【砂塵】空からオウムと女の子が!
馬車猪
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シナリオID:1492
オープニング
空には星。
地上には砂塵。
疲れた翼を休めるためのオアシスはどこにも見えず、ビッグオウムとその御者は窮地に追い込まれていた。
「西は2時の方向ですっ」
小さな体を分厚い革服で包んだ御者が星を観て方位を探る。
精悍なビッグオウムは荒々しい風を見事に捉え続けて高度と速度を維持。
進路選びは完全に相棒に任せ、少しでも消耗を抑えようとしている。
「えっ?」
地上に微かな光が見えた気がした。
限界まで目を凝らす。
特に砂嵐が激しい場所に、壮大な……話に聞くリーンエス王国王城のような巨大建造物が見えた気がした。
その瞬間体が揺れた。
強風に巻き込まれかけ、相棒がバランスを崩しかけたのだ。
「水平に……戻った! このままいけますっ」
無意識の動作で推定現在位置を地図に書き込み胸のポケットに押し込む。
過酷な飛行は予想の数倍は長く続き、御者は地図のことをすっかり忘れていた。
●
丘が燃えていた。
若い同族は敵を舐めて無数の矢で射殺され、わずかに残った主力も人類の授恵者を突破出来ずに追い返された。
桃色髪の雌が弓兵を率いてこちらに向かってくる。
敵だ。
砂漠とは違って何もかもがあるこの大地で散々同族を邪魔し、襲い、ついにここまで攻め込んできた邪悪だ。
滅びゆくオーガ部族を率いる彼は戦士を連れて丘を駆け下りる。
自種族内での争いの激しさで知られる彼等も、本拠地まで追い込まれたなら本当の意味で本気になる。
この団結があれば、緑の大地で惰眠を貪る軍など相手にもならないはずだった。
●
(こちらセニャ。手羽先は後退。砂肝も後退。胸肉はそのまま射撃を続けなさい)
憎悪と狂乱が渦巻く戦場の中で、通信だけがいつも通りだ。
(こちら手羽先。現在100メートル後退)
(こちら砂肝。後200メートル後退してから隊列を組み直します)
(胸肉です現在射撃中。セニアーラお嬢様、部隊名変更しましょうよ)
3つの部隊の合計百数十名が、歴戦の将軍と下士官に率いられているかのように敵を半包囲する。
もちろん種も仕掛けもある。
総勢10人のテレパス使いによる密な情報伝達が、異常な練度の部隊行動を可能にしていた。
(こちらセニャ。敵が走り疲れるまでは白兵戦禁止よ。追いつかれそうになったら弓も槍も全部捨てなさい)
(こちら胸肉。矢が尽きそうなので2人目のマジカルポケットの矢を使います)
第3小隊が猛烈な弾幕を張る。
テレパス使い以外は非授恵者ではあるが訓練に訓練を重ねた専業兵士達だ。
1対1で正面から戦うなら熟練授恵者が必要なオーガに矢傷を与えて流血を強いる。
「久しぶりね」
言葉が通じていないことを承知の上で声をかける。
逃げ遅れたセニャ1人を目指し突っ込んで来るオーガの先頭には、見慣れた顔と傷跡を持つ大柄オーガが丸太を抱えて駆けている。
何度も戦い、決着がつかなかった相手だ。
「私ももう婚活を始めないといけない年齢なの」
予備動作なしで投擲された丸太を1歩斜め前へ出ることで回避。
加速し飛び込んで来たオーガ3体にそれぞれ肩と腕と腹に同じ傷跡をつけ突撃をひらりと躱す。
「この程度なら冒険者の手を借りる必要もなさそうね」
領主夫妻が不在の間リーラント伯爵領を任されたセニャは、人類の敵である脅威を害獣あつかいしていた。
●
「だいじょうぶ。だいじょうぶだから」
既に限界だった。
砂漠越えになんとか成功し、王国南東部に着陸するまでは良かった。
そこからは最悪を越えた最悪だ。
相棒に食事をとらせてようやく自分の顔を拭こうとしたところでいきなり矢が飛んできた。
慌てて地上から飛び立ち万一のためのセーフハウスへ飛んでもまた矢が飛んできた。
高速の輸送手段であり高速の情報伝達手段であるビッグオウムは特級の財産だ。
どんな外道でも、捕縛を狙うことはあっても殺害を目指すなどあり得ないはずだったのに現実はこうだ。
「王都の近くまでいけば冒険者ギルドがあるから」
相棒にも矢が数本刺さった。
短時間着地したときに手当はしたが十分ではない。
このままでは飛べなくなる。
しかし地上で休んで殺される訳にもいかないし、襲われたという情報をゴールディに届けられずに終わるのはもっと危険だ。
「この臭い……」
前方に見える丘が燃えていた。
この時点の御者に知る術はないが、オーガの主力が離れた時点でささみが奇襲し火矢を射かけ止めを刺したのだ。
「あ」
ビッグオウムの羽ばたきが弱くなっていく。
急速に高度が下がり、必死に立て直そうとするが向きが水平に戻らず速度だけが上がっていく。
広大な緑の大地に、大勢の人間が見えた気がした。
●
人類の事情など知ったことではない。
新しい武器も防具も、奪うには相手が強かったから仕方なく交換という形で手に入れただけだ。
「案内はここまでだ」
砂色の外套で顔まで隠した案内人がいきなり消えた。
部下達が騒ぎ出す。
砂漠とは別世界の平原に驚いたか案内人に驚いたかと思ったが違う。
空に鳥が飛んでいる。
餌だ。
戦士が鉄棍棒を振り上げて威嚇し、見習い戦士が投擲用の槍を空へと放つ。
「なんでっ……亜人っ!」
ゴールディの少女が悲鳴を堪えて相棒を励ます。
もはや飛び続ける力はほとんど残っておらず、不時着あるいは墜落する直前だった。
●
砂漠上空でゴブリン少女が事件に巻きこまれた翌日、冒険者ギルドに1枚の依頼票が張り出された。
「新ブランドの鶏肉試食会?」
平和な依頼なはずなのに、報酬が多く何故か難易度も高い。
「はい。十中八九そうなる依頼です」
ギルド職員は嘘は言わない。
間違ったり無茶振りをするだけである。
「現在、リーンエス王国のある伯爵領で亜人掃討作戦が行われています」
作戦には全く問題はないのだが、予想されるトラブルは非常に大きい。
「依頼を請けた場合、無料で飲み食いをしながら万一に備えることになります」
この時点では、ビッグオウムの御者が1人所在不明になったという情報は冒険者ギルドまで届いていない。
「万一?」
「はい。隣領が栄えるくらいなら練度の高い自称盗賊を送り込む方がマシという方が結構な数いるので」
自称盗賊ではなく重武装の亜人ゴブリン部族約300名がその伯爵領に侵入したことに、伯爵家も隣領領主も気付いていない。
敵を発見しだい警告の狼煙をあげるはずの兵士は、不意打ちの矢により射殺されている。
「試食会の会場は、戦場から4キロの場所にある大規模養鶏場です」
冒険者が来ることは隣領領主に伝えているのでまず大丈夫でしょうと、職員は本気で言っていた。
●
(こちらセニャ。全部隊撤退。装備の放棄も許可する。村まで後退して守りを固めなさい)
(お嬢様!)
