【泥乱】近衛連隊長はじめてのおつかい
革酎
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シナリオID:3161
オープニング
シルトラース帝国南部鎮守都市ヴィント。
現在は第八皇子レイウェスト・バルダスと彼を支持する勢力が拠点としている町だが、そこに、帝国近衛連隊長マクシミリアン・ミルドが実に久々に足を踏み入れた。
もう何年ぶりになるだろうかと少しばかり感慨深い思いを抱きつつ、マクシミリアンは懐かしい町並みをのんびりと眺めながら冒険者ギルドへと向かった。
元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーが、対幽界樹の秘策を講じる為にどうしても手に入れたいものがあるとして、マクシミリアンを態々ここヴィントにまで呼び寄せたのである。
マクシミリアンが冒険者ギルドの玄関を押し開けると、ロビー脇の休憩エリアでフィルエス大森林に住まう森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスと何やら話し込んでいたクライスが、こっちだと手を振った。
フェアロスに軽く挨拶を述べてから、マクシミリアンはクライスに勧められた椅子に腰を落ち着けた。
「クンダンレトラという町を覚えているか?」
「エスタルとダルトートの間にある、かなり小さな地方都市だな。確か、町の規模の割には一応、魔導院の支部もあった筈だったか」
クライスに応じてから、マクシミリアンはフェアロスがテーブル上に広げた地図を覗き込んだ。
曰く、このクンダンレトラにも幽界分樹が出現しているらしいのだが、その規模は非常に小さく、凝黒装置一台あれば十分に討伐可能なサイズなのだという。
この町に出現している幽界分樹を討伐せよとの指示か――マクシミリアンは咄嗟にそう考えたが、クライスは少し違うとかぶりを振った。
「あのサイズなら、龍逓架も完全には消し飛んでいないと推測出来る。マックス、お前あそこから発信器と分配器をかっぱらって来い」
龍逓架は数多くの部品から構成されるが、中でも重要なのが発信器、増幅器、分波器、分配器の四つなのだという。マクシミリアンも概要についてはおおよその部分で理解していたが、何故クライスが発信器と分配器だけを要望しているのかは、すぐにはピンと来なかった。
と、ここでフェアロスが、クライスが進めている新装置『状捜楔』の開発について説明を加えた。
「龍脈上に発生したエーテル流の異常な波動を、遠隔から感知出来る装置です。しかしながら疑似対向器が無ければ、機能評価も性能試験も出来ません」
「成程……龍逓架と同じ信号を発することで試験を重ね、完成を目指そうという訳ですな」
その為にも、発信器と分配器が必要になるのだという訳だ。
「増幅器は要らん。あれを使うと本当に幽界分樹を呼び寄せてしまうからな」
発信器は、文字通り信号を発する部品だ。
これに対して増幅器は、発信器が生成した信号を遠隔にまで到達させる為のブースターなのだという。
尚、分配器は特定の方向に信号を仕向ける為の指向性波動複製器で、分波器は送信と受信を選り分ける為の部品だという話だった。
「良いか、くれぐれも間違えるなよ」
「いや、ちょっと待て……お前は来ないのか?」
慌てるマクシミリアンに対し、クライスはふんと鼻を鳴らした。
「俺は状捜楔の設計で忙しい。幽界分樹を躱して部品をふたつ取ってくるぐらいのことは、お前でも出来るだろう」
マジか――マクシミリアンはその場で凍り付いてしまった。
●復讐戦
シルトラース帝国内南東部、某所。
廃村に姿を現した天陽道No.2の老獪なる天陽師蘆屋 外伴は、頭領鬼一 劉厳から大剣ほどのサイズの大筒を受け取っていた。
「これが、散黒紋具ですな」
「然様。これを使って、凝黒装置の機能がどの程度阻止出来るか、試して参れ」
語らずの智者エフレムからの知見を得て天陽道が独自開発した凝黒紋具の対抗装置『散黒紋具』が、いよいよ実戦に投入されるという運びになった。
これが上手く作用する様であれば、天陽道の秘術である天言殺呪を応用して作られた凝黒紋具に対し、リベンジが成功したといえるだろう。
それは同時に天陽道が単なる暗殺集団ではなく、技術師としての能力を見せつけることにもなる。この事実を以て天陽道は、メドゥの指先や帝国過激派とは異なる独自路線で生き残りを図ることも出来るだろう。
「聞けば、近々凝黒装置がクンダンレトラなる小都市で使用される予定があるらしい。そこが格好の試験場となるじゃろうな」
鬼一劉厳の言葉を受けて、蘆屋外伴は御意にと頷き返した。
その背後には、ひとりの冴えない風貌の男が佇んでいる。あやかし法師の石川悪太郎妖怪だった。
過日、石川悪太郎妖怪は自慢の妖怪三体を、工房街ヴェルターゼンにて冒険者達に撃破されている。彼もまた冒険者相手に、復讐戦を仕掛けたいと考えていた。
