負いの獣ほど恐ろしいのは鳥でも変わりない。確実に仕留めるよ」
ルチルは油断なく雲霞鳥の狙う先を探りながら、強力な一射により、最も弱った1体の雲霞鳥を射落とした。
1体が欠けたことにより、雲霞鳥の群れがまとう強化の靄に、綻びが生まれる。
「閉ざされた冬に抱きしめられて眠りにつけ……!」
そこへザザが魔法で引き起こした吹雪が襲い掛かり――。
「炎にその身を苛まれなさい」
アウレーリアの燃やす炎が爆ぜ――。
「もうっ! こちとら全力は使ったところなのよ?」
レシュノルティアの放った岩が炸裂すれば――。
雲霞鳥の群れがまた1つ、綺麗に消え去っていたのだった。
●
「くっ、そっちには四羽が行ったわよ!」
レシュノルティアが生み出した鉄の壁に、ミツキの魔法により機動性を奪われ小回りが利かなくなった2体の雲霞鳥が激突する。
光弾を雨のように降らせることで迎撃を行いつつ、レシュノルティアは後方でレイウェストを護る冒険者たちに注意を促した。
4体の雲霞鳥はその飛行能力を生かし、レイウェストへと向け、上空から殺到しようとする――。
「僕が居る限り、レイウェスト殿下には指一本、触れさせませんよ」
しかし、そこへ盾を構えたルーファスが割り込み、雲霞鳥からの一斉攻撃を受け切った。
このままの調子でいけば、光の檻に封じ込められている群れが解放される前に、外に居る群れは方が付くであろう。
冒険者たちはヨルやユークリアといった癒し手を始めとし、回復手段も多く残している。
複数の群れで同時に相手するのであればいざ知らず、もはや雲霞鳥たちに生き残る術はなかった――。
●
「ふぅ、なんとか無事に片付いてよかったわ。これで少しは、リザードマンから協力を得るのに近づけばいいわね?」
残った雲霞鳥の掃討も終え、レシュノルティアが額の汗を拭いながら、レイウェストに話しかける。
「ああ、今回は依頼を受けてくれて助かった、誠に感謝する。しかしまだスタート地点に立ったばかりとも言えるな……」
しかしレイウェストは先を見据えようとするあまりか、一つの試練を乗り越えたという実感に浸ることもできないでいるようだった。
「殿下? 真面目なのは美徳だけれども、時々は自分の時間を持つ事も必要よ。友人を作ったり、趣味に没頭したり、ね?」
そんな様子を見かねてか、ザザがレイウェストに肩の力を抜くよう窘める。
「すまない……いや、こういうときはありがとう、だったな」
フッと小さく微笑んでみせたレイウェストを見て、ザザの心も少し軽くなった。
ザザはレイウェストを見ていると、心配を覚えるのだ。
それは、かつての孤独な自分を思い出してしまうからかもしれない――。
「平気かい?」
「これくらいの傷は大したことはないですよ」
ヨルはルーファスがレイウェストを庇った際に負った傷を治療している。
「しかし、空からの捜索が無理となると、こうして地道に探すしかないわけね」
「ま、正確な情報っていうのは地に足つけて手に入れるものだからねえ」
アウレーリアの言葉に、ルチルは情報屋なりの解釈を加えて納得しているようだった。
「何より、皆が大丈夫でよかったわ」
冒険者たちに大きな被害がないことを確認し、ミツキは喜びの表情を浮かべる。
ミツキは思う――誰かのために自身が命を散らすその時は、まだ先のようだった、と。
「あ、大変です! 大切なことを忘れるところでした!」
そこへ唐突にユークリアが大声を上げたので、冒険者たちは一斉にユークリアの顔を見た。
「食材として雲霞鳥を回収しませんと! お肉!」
何かと思えば、ユークリアがそんなことを口にしたので、レイウェストと冒険者たちは思わず顔を見合わせ――そして、笑い合ったのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ難しい 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年02月20日 06時01分30秒 公開
参加者
相談掲示板
