【泥乱】衝突! ギシュム族VS帝国近衛兵!
おおくまねこ
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シナリオID:3029
オープニング
ディズル大湿地帯、ギシュム族の集落にて。第三の征竜の巫女イネスとギシュム族の若手の要請により、『泥血啜る月吸蟲』を討伐しにやってきた帝国近衛兵連隊は、作戦前にギシュム族と親睦を深める為、共同での戦闘訓練や、宴を積極的に行っていた。アイギスが率いる帝国近衛連隊アイギス中隊も、そんな部隊の一つだ。世間の「帝国過激派」のイメージとは異なり、武人気質で生真面目な者が多いアイギス中隊はギシュム族の若者ともすぐに打ち解け、良い関係を築けていたのだが……。
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その日、アイギス達はギシュム族との共同訓練を終えた後、酒盛りをしていた。
「リザードマンのあんたたちにも分かるか、あの巫女のスリットの素晴らしさが」
かなり酒が回っている様子の帝国兵リラックはドン、と杯を机の上に置いた。すると、ギシュム族の若者、サラマンダー(リングネームはブラック・タイガー)は深く頷いた。
「無論です。我々は鱗に覆われている者が大半ですが、決して裸で歩いているわけではありません。普段隠されている部位に注目するのは種族を問わず、『男の浪漫』だからと言えましょう。ここだけの話、アシムベート様も時折巫女様の太ももや胸をチラチラと……」
「マジか!? 大酋長殿、実はムッツリだったんだな! 人間の女に興味があったとは! まあ、あれは巫女がエロいから仕方ない!」
「これ、リラック殿! 征竜の巫女様をエロいとは! 今のは聞き流しますが、次はぶっとばしますぞ!」
ドッと笑う二人。すると、会話を聞いていたギシュム族の女戦士がわざとらしく咳払いした。
「二人とも。少し飲みすぎですよ。それにサラマンダー、アシムベート様の悪口はよしな」
「ああ、すまん、ニケ姉さん。つい盛り上がってしまった」
「失礼。少々、羽目を外し過ぎてしまいました」
二人はニケに謝罪し、また他愛のない話を始めたのだが……。
「しかし、イネスはいい女なんだが。征竜を崇めてるってとこだけは気に入らねえな。征竜なんて、崇拝して何が楽しいんだか」
リラックがそう呟くと、場の空気が凍り付いた。
「リラック殿……今なんと?」
真顔になったサラマンダーは、努めて冷静な声でリラックに尋ねた。
「言葉の通りだよ、サラマンダー殿。俺はアンタ達は好きだが、征竜は大嫌いだ」
「口を慎め、リラック! リザードマンの前だぞ!」
中隊長のアイギスはすぐにリラックを怒鳴りつけた。しかし、泥酔していたリラックは、自分の胸の内にあった矛盾を洗いざらいぶちまける。
「いいえ、言わせてください! 我々帝国兵は征服者たる征竜から人類の盾となるべくこれまで戦ってきた。それがなぜ、皇帝陛下の命とはいえ、征竜の為に戦わなければならんのです?」
「む、それは……」
アイギスは答えられなかった。リラックの疑問は、帝国近衛兵達が皆、大なり小なり胸に抱いていた疑問だったからだ。シルトラース帝国の頂く紋章――『征竜の盾』こそは、征竜から人類を守る、という誇りの象徴なのだ。
「我々は、兵士だ。それが皇帝陛下の命とあらば、従うのみだ」
アイギスはかろうじて、そう答えた。
「先ほどの言葉は聞き捨てなりませんな、リラック殿」
「巫女様が呼んだ客人とはいえ、征竜様への侮辱は許さんぞ!」
次々と立ち上がり、リラックを睨み付けるリザードマン達。リラックは怯むことなく、リザードマン達を睨み付けていた。そして数秒後、しびれを切らしたリザードマンの一人がリラックへと飛び掛かった。リラックは拳を振り上げ、飛び掛かってきたリザードマンを殴り飛ばした。
「こいつ、やりやがった!」
「うおおお、もう我慢ならん!」
たちまち、取っ組み合いの喧嘩が始まった。帝国兵もリザードマンの双方が入り乱れ、大乱闘の戦場になった。
「やめろ、リラック! ギシュム族! 君達もだ!」
止めに入った帝国兵と穏健派のギシュム族達に無理やり引き剥がされ、その場はどうにか収まったが、その日以降、アイギス中隊とギシュム族の仲はすっかり険悪になってしまった……。
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「……ということがありまして。どうしたものかと。イネス殿の知恵もお借りしたいのですが……」
「なるほど。ううん、それは困りましたね」
アイギス中隊長から相談を受けたイネスは渋い顔をした。先日の乱闘の件は「先に手を出したのはギシュム族だが、征竜を侮辱した帝国兵側も悪い」ということで、喧嘩両成敗のような形で上では決着がついたが、アイギス中隊とギシュム族との関係はすっかり冷え切っていた。このままだとギシュム族と共同で行う『月吸蟲』の討伐作戦にも影響が出かねないので、なんとか早めにわだかまりを解きたいものだが……。アイギスが苦悩していると、イネスはにっこりと笑い、ぽんと手を叩いた。
「乱闘が消化不良だったのが、よくなかったのかもしれませんね。ここは、あえて決着をつけさせてあげてはいかがでしょうか?」
「イネス殿、それはどういう?」
「この土地の流儀に倣って、魔獣狩りの競争をしてもらいましょう。白黒はっきりつけば、双方の気も収まるのではないでしょうか。好勝負なら、また絆も生まれるかもしれませんし」
「ふむ……なるほど。名案ですが……こちらは全員授恵者です。圧勝してしまっては、かえってギシュム族の名誉を傷つけることになりますぞ」
イネスの提案に、アイギスは難しい顔をした。
「ああ、それは確かにそうですね。彼らも鍛錬は積んでいますが、そこは努力でどうこうできる差ではないですから……では、こうしましょう。ハンデとして、ギシュム族には冒険者の方々に加勢してもらいます。それなら、いい勝負になるのでは?」
「なるほど。分かりました。それならば、我らも手加減する必要はなさそうだ。イネス殿、その提案、さっそくギシュム族の若者達に提案してみてください。私はマクシミリアン連隊長に許可をとってきますので」
「ええ、よろしくお願いします」
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かくして、酔っ払い達の喧嘩から端を発した帝国近衛兵達とギシュム族の諍いは、冒険者も交えての狩り競争で雌雄を決することとなった。
「リラック殿。征竜を崇める者達の強さ、しかとご覧いただきましょう」
「ああ。楽しみにしてるぜ、サラマンダー殿」
サラマンダーとリラックはこないだまでの仲の良さはどこへやら、バチバチと火花を散らしていた。
「それでは、狩り競争を始めます。ギシュム族の方々も、帝国近衛兵の方々も、冒険者の皆さんも、がんばってくださいね。私はしかと見ておりますので……」
審判役として岩場の上に陣取ったイネスはたおやかに微笑み、手を振った。
解説
マスターより
リプレイ
第三の征竜の巫女イネスの要請により、突如ディズル大湿地帯に現れた帝国近衛兵連隊の生き残り……。メドゥの指先と同じく、これまで事あるごとに対立してきたヨゼフ一派との共闘の依頼に冒険者達は多少困惑しつつも、現場に参上した。
「酒の席とはいえ、いい年した大人が本気の喧嘩とは……」
事の経緯を聞いたルチル・プルメリア・グレイハーツは呆れていた。だが、稽古を付ける機会と思い訓練には自分も参加することにした。
(イネスも気になるしね。この依頼には裏は特になさそうだが……)
(近衛兵は皇帝の命令に従っているだけかもしれませんけれど、あの皇帝が友好だけでリザードマンを助けるでしょうか……?)
