【恋眼】ポロッサ村解放戦線

おおくまねこ

コメント 23

シナリオID:1698

オープニング

●ベラドンナの悪だくみ
「こんばんは、領主様。月の綺麗な夜ね」
「……! ベラドンナか。君が一人でここに来るとは珍しい。一体何の用かね?」

 窓から音もなく寝室に入ってきた少女に対し、青年は落ち着いた様子で問いかけた。言葉遣いはともかく、貴族の寝室に無断で侵入するなど無礼極まりない行為だが、青年は特に咎めない。この吸血鬼の機嫌を損ねると、この場で自分の首が飛びかねないことを理解しているからだ。

「お願いがあるの。村を一個私に下さらない?」
 ベラドンナはくすりと笑うと、子どもがオモチャをねだるような気軽さでとんでもない要求をした。

「ふむ、理由次第では構わないが……新型のキメラゾンビの実験でもするのか?」
「いいえ、今回はウィリアムと冒険者をおびき寄せる餌に使いたいの。『ウィリアムが姿を見せなければ、一時間ごとに村人を一人ずつ処刑する』。古典的だけど面白いと思わない?」
「なるほど。そんな陳腐な脅しであのウィリアムが姿を見せるとは思えんが、私の領内でそれをやってくれれば、私も吸血鬼の襲撃で困っている被害者だというアピールになる。それに、『命惜しさに民衆を見捨てたウィリアム』として、王家を糾弾することもできる。いいだろう。望み通り、君に一つ村をやろう。だが、なるべく人口の少ない村にしてくれ、平民共は私の貴重な財産なのだから」
「ふふふ。貴方ならそう言ってくれると思っていたわ。実はちょうどいい村を見つけてあるの。人口は二十人ぐらいの小さな村よ。王子様は来ないでしょうけど、きっと冒険者は釣れるわ。今度こそ、私が完璧な勝利を収めて見せるの」
「なら、構わん。好きにやりたまえ。だが無理はするなよ。自分の命は大事にしたまえ」
 
 領主がベラドンナを気遣う言葉をかけると、ベラドンナは意外そうに目を丸くした後、くすりと笑った。

「ええ、ありがとう。でも大丈夫よ。私には忠実な守護騎士(ベラドンナ・ナイツ)達がいる。冒険者達は私に傷一つ付けられないわ」

●ウィリアム王子の依頼
「大変っス! 王国南西部の村が、グリゼルダの手下達に占拠されちゃったっス! 行ける方はすぐ現場に向かって下さいッス!」
 ウィリアム直属の密偵部隊『リスの木』の数少ない生き残り、ウィーズルは王都の酒場で大声を張り上げていた。ヴァルザード領辺境の山村ポロッサ村がベラドンナと思しき吸血鬼に率いられた一団に占拠された――。ウィーズルに言われるまでもなく、この驚くべき情報はすでに大陸中に広がっており、冒険者達も聞き及んでいた。吸血鬼達は、『二十四時間以内にウィリアム王子が村に姿を見せなければ、村人を一人ずつ処刑していく』と犯行声明を出しているという。許されざる暴挙だ。
 だが、件の村を支配する領主であるヴァルザード侯爵は軍隊を出動させる気配もなく、状況を静観している。さらには、王国騎士団の派兵にも難色を示しているという。ハッキリ言って、領民を見殺しにするつもりだとしか思えない態度だ。

「ですが、村人救出の依頼は出たッス。依頼人の名義は……侯爵でもメアリー王女でもなく『冒険者ウィル』っス。王家も当然ギルドに依頼を出す準備をしてたんスが……例によって侯爵と揉めててなかなか条件がまとまらず……そんな中、先に王子が『冒険者ウィル』名義で依頼を出したくれたッス。これがその依頼文です」
 
 ウィーズルは興奮しているのか、早口で状況を説明した後、一枚の手紙をテーブルの上に置いた。

 ――冒険者のみんなへ。僕はグリゼルダの軍門に下るつもりはない。だが、僕の命と引き換えにポロッサ村の人達を見捨てていいはずがない。だからどうか、無力な僕に代わって無辜なる人々を救ってほしい。それが、僕の願いだ。

 その依頼文が読み上げられた時、誰もが息を呑んだ。みんな無事だろうとは思っていたが、やはりウィリアム王子は健在だったのだ。

「もしかしたら、王子も現場の近くまでは来ているかもしれないッス。けど、あの人が現場に出ちゃうと、後々大問題になるかもしれないっス。なんとか貴方達だけで事件を解決してほしいッス」

 王子の命を狙っているのは何もメドゥの指先だけではない。国内外に彼の敵は数え切れぬほどいる。もしウィリアムが現場で大立ち回りをやらかせば、『ウィリアムは人質に弱い』と判断した悪党共がきっと彼の優しさにつけこんでくるだろう。

「あまり大人数だと接近前に敵に気付かれるリスクが高くなっちゃうんで、今回は少数精鋭での作戦になるッス。相手は徒党を組んだ吸血鬼です。キメラゾンビもいるみたいなんで、非常に危険な依頼ッス。ですが、頼れるのは冒険者さん達だけッス。どうか、王子の願いを叶えてあげてほしいッス!」

解説

ヴァルザード侯爵領内辺境の寒村、ポロッサ村が吸血鬼の集団に占拠されました。直ちに現場に向かい、村人達を救出して下さい。なお、村人の一人が断頭台にセットされており、他の村人は一か所に集められています。冒険者の接近に気付いた場合、吸血鬼の一体が村人を捕まえている小屋に火矢を放ちます! 舞台:ポロッサ村 依頼人:冒険者ウィル 目標:村人達の救出する。 ※冒険者達が到着した時点で処刑開始までの残り時間は『約三時間』となっています。 ●ポロッサ村について ヴァルザード領の北部に位置する辺境の山村です。人口は約三十人。周囲は森が広がっていますが、北側だけが深い崖になっています。 ●事件現場のイメージ 崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖        騎             小 兎    断 ベ騎     兎        騎                    狼      兎      狼 ベ……敵のリーダー吸血鬼 騎……ベラドンナ守護騎士 断……断頭台と処刑されかかっている少年 小……村人×20が捕まっている山小屋です。広場との距離は約百メートル。大きさは五メートル四方です。窓はないので中の様子は見えません。近づくと建物自体から油の匂いがします。 狼、兎……キメラゾンビ ●登場NPC 『ケルベロス』 三頭を持つ狼型のキメラゾンビです。視覚・嗅覚による探知能力が非常に高いです。 『ヴォーパルバニー』 頭部だけが兎に挿げ替えられたドワーフのキメラゾンビです。鎧と戦斧で武装しています。非常に鋭敏な聴覚を持っており、白兵戦能力も高いです。 リーダー吸血鬼 ベラドンナを名乗る吸血鬼です。ノコギリのような形状の刃物で武装しています。特定の条件を満たすことで他人に変身することができます。彼女を撃破すると、全てのキメラゾンビが機能停止します。 抵抗:50 行動の優先順位: 自衛>村人の処刑>邪魔者を倒す ベラドンナ守護騎士×3 シューター、シーフ、ウォーリアのクラスに属するベラドンナの眷属達です。 行動の優先順位: 自衛>リーダーの生存>邪魔者の撃退>村人の処刑 ※今回登場する吸血鬼達は全員デイウォーカーの為、日光による影響を受けません。 ●謎のウォーリア フードを目深く被って顔を隠した金髪碧眼のウォーリアです。遠くから村の様子を観察していますが、冒険者達の手には負えない事態だと判断した場合は参戦します。