情報屋のルチルだ。 クラスはシューター。よろしく。 足場が悪い上に敵は空を飛んでデメリットを無視してくるってとこは中々厄介だね。 集まって能力が向上するし兎に角数を減らしていくのが肝心か。 攻撃面については長射程と範囲攻撃ができるキャスターが多いし安心できそうだ。
キャスターのレシュノルティアよ。よろしくね。 とりあえずルチルも言ってるように長射程に範囲攻撃をぶち込んできたいところね ただ、靄がある以上、回避されそうだから当たるかも注意するところかしら。 撤退基準はレイウェストのそれと同じでいい気がするから、どう彼と自分の身を守ってくかになりそう。 私個人としての動きは、高速展開式超魔法フレイムゲイズとかストーンブラストをぶちこんで、【爆】属性が暴れてくれないかなって思ってるわー。 レイウェストの守りに向けて、壁を出すこともできるけど、とりあえず今はどうしようかって考えてるところね
ヒーラーのユークリアです! よろしくお願いしますね。 私は回復系もりもりで行こうかなと思っています。 回避されそうなら命中バフも持って行きましょうか。 今のところ移動力が1になってしまうのですよね、少し不安です。
キャスターのミツキよ。よろしくお願いするわ ひとまずアーケインテンペストで遅延策を取るわ。 あと、スタティックフィールドね。これは「効いた個体」と「効かなかった個体」がバラバラにでたら、上手く分離してくれないかしら。 メインの行動は、私も範囲攻撃で一気に削る感じね。 接近される前にかなり削っておかないとね。
キャスター、アウレーリアよ。宜しく。 これは範囲攻撃の嵐が吹き荒れそうね。 キャスターの範囲攻撃は命中低めの傾向があるから、最初は効きが悪いかも。 慢心せず範囲を重ねて、確実に数を減らしましょう。 一度減り始めたらどんどん効くようになっていく筈だから、序盤が肝心よね。 殿下お一人をお守りするだけなら、光縛封で囲っておくこともできるわ。 あれなら物理攻撃で破壊することは出来ないから。 ……勿論、ご本人が良い顔をなさらないと思うけれど。緊急措置として一応、ね。
やあ、何とも圧倒的なキャスターの数ですね。 これはどう足掻いてもカバリングしきれる気がしませんので、 素直に前衛をしつつ殿下の護衛に付くのが定石でしょうか。 ともあれウォーリアのルーファスと言います。どうぞ良しなに。
キャスターのザザ=ステルヴィナよん。今回は宜しくね♪ 私もミツキさんと被らない座標に【アーケインテンペスト】を召喚しようかと。 攻撃時は範囲魔法をメインに使用する予定よ。 >レイウェスト殿下 アウレーリアさんが言ってる様に緊急時の対策として準備しておいても良いと思うわん。<光縛封 それとは別に殿下はシーフらしいけれど…どう動いて頂くべきかしらん? 後方に留まって頂くか、それとも前に出て頂くか…。
ヒーラーのヨルだ。宜しくね。 そうしたら延戦するための回復と、確実な命中と火力向上のためのバフを持っていく形にしようかな。 ユークリア君と似た動きになりそうなので、バランスは適宜とっていけたらと思うよ。 回復範囲をカバーするように少し離れて位置取りするとかすれば、移動力もある程度はカバーが効くかもしれない。 防御としての光縛封はもしもの時にはありかもしれないね。 応雷が届くなら祈雷2を持っていくのもいいかも⋯⋯と思うから、スキル構成はもう少し迷っておく。
そうねぇ…… >レイウェスト シーフってジョブと、使えるスキルが不透明ってことだし、どんな得物を使ってるかもわからないから、とりあえず大人しく待っててもらっていいんじゃないかと思うわ。 敵の動きが中空、今のところ出てる動きが遠隔からの範囲攻撃だから、レンジ外になるだろうし、余程接近されて回避を頑張ってもらうくらいじゃないかしら? >キャスターの範囲攻撃 んー、4つの群れがそれぞれ少し離れてる状態から、レイウェスト関係であんまり分散しない私たちに向かって侵攻してくるはずだから、最終的に一か所に集まってくる……と思うのよね、多分。ちなみに、向かって来ずに離れて様子見をするやつらはその分攻撃してこないのだからおいておくって感じね? だから、最終的には重ねるので良いと思うのだけれど、折角4人いるのだし、散らして攻撃した方がいい気がするのよ。