トーラは訝しんだ。レイウェストの父、ヨゼフ・バルダス皇帝は冷酷な男だ。『力』を手にする為、メドゥの指先と手を組んでシグモルやフィルエス大森林で暗躍したこともあるし、今も荒廃したシルトラース帝国の民を捨て置いている。今回の帝国近衛隊の派遣には、何か皇帝を利する思惑があるに違いない。
(シグモルの時のように、『泥血啜る月吸蟲』の力を奪うとかの方がありそうな気もします。とは言え今は依頼に集中しましょう)
トーラはヨゼフへの疑念は内に隠し、こっそりとイネスや帝国兵を観察することにした。
「帝国近衛……今までの過激派とはまた違うようですが……見極めは必要そうですね……あの巫女の方についても、皇帝と征竜が手を組んだとも受け取れる共同戦線、額面通りの目的だけではないのでしょう……」
「帝国近衛兵達はギシュム族の方々と共同戦線を張るのですね。リザードマンを強くする事でヨゼフ皇帝陛下に何か利があるのでしょうか? あるいは、自身と敵対されたレイウェスト殿下や大酋長様を部族の皆様から分断するのが狙いなのでしょうか。それとも他に、イネス様に心酔される皆様を強化し味方にする事で何か果たされたい目的が?」
イヴェール・イリュジオンとレティシア・レインフィールはこっそりイネスと帝国近衛兵について意見交換をしていた。かつてのシルトラース帝国は征竜の討伐を国是とする国家だった。だが、二人の故国であるリーンエス王国が事実上の現在の帝国のトップとして扱っているレイウェストは、第二の征竜の巫女であり、征竜とは休戦状態にあると言っていい。
「イネス様が来てから、大酋長様の求心力は衰えています。もし『泥血啜る月吸蟲』の討伐が成れば、イネス様へのギシュム族の崇拝の念は確固たるものとなるでしょう。そうなれば、アシムベート様が皇子殿下と結んだ同盟関係にも悪影響が出るかもしれません」
「ヨゼフや巫女はともかく、お酒の席とはいえ、仲良くすべき相手と喧嘩をしてしまうような者達が何か企んでいる、とは考えにくいですが……末端の兵は何も知らされていない、ということもありえます。彼らの動向には注意を払いましょう」
「リザードマンの方々にとって、征竜様とはどのような存在なのかを考えたら大切なものを侮辱されたら、許せない――当たり前のことだと思います。彼らと同じように征竜様を信奉しろという意味ではなく、征竜様を許せというわけでもなくギシュム族のことを、この勝負を通じて帝国の方々に知っていただければいいな、と思います」
ゲルダ・クラインは睨み合う両軍を残念そうに見ながら言うと、ロゼットが頷いた。
「そうね。この競争で勝利すれば、ギシュム族の面目は立つわ。けれど独力じゃなく、冒険者の助けを借りたことで帝国兵に強くは当たれない。その辺りが落としどころね」
「ええ。仲良くしていただければいいな、と思っていますが、勝負に手心を加えるつもりはありませんとも!」
「とりあえず雌雄を決すれば気が納まるというのは、双方武闘派だからこそか……? しかし、争いの発端である『征竜』に対する認識の違いは一朝一夕でどうにかなる物ではあるまい。とりあえずガス抜きをさせて緊張を緩和させようということか……」
ナハティガル=ラーは険悪な雰囲気の両軍を注意深く見つめていた。
「おお、あなたは『ドラゴン・ザ・ダーク』殿ではありませんか」
「こんな所で再会するとはな――『ブラック・タイガー』」
ナハティガルは黒鋼の竜を模したマスクを取り、サラマンダーに素顔を晒した。事の発端となったサラマンダーは、以前ナハティガルとリングの上で戦った男だ。
(リングの上ではヒールだったが……演技だったのか?)
「エビの国の戦士よ。アンタの力はあんなものではあるまい。真の力をみせてくれ」
「心得ました。あなたこそ、どうか『竜の穴』門下に恥じない戦いを」
「? 竜の穴、ですか?」
「気にしないでくれ」
首をかしげるゲルダ(横で聞いていた)にナハティガルは苦笑した。
「奴らが帝国近衛兵連隊……ヨゼフの手下共か」
アルベルト・V・シュタールシュヴェーアトはギシュム族の若者と共に、アイギス中隊を睨み付けた。レイウェストを主君としているアルベルトにとっては、彼らは『政敵』に当たる。それどころか、アルベルトは手段を選ばないヨゼフ一派のことを帝国の恥知らずとさえ考えていた。
「まあ、そんなに睨まれると委縮してしまいますよ。今回は試合なのですから、紳士的に、ね?」
アルベルトに向けての言葉なのか、睨み合う双方に向けての言葉なのかは判然としないが、穏やかな微笑を浮かべてイネスが言うと、ギシュム族も帝国兵も正面の方を向き、開始の合図を待ち始めた。
(イネス・コンテスティ……彼女は本当に征竜の巫女なのか? 征竜の巫女ならば何故、征竜を討つことを目的とするヨゼフと手を組む?)
