【恋眼】墓荒らし捕獲作戦
おおくまねこ
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シナリオID:1624
オープニング
「冒険者の皆様、初めまして。わたくしの名はメアリー・リーンエス。この国の王女ですわ」
少女がそう名乗ると、王都の酒場は騒然となった。
その少女は美しかった。絹のような長い金髪。大きな青い瞳。白磁のような肌。普段国民の前に出る時に着ているドレスこそ着ていなかったが、正真正銘のリーンエス王国第一王女、メアリーその人だ。
(ちょっとちょっと! どうしてメアリー様がここにいるんスか!? 厳重な監視が付いていたはずですが!)
(お花を摘みに行かれたと思ったら、いつの間にかイリュージョンあそばされていたのだ! だが他の護衛騎士達もちゃんと店の周りにもついて来ている、問題はない……!)
(できれば城を出る前に捕まえて欲しかったっスね……!)
王女のすぐそばでは、密偵ウィーズルが王女の親衛隊に小声で猛抗議をしていた。王女は慌てる家臣たちなどどこ吹く風で、一枚の依頼書を自ら壁に貼り付け、冒険者達が読み終わるのを待った。
●王女の依頼
「わたくしが皆様にお願いしたいのは、とある村に出没するであろう、墓荒らしの正体を暴くことです。御存じかもしれませんが、ここ数か月の間、王国南西部の各地で、何者かに墓が掘り返されるという事件が相次いで発生しています。今も領主たちが調査を行っていますが、目立った成果はなく、現在も犯人は捕まっていません」
メアリー王女は、そう前置きし、現在行方不明中のウィリアム王子が内偵していたとされる事件のあらましについて語った。
「――ここからが本題です。お兄様が行方不明なので、私はやむなくお兄様の部屋に忍び込み、机を検めました。すると、こんなものが出てきたのです」
そう言うと、王女は一枚の紙を机の上に置いた。それは、赤いバツ印が幾つか記されている王国南西部の地図だった。
「印が打たれている場所を調べて見たところ、一か所を除いて、全てこれまで墓荒らしの被害に遭った場所でした。もうお分かりでしょう。残る一か所は、次に犯人が現れる場所の予測地点に違いありませんわ!」
名推理を披露した王女は小さな胸を張った。
「村の名前はアルセン。皆様にはこの村に張り込み、墓荒らしがやってきたら捕まえて欲しいのです」
それが、王女からの依頼の全容だった。場所はともかく、犯行が行われる時期が不明な為空振りに終わる可能性もあるが、ウィリアム王子が残した貴重な手がかりだ。やってみる価値はある。
「お兄様はきっと生きています。戻ってこられた時の為に、お兄様が追っていた事件の犯人を見つけておいて差し上げましょう。朗報を期待しておりますわ、冒険者の皆様」
●アルセン村にて
「これで、故人の魂は澱の果てへと向かわれたでしょう」
「お坊様、どうもありがとうございます」
僧侶が穏やかな表情で告げると、村長はぺこりと頭を下げた。僧侶の名はゼーレラモン。とある教団に所属する、修行僧だ。今回は領主に頼まれ、この村の葬儀を取り仕切る為に派遣されたのである。葬儀は滞りなく終わり、故人は村はずれの墓地に無事埋葬された。
「もうじき夕暮れです。今夜はこの村に泊まっていって下さい。小さい村ですが、一軒宿はございますから」
「ありがとうございます。ではお言葉に甘えさせていただきます」
僧侶は礼を言うと、暮れなずむ空に浮かんでいる月を眺めながら呟いた。
「澄み切った美しい空だ。夜、散歩をしてみるのも良いかもしれませんね……」
解説
マスターより
リプレイ
「依頼を引き受けて下さるのは……貴方達八人ですか。よろしくお願いしますわね」
メアリー王女は墓荒らし待ち伏せ作戦に志願した冒険者達を値踏みするように見つめた。
(王子自らが細やかに小さな村で起こる事件を調査していた事もそうだけど、王女自らがそれをギルドに持ち込んで来たのか)
アリオン・リューにとって、それらの事実は意外なことだった。王族はもっと、なんというか、下々の暮らしや事件には無関心なものだと思っていたのだ。
(だが、ウィリアムやメアリーが解決を望むのなら、素直にその力になりたい)
それがアリオンの素直な感想だった。
「メアリー王女にお会いできるとは光栄です。必ず、ご期待に応えて見せましょう」
シルヴィア・A・カペルはメアリー王女に丁寧に一礼した。侯爵令嬢であるシルヴィアといえど、王女ともなれば、そうそうお近づきにはなれない存在だ。噂によれば、末っ子のメアリーはウィリアム王子にも大層可愛がられているのだとか。