(こちらセニャ。冒険者ならもう気付いて動き始めているかもね。私が殿をするわ。万一のときはジョセフをよろしく)
セニャは最後の通信を終え、オーガの生き残りと新たな敵を睨みつける。
重武装のゴブリン部族はオーガとは別口のようで、3分の1ほどが略奪あるいは拠点奪取のため丘へと向かっている。
「悪いことは重なるわね」
今、セニャの頭上をビッグオウムが通過した。
方向は南西。
亜人ゴブリンの3分の1がオウムを追い、残りが領軍を追い村へと向かう。
「しばらく付き合ってもらうわよ」
4体の特異個体は、有利になったのに全く油断せずセニャを包囲し襲いかかった。
解説
マスターより
リプレイ
黒い布の男が死そのものに見えた。
だがゴブリンは止まれない。
獲物はすぐそこにいるのだ。
目先の勝利を捨て逃げる判断を下せないのが、ただの亜人の限界だった。
「我々は冒険者です」
キーゼの声は殺意と恐怖の渦巻く戦場でも落ち着いている。
黒い外套は頭まで隠し、青い光が煙のように立ち上る様子は美麗であると同時に禍々しくもある。
「亜人は所属に関係なく共通の敵です。断られても勝手に参加させていただきます」
リーラント兵達は安堵した。
既に槍も弓矢も捨てているが、ナイフや水筒まで投げ捨てキーゼに向かって走り出す。
(治療対象が多すぎる)
優れた視力と判断力で、治療の優先順位を高速で決める。
今にも死にそうな兵にのみヒールを飛ばし、兵士達と位置を入れ替わる形で前進する。
飛んで来たのは投げ槍だ。
鎧を着た専業兵士でも当たれば負傷を避けられない重い一撃。
が、ダマスカス鋼の甲冑と盾の頑丈さが槍を弾く。
重武装した上で長距離走できるキーゼの体は、衝突時の衝撃にも易々耐える。
反撃の魔力の矢が、幅5メートル長さ10メートルに渡ってゴブリンの集団を抉り取った。
「ただ肉食って終わるとは思っちゃいなかったが……流石にこの規模は予想外だ」
バーネット・フォーサイスは、タダ飯タダ酒の直後に全力長距離走をしても吐きはしないがさすがに辛い。
「さぁて、どの程度の部族かな」
初手はアーケインテンペスト改。
殺傷能力がない代わりに足を引くの力を持つ白蛇達が武装ゴブリンの先頭を巻きこむ。
速度が落ち、速度がそのままの後続に押し寄せられて窮屈どころか圧死する個体も出てくる。
バーネットの表情は皮肉っぽいが目は冷静だ。
白蛇を避けて左右に逃げた革鎧&鉄棍棒ゴブリン達に、今度は目立たずしかし足引きはさらに強烈なグラビティフィールドを左右に1回ずつお見舞いする。
「おいおい、100以上の亜人を1人で止めてるぜ」
杖を振るって小さな光弾を大量に呼び出し、足止め空間から抜け出した直後の亜人を20近く虐殺した。
光の矢が弾けてゴブリンの群れに降り注ぐ。
威力はそれほど大きくはないが、亜人ゴブリンが進んでも後退してもちょうど巻きこむ位置に第2第3の光矢が届いて破裂する。
(深追い厳禁です。安全最優先で続けてください)
そんな巧みな戦い方を支えているのが1匹の栗鼠だ。
キリアン・フィッツジェラルドの着弾観測を担当して、そして亜人の餌にならないよう全神経を使って地面の小さな凹みから凹みへ移動し身を隠す。エーテルリンクによる効果だけでは説明しづらい見事な動きだ。
炸光矢の派手な光は、亜人の体だけでなく心にもダメージを負わせている。
「こっちは痛いですよ」
当然のようにキリアンが狙われ当然のごとくキリアンが反撃する。
矢による衝撃波が、亜人の小柄な体を強く打ち据えた。
「ゴブリンは私達が必ず食い止めます」
疲れで移動速度が鈍った兵士達を、ネーヴェ・グラヌローザが盾を構えて庇う。
なお、盾を構えるのは特別な行動ではなく、本命は短杖の先から出現させた極太エーテル光だ。
鉄棍棒で目を庇っても両手で顔から胸にかけて守っても全て一律に無意味。
運が良くても酷い傷を負い、半数以上が重傷か瀕死の状態で地面に倒れる。
「おぉっ!」
ネーヴェの美貌も破壊も驚きだがそれ以上に印象的なのは癒やしの力だ。
彼女の周囲に漂う暖かな光が、擦り傷と打撲傷まみれの兵士達を急速に癒やしていく。
この術がこのタイミングで使われなければ、確実に数名以上の死者が発生していた。
「我等もっ」
「装備を取ってきてくださいませ」
調子に乗った小隊長をネーヴェが穏やかに諭す。
はい、と素直にうなずきしょんぼりする青年を、兵士達が慰めていた。
数は力だ。
大量に殺されてもまだ2桁後半の数を維持しているゴブリン達は、強者を避けて獲物を襲うことを狙ってばらばらに動こうとする。
「ここより先には行かせないさぁ」
利き手に爪、逆の手に剣。
異なる距離から爪2回と斬撃1回の3連撃が放たれ、鎧などないかのようにゴブリンに深手を負わせていく。
フリューリングスルフト=ティエラは止まらない。
炎のような赤毛の白い先端は、異常な高温ゆえの色のようにも思える。
「なんやっけ、うちの死体を超えてゆけ?」
鋭角で方向転換して次の集団を狙う。
爪と刃からしたたる血と脂がゴブリンの恐怖と怒りをかき立てる。
同族の影に隠れて槍を振りかぶる亜人が1体。
ひょっとしたら特異個体になれたかもしれない個体の一投は素晴らしく、けれど風のように躱すフリューリングスルフトには全く届かない。
槍が地面に突き刺さったときには、瞬間的に加速し高速を維持したフリューリングスルフトに至近距離まで迫られていた。
「うちのより射程長い? あはっ、残念。うちの方が速いさぁ」
爪で喉を裂き、剣で鎧のない胸を貫き確実に止めを刺す。
3撃目は後ろから迫った鉄棍棒の顔を切り裂き濁った悲鳴をあげさせた。
「お肉の試食会だったのに、とんだことになりましたね」
残念です、とつぶやくリディリディ・トゥラ・イェレミースを見た兵士も亜人も必死に目を逸らそうとする。
見た目も言動も美麗なエルフ美女から、激怒した貴族令嬢に匹敵するかそれ以上の殺気が吹き付けてきているのだ。
「はあ、残念です。ゴブリンがまだ70を超えているのですか……」
巨大な魔力を広範囲に叩き付けるのがリディリディの得意技だ。
遠巻きに警戒するゴブリンに、彼女の意識としてはちびちびと攻撃するしかなかった。
「こ、こわくない……怖くないったら怖くない! のでし!」
リディリディとは対照的に親しみ易いのがララノアだ。
方向性は違っても美麗さは同程度、しかしぶかぶかのローブが邪魔で顔も肌も目立たず、鈍く輝く瓶底メガネが印象に止めを刺している。
「う、後ろには……ぜったいぜったい! 通しませんからぁ!」
祭刀から放つ衝撃波は非常に強力ではあるが常識的な範囲の威力だ。
これなら勝てると判断してしまったゴブリンが、仲間と示し合わせて一斉に前進しララノアを取り囲む。
「み゛っ」
新緑のような緑の瞳に涙が浮かぶ。
うっかり噛んでしまった舌が痛くてうまく喋れない。
けれど無意識の反撃は非常に滑らかだ。
祭刀の数百倍かそれ以上のサイズの光塊を振り回し、彼女の盾と甲冑を攻めあぐねていた亜人をまとめて文字通り吹き飛ばした。
ゴブリンの数が3分の1を切った。
数体の知恵ものが声を張り上げ撤退を促し、不用意にもある程度集まってしまう。