「まあいい。今は仕事に集中だ」
色々ときな臭いものを感じながらも、アルベルトはギシュム族からの依頼を受けた冒険者として、任務を全うすることにした。
「近衛連隊には兄がいるので色々複雑です。……兄様も今回の作戦に参加されるのでしょうか」
ナハト・シュライバーはアイギス中隊を見ながら言った。少なくとも、アイギス中隊には兄の姿は見当たらないが、本来の任務である皇帝の守護についている者もいるだろうし、この作戦に兄が参加しているかどうかは分からなかった。
「きっかけは雄の本能(矜持、欲)とでもいうべき事なのかもしれませんけどね、何とも」
グレイブ・ヤードは火花を散らす帝国近衛兵とギシュム族を見比べ、肩を竦めた。なぜだろう、見ているこっちがなんとも言えぬ気恥ずかしさを感じるのは……。
(まぁどこかしらでお互いの力を見せ合わなければならないとは思っていましたが、何やってんですかどちらも。兎にも角にも勝負が片付いてからでなければ話し合いどころじゃありませんねこれ)
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「イネス、ルールについていくつかを確認させてくれ。倒した魔獣の数はどうやってカウントする?」
ルチルは狩り競争の細かいルールについて、イネスに質問していた。
「自己申告で結構ですよ。倒したら私に教えてくださいませ。私は適当に見学をしていますので。姿が見えなかったら大声か狼煙で合図をしてくだされば」
「自己申告でいいのかい?」
「はい。皆様、とても誇り高い方々ですから、嘘の申告などしないと信じております」
(本気で言っているのかもしれないが……食えない女だな)
いかにも巫女らしい発言だったが、アルベルトにはイネスが「不正が露見した場合は、敗北以上の恥となるぞ」と警告しているように聞こえた。
「……なるほど。では、狩った魔獣を特定の場所に運ぶ必要もない、ということでよろしいでしょうか?」
そこでレティシアが口を挟んだ。
「はい。でもそうですね……狩った魔獣を集落まで運ぶのは手の空いている競技に不参加のギシュム族の方々にお願いしましょうか。放置している間に獣に横取りされても残念ですし」
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冒険者達とギシュム族は狩場の近くに生息する鋼鉄犀と殺人蜂に狙いを定めた。土地勘のあるギシュム族に道案内を任せつつ、効率的に魔獣を狩っていく作戦だ。鋼鉄犀は非授恵者相手には少々荷が重い相手なので、ギシュム族の非授恵者には、殺人蜂の対応に専念してもらうことにした。冒険者達は4組に分かれ、ギシュム族をサポートする作戦を立てた。強力な鋼鉄犀の相手を担当するのは8名。冒険者4名に加え、熟練ウォーリアのシュラクをリーダーとするギシュム族授恵者4名の精鋭チームだ。
「水場を探せば、鋼鉄犀は自然と見つかるのですね」
「ええ、よく水浴びをしていますから」
イヴェールはギシュム族についていき、魔獣探しのコツを教わっていた。普段からここで修行しているだけあり、ギシュム族はこの辺りの地理に詳しかった。
「見つけました! 確保に入ります!」
鋼鉄犀を発見したトーラは勢いよく飛び出し、短剣で切りかかった。この狩りは相手チームへの妨害は禁止されている。先にこちらが手を出してしまえば、横取りはできない。トーラは多少危険を冒してでも、ともかく一発当てることを優先したのだ。
(硬っ! 鋼鉄犀の名は伊達ではありませんね!)
硬い手ごたえがトーラの手に残ったが、トーラのエーテルは鋼鉄犀の皮膚に浸透した。これで鋼鉄犀の防御力は多少低下したはずだ。
「ブオオオオ!」
怒れる犀は長い角を振り回し、トーラを突き殺さんと暴れた。しかし、身軽なトーラは上手に犀の死角に回り込み、応援に来るまでの間、攻撃を躱し続けた。
「トーラさん! 援護します!」
シュラク達リザードマンはそれぞれの武器を手に鋼鉄犀へと突っ込む。剣や槍、斧、矢が次々と分厚い皮膚を突き破り、犀は悲鳴を上げた。
「なるほど、これは大物ですね。一体ならまだしも連戦となるときつそうです」
グレイブはリザードマンとトーラ達を対象に、『夢想実幻/英雄幻想』を発動した。実は自己暗示の類だが、これで彼らの戦闘力は上昇したはずだ。日に何度も使えるスキルではないが、まだ体力があるうちに使えば、効果も大きいだろう。
(勝つ事も大事ですが、この狩りを通して何か得られること、成長できる事を私は望みます。本番はもっと後の話ですからね)
「まずは一体。さっさと倒してしまいましょう」
イヴェールは鋼鉄犀に猛突進し、宝剣を一閃した。硬そうな頭部は避け、脚の付け根の辺りを力任せに薙ぐ。鐘を突いたような金属音が鳴り響き、鋼鉄犀の足から血が噴き出た。
「サラマンダー! シュラク! 絶対に勝つぞ!」」
アルベルトはイヴェールに続いて鋼鉄犀に突進すると、黒い大剣を鋼鉄犀に叩きつけた。鋼鉄犀は悲鳴を上げ、ずずん、と地面に倒れた。
「お見事です。体力とエーテルが残っているうちにもう数頭仕留めたいところです。湿地帯は動き回っているだけで体力を消耗しますから」
槍の血を拭きながら、シュラクが言った。
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一方、ルチルとレティシアはギシュム族の非授恵者6名と共に、殺人蜂の巣を攻めていた。
ブブブブブブブブブ!!