「あら、貴女は……シルヴィア、だったかしら。何度か式典でお見掛けしておりますわね。それに、こないだパンクリアース学園の副会長となったと聞きましたわ、おめでとうございます」
「恐悦至極にございます、メアリー王女」
シルヴィアはそのまま少し王女と世間話をした。シルヴィアは元より王家に忠誠を誓う身だが、メアリー王女のフレンドリーな人柄には好感がもてた。
「兄上の為に動きたいというお気持ち、とてもよく分かります。しかし貴女もまた王国にとって大切な御方。どうかあまり家臣達を心配させないでやってくださいね」
「ええ、善処しますわ」
「善処ですか」
王女の可憐な容姿に似合わぬ世間ズレした答えに、シルヴィアは苦笑し。
「……まぁ、私は破天荒な姫君の方が好きですけどね」
そう言って、今度は悪戯っぽく笑った。
●アルセン村への旅路
「あはは、お転婆なお姫様だったね。でもお兄さんが大好きなんだっていうのは伝わったよ」
にこにことミーミル・ロッポラが言った。ちなみにミーミルがかなり怪しい敬語で話しかけても王女はスルーしてくれた。背が低いので子供だと思われたのだろう。
「それにしても墓荒らしを王子様が調べていたっていうのは意外だねー。こういうのって役人? のひとがするものだと思ってたよ」
「そうだね。普通はそうだと思う」
ミーミルの言葉にアリオンが頷く。
「なあ、みんな。今回は潜入捜査だ。村の規模も小さいらしい。みんなで冒険者として堂々と村に入ってしまうと、犯人に警戒されてしまうかもしれない。そこで、身分を偽って村を訪れたいと思うんだが、どうだ?」
件の村に着く少し前、海神・江流はみなにそう提案した。
「では、私はボルガニスク神殿出身の旅の修行僧ということにいたしましょう。神職なら、お墓で見つかっても言い訳できそうですし。それに神職のフリなら慣れて……いえ、何でも」
「あ、じゃあボク、ラモンのお弟子さんやる! 弟子がいた方がそれっぽいし!」
ラモンは修行僧、ミーミルはその弟子ということになった。
「なるほど。では私は地方の伝承を調べに来た貴族の学生ということにしておこうかな」
「では、僕もフィールドワークに来た学生ということにしよう。シルヴィア君とは知り合いの方が自然だろうな。元々同じ学校だし」
「そうだね、そうしよう」
シルヴィアとローザリカ・L・ディオールは、二人共王都の学校に籍があるということもあり、同じテーマの研究をしている学生達ということになった。
「江流、君はどうする?」
「俺は今回は大道芸人ってことにしとくよ。村に入る時間も少しずらしとくか」
シルヴィアに尋ねられ、江流は肩をすくめた。江流もパンクリアース学園に籍があるのだが、今回は大道芸人として振舞う方が動きやすそうだと判断したのだ。
「じゃ、俺はお二人さえ良ければ貴族学生組に雇われた荷物持ちか何かということにしときましょう。武装はしまっておいた方が良さそうですね」
「じゃあ僕は護衛ってことで。護衛なら武器持ったままでも怪しまれないだろうな」
二人がそれらの提案を拒むことはなく、オゴスは学生組の荷物持ち、アリオンは護衛ということになった。
「従弟殿、君はどうするんだ? まさか『身分を偽るなんて嫌だ、伯爵家次男の俺様を敬え!』 なんて言い出すんじゃないだろうな」
ローザリカはまだ仮の身分が決まっていないジュスト・ヴェルジーへと問いかけた。
「……」
(俺は異種族や庶民に対する抵抗はない。むしろここに来るまで何度俺の足を踏んだか解らない令嬢の方が問題だね)
ジュストが今回気になっているのは、同じ依頼に志願した従姉のローザリカのことだった。あまりに気になり過ぎて、出発前に王女様と歓談するチャンスも逃してしまったほどだ。
(ロゼは俺が目を離した時に、異種族組に失礼なことをしないだろうか。村人に対してもナチュラルに失礼なことを言って怒らせ、問題を起こしてしまう可能性は否定できない。今回は潜入捜査だから一人でも騒いだら台無しだ)
ヴェルジー伯爵家次男ジュストと、ディオール伯爵家の令嬢ローザリカは小さい頃から行動を共にすることが多い。だが、二人の関係は恋愛小説に登場するような甘酸っぱい関係ではなく、いわゆる腐れ縁というやつだ。「二人は仲がいいのか」ともし誰かに問われれば、彼は迷わずに「良くない」と答えるだろう。閑話休題。
「俺も学生ということにしよう。麗しのシルヴィア嬢はともかく、ロゼと同じグループというのがいただけないが」
ジュストが肩を竦めると、ローザリカは盛大に舌打ちした。
(やれやれ。私も大道芸人の方が良かったかな?)
