【究脈】強行侵入調査:ガルメッツァ

革酎

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シナリオID:2753

オープニング

●小人の町
 元帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーとフィルエス大森林に住まう森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスの両名は、ロモズ歩兵団や冒険者達の支援を得て、シルトラース帝国南部から南東部にかけての幾つかの町や小都市を調査し、幽界樹の分樹が根を下ろしている箇所を四つに特定した。
 そのうちのふたつは、帝国南西部の小都市ガークハーグに出現した個体よりも小さく、そして非力であろうことが地下のエーテルの流量及び流速から推測することが出来た。
 そのふたつの幽界分樹が出現している町、即ち小都市ガルメッツァとテムドブルクに対して、強行侵入調査を実施し、幽界分樹の出現ポイントが帝国魔導院内の龍脈接続ポイント上であるかどうかを確かめなければならない。
 龍脈接続ポイントには、即時通信網構築用装置『龍逓架(りゅうていが)』が設置されている。
 龍逓架は主要な帝国魔導院各支部と帝都本部に置かれている通信装置で、クライスは、この龍逓架が発する魔術的な信号が幽界分樹を呼び寄せた疑いがあると見ていた。
 だが、幽界分樹出現ポイントが龍逓架設置場所と重なっていたことをクライス自身が確認しているのは、今のところ東部鎮守都市エスタルのみである。
 そこで他の幽界分樹出現地に於いても、龍逓架が幽界樹出現ポイント上にあったかどうかを見極める必要があった。
 そして今回。
 クライスとフェアロスは最初の強行侵入調査対象としてガルメッツァを選んだ。
 このガルメッツァは帝国崩壊前は『小人の町』の異名で近隣に知られていた。
 人口はおよそ3000。そのうち約二割がハーフリングで、更には小型動物を由来とする小柄なハーフビーストの住民も多かった。
 そして、それ以外の種族でも割りと背の低い住民が多数を占めた。これは周辺の村や集落から、背の低いひとびとが小人の町の異名を聞きつけて態々移住してきたということが原因のひとつと考えられている。
 いずれにせよ、上記の理由から全住民の半数以上が小柄な体躯のひとびとで占められていた。
 その結果、小人の町という呼称は町そのものの特色としての意味合いを更に強めることとなった。
 町を構成する建物も幾分小ぶりなものが多く、帝国内の一小都市でありながら、ヒューマンやリザードマン、或いはエルフ達から見れば、こどもの国にでも迷い込んだかの様な錯覚を覚えさせるメルヘンチックな風景が見られたのだという。
 だが今は、幽界分樹と種付きクリーパーが徘徊する不気味なゴーストタウンと化しており、黒い霧が覆い尽くす闇の光景は、元々が可愛らしい町並みであった為に、他の幽界分樹出現地と比較してもより一層、その不気味さが際立つ結果となっていた。

●黒い霧の向こう
 ガルメッツァを遠くに望む丘の上で、クライスとフェアロスは黒い霧が造り出すこんもりとした小さな森の如き膨らみを静かに眺めていた。
 ふたりの背後には、一台の荷馬車。その荷台には黒い霧を無効化する対幽界樹戦の切り札、本格式凝黒装置が鎮座している。
 過日、ガークハーグに於ける幽界樹攻略戦に使用されたもので、今回は内蔵しているエーテル石を取り換えての再投入となった。
 この本格式凝黒装置、本来なら起動と停止の為に最低十名の術師が必要となるのだが、今回はクライスとフェアロスのふたりで操作を賄う。十名もの術師が必要なのは効率的な起動呪文の行使が常人では不可能だからだ。設計者本人であり構造と機能の全てを知り尽くしているクライスが居れば、他にもうひとりサポート役の術師が居れば、それで十分だった。
 そのサポート役に指名されたのが、フェアロスである。エーテル浄化の造詣が深く、クライスの身に何かあったとしても、単独で本格式凝黒装置が扱える可能性があるのは、クライスの知る限りではフェアロスの他に居なかった。
「応援の冒険者が駆けつけてくるのは、今夜になりそうでしょうか?」
「恐らく……突入開始は、明日の朝ぐらいになるでしょう」
 フェアロスに応じてから、クライスはガルメッツァの見取り図を開いた。
 帝国魔導院ガルメッツァ支部の位置は過去に訪問経験のあるフェアロスから聞いて既に分かっているのだが、全体の町並みが今どうなっているのかは皆目、分からない。
 更にクライスが黒い霧の支配領域ぎりぎりにまで接近して調べたところ、種付きの中型クリーパーが一体、徘徊していることが分かった。
 形状は巨大な爬虫類型で、脚が四対。蜘蛛と蜥蜴を掛け合わせた様な外観の化け物だった。
 幸いにして他に確認された種付きクリーパーは全て人間よりも小さなサイズの小型ばかりであったが、それも黒い霧内部ではどうなっているか分からない。
「中々骨が折れるかも知れませんね」
 渋い色を見せるフェアロスに、クライスは幾分割り切った表情でかぶりを振った。
「必ずしも敵を全て討伐する必要はありません。要は幽界分樹が龍逓架から現れたのかどうかを知ることが出来れば、それで結構です」
 知りたいことだけ分かれば、後は逃げの一手でも構わない。
 クライスの思い切った方針に、フェアロスは僅かに苦笑を浮かべた。