マスターより

こんにちは。おおくまねこです。いよいよ恋眼第二フェーズの始まりです。今回は私は戦闘メインの依頼を二本リリースいたします。今回はウィリアムをおびき寄せるべく凶行を起こしたベラドンナの眷属達から村人を救出する依頼となります。敵が強力な割には募集人数が少なく、かなり高難度の依頼となっておりますが、ご興味がありましたらよろしくお願いいたします。

リプレイ

●
 ウィリアムの手紙と共に添付されていた現場の地図を参考に、事前の打ち合わせを終えた冒険者達はポロッサ村へと急行した。村人の処刑開始までの時間はあと三時間。破滅の時は刻一刻と近づいてきている。

「今回は救出作戦だが、敵が人質を殺すことを躊躇するとは思えない。ギリギリまで敵に気付かれずに近づく必要があるな」
 セリオス・オーガストが呼吸を整えると、急に彼の周囲から気配が薄くなり、一切の音が消えた。それだけではない。なんと彼の匂いすらも木のそれになっている。一流の狩人であるセリオスは自然と一体となり、敵の五感を欺瞞する技(スキル)に長けているのだ。
「状況としちゃ最悪に近いが……処刑に間に合っただけまだ最悪じゃない。これ以上悪くなる前に、サクッと片付けようぜ」
 姿勢を低くしながら、バーネット・フォーサイスが言った。セリオスとバーネットの役割は吸血鬼達の陽動だ。バーネットはキャスターだが、隠密行動には些か以上に心得がある。
(気に入らねえけど、こういう時は背が低い方が目立ちにくいんだよな)
 セリオスとバーネットは見事な足運びで、慎重に森の中へと入っていく。

「エリアサイレンスなら俺も使えます。ナタリアさん、こちらへ」
 セリオスは複数のスキルを複合することで気配を隠しているのだが、使用したスキルの一つ、「エリアサイレンス」はシューターの専売特許ではない。シーフたるオゴスも、音を殺すスキルには心得があった。
「ありがたい。私も恩恵に預からせてもらおう。吸血鬼との戦闘記録も、後の為に役立てたくてな」
 オゴスに手招きされ、近くに寄っていくナタリア・フィッツジェラルド。ナタリアは今回集まったメンバーの中では、隠密行動は比較的不得手な方だ。音を遮断してもらえるサポートはありがたかった。
「風下から近づきましょう。兎や犬のゾンビもいるようですからね」
 オゴスはマントとバンダナを森の木々に擦りつけてから着用した。口に布を巻き、森の土を装備に塗りたくった。少しでも体臭を誤魔化す為だ。
「まるで狩人だな。では私もそれに倣うとしよう」
 ナタリアもオゴスに倣い、口に布を巻き、自身の装備に泥を塗りたくった。オゴスはナタリアの貴族らしからぬ振る舞いをぽかんと見ていたが、すぐに真顔に戻った。

「リーンエスの王侯貴族に正直良い思い出や印象は無い。でもあの王子様は嫌いじゃないんだ。まぁ働き過ぎだとは思うけど! だからこそ今回は大人しくしてて貰う為にボクが一肌脱ごうじゃないか」
「王族は自分の命に責任と覚悟が付き纏う、か……ウィリアムは今まで何人の命が自分の為に散っていく辛さに耐えてきたんだろうな」
 クレア・エクレールとアーシェル・G・クラインは広場に向かう冒険者達とは別行動を取っていた。ポロッサ村の北側は深い崖となっている。そちらから回り込むことで、背後から奇襲・人質の奪還を試みるつもりなのだ。

「じゃあアーシェルくん、また後でね」
「ああ、村で会おう」
 クレアはひょいと手を上げると、ぴょんと崖から飛び降りた。クレアは粘着性を持たせたエーテルでイモリのように岩肌にはりつき、スルスルと崖下に降りていく。アーシェルもクレアと共に崖下を通って村に向かうことも考えたが、ほぼ垂直の崖を高速でよじ登ることはクレアにしかできず、クレアにおぶってもらったとしても作戦の要である機動力が下がってしまう為、断念したのだ。アーシェルは己の立てる音を全てエーテルで消し去り、村の方角へと静かに進んでいった。

●
「なんとか間合いまで入り込めたな。バーネット、テレパスの調子はどうだ?」
「まだ通信待ちだ。連絡があるまでこのまま待機しよう」
 敵に気取られることなく、間合いまで敵に近づくことに成功したセリオス、バーネット、アーシェルは武器を構えたまま、仲間の合図を待った。バーネット、ナタリア、クレアの三名はテレパスによる交信が可能なのだ。

「装備からして……吸血鬼達のクラスは恐らくウォーリア、シューター、シーフですね。ベラドンナは……ノコギリのような剣を持っていますが、彼女もウォーリアでしょうか?」
「いや、ベラドンナは恐らくキャスターだ。過去の交戦記録によれば、白兵戦を仕掛けてきたことはない」
 セリオス達に少し遅れ、敵への接近に成功していたナタリアとオゴスは外見で敵のクラスを判別していた。ヤコブのように身体能力にものを言わせて素手で戦うタイプの吸血鬼だと外見ではクラスを判断しにくいが、村を占拠した吸血鬼達はみなしっかりと武装しているので見分けがついたのだ。ベラドンナだけはキャスターらしからぬ剣を持っているため、疑問が残ったが。
「こちらはナタリアだ。まだ敵には気づかれていない。いつでも行ける」
 ナタリアは到着したことを他の二班に伝達した。