百余りの蜂が織りなす凄まじい羽音が湿地帯に響き、一同は耳を覆いたくなった。事前に効いていた通り、これでは会話はほぼ不可能だ。
「目くらましを使おうか」
ルチルはハンドサインで味方に合図をした後、ピンを抜いた閃光塗弾を蜂に向かって投げつけた。効果はてきめんだ。閃光を食らった蜂たちは気絶し、ぼとぼとと地面に落下した。ルチルはすかさず炸光矢を放ち、数十体の殺人蜂をまとめてバラバラに粉砕した。
「しまった。バラバラにしてしまうと計量がしにくいな。後でラトに破片を集めさせるか……」
(普通の蜂よりは大きいとはいえ、小さな魔獣ですから、威力が高すぎると粉々になってしまいますね。非授恵者の方々を中心にしたのは正解だったかもしれません)
レティシアは衝撃波を放ち、数十体の殺人蜂をまとめてバラバラにした。範囲攻撃スキルで倒してしまうと計量がしにくいのは確かだが、獲物の回収を冒険者がする必要はないことは確認済だ。破片を回収に来るギシュム族にはちょっと気の毒だが。
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冒険者達が狩りをしていると帝国兵が鋼鉄犀を狩っている姿が、何度か視界に入る場面があった。
「ウォーリア小隊は前へ! 後方支援部隊は距離を保ったまま前衛を援護しろ!」
盾を構えた帝国兵の前衛たちが突進で鋼鉄犀の全身を阻み、その隙にキャスターやシューター達が魔法と矢の雨を降らせていく。予定調和といった動きで、帝国兵はさっそく鋼鉄犀の一体を仕留めてしまった。帝国近衛兵達は一糸乱れぬ動きで鋼鉄犀を狩っている。中規模集団戦の連携の精度については、冒険者達より遥かに上のようだ。
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「このあたりに一つありそうだな」
ナハティガルは地図を片手に捜波で林の様子を探っていた。ほどなく、樹上に大量の生命体の気配を感知した。
「見敵必殺で行くぞ!」
ナハティガルはそう叫ぶと、闘気槌で樹上の巣を攻撃した。バキン、と巣の三割ほどが地上に落下し、たちまち辺りは巣から出てきた凶悪な殺人蜂で埋め尽くされた。
(長丁場の戦いだ。エーテルは温存しないとな)
ナハティガルは空から襲ってくる蜂の群れに先陣を切って飛び込み、双剣で次々と蜂を切り裂いていった。
「帝国近衛兵の力量は確かに、私たちより上だと思う。でも湿地帯での行動にはリザードマンに一日の長があるわ。最初の勢いでは負けても、時間が経てば足に疲労も溜まる。だから焦らず、必要な休息もとって日没まで頑張りましょう」
ロゼットはギシュム族達を鼓舞しつつ、蜂に刺されたギシュム族の傷を癒していた。士気、というのは戦いの重要な要素の一つだ。ロゼットの気遣いと治療により、ギシュム族達の士気は高い状態で保たれていた。
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「あそこですね。始めます!」
鷹の目で蜂の巣を発見したナハトは木の上にある巣目掛け、思い切り矢を撃ち込んだ。命中した矢は巣を半壊させ、泡を食った殺人蜂達は一斉にナハト達の方に飛び出してきた。
カチカチカチカチカチ!
ブブブブブブブブブブ!
殺人蜂達は牙を鳴らし、猛然とハンター達に襲い掛かる。
「絶対怒ってますね、これは! ですが、ナハト様にもギシュム族の方々には近づけさせません!」
前に飛び出したゲルダはスイカみたいな大きさの蜂の群れに果敢に突っ込み、槍をくるくると振り回して蜂達を叩き落としていた。蜂は牙や針でゲルダを攻撃するが、頑健なゲルダは蜂の攻撃を意に介さず、蜂をばしばし叩き落としていた。まるでハチ対クマである。
ヒーラーがいないゲルダ・ナハトの班のギシュム族達は全員が弓矢(とサブウェポンの手槍)で武装している。慎重に戦わなければ、脱落者が出て戦線が崩壊する恐れがあるからだ。
「大きな蜂ですね……戦士とはいえ、非授恵者が刺されたら危なさそうです」
ゲルダとナハトは、終わりの見えない蜂との戦いに神経をすり減らしていた。
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部隊を4つに分けた冒険者達とギシュム族は最初の頃は帝国兵達を圧倒する戦果を築き上げていったが、エーテルが切れてくるにつれ、その差は徐々に縮まっていった。特に差が出たのは、攻撃力と耐久力の高い鋼鉄犀との戦いである。スキルでの集中攻撃でほとんど反撃を許さなかった前半戦とは異なり、鋼鉄犀達の攻撃で、トーラ以外の前衛達の負傷がかさんでいったのだ。殺人蜂の対応班もギシュム族がだんだん疲れてきたので、ゲルダの発案で最終的には三班が合体することで戦闘力を維持していた。
「こっちに来なさい」
シーザーロアでサイを誘引したイヴェールは、鋼鉄犀の突進をかいくぐり、宝剣を腹に突き刺した。少し、くらくらする。そろそろ限界が近いかもしれない。
「後ろは任せろ!」
血まみれのアルベルトは暴れる鋼鉄犀の後ろに滑り込み、大剣で後ろから斬りかかる。ぶよぶよとした脂肪に阻まれながらも、アルベルトの剣は犀の体に深々と食い込んだ。
「あと少しです! 頑張りましょう!」
トーラも犀の下を潜りこみ、腹を短剣で切り裂いた。さらにギシュム族達が側面から集中攻撃を仕掛け、鋼鉄犀がずずん、と大地に崩れ落ちる。イヴェールは素早く角を切り落とし、角を集めていたトーラに預けた。最後のヒールをイヴェールにかけ、グレイブは呟く。
「ヒールも切れましたし、そろそろ引き上げましょうか」
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「そろそろ日没です。撤退しましょう」
殿を務めていたナハトは引き撃ちしながら、仲間達にサインで呼び掛けた。
「分かりました! 最後に残していた殺界を使います! 皆さん、先に行ってください!」
ゲルダは大きな声で仲間達に呼び掛けた。
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「僅差ですが、ギシュム族と冒険者様の勝利ですね」
持ち帰った魔獣の重さは、鋼鉄犀一頭分ほどの差で、冒険者達とギシュム族の方が上であった。バラバラになってしまった殺人蜂も多数いたが、ナハトが塗料を塗っていたことで、計量の際はちゃんとカウントに入れて貰えた。
「決着は付いたわね。いい勝負だったわ。さあ、試合の後の握手をしましょう」
ロゼットは率先して帝国近衛兵と握手をし、ギシュム族にも握手を促した。
(これで仲直りしてくれるといいのだけど)
ギシュム族達が手を差し出すと、帝国近衛兵達はその手を握り返した。
「すまなかったな、サラマンダー。別にお前達をバカにしたわけじゃなかったんだ。本当は謝りたいと思っていた。非礼を許してくれ」
事の発端となったサラマンダーはリラックと握手しながら頭を下げた。
「俺達こそ先に手を出してしまってすまなかった、リラック殿」
「もういいんだ。全て水に流そうじゃないか」
しっかりと握手するリラックとサラマンダー。その光景を見てイネスは微笑む。
「ここはひとつ、仲直りの打ち上げと参りましょう。ハチミツがたくさん獲れましたし。焼いたお肉に塗ると美味しいですよ」
イネスの発案により、帝国兵達とギシュム族、そして冒険者達は集落でBBQパーティをすることになった。元々アイギス中隊は宴会好きのメンバーが多く、しょっちゅうギシュム族と飲んでいたらしい。