やけに仲のよろしい貴族二人の間に挟まれ、シルヴィアは溜息を吐いた。
●大道芸人・江流
「思ったより小さい村だなぁ、こりゃ商売は難しそうかな?」
アルセン村をぐるっと一周し、地形を確かめた後、江流は通りがかった村人に聞こえるよう、大きな声で独り言を言った。すると、江流の思惑通り、人の好さそうな老人が江流に話しかけてきた。
「おや、兄ちゃん。旅の人かい?」
「へい。旅の大道芸人でさあ。リクエストが有れば軽業ご披露も致しますが。ところで野営しても良さそうな場所、あります?」
「なるほど、芸人さんかい。それでそんな大きな荷物を背負っているんだねえ。あんた野宿する気かい? 辺りは冬は冷え込むからやめときな。小さな村だが、宿屋はあるんだよ。ついてきんさい。案内してあげるから」
「助かります」
(この雰囲気だと断るとかえって怪しまれるな……大人しくついていくか)
江流は老人に案内され、村で唯一の宿屋へと向かうのだった。
●集会所での聞き込み
「これは一体何の集まりかな? ずいぶん多くの人がここにいるようだが」
集会所に足を運んだシルヴィアは挨拶もそこそこに、適当な村人を捕まえて問いかけた。側には同じく『学生』のジュスト、ローザリカ、そして荷物持ちのオゴスとアリオンもついてきている。
村人たちは今日、村の若い青年の葬儀があり、今は故人を偲ぶ為に集まっているのだと話した。何でも、狩りの途中に崖から足を滑らせてしまったのだという。さらに、青年は村の外までも評判が届くほどの美青年だったという。
「これはこれは。大変な時に押しかけてしまったようで申し訳ない」
ローザリカは村人に大人数で押しかけたことを詫びた。
「我々は伝承や信仰を勉強しているのです。ご迷惑でなければもう少しお話を伺いたいのですが」
ジュストはお悔やみを述べた後、そう切り出した。神学系のグループ研究ということにしておけば、葬儀について根掘り葉掘り聞いてもそこまで不審ではないだろう。
(王子の手がかりの村で青年が事故死? 偶然とは思えない。美青年というのも、他の事件と類似性がある)
村人達の話を聞いているうちに、シルヴィアの眼付きが鋭くなっていく。確か王子は『ヴァルザード領内周辺の美青年・美少女連続失踪、死体損壊事件』について調べていたはずだ。そして、ここも王子が調査の網を張っていた村……。
「そういえば、この村には教会が無いようだけれど、誰が葬儀を取り仕切ったのかな?」
「ああ、ゼーレラモンというお坊様に来ていただいたのですよ。領主様に相談して、派遣して頂きました」
シルヴィアが尋ねると、村長はにこにこと答えた。
「そうなのですか。その僧侶様は今どちらに?」
「村の外れにある、宿屋におられるはずです。とても紳士的な方ですよ」
(領主が僧侶を派遣……領主が関わっている組織的犯行という事だろうか? いや、まだ結論を出すのは早い。真っ当な僧侶の線も無くはない。その僧侶について、調べる必要があるな)
「お話、ありがとうございます」
シルヴィアは村人に礼を言い、仲間達の所へと向かった。
●従者コンビの調査
「ふう……ようやく一息つけますね」
オゴスは墓場から少し離れた場所でバックパックを下ろし、くたびれた様子で岩にこしかけていた。だが、本当に疲れているわけではない。周囲の会話を聞き漏らさぬように、神経は尖らせている。今、学生組は墓場の周辺の調査の真っ最中だ。怪しい奴が近づいてきたら仲間達に警告する必要がある。
「オゴスさん、村人にこれをもらったよ。『来世の栄光』の聖言だそうだ」
「ああ、それは彼らの研究に役に立ちそうですね。俺も一応読んでみようかな」
アリオンはオゴスに一枚の羊皮紙を渡した。彼自身は既に内容に目を通している。そこには、人間は善行を積めば死後神に救われ、来世での栄光を得られるのだという、ありがたい教えが書かれていた。
「来世? 澱に還った、その先の話かな? 少し珍しい気もするね」
「ゼーレラモン、でしたか。後で直接お話を聞きに行ってみましょう」
●ししょーと弟子
「ボク、神様とかの話ってぶっちゃけよく知らないんだよね。ラモンししょー、せっかくだから教えてよ!」
「ええ、よろしいでしょう。では、創世神話からお話しましょうか。 初めに神は霊智の澱から箱庭を創造され……」
ラモンが子供の頃ボルガニスク神殿で散々聞かされた神話を語り始めると、ミーミルは熱心に耳を傾けた。ラモンは神殿育ちで神官の衣装を着ているが、実際はそれっぽいだけのなんちゃって神官であることなど、ミーミルは疑いもしていないようだ。ミーミルはラモンのありがたいお話を聞きながら、村をぶらぶらした。やがて、二人は村の集会所に辿りつく。
「私、ラモンと申します。シグモルの地より参りましたボルガニスク神殿のものです」
ラモンは集会所に立ち寄り、集まった村人達に丁寧にお辞儀をした。
「おや、旅の神官様ですか。ラモン……これは偶然ですなあ」
「? 私の名がどうかしましたか?」
「ええ、実はこの村で今日葬儀があったのですよ。葬儀を取り仕切って頂いた神官様のお名前もゼーレラモンと言うのです」
「ほう、それはなんと痛ましい。その方に、ボルガニスクの加護があらんことを」
「ありがとうございます。ラモン殿。ところで、そのラモン殿はどちらに?」
●怪しい僧侶
「失礼、貴方がゼーレラモンさんですかな?」
「はい、そうですが。あなたは?」
「私はラモン。旅の修行僧です。こちらに神官様が滞在されていると聞いたので、ご挨拶をと思い。こちらは弟子のミーミルです」