>殿下の扱い 後ろで待機してもらうでいいと思うわ。 >範囲攻撃 私個人の意見としては、今回の敵、固まると魔法防御も抵抗も上がるから、四つの群れにバラバラにダメージを与えるより、一つの群れを集中して落とした方が結果的に効率良いのではないかと思うわ。 具体的にどれくらいの補正か分からないから、「かもしれない」止まりだけども。 ただ、「敵全員それなりにダメージを負ってるが、一体も落ちずに接敵された場合」と「軽症の個体もいるが、半分倒し済みで接敵」だと、後者の方がまだ希望がありそうな気がするのよね ここは他の人の意見も聞きたいわ。
>殿下の扱い 弓に持ち替える。など、安定して運用出来る遠距離攻撃が 手持ちに無いのであれば極力下がって頂いた方が良いと思います。 撤退判断を兼ねるなら尚更、全体像が見えていないでは困りますし。 >範囲攻撃 雲霞鳥はざっくり言えば纏まって生きていると居るだけで厄介。 出来るだけ早く数を減らせばそれだけ脅威度が下がる。 という敵のようなので、基本、火線は集中運用した方が良いと思います。 それと正直【アーケイン】は全員持っておいて良いのではないかな、と。 火力集中で出来るだけ余剰を抑える様に範囲魔法を放っていくなら、 各個の火力向上より遅延手段を最大限増やした方が理に適いますよね。
>レイウェスト アタイも後方待機に賛成で。 だが、相手が飛んでると前を飛び越えて後ろに攻撃ってのも有りになる。 シーフだから回避スキルを保持してそうだが、後方待機と言いつつ戦場からの孤立にならないように注意だな。 まあ、聡い方だし自分の役割も認識しているはずだ。無闇に攻撃を仕掛ける事もないと思うし方針を伝えれば動きに合わせてくれるとは思う。 遮蔽物による防御がききづらいってのはこちらも同じだから、なるべく集まってカバリングを受けやすいようにしておくのがいいだろう。 >範囲攻撃 こちらも攻撃は重ねて放った方がいいと思う。 不安なら一先ず何発か放ってどの程度魔法防御上昇の補正が入ってるか見たらいいんじゃないだろうか? アタイは念の為、範囲攻撃を受けた中でも密集が薄い敵を狙い撃つつもりだ。
>殿下 前にお出ましになったところで、範囲攻撃吹き荒れる危険地帯ですものね。 足元は沼地だし、私達が積極的に前進するメリットもあまりない。 後方と言いつつも、皆あまり変わらない程度の位置で迎撃することになると思うわ。 自衛と、出来る範囲で近接時のカバーをしていただければそれ以上何も求める必要ないでしょう。 >範囲攻撃 敵は6羽の組が4つ。とりあえず、一度一つの群れに集中攻撃してみましょ。 それで過剰火力になるようなら以後少し割ってもいいし、撃ち漏らしが出るなら続行かしら。 アーケインテンペストは持って行きます。これは逆にばらけさせた方が良さそう。 他にはスタティックフィールドも有効でしょうね。今回は巻込みリスクが少ないし。
ギリギリの発言ですみません。 【光封縛】で一組の6羽は3ターンの間、閉じ込める事ができるかもしれないのでやってみようと思っています。魔法攻撃でしかダメージを受けない壁なので。 次に命中バフを付与していき、回復もしていこうと思っています。 >レイウェスト殿下 私たちの行動方針をお話した上で、ご本人に出来そうな事があるか聞いて、その場で決めるのもアリかもしれません。
んじゃま、とりあえず開幕は集中かしらねー。 その後は6ヘクスしか離れてない以上、アーケインテンペストしてもすぐ接敵しちゃうでしょうから、その場の判断に近くなるかしらね。 ユークリア、光縛封ありがと。 私の方もアイアンウォールをやっぱり使うことにして、咄嗟の遮蔽物に利用してみようと思うわー。 レイウェストにも、回避にでも攻撃にでも利用してって伝えるつもりよ。シーフだから、いけるなら壁登るでしょうし
殿下は後方待機で了解よん。 初手は他と被らない座標にサブでアーケインを展開。 メインは氷嵐で一箇所を集中攻撃するわね。 2ターン目以降は初手で攻撃したグループの一掃が完了するまで攻撃続行。 一掃後は別のグループに照準を移行するわ。