解説

状況:  PCの皆様はクライス・アクバーの依頼を受けて、強行侵入調査隊の一員として小人の町の異名で知られるシルトラース帝国南東部の小都市ガルメッツァに突入するところからスタートして頂きます。  尚、リプレイ開始時点で既に本格式凝黒装置は起動状態です。クライスによる起動手順は実施済みですので、黒い霧を除去し始めているところからでプレイングを考えて頂ければ結構です。  最優先の目的は、ガルメッツァに出現している幽界分樹がどこから生えているのかを調べることです。  その為、必ずしも黒い霧内部の敵全てを討伐する必要はありません。  が、黒い霧を無効化する本格式凝黒装置だけは守り切る必要があります。この紋具を破壊されるとその後の調査が継続出来なくなるばかりか、黒い霧が皆様とNPC両名を包み込んでしまい、脱出することも出来なくなってしまいますのでご注意下さい。  ガルメッツァの基本的な町構成は事前に地図が入手可能で、帝国魔導院の支部も町の中央に位置していることが分かっています。  それ以外の状況は概ねOP本文に書かれている通りです。 敵:  現時点で分かっている敵は小型の幽界分樹と、種付きのクリーパー共です。  特に要注意なのが蜘蛛と蜥蜴を掛け合わせた形の中型クリーパーです。細かな戦闘能力は不明です。  種付きクリーパーとは、幽界樹や幽界分樹が種の様な物を植え付けたクリーパーの総称で、従来のクリーパーと比較すると連携性や戦術性に優れています。  通常のクリーパーには知性や意図の様なものは感じられませんが、種付きクリーパーは幽界樹や幽界分樹の指示を受けて連携しながら行動している様に思われる節があります。 NPC:  NPCとしてクライス・アクバーとEXCのフェアロス・アーラ・アスプロスが登場します。  本格式凝黒装置は起動済み状態から始まりますので、この両名を戦力として考えて頂いて結構です。

マスターより

 皆様、こんにちは。  完結済みの連作【究石】からの続編連作の第二弾をリリース致します。  今回から本格的な調査が始まりますが、相手が相手だけに、ただの調査では済みません。  突入戦、撤退戦、調査時の護衛や紋具防衛など、やることは非常に多いです。中々シビアな状況の中での行動となりますが、今後の対幽界樹戦線を有利に進める為にも、何とか頑張って調査を進めて参りましょう。  それでは、ご縁が御座いましたら参加のご検討を頂けますと幸いです。