「今回は、何を連れて行くつもりかね?」
「牛鬼に御座る」
石川悪太郎妖怪の覚悟を決めた様な神妙な面持ちに、鬼一劉厳のみならず、蘆屋外伴も幾分驚いた様子を見せた。
牛鬼は、使役者の命を喰らって動く妖怪だ。つまり石川悪太郎妖怪は、己の死を賭してでも冒険者達に一矢報いたいというのである。
その強い意志に、鬼一劉厳は然様かと、低く頷き返すばかりであった。
解説
マスターより
リプレイ
事前に聞いていた通り、クンダンレトラは小都市と呼んで良いのかどうかと疑ってしまう程に、規模の小さな町であった。
一応、街壁はある。石畳の通りもある。それなりに小都市と呼べるだけの体裁は整えている。
が、矢張り小さい。
工房街ヴェルターゼンと比べると、その総面積は三分の一にも満たないのではないかとさえ思える。
「黒い霧も、街壁の外にまでは漏れ出ていないのね」
これまでに幾度も幽界分樹と遭遇してきたロゼットは、まるで新鮮なものでも見るかの様な調子で、幾分驚きの色を示した。
元シルトラース帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーが予想した通り、クンダンレトラの幽界分樹は他の個体と比較しても相当に非力で、サイズも小さい。黒い霧もせいぜい帝国魔導院支部の周辺に拡散している程度だろう。
「そうはいっても、矢張り黒い霧そのものは脅威だな。どれだけ拡散範囲が狭くとも、あの中に入ってしまえば致命的な状況に陥ることは間違い無い」
とは、ベルク・オスマットの弁。
黒い霧は授恵者の心身に重大な支障を来たし、本来の力が相当に制限される。そんな中で幽界分樹自体が繰り出す攻撃を浴びてしまえば、如何に熟練の冒険者といえども一巻の終わりだろう。
だからこそ、今回も本格式凝黒装置を投入する運びとなった。
操作担当はフィルエス大森林に住まう森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスひとりである。
通常の術師であれば最低十名は必要とされる操作人数だが、フェアロスならば単独でも十分にその役割を果たすことが出来る。
しかし逆をいえば、彼は凝黒装置の操作に全神経を集中させなければならないから、それ以外の行動が一切取れない。つまり、不慮の事故や思わぬ敵との遭遇の際にはどうしても護衛の面子が必要となる訳だ。
その為ロゼットもベルクも、フェアロスと凝黒装置を守る護衛担当として、今回の作戦に参加していた。
「けど、参ったねぇ。龍逓架の部品が丸暗記でどうにかなる代物じゃないなんて。ちょっと予想外だったよ」
クンダンレトラの西門へと続く街道上。冒険者達と肩を並べる帝国近衛連隊長マクシミリアン・ミルドの傍らで、ルチル・プルメリア・グレイハーツは頭蓋面の奥で僅かに渋面を浮かべた。
実はルチル、ヴィントを発つ前にクライスとの面会を求め、マクシミリアン相手に回収すべき部品についての十分な打ち合わせを行ったかどうかを、敢えて確認しに行った。
クライスは、教えることはひと通り教えたと応じたが、その面には若干不安の色が過っていた。
今回クライスはマクシミリアンに対し、発信器と分配器だけを回収して来いと命じた。それ自体は別段問題無いのだが、厄介なことに、龍逓架を構成する各部品は必ずしも全ての装置で形状が共通している訳ではない、というところであった。
というのも、龍逓架を設置する魔導院各支部は帝都シルトラースから見て同じ方角、同じ距離に存在している訳ではない。であれば、信号の送受信方向を決定する分波器と、信号の増強レベルを操作する増幅器は自ずとサイズや形状が各支部によって異なってくる、というのである。
勿論それぞれの部品の意味と、それらがどの位置にどのような状態、どのような向きで設置されるべきかは、一定の原理さえ理解していれば然程に考えるまでもなく簡単に判別可能だ、とクライスは語る。
実際、クライスから直接説明を聞いたルチルとコルネリウス・アーラは正確に理解することが出来た。
が、マクシミリアンは何度詳細な解説を受けても、いまいち頭の中で整理が追い付いていない様子が幾度と無く垣間見えた。
「そんなに、難しい話に思えたかい?」
「いえ、特に悩む程のものでもなさそうに思えましたけど……」
ルチルとコルネリウスは、改めてマクシミリアンの悲壮感たっぷりな青ざめた髭面を盗み見た。
このまま彼を帝国魔導院支部の地下へひとりで行かせてしまっては、分配器と増幅器を間違えて持って帰りそうな雰囲気がぷんぷんと漂っていた。
尚、フェアロスは当然ながら龍逓架の構成原理をしっかりと把握している為、ひと目見ただけでどれがどの部品なのかは簡単に判別出来るのだが、それは飽くまでも龍逓架が完成状態での話である。
一度バラバラに分解してしまうと、分配器と増幅器の区別をつけるのは、流石のフェアロスでも不可能であろう。