リディリディが一見無造作に、実際は長年研鑽を積み上げたキャスターでも難しいエーテル操作を行う。
揺れる空間という恐るべき現象が無数の衝撃波を生み出し、直径25メートルという広範囲を蹂躙する。
揺れが止まったときには、血に濡れた地面しか残っていなかった。
へたり込みそうになるのを頑張って耐えて、ララノアは極少数の生き残りを追撃する仲間を見送る。
「美味しいお茶が飲みたいのでし……」
ララノアの背後で、兵士をしている授恵者がマジカルポケットから熱々のお茶入り壺を取り出し準備を始めている。
なお、兵士用の牛乳と砂糖たっぷり版であった。
●
20分の1が2度発生した時点で終わる、セニアーラ・リーラントの終着点のはずだった。
澱んだ流れに吠え声が否をつきつける。
黒みがかった灰色の毛並みの狼が、族長にとってもっとも嫌な方向から接近しては離れを繰り返す。
「護衛の仕事としてはハードなことになったね」
アスティン・ヴェルラインは相棒と連携して矢を放ちオーガに隙を作る。
恐るべき敏捷性と防御力を兼ね備えた相手であり、術への抵抗力まであるのでグラヴィティボルトがなかなか効かない。
だがこれで1対1が3対1だ。
少女が死ぬ確率はまだあるが激減した。
(セニャ殿遅れました、援護入ります)
ドローミの思考が一方的に送り付けられる。
セニャは目の前の敵に人格を認めない。
「こういうときは音で伝えなさいよ」
警戒はしても目の前の生き物に配慮はせず、義務の完遂と生命の存続を心から喜びドローミに感謝を伝える。
丘のふもとには100体ほどの亜人がいる。
単独ならいくらでも打つ手はあるだろうが、オーガと同時に相手取るのは厳しそうだ。
「今日こそオーガリーダーを討ちます」
ドローミは彼我の戦力を正しく理解した上で決断した。
セニャは反論が飛び出しそうになった口を閉じる。
深刻な疲労による吐き気に耐えるためでもある。
「リーダーの他に特異個体が3。冒険者ギルドに頼ろうとは思わなかったのですか?」
雑談は主な行動ではなく偽装も兼ねている。
ドローミは弓も得意だ。高度な付与技術で操作されたエーテルを纏わせた上で矢を撃ち込む。
セニャを追うために全力で駆けていた族長に直撃する。
濃厚なエーテルを含む表皮を貫通はしなかったが、明らかに攻撃技術が一段階低下した。
「王国黎明期であれば土地を貰える手柄首でしょうか」
代々伝えられてきた宝剣、 イリュジオン・メモワールを手にイヴェール・イリュジオンが駆ける。
敵の能力は非常に高い。
通常なら7割は効きそうな誘き寄せもおそらく5割を切っている。
「今はどうでしょうね」
武器を持たない特異個体がイリュジオンを迎撃する。
なまくらな剣なら一撃で折ってしまいそうな拳が、盾でも剣でもちょうど防ぎ難い進路でイリュジオンに迫る。
(これほど援護を受けたなら)
特別な援護で身は軽く、普段から美しい宝剣は輝きを帯びて切れ味を増している。
イリュジオンの足が優雅にステップを踏む。
衝突時の衝撃が最も小さくなる角度で盾受けを行い、ほとんど効いていないことに気付き驚愕する特異個体とその同族達へ宝剣から伸びる巨大光塊を激突させる。
エーテルを帯びた丸太が防御直後のイリュジオンを狙う。
少しではあるが速度は落ちているし、躱せば後ろで疲労困憊のセニャに直撃しそうだ。
「私が守る形になるとは」
幻想の華弁が浮かぶ宝剣で迎撃。
儚く散るのは幻想の光だけで、横から押された丸太は斜め下へ逸らされ無意味に大地を抉るのだった。
「セニャさんは相性的にゴブリンに向かってもらった方が良いのでは?」
「立場上、敵の首魁を放置する訳にはいかないのよ。狙われているしね」
倒れかかったところをシルク・メイプルリーフに抱き留められ、セニャは意識が予想外に行こうとしたのを意識して耐える。
「体の余裕を綺麗に使い切っていますね。1週間は療養を勧めますよこれ」
ヒールは1回で十分と判断し、シルクは瞬時に手当を終えてぽいと放り出す。
死角から両足を揃えたキックを繰り出すオーガを銀のトンファーで受け止め、きりりと表情を引き締める。
「我々「リット君を見守り隊」はここで終わるわけにはいきません。出来ればリット君が幼馴染の女の子とラブになるまで見守りたい!」
子を奪われたオーガの怒りとは対照的だ。
奪った本人は怒りの理由を推測はしているが気にもしないし伝えるつもりもない。
「貴方達、本当に自由に生きているわね」
強者の特権ねと、納得したように笑っていた。
「アルベルト殿、男を見せる場面ですよ」
「ああ、援護感謝する!」
分厚い鎧と大きな太刀を構えたまま走っているのにアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトは息を乱していない。
「俺は帝国騎士アルベルト=V=シュタールシュヴェーアト! リーラントさんを傷つけるとは……覚悟はできているな!」
若く逞しい騎士が令嬢を背に庇って亜人に名乗りを上げ、丸太じみた拳が放たれてから技と力で上回る斬撃を先に届かせる。
「婿捜しをしているなら名乗りを上げるぜ!」
返り血を浴びながら追撃を叩き込むアルベルトは、普通の令嬢なら気絶しそうな迫力と血生臭さだ。
セニャは戦闘の興奮以外の理由で肌に熱を持つ。
「1年前なら受けていたわ」
一度咳払いをしただけでは動揺がおさまらず、顔の赤みを消すのを諦めた。
「感触がいいな!」
アルベルトは誤解しない。
拒否ではなく保留。実質的領主代行ではなく少女としての顔が見られたのだから、距離を詰めていく機会は今後もあるということだ。
肩口の傷から注がれたエーテルでオーガの腕力が一時的に弱まり、アルベルトが1歩深く押し込んだ。
「どっちもこっちも忙しいこと、だな!」
アスティンは亜人ゴブリンへ射撃を継続する。
セニャが向かっているがオーガと戦っているときほどのキレがない。持久力では冒険者に劣っているのだ。
「止めはしないが突破したらそのまま村へ向かって。守りながら戦える相手じゃないよ」
アスティン自身、矢をつがえることより移動を優先している。
守るものの消えた特異個体4つは、死兵となって人類もゴブリンも区別せず荒れ狂っていた。
●
「ココは任せたぜ!」
胸甲と大剣という軽防御重攻撃スタイルのナキルが、リーラント軍を守って戦う冒険者達と別れて丘へ向かう。
「うまく逃げてりゃすぐに合流できるハズなんだがな!」
前を見ると、ナキルよりさらに速いハヤト=ガラン=ヴォルファングが飛ぶような速度で駆けている。
「必要以上に戦おうなんて考えるなよお嬢様。不意打ちってのは格上でもあっさりやられるもんだからよ」
人類とは知性の種類が異なるモノの悲鳴が聞こえてくる。
3メートルの巨体が亜人ゴブリンの集団に接触。
直接触れた亜人が衝撃に耐えきれずに弾け、巨体は亜人の残骸と共に新たな犠牲者を転倒させ、ただ踏むだけで背骨を折り、逃げる怨敵を追う。
「命中と回避を下げても亜人ゴブリン相手には関係なしと」
大量の矢が刺さったオーガがアスティンに向き直る。
「どれだけ殺したんだろうね」
アスティンは逃げ出した。
狼身長の低さによる見つけづらさと圧倒的速度を活かし、アスティン達冒険者を襲おうとするオーガに一撃離脱やただ近づき遠ざかるだけの時間稼ぎを行う。