「いちばんでしのミーミルです! ゼーレラモンさん、初めまして!」
ラモンに紹介され、ミーミルは元気よくゼーレラモンに挨拶をした。
「御丁寧にどうも。可愛らしいお弟子さんですな。それにしても同じラモンとは奇遇ですな」
「全くです。火生の神を信仰しておりますが、貴方はどんな信仰を?」
「私は『来世の栄光』という教団に属しております。神はいつも人々を見守っておいでです。この世で善行を積めば必ず来世で救いが――」
「なるほど、興味深い。火生の神の教えでは、死後は――」
二人の神学トークを、ミーミルは熱心に聞いていた。と言っても、半分ぐらいは何を言っているのかよく分からなかったが。
オゴスとミーミルの二人が立ち去ると、今度は入れ替わるようにして、ジュスト、ローザリカ、シルヴィア、オゴス、アリオンがゼーレラモンの前へとやってきた。
「貴方が僧侶ゼーレラモンかな? 私はジュスト。隣の二人がシルヴィアとローザリカです。我々は神学について研究をしている学生です。少しお話を聞かせていただけないでしょうか」
「ほう、今日はお客の多い日だ。私は構いませんよ……」
●作戦会議
ゼーレラモンとの面談を終えた後、冒険者は村の外れに集まり、作戦会議をしていた。
「ゼーレラモン氏の活動について尋ねてみたんだが、彼は少し前にも領主の依頼で別の村へと派遣されている。不思議なことに、その村も、例の王子の地図に印がつけられた村だったんだ」
ジュストは腕を組みながら、ゼーレラモンから聞き出した重大な事実を仲間達に告げた。
「「ということは……」」
「ああ、やはり彼が我々の追っている墓荒らしで間違いない」
ローザリカがそう断言すると、ミーミルは悲し気な表情になった。
「ゼーレラモンさん……」
「やはりそうでしたか。同じラモン同士で戦うことになるとは、これも神が与えたもうた試練か……」
「俺からも一つ。さっき俺のセンサーが反応していました。彼はおそらく授恵者です。そして、多分俺よりも強い」
オゴスは沈痛な面持ちで告げた。
「と言うことは、単なる墓荒らしではないということだな。それも相当な手練れの。死霊術師である可能性も高い。逮捕には細心の注意を払おう」
シルヴィアの言葉に、一同は頷いた。
●墓荒らし
「さて、そろそろ仕事をしよう」
深夜の二時頃。ゼーレラモンは人知れず宿屋を抜け出した。
「『彼』が動いたか。俺も後を追うとしよう」
ジュストはゼーレラモンの姿が見えなくなったのを確認した後、墓場に向かって歩いた。危険を冒して尾行する必要はない。彼の行き先は分かり切っているからだ。墓場の周りには隠密行動が得意な仲間達が張り込んでいる。抜かりはないはずだ。
……。
「ここだな」
ゼーレラモンは本日埋葬されたばかりの青年の墓石の前に立つと、聖印で十字を切った。すると、彼の目の前の空間に亀裂が走り、彼はその中から小ぶりなシャベルを取り出した。
(やはりゼーレラモン、噂の僧侶が墓荒らしの犯人だったか。けどまだだ、もう少し様子を見よう)
江流は木の上に身を隠しながら、ゼーレラモンの犯行を静観している。十中八九授恵者であるゼーレラモンは死霊術師である可能性も高い。ならば墓場で仕掛けるのは悪手だ。
(御遺体には申し訳ないが墓地で事を起こしたくはない。彼が墓地から離れたところで仕掛けます)
オゴスも樹上に身を隠し、ゼーレラモンの犯行を見守っている。仕掛けるのは、奴が墓から離れた後だ。ちなみにオゴスと江流の二人ともが木の上にいるのは、この墓地は見晴らしのいい丘の上に立っている為、隠れられる場所がかなり限られていたからだ。
サク、サク……。しばらくゼーレラモンが柔らかい土にシャベルと突き立てていると、やがて、真新しい棺が顔を出した。彼は棺を開け、中を確認すると、シャベルを強引に押し込んだ。そして、彼が棺に手をかざすと、棺は中身ごと、空間の裂け目へと吸い込まれていった。
「マジカルポケット……。 アレは生物は収納できないが、遺体なら『物』だからな」
「まずいぞ従弟殿。証拠が消えた」
「問題ないさ。マジカルポケットの中身は術者が意識を失えば強制的に外に排出される。俺達がやることに変わりはない」
「そうか。君の魔法オタクもたまには役に立つな」
ジュストは隣の無礼な令嬢も墓穴にブチこみたい衝動に駆られたが、仕事中なのでなんとか堪えた。
ゼーレラモンの犯行現場の一部始終を目撃した冒険者達は、足早に立ち去っていく彼の後を急いで追った。
●ゼーレラモンの正体
「ゼーレラモン様、全て見ておりました。墓荒らしって悪行ですよね。死後、ダメになるのでは?」
帰り道のど真ん中に立ち、ラモンが糾弾すると、ゼーレラモンは眉を吊り上げた。
「ほう、見ていたのですか。覗き見とは感心しませんな」
「昼間会った時はあんなに良い事言ってたじゃないか! ゼンコー、良いことをすれば救われるって……なんでこんなことするんだよう。お墓を暴くのは良い事じゃないよ!」
今度はミーミルが叫ぶ。彼が墓荒らしなのは理屈では分かっていたが、実際に見るとやるせない。彼はいい神官さんなんだと、信じていたかったのだ。
「――言い訳はしません。ですが、見られたからには、生かしておくわけには行きませんな」
ゼーレラモンは二人の質問には答えず、外套の下から戦闘用の杖を取り出した。
「澱への土産に教えて差し上げましょう。『来世の栄光』など、愚かな衆生を騙す為のまやかしに過ぎぬ。全ては、教主様のお望みを叶える為……」
ゼーレラモンがそう呟くと、彼の肉体が内側から膨れ上がり、黒い毛皮に覆われていく。
るぉおおおおおん!