リプレイ

●信頼を裏付ける経験
 小人の町の異名で近隣に知られる小都市ガルメッツァに突入した直後から、強行侵入調査隊として参戦した冒険者達は通常のクリーパーと種付きクリーパーの違いというものを改めて思い知る事態に遭遇した。
「いきなり、連携、とってきてます……」
 本格式凝黒装置を運ぶ荷馬車の左側に位置しているミゼリア・L・ステュクスは、たった今、愛用の処刑剣で斬り伏せた小型の種付きクリーパーの死骸を見下ろしながら、漫然と呟いた。
 この直前、馬車の右側に現れた数体の小型種付きクリーパーの群れにコルネリウス・アーラが盾役として、そしてケン・Z・ブラッドリーが接近戦担当、ルアンナ・ミュラーとリディリディ・トゥラ・イェレミースが主火力として対応した。
 この時現れた敵は相当な数だったから、当然一行の意識は荷馬車の右手に向けられた。
 ところがその直後、丈の低い町並みの裏路地に入る角から、別の個体が凄まじい勢いで突進してきた。完全に右手側の群れを囮とした強襲である。
 幸い、ミゼリアが左側の守りを担当し、アウレーリア・フォン・ネーベルベルクが控え火力として力をセーブしていたから事無きを得たのだが、敵は明らかに戦術性を具えた戦いを挑んできている。
「ジャマー使ってみた?」
 アウレーリアの問いかけに、ミゼリアは静かに頷き返した。結果としては、敵の連携は崩れなかった。このガルメッツァに居座っている幽界分樹は、もっと別次元の方法で種付きクリーパー共を操っている可能性があるという訳か。
「おいおい、ここの幽界分樹は一体、どれだけの数のクリーパーを支配してやがるんだ?」
 直後、ケンが大太刀を構えながら呆れた様な声を漏らした。見ると、今度は荷馬車前方から別の小型種付きクリーパーの群れが接近しつつある。
「何だか少し不思議な町ですね。自分だけでなく、小型クリーパーさえも大きくなった様に見えます」
 コルネリウスがケンよりも更に一歩前に出て、新たな群れに対して身構えた。
 荷馬車の荷台で低い唸りを上げている本格式凝黒装置が浄化した空間はそれなりに広いが、クリーパー共は未浄化空間、即ち黒い霧が覆っている辺りから気体状の壁を越える形で現れてくる為、いきなり目の前に姿を見せる様な錯覚に陥る。
 可能な限り敵との遭遇は避けたいところだったが、こちらは本格式凝黒装置で黒い霧を除去した領域しか動けないのに対し、敵は黒い霧内外を自由に動ける為、先にこちらを発見することが容易である以上、遭遇回避はまず不可能であった。
「今度は前か……ということは、後ろからも攻めてくるかも知れんぞ」
 御者台で手綱を握っている元帝国魔導院エスタル支部長クライス・アクバーが静かに振り向く。荷馬車後方では、ロゼットが守りを固めていた。
「命綱にぶら下がっている状態と思うと、穏やかじゃないわね。その命綱を断たれると、もっと拙い状況に陥る訳だけど」
 ロゼットは祭棍を構えて荷馬車後方を警戒。コルネリウスやミゼリア程ではないが、ロゼットも防御に専念しつつ自己回復を駆使すれば、それなりに敵を食い止めることが出来る。
 勿論、その間は防戦一方に陥る訳だが、荷台で本格式凝黒装置を守っている森の賢者フェアロス・アーラ・アスプロスの支援は十分に信頼することが出来る為、窮地に追い込まれることはまず無いだろう。
 フェアロスと同じく荷台に陣取っているディレイン・オールドケイジも、後衛火力としてロゼットを支援する態勢を取った。
「出来れば魔導院には早い段階で辿り着きたかったけど、敵もさるもの、ってやつだね。ま、相手は幽界分樹なんだから、それなりに手強いという訳か」
 黒い癖毛を掻きながら苦笑を浮かべるディレイン。幽界分樹調査とは即ち、帝国奪還作戦の一端であり、当然ながら敵の反応も通常以上に激烈であるという事実を、漸く実感し始めていた。
「今度は、どっちの数が多いでしょうか?」
 ルアンナは前方の敵に魔力を集中すべきか、或いは後方からの敵に備えるべきか幾分、迷っていた。
 しかしリディリディはふんすふんすと鼻息を荒くしながら、前方から迫ってくる敵に灼熱の巨弾による先制パンチを叩き込んでいる。
「惑わされない様に、各個撃破していく方が良いかも知れません」
 明快な戦闘方針である。迷った時はシンプルに考えた方が吉と出ることも少なくない。尤も彼女の場合、脳筋魔術師の片鱗が見え隠れしている気がしないでもないのだが。
 だがいずれにせよ、出てきた敵を排除する能力に関していえば、今回参戦した冒険者達は十分な戦闘力と経験具えている。余りあれこれ考えず、遭遇戦では片っ端からクリーパーを叩いてゆくという方針で良さそうだ。
「私なら、今度は後ろの数を多めに編成しますね。囮と本隊、どちらにも戦力を振り分けられると印象付ける心理戦を仕掛けてきているのではないでしょうか」
 コルネリウスの分析に、クライスはその可能性は大いにあり得ると同意した。一方、父フェアロスはコルネリウスの成長を頼もしく思ったのか、穏やかに目を細めている。状況は芳しくないが、矢張り娘の成長を嬉しく思わない親は居ないだろう。
 そしてその予想通り、今度は後方からの突撃が数に優った。ここでミゼリアとアウレーリアも後方迎撃へと廻り、一匹たりとも荷馬車への接近を許さない。
 前方から迫る敵も早い段階で排除することが出来た。緒戦としては十分な出来であったといえる。

