【西局】恩讐の吸血鬼レムアルス
おおくまねこ
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シナリオID:2465
オープニング
月が美しい夜だった。蒼ざめた月光に照らされ、死者の群れが砂漠を行進していく。死者達が目指しているのはリーンエス王国西方領都――西方辺境伯ルーヴェン・アクファリテが住まう土地だ。
「もうじき領都が見えてくる頃だ。準備は整っておるな」
「はい。破損していたゾンビ達の武器も全て交換済。一部のゾンビには閃光塗弾も持たせています」
「うむ」
下僕吸血鬼がそう答えると、馬のゾンビに乗った青年は満足そうに頷いた。彼の名はレムアルス・ファブランド侯爵。始まりの百家に連なる高貴な血筋に生まれながらも吸血鬼となり、数世代に渡って傀儡を立て、影の支配者としてファブランド家に君臨し続けた美貌の青年である。親吸血鬼の仇である西方辺境伯一族を滅ぼす為、長きに渡り己の正体を隠し続けていたが、先日ついにその正体が王国に露見したことで、レムアルスは実力行使に出ることとなった。かねてより協力関係にあった蛮族の組織『太信党』及び、同志であるテクホテップと共同戦線を張り、王国に侵攻を開始したのだ。
……。
「あれであるな」
レムアルスはその赤い瞳で地平線の先に見える寝静まった街をハッキリと捉え、目を細める。あの土地に、我が父の仇がいる。
「さあ、報復の時は来た。今宵こそ西方辺境伯の首を取り、偉大なる父ラネンターカムへの手向けとしよう!」
●
「冒険者諸君、シラー砂漠の領都周辺にアンデッドの軍勢の接近を確認した。軍勢を率いているのは吸血鬼レムアルス・ファブランだ。直ちに迎撃に向かって貰いたい」
リーンエス王国西辺境伯の使いとして冒険者ギルドにやってきた護兵団の兵士は、緊迫した声音で冒険者達に告げた。現在時刻は夜の十二時。人々はとうに寝静まっている時間だが、日没後は吸血鬼達が活発化する時間でもあり、夜襲に適した時間でもある。西方辺境伯に仕える戦士達は敵勢力への対策でてんやわんやの状況だ。
「レムアルスはテクホテップと同じく数百年前に台頭した吸血鬼ラネンターカムの子に当たる吸血鬼だ。内通者から奪った情報に誇張が無ければ、その実力はルブドゥルはおろか、テクホテップをも凌ぐだろう」
それはすなわち、吸血鬼レムアルスが太信党勢力に与する吸血鬼達の中で最強の存在である事を意味する。激闘は必至だ。
「それともう一つ。レムアルスは数世代に渡って傀儡を立て続け、正体を隠し続けた吸血鬼だ。奴の用心深さを示すように、レムアルスは吸血鬼二体の護衛を付けた上で軍団の最後尾に陣取り、軍団の要所に斥候を置いている。恐らく安い挑発には乗って来ないだろう。無策でレムアルスの首を取ろうと突っこめば、奴の元に辿りつくまでに死者の軍勢に袋叩きにされて力尽きるだろう。くれぐれも慎重に行動してくれ」
レムアルスは単純な戦闘能力も相当に高いことが予想されるが、それ以上に厄介なのは長きに渡って己の正体を隠し続けた慎重さだ。かつて王国に出現したヤコブ・ヴィリアンやその眷属達の時のように、精神的な脆さを突くことは難しいだろう。
「ここが正念場だ。奴らを決して領都に近づけさせてはならない。どうか、レムアルスから西方の民とルーヴェン様を守ってくれ」
解説
マスターより
リプレイ
「レムアルスの親吸血鬼ラネンターカムは王国の討伐隊に討ち取られたと聞きます。今日ここで、王国と吸血鬼の因縁を終わらせましょう」
ダニエル・ヘリントンは地平線を眺めながら呟いた。かつてラネンターカムを討ち取った王国の戦士達もまた、彼が幼い頃に書物で読み、憧れた英雄の一人だ。
「親吸血鬼の敵討ち。……といっても、呪い、みたいなもの?」
エルが呟いた。吸血鬼と化した者は『親』に対し、崇拝の念を抱くようになるという。自身を生み出した存在が滅びてなおも復讐に生きるその有り様は、もはや呪いとも言えるかもしれない。
「レムアルスの軍勢が到着するまで数時間猶予があるわ。やれることはやっておきましょう」
「落とし穴を偽装するか。本物を大量に掘っている時間はないが、それらしいものを用意しておけば、進軍を遅らせるぐらいには役に立つだろう」
「罠づくりですね。私とゴリラもお手伝いいたしますよ!」
ロゼット、レピド・クロサイト、ハリーヌ・ヨツユビ、そしてペットのゴリラは砂漠の中の隠れやすい場所を探したり、岩を動かしたり、ブランケットをこれみよがしに置いて落とし穴があるように見せかけたりと、色々地形に手を加えていた。罠というほど大仰なものではないが、奇襲を成功しやすくするための下準備だ。
「あ、じゃあボクも穴掘り手伝う!」