だからこそ、龍逓架の構成原理を理解している者がマクシミリアンに同行し、分解する前の状態で発信器と分配器を正確に判別する必要がある。
「まぁ、そういう訳ですから……皆さんの支援がとても重要なのです」
苦笑を浮かべるフェアロスに、確かにその通りだとコルネリウスは海よりも深い理解で頷き返した。
クライス曰く、マクシミリアンは戦術理論や武術及び剣技に関しては誰にも負けない知識を誇るが、魔術理論や魔導算術関連はさっぱり過ぎて、帝国軍最強の魔法情弱とすら呼んでいる。
そんな有様だから、冒険者達がしっかりサポートしてやって欲しいと、割りと真剣な表情で語っていた。
●おっさんがおっさんに泣きつくという絵面
一同は、クンダンレトラの西門をくぐって町の敷地内へと足を踏み入れた。
他の幽界分樹出現地と同様、その荒廃ぶりは酷いものであったが、黒い霧が魔導院支部周辺だけに漂っている光景というのは、これはこれで中々に新鮮ではあった。
「ミルド近衛連隊長、支援します」
町の中央まで貫通する大通りでふと足を止めたマクシミリアンの傍らに、アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトが静かに肩を並べた。
アルベルトは、近衛連隊長マクシミリアンの驚異的な戦闘技術については誰よりも理解しているつもりであったが、今日の様にすっかり顔色を失っている近衛連隊長の不安げな姿は、ちょっと予想外だった。
(天は二物を与えず、ということなのだろうか)
帝国軍最強の男ですら、苦手分野がある。そう思うと親近感が湧くという程ではないが、何となく安心感の様なものが胸中に去来した。
「今回は親父に代わって俺が助太刀すんぜ!」
一歩踏み出して、任せろといわんばかりに己の胸をドンと叩くハヤト=ガラン=ヴォルファング。
何とも頼もしい限りだ。
が、それでもマクシミリアンは何となくお人形さんの様な無表情で、
「あー、そーだなー。宜しく頼むよー」
などと棒読みみたいな台詞を返すのが精一杯だった。
アルベルトとハヤトは思わず、顔を見合わせた。ふたりの表情の奥には、駄目だこりゃ、という念が色濃く湧き起こっているのが見て取れた。
「だけど、自分より強いひとの護衛っていうのも、変な感じだねぇ」
マクシミリアンと共に帝国魔導院支部の地下へ突入するディレイン・オールドケイジが、凝黒装置を乗せた馬車の荷台から、大きな毛布を二枚取り出しながら肩を竦めた。
回収した発信器と分配器に傷を付けぬ様にと準備した梱包材として、毛布を用いるつもりだった。
ディレインには医療従事者としての細やかな気遣いと、そして器用な手先という武器がある。龍逓架から発信器と分配器を取り外す役目としては、これ以上は無い適任者だろう。
当然ながら彼はここに至る道中、ルチルやコルネリウス、或いはフェアロスといった面々から発信器と分配器の特徴について事細かに聞き出しており、龍逓架を前にすれば確実に判別するだけの自信があった。
下手をすれば、マクシミリアンなどよりも遥かに役立つんじゃないかとすら思える。
実際、マクシミリアンは物凄い勢いで振り向き、ディレインの両肩に大きな掌を乗せて懇願するかの如き表情をぐいっと近づけてきた。
「た、頼むよ。本当に頼むよ。俺がしっかり、護衛して差し上げるから!」
「え? いや、そりゃちょっと立場が逆なんじゃあ……」
困惑するディレイン。
いつの間にか自分が回収の主担当で、マクシミリアンが護衛の様な口ぶりになっている。そんな話だっただろうか。
「見事な強引さだなぁ……伊達に帝国宮廷の政治世界を渡り歩いてきた訳じゃないってことか」
そんなふたりのやり取りを、キオルティスは可笑しそうに眺めていた。
どういうことなのかと凝黒装置守備担当のリューイ=ヴァレンゴルトが訊くと、キオルティスはマクシミリアンの責任のすり替え方がとても不自然だと苦笑を返した。
「成程。あんな風にいわれてしまえば断れないというか、返す言葉も無いという訳か」
リューイも幾分納得した様子で頷いた。
マクシミリアンは決して、高圧的な態度でディレインに対している訳ではない。心の底からの懇願、そして信頼という表情。
あんな調子でいい切られたら、ディレインも嫌だとはいえないだろう。
「ま、ジリ貧って訳でもないから、良いんじゃないかな」
キオルティスが再び苦笑を浮かべると、
「ディレインも一応、解体補助のつもりで来ていたんだしな」
リューイも、別に問題無かろうとかぶりを振る。
しかしその一方でリューイはふと、クライスの思惑の一端を垣間見た気がした。
(癖のあるのが多い冒険者と上手くやっていく経験を積んでくれ……ってことなのかもな)
恐らく、その読みは間違っていないだろう。
●回収開始
本格式凝黒装置が、低く唸り始めた。
