【毒杯】恭順と逡巡

明乃そら

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シナリオID:2288

オープニング

 ガストーニ商会代表・ブルーノが開催する舞踏会から王国に戻ったロレッタ・アルベールは、休む間もなく次の計画へと行動に移す。
「ここまでは狙い通り……いえ、思わぬ収穫もありましたから、想定以上の成果ですわ」
 ロレッタの狙いとは、吸血鬼の少女、クロエ・ルクレールと接点を持つ事だ。ガストーニ商会と渡り合うには、クロエがキーパーソンになると睨んだのだろう。
 そして収穫というのは、先の舞踏会でクロエと一緒に戦い、冒険者達が倒した双子の姉弟、アンジュとシエルだ。
「ブルーノさんは使い物にならないと仰ってましたけど、こちらにとっては十分価値がありますわ」
 まずは双子の処遇をどうするか、ロレッタが思索しながら浮かんだ案。それは――。
「つまり……キミがその子供達を引き取り、私のところの孤児院から孤児を招いて、彼らの遊び相手になってもらう……という事でいいんだね」
 ロレッタに呼ばれて屋敷を訪問したドミニク・ログナーが、彼女の言葉を待つより早く返答を述べる。
 先に答えを言われたロレッタは、ドミニクの顔を見つめながら笑顔を返した。
「ええ。クロエさんは双子と仲がよろしいようでしたから。私の方で双子の面倒を見れば、彼女の心境も変化するのではないかと思っていますの」
 か弱き民の命を守り、支える事が貴族としての使命である――ドミニクの行動理念からすれば、彼らに救いの手を差し伸べる事もまた然り。
 ログナー領にある孤児院には、以前の誘拐事件で救出した子供達が保護されている。
 双子も事件の実行犯だが、ある意味商会の犠牲者なのだ。ドミニクはロレッタの申し出に、快く二つ返事で了解した。
「これで決まりですわね。ついでに冒険者の皆さんへの依頼要請もお願いしますわ。……後はクロエさんがどう反応するか、もしもの場合は仕方ありませんけれど」
 この計画はロレッタにとって一つの賭けだ。最悪の状況になれば、クロエを討ち取る事も厭わない。しかしそうならないようにと願いつつ、首に掲げた赤いペンダントをチラリと見遣る。
「折角、良いお友達になれるかもしれないんですもの。この宝石も、本来の持ち主に返すのが筋でしょうから」
 もう一つの狙い、それは彼女(クロエ)がペンダントの所有者に相応しいか見極める為でもあるのだと――。

「首尾は順調のようですな、お嬢様。しかし相手は吸血鬼……余り深入りせぬよう、お気を付けて」
 話がひと段落したところで、執事のクリストフが紅茶をテーブルの上に置きながら、ロレッタを慮って忠告する。
「勿論ですわ。おそらく向こうも、下手に騒ぎを起こす真似はしないでしょうし。冒険者の方達の力もお借りしますから。全ては秘密裏に、穏便に済ませるように心掛けますわ」
 自信に溢れた表情で語るロレッタに、クリストフは納得した様子で小さく頷き、付け加えて彼女に伝える。
「今回の件につきまして、旦那様から言伝を預かっております。『親愛なる我が娘よ。思うが儘に成し遂げなさい』と」
 それはロレッタの父親、アルベール伯爵から娘宛てに送ったメッセージ。
 執事から受け取った父親からの激励に、お転婆な令嬢(ロレッタ)は紅茶を口にしながら、クスッと薄っすら微笑んだ。  

●ゴールディ――『黒蝶館』にて
「……お嬢様の気紛れ、ね。裏では何を企んでいるやら」
 娼館の女主人、マリアベル・トロワはロレッタの計画について思考を巡らせていた。
 クロエとお友達になりたいというのは方便で、本当の狙いは別にあるはず。
 だったらそれを調査して、こちらに危険が及ぶようなら、最優先で潰すだけ――。
「失礼します、ご主人様(マスター)。王国への出発の準備が整いました」
 部屋に入るなり、マリアベルに恭しく一礼するのは、清楚な私服姿に着替えたクロエだ。
 彼女はブルーノがロレッタと交わした約束通り、これからアルベール邸に赴く事になっている。
「クロエ……貴女に一つ任務を与えるわ。あのお嬢様の目的を探ってきなさい。向こうにいる間は、大人しく従うフリをしていればいいわ。決して誰にも危害を加えては駄目よ」
 相手に気付かれないよう諜報活動に徹し、目論見が判明すれば、可能な手段を用いて伝達する事。
 マリアベルの命令に黙って頷くクロエだが、その表情はどこか浮かないような印象だ。
「元気がないわね。ひょっとして……あのまま冒険者に殺してほしいと思ったとか? セシル(母親)が死んで、世界に絶望していた貴女に、新たな人生を与えてあげたのは〝誰〟かしら?」
 小さな違和感に気付いたマリアベルが、クロエの顔に手を伸ばし、指でくいっとクロエの顎を持ち上げる。
「それは、勿論……ご主人様(マスター)です」
 クロエは困惑気味に口籠りながら答えるが、そうした姿も愛しいと、マリアベルは恍惚とした笑みを零して――クロエに顔を近付け、その唇に接吻(キス)をする。
「分かっているなら問題ないわ。それじゃ、いってらっしゃい。私の可愛い〝お人形(クロエ)〟――」