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(確かに人類を守る盾としての役割が隊の存在意義ですので、そこは否定できないと私は今も思いますし、近衛連隊は今でも帝国の誇りと捉えています。ですが、「現在征服者ではない征竜」にまで戦意を向けるのは違う、と私は思います。リザードマンにとっての征竜は我々にとっての陛下と同義なのですから。盾は守るものです、見るべきは構える主と後ろに居る守るべき者達かと。と、まぁ戯言的に思う訳ですよ。『私』が言えた義理ではありませんがね)
グレイブは『古巣』の連中を遠巻きに眺めながら、ちびちびと酒を飲み、独り物思いにふけっていた。
「ですから! 我がギシュム族にも、民族衣装としてスリットを取り入れるべきです!」
「そうだそうだ!」
「露出は正義だ!」
下品な方向で盛り上がるギシュム族と帝国近衛兵。酒の席とはいえ、違う意味で子供に示しがつかない者達であった。
「なあ、仮面の人。アンタもそう思うだろ」
「あ、スリットですか? 私は魅力的でとてもいいものだと思いますよ?」
グレイブは苦笑した。
(最初は喧嘩していたものの、帝国近衛兵さん達はリザードマンに害意を持っているようには見えないですね……)
トーラは打ち上げモードに入った帝国兵とギシュム族、そしてイネスの様子を観察していたが。今は両者の仲は良好に見える。ひとしきり帝国兵を観察した後、トーラは今度はイネスの方を観察してみた。
「こら、お触りはダメですよ」
「この野郎、抜け駆けは許さんぞ!」
「野郎、イネス様の太ももを触ろうなんぞ百年早いわ!」
イネスはギシュム族からも帝国近衛兵からもモテモテだった。彼女にセクハラしようとした帝国兵が袋叩きにあっているが、そこに険悪な雰囲気はない。ほっといて大丈夫だろう。
(イネスさんの方は、どうでしょうか。彼女も帝国近衛兵とリザードマンさん達が仲直りしたことは普通に喜んでいるようにしか見えませんが。ううむ……)
「どうかしたかい、お嬢さん」
「いえ、なんでもありません!」
中隊長に声をかけられたトーラは、自分も料理に手を伸ばした。
「やれやれ、懲りない連中だね。揉めたのも酒が原因だろうに。イネス、ご苦労だったね。板挟みの立場で大変だったろう」
「ええ、仲裁を相談された時はどうしようかと思いました……」
イネスは苦笑し、たおやかな仕草で酒杯に口を付けた。
「あんた達の月吸蟲討伐の試みには期待している。今後も困った事があればいつでも力を貸すよ」
「ありがとうございます、骨のお方」
イネスはぺこりとルチルに頭を下げた。
「で、アンタ達」
ルチルは今度はすっかり宴会モードのリラックとサラマンダー達の方に向き直った。
「伝承にもあるように征竜は複数いて思想も同じじゃない。自分の思っている征竜とは別の者の話をしていると分かれ。仲間同士で争っては子供にすら示しがつかん」
「む……申し訳ない。余計な手間をかけさせてしまった」
「面目次第もありませぬ」
ルチルが説教すると、二人は素直に頭を下げた。
(ギシュム族はともかく、ヨゼフ一派の帝国近衛兵には反発されるかとも思ったが。この中隊はずいぶんちゃんとしてるじゃないか)
「イネス様。皇帝陛下は何故イネス様にご助力をされるのでしょうか?」
レティシアはイネスが暇そうな頃合いを見計らい、彼女に尋ねてみた。
「ヨゼフ皇帝がギシュム族に助力する理由、ですか? それは『幽界樹打倒の為、征竜との関係を変えたいのだ』だそうです。皇帝はそうおっしゃっておりました」
「ええ。我々もそのように聞き及んでおります」
イネスの返答に、アイギス中隊長も頷いた。
(確かに、幽界樹から帝都を奪い返す際に、余計な邪魔が入らないことは重要ですが……本当にそれだけでしょうか?)
「イネス。帝国人とリザードマンとの間にある深い溝――征竜に対するスタンスの違いは今後もトラブルを発生させるだろう。征竜に関しては、せめて『相互不可侵』の決まりを作っておくべきではないか?」
ナハティガルは真面目な顔で、酒を飲んでいたイネスにそう提案した。
「そうですね……本来は帝国と、征竜信仰は相容れぬものだそうですし。マックスおじさん……じゃなかった、ミルド様や長老方にも相談しておきますね」
「ああ、それがいいだろう」
こうして、酔っ払いの喧嘩から始まったギシュム族と帝国兵の亀裂は、冒険者達のとりなしもあり、無事に解決したのであった。
マスターコメント
ミドルシナリオ難しい 報酬:多い10 / 6〜10人
2023年06月26日 10時53分56秒 公開
参加者
相談掲示板
酒の席とはいえ何とかならなかったものでしょうかね… もっと平和な話題とかで それはさておき、ヒーラー、グレイブ・ヤードです。 頑張るとしましょうか
シューターのナハトです、よろしくお願いします。 ううん、かなり厳しい戦いになりそうですが尽力しましょう。 討伐した魔獣の総重量で勝敗が決まるということですが…… サイ1匹=蜂100ユニット(1000匹)。 サイは生命力が高くてタフ。ギシュム族でも数点のダメージは通る。 蜂は小さいけれど執念深くてギシュム族との戦力比は蜂が3のギシュム族1。 どちらに比重を置くべきですかね? 火力特化の冒険者が複数いればサイを狩る方が効率良い気もしますが、1匹狩るにも相応にスキルが削られそうなのが悩ましいですね。 サイにしろ蜂にしろ素の攻撃で殴ることも考えておいた方が良さそうです。
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 重量で計るなら、犀を抑えておきたくはありますね。 すぐ発見できますし。蜂を探し回るより時間の短縮にもなりますから。 犀を狙うなら杖を持って魔法攻撃メインで行くか、魔導書で防御低下のBS付与等を、蜂狙いなら範囲攻撃魔法メインでいこうかと考えています。
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 喧嘩ではなく、競争という形になったのがまだ幸いかしら。 >どちらに比重を置くべき? 人数の有利を活かして、鋼鉄犀と殺人蜂の両方に 分担するのが良いんじゃないかしら。 ただ一般人の混ざるギシュム族は殺人蜂の方が良いかも。 >方針案 例えば。 ギシュム族20人は、5人×4班のチームで行動して、 4人の授恵者に4班それぞれのリーダーをしてもらう。 彼らには、殺人蜂の巣の攻略にあたってもらうわ。 冒険者は最大10人(今9人)で、2班に分かれて、 鋼鉄犀の討伐に専念か、鋼鉄犀と殺人蜂に分かれるか。 (参加者に殺人蜂希望がいるなら、後者の分け方) 班分けする理由は、殺人蜂は羽音がうるさくて会話がしづらい。 となると大勢だと声が全員に聞こえないから、班に分かれて、 各リーダーの判断で行動した方が動きやすいんじゃないかって。 冒険者は鋼鉄犀の討伐専念なら、全員まとまっても良いけど、 1体に10人(9人)がかりというのも、多いかな?って。 参加者のクラス編成も、それぞれ2人以上はいる様子だから 分かれて良いんじゃない?と思ったわ。私の考えはこんな感じ。 かなり長時間の討伐になりそうだし、 スキルも強さより、回数を優先した方が良いのもありそうね。
ウォーリアのアルベルトだ。 よろしくな。 今回は帝国過激派の連中の鼻を明かしてやりたくて参加したぜ。(奴等をディスる発言は自重するがな) 俺は、犀を狙う方に一票かな。 それにしても、近衛連隊の連中も今更ノコノコ出てきて何のつもりなんだか? 本当に纏めて『泥血啜る月吸蟲』とかを倒せるのか?