狼のような雄叫びが夜の森に響いたかと思うと、ゼーレラモンは人と狼を掛け合わせたような異形の姿へと変身を遂げていた。
「――原理はオレ自身にもよく分からないんだがね。死霊術で肉体を強化すると、オレはこうなってしまうんだ」
自嘲するようにゼーレラモンが呟き、跳躍しようとしたその時だった。江流の投げた閃光塗弾がゼーレラモンの視界を塗り潰した。さらに、光の六角柱がゼーレラモンの足元から立ち昇り、彼を内側へと封じ込める。
「観念しろ、ゼーレラモン。大人しくお縄につけ。今だみんな!」
ローザリカが叫びながら薔薇色の扇を天高く掲げると、近くに隠れ潜んでいたシルヴィア、アリオンが現れた。彼の退路は、墓場からついてきていたオゴスと江流が塞いでいる。八人の冒険者達は、光の檻に閉じ込められたゼーレラモンを完全に包囲していた。
「むん!」
ゼーレラモンは光の結界を打ち破らんと、牧杖を光の檻へと叩きつけた。杖には魔力が込められているのか、檻には小さな罅が入った。
「あの様子だと、突破には時間がかかるだろう。解けた瞬間に全員で仕掛けよう」
シルヴィアは全身から青いエーテルの炎を放出し、仲間達を包んだ。範囲内の仲間全員を強化する高度な補助魔法を使ったのだ。
「いや――待って! 何か近づいてきてる!」
ミーミルが叫んだ。四方八方から、なにか霧のように朧げな人影達が近づいてくる!
「ツメタイ……クルシイ……」
「カラダ……ウラヤマシイ……」
「これは――ゴースト! ゼーレラモンめ、さては死霊術で辺りの浮遊霊を呼び寄せたな!」
ジュストが叫ぶ。ゼーレラモンのエーテルによって実体化した五体の霊達は、生者への妬みを以て、冒険者達へと襲い掛かってきた!
「くくく、実は呼び出しただけでちゃんと制御はできていないんだが、今ならオレは安全だよなあ?」
ゼーレラモンは光の檻の中で含み笑いを漏らした。
●VSゴースト
「……光縛封の内側に魔乱印は使えない……先に霊達を倒すか」
江流はゼーレラモンの背後からフッと掻き消えると、ゴーストの一体を一瞬で切り伏せた。
「ちゃんと刀も効くんだな。なら問題ない」
そう呟くと、江流は再び目にも止まらぬ速さで大地を駆け、ゼーレラモンの退路を防ぐ位置へと戻った。
「ゾンビだけではなく、霊も呼び寄せられるのか」
「彼らはこの辺りで亡くなった方の霊なのでしょうね。すみませんが、倒させてもらいます」
シルヴィアとオゴスは襲い掛かってきたゴーストを一体ずつ攻撃し、一撃で霧散させた。どうやら、この霊達は授恵者にとっては大した敵ではないようだ。エーテルが扱えない一般人ならば、恐らく攻撃自体が通じないのだろうが。
「荒事はあまり得意ではないのですが」
ラモンはぼやきながら光球を発生させた。眩いエーテル球の輝きが辺りを照らし、冒険者達の視界が少し広くなった。
「結界が解けたら一気に仕掛けよう」
ローザリカは自身に輝刃をかけ、光縛封が解ける時に備えている。
「眠っている人達の霊を呼び寄せるなんて! 許さないぞゼーレラモン!」
ミーミルはぷんすか怒りながら、ゴーストの一体に斧槍を叩きこみ、一撃で霧散させた。一瞬で蹴散らされ、早くも最後の一体となったゴーストはミーミルへと冷たい手を伸ばす。ミーミルはゴーストにタッチされ、生命力を少し奪われた。
「人狼化か……興味深い術だが、このゴーストたちでは俺達の相手は役者不足だな」
ジュストは杖を一振りし、最後のゴーストをエーテル弾で貫いた。
「殺界……使うまでもなかったか」
全てのゴーストの消滅を確認したアリオンは光縛封が砕ける時に備え、精神を集中した。
●決着
バリィン!
光縛封が砕けた瞬間、八人の冒険者達は一斉に攻撃を仕掛けた。一流の死霊術師といえど、さすがにこの人数差ではひとたまりもなく、ゼーレラモンは一瞬で制圧され、戦闘不能となった。その瞬間、ゼーレラモンが強奪しようとしていた棺が空間の裂け目から溢れ出し、ゴトン! と音を立てて着地した。
「これで任務完了だね。証拠も十分だ。彼は光縛呪で縛っておくよ」
ジュストはウインクし、ゼーレラモンを魔法の縄で縛った。彼は王国に引き渡され、厳しい尋問を受けるだろう。冒険者達は村人に事情を説明し、翌朝すぐにゼーレラモンを連れて王都へと引き返した。
●エピローグ
「無事に墓荒らしを捕らえたようですわね。御苦労様。報告書は後でゆっくり読ませて頂きますわ」
メアリー王女はゼーレラモンを捕らえた冒険者の前に再び姿を現し、労いの言葉をかけた。わざわざ冒険者達に挨拶する為に再び城を抜け出してきたのだろうか。そんな王女様を見て、アリオンは思わず口元を綻ばせていた。シルヴィアは、必死に笑いをこらえている。
「? どうかされまして?」
「なんというか……嬉しいです。王家の方々が、小さな村のために動いて下さる事が」
アリオンが微笑みながら、そう口にすると。
「民あっての国ですもの。この国の頂点に立つものとして、小さな事件とて見過ごすわけには参りませんわ」
影の女王はさも当然とばかりに小さな胸を反らした。この国の頂点に立っているのは彼女ではなく父王のはずだが、冒険者達は空気を読んで黙っていた……。
マスターコメント
ミドルシナリオ普通 報酬:多い8 / 6〜8人
2021年11月29日 22時49分14秒 公開
相談掲示板
キャスターのジュストだ、よろしくね。 さて、どうしたものだろう。 あからさまに夜の墓地で張り込むのも、村で墓荒らしを探している冒険者として聞き込みを行うのも、どちらも墓荒らし犯を警戒させてしまって墓荒らしの現場を抑えることが出来ず、犯人を捕まえることが出来なくなりそうだね。 シーフで気配を消せる人達は夜の張り込み自体は問題無さそうだとは思う。 村に滞在している僧の情報に関しては人が集まってる村の集会所なり宿で世間話の体で聞き込むことは可能そうだけど、俺達がどういう目的なり経緯で村に立ち寄った集団かは合わせておいた方が良いんじゃないかと思ったよ。