今回、セニャを救うのに大きく貢献するだけでなく非常に活躍したのが、この雌狼であった。
「よう、苦戦してるみてぇだなお嬢様」
「苦戦じゃすまないわね」
ハヤトの声を聞いた瞬間、セニャの顔にふてぶてしくも楽しげな笑みが浮かんだ。
オーガと1対1の最中のアルベルトが気付いていたら、何この雰囲気と衝撃を受けていたかもしれない。
「時間は稼ぐから逃げろ」
速度優先のため守りが薄いセニャの足を見る。
本人は隠しているつもりのようだが、時折不規則に痙攣に近い動きをしている。
オーガは仇の事情を斟酌しない。
足止めされた2体は放置し、護衛1体を連れてセニャごとハヤトを潰そうと丸太を旋回させる。
「足りねぇなぁっ!」
目の良さと判断力と、何より鍛えた体と技。
徐々に下がってくる丸太を潜り抜けるのではなく上から蹴りつけて、ほんの少し軌道をずらすことでセニャへの直撃を防ぐ。
(おいおい、今回の依頼内容は鶏肉の試食会じゃなかったのかよ……)
面倒が起きそうなら予め知らせておくのもホストの役割だろと内心ぼやきつつ、ハヤトは爪と刃を見事に組み合わせた連撃を繰り出す。
しかし防御される。
(いきなりあわせてきたか。たいした才能だが短時間で見切れるほど甘くはねぇぞ)
ハヤトは無傷のまま族長に切り傷と出血を強いる。
セニャと違ってスタミナの万全なハヤトの防御は、破綻までまだまだ時間があった。
「たいたもんだ。だがなぁ!」
空気が震えるほどの殺意を真正面から受け止めナキルが加速する。
まず1人殺して長を援護しようとしたオーガに向かって自ら加速。
予想を超えた動きにほんの少しだけ混乱したオーガの隙を見逃さず、光で覆われた刃を全力で旋回させる。
一見すると力任せでも、進路はもちろん向きまで見事に制御された一撃だ。
「テメェもオレの武勇伝にしてやるぜっ!」
エーテルと筋肉の守りの薄い箇所に突き刺さり、骨を押し折り内臓複数をまとめて潰す。
「いい勝負、だったぜ……ワリィな」
火蜥蜴革の腹に突き刺さった拳と腕は真新しい傷だらけで、万全な状態なら今より強い一撃だったことが分かる。
オーガは前のめりに倒れて絶命した。
「こうなる覚悟があるヤツは掛かって来やがれ!」
だが運も偶然も戦士の実力だ。
ナキルは堂々と息凝りの亜人ゴブリンを威圧する。
このまま戦えば死ぬと直感したオーガの長が部下を見捨て魂を焦がす憤怒を抱えて南東へ逃げ出す。
「手負いの獣か……」
追撃には高速が必要。
だが、今戦える高速戦闘可能な授恵者は実質ハヤトだけで、追うには危険が大きすぎた。
●
不時着寸前のビッグオウムは珍しいなと、顔色を変えて飛び出した冒険者を見送りながらロドリック・アルカインが考えていた。
「見た名前があると思って依頼を受けてみたら何重にも修羅場だな!」
燃える丘にいるセニャをちらりと見て、いつも通りに偉そうな顔に焦りを浮かべる。
多数の欠点はあっても、セニャは指揮官先頭で戦う意思と能力と実績を持つ貴族らしい貴族令嬢だ。
つまりそれ以外も貴族らしい。
「奇貨として自領のための取引に使いかねん。オウムは番ではなく単独だからまだ理性が働くかもしれんが……」
火球を呼び出し、敵の撃破ではなくビッグオウムから注意を逸らす目的で使う。
爆発に巻き込めたゴブリンは少数だ。
生き残りも燃え続ける炎により死に、空飛ぶ肉への欲望が恐怖と敵意に変わる。
「後は頼むぞ」
ビッグオウムに目を向けないよう気をつけ、ロドリックは慎重な判断が求められる戦闘を継続する。
特異個体オーガに目をつけられたら終わりの、大変な難事であった。
本気を出した授恵者は高速だ。
ただ速いだけでなく、膨大な体力で速さを持続できるからだ。
「んなっ、追いつけちまうぞっ」
だから本来ならビッグオウムに追い付くなどあり得ない。
「ちくしょうっ、光縛封で止められる……空に使えるもんなのか?」
体格はゴブリンでも知性と価値観が人類のギャメルが焦る。
「速度がどうなるか分からないのだっ」
普段は冷静沈着なストレガ・L・リベルガストラも表情に焦りがにじんでいる。
「だったら……うおぉっ!」
ギャメルが力を振り絞る。
亜人ゴブリンのことも今だけは思考の外へ追い出し、空でゆらゆら不安定な飛行をするビッグオウムと地面だけに注意を向ける。
「他は全て任せるのだ」
自分とは何もかもが違う、けれど同胞であるストレガが引き受けてくれた。
オウムと目があった。自らより背中にいる者を救えという強い目だ。
ギャメルより小柄な御者が、完全に血の気の失せた顔で気絶していた。
ギャメルは文字通りに全ての力を費やし速度を上げる。
オウムは荷物を背負って必死に羽ばたき、速度を落としつつギャメル目がけて降下していく。
「これでどうだぁっ!」
マジカルポケットを使用する。
異空間から解放されたのは、毛布が数枚と羽毛は羽毛だがニワトリの羽を使った布団を容量制限一杯まで詰め込んだ特大袋だ。
「土産には布団より御者の命だ。もちろんお前もなっ!」
中身の重さで特大袋が破れる。
やや固い布団を重ねて下敷きに、毛布を上に被せて大きなクッションになる。
覚悟を決めたビッグオウムが腹から着地。
どむ、と柔らかなものを潰す音を生じ、勢いを吸収しきれなかったクッションがオウムと御者ごと滑り始めた。
「しっかりしろ。目ぇ開けろぉっ!」
ギャメルは呼びかけながらヒールを使う。
相変わらず酷い顔色の御者が、乾ききった唇を動かして何かを言おうとした。
ストレガは鉄壁を2枚地面から生やす。
滑るクッションを受け止めるだけでなく、接近する亜人別働隊からオウム達を隠す目的もある。
(略奪が是である他所の同族にしては装備が良すぎる。誰かに手引きされたか……人類と商取引をする部族?)
敵の斥候を巻きこむ形で重力場を使い、黄金よりもずっと価値のある時間をなんとか稼いだ。
「数が多いわね……まあ、なんとかするしか無いんだけど」
重武装とはいえ所詮はゴブリン。
時間をかけることが可能ならデイジー・ロックウェル単独でも撃退可能な相手ではあるのだが、意識のない要救助者と繊細かつ巨体なオウムを守りながら戦う場合は難易度が激増する。
「行くわよ、ギャメル! 派手にやるから色々よろしく!」
殺界では足りぬと即断して、単身でゴブリンの群れを迎撃する。
移動し、闘気槌2で巨大な光塊を作って振り回す。
ゴブリンにとっての守りは鎧しかなく、デイジーの物理攻撃を食らって地面に倒れた。
だがぎりぎり耐えた個体もいる。
投げ槍持ちは即死だったが、鎧と鉄棍棒装備の中には生き残りもいて、冒険者が必死に守ろうとする御者とオウムを人質にしようと走り出す。
「お待たせ、僕も護るよ!!」
ララベル・サン・ディーベルがふわりと着地する。
亜人に反応などさせない。
既に亜人の血がついた細剣で前方と斜め左の死にかけを突き、最後にもう一度念のための一撃を加えて確実に止めを刺す。
(負傷したビッグオウムと武装した亜人の乱入が偶然というのは考えづらいよね)
ララベルは圧倒的に速く、動きながら攻撃可能で、しかも頻度を維持したまま攻撃力ではセニャを上回る。