>どちらの比率を? 私としてはロゼットさんの提案のように分担して狩る魔獣を探すというのもありだと思います。 あまり数がいてもお互いに障害になっては意味がないと思いますし、これもまた彼らにとっての訓練の一環と思えば適正な敵を選ぶのもまた修行かと。 勿論競争ですから負けてもいいわけではないですが、例え負けたとしても何か得られたものがあるのならばそれは価値のあるものだと思いますから。 もちろん一番の実力者の方は犀を狙ってほしいですけども。 どんな夢想のようなものであろうとも、それを目的として目標として信念として700年にわたり成立させたのが帝国近衛連隊ですからね・・・。 どんな手を持っているかはわかりません。
イヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり) >比重 ロゼットさんの挙げられてる様に両方に人を割いて分担する形が良いと思います。 殺人蜂が相手なら優位に立てる非授恵者まで敢えて鋼鉄犀に投入する必要があるとは思えませんし。 >方針案 ギシュム族を5人×4班に分ける案は良いと思うのですが、鋼鉄犀側にギシュム族を1人も加えなくて大丈夫なのでしょうか? 今回の件は基本的にはギシュム族とアイギス中隊の狩り競争、彼ら側からも鋼鉄犀の狩りに関わらせた方がいいのではと… 冒険者は私も分けても良いと思いますね…鋼鉄犀1体に対して10人がかりは火力集中出来るので討伐速度は速いと思いますが、少し過剰戦力な気がしますね… 少人数に殺人蜂に行って頂くか、2班で手分けして鋼鉄犀を狩るかでしょうか。
なるほど。 では犀と蜂に分かれて、ギシュム族の方も一人は犀の討伐に来てもらうということで? その場合は犀の方へ回りますね。
ん-、確かに4班に分けて行動するにしても 3組は蜂、1組は犀という方がいい気がしますね? 理由は言われておりますので割愛するとしまして 皆さんはどちらに行きたいです?
シーフのナハティガル=ラーだ。――今回は宜しく頼む。 >方針 冒険者は2班構成、ギシュム族は5人×4班構成で異論なしだ。 体裁的にもギシュム族の授恵者(最低1名)には鋼鉄犀側に回って貰った方が良いように思う。 >個人 殺人蜂と鋼鉄犀、俺はどちら側でも構わない。 いずれにせよ捜波で標的を索敵するつもりだ。 攻撃用には真トリプルファングを持っていく予定。
ウォーリアのゲルダです。よろしくお願いしますね。 >方針 グレイブ様の案の3班を蜂対応に、1班を犀対応がよさそうかと思いました。 冒険者については、犀を少なめに、蜂対応でさらに3班にわけてギシュム族の班に同行したほうが安全かなと。 殺人蜂は約百匹――10ユニットが巣から飛び出てくるので、流石にこの数をギシュム族だけで相手取るのは難しいかなと思いますので。 ええと人数比は犀4蜂6で、 犀(4) 蜂A(2) 蜂B(2) 蜂C(2) のようなイメージですね。 >個人行動 特に希望はありませんので、他の方の要望に合わせますね。 遠近/攻守どちらも対応可能ですので、空いているところに入れたらなと考えています。
ごきげんよう。 ヒーラーのレティシア・レインフィールと申します。 皆様、よろしくお願い致します。 >方針 ギシュム族の皆様については四班編成(三班は蜂、一班は犀)で異論はございません。 冒険者については要検討ではございますけれど 蜂の方は範囲攻撃、犀は単体攻撃がそれぞれ有効となりますでしょうか? >休息 期限は日没までとの事で具体的な勝負時間は不明瞭ではございますけれど 短時間でなければ非授恵者のギシュム族の皆様の疲労をどれだけ抑えられるか あるいは効率的に休息を得られるかという点も、重要な気が致します。 >個人 私も特に拘りはございませんけれど 回復や支援だけではなく、ある程度は攻撃への参加も検討しております。
>方針 そうですね、ギシュム族は四班編成(三班は蜂、一班は犀)で僕も異存なく。 冒険者はギシュム族のそれぞれの班のフォローに入る必要があると思いますが、犀に関しては冒険者が主戦力になるので僕も四人位はいた方が良いんじゃないかなと思いました。 >配置希望 僕もどちらでも大丈夫です。 どちらにせよ後方からの射撃攻撃をメインにする予定です。
情報屋のルチルだ。 クラスはシューター、よろしく。 酒の席とはいえいい大人達なのだから、同盟相手ともっと柔軟に接する事ができないのか。 それはさておき……。 >方針 既に挙げられている四班編成で異論ない。 考え得る中で最も効率的且つギシュム族対帝国近衛隊の勝負という体裁を保てるだろうからな。 各班に一人は授恵者をつける方針で行くなら、ギシュム族の犀の相手には最も強いシュラクが付くのが妥当だろう。 >個人 アタイはまあ、蜂を担当するよ。 戦闘中は羽音のせいで会話がやりづらいとあるから、事前にハンドサインを決めておくつもりだ。 疲労の指摘もあるので、そこも気をつけながら動こうかと。 勝ち負けより、ギシュム族の者に魔獣狩りを通して経験を積ませるのが目的ではあるね。
ちょっと考えを纏めて再投稿させて貰います。 ちょっと気になったんですけれど、犀相手に授恵者5人で大丈夫でしょうか? デイズルの魔獣でも特に生命力が高いそうですし、手が足りず取り逃がすようなことが無いよう、各班の冒険者を一人にするか、蜂対応の一班を犀対応に合流させてはどうでしょうか? 犀一頭で蜂千匹(巣十個)分になりますし、少しくらい過剰戦力になっても倒せれば元はとれると思うんです。 とりあえず一旦希望をまとめておきますね。 犀(4) トーラ 蜂A(2) ルチル 蜂B(2) 蜂C(2)
>休息 狩場の広さも分からないけど、基本的には歩き回って魔獣や 蜂の巣を探すのよね。あまり呑気にもしていられないけど、 制限時間の半分ぐらいで、水分や携帯食を取って一息、とか? >トーラ >犀相手に授恵者5人で大丈夫? 犀の班にはギシュム族から1班(5人)をまわすようだから、 合計で9名にはなるし、足りるんじゃないかしら。 主力は授恵者で、ギシュム族の一般戦士は包囲とかの補助役かな。 >班分け 私は殺人蜂に入りましょうか。 自分への確認用に細かく書くけど、下記で合ってるのよね? ・鋼鉄犀A班9名(冒険者4名+シュラクとギシュム族4名) トーラ ・殺人蜂B班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名) ルチル ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名)
