【帝国】ヨゼフの亡霊(後編)
おおくまねこ
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シナリオID:3490
オープニング
北壁山脈。シルトラース帝国の北部にその地はあった。その峻嶮なる峰はかつては人類の生存圏の最果ての地として知られていた。そのさらに北――征竜の住まう『極北』の地に、かの竜を崇める人々の集落が発見されるまでは。
その日、魔獣ガゼルの背に乗った一団が北壁山脈を越えようとしていた。無謀にも、その刻は嵐の夜であった。北壁山脈とはいわずとも、登山に挑むにはあまりに厳しい夜であった。
一団の名は『シン・シルトラース』。かつて帝国過激派と呼ばれた、皇帝ヨゼフを崇める敗残兵たちにして、強さを求めて吸血鬼へと転じた、異形の群れであった。レイウェスト率いる帝国の斥候の目を逃れるため、あえて嵐の夜に出撃した彼らは、北壁山脈へと至る峡谷の前に差し掛かっていた。
(――ダハーカ殿。この先は危険です。獣のものとは違う、強い殺気を複数感じます)
先頭を行く仮面の男に、誰かがテレパスで話しかけた。今は姿は見えないが、ダハーカはその男の強さと皇帝への忠誠心を信頼していた。
(よく知らせてくれた。待ち伏せか。恐らくは冒険者達だろうな。数は?)
(まだ、分かりませぬ。ですが、十を下回ることはないかと)
(ヨラヒムに投入された戦力より多いな。イネスの息子か、連れ去られたメイドが情報を漏らしたのだろう)
ダハーカはため息を吐いた。
(いいだろう。ならば受けて立ってやる。元より、皇帝陛下の御命を奪ったあの連中を許すつもりはない)
ダハーカは騎馬の脚を止めて立ち止まると、部下達へと語り掛け始めた。
「諸君。約束の時は来た。今こそ我らはあの山を越え、極北を目指す」
吸血鬼としての『父』であり、『祖父』であるダハーカの言葉に、付き従う吸血鬼達も足を止めて聞き入っている。彼らはダハーカと、崇拝するヨゼフの為には命をも捨てられる結束力と、目的の為ならばあらゆる障害を排除する覚悟を持つ強力な授恵者の一団であった。その身に取り込んだ魔獣の四肢や死者から移植され、四本となった腕などが、彼らの覚悟を物語っている。
「我々は今日この日まで多くのものを喪ってきた。祖国、家族、友……私は決して、帝国崩壊の日、失ったもののことを忘れたことはない。この痛みは、諸君らは誰よりも知っているはずだ。そして、我らはヨゼフ皇帝陛下と共にならば、失ったものを乗り越え、帝国を在りし日の姿へと導いてくれると信じ、戦ってきた。
だが、あの帝都決戦の日……ヨゼフ皇帝閣下がレイウェストに敗れた時、シルトラース帝国は滅びた。しかし、まだ我々は負けていない!」
――うおおおおお!
「ヨゼフ皇帝陛下の意志を継ぐものがいる限り、真の意味でシルトラース帝国が滅びることはない。否。皇帝陛下亡き後も不変の忠誠を捧げる諸君らこそ、真の意味での『帝国近衛連隊兵』だと言えるだろう!」
――うおおおお!!
「死者は蘇らぬ。たとえ、死霊術や吸血鬼化などの外法をもってしても。それがこの世の理である。――だが、ならば私は、その理を破壊してみせよう。神の座に至る者による、世界の変革。その秘法を以て、私はヨゼフ皇帝閣下をこの世に再び蘇らせる!」
――うおおおおお!!
「その為に必要なものが、かの裏切りの騎士エフレムである。レイウェスト・バルダスは大逆の徒エフレムを生かすという愚行を犯した。だが、それこそが我らに逆転のチャンスを齎した。我らは極北に追放されたエフレムを捕え、隷属させた上で強制的に昇神させる。そして、エフレムの手でこの世の理を書き換えることにより、再びヨゼフ皇帝陛下の治世を取り戻す!」
――うおおおお!!