足取り軽く移動するたびに亜人の悲鳴と血が流れ、1つの集団が消えると恐るべき距離を跳躍し次の集団に追い付く。
「防御はそれほど得意じゃないけど、攻めるのと走るのは大得意なんだよ」
特異個体のいない亜人にとって、ほとんど攻撃が効かず当たらずそして一方的に殲滅される最悪の相手であった。
しかしゴブリンは多く割合としては極わずかだか結構な数がオウムに迫る。
大剣にエーテル光をまとわせデイジーが一閃。
亜人にしては頭もまわり根性も据わっているゴブリンは見事に耐え、しかし再び行使された殺界に束縛されてデイジーが背に庇う人類達に近付けない。
「ここは王国で亜人の土地じゃないの。この場から逃げても王国内に留まるだろうしね。逃がさないよ」
明朗快活なデイジーも、この件では非常に厳しかった。
●
「オウムはわたしが助けにいくから、あなたも生きて帰って! セニャが死ぬなんてことは、ジョセフくんも望んでいないでしょう?」
珍しく本音を叫んだのに通じている気が全くしなかった。
数分前の出来事である。
セニャの救出とビッグオウムの選択を迫られ後者を選んだヴィノニスは、鍋を使い炎を借りて簡単なスープを作る。
「体は起こさないで。飲み込まずに口に含むくらいでいいわ」
御者の面倒を見た後はビッグオウムだ。
「約束通り手当は一通り済ませたわ。大人しく手当されなさい……またなの?」
小柄なヴィノニスにとって槍じみた長さの杖を起点に空気の流れを発生させる。
それは前方約50メートルに極小の嵐を引き起こす。
オウムとヴィノニスが壁になって御者から隠すほど酷い光景だった。
「骨にいくつひびが入っているのよ……」
ヒールで命は繋いだが再び飛べるようになるかどうかは別の問題だ。
「この土地でしばらく療養して様子を見るしかないわ」
オウムは大きい。無理に運ぶと再起不能になりかねないのだった。
「投擲用の槍か」
セリオス・オーガストは決して油断しない。
弓矢で攻城兵器じみた威力を出せず者もいる冒険者は基本的に使わないとはいえ、重くて射程が短い分威力がある攻撃手段だ。
オウムと御者への被害の可能性を0に近づけるため、執拗に槍持つゴブリンを狙い撃つ。
集合すれば光の爆発により切り刻まれ、散れば矢で地面に縫い付けられる。
亜人にとっては地獄の戦場であった。
「……努力はしよう」
ストレガの要請に応えて威力優先の矢から部位狙いの矢に変える。
正確に膝を撃ち抜く。
しかし関節ごと太い血管が弾け飛んで短時間で死亡する。狙うのは大変なのだ。
亜人の怯えが恐慌へと変わる。
セリオスは高い実力と強面に見せる技術を持ち合わせている。そこに実績が加わればもう駄目だ。
亜人は抵抗する気力を完全に失い、逃げようとしても速度でも持久力でも勝る冒険者に狩られ全滅した。
「やはり駄目なのだ」
生き残りで一通り試してみて、ストレガは予想通りの結果だけを確認した。
「万一を考えると言語を教えて尋問という訳にもいかないのだ」
長い時間をかければ、ひょっとしたら人類の言葉を教え込むことも可能かもしれない。
が、万一逃亡され亜人に人類の言語と知識が広がったとき、最悪の災厄が発生することも有り得る。
ストレガはきちんと後始末をして、オウムの安全な輸送に頭を悩ませるのだった。
●
「見張り台の兵士さんたち、どうしちゃったんだろう、ね?」
ティトの囁き声は風で吹き飛ばされる。
並の馬など全く問題にならない速度で駆けているからだ。
濃い緑の平原で白の髪と獣耳がきらきら輝くさまは、非常に美しくはあるが距離感と速度の感覚が狂いそうな光景った。
「リーラント軍は授恵者の使い方を除いて基本に忠実です」
同じ速度で駆けるセロンガード・シュタインドルフは、風と足音の中からティトの声を拾い上げる。
「亜人集団がやって来た方向から連絡がないなら、既に壊滅しているとみるべきでしょう」
「そう……だね」
帝国の諜報分野に属していた、あるいは今も繋がりがあるかもしれないこの2人は冷たい判断を下す。
「助かっていると……いいね」
「ええ」
他者の不幸を望んでいる訳ではない。
できること全てをするつもりだった。
しかしティトの瞳が暗くなる。
鼻が、風に混じる血の臭いを捉えたのだ。
「1時間以上経ってる。新しい血は……ないよ」
これで少なくとも1人の死亡は確実だ。
セロンガードは障害物のない平原では隠密よりも速度優先と判断して、無人に見える見張り台まで速度を上げて近づく。
(頼みます)
(りょーかい、あたしが看破担当ねー)
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブは2人から離れてはいるが特に隠れてはいない。
が、音を完全に消しているので敵がいたとしたら見つかる確率はかなり低い。
エリアサイレンスは外から届く音まで消してはいるが、テレパスを使い情報を受け取ることで補うことが可能だ。
少し速度を落として探索用のエーテル波を飛ばす。
広大な平原と比べれば範囲は狭いが、人間1人が短時間で深く調べる範囲としては破格だ。
草で巧妙に隠された死体が2つ、数度波を飛ばすだけで見つけてしまった。
(死体2人分。体格は聞いてた通り……んんっ?)
テレパス使用のため移動速度がさらに低下し、耳以外から得る情報が増える。すると、それまで無意識に感じていた違和感が大きくなった。
(音が聞こえないからちょっと不安だけど何かいるよっ)
(我慢比べですね)
情報を巡る争いは、極々一部を除いて地味なものだ。
セロンガードはティトと改めて連携して、見張り台を大きく回り込んで南東側から近づいていく。
「目を引き付けてる隙に本命を通す手口もあるし、急いで確認しないと取り逃がすかも」
狼煙の気配はもちろん狼煙の準備もされていないことに気付いて、北西から接近中のアルマ・ヴァレンタインがつぶやいた。
ハーフリングの中でも小柄、しかもバックパックくらいしか目立った装備がない彼女は、狙うなら絶好の相手に見えたのだろう。
「わっ」
ふりではなく本当に驚いた。
全く軽快していなかった方向から矢が飛んでくる。
回避は試みたが間に合わず、肩に鋭い痛みが生じて視界が一瞬歪んだ。
「でもっ」
経験を積んだ冒険者は生命力も抵抗も強い。
サイドヒールで最低限癒やしてから、目立つのでこれまで温存してきたハウリング・オブ・ブルーフレアを使う。
青い光を見てしまい、襲撃者は己が何に仕掛けてしまったのかようやく気付いた。
セロンガードが気配も感情も薄くし矢を放つ。
反応の優越は奇襲に等しく、アルマを攻撃してすぐに逃げるつもりだった賊を射程ぎりぎりから狙い撃つ。
(重力波には抵抗しましたか)
だが位置も力量も分かった。
手応えは少し独特ではあるがクリーパーでも魔獣でもない。人間だ。
「逃がさない……よ!」
ティトが野原を駆ける。
迎撃の矢はティトの体術と比べると狙いが雑すぎる。
矢尻に毒が塗られていても、当たらなければ無意味どころか情報を引き出される材料にしかならい。
弓矢から薄い刃に持ち替え鋭く振ってくる。
当然のように毒塗り刃だが、ティトはきちんと見切ってしっかり回避。その上で両手の短剣で反撃する。
(乾いた……砂のにおい?)