「いや、本物は掘らなくてもいいんだ。これを使ってくれ」
レピドは苦笑し、アルマ・ヴァレンタインに砂色のブランケットを差し出す。
「ふむ、あれは陽動用の罠ですかね」
キーゼは、時折ロゼットたちの方を見つつ、敵が来る方向を超視覚で観察していた。
「ベルクさん、ちょっとあなたのスキルを模倣させてくださいね」
「うむ」
トーラはベルク・オスマットに頼み、彼女の回避技術を自身へと写し取った。一つだけ、味方のスキルを模倣するエーテルイミテイトのスキル。トーラは今回、その対象としてベルクの回避スキルを選んだのだ。
「さて、アンデットの軍勢の内訳はどんなものか」
ベルクはレムアルスの軍勢が近づいてきているという方角に向け、駆け出していく。隠蔽工作は目立たぬ色のマントを羽織る程度で、あえて雑にしてある。敵側の探知能力がどの程度なのか確認するためである。
「いた。一体だけ先行しておるな。斥候か」
超視覚で孤立しているゾンビを発見したベルクは、慎重に敵へと近づいて行く。あえて手は出さずに迂回してやり過ごし、本陣へと向かった。
「敵の武装は……槍や剣が多いな。レムアルスはシューターだと聞いているが、弓兵のゾンビは一体もいない……。戦術上の理由ではなく、もしかして死霊術の制約か何かか?」
岩陰に身を隠し、ベルクはレムアルス軍の戦力を確認する。数は情報通り約百。先頭を行くのはレムアルスではなく、豪華な鎧を着たゾンビだった。平地からの観測であるため、陣形の奥までは見えない。ベルクは側面から陣形の背後まで周り、レムアルスの位置を確認しようとしたが……
「あの動き……他にも斥候らしきゾンビがいるな。パーティ全員シーフやシューターでもない限り、集団での奇襲は難しいか……」
ベルクは敵の軍団の四隅にも斥候がいることを確認し、孤立していた斥候の感知範囲を確認してから自陣へと引き返した。
●
「レムアルスは恐らく軍勢の最後尾ね。手厚くガードされているわ」
ベルクとは別の方角から偵察をしていたルベア・ベルニが言った。
「なるほど、やはりレムアルスに近づく為には、ゾンビ達を突破する必要がありそうだね」
西辺境伯軍のテントの中で地図を広げ、ジュスト・ヴェルジーが言うと、ロイ・アウレアが頷いた。
「百人隊規模のゾンビの軍勢……情報通りだな。先頭にいる者は明らかに武装が他の者と違う……恐らくは隊長格だな。授恵者のゾンビと見た方が良いだろう。レムアルス以外に敵に弓兵がいない、というのは貴重な情報だな。西辺境伯から借りて来た護兵団にも伝えておくよ」
ロイは青燕兵曹の権限を使い、西辺境伯から20名規模の部隊を援軍として呼んでいる。全員が授恵者ではないのであまり大胆な行動はとれないが、雑兵の相手なら十分務まるだろう。
冒険者は斥候役のベルク、ルベアが得た情報を元に、レムアルスを討ち取るための作戦を考案していく。
「斥候の排除は私がやるわ。戦いが始まれば戦場は混乱するだろうし、一人で全部はキツイかもしれないけど」
「じゃあ前方の斥候の一体は僕が担当しよう。その後は前面に残り敵を引き付けるよ」
「では、我は後方の斥候を排除しよう」
「わたしも、斥候の相手、する。孤立してた、奴」
斥候の排除役にはルベア、ベルク、ローザリカ・L・ディオール、エルの四人が名乗りを上げた。
「ジャマーはワタクシが担当いたしますね。発動した瞬間に攻撃を開始していただければ」
「あ、じゃあボクもジャマーやってみるね」
死霊術の妨害役にはハリーヌとアルマが立候補した。過去の死霊術師との戦いで死霊術にはジャマーによる妨害が有効というデータが得られている。効果はまちまちだが、ゾンビのコントロール精度が悪くなればレムアルス側には不利になることは間違いない。
「攻撃部隊も幾つかに分けよう。俺は右翼からの突破を狙う。正面からの惹き付け勢が圧をかけている間に側方に回り、仲間と共にレムアルスに接近する手筈だ。護兵団は全員授恵者というわけではないし、敵は遠距離攻撃が苦手なようだから、護兵団には正面から弓での攻撃に徹してもらう」
「分かった。では俺は時間差で左翼側から奇襲を仕掛けよう。三方向からの攻撃なら、敵の戦力も分散せざるを得ないはずだ」
「分かった。ロイ班は右、ジュスト班は左だな。俺は馬に乗って正面からアンデッド軍団に突撃する。陽動は任せろ」
「分かりました。では私は正面部隊の後衛に回りましょう。突入前には支援魔法をかけますね」
正面突破の一番槍にはアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトやレティシア・レインフィールが名乗り出た。こうして、冒険者は正面突破のアルベルト班、右翼班のロイ、左翼班のジュストの三班に分かれ、出撃の準備を開始する。