解説

●目的  クロエ達との交流並びに情報収集。 ●話の流れ  『【毒杯】剣爛なりし死の舞踏会』にてガストーニ商会との勝負に勝ったロレッタは、クロエと双子の姉弟、アンジュとシエルを屋敷に招待する事になりました。  また、『【毒杯】背徳の楽園』で救出された孤児達を、双子の遊び相手として屋敷に呼ぶ事を提案します。  日中は孤児や双子との交流、夜間はクロエとの交流や情報収集が中心となります。   ●舞台について  リーンエス王国、アルベール伯爵邸。  ニ階建ての瀟洒な洋館で、庭園には美しい薔薇が咲き誇っています。  一階はロビー、食堂、倉庫、客室、礼拝堂など。  二階は令嬢の寝室、書物庫、ホールなど。  クロエや双子(アンジュとシエル)は当面の間、一階の客室に滞在します。 ●NPCについて 『ロレッタ・アルベール』  リーンエス王国の貴族、アルベール伯爵家のご令嬢。  『【毒杯】魔女の輝石は禍を招く』での一件を切欠に、ガストーニ商会の事を探っています。  今回は商会に対抗する為の情報を得ようと、クロエ達を屋敷に招きます。 『クロエ・ルクレール』  吸血鬼の少女で、メドゥの指先の構成員。  冒険者との戦いに破れ、ロレッタに身柄を預ける形になりました。  太陽に弱い為、日中は部屋に籠って外には出ません。  彼女と交流を図れるのは主に夜間です。 『アンジュとシエル』  元々は孤児で商会に拾われた、双子の殺し屋。  冒険者との戦いで瀕死の重傷を負い、命は助かりましたが代償として授恵者の力を失いました。  そのせいか、現在は弱々しくてひどく怯えたような様子を見せます。  彼女達とは日中と夜間のどちらも交流可能です。 『孤児達』  商会に攫われ、後に冒険者に救出された子供達。  現在はログナー領の施設で保護され、生活している。  今回はロレッタの提案により、数名がアルベール邸に呼ばれる事になりました。  これまでは、辛い境遇から抜け出す為に貴族に買われる事を望んでいましたが、今は現状を前向きに捉えて生きていこうとしています。 ●情報関連  クロエ達から話を聞き出す為には、交流の仕方が大切になってきます。  彼女達の想いと向き合いながら信頼関係を築いていけば、その分多くの情報が得られるでしょう。  情報の内容については、それぞれの出自に関する話や、商会関連が中心です。  メドゥの指先関連は、末端の構成員でしかないので皆様と同程度の知識くらいしかありません。

マスターより

ご無沙汰しております。【毒杯】シリーズの続編をお届けします。 今回はクロエと双子を屋敷に招き、彼女達から商会に関する情報を聞き出す事が主な目的です。 吸血鬼であり、メドゥの指先の構成員であるクロエを王国貴族の領地に招くような行為は、大きな危険を孕んでいます。 ロレッタから一連の話を聞いた父親のアルベール伯爵は、王国中央や寄り親貴族と相談し、万が一の場合は速やかにクロエを討伐する事を約束した上、王国騎士が監視に就く事を了承しました。 ただしこの事はロレッタには内緒にしていますので、あくまでPL情報として扱って下さい。 当シナリオにはNPCのドミニクが同行します。 ご要望や行動の指示などございましたら、プレイングにてお願いします。 それとクロエも同行者として紐付けされておりますが、こちらは敵性NPCの為、掲示板では発言を致しませんのでご了承下さい。