「あとは、小屋に向かった二人だな。サイラスとハヤトは大丈夫かな?」

●小屋に向かう冒険者達
「今回は真面目にやろうか。いや、いつも真面目やけども」
「あの吸血幼女め……好き勝手やりやがって……もうお尻ぺんぺんどこじゃ済まさねぇからな!」
 六名の冒険者達が処刑を阻止する為広場へと向かっていた頃。サイラスとハヤト=ガラン=ヴォルファングの二人組は吸血鬼に捕縛されたという約三十名の村人達を救出すべく、小屋へと向かっていた。
「しかしよサイラス、そんな装備で大丈夫か?」
 ハヤトはサイラスへと心配そうに問いかけた。というのも、サイラスは手ぶらな上、鎧すら着ていないキャスト・オフ状態だったからだ。
「大丈夫だ、問題ない。一纏めにして異空間(マジカルポケット)に入れてある。金属の装備だとガチャガチャうるさいから」
「そうか。無理はすんなよ。吸血鬼はたいがい馬鹿力だからな」
草木に偽装した迷彩服(ギリースーツ)を纏い、敵の嗅覚を欺瞞する為に全身に泥まで塗りたくった二人は姿勢を低くし、風下から極力敵の視界に入らないように進んでいく。

「あれが小屋だな。でも窓が無い? 入り口まで回ろうか」
「おう。……ち。南京錠がかかってやがる。それに、なんか油くせえぞ、この小屋。もしかして、開けたら爆発するとかいうオチじゃねえだろうな」
「外せそう? 最悪扉ごとブチ破るけど」
「それには及ばねえ。多分十秒ありゃいける。その前に罠が無いかどうかもついでに調べとく」
「よし。あ、ちょい待ち。先に鎧着るわ。中に敵がおるかもしれん」
「早くしてくれ。くそ、ナイスバディなおねーちゃんの生着替えなら大歓迎なのによ……」

 サイラスの着替えを見届けた後、ハヤトは音もなく小屋へと近づき、罠の有無を確認した後、針金を鍵穴に突っ込んだ。ガチャン。宣言通り、十秒ほどで南京錠が外れ、小屋の扉が空いた。

●
「おい、いきなり小屋の鍵が外れたぞ。敵が来てやがる!」
 弓を持って待機していた極彩色の髪の吸血鬼、バーナードは大声を上げた。彼はエーテルリンクしたペットの梟を小屋の梁に潜ませていた為、ハヤト達が小屋の扉を破ったことに気付いたのだ。屋根の上に置いた方が見張りとしては有効なのだが、外に出しておくとリンクしたペットごとウィリアムの狙撃に晒されかねない為、そこまで思い切った行動はとれなかった。

「え、ウィリアムが来たの?」
「知らねえよ! でも敵なのは間違いねえ!」
 バーナードはウォーリアのドロシーの問いかけに怒鳴り返す。
「ケルベロス、ヴォーパルバニー! 小屋の近くに冒険者がいないか探しなさい! ドロシー、その子供をさっさと処刑して! バーナードはさっさと小屋を燃やしなさい! オリビアはそのまま待機! 私を守るのよ!」
 吸血鬼達のリーダーが大声で叫ぶと、吸血鬼達は「へいへい」と生返事をし、ゾンビ達は獲物を求めて動き始めた。

●
「まあ、そういうわけだから死んでちょうだい、ボクちゃん。享年6才ぐらい?」
「やめて……! 怖いよ! ママー! ママー!」
 ドロシーは断頭台に近づくと、少年が泣き叫ぶのを意に介さず、ギロチンの糸を切ろうとした。
「処刑なんてさせないっ!」
 だが、崖の下からクレアが勢いよく飛び出し、閃光のような速度で処刑台へと駆け寄っていく。そして体ごと叩きつけるように鋼の爪を一閃。断頭台の刃を一撃で粉砕した。

「作戦開始だ」
 セリオスは渾身のエーテルを矢へと注ぎ込み、ベラドンナと思しき吸血鬼を狙撃した。破壊の光線が真っすぐに直進し、吸血鬼の少女を穿つ!
「何ですって!?」
 パリィイイイン! 矢が命中した瞬間、ガラスのひび割れるような音と共に『ベラドンナ』の形が崩れた。そこに立っていたのは、全身を黒い甲冑に包んだ二十代後半(アラサー)の美女だった。
「ちょっと、何やってるのよ! しっかり私を守りなさいよ、このポンコツ共!」
「無茶言うなよ、ベアトリクス! あんなもん防げるか!」

 正体を現したベアトリクスは、護衛騎士達に悪態をついたが、バーナードは怒鳴り返した。

「今です!」
 オゴスは弓兵(バーナード)に狙いを定め、エーテルの波動を放った。直進する光波は兎頭のゾンビを巻き込んで粉砕し、隙だらけだったバーナードに直撃した。オゴスは敵に反撃されぬよう、すぐにその場を離れる。
「があっ!?」
「くそっ! 今度は反対方向からバーナードを……! アタシが正体を確かめてやる!」
「おっと、しばらくこの辺で踊っていてもらおうか」
 オリビアは矢が飛んできた方向を向き、セリオスの元へ駆け出そうとした。だがその直前、バーネットの放った重力場が彼女の体を捉えた。オリビアは重力場を抜けるのに手間取り、一手遅れた。

「リーダーはベラドンナではない、だと?」
 ウォーリアらしき吸血鬼、ドロシーに向かって移動しつつ、ナタリアは自身に輝刃をかけた。本人であれ影武者であれ、奴がリーダー格の吸血鬼であれば、仕留めておくに越したことはない。他者への変身能力などという色々悪用できそうな能力を持っているならば猶更である。その為には、護衛騎士がリーダーのカバーに入れぬよう、引き付けておく必要がある。
「やるべきことは変わらない。後顧の憂いを断つ為、ここで倒させてもらう」

「俺を撃ちやがった奴はどこだぁ! ぶっ殺してやる!」
 血まみれのバーナードは波動が飛んできた方向へぐるりと振り向いたが、すでにオゴスはその場を離れていた。
「クソ! ならテメェだ!」
 バーナードは剛弓にエーテルを注ぎ込み、こちらに近づいてきていたナタリアへと放つ。間近で炸裂したエーテルの爆風に呑まれ、ナタリアは深刻なダメージを受けた。