●考察、あれこれ
 それから少しして、斥候に出ていたベルク・オスマットとハヤト=ガラン=ヴォルファングが戻った。
「いやぁ~、小人の町か~。どうせならデート観光ででも来たかったよな~」
 呑気に笑うハヤト。
 デートに誘う相手は誰ですかとルアンナに訊かれて一瞬考え込んだが、コルネリウスなどは、そこで考え込んじゃ駄目でしょうと苦笑を滲ませていた。
 しかしそんなハヤトも斥候の報告結果はきっちりと明確に、且つシンプルに纏めていた。
 今のところ、クライスが目撃した八本足の爬虫類姿の種付き中型クリーパーは捜索範囲内に現れていない。どこかで息を潜めて、こちらの出方を伺っている可能性がある。
「しかし即時通信装置の信号か……どうやって帝国全土の各都市に正確に召喚など出来たのか疑問であったが、からくりは、そういうことか」
 かのエフレムでさえも、これだけの数の幽界分樹を遠く離れた地に、一斉に召喚することは不可能だろう。その為、一体どうやってという疑問が常にベルクの中でくすぶっていたのだが、今回龍逓架という龍脈通信装置の存在を知ったことで、漸く全てに合点がいった様子だった。
 勿論、龍逓架は帝国軍の極秘の機密情報だ。ベルクのみならず、一般の帝国臣民ですら知り得なかったのだから、謎に包まれていたのも無理からぬ話だ。
 しかしクライスは、まだ結論が出た訳では無いと釘を刺した。彼が龍逓架に疑いを抱いていることは確かなのだが、今回の調査はその疑問を裏付けする根拠を得る為の行動だ。
「龍逓架が幽界分樹を呼び寄せた、といいましたね。生み出したの間違いでないのなら、随分大変なことではありませんか?」
 アウレーリアが御者台のクライスに、鋭い視線を向けた。
 説明通りなら、幽界分樹は龍脈に乗って高速で移動出来ることになる。つまり帝都の根源か、龍脈自体を断たない限り、再び分樹が出現する可能性があるという訳だ。
 この点についてクライスは、否定はしなかった。
「今のところは恐らく龍逓架の信号だけが幽界分樹の誘い水になっているのだろうが、龍逓架と同様の信号を出す装置を造る技術があれば、ロスガリア大陸のどこに幽界分樹が現れてもおかしくないだろうな」
 空恐ろしいことをさらりといってのけるクライス。
 これは即ちシルトラース帝国のみならず、リーンエス王国だろうがエラトゥーン都市同盟だろうが、或いはフィルエス大森林やシグモル火山であっても関係なく、全ての土地に幽界分樹が現れ得る可能性がある、ということだ。
 出来れば余り聞きたくない話だったが、クライスは飽くまで研究者として、感情論を排した客観的な可能性を述べたに過ぎない。
「龍逓架も興味ありますが、この本格式凝黒装置の原理も、気になります」
 一方、リディリディは荷馬車の荷台に座り込んで、低く唸り続ける竈サイズの紋具をまじまじと眺めた。そしてここまでの経路を振り返り、途中何カ所かに残されている黒い結晶体に視線を流した。
 単純に浄化といっても、水を濾過するのとは訳が違う。魔術師特有の知的好奇心を大いにそそられたリディリディだったが、意外な方面からその答えが返ってきた。
「あら、私は知ってるわよ。原理は天陽道の術師が使う天言殺呪と同じなんだけど、聞いてないの?」
 ロゼットが意外そうに問い返してきた。治癒師であるロゼットが知っていて、魔術師たるリディリディが知らないというのは、それはそれで少しプライドが変な方向に掻きむしられる気分だった。
 しかしロゼットが原理を知っていたのは彼女がクライスの凝黒紋具開発の過程に関わっていたからであり、詳しい設計などは流石に分からない。その辺の詳細は全てクライスの頭の中だけの世界なのだという。
「そうなんですね……でも、黒い結晶体をごろごろと排出していくのは、排泄物みたいですね。あ、排泄物というのは表現が難し過ぎましたか……簡単にいえば、ウンチです。うんち」
「おいおい……可愛い顔して、はしたないなぁ」
 ロゼットの治癒術を受けていたケンが、苦笑を浮かべた。リディリディがやけにウンチうんちと連呼するものだから、凝黒紋具開発経緯に関する説明が頭の中に残らず、全部そっちに持っていかれてしまった。
「そういえば、お肉をよく食べるひとはうんちも臭いっていいますね。いえ、また聞きの情報ですけど」
「それって、どういうことですか? ちょっと、聞き捨てならない気がします」
 パン食メインのルアンナが不用意に放ったひと言に、リディリディが速攻で喰いついた。
 そういうのは女子会とかでやってくれ、とケンが小さくぼやいたが、誰も聞いちゃいなかった。

●疑念は確信へ
 やがて一行は、帝国魔導院ガルメッツァ支部跡とされる建造物に到着した。
 周囲の丈の低い町並みとは異なり、ここだけは大きな建物となっている。その屋上付近から、樹木の枝葉の様な物が突き出ているのが見えた。
 この内部に幽界分樹が居座っていることは明白だったが、建物ひとつで姿が隠されているということは、矢張り分樹個体としては相当に規模が小さいともいえるだろう。
 本格式凝黒装置を乗せた荷馬車を魔導院支部前に横付けすると、クライス、フェアロス、ハヤト、ベルク、リディリディ、ディレインの六名が内部へと突入してゆく。
 当初ロゼットはフェアロスにも本格式凝黒装置の為に残って欲しいと考えていたが、魔導院支部の内部状況を知っているのがフェアロスだけという意外な事実に、困惑せざるを得なかった。
「おや、案内してくれるのはクライスさんじゃないんだね」
 ランタンに灯を入れているディレインも意外そうに小首を捻った。
 帝国魔導院の支部が入る建物は、各支部が自己責任で建屋を設計や建築したり、或いは間借りしたりしているとの由。
 帝都本部からは必要な施設や配置についての大雑把な建築指針は出ているが、詳細は各支部任せだ。その為、各支部ではそれぞれの町や風土に合わせた特色のある建屋が用いられているケースが少なくないらしい。
 実際クライスも内部構造を知っているのは在籍した帝都本部と、支部長を務めたエスタル支部ぐらいであり、ほとんどの支部については過去に図面で見たことがある程度に過ぎない。龍逓架の設置場所も支部によって異なることは、決して珍しくない様だ。
 そこで活躍するのが、過去に多くの支部を訪問したことのあるフェアロスの記憶だ。今回クライスがフェアロスに頼ったのは彼のエーテル浄化知識もさることながら、支部訪問経験の豊富さが一番の決め手だった。
「その図面も眉唾物ということらしいな……矢張り実際に、自分の目で見なければならんという訳か」
 やれやれとかぶりを振るベルク。
 与えられた各支部の構成図面は飽くまでも帝都本部への提出用の申請図面であり、室内温度や風通し、職員の動線等を考えて変更されているケースもあるだろうから、実情と異なることは容易に想像出来る。
「ふぅん……じゃあ念の為にと思ったマッピングも、実は凄く重要な意味を持つかも知れないんだね」
 ディレインも思わぬ形で責任重大な役割を担う格好となり、幾分表情に緊張感が湧いてきた。
 しかしハヤトは、任せろと胸を張った。こういう時の為にこそ、様々な捜索技能を揃えてきたのである。ここで役に立たずして、いつ役に立つというのだろう。
 ともあれ、魔導院支部内への突入が始まった。
 残された面々は命綱たる本格式凝黒装置を死守する構えで陣形を組んだ。調査が上手くいっても、情報を無事に持ち帰ることが出来なければ、意味が無い。
 動けない分、防戦一方に陥ることは間違い無いだろう。精神的なタフさが要求される時間帯だった。