隙ともいえぬ隙を薄い刃が狙う。
ティトが覚悟するより速く賊の背中にセロンガードの矢が突き刺さる。
中途半端になった斬撃がティトの肌をかすめた。
次の攻防が始まる前にサフィラが乱入する。
ガントレットで守られた拳と、鉄靴で守られた蹴りが連続で命中。
賊は悲鳴をもらすこともできずに倒れていく。
薄れていく意識で自決を計ろうとするのは、ほとんど反射的な動きだった。
「ふふー」
輝くエーテルと得意気に微笑むハーフリングが、全てをだいなしにする予感がした。
●
一通りの後片付けが終わった後。
「うわー、うわー」
リーラント伯爵領の中核である屋敷でアルマが頭を抱えている。
会議室の中央に広げられたのは軍事用精度の地図。
今回の敵の進入路と賊の進路が、リーラント領南東部からリーンエス王国南東部を経由しイグノ砂漠に消えている。
残留思念感応を悪用した結果であった。
「ボク消されちゃわない?」
通過させたのが故意でも過失でも、様々な組織にとって確実に都合の悪い情報だ。
「冒険者ギルドは決して冒険者を見捨てません」
誠実だからこそ、助けることができるとは言えなかった。
マスターコメント
イベントシナリオ難しい 報酬:多い25 / 4〜25人
2021年10月18日 02時30分10秒 公開
参加者
相談掲示板
さて、よろしくお願いします 主要な戦場は3つ ①丘と村の間にある平原 ②炎上する丘とその周辺 ③ビッグオウムの不時着予定地 ④リーラント伯領の南東の境界 というのもありますが、まあこれは手すきがあれば、程度でしょう。 優先度としては、 ③>①≧② という具合でしょうか。 成功条件でもある③は外すわけにはいかないかと。 ③に関してはある程度数もいるでしょうから、多少数を割く必要があり ①については敵数が多いためある程度の範囲殲滅力が必要 ②についてはオーガは質もそれなりに高く、麓に100体近い別動隊 もともと村での試食会メインとなれば、大多数は恐らく村スタートでしょうから。 ①に対しそれなりの数と範囲殲滅力を持って打撃を加え、 ②に対して可能な限り早急なアプローチの実施、ここでも麓に対しては打撃力が必要でしょう。 ③については①,②とは別部隊で動く必要があるかと。
ヒーラーのギャメルだぜ。よろしくな。 ビッグオウムの不時着予定地に向かおうかと思ってるぜ。 行き先の人数調整が必要になったら他の戦場でもOKだ。 リヴァーオブヴァイタルでオウムを回復すればまた飛べるようになるかな? すぐに飛び立つかは敵の状況次第だが、タイミングを逃さないためにも早めに治療しといた方がいいかもな。 遠方に飛んで逃げられると困るって意見があれば、回復より守り重視ってのもありか。
ウォーリアのイヴェール・イリュジオンです。 どうぞよろしくお願い致します(ぺこり リーラント家の依頼で万が一に備えたにも関わらず、ビッグオウムと御者の命が依頼成功条件で優先されるのはまた不思議な話ですね… それだけの価値はOPからは読み取れませんでしたが、余程の事情を抱えているのでしょうか。 >優先度 そうですね…私も③は優先する必要があると思います。 不時着から数分以内に数十体のゴブリンが~との事なので移動力が低くても少し猶予がありそうでしょうか? オウムの方がもう限界近いようですので確実に守れるウォーリアが最低一人は必要そうですね。 ①は射程の限られた敵なので遠距離からの攻撃は有効そうですね。 キーゼさんの仰る通り範囲殲滅能力があると良さそうです。 リーラント領軍を追うゴブリンの足を鈍らせる事も出来るでしょうし。 ②直接リーラントさんの救援に当たる人達と麓のゴブリン達を叩く人達に分かれそうでしょうか? 前者は特に限界が近いので足の速い方に向かって頂く必要があるでしょうか? 最初から彼女を影から護衛していた事にする方がいるならまた違うのでしょうが… 私は今のところリーラントさんの救援で考えていますが、他の方の希望次第では移る事も出来ます。
キャスターのロドリック・アルカインだ。よろしく頼む。 キーゼさんにはとりまとめを感謝する。 場所は2で考えている。 場所の移動を要請されれば対応はなるべくならしたいのだが、その時次第とさせて欲しい。 個人としては、アーケインで墜落速度を落とせるか、落して都合の良い場所に落とせないか試してみるつもりだ。 (こちらの都合で申し訳ないのですが、掲示板をしっかり確認できるか、確認できたとしてその時プレイングを書き直しする気力があるか背後の体調次第なところがあります。元気な今のうちにプレイングは一度書き上げてしまうので白紙はしません!)
「ナキルだ!よろしく頼むぜっ!! >キーゼ 流石。わかりやすい。何時もサンキューな! ここの鶏肉旨そうだよなー…って、そう言う話じゃねぇか! >②炎上する丘とその周辺 オレはとりあえずコッチに行くぜ。 オーガ4体に麓のゴブリン連中だな。殲滅させる必要はねェんだし あんま趣味じゃねーが。ぶっ斃したオーガの亡骸を見せてやれば多少はビビって撤退でもしてくれりゃぁってぇ算段で… つっても、最大。全部ぶっ飛ばすくらいの気概で向かうけどよ。 >ロドリック お、特に変わりなきゃ同じ戦場になるな。よろしく頼むぜ! (PL:季節の変わり目ですしね、ご自愛くださいませ!)」
シューターのアスティン。よろしく。 キーゼもまとめありがとう。 <戦場 ④のリーラント伯領の南東の境界だけど。 移動力5の人間が急行すれば戦闘が発生するって… 伏兵か隠密に優れた何かか、進行部隊でもいるのかな…? 見張り役を殺傷した暗殺者、とか…。 大勢に影響はないにしても個人的にはちょっと気になるな…。移動力確保できないから 自身では向かえないけど。 <②炎上する丘とその周辺 麓にいる数が多いし、オーガを倒したらセニャを連れて撤退、を優先することになるのかな? 俺もとりあえずここに行こうかと思うけど、人数配分次第ではほかに回るよ。 ②で参戦する場合は、移動速度とかに心配があるから、影の護衛の形で現地に居ようかな…。 攪乱射撃で援護したり、煙幕で後退を支援したりできそうだし。
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 >キーゼさん 纏めていただきありがとうございます。 今回は『炎上する丘とその周辺』に行く予定だ。オーガ4体を殲滅した後で亜人ゴブリンに向かう予定だぜ。 ※誤字があったため一度削除しました
おはようございます、ドローミです。 キーゼ殿、たたき台ありがとうございます。 アルベルト殿から要請頂きました。 僕も『2』のオーガ対処に行きます。 >アルベルト殿 僕たちは、以前もあの傷顔を仕留めきれずにいます。 二兎追うよりも、注力しましょう。 レゾナンス・オブ・ヴァローは十全なセニャ殿も範囲に取りたい為、数R遅らせて使用の予定です。 初手は貫通衝撃射2か、重撃射3。 次Rはアルベルト殿に輝刃3。 3R以降にセニャ殿1回の回復か、レゾナンス・オブ・ヴァローに。
余り顔を出せないかもと言っていた舌の根も乾かぬうちに以前の発言の訂正をしたいのだが。 私の行こうとしていたのは2ではなく3のビッグオウム救出だ。 うっかり数字を間違えていたようで申し訳ない。 セニャ嬢も心配だが、優秀な授恵者に任せた方が安心できるしな。
シーフのセニアーラ・リーラントよ。 トラブルを予想したから冒険者ギルドに依頼したのだけど、まさかリーラント領が終わりかねないトラブルになるとは予想もしていなかったわ。 私は質問に回答可能よ。 ただし、回答内容は「冒険者が行動する前に分かること」限定になるからよろしくね。
【質問】 Q1 今回も宜しくお願いします。 OPで『空には星空』という事は、夜半ですよね。 丘の上以外は、暗い(灯火が要る)認識で良いですか?