ヒーラー……ではなく、シーフのラモンと申します。お気軽にモンチョとお呼びください。 いやはや、何ラモン様……何者なんでしょうね。気になりますね。 ふふ、ラモンはラモンでも私は無関係です。人違いならぬラモン違い、ですね。 ともあれ、よろしくお願いいたしますね。 ……と言いたかったがために参加した口ですが、参加したからにはきちんと仕事はする主義ですので、どうぞご安心ください。 さて。 主に調査パートと戦闘パート?に別れる感じですかね。 村に到着後、「青年が事故死して葬儀を行った直後であること」「『来世の栄光』の方がいらしていること」をPC知識として落とし込み、夜にお墓で張り込みして確保……という流れがまず思い浮かびましたが。 「何ラモン様が墓場に来た」という状況だけでは論破には材料不足ですので、実際に墓荒らしをしてするまでは待機、ですね。 >村に来た目的 なるほど確かに。授恵者が8人もゾロゾロと歩いていたら相手側にも警戒されてしまいますので、授恵者であることも隠せる理由がよさそうですね。パッと思いつくのは行商人でしょうか? ああ、でも、全員が合わせる必要もないかなとも思いました。 例えば夜まで隠れながら情報収集することも可能ですし、私の場合は見た目がこの通り神官ですので、旅の修行僧として立ち回ることもできるかなと。まあ、修行僧というよりは家出僧なんですけどね。
僕はウォーリアのアリオン。皆、よろしくね。 僕みたいに剣を帯びてる人が聞き込みするときっと目立っちゃうから、武装はどこかに隠して行商人なり旅人なりを装って話を聞く事になるのかな。 PL情報としては墓場で現場を押さえようとすると力が増すみたいだから、どこで仕掛けるかも考えた方が良さそうだね。 村の方に移動されちゃったり逃げられても困るから、上手く何もない所に誘導できるといいのかな。
シーフのオゴスと申します。どうぞよろしくお願い致します。 武器は魔導書、暗針、祭刀を使うことが多いです。 隠す方法は小さな武器なら隠し持つ。大きなものはマジカルポケットが確実でしょうか。 行商人なら獣や盗賊除けに多少の武器を持っていたり、用心棒を雇っていても不自然さは薄いと思います。 もし可能であれば、俺をどなたかヒューマンの方の召使い役ってことにしてくださるとありがたいです。 全員が同じ集団としていくのであれば、俺を下っ端的な立場にしていただいて。 聞き込みと張り込みの分担では、張り込み側がシーフの能力的に向いていそうですね。 テレパスを用意して声を出さずに異変をおしらせすることもできます。 >ラモン違い ふふっ! はい。承知しました。
シーフの海神江流だよ。今回は宜しくね。 今回はシーフが3人かな? カブらないように張り込み方も分散しておいた方が万が一の取り零しも少ないように思う。 ハイディングは特性スキルだから、組み合わせによっては戦闘力がかなり低下してしまう場合もあるだろうし、そこは上手く分散したいな。 あと、墓荒らしが夜に行われてるって事は、視界の確保も必要なのかな。 墓場まで見渡せる程度の木でもありゃ、それに登って高所から墓を見ておくとかも悪くないかなと思った。 暗視、超視覚に、逃走防止と木登りの補助にホライゾナルジャンプあたりでそういう動きをしてみるのもいいかなと考えてる所。 閃光塗弾も持っていこうと思うんで、テレパスがなくてもこれを使えば合図はだせるんじゃないかな?
シルヴィアだ。今回はよろしく頼むよ。 モンチョは期待通りのネタをありがとう← 墓荒らしの被害に遭う場所を予測、か。何やら大きな組織でも動いていそうだね。連続失踪事件や死体損壊事件のこともあるし、亡くなった青年の容姿についても聞いてみたいところだ。 流れについてはモンチョが言ってくれたもので良いと思う。 墓場は村外れの丘の上らしいし、犯行後の宿への帰路(丘の途中)で修行僧を捕らえられたら良いなと思った。領主の派遣という体で来た僧侶だから、犯行後逃げずに一旦宿屋に戻りそうな気がして。勿論そのまま逃げる可能性も有るけど……。 現行犯での捕縛が一番説得力があるし、言い逃れ防止の為にも墓場での戦闘も覚悟しておいた方が良さそうだね。 >墓荒らし 墓地に明かりは無いだろうし、光源か暗視を持って行った方が良いと思う。閃光塗弾での合図も良い案だと思うよ。 >来訪理由 確かに依頼を受けた冒険者の体だと犯人に警戒されてしまいそうだね。全員で合わせなくても大丈夫だと思うけど、各々来訪理由は考えておいた方が良いかな。 >オゴス もし良かったら手伝おうか? どんな役柄にするかは迷っているんだけど……この地方の伝承や歌を調べている貴族の学生とでもしておこうかなと考えているよ。割とそのままだけど(
そうだね、全員で合わせる必要はないけれど、1日に8人もの客があること自体あまりなさそうな村だし、合わせられるなら合わせておいた方が不自然じゃないかなって。 モンチョさんの挙げてくれたような行商人なら怪しまれることなさそうだし、後は夜まで隠れながら情報収集するのもありだと思うよ。 >オゴスさん、シルヴィア様 俺も便乗して良いかな? 勉学の為に地方へ来た学園の生徒達と、雇われた護衛という体で。 >戦場 犯行現場を抑えるとなるとどうしても墓地近辺になるのかな、と。 相手が強化したり、追加戦力を呼び寄せる前に奇襲を仕掛け、速攻無力化してしまえれば一番シンプルな気もするよ。