 支部内へ滑り込んだ六人は、ハヤトとベルクの斥候、ディレインのマッピング、そしてリディリディの退路確保と後方警戒が上手く機能し、フェアロスの記憶も明瞭なこともあって、比較的容易に龍逓架設置場所へと辿り着いた。
 そこは、地下二階の広大な空間だった。
「ここで間違いありません」
 龍逓架が設置されるのは、大地の下を走るエーテル流、即ち龍脈と接続可能な位置という条件が必須だ。自ずと龍脈に近い深度で設置されるケースが多くなる。
「しかし、信号か……今は幽界樹が各地でその役割の代わりを担ってそうだな……いや、もしやイダの刻印もまたある種の信号的な役割か?」
 階段の降り口からそっと内部を覗き見ながら、ベルクが低く呟く。だがクライスは明確な答えを持っていない為か、何も答えなかった。ただ彼の視線は、かつてそこにあった筈の装置の面影を追い求める様に、巨大な樹木の幹の如き禍々しい姿に釘付けとなっている。
 ここでクライスは、それまでディレインが描き続けていた地図を受け取り、そこに何やら細かいメモを書き込み始めた。
 傍らではフェアロスが冷たい石床に掌を押し付け、エーテル流の方向、流速、流圧等を調べている。その結果も事細かに書き込み、一応の結論として纏めた。
 この時、ディレインが幾分緊張した様子で息を呑んだ。
 彼の脳裏に、アウレーリアからの念の声が届いていたのである。ハヤトとベルクがどうしたのかと訊くと、ディレインは苦り切った様子で、拙いことになったと小さく吐き出した。
「中型が現れた。まるでこちらの戦力が二分されるのを待っていたかの様なタイミングで」
 実際、支部内の調査に六名、そして荷馬車防衛に六名。戦力はきっちり半減している。実に絶妙な最大戦力投入時期といえるだろう。
「欲しい情報は手に入ったんだし、早々に引き返して中型撃退に合流した方が良いかも知れないね」
 足早に引き返すから、足音を消すことは出来ないが、とぼやくディレイン。
 だが最早、そんなこともいっていられないだろう。
 ところがここで、リディリディがしっかり目途をつけていた地上への退路候補が大いに威力を発揮した。
 支部内での調査を終えた六名は、比較的早く、支部の外へと引き返すことが出来た。