リプレイ

●再会する二人の少女
 ――リーンエス王国・アルベール伯爵邸。
 本日この屋敷に集ったのは、ギルドの依頼で呼び集められた冒険者達。その依頼主であるロレッタ・アルベール。
 後はロレッタの申し出によって招待された数名の孤児。そして――。
「ようこそお越し下さいました。こうしてお話するのは初めてですわね……クロエさん」
 客室でロレッタが対面するのは、嘗て宝石奪還の任務で屋敷に侵入し、冒険者と一戦を交えた吸血鬼の少女。
「これも約束ですから。改めて、まともに顔を合わせるのはあの日以来、ですね。ロレッタお嬢様」
 今日は戦闘服でなく、清楚な私服に身を包んだクロエ・ルクレールが、丁寧な姿勢で挨拶を交わす。
 その傍らでは、クロエと一緒に来た双子のアンジュとシエルが、不安そうな表情を浮かべて互いに身を寄せ合っていた。
「あらあら、そんなに怯えなくても大丈夫ですわ。大切なお客様ですもの、悪いようにはなさいませんわ」
 双子の身元引受人として、ロレッタは彼らを持て成す用意をしていた。この地で新たな生活に馴染めるようにと。
「今回初めて思った話でもないが、ロレッタ嬢こそ子供の体に成熟した大人の魂が入っているのではないかね?」
 ルチル・プルメリア・グレイハーツはロレッタの言動を振り返り、純粋に大人びている以上の底知れなさを感じていた。
「ちょうど吸血鬼の少女達の中に、見た目以上に年を食ってる子もいるようだ……というのは冗談だ」
 被った頭蓋の奥の眸から、クロエの顔をチラリと見遣る。
 流石にロレッタが吸血鬼というわけではないが、それ程までに、この令嬢の立ち振る舞いは年相応らしく思えない。
 おそらく貴族社会で生活する中で、様々なモノを見てきたのだろう。強かで計算高い性格だからこそ、ルチルは依頼人の本心がどこにあるのか、完全に信用するには至っていない。 
 そんなルチルの胸中を知ってか知らずか、ロレッタ嬢は笑みを返して今後の予定を説明する。
「本日は親睦会を行いたいと思いますの。孤児の皆さんもお呼びしていますから、双子さんも仲良く楽しんで下さいませ」
 前の依頼で冒険者達が救出した孤児達。今はドミニク・ログナーの下で保護されており、今回はロレッタの提案で双子と交流させる為に招いたのだ。
「クロエさんに関しては、日中は室内で過ごしてもらいますわ。お日様は身体に悪いでしょうから」
 太陽が苦手な吸血鬼への配慮だろう。その分、夜に時間を取っているからと補足を加えるロレッタに、クロエは表情を変えず一礼する。
(「お友達とは、本当に言葉通りの意味なのでしょうか」)
 ロレッタがどういう魂胆でいるのか、リコリス・アデュラリアは真意を探ろうと、部屋から退室する際に密かに訊ねる。
 しかしロレッタははぐらかすように微笑みながら、全ては本人(クロエ)次第と答えるだけに留まった。

「やあキミ達、よく来てくれたね。早速だけど、今回はこの子達と遊んでほしいんだ。あの二人とも一緒にね」
 ロビーで待っていたドミニクが紹介するのは、孤児院で暮らす子供達。彼らは冒険者達を見るなり、わあっと目を輝かせながら寄ってくる。
「あら、可愛らしい子達じゃない。今日一日、私達がいっぱいお相手してあげるわよ」
 中性的な色香を醸すザザ=ステルヴィナが、子供達からの期待の眼差しに応えるようにウインクする。
「小さい子なら、身体を動かす遊びが良さそうですね。広いお庭もありますし」
 ゲルダ・クラインはおにごっこなど、同じ目線で元気に燥げば、双子も輪の中に入れるだろうと考える。
「あの……ワタシ達も、一緒に……?」
 発する言葉も辿々しく、気弱な様子のアンジュとシエルに、二人を害する意思はもうないと説明するリコリス。
「あの時は戦うしか無かったけど、今はそうじゃねーんだから」
 敵対したのは過去の話と、ナキルは割り切った態度で重ねて伝える。
「おねーちゃんたちもいっしょにあそぼ? みんなであそべばたのしーよ♪」
 孤児達からの誘いもあって、双子は躊躇いながらも彼らと庭に出るのであった。
「あの者達も、もしかして……」
 ナハティガル=ラーは双子の背中を見送りながら、昔の自分と同じ匂いを直感的に嗅ぎ分ける。
 刃を交えた者同士であるが、恨みはない。むしろ今回の事で良い変化が生じれば、と願うばかりだ。
「ところで――その曰く付きの首飾り。歴代の所有者の情報位はアンタも握ってるんだろう?」
 双子も外へ出掛けたところで、ナハティガルがロレッタ嬢に質問する。
 首飾りが一連の騒動の発端ならば、彼女がクロエに執着するのも、首飾りが関係しているに違いない。
「……クロエの父親、ローラン伯が言っていたな。クロエに赤い宝石を手渡し、それのおかげで商会に拾われたのだと」
 ふと思い出したようにルチルが語る。ロレッタが所有している宝石は、闇マーケットで買った物。そのせいで商会に目を付けられ、狙われた。
 そうした因果を己の手元に手繰り寄せた事に、打算を超えた並々ならぬ執念をロレッタ嬢から感じ取る。
「決まりだな……クロエは以前、首飾りを所有していた者の関係者。ローラン伯との繋がり、どこまで知っている?」
 ルチルの証言もあって、ナハティガルの憶測が確信に変わる。
 依頼を請け負う以上は動機を知っておきたいと、ルチルもロレッタに問い質す。
「当人の口から聞き出すまでは、私も詳しい事は存じませんわ。その役割を、貴方達には望んでいますの」
 この宝石の持つ意味を、令嬢自身も確かめたい。全てはここから始まったのだから――。