フェアロスが荷台の操作用スペースに腰を下ろし、装置から伸びるエーテル伝導用の導線を握って静かに意識を集中させていた。
御者台ではロゼットが手綱を握り、少しずつ帝国魔導院支部との距離を詰めてゆく。
すると凝黒装置が前方の黒い霧を吸い込み、黒い結晶を吐き出し始めた。そしてその動きに合わせる様に、帝国魔導院支部を包み込む黒い霧の拡散範囲が少しずつ狭まっていくのが目に見えて分かる。
「……クライスさんが状捜楔を、メドゥが龍逓架の量産化を成功させた。ということは、天陽道が散黒紋具を完成させていたとしても、不思議ではないわね」
周囲に警戒の視線を走らせるロゼット。
彼女のその言葉を受けて、刃を手にしたまま宗波を放っていたベルクが、幾分目の据わった表情で憮然と応じた。
「そういえば、最近どこぞの駄蜥蜴が天陽道に加担しておったな……嫌な予感がするから、ちょっと警戒を密にしておくか」
ロゼットとベルクがいう散黒紋具が如何程の脅威となり得るのか。
リューイが改めて訊くと、ふたりは揃って渋い表情を浮かべた。
「要は凝黒紋具の逆さ。凝結して結晶化した黒い霧を、再び気体状に戻す代物さ」
いよいよ目の前に迫ってきた帝国魔導院支部に対し、その全容や周辺状況を観察していたルチルが低い声音で吐き捨てる様に応じた。
語らずの智者エフレムからの知見を得て、暗殺組織たる天陽道が開発を進めている紋具装置だ。これが完成すれば天陽道は単なる殺しの集団から、厄介な装備品を扱う闇の業者という位置づけへとその立場を変化させることになる。
最早単なる殺人技術だけでは食ってゆけぬと判断したのか、新手の武器商人という体制を構築出来れば、確かに今後の生き残り路線は大きく拡充されることになるだろう。
「メドゥや帝国過激派だけでも面倒なのに、更に厄介な連中が幅を利かせる様になるという訳か」
神材の剣を構えたまま、リューイはやれやれとかぶりを振った。
「ああいう連中は、中々しぶといからね……おっと、お喋りが過ぎたかね。マックス、大丈夫だ。魔導院の内部は幽界分樹以外の敵は居ないみたいだよ」
ルチルの分析を受けて、マクシミリアンは愛用の剣を鞘から引き抜いた。
同時にアルベルト、コルネリウス、ディレイン、ハヤト、キオルティスといった面々がそれぞれの得物を手に魔導院支部内の地下への階段に向けて移動を開始した。
「斥候と索敵は、任せて貰うよ」
キオルティスが仲間達に先んじて、階段を駆け下りてゆく。
事前の情報通り、種付きクリーパーの姿は無い。廃墟と化した町並みに魔獣の類が棲みついている形跡も無かった。
ロゼットやベルクが警戒する様に、天陽道が仕掛けてくる可能性は否定出来ないものの、今の時点で確実に存在する敵は、矢張り幽界分樹だ。この化け物に対処しない限り、発信器と分配器の回収は成し得ない。
如何にサイズが小さく、他の個体と比べて非力であるとはいえ、幽界分樹であることに変わりはない。油断すると手痛いしっぺ返しを喰らうだろう。
キオルティスの斥候と索敵結果を足掛かりに、マクシミリアンと冒険者達は少しずつ、魔導院支部地下の龍逓架設置室へと足を進めた。
多少時間を要したのは、凝黒装置による黒い霧浄化に相応の手間がかかったことに加え、幽界分樹がどこまで防衛線を広げているのかが読めなかったからだ。
それでも、十数分後には地下の龍逓架設置室へと辿り着いた。想定よりは若干早めの到着といって良い。
「マックスさん、龍逓架が……」
「うむ。ほぼ完全な状態で残っている様だ」
コルネリウスが指差す先に、淡い光を発する幽界分樹の不気味な姿がある。そのすぐ根元に、複雑な架台を組み合わせた様な装置が中央部の杭型部品を地中に突き刺した格好で、ほぼ完全な状態で鎮座している。
「まずは解体が先決だけど、幽界分樹の根っこの目の前か。やりにくそうだなぁ」
ディレインがぼやくのも道理だ。
あの位置で解体作業を進めるとなると、他の面々が幽界分樹の猛攻を別方面で引き受けなければならない。
これは中々に骨が折れそうだ。
「しかし、やり遂げる。幽界分樹は俺達で引き付けよう」
いいながら、アルベルトが愛剣の切っ先を低い位置に構えて進み出た。
「幸い、盾役は三人居るしね」
アルベルトとコルネリウスが物理盾なら、自分が回避盾だと笑うキオルティス。この三人が居れば、根を鞭の様に振るう幽界分樹の攻撃も何とか凌ぎ切れるだろう。
その間にディレインとマクシミリアンで龍逓架の解体を進める。
ハヤトはこのふたりの専属護衛に徹し、ひたすらふたりを守ることだけに集中する運びとなった。
「では、いきましょう」
アルベルトに続いて、コルネリウスも前に出た。
すると、幽界分樹がこちらの接近を察知して迎撃を開始した。十数本の根を一斉に地中から引き抜き、鞭の様にしならせて撃ち込んでくる。
アルベルトとコルネリウスは真正面からの剣捌きでこれを迎え撃ち、一方でキオルティスはその超人的な機動力で徹底的に躱し始めた。