(ダハーカ殿のおっしゃる計画は、本当に可能かどうか検証しようのない妄想とも取れる計画です。ですが、皇帝陛下の復活の可能性がある以上、見過ごすことはできませぬ。ならば僕は、彼らに力を貸しましょう)
黒衣の獣人――はダハーカ達よりは幾分冷静であったが、彼らと運命を共にすると決めていた。元より、彼が仕えた主君は、既にこの世を去っているのだから……。
「いくぞ、シン・シルトラースよ! 我らの手で、シルトラース帝国の在るべき姿を取り戻すのだ!!」
●
轟轟と唸る風を切り裂き、吸血鬼達の声が聞こえてくる。冒険者の中でも極めて聴力を持つ者達は、ブリザードが吹き荒れる中でも、ダハーカの演説をはっきりと聞いていた。そして、かつてヨゼフに仕えた者達――元ダハーカ直属の諜報員『歩き巫女』ユズリハと、『偽りの征竜の巫女』イネス・コンテスティの耳にも。
「今、はっきりと聞こえました。どうやらダハーカ達は極北に流刑となったエフレムの身柄を押さえることが目的だったようです」
イネスは良く通る声で冒険者達に語り掛けた。彼女はディズル大湿地帯で犯した大罪により、現在は虜囚の身だ。だが、彼女には生き別れの幼い息子がおり、その身柄を宰相バルバスティンが抑えていたため、宰相に逆らうことができなかった、という事情が発覚したため、極刑だけは免じられた。そしてイネスはその贖罪のため、自らこの戦いに志願したのだ。
「ダハーカは吸血鬼だから……エフレムを倒してしまって、自分の眷属に仕立て上げるつもりなんだと思う。そうすれば、エフレム自身の意志も、レイウェスト皇子がエフレムに下した最後の命令も関係ないだろうし」
ユズリハがぽつりと言った。
――二度と、私以外の者の望みを叶えてはならぬ。二度と、私の前に現れてはならぬ。二度と、人を殺傷してはならぬ。二度と――人と言葉を交わしてはならぬ。エフレム……そなたを殺せぬ私を、許してくれ。
レイウェストはあの日、エフレムの命を断つことはできなかった。代わりにレイウェストはエフレムにそう命じ、極北の地へと追放した。そして、その命が燃え尽きるまで、征竜の代わりに世界の守護者を務める使命を与えた。そして、冒険者達に討たれた征竜は、最後にこう言い残した。
――力を示したか 小さきもの達よ。世を守護するは難事 我を退け『世界の守護者』と成るならば その責は汝らへ委ねられよう。人間達よ 神が創りし世界を守り 慈しむのだ。
「ここで彼らを止めましょう。あの連中を、決してエフレムの元に至らせてはなりません。それは、レイウェスト皇子の優しさと、我ら人間にこの世界を託した征竜への冒涜です」
帝国の斥候の言葉に、冒険者達は深く頷いた。
解説
マスターより
リプレイ
「突撃せよッ! 崖下は手薄だ! 一気に突破するぞ!」
シン・シルトラースの指揮官ダハーカの号令と共に、魔獣ガゼルに乗った12体の配下吸血鬼達は加速した。崖下と崖上の二手に分かれて待ち伏せしていた冒険者達は吹き荒ぶ吹雪をものともせずに突進してくるヨゼフの亡霊たちを見据え、これを迎え撃つ。
「ダハーカの野郎……今度は仕留めてやんぜ!」
ハヤト=ガラン=ヴォルファングは軍団の先頭を走る獅子仮面の男を認めると、防寒マントをたなびかせ、真正面から軍勢に突進した。
「来たかッ!」
獰猛な笑みを浮かべ、ハヤトを迎え討たんと剣を構えるダハーカ。しかし、ハヤトは激突の寸前に曲がり、軍団の左端を掠めるように通り抜ける。チカッチカッとハヤトの腰に下げられたランタンの灯りがブリザードの中で明滅していた。
ザシュザシュザシュザシュッ!
「……やられたな、騎馬が狙いか!」
血煙が巻き起こり、ダハーカは舌打ちした。ハヤトが通り抜けた軌跡上にいた四体のガゼルが悲鳴を上げて暴れたが、吸血鬼達はなんとか落馬をこらえていた。
「貴様の顔と名は覚えているぞ、ハヤト。皇帝陛下を討った男だろう? こないだの続きをしようじゃないか!!」
「改めての自己紹介はいらねえみてえだな!」
ダハーカの狂気の籠った視線を受け流し、ハヤトは崖の壁を背にして両足で壁にへばりつく。
(あいつは後回しだ。俺達を突破してこの峡谷を抜けられちまったら、このブリザードじゃ追撃はできねえ。まずは連中の機動力を削ぐ!)
「ナハシュ、その格好では死んでしまう。出かける前にこれを着るんだ」
「しょうがねえ……」
ナハシュはヨル・スレイマンに防寒着の着用を勧められ、渋々防寒具を着用していた。唇を尖らせつつもナハシュはハヤトと同じコースを辿るように吸血鬼の軍団へと突進した。短剣が四度閃き、ダハーカのものを含めた4体のガゼルが大地に倒れた。さらに間髪入れず、吹雪の隙間を縫うように赤い影がダハーカの前へと躍り出る。
「そっちの勝手な都合で『死』を弄ぶな……!」
レピド・クロサイトはガゼルを失い、地面に着地したダハーカの仮面に向けて短刀を一閃した。キィン! 金属音が響き、仮面に小さな傷が刻まれたが神具は砕けていない。
(手ごたえが薄い。神具だからか、そもそも『物』には『暗殺』は通じないのか……理由は分からないが)
レピドは舌打ちすると、ヒーラー達が初期配置からまだ動いていないことを信じ、仲間達の方に戻った。
(あの仮面をダハーカに渡してしまったのは俺もよく知るあの男だ……奴の置き土産の始末は、俺が、必ず)
「みんな、来るわよ!」