●
「見えて来たぞ、レムアルス軍だ」
夥しい数の死者の群れが、領都へと近づいてくる。冒険者達はレムアルス軍を迎え撃つべく、ある者は正面に、ある者は岩陰やあらかじめ掘った穴の中に潜んでいる。
「斥候だ!」
脅威的な視力でレムアルス軍の斥候を捉えたローザリカは炸光矢を放ち、斥候をバラバラに粉砕した。だがレムアルス軍は速度をおとすことなく、まっすぐに領都へと進んで来る。
しかし、軍団の最前列が矢の射程に入る頃になると、レムアルス軍は速度を落とし、進路を変え始めた。
「囮の罠を迂回する気だ!」
護兵団部隊の隊長が叫んだ。すぐさまレティシアとアルマがそれぞれインフィニティロアを仲間達にかけた。
「皆様、ご武運を」
レティシアはたおやかに微笑むと、自身も正面突破組の後衛についた。
●
「やりますよ、アルマ様!」
「オッケー!」
アルマとハリーヌがジャマ―を発動すると、最前線にいたゾンビ達が隊列から離れてうろうろと好き勝手に移動を始めた。そしてそれが、開戦の狼煙となった。
「あれが、斥候、だね」
エルは前方に隠れていた斥候を目敏く発見し、炸光矢を浴びせてバラバラに粉砕した。
「撃てェー!」
隊長の合図と共に、護兵団たちが一斉にゾンビ達に矢を射かけた。その矢の後を追うように、冒険者達が出撃する。
「今だ! よし、行くぞ!」
アルベルトは黒汗場馬に跨り、正面からゾンビ軍団に突入する。ハヤト=ガラン=ヴォルファングはアルベルトの愛馬に匹敵する速度でアルベルトに併走し、敵陣へと突っ込んだ。そしてフリーダ=ブロムヴィスト、ケン・Z・ブラッドリー、ダニエル、ミゼリア・L・ステュクス、レティシア、ローザリカ、アンジェが彼らに続く。衝突と同時に砂煙と血しぶきが巻き起こり、戦闘が始まった。
「……アンジェ、にも、できることがあれば……」
アンジェの首に下げられた夜煌石の首飾りが砂漠の大地を照らしている。アンジェは灯りに引き寄せられてきたゾンビ達に向けて魔矢を放った。直撃を受けたゾンビは一撃で爆砕し、粉々となった。
「よし、我らもゆくぞ!」
「ええ、さっさと斥候を排除しないと、こちらの動きが気取られる」
正面部隊にレムアルス達の注意が向いているのを確認し、ベルクとルベアが大地を駆ける。二人は左右に別れ、右翼と左翼の斥候をほぼ同時に斬り捨てた。
「行くぞ! まずは雑兵の掃除だ!」
ロイは雄叫びと共に炸光矢を放ち、光の雨でゾンビ達に光の矢の洗礼を浴びせた。
「よし、今なら……」
炸光矢の余波で砂煙が巻き起こったのに合わせ、岩陰から身を躍らせるロゼット。彼女はロイと同じく右翼班だ。ロゼットと時を同じくし、トーラも敵陣へと駆けて行く。
「よし、僕らも急ごう。焼き払え、騰蛇」
その瞬間、炎の竜巻の内側から翼ある炎蛇が顕現し、吐き出した爆風がゾンビ達をまとめて焼き尽くした。
「今だ!」
レピドは砂色のマントをはためかせ、ジュストが空けた風穴へと飛び込んだ。体当たりするようにゾンビに暗針を突き刺し、首をもぎ取った。
「本命に目がいかないよう、僕らも派手にやらないとね!」
(ジュストの精霊術は目立つからな……)
ローザリカはゾンビ達の足元から炎を纏った茨を生やし、まとめて数体のゾンビを貫いた。
「恐ろしい数の死者ですね……なんとしてもここで食い止めなければ」
レティシアは白銀色の杖を天に掲げ、祈りの歌を歌う。すると、ゾンビ達の周囲に黒い霧がたちこめた。ゾンビは気にせずに前進するが、稲妻が霧の中で炸裂し、ゾンビ達は黒焦げになった。
「ここから先へは……」
ミゼリアは痛覚を遮断し、ゾンビの群れに突っ込んで敵の注意を引き付けていた。防御に意識を集中しはいるが、敵は多勢。ミゼリアは瞬く間に血に染まっていく。
「ミゼリアさん、危ない……」
アンジェはそんなアンジェに後ろからついていき、こまめにヒールをかけていた。
「ウオオオオッ!」
雄叫びを上げてアルベルトへと挑んで来たのは、敵陣の先頭にいた豪華な鎧を着たゾンビだった。ゾンビは全身ごと叩きつける勢いでアルベルトへと両手剣を振りかぶる。アルベルトは漆黒の盾にエーテルを集中させ、その威力を殺した。
「アンデット軍団! 貴様等を倒す!!」
アルベルトは黒汗馬から飛び降りると、先頭にいた隊長格のゾンビに斬りかかった。常人ならば両手で扱うサイズの黒剣を軽々と振り回したアルベルトは、闘気の塊を叩きつけ、一撃で隊長ごと周りのゾンビ達をまとめて肉塊へと変えた。
「オオオオ……!」
地鳴りのような雄叫びを上げ、死者達の群れが冒険者達へと襲い掛かる。一体一体は大したことはないが、やはり数が多い。また、操り人形であるがゆえに死を恐れず、味方ごとでも平気で攻撃してくるその性質は、ことのほか厄介だった。
バァン!