「早めに頼むぜぇ!」
龍逓架の解体に取り掛かったディレインとマクシミリアンの背後で、ハヤトが巨大な根の動きを視界に収めながら鋭く叫んだ。
ここからは、ある意味我慢比べの勝負だ。
先に音を上げた方が、負けるだろう。
●牛鬼
一方、地上の待機組にも異変が生じていた。
「……凝黒装置の威力が、弱まってる?」
ロゼットが荷台に振り向くが、しかしフェアロスは未だ意識を集中したままである。凝黒装置が機能を停止したという風には見えない。
その一方で魔導院の屋根を突き破って天にそびえる幽界分樹の周辺からは、黒い霧の範囲が徐々に広がり始めている。凝黒装置は未だに黒い結晶を吐き出し続けているが、それを上回る程の速さで黒い霧が拡散を速めている様に見えた。
「……どうやら、天陽道の横槍みたいだな」
ベルクが大通り後方に鋭い視線を走らせた。
ルチルも既に、その方角に弓を向けて構えている。
「好きにはやらせん!」
リューイが後方から接近してくる影に対して、立ちはだかる位置を取った。
近づいてくるのは、ふたつの人影――巨大な筒状の何かを背負った天陽師蘆屋 外伴と、あやかし法師の石川悪太郎妖怪の両名だ。
「凝黒装置を抑えるとは……くそ、もう対抗兵器を完成させておったか。駄蜥蜴の協力の意味は、これか?」
ベルクもリューイと肩を並べる位置に進み出たが、蘆屋外伴は何も答えない。しかし、長身の老人が背負っている筒状の何かが凝黒装置の効果を打ち消しているのは間違い無いだろう。
その時、石川悪太郎妖怪の後方の空間に、巨大な魔獣らしき影が不意に出現した。牛の様な角を持つ人面魔獣なのだが、首から下の胴部分は極大の蜘蛛の様なシルエットだ。
「紹介しよう。我が切り札、牛鬼だ。先日の三妖怪とはまた一味違うぞ」
石川悪太郎妖怪がそういい放った直後、信じられないことが起きた。
妖怪牛鬼が巨大な口を開けたかと思うと、次の瞬間には石川悪太郎妖怪を呑み込んでしまったのだ。
冒険者達はあっと驚き、臨戦態勢のままその場に凝り固まってしまった。
「牛鬼は、使役者の命と引き換えにその意を汲むという、少々使い勝手の悪い妖怪でしてな。しかるに、その能力は中々に強大。御身らの技がどこまで通用するか、拝見と参ろう」
蘆屋外伴のしわがれた含み笑いが響いた直後、牛鬼がその巨体からは想像もつかぬ程の速さで、猛然と突進してきた。
誰もが拙いと直感した。このままでは、凝黒装置が粉々に破壊されてしまう。
「想定してなかったけど、そうもいってられないわね」
ロゼットが輝く光柱を召喚し、フェアロスと凝黒装置をその内部に取り込んだ。牛鬼の巨大な角は光柱に阻まれ、すんでのところで突撃を抑えることに成功した。
「距離を取った方が良いよ! まだ相手の手の内が読めないんだからね!」
ルチルが警鐘を放ったが、しかし牛鬼の方は容赦無く距離を詰めてくる。戦士のリューイが自ずと前衛としての立ち位置になるが、相手が接近戦を仕掛けてくる以上、間合いが狭くなるのはどうしようもない。
「単なる物理攻撃一辺倒の化け物か……?」
辛うじて巨大な角による突き込みを躱すリューイ。だがその直後、牛鬼はぐわっと大口を開き、何かを放つ態勢を取った。
その動きに危険を察知したリューイは咄嗟に横方向へと飛んだ。と同時に、牛鬼の口腔内から液状の何かが砲撃の如き勢いで放たれてきた。
液状攻撃はリューイの後方にあった家屋に命中。振り向くと、石積みの壁がどろどろと溶け始めた。
「牛の胃酸ってか! こいつは面倒だねぇ!」
ルチルが鋭い鏃を叩き込み、左の後ろ脚に打撃を加えるものの、然程に効いた様子が無い。防御が硬いのか、或いは耐久力が途方も無いのか。
「まともに相手してられんな!」
ベルクが閃光塗弾を投じ、その眩い光で牛鬼の視界を奪った。
が、牛鬼は目潰しに対して獰猛な怒りの咆哮を放ち、更に胃酸を次々と撒き散らしてくる。まさに手当たり次第とはこのことだろう。
「ちょっと、何よこれ……手が付けられないじゃないの!」
魔蝕を叩き込み、更には魔弾での打撃を試みるロゼットだったが、牛鬼は凶暴に暴れ回るばかりで、こちらの攻撃が利いているのかどうかも、よく分からない。
「使役者が命を賭けたのは、伊達じゃないってことか」
リューイは、腹を括った。これは耐久戦になる、と。
石川悪四郎妖怪が己の死を以て投入した切り札だ。この手強さには、相応の意味があるという訳だろう。
その時、幽界分樹が震動の様な唸り声を発した――様に思えた。
恐らく帝国魔導院支部の地下でも、戦闘が始まったのだろう。
何とかここを耐え凌ぎ、マクシミリアン達が発信器と分配器を上手く回収してくれるのを待つしかない。それまでは、何が何でも、凝黒装置とフェアロスを死守しなければならなかった。
●離脱
魔導院支部地下の龍逓架設置室内でも、冒険者達は異変を察知していた。