ロゼットは峡谷の下に陣取る仲間達に呼び掛けると、エーテルの波動を解放した。太陽光にも似たエーテルの光はロゼット自身と崖下に待機していたアルベルト・V・シュタールシュヴェーアト、グレイブ・ヤード、コルネリウス・アーラ、ヨルを包み込んだ。戻ってきたレピドも効果範囲内にいたが、太陽光の如き輝きがこの吹雪では目立つ為、彼は対象から外している。
「あの仮面を破壊しないと……!」
ロゼットは大地を駆け、ガゼルを失ったダハーカの元へと急いだ。
(ライオン・マスク……あの仮面との付き合いもいい加減に終わりにしたいわね)
ダハーカが装備している仮面は夫ともどもメドゥの指先構成員であったニコラ・ゴルディエ侯爵夫人が身に着けていたものだ。当時ヨゼフ勢力の諜報員だったユズリハによって強奪され、紆余曲折を経てダハーカの手に渡ったのだと聞く。そして神具である仮面の能力は『魔獣の支配』。ならば、あの仮面を破壊すればガゼルは暴走するかもしれない。
(ユズリハとイネスは……)
ロゼットは崖上の方をちらりと見た。崖上に行くように要請したユズリハとイネスは、崖下の吸血鬼に向けて飛び道具を撃とうとしているところだった。イネスが征竜刀を一閃すると衝撃刃が放たれ、直撃を受けた吸血鬼がガゼルから落馬した。ユズリハはエーテルのクナイを雨あられと吸血鬼達に投げつけ、ガゼルから落馬した吸血鬼の一体にトドメを刺した。
「ユズリハ。貴女も元はダハーカの部下だったと聞きました」
「うん。まあね。でも古巣のこのザマを見る限り、湿地帯で切り捨てられたのは本当に幸運だったと思うわ。あくまで、私個人はだけど」
「幸運、ですか。それは私も本当にそうです。だからこそ、私は冒険者達に報いらねばなりません。それに、湿地帯で亡くなった方々やレイウェスト皇子にも」
「そうだね」
「このままでは一方的に攻撃されるぞ! 半数は崖上に登れ!」
吸血鬼達は冒険者達の迎撃に対応すべく散開を開始した。そして、ガゼルに騎乗した5体の吸血鬼はガゼルの脚力に物を言わせ、強引に崖上へとよじ登ってきた。
「ガゼルを失った者達はダハーカ隊長をお守りしろ! 騎兵は敵の後衛を叩け!」
ガゼルを失ったダハーカ以外の3体の吸血鬼達はダハーカの周りに集まり、防御陣形を整えた。ガゼルをまだ失っていない吸血鬼の内、崖下に残っている3体はまだ散開していない冒険者達へと突撃してきた。
「喰らえ!」
ガゼルの上から放たれたメテオライトが冒険者達へと降り注ぎ、ウォーリア吸血鬼達の突撃槍が放たれた。前衛の位置にいたコルネリウスとアルベルトは槍の一撃を受けたが、頑強な二人の肉体は軽傷で済んだ。
「視界が悪いな……風の音も凄い」
【輝甲】でメテオライトに耐えていたヨルは熱源探知の能力を使い、かろうじて吸血鬼達の輪郭を捉えていた。ヨルは【ヒーリングワールド】を放ち、騎兵の強襲を受けた冒険者達の傷を癒した。
「さて……これを帝国最後の後始末、としたいのが本音ですね」
グレイブも【ヒーリングオーラ】を使いつつ、乱闘を繰り広げている吸血鬼達を見据える。自分達を上回る数の冒険者達の奇襲に遭い、騎馬を失ってなお、吸血鬼達の戦意は萎えていない。
(大した忠義だ。なぜ直接皇帝を助けに行かなかったのか不思議な程に)
先ほど聞こえてきた演説で連中の目的はハッキリした。どうやら彼らはエフレムを昇神させることでヨゼフを復活することに最後の希望を見出しているようだ。
(可能性に可能性を重ねて未来を作っている。しかもそれは「自分の能力ですらない」、いくら何でも考えの質がおかしい。本気とも思いづらい。……いや、だからこそか? 賛同した者たちを引き連れて、殉じるつもりでもあるのか?)
グレイブは思いあぐねるが、狂信者となった吸血鬼達の思考については答えが出ることはなかった。
「ここをシン・シルトラースの墓場にしてやるぜ!」
レイウェストの忠臣たる黒き騎士、アルベルトは騎兵の吸血鬼達の一体を黒剣で斬り捨てた。主を失ったガゼルは嘶いたが、まだ戦うつもりのようだ。
「どうやらここで決着を付けるほかはないようだな。シーフ共は私が相手をする!」
ダハーカは崖の側まで離れていったハヤトに狙いを定めて剣を一閃した。剣先から伸びた紫電がハヤトとナハシュを同時に襲うが、二人は驚異的な身のこなしでダハーカの電撃を躱した。
「おっと!」
「あっぶねえな!」
「チ、どいつもこいつも……」
目論見が外れ、ダハーカは舌打ちはした。
「その仮面、叩き割ります!」
コルネリウスは突進してきた吸血鬼達の脇をすり抜け、ダハーカを目指して猛突進した。すでにダハーカは騎馬(厳密にはガゼルはウシ科だが)を失っている。コルネリウスは頭蓋もろとも神具の仮面を叩き割るつもりだった。
ギン!
コルネリウスは鋭い眼光でダハーカへと闘気を叩きつける。しかし、ダハーカは気持ち悪い笑みを返してきただけで、【シーザーロア】の手ごたえはなかった。
(抵抗力も強い……! なら、正面から叩き潰すまでです!)
●
「大将首だけでも取らねばならんのだ。残党が世に出てこれないよう」
「吸血鬼なら、手加減は不要ですね」
ストレガ・L・リベルガストラは崖上に這い上がって来た4体の吸血鬼達を巻き込んで【重力大禍】を放った。さらに、重力の渦に囚われた吸血鬼達めがけ、リディリディ・トゥラ・イェレミースは空間爆砕を叩きこんだ。震える空間と共にガゼル達が吹き飛び、一気に全滅した。
(吸血鬼達は!?)