突然、閃光が辺りを塗りつぶした。ゾンビの一体が閃光塗弾を使ったのだ。ただし、投擲すらせず、起爆の際に自らの指をも吹き飛ばすという、自爆同然のやり方で。
「目がぁ、目がぁ~!」
まともに閃光を浴び、目を抑えて悶絶するアルマ。叫んだせいかゾンビ達が周りに集まり、袋叩きにあっている。
「いけない……!」
アルマの側にいたミゼリアの全身から強力なエーテルが放出され、ゾンビ達を包み込む。『殺界』を発動したのだ。アルマの周りに群がっていたゾンビ達はあっという間に輪切りにされた。
「皆さん! 援護します!」
ダニエルはゾンビにかまれたアルマへと急いでヒールをかけた。
●
「なんだ、ゾンビ達が……レムアルス様!」
「うむ。出迎えだ。総員、戦闘準備!」
家臣の言葉に頷くレムアルス。数名で大量のゾンビをコントロールしているせいで術者から遠い位置のゾンビのコントロールが乱れているが、まだ影響は軽微だ。ジャマー使いが近づいて来れば、もう少し乱れるだろうが……。
暴れているゾンビを間を縫うようにして、赤い影が走る。
「!」
突然襲いかかってきた男の嵐のような三連撃をレムアルスは籠手で受け止めた。びしり、と籠手に細かな亀裂が入る。
「……余の首を取りに来たか」
「うるぁ! 俺がブレイブファング傭兵団のハヤト様だ!!』
ゾンビ達の群れを突き破り、レムアルスに奇襲を仕掛けたハヤト=ガラン=ヴォルファングは再び大地に着地し、レムアルスの騎馬の背後へと回り込んだ。
「ようこそ、挑戦者よ、歓迎してやろう。ところで面白い武器を使っているな。鉤爪と、刀か? 余に見せてみよ」
馬ごと旋回したレムアルスは馬上から手にした巨大な弓を引き絞り、ハヤトの顔に向けて刹那の間に矢を二発放った。
「あっぶねえ!」
ハヤトは矢の軌道を予期し、横っ飛びで回避を試みる。剛弓から放たれた二本の矢は一瞬前までハヤトの両目があった位置を掠め、白い髪が宙を舞った。
(気を抜くと当てられそうだ。回避に専念した方がよさそうだな)
その直後、大爆音と共に大量のゾンビが吹き飛ばされ、宙を舞った。トーラのストーンブラストが炸裂したのだ。
「レムアルス! 覚悟です!」
トーラは十メートルほど離れた位置からレムアルスへと杖を向ける。
「侯爵様には触れさせんぞ!」
「下賎どもめ! 身の程を知るが良い!」
レムアルスを守護するべく、二体の吸血鬼が構えた。ヒーラー吸血鬼が癒しの魔法をかけ、ハヤトがレムアルスに与えたダメージは回復されてしまった。さらに、吸血鬼が手にした杖からどす黒いエーテルの鎖が荒れ狂い、ハヤトの脚へと纏わりついた。
「チッ……体が重い! だが、この程度じゃ、俺は止められねえぞ!」
●
「彼らは授恵者のゾンビです。下がって下さい」
レティシアの凛とした声が戦場に響く。雑兵はどんどん数を減らしているが、僅かに混ざっていた授恵者のゾンビ達数体が正面突破組の前に投入されたのだ。彼らは本能で強弱を判断しているのか、あるいは、《《古巣に帰りたがっているのか》、冒険者を無視し、護兵団の方へと向かってきた。
(この服装……恐らくは彼らも西辺境伯軍の戦士だったのでしょうね)
レティシアは一瞬目を伏せた後。負傷した護兵団の戦士にヒールをかけた。
「手ごわいですね。ですが、回復はお任せ下さい!」
ダニエルは微笑み、護兵団を庇うように前に立つ。
「ここでこいつらを押さえておけばレムアルスとの戦いがそれだけ有利になる。なんとしても仕留めよう。なぁに、少しくらい痛くも痒くもないさ! さあ皆派手に暴れてくれ!」
自らの傷をヒールで癒しながら、ローザリカが言った。
「強そうな、ゾンビ、ですね」
エルはぽつりと呟くと、キャスターらしきゾンビへと矢を放った。命中した矢は腕ごとゾンビの武器を吹き飛ばし、敵の戦闘力を削ぎ落した。
「よし。チャンス!」
アルマはタイダルストリームを放ち、キャスターゾンビに止めを刺した。
●
「余の元まで辿り着いたのはたった二人か? それだけの戦力で――」
レムアルスがそこまで言いかけた時、彼の背後に突然灰色の獣人が出現した。獣人……ルベアはレムアルスの首を刎ねんと短剣で首を突いたが、レムアルスは両腕で首を守り、強引に短剣を弾き返した。ルベアは弾かれた反動を利用してくるん、と宙返りし、レムアルスから距離を取って着地した。短剣に纏わせていた【破鎧砕】を弾かれた感触に、ルベアは溜息を吐く。
「フン、もう一人おったか」
「レムアルス、威張るだけの実力はあるようね」
「馬から引きずり降ろしてやるぜ! 勇牙雷龍撃!」
獣のような咆哮と共に、ハヤトの重心が深く沈む。紅の竜巻と化したハヤトは全身ごと叩きつけるように、レムアルスへと三連撃を叩きつけた。
「ぬ……」
三連撃を全てまともに受け、レムアルスの体が傾く。ダメージはともかく、馬に乗ったままハヤトの攻撃を捌くことは難しいようだ。
「よかろう、しばらく遊んでやるとしよう」