「さて、誰から狙おうかしら……あら?」
 ベアトリクスが周囲を見渡していると、森の方からエーテルの刃が飛んできた。刃はベアトリクスの甲冑を貫き、ベアトリクスの背中から血が噴き出る。
「不意討ちとはやってくれるわね」
 飛ぶ斬撃を放ったのはアーシェルだ。急いで断頭台から少年を救い出そうとしているクレアを守るべく、アーシェルは大剣の切っ先を吸血鬼へと向け、不敵な視線を送る。
「ガキより俺を殺してみろよ、吸血鬼のお姫様。守られるだけのか弱い女じゃねぇんだろ?」

「イキの良さそうなのがいるじゃない。私とも遊んでくれる?」
 ドロシーはアーシェルに突進し、大太刀を振りかぶった。アーシェルは命中の瞬間、エーテルを硬化させてダメージを最小限に抑えた。
(急げ、クレア。そのガキを助けるまで、こいつらは俺が死んでも抑えるからよ)

●
「広場の方からゾンビが近づいてきてやがる!! バレたか!?」
 ハヤトは敵を迎撃する為、剣を抜き、広場の方へと駆け出した。
「くそ、もう始まったか! 村人はおれが誘導する。行け、ハヤト!」
 サイラスはぼやきながら小屋の中に突入し、大きく息を吸い込む。
「急いで外に出ろ! 死にたくなければついてこい!」
 サイラスの真摯な言葉とカリスマ性に胸を打たれたのか、寿司詰め状態から解放された村人達はサイラスの指示に従い、必死に小屋の外へと駆け出した。ハヤトは駆け寄って来るキメラゾンビを無視して抜き去り、そこはかとなくベラドンナに似た風体の吸血鬼に向かって突進した。

「よお、幼女! しばらく見ない間に随分デカくなったな!」
「誰だ? 我が名は『月影の騎士』ベアトリクス! ベラドンナ護衛騎士の筆頭にして、偉大なるベラドンナ様の影よ!」
「あの幼女、また身代わりを用意してやがったんだな! テメェの名乗りに応えてやるぜ。俺はブレイブファング傭兵団団長、ハヤト=ガラン=ヴォルファングだ!」

●
「坊や、ボクに捕まって!」
 クレアは大急ぎで断頭台の固定具を破壊し、処刑台から救い出した少年を担ぎ上げた。
(よし、このぐらいの体重ならいける!)
 そして、幼い少年を抱えたまま瞬間移動じみた速度でその場から消失し、一瞬で50メートル近く先まで移動した!

「逃がすもんですか! 追いかけて! キメラゾンビ共!」
 ベアトリクスの号令が飛び、キメラゾンビ達はクレアを追って小屋の方に向かう。
「おっと、ここは通さねえぜ!」
 飛び込んできたハヤトの全身の筋肉が膨らむ。一瞬の溜めの後、ハヤトは竜巻のように回転しながらベアトリクスへと突進し、すれ違い様に蹴りと斬撃の三連撃をベアトリクスに叩き込んだ。
「うるぁ! 勇牙嵐撃(ブレイブファングストーム)!」
 赤雷の如き連撃は、全弾ベアトリクスへと直撃したが――。
「くそ、硬ぇ!」
 ベアトリクスの分厚い甲冑には僅かな傷が付いたのみだった。
「素晴らしい動きね。でも軽いわ! 所詮は下等生物ね!」
 ベアトリクスは勝ち誇った笑みを浮かべ、ハヤトに向かって鋸のような剣を一閃した!
「なんだそりゃ。止まって見えるぜ?」
 その一撃を余裕で躱し、ハヤトは不敵な笑みを浮かべた。

「村人に構って隙をさらせば好機です。冒険者が救助に来た事実があれば最低限の申し開きはできます」
 オゴスはあえて非情な台詞を口にしながら、敵の弓兵に向かって再び波動を放つ。
「待――」
 ぼしゅっ!
 再びオゴスの波動に呑まれたバーナードは下半身だけを残し、あっさりこの世から退場した。

「一騎落としたか。順調だな。このまま偽ベラドンナも落とさせてもらう」
 セリオスは再びベアトリクスへと矢を放つ。鋭い射撃がベアトリクスの鎧を貫通し、肩に矢が突き刺さったたが、ベアトリクスはまだまだ余力を残しているようだ。

「痛っ! バーナードが殺られた!? 村人はもういいわ! キメラゾンビ共、こいつらを迎撃しなさい!」
 ベアトリクスはキメラゾンビに新たな指示を出しつつ、鋸剣でアーシェルへと切りつけた。ギザギザした刃がアーシェルの肉をこそぎ落とし、破損した鎧の隙間から鮮血がにじみ出る。

「いい感じにこっちに注意が向いてるな。おっと、こっちにもゾンビが来やがる」
 バーネットはこちらへと突進してくる兎頭のゾンビの脚をエーテルの槍で撃ち抜き、大地に縫い留めた。

「バーネット、瞬殺とかマジダサっ! でも喜べ。このオリビアちゃんが仇を取ってやるよ!」
 オリビアは恐るべき速度でオゴスへと接近すると、二本の刀で襲い掛かった。
(この吸血鬼もシーフ! ここでカウンターを狙う!)
 オゴスは目にエーテルを集中させ、オリビアの方へと踏み込んだ!
 ドンッ!
 オゴスは初撃を回避しながら、魔導書からエーテル弾を放った。だがオリビアは宙返りでオゴスのカウンターを回避しつつ、離れ際に左右の刀でオゴスの両肩を切り刻んでいった。
「強い……!」

「弓兵は仕留めたか、次はコイツを仕留める」
 ナタリアはドロシーへと祭刀で斬りかかった。名刀光浄の銀鉤(アールガッド・クロムクルワハ)。エーテル光で輝く三日月の刃はドロシーの鎧を切り裂き、鮮血が零れた。
「いったいわね! 何するのよ!」
 ドロシーは即座にナタリアに対し、大太刀を力任せに振り回した。ナタリアは紙一重で斬撃を躱し、息を吐く。

「クレア、こいつは俺が必ず止めるから安心して行って来い。無茶はすんじゃねぇぞ」
 アーシェルは防御に意識を集中しつつ、ベアトリクスに大剣を叩きつけた。仕留めるのではなく、ベアトリクスをここから動かさぬよう、足止めするのが狙いだ。だが防御に意識を割いた分鋭さが足りなかったのか、ベアトリクスはジャンプで大剣を飛び越え、斬撃を躱してしまった。