並の敵ならばそこで終わっていただろう。だが、吸血鬼達はエーテルバリアや素のタフネス、そしてシーフクラスの機敏さで、リディリディの攻撃を凌いでいた。強力な反撃の気配にストレガとリディリディの全身に緊張が走る。だが吸血鬼達の反撃よりも早く、スィーリーンの放ったメテオライトが吸血鬼達に降り注いだ。光の雨に撃ち抜かれ、4体の吸血鬼が塵へと還っていく。
「エフレム様を利用しようなどと、許せません」
スィーリーンは唯一無傷で生き残っているシーフの吸血鬼に杖を向けながら言った。
「吸血鬼になってまで、か。大切な人を喪うつらさは理解できるけど、越えたらいけない一線はあるよ……」
崖上にいたディレイン・オールドケイジは悲しげな眼でシーフ吸血鬼を一瞥した後、イネスへと堅甲をかけた。いま崖上にいる相手はこのシーフただ一人だが、手練れのシーフクラスの恐ろしさはディレイン自身がよく知っていた。
(さすがにあの宰相よりは弱いだろうけど、油断はしない。誰も殺させはしないよ)
●
「ルフ兄様も、必ずこの戦場のどこかにいるはずです」
「ナハトさん、お兄さんを探しましょう。この吹雪の中で狙撃手に一方的に狙撃されてはなすすべがありません」
ナハト・シュライバーとトーラはエーテルでの探知を駆使し、ナハトの兄、ターゲスアンブルフ・シュライバーを探していた。姿は見えないが、シン・シルトラースの今回の作戦は総力戦のはずだ。ならば、シン・シルトラースでダハーカに並ぶ強者であった彼がこの場にいないはずがない。
ひゅん。二人が周囲の地形を探っていると、冒険者達が待ち伏せしていた崖上よりもさらに上の岸壁から白く塗られた矢が飛来した。矢はトーラの影法師が展開されていた場所の近くにあった岩に突き刺さり、跡形もなく岩を消し飛ばした。驚いたナハトとトーラが矢が飛んできた方を見ると、雪上迷彩に身を包んだ獣人の影が一瞬だけ見えたが、スッと吹雪の中に消えてしまった。
――ルフ兄様! もう関わるなと仰いましたが、僕は諦めません!
――これが最後の警告だ、ナー君。これ以上近づけば撃つ。
ナハトは一かテレパスで兄へと語り掛けてみると、兄から応答があった。以前ターゲスアンブルフと遭遇した際、ターゲスアンブルフは一人離れた位置にいたにも関わらず、シン・シルトラースの兵達と緊密な連携が取れていた。もしやテレパスを利用しているのではとナハトは推測したのだが、その予想が当たっていたのだ。
「反応、ありました。ルフ兄様を探しながら、説得を続けます!」
「分かりました。私もお供します!」
●
「あと、ガゼルは4体だな! やるぞ、ナハシュ!」
「おう!」
疾風と化したハヤトとナハシュはXの字を描くように、後衛へと迫っていたガゼルの背後へと接近した。八条の銀光が閃き、脚を切断されたガゼル達が悲鳴と共に雪上へと崩れ落ちる。これでガゼルは残る二体。主人を失った二頭だけが戦場に残っている。
「そこです!」
崖上のイネスの放った刃が吸血鬼シーフへと襲い掛かる。しかし、シーフはイネスの刃をこともなげに躱してみせた。しかし、イネスの攻撃を回避した直後、ユズリハが背後から苦無でシーフ吸血鬼の首を跳ね飛ばした。
「崖上の吸血鬼は全滅したよ! 後は下のいる奴らだけ!」
「これだけ戦力を失えば、エフレムの捕縛などもはや不可能であろう。だが、ここで手を緩めるわけにはいかないのだ」
「取り逃して力を蓄えられても、面倒ですからね。特にあの神具は危険です」
ストレガは今度は崖下目掛け、豪風を叩きつけた。リディリディはストレガに合わせてストーンブラストを放ち、ヒーラーらしき吸血鬼を塵にした。
●
「うおおおお!」
アルベルトの黒剣が閃き、吸血鬼が頭から真っ二つになった。これで残る吸血鬼はダハーカだけだ。アルベルトの負傷も決して小さくはないが、ヒーラー達の後方支援も手厚かったため、アルベルトは危なげなく敵と交戦できていた。
「最後まで立っていた者が勝者だからね。そういうこと」
ヨルはアルベルトの傷を癒し、自身も剣での迎撃準備をしている。
「死者の魂は、分け隔てなく全てエーテルへと還るものよ」
ロゼットの輝く祭棍が唸りを上げる。ダハーカの仮面を真芯でとらえた神の鉄槌ーは神具『ライオンマスク』に大きな亀裂を入れた。
「その仮面、叩き割ります!」
コルネリウスはダハーカの顔面目掛け、兄の形見の剣を振り下ろた。ダハーカは腕で剣を受け止め、仮面を死守した。
「この仮面は渡さんぞ! エフレムを捕えるには現地のクリーパーも徴用する必要があるからな!」
獰猛な笑みを浮かべたダハーカは紫電をコルネリウスへと放った。電撃がコルネリウスの身を焦がしたが、ぶすぶすと焼け焦げた匂いを発しつつも、コルネリウスは剣を手放さない。
「勇牙無限撃!」
その時、赤黒い稲妻と共に死角から駆け寄ったハヤトの連撃がダハーカの仮面を捉えた。ダハーカは両腕で仮面の防御を試みたが、ハヤトの刀はダハーカの腕を斬り落とし、ガードを抜けた蹴りが神具の仮面を真っ二つにした。既にガゼルは全滅しているが、これでもうダハーカがこの場を逃げ延びたとしても魔獣の使役はできない。忠実な部下達を失い、神具をも失ったダハーカにはもはや再起のチャンスは残されていなかった。
「貴様らああああ!」