「子供の世話をしながら、情報収集か。危険な真似はしないと思うが、一応警戒だけはしておくか」
 精悍なリザードマンの戦士、サイラスは庭の片隅でハープを演奏しつつ、万が一に備えて注意を払う。
 見据える視線の先にあるのは、紗幕(カーテン)を閉めた客室だ。異変があればすぐに動けるようにと、目を光らせていた。
「それに、気が弱い相手にはいつもビビられてるからな。下手に嫌われて支障が出ても、困るってモンよ」
 強面な風貌のせいなのか、サイラスはそんな過去を自嘲しながら、独り言ちるように愚痴を溢す。
 だいたい交流相手と面識がなく、この場は良く知る仲間に任せるのが一番だとして、残りの負担を受け持つのであった。
「さあみんな、元気に楽しく踊るわよ~♪」
 庭の一画で高らかに響くザザの声。
 どうやら彼(?)は、昔取った杵柄だからと子供達に踊りを教えているようである。
 まずはザザ自身が手本を見せて、その流れるような動きに子供達は思わず息を呑む。
 一通り踊り終えると、今度はザザが手取り足取り子供達に踊りの仕方を教え始める。
「123ハイ! 123ハイ! そうそう、みんな上手よ~♪」
 ザザの手拍子に合わせて、見様見真似で踊る子供達。小さい子は呑み込みが早いと、教えるザザも頬を緩めて喜んだ。
「わー、かわいいおにんぎょうさんー!」
 子供達が声を弾ませ、興味を抱く対象は、とある少女の姿をした人形だ。
 それはナキルがゴールディの人形師から授かった、『ゆーくりあ人形』。
 丹精込めて作られた人形に、子供達の目は釘付けだ。
「ちびっ子はやっぱりこういうのが好きなんだな。こいつでおままごとでもしてみるか?」
 ナキルの呼び掛けに、子供達は笑顔で頷き、人形を中心として冒険者ごっこに興じるのであった。
「ところでさ……あの二人の事だけど、仲良く遊んでやってくれねェか?」
 死闘を繰り広げた相手とあって、ナキルは双子の事を気に掛けて、ふと子供達に懇願する。
 すると子供達は互いに顔を見合わせて、もちろんだよ、と大きな声で返事した。

●拭えぬ過去への、贖罪の道
 庭中に子供達の朗らかな声が木霊する。
 元気に走り回り、おにごっこを楽しむ子供達。しかし輪の中にアンジュとシエルの姿はなく、二人は庭のベンチに腰掛けながら、力無く俯くように佇んでいた。
「……どうかしましたか?」
 二人の事が気になったのか、ゲルダが穏やかな口調で声を掛ける。
 そういえば、初めて双子と出会った時も、似た光景だったと思い出しながら。
 でも当時と違うのは、双子は子供を導く側で、あの頃の笑顔を振り撒いていた姿はここにはない。
 授恵者の力を失くしたからか、ゲルダは理由を考えながら、言葉を選んで双子に語る。
「力がなくなってしまったから。弱くなってしまったから……誰かに虐げられるのが――怖い?」
 率直に、核心を突くかのように聞き出すゲルダ。
 その言葉を受けた双子の身体が、僅かにビクッと反応し、ゲルダは二人の表情を観察しながら話を続ける。
「でも、それは自分たちがしてきたことが返ってくるだけのこと。きっと、そのことも分かっているんですよ」
 二人は今まで、授恵者としての力を振るって人を殺めてきた。
 狩る側だった立場が一転、狩られる側になってしまい、非力な自分自身を悲観した。
「ただ、知らなかった。どうしようもなかった。……だって、その道しかなかったから」
 もし商会にいなかったら、別の人生もあっただろう。けれども彼らは無知さ故、穢れた血塗れの道しか歩めなかった。
 ここまで話した内容は、ゲルダの想像でしかなくて。当たっていますか? と柔らかな声音で双子に訊ねる。
 ゲルダは決して二人を責める訳ではなく、まずは理解し、容認するのが大切だから。と付け加えて言う。
「……ええ。ワタシ達は、この手で多くの命を奪ってきたわ。だけど、力を失くして、犯した罪の重さに気付いたの……」
 ポツリ、ポツリと、アンジュが口を開いて、声を震わせながら返答する。
 彼らは確かに悪事に手を染めた。
 それでも、彼らは何も知らない子供で、彼らをそうさせた何かがいて。
 彼らも悪かったけれど、彼らだけが悪かったわけじゃない。
「大丈夫ですよ――大丈夫。わたしも、他の冒険者様も、きっと、護りますから」
 怯える双子を安心させようと、ゲルダは両手を大きく広げ、包み込むように二人を優しく抱き締める。
「あなたたちのことを護るために、あなたたちのこと、もう少し教えてくれませんか?」
 触れ合う肌と、ゲルダの想いが詰まった温もりに――心の氷が解けたのか、双子は感極まって涙ぐむ。
「あっ、いたいた。アンジュちゃんたちももどってみんなとあそぼーよ」
 その時、双子を心配して探しに来た子供が、一緒に遊びたがって駆け寄ってきた。
「ふふ、そうですね。話は後で聞きますから、今は楽しむ事だけ考えましょう」
 ゲルダはハンカチで双子の涙を拭い、手を繋いで共に子供達の許へ向かうのだった。
「……どうにか仲良くやっていけそうか。と、あっちも思うところがあるのかね」
 遠巻きに一連のやり取りを眺めていたサイラスは、もう一つの視線が気になり客室の方に目を向ける。
 薄っすら開いた紗幕(カーテン)から覗く人影。吸血鬼の少女(クロエ)もまた、双子の行く末を案じているのだろうか、と――。