ヒーラーのローゼリカと言う。 犯人が身内にいる、などという愉快な依頼でないのが残念でならないが… 別ラモンの捕縛には僕も尽力しよう。よろしく頼むよ。 >来訪理由 僕も生徒として合流させては貰えないだろうか。 それが一番説得力のありそうな理由だし、お恥ずかしながら色々と力不足でね。 共に行動させていただけると有難い。 >戦う場所 こちら側のラモン君が挙げてくれている様に、犯行前に問い詰めても 「散歩をしていただけ」と言い逃れられる状況だろうしな。 荒らされてからしか証拠を掴めないとはいえ、村人を思ってやるなら 酷くやられる前、墓場で反抗開始直後に奇襲……がいいだろうか。 それこそ荒らし始めたところに、閃光塗弾をぶつけて目くらましと同時に皆で仕掛けるとかな。 >戦闘 僕自身の行動として、初手は光縛封を試みたい。 もしも死霊術が身体強化のみならば脱出不可能な状況を生み出せて儲けものだし、 そうでなくとも全員で息を合わせて攻撃をするための時間稼ぎが出来たらいいと思っている。
>シルヴィアさん、ジュストさん ありがとうございます。よろしくお願い致します。 学園生なら何か調べものをしても別の目的に偽装できるってわけですね。貴族が護衛や従者を連れているのも自然ですし。 俺は非授恵者の護衛か荷物持ちあたりの役柄が向いていそうですね。 後ろめたい過去がありそうな雰囲気を匂わせ『善行を積めば死後救われますよ』といった話に興味を示そうかと。 >合図 閃光塗弾は目潰しにも逃走防止にもなりますね。どちらの効果を選んで使えるとは便利で面白いです。 強い閃光を炸裂させて使う際は、暗視を使っている仲間の目まで巻き添えにならないかがちょいとばかし気になります。 敵と離れているのなら、それほど心配することもないですかね?
学園生と護衛は動きやすそうで良いね。……僕は貴族にも商人にもきっと見えないだろうから、どちらにしても素直にその護衛って事にしようかな。 >戦場 確かにお墓を完全に掘り返されるのを見過ごすのは忍びないし、墓場での奇襲に賛成だよ。
成程……ジュストの言う通り、様々な目的の来訪者が同時に来るのは不自然な規模の村だね。合わせられるなら合わせておいた方が良さそうだ。 ジュストとローザリカと私が学園生組、オゴスとアリオンが護衛役又は荷物持ち役だね。皆、改めてよろしく。 >戦場 お墓を酷く荒らされる前に対処したいという思いにも、奇襲を仕掛けて速攻無力化するという作戦にも賛成だよ。戦場は墓地に決定しても良さそうだね。 江流が合図用の閃光塗弾を使ってくれるなら、目印用の閃光塗弾は別の人が持って行った方が良いかな。もし江流と共に墓地を見張ってくれる人がいればその人にお願いしたい(もしいない場合は戦闘開始後に私が投げようかなと思っているよ)。 強い閃光に関しては敵と離れていれば大丈夫そうだけど……墓荒らしが始まったら江流の方を見て、ハンドサインを確認して目を閉じるでも良いかも。あまり使ったことがない道具だから威力が分からなくて。 >戦闘 ローザリカが初手で光縛封を使ってくれるなら、私はブルーフレアと、閃光塗弾効果B又は一斉攻撃に備えて魔錆を使いたいと思っている。持って行くスキルはまだ考え中だ。
遅くなってごめんね。 ウォーリアのミーミルだよ! ボクは武器がドワーフ用とはいっても長斧槍だから、布で隠したりしても目立つだろうなぁ・・・。 村へ寄る身分については、 シルヴィア オゴス ジュスト ローザリカ アリオン が貴族とその護衛、ラモンは行商人、江流は未定っていう感じかな? ボクはラモンの護衛ってことにさせてもらうと嬉しいんだけど、良いかな。 難しそうだったら言ってね。 犯行が夜っていうことだから、暗視と超聴覚を用意しておくよ。 犯人が人狼化するっていうのがよくわからないんだけど、とりあえずシーザーロアでの引き付けをしておくね。
>戦場 墓地での戦いは避けられるなら避けたいってのが俺の意見です。 死霊術師とやり合う中で墓地も荒れちまうでしょうし、荒らさないようにとの配慮を隙として突かれる恐れもあります。 墓地で呼び出す死霊の元が墓地で眠る方々だとすると後味の悪い戦いになる予感がします。 ゾンビやスケルトンが墓の下から出現した場合、その時点で墓は荒れちまうでしょうし……。 死霊術師が用事を終え墓地から遠ざかったところで仕掛ける案も出しておきますね。 墓を暴かれる被害者が出てしまう点は心苦しいのですが、墓地の被害を抑えたいという部分は皆さんと同じです。 被害者も出さず墓地での戦いも避けられる手立てがありゃ一番なんですが、なかなか良い手が思い浮かびません。
>ラモン違い ふふ、ご期待に沿えたようで何よりです。誤って攻撃などされたら一溜りもありませんので、どうかよろしくお願いいたしますね。 >戦場 オゴス様の仰ること、私も大切かと思います。 墓荒らしの現場は抑えたいですが、それ以上に墓を戦場にするのは心苦しいですよね。 「墓場で戦闘になった場合、死霊術の威力・精度が上昇し、ゾンビやスケルトン、ゴーストなどを呼び寄せます。」ともありますし、可能な限り墓からも離れた場所で抑えたいところです。 亡くなった青年には少々申し訳ないのですが……オゴス様の、墓荒らしをした後の少し離れたところで仕掛ける」案に賛成です。そちらの方が、何ラモン様も油断してそうですしね。 >ミーミル様 実は私、旅の修行僧ということにしようかなと思っておりまして。 あちらの何ラモン様とも似た境遇と言うことで、村の方々にお話しを聞きやすくなるかなと。 それでも良ければになりますが、同行はとっても助かります。護衛の他には、旅の途中で出会って同道した弟子(見習い)ということにしてもよいかなと。 ええ、ええ。よいものですよ。火生の神『ボルガニクス』。……どうですか?この機会に学んでみませんか?