すでに斬り落とされたダハーカの腕の再生は始まっている。ダハーカは逃げるつもりはないようだ。
「終わりだ」
ぞぶり。その時レピドの短剣が背中からダハーカの心臓を貫いた。
「がは……ヨゼフ皇帝陛下、ばんざーい!」
最後にヨゼフの名を称え、ダハーカは灰となって燃え尽きた。
●
(見事、というほかはありませんね。千里眼と呼ばれたこの眼にさえも、あの動きは読めませぬ)
影法師達が踊っていた。ターゲスアンブルフの追跡者の一人であるトーラは、黒い残像による隠形術を使い、ターゲスアンブルフに決して的を決して絞らせないように動いていた。だが、狙える距離まで近づけば姿を晒すことになるのは必然。二対一でもある以上、シューターの利を捨てれば敗北は必定だ。
――兄様がヨゼフ帝について複雑でしたが生きていて嬉しかった。主君を失っても、別の生きる意味を見つけて欲しかった。僕の為に生きては下さらないのですか。ヨゼフ帝の近衛ではなく、僕の兄として帰ってきて欲しいのです。
――駄目なんだ。ナー君。
兄の行方を追いながら、ナハトはずっと兄への説得を続けていた。兄は全くナハトの言葉を聞き入れず、時折矢が飛んでくるが、ターゲスアンブルフの矢は近くを掠めはしても、決してナハトを貫きはしなかった。弟であるナハトには攻撃が当たらず、【影法師】を使うトーラへの攻撃は不可能。ターゲスアンブルフはトーラとナハトに完全に封殺されていた。
「見つけました! ルフ兄様はあそこです!」
「!」
とうとうナハトは木の影に身を隠すターゲスアンブルフの姿を捉えた。距離はあと十数メートル。魔法攻撃の射程内だ。だが、それはターゲスアンブルフの射程でもある。ターゲスアンブルフは一気に距離を詰め、トーラを撃ち抜こうとしていた。しかし必殺の矢が放たれるよりも早く、トーラはファンシーなデザインの杖をターゲスアンブルフへと向け、紅蓮の火球を解き放った!
ドゥンッ!
トーラの爆炎はターゲスアンブルフが盾にした針葉樹ごと、ターゲスアンブルフを飲み込んだ。
「かはっ……」
爆炎が晴れると、そこには全身を焼き焦がし、痛々しい姿となったターゲスアンブルフがいた。彼の後ろは崖だ。もはやターゲスアンブルフには逃げ場はない。
「ルフ兄様、そのお怪我ではもう戦えません。投降してください」
「降伏してください! 死んだ皇帝の方が生きている弟より大事なんですかっ!?」
ナハトとトーラはターゲスアンブルフに降伏を促した。しかしナハトの兄は首を横に振り、弓を構えた。
「僕は誇り高き帝国近衛連隊兵にして、君主の矢なれば。忠に背くわけには参りませぬ」
「ルフ兄様!」
「……ナー君、生き方を変えられないお兄ちゃんを許してくれ」
最後にそう零し、ターゲスアンブルフは自ら崖へと身を投げた。トーラは自決を阻止しようと動いたが、あまりにも距離が遠すぎた。小さくなっていったターゲスアンブルフは吹雪に飲まれ、すぐに見えなくなった。
「ルフ兄様―ッ!」
「駄目です! この高さから墜ちたらきっと授恵者でも助かりません!」
「離して下さい! ルフ兄様……! ルフ兄様ぁーッ……!」
物凄い剣幕のトーラにしがみつかれ、兄の後を追えなかったナハトの慟哭が、吹雪の中で木霊した……。
●
「なんとか勝てたな……これで皇子殿下にいい報告ができるぜ」
剣を鞘に納め、アルベルトは白い息を吐いた。
「戦ってたらなんかあったまってきたから、もうこのコート脱いでいいよな!」
「よすんだナハシュ。またすぐに冷えるから」
ヨルは隙あらば防寒具を脱ごうとするナハシュを必死に宥めていた。
「ぐぬぬ、寒冷地なら、死体も鮮度が保てるかもしれないので、とてももったいないのだ」
「えっ。持って帰らないんですか? じゃあお肉は私が貰いますね」
ストレガはガゼルの死体を漁るのは自重したが、リディリディはガゼルの脚を切り取り、袋にしまった。ガゼルの死体を丸ごと持って帰るのは流石に無理だと判断したようだが、持てるだけの肉は確保するつもりらしい。
「連中の荷物も検分せねば。情報を持ち帰りたいのだ」
ストレガが魔獣の代わりにダハーカ達の荷物を漁ると、荷物の中から兵士達の手記らしきものが幾つか出てきた。敵の指揮官であったダハーカの手記もあったが、ダハーカのそれは亡き皇帝への熱い想いを綴ったポエム集でしかなかった。
「少し、見せていただけますか? いえ、詩集ではなく、兵士の手記の方を」
グレイブの言葉に、ストレガが頷く。グレイブが知りたかったのは「なぜこの連中が帝都決戦の際に冒険者達の前に姿を現さなかったのか」という点だ。それについての答えは手記の中にあった。
――我々は皇帝陛下の剣となるべく、魔獣の背に乗り、歩を進めていた。しかし、突如として『邪竜』が出現したことで我らは交戦を余儀なくされた。そして、忌まわしき邪竜を退ける前に、皇帝陛下は崩御された。皇帝陛下の後を追い、命燃えるまで帝都で戦いたい衝動を堪え、我々は撤退を決意した。真に皇帝陛下に忠義を捧げるのならば、我らの命にはまだ使い道がある、というダハーカ様の言葉を信じて。
「邪竜……」
「恐らく、そいつは『赤の中指』だ」
グレイブの呟きにレピドが答えると、ロゼットも頷いた。
「私もそう思うわ。赤の中指の正体は成体の邪竜よ。そして、サウゼル大樹海ではメドゥの右腕と共にしていた……たぶん、あの戦いではこちら側についていたメドゥの右腕との付き合いで、ヨゼフ勢力の妨害をしたんでしょうね」