レムアルスは自ら馬から飛び降りると、ハヤトとトーラに向けて立て続けに矢を放った。それはすさまじき速度の一撃だったが、トーラは全神経を研ぎ澄ませ、キャスターにはとうてい不可能と思えるほどの超反応で矢を躱した。レムアルスの放った矢はゾンビに命中し、胴に大穴を開けた。ハヤトの方も、しっかり矢を回避していた。
「残念、キャスターでなくシーフでした! とぉ!」
トーラはべっと舌を出すと、レムアルスは無視し、タイダルストリームで一直線にゾンビを吹き飛ばした。後続が追い付きやすくするための道づくりだ。
「あれがレムアルスか」
トーラが空けた道を通ってレムアルスの前までやってきたレピドは、取り巻きのヒーラー吸血鬼に向かって暗針を一閃した。エーテルの斬撃が飛び、吸血鬼の体に一条の傷を刻む。
「覚悟!」
フリーダが大地を滑走し、杖を手にした吸血鬼に白金のパラッシュを叩きつけた。
「ガッ」
吸血鬼ゆえのタフさか一撃で仕留めるのは叶わなかったが、吸血鬼は深いダメージを受けた。
「主の守護はさせないでありますよ」
ハリーヌはグラヴィティボルトを放ち、キャスター吸血鬼の動きを封じる。
(いくであります、ゴリラ)
さらにハリーヌはこっそりとゴリラをレムアルスの背後へと回り込ませる。レムアルスを取り囲む冒険者は次第に増えつつある。奴が逃げようとした時道を塞ぐための保険だ。
「領都には近づけさせないわ!」
ゾンビの間をすり抜け、ロゼットが飛び出した。祭棍の先端からエーテルの弾丸が飛び出し、キャスター吸血鬼を貫く。
「レムアルス、貴方は堕ちた貴族だ。始まりの百家に連なる貴族として、ここで貴方を討つ」
ジュストの杖から稲妻が迸る。荒れ狂う稲妻の奔流がレムアルスたちを取り巻き、動きを封じる。
「チィ! レムアルス様を守らねば……!」
ヒーラー吸血鬼は治癒魔法を放ち、レムアルスを回復した。
「レムアルス様、ここは我らが食い止めます、お下がり下さい!」
キャスターはレムアルスに忠告しつつ、ジュストへと血色の錐を雨あられと放った。錐はジュストの鎧を地に染め、ジュストは大地に膝をつく。
「レムアルス、ここで仕留めます!」
死角から飛び出したエヴァン・ピオネロはメテオライトを放ち、近くにいたゾンビ達もろともに蜂の巣にした。この一撃で、レムアルスの騎馬ゾンビも跡形もなく吹き飛んだ。レムアルスは、メテオライトをもろに浴びたはずだが、未だ五体満足の状態を保っている。
「レムアルス、覚悟!」
その瞬間、レムアルスに背後から飛び掛かったベルクが背中に黒い短剣を突き立てた。刃から浸透したタナトスバイトがレムアルスの体を蝕み、レムアルスは口から血を吐く。
「チッ。心臓を狙ったつもりだったが……」
着地したベルクは息を吐く。僅かに軌道を逸らされ、心臓は貫けなかった。
「今のは効いたわ。余に歯向かう不届き者はこれで全部か? 遊びは終わりだ。下賎共が余と同じ高さに立てると思うな!」
レムアルスの右腕に赤い光が収束していく。
「地を這うが良い虫ケラ共。余を見上げながら、無様に死んでゆくのが貴様らにふさわしい末路だ。『赤砂瀑布』!」
レムアルスが地面に掌を叩きつけた途端、血のような色のエーテルが大地に走り、数十メートルの距離を走った。そしてその直後――ジュスト、ロゼット、エヴァン、ハリーヌ、トーラの足元の大地がごっそりと消失し、五人は十メートル下の大地に叩きつけられた。すぐさま周りにいたゾンビ達が一斉に赤砂瀑布に落とされた冒険者達にトドメを刺さんと、落とし穴へとなだれ込む。ハヤトとルベアはレムアルスと距離が近かった為、レピドとフリーダはレムアルスの手下の吸血鬼の近くにいたため、難を逃れた。
「やはり罠がありましたか。一瞬で巨大な落とし穴を生成するスキル……並の軍隊相手ならば脅威でしょうね」
少し離れた位置から様子見をしていたキーゼは、強化魔法を発動し、自分とたまたま近くにいたケンを黄金のオーラで包んだ。
「チッ、こんな隠し玉があるとはな」
キーゼの近くでゾンビの相手をしながらレムアルスの隙を伺っていたケンは、チャージングで落とし穴を迂回し、レムアルスへと近づいていく。
●
赤砂瀑布に巻き込まれた冒険者達へと、ゾンビの群れが迫る。落下の衝撃で足の骨が折れている個体もいるが、痛覚はないのか、おかまいなしに冒険者達へと這い寄ってくる……。
「これがレムアルスの切り札……! これはとても上がれませんね……」
「くっ、皆様無事でありますか……」
トーラとハリーヌはメテオライトを乱射し、迫りくるゾンビ達をまとめて撃ち抜いた。
「上との合流は難しいかしら……ともかく今は彼を……」
ロゼットはふらふらになっていたジュストへと手を触れ、リヴァーオブヴァイタルをかけた。戦闘不能状態のまま地面に叩きつけられた形となっていたジュストは立ち上がり、ロゼットに礼を言う。
「僕達はむしろ安全ですが……上の方は……」
エヴァンもメテオライトを斉射し、ゾンビを蜂の巣にした。三人分のメテオライトを受け、落とし穴の中にいたゾンビ達はあっさり全滅した。
●
(これが最後の一発……!)