修行僧かぁ。 思ってもみなかったけど、良いかもね! 同行の許可、ありがとう。 ボルガニク・・・、えっと、神様の話はわからないからボクは弟子ってことにしといた方が良さそうだね。 >戦場 考えてみなかったけど、そうだね。 墓場で戦うのはちょっと不味いよね。 相手は死霊術?っていう死体を操る術があるみたいだし・・・。
俺はどうすっかな。 ちょうど他でも使った設定があるんで、流れの大道芸人って感じにしとこうか。 リュックに野営セット、マントで固めてりゃ見た目に違和感はないだろし。 仕掛けるタイミング、そうだな。 墓場で押さえちまうとそこが戦場になる。相手に有利なフィールドは避けるなら、その後少し泳がせて墓場を離れた所で…が理想か。 それについては了解。 どっち方面に立ち去るかで初動が遅れちまうかもしれんが、ホライゾナルジャンプ使えば振り切られる事はないだろうし、そっち方面で構えておくわ。
>戦場 では犯行後、墓地から少し離れたところを奇襲する形だな。 強化された敵に僕たちが押し負けてしまえば取り返しは付かないが… 荒らされた墓を直すことは出来る。実に理に適っていて僕好みでもある。異論はないよ。
ふふ、モンチョを間違えて攻撃はしないから大丈夫だよ。此方こそよろしくね。 >戦場 オゴス達の言葉も確かにその通りだ。戦場を決めるというのは難しいね……色々指摘して貰えて感謝だ。「墓荒らしをした後の少し離れたところで仕掛ける」でいこう。 >予定スキル 汎用はマジカルポケットと暗視。特性はブルーフレアと、私も逃走防止用に光縛封。 アクションはメテオライト、魔錆、輝刃、ヒール。 初手は……目印をつける為にも閃光塗弾効果Bをぶつける事を最優先にするね。 (文章を書き直したよ。ごめんね)
>戦場 誰かの墓が暴かれる前に対処したいという想いも、人の気持ちとして立派なものだと思います。 墓荒らしの被害も防ぎ、敵の証拠もつかみ、墓地以外で戦う手がないものか頭をひねったのですが、どうも全てを解決する手が思い浮かばず……。 墓地から遠ざかったところで奇襲ということになりそうですね。 >戦闘時の動き 先手必勝で縛糸刃をかけにいきますね。他に使う予定なのは回避を阻害する脛撃3です。 身体強化が得意な敵にはBSをもりもり撃ち込みたくなりますね。 BSは確か効果名が同じものは強度の高い方に上書き、下がる能力が同じでも効果名が別ならどちらも有効ってルールでしたか。 縛糸刃でかけられるBSは【束縛】。脛撃は【回避低下:20%】です。 仲間同士の作戦の兼ね合いで、別のBSを使った方が……ということも可能な限り対応します。
>戦場 犯行後、立ち去ろうとする所を取り押さえるになりそうたね。了解だよ。 僕は暗視を持って潜んでおいて、初手でシーザーロアで引き付け、とかかな?
あ、シーザーロアはミーミルが仕掛けるならあまり意味が無いかな。 それなら単純に戦士の一断とかで最大火力をぶつける方が良いかも。
ふむ、確かに墓地で派手に立ち回ったらどちらが墓荒らしか解らないことになりそうだね。 仕掛けるのは墓荒らしの犯行後、墓地から立ち去ろうとする所を取り押さえるで問題ないよ。 汎用スキルで持参予定なのは村での情報収集で使えそうな話術、それに死霊術に関して気になることがあるから魔法知識かな。 光縛封持ちが二人いるから逃走対策は大丈夫だと思うけど、他のアンデット呼び出してる状態だったら初手でスタティックフィールドかけて纏めて移動阻害を付与する予定。 他は魔矢とメテオライト、氷嵐。 全員が暗視持ちというわけでもなさそうなら、戦闘時の光源としてエンライトも持っていこうかな、と。
>個人行動 汎用は話術・暗視、特性で捜波を予定しています。 日中は村の方々から情報収集、夜は捜波で墓から何ラモン様の追跡を行う形になるかなと考えております。 >エンライト こちらですが、私の方で持っていきますね。 上記で何ラモン様のマークをしておりますので、戦闘開始時にもし離れている方がいても目印になるかなと。 >戦闘 実は戦闘は初めてでして。お役に立てるか分かりませんが、毒撃での攻撃が主になるかなと。
ああ、モンチョさんがエンライトを用意して頂けるのなら助かるよ。 それなら俺は代わりに光縛呪を持っていこう。