「――ガキ共、勉強の時間だ」
 遊び回った子供達を待ち受けていたのは、不愛想な表情のナハティガル。
 孤児として、暗黒街の過酷な環境下で生きる為、身に付けた知識を子供達にも学ばせようと考えたのだ。
 教室代わりに食堂を借りて、ナキルやゲルダにも手伝ってもらいながら、授業を行う。
 単語修得用に作成した紙芝居を、ナキルと協力して演じると、子供達の楽しそうな笑い声が沸き起こる。
 筆記帳には文字を繰り返し書く練習を。ゲルダの丁寧な教えもあって、子供達も集中できているようだ。
「去年の今頃は、オレも字は読めても書けなかったからな」
 などと自慢げに語るナキルに、子供達は親近感を覚えて、じゃあまた一緒に勉強だね、と言い出す始末。
 そうした中、ナハティガルは双子に対しても参加させ、積み木を用いて計算の仕方を教えていた。
「10個の金塊があるとする。此処から7個の金塊を奪うと……残りは幾つだ?」
 如何にもナハティガルらしい例え方に、ゲルダは苦笑しつつも温かい目で見守るのであった。
「戦う事ばかりだと、こういうのって学ぶ機会もねェからな」
 オレがそうだったから、とナキルがボソリと呟けば、ナハティガルも大きく頷き、同意する。
「お前達も俺と同じ境遇だったんだろう。どれだけ辛い目に遭ってきたか、少なくとも俺は分かっている心算だ」
 同じ『寄る辺無き孤児』として、双子に共感できる部分は多くある。
 ぶっきらぼうな物言いだが、これがナハティガルの不器用な性格故の優しさでもあった。
「まぁ、この交流会を機に、ちっとくらい今の自分と向き合えればいいんじゃねェか?」
 ナキルがポンとシエルの背中を叩き、この場に集まっている子供達を見る。
 彼らはもう、孤独ではないのだから。これからゆっくりとでも、やり直していければそれで良い。
「心配せずとも、ちゃんと溶け込んでいるみたいだね。ひと段落したら、このまま食事会に移るとしようか」
 勉強会の様子を見に来たドミニクが、区切りを付けて一行を食事会へと促した。
 やがて料理がテーブルに並べられ、冒険者と子供達、アンジュとシエルも一緒になって和気藹々と料理を堪能した。

「ねぇ、一つ相談なんだけど」
 食事会を終えた後、ザザがドミニクとロレッタに話を持ち掛ける。
 これからクロエを呼ぶにあたって、夜のお茶会を催し、親睦を図ろうという内容だ。
「まあ、とても素敵な案ですわね。急いで準備致しましょう」
 この提言にロレッタも乗り気になって了承し、ザザは早速クロエを迎えに客室へ足を運んだ。
「ちょっとよろしいかしら。真夜中のお茶会って素敵だと思わない? ――ご招待、請けて頂けると嬉しいわ」
 唐突なザザの打診にも、断る理由はありませんからと、クロエは落ち着いた様子で承諾する。

 薔薇の花咲く庭園で、開催される真夜中の茶会。
 まばゆく照らす月明かり、光が導くその先は――。

●廻る運命と巡らす思惑
 屋敷の離れにある、使用人の宿泊施設。
 孤児院から来た子供達はその建物内に泊まっている。
 サイラスは夜に勝手に抜け出す子供はいないか、見回りを兼ねて巡視していた。
 周りをぐるりと見渡し、気を張り巡らせる。すると物陰の奥から、自分以外の気配がある事に気付く。
 商会からの刺客だろうか。若しくは別の――。
 ともあれ正体が分からない以上、こちらも下手には動けない。緊迫した空気に包まれながら、サイラスは警戒心を強めて緊急事態に備えるのだった。

「ケーキにクッキーに……どれも美味しそうなお菓子ですね。紅茶の薫りも香ばしい……」
 ゲルダは目の前に並んだお菓子にうっとりしつつ、お茶会を楽しめるようにと双子やクロエにお菓子を勧める。
 ところがクロエは一応お菓子を手にするものの、若干困惑気味に考え込む。
「貴女の場合はお菓子より、生き血の方が良かったかしら。生憎と、動物の血くらいしか用意できませんけれど」
 吸血鬼は血が糧であり、他の食物の摂取は必要としない。
 戸惑うクロエに、ロレッタは歯に衣着せぬ物言いで指摘する。言われたクロエも、令嬢の性格を理解しているからか、特に気にする事なく受け止める。
「お気遣いなく。それはそうと……彼らの事については、感謝します」
 クロエがクッキーを一口齧り、軽く一礼しながら目線を送ると、そこにはお菓子を幸せそうに頬張る双子がいた。
「本来ならば彼らも刑を受けるのが筋ですが、ある意味ロレッタに救われたと言えるでしょう」
 令嬢の行為は慈善だけではないと読むリコリスだが、クロエの反応を見る限り、目的は果たしていると言えそうだ。
「そういえば……あの時できなかったお話の続きを、良ければ教えてもらえませんか?」
 昼間には聞けなかった双子の話を、ゲルダは改めてこの場で聞き直す。
 アンジュとシエルは拒む事なく素直に従い、自身の過去を語り始めた。