●成果、そして新たな試みへ
 魔導院支部に面する大通りでは、八本足の蜘蛛と蜥蜴を掛け合わせた様な外観の怪物が、冒険者達と激闘を繰り広げていた。
 鉄壁の守りを誇るコルネリウスと、痛覚を無視してやや自己犠牲的な盾役として奮戦するミゼリア。
 この恐るべき強敵、必ずしも撃破しなくてはならない相手ではないが、調査組の帰還を待つ間は持ち堪える必要がある。
「ん……爬虫類に見えますが、脚が多い……ですね。少し不気味です」
 サイズもさることながら、その外観の異様さも相手を威圧するには十分だ。コルネリウスはしかし、気合だけは負けぬ様にと大きく息を吐き出し、愛用の剣を構える。
 ここでミゼリアが全身から漆黒の瘴気の如きエーテルを噴き上げて更に防御力を向上させたが、その禍々しい様子が敵の注意を引いたのか、更に苛烈な攻撃がミゼリアに集中した。
 逆にコルネリウスは守りに専念する必要が無くなったことを利用し、敵の防御力を削ぎ落す戦術へと舵を切った。
「少し、そいつを引き離して! 大きいのを叩き込むから!」
 アウレーリアからの要望を受けて、ミゼリアは敵の注意を引きつけつつ、仲間達から距離を取り始めた。
 そしてアウレーリアから頃合い良しの合図が来たところで、一気に離脱。
 その直後にルアンナ、次いでアウレーリアと立て続けに強大な魔力の奔流が種付き中型クリーパーへと襲い掛かる。
 炎弾の連撃が舞い、敵の動きが鈍ったところでケンが接近戦を挑んで八本の脚のうち、三本を瞬く間に斬り落とした。
 バランスを失った種付き中型クリーパーは、この時点でほとんど回避力を失っている。後は一貫して力押しで押しまくれば、撃破可能であろう。
「押し切りたいわね。アウレーリア達、術者の余力次第だけど……」
 ジリ貧になる前に退く必要があるが、それもこれも、支部内に居る仲間達と合流してからの話だ。
 と、そこへ丁度良い具合に支部内から引き返してきた六名が合流した。戦力が倍に膨れ上がった強行侵入調査隊は、ここぞとばかりに勝負を仕掛けた。
「動けねぇ相手なら、俺の機動戦には手も足も出ねぇな!」
 ハヤトが変幻自在の機動力で周囲を走り回る。そのハヤトが敵の間合いの外側を走り回るならば、逆にベルクは敵の懐へと潜り込み、一気呵成に刃を放った。
 やがて、八本足だった種付き中型クリーパーは戦闘終盤ではほとんど蛇に近しい無足状態にまで追い込まれ、とどめにはルアンナの放った蝶の大群と、ケンの容赦無い斬撃が襲い掛かった。
 直後、種付き中型クリーパーは僅かな地響きを残して、その場に崩れ落ちた。
 普通ならここで歓喜に沸くところであろうが、冒険者達は立て続けに周囲へ警戒の目を走らせ、種付き小型クリーパーの群れが接近していないかを確認する。
 どうやら現時点では、次なる戦闘が即時に発生する可能性は無さそうだ。
「それじゃ、さっさとずらかるとしますか」
 最大の敵を討ち斃したところで息を挟む間もなく、ケンが一同に呼び掛けた。最早この場には一秒たりとも居座る理由は無い。
 最後にディレインが全員の身体能力を大いに向上させ、脱出の一助とした。
 蒼白い光を全身から湧き立たせている冒険者達は、小人の町ガルメッツァからの疾風の様な撤退戦へと入る。先頭をコルネリウスが走り、しんがりをミゼリアが務める形での直線移動が始まった。
 途中、種付き小型クリーパーの群れが接近する気配を見せたが、アウレーリアが明後日の方向に投擲した閃光塗弾の光と音で敵の感覚を別方向へと引き付け、何とか追撃を免れることが出来た。

 ガルメッツァからの脱出に成功した強行侵入調査隊は、町を遠くに望む小高い丘でひと息入れた。
 ロゼットとディレインが負傷の多いミゼリアとコルネリウス、ケンの治療に当たる傍ら、アウレーリアとリディリディ、ルアンナの三人は幾分散乱しがちな調査結果の取り纏めへとかかっていた。
 一方、クライスは荷馬車の御者台で、メモ帳に何やら書き込んでいる。
 横合いからフェアロスが覗き込むと、そこには幽界樹対策調査隊階級序列という文言が記されていた。
「新しいチームを立ち上げるのですか?」
「はい。かつての草人狩りや魔導院の仲間達をも呼び込んで、小さいながらも幽界樹打倒の為の個人的な部隊を編成しようと考えています。まぁ、飽くまでも有志による自発的な集団ということになりますが」
 そこでクライスは、現場での責任の所在や指揮系統を明確にする為、隊内階級序列を考えた。
 個人の資質に沿って重戦、捜巧、魔戦、弓砲、癒賢の五役を与え、各役には共通の階級を付与する。
 上から将、佐、尉、曹、伍、卒の六階級とし、更に各階級は上、平、下の三段階に分けられる。
 この階級案はかつてクライスが在籍した帝国近衛連隊内の一部の隊で検討されていたらしいが、結局実現しなかったとか。
「アーラ師には癒賢上将をご担当頂きたいのですが、構いませんか?」
「えぇ、私で良ければお受けしましょう」
 フェアロスの快諾を受けてから、クライスは今回強行侵入調査隊に参戦した冒険者達にも視線を流した。どうやら彼らも、幽界樹対策調査隊のメンバーとして名簿に記載しておこうと考えている様だ。
「ところで先程、排泄物の臭いがどうとかともめていた様ですが、エルフも矢張り、糞尿は臭うものですか」
「はい、それはもう。コルネも小さい頃はおむつの中にたんまりと出してくれたものですから、後の処理がもう大変で大変で……」
 穏やかに笑うフェアロス。クライスは、元気な子供だった証拠ですねと微笑ましげに応じた。
 しかし当のコルネリウスからすれば、そんな話をここで持ち出されるのは堪ったものではないらしい。
「あ、あああああああのですね、そろそろ、移動を、か。考えた方が宜しいかと!」
 ロゼットとディレインによる治療がまだ途中だというのに、慌てに慌てて御者台の隣りへと駆け込んできたロモズ歩兵団現団長。
 するとどういう訳か、ミゼリアが頭の中で勝手にコルネリウスの妙に艶めかしい排泄シーンを思い描いた。
(なんだか……すごく……どきどき、します)
 恐ろしく背徳的で退廃的な妄想。口に出していわないだけ、まだマシであっただろうか。
 こんなこと、ハヤトなんかには決していえないな、と明後日の方向に思考を巡らせるミゼリア。こんな連中を本当に幽界樹対策調査隊の名簿に載せて良いのだろうか。
 結論が出るのはきっと、遠い遠い先の話となるだろう。
「ハーフビーストのうんちは、臭いと思うか?」
「え、それを私に訊く?」
 何気に問いかけてきたベルクに対し、ロゼットは露骨に迷惑千万な表情を浮かべていた。