「一応聞くけど。この中に見た事ないやつとか、人間に化けた吸血鬼とか混ざってないよね?」
「いえ、そのような者はおりませんが……」
 その頃、サイラスは村人を安全な場所へと誘導しつつ、様子におかしな者がないか確認していた。本来ならば小屋に突入した時点で確認しておきたかったのだが、直後に広場で戦闘が始まった為、内通者の確認ができなかったのだ。
(パッと見、おらんとは思う。けど、完全に目を離すのも危ない気がする。おれならこの中にも罠を用意する)
 サイラスは村人達の殿を勤めつつ、その動向に目を光らせていた。

●
「ちょっと飛ばすよ! しっかり捕まって!」
 クレアは少年を抱いたまま、予め仲間と打ち合わせしていた方向へと駆けて行く。そこで、村人の追撃を防ぐために殿を務めていたサイラスを発見した。
「村人はあっちの方に逃げてる! 広場の方は!?」
「犠牲者はいない! この子も無事だよ!」
 クレアは少年を降ろし、逃げるよう促した。
「おれも、もう少ししたら広場に向かう! 先に戻っててくれ」
「ありがと! 分かった!」
 クレアはサイラスに礼を言うと、ニンジャの如き足運びでその場から消えた。

「救助対象は無事に離脱できたようですね。後は……」
 オゴスは再びオリビアへと波動を放った。しかし、オリビアは体ごとオゴスの視界から消え、面攻撃の波動を苦も無く躱した。
「キャハハ、無駄無駄ァ!」
 オリビアは高笑いをしながらオゴスへと双刀を疾(はし)らせる。オゴスは再びエーテルを研ぎ澄ませ、斬撃の中へと飛び込むようにカウンターを狙った。
「ぐっ……!」
 しかし、二人の間では先ほどと同じやり取りが繰り返されることとなった。オリビアの初撃は躱せたものの、オゴスのカウンターは命中せず、逆に再びオリビアの二刀目と三刀目がオゴスを切り裂いた。

「タフな奴だな」
 セリオスはベアトリクスに向けて三本目の矢を放つ。矢はまたベアトリクスに命中した。
「痛いわね! しつこいのよ!」
 流石にダメージの蓄積が大きくなってきたのか、ベアトリクスはセリオスの射線から逃れるように大きく後方へと跳んだ。
「逃がすかよ!」
 アーシェルは大剣を担いだまま全力で大地を蹴り、吸血鬼を追った。

「破ッ!」
「とっとと死になさい!」
 ナタリアとドロシーが互いに斬撃を叩き込んだ。
(そろそろ回復すべきだな。今、このウォーリアの吸血鬼は私一人で抑え込めている。偽ベラドンナが倒れるまではなんとしても持ちこたえてみせる)

「ガウガウガウ!」
「っと! あぶねえな!」
 バーネットはエーテルのバリアで三頭犬ゾンビの攻撃を弾き返した。すぐさまメテオライトを叩き込み、犬を撃滅する。
「もう一頭こっちに来てやがる……こりゃ、気が抜けねえな」
 バーネットはこちらに向かって突進してくる二頭目の姿を確認し、溜息を吐いた。

「この! おっと! へっ、当たらねえな! このうさぴょん野郎め!」
 ハヤトは兎頭のキメラゾンビと交戦していた。ハヤトが一番小屋に近い位置にいた為、兎頭達の優先目標に設定されてしまったらしい。
「いいぜ、かかってきな! オレが面倒みてやらぁ!」

●
 さらに十秒ほどの時間が経過した時、キメラゾンビは全滅し、残る敵は三体の吸血鬼達だけとなっていた。
「ナタリアさん、加勢します!」
 オリビアとの一対一での戦闘に見切りを付けたオゴスはふいに攻撃対象を変更し、ナタリアと交戦していたドロシーへとメテオライトを叩き込んだ。
「ぐあ……!」
 オゴスの不意討ちを受け、深い傷を負ったドロシーは苦悶の声を漏らした。
(入る……!)
 ザンッ!
 直後、ナタリアが振り下ろした祭刀が、ドロシーの正中線上を綺麗に通過した。
「私が、こんな所で……! ベラドンナ様、申し訳ありません!」
 真っ二つにされたドロシーは塵となって消滅した。

「ドロシーまで殺された!? 守護騎士が二人も……。オリビア、ここは撤退しましょう! 私達の使命はベラドンナ様を守護すること。こんな所で殺されるわけには行かないわ」
「ええ、また!? チクショー! 覚えてなさいよ!」
 撤退を決意したベアトリクスとオリビアはすぐに踵を返し、全速力で森の奥へと逃亡を図る。
「逃がすか!」
 セリオスは逃がすまいとベアトリクスの背中に向けて矢を放つ。だがベアトリクスは背中に矢を受けながらも、吸血鬼ならではの強靭な生命力でそのまま逃げていった。

「逃げていく……勝ったのか……」
「アーシェルくん、お疲れ様」
 いつの間にか戻ってきていたクレアは、傷だらけのアーシェルに笑いかけた。
「クレア。お互い無事でよかった。今回はお手柄だったな」
 アーシェルもクレアへと笑顔を返す。

「追いかけるか?」
「いや、村人との合流を優先しようぜ。みんなボロボロだし」
 誰にともなくハヤトが問いかけると、バーネットが答えた。
「みんな、集まってくれ。すぐに治療する」
 ナタリアが呼びかけると、負傷者達が続々と集まってきた。

「やれやれ、戦闘には参加できずか。まあ、今回はこれで良かったかもしれん。ぶっちゃけあんま目立ってウィリアムに目付けられたくないし」
 結局最後まで村人達の警護と監視に徹していたサイラスは、独りごちたのだった。
 
●
「やはり、ルーキー達は優秀だね。僕抜きであそこまでやるとは」
 村の広場から百五十メートルほど離れた場所から、一部始終を眺めていた金髪の青年は、パチパチと拍手をした。何を隠そう、彼こそ吸血鬼達が出頭を要求していた相手であり現在失踪中の王子様、ウィリアムその人である。ノコノコ出ていけば敵の思う壺であることは理解していたが、最悪の場合はなんとか正体を隠したまま村人を救出できないかバクチをするつもりで、広場を監視していたのだ。結果、村人達は全員無傷。リーダーこそ逃がしてしまったものの、ベラドンナ護衛騎士なる吸血鬼達も四体中二体が戦死。これは快勝といっていい戦果だろう。