俺は鋼鉄犀に向かうぜ ・鋼鉄犀A班9名(冒険者4名+シュラクとギシュム族4名) トーラ、アルベルト ・殺人蜂B班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名) ルチル ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+授恵者とギシュム族4名)
>方針 ギシュム族の授恵者を1人か2人、冒険者組に同行して頂いて鋼鉄犀に対応するイメージで話してましたが、非授恵者のギシュム族の方達も鋼鉄犀に同行させる必要は無いのでは? 鋼鉄犀が大湿地帯で特にタフと言われてる以上、数点程度のダメージが限界の非授恵者を同行させても小鳥の涙程度の蓄積にしかなりませんし…体面を大事にするにしても適材適所はあるかと。 また犀が1体だけとは限らないのでそういう時、彼らの存在はむしろ足手纏いになるかも知れません。 それなら非授恵者でも3:1で戦える殺人蜂に優先して回って頂いた方が良いと思います。 1人だけに攻撃が集中してしまうとか、そういう時は怖いですが立ち回りにさえ注意すれば十分戦える相手だと思いますし。 犀に関しては授恵者が6人もいれば安定するかなと思っていました。 先に挙げました通り、1体だけと限らないですし、1体だったとしても連戦にはなりますからここの負担は授恵者の人数を多くして軽くした方が良いのではと… >休息 非授恵者は特に戦闘後は消耗してそうですよね… 冒険者が付くなら抑えられそうですが、その都度小休止を挟んでもいい気はします。 >班分け 現状では鋼鉄犀で。
>授恵者5人 あ、すみません。冒険者4人+ギシュム族の授恵者(シュラクさん?)という意味です。 これに非授恵者4人を加えると9人ですけれど、わたしも戦力として見るのは危ないかなと思って授恵者5人という言い方をしました。 非授恵者4人を犀対応から外すのもありかとも思うんですけど、勝負に勝ってもアイギス中隊からギシュム族の人間が一人では評価されない気もするんですよね……。
そもそも我々は「非授恵者というハンデを背負う前提」かと思われます。 この勝負は本来ギシュム族VSアイギス中隊が前提ですからね。 命のかかったものではありませんが、誇りはかかっていますから。 「手を貸す」以上になるのはよくない可能性が無きにしも非ず? >非授恵者 あくまで「彼らの攻撃ではダメージが数点しか通らない」というだけで、ほかの役割等はあると思いますよ? 誘導なり、罠なり彼らの本来の狩りのやり方等があると思いますし、ここで戦い、生存する知恵に関しては恐らく私達より上でしょうからね。
(記載内容に誤りがありましたので削除して再投稿です……!) そうですね、わたしもグレイブ様と同じ感覚で「ギシュム族の手助けとしての冒険者」のイメージでした。 狩りの主体はあくまでギシュム族であり、わたしたちの役目はそれを円滑に進めるためのお手伝いかな、と。 ですので、ギシュム族の各班に対して冒険者が付く案を提案させていただきました。 非授恵者では危険ということであれば、授恵者の4名に犀対応にまわっていただくのはいかがでしょうか? ……となると、人数比はこうでしょうか。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族(授恵者)4名※シュラク含む) トーラ、アルベルト ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名)
なるほど。ギシュム族の授恵者を全員犀に回って貰う訳ですね。 それなら危険も少なくなって戦力も上がるのでわたしは良いと思います。 ただ、その分蜂を狩る人の負担も増えますから、そちらの方の意見も聞かないとですね。 今のところ犀の対応にはウォーリアの方が多いですし、サポートという点も考えて付与を上げて防御力を下げるBS等を持っていこうかと思います。
ゲルダの修正案は良いのじゃない? 授恵者を集めて鋼鉄犀にあてる案は私もアリと思ったわ。 私も失念していたけど、犀も1匹とは書いていないしね。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名)
では僕は蜂のD班の方に行きますね。 ギシュム族の方々には手助けということで索敵情報を与えたり、数を減らして戦い易くしたり、声で意思疎通出来なさそうな状況でのコミュニケーションの取り方のアドバイスや撤退支援などを行う予定でいます。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ナハト
現状、挙げて下さった案で私も異論はございません。 班については悩ましいのですけれど、ヒーラーは被らない方がよろしいでしょうから 一先ず私はB班を希望させて頂きます。 ただ既に申し上げましたように、私に拘りはございませんので もしグレイブ様が蜂班をご希望されるのでしたら犀班への移動は可能でございます。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル、レティシア ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ナハト >討伐魔獣 そういえば、此度の勝負の判定に使用されるのは討伐魔獣の総重量との事ですけれど つまり特定の場所まで運搬を行う必要があるのでしょうか……? その場での測定は判定役の同行が無い場合、恐らく難しいですし。 この点については私の見落としでなければ特に明言はされておりませんので 杞憂かもしれませんけれど、本来の『狩り』も獲物は基本的には持ち帰るものですし ある程度は考慮された方がよろしいかもしれません。