マスターコメント

 皆様、お疲れ様でございました。  役割分担や連携等、実に上手く出来ていたと思います。  次回はテムドブルクへの強行侵入調査が予定されておりますので、良かったら、またご参加をご検討頂けますと幸いです。  今回から、幽界分樹への本格調査も始まったばかりです。勝手ながら、今後の皆様のご活躍を期待してやみません。  尚、革酎にはスカトロ趣味はございません。どうぞ宜しくお願いします。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ難しい 報酬:標準10 / 6〜10人

2023年01月22日 20時05分23秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ロゼット

    ヒーラーの神官戦士ロゼット、参加させてもらったわ。 【究石】は関わりなかったけど、今の帝国領の様子が知りたくて。 >目的 ・都市ガルメッツァの中心部まで、本格式凝黒装置の馬車を護送する ・中心部の魔導院内で、龍逓架の場所が幽界樹の出現場所か確かめる ・魔導院での調査が終わるまで、本格式凝黒装置を積んだ馬車を守る ・調査が済んだ後、ガルメッツァから全員と馬車で無事に撤退する 達成しなきゃいけない目的は、こんな感じかしら。 他に敵のうち、中型クリーパーに対してはどうするか、の方針と。 突入時と撤退時は全員で、中心部で魔導院内に調査に入る班と、 馬車の防衛を維持する班に分かれる、って感じかな? NPCが参戦可能なら、調査と防衛にそれぞれ加わってもらうとか。 経歴から、クライスさんが調査側で、フェアロスさんが防衛側とか。 ひとまず思ったことで、これぐらい。

  2. コルネリウス・アーラ

    ウォーリアのコルネリウスです、よろしくお願いします。 ロゼットさんは目的について纏めて頂きありがとうございます。 やるべき事は突入戦、撤退戦、調査時の護衛や紋具防衛…との事ですのでロゼットさんの仰る流れの認識かなと思いました。 そうですね、クライスさんと父さんは参戦可能な場合はその形になりそうですが、参戦自体が出来ないことも前提として考えておいた方が良いかもしれないと思っています。 突入・撤退は全員で行い他は分担という形で私は異論ありません。 現状、私は防衛の方に集中しようと思っています。

  3. ベルク・オスマット

    シーフのベルクだ、よろしく頼む。 大体ロゼット殿の案で問題ないかと思う。 とりあえず調査側に行こうかと思う。 フェアロス殿はともかくクライス殿は調査優先で参戦は限定的になりそうな気がするな。

  4. ミゼリア・L・ステュクス

    ウォーリアの、ミゼリア……です。よろしく、おねがいします……ね。 ロゼットさんの、まとめに、さんせい……です。 中型クリーパーは……今回は、1体だけの、ようですし……能力がふめいなら、こんごのために、じょうほうしゅうしゅうもかねて……今回で、交戦と……倒せそうなら、撃破をめざしてしまうのも、よいのでは……と、おもい……ましたが、いかがでしょうか。 たたかいでは……わたしは、突入戦も、撤退戦も、タンクのうごき……のよてい、です。 調査中は、もんぐの防衛のほうを、たんとうします……ね。

  5. ディレイン・オールドケイジ

    ヒーラーのディレイン・オールドケイジだ。よろしく。 いやぁ、これだけまとめてもらえると、わかりやすくて助かるねえ。 中型クリーパーの撃破は、あくまでも倒せそうなら、かな。 紋具を無事に持って帰るためにも、調査さえ済んだらサクッと撤退したいねえ。 自分の配置については…そうだなあ… 書類の調べ物とかなら多少できるんだが、今回は生えてるのが目視できればいいのかね。 それなら調査に加わるのもありかねえ。

  6. ロゼット

    >中型クリーパー 装置から離れては戦えないから、馬車の守りは外せないわね。 私は基本は無視、襲ってきたら守備的に戦って能力だけ把握、 調査が終わったら撤退優先…ぐらいの気持ち、かなあ。 でも次に備えてって気持ちも分かるから、強い希望はないわ。 >NPCの参戦 解説に「両名は戦力として考えて良い」とあるから、 参戦は可能と思ってるわ。いざという時のための保険に、 あまり頼らず、余力を残してもらうのも良いかもだけど。 >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット とりあえずヒーラー2名だから、ディレインとは分かれて防衛に。