【回答】 A1 丘は昼ね。 最初の段落と次の段落は日時が違うみたい。
キャスターのバーネット・フォーサイスだ。 まぁ、よろしく頼むわ。 >方針 キーゼは纏め助かる。 それぞれの戦場の優先度は纏めてくれたやつで良いと思う。 ④の南東の境界に関しては、そもそも対応できる面子自体限られてくるが、 誰も送らないってのも若干不安ではあるな。 面子を送るとするなら、状況確認と最低限の自衛と撤退ができる様に、 2人くらいは最低必要か? >個人行動 今のところ表明者が居ないし、俺は①の丘と村の間にある平原に行くつもりだが、 面子が足りなければ移動力を確保して、④の南東の境界に向かうことも選択肢に入れておく。
ヒーラーのネーヴェ・グラヌローザと申します。どうぞ宜しくお願い致します。 キーゼさんは概要を取り纏め頂きありがとうございます。 ③は成功条件でもありますし最優先で救助したいところですわね。オウムの守りを関しては、ヒーラーの光縛封も有効そうです。 今回の職業構成は下記の通りです。 ウォーリア4、シーフ5、シューター4、キャスター5、ヒーラー7 最後に、現在行先表明されていらっしゃる方々をまとめました。 もし間違っておりましたら訂正お願い致します。 私はとりあえず①へ向かいますね。人数次第で他の場所へ移動致します。 ①丘と村の間にある平原 ネーヴェ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック (④リーラント伯領の南東の境界)
キャスター、ストレガなのだ。宜しくなのだ。 同胞を守る為③へ向かうのだ。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ (④リーラント伯領の南東の境界)
No.17
キャスターのリディリディです。 よ、よろしくお願いします・・・。 えっと、私は「丘と村の間にある平原」に向かおうと思います。 キーゼさんが挙げて下さっている①ですね・・・。 リーラントさんの方へと向かいたいところですが、敵の数が多いのが問題です。 領軍もいるので、私はこちらへ向かわせてもらいます。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ (④リーラント伯領の南東の境界)
No.18
今回はアルベルトさんに同行させてもらいますので②になりますね。オーガとの相性は悪くないと思いますのでこちらはお任せくださいませ ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ (④リーラント伯領の南東の境界)
戦場移動後の私の初手としてオウムを中心にグラビティを敷いて接近妨害するのだ。 その後は四方八方から襲われるのを防ぐ為に壁を作るのだ。 この壁は鉄壁だがオーブが間に合えば銃眼になるのだ。
Q2 整理の意味合いも込めて質問させていただきますが。 まず本来の依頼地点である村近辺からスタート、「せ」の1文字を使わないと仮定。 ①丘と村の間にある平原 ②炎上する丘とその周辺 ③ビッグオウムの不時着予定地 ④リーラント伯領の南東の境界 と区分けで置かせて頂き、 かつ、リーラント嬢と合流する場合まで考慮。 ここから僕たち冒険者が開始時点でわかる全体的な構図としては ・村からスタートし順当に進めば①敵部隊及び撤退中領軍と邂逅 ・殿であった②戦場に合流する場合、①敵部隊を突っ切るか①を大きく迂回の必要性有り ・③については②の時点で敵ゴブリン部隊が分岐しているため①からは離れており、①,②直線上とは別方向 ・④については足の速いものが見張りの違和に気づき当初から動いた場合間に合う という構造でよろしいでしょうか?
さて、子細については回答待ちの部分もありますが。 ひとまずPL情報上、今回の敵は大きく分けて3つ 1.元々交戦していたオーガ部隊 2.何者かの手引きで侵入してきたゴブリン部隊 3.ゴブリン部隊を手引きした何者か 1については元々の敵対種であることもあり、順当ではありますが。 2,3については恐らく”リーラント伯領の南東の境界”がカギでしょうかね。 今後の連作のつながり、という点でも、ここは情報を仕入れておきたいところ、ではありますね。 その点でいえば、バーネット氏のあげるよう足の速い方2,3名で抑えておきたいところではあるかと。 >②の戦場について ここについては、オーガの戦闘に手出しせず漁夫の利を狙う部隊がいる以上、純粋にオーガを倒して救出だけでは囲まれる可能性もあるでしょうね。オーガを倒して一息つくところに一気に押し寄せて、というところで。 先んじて、牽制するなり退路を確保するなりは必須かと。
セニャ殿、回答ありがとうございます。 >皆さん 僕は移動力が足りませんし、アルベルト殿との約束もあり向かえませんが、境界放置は拙いですよ? たぶん、何かが逃亡しています。 そうなると、隣領の坊ちゃん領主のとこに被害が広がと考えます。
【回答】 A2 だいたいそんな感じ。 ④については依頼票(OP)から推測してとしか言えないわ。
リーラント嬢は回答感謝を。全体の認識に対し齟齬が少なくて何よりです。 >全体 回答も来たので改めて全体像が見えましたが。 ①丘と村の間にある平原 ②炎上する丘とその周辺 ③ビッグオウムの不時着予定地 ④リーラント伯領の南東の境界 この番振りで話をさせてもらうと。 流れとしては 1. 「せ」以外のメンバーについては①の戦場にて会敵。 領軍に対し追撃を加えうる敵勢に対し反撃。 2. ②担当については、1の流れにあわせ敵陣攻撃し突破。あるいは多少時間と手間を浪費し迂回するか選択。但しリーラント嬢の状況的に予断は許されない。 また燃えている以上それに対して何らかの対策がいる可能性有り。 3. ③担当については当初より別行動の可能性。 OP終盤の登場タイミング及び”冒険者ならもう気付いて動き始めているかもね。”の言から、こちらが動いたころに不時着が見れる可能性が高い。 ただし、マスターよりの「せ」について ”ビッグオウムの不時着予定地に亜人ゴブリンより早く到着することが可能になります” とある以上、平時の場合亜人ゴブリンの方が早いという想定は持つべき状態。 4. ①については殲滅に次いで可能ならば②の麓部隊の牽制又は③の助力。 ②、③は救助と退路確保を優先。 5. ④についてはOPと亜人部隊の進行を許していることから何らかの手引きや領境界防衛に対し不備の可能性を想定。偵察に行く、という形をとる というところでしょうかね。
どうも、シューターのキリアン・フィッツジェラルドと申します。 キーゼさんはいつもの纏め、感謝致します。 オウムの守りに関しては、メンバーの集まりよう次第では3に行ってエーテルリンク併用で捜波を使って今後の動きを固めやすくする事も考えてますが。 オウムや乗組員の回復が最優先になりそうな以上、僕は栗鼠とのエーテルリンク込みで1で動くつもりです。 炸光矢に貫通衝撃射もありますので。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ (④リーラント伯領の南東の境界)
ごめんなさい、遅く成ってしまったわね。 ヴィノニスよ。よろしく。 当初の作戦目的がビッグオウムの無事であることを踏まえて、③を希望させてもらうわ。 個人的にはセニャさんと久しぶりに話をしたくはあるけれど、そこは皆さんの奮戦に預けるわ。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) >バーネットさん、ドローミさん ④について注意喚起をありがとう。 気にはなるけれど、移動力5以上という制限が厳しいわね。 誰か、対応できる人が居ればよいのだけれど。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー キーゼさん作戦のまとめとかどうもありがとー 行き先ー…④が気になるのでかなりの軽装になるけどそっちに行ってみるね ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ いちおうダメもとで 【セニャさんに質問】 Q3 ・リーラント伯領の南東の境界の説明で 戦闘が発生するのは、最低でも移動5の冒険者が急行したときのみです。 とありますが 移動4以下でも騎乗スキル込みのお馬さん(黒汗馬)持ち込みで間に合いそうですか? (軍馬じゃないので戦闘時は下馬)
ティトです。よろしく、ね。 キーゼ、まとめありがと、ね。 それなら、ぼくは④に行ってくる、よ。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト
【回答】 A3 それは実行して確かめないと分からないことだと思うわ。
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、みんなよろしくな!! さて、セニャは知らねぇ仲じゃねーから助けに行ってやりてぇとは思うが、④の境界も速度が出せる面子が行かなきゃってなると悩みどこだな。 一応、今んとこは④に向かう方針で考えるが他に④に行くって面子がいれば②でセニャを助けに入ることにすんぜ! ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定)
顔出し遅くなってごめんさぁ!シーフのフリューです、よろしく! まとめありがとう!異論はなし、しっかり読み込みます! 人数的に・・・・・・ひとまず①へ行こうかな? 範囲攻撃の後、残った敵を倒しに駆けまわったり、味方に敵が近づきすぎんように倒したりとか出来る、かな? 移動力は5はあるので、④へ変更も可能です! ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ フリュー ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定)
>ビッグオウムの不時着予定地 衝突防止や治療を予定してる人は、「せ」タグを使って急行すんのが良さげか。そんじゃオレは「せ」で向かうぜ。 敵を倒すことを優先したい人は、タグを使わず来ることで敵への不意打ちやバックアタックがしやすくなるかもな。 ネーヴェが挙げてくれた光縛封も有効そうな手だよな! ロドリックがアーケインで墜落速度の低下を試すって話だから、アーケインより先に使わねぇように気をつけてとくなー。 墜落時の安全確保に、マジカルポケットでクッションになるものをぽーんと出そうかと思ってるぜ。 ブランケットを巻くか畳んだものをいくつか出してみる。 数人分でクッションを持ち寄れたら、よりふわふわにビッグオウムを受け止められそうだ!