「うう……さぶ。ここは人肌で暖を取りたいのですが、いかがでしょうか」
ハヤトはチラッとチラッとイネスの方に視線を向けた。普段露出度高めのイネスだが、今回ばかりは流石に防寒具でモコモコになっている。
「ハヤトさん、爆炎がまだ使えるので私が温めましょうか?」
「やめてください、死んでしまいます」
トーラが笑顔で杖を向けてきたので、ハヤトは人妻の谷間にダイブするのは諦めた。
「ルフ兄様……一緒に帰りましょう」
ナハトは毛布でぐるぐる巻きにしたターゲスアンブルフを背負っていた。降伏勧告を固辞し、自ら崖に身を投げたターゲスアンブルフだが、『壁歩き』使いのハヤトとナハシュ、そして宗波使いのトーラの協力により、ナハトはターゲスアンブルフを回収することに成功していた。落下地点に雪が積もっていてクッションになったことと、ヒーラー達にまだ余力が残っていたことが幸いし、ターゲスアンブルフはかろうじて生きながらえていたのだ。
だが、彼は後に目覚めた時【喪神】していた。授恵者は稀に生死の境をさまよった時に授恵者としての力を失うことがある。あるいはそれは「帝国近衛連隊兵ターゲスアンブルフ・シュライバー」はここで死んだという、神の慈悲だったのかもしれない。
「ナハト君、お兄さんを早く暖かい所に移そう。疲れたらおじさんが代わるよ」
「ありがとうございます、大丈夫です」
ディレインの言葉に、ナハトは微笑んだ。
(お兄さん、生きててよかったですね)
コルネリウスは『雪割草の誓い』の鞘を抱き、大事そうに兄を背負っているナハトを遠くからじっと見つめていた。
「さあ、帰りましょう。戦いは終わったわ」
「いえ、私はこのまま極北に参ります」
ロゼットの言葉に、スィーリーンが首を横に振ると、冒険者達は驚いた。
「言葉は交わせずとも少しでもエフレム様のお力になれればと。力及ばなくとも、きっと『次』は更に竜に近く転生出来ましょう」
(少しでも彼の方の試練が楽になります様に……)
スィーリーンの決意は固いようだった。冒険者達は渡せるだけの食糧を彼女に渡し、そこで別れた。こうして、ヨゼフの亡霊達の妄執は冒険者達の手で打ち砕かれたのだった。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い14 / 10〜25人
2024年03月24日 23時33分48秒 公開
参加者
相談掲示板
帝国の後始末 みたいな感じですね。 ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 がんばりましょうか
キャスターのスィーリーンと申します。 後編からの参加ですがよろしくお願いします。 エフレム様を利用しようなどと、許せません。 阻むべく尽力いたします。
ヒーラーの神徒ロゼット、よろしくね。 ・初期配置を峡谷の上か下かで選択 ・天候ブリザード(視界悪・極低温)への注意 ・自身が対応する相手や役割の共有、協力 この辺りを考えておかないとね。 そろそろ、こうやって依頼で顔を合わせる機会も 残り少ないでしょうし、しっかり成功させましょう。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジ、よろしく。 どう動くかはちょっと考えてるとこ。 相性がいい前衛と組めると、色々やりやすくて助かるんだけどね。 ユズリハちゃんとイネスも、初期位置は決まってるとはいえ動き方を指定した方がいいのかな?
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 視界が悪いことへの対策ですが、キャスターの第三の目やシューターの夜魔の目、バードオブプレイ等で解決か無視が出来ないでしょうか? 使える方が限られるのが難点ですけど……。 それと個人的には「千里眼」のターゲスアンブルフが恐いですね。 おそらく吹雪をものともせず狙撃してくるでしょうし、命中が高いのでわたしだと何も出来ずに倒れてしまいそうです。
シーフのナハシュだ。今回はよろしく。 とりあえず全部面倒くさそうだな。千里眼のターゲスアンブルフは個別で当たりたいぐらいだろうが、ここに下にいる12体の奴が混ざってくると厄介か?崖の高さ的に早々ないだろうが。 シーフでも影法師があったら、場所さえマークしちまえばあとは距離取って一方的にやれるんじゃねえか・・?俺は持ってねえけど。 視界はとりあえず暗視は持っていく予定でいるぜ。若しくは案外今回はサーマルアイの方がいいかもな。崖下にいったときエンライトがあった方がいいかは考え中だ。 場所についても同じく考え中だな。今んとこ上の場合は早期発見と距離を詰めての射撃妨害、下の場合は壁歩きでの立体起動中心な動きで考えているぜ。
そうですね……。 影法師は自分の身を守るために持っていくことも検討して迷っていたんですが、持ってターゲスアンブルフ対応に回りましょうか。 それで確認したいのですけれど、ナハトさんはターゲスアンブルフへの対応に対して意見や要望は無いでしょうか? 忠誠に厚い人物のようなのでわたし達からの説得は届かないでしょうけれど、肉親であるナハトさんが何かしたいのであれば出来る限りはお手伝いしますよ。