明らかに、息苦しい。更に全身を襲う倦怠感が、尋常ではない。黒い霧の中で無理矢理体を動かしている時の様な体の重さが、容赦無く襲い掛かってくる。
「どういうことだ? 凝黒装置が、機能していないのか?」
襲い来る根の鞭を刃で打ち払いながら、アルベルトは奥歯を噛み鳴らした。何とか気合で踏ん張ってはいるものの、この異様な心身の不調は黒い霧の復活以外に考えられない。
「思い当たる節はあるね……」
「まさか、散黒紋具が?」
苦しげに笑うキオルティスに、コルネリウスが幾分の驚きを示す。だが、仮に天陽道がこのクンダンレトラに現れ、完成した散黒紋具を起動させたと考えれば、全ての辻褄が合う。
「流石にやべぇな……俺も手ぇ貸すぜ!」
ハヤトが対幽界分樹戦に加わった。この状況では最早一刻の猶予も無いが、さりとてこのままではアルベルトかコルネリウス、或いはキオルティスの誰かが犠牲にならぬとも限らない。
「ディレイン、どうだ?」
「もうちょい……これを抜きさえすれば……よし、取れた」
既に発信器は分解済みで、マクシミリアンが毛布での梱包を終えている。残る分配器もたった今、ディレインが抜き取りに成功した。これを、マクシミリアンがもう一枚の毛布で包み込み、手早く梱包を進める。
「終わったよ。さぁ、地上に戻ろう」
ディレインの合図を受けてアルベルト、コルネリウス、キオルティス、ハヤトの四人は撤退戦の態勢に入ったが、ここで漸くマクシミリアンも己の刃を振るい、戦列に参加してきた。近衛連隊長がここで戦力として加われば、最早負ける要素は無い。後は無事に、地上まで発信器と分配器を持ち帰るだけだ。
「色々迷惑かけて、済まん。ここからは俺もきっちり仕事するからな」
マクシミリアンがその宣言通り、目に見えぬ速さで刃を振るい出した。それまでは幽界分樹の根の鞭とほぼ互角の戦いだったのが、マクシミリアンが参戦してきたことで一気に授恵者の側へと戦局が傾き始めた。
黒い霧の効果で明らかに身体能力が落ち始めているというのに、この圧倒的な戦闘力、凄まじいばかりの存在感は流石に近衛連隊長といって良いだろう。
この戦力ならば十分に脱出可能と踏んだ冒険者達は、ふたつの大きな梱包物を抱えたディレインを守る陣形で離脱態勢を取り、そのまま一気に地上へと駆けた。
そして帝国魔導院支部の外へ飛び出すと、黒い巨体がロゼット、リューイ、ベルク、ルチルらと死闘を演じている場面に出くわした。
「何なんだ、こいつぁ!」
思わずハヤトが叫んだが、ルチルは脱出してきた面々に対し、すぐに離脱準備だと叫ぶ。
「ここには長居は無用さね! さぁ、光縛封はもう解除されてるみたいだし、さっさと逃げるよ!」
ルチルの言葉が合図となって、まずロゼットが足早に御者台へと位置を移して手綱を取った。
同時にアルベルトとコルネリウスが牛鬼と荷馬車の間に割り込み、牛鬼の突進を抑えにかかる。リューイひとりではどうにもならなかった牛鬼の突進力も、アルベルトとコルネリウスの鉄壁の守りの前ではその威力を十分に発揮することは出来ない。
一方、蘆屋外伴は巨大な装置を背負っている為か、敢えて戦線には加わろうとはせず、離脱を図る荷馬車に対しても追撃しようという意思は示さなかった。
やがて、冒険者達はクンダンレトラの大通りを一気に駆け抜け、西門の外へ文字通り一目散の勢いで去っていった。
去り際に、アルベルトの雷の様な勢いの剣戟が牛鬼の鼻っ面に叩き込まれたが、牛鬼は獰猛な怒りの咆哮を放つばかりで、反撃は叶わなかった。
近衛連隊長と冒険者達は成果を手にして去り、そして再び充満し始めた黒い霧の中には牛鬼の巨躯と蘆屋外伴の痩せた長躯だけが残された。
「……どれ、わしらも帰るとしよう。流石にこの黒い霧の中では、ただでは済まんからな」
それからふと、蘆屋外伴は牛鬼の醜悪な面に視線を流し、低い声音を添える。
「石川、おぬしはそのままラベネルガー侯爵殿のもとへ赴け。猟姫殿は既に龍逓架量産基の投入準備に入っておられるでな。おぬしも、その助力になれ。サキスロームとゾルケナラは青の中指殿経由でラベネルガー侯爵殿に届けてあるから、後は予定通りに事を進めれば良かろう」
蘆屋外伴の指示を受けて、牛鬼は南へと巨躯を向けた。石川悪太郎妖怪は確かに牛鬼に喰われたが、その意思は牛鬼の精神を支配しているかの如く、蘆屋外伴の言葉を完璧に理解している様に見えた。
●状捜楔開発、その前に立ちはだかるのは
数日後。
クライスはマクシミリアンと冒険者達が持ち帰った発信器と分配器を試験用の対向器として組み上げ、早速状捜楔試作型の性能及び機能評価へと投入した。
ヴィント郊外に設けられた試験場でこの性能・機能評価に立ち会った冒険者達は、組み上がった発信器と分配器が疑似対向器として十分に機能しているとの説明を受け、一様に安堵の表情を見せた。
ところがクライスだけは、どうにも表情が冴えない。
疑似対向器は問題無く機能しているが、問題は、状捜楔の方にあるのだという。