ルベアは今の技が今度はもう一発こないか警戒しながら、レムアルスにもう一度『破鎧砕』を打ちこんだ。今度は効果を発揮し、レムアルスの全身にヒビが入る。
「やりやがったな! レムアルス!」
ハヤトは回避を念頭に置きつつ、ルベアと反対方向からひたすらにレムアルスに連撃を撃ちこんでいく。手応えは浅いが、確実に効いてはいる。このまま攻撃を続ければ、いつかは倒せるはずだ。
「貴様らは直接首を落としてやろう」
レムアルスは厳かに宣言し、巨大弓でルベアとハヤトを同時に攻撃した。ハヤトは矢を回避したが、ルベアはレムアルスの矢を受け、口から血を吐いた。しかし、ルベアは戦意を失わず、レムアルスを睨みつけている。
「くっ……」
「褒めてやろう。余の一撃を受けてまだ命があることをな」
「今、奴の注意は穴に向いていない。俺一人では無理でも、アンタらならきっと…!」
レピドはロープを自身の腰に固定し、母蜘蛛糸のロープ落とし穴へと垂らした。砂地ゆえに大地に固定することは叶わなかったが、このロープはエーテルを通わせることで百キロ程度の重量を支えることができる。幸い落下した冒険者達は元々体重が軽そうな者や軽装の者ばかりだったので、一人ずつならなんとか持ち上げることができるだろう。
「早くキャスターを……!」
「ガハッ……レムアルス様……!」
フリーダは相対していたキャスターへと再び突きを撃ちこんだ。その一撃が致命傷となり、キャスターは塵となって消滅した。
「レムアルス様……!」
ヒーラーの吸血鬼は再び回復魔法を飛ばし、レムアルスを癒した。
「その首、おいてけやぁ!」
雄叫びと共にケンがレムアルスへと斬りかかる。突進の勢いのままに放たれた雲耀の一撃は、並の相手ならば反応すら許さずに首を切り落とす刹那の斬撃だったが、レムアルスは驚異的な反射神経でケンの攻撃を察知し、両腕でケンの大太刀を受け止めた。
「チッ」
「太刀か。なまくらではないようだな」
「さて、僕が言うのもなんですがヒーラーが邪魔ですね」
キーゼはヒーラー吸血鬼に向け、貫通衝撃射を放つ。エーテルの衝撃波は吸血鬼を貫通し、後ろのゾンビ達もまとめて吹き飛ばした。だが、ヒーラー吸血鬼は体に穴を開けられてなおまだ動いている。
●
「レムアルス様、申し訳ありません。私はここまでのようです……!」
フリーダとキーゼの集中攻撃を受けたヒーラー吸血鬼は主君への言葉を残し、砂漠の土に還った。レムアルスの眷属は死に絶え、手勢のゾンビも次第に少なくなってきている。穴から這い上がってきた冒険者も加勢し、レムアルスの敗色は次第に濃厚になりつつあった。
「うおおお!」
レムアルスの二連射がシーザーロアを浴びせたフリーダの胴に突き刺さる。だが、プレートメイルを纏っていたフリーダはレムアルスの攻撃に耐え、平然と切り返した。血を失い過ぎたのか、レムアルスはフリーダに肩を貫かれ、膝をつく。その眼前に、ロイの鋭射、ハリーヌとロゼットの放ったメテオライト、魔弾が立て続けに命中し、レムアルスの腹に風穴があいた。
「かは……くそ、目が霞む……」
「レムアルス、この戦いは、私達の勝利だ……」
もはや目も見えぬほどに弱ったレムアルスに止めを刺すべく、肩で息をしているジュストの放った魔弾がレムアルスの眼前へと迫る。
「おのれ、復讐半ばで果てようとは……!」
爆砕したレムアルスは塵となり、夜の風に溶けていく。その瞬間、殆どのゾンビ達は活動を停止し、物言わぬ骸と化した。
かくして、冒険者達は吸血鬼レムアルスの魔の手から西辺境伯と領都を守り通したのであった。
マスターコメント
イベントシナリオ非常に難しい 報酬:多い21 / 20〜25人
2022年09月28日 20時02分24秒 公開
参加者
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さて、人手が集まるまで待ちとなりますが。 まずは状況整理ですかね 時刻:深夜12時 接敵前2時間ほど余剰あり 敵総数:百体超 本命である吸血鬼 騎乗馬 手下2名 配下約100名 四方+斥候5名 場所:砂漠地帯 砂丘程度はあるでしょうが基本平地に近いと想定 >準備 まずここをどう動くか、ですね こちらも斥候を出して敵進軍を見るのが鉄板でしょうが。 下手な斥候ではバレるでしょうし、ペットでは砂漠にいない動物の時点で警戒対象となります。 やるなら熟練者が必須です。 ついで罠を張るかどうか。砂漠に張れる罠、という時点で限られますが。 逆に敵が罠を警戒し迂回する程度に軍略、戦略に明るいなら、その修正を利用し進路などを誘導することは可能です。 全部を滅ぼす必要は皆無ですからね。 フルメンツという前提にはなりますが。 吸血鬼+手下でショート換算分8名を精鋭投入 残りが戦場構築、でしょうか。 この手の手合は、素直に送り込むだけでは間違いなく自らを餌に手下で囲い込む、数の少ない方に手勢を差し向けて破ってくるなどするでしょうから··· 1.交戦の入り方 2.鷹の目の対処 3.配下の処理 4.本命撃破の手筈 この4フェイズですかね まあ思いついたものはありますが。もう少し人が集まるまで待ちましょう