レピド・クロサイト、シーフだ。よろしく頼む。 命中600組が厄介過ぎるな。 そもそもが回避困難だし当てられたら多分俺は一撃で沈む。 一回だけならアクセラレイターでどうにかなるかもだが。 影法師はレベルが足りなくて取れないな…… 【命中】-45 でもあった方が良さそうなら命中600組のどちらかに対して戦闘解析をする事をメインに考えるつもりだ。
いまのところウォーリアはふたり…じゃないか。イネスを含めれば3人だ。 ダハーカのおさえにひとりはほしいよねえ、それこそあちらの命中600攻撃はほぼ当たると想定しないといけないし、硬い人にお願いしたい。 攻撃をウォーリアにひきつけられれば、シーフ組でもやられる確率はだいぶ下がるだろうから、デバフつけれるならつけてほしい。 もちろん、ウォーリアにもバフがあったほうがよりよいよね。 キャスターの魔法で雪をどうにかできないかなとちょっと思ったりもしたけど、難しいかな。
ウォーリアのコルネリウスです。よろしくお願いします。 そうですね、高命中相手には高耐久で受けてしまう方がいいかなと思いますので、ダハーカの抑えは私が回りましょう。 執着が付与できるかわかりませんが、シーザーロアは試して見ようと思います。
コルネリウスだけというのも大変だし、 他に挙手がなければ、私が補助に付きましょうか? ダハーカは魔法剣士らしいから、魔法攻撃だと コルネリウスでも無傷という訳にはいかないでしょう。 私も、瞬殺はさすがにされないと思いたいけど。 ダハーカは、台詞は怪しいけど戦闘の指示は確かだったわ。 前編の戦闘でも、シーフの囮を無視して、ヒーラーから 先に落とせと仲間を指揮していた。 今回もガゼルの移動力や、峡谷の壁をジャンプ移動して、 手薄な後衛や回復役を先に狙う指示ぐらいは出してきそう。 >暗視・照明 ゴメンなさい。夜というのを失念していたわ。 エンライトは、味方が魔法や射撃の狙いを付けるのに 有効そうだから、持ち込もうかと思っているわ。 >友軍NPCへの指示 ユズリハの回避ではターゲスアンブルフの射撃は 避けるのが難しそうだから、ガゼル狙いが良いかなと。 イネスは攻撃型ウォーリアのはずだから、 肉体改造している吸血鬼兵の掃討を頼んだらどうかしら。 >優先して対応する対象一覧(仮) ・ダハーカ コルネリウス、ロゼット ・改造吸血鬼兵×12 ・ガゼル×13(ダハーカ、吸血鬼兵が騎乗している) ・ターゲスアンブルフ トーラ
トーラさんはお気遣いありがとうございます。 僕は今回、難しいかもしれませんが兄(ターゲスアンブルフ)の説得をしてみるつもりです。 説得自体は通らなくても、僕に意識が向けばトーラさん含め他の方々が動きやすくなるのではと思って。 可能なら生きて、欲しいのですが……現状兄自身がそれを望んでいない気がするので。 それが覆せたら止められるかもしれません。
No.13
キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします・・・。 視界については、私はサーマルアイを頼りに動こうと思います。 体温での感知なので吸血鬼兵には有効ではないかもしれませんが。 >キャスターの魔法で雪をどうにか 一瞬の間ならなんとかなるかもしれませんが、ブリザードの状態なので、すぐ雪で覆われる可能性がありそうです。 命中600ですか・・・。 エーテルバリアを頼りにすれば、1回なら私は耐えられるかもしれません。 2回当てられれば倒れると思いますし、弓兵が脅威ですね。
ウォーリアのアルベルトだ。 よろしくな。 もう一人のウォーリア(PC)がダハーカに向かうなら俺は吸血鬼兵に向かおうかな。 因みにスキルは暗視と温度耐性をつけていく予定だ
分かりました。 では、説得に応じるか様子を見させて貰いますね。 ただ、止まる様子がなく、他の方への攻撃が危険と判断したら気絶させてでも止めますので、そこは承知お願いします。
ヒーラーのヨル・スレイマン。宜しくね。 そうだな、俺もサーマルアイになるか。 ウォーリアをメインに戦線維持のための回復+バフに徹する形がいいかなと、今のところは考えているよ。俺だと下手に攻撃に回るよりは、回復に全振りした方が良さそうな気がする。 ヒーラーは割合的に多そうだから、よく見て効率良さそうな配置を考えたい。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ガラン=ヴォルファングだ、よろしくな!! さーて、今回厄介なのは戦場から何から色々とあるがやっぱり高命中のダカーハと弓兵だな。 回避集中するかバフをかけて貰えりゃ命中600でもスキル使われなきゃ何とか避けるのは問題なさそうだが… オレも影法師は使えっから弓兵と距離取った上でダハーカ対応なり吸血鬼兵を相手取るってのも出来るが… 奴らの統率の取れた動きから察するにゃ今回も真っ先にヒーラーから狙ってそのまま後衛を崩しにくるのは間違いなさそーだぜ? そーすっと後衛の護衛も考えといた方がいいと思うがコルネとアルベルトがそれぞれダハーカの抑えと吸血鬼兵の殲滅に動くならイネスに任せた方が良さそうか? もちっと他の面子の動き方を見て俺自身どう動くか検討するつもりでいんぜ!