「思う様な性能が出ていないな」
マクシミリアンと冒険者達がクンダンレトラへと足を運んでいる間も、クライスはクライスで様々な理論値から最も性能が出る筈の素材を用意して、試験用の状捜楔に組み込んだ。
ところが、実際に疑似対向器から発せられる信号を受信させてみたところ、想定よりも遥かに低い効果しか得られていないことが、この段階になって判明したらしい。
「こいつは参ったぞ。これ以上の素材は、今のところ存在しない筈だ。しかし、こいつで十分な効果が出ないとなると……」
クライスは、ここで言葉を切った。
「他の素材も含めて、また一から選定しなければならないということですね」
フェアロスもまた同じく渋い色を、その端正な面に浮かべてかぶりを振った。
量産型龍逓架がロスガリア大陸の各地で起動されたところで、幽界分樹が召喚されるよりも先に状捜楔でエーテル流の乱れを捕捉し、ひと足早く叩いてしまえば幽界分樹の出現を止めることが出来る。
だが、状捜楔が十分な性能を発揮出来なければ、それもまた夢物語に終わるだろう。
マクシミリアンと冒険者達はクライスの要請を受けて、見事にそのミッションを達成した。
ところがここで、思わぬ形で状捜楔開発が暗礁に乗り上がってしまった。
この苦難を解消する術はあるのか。
クライスやフェアロスのみならず、マクシミリアンと冒険者達の間にも、重苦しい空気が漂い始めた。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:標準9 / 4〜25人
2023年08月16日 12時44分34秒 公開
参加者
相談掲示板
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 目的地の小都市クンダンレトラは、小型でも幽界分樹が 生えているということは、例の黒い霧も発生しているのよね? 黒い霧の中では私たち授恵者でも、まともな活動はできなくて、 馬車に積んだ凝黒装置で霧を晴らした範囲内での行動になる。 予定では、魔導院の支部まで進んで黒い霧を晴らした後、 支部の中にある龍逓架の部品を回収して、帰還かしら。 同行者は元近衛のマクシミリアンさんに、フェアロスさん。 あとクライスさんは来ないけど、装置の操作担当に クライスさんが組織した幽界樹対策調査隊の術師たちかな。 彼らを障害や外敵から守ることが、私たちの主な仕事かなと。 以上マクシミリアンさんにじゃないけど、おさらいも兼ねて。
以前に「マックスおじさん」についての調査を依頼された縁で、この依頼に参加だ。 >ロゼットさん 状況のまとめ、ありがとう。 龍逓架に関連した依頼はほとんど受けてないので、技術とかパーツについては俺もよくわからない。 ただ、ウォーリアとして護衛はしっかりするつもりだ。 「馬車に積んだ凝黒装置」自体の護衛というのもありか、と今の時点では考えている。
ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 ロゼットさんは情報のまとめをありがとうございます。 やるべきことはざっと挙げると 凝黒装置の護衛 マックスさんが部品を回収する際の護衛 牛鬼の対応 周囲の索敵 あたりでしょうか 念の為部品を間違わないように注意するなら、マックスさんの近くに父さんが居てもらえると良いかなと思いました 私はマックスさんが部品回収する際に無防備にならないよう護衛に回れたらと現状は考えています
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 ロゼットさん、情報をまとめていただきありがとうございます。 俺もミルド近衛連隊長の護衛だろうか? まあ、色々思うところがあるのは事実だが、私情は挟まないで任務を果たそう。殿下も彼らを受け入れるとおっしゃっているしな。 あと、これはPL情報だが今回天陽道から厄介な連中がやって来るらしいな。(蘆屋外伴、石川悪太郎妖怪、牛頭) 誰を優先して叩くか?こちらの人数に余裕があれば蘆屋外伴にも行きたいところだが、今のところに人数だと牛頭か・・・牛頭を叩けば石川悪太郎妖怪も倒せそうだしな
情報屋のルチルだ、よろしく。 やるべき事は既にあげられているもので異論なく、 アタイは情報屋らしく索敵をやっておこうかね。 黒い霧のせいで広範囲まで目が届かないかもしれないのはいやらしいが。 持って帰るべき物を取り違えないよう、予めクライスに聞いておこうと思ったがフェアロスを連れて行けるなら心強い。 >天道衆 見逃せない相手だが…今回の目的は彼らの討伐ではなくお使いだ。 撃破にこだわってしまうと深追いになりかねないかと。そこは気をつけておいてくれ。 とりあえず牛鬼をできるなら討伐くらいに考えておいて、後はお使いの達成を最優先に構えておくべきだと思うね。