ヒーラーのロゼットよ。よろしくね。 今の人数じゃ厳しいけど、分かりやすい定番の作戦としては、 戦力を集中しての正面突破作戦か、正面で雑魚を引き付けて 迂回した本命で敵大将を討つ作戦の、2パターンかしら。 ただ前者は、今回の敵大将のタイプとは相性が悪そうにも思う。 だから正面でアンデッド軍団を引き付ける役と、迂回して 敵大将(+護衛)を撃つ役に分ける、が良いのかなって思うわ。 >準備 2時間は無駄にしたくないのだけど、罠が作りにくい環境ね…。 点在している岩陰の、砂を掘って伏兵しやすい遮蔽物を作るとか。 見た感じは大勢は隠れられなさそうに見えるけど、裏側は岩陰が 穴にへこんでいて、敵大将を狙う精鋭メンバーが隠れておくとかで。 鷹の目ゾンビとか、『赤砂瀑布』(PL知識のみ)とか難題が多いわね。
ウォーリアのアルベルト・V・シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 今回俺はアンデット軍団を引き付けに行くぜ。 ウォーリアはレムアルスの赤砂瀑布との相性が良くなさそうだからな
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 正面から引き付けて迂回して狙う場合、やはり最大の脅威は鷹の目ゾンビでしょうか。 察知されてしまえばすぐに対応される事は火を見るより明らかですし、 何らかの方法で見張りを無力化させる必要はあるでしょう。 また、赤砂瀑布についても正面役ではなく奇襲役に使ってくる可能性も考えられますし、 戦力分散になってしまいますが、奇襲役は少なくとも2班かつ別方向からそれぞれ奇襲をかけたい所です。 >準備 2時間程度の罠では余程上手い罠でなければ看破されてしまう可能性が高いですし、 いかにもな罠を複数用意する事で相手の取る手段を誘導するのはどうでしょう? 例えばフェイント用の罠を警戒して大きく迂回して避ける様であれば、 本命の罠から奇襲をかけて側面を突くとか、 あるいは罠を迂回後に背後から奇襲をかけるとかでしょうか。
>赤砂瀑布 PL情報だから、スキル内容を前提にした行動は取りづらいけど、 落とされて戦力外にされるなら、対応できる人以外はレムアルスに 挑みづらいわね。自力での対処可能って、シーフだけかしら…? 誰が落とされるか分からないけど、せめてロープ(10m)ぐらい アイテムで持ち込んで、引き上げ可能にするぐらいは可能かしら。
シーフのトーラです。 よろしくお願いします! 誘導用に罠を設置するとして、どんな罠にしましょう? 時間が二時間しかないのと、場所が砂地の平野となれば落とし穴の様なものも難しいですし、具体的なものが思い付きませんね…(う~ん)
シーフのレピド・クロサイトだ。よろしく頼む。 ううん、足元に足が嵌る程度の小さめの穴がボコボコ開いていればそれなりに相手のストレスにはなりそうだが、二時間だとどれくらい出来るかな……
シューターのロイです。よろしくお願いします。 自分が出来る事はアンデッド軍団の相手 或いは吸血鬼レムアルスと下僕吸血鬼にBSを打つ事。 斥候は…一応、砂漠によってはリスに似た外見の生物も居るので この砂漠に居るならって前提を明記しての、索敵はできると思ってます。 でも、いない可能性もあるので、シーフ系の方にお願い出来たら確実ですよね。 ロープは持込んで、自分以外が落ちたら救助しますね。 罠は移動路上に荷車(樽を乗せる)でも置いとけば、勝手に怪しんで避けてくれないかな…。 ……と今思いついてるのはこれ位に成ります。 後5名、増えてくれますように。
シーフのベルクだ、よろしく頼む。 とりあえず蜘蛛糸は持ち込むので何かあれば救助は使用と思う。 斥候必要なら我がやるか?
ウォーリアの、ミゼリアです。よろしく、おねがいします。 ええと……ロゼットさんのおっしゃる、「正面でアンデッド軍団を引き付ける役」の方で、 殺界で、足止めしながらの戦闘……を、しようかと……。 さいしょの2時間で、穴を掘ったら良いなら、掘りますが……何か、する作業があれば、お申し付けください……。
ヒーラーのローザリカ、よろしく頼む。 直前ではあるが、何かの足しになれればと思ってね。 作戦としては正面での引き付けと、側面から回り込む主力の体勢でほぼ決まりだろうか。 であれば僕は正面での戦闘に回りたい。 継戦能力も必要なようだし、回復支援が出来ればと思う。 鷹の目ゾンビの位置や性能については掴めていない(PL情報)とは思うが、 要所に斥候を置いていることは伝えられているので予測をもとに狙えそうなら 先にそこを遠距離攻撃するようには試みたい。
成立に20人必要で、あと3人ね。、 今の段階での意見を、まとめておくわ。 私は本命役に入っておくけど、赤砂瀑布を脱出・回避できる スキルが無いから、赤砂瀑布で落とされたら助けを借りないと 復帰は難しいわ。足を引っ張りそうなら引き付けにまわれるけど、 今のところ本命役が居ないから。 ベルクは、可能なら事前の斥候をお願いできたら助かるわ。 敵の見張り(鷹の目)は先に知っておきたいでしょうし。 >方針 開戦前に斥候を出して、敵勢力(鷹の目ゾンビの存在)を見る。 斥候以外の人は2時間程度、何かしら罠などの準備はできる。 開戦時は正面でアンデッド軍団を引き付ける役と、 迂回または伏兵した本命役がレムアルス(護衛あり)を討つ。 なお、鷹の目ゾンビを後に残すと本命役が早期発見され、 対処される間を与えるため、役を問わず早めの撃破が望ましい。 >注意 ・夜間戦闘 ・赤砂瀑布(PL知識) 誰が落とされるか分からないため、スキル等で自力での 脱出・回避ができない人を救出のためロープ等を用意 ・一部ゾンビが閃光塗弾所持の可能性あり(オープニング描写のみ) >配置(現時点) ・斥候(戦闘前の役) ベルク ・引き付け役 アルベルト ミゼリア ローザリカ ・本命役(複数方向から) ロゼット(岩陰から接敵予定)