「他の依頼もこの調子なら、そろそろ城に戻れるかな?」
 ウィリアムは村人達から熱烈に感謝されている冒険者達を穏やかな表情で見守った後、その場を後にした……。

マスターコメント

 お疲れ様でした。ウィリアムの力を借りることなく村人救出に成功した為、結果は成功とさせて頂きました。称号については依頼人である冒険者ウィルからの感謝の気持ちということで、一律付与とさせていただきました。  あとベラドンナが本人ではなく影武者だった件については何名かの方がしっかり気づいていたことがプレイングからも読み取れました(気付いた上でプレイングには影響しなかった方もおられるかもしれませんが)。見破ったら直接判定に有利になるという要素ではありませんでしたが、もし過去依頼でのベラドンナの能力や弱点を前提に作戦を詰めてしまっていたら、作戦失敗の可能性は上昇していたかと思います。 さて、【恋眼】連動は次で一区切りとなります。またご縁がありましたら、第三フェーズ、そして来年度もよろしくお願いいたします。と言いつつ、12月27日に今年最後の依頼(トンチキ全振り)が出たりもするのですが!
ミドルシナリオ

ミドルシナリオ非常に難しい 報酬:多い8 / 6〜10人

2021年12月26日 22時38分37秒 公開

成功

相談掲示板

  1. オゴス

    シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 まだ人数が揃っていませんが挨拶と軽い相談をさせていただきますね。 火矢への対策はオブジェクト設置スキルが向いていそうですね。小屋もちょうど1Hexに収まる大きさです。 断頭台も敵と少し離れているとうで、これならオブジェクトで隔離できそうです。 シーフにはオブジェクト系スキルがないのですが、真壁歩きで崖側からの接近などでお役に立てればと思っております。

  2. バーネット・フォーサイス

    キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 断頭台に掛けられている少年や、山小屋に捕まっている村人を確保するためにも、 村に到着してからも、可能な限り敵に見つからずに接近したいな。 敵のケルベロスが視覚・嗅覚による探知能力が非常に高いって話だし、 匂いで察知されない様に風下から接近して、限界まで接近したところで一気に動き始め、 敵の注意を逸らすのと村人の確保を並行して行う感じが良いか?

  3. クレア・エクレール

    シーフのクレアだよ、よろしくー! これで六人、依頼成立だね。 >方針・作戦 可能な限り気付かれないところまで接近して一気に仕掛けたいのは同意! そうだね、ベラドンナや守護騎士の行動優先順は自衛みたいだし、救出はそいつらに攻撃を仕掛けるのと並行してやった方がいいかも? 気付かれずに接近する方法はバーネットさんが挙げてくれたように風下からっていうのと、いくつか使えそうなスキルの組み合わせになるかな。 あとは攻撃仕掛けるメンバーの方で派手に動いたり、匂いを使えば救出側の位置が気取られにくくなると良いなぁとか。 >火矢対策 オゴスさんの言うようにオブジェクト設置すれば妨害できそうだね。 あと矢を放つのは守護騎士の内の一人だし、そいつを早めに倒すなり張り付いて邪魔すれば安全に救出できるかも。

  4. オゴス

    >方針 そうですね。並行して行うのが良さそうです。 最初にオブジェクトを使うと仮定して、オブジェクトの効果が切れた後にまた交戦中だった場合どう動くのが安全でしょうか。 油の匂いのする小屋内に留まるか、20人を守りながら安全圏まで誘導するか……。 断頭台の1人くらいならなんとかなりそうですが、20人を誘導するのはかえって危険性が高いように思います。 もちろん小屋が安全というわけでもないのですが、どちらか選択するなら……ですかね。 冒険者の人数が増えたらまた変わってくるとは思います。 >汎用スキル この状況で役立ちそうなものを思いつくまま挙げてみます。 使えそうな気はするものの実際有効か確信が持てないものは?をつけてあります。 聴覚対策に【エリアサイレンス】 別行動での連絡用に【テレパス】 小屋の内部状況確認【透視】 隠蔽状態の補正【隠蔽】 断頭台のセット解除に【罠解除】? あとは村人を落ち着かせるスキルや行動も状況をプラスに導けそうです。

  5. セリオス・オーガスト

    ・・・・ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む。 最低人数は集まったから出発は大丈夫そうだな <方針 俺もそれで問題ないと思う。 俺はフェイクウッドがあるからこれでにおいはごまかせるのであとはエリアサイレンスで音を消しながら進めば気づかれにくくはいけるとは思う。 断頭台は断頭台を壊しても近くに吸血鬼たちがいるから下手に壊すと優先順位的に吸血鬼が襲って着そうだから、吸血鬼に攻撃することで相手の優先パターンの自衛と騎士たちのリーダーを守るパターンを満たせると思うので積極的に吸血鬼に攻撃を仕掛けたほうがいいと思うのだがどうだろうか?

  6. クレア・エクレール

    >作戦 そうだね、敵の数が多い状態で小屋の中の人たちを全員安全に避難させられるかは今の人数だとちょっと不安だなぁ。 ただ火が付いたらすぐに脱出できる状態にはしておきたくはあるんだけど。 あと敵がまだ残っている状態で避難させるなら小屋近くのケルベロスと兎を排除なり、貼り付くなりできるようにしておきたいな。 断頭台に関してはセリオスさんのいうように積極的にベラドンナ達を攻撃した方が断頭台をどうこうするより安全そうな気もする。 ベラドンナ達を攻撃するどさくさに紛れて断頭台を破壊できるなら良いんだけど流石に難しいかなー……。 >スキル オゴスさんは役に立ちそうな汎用スキル挙げてくれてありがとー! ボクが今回持っていけそうなのはテレパスに隠蔽かな。 >行動 うーん、どちらかというとボクは救出向きな気もするけど、ベラドンナ達は強敵だしそちらに手が必要ならそっちに回って、いざという時断頭台の少年を保護する役をするのもありかなって。 皆の希望や意見聞きつつもうちょい考えるね。

  7. オゴス

    >小屋 窓がないってのが中の村人との意思疎通をやりにくくしていますよね。 俺達冒険者が派手に動き出した後で、大声を出して状況を伝えるなどで意図を伝えられれば良いのですが。 >断頭台 セリオスさんの案が現実的ですね。 敵への攻撃と断頭台破壊を一挙に行うなら、メテオライトなど対象識別のある範囲攻撃でしょうか。 破壊は刃が落ちて事故に繋がらないかが気懸りではあります。 重りなどを含まないギロチンの刃自体の重さは7kgだとか。念動力で動かせる範囲内です。 メテオライトと念動力の用意は出来ますが、戦闘中に念動力で刃を確実に抑えられるかは不確実でもあります。 実行するかは……慎重に検討したいところですね。 >行動 クレアさんが少年の保護に動いてくださるのなら、とても助かります。 俺は魔導書を装備するとコストの関係でどうしても動きが遅くなっちまうんで。 その分俺は範囲攻撃で複数の敵を攻撃するとしましょう。