私は、ひとまず凝黒装置の護衛に付くわ。 今後の人員の偏り具合では再検討するけど。 >人員の主な配置・行動 ・凝黒装置の護衛 リューイ ロゼット ・マックスさんが部品を回収する際の護衛 コルネリウス アルベルト ・周囲の索敵 ルチル 牛鬼や天陽道(PL情報)については、どこに、 どのタイミングで出現するか前提にできないから、 それぞれの護衛にあたる人員が対応になるかなと。 >敵の討伐 ルチルに賛成かな。部品の回収を待つ間は迎撃が必要だけど、 目的を達したら合流して、撤退を優先したいわ。 戦闘の余波で、部品や凝黒装置を壊したくもないから。
ヒーラーのディレイン・オールドケイジ。よろしく。 流れは依存なし、まとめもわかりやすくて助かったよ。 少なくとも外で待つ班と魔導院跡に入る班とには分かれなきゃいけないし、今の人数なら目的果たせたら逃げの一手が良さそうだよねえ。 で、ロゼットちゃんが外に残るならおじさんはおじさん達の護衛に回りますかね。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 流れに異存はない、我はルチル殿と同じく索敵に回ろう。
>敵の討伐 そうですね、撤退を優先という方針で異論ありません。 私は直接対峙した場合は一旦抑えに周りますが、他の方が牛鬼や天陽道の対処を行う場合は退路確保をする、という形で臨機応変に動けたらと思っています。
>NPCフェアロスさんの行動 ゴメンなさい。凝黒装置の操作役に調査隊はセットだと 思っていたけど、読み返したらフェアロスさんは単独で操作が できるらしくて、装置とフェアロスさんがセットかもしれない。 今回、調査隊は同行なしで、フェアロスさんは装置から 手が離せなくて、部品回収への同行ができないかもしれないわ。 同行前提で頼りにすると、アテが外れるかもしれない。 (最初のまとめで調査隊もいると思い込みました。すみません)
は、そういえばそうでした…!ロゼットさんは指摘ありがとうございます。 私も見返して、確認をしてきました。 過去にガルメッツァで調査をした時点では、少なくとも「クライスさん以外に凝黒装置を単独で動かせる可能性があるのは父さんだけ」との事でしたね。 今回も、見返すと確かに調査隊についても触れられていないようですので、同行しているのなら父さんが凝黒装置を動かすのが自然かもしれません。 となると、部品の形状についてはクライスさんによく確認をとっておくのがベターですね。 戦闘や部品についてのフォローはその場では受けられない事を前提に動く様にしましょう。
とりあえず作戦の方向性は確認したぜ。 以下の内容で仮プレイングは提出したので、指摘事項があったら遠慮なく指摘してくれ。 アドリブ可 ・心境及び目的 ミルドを護衛する ・台詞 「ミルド近衛連隊長、支援します。」 「こんな時に天陽道か!」 ・全体的な行動(数字の順に行動) 1:凝黒装置で霧を晴らした範囲内で行動、可能なら幽界分樹を破壊 2:ミルドが部品を探している間、護衛する 3:天陽道が現れたら退路確保を優先し、全員が退避できるようにする。退避が困難な場合は主に牛頭に対応する ・戦闘での行動 幽界分樹の破壊にはスキルは使用しない 牛頭に対しては最初は『千鳥雷切斬』を使用、その後は『鋭撃3』を使用 攻撃を受けたら『重点硬化3』を使用 敵に近づくとき及び前進する時は『チャージング』を使用 仲間との連携を重視 仲間の攻撃魔法に巻き込まれないようにする
>コルネリウス こっちこそ間違えてゴメンなさい。 クライスさんかフェアロスさんに、パーツの特徴なりを聞いて メモ書きするとかね。慣れない買い物に行く父親みたいな扱いで シナリオタイトル通りだけど…。 >アルベルト すごく細かいことで悪いけど、妖怪名は「牛鬼」ね。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! まとめは助かったぜ、ありがとな! 方針については了解だ。 俺は護衛っつーか、敵勢力の警戒を重視して動くつもりだぜ! あとは初見妖怪の能力やスキルがわかれば対処しやすくなると思うからエーテルアナライズを準備しとくことにすんぜ!
>ロゼットさん ご指摘ありがとうございます 修正します
ギリギリに申し訳ない。シーフのキオルティス。今回は宜しくね。 俺は敵性勢力出現後の対処をメインにしていこうかな、と。 退路確保がしやすいように、その間、敵の注意を向けたりだとか 退路確保の為の邪魔立てを阻止する感じ、かな。 散黒紋具も気になる、ね。
>NPC ロゼットは指摘ありがとう。 まあ当初の予定通りクライスから目当ての部品の特徴をよく聞き出して、メモを取ってから出発するつもりだからそこまで問題は出ないかと。 クライスがマックスにあんななのはちょっと私情が入ってるからで、冒険者にまで意地悪はしないはずだ。