  7. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! ロゼットは纏めサンキューな♪ 大体の方針は理解したぜ! 特に異論もねぇしな。 蜥蜴に関しちゃ倒せそうならやっちまっていいんじゃねーか? 交戦に入ったら回避盾として注意を引き付けといても構わねぇぜ! 調査時は俺も《宗波》《看破》あたりで役に立てんじゃねーかと思うから調査の方に回るつもりでいんぜ!! >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ハヤト ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット

  8. ルアンナ・ミュラー

    キャスターのルアンナです、よろしくお願いします! やる事のまとめありがとうございます♪ 今回は調査が終わるまでの耐久戦と撤退戦なんですね。 私は馬車の防衛に行きます。中型の敵をとにかく馬車に近づけないように、移動阻害のスキルを積んでいきますね。 >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ハヤト ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット ルアンナ

  9. No.9

    遅くなりました。 キャスターのリディリディです。 よろしくお願いします・・・。 わかりやすいまとめをありがとうございます。 戦闘については露払い程度で良いということですね。 ただ・・・、種付きクリーパーについては多少注意が必要かもしれませんね。 本格式凝黒装置を守っていることが悟られれば、利用してくるかもしれません。 人数の振り分けは半々でなくても良いかもしれませんが、現在少ない人数の屋内調査にまわります。 >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ハヤト リディリディ ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット ルアンナ

  10. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    顔出し遅くなってごめんなさい。 キャスター、アウレーリアです。宜しく。 行動についてはまとめに感謝を。 最終的成否についての重要度から考えると、防衛が手厚い編制で良いかと。 私も迎撃戦の方がやりやすいですので、馬車に回ろうと思います。 それから念の為ですが、調査班と連絡が取りやすいようテレパスを持参しようか考えています。 もしどなたかお持ちいただけるようでしたら、連絡は承りますが如何でしょうか。 >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ハヤト リディリディ ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット ルアンナ アウレーリア

  11. ミゼリア・L・ステュクス

    種付きクリーパーの、連携阻害に、ジャマーをつかってみようかと、おもっていましたが…… テレパスの、お邪魔になってしまいそうなら、ジャマーはやめておいたほうが、良い……でしょうか……???

  12. ケン・Z・ブラッドリー

    顔出しが遅れてすまない ウォーリアのケンだ 行動まとめてくれてありがとう 陽動的に暴れる動きもいるかと思ったがこの人数じゃ下手に分けすぎるのは悪手だよな 俺は調べるより戦闘のほうが向いているので馬車の方に回ろうと思う >中心部(魔導院)到着時の希望表 ・屋内調査 ベルク ディレイン ハヤト リディリディ ・馬車防衛 コルネリウス ミゼリア ロゼット ルアンナ アウレーリア ケン

  13. ディレイン・オールドケイジ

    俺がテレパス持ってくよ。 防衛班が種付きと接敵した段階で、一度それを教えてもらえればいいんじゃないかな。 ジャマーは全く通信できなくなるわけじゃないし、繰り返し呼びかけるイコールヤバい、みたいな感じでいければ。 まあ言っても範囲100mだから過信はできないけど。

  14. ロゼット

    中型クリーパーへの方針は、戦況次第になりそうだけど 念のため退く場合のために「光縛封」を用意しておこうかと。 中型ならギリギリ囲えるはず。逃げる時の時間稼ぎで。 >テレパスとジャマー ジャマーの有効性を確かめるために、安全なうちに使ってみるなら 良いんじゃないかしら。テレパスを使う時は緊急時だと思うから、 戦闘が激しくなってる時は、ジャマーは封印するとか。 両方を同じタイミングで使うのが、1番良くないと思うわ。 >陽動的に暴れる=不可 凝黒装置の効果範囲から出てしまうと、何も出来ないらしいから 離れて陽動行為はできないみたい。以前に敵を引き離そうと動いた 授恵者が、範囲外でまともに動けなくなっていたのを読んだわ。

  15. ミゼリア・L・ステュクス

    ……しょうち、しました。 ジャマーをつかうプレイングに、「仲間のテレパスの邪魔にならぬ局面では」……と、 ぜんていのじょうけんを、かきそえて、おき……ました。

  16. アウレーリア・フォン・ネーベルベルク

    >テレパス では、原案通り持参ということで。ディレインは対応ありがと。 まぁミゼリアは同じ班ですし、もし使用する際は言って頂ければ大丈夫でしょう。 死活的に頼ろうとしているものでもありませんし、多少なりとも楽になればそれで良いです。

  17. コルネリウス・アーラ

    あまり顔が出せずに申し訳ありません。 馬車防衛側でアウレーリアさんがテレパスを持ってくださるのであれば、私は別のスキルを優先していこうかと思います。 撤退時はミゼリアさんと連携しながら殿を務められたら良いかなと。

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0