 ――二人は孤児で、奴隷市場で売られていたところをブルーノに買われて、商会に入った。
 彼らに授恵者の素質があると分かるや、商会は武器を手渡し、殺しの術を身に付けさせた。
 全ては生きる為、二人は殺戮道具としての存在を受け入れ、次第に人の心が欠落していく。

「だが皮肉にも、結果的に力を失くしたおかげで、今度は心を取り戻しつつある……といったところか」
 ナキルは舞踏会で双子と戦った時の状況を思い出す。
 狂気と殺意に満ちた醜悪な姿は、もはや面影すら残っていない。
 これからは、彼らも平穏な世界で暮らしていければ良いと、期待を込める。

「――クロエさん。私と一曲踊って頂けて?」
 不意にザザが手を差し伸べながら、クロエをダンスの相手にご指名する。
 思いもよらぬ誘いに、クロエはキョトンとするが、折角だからとザザの手を取り、共に舞う。
 夜空に浮かぶ月の光を浴びながら、薔薇が彩りを添える舞台で華麗に優雅に踊る二人。
 奏でる音色にステップを刻み、舞踏を嗜むザザがクロエをリードし、一夜限りのダンスに興じる。
 月夜に踊る少女の姿は美しく、吸血鬼特有の青白い肌と赤い瞳の煌めきが、月明かりに映えてより艶やかに引き立てる。
 人ならざる高貴なまでの美は、ザザも見惚れてしまう程。いつまでも踊り続けていられたら、と名残惜しさを感じつつ、目を細め、顔を近付け、耳元でそっと囁いた。
「……貴女が吸血鬼になったのは、何故?」
 ローラン伯から追放刑を受け、商会に拾われたところまでは知っている。しかし吸血鬼に身を落としたのは、余程の理由がある筈だ。
「お前に争い事が向いているとも思えんが。大方、深い事情があるのだろう」
 彼女の性格からして、好んで吸血鬼になった訳ではないと、ナハティガルが心の内を推し量る。
 刃を交わし、仕留めた時の事を思い返すと――あの瞬間、クロエは死を観念していたのではないか。
「……私は自分の意思に従ったまで。ご主人様(マスター)は、生きる価値すらなかった私の新たな母親になってくれましたから」
 一瞬悩んだようなクロエの台詞に、リコリスは以前読み取った残留思念から、一つの繋がりを導き出す。
 ――主に抱くは敬愛の念。対照的に不快なまでの嫌悪感は、きっとブルーノに対するものだろう。
「多分ですが、赤い宝石が関連しているのでは? 貴女にとって、大切な形見だったと推察しますが」
 ずっと平静を装ってきたクロエだが、リコリスの推理が図星だったのか、表情が険しく強張った。
 そこまで言い当てられてしまったなら、とクロエは半ば諦め、隠す事なく、今に至るまでの経緯を冒険者に伝える。

 ――宝石は元々、ローラン伯の正妻が所有者だった。
 正妻は死の直前、妾であったクロエの母親に宝石を託し、母親はクロエを連れて逃亡した。
 それから商会に拾われ、10年近く経ち、母親は不治の病を患い帰らぬ人となってしまう。
 最愛の人を亡くして失意にあったクロエだが、とある女吸血鬼(マリアベル)の誘いに乗って、親子の契りを交わしたと言う。

「気になったんだが……ご主人様(マスター)とやらは、ブルーノとどういう関係だ?」
 話を聞き終え、ルチルは浮かんだ疑問をクロエに投げる。
 クロエは少し考えた後、知っている範囲で良ければと口を開く。
 ブルーノが商会の表の顔なら、裏で仕切っているのがマリアベルである。
 貴族相手の交渉役をブルーノが担い、マリアベルはお得意様に娼婦(諜報員)を宛てがい、工作活動などを行っている。
「また、ご主人様(マスター)は言っていました。ブルーノは夢破れた海賊崩れで、自分が夢の続きを見せてあげている、と」
 どうやら互いに協力し合っているというよりは、ブルーノもマリアベルに利用されている印象を受ける。
 連中が立ち上げたガストーニ商会について、もう少し情報が欲しいとリコリスが問えば、クロエは素直に従い、応じる。
 商会の拠点は、ブルーノ自身が元締めをしている歓楽街(ヘヴンズロウ)だ。
 非合法な取引で利益を齎し、実った果実を住民達が享受する。
 たが一部には、カネへの異常な執着ぶりを毛嫌う者達もいる。
「ブルーノは前の元締めを強引に失脚させて今の座に就きました。なので古い住人からは、反感を買っているそうです」
 表立ってはいないが、当然ながら独善的な手腕は敵を生み、未だ小さな火種が燻っている。