そうだね。 攻撃なら冒険者が付いているが、と思ったが防御面での不安もある。 イネスも見ているし致命傷が避けられるとしても戦闘不能者が出やすい編成は賢いとは言えない。「冒険者にお守をさせている」感が強く出てしまう結果になるのも彼らのためにはならないだろう。 人数が綺麗に割り切れないがギシュム族の授恵者は犀へ、それ以外は蜂にでいいと思うよ。 とりあえず索敵持ちはバランスよく回した方がいいと思うが、そのくらいかね。
修正案、問題なさそうでよかったです! 犀側の攻撃手は十分そうですし、わたしも蜂側にまわりますね。殺界での足止めと近接範囲攻撃が主になるかなと思いますので、ナハト様の班にお邪魔しますね。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル、レティシア ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ナハト、ゲルダ
ギシュム族の授恵者は全員鋼鉄犀に回って貰う方針で問題ないかと。 一般人を守りつつ鋼鉄犀と戦うのも骨が折れるしな。 トーラがA班、ルチルがB班、ナハトがD班なら、俺はC班に行こうか。 索敵持ちはバラけた方が良いだろう。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル、レティシア ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット、ナハティガル ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ナハト、ゲルダ
そうですね…修正案で私も良いと思います。 ギシュム族の非授恵者に出来る事なら授恵者でも出来ますしね。 運搬まで視野に入れるなら尚のこと犀に関しては授恵者だけにした方が良さそうですし。 私はそのままA班として、こちらはヒーラーがいないので各自ヒールは持ち込んだ方が良いと思います。 全員授恵者ですし人数がいる分、余裕を持って戦えると思いますが消耗する時はここが一番消耗すると思いますので。 >討伐魔獣 討伐する度に運搬する必要が出てくる可能性はあり得ますね… 場所を決めて集めておけばいいと思いますが、蜂はともかく、犀に関しては載せられるようなものはありませんし、数名あるいは全員で運ぶことになるかも知れませんね…
あー、そうですね、犀相手はヒーラー居たほうがいいでしょうから 良ければ私が行きます。 ヒール(回復)の準備はこちらで行いますので、その枠を犀の対策に使っていただいて構いません。 戦力の底上げも行いますので、少しは戦いやすくなるかと思います。 ・鋼鉄犀A班8名(冒険者4名+ギシュム族授恵者4名) トーラ、アルベルト、イヴェール、グレイブ ・殺人蜂B班8名(冒険者2名+ギシュム族6名) ルチル、レティシア ・殺人蜂C班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ロゼット、ナハティガル ・殺人蜂D班7名(冒険者2名+ギシュム族5名) ナハト、ゲルダ
あ、失礼しました。ヤードさんをキャスターと思い込んでおりました。 それならヒーラーがいないという事はないので大丈夫そうですね。
まぁ問題はないでしょう。 特性として全体継続回復(ホーリーリチュアル)と全体支援を使用しますので、余程がなければなんとかできるかと。
メンバーの配置はこれで良さそうかな? ナハティガルはよろしくね。長い時間になりそうだし、 回数重視での回復スキルと、近接戦を用意しておくわ。 ナハティガルなら不安はないけど何か要望があれば言ってね。 >運搬 何とも言えないけど、制限時間の後に皆で運搬かもしれないし、 相手方も同じ条件なら、さほどの心配はいらないかなって。 もちろん備えあれば憂いなし、考えておく分には異論ないわ。
配置については大丈夫そうですね。 獲物の運搬について犀を運ぶのは難しそうですし、角を持っていけば証にならないでしょうか。蜂については触角か毒針とか。 湿地帯で使えるかは分かりませんけれど、蜂は木の生えている所にいるそうなので陸がある可能性にかけて、獲物を運ぶ用に馬車とミニビヒモーを用意して行きますね。 休憩場所にも使えますし。
同じ班のゲルダさんはよろしくお願いします! そういえば犀はサイズ的にマジポケの中にも入りませんね……。 討伐の印として何かマーキングしておけば後で回収もしやすいのかなと思いました。
まぁこういう勝負で嘘や騙し討ちなどもないでしょうけど 最初に討伐したものの印を残すのを提案してもいいかもしれませんね? 文字数の余裕があればになりますが
>ロゼット こちらこそ宜しく頼む。 回復・攻撃ともに頼りにしている。 長丁場での戦いとなる為、攻撃は基本的に真トリプルファングで行う。 同行するギシュム族が包囲され窮地に陥った時等に限定し、闘気槌による範囲攻撃で追い払う予定だ。 >運搬 第三の征竜の巫女が審判役を務めるという事は、証拠を持って行かずとも彼女が何処かで監視しているのではないだろうか……?
>レティシア おっと、挨拶しそびれる所だった。 同じチーム担当だね。よろしく。 一応自前のヒールを用意しておこうと思ったが、本職がいた方が心強い事に変わりない。 前日で悪いが、ヒーラーがいるなら自前のヒールを外して範囲攻撃を増やすのも手だと考えているが。どうかね?意見を聞きたい。 >運搬 アタイもナハティガルと同意見だ。 「死人が出そうになった際のフォロー」も担当するとあるからには、何らかの手段で状況を把握しているんじゃないかとね。 まあ、不安なら此方で聞いてみるよ。
>ルチル様 私の方こそ、よろしくお願い致します。 そして反応が遅くなり大変失礼を致しました。 回復の方は私の方に任せて下さって問題はございませんので ルチル様の方は範囲攻撃を増やして頂けますと大変有難く……! >運搬 印に関しては既に挙げられております通り イネス様が監視していらっしゃる可能性が高いかもしれません。 日没後に運搬を行うのは危険でしょうから ルールの明確化及び確認の為にも私の方でもイネス様にお伺い致しますね。
>レティシア 確認はできているから大丈夫さ。 では回復はレティシアに任せて範囲攻撃を増やしておくよ。