>戦況整理 改めて、ですが。 ①に関しては平原の敵処理 ②に関しては①と連動することで敵を突っ切るか、あるいは迂回するか、です。 「せ」を使わない②の方々は、ここをしっかりしておかないと予定通りにたどり着けない、という形になるかと。 逆に、先んじてこちらの相談ですり合わせ可能なら、①側も②の道行きを作ることは可能だと思いますので、その辺りの相談は必須ですね。 ②の方々も初動は①と共同していただいた方が効率は高いかもしれませんし。 ③に関しては、①、②とは独立でしょうから恐らくお任せの形かと思います。 ④も同様、うまくOPの状況から領境界の状況を推測して向かう、という形になるでしょうか。
か、顔出しが遅くなりましゅてッッ(あわわ ヒーラーの…ら、ララノアでしっ(がばちょー まとめ有難うごじゃましで…作戦、もろもろ承知致しまいた… ぇっとぇっと…で、では…私は①へ行こうかと… 盾を持って…前に出る方が…良いでしょうか(ふむ 後衛の方をお守りするように…う、動いてみようかと…ッ ががが、がんばるのでしっ(ふんす ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ フリュー ララノア ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定)
書き込みのタイミングがヴィノニスさんと被ってしまったせいか、僕の行先希望が反映されてませんね。 改めまして、僕は1で行くつもりです。 移動力5に関しては、本当にコスト的な意味でも必要限度に留める程度にしないと成し得ないものなんでしょうか……? シューター装備主体では短弓でも厳しく……爪や短針の低コストさまさま、ですね。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定)
申し訳ありません、遅くなりました。 シューターのセロンガードです。 よろしくお願い致します。 まとめ、ありがとうございます。ひとまずは、 ④>②(せ)≧③で考えておりますが、成功条件を鑑みてそちらに向かおうかと悩んでる最中です。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定) セロンガード
諸々の質問とか纏めとか助かる。 >平原 平原を突っ切って丘に向かう面子が居るなら、そこを考慮した足止めや誘導が必要かもな。 完全に敵を引き付けるというよりは、味方が抜けるタイミングだけでも 敵が妨害できない移動ルートを確保するって感じで。
「>キーゼ あぁ、①と②は連動して進撃して、そっから別行動が最短ルートってコトか オレは敵の殲滅優先だから、「せ」は使わずに…だな チャージング増すか…。」
セニャさん回答ありがとーございました イチかバチかで試せる状況じゃないし (Lvで気休め程度にコスト上限増えてるから)調整して移動5で走るねー
遅くなってごめんなさい。ウォーリアのデイジーよ。 あたしは、③かしらね。 ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス デイジー (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定) セロンガード
>ビッグオウムの不時着予定地 ストレガは壁の設置サンキューな!! オレは壁の外に出て、囮になろうと思う。 敵を寄せることで、範囲魔法の効率化とオウムと御者から注意を離すってのが目的だぜ。 あと投げ槍を消費させたい。地面に落ちた槍も範囲魔法で巻き込んで壊せたら、再利用できねぇだろ。へっへっへ! オレ、範囲魔法攻撃は自分で用意できそうにねぇから、同じ戦域の人が投げ槍も壊してくれるとすごく助かる。 回避か防御を重視して立ち回る。行動範囲はキャスターの射線内だ。 ヒールは多めに用意してるけど自己回復が多くなりそうだぜ。 いっしょに戦う味方への回復まで手が回らねぇ、ってこともあり得るかもな……。 戦闘前に、オウムと御者は治療する。 明日も相談は見てるから、なんか支障がありゃ調整は効くぜ。
簡単にですが、こちらに書いておきますね。 必要でしたら字数節約でお使いください 【作戦】 ①平原②炎上する丘③不時着予定地④南東の境界 の4か所に手分け ②に関しては①衝突に合わせ敵軍突破又は迂回し丘に急行、セニャ救出 ③はオウム確認次第予定地に向け進軍、オウム及び御者確保 >担当 ひとまず①にしておきます ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア キーゼ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス デイジー (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定) セロンガード
キーゼ、作戦タグありがとね、使わせてもらうわ。 ギャメル、囮だけど、まずはあたしが突っ込むのがいい気がするのだけどどうかしら? 殺界で押し留めたところをキャスターに狙ってもらうとかね。 もちろん、抱えきれないでしょうから そうなったら、あなたにも前に出てもらう感じね。
にゃ…いつの間にか前日… 遅れてごめんね!シーフのサフィラだよっ! あたしは速度活かせそうな④に行こうかなっ? ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア キーゼ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス デイジー (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト ハヤト(暫定) セロンガード サフィラ
どうやら④の方も人数が増えて来たみてーだし、俺は②に移動してセニャを助けに行くことにすんな! 敵軍突破はホライゾナルジャンプで飛び越してくつもりでいんぜ! ①丘と村の間にある平原 バーネット ネーヴェ リディリディ キリアン フリュー ララノア キーゼ ②炎上する丘とその周辺 イヴェール ナキル アスティン アルベルト ドローミ シルク ハヤト ③ビッグオウムの不時着予定地 ギャメル ロドリック ストレガ ヴィノニス デイジー (④リーラント伯領の南東の境界) アルマ ティト セロンガード サフィラ
タグの作成助かる。 >方針 ①の方の行動指針を纏めてみたが、問題無ければ俺の方で記載しておく。 ・戦場に到着次第敵を足止めして、領軍への追撃や、②へ向かう味方への妨害を阻止 ・態勢を立て直した領軍と連携し、敵の撃退、又は村までの撤退戦を行う >個人行動 俺の方はアーケインとグラビティで足止めしつつ、範囲攻撃で迎撃って所だな。
たすかります、バーネット氏 記載、宜しくお願いします
ここまで諸々確認した。変わらず3で、セをつけて先行で行くつもりだ。 アーケインで速度落す試行と、御者が錯乱しないよう、話術などで落ち着かせることにしよう。 近くの人間と、迫ってくるゴブリンであちらが味方と咄嗟に思われても困るからな。 戦闘プレは字数的に少しおざなりになるが、相手が雑魚なのでメテオライトとフレイムゲイズを持っていく。
>ロドリック うんうん、状況的にきっと怖がってるだろうしな。 ロドリックのそういう心遣いがあると、オレらも行動しやすくなりそうだ。ありがとよっ! オレは文字数がカツカツで、治療前に軽く状況説明するくらいかな。 >デイジー タフなウォーリアのデイジーでも、抱えきれないって感じになるのか。 んじゃさ、最初から複数で囮やるってのはどうだ? 二人で壁の外にいりゃ、一人で全部の攻撃を受けなくて済むし、互いの背中を守ったりとか、メリットあるぜ。 殺界の足止め効果は無差別だけど、攻撃の方は対象識別って話だから、近くにいても巻き添えにゃならねぇし。 デメリットとしちゃ薙ぎ払いとかは使えなくなるけど、オレ的にはメリットの方が大きいように思うぜ。 どっちかがピンチになってから交代は、ケガした人と次の囮になる人で移動すんのが隙になっちまうんじゃないかなって、オレはちょっと心配。 でもオレが気づいてない交代案の良いとこや共同案のマズイとこがあれば、スバッと教えてくれよな! ってなわけで、デイジーと共同で囮したいってのがオレの意見だけど、デイジーはどうだ?
〉ギャメル タフと言うか、数が多いから溢れるかも?って感じね。 となると、確かにそうね、最初から二人で前に出てても良いわね。 じゃあ、それでお願いするわ。殺界は動けないから、カバーしてもらう意味でも良いわね。 薙ぎ払いは、使える状況で使うし 最初は少し間隔開けて動いた方が穴がなくて良い気もするしね? と言う事で、ギャメル、よろしくね。
あ、訂正ね、薙ぎ払いヤメて闘気槌2つにしたわ。
こちらも把握 「せ」つけて全力移動 壁張りを先行、敵が近いならグラビティを敷くのだ その後は範囲魔法で攻撃するのだ
>デイジー 数が多くてあふれるって意味だったのか。ちょいと誤解してたな、ごめんよ。 それじゃあ、よろしくな! 頼りにしてるぜ。