「……朧気だが解決の糸口が見えてきたかね。アンタもブルーノの事は良く思ってなさそうだな?」
 クロエがここまで話すのは、彼女にも思うところがあるのだろう。
 割り込む余地はありそうだと、ルチルは小さな心の綻びを見抜き、落としどころを探りながら話し合いを持ち掛ける。
「吸血鬼は主を裏切れない。ですが、ブルーノに対しては別と考えて構わないのですね」
 続いてリコリスが、念を押すように確認する。
 ブルーノからの扱いを考えれば、彼への忠誠心は無いに等しいと断言できるからだ。
 心を見透かすようにリコリスが訊き、直後にロレッタが、首飾りを外して手に取り、月に翳しながら言葉を紡ぐ。
「こちらは様々な因果を巡って私の手にありますけれど……本当なら、最も相応しい方の許にあるべきと思いません?」
 ロレッタがクロエを招いた真の狙い――赤い宝石(魔女の心臓)を交渉材料に、更なる協力を要請する腹積もりだ。
「もし貴女が首飾りを受け取れば、二度と商会には戻れませんわ。あの強欲な男(ブルーノ)がまた奪っていくでしょうから」
 母の形見である首飾りが、手を伸ばせばすぐ届く所にある。しかしクロエがそれを掴むには、令嬢の条件を飲まなければならない。
 組織の為に宝石を諦めなければならないか、或いは母との思い出を選んで、組織に見切りを付けるべきか――。
 何れを選択しても、待っているのは茨の道だ。けれどもクロエは迷いなく、心は既に決めていた。
「許より、この屋敷から生きて戻れるとは思っていません。ある意味、私は王国に囚われている身ですから」
 先程から感じる、冒険者達と異なる何者かの視線。素性は判別できないが、吸血鬼である自分を監視しているのだろう。
 そもそもここでは事を荒立てないよう、ご主人様(マスター)から命じられている。
 何よりも、この令嬢の計画に敢えて付き合ってみるのも、悪くはない。
 暫く思考を巡らせて、辿り着いた結論は――。

「……ロレッタお嬢様。貴女のお望み通り、今日から私達は〝お友達〟ですね」
 ――鮮やかに月が輝く、空の下。
 吸血鬼の少女が差し出した手に、令嬢は赤い宝石を添えて掌を重ね、満面の笑みを浮かべるのであった。

マスターコメント

今回もお疲れ様でした。 皆様の思いやりと優しさ溢れるプレイングは、クロエや双子の心にもしっかり届いた事でしょう。 クロエに関しては当面の間、王国騎士の監視下にありますので、自ら商会に戻る事はありません。 双子も少しずつですが、人としての心を取り戻し、社会の在り方を学んでいくでしょう。 今後はロレッタ嬢も、商会との対決姿勢を強めていきます。 皆様にも協力をお願いする事になると思いますので、その際にはどうかよろしくお願い致します。 この度はご参加下さいまして、誠にありがとうございました。
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ普通 報酬:多い7 / 6〜10人

2022年07月09日 08時29分11秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ナキル

    「ナキルだ、よろしく頼むぜ。 さて、面子はまだこれからってカンジだけど 前回、あれだけ戦った間とはいえ…授恵者としての力を失くしたら 結構…性格にも影響がでるモンなんだな。 …… この辺は上手く話してやりたいところだけど とりあえず孤児達と遊びながら交流を図るか。(すん)

  2. ドミニク・ログナー

    ヒーラーのドミニクだよ。 今回は子供達と遊んだり情報収集したりと色々やる事は多いけど、その辺りは工夫しながらクロエさん達と交流してくれたらいいと思うよ。 不明な点など聞きたい事があれば、可能な範囲でお答えするからそちらの方もよろしくね。

  3. ナハティガル=ラー

    シーフのナハティガル=ラーだ。まだ三人ほど足りないが、取り敢えずは宜しく頼む。 >交流 ……子供達と交流、か。(遠い目) 基本的には日中は双子と一緒に孤児院の子供達の相手をし、夜間はクロエも交えて交流会(茶会とか?)を行なう形となるのだろうか? その過程で双子やクロエが少しでも心を開いてくれれば、身の上話くらいならば聞けるかもしれんな。

  4. ナキル

    と、面子も揃ったな。 とりあえず、話術とかで子供との交流に集中しようと思ってる。 前に双子と戦った一人だし、話しかけたら文句くらいは言われそうな気がするけど、まぁそこも今回は役得くらいの気持ちで考えてっと なんか、飯くったりとかなんとかした方が交流としては深まるモンかな…? と言ってもちょっと詰める時間は足りないか…?