  8. バーネット・フォーサイス

    >小屋 オブジェクトの効果が切れた時の状況次第だが、小屋の周辺でまだ敵と交戦している等、 抑えきれない敵や流れ弾が村人に向かうリスクが有るなら、無理に避難させずに、 俺らで守った方が良いかもしれない。 ただ、火矢とかで小屋に着火される可能性も考えて、小屋の外には出てもらいつつ、 小屋事態は敵との遮蔽して、直接攻撃されない様にした方が良いと思う。

  9. ナタリア・フィッツジェラルド

    遅くなって済まない。ヒーラーのナタリア・フィッツジェラルドだ。 オゴスは有用な各種スキルのピックアップに感謝を。 私としては、持って行けそうなものはテレパスと罠解除くらいだが、後者はLv1でしかないのがな。 一芸に覚えあり、というのが他に居れば任せざるを得ない。 村人を落ち着かせるというのなら話術が妥当か? 火矢へのオブジェクト設置には光縛封があるが、あれはアイアンウォールとかと比べて効果の都合上、3ラウンドしか持たないから手早く守護騎士を倒しておきたいというのは同意だ。 断頭台における最悪の備えにスケープセイントも考えたのだが、首を刎ねられれば授恵者とて間違いなく死ぬな(

  10. No.10

    サイラスだ、とりま決戦の方で問題起こらんかったから来たよと。 スキルの方は【エリアサイレンス】、【テレパス】、【透視】、【隠蔽】、【罠解除】、【念動力】全部あるよ。 後は落ち着かせるのに【話術】が2、【カリスマ】がなぜか4、後は【念写】でイメージ添えてとか? 音誤魔化しなら【サウンドボマー】臭い潰しに【フェロモン】?めちゃ臭いの方は今日のDA分で申請したのが間に合えば。隠蔽罠解除はレベル1だけど、必要なら一つは2に出来る。 まあ必要なのあれば言ってもらえるとスキルと立ち回り組みやすいね。 まあその代わり鈍足機動力死亡なんでチャージングの回数切れたらとろいうえに鈍足やな。 断頭台は闘気槌(改造)かドラチャリで刃の部分殴り飛ばすとかしか思いつかないかな? とりあえずベラドンナ班側が良さそうかなぁと思ってる。重装備だから隠蔽値高くて目立つし、シーフ系装備にすれば一気に軽くなるけど戦力外になるのよな。それでもかまわんなら念の為スキルをカバリングにして救助側に行くけど。 ぶっちゃけ変身能力持ちって書かれてるの見るとなんか小屋かどこかに騙し討ちの準備仕込んでそうだなーとか思ったり

  11. オゴス

    >スケープセイント 依頼のためとはいえナタリアさんが命を落とすなんてことがあっちゃあ一大事だ。 ナタリアさんが犠牲にならずに済む手立てを皆で相談していきましょう。 >汎用スキル サイラスさんは多才ですね。高度な【カリスマ】は村人を落ち着かせるのに効果が大きそうだと思いました。 俺が用意できるのは【テレパス】、【念動力】、【天眼】、【マジックポケット】、【隠蔽】LV1、【罠解除】LV1あたりです。スキルLVは少しくらいなら上げられます。 >小屋 バーネットさんが言うように、ドアを開けるか壁を壊して外にいてもらうと避難が素早いでしょうね。 燃えやすいとはいえ小屋自体がある程度遮蔽物になりますし。 小屋の村人が錯乱状態でバラバラに逃げたりしないよう、話術などで行動を抑えておきたいところです。 >戦闘 自衛の優先度が高い敵には、あえて断頭台や小屋を背にしないで攻撃するのも一つの手かもしれません。 敵が村人を攻撃しようとすると冒険者に背中をさらしてしまう、という位置に攻撃重視の冒険者がつくイメージです。 ただキメラゾンビの行動優先順位は伏せられているので、村人をカバーできる位置に救助重視で動く冒険者がいると安心でしょうか。

  12. セリオス・オーガスト

    <小屋 バーネットの言う通り外にいてもらったほうがいざというときに避難はしやすくていいだろうな。 壊す方も向こうからは見えない反対側を壊しておけば向こうはまだ村人が小屋の中にいると錯覚するかもしれんしな そういえばふと思ったが戦場の北側は崖だがこれはこっちが上側の崖ということでいいのだろうか。 その場合ならシーフとかが壁歩きで崖を歩いていけばこちらが吸血鬼たちを相手取っていれば吸血鬼たちの後ろをとれたりしないだろうか。最悪断頭台から引き離しておけばその隙に救助もできるとは思うが

  13. バーネット・フォーサイス

    >個人行動 とりあえず、俺は陽動と足止めを兼ねて、広場の敵への対応に回るとするかね。 可能な限り気付かれない様に接近して敵を射程に収め、 戦闘を開始したらグラビティフィールドとスネアージャベリンを使って、 味方が相対しきれない守護騎士とキメラゾンビを足止めするつもりだ。 それと汎用スキルだが、一枠は隠密行動用で隠蔽を持ち込み、 もう一枠は連絡用のテレパスを俺の方で用意しようと思う。

  14. アーシェル・G・クライン

    顔出しと挨拶が遅くなって悪ぃな。 ウォーリアのアーシェルだ。よろしく頼む。 >方針や作戦 何も案が出せてなくて申し訳ねぇが読み込ませてもらった。 皆が挙げてくれたものに沿って行動するから安心してくれ。 >汎用スキル オゴスとサイラスは有効そうなものを教えてくれてありがとな。 その中で持ってるのは【テレパス】しかないから、他のものを習得して行く予定だ。 >個人行動 手持ちのスキル的には広場で守護騎士やベラドンナ対応が向いていると思うんだが、小屋近くのキメラから村人を守る役割が足りてないならそちらにも回れるぜ。 >ベラドンナの変装 特定の条件が何なのか気になるよな。 吸血鬼らしく相手の血を飲んだら……だろうか。