キャスターのジュストだ、ぎりぎりの参加で申し訳なく。 少しでも力になれると良いのだけれど、よろしくね。 ええと、鷹の目の索敵だが遠目がきくとはいえ砂漠という環境故、隠蔽に長けた者が周囲の環境に溶け込むような色合いのマントを着用するなどで多少は見つかりにくくなるかもしれない。 また見つかったら見つかったで相手の目の良さを逆手にとって閃光塗弾で目を潰してから正面からの惹き付けを行えば別方向からの回り込みが気づかれにくくなるのでは思った。 罠に関してだけど、グレイウォッシャーを使えば劣化版赤砂瀑布のような穴を掘ることが可能かもね。 DAの報酬として交換可能だから、持っている人や使ってみたい人は使ってみるのも面白いかと。 レムアルスはシューター。 赤砂瀑布は自分との距離を詰めてくる敵群に対し有効なタイプのスキルだけど、使用回数は1回だけ。 回避可能なシーフが一気に間合いを詰めていってこちらの多数が巻き込まれる前に誘発出来れば戦いやすくなると思ったけれどどうだろう? あ、一応俺は今のところレムアルス対応を考えているよ。 もし相手が自分を囮にして包囲してきても、それを突破する為の魔法を持っていく予定。 騎乗しているなら移動力は高くても回避は多少低い可能性があるし、本人を直接狙っても良いし逃走防止に馬から、もしくは馬と纏めて仕留めるのも良いかな? とりあえずざっと思いついたことだけ羅列してみた。 長々しくてすまない。
成立ですね。 改めてよろしくお願いします! もう時間もあまりありませんし、引き付け役の方に回りますね。 >配置(現時点) ・斥候(戦闘前の役) ベルク ・引き付け役 アルベルト ミゼリア ローザリカ トーラ ・本命役(複数方向から) ロゼット(岩陰から接敵予定)
>配置(現時点) ・斥候(戦闘前の役) ベルク ・引き付け役 アルベルト ミゼリア ローザリカ トーラ ・本命役(複数方向から) ロゼット(岩陰から接敵予定) ジュスト
エヴァン・ピオネロです。よろしくお願いします。 レムアルスへ向いますね。 >配置(現時点) ・斥候(戦闘前の役) ベルク ・引き付け役 アルベルト ミゼリア ローザリカ トーラ ・本命役(複数方向から) ロゼット(岩陰から接敵予定) ジュスト エヴァン
直前に、ごめんなさい…。 …あの、…アンジェ、です。ヒーラー…、です。 よろしく、お願いします…。(ぺこり) 引き付けのところで、回復のお手伝いをしようと思います…。
成立したわね。このまま、本命役に参加するわ。 本命役メンバーの回復と、レムアルス攻撃役に攻撃強化、 もし戦闘不能者が出たら『リヴァーオブヴァイタル』で治すわ。 ロープも持ち込んでるから、私以外で穴に落とされて 脱出できない人が出たら、救出させてもらうわね。 あまり時間もないけど、PL情報の赤砂瀑布への脱出か回避には、 シーフが有利だから、本命役に加わってもらえると助かるわ。 >ジュスト 赤砂瀑布をシーフに使ってくれると助かるのだけど、 PL情報だから、対抗策として作戦にしておくのは駄目そう。 シーフを本命役に募集しつつ、あとは敵側の判断次第かなって。 馬ごとか馬から、は得意なスキル次第ね。 私は手数に余裕があったら、下僕吸血鬼を狙っておくわ。
すまない、行動を変更するため前の発言を消した。 シーフの端くれとして本命の方に回らせて貰う。
相談になかなか顔を出せず申し訳ないでございます! お役に立てるかわからないでございますが、本命役に回るでございますよ。 後衛で攻撃とBS付与を中心にするでございますが、様子をみてジャマーも使ってみるでございます。
おーっす! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! すっかり挨拶したつもりになってたが忘れてたぜ(汗) 俺もレムアルスに特攻かましてフルボッコ狙いで行くぜ! 赤砂瀑布はホライゾナルジャンプで抜け出せるだろうし、他にハマる奴がいれば蜘蛛糸ロープで引っ張り上げるな!
>方針 それでは私はレムアルス狙いで行動しようと思います。 基本的には下僕吸血鬼を抑えての前線維持に務める形を予定しています。 レムアルス自体にはシーザーロアが通る相手か怪しい所ですが、下僕までなら何とかなりそうですし。
わッ…わ…ギリギリだけど成立してた ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー 本命側はそれなりに人数いそう?だし引き付け側を担当と いちおうアンデッド相手だしジャマー持ってくようにするね (時間ないのでテレパスでやりとりする人いれば控えるようには入れる感じにー…)