  5. ルチル・プルメリア・グレイハーツ

    これで確定か。 情報屋のルチルだ。よろしく。 双子の方とは直接対決していないのもあるし…クロエとの交流を中心で考えているよ。 交流会で食事を交えるのはいいんじゃないかね? 子供達と打ち解けてもらった方が、吸血鬼の彼女らも心を開きやすくなりそうだし。

  6. リコリス・アデュラリア

    キャスターのリコリス・アデュラリアです。 ……よろしくお願いします。 >交流 交流会で食事をするのは異論ありません。 私は双子とクロエとの接触が主となりそうですが 比率に関してはもう少し考え中ですね。

  7. ザザ=ステルヴィナ

    キャスターのザザ=ステルヴィナよ。 【毒杯】に参加するのは随分と久し振りになるけれど、どうぞよろしくね。 >食事 日中は子供達と一緒にお昼ご飯、もしくはお夕飯を食べる事になると思うのよね。 手の込んだ物は作れないけれど、そうね……お屋敷のお庭でカレーライスやバーベキューを皆で作って食べるのも想い出になって良いかもしれないわ。 クロエさんは―― 夜間のみしか行動できないみたいだし、夜中にお茶会を開いて親睦を深めるのも面白そうね。 >個人 双子がその場に馴染めるように気を払いながら子供達のお世話を中心にするつもりよ。 お食事の準備も担当するわね。 クロエさんとも可能ならお話してみようかと。

  8. ナハティガル=ラー

    >行動 俺は子供達の世話を担当しよう。 タイムシフト表を作成し、遊び・勉強・運動・お昼寝・ご飯をパーフェクトに実行したい所だ。 >アンジュ&シエル 俺も前回彼等と戦っているため、コミュニケーションを取るのはなかなか難しいとは思うが―― 育児を手伝ってもらいつつ、少しは距離を縮められるように善処したい。 >クロエ 大人数の前に姿を表すのが苦にならないのなら、夕飯に誘ってみるのも良い案かと。 それが駄目でも、少人数の茶会程度ならば参加してもらえる可能性は高いように思う。 取り敢えず、夕飯と茶会の両方に誘ってみるのはどうだろうか?

  9. ゲルダ・クライン

    ゲルダです。よろしくお願いしますね。 ええと。確か去年の10月の終わりの……収穫祭の時期に、アンジュさんとシエルさんにはお会いしているので、もしかしたら怯えさせてしまうかもしれませんが、 現在の彼らの様子に、少し心当たりがありまして。 おそらく、以下のような心境の流れなのではないかな、と思っています。 ・今までは『授恵者』――強者の立場で、弱者を虐げていた ・現在は『授恵者』の力を失い、弱者の立場となった ・故に『誰かから虐げられるのではないか』と怯えている ……その上で、彼らの信頼を得るためには、わたしたちが『弱者を虐げる強者』ではなく、『弱者を庇護する保護者』であることをアピールすることが重要、と。 そう、ですね。いくつもの命を奪ってきた彼らの立場を考えると難しいところもあるのですが、個人的には過去の『悪い』ことを受け止めて、反省して。――その上で、未来に目を向けてほしいな、と思っています。 そのことについて、アンジュさん、シエルさんとお話出来たらいいな、と。 クロエ様については……個人としては特別な縁がないので他の方におまかせ、という形になってしまいそうなのですが、プレイヤー情報の「あのお嬢様の目的を探ってきなさい」というマリアベル様?からの命令を利用できそうかな、と。 ロレッタ様がご一緒ならクロエ様も断らないと思いますので、交流会――夕食会や夜会のお茶会にロレッタ様もお招きする、というのはいかがでしょうか?

  10. ナキル

    「>ナハティガル タイムシフト( …なんでだろう、頼もしさと不安さが混在するカンジ… お昼寝のタイムの為にヒュプノシス出て来そうな予感がしたんだが…大丈夫だよな。(すん) >ゲルダ姉ちゃん オレは異論ないぜ。ロレッタが居た方が話は早そうな気もするし。(頷き) クロエは何度か誘う感じがいいだろうな。 一回誘いに乗れば、そのまま流れで誘いやすいし。茶会を断ったら、夕食は一緒にって繋ぐのも良いと思うし。 孤児院のちびっこと距離を取ってそうなら、そのヘンも距離を埋めてやれたらいいなとは思うな。」

  11. No.11

    サイラスだ、まあ時間的にアレだし関連に今まで触ったことがないがよろしくなー とりあえず子供の方相手していくつもり。NPCとかは触らん方針

  12. ナハティガル=ラー

    >ナキル >>ヒュプノシス 成程、その手があったか。――というのは冗談だ。 (実は名案かも知れないと思ったのは言わないでおく)← >ロレッタ そうだな。ゲルダが言うようにお嬢様にも同席して貰った方が色々と都合が良さそうだ。

  13. ナキル

    「>ナハティガル とーちゃん!?(懐かしいネタ) お、おう、冗談なら大丈夫だな!(授恵者のベビーシッター必須スキルかな…?) オレも同席して貰う方向性で…っと あとは元授恵者双子ともそこそこ絡みに行くぜ。顔見知りではあるし。」

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0