  15. クレア・エクレール

    深い崖ってあるから、村の方が高い位置にあるのかなって思ってた。 だから森の方から広場に仕掛ける人と、森を迂回して崖から広場に奇襲を仕掛ける人、小屋側の森から救出に向かう人に別れると人数もバラけて察知されにくくなるかなーって。 ボクは今の所崖からのアプローチで、広場の敵を惹き付けてくれてる間に断頭台の少年を保護する動きで予定してるよ。 その後は小屋側に回って、兎やケルベロスの対応とか避難のフォローに入ろうかな。

  16. No.16

    ウォーリアが二人だし別れた方がいいけどどっちがいくべきかねぇ…? 俺だと機動が死んでる。アーシェルさんだとスキル習得あるから効果上げたりすると負荷が重いと。 まあ明日朝出発だから早く整えたいし、俺小屋側行く事宣言するわ。スキルはカリスマとマジカルポケット。マジカルポケットの用途は武装収納(武器盾後可能なら防具)して隠蔽値抑える事。流石に金属臭とか抑えないとあかんやろし んでアーシェルさんフェロモンとかある様なんでそれで狼反応とか狙えばSP節約にもなるだろうし広場の方が相性いいならそっちで頑張って貰うとか。 変身後がスキルとかもコピーされる場合俺コピーされるとキャッスルガードとか乗るのかなーあかんやろなーと思ったし。 とりま特性はキャッスルとドラチャリかなと。最悪殿とかで戦闘なったら煽り倒して崖に敵捨てるわ というわけで 広場 ・クレア・エクレール(少年保護→小屋側フォロー) テレパス隠蔽 ・バーネット・フォーサイス(足止め) テレパス隠蔽 小屋 サイラス(盾兼対人) ポケットカリスマ までが宣言済みでいいのかな?

  17. No.17

    あ、特性カバリングとドラチャリだわ、とりま急ぎ訂正

  18. オゴス

    >潜伏位置 クレアさんは崖を利用しての行動ですね。なら崖から注意を逸らした方が作戦が上手くいきそうだ。 俺は森側に潜伏し、風下か南東から広場に向かおうと思います。 エリアサイレンスを覚えました。もう一名くらいなら無音の結界内で同行できそうです。希望する方がいましたらどうぞ。 テレパス持ちの方だと周囲との連絡もとれてエリアサイレンスの弱点を補えそうです。 >戦闘 範囲攻撃で敵の注意を引きつつ、敵が散開した際は遠距離攻撃が得意そうな守護騎士シューターを最優先で狙おうと思います。 念のためヒールを一枠用意。 >変身能力 戦闘中に俺達の誰かに化けて混乱させることもできるってことですかね? 特定の条件を満たさないと変身は使えないって意味にもとれますが、一応対策も準備しておきますか? 変身された際の合言葉を決めておけば、同士討ちの混乱は避けられるでしょうか。たとえば「狐」と叫ぶとか? 広場 ・クレア・エクレール(少年保護→小屋側フォロー) テレパス隠蔽 ・バーネット・フォーサイス(足止め) テレパス隠蔽 ・オゴス(攻撃) 天眼、エリアサイレンス 小屋 サイラス(盾兼対人) ポケットカリスマ

  19. バーネット・フォーサイス

    >潜伏位置 おっと、明示し忘れていたが、俺も森側に潜伏して接近する予定だ。 エクレールが崖側から接近するって事だし、崖上の状況は俺の方から送る予定でいる。

  20. ナタリア・フィッツジェラルド

    ケルベロスやキメラゾンビの配置が、守護騎士から遠いとはいえ。 それでも囲まれたら厄介である上に、それを為しかねないウォーリアの存在が気掛かりだ。 回復役と囮役を兼ねる形でウォーリアと対峙しておく。 折角だからオゴスのエリアサイレンスの恩恵に与っても宜しいか? 広場 ・クレア・エクレール(少年保護→小屋側フォロー) テレパス隠蔽 ・バーネット・フォーサイス(足止め) テレパス隠蔽 ・オゴス(攻撃) 天眼、エリアサイレンス ・ナタリア(攻撃) 天眼、テレパス 小屋 サイラス(盾兼対人) ポケットカリスマ

  21. オゴス

    >ナタリアさん はい。プレイングに記載しておきました。よろしくお願い致します。 覚えたスキルが仲間の役に立って俺も嬉しいです。

  22. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おーっす! ギリギリになっちまってすまねぇ! ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! 作戦の流れは把握したぜ! 俺はサイラスと一緒に小屋の村人解放に最初は動くぜ! 部屋の入口に鍵がかかってるとかなら《罠解除》で開けてみるつもりだ。 村人助けたら攻撃に回んぜ! 広場 ・クレア・エクレール(少年保護→小屋側フォロー) テレパス隠蔽 ・バーネット・フォーサイス(足止め) テレパス隠蔽 ・オゴス(攻撃) 天眼、エリアサイレンス ・ナタリア(攻撃) 天眼、テレパス 小屋 サイラス(盾兼対人) ポケットカリスマ ハヤト(村人救出⇒攻撃) 隠蔽、罠解除

  23. アーシェル・G・クライン

    行き先の表明が遅くなって悪ぃ。 サイラスは色々と考えてくれたり気を遣ってくれてありがとな。 俺はクレアと一緒に崖の方から広場に向かわせてもらう。 広場に着いたらクレアがガキを保護出来るようにベラドンナの注意を引いて、無事に保護出来たら小屋に向かうクレアからガキを預かって守りながら戦おうと思ってる。 耐久力を上げるスキルを多めに持ってく予定だ。 汎用スキルは兎に接近を気取られないようにエリアサイレンスと、もう一つはベラドンナの変身対策に超越を嗅覚を持って行こうと思ってる。 姿や声色はそっくりに変えられても匂いまでは真似出来ないと思うからな。 冒険者に変身した時にしか役立てなさそうだから、オゴスの提案してくれてるよう「狐」の合言葉を使うのに賛成だ。 サイラスはフェロモンを提案してくれたのに持っていけなくて悪ぃな。 広場 ・クレア・エクレール(少年保護→小屋側フォロー) テレパス隠蔽 ・バーネット・フォーサイス(足止め) テレパス隠蔽 ・オゴス(攻撃) 天眼、エリアサイレンス ・ナタリア(攻撃) 天眼、テレパス ・アーシェル(盾役兼ベラドンナ対応) エリアサイレンス、超嗅覚 小屋 サイラス(盾兼対人) ポケットカリスマ ハヤト(村人救出⇒攻撃) 隠蔽、罠解除

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0