ロゼットさんはありがとうございます。 補助について頂けるのは非常に助かります。よろしくお願いしますね。 戦闘時の動きもしっかりと対策をしたほうが良さそうですね。 私も視界確保用に暗視かサーマルアイは用意していこうと思います。
基本的に回復やバフ中心になるかと思いますのでそれだけは。 敵の識別、嗅覚とかも通じませんよねぇ。これは
崖上もそこそこ対応者がいるなら下の方に行くか。結構面倒そうだしな。 崖下はなんにしてもダハーカの仮面が厄介だな。 あれと魔獣のせいで全員壁を伝っていけるから、実質上を押さえられるし崖下ならどこでも射程範囲内だ。どうあがいたってほぼ抜けられる。 後ろまもんなら吸血鬼連中を魔獣から叩き落すなり移動を阻害・制限するタイプのスキルなり、煙弾とか銃眼光壁とかの遮蔽とれるスキルで頭上や間の壁を作んのは結構大事なんじゃねえか・・? あと仮面はさっさと壊せるなら壊した方がすげえ楽になりそうに思う。 とりあえず個人的には今んとこ真・壁歩きで壁から抜けようとするにも対応できるようにしておきつつ、キャスター系や相手のヒーラー系を潰しに行く感じで考えておこうと思うぜ。
ブリザードじゃどうしようもないかー。仕方ない。 移動阻害ならストレガちゃんがよくやってたかな? 登ろうとしてくるところを阻んで、範囲魔法を投げるのもありだと思う。 そうそう、キャスター組はばらける?固まる? 固まるならおじさんがサポートにつくよ。 あと暗視持ってく予定。
>コルネリウス ダハーカを自由に移動させたくはないし、 早いうちに騎乗しているガゼルを倒すか落馬させたいかな。 攻撃で倒すか、「吹飛」系で片方を撃てば落馬しないかしら。 ダハーカ戦は仮面の神具の破壊がしたいかな。 私だと、命中補正の高いハンマーオブゴッドで 狙い撃つぐらいしか、案が浮かばないのだけれど。 ヒーラースキルで何か欲しいの(Lv50用は未収得)が あったら教えてね。 >ヨル、または他のヒーラー 定番として、インフィニティロアはどうしましょうか? 今回は待ち伏せの形だから、タイミングは使いやすいと思う。 行動順ではヨルが30で1番早いわ。次が私で25ね。 今回は峡谷の上と下で、初期配置が分かれることもある。 ヨルが峡谷下でインフィニティロアを使えるなら私は使わない。 ヨルが使わないなら、私が峡谷下で初手に使おうかと。 >サーマルアイ 夜とブリザードには合ってると思うけど。 ・乱戦になると熱では味方と見分けが効かなそう ・吸血鬼(アンデッド)は体温が低い可能性 このふたつが、ちょっと気になるわね。 >友軍NPCへの指示候補 ユズリハ:峡谷上から射撃? イネス:峡谷上で後衛クラスをガゼルから護衛?
視界については暗視を用意する予定です。 エンライトも足りなそうなら用意出来ます。 移動阻害効果のあるアーケインストリーム等は持って行く予定ですけれど、 私ですと効くかどうか不安ではありますね。 あとは敵の数が多いようですので爆炎4などの範囲攻撃魔法を考えています。 ……雪崩、起きたりしませんよね?
わたしは影法師を活かすため、今回は杖を持って距離を取る戦い方をしますね。 範囲魔法による雪崩は起きそうですけれど、崖を登るガゼルをアーケイン等で抑えて雪崩で落下させられないかなとも思います。 下にいる人を巻き込む可能性もあるので難しいかもしれませんけれど…… 汎用スキルは看破と温度耐性で、明かりはランタンで対応しようと思います。 暗視ももって行きたいところですけれど、枠が足りず……!
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 こちらはスーパーグラビティがあるのでアーケインに被らず足止めできるのだ。 あとは敵位置把握の為の第三の眼を使いつつ範囲攻撃投げるつもり。
・ダハーカ、ガゼル×1 【崖下】コルネリウス、ロゼット ・改造吸血鬼兵×12、ガゼル×12 【崖下】アルベルト、ナハシュ 【崖上】リディリディ、スィーリーン、ストレガ、ディレイン、ユズリハ*、イネス* ・ターゲスアンブルフ 【崖上】トーラ、ナハト 今出てる行動表明をまとめるとこんな感じ?間違ってたら指摘よろしくね。 >バフ かけられた人って光るんだよねえ… 崖上で使うと、ここにこれだけいます!って言っているようなものなので悩みどころ。 最初からじゃなく、こちらのことを向こうがある程度把握したと思われる頃合いに使ってもいいのかなって考えてる。
>サーマルアイの識別 例えばですが、熱源(ランタンなど)を別に持つことで区別にはなりませんかね? 光源としてはいまいちでしょうが、熱源としての役割は持てるかと。 あちらとしては不要なものでしょうから持ってはいないと思えますし。 位置も固定していれば、万が一奪われた時も対応できますね。 バフの光もごまかせるかもしれません
いよいよ明日(月曜日)の12時出発ですね。ダハーカ達を極北に行かせるわけには参りません。ここでなんとしても止めましょう。 (イネスの初期配置は下側の予定ですが、作戦の都合での移動は可能です)
時間がなくなったから、峡谷下でエンライトと インフィニティロア使用しておくわ。(INI25) 効果を受けるか否かは峡谷下の人で判断してちょうだい。 自分だけ対象でも構わないから。 ユズリハに峡谷上で射撃、イネスに峡谷上の護衛を 私の方で頼んでおいたから、その前提でお願いね。
……色々考えてみたが、司令塔(と仮面)相手には手数があった方が良さそうに思った。 なので峡谷下に行ってダハーカの仮面破壊を試みる。 隠蔽状態からのタナトスバイトで奇襲を仕掛けるつもりだ。 汎用は暗視と温度耐性の予定。
>ロゼットさん すみません、遅くなってしまいまして。 そうですね、吹き飛ばしがあるといいかなと思いますので命中を上げてドラゴンチャリオッツも用意しておきます。 ロアを使用して頂けるのも助かりますので、よろしくお願いします。
んじゃ、俺は崖下で前衛として敵を引き付けつつガゼル優先で奴らの足を潰して吸血鬼兵を殲滅に動く事にすんぜ! 俺も壁を登られたら追いかけれるように真・壁歩きで行く予定だ!